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冒険者ギルドの日常/626


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620: アリシア [×]
2025-02-04 21:09:30

>618

名代…ですか。確認致しますので少々お待ちください。

(会食に代理の人間を出席させるという異例の事態に受付嬢は困惑した様子で表情を引き攣らせた。良からぬことを企む不審者の線も考えたが、手渡された招待状は明らかに本物であり、レドの振る舞いを見る限り不審な点は見当たらない。門前払いする理由もなく、判断を主催者であるアリシアに仰ぐべく受付嬢は足早に一時離席した。)

お待たせ致しました。ライデン様からのご許可を頂きましたので会場までご案内致します。

(戻って来るなり受付嬢は「お待たせ致しました。」とぺこりと頭を下げてから淡々とした口調でアリシアの許可を得た事を報告する。要した時間は一分程であり、アリシアとの会話の時間を除けば移動時間は十数秒であろう。会場までの道中を全力疾走してきた事は明らかであるが息のひとつも切らしておらず、客人を待たせまいとする高級店勤務としてのプロ意識が余程高いようだ。そして、レドへ背を向けると会場までの道のりを先導して歩みを進める。通路の壁には美術館顔負けの絵画の数々が飾られており、この店の格が如何に高いものかを示していた。淡々と歩みを進めること五分、会場の前に辿り着くと純白の塗装に黄金のレバーハンドルと言った明らかに高級感漂う両開き扉を明け、レドに向き直ると「どうぞお楽しみ下さい。」と丁寧に頭を下げて中へと誘導した。)

ようこそレド殿。勇者様の名代でいらしたと聞いております。慣れない場に緊張していることかと思いますが心ゆくままお寛ぎ下さい。

(扉が開かれレドを視認するなりアリシアは先輩騎士達にお酌をしていた酒瓶を机上に置いて、客人として来たレドに主催者として颯爽と歩み寄った。やはりライデンの血筋だけありその顔立ちはクレアに通じるものがあり、仮に姉妹だと嘯いても誰もが信じる程であろう。レドの顔を見据えると上品に口角を釣り上げて歓迎の言葉を述べた。一見すると柔らかい物事の人物と捉えられるが、レドを見据えたその透き通った碧い瞳はクレアのものとは明らかに性質が異なる。機敏な者であれば気がつくことであろう、その瞳に宿る底なしの闇はまるで人を人とも思っていない、例えるなら獄中の重罪人のようなドス黒く濁った瞳であった。)

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