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廃墟の旅路 【ALL版権/オリキャラ/戦闘/恋愛】/74


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自分のトピックを作る
41: トピ主 [×]
2025-01-08 08:36:29

>40


(/参加希望ありがとうございます!プロフィールに不備などありませんので自由にロル投下しても大丈夫です!)

42: アキレウス/九十九由基/ポッピー [×]
2025-01-08 13:11:30

>ゲダツ キーバー 雷電芽衣 all

???『気付かれたな……鋭いやつが一人、それ以外に二人……野営の線が濃いな』

(先を先導する長髪長身の女と銀鎧の男は同時に少し先の相手にこちらの存在を勘付かれたことを認識する。強い敵意を感じはしないものの、かなり警戒を強めている相手の動向に意識を向けて近づいていくが、銀鎧の男が口を開く)

???「やはり俺が先に見てくる、もし何かしらがあっても俺ならすぐ退避できるからな」

(足の速さには自信があるとしつつ、斥候として先行することを提案する銀鎧の男。その言葉に長髪の女と小柄な少女は頷く。)

???「それがいいね、但し無理はしないようにね」

(長髪の女の忠告に、銀鎧の男は頷くと軽く足の調子を見るようにトントンと地面を蹴ると軽くではあるが、駆け出す。一気に加速した男は、芽衣たちが野営を行っている地点の目と鼻の先へと接近する。)

43: 呂布/ヘクトール [×]
2025-01-08 17:50:52



(/参加許可ありがとうございます!早速絡み文を投下いたします)


>廃墟群 all


(かつて街だったのか、都市だったのかも分からない廃墟群が立ち並ぶ場所の、雨風が凌げる程度の廃墟の中に佇む男と、近くで壁に背を預けながら眠っている女。時が止まった様な雰囲気を醸し出すこの場所で、男が静かに黄昏ており)


ヘクトール「参ったな…なんでここにいるのかはさておき場所すら特定出来んとは。それにこの感じは…」

呂布「…………風が、吹いた」

(英霊の座から呼び出されれば自身を呼んだであろう魔術師の姿はなく。何から何まで不可解なままこの場所に辿り着いたようで。途中で出会った大陸の英傑、三國無双の女武人と共に来たのは良いものの状況は全く好転していない。小さく頭を数回掻きながらどうしたものかと呟くと、今まで静かに眠っていた女武人が目を覚まし、すっと立ち上がり。起こしてしまったかと頭を下げる男に大丈夫だと言うようにふるふると首を数回横に振りながら、女武人は窓枠の様な穴から外を見て)

呂布「強い力、感じる…。そんなに、遠くない。行こう」

ヘクトール「…へぇ、天下の呂将軍がそう言うならば乗りたい所だが…すっごい嫌な予感するんだよなぁ」

呂布「?よく、分からない。今は情報が、欲しい」

(何が待ち受けてるかもわからない状況でも構わず進んでいく女武人に苦笑を浮かべながら、男も着いていくように続いて。見えにくいが火の痕跡…煙が僅かに立ち上る方角に歩みを進める呂布を見れば闇雲に進んでいるわけではないと分かると、男は置いていかれない様に歩を早めて)

ヘクトール「…狼煙…いや野営か?賊とかじゃなければいいが…」

44: 名無しさん [×]
ID:896f7f474 2025-01-09 06:36:22

【レンジャー・キーバー、ゲダツ視点】


>雷電芽衣、アキレウス&九十九由基&ポッピー、ALL

立哨の彼女(芽衣)が察知し、された側(アキレウス一行)も先立って一人が斥候で人間離れした速度で急速接近する中――(気配)を察知するのとは別ベクトルの“方法”で(認識)したらしき蜘蛛頭の大男(ゲダツ)が先程までの眠りこけ具合が嘘の様にパチリと目を覚まして無言で得物の柄に手を掛け身構える少女(芽衣)の横に並び立ち、腕組み(実際はちゃんと出来ておらずツタンカーメンよろしくクロスさせているという奇妙な動作をしている)しつつ無骨な強面を闇に向けて仁王立ちする。

ゲダツ「来客か?、メイ」

一方、整備したての対物ライフルを手に二人に倣い警戒態勢に移ったグールのベテランレンジャーだったが――着装しているフルフェイスマスクのHMD上に――数年振りに浮かんだ(Laser irradiation alarm)の警告表示を見て眉を顰める。

それは今し方接近しつつある相手(アキレウス)とは別の(ナニカ)の存在を示し、なおかつ明らかに此方へ攻撃意思を持った者がいるという事を如実に現していた。

――其れは砲爆撃時の観測・砲撃座標指定やミサイルなどの誘導兵器の間接誘導に用いられるレーザー照射。

キーバー「damn it!!メイ!ゲダツ!今直ぐ伏せろ!」

ゲダツ「!!」

瞬間、薄暗い空に二度蒼白い閃光が瞬き――超音速越えの電磁投射砲(レールガン)の曲射が二発分、焚き火を中心に飛来してくる。

通常弾頭故、要は榴弾砲による砲撃に近いが飛翔速度が一般的なこの種の装薬式の砲のソレとは比較にならない――破片や爆風はともかく直撃してしまえばタダでは済まないだろう。

―――




【????】

>呂布&ヘクトール、ALL


一方、思う所はあるものの、一先ず人気のある…もとい(焚き火)の下へ向かう在るべき時代も場所も異なる二人の英傑が廃墟の中を進む中で――奇妙なモノを目撃する事になる。

―ひび割れた幹線道路沿いにゾロゾロと進む奇妙な生物?の群体――見た目はやや大型の三葉虫めいているが周囲の風景に溶け込む様にして体色がカメレオンよろしく同化し、見た目も生物にしてはやや無機質で機械的…

そんな苦手な者にはとことん悪夢の様な見た目の――しかし妙に人工的な雰囲気の(蟲)が、道路を一群でゾロゾロと蠢き進んでいるという光景だ。

無論、この土地特有の土着の生物だと片付けてしまっても違和感は無いが―――向かっている先が奇しくも二人と同じ(焚き火)のある方向…

其処にこの(蟲)の不自然さも含めて違和感を覚えるかもしれない。


45: トピ主 [×]
2025-01-09 13:04:58

>キーバー、ゲダツ、ALL


雷電芽衣「えぇ、けど警戒は怠らないで。」

(彼女は刀をしっかりと握りしめ、周囲の気配を感じ取る。身を低く構え、敵の動きを見逃さないように集中する。音や空気のわずかな変化を頼りに、接近する相手の位置を探ろうとする。呼吸を静かに整え、いつでも反応できるように体を緊張させた。周りの気配も感じながら、焦ることなく次の動きを待つ。)

雷電芽衣「…っ!」

(突如、轟音が響き渡ると、芽衣は鳴った瞬間地面に身を低くした。息を殺し、刀を握りしめながら周囲の状況を慎重に観察する。音の発信源を探るべく、体をぴたりと動かさず、周囲のわずかな音や振動を感じ取ろうとする。アキレウス達の攻撃か、それとも別の存在か、心の中で素早く状況を分析し、次の行動を決めるために冷静さを保ち続ける。)

46: 呂布/ヘクトール [×]
2025-01-09 23:26:29



>44 ????


ヘクトール「待ってくれ呂将軍。…見えづらいがこの道、見たこともない生物が蠢いてるぜ」

(嫌な予感を感じながら進んでいたヘクトールが、何かに気付いた様子で呂布を呼び止めて。振り向いた彼女もきょろきょろと周りを見渡した後、地面に目を向ければ確かに何か蟲の様なモノが蠢いているのを見つけて)


呂布「…気づかなかった。これは…見たこと、ない。……食べられる?」


ヘクトール「俺もこんな生物は見たことないな…って食べる!?おいおい…勘弁してくれ、明らかにマズそうだしそれに…こいつらどっかに向かってるぜ。…まるで軍隊の行進みたいに」


呂布「…流れ星。あれは、何?」


(ヘクトールに言われて始めて、すぐそばを未知なる生物が蠢いていたことに気付くとまず食べれるのかを聞き。相変わらずの対応に若干引き気味に答えるヘクトールの眼にも、少し離れた場所に流れ星の様な光弾が煌めいたのが見えて)


ヘクトール「…奉先殿。あれは星じゃねぇ。近代兵器のなんかだろうな…とりあえずはこの気持ち悪い蟲を何とかしようぜ。頼めるかい?」


呂布「きんだい…兵器?分からない…うん。造作もない」


(彼女が戦っていた時代は古代、大陸の三国時代…兵器と言えば破城槌や投石器等の文明のため分からないのも無理はない。星にしては明るすぎて早い何かから目を離し、傍で蠢く虫の駆除を開始しようと
方天画戟を斧のように振り下ろして圧砕しようとして)


47: 名無しさん [×]
ID:896f7f474 2025-01-11 06:19:03

【レンジャー・キーバー、ゲダツ視点】【描写に少々不足があった為補足致します。】

>44

>雷電芽衣、アキレウス&九十九由基&ポッピー、ALL

あくまで冷静に敵の位置を探ろうと姿勢を低くしつつも変わらず五感を鋭敏にして油断無く周囲を伺う少女(芽衣)と文字通りうつ伏せ・大の字で地面に伏せる蜘蛛頭の大男(ゲダツ)、遮蔽物へと身を隠しつつ着弾に備えるグールなレンジャー(キーバー)

其々が備える中で二発分のレールガンの弾体は焚き火を中心に弾着

凄まじい衝撃波と爆風が吹き荒れ――光源であった焚き火も跡形も無く吹き飛んだ。

――それは間近まで接近した英霊(アキレウス)の目にもハッキリ確認出来るだろう…逆に言えば生存者がいるのかも怪しく感じるかも知れない。


【????】

>呂布&ヘクトール、ALL

■■■

戟の一撃で粉砕されるやたらと大きくて無機質(機械的)な三葉虫めいた謎の蟲、外見は生き物なのだが粉砕した破片は(生き物に似せた)有機的な機械部品で――少なくとも彼女(呂布)が少し思案した様な食用には到底向かなそうだ。

そして彼(ヘクトール)が感じた(奇妙な組織的な動き)…野生動物で群れを作るというのは比較的普通ながらも――それとは異なる其処に人為的・作為的なモノ…軍事的な用途めいた何か。

先ず確実に(人工物)であるのは間違いないだろう。

一方、(攻撃)を受けたと判断したらしい(蟲)の群れはそのまま群れをバラして散開し周囲の物陰やら残骸やらに蜘蛛の子を散らすように散らばり――二人の英霊と英傑の周囲を緩く取り囲む様に包囲する――口部から鋭い捕食器の様な牙を露出させて次々と飛び掛ってくる。



48: 名無しさん [×]
2025-01-12 02:40:49

(/素敵なトピに惹かれて参りました、版権より1キャラ・版権オリより1キャラの合計2キャラで参加希望です!版権キャラがそのままだと強すぎるため、本来より弱体化させて申請させていただいております!)


【作品名】Fateシリーズ(創作)

【名前】キラナ

【性別】女性

【年齢】21

【容姿】身長は152cmと少し小柄で、痩せ気味な体型。白い肩までの長さのウェーブがかった髪に、赤いメッシュが入っている。目は青く、少し大きめ。実年齢より少し若く見える。黄色い袖なしのフリルシャツの上に赤いジャケット、黒のジーンズに茶色のロングブーツを着用している。背中に少し大きめのシャベルを装備し、左手の甲には弓がモチーフになった令呪が刻まれている。

【性格】あまり人を疑うということをしない純粋な性格。あまり外の世界というものを知らないため、ちょっとした嘘にもすぐ騙されてしまう。精神面が少し幼く、子供の様にはしゃいだりすることも多々あるが、何があっても泣くことはあまりない。勇気と優しさを人一倍持っており、仲間に何かあれば自身を犠牲にしてでも助けようとする。

【備考】
インドの大英雄、太陽神スーリヤの息子であるカルナの遠い子孫。幼い頃に親から売られ、ある魔術師の元で召使として過ごしていた。虐げられながらも根気強く生きていたある日、主人の魔術師が英霊召喚の触媒として自分を使おうとしている事、自分の生まれについて知り、こっそりと逃げ出すことに成功。見つからない様に、捕まらない様にと無我夢中で逃げている最中、気がつけばこの廃墟だらけの街に居た。現在着ている服や所持しているシャベルは廃墟を探索して手に入れた物。

一人称は名前か「私」。敬語で話すが、きちんとした教育を受けていない為、片言調で話す。また読み書きができず、話す時に身振り手振りをする癖がある。

主人の目を盗んで練習していた結果、簡単な治癒魔術や強化などの魔術を使える。また、スーリヤを呼びだす「マントラ」を唱えることによって『スーリャストラ』という膨大な熱と光を発生させる矢を放つことができるが、魔力消費が大きく、一度放つと疲労や魔力不足によりしばらく動けなくなる。その為戦闘では基本指示に回り、自衛として魔術を行使する形を取っている。

街に迷い込んで間もない時、瓦礫が頭上に落ちてきたところをアステリオスに助けて貰った。相性が良かったのかすぐに打ち解け、行動を共にしている。その際に契約も結んでいるが、不安定な為離れすぎると魔力が供給できない。その為基本はアステリオスの肩に乗って移動し、戦闘の際も必ずアステリオスの側にいる。



【作品名】Fate/Grand Order

【名前】アステリオス

【性別】男性

【年齢】不明

【容姿】身長298cm、体重150kgの巨体。褐色肌で全身におびただしい数の傷跡があり、牛の頭蓋の形をした鉄仮面を被っている。腰には赤い布を巻き、両腕と両足に枷が付いている。髪は白く、腰あたりまで伸びているボリューミーなもふもふヘアー。白目の部分が黒く、くりくりとした赤い瞳を持つ。頭から大きな赤い角が2本生えていて、右耳には黄色いリング状のピアスを付けている。見た目こそ恐ろしい怪物を思わせるが、鉄仮面を脱いだその素顔は成長途中の少年を思わせるあどけないもの。

【備考】
ギリシャ神話における登場人物にして、クレタ島の迷宮ラビリンスの主。クレタ島の王・ミノスの妻であるパーシパエーが、牡牛との間に産んだ人の体に牛の頭を持つ生まれついての怪物。ギリシャ語で「雷光」という意味の名を与えられたが、その名で呼ばれることはほとんどなかった。広く世界に普及した異名はミノス王の牛を意味する、『ミノタウロス』である。

一人称は「ぼく」、または「おれ」(怪物としての側面が強く出ている時)。自身の保有する狂化スキルにより、辿々しい話し方をする。戦闘時は荒々しい一面を見せるものの、普段はのんびりとした大人しく寡黙な少年。その強靭な巨躯に加えて間延びとした反応から誤解されやすいが、純粋で聡明な心を宿す。自身の現界理由を察することはできずとも、今自分に何ができるかという判断は非常に早い。

はぐれ英霊として召喚され、周囲を探索していたところ街に迷い込んで間もないキラナを発見。彼女の上に降ってきた瓦礫を砕いて助けた。相性が良かったのかすぐに打ち解け、そこから行動を共にしている。バーサーカーというクラス上通常の戦闘でも魔力消費が激しいため、自分からサーヴァント契約を申し出た。自身を怪物と扱わないキラナに驚きと喜びを感じており、絶対に彼女を生き延びさせると決意している。

【能力】
伝統の怪物、神牛の血を引く半獣半人であるため、肉体面はきわめて強力。また腕力にものを言わせるだけでなく、直感と当人なりの機転で柔軟に戦う戦闘センスを有する。が、マスターを得た事で少し安定こそしているものの、正規の召喚方法とは異なるせいか本来より弱体化している上に魔力消費が激しくなっている。それにより本来所持しているはずの二振りの巨斧が失われていたり、後述する宝具を使用するのが困難になっている。

【宝具】
『万古不易の迷宮(ケイオス・ラビュリントス)』

アステリオスが封じ込められていた迷宮の具現化。固有結界に近い大魔術であり、世界の下側に創りだされる。一旦発現してからは「迷宮」という概念への知名度によって道筋が形成されていく。
一定範囲内の侵入及び脱出を阻害する結界としての効果も持ち、その結界を解除するにはアステリオス自身が宝具を解除するか、迷宮に潜ってアステリオスを討つしかない。一度消えても、時間が経過すればまた創りだすことは可能。迷宮は広大な上に、魔物がウヨウヨしているのでアステリオスの元に辿り着くことすら困難。しかもアステリオスが死ぬと迷宮が崩壊するという機能が付いているために、一度潜れば生還する事は極めて難しくなる。
この様に極めて有用な宝具であるものの、上記の理由から一度使用するのに莫大な魔力がかかる上、迷宮を維持できる時間も限られてしまっている。その為、緊急事態かつキラナが側にいる時にしかこの宝具は使用できない。


49: トピ主 [×]
2025-01-12 13:52:35

>48


(/参加希望ありがとうございます!プロフィールに問題はないので自由にロル投下しても大丈夫です!)

50: トピ主 [×]
2025-01-14 00:22:00

>キーバー、ゲダツ、ALL


雷電芽衣「……。」

(爆風が収まり、辺りに静けさが戻ったその瞬間、芽衣はゆっくりと身体を起こした。目を凝らし、周囲を見渡す。焚き火の明かりは完全に消え、冷たい空気が広がっている。彼女は一歩を踏み出し、素早く周囲の気配を探りながら進んだ。足元に気をつけ、音を立てないようにしながら、微細な動きや足音に耳を澄ませる。
視線を鋭く保ち、反応があれば即座に対応できるように準備しながら、周囲の状況を探る。暗がりに潜む敵や、仲間の気配を感じ取るために、全身を使って警戒を強めた。)

51: キラナ・アステリオス [×]
2025-01-15 19:54:43

(/参加許可ありがとうございます~!折角ですので、まだ誰とも合流していない呂布さんペアに合流させていただきます!こういうロル形式は慣れてないのでおかしな点もあるかと思われますが、ご了承ください!)



>呂布&ヘクトール All

(人の気配など全く感じない廃墟ばかりの街であっただろう場所。そこをバスケットボールのゴール程の大きさ、そして不気味な面を付けた男とその肩に乗った少女という奇妙な二人組が彷徨う。どうやらどこか休める場所をさがしているようで、きょろきょろと辺りを見渡しながら進んでいると、何かを察知した様子で大男が立ち止まる。少女がそれに気づくと、心配そうに大男の顔を覗き込んで)


キラナ「…?どうかする、しましたか?アステリオス」

アステリオス「……う……ちかくに、『さーう゛ぁんと』がいる。どう、する?」

キラナ「! それ、良い情報です!今は仲間、多く欲しいです。早く合流、しましょう!」


(大男ーアステリオスにサーヴァントの反応があると言われ、大喜びではしゃぐ少女ーキラナ。本来ならば敵の可能性も考えて慎重に行動するべきだろうが、その様な考えなど微塵も持たない二人。キラナの言葉を聞いたアステリオスは「う」とだけ発し、自身が魔力を感じた方向へと歩を進めて)


アステリオス「…そろそろ、つくはず………!ますたー、なにかいる!」

キラナ「え?…本当だ、あれは…虫、ですか?…こんな大きな虫、いるのですね……他にもいる、いますかね?」


(魔力原が近くなってきており、そろそろ魔力の主に出会えるかというところで、かさかさと何かが視界の端を動いたのをアステリオスが見つける。キラナがその声にきょろきょろと辺りを見回すと…見えづらいが、近くの物影に大きな蟲とも機械とも言えないモノが隠れているのを発見する。その姿に興味が湧いたらしいキラナが彼の肩から降り、仲間はいないかとわくわくした様子で辺りを見渡すと…目立つ姿をした一組の男女、そしてそれを包囲し襲いかかる大きな蟲達を発見して)


キラナ「っ!! アステリオス、あそこ!人、います!助けに行く、しないとです!」

アステリオス「…!ますたー、ひとり、あぶない…!」


(焦った様子で男女ーヘクトール達の方向に走り出すキラナを見て、後を追うアステリオス。彼女は背中からシャベルを取り出しては呪文を唱え、シャベルを鋼鉄の硬さに「強化」する。アステリオスが着くのも待たず、勢いのままにヘクトール達に飛び掛かる蟲の一匹にシャベルを振り下ろして)


52: 呂布/ヘクトール [×]
2025-01-16 00:05:00






>47 ???? All


>51 キラナ、アステリオス All


呂布「…生き物、じゃない?」

ヘクトール「やっぱりか。奉先殿、こいつらは自然の生物じゃなくてヒトの手で作られたヤツだ。見た目こそ蟲だが見ての通り中身は…余りにも不自然すぎる」


呂布「…生き物じゃないなら、本気、出してもいい?」


ヘクトール「勿論だとも。向こうもやる気みたいだしまずは掃除といこうか!来るぞ、将軍!背中は預けた!」

呂布「迎撃、する…!」



(鈍い音を立てて絶命する蟲の様な何かの手ごたえに違和感を覚えた呂布が、傍で槍を振るうヘクトールに問いかけて。ヘクトールの方も最初から違和感に気付いていたのか小さく舌打ちを挟みながら飛びかかってくる機械蟲を捌き始めて。少しして…)


ヘクトール「この気配…チッ、何者だ!?奉先殿、新手が来る!」

呂布「…数は?」

ヘクトール「数は2!俺が引き受ける!将軍はこの蟲を頼むぜ?」

呂布「…分かった、任せる。すぐ…向かう」


(数こそ膨大なものの蟲はこの2人にとっては脅威ではない。飛びかかってくる蟲を斬り落とし、地面に蠢く機械蟲達をスクラップにするが如く槍を振り下ろしながら気配を感じ取ったトロイアの英雄、ヘクトールの進言を受け一層の闘気を纏った三國無双の女傑、呂布を尻目にヘクトールはやや先行して此方に割って入ってくる気配に向けて声を上げて)


ヘクトール「さて…敵の援軍か?それとも…おっと、この気配は…サーヴァントか?そこの!何者だ!」


(宝具…ドゥリンダナを構えながら感じた独特の気配に同じ英霊の存在を感じ取った彼は機械蟲をぐしゃり、と容易く踏み抜いて様子を伺っており)

53: 名無しさん [×]
ID:896f7f474 2025-01-16 06:42:29

【レンジャー・キーバー、ゲダツ視点】


>雷電芽衣、アキレウス&九十九由基&ポッピー、ALL


レールガンによる砲撃を受けた後、静かに態勢を整えて周囲の状況…と、同行者の気配を察知せんと努める少女(芽衣)、ほんの少し間が空いた後にがらりっと瓦礫が動く音と暗闇で(ンンンンー!)と何やら呻いている声…恐らく声質から考えればあの蜘蛛頭(ゲダツ)だろう。

そうして薄暗闇の中で電子機器の起動音が聞こえたかと思うと、炯々と赤く光る二つ目のバイザー――レンジャーの姿を確認出来る。

キーバー「無事かメイ?―発光点と着弾までの開きを考えるとどうやら俺たちは観測範囲外から砲撃を喰らった様だ。――あの独特の弾道と砲声…電磁加速兵器(レールガン)の類だろう。気をつけろ…砲撃される直前に砲撃誘導用のレーザー照射を感知した…(砲撃手)とは別に(観測手)がこの付近にまだいるぞ。」

としゃがれ声で冷静且つ簡単に説明しつつ――何がどうなったのか瓦礫に上半身を埋めて足をバタバタしている大男(ゲダツ)の足を掴んで引っ張り出そうとしているが…中々抜けない。

ゲダツ「ンンンー!!」

キーバー「面倒増やしやがって、あーメイ、ちょっと手伝ってくれ、もう片足を引っ張ってくれれば多分引っ張り出せる。」

と少女(芽衣)に助力を求めつつ

キーバー「…動態反応、――ラッドローチ(放射能とEFVで巨大化したゴキブリ)か?…いや、この感じは」

三人の周囲へとワサワサと集まりだしている無機質な大型の三葉虫めいた(蟲)の群れ――まるで獲物を逃さない様な意図を感じるそれらはもう数十メートルの距離まで迫りつつある。


【????】

>呂布&ヘクトール、キラナ&アステリオス、ALL


大型の三葉虫めいた(蟲)の形をした(ナニカ)がまともな生き物ではないのを認識した英傑(呂布)と英霊(ヘクトール)は其々飛び掛ってきたりにじり寄る其れらの群れを砕き、拉げさせ、突き斬り、と言った具合で造作も無く蹴散らしつつ掃討しながら―助太刀する形で新たにやって来た大小対称的な二人(キラナ&アステリオス)と邂逅する。

無論、互いに素性が分からない上に謎の蟲の襲撃の最中故警戒はされるだろうが…

魔術強化を施したシャベルで(蟲)を文字通り叩き拉げさせる少女(キラナ)と、その後に心配気に続く大きな英霊の青年(アステリオス)、そんな二人に(蟲)の相手を彼女(呂布)に委ねて警戒しつつ接触する英霊(ヘクトール)

両者が接触したまさにその時――付近の廃墟の一角が崩れて――炯々と赤く輝く複眼式のセンサーユニットを薄暗闇で輝かせた6~8mほどの大きさのずんぐりしたヒト型の機械めいたナニカ――がまるでその廃墟の中に最初から存在していたかの如く、彼ら/彼女らから20mも無い位置に姿を現す。

―暗がりゆえに全体像はまだ掴めないが――明らかに友好的では無いのは確かだ。

54: アキレウス/九十九由基/ポッピー [×]
2025-01-16 12:02:52

>ゲダツ 雷電芽衣 ??? all

(/年始しばらく仕事に追われて返信が遅れてしまい申し訳ありません。名前を明かすまで???で行こうかと思っていましたが、少しやりずらいのでやめておきます。)

九十九「……! すまないね、ポッピー」

(アキレウスが人智を超えた神速で斥候に出た直後、ちょうどその斥候へと飛び出した目的地付近に迸った閃光、そしてコンマ数秒遅れて到着する爆音と地を伝う振動を感知した九十九は、即座に行動を開始する。 彼女の持つ術式と呪力強化をフルで活用し、走り出した九十九は近くで同じく走り出そうとしていたポッピーを抱え込み、爆発地点へとこちらも人間離れした速度で駆けつけていく。)

ポッピー「うわわっ……と! ユキ! 走っていたら手遅れの可能性もある、私を先に投げ届けてくれ!」

(担ぎ上げられたポッピーは一瞬驚いた様子を見せるが、直ぐに平静を取り戻し小柄な自身の体格を活かす方法として「投擲による目的地付近への即時到達」を提案する。その提案を受けた九十九は、危険であると反論しようとしたものの事態が、読めない場所に単独でアキレウスが切り込んでいることを懸念したのか走っている勢いのまま、出来うる強化を全て乗せてポッピーを真っ直ぐ投擲する。 そして、発射されたポッピーはというと即座に盾を構え、これから争いの渦中となる戦場への着地体勢を整えていた。)

(その頃、先に襲撃を受けたと思われる野営地近くへと到着していたアキレウスは、爆発と同時に更にスピードを上げて着弾地点へと向かおうとするが、それを無数の何かに阻まれる。大量に集まる虫のような機械群を見たアキレウスは)

アキレウス「……道を開けろ」

(どこからともなく槍を取り出したかと思うと、姿勢を低く取り直線距離かつ最高速でブチ抜こうと槍を突き出して加速を試みる。 目的地は騒ぎの中心点、3人の人物が居る場所である。)

55: 名無しさん [×]
ID:896f7f474 2025-01-17 06:44:05

【少々キャラ追加です(後々もう一名予定)】

(完全創作)

名前:ジョンソン・ウォード

性別:男

年齢:36歳

容姿:アフリカ系米国人であり、身長は約196cmの筋肉質な長身の巨漢。顔立ちは強面な方でその双眸には何処かしら墓場の様な冷ややかな静けさを宿らせている。頭はスキンヘッド。服装はUCPタイプのデジタル迷彩戦闘服一式に着装型強化外骨格であるTALOS Mk.Ⅳの基本Modを装備している。(完全着装時には一切肌が露出せず、六眼式のバイザー等も在る為完全に“機械化された歩兵”とでも言べき様相になる。)

性格:冷静沈着且つクソ真面目な生粋の軍人、機械的なほどに喜怒哀楽が表に出ない性質(感情が無い訳ではない)、物事を客観的に見る事に長けており感情的な思考と合理的な思考を二分する事が可能(後述の感情統制的な人為的暗示の影響が多々ある模様※所謂ダブルシンクの其れに近い。)各地の戦場でどうしようもない現実と地獄の真っ只中に身を置いていた影響か本人も気が付かない部分で精神が擦り切れている。


備考:史実と異なり異常気象から来る食糧難や政治経済の対立・混乱により第三次世界大戦が勃発したとある世界出身のアメリカ陸軍の軍人、最終階級は先任曹長(First Sergeant,1SG)、原隊は精鋭で知られる第75レンジャー連隊出身。核や戦略・戦術兵器の壮絶な応酬後も決着が着かず、海空戦力を損耗した後の不毛な地上戦力による長きに渡る泥沼の局地戦を戦う為に開発・最適化された強化外骨格を装備して作戦行動に投入される即応機動旅団の一員として世界中の戦場を転戦し終わりの見えない戦いを続けていた。

第一世代型の強化外骨格装備の着装に於いて必要とされる着装者向けの強化施術を施されており、五感の鋭敏化、身体機能の強化、ナノマシンによる生体ステータスの管理及び増強により超人的な身体能力と治癒能力を有している歴戦の兵(故にTALOS未着装の状態でも高度な戦闘能力を有している)超常的・魔術的なモノにはほぼ縁が無いが、単純に素の身体能力・戦闘能力が非常に高い。


T.A.L.O.S(Tactical Assault Light Operator Suit)

全高:約2m

基本重量:200kg前後

装甲材質:AFS複合装甲

動力源:循環型量子コアバッテリー

米陸軍・海兵隊・情報軍で制式採用されている“戦術的攻撃軽量オペレータースーツ”とも呼称される軍用強化外骨格装備(歩兵用パワードスーツ)、元々はアメリカ特殊作戦軍(US SOCOM)の主導の下で開発が進められていた特殊部隊向けの強化装備である。

単純な身体強化機能だけでなく、高度な戦闘支援機能を有し脆弱な人間の歩兵に「よりマシな知力・よりマシな装甲・よりマシな筋力・よりマシな火力」を与えておりナノラミネート加工が施された複合装甲及び磁性流体(リキッド・アーマー※アシンメトリック・マテリアル技術の応用により外部展開可能)由来の高度な防御能力を持つ。

鎮痛剤・解毒剤・血漿の自動投与機能を含む自動診断治療システムとNBC防護機構。体温や湿度を観察して最適な状態を保つ艦橋調整機能などを完備、高度な戦術データリンクやAR機能を有した外部情報支援システムなど致せり尽くせりであり、尚且つ装薬式跳躍機能やレッグローラー・マイクロスラスターによる機動性能も抜かりは無く、全力進撃するMBT(主力戦車)やIFV(歩兵戦闘車)への随伴も問題なく行える。

また各種状況に於ける機能追加Modによる拡張性も相当であり、熱光学迷彩機能の付随や、ジェットパックの追加装備による三次元機動力の付与なども可能。

これだけ充実した機能をコンパクトにまとめた結果(着るタイプの装甲車両)とも喩えられている。それだけコストも相当なモノであるが…

固定武装として後背部に汎用9mmチェーンガンを二門、腿に近接兵装としてTCVブレード(熱伝導高周波ブレード)を二本、スモークディスチャージャー×12、MRGM-15SマイクロKEMを8発装備。

メインアームとしてはM30A3 O.I.C.W(6.8x51mm個人主体戦闘火器)を一丁と、サイドアームとしてM17A2 9mmハンドガンを一丁携行している。

56: トピ主 [×]
2025-01-19 15:02:10

>54

(/全然大丈夫ですよ!了解しました!)

>55

(/掛け持ち把握しました!プロフィールも問題ありません!)

57: トピ主 [×]
2025-01-19 17:41:34

>キーバー、ゲダツ、アキレウス一行、ALL


雷電芽衣「私は大丈夫よ。でも、まだ何か潜んでいる気配がする──はぁ、またあなたは……」

(芽衣はキーバーから安否を確認され、冷静に答えながら周囲の状況に警戒を続ける。耳を澄ませていると、瓦礫の中から聞こえる呻き声に気付き、声の主を特定する。上半身を埋めたゲダツの姿を見つけた芽衣は、静かにため息をつく。キーバーの助力が求めたので、脅威への注意を怠らないまま頷き、ゲダツのもう片方の足を掴んで。)

雷電芽衣「……倶利伽羅、足止めを。周囲を守りなさい。」

(キーバーの様子を見て、芽衣はすぐに周囲の警戒を強める。不安定な気配を感じ取り、蟲が近づいていることを察知した。芽衣は冷静に周囲を見回し、すぐに反応する。次の瞬間、真っ赤な巨龍が咆哮を上げながら姿を現した。その龍は倶利伽羅と呼ばれ、芽衣が召喚したものだと分かる。)

58: 名無しさん [×]
ID:896f7f474 2025-01-20 06:42:56

【レンジャー・キーバー、ゲダツ視点】


>雷電芽衣、アキレウス&九十九由基&ポッピー、ALL


キーバー「よし、1、2、3――!?…ジェット(戦後にウェイストランドに流通するアレな薬物)を吸った覚えは無いんだが――随分と派手でデカいトカゲ(倶利伽羅)を飼ってるんだな。」

何処からとも無く彼女(芽衣)が喚び寄せた真紅の巨龍(倶利伽羅)、二人で瓦礫に埋もれた蜘蛛頭(ゲダツ)を引き摺り出している間に殺到する(蟲)の大群に対する牽制と迎撃に動く文字通りの少女の使役する(龍)に驚きそんな感想を口にしながらも、何処から?び寄せたのか――実体のあるホログラムの類では無いのか―という疑問と推測が脳裏を過ぎるが現状は其れどころでは無い

キーバー「おいゲダツ、怪我はしてないな?――上唇と下唇を噛み締めてるぞ――闘えるなら備えろ…」

ゲダツ「ンンンー…はっうっかり!!…ぬおっ!!なんだこの赤龍(倶利伽羅)は!?」

キーバー「メイのペットだとさ、味方だ。」

対物ライフルから両手持ちの拳銃――セコイア大口径リボルバーとN99 10mmピストルに切り替えて腰溜めに構えるレンジャーの隣で、少女(芽衣)の巨龍(倶利伽羅)に驚愕しつつも近接格闘での応戦の構えを見せるレンジャー(キーバー)。

――殺到する三葉虫めいた機械的で無機質な(蟲)の群れは――地面から這い寄るモノと飛び掛ってくるモノの二手に分かれる。

その一方、そんな(蟲)の包囲網の一角が、まるで(外側から突き崩してゆく)かの様に(蟲)が大量に弾け飛んで何者(アキレウス)かが急速に此方の三人の許へ接近してくる――

おまけに更に場外より、送球宜しく凄まじい速度で空中を飛来するやや小さめのナニカ(ポッピー)

キーバー「!!――止まれ。止まらなければ撃つ。(アキレウスに対して)」

ゲダツ「む?何奴!…生き物か?――なんと、飛んで来たのか?(ポッピーに対して)」


―混戦の色合いが増して来たこの場、そして新たな闖入者との邂逅。(蟲)に関しては変わらず襲い掛かってくる上にまだまだ増えている様子である。


59: 名無しさん [×]
2025-01-20 16:07:37

【予告していた追加キャラのPFをば(殴】

(版権オリ)

名前:アルファ06(識別符号はネームレスシリーズ)

作品:ストライクウィッチーズ1991(二次創作)よりオリジナル

性別:女性

年齢:不明(見た目14~15歳ほど)

容姿:黒髪のセミショートにハイライトの無い涼しげな双眸、色白で幼げながら顔立ちは整っている方だが何処か無機質な印象を初対面の相手に与えがち、背丈は160cmほどで華奢な身体つきをしている。濃灰色の多機能人工筋肉内蔵型スキンスーツを標準的に着用しており、この上からやはり規格品の黒のオーバーコートを羽織っている(殆ど私服の様に着こなしている)一応必要な場合は制服や一般的な私服の類も着用出来るらしい。

性格:出自や雰囲気から感情の起伏に乏しい様に見えるが、かつて自分が居た(生まれた)世界での戦いで多くの出会いや別れ、感情の衝突や同調を経験しておりそれなりの人間味をもっている。
意外と天然な部分も少なくない。(ジョークの類を本気にしてトラブルを起こしてしまったりなど)裏表の無いハッキリとした人柄で言いたい事ははっきりと話す口の持ち主(弁える所は弁える)人造人間ながら割と常識的で道徳的な部分も多い。

備考:かつてはとある世界の人類と魔族間で勃発した戦場に於いて(戦闘航空脚)の名称で知られている汎用航空魔導兵装を駆り戦っていた航空特技兵(人造魔女)人類が魔族への先制攻撃を仕掛けてから全面戦争勃発までの期間に幾らかの場所で発見された(異世界漂流物)の一部の研究により其処から得られた応用技術から開発された生体兵器に近い存在

(異世界漂流物)自体の技術体系は第二次大戦期の物と推測されるが、それに用いられていた機関の運用概念から即存のどのエネルギーとも異なる物(魔力)とそれを現存する兵器の動力源へと転用する技術が確認され世界各地での魔族と人類との戦闘傾向などに基づいて分析が進められた結果、魔法技術の軍事転用は対魔族戦に於いて有益という判断が下され、同時期に多数存在した類似のプロジェクトと同じ様に幾つかの国の軍事・研究機構にて共同で開発及び応用が進められた。――分野ごとに分かれて其々の研究が進められた模様ながら、人類側の戦況悪化や意見の相違、共同研究機構そのものの事実上の瓦解などにより詳細に関する資料やデータはその殆どが失われるか何処かに消え(意図的に破棄された物もある)それらの内、実用化の目途が立ったモノに関してのみ十数年の内にロールアウト・実戦に耐え得るとされた少数が各戦線へ投入されていた。

その内、(此方側の世界の技術)で再構成された(航空歩兵脚※ストライカー)とそれを扱う航空特技兵(人造魔女)の二つの要素から成るプロジェクト、その研究・開発結果の一つが彼女である。

ネームレス・アルファシリーズもとい、アルファ06の識別名称を有している彼女も遺伝子レベルから操作が施され魔法的素養を人為的に強化された試験管ベイビーであり、更に各種の生体インプラントオーグテンメーション(所謂部分的な先進生体工学に基づく義体化)も行われ機能拡張も行われているある種の人造人間である。更に言えば其処からクローニングされた6番目と言った立場であるが本人としてはそれほど気にしてはいないらしい。

現代戦の戦闘教義に基づく軍事的な教育課程は一通り受けていてそれらをきちんと実戦に投射出来ている。身体能力も人間のソレからはかなり掛け離れていて戦闘航空脚や魔力無しでも相当な
戦闘能力を有している。特に近接白兵に関しては目に見張るモノがあり、双刀のTCVブレードを用いた戦技は特筆に価する。その他各種銃火器や兵器の使用も一通り叩き込まれていたりする。

なお戦闘航空脚を運用するに当たって(人造魔女)には使い魔が必要ない模様。

十代前後から戦線へ投入される形での実地教育・命を授業料に経験を積んで往くという鬼の様な“篩い分け”も兼ねた戦いにより多くの同胞を失う中、それらを乗り越えて確固たる(我)を手に入れた歴戦の猛者であり、戦場での心構えや覚悟、そもそも命というモノに希薄になりがちな存在故の恐れ知らずを逆手に取って冷静な状況分析能力を養い(または養われて)死ぬか生きるかの環境を共にする周囲の兵士や同胞、上官や教官に恵まれていた事からそれらの思いや期待に応える形でベテランの航空特技兵に成って行った経歴がある。己のためにというよりは誰かのために、と言う処が強い。

魔族に対しては在り来たりな敵愾心もあったが(彼らと戦う為に造られた)という複雑な感慨も有った。

能力 :魔法力【ウィッチとしての基本技能・能力】

魔力障壁(物理・非物理を問わず様々な属性の攻撃に対して強力な防護性能を発揮する不可視・可視可能なシールドの一種、術者が脅威だと認識した場合ほど高く作用する。自動評定システムによりこれらの行使も最適化・自動化されているため飽和攻撃等に対しても効率的な防御網を展開可能。また障壁そのものが集束した強力な魔力の壁そのものである事を利用して、体当たりなどでの攻撃手段に転用する事も出来る。)

探査魔法(大気中のエーテルに作用して電子的走査に依存せずに空中・海上・地上の目標の検知・識別・捕捉を行う機能。高度に自動化されており、バイザーのFCSと連動して脅威評定も可能。

友軍とのC4ISR戦術データリンク機能とも連動しており、遠距離対地攻撃の間接的な目標指示・着弾観測や対空目標への誘導支援なども可能。)


機体(ストライカーユニット)

Model-MFA07A3“ブルースカイ”エーテル噴射式戦闘航空脚

全高:3.50m

(異世界漂流物)由来の通常のストライカーユニットと構造の違うエーテル噴射式ストライカー(ジェットストライカーとも呼ばれる噴流式魔導エンジン※此方側の技術も用いている関係上構造はターボファンエンジンのソレに近い、また、あちら側の世界に於けるストライカー・ユニットのグローバルスタンダードである“宮藤理論”のそれは当然踏襲する形に成る。)をベースとして開発された戦闘航空脚。

通常の戦闘脚と比べて"大飯ぐらい"(魔力消費が半端ではない※この点は人為的に魔力保有量が強化された人造魔女が運用するという事で問題無しとされた。)の為稼働時間航続距離共に短い、旋回性が悪い等の欠点を抱えるも、通常型を凌駕する機動性は目を見張るものがあり、また補正による筋力増加率も高いため、大口径の携行火器を筆頭とした重武装化が可能であった。

これを解決すべく根本的な改修が施された結果生まれたのが本噴射式戦闘航空脚である。着装者の生存性向上の為、専用のバイザー付ヘルメットボディアーマー(ショルダーアーマ付)・ガントレットが付属しこれ等は軽量かつ強固で衝撃吸収率も高く、人工筋肉を内包している為ペイロード量の増加等に磨きがかかった。HMD付ヘルメットの網膜投影・ボイスコマンド入力機能によって、視界補助等の様々な補助システムを簡単かつ素早く行使可能。また最大の特徴は魔族由来の技術応用である極小の術式を高密度に幾重にも刻印されたM.P.I.O.M(Magic Power integrated Operative Method:魔力集積術式)による魔力運用の大幅な自動化と従来は一部の“魔女”の持つ固有魔法でしかなかった探査魔法の行使を可能にした。

また出力の桁違いな点から、発進促進システム(魔法陣)無しでのVTOL(垂直離着陸)機能を有しており、即応能力に関しても相当なモノがある。(とはいえ燃費が悪いので可能な限りは滑走路やソレ
に近い平地、はたまた航空母艦の蒸気・電磁式カタパルト等も使用する。)

Model-MF07A2“黒翼改”の大規模改修モデルであり、一度戦闘により損壊した機体に新規モジュールを追加した事により相応に大型化している。というより最早穿くタイプの一般的なモデルという
より搭乗・着装と言った方が良い様な代物と化している。(自律・思念操縦により小型UCAVとしても運用可能)

携行装備

SMAW 83mm多目的ロケットランチャー(HEDP・HEAA・SMAW-NE・紫外線照明弾などの各種弾頭を使用)

M22A4 Pulse rifle(10x24mmケースレス弾使用、可変機能付きでアサルトカービンモードと精密狙撃モードを搭載。)×2

TCVマチェット(熱伝振動近接兵装)×2

M9A1(9mmサイドアーム、レッグホルスターに吊るしている)

その他、基本的な歩兵用火器も使用可能。

ストライカー搭載兵装

AIMF-56汎用マイクロミサイルシステム(同時多目標・空域制圧用高機動汎用小型誘導弾。)

GS42A 20mmクアッドプラズマガトリングガン(内蔵兵装、半実弾半エネルギー兵器)

マウラーMkI 自由電子レーザー(近接防御兵装)×2

XL82 ピチカート砲身形成型魔素励起砲システム(魔力応用兵器の一種であり、充填した集束化高密度エーテルを励起状態を維持したまま射出する準戦略兵装、凄まじい破壊力と加害範囲を有しており使用には基本的に司令部・指揮官の許可が必要。)

その他、兵装倉に搭載可能な航空兵装は凡そ運用可能(極端な話、貨物や無誘導爆弾を積んだりも出来る)

※制限

・各種探知・評定・自己防衛系魔法の精度・耐久度に制限

・人造ウィッチとしての人外めいた各種身体能力や精神防護機構もやや弱体化。

・携行武器・搭載兵装系は何かしらの補給手段が無い場合は弾薬・エネルギー共に有限

・XL82ピチカート砲身形成型魔素励起砲システムは基本的に禁じ手(巨大な敵や強大な相手との戦闘の際にのみ使用※一度の戦闘で数射のみ・且つ火力大幅制限)


60: 呂布/ヘクトール [×]
2025-01-21 00:44:40



>53 ???? All


呂布「新手…?息吹、感じない。不可解」


ヘクトール「さっきの流星はあいつの仕業か?…暗くてよく分からんがこの蟲達と同じ人造物だ。血なんか通っちゃいねぇのさ。さてどうする奉先殿?強行突破してこの先の戦場に雪崩れ込むかあちらさんと協力してこの状況を打破するか…」


呂布「まずは…状況打破。誰が相手だろうと…恋(れん)の敵じゃない」



(今度は先に呂布の方が新手の気配に気づく。その存在感を示しながら廃墟の方に現れた気配を感じ取るも今を生きる者が放つ「気配」を感じ取れなかったのか、何処か複雑そうな顔をして。少し遅れてヘクトールもそれを見やれば、やれやれ、とわざとらしく悪態をつきながら問いかけると、先程乱入してきた2人を一猊しつつ、方天画戟を構えて四股を踏むようにダン!と地面を足で打ち鳴らして。彼女が放つ闘気とも呼べる覇気が一層増し、びりびりと空気が震えて)


ヘクトール「…スイッチ入ったか。俺も覚悟決めるとするかな」

(思わずその闘気に押されそうになりながら、群がる蟲をドゥリンダナで吹き飛ばすように薙ぎ払ってはヘクトールも表情を変えて)

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