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自分のトピックを作る
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藤原 新 / 桐龍 朝陽 [×]
2024-04-19 18:28:46
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藤原 新
葉酉ちゃんが休まないんならいいやー。一人で帰ったって大したことしないし ( 彼女からの返答に少し考える素振りを見せながらもスマホ片手に同調。休みの日に何をするか、そんなもの気分次第だし、強いていうなら数ある連絡先の1つや2つ声をかけて遊ぶくらいだ。そんな大したこともしないのなら休んだって意味はない。寧ろ今は、隣にいる彼女といるほうが落ち着くとまである。それは、バディを組み始めて彼女と関わるようになってから知った。自分を見た目だけで判断せず、しっかり向き合ってくれるところは今まで会ってきたどの女性とも似つかない。新鮮そのもの。それに…ふと思考が止まれば彼女が先ほどから口にしているコーヒーへと目を向ける。口角を上げ、如何にも悪そうな顔で彼女の方へと体を寄せる。彼女の手元あたりに肘をつき頬杖をつきながら顔を近づけて 「 コーヒー、俺も飲みたい 」 彼女の目を見て離さない。さあ、彼女は何で答えるのかと楽しさで笑みが溢れて )
桐龍 朝陽
げ。飴ちゃんまで出てくるとか、お母ちゃんじゃないすか ( 視界に入ってきたのは自身とバディを組む先輩。こんなに面倒見のいい先輩に出会ったのは初めてだった。先輩という類のものが出てきた時、自分のだらけきった態度に怒る者もいれば、最早おかしくなっている者もいた。基本的には後者が多く、自分はどちらかと言えば愛されていた方だと思う。でも、その中に自分を教育するものは殆どいなかった。というより、教育できなかったが正しいか。自分のやる気のなさは生粋のもので、誰かにどうこうできる加減ではなかったから。そんな自分に真摯に向かってくる彼を心内では尊敬していた。現に今だって、挨拶のことを真剣に叱ってくれている。優しい人だ。そんなことを思いながらも、感謝の意を伝えるわえでもなくただ一言、彼の魔法のような飴の登場を突っ込むだけ。嬉しさを少し表現するように笑みをこぼして飴を受け取り口へと放り込み問いを )今日のお仕事は何かありますかねえ。
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