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【ALL版権/版権・完全創作有り/戦闘・探索※第四回】霧と灰の街【本編※ホラー要素有り】/248


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ID:896f7f474 2024-01-24 07:30:54

【少々体調を崩していて返信が遅れがちで本当に申し訳ないです。本日中には全員分それぞれ投下致します故】≫ALL本体様

>94

>111 レイチェル

>97

>104 鮫島美夜子/早瀬灰音

>102 乙骨憂太、禪院真希&漏瑚&脹相

>109 沖田総悟

>BAR・アシュリー周辺ALL

【BAR・アシュリー(店内)/ダグラス、ジム】

霧の向こう側に居たナニカ(レッドピラミッドシング)は、少女(レイチェル)の意に何かしら沿う様な動きは見せず、そのまま赤い薄暗闇と霧の中へ再び紛れ込み消える。

―だが、彼女(レイチェル)が其れを“認識”したという事は今後に影響する重大な事象となるだろう…少なくとも今直ぐに何か悪影響が発生するという訳でも無いが

――

ダグラス「…成る程、――まぁこちらとしても過程を見てるだけで痛々しいしな。それも含めて此処での多用は考え様だかもしれん。無理はしないでくれよ。」

彼女(鮫島)の説明と、やはりどうも(この街)――もといあの(霧)や(灰)の影響を受けているらしく、デメリットの方も目立つほど浮き彫りになりつつあるらしい事を聞き、尚且つもう一人(早瀬)が何かしらの(発言)をトリガーに発動するらしきモノを彼(漏瑚)の協力の元“実演”して見せてくれて、大体(術式)と呼ばれるモノがどういうものかを専門外ながら多少なり理解した壮年の私立探偵だったが

ダグラス「食い物と水に関しては後で一通り見せるが確かにこのBARで間に合ってる、確かに医療品に関しては影も形も無い…確保出来るなら確保して置きたい処だが――お前さん(真希)の言う通り、こんな状況じゃ恐らく碌な事になってないだろうな。だが何かしら起きて先ず駆け込むのは病院…なのは凡その国じゃ相場な筈だ。アンタ(乙骨)の言う通り誰かしら生存者も居る可能性は高い。行くリスクを犯すだけの価値はある。」

と頷く。

ジム「ちぇっ病院ねぇ――昔っからあんまり好きじゃなかったけど仕方無いか、あのリーチ(ヒル)のフリークス(化け物)も流石にこんな処まで出て来やしない…よな。」

何やら少し不安げにそんな呟きを口にする地下鉄スタッフ(ジム)、割と直近で遭遇したとある化け物に関してのトラウマがあるらしい。

―――



ダグラス「――何かしら在りそうなもんだとは俺も思ってる事さ、尤も今の処その(理由)を調べる切っ掛けすら見つけられて無いがな。」

彼(沖田)の呟きに探偵はそう答えながら――更に問われた事柄に

ジム「あぁ、一応此処に来た時から調べて置いたけど」

とテーブルに店内で(漁った)収穫を並べる。



ハロゲン式懐中電灯×4(かなり旧式だが頑丈な作りになっている)

缶詰数食分(内容はお馴染みのベイクドビーンズやらピクルスやら塩漬け肉やら)

12ゲージショットシェル×2(12発入り、標準的なショットガン/散弾銃用の弾薬)

S&W M10(38口径の小型リボルバー、装弾数は6発だが弾は2発分だけ装填されている)

灯油缶×3(2リットル入りの灯油缶)

酒類×18(バーボンやらウイスキーやらワインやら、何故か一本だけ日本酒もある、どれも年代物※酒場だけにまだまだある様だ。)

ツールボックス(簡易工具箱)

怪しげな瓶入りドリンク×6(恐らく栄養ドリンクの類だろうが内容物は不明)

バール×1

BARアシュリーのマッチ(小箱に35本入り)×2

消防斧×1

奇妙なキャンドル(奇妙なデザインの装飾が施されたロウソク※ホーリーキャンドル)×4

奇妙な銀貨(奇妙な紋様入りの銀貨※セントメダリオン)×5

鍵の掛かったブリーフケース(ピッキングで開けられそうな鍵が掛かっている)


ダグラス「…奇妙なのはどれもこれも製品や商品としては古臭いモノばかりなのに(物としては真新しい)――取り敢えず使えそうなモノを好きに持っていくとするか、必要なモノがあるなら好きに取って置け。」

とこの場の面々に言いながら壮年の探偵はショットシェル入りの厚紙箱を二箱取って中身の弾薬を無造作にポケットに放り込み、ジムもまたハロゲンライトを手に取ると、ちゃんと点灯するかカチカチとスイッチを押したりしだす。



>95 博麗霊華&霧雨亜理紗

>96 ガイスト

>108 一方通行&クリファパズル

【南部住宅地(住宅内)/マーフィー・シーカー、ライイングフィギア(更に多数接近中)、『両儀式』】

マーフィー「!!気が回るな――これだけ有れば少しは持つだろう。」

と、相方(霊華)を休ませている手隙の間にこの家の中を物色して一通り(使えそうな物資)を集めていたという彼女(亜理紗)に感心した様にニット帽の傭兵の青年はそう口にしつつ…見せてくれた物、一応安全確認の為にその中に在ったやや古めの回転式拳銃(コルト・ディテクティブスペシャル)を手に取り、スイングさせたシリンダーに装填された弾薬(既に数発分発砲したらしく4発分のみ残っている)
を確認して元に戻しつつ

マーフィー「…一応聞くけど、二人とも銃を扱った事はあるかい?」

と聞く。

――

そうこうして荷物を纏めて(例に寄って亜理紗の“帽子”の中にだが)、移動を開始しようとした矢先に扉を乱暴に開いて入って来た二人?組の男女

ジャキャッ(反射的にアサルトライフルを構え掛けて)

少女ら二人(霊華&亜理紗)に出遭った時もだが、この二人(一方通行&クリファパズル)もかなり変わっている(というより片方は完全に人外らしい)――

マーフィー「…本当に今日はハロウィンじゃないんだよな?君らも迷い込んだってクチか?」

と思わずぼやきつつ、万一が万一の為に同行者(霊華&亜理紗)を自分の背に庇う(二人が逃げる時間を作る為)形で立ちつつ傭兵は新たな来訪者コンビ(一方通行&クリファパズル)にそう尋ねる…

――



『両儀式』「ではそうしましょうか。――近場に幾つか気配を感じるわ。凡そこの住宅街の何処かでしょう…あら、貴方にお子さんが居るなんて初耳ね。…こんな場所へ来てしまっているのなら早く見つけてあげないと」

(人が居る場所へ向かう)という点で同意した現状生身ともサーヴァントとも言えない中途半端な顕現を果たしているこの非日常の貴人は、彼(ガイスト)の呟いた(息子)という単語に少し口元を緩ませて
同時に大抵そういう予感は当たるものだと思いつつ、急いで見つけなければと口にして…

『両儀式』「…やっぱり集まって来たわね。相手をしていても仕方が無いし行きましょうか。」

霧の中から蠢いて近付いて来る多数の影を一瞥して、彼(ガイスト)を先導する様に歩き出す。
往く方向は(気配)がするというこの住宅街の一角、事故車や何かしらの残骸を避けながら――其方へと向かう。


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