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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
1245:
鳴海 司 [×]
2024-11-05 01:13:38
──え?…あー……書かれたというか書かせた方が良かったというか……、
( 自分の気持ちに思うところが無いといえば嘘になってしまうが、だからといって生徒同士の恋愛事に教師である自分が口を挟むというのもおかしな話。いつものようにさらりと流して終わり──のはずが、ついうっかり左手を出してしまったことに指摘を受けて気付いたが時すでに遅し。傍から見ればやはりただの落書きのようだが、確かに指の付け根近くに1本線が引かれているという落書きと呼ぶには不思議なもの。これを書いた相手が彼の想い人だと告げるには、さすがに落書きの場所が場所なので躊躇してしまい。何となく歯切れの悪い答え方になってしまったが、「あれだよ、明日ハロウィンじゃん。だから仮装。」と、彼女に助言(?)した事をまさか自分が使うことになるとは思わなかったと小さく苦笑を零して。 )
1246:
御影 みき [×]
2024-11-05 06:15:45
『 ??
……仮装、ですか。黒い指輪を嵌めてるみたいですね…。 』
( 彼の回答にまだあまりしっくりと来ていないのか不思議そうに首を傾げたまま言葉だけは納得した様子を見せ、だがしかし書かれた・書かせた方が良かったの言葉にはまだ引っ掛かっているようで。仮装というにはあまりにもシンプルかつ地味なものだが、本人がそういうのならそうなのだろうと自分に言い聞かせてはちょうど運営の学生から名前を呼ばれて『 すみません。呼ばれたのでこれで失礼します。…また、コンテストで。 』と生真面目さ故に律儀に頭を下げてはそのまま呼ばれた運営陣の方へと戻っていき。自分の想い人と彼の左手の薬指が揃いになっている事に気がつくのはまだ先の話。─── コンテストが始まる直前。時間寸前までクラスメイトからのお色直しに付き合わされていたらしいみきが「 あ!いた!せんせー! 」と声をかけ、どうやら先に始まるミスコンの出番ギリギリでも彼に会いたかったのだろう満面の笑顔で駆け寄って。もうすっかり泣きあとのひいた瞳は大粒のラメでキラキラと光り、髪型はふわふわのハーフツインに変わっているけれど笑顔だけはいつも通り。「 みんなに直してもらったの!かわいい? 」とその場でくるりと回ればそれに伴って首元の鈴も鳴り、誰よりもいちばん大切で重要な彼にその最終確認をしに来たらしく。 )
1247:
鳴海 司 [×]
2024-11-05 09:39:16
はは…ちゃんとそう見えてんならそれでいいよ。
( 彼の反応を見る限りもうひとつの落書きの在処は知らないようでほんの少し胸を撫で下ろしながらも、こんな落書きでも一応想定通り書いた物に見えるんだなと感心混じりに小さく呟いて。そうしてまだ準備があるのだろうこの場を去る彼に、また後でなとひらり今度は右手を振って。───『先生ちゃんと出てんのまじウケる』などと数人の生徒に揶揄われながら時間を潰していれば、漸く始まりそうなのか周りが盛り上がってきたような気がする。そんな時にふいに掛けられた聞き馴染みのある声の方を向けば、服装こそメイド服のまま(といっても充分勝負服になりえる)だがその他のお色直しを済ませて気合いの入った彼女の姿。少し前まで赤く腫れていた目元も、メイクで隠さなければということにならずに済んだようで一安心。「はいはい可愛い可愛い。…気合い入ってんじゃん。優勝狙う気になった?」と口元に笑みを携えたままキラキラと輝く彼女の瞳を見つめてはこてりと首を傾げて。 )
1248:
御影 みき [×]
2024-11-05 12:55:24
んふふ。
せんせーが優勝してくれたらみきも優勝するつもり!
( メイク直しの最中にどうやら“噂のご褒美”の話を聞いたらしくにこ!と機嫌良さそうに微笑んではてっきり彼はこの話を知らないのだろうとタカをくくって意味深に返して。まぁ最もみきとしては彼がいちばんかっこいいしダントツ優勝だと思っているのであとは自分が優勝するだけなのである。だって☆先生ももらってたって言うし、別に去年それで☆先生が怒られただとかそういう話も聞かないし。ほっぺだし。…………したことあるし。そんな言い訳を頭の中で並べながらるんるんと楽しそうに間もなく始まるコンテストに向けての気合いは十分。「 だから、せんせーもみきが優勝したら優勝してね。 」と先に始まるミスコンの方が当然先に順位は出るので、特に理由は言わないけれどにこにこへらへらと彼に優勝を強請って。 )
1249:
鳴海 司 [×]
2024-11-05 18:54:20
……優勝したいからする!って出来るもんじゃねーだろ普通は。
( 何故だか突然やる気に満ち溢れたのは別にいいのだが、彼女の言い方だといつでも優勝を狙いにいくという気迫すら感じる気がしてはその様子に可笑しそうに笑い。しかしこうして此方にも優勝を強請ってくるということは、さては"優勝景品"の件を聞いたなとさすがに分かってしまうわけで。まさか自分がすでにされた後だということなどもちろん知らないので、お祭り気分に水を差すのも何だしもしもお互いが優勝したとするならばこういう時くらいはいいか。と小さく溜息吐いて。「はは、難しいな。お前はそれだけ可愛く仕上がってるから問題無いだろうけど……ま、俺にできる限りは頑張ってみるよ。」しっかりとお色直しを済ませている彼女ならばその可愛さで充分に優勝は狙えるだろうが、自分は他の男子生徒たちと違って特に何もしていない。頑張るにしても去年は見ていないし、そもそも何を頑張ればいいんだとふと考えては「……つーかそもそも何すんのコレ。投票終わってるわけだし結果発表だけならもう優勝決まってんじゃねーの?」と、初めてこの催しに今まで興味を持っていなかった自分を内心責めて。もしも彼女が優勝して他の誰かにキスをしなければいけなくなるなら…なんて考えると少しだけ心にもやりとしたものが広がって。 )
1250:
御影 みき [×]
2024-11-05 20:25:55
?
せんせーがいちばんカッコイイから優勝するよ!
( 難しい、だなんて彼の言葉に本気でその理由がわからないような顔をして首を傾げれば、にこにこふわふわ能天気に微笑みながら自分の想い人がいちばん素敵なのだとなんの恥ずかしげもなく零して。そもそも頑張らなくったってみきの中ではダントツ優勝なのだから何も頑張る必要ないのにな、とも思っているのだけれどそれは胸の中に閉まっておくとして。彼の言葉にえっとね、と去年の記憶と事前会議の記憶を遡ってみれば「 この後それぞれ軽い自己PRタイムみたいなのがあってね、それを見てから専用サイトからの投票も受け付けてるらしいよ。女子の集計してる間に男子の自己PRタイムがあってて、男子の集計してる間に女子の結果発表が出るんだって! 」 としっかりと事前会議にてお話を聞いていた真面目なみきらしくさらさらと答えていき。自己PR、といっても本当に余興なようなもので箱の中からランダムで引かせた胸きゅんセリフを言うだとか予め別に自分で何かしらを用意する必要はないらしく、みきとしては彼のそういった姿を見られるのがちょっぴり楽しみだったりして。 )
1251:
鳴海 司 [×]
2024-11-05 21:16:59
、…お前のその自信どこから湧いてくんのほんと。
( 好きな相手というフィルターが掛かっているにしても、お世辞の色が無い真っ直ぐな言葉は存外刺さってしまうもので。コンテストなんてもちろん全校生徒の中から選ばれた人が舞台上に立つもの、その中で教師なんてネタ枠に過ぎないのにこうも揺るぎない信頼を向けられると少しばかり気恥ずかしくなってしまう。呆れたような言葉とは裏腹に、彼女を見つめる瞳は優しいもので薄く微笑んで。何をするか分からないとはいえ、先んじて投票が終わっているならばする事など無いだろうとタカをくくっていたのは本音。しかし今になって知ったコンテストの内容に思わず目を丸くして。「───……自己PR?そんなの知らないうちに推薦された俺が出来るわけ…つーか案外しっかりしてんだなコンテストって……。」想像以上にきちんとプログラムがあるこの催し物、当日まで知らされていないためもちろん事前会議なんて存在すら知らないまま今を迎えている自分の立場がなおさら他人事のように感じて。とはいえ彼女の説明のおかげで流れは把握できたわけで(開始直前だが)、それだけでも充分ありがたいと胸を撫で下ろし。 )
1252:
御影 みき [×]
2024-11-05 23:29:31
えへ。わかんない!
せんせーがだいすきって思ってるから湧いてくるのかも。
( 言葉とは裏腹にどこまでも優しい瞳で見つめてくれる彼の眼差しがなぜだかとても嬉しくて、思わずにこにこふわふわと微笑んでしまう顔をそのままにお顔と同じくらいふわふわとした言葉を返して。だがしかしこの言葉の全部が紛れもない本心であり事実なので、みきとしては決して冗談半分なんかでなく真剣に言っているのだけれど。自己PRについて驚いたように目を丸くする彼に慌てて両手をぶんぶんと振れば「 あ、あのね!自己PRって言っても喋るのは名前とかくらいで、運営さんたちが用意してくれた紙に書いてあるセリフとかをかっこよく言うみたいな…なんかそういうのだったよ!相手役はね、ミスコン出場者の中から選んでもらってその子の反応とかも込みで評価基準になるって! 」 と続けて説明を。去年は確か☆先生の相手役になりたいミスコン出場者が多くって、結局喧嘩にならないようにミスターコン出場者の男の子が相手役になってたな……とふと思い出せば、果たして目の前の彼はどんな台詞に当たるんだろうとわくわくそわそわも胸が高鳴り。 )
1253:
鳴海 司 [×]
2024-11-06 00:07:58
何だそれ雑だなぁ。
( あれだけ自信満々だった割には地に足つかないような解答にくすくすと笑いを零して。しかしだからこそ少しの打算もなく100%彼女の気持ちからくる言葉だということも分かる。にこにこと無垢な笑顔を向けてくる彼女に愛おしそうな視線を向けては、照れ隠しのように肩を竦めて。事前会議に参加していない自分にとって今彼女の説明だけが頼みの綱。丁寧な説明にうんうんと頷きながら、ふと何かに気付いたように「え、待って。台詞を言う際に相手役がいて、その相手は言う側が選べるってこと?……だったら御影がいいな、変に緊張しなくて済みそうだし。」とにやりと口角を上げて。優勝にこそ執着しているわけではないが、そもそも相手の反応も評価基準に入るのであれば自分の場合彼女を選べばそれはもはや出来レースなのではという気がしなくもないのだが。 )
1254:
御影 みき [×]
2024-11-06 00:23:39
だってホントのことだもーん。
だいすき!って思ったらね、その人の全部がキラキラして見えちゃうの。
( きっと目の前の彼はこの言葉達が何一つ嘘偽りのない言葉だと言うことが分かっているだろうし、だからこそきっとこんなに優しい瞳をしてくれるのだろう。こんなにも誰かがきらきら輝いて見えるのは初めてで、大好きになるのも初めてで。そんな初恋の相手に優しく見つめられてしまったらみきの心臓はどきどきといつもより少しだけ忙しなく動いてしまう。みきはきらきらした瞳で彼を見上げては、揃いの“指輪”が描かれた薬指をからの薬指にそっと絡めていたずらっぽく微笑んで。山田くんから先程お相手のお誘いがあったので受けたは良いけれど、きっと彼は当たり障りなくくじ引きとかジャンケンとかで相手を決めるんだろうな…他の女の子にカッコイイこと言ってるとこ見たくないな…なんて勝手に諦めていたところに飛んできたのは願ってもいないお誘い。みきはぱちり、と大きく瞳を見開いては「 み、みきでいいの…? 」 と何か企んでいる時のような妖しく口角を上げる彼を、すっごく嬉しいけれどほんとに良いのかな…と言ったような様子できょとんと見つめ。 )
1255:
鳴海 司 [×]
2024-11-06 01:34:39
へー、そんなもんかね。
じゃあさぞかし俺の授業も輝いて見えてんだな御影には。
( 絡め取られた指をそのままに、意地悪く微笑みながらも彼女の言い分を否定したり疑問に思うことなくすんなり受け入れて。純粋で素直な彼女のことだから、本当にその夕陽色の瞳には少女漫画よろしく恋のお相手が輝いて見えているのだろう。三十路にしてキラキラしているなんて言われれば、気恥ずかしくも悪い気はしないもので。てっきり二つ返事で了承が返ってくるものばかりと思っていれば、意外にも確認を取るかのような問いかけで。もちろん、と言いかけたところで頭を過ったのは先ほど堂々と宣戦布告(?)に来ていた山田の姿。未だ絡めたままの薬指に一瞬視線を落としては、自分にとって可愛い生徒が決して彼女だけではなく相手がどう思っていようが山田だって可愛い生徒なのだ。そう考えれば山田の気持ちを知りながらもこんな落書きをしてしまっていることにほんの少しの罪悪感のようなものが芽生える気がして。「…あー、そういや山田も出てんだっけ。お前ら同じクラスだしもしかしなくても先に声掛けられてんだろ。……まあ俺相手で御影を判断基準にするのはちょっとズルになるかもだし、やっぱ適当に誰かに頼んでみるわ。」彼女の気持ちを分かっているうえで喜ばせることは容易かもしれないが、それをコンテストでとなれば少しばかり自分に有利になりすぎる気がする。文化祭の主役はあくまで生徒たちなのでここは一歩引いておくのが正解だろうと、へらりと笑いを零して。 )
1256:
御影 みき [×]
2024-11-06 06:55:21
ゔ。
……じゅ、授業は授業に集中してるから…。
( 彼の意地悪な笑顔にぎく、と肩を跳ねさせてはゆっくりと視線を逸らし ─── けれど絡めた指は離すことなく ─── もそもそと言い訳のように言葉を零して。授業中は彼の一挙手一投足に見惚れてしまっているので偶に我に返ったときに着いていくのが精一杯です、とは馬鹿正直に言えないので(彼にはきっと当たり前のようにバレてしまっているのだろうけれど)それは胸の奥に留めておくとして。折角のお誘いがするりと手の中からすり抜けてしまいそうになれば、考えるよりも先に「 や、やだ。 」と答えながら彼の服の裾をきゅ。と掴んで。彼が自分以外の誰かに演技、自己PRとはいえ甘い言葉を囁いているのなんて見たくないし想像したくもない。みきはきゅ、と寂しそうに甘えるような夕陽色の瞳で彼を見つめては「 …他の人にやっちゃ、やだ。 」とふるふる首を振って甘い我儘をひとつ。だってルールには2回も他の参加者の自己PRに参加しちゃいけないなんて書いてなかったし言われてないし。そんな言い訳を頭の中で並べながら、どこか誤魔化すような笑顔にも見えてしまった彼のへらりとした表情に反してとても寂しそうな表情で返事を待って。 )
1257:
鳴海 司 [×]
2024-11-06 10:02:17
嘘つけ。
お前の視線の圧めちゃくちゃ感じてるからな。
( 話題から逃げようとゆるゆる視線を逸らす彼女を逃がさないとでもいうように、絡んだままの指からその小さな手まできゅ、と握って。集中しているといえば確かにそれは事実なのだろうが、その矛先が黒板でも教科書でも無いのはよく知ってるんだぞと溜息吐いて。掴まれたことで反射的にそちらを見れば、寂しそうな色を揺らす夕陽色とぱちり目が合って。手が伸びたのは咄嗟に、といった感じだろう。それすらも彼女本人は我儘だと思っているんだろうなと考えれば、むしろそんな我儘(自分はそう感じていないが)を言えるくらいに心を開いてくれている彼女が心底愛おしくて。ふ、と優しく目を細めれば「んー……、…じゃあ御影がちゃんと公平な判断基準として振る舞えるなら頼もうかな。」と首を傾げて。そもそもどんなお題でどんな台詞を言わされるかなんて昨年を見ていない自分は知らないのだが、彼女がこうしてヤキモチを顕にするということはたぶんそういう事なのだろう。山田には少しだけ悪いが、彼女自身がこう言ってくれているのだから仕方ないと心の内だけで先にお誘いを成功させている彼へと謝罪を飛ばして。 )
1258:
御影 みき [×]
2024-11-06 12:21:50
バレてる………!
ちゃんとこっそり見てたのに…!
( 薬指だけを絡めていたはずがいつの間にか彼の手がすっぽりと自分の手を捕まえており、みきは思わずぴく。と反応して。だが照れる隙もなく続いた彼の言葉にあんぐりと口を開けては本人としてはこっそりこっそり覗いていたつもりらしく、バッチリ彼にバレていたことが衝撃のようで。だって黒板見てるっぽくしてたり教科書で隠しながらこっそり見てたのに、やっぱりせんせーはエスパーなのかもしれない。なんて自分がわかりやすいとは1ミリも思っていない顔でそんな事を考えては、ちょっぴり恥ずかしいやら照れくさいやらの気持ちで淡くはにかんで。無事に相手役を任せてくれるという彼の言葉にぱぁあ!と分かりやすく表情を明るくさせては「 がんばる!あの、えっと、我慢するから! 」と気持ちだけは1丁前に公平な審査をしてもらえるように我慢すると決意。だがしかしそんな決意も虚しく直ぐにめろめろとギブアップしてしまうのはあともう少し先の話。 )
1259:
鳴海 司 [×]
2024-11-06 19:28:21
最初の頃は普通に集中してる子だなって感心してたけどすぐ気付いたよな、"あ、こいつ授業聞いてない"って。
( やり方こそこっそりしているが、いかんせん背中を向ければ穴が開くのではと言うほどの圧を受ければ誰だって気付くだろう。まだ彼女が1年生の時、ものすごく真剣だと評価していたもののそれにしては余りにも残念がすぎるテスト結果にしばらく頭を捻っていたものだ。そんなことをどこか懐かしそうに思い出しては、今では色々なことが当たり前になってしまっている目の前の彼女に視線をと乾いた笑いを向けて。自分の答えひとつでここまであからさまに喜ばれては悪い気などもちろんしないが反面、彼女が相手だからこそ緊張も何も無いとタカを括っていたのだが何だかここまで嬉しそうにされると正直少しだけハードルが上がったような気さえして。「はは……変な台詞に当たんなきゃいいけど…。」相手の反応が自分への評価に繋がるというのに我慢するとはなかなか趣旨に反した気合いの入れ方だなと、自分で提案したくせに可笑しくなってしまい。 )
1260:
御影 みき [×]
2024-11-06 20:19:05
だ、だって好きな人が授業してるのが見られるのって学生のうちだけだし…。
それに、気が付いたら目で追っちゃうんだもん…。
( どんなに眠たい時でも彼の授業だけは何とか居眠りをせずに耐えていられているのは、自分が彼のことが好きだからに他ならないだろう。けれどもどんなに真面目に板書に向き合おうとしても気が付いたら黒板ではなく目が勝手に彼を追ってしまうのは惚れた弱みに他ならず。みきはちょっぴり拗ねたような、けれど甘えているようにも見える夕陽色で彼を見つめては繋がれたままの手をきゅ、と緩く握って見せて。そういえば彼は去年のミスターコンを見ていないのか、とふと思い出せばこてりと首を傾げながら「 あのね、その人の学年とか相手の子との関係性でランダムなセリフが配られるの。例えば3年生の先輩と2年生の子のコンビだったら、『 泣いている部活動の後輩にかける一言 』とか『 後輩から告白されてOKする時の返事 』とかそういうの。台詞指定のやつもあるけどね 」 とにこにこと説明していき。昨年の記憶を思い出せば彼がそれを今年やるんだと思えばやっぱり相手役は自分で良かったと思うと同時にもしかしたらミスコン出場者の中でも彼のことが好きな子が居るかもしれないのに、ズルしちゃったかな……なんでちょっぴり心が痛んだり。でも他の人にやるのなんて見たくないのでそこはずるくても許して欲しいのだけれど。 )
1261:
鳴海 司 [×]
2024-11-07 08:15:54
…まあモチベーションはどうあれ、御影は居眠りも無いし真面目ではあるからそこは評価してるよ。
( 嘘の欠片もない可愛らしい反論とこちらを見上げる甘えたような夕陽色に、何だか彼女の頭に子犬の垂れ耳が見えるような気がして(実際付いてるのは猫耳だが)。くすくすと笑いながら、授業に集中していないのは問題だがそれでも2年間頑張ってきたうえに最近はテストも良くなってきているので今はまあいいだろうと。彼女から更に詳しい詳細を教えてもらえれば「えぇ……、先生と生徒のシチュエーションて何だ……?生徒指導しか浮かばねーんだけど…。」と、神妙な顔つきで考えながら思い浮かんだシーンは残念ながら色気のいの字も無いもの。ましてや演技力には難ありと自覚している分、台詞指定だと助かるなぁと呟いたもののそれで上手くできるのかはまた別なのだが。ただどちらにしても、どんな台詞であれ相手が彼女なら多少なりともこちらだって気持ちが乗るかもしれないから、なんて思いは口には出さないが改めて他の生徒にしなくて良かったと心の中で少しだけホッとして。 )
1262:
御影 みき [×]
2024-11-07 10:13:32
!
そうでしょ!みき、最近もっとお勉強頑張ってるもん!
( いちばん褒められたい人に褒められれば嬉しそうにニコニコと頬を綻ばせて、繋いだままの手をゆらゆらと揺らし。“元々のキッカケ”はご褒美のためだったのだけれども、それでも最近メキメキと成績を伸ばしているのだから恋の力は凄まじいもの。そろそろ全ての赤点がなくなるどころか平均点に近付いているレベルだ。みきは自慢げにふふん、と胸を張って(まだ自慢出来るレベルでは無いのだけれど)勉強を頑張ってるアピールを。神妙な顔付きでシチュエーションについて考える彼を“このお顔もかっこいいなぁ”とぽけーっと見つめながら「 ☆先生は禁断の恋!みたいなやつだったよー。顎クイとかしてた!……ふふ。でもせんせーは台詞指定がいいでしょ。 」とそこそこ自由度が高いのか☆先生のアドリブ力が強いのか大変盛りあがっていたのを思い出し。だがしかし(人のことは言えないけれど)彼の演技力を思い出せばくすくすと可笑しそうに笑いながらシチュエーション指定でなく台詞指定のが助かるんだろうなぁとちゃっかりエスパーを発動していたり。でも好きでもない生徒に愛を囁くのも演技力が必要なのか、と気がつけば台詞指定は台詞指定で大変なのでは…?と首を捻って。 )
1263:
鳴海 司 [×]
2024-11-07 11:18:28
はいはい、偉い偉い。
でもお前はバイトも続けてるんだから無理しない程度にな。
赤点常連から平均点くらいまで成績上がったんだ、それだけでも先生は安心だよ。
( されるがままにゆらゆらと揺らされながら、そもそもの動機は不純だがそれも今となっては逆に良かったと笑い。勉強に加えて日数を少なくしているとはいえバイトも順調、漸く彼女が学生らしい青春(恋愛に関しては何も言うまい)を送り始めているように感じて安堵するのは親心のようなものなのだろうか。"禁断の恋"というドラマや漫画でしか聞く機会のない単語にぴくりと反応しては、彼女の気持ちを知っている分もしもそれが選ばれてしまえば何ともタイムリー。「顎クイ……。…それは、なんか……うん、凄いな☆先生。そりゃ女子人気も高いわけだ。……あーまあ確かに俺は指定の方が…って、ほっとけ。俺だってあれから成長してるかもしんねーだろ。」さすがの☆先生、見事(?)なまでの手腕に尊敬とまではいかないがその柔軟性は素直に認めざるを得ない。しかしどうやらこちらの考えていることをズバリと見抜いた彼女が可笑しそうに笑うのを見れば、以前の演技で散々だったことを揶揄われていることに少しだけ悔しくなれば何の根拠もない強がりを。彼女がどう思っているかなんてもちろん分からないが、此方としては相手が彼女であればむしろやり易いんだと自分の中にある小さな好意には気付かないまま腰に手を当ててどこか得意げに。 )
1264:
御影 みき [×]
2024-11-07 13:23:20
はぁーい!
……えへ。せんせーの為に頑張っちゃいました。
( 恋する乙女の頑張る理由はいつだって好きな人のため。早く卒業しろ、だなんて言われてしまえば頑張るしかないのだ。みきはにこにこふわふわと嬉しそうに微笑めばゆらゆらと揺らしていた手をゆっくりと止めてそのまま柔らかく力を込めて。彼が安心してくれるのならばこのままこうして頑張りすぎない程度に頑張っていけば順調に卒業できるだろうし、大学進学も現実的になってくるだろう。なぜだか得意げな様子で根拠の無い自信を見せる彼に思わずふは、と吹き出してしまえば「 ふふ、うそだあ。絶対変わってないよお。 」と彼の演技力ならば我慢の必要もないかも、なんてとてつもなく失礼なことをふんわりと頭の中で考えてはすっかり油断した様子でニコニコ笑って。 )
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