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あなたはどんな夢を叶えますか?【オリジナル/戦闘/近未来/途中参加歓迎!】/272


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210: レアリゼ [×]
2023-12-04 21:02:00

>>209

「異論……そんなのありませんよ。エレナさんの言う通り、私はキメラです」

銃を突き付けられても笑みを崩すこと無く、胸に手を当ててその言葉を肯定した。ふふふ、と笑いながら、女性と銃を見つめる。
今し方実演してくれた通り、あの銃は1発毎に装填し直す必要があり尚且つ再装填にも時間がかかる。しかしその不便さと引き換えに、先程撃たれた時の轟音から威力は非常に高いようだ。もし命中すれば腕や足など簡単に吹き飛ぶし、体には大きな風穴を開けられてしまうだろう。回転鋸を強く握り締める。なんて、なんて良い攻撃なのだろうか。自分の体が手酷く破壊されるかもしれないのは久し振りである。私はどんな悲鳴を出すのだろう、私はどんな風に血を噴き出すのだろう。楽しみだ。だけど、彼女に撃たれないで済むならそれが一番良い。

「そうだ、聞いてください。私、いつもはもっと長く傷付け合ってるんですよ。出来るだけ長く悲鳴を聞いていたいから、ずっと血の匂いを味わいたいから。でも今日は早めに切り上げたんです。どうしてか分かりますか?」

回転鋸の先端で、血の海に沈んだ死体を示す。その死体は全身に切り傷を作り、手の指や足の指といった末端部分は幾つか切断されていた。どうみても痛め付けるだけに行っていることが分かる酷さだったが、まだ人としての原型が保たれたまま殺されているので、これが“早めに切り上げた”ということなのだろう。

「理由は、明日がエレナさんとの約束の日だからです。夜更かしは体に良くありませんからね。だから早く終わらせて帰ろうと思ったのですが……まさかこんなところでエレナさんに会ってしまうなんて思いもしませんでしたよ。けど……」

空いた手を差し伸べるように広げる。その手には、飛び散った返り血がいくつか付着していた。

「今日はお互いに会うことは無かった。そういう事にしませんか?私、ずっと明日を楽しみにしてたんです。エレナさんともう一度お話がしたかったから、お買い物に付き合いたかったから。だから、それがこんな形で潰えてしまうなんて、悲しいです」

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