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アリスは憂鬱な夢をみる / 半無登録、指名制 / 再建/561


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自分のトピックを作る
511: 蜥蜴のビル [×]
2026-01-04 23:01:36



>エスペランサ

……別に、間違ってねぇよ。あんたはアリスだろ。(出会った彼女はこの状況に戸惑いを抱きながらも妙に落ち着きを持っていて、宝石のような瞳でこちらを見る。それだけではなく、この国を現実と捉えていないから出来ることなのか、躊躇いなく自身に触れた。胸元に触れられた瞬間、びくりと肩が跳ねる。反射的に息を詰めたが、手首を掴んで引き剥がすような真似はしなかった。代わりに、少しだけ身を引いて困惑から低く息を吐き次から次へと小言が上がる「……っ、驚かすな。触るなとは言わねぇけど、俺は見ての通り汚れてる。だから触って汚れても文句は聞かねぇ。それに変なことを言うな、生きてんだから感触があるのは当然だろ」彼女のはしゃいだ声と、確かめるみたいな指の動きが余韻のように残る。彼女が触れていた場所へ視線を落としてから、赤い瞳を細め。全ての小言を言い終えたところで胸を張り、改めて彼女へと顔を向けて。その様子は彼女のことを拒む気はないが、どうにも距離感を測りかねている様子で、尻尾がゆっくりと揺れ「……なるほどな。その反応。ここに来たばかりだろ、あんた。事情も勝手も、まだ何一つ飲み込めてねぇって顔だ。」状況が掴めたとでも言うつもりか、愛想悪く短く鼻で笑い、視線を周囲へ走らせる。薔薇と芝生、異様に静かな空気。ゆっくりと彼女へ視線を戻し、少しだけ声の調子を落として問いかけるのはほとんど確信がある上で、それでも首を突っ込むための覚悟を得るためだった。)それで。あんた、俺に会う前に誰か他の奴と会ったか?




512: 千崎 涼 [×]
2026-01-05 10:04:11




>帽子屋


ありがとう。公爵夫人もいるのね。
( 今日身につけていた服を褒められれば視線を自身の服に向けてから向日葵の咲いた瞳でもう一度彼を捉え礼を告げる。公爵夫人の名が出れば、いよいよ本気で不思議な国に迷い込んだのかもしれないとまた胸が高鳴る。彼のウインクや口角を片方だけ上げた笑みもどんな表情も絵になる。薄紅の唇は彼に呼応するように同じような片方だけの口角を上げて下から視線を持ち上げながら「私の直感はよく当たるのよ。理性じゃなく心が貴方を選んだの。それだけで信頼に値するわ。それに、例え騙されたって貴方にならいいかもしれないわね。それもそれで楽しそう」簡単に信じていいのか、と問われることへの返答は自分でも笑ってしまいそうなくらい無防備な答え。騙されてもいいなんて、普段は思わないがこの世界なら何でもやってみるのがいい。それで転ぶならそれまでだと割り切った自分の考えに自信を持つ。それに、彼はやはりそんな気はないらしい。続けて発せられた言葉に少し肩を上げながら身を寄せるように近づいて「言わないわよ。むしろ楽しみで仕方がないわ」彼の視線を追うように城を見つけるものの、今は城よりも気になるものがある。白い肌に陽が当たる。晴れやかな笑顔はこれから待つワクワクに期待しているようで )
問題ないわ。体力だけはあるの。






513: ウィリアム・ヴェイン [×]
2026-01-05 12:16:29



>赤の女王

( あまり調子が良さそうでないことは添えられた手の感覚からも容易に察せたが、彼女は最後まで身体の重みをほとんど明け渡さずに隣を歩き、背筋を伸ばして去っていった。高潔な人。女王を名乗るに相応しい背中を見えなくなるまで目で追って、彼女が呼びつけた"彼"の訪れを手持ち無沙汰に待つこととした。左右を取り囲んでいた者やメイドたちも女王が姿を消すと持ち場へ消えていき、あっという間に一人になる。すぐに呼べと言っていたことからそう待たされはしないだろうと推測して、赤を基調とした豪華な城壁へ視線をやった。目覚めのときから時間はゆっくり針を進めていて、大きな窓から斜めに光が射し込んでいる。「あなたは独りではない……」と噛みしめるように呟いて、一度姿勢を正し直した。髪を撫で付け、"彼"を待つ傍ら思考の整理を再開する。先程彼女が残していった最後の台詞に返答はしなかった。できなかったというべきか。あれを耳にした瞬間、学生時代一人の教師に全く同じことを言われた情景がぶわりと脳内を流れたが、前後のシチュエーションが少しも思い出せないのである。誰かの手によって鍵をかけられているような感覚がして、その原因がなんのために通っているのか思い出せない定期的な通院治療にあると確信があった。自分の中でもう長い間義務づいているもので、いつから・何がきっかけだったのかを思い出そうとするたび、頭の奥から不愉快に鳴るもののせいでなるべく考えないようにしていたこと。どうしてずっと手放したままでいられるのか!と叫ぶもう一人の自分の怒りに似た何かが虫のように襲いかかってきて、髪を撫ぜていた手に力が篭もる。意識的に呼吸を整えることで蘇ろうとするものを抑え込み、目の前が赤くなる前に無理やり思考を中断した。いつの間にか俯いていた顔を上げると、何事もなかったかのような表情をこさえて手をおろし、そろそろだろうかと周囲に視線をやって。 )


(/ご対応ありがとうございます。非常に迷ったのですが、今回はメイド長のジャックさんとお話させていただきたいです。受け身になってしまい申し訳ございませんが、引き続きよろしくお願いいたします…!)




514: 帽子屋 [×]
2026-01-05 22:10:22



>凉

(落ち着きを持った佇まいと、それだけではない目の前の状況に飛び込む勇気を持った女性だと感じた。その強さが興味を引くことになるとくくっと喉を鳴らすように笑ってから「アンタってば面白い子だね。じゃあ行くよ、薔薇の意地悪で迷子にされないようにね」肩に乗った金色の髪を手で払うように落としてから、彼女が自身を選んだという建前があるからかすっかり親しみを持つような雰囲気で声をかけて。ハイヒールがカツカツと手入れされた庭園を進み始めるとほんの少しだけ目元を細めてから振り返り「聞きたいことならたくさん有るんじゃない?、道中ちょっと歩くからさ。アンタの気になることに答えてあげるよ」まるでこの状況を心から楽しんでるとでも言いたげな彼女の勇気を褒める代わりに自分ができることをすることにしたらしい。暫し歩いてから思い出したように瞳を開いて伝えるのは同居人の存在についてで)アラやだ。いけない、うちにあと二人いるの。悪い奴じゃないんだけど、どっちもちょっと個性が強いから…。何を言われても気にしないでね


515: ジャック [×]
2026-01-05 22:11:37



>ウィリアム

(業務をしていたところなのか、動きやすさを重視した作業着を纏った姿はどうみても“メイド長”とは言い難い風貌で。そんな時に一人のメイドが自身のことを呼びに来て、その理由を伺うと驚きが勝る。ぼさっと下ろしたままだった髪だけを後ろで一括りにして急ぎ足で呼ばれた場所へと向かう。道中、何よりも心を擽り、興味を強く持たせたのは間違いなくあの女王陛下が自ら見つけたアリスがいまこの城にいて、そのアリスのことを自分に託したという状況についてだった。そうして登場するとそこにいたのは、正に圧巻といった美しさや男らしさを持った男だった。少しだけ眉を持ち上げると愛想のいい笑みを表情全体に浮かべ、人当たりがいいと言うのか懐っこいというのか、はたまたしいと呼ぶべきか、そんな気さくな雰囲気で「アリス、お待たせ」と声をかけて。片手の指先が顎のラインにくる辺りまで片手を上げればその手をひらひらと揺らして「いやぁ、待たせちまってわるかった!俺も急いできたつもりだったんだけど、待ってる間の時間って長く感じたろ。」眉尻を下げれば詫びるように、上げていた手の向きを謝罪のポーズに変えて申し訳なさを表に出しながら両方の目を瞑って。それから手を下ろし、瞑っていた瞳を開き改めて自己紹介をするため背筋を伸ばして「俺はジャック。この城のメイドを纏める男、気軽にジャックと呼んでくれ。しっかし、まー。随分な男前だなぁ、隣に並ぶのが恥ずかしくなっちまう」親指と人差し指で輪郭を撫でれば改めて彼の顔をまじまじと覗いて)



516: ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2026-01-05 22:36:40



>トゥイードルダム様

(胸の奥までストンと落ちてきた言葉は、ただの音ではなかった。火事に奪われなければ社交界の花として上辺だけであろうとも口説き文句を恣にしたかもしれないが、現実は幼い頃から孤児院に押し込められて育った自分にとって、自分の内面を女性として褒められるという経験は人生で一度も触れたことのない種類の温度を持っていて、まるで知らない国の風が頬を撫でたみたいにどう反応すればいいのか分からないまま心だけが先に震えて。かつての場所では従順さを褒められ、貴族としての価値なんて何の意味も持たず誰かが自分という存在そのものを見てくれたことなどなかった。だから彼の言葉は、自分の中の空洞にそっと灯りを置くように響いて「…それは、ユリのこと?」大切にすると言ってくれた言葉の主語はブレスレットのことなのか、それよりも自分の事だったらいいのにという願いが小さな呟きみたいに顔を覗かせて。「ユリはきっと、空っぽだったんだわ。ダムや女王様に会うまで、ずっと」自分ばかりが彼に埋めてもらってばかりだから、こんなにも簡単に次々と心が埋まっていく理由を彼ではなく自分にあるのではないかと考えて。こちらを見つめてくれる優しい夜の海みたいな彼の瞳を、ずっと失いたくないと感じれば切なそうにきゅうと眉間をわずかに寄せて、無意識に彼の頬に添えた手にそっと力が加わって)ユリもダムを埋めたいの。ユリがそうなったみたいに、ダムの心をユリでいっぱいにしたいのよ


>チェシャ猫様

ありがとな、チェシャ。…怖かっただろ
(声は低く、でも雪解けの朝に新芽が芽吹くように柔らかい。ただ事実をそっと撫でるような響きで、軽い礼とは重さも意味合いも異なる胸の底から押し上げられた本音の感謝をまずはもう一度。それから、彼が赤を差し出した瞬間の一拍の沈黙が迷いでも逡巡でもなく怖さだったと気づいていたから、誰かのトラウマに触れるという行為にどれほどの勇気が必要になるかを知っているからこそ、胸の奥がじんわりと熱を帯びる。そっと一歩近づいて彼の手首を包むように、まるで繋ぎ止めるみたいな触れ方で手を伸ばし「でも君は踏み込んでくれた。逃げずに俺の怖い部分に触れてくれた。ビビりなチェシャがくれた赤は俺にとってただの色じゃない、君が俺を信じてくれた証さ」言いながら、親指で彼の手の甲をゆっくり撫でる。慰めではなく感謝を伝えるための温度が伝わればいいと願いながら、最後にはふっと憑き物が落ちたような穏やかな笑みを凪がせて「だから、この色もそう悪くないって思える」過去を忘れるのではなく、まさに自分がジャバウォックに言ったように彼の色が自分を塗り替えてくれた。そんな風に感じながら、冗談めいた彼の言葉にハハ!と明るく笑顔を見せて「待たせたな、相棒。林檎でもサクランボでもどんと来な、ただし食う時はチェシャと一緒だ」任せろと言うように厚い胸板を叩いて見せながら、ちゃっかりと明るい調子のまま一緒のおやつを楽しみにするように言葉を添えて。彼の口から直接にその病的な痩身の理由を聞いたわけではないけれど、初めて会った時の僅かな食事すら小さく切り崩すような食べ方に違和感は抱いていた。だから栄養ボムを渡すことで彼を追い詰めてしまわないか危惧していたけれど、少しでも真心が伝わるように、それを見るたび彼が笑顔になれるようにと時間も工夫も費やした贈り物にポジティブな反応を貰えればこちらも嬉しくて、男心が誇らしく満たされていくみたいで満足げに深く笑って「流石!そうだろ、上手く描けてるだろ?納得いくまでに紙屑の山が出来たんだからな」本当は絵の意味が伝わるか少し不安だったけれど、彼が分かってくれたとなれば大きな手を数回打ち鳴らして大げさな拍手を贈って。まさかこの場で食べてくれるとは思っていなかったから無理をさせていないか心配がよぎったが、彼の表情からどうやらそんなわけでもなさそうだと伝わってきて「おう!さて、何味が当たるかな」手品を仕掛ける前のような期待感を煽る声色と共に、彼のリアクションを楽しみに見守って。キャンディのフレーバーはレモンやミントなどすっきりした味わいのものが多く、彼が選んだボックスの二つ折りのミニレターには『これはメシじゃなくてお守りだ。チェシャが今日も笑ってるといいな』と、絵心の乏しさからはギャップのある男らしくも流麗な筆記体でメッセージが書かれていて、紙の右上と左下にはやや形の歪な猫の肉球のイラストが添えられて)



517: ダム、チェシャ猫 [×]
2026-01-06 01:06:38



>ユリーシャ

___どうして。心を埋めたのが僕だけだと思うんですか(つぶやきのように落とされたのは小さな声だったけれど、彼女の気持ちが乗っている声だ。その疑問に対する答えを言葉にして彼女に伝えるよりも先に、頬に触れる彼女の指先に力がこもり、そうして伝えられる彼女の気持ち、曇りのない真っ直ぐさが心を打った。だからこそ、頭が考えるよりも先に声が出てしまう。それは自分としては彼女に言葉でなくとも動きや態度で伝えていたつもりのことだったから、いっそ不思議を浮かべたようなそんな声だった。「僕の心にはいつだってユリーシャ、貴女がいるって。見せてあげられればいいのに」甘酸っぱい苺色の瞳から目を逸らさないように、目と目を合わせて言葉を送る。それから頬に触れる彼女の手を下ろし、そのまま左胸の辺りへ誘導すれば彼女と一緒にいるといつだって早くなる心臓に触れさせて。「質問の答えですが、僕が大切にするのはユリーシャ、貴女ですよ。貴女のことが大切だから、“貴女からもらった”プレゼントも大事にしたいんです。」彼女が胸中でどんな風に気持ちの整理を行っているのかを読み取ることは出来ないから、彼女も同じだと考える。だからこの心の内を少しでも多く彼女に伝えられるように、自身なりの言葉で伝えようとして。)

>ロメオ

~~~~~~(手の甲を伝う優しい指の動き、そして悩んでいた時間を見抜いているかのような彼の言葉。彼のみせる穏やかな表情を見た時、何か返事をしなければと頭は考えるのに、この感情を言い表せる言葉が何も浮かばなかった。うっすらと開いた口、僅かに揺れる目で彼のことを数秒ばかり見つめると、明るい笑顔で調子付くように口にする彼の言葉で漸くははっと吹き出すように笑い声をあげて「仕方ないなぁ。たくさん持ってくからさ、シナモンがきいたアップルパイ作ってよ。」二本の人差し指を使って宙に林檎の形を描くと「“なんでもない日”はいくら祝ったっていいもんね」夜空に浮かぶ三日月のように両方の口端をくいっと釣り上げて、なんでもない日の祝いの場として矛盾する会を持ち出して見せて。ん、と伸ばした腕が彼の頭に向けられる。それからその手が少しの遠慮もせずにワッシャワッシャと、折角のセットも御構い無しに掻き乱すみたいに撫でて「死ぬほど恥ずかしいこと言わせてくれよ。……あんたと出会えてホントーによかった」言い終える頃には気持ちを伝えることが小っ恥ずかしくてンンっと喉を鳴らして。他の誰の為にではない、自分の為だけの考えられたサプライズだらけの贈り物。それが嬉しくてたまらない。先に伝えた照れ臭い胸中が僅かに顔に熱を集めるのを誤魔化すように、選んだ一つを開く。小さな飴玉は光を受けると特別な宝石のようにも見えて、食べてしまうのが惜しくなった。指先で持ったそれを光に透かすように持ってから、彼が自分のために用意してくれたそれを初めて出会ったときに見せたような食べるという行為を生きる為に渋々行うという様子ではなく、あ。と開いた口内へ躊躇うことなく落とし、歯に当たるようにからんと心地いい音がなった。コロコロと舌で飴を転がすとほんのりと苦味があり、それ以上にすうっと爽やかな味わいと、最後に甘さが余韻として残る。キャンディだけではなく、手紙だって楽しみの一つ。書いてくれた本人を前にミニレターも開いて「ん、うま。ミントだこれ、__今日の俺、どう見える?」メッセージの内容も、彼が書いてくれたという事実も、その全てが嬉しくてにやけてしまう。選ばれたメッセージを彼へ見せるその顔には嬉しさが伝わる笑みがあり)



518: 赤の女王 [×]
2026-01-06 11:41:37



■ はじめに / 物語、説明、規約 ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E4%B8%96%E7%95%8C%E8%A6%B3

■ 優遇冷遇 ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E5%84%AA%E9%81%87%E5%86%B7%E9%81%87

■ 提供① ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AE%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BD%8F%E4%BA%BA%E2%91%A0

■ 提供② ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AE%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BD%8F%E4%BA%BA%E2%91%A1


■ 手紙 ■
https://alice.mamagoto.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E6%89%8B%E7%B4%99


■ 常時イベント ■
https://alice.mamagoto.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88

■ 倉庫HP ■
https://alice.mamagoto.com/
※登録アリスページ更新1.6


>只今のお時間、すぐに反応が可能です

519: 千崎 涼 [×]
2026-01-06 12:12:24




>帽子屋


こんな素敵な薔薇が意地悪を…。置いていかれないようにしなくちゃね。
( 真紅の薔薇に金色の糸が流れる。普段こそ無地の着物を着ることが多いが、こんな柄の着物も素敵だ。彼の持つ揺れる髪に目を取られる。綺麗だと純粋に思い、彼の言葉に悪戯に薔薇の花に手を伸ばして。そんな小言を呟きながら彼の背に追いつくよう大きく歩き出す。彼のハイヒールの音に歩調を合わせるように自分もコツコツと低めのローファーの音を立てる。聞きたいことなら山程ある。この世界に順応することは自分にとっては割と容易であると思うものの、疑問を持ったまま行動するのは得策ではない。主人公といえどきっと何処か罠があるかもしれない。そもそも、本当に自分が主人公なのか…。答え合わせしなければいけないことを順を追って理解する必要があった。だからこそ、彼が振り返って自分の助けになるようなことを言ってくれたことに素直に甘えることにしよう。5本、右手の指を全て開き指折り数えながら黙々と自分の頭も整理しながら訪ねていく。「では、幾つか。__1つ、この国は実在する場所?空想の中?此処に辿り着いた時、私は夢かと思ったわ。でも、貴方に出逢ってそうではないと思ったの。だから、きっとここは夢とは違う、でも現実とも違う、新しい場所なのかな?」まだまだ続きそうな程止まらない口。でも、一度にいっぺんに聞くのもどうかと思うので、一旦口を閉ざせば軽く首を傾げて答えを求める。彼が続けて伝えられた事にはふふっと軽く笑みを浮かべる。個性の強い同居人というだけで気になる。それに、個性の強い者とは今までだって何度も対峙してきた。だから、不安はなかった。彼と同じように軽く気さくに心配いらないとばかりに微笑みかけ )それなら是非お話ししてみたいものね。貴方が悪い人じゃないと言うんだもの、もしかしたら仲良くなれるかもしれないわ。楽しみよ。





520: ウィリアム・ヴェイン [×]
2026-01-06 12:19:58



>ジャック

( 現れたのは、短い時間に何度も表情を変える気さくで快活な男だった。絢爛な城内には少々不釣り合いな作業着に、顔の入れ墨、いかにも慌ててくくったというようなミディアムヘア。一体何者だろうかと内心考えつつ愛想良く向き合うと、メイド長のような立場にあると告げられ驚いたように目を見開く。容姿への賛辞に対しては柔らかな微笑だけでとどめて、「……出直しましょうか?」なんて軽口で返して息を吐き。「冗談です。俺はウィリアム・ヴェイン」名乗ったところでアリスと呼ばれるのだろうが、礼儀として一応名乗り返すと人の良い笑みで片手を差し出す。しかしすぐにハッと気がついたような顔をして、一瞬僅かに身体を強張らせた。──自身の非礼を今になって思い出したのである。「聞きたいことだけ聞いたばかりか、名乗りもせず別れてしまった……本当に気が動転していたようだ」失態を悔いるように眉を下げると、呆然とした声色でポツリと呟いた。この世界の不条理さにばかり気を取られて、自分を歓迎し導いてくれた女性に対し、最低限の礼儀すら失念していたのである。名乗り合って初めて完了する日常のルールを欠き、二人目の登場人物にやっとそのことを突き付けられたのだ。しかし今となってはもうどうしようもないことだと自身に言い聞かせ、気を取り直すよう再度微笑みを作る。促すように体の向きを変えると、心の奥底に沈殿していた懸念を潜めた声で口にして。 )
お忙しそうなところ申し訳ない。移動しながらで構わないので、色々聞かせていただけると助かります。答えられる範囲で構わないのですが……彼女は病か何かを?



521: 帽子屋 [×]
2026-01-06 13:58:04



>涼

アハハ!……アンタ、アタシのことを空想だと思ったの?生きてるよ、アンタと同じ。触れるし、喋れるでしょ(多くのアリスがそうだったように、きっと現状は分からないことが分からない、知りたいことは多いはずなのに何から知ればいいのかが見つけられない。そう言ったところだろうか。そんな風に考える中で彼女が向けた質問内容に屈託のない笑い声を嫌味なく上げて、「ここは赤の女王が統べる不思議の国。新しいかどうかはわからないケド。アンタみたいに色んな場所で暮らしてきたアリスが、今みたいにあそこで見つかるんだ。アンタみたいな格好をした子は滅多にいないけどね」深く掘り下げた内容を答えにしたら、それだけで簡単に時間が溶けてしまうことを知っていた。だから、ざっくりと掻い摘んでこの場所がひとつの国として存在していることと、それと同時に彼女たちが生きてきた世界線には存在しない場所だという事実を伝えて。それと同時に着物を纏う女性が少ないことを伝える事で幅広い場所からアリスが来るということを匂わせて。同居人の存在も受け入れられれば少しだけ肩を竦ませてふ、と微笑み)ならよかった。紅茶は好き?うちはみんな紅茶が好きなの。アンタも好きだったらいいんだけど




522: ジャック [×]
2026-01-06 13:58:39



>ウィリアム

ウィリアム、ってことは渾名はウィルやビルってところか。うちにも名前がビルの男がいるよ、蜥蜴の庭師なんだ(軽口と共に彼の名前を教えられればまずはその名前を口にする。アリスをアリスとしてこの国に縛り付けたい、新しい女王候補として元の国に返したくないと意識の強いものこそ頑なにアリスと呼ぶ中で、少しの躊躇いも見せずにその名前からよく使われる渾名を口にすればウンと頷いてからに、と笑顔を見せつつ「いい名前だ。”忘れ”ちゃだめだぜ」深い説明はまた後ほど、先ずは鍵となるそれを口にして。何やら反省、自分の行動を振り返るような彼の様子に少しだけ頭を傾けて。先ずはポンポンと彼の背から力を抜かせるように叩いて「なぁ、腹減ってないか?……あんたはウィリアム、俺はジャック。名前も言い合ったし、もう畏まったのはやめようぜ。」彼から向けられた質問への答えを口にする前に、自身の腹部をポンと叩くと「もし腹減ってたらランチに付き合ってくれよ。話は食べながらいくらでも出来るだろ」潜めるような声で続けたのが彼の優しさや気の回し方だと気づくから、朗らかな喋り方で友人をそう誘うような気楽な空気感を纏いつつ提案をして)



523: ウィリアム・ヴェイン [×]
2026-01-06 16:27:13



>ジャック

( "蜥蜴の庭師"というどんな風体なのかまるで想像もつかない存在について、当たり前のように語った彼と自身が持つ常識の解離に小さく戸惑う。冗談のようには感じられなかったがそれはなんだと話の腰を折るのも憚られ、ひとまず違和感を脳の端へ追いやりそれとない相槌で返答とした。名を忘れるな、という台詞が単なる戯れなのか切実な警告なのか、その人懐っこい笑みからは量りかねたが素直に覚えておこうと頷きで応える。背を叩く手のひらから彼の心配りは容易に伝わって、「ああ、ぜひ。ちょうど小腹が空いていたんだ」と同意を示すとこちらも友に向けるような自然な笑みを返した。女王が彼を選んで遣わせた訳は、この短時間のうちにほとんど理解できたような気がする。この世界を知るための糸口となる人物として、彼の気安い性格はあまりに適任だった。もうすでにさまざま助けられたように思う。周囲に安堵をもたらす男で、自分にはないものだとも思った。行く手を先導してくれるであろう彼についていく意志を仕草で示す。話は食べながら、と断った彼に好奇心の滲んだ口調で投げかけて。 )
俺と君とでは見てきたものが随分違いそうだ。他にどんな話が聞けるか、少しワクワクしてるよ


(/お世話になっております。このまま目的地まで歩きながら世界観の核心とは関係のないやりとりの描写を交わすでも、食事が取れる場所まで場面を飛ばして本腰を入れるでも、土地勘のないウィリアムはジャックさんへついていくままになるかと思われますのでご判断を委ねたく思います。特にご相談などないようであればこちらご返事には及びません。よろしくお願いいたします…!)




524: 千崎 涼 [×]
2026-01-06 16:39:44




>帽子屋


本当。この素敵な髪に触れたかったの。やっぱりここは不思議の国のアリス、なのね。
( 金の髪をすくように左手で撫でる。その美しい髪を愛でるように触れ、愛おしそうに目を細め眺める。指からこぼれた髪を瞳で追ってから再び顔をあげて確信するように童話のタイトルを告げる。「着物のことかしら。そう、アリスは1人じゃないのね」上品かつ色気を漂わす薄紫の着物に手を当てる。彼の話からしてアリスが1人でないことがわかった。下唇に指をそっと当て思案する。夜の仕事というのは客を喜ばすことが基本だ。それが、今は立場が逆転したような気がして居心地がいい。クラブは居場所であったが、やりたくてやっていたわけではない。だからここを離れたくはない。その為には聞かなくてはいけないことがある。自分がアリスでいるために「2つ目、アリスになる条件はあるのかしら。何故私がアリスに選ばれたの?__3つ、元いた場所にはどうやって戻るの?帰らなきゃいけないことがこれから先起こりうるのかしら」赤の女王というワードも気になった。女王から追放されるなんてこともあるのか。学ぶことは嫌いではない、寧ろ多くのことを知るのは楽しい。今もまるで学を貪るように聞いていく。彼の微笑みに自分も応える。紅茶は好きかと問われれば小首を傾げて弧を描くように目を細め )
ええ、好きよ。どんな茶葉があるのか楽しみだわ。





525: オルカード・エリス [×]
2026-01-06 17:35:30



>510 フラミンゴさん


退屈しないでしょ。
(彼の笑む声が聞こえれば思惑通り、にんまりと嬉しげに頬を弛めてその単語に便乗する。表情を捏ね直す仕草に当然の疑問が傾けられて、ほんの数秒沈黙を置く。それは一目には単なる呼吸の間に見えて、その実には言葉と物言いを選り抜く逡巡が伏せ泳ぐ視線に顕れている。「んー……まあ、確かに笑う必要は無いけどさ。最低ライン、真顔になんのが抵抗あるんよ。」何気ない問われ方に此方も出来る限り世間話に近い調子で、きっと尚更理解し難いだろう己に絡み付く感覚を答えていく。そこにもう一つ何か続けかけて、今度はあからさまな躊躇の淀みが歯噛みの隙間から洩れた後、「………“お人形さんみたい”、って言われっから。」補足する為に記憶から用いた台詞には、消しきれない食傷と嫌気が滲んで、平静でいようとしても声音が下がっていく。その増してしまった語りの重さを、ひらり舞うように天へ向けて振った掌と軽薄に吐く短い息で手早く払い落とし、「いやあ、顔が整いすぎてんのも考えもんだよねえ。たまに自分でもビビるかんね、この傾国美人面。」そのまま戯れをたっぷり含んだ道化じみた所作でその手を当てた顎を僅かに上げ、自身の相貌を前向きに強調して話に落ちを付ける。それから聞いた此方の疑問は自身にとって喜ばしい形に解けて、「俄然やる気出んね、それ。よーし、次は――」未踏とは言わずとも難度が高いと聞けば、寧ろ全力掛けて挑む気が湧いてくるのが己の性、にいっと口の端を挑戦的に上げて歩幅を広げる。――歩くほど確実に進み、行き止まりにぶつかる事も同じ道に戻る事も殆ど無くなった。頭に記している迷路の地図が正しければ入り口よりも随分離れた筈と、この空間にある程度慣れが生じるにつれて、意識の割合は経つ時間と彼の様子の方に多く分かれる。「結構歩いた感じすんねえ……フラムさん、まだいけそう?」鏡に飽和する自分の姿が、くらりと崩れるような錯覚に惑う一瞬がある。それでもまだ足取りや態度まで侵されない程度の余裕と探険心に溢れてはいたが、己でこうなら鏡から目を背ける素振りのあった彼はどうかと、気遣うつもりで歩調を弛めて隣に並び尋ね。)




526: ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2026-01-06 21:26:58



>トゥイードルダム様

(導かれるまま彼の胸元に触れる指先がまるで自分の鼓動まで吸い寄せられるようにそっと震えて、問いかけようとした言葉が喉の奥で甘く滞る。彼の心臓の音が自分の手のひらに跳ね返ってくるたび、胸の奥の空洞に温かいものが満ちていくのが分かってしまって、なんだか怖いような気もするのに決して離れたくなくて、規則正しかった呼吸のリズムが少しだけ乱れて。「……ダムはいつだって、ユリのことで心も頭もいっぱい。そういうこと?」顔を上げるその仕草は秘密を打ち明ける時みたいに慎重で、けれど瞳だけは彼の色を求めて真っ直ぐに向けられて。苺色の瞳が揺れて光をすくい上げるように潤んで、そこに映る彼の姿を確かめるように瞬きをひとつ。責めたり試したりするわけではない、ただ信じたいという気持ちが形になった問いかけに声はかすかに震えて、ふっと息を吹きかけられるだけでも壊れてしまいそうなほど繊細な期待が隠しきれずに滲んで。離れたら答えが消えてしまう気がして、自分でも気づかないまま存在を確かめるように彼の熱い鼓動を感じる指先を服を掴むように、ほんの少しだけ縋るようにそっと曲げて。それからやや俯きがちに、自分の中で生まれた未知の感情に混乱するように少し言葉を詰まらせて)…おかしいの。ユリは愛されて、…、…愛されてるから、そんなこと……確かめないでも分かるのに。ダムには、確かめたいの。でも嘘は嫌、悲しくてもいいから、ダムからは…ほんとうが欲しいのよ


>チェシャ猫様

(優しい声で優しい事をたくさん教えてくれる彼が見せる偶の沈黙が好きだった。それはきっと簡単に言葉に表せられないほど彼の心が動いている証拠だから、言うなれば素の彼の反応を見れている気がして。心の闇にまで世話を焼いてくれる彼の存在が自分にとってどれほど大きくて感謝を抱いているか、それが少しでも伝わったのだと実感できる彼の表情を見つめながら思わず「その顔、愛おしいなあ」可愛すぎて思わず笑ってしまう、そんな調子で少し短めの笑いと共に本音が零れて。「そうだ、いくら祝ったっていいで思い出した。クリスマスの後、メリーとハンプティと後夜祭をやろうって話をしてるんだ。チェシャも来てくれよ」一番最初に誘いたかった彼が最後になってしまったのも聖夜の悪戯か、悪戯と言えばこれまでに招待した相手は皆なにかしらチェシャ猫に対して深い関わりを持っているように思えたから、ふと一瞬の沈黙を挟んで「…このパーティーで知り合った人も招待してるんだ。君から聞いてたカジノの主人と、公園の時計屋も。悪魔は金が絡まなきゃ好きって言ってたから迷いはなかったんだが、もし気が向かなけりゃ俺を君と双子の家に招待してくれ」誰とでも仲良く出来そうな彼のことだから要らない気回しかとも思ったが、彼の抱く闇を深く知っていそうな時計屋の口振りを思い出せばパーティという閉鎖的な場で顔を合わせるのは負担になってしまうかもしれない。そう思ったから別の選択肢も提示しつつ、シリアスにならないように声色は軽く伝えて。するとワイルドに遊ばせていた髪をくしゃくしゃに乱されて「なんだ、どうした」楽しそうに戸惑いを口に出しながらされるがままに彼を見つめて。素直な言葉は何よりも鋭く胸に刺さって、傷とは違う痛みに似た何かがじわじわと広がるような感覚に思わず呆けるように数秒フリーズして。そこから照れ隠しをするような彼の様子を見ては最初に感じた愛おしさがまた顔を出して、思わずにやけるように上がる口角を制御しないまま「これからも何度でもそう思わせてやるからな」根拠のない自信に溢れた宣言を堂々と返して、お返しとばかりに彼の喉元を両手でわしゃわしゃと擽るように撫でて。食べることを強制させてしまわないか怖かったから、何てことないみたいに飴玉を口へ放り込む姿と嬉しそうに紙を向けてくれた彼の顔に安堵とも嬉しさとも、救われたような感覚ともつかない温度が胸に広がるのを感じながら「…そうだな。生きてる、って顔してるぜ」茶化す気のない見たままの感想を端的に伝えて、それから自分の乱れた髪にくしゃりと触れながら)お守りとか言いながら、お前のそういう顔見てたら俺の方が守られてる気がする



527: 赤の女王 [×]
2026-01-06 23:48:37




>涼さん背後様

(/お世話になっております。背後から失礼いたします。現在、涼さんと楽しいお時間を過ごさせていただいているのですが、ロルや文章の傾向から判断し、お名前は伏せさせていただきますが、すでにいらっしゃる登録キャラクターを動かされている背後様と同一の方ではないかと感じております。アリスを複数登録すること自体には何の問題もございません。ただ、その際には背後が同一であることを事前にお伝えいただく、という点のみが規則となっております。もちろん、私の勘違いであり、同一背後ではない可能性も十分にございますし、確証のない内容であることも理解しております。そのため誠に身勝手ではございますが、このまま不信感を抱いた状態では、真摯な対応ができなくなるのではないかという不安があり、ここまででお相手を終了させていただきたいと考えました。突然のご連絡、また一方的な決断となってしまい、大変申し訳ございません。涼さんとのお時間はとても楽しく、心より感謝しております。背後様にも、そして扱われているキャラクター様にも、素敵なご縁がありますことを願っております。)



528: フラミンゴ [×]
2026-01-06 23:49:13



>オルカード

………ふぅん、俺にはわかんねェ悩みだなァ。(言葉を選ぶような、言い淀むような、そんな間の後に彼が吐露した悩みの内容は特別自分の見た目に自信があるわけでも無ければ、それこそ作り物のように綺麗な見た目をしているけれど、愛想笑いのひとつもしない知人を知っていたからで。疑問のままに傾けた頭はそのまま、茶化すように続けられた彼の言葉は明るく冗談に誘導するようなものだったけれど、少なくとも、彼が言い悩んだその間も、これまでの彼の人生の中で何かがあり、そして彼が思い悩んできた事実なのだろうと言うことは理解ができた。それがトラウマと呼べるものなのか、それとも気に病むというレベルのものなのか、悩みの大きさまでは計り知れないが、自身までもがその悩みを軽く扱い茶化すつもりは無いようで。僅かに唇の先を尖らせると鏡越しの彼へ視線を向けてから暫しの沈黙、「笑いたけりゃ笑えばいいと思うし、笑いたくない時まで無理して笑わなくても良いんじゃねって思う。……真面目な顔して道探してる面も悪かなかったぜ」それはアドバイスなんて大層なことをするつもりではなくて、ただ肩を張って生きる必要はないことや、この世は意外と気楽に生きられるのだと言うことを伝えたい思いで。同時に知る住人を頭に浮かべればくっと喉を鳴らして「それに、笑ってる笑ってないで評価するやつは俺の知る限りいないと思うョ」眉尻を垂らし、小さく笑う姿は彼とは逆に笑顔が下手で。それでも自身を受け入れてくれる場所だから、彼の悩みが少しは軽くなればいいと口を閉じて。最初の方は何度か同じ道に出ることもあったけれど、次第にそれも無くなった。記憶力、判断力、共に長けているのだと彼を見てはそう感じて。こちらを気遣ってくれる優しさに頷いてから「久しぶりに中入ったから楽しんでたとこ。……降参かァ?」最後には煽るような揶揄うような声でにや、と笑みを浮かべながら問いかけて)



529: ダム、チェシャ猫 [×]
2026-01-06 23:50:06






>ユリーシャ

(赤い薔薇がこれでもかと沢山咲き誇る庭園で、“僕“が見つけたアリス。まるでお伽話の中に生きるような、悠々とした絵本の中の可愛い女の子。寂しがりやで、甘えん坊、僕がいなければ生きていくことができないような、甘いお砂糖菓子で作られたような、そんな繊細で可愛い女の子だ。彼女を出会ってからの毎日は間違いなく特別で、彼女を喜ばせたいと考えることが楽しみになっていた。可愛いアリス、光の入らない大きな瞳。その瞳に煌めくような光が入るところを見たいと、そう思っていた。服を掴む手は小さくて、見上げる瞳には薄く涙の膜が張っている。感情の海の中から、気持ちを整理する言葉を探す可愛いお姫さまが求めるものがわからないほど鈍感な男じゃない。彼女が求めているものをそのまま渡すことが出来ると思ってしまうのは自惚れかもしれないが、それでも自分の思う通りにこの気持ちを伝えることで彼女のことを自分に縛り付けることができなかった。ほんとうを欲しがる、彼女に気持ちをぶつければ叶うような気はしたけれど。それは何も知らない雛鳥に自分にとって都合のいい未来を押し付けることだとグッと飲み込んだ。真剣な顔で、彼女のことを真っ直ぐに見つめる。それから二つの瞼を下ろし、すうと短く息を吸い込んで、もう一度開く。覚悟を決めるような、葛藤を振り払うようなそんな気持ちで置いた間。ふ、と浮かべる表情はいつだって彼女に見せるような優しい微笑みで「僕は貴女に、アリスを辞めてほしい。」眠る前に紡ぐ子守唄のような優しい声でそれを伝える。彼女が女王陛下に焦がれているのを知った上で、その上で打つける本音だった。)アリスのユリーシャ、女王候補のユリーシャ、この国のみんなのユリーシャ、……これを全部捨ててほしいって、思うのが僕の“ほんとう”です。


>ロメオ

(愛おしい、彼が落としたその言葉が自分に向けられればそれを抱く側になったことはあれども、それを伝えられる立場になるとは思わなかったから思わず頭の中でその言葉の意味を考えてしまう。自身がその気持ちを抱くときは守りたかったり幸せになってほしいと願うときだったから、彼が自分にもそう思ってくれているのだと考えると嬉しさと身に余るような恐れが同時に襲う。折角の楽しい場を、空気を読むのに長けてる彼が自身のその揺らぎに気づいてしまわないように浮かべたにやけ面で「ロメオくんは俺のことが大好きなんだなァ。その愛で窒息しそうになるよ」伝えることは本音を交えた冗談。彼が向けてくれる深い想いは友情の一言で落とすには足りないくらい、真直で優しい、愛そのもののように感じた。そんな彼から思いがけない誘いを受けると端から断る気なんてなかったけれど、返事を聞くよりも先に彼がパーティで出会った人物、彼らにもその誘いをしているということとその上での気遣いを伝えられる。代替え案までもをくれて、無理をさせたくないというその優しさを最後まで聞いて「そりゃあ魅力的な誘いだ!強がんなよ、俺がいないと寂しいくせに。」浮かべるのは強気で揶揄うようなそんな姿勢、猫が返事を待つ時のように少しだけ頭を傾けて「親友からの誘いならいつだって喜んで。__あ、でも。俺が虐められてたら助けてね」まずは彼からの誘いを喜ぶように、嬉しかったという気持ちを伝えるように、誘いへの返事を口にしてから最後に添えるのは、苦い薬を飲むときにも似ているそんな渋い表情での付け足して。口の中いっぱいに広がるのは爽やかな甘さ、胸の中に広がるのは優しさだったり暖かさ。彼の手が喉を擽れば心地よさにぐるぐると喉が鳴り、自分だけじゃなくて、彼もクリスマスだからと気持ちを素直に伝えられてるのだろうと照れ臭さに目が細くなる。いいクリスマスだと彼の感想を大切にするように最後まで聞いてから、男前の無邪気な笑顔。それを前にして自分なりの愛おしいを違う言葉に置き換えて伝えて)ロメオのそんな顔見れるなら、何を無くしたっていいかも。



530: ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2026-01-07 01:37:09



>トゥイードルダム様

(薄汚れた白い壁の檻、消毒液みたいな香りのする冷たいベッド。二度と戻りたくないそこから連れ出してくれたのが彼でないとしても、あの庭園で自分を見つけてくれた時から彼はまさに白馬の王子様だった。この夢みたいに素敵な世界で生きていくための軸、基盤、その全てを形作っている中に漏れなく彼の存在があるから、彼を失うことはこの国で生きていく上での灯りも道も何もかも失くしてしまうのと同義だった。――アリスを辞める?、意味を掴みきれないまま彼の優しい微笑みと甘く蕩かすような声をなんだか遠くに感じるみたいで、世界の時間が止まったような気がして。その響きは奪うようなものではなく、むしろ〝アリス〟という役割から外れてもこの国の一員でいられるのかもしれないなんて都合のいい期待を想起させて。自分がここに存在してもいい確固たる理由だったはずのそれを彼が優しく壊していく、壊されるのに怖くなくてむしろそこに全てを委ねてしまいたくなって「――ユリを、ひとりの人として、見てくれるのね」それがこの国でどれほど大きな意味を持つか、多くを説明されたわけではなくても何となく察しがついていた。思えば自分に信じる力や勇気が無かっただけで、最初から彼は一貫して自分の事をそのように見て、扱ってくれていたように感じて、だからこそ涙が零れてしまいそうなほど嬉しくて、幸せで――『選択を誤らないで』ハッと目を見開く。女王様の声が耳の奥で木霊して、もう一つの願いを思い出してしまう。女王様のアリスになって、女王様を助けたい。「それは…〝アリス〟にしか出来ないこと?」震える声は出した自覚のない自問で、指に収まった勇気の証がジリジリと嫌な熱を持って指を締め付けるような錯覚を覚えて。女王様にも騎士さまにも〝女王様のためにがんばる〟なんて大きな口を叩いておいて、舌の根も乾かないうちに心地よいダムの腕の中へアリスを捨てて飛び込みたいと思ってしまった。そんな自分が嫌で、でも彼の事が、でも女王様の事も…。答えを出せないまま、葛藤や迷いや自己嫌悪が一粒の涙となって押し出され、顎を伝い落ちて「…どうしたら、いいの」声は涙に濡れて、けれど弱さだけではなく必死に答えを探そうとする痛みが滲んでいた。勇気の指輪がまるで“選べ”と急かすように脈打っている気がして思わずぎゅっと手を握りしめて「女王様のこと……だいすきなの。あのひとの光に触れて、ユリも誰かを助けられる人になりたいって…そう思ったの。だからアリスをがんばろうと思った。女王様を、助けたいの。………でも、ダムのほんとうを聞いたら、ユリ…、それを忘れちゃうくらい、嬉しかったの」必死に涙を堪えようとするのに、人生で初めて経験する大きな分岐点に揺さぶられる心は未熟だからこそ涙を止める術を持たない。その告白は罪悪感と幸福が混ざり合った甘い毒みたいで、見たくなかった自分を見つけてしまったことを恥じるみたいに一度ぎゅっと固く目を瞑って「…そんなユリ、嫌なの。女王様を裏切るみたいで、……でも、ダムのそばにいたいの」涙の粒か光の加減か分からない潤んだ苺色をそっと開いて、彼をまっすぐ見つめる瞳には感じている迷いと同じくらい強い願いが宿って「……ユリは、どうしたら、ダムの〝ユリ〟でいられるの…?」それは答えを求める言葉ではなく、心の奥底から零れた祈りみたいな声で)


>チェシャ猫様

(冗談めかした彼の言葉が耳に届いて、反射みたいに楽しそうに笑い声を上げて堂々とその通りだと肯定しようと軽口を返しかけたところで胸の奥でちくりと存在を主張した違和感に気づき、笑い声は不自然に尻すぼんで。単なる友人同士の戯言、そのはずなのに妙に胸に残り、愛で窒息しそうなんて言葉に心がざわつく。何に反応しているのか自分でも分からないまま一瞬だけ視線を逸らし「そりゃ…、大好きに決まってるだろ」数多の夢や甘言を囁いてきた舌は鍛え上げられてテンポ良く回るはずなのに、返した言葉はどこか歯切れが悪く何か焦りのような色もわずかに混在して。そんなの親しい友人に向ける言葉としてありふれているはずだと、胸の奥で疼く違和感を無理やりねじ伏せ「チェシャだって俺のこと大好きだもんな」返す刀の軽口のつもりだが、そこには自分でも何を確かめたいのか分かっていない妙な空回りに似た調子が混ざってしまって、らしくないと短い溜息を勢いよく吐き出し両手で自分の髪を全部前から後ろに乱雑な手つきで撫でつけて。重力に従ってふわふわとボリュームを取り戻す髪を整えないまま「…そう、だな。チェシャ無しってのは考えてなかった」彼の揶揄う口調にも小気味よく打ち返せず、特に隠してもいない本音を呟いて。彼の表情が苦いものに変わったのを見て、そんな顔をさせたくないという気持ちが湧くのは数分前でも今でも同じ筈。だから今度こそ正体不明の胸のざわつきを見ないふりして、ようやくいつもの調子でニッと笑顔を浮かべ「散々俺を助けてくれたダチを助けられる役なんて最高じゃねえか。メリーに先越されないようにずっとチェシャを見とかなきゃな」彼には一秒たりとて嫌な気持ちになってほしくないけれど、万が一その時が訪れてしまったのならば自分以外の誰にもその手柄を譲りたくない。張り切るようにぐっと力強くサムズアップして、でも最後に伝えてくれた言葉にまた抑えつけたはずの違和感が頭をもたげて「…俺はチェシャに必要なものは何も無くさないでほしいぜ。俺はいつでも隣にいるから、安心してずっとそんな顔しといてくれ」口から出る言葉には今度は淀みもなく、間違いなく本心からのもので。一緒にはしゃいでくれる顔も、穏やかに微笑んでくれる顔も、口が裂けるみたいな特徴的な笑顔も、全部守りたいと思える。どう足掻いてもそれが本音、今はそれでいいと短く素早く息を吸い込んで彼の肩をトントンと優しい力で叩き)そろそろ身体がポカポカしてきたろ?猫は寒がりだからな、ジンジャーも少しだけ加えてるんだ。そのうち丸くなって居眠りしたくなってくるぜ




531: ダム、チェシャ猫 [×]
2026-01-07 12:04:13



>ユリーシャ

(先日、陛下との謁見を終えた彼女がその前後で此方に伝わるくらいの決意を得ていたことを一番近くで見てきたからこそ、選択を迫られて苦しむ姿に胸が詰まる。苦しむように、正解なんてきっと存在しない選択肢の中から最善を選ぼうとする彼女を見れば、ふと黒兎のことが脳裏に過った。言い方は悪いが日々多くのアリスが呼ばれるこの国で、共に特別だと思いあったにも関わらず“国のため”に手放すなんて考えられないとその当時思ったもの。国のことよりも自分のことが大事で、可愛いじゃないかと、確かにその当時思ったのだ。自分の身に起きたらどうだ、女王候補の一人としての未来と一人の女性としての未来を前に涙を浮かべるほど苦しみながら悩む、そんな彼女を前にして、___そんな身勝手な、自分の幸せのための選択肢を選ぶように誘導することなんて出来る筈がなかった。国を選ぶべきなのか、僕を選ぶべきなのか、それを強いるには彼女はまだ日が浅いということも知っているから、かける声は暖かく、急がなくていいのだと伝えるように「ユリーシャ、僕の幸せは貴女の幸せです。僕の心は貴女の傍に、……だから、そんな顔をしないで。貴女が女王陛下になる道を選んでも、僕だけのユリーシャである道を選んでも、僕が貴女から離れることはありえません。」彼女が沢山の感情や言葉の中から気持ちを選ぶように一生懸命に送ってくれる言葉に応えるように、自身もまた、利己的になってしまいそうな感情を振り払って彼女のことを考えるように言葉を選ぶ。「もっと沢山、この国に触れてください。僕だけじゃなく、沢山の人と関わって、もっと国を知り、僕の生きてきたこの場所を好きになってほしい。……、それから、アリスとして生きるのかユリーシャとして生きるのか、貴女の目で見てから決めてほしいです」沢山の人との交流は、きっと彼女の世界を広げるはず。その先に隣に並ぶのが自分では無くなるかもしれないけれど、彼女が幸せに生きられるそれが一番うれしいとそう思えるくらい、自分本位な価値観で生きてきた自分からは考えられないほど、そう思ってしまった。そう思ったけれど、最後には悪戯をする時のように涼し気に軽さを持った笑みを見せて、抑えることが出来なかった独占の気持ちを無自覚にも自身へ彼女を縛り付けるように口にして。)ユリーシャ、貴女は僕と出会ったその時からずっと。この、トゥイードル・ダムのユリーシャです。


>ロメオ

(投げた言葉や気持ちを此方が思っているよりもずっと丁寧に汲んで戻してくれる彼が、ほんの少しだけ僅かに見せた綻びのような違和感に傾ける頭が少しだけ深くなる。どうしたのかと、その違和感を突くよりも彼が先に出会ったという悪魔とジャバウォックという存在が引っ掛かり、ハッと心配に拍車を掛けたらしい。瞳を丸くし、瞳孔は獣が警戒する時のように細く縦に伸びた。そんな眼差しで彼のことを覗けば彼の肩に片手を置き、もう片方は彼の意識を確認するように目の前でヒラヒラと振って見せて「ロメオ、俺に会うまでに何か変なもの飲まされたりされなかったか。」テンポのいい会話を得意としている彼が見せたその違和感が、心配に働くとへにょと眉が垂れる表情で分かりやすい不安を前に問いかけて。慣れない酒を飲んで、ふわふわとしていた気持ちも気づけば落ち着いていて、酒を抜くのに冷やしたからだも内からぽかぽかとじんわりとした温かさが広がるようだった。言われてみれば体の調子がよくて、これはすごいと感心から自分の体を見下ろして。単純に肉が足りない体は特に末端から冷えやすいのに、今は暖かくて「ホントだ。酒が残ってて暖かいんだと思ってたけど、優しさからだったんだなぁ」肩に触れる彼の手を?まえるように触れて。肩へ受ける一定の刺激は確かに睡魔を誘うようで、だからこそその動きを止めてから抗うためにも楽しそうに、そこには興味だけとは言い難い焼きもちにも似た感情を織り交ぜて口にして)せっかく会えたんだぜ、まだ寝たくないから居眠りしないように俺を寝かすなよ。……それで、親友。俺に会わないで何して過ごしてたのさ



532: ジャック [×]
2026-01-07 16:57:08



>ウィリアム

ははっ。そりゃ良かった、一人で食べるよりも誰かと食べるほうが美味いから、付き合ってもらえて嬉しいよ(誘いに彼が乗ってくれると安心する様子で双眸を細めて見せて。腹が膨れれば今よりももっと視野を広く、そして落ち着いて物事を見ることができるから。加えて、彼がまだ状況を読めていないにもかかわらずこの国で食べ物を体内に入れることに対しての嫌悪感が見られないことにほっとする。食べ物を食べるという行為には一定の信頼がなければならない事を知っているから、幾分か雰囲気が和らいだ彼の様子に笑みを深めて。豪華な城内を進む道中、他愛のない世間話を口にしながらアリスが使うことの多いサロンへと彼を招き。その場所はこの時間、使っている人がいなかったようで事前に指示を出していた通り軽食のメニューと紅茶が用意されていた。そのテーブルへ彼を先に座らせるように座席を引いてから、「フィンガーサンドは燻製サーモンとキュウリが使われてて美味いよ。」とひと声を添える。それから予め用意されていたティーセットで紅茶を仕上げてから自身も席につき、目の前にはフィンガーサンドの他、チーズの盛り合わせやクロテッドクリームのスコーン、小さいけれどフルーツがたっぷり使われたタルトが並んでいる。畏まったテーブルマナーは生憎と持ち合わせていないようで、ティーカップを少し掲げてから彼を迎えるための言葉を送り)これからよろしく、素敵な出会いに感謝だ。


(/先ずは、すでにお返事を頂戴しておりましたにもかかわらず、私の確認不足により気付くのが遅れてしまいご返信が遅くなりましたこと、申し訳ございません…!!今後はこのようなことのないよう、十分気をつけて参ります。
また、ウィリアムさんといつも楽しいお時間を過ごさせていただいており、心より感謝しております。ではお言葉に甘えまして、食事が取れる場所へ移動した物として続けさせて頂ければと思います!
改めましてお詫び申し上げますとともに、不束な主ではございますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします…!)



533: 匿名さん [×]
2026-01-07 17:06:15


指名 : 相性の良さそうなどなたか
登録or無登録 : 登録

名前 : メアリー
年齢 : 9歳
性別 : おんなのこ
性格 : 太陽のように明るくておてんば。勇猛果敢で天真爛漫。おてんばでドジっ子だからお皿落としちゃったり花瓶倒しちゃったりするけど、悪いことしちゃった時はバレるまでしらんぷり。バレて怒られると反省はする。でもまたやっちゃう。みんなとお喋りするのが好きなので誰にでも話しかけにいくし、ちょっと馴れ馴れしいとこがあるかも。精神年齢が年相応に幼いのでちょっと嫌なことがあったらすぐに不貞腐れるけど、お菓子を食べればすぐにきらきらのおひさまみたいな笑顔になる。しあわせなくらいに単純な子だね。お姉さんぶりたいお年頃で、立派な淑女に憧れて頑張って言葉遣いを直し中。お勉強も頑張ってるの。でもどうしたって悪戯好きだしはしゃいでしまうし、まだまだがきんちょ。立派な淑女までは遠い道のり。
容姿 : 綺麗なママ譲りのふわふわな金髪と、優しいパパ譲りの緑の瞳。ぱちぱちってまあるいお目目はきらきらで、やっぱりお父さん似で少し垂れ気味。ふわふわくるんな髪は腰あたりまで。おろしたまま。よく笑うしよく口を尖らせるしよく涙目、と感情は顔に全面的に押し出す。嘘とかつくのは全然向いてない。白い薔薇をあしらったクリーム色のエプロンドレスを着用。キャラメル色のメリージェーンは丁寧に磨かれていつもぴかぴか。ふわっとした袖と、白い靴下の下には拘束具の痕が根強く残ってる。身長は125cmくらい?平均届かないな~って感じ。非常に小柄。もうちょっと背が伸びないものなのかな!
備考 : 家族と火の記憶には蓋。思い出そうとすると頭がすっごく痛くなるから余計に家族のことも火事のこともわかってない。だからこそ、孤児院と病院を往復する今が苦痛で仕方がないの。メアリーどこも悪くないのに! でも本人に記憶が無いだけで、孤児院に引き取られた頃は常にパニック状態だったし、頻度が減ったとはいえ今でもふとした時に症状がでちゃう。症状がでて苦しかったことはけろっと忘れちゃうから、余計自分は正常だと思ってるみたい。パパとママは遠い所にお出かけしてるんだって。早く帰ってこないかな~。
痛いのは嫌! そうやって騒いで逃げるから病院内では問題児として拘束されたりお薬で大人しくさせられたりすることが多かった。

ロルテ
( お外の天気はとっても良くて、メアリーはこんなにも元気なのにどうして引っ張られないといけないの。いつもと違って怖いおねえさんに腕を掴まれながら暗く長い廊下を引き摺られるようにして歩く少女の顔は不機嫌そのものだ。この先に待つのは堅くて冷たい部屋だと学習しているからこそ、むずむずといや~な気持ちが止まらなくて仕方がなくなり遂には「嫌っていってるの!」と目を瞑ってきゃんと喚く。ぶんと小さな手足を振り回すとまあ当然の如く制止の声が響き知ったこっちゃないと抵抗を続けていたが、不意に手の甲に鋭い痛みを感じて「いたっ」という悲鳴とともに目が開いて。飛び込む強烈な色彩に一瞬だけ目を細めて、またぱっちり開く。右も左も上も下も、お空以外は薔薇とその散った花弁で真っ赤っか。暗い建物も怖い先生もお姉さんも見当たらなくて、手の傷はまだじんじんと痛いから夢でもない。都合の良い解釈を小さな頭の中で広げると美しい薔薇たちを見回して可憐な笑顔を見せる。大人っぽいいい匂いを胸いっぱいに吸い込んでから薔薇たちへ声をかけた。 )
ありがとう!メアリーのこと守ってくれたのね


(/参加希望です。キャラやロルに関して問題ないだろうかと不安もありますので、不手際などあればご指摘いただけると幸いです。)






534: 赤の女王 [×]
2026-01-08 16:21:19



>No.533 匿名さま

(/素敵なプロフィールをお送りいただき、誠にありがとうございます。とても魅力的なお嬢さんで、細やかに大切に考えていらっしゃることが伝わってまいりました。ただ、プロフィールを拝読した段階で、相性についていくつか不安を感じる点があり…。こちらの実力不足により、このご縁にきちんとお応えすることが難しいと判断いたしました。せっかくお声がけいただいたにも関わらず、この場でお受けできず申し訳ありません。頂いたプロフィールは本当に素敵なお嬢さんですので、ぜひ別の場所でご縁を結んでいただいて問題ないと思っております。この場で応えられなかったこと、重ねてお詫び申し上げます。
背後様にも娘様にも、今後より良いご縁が訪れますことを心よりお祈りしております。)



535: 赤の女王 [×]
2026-01-08 18:01:34



■ はじめに / 物語、説明、規約 ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E4%B8%96%E7%95%8C%E8%A6%B3

■ 優遇冷遇 ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E5%84%AA%E9%81%87%E5%86%B7%E9%81%87

■ 提供① ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AE%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BD%8F%E4%BA%BA%E2%91%A0

■ 提供② ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AE%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BD%8F%E4%BA%BA%E2%91%A1

■ 手紙 ■
https://alice.mamagoto.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E6%89%8B%E7%B4%99

■ 常時イベント ■
https://alice.mamagoto.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88

■ 倉庫HP ■
https://alice.mamagoto.com/
※登録アリスページ更新1.6


>只今のお時間、すぐに反応が可能です


536: オルカード・エリス [×]
2026-01-08 19:57:23



>528 フラミンゴさん


(“お人形さんみたい”の一言を、純粋な意味としてだけ貰えたのならどれ程良かったか。現実には自分を不浄と邪に蝕まんとする不特定らに幾度も向けられて、今や聞くだけで感情が食あたりを起こす呪いに近しいもの。無論そのまま言われっ放しなんて儚い弱さとは全くの無縁だったが、それでも未然の盾として“明朗な笑顔”が最適であると学び生きてきた。一から十まで自己事情のそれに理解を求めるつもりは端から無く、知らせた後には道化の仕草で笑ってくれたら上々なんて考えて。――けれども。解らないと言うその口からは、精一杯に寄り添うような言葉と笑顔を贈られた。上辺じゃない、気休めでもない、不器用だからこそ伝わる温かさに、もう少しばかり甘えたくなってしまう。「……ありがとう、フラムさん。」鏡越し、彼を見詰めてふっと微笑む。ひと時荷を下ろして休む安らぎを滲ませた面持ちと声音は、夜の海に似た静けさと穏やかさを湛えている。礼を告げるその瞬間だけ、盾の陰にある表情の静謐さを覗かせた次にはもう、いつも通りに戻っていた。――さて。笑顔の盾を構えている、とは言えども、隠した表情の大人しさ以外は全て生来のもの。無警戒なほど旺盛な好奇心と懐こさも、無鉄砲に前向き過ぎる行動力と享楽好みも、ハングリーな向上心と負けん気も、紛れも無く“オルカード・エリス”が生まれ持った気質である。つまりは、「まっさかあ。疲れてたら肩でも貸してあげようと思ってさ。ほら、オレがクリアするとこ間近に見れないとか可哀想じゃん。」気遣いに揶揄か煽りを返された途端、焚き付いたようにはっと挑戦的に鼻で笑ってじゃれてみせるのは、偽りでも演技でもない本心からの言動である、という事。彼に疲労や弱りが見られないと解れば一安心、また何歩か前へと出て迷路へ挑む。――もう暫くと歩いて、ゴールがあるならそろそろかと思える頃合いに現れた、恐らくは最後の三叉路。一度分かれ道のど真ん中に立ち、その先をじっと真剣な眼差しで観て頭の内のマップと照らした後、「――こっち。」選んだ一つの道に迷い無く踏み出し、自信を持った足取りで進んでいくが、果たして結果は如何と行き着くだろうか。)




537: ウィリアム・ヴェイン [×]
2026-01-08 22:02:46



>ジャック

( ベルガモットの香りがする。オススメされたフィンガーサンドは非常に魅力的なフォルムでメインに位置取っていたが、華やかなテーブル上で最も心を奪われたのは、彼が慣れた手つきで淹れてくれた香りの良いブレンドティーだった。美しい装飾が施されたティーカップに手をかけると、まるで1杯目のビールを呷る前のように掲げてみせた彼に思わず笑みが溢れる。「こちらこそ。彼女が引き合わせてくれたのが君で良かったともう何度か思っていたところだよ。きっと仕事中だったろうに、付き合わせてしまって悪いね」眉を下げて微笑みを浮かべると、美しい所作で食事に手を付け始めた。紅茶は人並みに好んで飲むが、元来食に対してこだわろうとか時間をかけようという気はほとんどない。彼オススメのフィンガーサンドは、普段詰め込むように摂っているマスタードの味ばかりする玉子サンドとは比べてよいはずもない口当たりで、取り立てて勧めるのも頷けるなと心の中で納得した。「……何かに選ばれて招かれたということ。そういう人間をアリスと呼んでいることは彼女から聞いたよ。言いづらいことを無理に話してほしいとは思わない。君が必要だと思うことを、教えてくれると嬉しい」いくらか食事を進めつつ、落ち着いた声でそう切り出す。尋ねてしまえば言いたくないことでも言ってくれそうな男だと思ったから、何を告げて何を告げまいか、その取捨選択を託せる形で問いかけて。 )


(/いえいえ、とんでもないです…!これは打ち切りということかなと受け止めており漏れの可能性が1ミリたりとも頭になかったので、まさに青天の霹靂でございます。もう終わってしまったのだと信じて疑っていなかったので、こうしてお話できることが以前にも増してありがたい気持ちでいる次第です。早とちりであったとわかったことが何より幸せなしらせだったので、どうかこれ以上の謝罪はなさらないでください。今後とも精進いたしますので、あらためてよろしくお願いいたします…!こちら特に何もないようであればご返事には及びません。ご丁寧にお声がけくださりありがとうございました!)




538: ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2026-01-08 22:35:55



>トゥイードルダム様

(これまで自分で生きる道を選べたことなんてなかった。その時々で流されるがままに生きてきたことから決断力が養われていない頭では碌な取捨選択が出来ず、自分の尻尾を追いかけて目を回す子犬みたいに頭の中には答えの出せない事柄がぐるぐると渦巻いて。でも、自分がどんな道を選んでも〝離れない〟と言ってくれた彼の言葉はその時だけの都合のいい台詞のようにはとても思えないくらい心が込められていると感じたから、それに共鳴するみたいにぴたりと涙が止まって。「…ダムの幸せはユリの幸せ。ユリがユリでも、アリスでも、ダムはユリからぜったい離れない。……もう、幸せだわ」正しく言葉を理解するために、さらに言えば人生で一度しか貰えないかもしれないほど嬉しい言葉を自分の少し螺子の緩んだ頭に刻み付けるために、一言ずつを確かめるように復唱することで筆舌に尽くしがたい多幸感が心に満ちて、思わず胸のあたりを両手で抑えて「もし、…もし、ユリがつぎの女王様になったら……ダムがユリの騎士さまになるのかしら」もちろん仮定の話だとは前置いたそれは問いかけというより夢想に近くて、現実を確かめる強さよりも触れれば崩れてしまいそうな淡い期待の色が濃く。自分も彼に対してそう思うように、誰にも取られたくない、独り占めしたいという願いが滲んだ言葉は今まで何度か貰っていたから、いつもみたいに甘くて流れるみたいな上手な言葉選びと優しい声で〝ダム〟を選び取るように誘導されてしまうような予感もあった。でも、優劣をつけられないくらいダムも女王様も大好きだと彼が理解してくれたからこそ、彼の腕に閉じ込めるのではなく道を拓いてくれたことに何となく直感で気が付いて「…やっぱりダムは、いつでもユリの先に道をつくってくれるのね」ふっと花弁が落ちるみたいな薄く柔らかい微笑みが零れて、そっと彼の頭に手を伸ばして「えらいわ、ダム」初めて会った時はただ彼を真似しただけだったけれど、今では心から彼をそう思って労わるようにゆっくりと数回撫でて。「女王様をひろったライオン、物知りの芋虫、喋るムカデ。ディーと騎士さまが教えてくれたの。ユリ、このひとたちに会ってみたいわ。ねえダム、ユリを連れて行ってね」ダムが好きだというこの国、女王様が守りたいと思うこの国、そこに生きるまだ見ぬ魅力的な人々。知りたいという気持ちはただの好奇心で片付けられるものではなく、ドレスのまま雪の中へ駆け出したいくらいで。先ほどまで答えが分からないと嘆いていたのも嘘みたいに頭の中はクリアで、分からないなら見つかるまで探せばいいと素直に思えたのは間違いなく〝どの道を選んでも離れない〟とダムがくれた約束のおかげ。するり、彼の首に腕を回して近い距離で優しい夜の色を覗き込んで彼以外の人物の元へのエスコートを命じるように強請って「だいじょうぶよ、ユリはダムのところにかえってくるんだから」ふ、とほほ笑む顔は有無を言わせないような包容力を醸して)ダムも、もうずっとずっとユリのダムなのよ。


>チェシャ猫様

飲まされたっつーか、自分で飲むことを選んだって方が……いやでも時計屋のミスターが俺の体の時間を戻してくれた…?から、何ともないぜ
(肩に置かれた体温に意識が集中してしまうみたいで、反射的に視線をそこに向けてしまう。次いで目の前で動くものがあればこれまた自分の意思とは関係なくそちらにふらりと目線が寄って、彼を安堵させるためのジェスチャーとして胸のあたりで両手を上げて問題ないと言葉で説明を初めて。悪魔の名誉のために彼の表現を訂正して、そこでハタと気付くのは心配性の彼にそんな無謀を白状したらまた余計な心配を増やしてしまうかもしれないということ、だから焦って話題を次に向かわせるように事実を並べて、最後には〝な?〟と言いたげな顔で彼を見つめて。彼の華奢な肩の感触を確かめていれば上から重なった体温にやはり胸はとくりと一度だけ大きく脈打つ。喉の奥で響かせるような低い笑いを数秒、その後に自分の手を捕まえている彼のそれをさらに捕まえるみたいに細い手首を痛くない程度に掴んでぐいと自分の方に引き寄せて「寝かせるな、とは熱いお誘いだ。応えないわけにいかねえ」楽しそうに、というよりも自分と二人の時間を望んでくれる彼の言葉を心の底から喜ぶように、喜色の滲むご機嫌な声で低く言えば近くの二人掛けのソファーに腰を下ろして彼の手首を柔く引っ張って)パーティーの始まりは乾杯からだろ?立食会場で悪魔に出会ったんだ。驚いたぜ、彼専属みたいなナリをしたメイドが居たんだ。チェシャだけのメイドも城にいたりするのか?




539: フラミンゴ [×]
2026-01-09 23:08:10



>オルカード

(自らの容姿に強い自信を持っているようで、それを良しとしない葛藤や苦しみに似た感情を彼を通して感じた。ただ、それを彼が言葉として言いたくないのなら追及するのはきっと自分の役目ではないだろうし、客観的に見ても会話やコミュニケーションが上手とは言い難い自身の役目ではないだろうと口を閉じた。しかし、そんな彼から感謝の声を送られれば癖のように下がる眉尻はさらに深く下がり、そのお礼の意図を探るように瞬いた。探るように考えるように、意識を向けたのは短い時間。鏡越しに見る彼の表情が穏やかだったから、彼が良いならそれで良いのだと深く考えることをやめた。「どーいたしまして」なんて何に対して答えているのかも正直のところわからないけれど。彼が抱える荷物が少し軽くなったならそれで充分、このミラーハウスは自分を見直すのにぴったりな場所だから、きっと彼の中で何か少しでも気持ちの整理ができたのだろうと自身も口元に笑みが浮かび。そうしてたどり着いたのは最後の選択肢、彼は導かれるようにそのうちの一つを迷いなく選んで見せた。彼に続くように進んだ先、全面を包むように広がっていた鏡は一瞬にしてゆっくりと霧に代わる。ふわりと漂うのは紅茶の香り、チクタクチクタクと秒針の音が徐々に大きくなり、鏡に映るのは跪くトランプ兵とその視線の先には王座の間が。まるで戴冠式でも思わせるようなその演出の後、“迷宮を越えしもの”と一つの扉が現れる。彼のためのショーが一通り終われば彼の肩を抱き込むように腕を回して)やったなァ!ゴールだぜ、ゴール!



540: ジャック [×]
2026-01-09 23:08:44



>ウィリアム

!、──それは、すごく嬉しいな。あー!仕事は何も気にしないでいいんだ、アリスより大事な仕事なんて存在しないし。俺の部下は優秀だから、俺が欠けたくらいなんともないよ(乾杯の流れでカップを口に運び、暖かい紅茶を体へ落とす。ほ、と一息つくような安心感を与えてくれた紅茶をテーブルに戻す際に、彼が微笑み混じりに伝える謝罪の言葉に騒々しくも否定をして。それから彼が今の状態として知っていることを先に提示してくれたから、続く説明がしやすかった。その中で彼の誠実さや優しさに気づくと「この国は今、危機的状況にあるんだ。前提として赤の女王が存在しないとこの国は成り立たなくて、陛下はウィリアムが会った通り治らない病を抱えてる。だからこそ、次の女王陛下を探さなきゃいけない状況にあるんだ」彼が誠実な男だからこそ、此方も自ずと誠実な対応を取りたくなった。だから、この国の根幹を先に伝えることにしたようで「先に聞かせてほしいんだ。……ウィリアム、きみはここに来る前に過ごしていた場所に戻りたいと思うか?」真っ直ぐに向ける瞳は疑いや警戒は少しも持たず、その代わりに彼の返答によってその先の導き方を変えようと考えてのもの。帰りたいと伝えられたとしてもすぐに帰すことは出来ないけれど、彼がどう思うのか、突然のことで戸惑いを抱えている中でどう動きたいのかを、彼に携わることができたからこそその手助けになりたいと自然とそう感じていて)



541: ダム、チェシャ猫 [×]
2026-01-09 23:09:56



>ユリーシャ

(彼女が天秤に掛けるその重要性を胸に閉じ込めた彼女の表情や繰り返す声、それだけでも既にこの国についてどれほど真剣に向き合ってくれているのかが伝わった。その思いがある人がこの国を統べるのならば、きっとこの国はいい方向を向いて進むのだということも理解ができる。そんな彼女が騎士として自分の名前を挙げてくれれば少しだけ眉を垂れ下げて困ったように笑ってから「それは赤の騎士の役目だから、……でも、僕はこの国でも自由の利くトゥイードル・ダムです。騎士になるのが難しくても、トゥイードル・ダムとしてユリーシャの側にいると誓います。」伝えるのは役割の難しさ、自身が赤の騎士として彼女の側にいることが困難なことは理解しているからこそ無責任な期待を持たせないために、その上で自分の立場を考えた上での抜け道を彼女と共に悪さを企てるように、内緒話をするような少し顰めた囁き声で口にして。__ふわり、花弁が舞うような優しい声が、振り落ちる。視線を向けた先、彼女の表情は声と同じように柔らかく淡い花が咲くような綺麗な微笑みがあった。そして、自身が抱いていた葛藤や迷いを赦し、褒め、認めてくれた。髪に触れる優しい手、その慈愛に満ちた彼女の声と手の優しさを受けると、彼女を庇護しているつもりが深い部分で彼女に救われて庇護を受けているのは自分の方だと思い知る。丸くした瞳はその実感、彼女の芯の強さを一番近くで見ていきたいと、彼女の強さに心を奪われている証だった。そんな彼女がこの国の多くを見て、触れて、知って、その上で自分のもとに“かえってくる”と伝えてくれた言葉が嬉しかった。迷いのない苺の色に視線を奪われながら、やっぱり少しだけ後悔してしまう。勿体無いことをしてしまったなぁ、と。それでも彼女の微笑みを見ればその笑みに釣られて口元に微笑みが浮かび)仰る通り、初めてユリーシャに出会った時から、……僕はずっと貴女の虜です。


>ロメオ

飲まっ、……自分で飲んだぁ!?なんでまた、しかもジャバウォックが絡んで、___待ってくれよ、も~~~。あんま心配かけないでくれよ相棒、今の数分で俺の寿命短くなったぜ(悪魔からの飲み物を飲んだというだけでも心配なのに、その先には彼とのやり取りの中で自分が飲むことを選んだという白状、そして更には悪魔が渡した何かしらの影響の出る飲み物を体内に入れたことで出ていた症状をジャバウォックが無かった事にしたという事実。信じられない!という感情がそっくりそのまま目元に浮かぶと零れ落ちそうなほど両方の目が大きく開かれて、あんぐりと顎が落ちてしまいそうなほどに口が開いてしまう。パチパチパチパチと素早い動きで瞬きを繰り返すのは大事な彼に対して何もなくてよかったという安心感との高低差で倒れてしまわないための動きだった。結果として何もなくて良かったと思う反面で、彼に対しての心配はやはり大きくなる。けれど、当初彼ならうまく切り抜けると抱いた勘は当たっていたという事にも安堵の気持ちを抱き「やっぱ俺が思ってた通り、ロメオは頼もしい男だよ」不安からの安堵で体の力が抜けるのを感じつつ口にして。手を引かれるままに彼の隣へ雪崩込むように座り、彼のここでの過ごし方に耳を寄せる。その中で伝えられたメイドについてケラりと軽く笑ってから「ウチにメイドいなかったろ。知ってるじゃん」と彼が自宅に来た事があるからこその返事をすると片方の瞳を少しだけ細めて)あれはアリスの成れの果て。悪魔のカジノで借金だらけになって、返せなくなった元アリス。




542: ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2026-01-10 11:43:40



>トゥイードルダム様

……役目、っていうのがユリはちょっと怖いの。アリスの役割、騎士さまの役割、ダムの役割。どうしてみんな、自分の名前で生きられないのかしら
(お願いを何でも叶えてくれようとする彼が一種の諦めみたいな色を微笑みの中に混ぜたのを見て、覆しようのないルールに縛られているのだと感じる。それがこの国の理だと説明されてしまえばそれまでだけれど、こうして役割を超えた所で心を通わせ合った経験を得たからこそ個々のアイデンティティよりも役割が先に立つ世界は自分にとってなんだか痛々しいと感じる部分もあった。孤児院で育った自分にとって役割は"一方的に与えられる従うしかないもの"であり、それでいて自分を守るために必要な仮面みたいなものでもあったから、役目を語る彼に複雑な感情を抱いて。でもそのもやもやが表情に露見しなかったのは分からない事ばかりで当然、それに向き合っていけばいいと彼が教えてくれたから「ユリ、さがすわ。知りたいの、ダムや女王様や、ユリの国のこと」今ですらこうなのだから、きっとこの国について知識を得るたびに疑問は増えていくはず。まだ見ぬ未知を恐ろしいとは思わない、だってダムが傍にいてくれるから。覚悟と決意はこの国で自分も生きていくという理由に繋がって、どこか掴みどころのない雰囲気を纏っていた当初とは異なる確かな芯のようなものを凛と表情に投影し、張り詰めた糸を少し緩めるように嬉しそうにふにゃりと笑って「…えへへ。ひとめぼれ、なのね」物語でしか見たことのなかったその単語を体感できる日が来るなんて思ってもみなかったから、文字通りおとぎ話の世界に迷い込んだみたいなふわふわした感覚に揺蕩うように気の抜けた表情を見せて。ふと彼からゆっくりと離れてベッドの方に向かい、毎晩共寝していることが伺える枕の横に置いてあるダムの帽子を大事そうに両手で抱えてまた彼の元に戻って「…かえすわ。お仕事に必要でしょ」見上げながら、感謝の伝わる静かな声色と共に両手でそっと帽子を差し出して「ダムがユリのお部屋にくる理由は、もうきちんとあるもの」寒くて冷たい夜にダムの帽子がなくても、きっと自分から外すことはないダムのくれたネックレスが傍に寄り添い自分を守ってくれるという安心感が帽子への未練を断ち切ったらしい。それに、帽子を取りに来るという口実ではなくちゃんと自分に会いに来たと言ってほしい、そんなわがままも密かに忍ばせて)


>チェシャ猫様

…そりゃ困る。悪い、心配かけたな
(寿命が縮んだなんて有り触れた比喩だと分かっているから何てことない冒険だったと笑って返すつもりだったのに、彼の目元に浮かんだ本気の心配が胸に刺さって身体と視線の動きが一瞬ふっと硬くなって。彼の表情の動きや声のトーンから本心で心配をしてくれていることが痛いほど伝わって、こんな風に自分を案じてくれる存在がいることが嬉しくもあって。そんな複雑な心境に押されるように、ゆっくりと息を吐いていつもの豪胆さを少しだけ和らげた笑みを浮かべて、軽く肩を竦めて「結果的に絶好調の状態で隣にいるんだ。許せよ、相棒」彼が注いでくれた心配を軽く見ているわけではなく、ただ不安をかき消したい一心で両腕を軽く広げて見せて。頼もしい、そんな誉め言葉は今まであまり受けたことがなく一度瞬きを挟んで、でもすぐに胸元に手を添えるような仕草をして「そうだろ。俺は見掛け通りヤワな男じゃないぜ」毒にやられて情けなく相棒の名前を呼んでしまっていたことは胸に秘めつつ、逞しい筋肉を誇示するように厚い胸を張って見せて。「〝詰まんない理由〟ってのはこれのことか。…念のためもう一度言っとくが、俺にその心配は要らないからな」初めて彼と会った時の話を思い出す、悪魔のカジノで首が回らなくなったらアリスを辞めなくてはならなくなる、と。何かを考え込むように深く息を吐きながら唸るような声も混ぜつつ腕を組んで)気持ちは分からないでもないけどな。悪魔は黒い薔薇みてえな男だ、触れたら棘が刺さるかもって分かってても手を伸ばさずにいられない、そんな不思議な魅力があった




543: ウィリアム・ヴェイン [×]
2026-01-10 14:39:21



>ジャック

( ──ここに来るきっかけを作ったのは私かもしれない。次の女王を探さなくてはならないという話を受けて頭をよぎったのは、出会ったばかりの彼女が口にしていたそんな台詞だった。食事の手を止め腕を組むと、左手を顎に添え頭を回転させる。「……ようはこの国の現トップに死期が迫っていて、没後その椅子に腰掛ける者を今の内から選別しているというわけか」誰に問うでもなく、自身の思考を整理する過程で漏れ出たというような声色で小さく呟く。彼女は"自分ももとは選ばれただけのアリスだった"と言っていた。ランダムなのか、あるいは何らかの条件を満たした者かはわからない。とにかく本人の意志とは無関係で人々が集められ、彼ら彼女らをこの国の住人たちはアリスと呼び、次期女王に相応しいかを見定めようとしている。当時はほとんど飲み込めていなかった彼女の言葉たちがようやく意味を持ったものとして頭に染み込んで、全てが一つのストーリーとして納得した形で組み立ったことに快感を覚えた。まだ全てが明瞭になったわけではない。しかし何もわからないという強いストレスからは開放されて、珍しく浮き足立つような気にすらなった。難しい顔をして思考していた数秒前とは打って変わって口角を上げると、上機嫌に食事を取る手を再開する。彼が慎重な口ぶりで投げた問いへは悩む素振りもなく口を開いて、「それを決めるのはもう少しこの国を見てからで遅くはないだろう」と答え、破顔した。厄介者として扱われるような心配さえないのであれば、さまざまな未知を体験し、その記憶を持ち帰れるのが一番だろうと考える。目の前に腰掛けた人の良い男の真摯な双眸を見て、安心させるように柔らかい笑みを浮かべると明るい声色で語り掛け。)
君が良ければ、紹介してくれる?俺が見たこともないような景色を。




544: ダム、チェシャ猫 [×]
2026-01-10 18:16:14



>ユリーシャ

(ぽろり、と鱗が落ちるような感覚だった。そう思うくらい、当たり前のこととして“自分の名前で生きる”という考え方が存在していなかった。彼女は自身を通して新しい道を見つけられると話してくれたが、自分も同じだと改めて感じてしまう。彼女を通すことで、考えることもなかった“自分自身”ということにピリっとした痛みのような違和感を覚えた。しかし、その違和感について向かい合うよりも先に彼女が一つずつを知っていけば良いのだと話してくれたから、思わず違和感が与えた体の強張りをあっと言う間に消してしまう。つい、彼女という存在を追いかけるように視線を向けると、その表情には一輪の薔薇が凛と咲くような、強さと美しさがあった。圧倒的な美しさの前では言葉を上げる事も叶わず、ただポーっと見惚れてしまう。かと思えば、そんな強さを持つ美しさから可憐な微笑みに代わるものだから少し遅れて“ふふっ”と笑い声を落として。そして、そんな彼女から手渡されたのは思いがけなかったもの、彼女のもとへ通うための言い訳でもあった貸していた帽子が差し出されると予想外だというように帽子に向けた視線がゆっくりと持ち上がるように彼女の顔へと戻る。その表情を見ると、きっと今夜は、自分が離れた間も含めて彼女にとって大きな時間だったのだと伝わった。だから、その帽子を受け取ってから微笑みを強めて「たしかに、ちゃんと受け取りました。……帽子と一緒に連れて帰っちゃ駄目ですか?」最初は聞き分けのいい大人を演じるように、しかし途中でぐずるみたいに緩む声を使うと帽子を持たない方の手が彼女の腰元に添えられて、そのままぐいっと引き寄せるように自身へと寄せて)

>ロメオ

ほんとだぜ、心配かけるわるいやつめ(両腕を広げながら無事を教えてくれる彼を見ていれば次第にお得意の笑みが口元に浮かび。開かれる彼の腕の中にするりと入りこむような、猫が少しの隙間に体を収めるような、そんな動作で距離を近づければ額同士をくっつけてすりっと擦り合わせて。彼の無事を喜ぶように、その気持ちを乗せて猫が行うようなその行動は愛情表現だけではなく、彼が悪魔やジャバウォックという特に気を付けなければならない男を相手に取られたくないという独占欲がマーキングとして行われている事に自分でも気づいていなくて。満足するまで数回自らの額を彼へすり、と寄せてから体を引いてポスンとソファの背もたれによしかかり。悪魔という男に対しての彼の評価に耳の先をピクリと揺らしてから、横目に彼の姿をとらえて)たまに顔を合わせて少し話すくらいがちょうどいいんだよ。一緒にいると棘がささって痛いのにも気づけなくなるぜ


545: ジャック [×]
2026-01-10 19:18:08



>ウィリアム

(現状を少ない手札の中から整理するように口にする彼の話を黙って聞いていた。腕を組み、顎に手を添えて考え込む姿を横目に、ゆっくりと頷く。彼の推理が正しいことを示すように垂れ目が少し細まり、どこか保護者のような目つきになって。最終着地として上がる明るい声と笑顔を受け止めるように、ふ。と、小さく息を吐いてからにっと豪快に笑って「いいぜ。紹介してやるよ、俺が知ってる限りの”この国の顔”を。」彼が元の世界に戻りたいと願うのか、それともこの国を愛してくれるのか、その先を見てみたいと感じた。それは興味や好奇心からかもしれないけれど、少し前まで見せていた緊張感から開放されたように本来の彼らしさなのだろうか、柔らかな空気感で微笑むその姿に深く頷いて。そうと決まればいくつか教える話があると、一拍を置いてから「ここで過ごすための部屋は後で案内するから安心してくれ。ここを拠点にしてる間は飯も寝床も心配いらないから、国の散策に時間を使ってくれればいい。ただ、城の外に出る時は慣れるまでは誰か一緒じゃないと庭から出ることも出来ないぜ」最後はきっと彼も既に見ただろう悪戯好きな薔薇について笑って語り、改めて彼に向き合う。その見た目の端正さから求める役持ちも多いだろうけれど、多いだろうからこそ注意をするように人差し指を立てて注目を集めるように「ここでの暮らしに慣れてきたら仕事を始めるのもいいと思う。少しでも自分の金があれば自由度が上がるだろ」金による余裕や豊かさは生きる上で大切なものだと、記憶の遠くで学んでいるのかもしれない。結局自分を守ってくれるものはそれになるとでも言うように続けて、締めくくる際には冗談めかして笑って見せて)得意なことがあればそれに近い仕事を紹介するよ。俺は一度関わったらお節介なんだ



546: ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2026-01-10 20:23:18



>トゥイードルダム様

(役割、名前、それらを国の真相を辿る足跡として散りばめていく中で古い記憶が脳裏に蘇る。あんまり詳しくは覚えていないけれど、それは元居た世界の何処ででも親しまれるある一つの物語。彼が先ほど名乗った略称ではない正式な役名がその中に出てきた気がするところまでは何となく頭が追い付いて、その先にまた一つ浮かぶのは〝赤の女王様が過去アリスだったなら、ダムやディーもアリスだったのかもしれない〟という仮定。ダムのことが絡むと気が逸るけれど、大丈夫ゆっくり答えを見つければいいと自分の心の中で言い聞かせるように一度深く呼吸して。帽子が手を離れていく、その瞬間だけはやっぱり少し怖かったけれど、腰を掴んで引き寄せる彼の手に神経が集中して不安や恐怖は霧散して。急激に縮まった距離にドキドキと跳ねる心臓、頬は血や熱が集まるように上気して「…ずるいわ。だめ、なんて言えないのしってるでしょ」困ったように眉尻は下がっているが、緩やかに持ち上がる口角からは彼の申し出が嬉しくて仕方がないと雄弁に伝わって。すっぽりと彼の胸に収まると、やっぱりここが自分の居場所だと何度でも実感できる。距離が近くなったのをいいことに、胸板へ顔を埋めるようにして両手を彼の背に回し甘えるようにきゅうと抱き着いて「帽子のついでじゃなくて、ちゃんとユリだけを迎えにきて」照れくさいのか顔を隠すように埋めたまま、ごにょごにょと言葉を続けて。それから少し間を置いて、彼の胸に両手を添えるようにして顔を見上げて彼にだけは言えるわがままを紡いで)でも今夜はまだ帰っちゃいや。ユリが眠るまでいっしょにいて


>チェシャ猫様

(思わず呼吸が止まったのは、彼の取った行動があまりに予想外で心底吃驚したから。普段こちらからスキンシップをすることが多いように感じていたから、猫が甘えるようなその仕草は間違いなく不意打ちのように心を抉って、可愛い可愛いと強く抱き込めてこちらからも額なり頬なりすり寄せたい衝動を必死に堪えて。それが酔っ払っているからとった行動なのか何なのか真意が掴めないまま、再度隣のスペースに収まった彼を見ながら自分の口元を手で隠すように覆い擦って「……罪なお猫様だぜ。好き勝手に俺をメロメロにしやがって」」元より手触りの良いものを特別に好むが、その根底にあるのは動物好きの本性。特にふわふわした犬猫の類には目がなく、勝手に寄ってきて満足したら勝手に離れていくまさに猫の特性を身をもって体感したからこそ半分冗談めかすみたいに自分で自分の髪を軽く乱すように触って。それを雑にぱっぱと直しながら、親しい相手を揶揄う時のニヤリとした笑みを向けて「なんだ、ヤキモチか?心配無用、俺が一番深入りしてえのはチェシャだからな」心配性な彼にこれ以上の心労をかけるのは本意ではないから、きちんと本音を伝えつつも張り詰めた空気にならないように声色は明るい調子を保って。自分も深く背もたれに体重を預けて後頭部あたりで手を組み天井を見上げて)それからチェシャの懐中時計の作り手に出会った。気の良い人で会話が弾んだよ。続きが気になる話の途中でどうしても君に会いたくなったから、今度ゆっくり公園の時計屋に顔を出すんだ



547: オルカード・エリス [×]
2026-01-11 00:25:53



>539 フラミンゴさん


(疑問を投げ掛けられた時、元の世界に居た頃と同じく答えを誤魔化したって話を逸らしたって良かった筈だ。なのにそんな気は起きず、出来る限り言葉を選んで、茶化しを挟んででも弱さを塞ぎ籠めた厚い卵殻を割った。それは“自分に向き合え”と言わんばかりに己の姿を様々に映すこの空間の所為か、それとも“お人好し”の彼を騙したくないと湧いた情の所為か。正解はきっとそのどちらもで、礼を告げる今は後悔も羞恥も無く、ただ穏やかに居られる胸の軽さが残っている。だから彼と此処に来た事そのものを喜び、貰った言葉を信じてこの場所にもう少し凭れてみようか、なんて綻ぶ想いの芽をこっそりと心に置く。――道を進んだ先、それまで飽和するほど見えていた自分の顔が一瞬で曖昧に薄れ消えた。それが今までの錯覚とは違い、現実に起こっている事と判じて思わず立ち止まり、周りを見回し状況を確かめる。お茶会を彷彿とさせる匂いに鼻を、一拍ごとに音を増す時計の秒針に耳を捕らわれた次には、鏡に現れる兵と玉座に圧巻と目を奪われた。壮大な儀式めいたそれに呆けたその間に肩に回る腕の感触、それから飛んでくる声を聞いてやっと理解する――迷宮踏破だ。「……っ、Hooray!」欣喜に輝く瞳と達成感が満面に溢れた顔を彼に向け、感動を吸い込んで始めに転がり出したのは腹の底からの万歳。それとほぼ同時に、此方からは勢い良くハグを返して、「やったやった、最っ高!今なら月も越えられる気がすんよ!」偶然でも導かれてでもない、己の力で確かに引き寄せたこの瞬間に爆発する嬉しさを響かせ、その後にやっと彼を解放する。「もしかして、今のがショー?すっごいなあ、まるで魔法みたいじゃん。」此処に来た本来の目的にも気を向けて、「どうなってんのかなあ。知りたいけど、でもまだ先にしたい……」一気に別の世界へ引き込まれ、満足感を更に盛り上げていく演出にも興味を示す一方、この感情の余韻に浸りたい贅沢な葛藤に挟まれ、目の前の扉を軽く叩く仕草をゆったり二度繰り返した後。「どうよ、オレ格好良かったでしょ?」いよいよと外へと出るその前に、そんな高揚に調子付いた冗談の自慢を放る。そのまま彼に向き直った笑顔は気安い懐こさの他に、彼への仄かな信頼と胸の晴れやかさが滲んだ屈託無い色に咲いていて。)




548: ダム、チェシャ猫 [×]
2026-01-11 01:32:38



>ユリーシャ

(抱き寄せた体は小さくて、細い腕を体に回してくれる。ほんのりと顔に熱を集めた貴女の顔が自身の胸元に隠される前に少しだけ見えた表情は困ったように話す声よりもずっと気持ちを伝えてくれた。二人きりの空間だから、聞き落とすことはなくちゃんと受け止めることができた。隠されていた顔が上がり、こちらを見上げながら届けられたのは可愛いお願いだった。綺麗な輪郭を手のひらで包むように片方の手を添えて、親指の腹が優しい動きで頬を撫でるように動き「僕がだめって言えないの、わかって言ってますね」それは先に彼女が口にした発言を真似するようで、口元にはに。と楽しそうな笑みを見せて。そう伝える声は自分だけではなく彼女も自分のことを求めてくれているのが伝わって嬉しそうで。気持ちを整理整頓するように、一歩を歩み始めるための方向性を定めた彼女に倣うみたいに、自分も自己の振り返りをしたいと気持ちに落とす。楽しいだけじゃない、実りあるクリスマスを過ごせたのは間違いなく彼女が一緒にいてくれたからだと愛しさが募る。綺麗な苺色を覗きながら彼女の可愛い我儘へ返すのは「朝起きるまで、一緒にいさせてください」と、もう少しを延長するような我儘で)

>ロメオ

(好き勝手にマーキングを行ったから心が満たされたらしい。心配や不安、無自覚な嫉妬さえもが自分の匂いを刻むように彼へ身を寄せたことで満足すると福々にやにやと笑みを浮かべてすっかり上機嫌。酔っ払いの行動に対してメロメロだと伝えられれば、嫌がられても可笑しくないその行為に対して彼が軽い声を使ってくれたことで冗談として受け止めてくれたのだと理解し、はは!と笑い声をあげて「俺の匂いが薄くなったらまたやってあげる」少なくとも先の行為が彼にとって不愉快なものじゃなかったのだということに安堵を抱き。自分の額を爪の先で軽く叩いて示しては次を匂わせるように口にして。図星を突かれるように彼からやきもちの単語があがればわざとその言葉を否定せず、悪魔と出会った後からジャバウォックに出会うまでの話に聞き耳を立てる。彼の声をしっかり拾うために耳の先は彼に向いて、時計屋に出向くという引っ掛かりはあったけれど、それよりも彼が会いたいと思ってくれたという事実がなんだか無性に嬉しかった。他の誰かと話をしていたのに、その場で自分のことを思い出して、話を切り上げてまで探しに来てくれたのだと。彼が現れた時のことを思い出すと胸が暖かい気持ちになった。僅かに自覚する照れを隠すことなく、彼の膝に向けて頭を預けるように遠慮なくごろりと横になると、天井を見上げる彼の視線を戻すようにパンパンと手を叩いて、彼がこちらを見てくれてから気持ちを伝え、それだけではなく恐らく食べることに拒否反応を見せていることに気づいている彼にだから、自分が好きな“たべもの”を教えて)見つけてくれてありがと。……時計屋の近くにあるクッキーの店、そこのナッツが入ったやつ好きだよ。



549: ウィリアム・ヴェイン [×]
2026-01-11 15:40:14



>ジャック

( これまでの人生において、未知を手懐けることに無上の快感を得てきた性質がこの非日常的な極限状態においてようやく目を覚ました気がした。案内人を快く引き受けてくれた彼の太陽のように眩しく屈託のない笑みに、無意識的に強張っていた精神が心地よく融解していくのを感じる。「ありがとう。楽しみだよ」愛想良く礼を述べた頃、ちょうどメインの皿が空きデザートのフルーツタルトに手を付け始め。元の世界への未練に対して即答を避け、この国を知ることを選んだ自身の決断を否定せず、むしろ慈しむような眼差しで受け止めてくれたジャック。彼の暖かな人柄が、寄る辺ないアリスとしての自分に確かな重力と居場所をくれた。寝床や食事といった現実的な便宜についても、この国に招かれた者への配慮が感じられ深い感謝とともに安堵する。女王をエスコートしながら歩いてきたためか、庭園の薔薇には忠実で親切な印象を抱いており彼の忠告に内心クエスチョンを浮かべ「……そうか。心に留めておくよ」と神妙な面持ちで返答した。慣れるまでという言葉から何も一人での外出を禁じられているわけではなく、土地勘が必要なほどに広大な庭でも有しているのだろうかと口には出さず考察する。続いて彼が投げ掛けた提案には前向きな表情で頷き、「仕事か。無為に過ごすのは好きではないし、できればすぐに始めたいな。元いた場所では勉強を教えていたんだ」と自己開示を混じえつつ希望を伝え。残り随分少なくなってきた料理たちを噛み締めるように味わいながら、合間で遠くに思いを馳せるような優しい顔をして。)
学生のときは家庭教師で日銭を稼いだりもしていたな。難しい事情で学校へ通えない子達ばかりだったから、結構柔軟に対応できると思う。もし君に心当たりがなくても自分で探すさ、学びは人を豊かにするから。




550: フラミンゴ [×]
2026-01-11 19:08:16



>オルカード

(最初こそゴールに辿り着いたことにすら気づかない様子だった彼が、中々ゴールに辿り着けないこの迷路を無事に抜けきったという事実を前にして喜びを露にすると、犬がぶんぶんと尻尾を振って喜ぶようなわかりやすいその反応にゆるりと口端を持ち上げながら静かに微笑んで。正に無邪気、まだ幼い子がそう喜ぶような少しの照れや気取る様子のない等身大の喜び方に水を差さないように、抱きしめられている間は時折控えめにウンウンと相槌のように頷いて「初めてにしては上出来なんじゃねェの。おめー、中々やるなァ。見直したぜ」体が自由になってからは、屈託のない様子で彼がどこか得意げに伝えたその声を否定せずに認めるように口にして、彼に続くように外へと出ようか。)


551: ジャック [×]
2026-01-11 19:08:35



>ウィリアム

勉強を教えていた?……へ~、てっきりモデルとか俳優とか。そういうさ、人前に立つ仕事かと思った。こんな男前が教えてくれるんじゃ頭に入らなかったんじゃないか(一つ、また一つ、と少しずつここでの生き方に対する解像度を上げているのが彼の表情や纏う空気感から伝わると、彼の不安を少しでも取り除くことができたのだと、それは彼がここで過ごすにあたってほんの些細な事かもしれないけれど、なんだか嬉しかった。そんな中で彼が元居た場所で行っていたと話す仕事を聞けば単純に驚いたという表情で、しかし最後には少し冗談を添えるようなそんな軽い声色で口にして。「俺さ、多分マジで教養がなくて。仕事は死に物狂いで覚えたけど、計算とか文字とか、そういうのは全然わかんないんだ。──覚えんの遅いだろうし、面倒くさい生徒だと思うんだけど、“学びが豊にしてくれる”なら、たまに俺に勉強を教えてくれよ。ちゃんと報酬は用意するよ」彼が口にしたその一言が心を震わせたらしい。恥じることなく、自身の弱みを言葉にすれば、それでも不出来な生徒になる自信があるから眉は垂れ下がり少し控えめに伝えて)



552: ウィリアム・ヴェイン [×]
2026-01-11 23:36:26



>ジャック

( 外見に対する好意的な言及が少なかったと言えば嘘になる。これまでの人生で何度も経験したやりとりなので心が波立つことはもうないけれど、打算や下心がひとかけらもない同性からの賛辞は純粋に心地よかった。これまで見せていた穏やかな微笑みではなく、気安い友人に向けるような男っぽい仕草でにっと笑うと、「自分の造形に関心がある方ではないんだけど、君の目に好ましく映っているなら何よりだ。父か母かに感謝するとしよう」なんていたずらっぽく返答して。昔の記憶はただでさえ虫食いの箇所が多いのだが、両親との思い出は明確に存在していないためどこか他人事のような口ぶりに響いたかもしれない。自身では特に気にする様子もなく手本のような美しさで食事を終え、静かにカトラリーから手を離すと改めて彼へ向き直った。「意欲があること以上に素晴らしいことなんて何もない。俺で良ければいくらでも力になるよ、君がそうし続けてくれているように」どこか遠慮がちに申し出た彼に、一切の迷いも込めずきっぱりと答える。彼が自覚的にそう振る舞っているのかはわからないが、出会ってから今この瞬間もなお優しさを配り続けるその人柄に、報いたいと感じるのはごく自然なことだった。彼がそうあるように、自身も誠実でありたい。「……久々にこんな美味しいものを食べたよ。誰かと食卓を囲むこと自体久しかったかもしれない」彼の皿も空いたことを確認すると、感慨深そうな声色でぽつりと呟きを落とす。時には手を止めて話しながらの食事だったため、いくら何でも拘束しすぎてしまったなと思い「付き合ってくれてありがとう。仕事に戻るかい?」と気を使わせないよう軽い口調で尋ねかけ。 )


(/お世話になっております。今後の展開ですが、一旦この辺りでどなたかと代わるでも、部屋まで案内していただいたのち別れるでも、このまま城の外などを紹介してくださるでもお好きなように誘導していただけたらと思います。ご相談など特にないようであればこちらご返事には及びません。よろしくお願いいたします…!)




553: ジャック [×]
2026-01-12 10:37:45



>ウィリアム

(彼の気取らない笑みを見て、一瞬だけ目を丸くし、それから腹の底から愉快そうに笑った。それはいつも癖のように浮かべる面倒見のいい笑顔ではなく、少しだけ砕けた男の顔で彼の新しい表情を引き出せたことを喜んで「ははっ、いい笑い方するじゃんか。さっきまでの落ち着いた顔も悪くねぇが、今の方がずっと“生きてる”って感じがする。」彼のさ言葉の端々に漂う、どこか距離のある響きには気づいていたけれど、深くは踏み込まない。ただ、そういう過去を背負ってる人間の匂いには、覚えがあるようなそんな気がした。彼から”力になる”ときっぱり言われた瞬間、少しだけ照れくさそうに頭を掻いて「へへ、そう言われると悪い気はしねぇな。まだ授業も始まっちゃいねぇのに、やる気だけは花丸貰った気分」学びたい気持ちはあれど、後回しにしてきた事を、彼が切欠に向き合うことが出来たという事実が心を暖かくしてくれていた。彼の言葉に釣られるように、空になった皿を見て目を見開くと「おお……もうこんな時間か。楽しい時間はほんと早ぇな。よし、まずは部屋まで案内する。迷子になられちゃ、メイド長の名が廃るからな。」彼の問いかけに一度浅く頷いてから、自身の胸を軽く叩き。彼との楽しい時間を惜しむように少しゆっくりと歩きながら、時折城内を案内するように声を掛けて彼だけの為の部屋へ連れていき。部屋の前で立ち止まると、ふと思い出したように軽い調子で問いかけて「そういやウィリアム、酒は飲めるか?飲めるなら、次は一杯やりながら飯にしようぜ。今日は会えて嬉しかった。またすぐ会おうぜ」親愛の意味を込めて片腕を回すように彼へ力強いハグを送れば、次回に繋げるような誘いを短い別れの言葉と共に、仕事に戻ろうか───)

(/お声がけありがとうございます!それではキリが良さそうでしたので一度ジャックを回収させて頂きます。この後の流れですが、このままの続きでしたら城関係者での交流、日を変えてでしたら幅広く(森での迷子や涙の湖、遊園地など目的に応じて)役持ちとの交流が可能となります…!ご希望を伺わせて頂ければ嬉しいです。)



554: オルカード・エリス [×]
2026-01-12 11:45:30



>550 フラミンゴさん


(問いを肯定されて尚更に喜ぶ尻尾を振り回す代わりに胸を張り、満足そうに笑みを深めて出口へ進む。「っあ゛~……めっちゃ頭使ったあ……」扉を開いて向こう三歩ほど。通行人の邪魔にならない辺りまで進み避けてから、久方ぶりにも思える外に両腕を思い切り天へと持ち上げ、人目も憚らず大きな伸びと深呼吸をたっぷりと。手を下げた次には首も軽く鳴らして、つい先程まで記憶と判断に稼働し続けていた思考回路の熱を冷ます。「でも気分良いね。こんなん久々だな。……ハグを躱されんかったのも。」一通り興奮を落とし終え落ち着いた自らに残るのは、挑む前より心身の力が抜けて解れたような、軽快さと爽快さを伴う疲労感。その心地好さにスキンシップへのジョークも転がした後、「フラムさんのお陰だね。…あんがと。」迷子を救われたのも、ミラーハウスで貰ったものも、彼是全部引っ括めて真っ直ぐ、静かに柔らかに微笑む眼差しと声で感謝を贈る。それから今度はちょっとばかり、意識的に明朗さを取っ払った際の照れ臭さが滲んだ顔をひょいと空の方へと逸らし、「あーあ、思ったより時間経っちまったなあ。こりゃ関係者さんに挨拶とかは難そう……」やや不自然ながらも話題を変えた先は現在時刻、自力踏破に拘った事もあってもう陽は傾きかかっていて、黄金の光にも橙色がうっすらと混ざり始めている。それに後悔は無く、事前に聞いていた警告も破るつもりも毛頭無いが、名残惜しそうに立ち止まったまま遊園地を眺めて少々――か細く、そのくせ獣の唸りのように低い虫の声が腹の中から空腹を控えめに主張して、「ッ、ふふ……今日は止めとこ。別に明日も明後日もあっかんね。」情けないその音に自分でも噴き出し笑いに微かに声を震わせたまま、元より計画性があるとは言い難かった予定を延ばして自己完結する。「……フラムさん。また暇な時あったらオレに付き合ってよ。」もう一度きちんと彼と目を合わせ、それまで以上に懐こく遠慮の無い距離感にて、何時になるかも解らないスケジュールの空きを狙う戯れを放って。)




555: ウィリアム・ヴェイン [×]
2026-01-12 13:42:19



>ジャック

( 広大な城内を連れ立って歩く。大きな窓のそばを通ると薔薇の香りが強くなって、ここで長く生活していたらそれもいつかは当たり前になり気に留めることもなくなるのだろうかと思ったりした。一人でも同じ道を辿れるよう、廊下の装飾をつぶさに観察しながらあとを追う。やがてとある一室の前で彼が足を止めたので、到着に気付いてそれにならった。思い立ったように投げ掛けられた台詞に「ああ、酒は強い方だと思うよ。俺も君に会えてよかった」そう答えると流れるような仕草でハグをし返す。「じゃあ、また」これが最後にならない確信があったので、別れは簡単に告げ立ち去る後ろ姿を見送って。彼が見せてくれたさまざまな側面をひとつひとつ数えては、"また"が来ることを心から楽しみに思った。 )


>?

( 忙しなく働いている城の人々を付き合わせるのも悪いので、散歩と地理の把握がてら一人庭園に出てみた日のこと。かつて女王がくれたアドバイスの通り困ったときはそれを口にしながら歩いてみたが、薔薇たちはただの客人にも思いの外親切だった。"一人では庭から出られないだろう"と忠告してくれた男の姿を頭がよぎり、本当に実現できないものかと考える。「……外への道は教えてくれるかい」そう尋ねると、薔薇たちはやはり意思を持ったように蠢き出し一つの方角へ道を開いてみせた。「優しいな、助かるよ」顔を綻ばせ礼を述べると、素直に導かれた方へと歩きだし。観察したとてほとんど無駄になるだろうと思ってはいたが、念の為周囲の様子を見ながら暇をせず歩みを進める。やがて視界が開けていき、庭の終わりに辿り着いたのだと理解すると自分でも驚いたように目を見開いて「まさか本当に……案内をありがとう」咲き誇る薔薇たちに改めて感謝を告げると、来た道を覆い隠すように元の位置へ収まって行く姿を見届けて。城の敷地内で目覚めた自分にとってここから先は全くの未知であり、とりあえずはできるだけ明るい方を選んで歩き出した。しばらくそうやって進んでいると、少し先に大きな商業施設のような建物が見え始め。とりあえずそこを目指しながら歩いていくうちに、段々その輪郭がはっきりと現れる。「……遊園地?」見えたものがそのまま口から滑り出た。こんな場所まであるのか、あるいは物語の"アリス・イン・ワンダーランド"にそれらしい施設が登場しただろうか?なんて考えながら、周囲を伺うように一歩足を踏み入れて。 )


(/ロル内での誘導をありがとうございます…!では交友関係を広く持てたらと思うので、一度日を改めて城外に住む方との交流ができればと考えております。仕事のお話をいただいたときに生えてきた"事情があって学校に通えない子の家庭教師をしていた時期がある"という設定から、失敗アリスさんとお会いしてみたいなとぼんやり思っているのですが可能でしょうか…?
遊園地奥のドールハウスに幽閉されているとのことから自力で邂逅するのは難しそうかなと思うので、まずはどなたかに紹介していただく形が自然でしょうか。であればクローン計画関係者のチェシャ猫さん、または遊園地の支配人的立場と思われるドードー鳥さんのどちらかとお話してみたいなと考えております。大変魅力的なお二人でどちらかを選択するというのが難しいので、お迎えはお任せする形でお願いできればと思うのですが大丈夫でしょうか?何か不都合やご相談などありましたらなんなりと仰っていただけたらと思います。よろしくお願いいたします…!)




556: ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2026-01-12 16:06:43



>トゥイードルダム様

(異性同士は二人きりで夜を越してはいけない、孤児院の厳格な先生たちから口酸っぱく言われていたことをきちんと覚えていたから、きっと彼より先に眠ってしまう自分の意識が途切れるまでとすればはしたないと怒られずに済むと、そんな思考回路だった。だから彼に我儘を上塗りされれば零れ落ちんばかりに目を見張って、照れるというより戸惑うように一、二度視線を彷徨わせて「…怒られちゃうわ」そんな主語も定まらないような幼稚な恐怖が湧いたのは間違いなく孤児院時代の刷り込みで。でも、自分が望んだ以上の“いっしょ”を彼が欲しがってくれたことが何よりも嬉しくてくすぐったくて、どうしようもなく胸を締めつけて。頬に添えられた手のひらの温度、親指がそっと撫でる優しい動き、その全部が愛情を伝えてくれているみたいに感じて、同時に片時もこれを手放したくないと感じた心に素直に従うと決めて「ユリ、きっと今まででいちばんの夜更かしをするのね」眠らないといけないのに眠れない夜とは全然違う、自ら彼と一緒に眠らないという道を初めて選んだ記念すべき夜。楽しいことは夜にたくさん、ここにきてそんなディーの言葉を思い出して、その通りだわと内心で思えば思わずふふっと小さな笑い声が漏れて「…髪を解きたいし、ドレスも脱ぎたいの。それから少しおなかもすいたわ」これからの過ごし方が決まれば現実的な方へ行動を切り替えて、メイドさんにお願いしたいのか彼にお願いしたいのか指定を抜かせたリクエストをいつもの調子で次々と並べて)


>チェシャ猫様

そりゃ待ち遠しいな。今日から気合入れて風呂に入るよ
(彼との触れ合いそのものを嬉しいと思ったのか、普段こちらにあまり触れない彼の方から接触してきたことが嬉しかったのか、いまいち判別は付かなかったけれどどちらにしても次回を待ちきれないという結論に辿り着く。彼のいう〝俺の匂い〟がどんなものなのかは現時点では正直あまり感じ取れず、それこそ人の鼻には分からないフェロモンに似た何かが作用しているのか、或いは何の意味もない行動なのか図れないまま、冗談みたいな軽い口調で本心の言葉を告げて。予想外の行動は続いて、またしても天井を向きながら半ばぎょっとするように一瞬目を見張って。自分の膝元に落ち着いた彼の重みは軽いのにその存在感だけは妙に大きくて、手を打つ音に従うように視線をゆっくりと下げてからこれ見よがしにはぁっとため息を吐いて「…おい酔っ払い。さっきのもそうだけどな、あんまりこうやって他の奴に甘えるなよ。あまりに可愛すぎる」喉の奥で少しだけ笑いを噛み殺したような甘く沈んだ声は、例えるなら酒のせいで引っ付き虫に変貌した親しい友をからかうような軽さを装って。奥にある熱を隠しきれたかどうかはともかく、彼の髪に手櫛を深めに通すようにゆっくりと穏やかな手つきで頭を撫でながらあえて距離を保つように背もたれに軽く寄りかかる。けれど視線だけは逸らさず、今この時の表情を見逃したくないみたいにじっと見つめて「へえ…よっぽど美味いんだな、俺も食いたいから袋いっぱいに買ってくるよ。そんで野郎同士の茶会でもするか」何気ないような顔をしながらも、頭の中は彼が好きといったものを絶対に忘れないようにと活発に動いて。彼が食べ物に関する話題を自分から出してくれたことは何よりの信頼の証だと思っているから、人としてそれに応えたい気持ちと彼の喜ぶ顔がもう一度見たいという心を隠す気もなく穏やかに笑って)




557: フラミンゴ [×]
2026-01-12 19:15:41



>オルカード

(自分と向き合う事はこの国にいる以上、いずれどこかの場面で必要となること。しかし、それは決して良い事だけとは言えないから、だからこそ遠ざけて後回し後回しと気づいた頃には向き合う自分の輪郭を見失ってしまうもの。それを彼は恐れることも、逃げることもなく、しっかりと向き合ったからこその、晴れ晴れとした爽快感のある感情なのだと素直に彼に対して賞賛の感情を抱いて。彼が時間を気にするように続けた話題に耳を傾けると、それから直ぐに空腹を知らせる腹の音が耳に届く。ぱちん、と瞬きをしてからぷはっと吹き出すような笑い方で声を上げて「今日はウチ来んだろ。ドードーがなんか美味いもん作り置きしてくれてるから帰ろうぜ」夕暮れ時、これだけの時間頭を使っていればそりゃ疲れるだろうと彼の疲れに寄り添うように言葉の流れで視線を向けたのは少し先にあるサーカス小屋のような建物で。今度は先程とは逆に、彼のことを誘導するように先に歩みを進ませて。近くにあるからこそ立ち寄ることのないミラーハウスは、最後に入った記憶も遠すぎて覚えていなかった。久しぶりのアトラクションも悪くないと感じる反面で運動不足の体は多少なりとも疲れを覚えたようでふわりと大きく口を開いて欠伸を落として)───食えないもんとか苦手なもんとか、なんかあるかァ?




558: 赤の女王 [×]
2026-01-12 19:22:14



>ウィリアム

(/ご相談に乗っていただきありがとうございます。素敵な交流文を先にご用意して頂いて、すぐに絡みに行きたい気持ちは山々なのですが…!失敗アリスとの交流をするのに他の誰かを関与してしまうと逆に存在を隠されてしまうため、交流に繋げるのに時間がかかってしまいそうなので、であればいっそ森を抜けて遊園地に到着したのは夜遅くなってからと言う場面背景にして頂けると、誰も関与せずに失敗アリスとの交流が出来るのかなと考えておりました…!もし誰かを通してでの交流の方が宜しければ今回はチェシャ猫にてお迎えに上がらせて頂こうかと思っております。選択を任せてしまい申し訳御座いません、どちらが良いかを伺い次第お迎えに上がらせて頂ければと思います…!)


559: ダム、チェシャ猫 [×]
2026-01-12 19:58:06



>ユリーシャ

(怒られる、そう迷いなく口にされたその言葉に耳を向ければ小さな子供を思わせるその内容に数秒ほどきょとんと瞳を丸くして。一人の女性として美しく凛とした佇まいを見たばかりだからこそそのギャップが可愛らしくて悪いことと思いながらもつい“くすり”と息を漏らすように笑ってしまって。夜を怖がっていた彼女はすっかり姿を変えて、夜に楽しさを見つけているのが嬉しくなる。それから夜を楽しむために彼女が挙げたリクエストを聞けば“ふむ、”と一度だけ小さくうなずいて「では、僕が美味しそうなものをいくつか見繕ってきます。その間にユリーシャはリラックスできるように身支度を整えて待っていてください」彼女に触れていた手をそそりと離してからその手を持ち上げて人差し指をぴんと立たせ、提案をするような口ぶりで伝えて。それから少しだけ潜めた悪いことでも企むような声色と、眉を少し持ち上げて笑う悪だくみの笑みで最後には“そうでしょう”と少しだけ頭を傾けてから持ち掛けて)ローストビーフの美味しそうなところとか、クラムチャウダーはあさりを沢山入れてもらって、ケーキだって色んな種類持ってくるんです。……だって今夜は長いんですから


>ロメオ

(贅沢にも枕のように男前を扱うことに対してのため息かと、そう思ったところで彼が口にしたのは俯瞰で自分を見たときにとてもじゃないが当てはまらないだろうその内容で。同年代、加えて年上の、彼と比較してしまえば世辞にも整っているとは言い難いそんな容姿の男が、酒のせいにして感情を表に出す行為は到底可愛いとは思えなくて自然と彼が自分のことをからかっているのだと受け止めるのに十分な要素があった。にやにやと笑う顔はそのままに、頭に触れる手のその動きの心地よさに眦をすうっと細めながら「知らないのか?猫は犬と違って心を許したやつにしか甘えないんだ。」からかいに対して否定するのではなく、受け止めたうえで甘えるようにゴロゴロと小さいながら喉が鳴り。好きな食べ物を教えること、それがきっと彼にとても喜ばれることだろうとわかっていたから、実際にそれを伝えることでこんな風に穏やかな笑みを浴びることになると想像以上の見返りにむずりと擽ったいような気持ちになる。撫でられる心地よさにとろりと細くしていた目を開き、こちらを見る彼の視線に合わせてから彼自身のことを知りたいと思うように問いかけて)ロメオは?一番好きなたべもの。お茶会すんなら俺の好きなのだけじゃ不平等だろ




560: ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2026-01-12 21:26:54



>トゥイードルダム様

(なにかを企んでいる時の彼は、普段の物腰柔らかで春先の優しい風が頬を撫でながら静かに寄り添ってくれるみたいな雰囲気とは違って、彼が敢えて見せないようにしている部分が悪戯っぽい笑顔と一緒に少し顔を覗かせるみたいに感じる。でも全然怖くないのは、その時の彼の声は確かに少し低いけれど胸の奥を容赦なく擽ってくるような甘いざわめきを呼ぶ響きを持っていて、何よりもそういう時の彼は自分だけを見てくれていると感じられるから。役割でも義務でもなく〝ユリーシャ〟という一人の女性に狙い定めて逃げ場を塞ぐような、優しいのに少し強引ででも決して乱暴ではない、ただ相手をダムの世界に引き込みたい、そんな気持ちを持っているのかなと思えて、こちらも多少悪いことだって構わず彼の企みに何もかも委ねてしまいたいと思わされてしまう。並べられた料理名はなんだか宝物のリストみたいで、聞いているだけで胸が高鳴る。「……ダムの目の色の飲みものも欲しいわ。ユリの色のお酒と並べたいの」十分贅沢なラインナップにもかかわらず強欲に追加でおねだりをするのは、自分が求めるものは豪勢な食事というより心の満たされるものだから。彼が勧めてくれた苺色のカクテル、初めて飲んだお酒がとても美味しかったからこそ優しい青色のそれだって美味しいに違いないと短絡的な思考のまま「ゆっくりえらんできてね。ユリ、おふろにも入りたいんだから」彼は夜のお供の調達、その間に自分は急いで身支度を整えなければならない。そう決まれば早くメイドさんを呼びたくて、淡い力で彼の胸板をゆるゆると扉の方に押していき、その途中で「あ、」と何か思い出したように気の抜けた声を小さく零してぴたりと体の動きを止めて。言うか言うまいか、少しの逡巡の後におず、と彼を見上げて)…ダムもパジャマで来て。ユリだけパジャマは……恥ずかしいの


>チェシャ猫様

オイオイ、メリーに言わせりゃ俺はバカ犬だが尻尾振る相手は選ぶぞ
(港町で一夜の夢を売っていた頃には一度も患わなかった不思議な感覚や症状に心乱されているというのに、膝の上で喉を鳴らす彼の表情も声色も良い意味で一切揺らぎを見せないことが何だか無性に悔しくて。例えそれがただのありふれた例え話でしかなかったとしても、自分以外にこうして甘える姿を見せているのかもしれないと思うと良い気はしない。時計屋に酔いを取り除いてもらっていなければそのモヤモヤを顔に出してしまっていたかもしれないが、素面の今はいつもの垂れた目尻の微笑に表情を固定して。「……俺の一番?考えた事なかったな、質より量で生きてきたから」不意な問いかけは答えに窮するもの。彼が自分の事を知ろうとしてくれる気持ちが内心で嬉しいからこそ、即答できない事が申し訳なくて一度髪を撫でるのを中断し悩むように唸りながら腕を組んで「肉も魚も好きだし、甘いもんには目がねえし…辛いもんは勘弁だが。…………ああそうだ、路地裏の眼帯ジジイが出してくれるペスカトーレは絶品だったな。海老やらムール貝やらがゴロゴロ入ってて、味付けも抜群でさ」思い出すように斜め上へ向けていた視線はゲストルームの壁を捉えているはずなのに、瞳の奥では別の景色が揺れていて。最後にそれを食べたのはそう遠くない過去の事の筈、でもすっかりこの国の一員になったつもりでいるからか声には懐かしさが滲んで、まるで昔の友人の話でもするように表情は無防備な緩みを見せて。ふと目を閉じれば鮮明に映像が浮かぶのは、狭い路地裏、油の染みた木の扉、店主のぶっきらぼうな声、皿の上で湯気を立てる真っ赤なペスカトーレ。ゆっくりと瞼を開けるとそこには何もない壁、ふっと笑ったのは遠い世界の匂いを手放すため。同時にきちんと心は此処に帰ってきたのだと示すように視界に彼のミントグリーンを映して)…チェシャにも食わせてえな。




561: ウィリアム・ヴェイン [×]
2026-01-12 22:59:02



>失敗アリス

( 忙しなく働く城の人々の手を煩わせるのも忍びなく、散歩と地理の把握がてら一人庭園へ出たある昼下がりのこと。女王がくれたアドバイス通り困ったときはそれを口にしながら歩いてみたが、薔薇たちはただの客人にも思いの外親切だった。"一人では庭から出られないだろう"と忠告してくれた男の姿が頭をよぎり、本当に実現できないものかと考える。「……外への道は教えてくれるかい」と尋ねると、薔薇たちはやはり意思を持ったように蠢き出し赤い波を割るかのごとく一筋の道を示してみせた。「優しいな、助かるよ」顔を綻ばせ礼を述べると、素直に導かれた方へと歩みを進め。観察したとてほとんど無駄になるだろうと思ってはいたが、念の為周囲の様子を見ながら歩いていく内に視界が開けていき、庭の終わりを知ると自分でも驚いたように目を見開いた。「まさか本当に……案内をありがとう」咲き誇る薔薇たちに改めて感謝の意を告げて、来た道を覆い隠すように元の位置へ収まって行く姿を見届ける。その背後には、光を拒むように鬱蒼と茂る深い緑がどこまでも続いていた。未知の森へと足を踏み入れてすぐ、高くそびえる木々の隙間から覗いていた昼空の青は失われ、湿り気を帯びた宵闇がじわじわと足元から這い上がってくる。ふと振り返れば通ってきた道はすでに深い影に飲み込まれていて、自分がどの方角から来たのかさえ判然としない。静寂の中で己の足音だけが異様に大きく響き、背後を執拗に観察されているのかのようなざらついた胸騒ぎが襲いかかってくる。引き返すべきか、あるいはこのまま身を投じるべきか。迷いが頭をよぎり始めたその時、ひび割れた暗闇の向こう側に不自然なほど燦然と輝く光の塊を見出した。はやる心臓を抑え、吸い寄せられるようように歩み寄る。そこには周囲の闇を塗りつぶしてしまうほど煌びやかな建造物が鎮座していた。「……遊園地?」"アリス・イン・ワンダーランド"にそれらしい施設は登場していただろうかと考えながら、慎重に周囲を伺いつつ歩みを進める。ゲートはなんぴとをも招き入れるように開放されており、極彩色のネオンや華やかな装飾が闇の中で踊っているが、そこには本来あるべき喧騒がひとかけらさえも存在しなかった。燦々と輝く光の洪水の中にひとり取り残されたという事実は、暗闇の森にいた時よりも遥かに冷たい孤独と異様な不気味さを静かに突きつける。すぐにでも引き返すべきなのに自分の足がどんどん深部へ向かっているのが嫌でもわかって、不安そうに周囲を見渡すと誰に言うでもなく呟いて。 )
……生きて出られる気がしないな。

(/ご返事ありがとうございます!ではご提案通り森を抜けて夜遅くに遊園地へ到着し、失敗アリスさんと直接お会いする形をとらせていただければと思います。多少加筆修正いたしましたので、こんな感じのニュアンスで問題なさそうであれば改めてよろしくお願いいたします…!)




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