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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
61:
リズ・フェリシティ [×]
2024-10-07 17:16:57
>主様
( / お返事ありがとうございます。なるほど、今は通院を…大変ですね…、でも良くなっていらっしゃるようで、安心いたしました…!最近は気候もおかしいですから、寒暖差などお体には本当にお気を付けて…。
ありがとうございます!是非是非大熊座様とのお話でも少し出ました、小狐座様とお話してみたいなぁと思っておりましたが、主様から見て、リズと小狐座様との相性は大丈夫そうでしょうか?リズの性格上、小狐座様を傷付けないかと少し心配でして…、
あまりよろしくない方向に向かいそうでしたら、同じく大熊座様と関連があります、海蛇座様や、主様が現在動かしやすかったり、動かしたりしたいカムパネルラ様などなど、お話しさせていただけたらなあと思っております!
起床描写の方、上げさせていただきました。当方も描写を綴るのが久し振りな為、見にくい、返し辛いなど有りましたら、申し訳ありません。なんなりとご指摘くださいませ…! )
____…ふぁ、
( どこからか聞こえてくるがたん、ごとんという低い音。徐々に近づいて来るその音に意識がぼんやりと形を持ち始め、反射からか小さな欠伸をこぼした。不規則に揺れる振動の中、ゆっくりと瞼を上げる。前にもこんなことがあったような、そんな感覚。あの夜を彷彿とさせるようなそれにほんの少し高鳴る鼓動。開いた視界に煌めく変わらないうつくしい夜空に、またあそこに来れたのだと口角をほんの少し上げた。脳裏に過るのはあの危険なリトルベア。彼女が未だ記憶に焼き付いていて、彼女と同じカムパネルラとは一体どんな存在か知りたがってやまないのだ。黒いライナーで跳ね上がった瞳で、初めてのカムパネルラをじっと見据える。そのままとん、と机に肘を付けば、知的好奇心で煌めいた勝ち気な瞳をくっと眇めて見せた。恐らく寝ているところから見られていただろう。気まぐれな猫のようにそう挨拶をしては、口角は笑みを保ったまま、彼女の気質故か少し高慢にも見える態度でそう問い掛けて見せて、 )
おはよ、……ねえ、アンタが次のカムパネルラ?
62:
小狐座 [×]
2024-10-08 23:41:35
>リズ
─────。(座席に深く腰を落ち着ける。両足は幅広く取るように広げられ、腿の上に握りこぶしが置かれる姿は不自然なほど演出された男らしさにも見えて。正面にて未だ眠りに落ちたままの彼女に対して疑り深く慎重に、興味よりもずっと大きな恐れを抱きながら垂れた目が黙って見つめていて。まるで山猫を思い出させるかのような跳ね上がる黒のラインや彼女の纏う服装から彼女というジョバンニがどんな女性なのかを推測する。閉じた目元は長い睫毛が印象強く、開いた目元はそれがより一層と際立っていた。突如開いた目に思わず驚いた声を上げそうになり、寸前のところで飲み込めたことに自画自賛の気持ちになる。待っている間はとても長く感じていた筈なのに、いざ彼女が目を覚ますと緊張感が一瞬で強く胸中を覆い最初の返事は思わず強ばった声になってしまった「ああ。──アンタは何度目のジョバンニなんだ」心に抱える脅えを少しも表情には出さず、気を大きく見せるように口角を持ち上げて問いかけるのは彼女が何よりも先にカムパネルラと言う単語を口にしたからで。幼くも艶やかにも見ることが出来る魅力に溢れた彼女から視線を逸らさず、場に飲まれないようにと強気をより印象づける意図を持って眉を持ち上げて)”小狐”。……、今夜アンタが過ごすのは小狐のカムパネルラだ。
(/暖かいお言葉を有難う御座います…!リズちゃんの背後さまも季節の変わり目ですので無理をせずにお体を大事にしてください…!
起床描写も有難うございます。小狐は自己評価が低く卑屈な面が有りますが泥臭く図太い面も有りますので遠慮なくリズちゃんのままぶつかって頂ければ嬉しいです!
もし交流の中で相性が悪いなど有りましたらすぐに変更しますのでその際もまた遠慮をせずにお伝えいただければと…!またこうしてリズちゃんとお話が出来ることとても嬉しいです。それではどうぞ宜しくお願いいたします。此方は蹴っていただいて大丈夫です…!)
63:
リズ・フェリシティ [×]
2024-10-09 18:50:23
>小狐座
( じいっと彼の事を観察する。若々しい外見に、綺麗なブロンドヘア。自分よりもやや年上だろうか。早速不躾な視線を浴びせつつ、意思の強そうな瞳を怯むことなく見つめ返せば、彼とはいい話ができそうだと愉しげに笑い返す。そして続く彼のはっきりとした声を耳にしては、そこで聞こえた言葉にぴくり、と反応を。…ああ、なんという偶然だろうか。「二度目よ。小狐のカムパネルラ。____…ねえ、アタシ。…アンタのこと知ってる」まるで獲物を見つけたように、にい、とチェシャ猫を思わせる動きで瞳を細める。つう、と毒々しい唇を愉快そうに歪めて、試すように目の前の彼を見上げた。まるで揶揄う相手を見つけたように、楽しそうに長い爪で机をつん、と突いては、男らしい彼への興味を色濃くして。側から見れば、勝手に上機嫌になる女など気色が悪いだろうが、関係ないのだろう。なんだ、小狐というから、もっと小さくて可愛いらしい男の子のイメージがあったのだけれど…。予想外の美丈夫、こんな彼が彼女のためサンドイッチをせっせと作って渡していたのかと思うと少し愉快で。そのサンドイッチの味を思い返すようにぺろり、と唇を舐める。本来ならば警戒すべき相手であるのに、そんなイメージが先行しているからか愚かしくも余裕綽々と言ったふうにこちらも強気に見つめ返せば、自分のことなど知らないだろう彼に、揶揄う意図であの日の出来事を口にする。くすくすと喉を鳴らしながら、素直に礼を告げるということができないのか、大熊座の彼女から話は聞いている。ということを伏せては、そうわざとらしく告げ、意地悪そうに反応を待ってみて、 )
ねえ、お料理上手のキツネさん?アンタが作ったサンドイッチ、美味しかったわ。どうもありがとう。
64:
小狐座 [×]
2024-10-10 01:54:48
>リズ
(瑞々しく軽やかな少女らしい鈴音のような笑い声が耳に届けられると突如として上機嫌になったその変化に対して怪訝そうな面持ちで眉間に皺を寄せて。不審がるように片方の目が苦い表情で細められ、反対に楽しそうでならないと言った様子の彼女に向き合って。少しの情報たりとも逃してはいけないとばかりに注意の全てを彼女に送りつつ、過去サンドウィッチを持たせたカムパネルラを脳内でリストアップ。海蛇、兎、大熊、上記三名が頭に浮かび、一番始めに兎が消える。理由として兎は食欲よりもジョバンニが優先される、それ故に目の前にジョバンニがいて共に食事をしようとなる確率は非常に低いはず。そうなれば選択肢は残る二名に絞られて、特に食い意地の張った海蛇が消えた。仮に海蛇という男が彼女と出会っていてサンドウィッチを分け与えたとしたならば足りなかったと追加を申し出ている筈なのだ。ともすれば残るのは一名。該当する少女は良くも悪くも本能のまま生きている猛獣だ。腹が減ったら命を食べる事に躊躇いを持たず、あまりにも動物の思考を持つ彼女が過去にジョバンニを殺めたことも殺めずとも死んだ方がマシだと思わせる姿で銀河ステーションに送り返したことも同時に思い出すこととなり、渋い顔で細くなっていた目がはっと標準時に開くと彼女の四肢に欠損がない事を確認するべく目が右腕左腕足元と順番に動き、確認の後に無意識にほっと安堵するかのような息が溢れて「……アンタ、熊と会ったのか。」合ってるだろう推測の元、大熊と対峙した上で彼女には恐れが見えないことから彼女の強さを感じて思わず自然な表情で”ははっ”と笑い声を上げて。)どういたしまして。美味かったか?───アンタの役に立ったなら良かったよ。
65:
リズ・フェリシティ [×]
2024-10-10 16:58:03
>小狐座
ええ、そう。ちょっとご馳走になってね?カワイイカワイイ、リトルベァに。
( 彼の勘の良さに正解と言わんばかりにふ、と吐息を漏らした。如何に揶揄するような口振りであっても、彼女が一等愛らしかったのは間違いではない。その証拠に、彼女のことを話すときには女王然とした眦をほんの少しだけ緩めて見せて。彼女のことがわかった瞬間の少し含みのある視線も、言葉も。彼が彼女をどう思っているのかはわからないけれど、凛々しい表情からふっと溶けて現れた好青年の顔にぱちりと瞬きを。先程までの苦い顔も、配る視線も、こうして見せた笑顔も。ころころと表情が変わって不思議な人だ。意地の悪い聞き方をしたと言うのにそう素直に言われて仕舞えば今度はこちらが渋い顔をする番。「…フゥン、アンタ謙虚ね。…そんなに嬉しがるようなこと、アタシ言った覚えないけど」役に立ったなら良かった、なんて言葉に少し引っ掛かりを覚えつつ、そんな笑い声にほんの少し毒気を抜かれた気分だ。困らせるどころか笑顔の彼に誤算だと言わんばかりに、ちょっぴりツンとした言葉が出てしまう。自分の作ったサンドイッチが美味しいと言われたことがそんなに嬉しかったのだろうか。彼の笑い声をそう捉えつつ、相も変わらず偉そうに頬杖をついたまま。美味しかったと素直に言えない性分か言葉を続けて、「あの子は勿体無いぐらいぺろっと食べちゃってたけどね。…ジョバンニを食べないために持たせてるんでしょ、アレ。キツネさんは随分と甲斐甲斐しいのね」言葉通りであれば、大熊座の彼女に対してと言う意味。そして、”アタシたち側”対しても、そう口外に匂わせた。カムパネルラとは、総じて人を捕食する生き物のことだと思っていたが、先ほどの視線といい、彼はどうなのだろうか。それとも油断を誘う手法なのだろうか。探るようにじいと青色を見つめてみせて、 )
66:
小狐座 [×]
2024-10-10 19:23:13
>リズ
アンタ、………熊が、絶対教えてくれなかった”宝物”ってアンタのことだろ。次にアンタに会ったらこれを見せるだとか、話すんだとか馬鹿みてぇに一生懸命話してたから、次に会った時は大変だぜ。(例の猛獣を前にして可愛いだとか剰え小さな熊だとか恐ろしさを甘んじる発言が連なると言いたくなることは一つ二つではなく多数脳裏に浮かび上がり、唇が薄く開き注意の小言が口をつく前にそれを話す彼女の僅かに雰囲気の変わる表情に気が付いてそれ以上の声は音にすることは出来なくなり。必要以上の深入りをしない方が良いと本来ならば伝えるべきだと頭では理解しているのに、彼女とここにはいない該当の少女を描くとどうにもそれが喉を通らずに『また出会う可能性の低さ』を信じて髪型を乱さないように自身の首元を腕を伸ばして項の辺りに体格に見合う大きな手を添えてから今夜ここにはいない少女が何をしていたかを教えて。ジョバンニを食べない為に持たせる食料だと告る声に恐怖心は見えず、それが勇気から来るものなのか無謀ゆえの物なのかを測りかねつつ二重の意味がかかる彼女の声にも返事はせずに逃げず視線を交わらせて。首に当てていた手を下ろし、少しづつ解けてきた緊張感から幾分か自然体になり「メモとペンは持ってるか?」彼女の視線に疑りが見えるのは己も同様に疑り深い性分だからだろうか。視線の意図に気づいた上で即座な否定はせずに質問と、その理由を添えて口角を持ち上げる不敵な笑みを見せて)アンタが死にたくないなら、覚えといて損は無いこと教えてやるよ。
67:
カムパネルラ [×]
2024-10-10 22:27:38
○ 世界観 ○
>1
〇 提供 〇
>2
〇 好み / 萎え 〇
>3
興味を持っているなど質問やご相談だけでも受け付けていますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
>只今の時間よりリアルタイム交流、早い反応が可能です
本日纏まった時間を作れたのでこれよりリアルタイムの反応が可能です。
もし少しでも興味を持って下さった方がいらっしゃいましたらお気軽にお声かけください。
※ 久しぶりの也になる為、いつも以上の乱文や誤字脱字などお見苦しいかと思います。ご容赦頂けると有難いです。
68:
リズ・フェリシティ [×]
2024-10-11 00:21:49
>小狐座
___…へえ、
( 彼女の記憶に自分が残っていると思うと気分が良い。加えて、宝物なんて乙女であれば誰でも憧れる響きだ。大変どころか、それは自身の屈折した自己顕示欲を満たすきっかけとなって。それに、単なる獲物に過ぎない自分にそこまで傾倒してくれている彼女が何よりも愛らしくて、あの日のギャップを思い出し背筋が興奮でぞくりとするのだ。なればこそ、続いた言葉にぴくり、と反応を。その不敵な笑みと相対すれば、端的な感嘆詞を一つ溢す。本来であれば末恐ろしい言葉も、自分にとっては人生のスパイスにしかなり得ない。じわじわと昇るあの日の倒錯感。興味を唆られたと言わんばかりに悪辣に唇を持ち上げて見せる。「あら、スマートじゃないのね。レディはメモとペンなんて持ち歩かないわ」高飛車な台詞も棘ではない、単なる軽口でご機嫌にそう述べれば、短いジーンズのポケットの中を探るように長い爪で空洞を漁り初めて。そして、かさり、と爪先に触れたのは紙の感触だった。つうと引き出したのはメモというにはあまりにもお粗末な、くしゃくしゃになった行きつけのバーの名刺。残念ながらペンに心当たりはない。眉をくい、と上げては、両手をあげてやれやれと肩を竦める。「…アタシ、あの子と約束してるの。たくさんのカムパネルラに出会って、美味しくなってね。って。今聞いても変な約束よね!でもね、だから簡単に**ないし、死ぬ気もない。だって、こんなに危険で”愉しそう”なコト、アタシ他に知らないもの。…だからねえキツネさん、アタシに情報を頂戴。」こてん、と首を傾げて、自身の内情を晒す。その瞳はきゅうと虹彩が縮まって、未知への探究と興味でギラついていることだろう。ペンがなくても彼の気が削がれないように滅多にないおねだりをしつつ、彼に通用するのかはわからないが年下の女という武器を活かして、じいっと上目遣いで見つめてみて、 )
69:
小狐座 [×]
2024-10-11 10:01:57
>リズ
(正直なところ、ゾッとしたと言うのが素直な感想だ。彼女と大熊座の間にどのようなやり取りがあったのかを双方が教えてくれなければ知る由もない無いが、それでも辿る結末が何を示しているのかが分からないほどの鈍感にはなれない。正面でそれを語る彼女の声色や表情からも”美味しくなって”の意味を理解していないとは思えず、大熊座に食べられる為に他の誰にも殺されてはならないだなんて余りにも倫理観が欠けている。無意識に耳の先がぺしょりと垂れ下がり、己の物差しでは測りきれない得体の知れない恐ろしさから目を背けて。そんな気持ちの整理をする時間が少しだけ不自然な沈黙になるとテンポの悪い間の後に隣の座席に置いていた小さなクロスボディバッグを手元に寄せて「………仕方ないから今回は貸してやるが、次からは持ち歩くようにしろよ」手繰り寄せた鞄は艶のある黒色でスムースレザーで作られたもの。鞄の中からは雲のない青空のような澄んだ青色の既に使い込まれた小さなノートブックと真鍮にブラックラッカー仕上げを施したシンプルでスマートなボールペン。どちらもハイブランドのような高級感があり、共に使い込まれているがそれさえも味となっている。ノートブックから一枚ページを切り取ってペンと共に彼女の前へ差し出せば先に告げた小言の補足として己のノートブックを適当にパラパラと捲って見せて「メモがあれば後で読み返せるし、読み返せば不安を消せる。……だから俺は忘れたくないことは自分で書いて物理的に残すんだ。」片方の眉尻は下げて持つ片方は形よく持ち上げて笑って見せてからノートを閉じて。彼女がメモをとるのを誘うようにトンとテーブルを指先で叩いて、説明の途中で派手な容姿の彼女だからこその偏見を交えからかうと言うよりもずっと真剣な声で伝えて)死なない、って事だけに注目するなら『蠍』は特に気をつけた方が良い。派手な見た目で俺よりもデカい男で、そいつの体には毒が巡ってるから噛まれたらその毒で殺されちまう。……ツラが良い男だけど、キスでもしたら一発であの世行きだから肝に銘じておけよ。
70:
リズ・フェリシティ [×]
2024-10-11 14:44:17
>小狐座
ありがと、優しい人は好きよ。
( 何を思ったか逸らされた瞳にも反応する耳にも、にこりと笑顔を向けては、彼の小言もどこぞふく風と言ったふうに小生意気な礼を述べて見せて。大事に使っている形勢が窺えるノートブックと彼の言葉に、彼は案外几帳面な性格なのかもしれないと推測する。貸して貰えるのならばと、素直に彼の促すままペンを手に取った。せっかくのチャンスを無駄にするほど愚かではない。彼の言う通り物理的に残す。と言うことに同調するように与えられたページに指先を添えては情報を与えてもらう側故か、誠実さを表すかのように脚を組み替えて、だれていた姿勢を心ばかりに直す。そして彼を真正面から見据え、注意深く耳を傾けた。「…フゥン、蠍、ね。覚えておくわ、キスが最期の思い出になるなんてステキ」すごくロマンチック。にんまりと笑いながら歌うようにそう付け加える。まず与えられた情報は恐らく一番危険な存在のこと。つまり死の口付けな訳だ。危険であればあるほど人は興味を惹かれるもので、凶悪な牙と爪が覗く彼女とはまた違った危険性に怯えるどころか退屈を嫌う性根が満たされていく。蠍、という言葉に相応しく毒が全身に回っているという大きな男のことをずっしりとした重厚感のあるペン、それで書くには少し達者でない文字たちで端的に書き取っては、派手な容姿の上背の高い男。メモから目を離し、ちらりと目の前に座る彼を見つめた。彼もなかなか上背がある方だろう、もしその蠍という男に対峙したら相当な威圧感を感じそうだ。顔の良い男は嫌いじゃない、だが毒を持つと言われれば話は別で、浮かんだ疑問をそのまま口にはしたものの、その蠍という男に加虐性があった場合この閉じられた空間の中、噛み付くなんて容易に行えてしまうだろう。ほんの少し落とした声で言葉を付け加えて、 )
その蠍についての対処法は?…まさか出会ったら最後。なんて言わないでしょうね。
71:
小狐座 [×]
2024-10-11 17:57:26
>リズ
──目を逸らすな。……蠍は俺には到底考えが及ばないくらいぶっ飛んだ思考回路の持ち主なんだ、誤解が出ないように言うが悪いやつじゃないんだ。俺は友達だと思ってるし。……でも、良い奴でもない。(ティーンらしい元気のある若々しい文字がノートの上に現れる。その中で耳に届くのはこれもまたティーンらしい必要以上の好奇心だった。どうしたって苦言が喉まででかかり、それを無理に飲み込んで困ったように眉を持ち上げるだけに留めて。怖いもの知らずが歌うように無茶を音にするのを聞きながら、それでもノートを走るペンの音が止み真剣さを持った声が問いかけるその内容に何はなくとも大事な注意をまるで学生同士が勉強会でもするかのような雰囲気で机に肘をつき頬杖をつく格好でもう片方の腕をのばし止まったペンの先を促すように声を続けて。途中より幾許か困った声になるのは間違いなく蠍という男が己にとって尊敬する兄のような悪友のようなそんな立場にいるからだ。ノートに落とすため伏せ目がちだった視線を彼女の顔へと引き上げれば視線を送りつつ再度真剣味を帯びた声で伝え「反抗的でも好意的でもどっちでもいい。でも、蠍から意識を逸らすのだけは絶対駄目だ。気に入られすぎたら銀河ステーションでは下ろして貰えないし蠍が飽きたら捨てられる。害ある相手だって認識されても毒で死ぬか殴られて死ぬかの違いしかない。……でも、一番駄目なのは蠍が興味を持てない無害な存在になること。」友達だと思えるほど近い距離で蠍を見てきたから言えるアドバイスだ。今こうして話をするジョバンニが少しでも己と携わり縁を持ったからにはそう簡単に死んで欲しくないと身勝手にも願ってしまうから、それが叶うかどうかは別としてやっぱり少し困ったような顔で笑顔を見せて。今度は彼女自身について問いかけを)アンタの名前は?
72:
リズ・フェリシティ [×]
2024-10-11 21:03:40
>小狐座
___…アタシの名前?………リズ。…リズ・フェリシティ。
( 正直もっとはぐらかされると思っていた。カムパネルラという存在の凶暴さが詳らかになっていく中で、彼というカムパネルラの存在の像が近づくようで遠ざかるようだ。やけに具体的でどこか葛藤に満ちた言葉にぴくり、と眉を跳ねさせたが、粛々とペンを走らせて。…なんだか不思議な気分だ、前回の彼女とは全く違う空気感。彼に争ったり、食い合うようなひりついたものがないからだろうか。すんなり言葉を追っている自分にも驚きを隠せない、自然な空気感の中、語られる蠍という男の話がまるで宙に浮くようで、気に入られてはいけない、しかし嫌われてはいけない、だけれど無視してはならない。その三つの度し難さを眺める。とん、とペン先でノートを叩いて、最後の一文を書き終え顔を上げたと思ったら、まさか自分に話の矛先が向くとは思っても見なかった。少しの逡巡ののちに、自分の名前を明かすことを選んだ。自分を安売りしない、そんなくだらないプライド故か尋ねられても素気無く払うことの多いそれだが、彼には借りがあると自覚しているし、それに…、少し彷徨かせた視線は気まずさ故か、あまり気付きたくないと言うべきか。「……ジョバンニの…、食うべき”獲物”の名前を知って、楽しい?」そんな気持ちを誤魔化すように、態と意地の悪い質問を投げ掛けた。けれど、なんとなく彼がこちらに害意はなく、それどころかこちらを助けるような行動を取っているのだということ。それは分かっていた。故に言葉に少し揺らいだ罪悪感。その蠍という男が本当に友達というならばそちらを助けるべきだ、と自分は思う。なのに彼はこちらを助けるような真似をしている、それがカムパネルラの共生の形なのかも。なんて思いつつも、だが、…彼の困ったような表情が、何か言いたげな視線がずっと気になっているのだ。思わずと言ったふうに言葉が溢れ落ちる、その声はどこか戸惑いに満ちていて、 )
…"小狐"のカムパネルラ、…アンタは、アンタはアタシ達のこと、どう思ってんの。
73:
小狐座 [×]
2024-10-11 21:48:52
>リズ
………っくく、だはは!アンタ良い性格してんだな(穏やかな振動が身を揺らす車内で一人を例に挙げた回答を終えればお礼とばかりに教えて貰うことが叶う彼女の名前を脳内で一度反芻し。そんな彼女から続いた質問は一部のジョバンニを食べるカムパネルラにとって居心地の悪い物なはず。最初こそ予想外の方向から向いたその内容に両方の目を丸くしてきょとんと不意をつかれたかのような表情を無防備にも見せて、それから遅れて大きく口を開く豪快な笑い声で体を揺らし満足するまで散々たっぷり笑い終えてから背もたれにボスんと背中を預け「俺は食わねえよ。……つうか、ジョバンニを食うカムパネルラの方が少ない。蠍だって遊びてぇだけでジョバンニの事は食わねえし。」獲物と称されたその呼び名を否定しないのは彼女が考えている通りジョバンニを獲物として食し弄ぶカムパネルラが存在しているという事実の他ならず、それでも食べるだけにスポットを当てたならそれは数人に絞られる。身を引いた事で改めて俯瞰的に正面の少女を見ることが出来たのか、己自身のことを掘り下げるようなその言葉に自分でもしっかり把握していない思いを伝えるのは難しかったらしく言葉につまる。代わりに短く息を吸い込んでから声を掛け「フェリシティ、アンタにそのペンやるよ。もしも蠍と出会った時、……じゃないにしてもアンタの機転を持って尚、逃げ切れるかわからないくらいヤバくなったらそいつにそれを見せて俺の名前を言ってみな。」するすると文字が書けるそのペンはお気に入りだ。何かがあればメモを残す姿を他のカムパネルラならよく見ているはずだから、運が良ければ手助けになる『かも』しれない。そうなれば良いと思うほどには目の前の危なっかしいティーンエイジャーが気にかかるのだ。ジョバンニ全般に対するアンサーではなく、己が彼女に対して抱く想いとしてそれを伝えて。)……『小狐』は『フェリシティ』のことを犬死にさせたくない位には気に入った。
74:
リズ・フェリシティ [×]
2024-10-11 23:02:01
>小狐座
( 彼がなんて返してくるか、どこか驚いたような表情の彼にそう身構えていたと言うのに、まさかの響いたのは笑い声で。思わずきゅっと眉を寄せた。食わない、そもそも少ない。その言葉に安堵すべきか否か。しかし無駄にプライドが高いせいか笑われたことも含めて、むっと思わず年相応に唇を尖らせては、じとりと彼を見つめる。遊びたいだけ?つまり遊びで人を殺め、好きに放るということではないか。珍しく相手に気を遣ったのが馬鹿みたいだと子供っぽくつん、と顎を突き出すがしかし。続いた言葉に思わずは、と息が漏れ出た。気に入った。誰が、誰を?耳障りのいい言葉を言ったわけではない、なんなら嫌われ疎まれる方が慣れている自分にとってはまさに寝耳に水といったところ。たっぷりと彼を見つめた後、吐き出した言葉は「…………、アンタ、変わってるってよく言われない?」そんなやっぱり可愛くない言葉で。犬死になんてするわけない、なんて嫌味も言葉にならならいまま完全に不意を突かれたとばかりにきゅっと唇を窄めては、自信過剰な女の姿から、好意を向けられていない多感なティーンエイジャーの姿へ。思わず彼に戸惑うような視線を向けて。そしてこの手に握るペンの話だ、確かにこれは持ち心地も良い。荷物など持つことを嫌う自分でも、愛用したくなるぐらいに。それに彼の言う通り、とてもありがたいものだ。蠍の男然り、必ずしも逃げられない場面はくる。それは…大熊座の彼女相手だってそうだ。きっと役に立つ。いつもなら是が非もなく受け取っていた”利用”できるもの。…が、しかし。だからこそだった。彼が、こんなはみ出しものにも”優しい”存在の彼のものだからこそ。それは受け取れないとばかりに突き返してしまった。自分はあまり良い性格をしているとは思っていない、だからそんな自分を気にかけてくれる存在には誠実でありたい。先ほどの彼の発言はきちんと耳に入れている、きっと彼の不安を何度も和らげてきた、使い込まれたペンをそっと指の腹で擦ると、ことん、と机の上に置いて、彼の前で初めて困ったように眉を下げては、そう告げて。 )
…っ、なんでよ。ペンはダメ、見るからに高そうだし、それに……、大切に使ってたんでしょ、それ。見たらわかる、これは受け取れない。
75:
小狐座 [×]
2024-10-12 02:36:41
>リズ
(実年齢以上の落ち着きを見せていた大人びたおしゃまな少女が一転しあどけなく見えた。角度によってキラキラと輝く色っぽいアイシャドウ、怖い物なんて何も無いと言わんばかりに強く見せる凛とした表情にばかり目が向いていたけれど、ここで見せられた自然な表情は今までにないほど幼く見えて少ない語彙しか持たない男では可愛いの感想だけが胸中に浮かぶ。まるで小さな子供が思い通りにいかなくて拗ねているかのような彼女が口にした言葉に歯を見せるような笑顔を口元に浮かべ「フェリシティ、お前。そんな可愛い顔も出来たんだな」変わっているかどうかの返事はせず、今度は明確にからかっているのが声色に乗ったそんな喋り方で口にして。ここで過ごした時間だけでも十分に伝わるほど彼女というジョバンニは賢い。場に飲まれない強さと賢さの二つを持っているということを踏まえれば今この場において己の所持品を受け取る重要性を理解し、その上で受け取りを拒否していると言うのが伝わった。それはきっと彼女の心の内にある柔らかく暖かい部分がそうさせるのだと理解ができて、先ずは緩く頭を右左と振って見せて「そうだよ、それはアンタの言う通り俺が大切にしてた物。そうじゃなきゃなんの意味もねぇんだ。アンタは小狐が大事にしていた物を渡されるくらい大事にされてるジョバンニだって他のカムパネルラに見せつけなきゃだろ。」所謂不良娘と言った佇まいなのに、彼女は立場を有利にする為の武器よりも人の気持ちを思いやる誠実な人だと思い知る。受け取ることを困る彼女に背を押す訳では無く、己の分析として伝えるのはそのペンが必ずしもジョーカーになるとは言いきれない事実のようで、最後には至って真面目に残念がるそんな雰囲気でテーブルに置かれたペンを指先でひろいあげ再度テーブルに肘をつけば僅かに頭を傾けてから彼女に向けて差し出し)勘違いすんなよ。小狐の言うことを聞いてくれるカムパネルラなんてそう多くねえし、飽く迄もフェリシティが生き延びれる可能性が少しだけ増えるっつうくらいの認識だからな。……なあ、本当に要らねぇの?
76:
リズ・フェリシティ [×]
2024-10-13 19:23:10
>小狐座
…っ、ちょっと!アンタ、やっぱアタシをからかってるでしょ!
( 彼の言葉に可愛い顔なんてからかわれては、食えない人だと油断してしまったとむっと表情をまた気難しく変えようとして、でも続く彼の言葉にぴくりと硬直し失敗した。生まれたときから自立心が強かった自分。故にこのように誰かに庇護される、守られる。そんな扱いをされたことなどなくて、その中で彼がとりわけ大切なペンを預ける真意を聞いて仕舞えば挑戦的な態度で暗く落ちた瞳をブルーグレイ本来の透き通った色に変えて瞳を揺らした。…なにそれ、なんて言葉を無意識に溢す。「なによ、その顔…」弱ったとばかりに小さく、どうしてアンタが残念そうなのよ。なんて悪態を加えて。彼にとってリターンなど無いに等しいはずなのになぜ。人との関わりは食うか食われるかでそのスリルは嫌いじゃない、むしろ好きだ。だけれど…、彼の視線と自分には些か眩しい言葉に戸惑いと、柔いところをくすぐられるような、ずっと隠していた暖かな心を揺さぶられる自分がいた。結果捻り出した悪態もただの強がりに過ぎないのは彼にばれてしまっているだろうか。安っぽい褒め言葉よりもより実直な大切という言葉がやけに胸を煩くさせて、あまつさえ、__…嬉しいなんて感情を呼び起こすことに愚かにも頭の中で頭を抱えたくなるような気分だった。それに可能性だなんてやっぱり謙虚な言葉だ。渡す側なら太鼓判を打つぐらいの気持ちでいればいいのに、彼へ胸を張って欲しいと言うむず痒さと彼への本音を打ち明けるような、そんな雰囲気でぼそりと口から漏れ出たのは、困っているように見せかけて隠しきれない喜色を孕んだ声だった。「___ばか、……そう思って渡してくれたことが、一番良いんじゃない。」思わずと言ったばかりに溢れた言葉は囁くような声量で。それが目の前の彼に届いたかは確認しようがないけれど、もう一度彼としっかり目を合わせる。差し出されるペン先をつん、と爪先で突いて彼を見上げる表情は虚勢が剥ぎ取られ、滲み出た年相応の少女の表情と眉を顰めているものの隠しきれない笑みが浮かんでいて、 )
…どうしても、そんなに受け取って欲しいなら受け取ってあげる。っ先に言っとくけど!アタシに返せるものなんてないからね!わかってる?
77:
小狐座 [×]
2024-10-14 22:19:09
>リズ
わぁってるっつうの、なんも要らねぇよ。何も要らねぇけど、また今度俺と会う時くらいまでは無くすなよ(全ての理から一線を引くように飄々と斜に構えて見えた彼女だったのに、それまでの印象を丸っと覆すほどクルクルと表情を変えて喜怒哀楽をぶつけてくれるのが嬉しい。艶やかに男を翻弄するような笑顔ではなくて年相応の弾けるような無邪気な笑顔に片方の瞳を細くする笑顔で答えて。気の強さを表すような釣り上がる眉を僅かに落とし、大熊に食べられることを目的とする彼女からそれ以外の着地だって存在するのだと言うことを教えるように、彼女の命の蝋燭を少しでも長く灯せるようにと祈りを込めて願いを伝えることにして。最初こそ今夜のジョバンニがどんな人なのかを恐れて慎重になっていたけれど、大分本来の自分らしさを表に出せるようになったらしい。己のノートブックを手にして目的のページを探しパラパラと捲ってからそのページを彼女に向けて「熊は甘いもんより塩っぱいもんが好きなんだぜ、あんなに砂糖ばっか食ってそうな見た目なのに。」噂話でも楽しむように軽口に似た声色で口にする。そこには他のカムパネルラの名前とリクエストだろうメニューが連なっており、彼女が知る大熊の名前の下にはハンバーグやタリアータ、ポルケッタ等など種類を問わない肉を中心としたメニューが並ぶ。直接的な言葉で生きて欲しいと伝えることは慎重な性分が邪魔をして出来ないようで、それでも次と次回を促すことで遠回りにそれを伝えることにして)あいつさ野菜は嫌いだって食ってくれないんだ。俺が言っても聞かねぇから、次会った時にでもお前から言い聞かせてやってくれよ。
78:
リズ・フェリシティ [×]
2024-10-15 10:20:11
>小狐座
すっごくあのコらしい。野菜なんて食べそうにないもの。…そうね。たまにはビタミンだって取らなきゃね、肌に悪いんだから。
( 無くすわけないじゃないと唇を尖らせつつ、当たり前とばかりに受け取ったそれを派手派手しい爪先とは対照的に大事そうに抱える。然し来ている服にペンが入るほどのポケットがないとわかると残念そうに机の上の中自身の側へと置いた。そうして彼の開いたノートブックへと目を映して、彼女の内緒話に同調するように笑みを浮かべつつ耳を傾け。確かに意外だ、糖度で煮詰めたような甘ったるい砂糖じみた少女だったと同意の頷きと、発した答えは如何にも若者らしい言葉で。合間に一瞬落とした沈黙は彼の気持ちを微かでも感じ取ったからか、”肉”を意図的に避けていることを察したからか。アタシの言うこと聞くかしら?なんて悪戯っぽく瞳を細めては愉快げに爪先に髪を絡めつつ…、先程の言葉にもう片方の手で応えるようにほんの少しペンに指先を触れさせてみせた。簡単に殺されるわけにはいかない、その理由が今、相反するような形で一つ増えたような気がして。視線をまたノートブックへと戻す、開かれたそこに書かれた文字達を目で追うと知らない名前と、時には知らない料理の名前。一つ一つ好みに合わせているのか丁寧に書き込まれたそれらを見てぽつりと言葉を溢してしまう。「…ずっと思ってたんだけど、アンタって結構世話好きよね。……なんだかお母さんみたい」先程の食事のバランスをと口にする姿もまるでそう映ったとばかりに付け加えては、くすくすと邪気のない笑い声を響かせ。家族を惜しいと思ったことは誓って一度もないが、彼のような存在がいたらまた別だったのかもしれない。そんな浮ついた思考のまま問いかけた、いつもはしないようなくだらない些細な話も、彼相手なら知りたいような気がしたから。これ見よがしに先程使ったノートを取り出して見せては、期待するように見つめてみせて、 )
アタシは甘いものが好き、意外ってよく言われるけどね。あのコとは真逆。…ねえ、アンタは何が好きなの?
79:
小狐座 [×]
2024-10-15 21:07:59
>リズ
───!?せめて父親だろッ(他愛のないやり取りだが地頭の良さが会話の端々から伝わる彼女ならきっと己が言葉無く伝えたいその意味を汲んでくれると根拠なく思っていた。世間話のように言われた母親の役割に最初こそ鳩が豆鉄砲を食らったかの如く青い目を丸くしてポカンと呆けた面を見せ、それから少し遅れて言葉の意味を理解すると器用に避けている大きな尻尾がぼん!と大きく膨らんでボリュームたっぷりに、それから直ぐにハリのある声でギャン!と騒がしく訂正を。その大袈裟な訂正が他のカムパネルラからも同様の評価を得ており、からかわれている事の証明になっている事に気づくことも無く不服そうに口角を落としつつ唇を尖らせて。甘いものが好きだと彼女自身の事を教えられるとちょろくも不名誉だと感じる感想に抱いた不服な気持ちは薄れたらしい。へぇ、と相槌を置いてから掘り下げるように問いかけて「特に好きなのは?うちだと天馬と羊が甘いもん好きなんだけど、天馬はジェラートとかフルーツとかサッパリした甘いやつが好きだし羊はアイスとか生クリームとか馬鹿みてぇに砂糖使うやつが好きだぜ」ここでまた新しいカムパネルラの名前を挙げればああ、と思い出したように声を落としてから「天馬はアンタみたいな自分を持った女が好きなんだ。会ったらきっと懐かれるぜ」片方の眉を持ち上げて片方の眉を下げて笑う、豪快なようで少し困ったようなそんな笑い方が癖らしい。話し方から天馬と呼ばれるカムパネルラは小狐よりも年下であることが伺えて、小狐との仲も悪くないことが見て取れる。そんな中で話題が自分に向くと言葉に詰まり、考え込むように眉を寄せて)………あ゛~、あんまり考えたこと無かった。体動かした後のプロテインとかスムージーとかは毎日摂ってる。
80:
リズ・フェリシティ [×]
2024-10-15 23:35:43
>小狐座
甘いものって言っても、アタシはティラミスとか…カカオみたいなちょっと苦味のあるものが好き。あとシナモンとかね。でも、ジェラートも食後にはぴったりだし、生クリームは乗ってると嬉しくなっちゃう。二人ともカワイイわ
( 嫌味もなくすらすらとそう言葉が出てくるのは、先程の彼の慌てた様子に可愛げを覚えたのと、彼の誠実で実直な態度にいつの間にか気を許してしまったからか。あまりその二つをよく食べれるような生活を送っていないことは一度隅に置いて、幼少期の記憶を辿りながらそう答える。そこに含まれるカワイイ、の言葉に揶揄う意図や見下げるような意図はなく、至って真面目にそう答えつつ、新たに脳内に天馬、羊。という動物の名を冠した凡そ彼と同じカムパネルラであろう存在を記憶する。特に懐かれるなんて言葉には得意げに眉を上げて。そこにはその天馬というカムパネルラに好かれると言うことよりも、彼に”自分を持った女”として認識されていることに優越感を覚えたからだろうが。然し自分のことになると言葉に詰まるような彼を見れば悩んだ後に挙げた好きなものをきちんと聞いた上で、「……アンタさあ、自分に興味とかないの?」と一言。彼の答えにむむ、と眉を寄せたのは最初に感じていた違和感にやはりと思い至ったからだ。サンドイッチのときの、”役に立ったなら”。ペンを渡す時のあの謙虚さ。そしてメモを取ることに対しても"不安を消せる"、という言葉を選ぶところだとか。自信は自分を強く見せる道具、鮮やかに彩る宝石。そんなふうに捉えている自分からしてみれば彼は少し異質に映っていた。考えたことなかった、と言う言葉に今度はこちらが不服そうに表情を変える番で。それは単なる嫌味や他者を蔑ろにしているわけではないと踏まえた上で、自分でも少し拗ねたような声色だったと自覚していた。…だってそんなの、悲しいではないか。勿論体を動かす彼は見た目に違わず健康的であるとそう思うし、スムージーは確かに体に良さそうだと同意したのちにそう続けて述べて、 )
…誤解しないで、他のコの話も好きよ?情報って大事だしそのコ達のこと無碍にしてるわけじゃない。…でもね、アタシは今アンタのことが聞きたいの。美味しいと思うものって本当にないワケ?
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