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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
2208:
鳴海 司 [×]
2025-07-20 02:29:07
関係ない質問なんで黙秘しまーす。
…つーか俺の情報なんて今更いらないだろお前ら。
( 揶揄うのにお決まりといった質問がさっそく飛んでくれば、焦ることなく流れるように黙秘権を行使。別に隠すようなことでもないのだが、知っているにも関わらず期待を滲ませた彼女の夕陽色はきっと周りの友人たちにも分かりやすく映っているのだろう。こと仲間内の恋愛事に関して盛り上がるのが女子という生き物(偏見)なので、面倒な絡みを受けないように回避するための答えといっても過言ではなく。『せんせーずるーい。』『まあいないでしょたぶん。』と謎の確信を得ている様子で、瞳を輝かせている友人の恋路を応援したい女子たちは頬杖をつきながらにこにこと、ねえ?と彼女に笑いかけて。──『す、すみません…!遅くなりました!』そう言いながら少し慌てた様子で教室のドアを開けたのは、先程の始業式で新しく赴任したと紹介された新任教師。「あー、大丈夫大丈夫。職員室寄らなきゃでしたもんね。」と、自分の自己紹介なんていらないだろというスタンスを崩さず隣に立つ新任教師へとさりげなく流れをパスして。『あ、改めまして…新山です!教師1年生の新米なので至らないところしか無いですけれど、皆さんと仲良くなれたらいいなって思ってます。この1年、どうぞよろしくお願いします!』教師としての初日、緊張した様子で教壇から生徒たちに向かって綺麗なお辞儀を向ける後輩に何となく自分が新任だった頃を重ねながら、「……というわけで、副担任を務めてもらう新山先生です。」と新たに着任した後輩の紹介をさらりと終えて。 )
( / おほほほ、主様と対話に対話を重ねたおかげで私も立派な拗れシチュ大好きマンに成長しましたのでね…!(??)
生温い地獄じゃ主様も私もはしゃげねえよなあ!ということで、改めまして新キャラ"新山ちゃん"を副担任のポストに据えさせていただきました!よろしくお願いします!!(90度のお辞儀) )
2209:
御影 みき [×]
2025-07-23 15:28:48
ふふ。……でもほら、みきがなる予定だから!
( どのクラスにでも盛り上げ隊長のような男子生徒はいるもので、それに対してなんともあっさりとした彼の回答にみきも予想通りのそれに思わず笑ってしまえば、ひっそりと囁かれた言葉にはにこ!と曇りのない笑顔を浮かべながらこそこそと返して。─── と、少々慌ただしく入ってきたのは先程始業式で新しく赴任したと紹介された新任の先生。緊張が滲みながらも笑顔がとても可愛くて、守ってあげたくなってしまうか弱さの中に真っ直ぐなやる気が見えて、彼と隣に並んでいても兄妹だとはきっと勘違いされない年齢差で……何となく、みきの頭の中には『アイツの好みは綺麗系よりも可愛い系だと思う』といういつかの友也の言葉がリフレインしてしまい。『えっ可愛いー!』『新山先生よろしくねー!』『彼氏いる?俺とかどう!?』 と、可愛らしい新任教師にワッと盛り上がった男子生徒の声に我に返れば胸に湧いてしまったもやもやを気のせいだと消すようにふるふると首を振って。 )
(/ や、やはり布教活動は大事…ッ!!やはりね、拗れがあるからこそハッピーエンドが輝きますから…!!ようこそ拗れ沼!!(ニッッッコリ)
新山ちゃーん!!可愛いよ新山ちゃんようこそ!!!登場させていただきありがとうございます!こちらこそよろしくお願い致します……!!(土下座)(蹴可) )
2210:
鳴海 司 [×]
2025-07-24 18:32:30
お前はさっきからそればっかだな。
──そんなことより、このLHRでクラス委員とか決めなきゃだからさっさと済ませるぞー。
まず委員長と副委員長を最初に決めて、そこからの進行は任せるから。
( 『さすがみき!』『まじ少女漫画みたいじゃんね!あたしら応援してるから!』と、彼女を含めてその周りがきゃいきゃいと楽しんでることなど知る由もなく。───20代前半の新卒教師ともなれば生徒たちとの歳も近く、男子高校生たちにとっては何とも魅力的に見えるのも致し方無し。先ほどこちらにも彼女の有無を聞いてきた件の男子の質問には呆れたように自分が返すことで、ある意味では新任の緊張ほぐしに良いのかもしれないのだが。とはいえ本日やらなければいけないこともあるわけで。右も左も分からない後輩教師に「とりあえず生徒の名前と顔を覚えてもらわなきゃなんで。」とクラス名簿を渡せば椅子に座るように促して。一先ずクラスの代表2人が決まれば後の進行には自分もお役御免だろう。未だに緊張の残る面持ちだが、しかし熱意は伝わるような眼差しで『はい!』と、受け取った名簿と生徒を交互に見る後輩の初々しさはどこか微笑ましくもあって。 )
2211:
御影 みき [×]
2025-07-25 17:33:50
─── 、
『みき、みーき。クラス委員だって。』
ハッ。…はい!みきやる!
( 新山先生に恋人がいたらいいのに、先生のこと好きになっちゃったらやだなぁ。なんてみきがもやもやと一人黒い感情と戦っていれば、ふと意識を浮上させるように声を掛けたのは親友のあきちゃん。クラス委員なんて誰もやりたがらない面倒事に手を上げる生徒が居なかったのが幸いして(☆先生のクラスはそれはもう沢山居たらしいけれど)、みきはびし!と右手を上げながら慌てて立ち上がりクラス委員に立候補を。そりゃあ去年まではみきも他のクラスメイト同様に手を挙げることなんてなかったけれど、今年はなんと言っても自分の想い人が担任。ともなれば担任教師といちばん関わることが多いであろうクラス委員に立候補するのは至極当然のことだろう。それからハッと新山の手にある名簿に気がつけば「 あ、えと、出席番号22番の御影みきです! 」 とまだ生徒の顔と名前が一致していない彼女へとぺこりと頭を下げ自己紹介を。勿論他の女子生徒たちはみきが立候補するであろうことを予想していたので誰も手を挙げることはなく、男子側はといえば『 あ、…ええと。山田です。俺も去年クラス委員だったので…。』と山田がひっそりと手を挙げたので恐らくクラス委員はこの2人で決定だろう。 )
2212:
鳴海 司 [×]
2025-07-29 20:00:50
『ええっと…22番……あ、はい!ありがとう、よろしくね御影さん!』
…ん、御影と──男子は山田か。他に立候補無いならこの2人で決まるけどいいか?いいな?…はい決定。
( 自己紹介を受けて名簿へと視線を落とし22番にある名前をしっかり確認すれば、覚えた生徒第一号である彼女に向けてにっこりと笑みを返し。そんな相手の立候補した理由が下心ありきということを知らないのは、今この教室の中では新任教師だけだろう。自分はもちろん、何となく彼女が立候補した理由は察したものの別に指摘をするはずもなく。どんな動機であれ面倒だと敬遠されがちなクラス委員にわざわざ立候補してくれるのはそれだけでありがたいし、もう1人の山田は(こちらも多少の下心は持ち合わせているのだろうが)経験者らしいのでだいたいの流れを分かってくれているだろうこともありがたく。一応他の候補が無いか確認の声をかけるも、友人の恋路を応援したいだとか面倒だとか、そんな生徒の心内は分からずともこれ以上手を挙げる人がいないのは明白で。「じゃあ2人には前に出てきてもらって、後の進行は任せた。…って言っても後は委員会決めるだけだし、それに3年は受験控えてるから委員会も前期だけの参加になるからなー。」そう付け足せば後はよろしくと教壇を降り、未だに名簿とにらめっこをしている後輩の近くへ寄ったのは何かあればの際にフォローをするため。 )
2213:
御影 みき [×]
2025-08-02 17:15:18
、…。
『御影?どうしたの?』
!ううん、何でもない!ぱぱっと決めちゃお!
( 無事にクラス委員の座は獲得。これでクラス委員の雑用だという名目で生物準備室に居座ることができるだろう(今更そんなものがなくても良い気はするが)。これで仕事は終わりだと言わんばかりにさっさと教壇を降りてしまった彼が向かう先は当然ながら新任である新山先生の元で、教職に就任したばかりで知らない生徒ばかりに囲まれている彼女をフォローする為だと分かってはいるし彼のそんな優しいところがみきは大好きなのだけれど、それでもやっぱり彼と小さく会話を交わしてほっと安心したように朗らかに笑う新山先生の姿を見て心にモヤモヤしたものが浮かんでこないはずもなく。みきは其方を見ないように目を逸らしながら教壇へとのぼり、こちらを気にかけるようにかけてくれた山田の言葉にへらりと誤魔化すように笑えばクラスメイトたちの方に向き直り早速初めてのクラス委員のお仕事開始。元々ノリが良く元気な生徒が多いクラスメイトたちは揉めることも逆に冷めることもなくわいわいと委員会決めに協力してくれた為なんともスムーズに委員会決めは終了し、ずらりと委員会とクラスメイトの名前が並んだ黒板の写真を撮った後にそれらを消しながらみきは「じゃあせんせー、委員会まとめた紙は放課後持っていくね!」 と(残念ながら彼らの方は見られないけれど)にっこり笑って。それから、それと一緒に放課後までにクラスメイトの顔写真を撮ってそこに各自名前と簡易プロフィールを書いたものを作りこんな自分勝手に嫉妬をしてしまった新山へのお詫びにしようとこっそり決意し。 )
2214:
鳴海 司 [×]
2025-08-03 21:09:07
おー、悪いな助かる。
……じゃあ取り急ぎ決めなきゃならないことも決まったということで。2人ともお疲れさん。
えーっと、明日から通常授業が始まるのと…あと選択授業は来週からで──…
( 思いのほかてきぱきと進行をしてくれる2人に頼もしさを覚えつつ、意外にも一向に視線の合わない彼女に少しだけ違和感を感じたのは気のせいだろうか。…山田からは、未だに少しライバル意識のようなものを感じるがむしろそちらは気のせいにしておきたいものだが。気の利いた台詞と共に向けられたのがいつものような好意100%の笑顔でないことは合わない視線から何となく気付いたものの、これはクラス委員としてあくまで"先生"へ向けたものだと思えば何ら不思議なことではなく。そうしてクラス委員の仕事が終わったのと入れ違いに再び教壇へと戻り、残りの伝達事項を伝えればLHRも終了。学校での拘束時間が短いほどテンションが上がるのは学生ならば皆そうなのだろう。部活も無い本日は生徒たちも喜び勇んでさっさと帰路についていくし、彼女のように用事のある生徒がちらほらとまだ教室に残っているのをちらりと確認しては自分も後輩教師と共に職員室へ。───新学期が始まれば教師側が忙しくなるのは必然。自分のデスクにて隣に立つ後輩に1日のおおまかな流れや副担任としてのサポート業務など、翌日からのことについて教えたりなんてしていれば、LHRのまとめを持ってきてくれるという彼女に『今日は職員室にいるだろうから準備室にはいない』と伝えるのを忘れていたことに気付くことも出来なくて。 )
2215:
御影 みき [×]
2025-08-05 23:59:26
せんせー、まとめた紙持ってきた、よ……
─── …あれ、いない。
( いつも書く字よりもちょっぴり丁寧に書き連ねた委員会のまとめの紙と、それからクラスメイトたちの写真とプロフィールをまとめた紙を持って慣れたように生物準備室のドアを開ければ、そこは水槽の中の友人たち以外何もいないがらんとした空間。ちょっぴり気合を入れて開けたせいかがっかりの気持ちよりも安堵の色が勝る声でぽつりと言葉を零せば、みきは「 ふぐ太郎、ふろすけ、せんせーどこ行っちゃったか知ってる? 」と冗談交じりに小さな友人たちに問いかけながらもみきは待っていたら来るだろうかといつも彼が座っている席にすとん、と腰を下ろし。机の上に置いたクラスメイトたちのプロフィールをまとめた紙を適当に捲っていれば、もちろんそこには自分の写真もあるわけで。名前、部活所属の有無、得意教科、と続く項目の下の【好きなもの】という項目には何かを隠すような修正テープの跡の上に【あまいもの!】 と書いてあり、みきはそれをさらりと指でなぞれば「…鳴海せんせー、って書いたの。隠しちゃった。」と小さな声でぽつりと呟いて。 ────── 『 鳴海先生、今日はほんっとうにありがとうございました…!私一人じゃきっと緊張でどうにかなっちゃってました…! 』職員室にて。今日一日をなんとかやり過ごした安心感からか、年相応ながらも人懐っこさの感じられる笑顔で直属の先輩である彼に頭を下げるのは新任の新山。今日一日で覚えることやら諸々は更に増えたが、それでも彼女の目は未だにきらきらとフレッシュなやる気に満ち溢れているようで。 )
2216:
鳴海 司 [×]
2025-08-08 14:59:57
はは。まあ初日ってそんなもんですよ、お疲れ様です。
ま、本格的に授業が始まるのは明日からだし細かいところはまた追々で……生徒の名前と顔なんて尚更、一日二日で覚えられるようなもんじゃないでしょうし。
( 人間の言葉など理解できるはずもない小さな生き物たち。だが彼女が椅子に座ればそちらの方へと体を寄せるように(もちろん水槽の中だが)移動する彼らの行動は気まぐれなのか、たまに餌をくれる相手としての認識なのかは彼らにしか分からないことで。───安堵の言葉を零す後輩の方へ向き直り、新任ならではのフレッシュなやる気にどことなく気圧されながらもにっこりと笑顔を返し。彼女の不安も緊張も、己が新任教師だった頃を思い出して懐かしい気持ちになるほど分かるもので。「まあ何かあればいつでも言ってくれていいんで。」と返した言葉は、先輩という立場になったからこそ後輩のフォローはしなければという純粋な気持ちからで。『…あ、でも私あの子はすぐに覚えられましたよ!えっと…御影さん!』と、LHRでのやり取りを思い返すかのように少しだけ宙に視線を彷徨わせ、気を利かせて立候補と共に自己紹介までしてくれた可愛らしい1人の生徒の名前を挙げて。そしてその名前を聞いて、そういえばLHRで決まった事をまとめた物を持ってくるって言っていたような…と考えると同時に、その彼女がこの時間まで姿を現していないことに気付けば浮かんだのはひとつの可能性。「……そういやこっちにいるって言ってなかった…。」と言葉を漏らせば、不思議そうに首を傾げる後輩をそのままにいつもの場所──準備室へと足を向けて。 )
2217:
御影 みき [×]
2025-08-10 14:39:30
─── …新山先生、可愛かったなぁ。
それに比べてみきは可愛くない……嫌な子だよね、ふぐ太郎、ふろすけ。
( 緊張の中に見える愛らしさがとても可愛い新任の彼女は、きっとこれから彼と共に過ごすことが多くなるだろう。彼の親友が言っていた好みと合致する相手と一緒に居たら、どんなに今は“手のかかる生徒で頭がいっぱい”だったとしてももしかしたらもしかしてしまうかもしれない。勝手に自分でもしもを想定して勝手に不安になって彼や彼女に変な態度をとってしまう自分が可愛くないのは、誰が見たって明らかだし自覚だってしている。今にも泣き出してしまいそうな情けない声で小さい友人たちに問いかけるけれど、もちろん彼らが答えてくれるわけもなく部屋の中にはこぽこぽと静かに水槽のフィルターの音と遠くから生徒の声が聞こえるだけで。みきはそのままごん、と机に真っ直ぐ突っ伏したあとにちらりと自分のプロフィールの書かれた紙を見つめて修正テープを爪の先で少し引っ掻けば、ただテープで修正しただけのそれは簡単に剥がれてしまうほど脆いため隠した文字の端っこが露出してしまい。 )
2218:
鳴海 司 [×]
2025-08-12 20:37:23
───やっぱりここにいた……って、何してんのお前。
( 部活に勤しむ生徒の声を遠くに聞きながら廊下を進み、開かれたままの準備室の扉が目に入ると己の予想が当たっていたと分かる。鍵こそ閉めてなかったものの、自分が出る時には扉は閉めていったはずなので。大抵の生徒は用事があって来たとしても、目的の相手がいないと分かればそのまま踵を返すだろう。案の定中を覗けば見慣れた後ろ姿…が、机に突っ伏す形で丸まっていて。「腹でも痛い?」と、微かに動く指先が見えたことでどうやら寝ているわけでは無いと分かりはしたが、もしも具合が悪いのであればという心配も忘れずに(問いかけは少々雑だが)近付きながら声をかけて。 )
2219:
御影 みき [×]
2025-08-12 23:26:46
、………んーん、お腹は痛くないの。
( どのくらいそうしていただろうか。ふと掛けられた大好きな声にぴく、と反応したもののどうしても情けない顔をしている自覚がある今顔を上げることは出来ず、けれどバカ正直に嫉妬で胸を痛めていますなんてことは答えられずに小さな声でぽそりと否定を返して。あんなに嫌な態度をとってしまったにも関わらず(彼の席に居座っているせいなのもあるかもしれないけれど)体調を気遣ってくれる優しい彼にまた簡単にときめいてしまうのもいつものことで、みきはそのまま彼の方へ顔を向けては「 ほんとはね、まとめた紙置いとこうかなって思ったんだけど、せんせーに会いたいなって思って待ってたの。 」とへにゃりと頬を弛め。 )
2220:
鳴海 司 [×]
2025-08-14 17:53:29
!…はいはいどーも。
まあ俺が職員室にいるって言い忘れてたんだけど。
( いつもなら声を掛ければ飛び起きる勢いのままに夕陽色の瞳をキラキラと輝かせてきそうなものだが、やはり何だか様子がおかしいような気がする。が、こういう時は無理に聞き出したりせずに相手の気持ちが落ち着いて話せるようになるまで…というのが教師として培ってきた自分なりの生徒との向き合い方なので。そうしていればふいに上げられた顔にはいつもみたいに柔らかく、しかしどこか寂しそうにも見える気がしなくもないような笑顔。ただ向けられた言葉は相変わらずのもので、釣られるように口角を僅かに緩ませながらも待たせることになった経緯について申し訳なさそうに頬を掻き。そしてそのままLHRの内容をまとめられた紙に目を移せば、「何にしろまとめは助かる、ありがとな──、?こっちは?」と、別に用意されていた見当のつかない方の紙に手を伸ばして。 )
2221:
御影 みき [×]
2025-08-14 21:50:39
、せんせーが職員室にいたの珍しいね~?
いつもはあんなに嫌がってるのに。
( 部屋主が来たのであればいつまでも我が物顔で彼の椅子に座っている訳にも行かないだろうと、もうほぼ自分専用になりつつあるのではないかといういつもの椅子を出してそこに着席。へらりと気の抜けたような笑顔を浮かべつつもからかい交じりに答えの分かりきっている答えをおもわず問いかけてしまうのは、恋する乙女の一種の自傷行為のようなものなのだろうか。それから未だに自分のプロフィールが1番上になってしまっている状態の紙に彼が手を伸ばしかけたのを見れば慌ててそれを隠すようにその1枚を思わず手に取れば「 にっ、新山先生に!クラスの子達の顔写真と名前とあと簡単なプロフィールをまとめた紙渡そうと思って!その方が覚えやすいかなって! 」とそれを背中に隠しながらも其れは新任の彼女用だと答えては、見て見てと言わんばかりに新たに1番上になった生徒のプロフィールを指さして。 )
2222:
鳴海 司 [×]
2025-08-16 22:24:44
あー、まあ新学期初日って色々忙しいからな。
今年は新任も入ったし、それが自分のクラスの副担任ってなったら余計にノータッチってわけにはいかないし。
( しっかりと締められたネクタイの首元部分をほんの僅かに緩めながら明け渡された自分の席に着席してはふうと一息ついて。出来ることならば自分だって早々に静かな準備室へと来たかったのは山々なのだが、いかんせん新年度が始まったばかりなのでさすがに職員室から退避するわけにはいかないだろう。柔らかな笑顔に上手く隠された彼女の本心には気付くはずもなく職員室へと赴かなければならない理由を淡々と語れば、後輩が諸々に慣れるまではしばらく職員室だろうなと内心で溜息を吐いて。1番上にあったのは間違いなく目の前の彼女の顔写真が貼られた紙で、それに手が触れる前に彼女自身によって残念ながら阻止されて。その勢いにビクッと肩を跳ねさせて動きが止まるも、用紙の説明を受けてちらりと視線だけを残された紙に移せば何とも行き届いた気遣いに感心を覚えてしまう。「──…へえ、すごいな。そういう所に気が付くあたり、さすが御影って感じするわ。」と薄く微笑んで。しかしすぐさま「で、担任としては一応目を通しておきたいんだけど。……後ろの紙も。」と、気遣いを称える笑顔はいつの間にか圧を感じさせるような笑みへと変わり、彼女の後ろ手に隠された紙を見せろと言わんばかりに手を差し出して。 )
2223:
御影 みき [×]
2025-08-17 00:43:37
そっかあ。
……じゃあ、あんまり準備室では会えなくなっちゃう…?
( 返ってきた言葉は予想通り。やはり新任教師の教育係と言っても過言では無い立場の彼は否が応でも新任教師の傍で面倒を見なければいけないのだろう。スーツのネクタイを緩める彼の姿にはちゃっかり胸を高鳴らせながらも寂しいですという感情がしっかり書いてある瞳で彼を見つめては、“そもそも担任なんだから毎日会えるだろ”だなんてツッコミが返ってくるのも承知の上でぽそぽそ問いかけて。例えショートホームルームで会えるとしても、2人きりでこうして喋れる訳でもなければ毎日の恒例となっている好きを伝える時間すらもないのだからみきとしてはそれはとても寂しくて、けれど二人で会いたい!だなんてわがままを言えるはずもなく。彼からのお褒めの言葉に誤魔化せた!とほっと安堵したのもつかの間、いつの間にやら変わっていたどこか圧すらをも感じるような笑顔とこちらに差し出された手にぎく!と肩を跳ねさせては彼の視線の圧から逃れるように斜め下あたりに視線を逸らしながらも「 、…み、みき変なことなんて書いてないもん…。 」 と最後の足掻きとして裏返しにした状態の紙をおすおずと彼の方へ差し出して。しかしその状態が災いしてか、先程自分が引っ掻いてしまった【あまいもの】の下に貼られた修正テープの部分からは紛れもない“鳴”の一文字が見えてしまっていることには気がつくことが出来ずに。 )
2224:
鳴海 司 [×]
2025-08-18 16:08:36
んー、まあ落ち着くまでは………って、
別に毎日顔は合わせるだろーが。
( 寂しげな揺れる夕陽色で問い掛けられればこちらとしても申し訳なさそうに返答を…している途中ではたと気付いたのは、彼女からの質問もそれに対する答えも聞く人が聞けば何やら逢い引きと捉えられても仕方のないようなものではということ。彼女の求めていることが分からない訳ではないのだが、このまま答えてしまうとまるで自分もそれを求めているかのように聞こえてしまうのでは。"担任なんだから"という台詞は省かれたものの、彼女が予想した通りそのままの答えをツッコミとして返して。言葉の割にはどこか気まずそうな、悪戯がバレた子供のように差し出された紙を受け取れば「だったらそもそも隠す必要無いだろ。」と、やれやれと小さく溜息を吐きながら目を通し。視線は自ずと不恰好に剥がれた修正テープへと向けられ、下から覗く文字を認識してはパチリと瞬きをひとつ。「………ま、確かに"変なこと"ではないかもな。どーせお前の奇行なんてみんな知ってるんだし。」たっぷりの間を置いてそう呟けば可笑しそうに口角が上がるも、どこか優しさを含んだような眼差しで見えている一文字を見つめ。 )
2225:
御影 みき [×]
2025-08-19 12:51:40
だって、……それだけじゃ足りないもん。
( ふたりっきりがいい。そんなわがままは心の奥底にごくりと呑み込んで、みきは拗ねたようにつんと唇を尖らせては(これも充分わがままには違いないけれど)小さな声でぽつりと言葉を返し。1年生の頃は会えるだけで嬉しかったのにだんだんと彼に対してすごくわがままになってしまってきている自分の幼さにどうしようもない情けなさを感じながらも、それを全て抑えるなんてことが出来なくなってしまったのもまた事実。こんなにわがままな子嫌いになっちゃうかなぁなんて、みきは不安そうに眉を下げては彼の機嫌を伺うようにちらりと視線を向けて。彼が自分の紙を見ている時の無言の時間にはひやりと肝を冷やしたものの、変なことでは無い、という判断に誤魔化せた…!と今度こそほっと胸を撫で下ろせばころりと気の抜けたような笑顔を浮かべながら「 甘いものはみんな好きだもん!それに、みきは奇行なんてしてませーん。いつだってぜんぶちゃんと本気でーす。 」と隠された本来の“好きなもの”が当の本人にバレてしまっていることには全く気付いていないような呑気な声で反論を返し。 )
2226:
鳴海 司 [×]
2025-08-21 00:06:54
足りないって言われてもなあ……、
…お前今からそんなんじゃ卒業した後どうなるんだよ。
( いつぞや聞いた、彼女のバイト先である居酒屋の店長さんの言葉がリフレインする。こうして素直に我儘を言えるようになったということは、それほど自分に気を許してくれているといってももはや過言ではないのだろう。彼女の不安なんて知らないままに、それを微塵も疎ましく思ったりなんて事のない自分がいることにふと気付いてしまえば何だか可笑しくなったりもして。こちらに向けられた視線を正面から真っ直ぐ捉えては、ん?と小首を傾げつつ頬杖をつき眉を下げて浮かべる笑みは面白がっているようにも、やはりどこか呆れたようにも見えるもので。卒業してしまえばこうしてほぼ毎日顔を合わせることなんて無くなるわけだし、その時の彼女の心境を考えてみようとするもそれはきっと自分には計り知れないことだと早々に諦めて。何を勘違いしているのか、途端に呑気な様子を見せる相手に「甘いもの…?ああまあそっちはそりゃそうだろうけど。…お前の"本気"はこっちなんじゃねーの?」と表面を彼女に向ければ、しっかりと剥がれた修正テープの下から顔を出した『鳴』の一文字を指差して。 )
2227:
御影 みき [×]
2025-08-21 20:20:01
!
…た、耐えられないかも…。
( こちらを見つめる彼のダークブラウンの瞳は、みきがいっとう好きなもの。呆れたような色の向こうにある紛れもない優しさや愛おしさにきゅん、とどうしようもないほどに胸をときめかせながらも未来に対してに言及をされてしまえば、今のように平日ほぼ毎日会えるという当たり前が無くなることに分かりやすくしょんぼりと眉を下げては誤魔化すことなく馬鹿正直に未来への不安を零して。だって金曜日はいつだって2日間も彼に会えない休日を目前にして憂鬱になってしまうし、長期休みだなんて毎回彼不足でしわしわになりかけながら耐えているのだから。…理由なくお互いに会いいける関係性になれたら。そんなたらればは自分の力だけではどうしようもない為、口にすることは流石にはばかられてしまい。本気、という彼の単語にきょとん…と目を丸くしたのもつかの間、しっかりと修正テープを貼ったはずのその欄はいつのまにかみきの本当の想いをちらりと見せてしまっておりそれを見たみきの顔色は赤くなったり青くなったりと大忙し。「 ちゃ、ちゃんと隠したのに…! 」と眉を下げるみきは、どうやら彼の姉妹との初対面の際のあのヒヤリとした嫌な感覚を体験してからというものあまり他の大人の前で堂々と愛を語るのを我慢しているらしい。☆先生や入学当初から知っている先生たちの前ではもう今更だけれど、何も知らない新任の先生の前では(隠せる範囲で)隠すつもりだったその企みがあっさりと彼にバレてしまえばそれも揺らいでしまうようで。 )
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