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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
256:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-01 21:02:47
『ん~…ごめん、やっぱり何も覚えていないや。思い出そうとしてもさっぱり。もしかしたら昔のボクは無理をして船に乗っていたのかもしれないね。憶測でしか無いけれど……』
(彼女に釘を刺され、街が焼け焦げてしまった風景からルーカスの腕の中で眠っていた時までの間の記憶を辿ろうと奮闘しては見るが、やはり何も記憶は残っておらず。自分達が歩んで来た道のりはある程度は覚えているが、どうしてザポン大陸まで出向かう羽目になったのかまでは思い出せず考える事を諦めて。カテリーナの話す話が本物だと仮定するのであれば、恐らくは無理をしていたのだろうとそう話して)
『うぅ…翼を持つ種族の人々が羨ましいよ。翼を生やすアイテムだとか魔術とかがこの世に編み出されたら是非ともボクは手に入れたいかな。生活とかも豊かになりそうだしね!……そう言えばボクは滅多に外へ出ないんだった、盲点盲点。』
(魔術の研究に重きを置いている彼女は、新作の魔道具や本・薬剤の調達以外外へ姿を表さない事を明かして。そうなると翼を手に入れたとしても、室内で羽ばたこうとして誤って天井に頭をぶつける恐れが増える一方で実際問題自分には特に利点が無い事に気が付き)
そうだな…追っ手が来る可能性も見越して出来れば近道を選びたいとは考えている。だから俺なら近道を探る方を選ぶと思うぞ。今居る地点と目的地への方角さえ分かれば恐らくはこの森を抜けられる筈だからな。
(アスティから投げられた質問に少し間を空けて返事を返して。確かに来た道を戻れば安全かつ素早く外へ出られる事は周知の事実なのだが、この森を抜けない事にはその刀鍛冶の町へ着く事が出来ないだろうと話して。どんな魔物が出てくるか見当も付かないが、追っ手の事を加味しつつ近道を探った方が結局的には早く町に着く事が出来るだろうと喋り)
━━━━━━━━━━━━━━━
遅くなってしまって申し訳ないな。明けましておめでとう。と言うのが文化なのだろう?そういう行事類はあまり気乗りしなく、手を出さないでいたが……意外にも良い物なんだな。
257:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-01 23:36:28
『翼ねぇ……私はあまり魅力を感じないわ、高いところは正直あまり……それに魔術を鍛えればより正確により遠くに転移が出来るようになるんでしょう?そっちの方面に研究リソースを割いたほうがよっぽど為になるわ』
(翼が生えて空を飛ぶ、そんな自分の姿を想像して高所があまり得意ではないこともあり辟易とした表情を浮かべて。正直なところ実用レベルの翼を得られたとしてもその翼で空を飛ぶよりも転移魔術を極めるほうがずっと利便性が高いと身も蓋もないことを口にして。彼女のように熱心に魔法を研究しているのなら尚更だろうと空を飛ぶ事自体のロマンについては一切触れずに語り)
『とにかく北端の船着場を目指すわよ、消耗が激しいから不本意だけど徒歩でね』
(ザポン大陸行きの船に乗るまでは骨の猟犬を呼び出し移動をしたが、屍兵を大量に呼び出した上に奥の手の巨人まで使ってしまった為死霊術に関しては一旦温存が必要で、面倒だが暫くは徒歩で目的地を目指す必要があると話して)
なるほど……うん、私一人なら不測の事態を避けるため、元来た道を引き返す安全策をとるところだけど、今はルーカスもついてるしね!ある程度のことは大丈夫だし、方角もなんとかわかりそうだから森を抜ける方を選ぼう!
(こういう時慎重に事を運ぶ自分とは真逆の考え、しかし戦闘スタイル的にもどんどん前に出る彼らしくもあり。何より現在の状況的に実力的にも一切の不安要素のない彼と一緒であれば、多少のリスクを負ってでも一緒に森の中を進み近道をする選択をするのもいい選択であると言えて。地図を読みナビゲートする自分と戦闘面で頼りなる彼、二人の絶妙なコンビネーションあってこそだなとそんなことを考えつつ彼の案を採用する意向を伝えて)
***
あけましておめでとう!
私もなんだかんだで今日もお返事する時間取れなくて気がついたらこんな時間だし、何度も言ってる事だけど気にしないでね!
やり取り続くことの方が私にとっては大事だから
258:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-02 19:04:10
『さっきの戦闘であの……そうそう、巨人兵がやられちゃったもんね。発動条件に魔力を消費するのか分からないけど、あれはかなり双方痛手だったんじゃないかな~…。アスティちゃんもこう、凄いぶわぁって風を巻き起こしていたもんね!』
(徒歩で歩く事には何も問題が無く平気な顔をして足を進めており。寧ろ「日々部屋の往復して来なかった怠けた身体に鞭を打つ時!」と考えていて、意気揚々と北端にあるとされている船着場へと向かって。彼女の発した言葉から魔力不足を危惧する自分にとっては何やら親近感が湧いた様で先程よりも口達者になって)
行き方も決まった事だ。アスティの体力が回復したら町へと急ごう。
(先程の余裕の無さ振りからは考えられない程、意外にも彼はもう森の中を突き進む程の体力は回復した様で彼女が立って歩ける位になるまでは待つつもりな様で。空いた手で戦闘で使った際の西洋剣の欠け具合や擦り具合を確認しており。戦闘を行うのなら欠けたり磨り減ってしまうのは当たり前なのは彼も知っている事だが、やはりどうしても剣が傷付くのはあまり許せない様子で大事そうに持参してきた布切れで汚れを拭っており)
259:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-02 22:24:07
『ナタリア、貴女はあの力について何か知らないの?あの二人とは仲間だったのでしょう?』
(ひとまず上手く撒けたのは結構なことだが、彼女たちが仮に今後秘石を取り返そうとこちらを執拗に付け狙ってくるようなことがあれば、あの異常な力に立ち向かわなければならない。彼女とアスティ、ルーカスが知り合い同士であるという情報の他にどの程度の深い付き合いなのかは分からないが、あの異質な風の力について何か知っていることはないか、反応からして望み薄だろうがダメ元で尋ねつつ歩みを進めて)
……よし、もう大丈夫!出発しよっか。……そういえば、ルーカスが使ってる剣って普通の店売りの無銘の剣だよね?特別な業物とか、そういうのに興味はないの?
(程々に疲れが取れたところで立ち上がり、お尻を軽く手で払って。森の中を地図を参考に突き進んでいきながら、先程彼が手元の剣の傷を気にしていた様子について言及をすれば、言い方はあまり良くないが量産品では剣の方が彼の腕前に見合わず先に悲鳴を上げ、実力を持て余してしまうのではないかと感じたまま尋ねて)
260:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-03 12:30:00
『仲間って言っても短期的にね。地這竜を討伐する時に「助けてくれ~」ってお願いされたからそこのお供をしてからはそれっきり。だからアスティちゃんにあんな膨大な力が眠っていただなんて驚きだよ。』
(何やら勘違いを起こしているのか、こちらへ情報を探ってくる彼女に事実を説明して。短い付き合いだった事、そしてアスティに強力なパワーが眠っていた事は知らないと告げて)
一級品の品物か…、特に気にした事がないな。まあ手に入れる事が出来るのであれば是非とも手を伸ばしたい代物ではあるのだが。
(彼女の問に暫し間を開けてから返して。確かに今までの自分を振り返って見てもいつも自身の手に握ってあるのは一般の店が販売している、言わば大量生産をする事の出来る剣ばかりな事に気が付き。「この機会だからアスティと共に新しい西洋剣を手に入れる事も有りかも知れないな。」と付け加えて会話を行い)
261:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-04 02:53:29
お返事遅くなっちゃっててごめんなさい、私の背後が流行病でダウンしちゃって、体調が落ち着くまでお返事はしばらく待って貰いたいんだ。数日中には復帰できると思うからもう少しだけ待っててね
262:
ルーカス [×]
ID:527a41732 2025-01-04 08:43:58
不調は誰にだって有り得る物だ。寧ろ体調が悪い中、こちらに報告をして来てくれてどうもありがとう。お返事に関してはしっかりと体調を治して来て万全な状態になって来てからで良いからそう気に病むな。
それと背後に関する事で報告しなくてはならない事があってだな。実はなんだが…1月5日~1月6日までの夜ぐらいに掛けて家を空ける用事が出来たらしい。急な報告になってしまってすまない。出先でも勿論お返事は書けるのだが、少々物語のテンポが悪くなったり途中で急にふっと姿を消す場合もあるとの事だ。
263:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-05 10:06:57
『そう……まあ、奴らが追ってこないことを願う他ないわね。もっとも、こんな石ころ一つに躍起になるような連中でも無さそうだけど』
(彼女の返答は概ね予想していた通り、未知のものを目にしたようなそんな反応ゆえに期待はしていなかったがとさして気にしていない風に返事をして、仮に力の性質がわかったとて打てる対策があるかは別問題、そんなことに気を揉むぐらいなら無理に追ってこないことに期待をして、上手いことこの大陸から抜け出してしまうことを最優先に考えた方がいいだろうと思考を切り替えて。改めて手元の秘石に目をやれば、どう見てもただの石ころにしか見えないそれ、自身の目から見ても大した価値のあるものには見えず、彼女たちもこれ自体の価値については特に理解していない様子であったため、無理に追ってはこないのではないかと考えていて。こんなもののためにリゲイラを脅かすあの女の意図は全くもって理解出来ないが、これさえあればリゲイラにまた平穏が戻るはずとそんな希望を抱きつつ北の船着場への旅路を行き)
うんうん、ルーカスぐらいの使い手が凄い剣を手にしたら鬼に金棒だね!そう言えば、私の剣の師匠が昔こんな事を言ってたっけ……『達人の域に至った剣士の振るう剣は凡百の数打物ですらあらゆる業物をも凌ぐ』ってルーカスを見てたらなんだか不意に思い出しちゃった、型は少し違うけど速さと技で圧倒するところが似てるからなのかな
(特にこだわりがあってという訳ではないと知り、是非相棒と呼べる一振りに出会って欲しいものだと同じ剣士として笑顔で相槌を打ち。その話に関連して、不意に蘇った古い記憶の中の剣士としての自らにとっての師とも呼べる存在が口にしていたことが思い起こされて。師より学んだ自身のスタイルに近からず遠からずなスタイルで剣を振るう彼がその師の言葉を体現しようとしているようにも見えたのだと率直な感想を述べて)
***
お待たせ!なんとか復調の兆しが見えてきたからお返事書かせてもらうね。
背後の事情についても了解だよ、お返事は無理せずいつでも出来る時にしてくれればいいからね
264:
ルーカス/ナタリア [×]
2025-01-05 17:56:39
『ふふ、秘石なんて強敵討伐さえ行う事が出来るのであれば無理に奪い返しに来るとは思えないんだよね~…。カテリーナちゃんみたいに"地這竜"の秘石が欲しいって訳じゃ無い限り、こんな非効率で荒業な事彼女達が進んで行うとは到底思えないかな。』
(特定的な秘石では無い限り、どこかで新たに強敵討伐を行えば秘石を簡単には入手できる事を知っている為か、彼女を安心させる為に上記の言葉を発して。そうこうして話している内にも自分達の目的地であるリゲイラ王国へ続く船着場の姿が見え始め)
アスティは物知りだな。俺は彼処の寮生活では基礎的な知識や剣術しか学んで来なかったから…。今後も是非、博識なアスティの話 聞かせて欲しいと思っているぞ。
(彼女がすらすらと述べる文言に驚きつつも相槌を打ち。自身は基盤となる剣の振り方や突き刺し、又は名門家としてその名に恥じぬ様なマナーしか学んで来なかった遠い昔の話を話して。自分の知らない世界を知っている彼女に更なる魅力を感じたのか、食い付く様に「その話の続きや違う話も聞きたい」と願い出て)
━━━━━━━━━━━━━━━
体調が戻って来ていたのなら良かった。今は特に忙しくなく文章をゆっくりと考えられる時間を確保する事が出来たから>263に向けてのお返事を書かせて貰ったぞ。急いで内容も思い付かないまま相手に送り返すのは些かどうなの物かと思い、そう考えると中々丁度良い時間が取れなくてだな…。
265:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-06 02:23:38
『そう、貴女がそう言うのならきっとそうなんでしょうね。形はどうあれ一度は袂を分かった相手でもそこまで言えるのはそれだけあの二人への信頼があればこそ、よね……私にもそんな人があの人の他にいれば……っ、くだらない話をしたわね、行くわよ』
(仲間として過ごしたからこそわかるのだろう、彼女の考えを聞けば二人の性格や立場などに基づいた、ある程度根拠のしっかりした意見を全面的に受け入れ頷き。そこまでの結論を導き出し断言できるのは、今は故あって道を違えることになったとはいえそれでも彼女にとってあの二人もまた今でも信頼のおける仲間として心の中にあるのだと理解して、自分にもそんな風に信頼出来て頼ることのできる誰かが王子の他に一人でもそばに居てくれたならば、あるいはあの悪女の言いなりになってこんな悪事に手を染める事もなかったかもしれないのにと、そんな本音を吐露しそうになり、自分は一体何を言おうとしているのだとハッとして口を噤み早足で見え始めた船着場に真っ直ぐ向かい)
あれが基本……?あっ、これは別にルーカスの剣筋が基本がなってないとかそういうことじゃなくて、基本と呼ぶには異質って言うのかな?見てて、アレって思う瞬間があって……剣を見失うっていうかそんな感じ、あれは相手してる側としては怖いよね、見えない剣に急に斬られるわけだからね
(彼の並外れた剣の技はさぞ特殊な鍛錬の成果なのだろう、そんな風にも考えていたがそんな自分の考えと異なる思わぬ言葉に目を丸くして足を一度止めて彼を見やって。彼の剣術が仮に基本だとすれば基本がそもそも何なのかわからなくなるとそんな風に考えながら、傍から見た彼の剣術に対する自身の視覚的な感じ方など思考をそのまま言葉にして)
……意見交換って形ならいいよ。腰を落ち着けられる場所に着いたらじっくり語り合いたいね
(そこまで話してから、彼がこちらの話しに食いつきを見せた内容について、話すことは吝かではないとしつつも、その時は是非彼自身の話しも聞かせて欲しいと交渉を持ちかける強かな面を覗かせて、屈託もなく無邪気に笑って)
***
心配かけてごめん、もう概ね大丈夫だから安心してね!
それとお返事も全然急がなくて大丈夫だよ、私も慌てて返して後になって妥協しちゃったなぁ……って後悔しちゃった経験もあるし、そういうのってお互いの為に良くないもんね。だから落ち着いて返せる時にお返事貰えればと思うよ
266:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-06 22:06:07
『……ええ、そうだね。早く行こっか。船にも出港時間はある訳だし何隻も彼処の船着場に降りてくれる訳じゃないからね。』
(彼女の発した言葉に耳を動かすが、自身は異国の民。決してそう易々と「相棒になるよ」なんて無責任な言葉を口には出せないとそう判断したのか軽く流して他の話題を口に出し。カテリーナの痛い気持ちも分かるが、自身が名乗り出たとしてもずーっと彼女の傍に居れるかと聞かれればそうでも無い。それにもし彼女が「自分を仲間に入れる事を拒絶してしまったら」と考えると思う様に口を動かす事が出来ず)
ははっ、何を驚いている。そうだな……俺の剣術を分かり易く言えば、あれは基礎鍛錬に加えて他の師匠での教えを織り交ぜている。騎士というのは姫君を守るのが役目だろう。無駄に顔を他の者に知られると不味いんだ、先に騎士を数で圧倒してから護衛先を狩ると言うのが今の主流でな。全く、卑怯な世の中になった物だ。
(珍しく顔を緩ませ、笑顔を見せると彼女が発した言葉に少し訂正を加えて。一度喋り出すと昔話が止まらないのか長々と話しては「他にも師匠が居た」と話して。どうやら彼の話を深く聞き入れると様々な師匠が寮の中には居り、その中で一番適正のある剣士の元で数週間身寄りを置いて剣術を習うと言うのが基本な様で)
俺の昔話か…?そんな物聞いていたら耳を腐らせてしまうぞ。それにアスティみたいに明るい話を提供出来るかと言われれば……保証は出来ない。
(彼女の強い押しに断り切れなかったのか、「話す事は出来るがアスティの想像している様な楽しく明るい話は出来ないぞ」と少し釘を刺しながら話して)
━━━━━━━━━━━━━━━
体調が元に戻って来たのなら本当に良かった。これからも無理せず時間が取れた時に送る程度で構わないからな。
それと…自宅に到着する事が出来たから恐らくは素早くお返事を返す事が出来る筈だ。無理はしていないから過度な心配は必要無いぞ、それに少し前に睡眠を摂っておいてあるから夜遅くまで起きていられる見込みだ。
267:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-06 23:58:45
『ちょうど今停まってる船がリゲイラへ向かう船みたい、御誂え向きね。スイートの船室を取ったから貴女は船酔いに備えてゆっくり横にでもなってなさい、あっちに着いてからは一切気が抜けないわよ……私も今のリゲイラがどうなっているのか詳しいことはなにもわからないのだから』
(船着場へと到着し、停泊している船をチェックをすればちょうどそれがリゲイラへと向かう便である事がわかり。元は有力貴族の生まれであるという言葉に偽りなく手慣れた様子でサクッと支払いと搭乗手続きを済ませて客船の最高級スイートルームを確保すれば早速船に乗り込んで。他の客室とは一線を画す高級な船室にて肘掛けのついた椅子に足を組んで深く腰掛け手元に本を広げリラックスモードに入りつつ、船は苦手だと言っていた彼女の体調を気遣うようにそう声をかけて。自分がリゲイラを離れてからそれほどの時間は経っていないが、今あの国を支配しているのは悪虐を絵に描いたような悪女、リゲイラの地へと降り立った時点で敵地であるというぐらいの心構えでいなくてはならないと言い聞かせ、そこで使い物にならないようでは困ると言いたいようで)
なるほど……将を射んと欲すればまず馬を射よ……か、理には適ってるけど気持ちいいやり方ではないよね、騎士も大変なんだね
(ふんふん、と小さく相槌を打ちながら話しを聞き終えると、騎士は素顔や素性が広く知られない様寡黙に素早く仕事を済ませる必要性がある理由を理解して神妙に頷いて。戦略的には正しいがクリーンとは言い難いと肩をすくめては、彼の方へ手で拳銃を構えるようなジェスチャーをして「バンッ」と小さく口に出して戯けつつしみじみ呟いて)
それでもいいよ、私だって話せてない事沢山あるもん。良いことも良くないことも含めてね?今すぐ全部でなくても、少しずつでも曝け出していけるような関係でいられたらいいよね
(自分が望んでいるのは聞き手に気を遣い、己を偽り覆い隠す為の毒にも薬にもならない当たり障りのない話しではなく、彼自身の話しが聞きたいのだと改めて己の意思を伝え。自身もまた、彼が興味を持つような剣の修行なんかの話しもあればまだ詳細を話せていない異形の力のこともある、それを暗喩するように言い含めれば、すぐには無理でも互いの光も闇も全て受け止められるような関係になれることを望んでいると微笑んで)
268:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-07 01:25:58
『気遣いありがとうね、それじゃあ少し横になっておこうかな。一応魔法は掛けておいたけどここでダウンするのも良くないしね。それじゃあお休み。』
(こちらに気を遣って寝る場所を提供してくれた彼女の目を見ながら感謝の気持ちを伝えて。とんがり帽子を外して猫耳を顕にさせるとベッドの中へと勢い良く潜り込み。数分も経てば小さな寝息を立てて寝始めて)
まあそうだな…しかし今は互いに命を狙われている身。そしてアスティは兵士達を圧倒的する事の出来る力を持っている。俺が護衛として前線に張らなくとも余裕だろう?だから安心する事が出来るんだ。勿論君の命が危うい時は助けに行くけどな。
(普段のギルドミッションでは特定の命を守って欲しいと言う願いを出される事は少なくは無く、何なら多い方で。護衛先を守る為に受けて来た攻撃の数々は今も彼の身体に刻まれ続けている。しかし、今はどちらも戦闘を行い敵を薙ぎ倒す程の実力を保有している事を考えれば「幾分かはマシだ」と告げて。彼女が放ったジェスチャーに気が付いたのか「う"っ」と言う苦しそうな声と手をお腹に当てて少々面白可笑しい返答を返して)
確かに思い返せば寮生活でも良い記憶はあったな。提供されるご飯に関してはもう二度と口には含みたくはないがな……。あれを「肉体強化の為」と言って味が付いていない焼き鳥を食わされるのはもう懲り懲りだ。
(「良い所も悪い所も聞き入れる」その様な言葉を口走った彼女を見て安堵したのか少しジョークを交えた昔話をし始めて。トレーニング後により多くの筋肉を付ける為として出されていた食事はまるで人が食べれるとは思えない程味がしなかったと喋り。今はこうして暖かく味の付いたご飯に舌が慣れてしまった故にもう一度常日頃から味無し焼き鳥を口に含めるかと言われればとてもじゃないが至難の業だと話して)
269:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-08 01:18:16
『……明日にはリゲイラに……待っていてマルク様……』
(それほど間を置かずして静かに寝息を立て始めるナタリアを尻目に、窓の外に視線を投げかけて、空は先程まで晴れていたのが嘘のような曇天。そんな景色を眺めながら明日には故郷の地に降り立ち、祖国のため、国民のため、そして王子のため良い報告が出来る。そんか仄暗い空とは対照的に心に明るい希望を抱きながら一人呟けば静かな船旅を続けて)
ルーカスにそう言ってもらえると自信になるよ。元々、私は何でも自分で出来ることはする、出来る範囲で自分のしたいようにする……その為に身につけた力だから、ルーカスぐらいの実力者から見ても自立した一人として見てもらえるのは嬉しいんだ
(天使の身で剣士を志したのは天使としては珍しく魔法の適正が高くないというのもそうだが、何より詠唱の手間などから単独での力の発揮の難しい魔法よりもこの身と剣一本あれば戦い抜ける剣術を身につけたという経緯があり。自らの心に従い、わがままを通す為には力が必要である事を理解しており、その為に磨いてきた腕が評価されるというのは自分の生き方が正しかった事を認めてもらえたようで嬉しいとはにかんだように笑い)
それは私も嫌だなぁ……やっぱ食べるものが美味しくないと元気が出ないよね
(恐らくは栄養を考慮してのものなのだろうが、彼がかつて強制されていた食生活に関する話しを聞いてゲンナリしたような表情を浮かべ。身体のためにはいいのだろうと納得はしつつも、身体よりも心の健康を害しそうだなんて口にしては肩をすくめて)
270:
ルーカス [×]
ID:527a41732 2025-01-08 11:59:58
……すまないが、何の報告も無しに一日開けた上に事情を説明しないのは少しどうなのかと思うぞ。アスティが忙しいと言う事情やそちらの背後が体調不良になってしまった事も勿論伺っている。しかし今回遅れてしまった理由を説明せず、何事も無かった様に物語を進めるのは俺はあまり良い気持ちはしなかったぞ。
ついでに付け加えておこう。俺がアスティの返事を催促しない理由は背後干渉に当たるもそうだが、遅れてしまった理由さえしっかりしておけば何も咎めたりはしないという考えだからだ。この話は前にもした筈なのだが……。
271:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-08 13:36:36
ごめんなさい、プライベートの事情で当分は今回みたいにお返事書く時間が深夜にしかとれない日が今後もあるかもしれないという事を伝えておくべきだったね……。
これからは報告も怠らないようにするから今回のことは許してもらえると嬉しいかな、本当にごめん!
272:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-08 21:38:00
『ふわ~あ、ってやば…もしかしてボク寝過ぎちゃった!?』
(横になって船に揺られ終わるのを待つだけ、と考えていた筈なのに目が覚め窓の方へと目を向けるともう日は沈んでいる様子辺り一面暗く。その様を見て慌てた様に寝癖まみれの髪型だけでも直すべく、ブラシを取り出して懸命に絡み合っている髪の毛を解いており)
そうだ、今の内にでも刀鍛冶の町で食したい物を考えておかないか?道中、客船の食事を除いては美味しいとはとても言い難い物ばかり双方口にしていたからな。
(食事についての会話を行っていた為か、自然とお腹が空き。「折角だから」と双方意見を出し合って食事を摂る物の目星でも付けておかないかと提案して)
━━━━━━━━━━━━━━━
>271の件、把握した。また前の様に高ペースで返信が出来そうになったり、今回の報告内容以上に時間が掛かりそうだと分かったらこちらに何か一報入れてくれると助かるな。
273:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-09 00:18:58
『大丈夫よ……到着は朝だからあと少しゆっくり出来るわ。もし何か食べるなら、色々注文しておいたから好きに食べるといいわ』
(椅子へと腰掛けたまま広げた本を顔に乗せてウトウトしていると、目を覚ましたらしい彼女の声に目を開けて、顔の上の本を膝下へと下ろして小さく伸びをすれば、リゲイラへの到着予定の夜明けまではまだもう少し時間があることを伝えて。それからチラリと室内のテーブルの上に多種多様な料理が並んでいるのを一瞥して、お腹が空いているなら食べるといいと一切手をつけた痕跡のないそれを指して言い)
ふふ、それもいいね。でも、初めて行く土地だから見たことのないお料理なんかもあるかもしれないし、現地でフィーリングで決めるのも面白いかも。……とりあえず一旦ここら辺で休憩にしない?このまま歩き続けても朝までには着きそうもないし、今日はこの辺でキャンプしよう
(食べたいものの目星をつけておこうという相手の意見に賛同して相槌を打ちつつ、現地での出会いやフィーリングで考えるのもまた旅ならではの楽しみと持論を展開しては、雨除けになりそうな古びた東屋を見つけてそちらへと足を向けては、今日はそこで身体を休める提案をして)
***
わかったよ、当面はとにかく今回みたいな返信傾向が続く可能性が高いってことだけよろしくね。もちろんそれより早く返せそうな時はちゃんとお返事するからね!
楽しみに待っててくれてるのにごめんね
274:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-09 18:41:04
『良かった…。一安心だよ、もしかしてちょっとうたた寝しようとしてた感じかな?それなら起こしちゃってごめんなさい、ベッドを直ぐに空けるから椅子で寝るよりかは幾分マシだと思うよ。って何この豪勢なお料理達は……!素敵、これボクにも分けてくれるの?きゃー!!カテリーナちゃんってば最高っ!それじゃ、いただきまーす!』
(髪の毛を梳かし終え、普段とは雰囲気の違ったストレートボブの姿で彼女の前に姿を現し。欠伸をして目に涙を溜めている彼女の姿が目に入り「もしかして自分の声量で起こしてしまったのではないか」と考えて土下座を行う勢いで彼女に謝り倒し。椅子でそのまま寝落ちするよりかはお下がりではあるが、先程まで自分が使用していたベッドを使った方が良いと思うと自身の考えを口にして。彼女が指している方向に目をやると一切口が付けられていない数多くの料理が並べられており、思わず腹の虫が鳴り。そんな事は気にせず、手と手を合わせて合掌を行うと机の上に並べられた食材へと手を伸ばして)
確かにその通りだな、少しここで休憩する事にしようか。
(辺りを見渡すともう暗く、彼女の言う通り現地に着ける見込みも無い為小屋の扉を数回ノックして中へと入り。ここでは魔物に襲われる心配も無いだろう、と重装備であった鎧の装備を次々に外していくと身軽な格好になりそのまま床に寝そべって)
275:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-10 00:37:35
『いらないわ、少しウトウトしていただけ……どの道、今更眠れる気がしないもの。それより、体調はどうかしら?……まあ、その食べっぷりを見れば聞くまでもなさそうだけど』
(ベッドを譲ってくれるという彼女の厚意からの申し出をありがたいとは思いつつつも、今からではとても気分が高揚して眠れそうもないと遠慮して。目の前で夢中で料理に喰らいつく彼女を横目に一応船酔いの影響はどうか気遣って声をかけるが、どうやらしっかり休めた事と魔法とやらがよく効いているようで心配はなさそうだと肩をすくめ)
ルーカス、スープ作ったけど食べる?
(火を起こし、荷物の中から調理器具を取り出して有り合わせの材料でスープを作り、旅先故に使用できる材料にも限りがあるためだいぶ質素なものではあるが、それでも火の通った温かい料理が食べられるのはありがたいはず、そんな事を考えつつ出来上がったそれを器に盛り付けて彼の手元に差し出して)
276:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-10 16:18:47
『はふっ……んー、今は平気。横になる直前で酔い止め魔法を唱えておいた薬剤を飲んでいたからその効き目が出てきたみたい、心配ありがとうね。』
(食べ方に品はありつつも、目の前に差し出された豪勢な食事に心躍る様子を隠し切れていない様子で何皿も平らげており。そんな食事に夢中になっている時にふと彼女の方から声を掛けられ、口周りを整えてから視線を向けて。心配してくれた感謝の旨と自分の体調についての話が終えれば朗らかな笑みを浮かべ、また食事の方へと戻り)
お、良いのか?助かるな。
(腹筋の力を利用して手を使わずとも瞬時に飛び上がり。手元に差し出された容器を片手で受け取り、感謝の気持ちを伝えてからスープの香りを嗜み。息を吹きかけて丁度良い温度になった頃合いを見計らって一口飲んでみると彼の口にあった様で直ぐに器の中にあったスープを平らげて。器を床に置くと立ち上がり壁に掛けておいた剣を一つ握り締め、扉に手を掛けて)
今から少しご飯になりそうな物を採って来る、何かあったら呼んでくれ。
━━━━━━━━━━━━━━━
どうやら気付いていない様だからこちらで伝えておくが、昨日の夜頃にアスティに一点だけ聞いておきたい事を個トピの方で書き記しておいた。余裕がある時にでも是非目を通してやってくれ。
277:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-10 23:49:59
『……別に心配してる訳じゃないわ……ただ、肝心な場面で動けないなんて事がないように念押ししてるだけよ……』
(心配してくれて嬉しい、そんな言葉が彼女の口から発せられればハッとして目を見開き、反射的に心配している訳ではないと否定を口にして。照れ隠しに彼女のことは自分にとって都合のいい駒程度にしか思っていないと憎まれ口を叩くが、すっかり彼女に絆されているからか普段のような刺々しさや険のある口調ではなく消え入るような、ハッキリしない物言いで目線を泳がせていて)
えっ、今から!?……外は真っ暗だけど大丈夫かなぁ?
(どうやらスープだけでは物足りなかったらしい、食材の確保に出かけると飛び出していった相手を見送り、実力的にそこら辺の魔物にやられるなんてことは心配していないが、日が完全に沈んだ周辺の視界はもう大分悪く、迷子になったりしないだろうかなんて、流石に考えすぎかとも思いながらも少なからず危惧していて)
278:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-10 23:58:31
お待たせしてごめんね、あっちにもお返事しておいたから時間がある時にゆっくり読んでね!
相変わらずのスローペースでごめんね
279:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-11 03:04:57
『ふー お腹いっぱい、ご馳走様。……もしかしてカテリーナちゃんってば巷で有名のツンデレ?なんちゃって、何だかいつもの棘が抜けている様だからさ。それじゃボクは身だしなみでも整えておこうかな、いつか出会えるボクだけの王子様…!の為にも可愛い美貌を保ち続けないと…だよね!』
(提供された全ての食品を平らげ終わると、丸くなったお腹を何度か叩いては食べ終わりに合掌をして。再度口周りを拭い取ると普段とは違う、毒素の抜けた彼女の反応っ振りに気が付いたのかそちらに目を向けて。少し意地悪を加えた上記の言葉を発すると自身の格好が無様な様子だった事を思い出し、蛇足話は辞めにして自分の身なりを整える為に洗面所へと駆け出して。彼女にとっては理解し難い内容かも知れないが、ナタリアにとっては王子様、ましてやボーイフレンドだなんて上等な存在が今まで作れた事は無く「今度こそ掴み取るぞ」と闘気を熱く燃やしながら)
……こんな物か、ある程度したら戻るとしよう。
(そこら辺に生息している野兎や蛇を狩り取り、骸となり脱力し切った四肢を乱雑に持ち上げて。食料確保だけと言ってそこまで装備して来た訳では無い事を念頭に起きながらも森の奥深くまで足を進めて。そこには真っ赤に染まった恐らくはベリー類の果実等も生えており、複数個茎から取り外しては鞄の中にしまい入れて。一晩分以上の食事量を確保出来た為、来た道を戻る為に後ろを振り返って上記を誰も居ない森に響かせて)
280:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-11 15:24:00
んなっ……!?私がいつデレて……!聞きなさいよ……もう……
(耳には馴染みのない言葉だがいわゆるツンデレという俗称が意味するところはニュアンスで理解して、ツンツンしている自覚はあれどデレた覚えはないと耳をピンと立て、尻尾を軽く逆立てつつ赤面して強がりながら反論して。しかし、当の彼女はといえば一方的にツンデレ呼ばわりしたかと思えばこちらのそんな反応など素知らぬ顔で身だしなみを整え始めるマイペースっぷりで、彼女の奔放っぷりにすっかり翻弄されペースを乱される形となってしまえば最終的に反論を諦めてがっくり脱力してしまって)
……あ、戻ってきたかな?ルーカス、おかえり、何か収穫はあった?
(一人になった後は二人分のスープの食器を片付け終えれば特に何かをするでもなく、手持ち無沙汰で彼の戻りを待っていれば足音が聞こえ、どうやら迷ったりトラブルらしいトラブルなんかもなかったようだと安堵して、立ち上がり率先して彼を笑顔で出迎えて)
281:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-11 15:26:22
あっ、カテリーナのセリフに『』つけ忘れちゃった
まあ、口調でなんとなくわかるよね……?
282:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-11 22:37:44
『細かい事は気にしないの。それにほら、こうやってご飯もご馳走してくれた訳だし…ってもしかして後払い制だったりする!?それならごめん、食い逃げ仕掛ける所だったね。ボクのお財布から取り出すからちょっと待ってて…!』
(珍しく自分に対して時間を掛ける事が出来た為か、悠長そうにサイド編み込みをしたヘアスタイルのまま慌ただしく洗面台から飛び出て。話していて気が付き自身が飛んだ勘違いを起こしていたのではと思い、鞄の中から沢山の荷物を辺りに散らかしつつ財布を探しており。一体全体どこに仕舞ってあるのかと問い質したくなる様な程に様々な魔術本だったり、小瓶に詰められた薬剤。ましてや旅では使わないだろと一目でも分かる様な荷物が飛び出して)
これと言っては何だが、そこら辺に生息していた野兎や蛇を取って来た。それが口に合わないと言うならこれでも…恐らくはベリー系の果実だろう。成熟してからかなり時が経っているから普段マーケットで売られているベリーよりも甘酸っぱくて美味しいと思うぞ。
(「おかえり」と優しく微笑みながら出迎えてくれる彼女に対して『ただいま』と小さく返事を返して。何を取って来たのかと問われて焼き肉にでもなりそうな物を片っ端から取って来た為、彼女でも食べれそうな食材を渡して。それでもやはり外から取って来た物を加熱処理だけで食べる事は出来ないと言う人もいる事を懸念してなのか、真っ赤に染まった果実を取り出して彼女に手渡して)
━━━━━━━━━━━━━━━
すまないな、返事が遅くなった。
『』に関しては有無はどちらでも構わないぞ。2人の性格や口調は真逆とまではいかないが、似てそうで似ていない…つまり考え方で合致する点は出て来るかもしれないが、基本的には似ていないからな。一目でどちらが発言しているかは読み取れるから安心して貰って構わない。
283:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-12 02:36:31
『これもスイートルームのサービスの一環よ……それより散らかしたらちゃんと片付けておきなさいね』
(慌ただしく財布を探す彼女、荷物の大きさに対して飛び出してくる品々の数やサイズやらが明らかに見合わず、どこにこれだけのモノを……と疑問を抱きながらも、魔法使い相手に細かいことを気にして突っ込むのも野暮かと思い直し、とりあえず料理は全てスイートルームの代金に含まれていることをあっさり口にして、次々飛び出してくる専門知識がない者にとってはガラクタにしか見えないそれらを見ながら冷めた口調でそう言い聞かせて)
兎のお肉はわかるけど……蛇かぁ、これまで食べようと思った事はなかったけど、美味しいのかな?……せっかく取ってきてくれたんだし、これを上手く活かして調理するのは私の役目だね
(比較的ポピュラーな兎の肉、それに加えて蛇という食材としては未知の存在、しかし抵抗は特にない様子でそれらを興味深そうに眺め、彼が採ってきてくれたベリーを一つ摘んで口に放り込めばその甘酸っぱい味わいに瞳を細めて表情綻ばせると、食材の確保に力を尽くしてくれた彼のためこれらを調理してできるだけ美味しく食べられるようにするのは自分の役目だと自らを奮い立たせて早速作業に取り掛かって)
284:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-12 23:52:14
『えっ、それ……本当?ボク何も知らなかっただけど!?外出経験が乏しいせいでスイートルームの存在も知らなかっただなんて絶対に言えない…。というか半額支払わなきゃじゃん!ボクだってこのお部屋使わせて貰っている訳なんだし。それにここまで荒らしておいて無駄だったなんて言わせないで欲しいしね……』
(後ろから聞こえた彼女からの指摘に財布を探していた手をピタリと辞めて。身体をぷるぷると震わしながらそちらに対して目線を向ければ"スイートルーム"と言う聞き慣れない言葉を耳にし、そう言えばと部屋全体を見回してみると、豪華な家具が並んでおり通常の客室とはまた変わった室内である事に気が付き。そこで気が付いたのは「もしかして想像以上にお金が掛かっているんじゃ」と言うお金の心配では無く、「この財布を探す一連の動きは何も必要無かったんじゃ」と言う自身の過去の行いを悔いており。何としてでもこの行為は無駄では無かったと意思表示したいのか、何かと理由を付けてはまたもや財布探しに手を動かし始めて)
蛇は一癖も二癖もあるが、慣れてしまえばそこらの肉とは何ら変わりはないぞ。俺ばかり座っているのも何だか気が引けるな…そうだ、ご飯を自ら調理する事は滅多にしないが、肉を捌く程度なら俺に任せてくれ。剣の扱い方には慣れている。
(蛇肉を見て少々顔を歪ませる彼女を見て、自身が初めて蛇肉を食した時の率直で肯定的な意見を述べて。恐らく彼女の性格からするに喜んで食べるだろうなと思いつつも、不安を和らげる手助けになれればなと気遣いをして。一人だけで作業しようと息巻いている彼女の姿を見て「こうしちゃ居られない」と直感的に思ったのか、短い調理用のナイフを取り出しその刃を兎に向かって当てようとして。しかしに包丁の握り方も、空いている片方の手の置き方も一歩でも間違えれば大怪我になり兼ねない様な手捌きを見せて)
285:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-13 01:58:18
『……半額ね……どうしても支払いたいというのなら構わないけれどこれだけよ?払える?』
(何をそんなにムキになっているのかはわからないが、部屋代の半分を支払うことを提案してくる彼女の顔をジッと見やり。自身は貴族の出身であるが故に資産は潤沢、しかし庶民の金銭感覚に対する理解もそれなりにはあるため、彼女が実は良家のお嬢様でしたなどの新たな事実が出てこない限りは、ここでの支払いを半分であっても請け負うというのはあまり現実的とは言えないのではないかと考えつつ、彼女に向けてこのスイートルームに入室するため支払った代金の書かれた証明書を見せて。そこに書かれているのは一般的な商人が半年かけてやっと稼ぐぐらいの金額であり、これを見てもまだ本当に支払うつもりなのかと改めて問いかけて)
ルーカス……!ストップ!いいからここは私に任せて?ね?
(刃物の扱いには慣れているという発言に、剣術の腕前がきっとそのまま肉を捌く作業に活かされるに違いないと、そんな彼の言葉を信じて肉を捌くのを任せようとしたその矢先、そばで見ていてあまりにも危なっかしく、不安になる手つきに思わず耐えかねて作業を制止して。真顔で彼の顔を見やりながら続きの作業は自分に任せるように言い聞かせようとして)
286:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-14 00:33:53
『……!?あぁ…えっと、その…大丈夫、大丈夫だから。それにボクを"ただの魔法使い"だなんて早々に見くびらないでよね。実は……薬剤を調合してお得意の魔法を巧みに操つり、それを売り捌く商売も少ないながらにやっていてね。好きな事をやり続ける為にはそれ相応の努力は必須、でしょ?』
(証明書を差し出され、そこに目をやると思わず驚いた顔をして。直ぐに毅然とした態度には戻るがやはり想像以上の金額には驚きを隠せては居ない様で。しかしここまで無理強いをしたのにこちらのお金が足りないからという理由でドタキャンするのも宜しくないと考え、漸く見付け出した財布から提示された金額を支払いして。確かに自身の所持金は金持ちほど裕福では無いが、趣味に没頭する為に始めた生業は今となっては大盛況を収めており、ある程度の裕福は効く状態である事を説明して)
……アスティがそこまで言うのなら俺は隣で見ておく事にする。しかし料理というのは難しいな…。魔物を斬る様に包丁を握っては行けないと言う事なのか?
(任せてと焦った様子で言う彼女には何かの心配事があるかの様で突然の横からの静止に従順に従い、手にしていた包丁を安全な場所へと置いて。料理をする事は止められてしまったが、何かそれ以外での手伝い事があれば直ぐにでも引き受けられる様に近場に寄り掛かりつつ上記の独り言を発して)
287:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-14 04:02:29
簡単に前言を撤回しないのは評価するわ、自分の発言に責任を持つのは大事だものね
(努力を重ねてそれなりの資金力を持っている事を語る彼女に、それはそれとして、せっかく貯めた資金ならばムキにならずにもっと有意義な事に使えば良いのにとそんな事を思いつつも、彼女がそこまで言う以上はその意思を曲げさせるのは中々に難しそうで、そこまでして自分が説得する義理もないと考えれば遠慮なく差し出されたお金を受け取って自身の懐に入れて、自らの発言に責任を持って意思を貫く彼女を認める発言をして)
そうだね、お料理と戦闘じゃ刃物の扱い方も全然違うよ。……まあ、ルーカスのことだから手元が狂って……なんて事はないとは思うけど、それでも見ていて不安になっちゃって
(ひとまず料理と魔物と戦う時とでは刃物の扱いのセオリーは全く異なることは伝えておき、彼ならばセオリー無視のあんな刃物の扱いでも実際は怪我をする心配はないだろうとは思いつつも、それでも見ていてハラハラさせられる事実に変わりなく見てられなかったと本音を口にしながら手際よく調理を進めていき、やがてこんがり焼いたうさぎと蛇の肉にベリーを使ったソースを添えた簡素なバーベキュー風の料理を用意して)
288:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-14 17:48:12
『もう直ぐ船が目的地に到着するみたいだね。リゲイラヘ向かう道中は前と同じ様に徒歩で向かうのかな?あはは、ボクこの辺りは特に存じ上げなくてね。何かと迷惑掛けちゃうかもだけどよろしくね。』
(先程自分で散らかしてしまった持ち物を片付けている最中に船内からの放送が鳴り響き。その内容に耳を傾けてみると、予定よりも早くリゲイラへ続く船が陸に着くと言う事が綴られており。その内容を聞いた上で彼女の持っている考えを聞く為にひとつ質問を投げ掛けて)
これがさっきまでの食材だったとは思えないな…。料理を提供してくれてどうもありがとう、アスティが良ければ一緒に食事を摂らないか?
(手際良く作り上げられた料理は、そこらのレストランで出される様な食事とかけ離れていない程の完成品で出来栄えが素晴らしい物である事が伺えて。そんな食事に心躍らせつつも一先ずは料理を提供してくれた彼女に対しての感謝の気持ちを述べ。次には先程のスープで腹が満たされていなければの話だが、こんな美味しそうな食事を一人占めするよりも二人で食べた方がよりもっと美味しくなるだろうと思い彼女も食事に誘ってみて)
289:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-14 23:50:36
『リゲイラのある土地は広大よ、歩いて移動なんてしていたら日が暮れるわ。移動手段の心配はしないで、貴女には他に頼みたい事があるの……陸に着いたら伝えるわ』
(リゲイラのある土地は広大かつ荒れた地が広がっており、徒歩での旅には適さない事を伝えて。移動手段に関しては自身の死霊術を用いて確保するとした上で、魔法に精通した彼女に託したい役目があると神妙な表情で話し、詳細はまたもう少し後でと口にしながら下船の準備を始めて)
うん、もちろん喜んで!私も蛇のお肉の味が気になるしね、それじゃあいただこっか。……うん、蛇の肉ってどんな感じかと思ったけど、魚のような鳥のような……その中間かな?とにかく美味しいね
(彼からの誘いに迷いなく笑顔で応じて、特に蛇の肉という未知の食材が気になると積極的に挑戦する姿勢を見せれば早速蛇肉に自作のベリーソースを絡めて口に運び、ゆっくり咀嚼して飲み込むとその味わいは油ののった魚と鳥の肉、その中間のようだと評価をしては、見た目の印象だけでは判断出来ないその美味しさに舌鼓を打ちながら食事を食べ進めて)
290:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-15 19:59:17
『一応何でも引き受けるつもりだけど流石に無理が過ぎるお願いは辞めてよね、例えば魔力送電とかならお安い御用だし。あれ、もしかしてここじゃ言えない様な話でもするのかな?』
(「船を降りてからの役目がある」と言う発言を耳にして用意していた手を止め、一体彼女が自身に何を求めるのだろうか、と頭を悩ませても答えは見付からず終いで。その内容が何なのかが気になる様子で彼女にやんわりとしたアプローチを掛ける事にしてみて)
そうだな、頂く事にしようか。
(彼女も席に着く様子を見て目の前に出された柔らかい肉を一口サイズに切り取り、それを口まで運び。ベリーの爽やかな酸味と素材の味が充分に生かされた風味が歯で噛む事に口内へと広がっていくのを感じて。その味が気に入ったのか、食べる手は収まらず気が付けば提供された自分宛の料理の皿の中はもうすっからかんで)
驚いたな…アスティがここまで手先が器用だとは。いや、貶した訳では無いからな、少々料理が出来るイメージを持っていなかったというか……。
━━━━━━━━━━━━━━━
ここ連日、昼間は全く浮上出来ずに夜遅くの時間に浮上して…の繰り返しで大変申し訳無いと思っている。俺の返信の時間によっては数時間以内では返せない様な時間帯も多いのに、毎度毎度素敵な内容で返して貰っている事にはとても感謝している。もう少しこの現状が何とかならないかこちらでも策を講じて見る事にするさ。
291:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-15 20:46:07
『……別にそういう訳じゃないわ、ただ詳細な話しは現地で話した方が説明が楽なのよ』
(リゲイラを目指す船内、先程から何やらおかしな動きをしている船員が複数人いるのを船内に斥候として放った傀儡を通して感知しており、この船室での会話ももしかしたら筒抜けかもしれないと、そう判断をしてこの場での計画の説明を省いた形で、彼女にもこの状況を理解させるべく手元にある先程彼女に見せた証明書の裏側に『船内 怪しい連中』と素早く走り書きして指でトントンと叩き伝えて)
ふふ、旅先だからこそ美味しいもの食べたいもん、だから真っ先にお料理は勉強したんだ。お腹を満たすため、命を繋ぐため、健康のため……それだけじゃ味気ないでしょ?
(意外という評価もそれほど気にした風でもなく、料理を勉強した経緯が旅先で使える食材などが限られる環境だからこそ、美味しく食事をする工夫のためであったと得意げに話して。訓練と称して美味しくないものを食べさせられていた彼が身をもって理解しているであろう内容について言及し、ウインクをして)
***
以前話した通り私のリズム的にも現状は夜~深夜帯の方が都合が良かったりするし、そんなに気に病まないで大丈夫だよ?いつでも都合のいい時にお返事もらえれば大丈夫だからね!
292:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-15 23:01:25
『なになに……嘘っ、あ…いや何でもない。確かにそうだね、現地でお話した方が何かと都合が良い物もあるだろうしね。』
(ただの悪戯で彼女が書き物をしてこちらを驚かせようとしているだけの様に見え、一度彼女の顔を伺ってみると悪戯目的で書いた物では無くここに記されている事が本当に起きている事態である事に気が付いて。思わず驚いた拍子に傍から見ると不自然なリアクションを取り掛けたが、ころっと直ぐに持ち直して彼女が喋った内容に対する返事を行い。話終えると自分の持ち場に戻り、先程よりも手早く身支度を済ませようとしている事が分かって)
確かにな。食に関しての勉強も少し視野に入れてみるか……まあアスティほど上手く作れる自信は無いが。明日は朝早くから動くとすると恐らくだが昼過ぎには目的の場所には着くだろう。どうだ、動けそうか?
(彼女が得意げに話すお喋りに少し笑みを含みつつも上記の言葉を返して。少し料理本に目を通す時間さえ確保出来れば彼女ほど上手に作れるとは思えないが、ある程度の品は作れるだろうと考えており。食事の話はさて置き、本題はここから目的地である"刀鍛冶の町"に向かう事。いつもと同じ様な時間帯から出発してしまうと最悪道を間違えると明日中には到着出来ない距離にある為、彼女の承諾を得る事が出来るのであれば朝早くから出て余裕を持って到着したい所。自身はさして睡眠を摂らずとも並平均以上には動ける為、早い時間からの出発には嫌悪感は特に無いのだが、今は相棒であるアスティもいる身。自身一人だけの都合で彼女を巻き込む訳には行かないので彼女の考えている方向性を聞こうと少し咳払いしてから問い掛け)
293:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-16 05:03:36
『さて……そろそろ着くわね、準備は出来てるかしら?』
(どうやらみすみす、自分たちをリゲイラにたどり着かせるつもりはないらしい、奴らの狙いは間違いなく自分が手にしている秘石、交渉の席に着かせるまでもなく船を降りてすぐにでも奪い取ろうというのだろう。卑劣なあの女の考えそうな事だと苦虫を噛み潰したような表情を浮かべるが、みすみすこんな場所でやられてやるつもりはないとその場では彼女にだけわかるように戦闘準備をとるよう視線で合図を送り、自身も大鎌に手をかけて)
うん、私もそれで大丈夫だよ。そうと決まったら早く休まなくちゃだね……ルーカスも夜更かししちゃダメだよ?それじゃおやすみなさい
(余裕を持って計画的に時間を使おうという彼の考えに全面的に賛同し、朝には特別弱い訳でもない為そのつもりであれば問題なく自身も対応出来ると頷き。方針が定まれば、万全の態勢で朝を迎えられるよう早めに休む事にすれば大きくあくびを一つしてその場に横向きに寝そべり、チラリと彼の顔を見やりイタズラっぽい微笑み浮かべながらひと足先に目を閉じて、程なくして寝息を立て始め、どこでもよく眠れる寝付きの良さを見せて)
294:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-16 22:45:55
『まあ一応…って所かな。魔力回復がまだ落ち着ききって無いからちょっとだけ不安かな、心配性だからこれ飲むね。』
(長期戦ともなると少し残りの魔力では押されてしまう可能性がある事を察知して。船に乗り込む前に治癒魔法と移動魔法を使用したのは彼女も知っている筈だが、念の為に隣で薬剤を飲む事を伝え。鞄の中から不思議な色をした薬剤が入ってある薬瓶を取り出すと蓋として付いていたコルクを勢い良くもぎ取り、瓶を唇に当てると一気に飲み干して)
流石に俺も一応の睡眠は摂るさ、無理にでも寝なきゃ君が怒るだろう?
(悪戯っ子の様な笑みを浮かべてこちらを見やる彼女に対して少し笑みを含みつつも冗談を述べて。隣で寝息を立て始めたのを確認してから室内の戸締り確認を行い、彼女から少し離れた辺りで床に寝転んで。目を閉じれば普段とは違う非日常的な生活のせいの疲労も相まってか直ぐに意識は飛んで行き)
295:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-17 00:50:25
(/お返事待たせてるところごめんね、今夜は少し都合が悪くてお返事出来なさそうなんだ……明日(時間的には今日だけど)の昼~深夜のどこかで必ずお返事するから少し待ってて。本当にごめんね)
296:
ルーカス [×]
ID:527a41732 2025-01-17 15:30:13
返信が遅れてしまうと言う報告を入れてくれてどうもありがとう、その内容について把握した。アスティが余裕を持って返せるなとなった時で良いから俺にその元気な顔を見せてくれると嬉しいな。君からのお返事が届く事を心待ちにしているよ。
297:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-17 16:03:33
『さあ……行くわよ、遅れないでついてきなさい』
(薬剤を飲み干し血色の良くなったように見える彼女、同時に船の到着を告げるアナウンスが聞こえれば得物を手に立ち上がり船室の扉を思いっきり破壊して廊下へと飛び出して。すると、予想通り船室の扉の前には船員の格好はしているが人相が明らかに悪そうな連中が扉破壊の余波で地面に倒れ込んでおり、自分達が部屋から出てくるのを待ち構えていたのがうかがえて)
『全く……憎たらしいぐらい用意周到ね……』
(備えは万全らしく、扉の前で待ち構えていた輩の他にも通路の左右からも武装した船員達が自分たちを挟み撃ちにしようと殺到してきて)
ん……、朝かぁ……
(備え付けられた窓から差し込む朝日に軽く身じろぎして目を覚まして、あまり寝心地がいいとは言えなかったがそれでもしっかり睡眠をとった身体には気力で溢れており、身体を起こして大きく伸びをすれば旅の相方である彼の姿を探して周囲に目をやり)
298:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-18 00:33:49
『うわぁ…酷い有様ね。正面突破は数で圧倒されかねないからこっちに来て!』
(客室から出てみれば直ぐに嬉しく無いお出迎えが用意されており。相手からの攻撃を上手い事躱しつつ、敵の姿が見えない所まで彼女の腕を掴んで引き連れて。物陰に隠れると緊張が少し緩み、ほっと胸を撫で下ろして。しかしここの場所もいつ敵に割られるか分からず、そう易々と気を抜いている暇も無い。その為彼女との作戦の組み立てを数少ない時間中に終わらせるべくこちらから率先して話し掛けて)
『ここなら一安心…かな?取り敢えず出入り口までどうやって向かうのか、もしも新たに敵と遭遇した時には容赦無く倒して良いのかの有無を教えて。』
……想像以上に床で寝るのは良くないな、全身ばきばきだ、今日中にはベッドにあり付けると助かるのだが…。
(彼女が出した物音が耳に入り、瞑っていた目を開けて身体を起こすとやはり床で眠った弊害なのか、格段にベッドと床での疲労の取れ具合は一目瞭然で。固まってしまった身体を伸ばしたり回したりと様々な動きを行い、凝り固まった筋肉を解して。ふと昨日近くで眠った彼女の事が気になり少し目線をずらすと自身よりも早く目覚めている相手の姿が目に入って。朝の挨拶もそこそこに身体の具合はどうかと尋ねて)
おはよう、アスティ。良く眠れたか?
299:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-18 02:29:28
『当然……1人残らず始末していいわ、奴らは私たちを始末するつもりで来ているのだから、躊躇いは死を意味するわよ』
(生捕りなんて生優しい扱いを期待しない方がいいだろうことは奴らの武装からも窺い知ることが出来て、こちらを本気で消すつもりで来ている相手に手心を加えるなど、命を投げ捨てるようなものだとハッキリ口にしては、敵対する存在は全員躊躇いもなく屍に変えるぐらいの気概をもって動かなければならないと言い聞かせ、いつまでも隠れていても事態は好転しないと物陰から飛び出して正面突破を図り)
ふふ、おはようルーカス。意外に寝床が変わるとしっかり休めないタイプ?
(少し離れた場所で目を覚ました彼の方へ目をやり、硬い床での起床に気怠そうな声を漏らす様子に、クスッと笑い。本来であれば布団ですらない硬い床での睡眠はもはや寝床が変わるとかそういう問題では済まない訳だが、言っている本人はそれを些末な問題として捉えている節があり、妙なところで図太さを見せながら至って軽い口調でそう問いかけて)
300:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-18 16:35:10
『対人戦は好まないんだけどな~。まあいっか、ボクが暴れすぎちゃって船が転覆しても恨まないでねっ!』
(見るからに自分達の命を狙っているのは人型の何か。その何かがカテリーナが操る様な生霊なのか、はたまた生身の人間なのか知ったこっちゃ無いがどうしても対人となると攻撃をする手は緩んでしまう。しかしこちらとしてもそう易々と首を差し出す訳が無く、少し時が経つと覚悟を決めた表情で物陰から飛び出し目の前に居合わせた敵をお得意の魔法術で次々と薙ぎ倒して行き)
ああ…まあそうだな。普段は自宅のベッドで睡眠を摂っている物だからどうしても場所が変わってしまうといつもよりも全力を出し辛いな。
(彼女から投げられた質問に戸惑いの表情を見せながらも淡々と返事を行って。彼女は羽で包まれていながら睡眠を摂っていた物だから人間の自分とはまた違った反応を見せていたのかと自己解釈し、そのまま水分を摂る為に鞄の中から飲料水を取り出して飲み始めて)
301:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-18 20:58:24
『船を……?もしかしたらもしかするかもしれないわね。ちょっと考えがあるわ、耳を貸しなさい』
(彼女としては本気で船を沈めるつもりはなくほんの軽口のつもりだったのかもしれないが、その発言から一つのアイデアが思いつき、周辺の敵が一旦片付いたタイミングでそばに寄って耳元で自身の考えを伝えて。その作戦とは船内を敵を引きつけつつ逃げ回りながら彼女の魔法で船内に工作、最後に船から飛び出すと同時に発破して船もろとも追手を一掃するという大胆な作戦で)
そっか、ルーカスって戦いには慣れてるけど旅慣れはしてないんだもんね。でも、きっと今夜はちゃんとベッドで休めるよ、準備出来たら出発しよっか!
(歴戦の騎士といった風な彼だが、あくまでつい最近までは自分の拠点を持って生活していた身、いくら彼が訓練された優秀な騎士であっても慣れない環境では全力を出せないのは無理もないと納得して頷き、今日中に目的地に着く予定でいるため、そうすればゆっくり身体を休めることも出来るはずと笑顔で告げて、出発の準備が出来次第出立しようと、元気いっぱいに口にして)
302:
ルーカス/ナタリア [×]
ID:527a41732 2025-01-19 00:23:40
『それ……本気?…君らしいと言えばそうなのかも知れないけど。やらなくちゃ行けない時もあるみたいだね、致し方無し。この借りは今度しっかり返してよね。』
(一時的に戦闘が終わり、何やら彼女の中で閃いた様で耳を貸して見ると飛び出てきたのは自身が発した言葉によるアイデアだった事から少し顔を歪ませつつそちらに目線を向けて。頭の中で難儀を示したが、やはりそうせざる負えないと判断し彼女に言われた通りの行動へ移す為に動き始め。行動を開始する直前に彼女の方へと振り向き、上記の言葉を残してから素早く指示された位置へ走り出して)
そうだな。とは言っても俺の手荷物は少ないから朝食さえ摂れれば直ぐにでも行動は移せるのだが……。最悪の場合は食事を抜いてでも構わないがな。
(彼女の意見に対して賛成の意を見せて。直ぐにでもこの場を出発したい気持ちも勿論あるが、一先ずは食事を摂る方を優先したと言う旨を伝えて。かと言って自身の我儘を押し通そうとはせず彼女のスタイルに合わせて行動するつもりだと言う事を示唆している様な言葉も残して)
303:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-19 03:47:19
『ええ……無事に目的を遂げた暁には私に出来ることならどんなお礼でもしてあげるわ。さあ、撹乱と敵の誘導は私に任せて貴女は船内に魔術の仕掛けをお願いね』
(リゲイラと王子を救う、その目的の為であれば自分が彼女にどのような見返りを求められようと構わないと言い切って覚悟を示せば、その覚悟に見合う働きはしてもらうと真っ直ぐにその顔を見やり、敵の注意を惹きつつこちらの思惑を悟らせないため屍兵を小出しにしながらあまり得意とは言えない近接戦闘に臨み、彼女がこちらの計画通り事を運んでくれる事を信じて船内のいくつかのポイントに、船を破壊するための細工を施すよう告げて一時的に別行動を取ることにして)
そうだね、腹は減っては戦は出来ぬ、だもんね。まあ、昨日で殆ど食材は使い切っちゃったから少し質素になっちゃうけど……はい、どうぞ
(自身はそこまでお腹は減っていないが、それでも道中何があるかわからないのが旅というもの、やはり出来る限り万全に近い状態での旅立ちが望ましいと、朝食を求める彼の言葉に賛同すればカバンの中から保存の効く硬いパンを取り出してそれをナイフで切り分ければ、昨日の料理でも使った火を起こす魔道具を用いて焼き、とろけさせたチーズと昨日のベリーソースの余りを添えたものを2人分用意して)
305:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-19 22:52:48
(/今夜もお返事は少し難しいかも、また明日昼間から深夜にかけてお返事できるようにするから少しだけ待っててね!)
306:
アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2025-01-20 16:11:07
『待ちかねたわよ……さあ、行きましょう』
(多くの敵を一手に引き受けての時間稼ぎ、軽く肩で息をしながら彼女の報告を聞き、一時的に召喚している屍兵の数を増やして敵を足止めしながら船の外に続く窓に向けて走り、窓を大鎌で叩き割れば下に見える埠頭を見下ろして)
『ナタリア、飛ぶわよ……着地は私に任せなさい、私を信じて……さあ』
(大きな客船の甲板から埠頭の地面まではそれなりに高さがあるが、そこから思い切って飛んで脱出すると告げて。着地のフォローは自分がなんとかすると口にしては彼女に先に飛ぶよう促して)
その分、ルーカスの剣技、存分にアテにさせてもらっちゃうからね
(調理に関しては任せっきりで申し訳ない、そんな彼の気持ちがありありと伝わってくれば、食べた分だけ働いてもらうからと冗談めかして口にしては少しでも彼の気持ちを軽くしてあげようとして。実際、見ていて剣技の冴えや洗練されっぷりは彼の方が自分よりも一枚上手と言わざるを得ない、その腕前を武器にこれからも真っ先に敵に切り込むという役を担ってもらう以上せめて自分はこれぐらいはとそんな風に考えていて)
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