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  海星を臨んで  /  〆 /100


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自分のトピックを作る
50: 山姥切長義 [×]
2024-12-29 09:27:51




成る程。それでは俺のマグカップではなく、君のを俺の部屋に置こう。心惹かれる家具は少ないかもしれないが、好きなだけ居座ってくれて構わないよ。───……猫殺しくんは毎年、年明けの瞬間をどう過ごしているのかな?もし都合が良ければ、だが。その時を一緒に過ごせたらと思っている。…どうかな。( 彼の手を引いて共に横にならせ、シーツに散る淡い金色の髪を指先軽く遊びつつそっと瞳を覗き込むと誘いを持ち掛け。 )





51: 南泉一文字 [×]
2024-12-30 02:09:38





んーあ…?そりゃまた好都合なこって、…じゃなかった、お前が他刃のモンを部屋置き許すたァ驚きだにゃ。けどまあ、化け物斬りが直々選んだ家具も洒落た風情あるし実際此処の居心地良いのは認めてやる。…───!あー…、わり。もっかい吸う、色んな意味でキャパ越えた。年明けの瞬間ッつうと今年一年最後の日か。長期遠征で帰還が遅くなるかも知れねえが、必ず戻る。───オレもお前と新年迎えたい。欲吐けばキリねえけど、年頭の祝いも山姥切の時間が欲しい、にゃ。( 後で己だけは毛布から抜け出そうと内心試みるも彼に手引かれ同刻、髪先戯れている様子に悶堪え抑制ぷつり。片腕を目前の其方伸ばし、本音溢しながら艷やかな銀色の前髪へ鼻先吸うて。 )






52: 山姥切長義 [×]
2024-12-30 22:45:37




猫殺しくんの物なら特別に置いても良いかと思ったまでだよ。…は、満足したはずじゃ───……っ、吸うならこっちにしてくれ。…まさか長期遠征に組み込まれていたとはね。遅くまでお疲れさま。どんなに帰りが遅くなったとしても此処で待っているよ。勿論、新年の祝いも一緒に。───へぇ、俺に対して湧いてくれるとは光栄かな。他にどんな欲が?( 伏せた瞳に動揺の色が浮かび、堪えきれず彼の頭を抱え込むと胸元で固定して。トクントクンと鳴る鼓動を静かに呼吸整え落ち着かせ指先で髪を梳きながら問い。 )





53: 南泉一文字 [×]
2024-12-31 05:13:25





───ッ、!……んは、どこかしこも好い匂いすんのな。オレ達一文字は何時も毎度の事だし化け物斬りと比べたらどうってことねーよ。…それに、待ち遠しい時間も出来たワケで。オレの事よりお前も恙無く過ごせよ。うにゃ…、何で其処が気になんだ。そりゃ色々、あるに決まってんだろ。…ンン"、そらもう良い刀は寝る時間ですにゃあ。ねーんねん、ころーりよ。おーころりーよ、化け物斬りくんはよい刀だー、ねんねーしーな。( 瞬く間に目前置かれた胸元へ眼見開き、ちらりと上目向けるも髪梳く指先の感触と聴こえる鼓動を耳澄ませ大人しく身預けて。温かな和らぎの一時噛み締めながら口遊み、暫く可愛らしい彼の寝息に気付くと目尻緩め起さないよう毛布掛け直しゆっくりベッドから抜け出し。わんぱくぬいともちマスの子達を湯たんぽ部隊結成に二振り+二匹は毛布の中もそもそ、本刃代わりに夢見の身護りを託して半身屈ませると額同士こつり片頬に口唇触れ。 / 全文蹴り推奨!  )───…、行って来ますにゃ。良い夢見れてっかな。おやすみ、山姥切。







54: 山姥切長義 [×]
2024-12-31 18:15:08




───まさか伝わる体温が心地好くて寝てしてしまうとは……。猫殺しくん、居るかな?( わんぱくぬいともちマスの同位体達を部屋に送り届けた後、障子から明かりが漏れて淡く照らされた廊下を歩きながら額に手を当てて溜め息を。彼の部屋の前で足を止め、襖を開ける前に声を掛けて。 )





55: 南泉一文字 [×]
2024-12-31 22:32:05





…──化け物斬り…!…っ、遅くなってすまねえ、( 本丸の正面ゲートから全力疾走どたばた、直行した彼の部屋は不在だと知ると踵を返し息上がりながらも自部屋前に横姿を見掛ければ心咎め謝罪を冒頭に。 )







56: 山姥切長義 [×]
2024-12-31 22:53:00




遅くなるとは聞いていたから大丈夫だよ。…それより、俺が余裕を持ちすぎたせいで気を遣わせてしまったかな。長期遠征お疲れさま、───…それと、お帰り。( 腕を伸ばし触れた頬はひやりと冷えていて親指の腹ですり、と撫でると口元緩ませ。 )





57: 南泉一文字 [×]
2024-12-31 23:20:19





それはそれ、これはこれだにゃ。いんや、なんつうか。寧ろ今お前を見て安心したっつうか。今年最後の締め括り良く過ごせたかァ、───…!おう、ただいま。( 安堵混じりに肩撫で降ろすと、ふと頬伝う指先感触に緩く双眸綴じ。 )







58: 山姥切長義 [×]
2024-12-31 23:37:53




まずまず、と言ったところかな。ここ最近君と過ごしたからか、何だか物寂しく感じてね。知らずの内に大分欲深くなってしまったらしい。───さて、立ち話もなんだしお邪魔させてもらうよ。( 眉尻下げて微苦笑浮かると手を引き室内へ。ふわりと鼻腔擽る彼の匂いに目元ゆる、と細め。 )





59: 南泉一文字 [×]
2025-01-01 00:00:45




お前と話してえ刀ならこの本丸全振りだろ、オレなら何時何処でも寝っ転がってんよ。へいへい、お好きにどーぞ。…あ、ちょっと待ってろ。もうすぐ時間、か。あのさ。( 表情映しながら手掌をそのままに、真っ直ぐ視界見据え唯想いを言葉に声色乗せて。 )







 ───お前が好きだ、長義。








60: 山姥切長義 [×]
2025-01-01 00:20:20




───っ!……全く、君にはつくづく敵わないな。俺が伝えようとしては呑み込んだ言葉を先に言われてしまった。( 胸をきゅうと締め付ける言葉に双眸大きく開き、何度も心の中で繰り返し実感すれば改めて手を握り直し愛しい色を宿した瞳を見つめ。 )



俺も君が、…南泉が好きだ。───…どうか俺と恋仲になってほしい。





61: 山姥切長義 [×]
2025-01-01 01:06:46




あけましておめでとう。───…突然で脈絡も何もないが、どうしても一番最初に伝えたかった。遠征で疲れている中、此処へ来てくれてありがとう。…ゆっくり休んでくれ。( さらりと指先で頬にかかる髪を払い、唇に優しく重ねるだけの口付けを贈り。 )





62: 南泉一文字 [×]
2025-01-01 01:32:05






…───、嗚呼、本当に。後で願い下げだっつッても聴かねえぞ。なんて、これからは言いたいこと伝えたいこと、吐きてえことも全部。…オレだけに与えてくれ、にゃあ。玉砕覚悟で笑われても、自分の気持ちに抗える程強い刀になれなかった。傍に居て欲しい、お前が嫌になったら時々我慢も出来る、筈。────明けましておめでと、にゃん。もう新年だぜ、お前と出逢ってから充実感がやべえのなんの。今年も巳年らしく絡み付いて離さねえかんにゃ。( 聴き届けた言葉に今迄抑えていた感情溢れて段々と目頭熱く、何度求めて止まない大好きな眼色を手掌の体温にそっと握り寄せ。 )






63: 南泉一文字 [×]
2025-01-01 02:00:52





…おッわ、嘘だろ。更新が止まってたにゃー…!きっと端末も同じ現象になってたか。ちゃんと聴いたし、オレにも伝わってんよ。お前のお蔭で乗り越えられた、何時も感謝してんぜ。今日誘ってくれて嬉しかった、ありがと…にゃあ。お前も早く寝…───ん、…ッ。今だけは、頼むから。堪えろオレ。ゆっくり休めよ、おやすみ。( 不意に重なる優しい口付けに自制何とか堪え凌ぎ、咥内噛み締めて。ぱたんと部屋の障子閉じ、彼を布団に横ならせ。身護りながら添い寝と毛布掛けて、頬ゆる。  )





64: 山姥切長義 [×]
2025-01-01 21:51:17




毎回、君の前で寝てしまう状況を何とかしなくてはならない。最優先事項として改善するべきだと頭では理解している、が……安らぐ匂いと心地好い体温に包まれると睡魔に誘われるまま眠ってしまう。いっその事同室になれば解決するのではと結論に至った訳だが───…というのは建前で、眠りに着く時も目覚めた時にも南泉が傍に居る事に幸せを感じた。君はどうかな。( ぽすりと肩に寄りかかり、彼の指の隙間に指を差し込んだり小指を絡めたりと触れ合いと称した戯れを楽しみつつ穏やかな声音で問い掛け。 )


おや、俺が嫌がると本気で思っているのかな?互いに心を持つものだからこそ本心が読めず臆病になってしまうのは分かる。───心から深く愛している君を拒む事は無いと断言しよう。…それと。共に時を刻んでいく相手は君でなければ意味がない。巡る季節を楽しむ事も、熱を分け合う事も。全て南泉がいい。……これでどんなに俺に愛されてるか自覚出来ただろう?( 眼を逸らされないよう両手を添えて此方に向かせ、ふっと口角を上げて涼やかに微笑み。 )





65: 南泉一文字 [×]
2025-01-02 12:45:21





ふは、それだけ気ィ許してくれてるっつうことじゃねえかにゃ。何時も凛々しいツラが幼い表情してるとか、寝相すげえ時もあってそりゃもう。お前の寝顔が見れる日々は新しい発見あんだぜ。オレだけの特権だにゃあ。安心して直ぐオレも眠っちまう。───…は、同室…?!や、相手はこのオレな訳で、それは色々まず…ッ、じゃなくて。…嗚呼、その。もしも。お前が構わねえ、なら。今度主に伝えとく、にゃ。夢心地っつうのかな、こうして声届く距離に居てくれていることが、今でも不思議なくらい。堪らなく幸福に想う、ありがとうにゃ。( 後手に頭部ぽふぽふ、己の手に戯れる様子を見ながら擽り覚え温かい感触を逃さないように彼の掌包み指先擦り撫で。何気無いこの瞬間一時も愛しさ溢れて留まらない心緒を。 )


…オレは、お前が思うよりずっと臆病で、不甲斐無い小心者だ。それでも失いたくなかった、我ながら本当に馬鹿だと思うにゃ。一応向こうの物語展開の期限付きだったけどよ、今後共に板下げた儘でも良いか?上げたい時は全然問題ねえ、…お前を独り占めしたい欲がどうも歯止め利かねえらしい。───…!なあ、それ狡くね。自覚なんざ諸超えてこちとら情緒大変なんだが。ふっ、お前とならこの先も心行かし尽きることねえよ。上等だ。そうと決まればちょいと出掛けようぜ、これに気付き次第正門で集合にゃ。何時でも良いから、ゆっくり来いよ。( 矢継ぎ早に真っ直ぐ告げられた言葉に頬赤らめ、添えられた両手と柔らかな彼の表情に敵う筈もなく。ささやかな仕返しと言いたげに、ふわりと優しく抱き上げては見詰め部屋へと直行向かい。 / 全部蹴り可! )






66: 南泉一文字 [×]
2025-01-02 13:02:14




( ちりん、と光景鳴る爽やかな風が新年の門出を祝うように吹き抜けては頬を撫で。二重引く牡丹唐草の絵羽柄である和軽装を纏い、本丸の庭先に芽吹く花々の観察見ながら正門待機と。 )








67: 山姥切長義 [×]
2025-01-02 21:22:54




待たせたかな。…───その着物は初めて見たが、とてもよく似合っているじゃないか。自分を正しく理解し、相応しい物を選ぶ目利きの良さは優に値する。では行こうか。( 零れた吐息は白く澄み切った空気に溶けていき、前髪を流した軽装で待ち合わせの場所へ赴き。彼の装いに満足気に頷き素直な感想を述べては万屋街へ続く門に片手添えて押し開いて。 )





68: 南泉一文字 [×]
2025-01-03 12:04:46




───…、!いや、オレもさっき来たところだにゃ。今年初の優、そりゃ何よりで。お前も良く似合ってる、…凄く綺麗だにゃ。改めて明けましておめっとさん。あのさ、目的の万屋街に行く前にちょいと寄り道して行かね。( 視界に見据えるなり壮麗な身姿に魅入りて言葉発すること寸刻、気恥しさ混じりに真情本心を吐露しつつ横髪掻き上げ挨拶ながら、彼が風冷えぬよう肩掛けを首許巻いて。正門押し開きた片掌を掬い取れば手繋ぎ重ねて歩み出し、 )






69: 山姥切長義 [×]
2025-01-03 14:15:04




…まじまじ見られると流石に気恥ずかしくなる。だが、贈られた言葉は大切に受け取らせていただくよ。っ、おい、南泉───…それで、何処に向かっているのかな。( 彼から贈られた言葉は心に充足感を与えてくれ、とくりと鼓動が高鳴り嬉しくも少し落ち着かない心地になり。然り気無く繋がれた掌から伝わる体温に新たな関係で結ばれた事をじわじわ実感して、そっと握り返すと僅か後ろを歩いて。 )





70: 南泉一文字 [×]
2025-01-03 17:54:40




───…ふっ、さーて何処に向かっているのかにゃー。( 普段言い表せ慣れぬ感情も彼に対し薄ら口端緩ませ微笑ましく傍ら身護り歩幅を合わせて歩み辿り着いた場所、其処には何千年司る御神木が顕わに社殿へ続く表参道を通り。紅白と並ぶ鳥居の上にある紙垂が二振りを歓迎しているかのように心地好い風が大きく吹き舞うて。 )





71: 山姥切長義 [×]
2025-01-03 20:46:25




はぐらかさないで教えてくれ───、此処は……一緒に初詣行きたかった、のか?( 予想外の場所に辿り着けば数回瞬きを繰り返し、何とも言えぬ不思議な感覚を覚えながらも長い間共に在ったとはいえまだまだ計り知れない彼の胸の内が気になり視線の先を真っ直ぐ見据える横顔に向けて。 )





72: 南泉一文字 [×]
2025-01-04 00:05:18





おう、大正解だにゃ。今年迎えたら一緒に、初詣行きたくてよ。あー…柄じゃねえって、笑いたきゃ笑えっての。付喪神が参拝するのは可笑しい話かも知んねえが、偶にゃあ人間の真似事も良いんじゃねえかってな。( 此処訪れるまで秘密にしていた事情を種明かしと嘘偽り無く明示し視線合わせ、一廻る四季の幕開けに彼と共に同じ瞬間一時を重ねて往きたい愛慕の気持ちを。余り人混みを好まないであろうと予め配慮し、誰も人気無い頃合いの静かな境内を歩み進め。 )






73: 山姥切長義 [×]
2025-01-04 22:44:22




…いや、季節を尊ぶ姿勢はむしろ好ましく映る。それに、こうして外を歩くのも案外悪くないと思う事が出来た。誘ってくれて感謝するよ。( 静かな境内は厳かで神聖な空気に包まれており、書類作成で部屋に篭りがちな自分ではこうして誘われなければ訪れる事はなかった風景に双眸細めて眺め。作法に倣い、まずは手水舎へ赴くと皮手袋を外し懐へ入れてから杓子で水を汲み手と口を清めて。 )





74: 南泉一文字 [×]
2025-01-06 23:34:42




────…、お前と迎える初月。浮かれちまうに決まってる、にゃ。オレが本丸に顕現した頃から良く来てた場所でよ、それに此処は兄貴達にも言ってねえんだ。お前が初めて。( 彼ならば本丸中引く手数多であろうに、私用背け執務室や自室に書類抱えて籠もる様子が容易目に浮かび。この機会に少しでも憩う労い兼ね、和装の片懐から青魚ワンポイント刺繍された木綿織の手巾を其方差し出し。己も手水舎へと作法続き心身清めると、ゆっくり徐に手許離れて数刻歩み生じた距離を振り返っては当初経緯ぽつり。 )








75: 山姥切長義 [×]
2025-01-07 21:44:21




君にとって大切な場所に連れて来てくれた。───…つまり、俺が特別だと自惚れてみて良いのかな?( 手巾に施された刺繍に目が留まり、煮干し絵柄のブランケットや贈り物のモチーフを思い出し彼の好みか猫の呪い故なのか気になりつつも短く礼を述べてから受け取り。使用した手巾をそのまま返すのは憚られる為懐に入れると皮手袋を嵌め直し、口元に緩やかな弧を描くと光彩煌めく瞳を見て。 )





76: 南泉一文字 [×]
2025-01-09 09:18:10





まあ端から見りゃ何処にでもある普通の場所だろうけど、な……───!嗚呼、そうだよ。自覚しちまったモンは仕方がねえ、意識してもらうように時間掛けてゆっくり教えてやるにゃあ。( 自身携行の私物は三毛柄を筆頭に猫関連物が多く、不本意ながら手許集う事知らずに。使用済み手巾返却でも全く気に留めない性格で自己奔放に、別途で再度用いるのかも知れないと解釈し頬弛ませ身護りて。今では自身一振りだったが、今年は彼と共に連れ添う事が叶った幸福を胸奥に青天等しく透き通る眼を見詰めながら途中。沸き起こる気恥しさ故に顔見られまいと背後立ち回ると、軽く両肩掴み掌押し出し本殿手前へ歩んで。 )






77: 山姥切長義 [×]
2025-01-10 22:22:10




ふ、ふふ。どう教えてくれるのか楽しみにしてるよ。…───さて、本殿へ着いたが。願い事は決まっているのかな。( 含羞浮かぶ彼の顔が瞳に映り、温かな感情が胸の内に広がっていきゆるりと目尻を下げ。自身に向けられる表情ひとつひとつが愛おしく大切なもので、穏やかに流れる時の中で言葉を交わすこの瞬間に幸せを感じて。ゆったりとした足取りで押されるまま、やがて本殿前へ辿り着けば両肩に置かれた手に片手を添えて肩越しに問い掛け。 )





78: 南泉一文字 [×]
2025-01-11 23:53:17





───…、あっはは!そうだなぁ。オレの願いは一つだにゃ。今までも、これからもずっと。( 肩越しで声語り掛け触れる片掌を撫で擦り抜け隣並び空模様仰ぎ見て散銭櫃に白色の賽銭袋を納入し、紅白結ぶ鈴緒を握りて本殿の上天揺れる大振りな本坪鈴を鳴らし。一度深く心呼吸を目前見据えては意志を真心込め、上体傾けつつ二礼二拍手一礼、掛け替えのない彼との巡り合わせに拝謝を胸懐唱え親愛なる恋刀の安穏無事を祈り掌合わせると双眸綴じて。 )






79: 山姥切長義 [×]
2025-01-12 22:04:49




───……神に祈りが届くと良いのだけど。彼方に置いてあるおみくじで運試しをしていかないか?( 続いて此方も賽銭袋を納入してから本坪鈴を鳴らし、その清々しい音色に心清め改めてから二礼二拍手一礼の作法で拝礼すると心優しく思いやりのある愛しい恋刀が一年間安寧に過ごせるよう祈り。双眸開き隣へ視線を巡らせる途中でおみくじに目が留まり、祈りを終えた頃合いに彼へ提案して。 )





80: 南泉一文字 [×]
2025-01-14 23:27:18





今後も本丸での活躍を上から見てるだろうにゃ、…───ん?おッ、良いなそれ。それじゃあ行くぜ、せーの…!( ゆるりと瞳開け隣傍ら聴こえた呟きに日々努力絶やさない彼が何を祈願したのか気になるも横槍はせず、やんわり薄ら頬緩ませ。提案告げる目的の視線先を追い見て六角木筒状の御籤箱を二つ見付け、其々中に細長く巻かれた無代の御神籤が入っているようで。数歩出向き手に取ると左右振りながら今年の自刃運試しである一つ御神籤を引いて、対の片方の御籤箱を持つなり彼の手許へ置き添え。お互い両者引き終えた後に何時でも御神籤の中身を見開けるよう待機を、 )







81: 山姥切長義 [×]
2025-01-15 23:24:03




…───中吉。まあ、こんなところかな。願事は人の助けで叶う。…っふふ、転居の項目に良い早くせよと書いてある。お告げが出た事だし本格的に準備を進めてみるのも良いかもしれない。君の結果は?( 手に取りやすいよう然り気無く此方に御籤箱を置く彼の心配りに胸が高鳴るものの涼やかな笑みで隠し、からからと軽快な音を立てて振り出てきた一つのおみくじを手に取ると開き。綴られた内容をかいつまんで伝え、それよりもと彼が引いた内容を一緒に見ようと肩同士が触れ合うくらいに距離を縮めて。 )





82: 南泉一文字 [×]
2025-01-17 23:29:58





───中吉。まぁ、ぼちぼち…ッて、あっは、結果同じかよ…!どんだけ笑いりゃあ気が済むんだにゃ。…?や、でも。内容が違えな、どれどれ。家移り旅立ち良し、吉事は良い方に行く、…然し人に疑い掛けるべからず。──…まあ、なんだ。同室の場合。何方の部屋か、主に新しい部屋を所望するか決めねえと、にゃ。其処はお前が選んで良いからさ。( 一斉に同時見開いた二つの御神籤を交互見やり、最上の大吉よりも彼と同じ結果である中吉の二文字に瞳輝かせ驚喜と。先方の内容掻い摘みながら伝え読んでくれた事柄を視線寄せ共に見聞きし、彼が見やすいよう手許其方へ傾け持ち後方続きお告げ内容を口交えつつも朗読の語勢を低め、後半至るは自刃が故の問題であり自戒の念を心刻みて。ふと気付けば肩触れ合う近距離にて布地越し感じる体温に思わず一度双眸を宙逸らし眉尻下げ面映い表情浮かべて、 )






83: 山姥切長義 [×]
2025-01-19 22:03:58




では、主には日当たりが良い少し広めの和室を希望と伝えておこう。同室になる事で共に居る時間が増えるのは俺にとって喜ばしいと感じてるけれど、───…何か懸念している事があるんだろう?話してくれないか。( 麗らかな春の日差し包まれながら微睡む彼の姿を想像してはじんわりと胸が温かくなり幸せな気持ちで満ちていくのを感じつつ、おみくじを丁寧に折り畳むと大切にしまい。耳に届く声音は相も変わらず心地好いが何処か拭いきれない違和感をそのままにはしておけず、そっと彼の頬に手を添えて此方を向かせると吐露するまで離さないとばかりに至近距離で瞳を合わせ。 )





84: 南泉一文字 [×]
2025-01-20 21:59:19






日当たりが良い場所か、うッし。わーかったにゃ。そうと決まりゃ主には直接オレから伝え、───…!…ばか、そんなツラするなっての。情けねえ話、顕現してから今まで長く過ごした事も無かった。だから、こそ。こんな感情、初めてなんだよ。…にゃ。時折胸奥が閊えて、唯一お前を見る度に端から余裕すら無くなっちまう。けど絶対に。山姥切が厭う事だけはしない、刀に誓って約束する。何時でも還って来て欲しい、にゃ。( 其方本丸に戦力為る新刃たち増員との経緯で開拓増築済みと認識以降は、日向ぼっこ征く散歩中に見付けた風通しの良い木札無き部屋から見える四季折々の開花見頃な景色は一層想い駆り立つ月日を振り返って。その最中、ふと頬伝う心温い感触に眼見開き合わさる純真煌めく碧瑠璃へ嘘偽り吐ける筈も無く。添えられた手甲ごと掌内覆い片頬擦り寄せると心憂い胸懐を打ち明け、最近仄聞した朗報に彼の更なる飛躍を願い祝言贈り。 )───極実装、おめでとにゃん。






85: 山姥切長義 [×]
2025-01-21 21:58:33




全く、そんな心配は杞憂だ。服の中に虫を入れるといった稚拙な悪戯をしない限りは厭わないから安心してほしい。───……君の極実装から三年と少しか。先に修行へ旅立ったもの達とようやく肩を並べて戦える強さを得られて嬉しく思うよ。( 掌に伝う感触と仕草にゆるりと双眸細め、もう片方の手も添えて心が和らぐようにとほんの少しの冗談も交えてやわやわと。待ち望んだ文字の羅列を一つずつ確かめながら決して短くはない月日と積み上がった思いの数々が溶けて新たな景色へと進む為の糧となるような、一言では表せない気持ちを抱きながら瞳を伏せると握った手を胸に当て。 )





86: 南泉一文字 [×]
2025-01-23 23:33:25


 

おーい…ッ、誰が稚拙な悪戯すんだにゃ…って、……虫?───ふ、ははっ!何だろうなァ、ほんと。やっぱ凄えわ、全部吹っ飛んでく。修行発つに早いも遅いもないと思うぜ、初めからお前は此処の本丸に属する無二の刀だ。これからもずっと、にゃ。( 泰然と諧謔心滲ませつつ言い退ける心地好い声色の言葉に、温もり増す掌越しを見据えて。ふつりふつりと胸奥の蟠りが解けるかのように相好を崩れ微笑み綻びみせ、先程挙げられた児戯の一つにもしや虫類が苦手なのかも知れないと追及自体は避けるものの、一端見受けて彼の可愛らしい側面を想像し口許ゆる。微かに刻む心音に触れ、与えられた使命により顕現せし者達が集う場所でその時が訪れる際は審神者と皆々共に彼を出迎える日を心待ちに語り明かそうと密かに。 )






87: 山姥切長義 [×]
2025-01-25 23:17:36




っふふ、随分と嬉しい事を言ってくれるじゃないか。君に借りた手巾だけど洗ってから返すよ。何も手元に無いのも不便だろうから、代わりに俺の手巾を使用してくれ。───さて、そろそろ万屋街に向かおうか。長船派の方から紹介された喫茶店があるんだが其処に行かないか?( 無二の刀、と復唱するように心の中で呟くと瞳に映る恋刀の微笑に釣られて此方も相好崩し。忘れない内にと懐にしまい込んだ青魚の刺繍が施された手巾の事を伝え、袖口から銀の糸が織り込まれた灰青の綿の手巾を取り出し彼の掌に乗せて受け取らせると縁のある刀から万屋街に行くなら是非此処にと勧められた場所を提案してみて。 )





88: 南泉一文字 [×]
2025-01-27 23:23:20





…な、ッ…嗚呼、もう。茶化すんじゃねえ、にゃ。んあ、別に気にしな…───さんきゅ。おう、そうだな。散々付き合わせちまったし、ご相伴にあずからせてもらうにゃあ。( 胸奥抑え込もうにも恋慕溢れて留まらない所為で、早や降参と片手で片眼抑え。律儀に手渡してくれた換えのを拝借し、ふわりと彼の身衣と同じ香り立つ手触り好い銀糸織り込む灰青の綿地手巾を呆け見眺めて。優しい心遣いを押し返す真似はせず、動揺ゆえに若干折り目付く手許の御神籤と重ね懐入れ。元々本来の目的を思い出し提案誘いに乗り此処から万屋街と近道なる裏道往こうと無意識、繋ぎ触れたい気持ちを前面表し少々照れくさそうに再度其方へ片掌を伸ばして。 )





89: 山姥切長義 [×]
2025-01-29 22:13:04




……困った事に君に抱く想いが膨らむ一方だ。───…大好きだよ、南泉。それじゃあ往こうか。( 手に触れる温もりと恋慕滲ませた横顔に胸がきゅうと締め付けられ、彼の前では余裕を持つ事も溢れ出てくる感情を抑える事も出来ないのだとつくづく思い。此方へ向ける言葉や行動一つで一喜一憂してしまう程に心を奪われているのだと改めて自覚して、自身の変化に少しの戸惑いを感じるものの彼が与えてくれたものだと考えればそれすらも愛おしく感じ。耳元にそっと唇を寄せると吐息混じりに溢れる想いを囁き、指を絡めるように繋ぎ直すと裏道を歩き出して。 )





90: 南泉一文字 [×]
2025-02-01 23:58:00





…───!…ッ、オレだって、何時も…!って、おい!人の話聞けよッ、に"ゃーっ!( 不意に耳元で吐息混じえた想いの囁き乗せられた名を鼓膜聴き届くや否や瞳孔丸々と、強く鼓動が高鳴り覚え胸奥きゅん。良く人の子が喩える心臓が幾つあっても保たないとは正にこの現状かと、慌てて片手を耳抑えるも全身駆け巡る熱は収まる無く。心中留まる言葉を繰り返しまるで顔面が紅き林檎のように真っ赤と早口騒ぎ立てながら、五指絡める掌は一層握り添えて。境内の鳥居を御辞儀がてら潜り抜け裏道通り歩き、賑わい栄える万屋街へ到着すると目指す喫茶店らしきレトロ外観の場所を指差して問い掛け。 )おー、こりゃ結構賑わってんな。長船の連中が言ってた場所は此処か、にゃ?







91: 山姥切長義 [×]
2025-02-04 20:13:43




正解。───…話によると、季節の果物が使われたタルトとバスクチーズケーキ。そして珈琲と紅茶のどちらもお勧めらしい。俺は勧められたものにするけれど、君は?( からん、と真鍮で造られた鈴の軽やかな音色を奏でながら扉を開くとレトロモダンで落ち着きのある雰囲気に包まれた空間が広がっていて。結霜硝子から柔らかく光が差し込む席に向かい合うようにして座り手書きのメニュー表を其方に向けて広げ、口にした名を人差し指で示しつつ秘かに彼の好みを調査しようと敢えて暈した言い方をすれば選ぶようにやんわりと促し。 )





92: 南泉一文字 [×]
2025-02-07 23:38:12





へえ、流石どれも美味しそうだにゃ。お勧め選ぶなら両方頼んでみようぜ、山姥切は果物のタルトと紅茶な。──…オレはこの、バスクチーズケーキと珈琲にする。嗚呼、すみません注文を。季節の果物タルトに紅茶、バスクチーズケーキと珈琲をお願いしま…ッす、…に"…ゃ。( 流石は刀派ご用達の御店とあり大勢の客層で繁盛賑いお洒落な内外装雰囲気も彼と良く似て馴染み落ち着く空間を視野に、対面なる形で腰掛け此方に聴き分かりやすいよう差し向けられた手製メニュー表見ながら逡巡せず問い掛け。旬の果物豊富ならば疲労回復などに繋がるのではと艶輝く果実を潤沢に乗せられた愛宕梨タルト、夜な夜な完徹組の必須お供であろう珈琲は遠ざけるように紅茶を勧めて。続き自刃は色合い好むバスクチーズケーキに彩られた河内晩柑を見るなり、一度視線ちらりと目前の恋刀に薄ら口許緩んでしまい。仮に万が一組み合わせに不服そうであれば己の分と交換すれば良いと楽観的に手空き通り掛かった店員に片掌上げて注文告げるものの猫の呪い故にやはり語尾締まらず、何とか苦顔堪えながらオーダー済ませて。 )






93: 山姥切長義 [×]
2025-02-10 21:36:19




んっ、ふふ。折角堪えられていたのに可愛い語尾が出てしまったね。……───南泉にならどちらの呼称でも構わないが、山姥切と真っ直ぐな思いを乗せて呼ぶ声が好きかな。君の山姥切は俺だ、…なんて。( 呪いに堪えきれずじわじわ出てしまう語尾に彼らしいと可笑しそうに笑み溢し、久方ぶりに聞く呼称に胸の内で感じている思いに少しの独占欲を滲ませふわりと微笑を。やがてオーダーされた品がそれぞれ置かれ、健康的な効果のある梨にカフェインの少ない紅茶と此方の身体を気遣う心配りに嬉しさを感じて。いただきますと呟きタルトの端を小さく切り分けてから口に運び果肉に歯を入れると瑞々しく豊かな甘味がじゅわっと広がり、卵黄の風味が強く感じられるカスタードとざくざくと食感の良いタルトが合わさる事で生み出される味に納得すると再度フォークで差して彼の口元に。 )成程、お勧めされた理由が分かるよ。───はい、一口どうぞ。





94: 南泉一文字 [×]
2025-02-13 23:54:00






……、ぐ…っ、何言っても締まらねぇ、にゃ。んーあ、急にどうし───…。こちとら伊達に腐れ縁なんざやってねえんだよにゃあ、離れたら少しだけ待っててやる。後はその代わりに絶対追い付いてみせっからさ、今後とも付き合ってもらうぜ?…なあ、山姥切長義。( 相変わらず珍妙な語尾にも一つ笑い種なればこの上無いと、無邪気に微笑み溢れる彼を目前に毎度の些細な口反発すら言い敵わず内心白旗投じ横髪ぐしゃりと掻き上げて。再度紡ぎ掛ける言葉に鼓膜響く声調を捉え、互い伯仲の出来である二振りでは顕現時当初から古株鎮座と前者を山姥切と呼称認識している刀が大半ではあったが、其々個性や存在価値を認めている経過対し昔過去含め今現在も密か目追い見てしまう刀刃は高慢であり風光明媚とも比類なき我が誇り抱く銀青一振りを冒頭に。テーブルに届けられた瞬間広がる香ばしい洋菓子と温かい飲物を視野に、食欲唆りつつ手合わせ挨拶述べた際フォークを持ち手止める先へ、ちらりと視線見遣りて美味しそうに食べる彼の様子を見つめ微笑む口角浮かぶものの束の間。やや双眸降ろせばフォークに一口差し乗せ向けられた果実梨タルトが口元に、動揺と混乱じわじわと湧き上がる羞恥に戸惑う中で折角の厚意背く訳にもいかず薄ら目閉じ腹括り上半身前のめり体勢で開く口唇かぷり。 )────、…へ?…、なにやって。……、マジかよ。いただき、ます。






95: 山姥切長義 [×]
2025-02-14 21:42:35




( 落ち着きがありながらも対象を仕留めるような刀の鋭さを感じられる声音で銘を呼ばれた瞬間にどっと強く鼓動が鳴り、思考で解析出来ない身体の反応を決して表に出さず悟られないように隠し。凍てつく冬の寒さの中でぽかぽかと優しい熱で温めてくれる日溜まりのような姿はほんの一部なのだと知ると同時に、まだ知らない彼の姿を余す所なく見せてくれる日がいつか訪れるのだろうかと淡い期待を抱き。礼儀正しく感謝を表す言葉を添えつつ律儀に差し出した一口サイズのタルトを咀嚼する様子に満悦して双眸細め、一つ一つの言葉や示してくれる反応どれもが愛しく大切に胸にしまうと紅茶に口を付けて。芳醇な味わいに心和ませつつ、ふと渡す機会を伺っていた紙袋に視線を落とし。再び視線を彼に戻すと光沢のある革紐に金の菱形の飾りが付いたチョーカーと甘さ控えめなチョコレートを使用したカップケーキの入った紙袋をそっと差し出し。 )以前、俺に贈り物をしてくれただろう?そのお礼と……───もう一つの方は察してほしい、かな。





96: 南泉一文字 [×]
2025-02-15 00:41:24





( ────察した、ッつうか…本当に、嗚呼もう。今でも散々堪えてきたけどよ、確信刀も良いとこじゃねえか。今直ぐに返事を書き散らしてえ、が。如何せん一旦諸々落ち着かせてから筆取らねえと確実に、…なんて、醜態晒し本音吐いちまう手前に。礼だけ先に言いたくてさ。まあ、なんだ。その、ありがとな。まさか直接逢って手渡されるとは思ってなくて。凄え吃驚して嬉しかった、にゃ。毎時忙しいだろうに、大切な時間掛けてくれて何時も感謝してる。此方も其々しかと、彼方でも。贈物は大事に食べて、オレの宝物にするにゃあ。 / 此方蹴り推奨! )






97: 山姥切長義 [×]
2025-02-15 18:51:32




( さて、何の事かな。俺としては衝動のままに綴られた言葉を一度読んでみたいと思っているが、これまで堪えてきた努力を水の泡にする訳にもいかない。どうしたものか───……一先ず言えるとすれば。どんな君も愛おしく感じる。もっと色んな姿を見せてほしい。…そう願ってしまう程に強く想っているよ。気持ちが溢れて思わず反応してしまったけれど、此方への返信は不要だ。いつも俺に優しい日々と愛を与えてくれてありがとう。結ばれた縁が少しでも長く続くよう、この心を以て尽くすと誓おう。 )





98: 南泉一文字 [×]
2025-02-18 02:30:37





……ッ、うっま!凄く美味しいにゃ、連中が勧める理由が分かるっつうか。……え?別にあれはオレが勝手に押し付けちまったモンで礼なんて、察し───…?……っ"、!やることが何時も不意打ち過ぎんだよ、あ"ー…、もう。ほんと。…嬉しい、ありがとう。本丸に戻るまで楽しみにしておくにゃあ。( 口中で広がる梨の果肉甘さ加えて、さくさくとパイ生地合わせ咀嚼しては舌鼓みを打つ傍らで後々ふと思考過りこれは所謂間接何とやらに、当て嵌まるのではないかと仄か熱帯びる両頬ごと口許へ片掌抑え込み。煩悩振り払うように珈琲を飲むべく陶器製クリーマーを手に真下注ぎ入れるとスプーンで軽く混ぜ、口付けるも自刃が猫舌だという事を失念しており僅かに声噎せ直後咳払いでその場を誤魔化し。身内仲間が勧めているように焙煎深い風味が濃厚さを増し飲み応えある温かい珈琲を梨タルトと続き称賛と、途中何故か視線離す様子に疑問符を頭上浮かべて微か首傾げ、目前差し出し手置かれた紙袋に双眸ぱちりと瞬き面食らいを。脳内処理が鈍く素顔のまま漸く理解追い付けば愕然ぶわり頬紅させ、お礼感謝を告げながら贈り物を有り難く拝受して。片方の紙袋からはチョコの甘い香りが漂い寄せ、更にもう片方の中身は把握出来ず気になるものの未だ手付かずのフォークを淡黄果実が合わさるクリームチーズにアーモンド風味引き立つバスクチーズケーキ一口サイズ差し乗せて。先程の優しい所作には及ばないが、美味しいものを沢山共有したい気持ちと個刃的に食する姿をもっと見たいと言わんばかりに。すい、と手許フォークを彼の口許へ向け。 )────…ん。






99: 山姥切長義 [×]
2025-02-20 23:16:04




心ばかりの品だが、気に入ってもらえると嬉しいよ。っ、え。…では、遠慮なくいただこうかな。───うん、それも美味しいね。( 形良い唇から発せられる温かな言葉と何よりも喜んでくれた事が嬉しく熱が込み上げ、紙袋持つ彼の小指をするりと指先で滑らせるように触れると柔らかい笑みを。先程珈琲を飲んだ際に見せた一瞬の綻びに熱い物があまり得意ではないのかと検討を付けると可愛らしい一面を知れた事に嬉しく感じながらこくりと紅茶で喉を潤して。最初の一口を此方がいただいて良いのかと寄せられたケーキと彼の顔を交互に双眸向けるが、やがて厚意に甘える事に決めれば頬にかかる髪を耳に掛け直しつつフォークに乗せられたケーキを口に。コクのあるまろやかな酸味のクリームチーズに香ばしいアーモンドの風味、まったりと溶けていく中にさっぱりと甘い果実のぷちぷち弾ける食感の好さに自然と頬が緩み。再びタルトを口に運び、そういえば菓子を用いた勝負事の勢いや就寝前の際にしたようなものではなくきちんとした口付けをしていない事にふと気付くと無意識に視線の先を彼の唇に向け。 )





100: 南泉一文字 [×]
2025-02-25 23:58:29





ごちそうさまでした、───…ふっ、見過ぎ。( 出過ぎた真似でも素直に応じてくれる反応に双眸緩め、触れ合う手先の感触合わさり尚も一つ一つ見惚れてしまう仕草にぎゅっと心射抜かれながら相も小振りな可愛い口内へフォークを軽く掬い引き上げれば満面笑み弾けて。他の刀や刀派の兄達の場合障りない事でも、いざ彼の事になると意図せず傾く意識を動揺悟られないように一口大ずつバスクチーズケーキをフォーク寄せ頬張り。咥内残る先程の甘味と入り混じる酸味が丁度心地良く和らぎの充実感満たされる中ちらりと目留め気持ち表れ成す紙袋を見るなり嬉々芽生える喜び大半、本丸内でも優良博し持て囃されている優しい彼が自刃以外にも手贈物したのだろうかと脳内で重々理解していても唯恋刀対しこのような見苦しい感情を抱いてしまうのは自刃が思考さえ未熟である事を脳裏過ぎり口許堅く一文字結び。程良く落ち着いた温度の珈琲を再度飲む最中、目前の視線向ける行先に気付き最後の一口を平らげ完食飲済ませ。ぺろりと、悪戯気に紅い舌出し。 )





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