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【ALL版権/版権・完全創作有り/戦闘・探索※第四回】霧と灰の街【本編※ホラー要素有り】/248


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59: 幻想と死人のパーティ [×]
2023-12-23 02:37:30

>56
【廃地下鉄駅(構内) /芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】

そのまま一行は進み続けて階段をそのまま上り続けると突然建物自体に衝撃が伝わる。

川田章吾「!?なんだ?」

ドリー「地震かのぉ?」

ミシェル「地面の揺れではありません。これは建物自体が揺れていますねこれは…」

的場卓「ヘリの音してなかった?」

パック「ヘリ?」

芦川美鶴「地上で何か起きているのかも知れないな」

一行はこの廃地下鉄の外でも何かが起きているのは分かった。とりあえずは今地上ではどんなことがおきているのかついても調べる必要がありそうだと思いながら止めていて足を再び進めた。そしてある階層の踊り場まで辿り着くが自分達より前の先客が無念さを物語り晒している姿を見つける。

上杉謙信「無念、だったでしょう」

的場卓「……もう少し早く来ていればこの人も」

パック「そんなことねぇって!!今出来る事してるじゃん!」

倒れている死体に出向きする必要はないのは分かっているがそれでも見開いている目を卓は自らの手で閉じた。
そんな卓の頭部まで向かい飛び回ってパックは励ます。

川田章吾「死後何日か経ってる。俺たちが急いだ所で間に合ってたどうか…拝借させて貰おう」

川田は助けられたかもしれないと言う的場卓に対して何も落ち度はないと告げる。
その上で身に着けていた物全て漁った上で持っていける物から所持していた懐中電灯と血糊の付着したバール、そしてトランシーバーを今後の為有難く回収する。

ミシェル「その優しい心は美徳です、だけど自分を責めては駄目ですこればかりはどうしようもありません。せめて誰にも手の届かない場所に送って上げましょう」

わざわざ目を閉じに行く彼に対してその気持ちを汲んで指先から炎を出し、一行が踊り場から立ち去ると同時に怪物たちの餌にならないようそして尊厳を守るようにミシェルはメラを放ち死体を燃やすのであった。
コンコース・改札の見える場所まで上り続けて来たが案の定と言うべきか大量の動く屍―我々の知るゾンビという存在がそこら中を右往左往していた。

芦川美鶴「映画みたいに噛まれたどうやら奴らの仲間入りらしいな」

川田章吾「医学的には興味があるな、どんなプロセスなんだか」

ミシェル「もしかしたら科学的な物が原因の可能性もあります」

見つからないように一行はゾンビ達をよーく観察し、噛まれた形跡や食い千切られたゾンビが居る事に気づき容易に接近戦を挑むにはリスクがある可能性に気づく。
しかし別のコンコース・改札に周った所で同じような状況であればどちらにせよ変わらないのだからそして一行は全員覚悟を決めた。
強行突破をするために。

上杉謙信「毘沙門天の加護ぞある!」

BGM:https://www.youtube.com/watch?v=VkObgp5Hz_A

軍神の威光が発動、存在するだけで放たれる威圧により、敵は相手の体力を少し減らすか生物的な本能から危険だと判断すれば戦闘前に逃げ出すだろう。
同時に走り出して前に逃げなければ立ち塞がる者居れば全て切り捨てる意志で駆け出す。

ミシェル「マカカジャ!」

味方全員に魔法攻撃あるいは特殊な攻撃の威力を上げ

的場卓「一気に吹っ飛ばす!!散弾(スラグバウンド)!!」

短杖を左右問わず振り回しながら魔力を貯める動作を行い、謙信の進む道に巨大な火球を放つとそれぞれが分離し無数の気弾として放たれる。
芦川美鶴は最後の列に周り何時でも自分たちの周りに広範囲の魔法を放てるよう警戒しながら
パックは何時でも目くらましを、ドリーと川田章吾は左右に飛び出すゾンビ相手に何時でも迎撃出来るように一気に飛び出す。

(絡んでいただきありがとうございます。既に記載してしまったんですが本来地下鉄のレールを歩いていたり探索してたらどんな感じだったんでしょうか?)




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