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【ALL版権/版権・完全創作有り/戦闘・探索※第四回】霧と灰の街【本編※ホラー要素有り】/365


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362: スレ主/再始動 [×]
2026-02-18 23:21:58


【路地裏/サング×多数、????】

>ローラン、路地裏ALL

サクリサクリと的確に、無駄に労力を費やす事なく凡その急所(頭部)や行動出来なくなるという意味での(無力化)を狙って緩慢に歩み寄って来る動く腐乱死体達の斬り潰した頭部やら脚部やらの腐汁や蛆混じりの肉片を飛び散らさせながら道を文字通り斬り開いて進んで往く。

こういう存在の御約束か否か、やはり頭を潰した個体はそのままピクリともしなくなりただの死体に(還って)、それ以外に無力化した個体は欠損した箇所を無視して動こうともがいている。理屈はともかく手早く片付けたければやはり頭を狙うのが効果的な様だ。

本来なら歩行自体困難なハズの腐乱死体だが、死人ゆえに筋力のリミッターが外れている関係で単純な腕力や握力だけは怪力染みており、人体を容易にボロ雑巾の様に引き裂けるだけの力があるなのでそうそう組み捕まる事は無いだろうが大群に四方を至近距離で囲まれるのは避けるべきだろう。

と、どうやら丁度正反対の方でもーー何やら動きがあるらしい。

――

― 連続して響き渡るAK系列の中口径突撃銃のやや重めの銃声。無闇矢鱈に連射していると言うよりは几帳面なスイッチングからの狙い澄ました単発速射と言ったところで霧がかった向こう側でマズルフラッシュが幾度も閃く。

流石に派手に銃声を鳴らしている方へと腐乱死体(サング)達も反応を示して結果彼(ローラン)の方は既に彼本人が粗方片付けた上に更に手薄になる形になる。

件の車両に近付くにはいいタイミングだろう。

ーー問題は反対側で今し方交戦中の"誰か"が友好的か否かという点だろうが…

なお、その(車両)自体は黒色を基調とした都市迷彩が施された現代的なピラーニャタイプの軍用八輪式装輪装甲兵員輸送車(APC)
で後部兵員室の乗降ドアは開きっぱなしになっている。

当然、乗っていた筈の乗員も兵員も姿が見えない。


363: ローラン [×]
2026-02-19 17:35:32


>サング×多数、????、路地裏ALL
【路地裏】

「頭が急所ってのはお約束かね。分かりやすくて助かるけど……あの馬鹿力で抱きつかれるのは勘弁だな。スーツが台無しになっちまう」
(斬り伏せた死体の一部が痙攣しながら沈黙するのを確認し、太刀を軽く振って刃の汚れを落とす。そんな白兵戦の真っ只中に響いてきたのは、規則正しく統制された銃声。無駄弾を撃たないその手際から、発砲者がパニックに陥った素人などではないことを瞬時に悟った)


「随分と冷静なガンマンがいたもんだ。親指の連中みたいに派手にぶっ放すわけでもなく、的確なお仕事って感じ。……おかげでこっちは大助かりだけど」
(銃声に釣られて腐乱死体(サング)の群れが反対側へ流れていくのを好機と見て、初回に仕留め損ねた個体を処理しつつローランは足音を殺して装甲車(APC)へと接近する。開け放たれた後部ドアから内部へ素早く視線を滑らせるが、予想通りというか乗員の姿はない。都市迷彩の施された厳つい軍用車両の装甲を軽く手で叩きながら、周囲の状況を警戒し続ける)


「――――もぬけの殻、か。元の持ち主が外でドンパチやってる本人ならいいんだが……もし違うなら、ここはあまり長居したくない場所だね」
(ひとまず装甲車の影…………車内への入り口付近に身を潜め、銃声のする霧の向こうへ視線を向ける。相手が友好的な人間であれば情報交換の余地もあるが、理不尽に敵対してくるようなら面倒なことになる。『都市』の路地裏では、見知らぬ他人はまず疑ってかかるのが鉄則だ。どちらに転んでも即座に対応できるように太刀の柄を握り直しつつ、発砲者の出方を窺うことにした)



364: スレ主/再始動 [×]
2026-02-23 10:28:16

>博麗霊華、レヴナント、ALL

【????→廃神社 /????】

明らかに違和感しかない不可思議な(間延び)にも似た距離感の差異を感じながらも、途中拾い物(リュック)をしつつ蒼い巫女の少女(霊華)と鎧姿の魂の少年(レヴナント)の二人は視界の悪い霧中の路地裏を先導する赤と黒の(オオムカデ)を追って進んで…

漸く、狭い路地裏の路からある程度開けた場所へと出る事が出来た。

其処は何やら何処かの町外れ、鬱蒼と生い茂る林が道沿いに並ぶ古い昭和の時代の田舎道めいた場所、相変わらず(霧)は薄らと立ち込めているが幾分か視界はマシになっている。

(オオムカデ)はそのままその田舎道をわさわさと変わらず進み始めーー其れを追って行くと道の傍に見えて来たのは…

古びた神社のやや朽ち掛けた赤い鳥居、ある意味異界ではあるが少女(霊華)には馴染みのある場所かも知れない、しかし神職の彼女から見ても無残な有様ーー恐らく人為的に取り壊され掛けた様な状態の半壊した廃神社が存在していた。

ー気が付けば、二人で追っていた(オオムカデ)は既に姿を消している。

理由は不明ながらもしかすると此処(廃神社)に導かれたのかもしれない。

ともあれ、一度境内に入って調べてみるのも良いかもしれない。



365: スレ主/再始動 [×]
2026-02-23 12:29:30

>吉野順平、廃図書館ALL

【図書館廃墟/雛沢加奈江】

意識はまだ混濁したままだが…自分に呼び掛ける声が聴こえた事で沈み掛けの感覚が急浮上してーー反射的に肩に伸び掛けた相手(吉野)の手をぱしっと逆に掴んで…

雛沢「あっ…ごめんなさい。」

と申し訳なさそうに慌てて彼(吉野)の手を放して、少し俯きつつも倒れ伏せていた体勢ーー数十キロは有るであろう重量の本棚、自分を下敷きにしている其れを掛け布団でも捲る様に事も無げに片腕で退かして立ち上がる。

此処で改めて彼女(雛沢)の全体像を見て気付くかも知れないが、どうもその制服、一般的な女子高生の其れ(ブレザーとブラウス)を赤黒く染めている血液はどうも彼女の流したモノより殆ど返り血が由来しているらしい。

雛沢「ーー私は雛沢、雛沢加奈江(ひなさわ・かなえ)、ありがとう。貴方が呼び掛けてくれたから"戻って"来れたの。貴方は?」

と何処か翳りも少なくないが、儚さと何とも言えない陰鬱さを含みながらも綺麗な笑顔で微笑んで自己紹介がてら礼を述べつつ相手(吉野)にも名を尋ねる。


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