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花一匁(〆)/476


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自分のトピックを作る
426: 椿 [×]
2024-12-30 23:16:14




( / この後「じゃあ椿が頑張ってみせて」とまだ攻めの不慣れな椿に頑張らせるように主導を渡すのももちろん元々の想定としてありですし、背後様が仰っているようにいつもの攻守でも良いかなと思います…!!! )





427: 大祝直政 [×]
2024-12-30 23:39:30




…っ、なにでも…か。

( ベッドから足を下ろし、とうとう二人の舞台の上から立ち去ろうとする寸前で、逃がさないとばかりにこちらの腹に両手を回して危険な熱を持て余した身体と官能的な膨らみを押しつけてくると己も油断していたのかぴくり、と少し反応を示しながら足を止めて。男にとってはなんとも甘美な台詞で、媚びるように、卑しく甘ったるい声で続きを強請る相手の願いが届いたのか、こちらの腹に回っている腕に手を添えながら上記のように呟いて。ベッドの上に戻り椿と向き合うように座り直せば、こちらからも抱き返して「 じゃあ、椿が頑張ってくれるかな? 」と、献身的に己自身を差し出す相手の台詞が本気かどうかを行動で示すようにと耳元で囁いて。 )



( / なるほど、「なんでも~」の場所はそういう意図があってのことだったのですね…!察することができずに申し訳ございませんでした。このまま椿様主導で進めてもらえばと思います…! )





428: 椿 [×]
2024-12-31 00:36:38



っん、……が、がんばる…?


( どうやら決死のおねだりは主人に通じたようで、ベッドに無事に戻ってくれた彼にほっと安心したように胸をなで下ろしては耳元で囁かれただけでも浅ましく身体をぴくりと反応してしまいながらも彼の言葉を小さく復唱して。がんばる?何を?御奉仕を頑張れば良いのかしら、わがままばかりの悪い子だもの当然だわ、でも上手くできるかしら、と熱に浮かされくらくらと上手く回らない頭で必死になって考えては、答えるよりも先に従順な子犬のように彼の唇をペロリと舐めたあと「 わたし、その、…上手くできるか分かりませんけれど、一生懸命頑張ります、……だから、もうお預けは嫌、 」とゆっくりと彼を押し倒すようにちいちゃなら手で彼の胸を押してはそのまま白く柔らかな身体で彼の上に馬乗りになって。きっと呼吸は乱れているし彼を見下ろす蘇芳は厭らしくドロドロに蕩けているのだろうけれど、もうそれでもいいと思える程度には椿は限界で。 )



( /こちらこそ分かりづらい文章で申し訳ございませんでした…!!!
また程よいところで暗転し時間経過で進めていきましょう! /蹴可 )






429: 大祝直政 [×]
2024-12-31 01:26:16




お、…っと。

( 腕の中の椿が囁きに過敏に反応しながら、興奮に震える小さな声で言葉を復唱しているところを見ると、興奮によって昂ぶった熱を募らせた頭ではこちらの意図を汲み取りきれていないようで。しかし、そんな頭を必死に働かせた結果、どうやら己のやるべきことが見つかったらしく、そのちいちゃく滑らかな手でこちらを押し倒してくると不意なことだったので、上記のように少しだけ驚いた声をあげて。そうして横になった己の身体に椿が馬乗りになってくると、自然と相手を見上げる形になり、下から眺める蘇芳の瞳はこれまでで一番厭らしく、どろどろに蕩けており。その様子を見て、これから椿はどうなってしまうのか、己はどうされてしまうのかと言った不安と期待にぞくりと肌が粟立ちながら「 それは…椿次第だな。 」と、そんなにお預けが嫌ならばそれは行動次第だと、相手を煽るような言葉を熱のこもった黒瑪瑙で見つめ返しながらそう告げて。 )




430: 椿 [×]
2024-12-31 01:56:43




─── … ん、


( 自分を見上げる彼の黒瑪瑙が酷く熱に蕩けた色をしており、椿はそれに一言答える代わりにひとつ口付けを落とせばそのまま彼の頬、首、胸元、臍と様々な箇所に柔らかく熱を持った唇を押し付けて。興奮でくらくらと回る頭でひとつひとつゆっくりと彼のシャツの釦を外していけば当然その向こうには芸術品のように美しく整った彼の身体があるわけで、まだ彼のように上手に赤い花を咲かせることこそできないけれど不慣れながらちゅ。ちゅ。と小さく響くリップ音と時たま熱い舌でじゅ、と肌を吸ったりと椿なりに精一杯主人に尽くしていき。だがしかし肝心の下腹部には一切触れることなく、ときたま柔らかな女の体を押し付けるのみで臍まで降りたらまた胸もと、首、頬、耳、唇と彼の反応を楽しむようにときたまふわりと微笑みながら唇を落とす、それの繰り返しで。小さな舌で彼の口内を辿たどしくなぞったあとにゆっくりと唇を離せば二人の間には厭らしい銀の橋がかかり、「 お身体が、…熱うございます…。直政さま、気持ちいいですか…? 」と蜂蜜のようにどろりと甘い声で問いかけては自分が果たして彼の言うように“頑張れて”いるのかどうかを確かめるように火照りに潤んだ蘇芳の瞳で主人を見つめて。 )






431: 大祝直政 [×]
2024-12-31 07:44:41




ぅっ、…あっ、…。

( 見上げていたどろり蕩ける蘇芳が近づいてきて、やがて熱い唇で口付けを施してきたところを皮切りに、こちらの顔から下半身の方へ降りていくように様々な場所へとひどく柔らかい唇が落とされていくと、そのリップ音が響くたびにぴくり、ぴくりと卑しく身体が反応してしまい。そうしてそのまま下腹部で疼く熱を解放…してくれるのかと思いきや、ただ椿の柔らかな胸が押しつけられるだけで、期待していた快楽を与えられなかったことで蕩けていた顔を切なそうに歪めてしまい。ゆっくりとこちらのシャツの釦を開けていく時間も、それはこちらの興奮を煽るスパイスにしかならず、情事のために誰かに服を脱がされるというのはこれほどまでに昂るものなのだなと新発見で、そうして露わになった生肌に危うい熱を持った唇が落とされ吸いつかれると、びくり、びくり、と先ほどよりも一段と、特に首筋と耳元で大きく身体が反応し、上記のように甘ったるい声が漏れ出して。これ以上声が漏れ出さないよう歯を食いしばっていたところにまた椿の唇が帰ってくればそれに答えるように舌先を絡めると、2人の唾液が混じり合った銀の架け橋がかかり、それを拭うこともせずに蜂蜜のようにどろりと甘ったるい声で問いかけて来れば「 あぁ…と、ても…いい具合だよ。 」と絶え絶えの息遣いでなんとか言葉を紡いで椿は"頑張れている"ことを告げるも「 でも、これではまだお預けだな。 」と、ご褒美が欲しい必死な相手を追い込むような台詞を述べて。それは、このまま椿にめちゃくちゃにされてみたいといった期待から出た言葉で、今にも溢れそうな危うい熱を持った相手を煽ったらどうなるのかといった好奇心に従えばこちらも官能的に黒瑪瑙を潤ませて見つめ返せば。 )

ほら、もう少し。…"頑張れ"





432: 椿 [×]
2024-12-31 09:31:36



っ、……はい。直政さま。


( こちらを見上げる濡れた黒瑪瑙はひどく扇情的で、先程から耳に入ってきていた彼の可愛らしい甘ったるい声も含めて椿の身体はぞくぞくと危ない支配欲に満たされていくようで。だがしかしまだ“ご褒美”には物足りないとの主人の言葉にまたぞわりと腰元をざわつかせては、彼の耳元にちゅ。と唇を落とした後に熱っぽい声で小さく返事を返し。それから彼に見せつけるように彼の目の前で己のワンピースの釦をゆっくりと外していればそれはもう淫靡なストリップのようで、椿は花魁の顔をして厭らしく微笑めばそのままゆっくりと彼の下腹部の方へと白魚の手を伸ばしいき。 )





( / そろそろ危ないかな、と思いますので次返信あたりで飛ばさせていただきます! /蹴可 )






433: 大祝直政 [×]
2024-12-31 10:02:18




ん、…あっ。

( 先ほど耳元に唇が落とされたときに大きな反応を示したところをめざとく見られていたらしく、そこにまたも唇を落とされると相手の狙い通りに敏感に体を震わせて。こちらに見せつけるようにワンピースの釦をひとつひとつ外していく様は、まだ陽も高く陽射しに照らされる椿の曲線はひどく艶かしくて視線を外すことができずに、見入ってしまって。昨晩の椿は熱情に浮かされ、切なそうに顔を歪めるばかりだったが、今の相手は花魁も顔負けの、こちらを魅了するような妖艶な笑みを浮かべていて、まさか一晩でここまで化けるとは。もしかしたら、自分はとんでもない少女を身請けしてしまったのかもしれないと肌を粟立たせるが、その思考も相手から注がれる快楽に溺れていき、永遠にも感じられる2人の甘い時間が過ぎていって。 )



( / 散々引っ張ってしまい申し訳ありません…!お気遣いありがとうございます!暗転了解です。 )





434: 椿 [×]
2024-12-31 10:55:00




─── …すぅ、…。


( 永遠にも感じられる濃密な甘い時間が過ぎて、先程まであんなにも妖艶な花魁めいた色香を醸し出していた椿もこてりと眠ってしまえばすっかりいつもの花も恥じらう純朴な乙女の顔に戻り。主人が自分の下で可愛らしく啼く度にぞわぞわといつもとはまた違う快感が湧き上がり最高潮まで弾けたあとでももっともっとと何度も求めてしまった故に、今までに使ったことの無い筋肉を酷使しすぎたせいで彼との初めての夜よりもよほど深い眠りについているらしく翌日に朝になっても椿は彼に柔らかな乙女の身体をぴとりとくっつけたまますやすやと無防備に眠っており。主人の身体にも椿の身体にも同じように咲いた赤い小花たちは、誰がどう見ても2人が濃密な夜を過ごしたと分かってしまうほどにお互いの身体の様々な箇所に咲き乱れていて。 )






435: 大祝直政 [×]
2024-12-31 17:09:38




ん、んん…。

( 昨晩…というよりも一昨番の椿はただただこちらに縋りついて啼かされるだけだったというのに、昨晩の相手は妖艶な色香を醸し出しながら、歴戦の花魁もかくやといった手練に化けていて、与えられる快楽の波に流されないよう必死に歯を食いしばっていたが耐えきれずに声を上げさせられてしまって。まだ陽が高い時間から始まった二人の濃密な時間は椿が離してくれることなく延々と続き、結局、気がついたのは次の日の朝。胸の上の圧迫感と、窓から射す日差しのまぶしさを感じながら目を覚ますと、そこにはいつもの純朴な乙女の顔で静かに眠る椿がいて、昨晩との変わり様に驚愕しながらお互いの身体をみやれば、いくつものキスマークが咲き誇っており、昨日は椿が主役だったために今回はひっかき傷をつけられることはなかったようだと苦笑し。甘く疼く倦怠感を感じながら椿の背中を撫でれば「 すごくよかったよ。 」と、すやすやと深い眠りにつく相手の耳元でそう囁くとお礼代わりのように額にキスを施して。 )





436: 大祝直政 [×]
2024-12-31 17:30:36




ん、んん…。

( 昨晩…というよりも一昨番の椿はただただこちらに縋りついて啼かされるだけだったというのに、昨晩の相手は妖艶な色香を醸し出しながら、歴戦の花魁もかくやといった手練に化けていて、与えられる快楽の波に流されないよう必死に歯を食いしばっていたが耐えきれずに声を上げさせられてしまって。まだ陽が高い時間から始まった二人の濃密な時間は椿が離してくれることなく延々と続き、結局気がついたのは次の日の朝。胸の上の圧迫感と、窓から射す日差しのまぶしさを感じながら目を覚ますと、そこにはこちらの胸を枕がわりにし、覆い被さるようにして静かに眠る椿がいて。その顔はいつもの純朴な乙女のそれに戻っており、昨晩との変わり様に驚愕しながらお互いの身体をみやれば、いくつものキスマークが咲き誇っていて、昨日は椿が主役だったために今回はひっかき傷をつけられることはなかったようだと苦笑し。甘く疼く倦怠感を感じながら椿の背中を撫でれば「 すごくよかったよ。 」と、すやすやと深い眠りにつく相手の耳元でそう囁くとお礼代わりのように額にキスを施して。 )


( / すいません、少し書き直しました! )





437: 椿 [×]
2024-12-31 18:24:53




─── …ん、んん…。


( 愛する人の体温は心地好いほどに暖かく、そこから更に呼吸で上下にゆったりと動く胸元は揺りかごのように落ち着く。すやすやと眠る最中に大きく暖かな彼の手が背中を撫でる感覚と耳元で囁かれる大好きなテノール。それから物語のお姫様はいつだって王子様のキスで、椿は彼の唇が優しく降ってきた途端ぴく。と小さく身動ぎすれば長いまつ毛に囲われた瞳をそうっと開いて。キラキラと室内に降り注ぐ美しい朝日に照らされた愛おしい人をその蘇芳の瞳に捉えてはまだぽやぽやと寝起きたてでハッキリとしていない意識のままながらそっと自身の唇を彼のそれに重ねては「 …ふふ、 」とふわりと花が綻ぶように微笑んでみせて。 )







438: 大祝直政 [×]
2024-12-31 19:32:58




あぁ、起こしてしまったか…。

( 額に施したキスで、美しい睫に縁取られた蘇芳の瞳がゆっくりと開けば、まるで物語の姫のような目覚め方だと見蕩れながらも、こちらのせいで深く寝入っていた相手を起こしてしまったことを申し訳なさそうに上記のように呟いて。寝起き一番にちゅむ、と押しつけられるぷっくりとした唇を受け止めれば暖かな感触に「 ふふっ。 」と思わず笑みが漏れてしまい。というのもこちらは椿がまだ完全に目覚めていないことにきづいておらず、相手を抱き留めたまま上半身を起こせば「 おはよう、椿。 」と昨晩のような熱情に浮かされた表情ではなく、朝の陽射しに照らされながらただ優しく、穏やかな笑顔を浮かべながら朝の挨拶をして、こちらからも唇にキスを仕返して。 )




439: 椿 [×]
2024-12-31 20:43:45



……おはよう…ござ、ます…。


( なんとも言えない体の気だるさと目覚めたばかり特有のぽやぽやとした意識の中でも目の前の彼がきらきらと輝くような美しさを誇っていることだけはしっかりと理解出来ていて。それから彼からキスが降ってくればぴく、と小さく肩を跳ねさせて反応を表せばそういえばどうしてこんな格好を…?とこてりと首を傾げてたどたどしいながらも記憶の糸をたどっていけば脳裏に過ぎるのは昨晩のなんとも自分勝手で自分本位な淫乱な女の姿。椿はパッと朝陽に照らされている白磁の肌を真っ赤に染めては慌てて「 わ、わたし、昨日とんだ失礼を…!!! 」と昨晩の無礼に謝罪を。そんな椿の脳裏に過ったのことといえば自分の下で可愛らしく快楽に耐え小さな嬌声を噛み殺すこともできずに唇から漏らす主人の姿とそんな彼の上で情欲に塗れて笑う自分の姿で、いくら想いが通じあったとはいえそもそもは主人と身請けをされた女、これはさすがに彼に愛想を尽かされても文句は言えないとその瞳は不安そうに彼を見つめて。 )





440: 大祝直政 [×]
2024-12-31 21:24:43




ふ、ふふっ…。いや、いいんだよ、椿。

( ぽやぽやと船をこいでいた椿の意識が、途端に覚醒したようで、朝日に照らされた真白の肌が一気に茹だれば、先ほどのキスも無意識なものだったのかとわかれば真っ赤に顔を染める相手と本能からのキスにおかしくなり、上記のように笑いかけながら失礼などはないと安心させるようにして。腕の中にいる椿を包み込むように抱きしめ直せば「 すごかったよ、昨日の椿は…。 」と改めて昨日の乱れた姿を思い出させるようなことを話し始め。募りに募った熱が弾けたあとも、椿はただただひたすらにこちらの熱を貪ってきて、結局、相手の言う“ご褒美は”自然と贈る形になっていたというか、搾り取られたというか…。とにかく、昨晩の椿はとても妖艶で美しかったと流れるような黒髪を梳くように頭を撫でながら耳元でそう囁いて。 )




441: 椿 [×]
2024-12-31 22:09:05



っ……、


( こちらの慌てようとは真反対にくすくすと柔らかく笑う主人にふわりと抱き締められれば椿の焦ったように締め付けられていた心はほろほろとあっという間に解けていくようで。どうやら愛想を尽かされる心配は無さそうだとほっと胸を撫で下ろし主人の胸に甘えるようにすり、と体を寄せたのもつかの間昨夜の自分を思い出させるようなからの言葉にまた椿の身体はぴく!と思わず反応してしまいながらも「 わ、忘れてくださいませ…。 」と恥ずかしそうな小さな声でいやいやと首を横に振って。すごかった、に何が含まれるかなんて自分がいちばん覚えているし(覚えていたくはなかったけれど)、自分だって自分があんなに言葉通り彼の全てを絞りとるような一面があっただなんて知らなかったのだから。消えたくなるほどの恥ずかしさとは裏腹に、椿の気持ちはひどく満たされたいるのもまた事実で。 )





442: 大祝直政 [×]
2025-01-01 18:36:57




忘れることができないよ、昨日のあんな、すごい椿は…。

( 一昨晩の、今にも暴れだしそうな熱を持て余しながらも純朴な乙女の最後の理性で募っていた熱を堰き止めていた相手とは打って変わって、昨晩の椿は己の欲情の赴くままに振る舞っていて。それが本来の姿なのかはともかく、相手と出会ってから一番、良い意味でも悪い意味でも、己の中に椿という存在が刻み込まれてしまったと、忘れてほしいとの願いは了承できないと、また意地悪するかのように『あんな』『すごい』を強調するように自白して。親に甘える子猫のように、こちらの胸にすり、と柔らかな身体をすり寄せる相手を受け止め、穏やかに背中を撫でれば、「 満足したか? 」と、あふれ出しそうな熱は全て発散できただろうかと問いかけて。 )



( / あけましておめでとうございます!椿様のおかげで、昨年の煩悩を持ち越しながら年を越すことができました!()昨年は大変ご迷惑をおかけしました。今年も椿様とイチャイチャしたいと思いますのでこれからもよろしくお願いします! )





443: 椿 [×]
2025-01-01 20:32:56



だ、だって…。
直政さまが頑張れって仰るから、…。、


( 彼が昨晩の自分について言及する度椿の白い頬は火照り恥ずかしそうな蘇芳はじわりと羞恥に濡れて。そもそも、あんなに限界だったのに彼がお預けするようなことをした上に頑張れと焚きつけるようなことを言ったせいだと恥ずかしそうにポソポソと反論をするもののこちらの部が悪いのは火を見るより明らか。椿は彼の言葉にこくん、と小さく頷いては少し躊躇するような仕草を見せたあとで彼の耳元に真っ赤な唇を寄せては「 直政様は、満足なさいましたか、? 」とちょっぴり熱っぽさが残るような囁きを零して。 )





( / あけましておめでとうございます!!
こちらこそ直政様や背後様のおかげで晴れやかな気分で信念を迎えることが出来ました……!!!!!(笑)


こちらこそ、直政様と椿をたくさん甘々イチャイチャさせたいと思います…!!よろしくお願い致します……! )




444: 大祝直政 [×]
2025-01-01 21:09:42




う、…それはまぁ、確かに…。

( 昨晩の相手の痴態を蒸し返すようなこちらの意地悪に、蘇芳を官能的ににじませながら反論してくると至極最もな正論に言い返すことができなくなって。確かに、ぎりぎりの理性で暴走する熱を制御していた椿に油を注いで熱情を焚きつかせたのは紛れもなく自分。珍しく食い下がることなく弱ってみせると「 でも、盛り上がっただろう? 」と、それでも、そのお預けで燃え上がり、本来の椿の姿があらわになったのは紛れもなく事実で相手自身も燃え上がっただろうと問いかけて。こちらの囁きに、恥ずかしそうにしながらもうなずく相手に よかった。 と小さく呟くが、今度は椿から問いかけられると耳元で熱っぽく囁かれると不意を突かれたことでぴくり、と相手を抱く身体を震わせてしまい。昨晩椿にそこを弄ばれたことによって己も初めて自覚したが、どうやら耳元が弱点のようで、しかしそれがばれるのが嫌なのかすぐに平静を保ちながら「 あぁ、ものすごく。 」と想定より少し、いやかなり激しかったがそれでも甘く、濃密で、蕩けるような幸せな時間だったことを伝えて。 )



( / こちらこそよろしくお願いします!それでは背後は引っ込みますね。 / 蹴可 )





445: 椿 [×]
2025-01-01 22:01:15



盛り上がっ、………り、ましたけど……。



( どうやら自分のぽそりと零した反論は的を得ていたようだけれど、その次に続いた彼の言葉には今度はこちらがぎくりと弱ってしまう番。実際盛り上がった…というよりもむしろ盛り上がりすぎた程だったのだけれど、それを認めるのはちょっぴり恥ずかしいのか艶やかな唇をつん、と尖らせては恥ずかしそうに薄紅色の頬をした顔を彼の胸元に埋めてしまい。彼の耳元に囁いた途端にぴくりと可愛らしく彼の体が跳ねるのを見れば椿の単純な心はぞわりとざわついて、昨晩見つけたばかりの彼の弱点に囁けばなんとも可愛らしい反応を返してくれたのは記憶に新しい。彼もどうやら満足をしてくれたようで、椿もほっと頬を和らげては「 良かった、……お楽しみいただけたなら、頑張った甲斐がありましたもの。 」と彼の首に腕を回してはごろにゃんと甘えるように彼の首元にすり寄って。 )





446: 大祝直政 [×]
2025-01-01 22:51:05




…今度はあの着物でしてみようか。

( 声を上げさせられ、されるがままだったこちらよりも、熱情と本能の赴くままに乱れていた椿のほうが盛り上がっていたというのに、それを認めるのは癪なのか、艶やかな唇を尖らせてこちらの胸に顔を埋めて駄々をこねる相手にクスリと笑みを浮かべては静かに相手を迎え受け止めて、背中を優しく撫でて。子猫が甘えるように首筋にすり寄ってくれば、またぴくりと反応してしまいながらも上記のように、先日の百貨店で購入した花魁の着物を着れば、またひと味変わった甘い時間になるかもしれないと提案して。そうして二人で穏やかな朝の時間を過ごしていると、ふと、小さな花が咲き誇るお互いの身体を見やればやはりというか汚れていて、「 身体、流さないとな。 」とふと呟いて。結局、昨日は二人で身体を流して、昼食同然のフレンチトーストを食べて、甘い時間を送ってと、乾く暇もない一日であることを思い返しては苦笑して「 椿は歩けそうか…? 」と昨晩あれほど乱れていたため、また昨日の二の舞になったりしてはいないだろうかと心配して。 )





447: 椿 [×]
2025-01-02 00:00:21



!!
あ、あんな高級なお着物なんてダメです!…き、きっと汚しちゃう…。


( “あの着物”と彼の唇からぽろりと零れた途端にパッと椿の瞳がまんまるに開かれ、慌てて彼の首元から顔を上げればふるふる首を振って彼の提案にストップを。それからじわりと頬に朱色を散らしながら小さな小さな声で何とは言わないけれど“汚してしまうから” とそのストップの理由を付け足しては、一昨晩や昨晩の様子を見ていた彼ならきっとその意味が伝わるだろうとちらりと恥ずかしそうに彼を見つめて。暫くそうして彼の腕の中で彼の温もりを直に感じながら穏やかで甘いひと時をすごしていたものの彼の言葉にふと我に返れば確かにいつまで経ってもこうして彼に生まれたままの姿でくっついている訳にもいかないだろうと少し残念な気持ちを抱えつつも椿もくす、と思わず笑ってしまい。それから彼から投げかけられた質問にきょとん…と数回瞬きを繰り返したあとに昨日の朝(と言うよりも昼にほど近い)の失態を思い返しては慌てて“歩けます!”と答えようとしたものの、小さな悪戯心が湧いたのか「 ……、歩けません、 」と親に抱っこをねだる幼い子どものように彼に甘えるべくふるふると首を横に振って。もちろん彼の反応をた後になんちゃって、とネタバラシをするつもりではあるので椿としては本気で抱っこを強請っている訳でもなくて。 )





448: 大祝直政 [×]
2025-01-02 18:28:55




汚れてもいい着物ならいいのか?

( こちらの提案に対して、呆気にとられたように蘇芳の瞳が力一杯開かれて、慌てて首を横に振るう椿が拒否した理由を聞けば、確かに、お互いとんだ精豪なのだから、あの着物はただではすまなくなるだろうと、相手の察してほしいという視線に一理ある反応をして。では“それ用”の着物であれば良いのかと、もうその考えが出てからはすっかりその気でいるようで、やけに早い頭の回転で出た案を問いかけて。蘇芳の瞳を覗き込みながら、また足腰がおぼつかない状態になっていないだろうかと心配すると、どうやらこちらの不安通りに動けなくなっているようで。たしかに、昨日は相手が主導で動いていたので一昨晩とは比にならない疲労がたまっているだろうと、椿の身体を気遣えばそのまま抱き上げて「 じゃあ、このまま行こうか。 」とおたがい一糸まとわぬ姿で、窓から朝日の陽射しが射す廊下へと部屋を出ようとして。 )





449: 大祝直政 [×]
2025-01-02 18:41:50





汚れてもいい着物ならいいのか?

( こちらの提案に対して、呆気にとられたように蘇芳の瞳が力一杯開かれて、慌てて首を横に振るう椿が拒否した理由を聞けば、確かに、お互いとんだ精豪なのだから、あの着物はただではすまなくなるだろうと、相手の察してほしいという視線に一理ある反応をして。では“それ用”の着物であれば良いのかと、もうその考えが出てからはすっかりその気でいるようで、やけに早い頭の回転で出た案を問いかけて。蘇芳の瞳を覗き込みながら、また足腰がおぼつかない状態になっていないだろうかと心配すると、どうやらこちらの不安通りに動けなくなっているようで。たしかに、昨日は相手が主導で動いていたので一昨晩とは比にならない疲労がたまっているだろうと、椿の身体を気遣えば、策略に気づくことなくそのまま抱き上げて「 じゃあ、このまま行こうか。 」とおたがい一糸まとわぬ姿で、窓から朝日の陽射しが射す廊下へと部屋を出ようとして。 )



( / すいません、少し付け加えました…! )





450: 椿 [×]
2025-01-02 19:50:12



そ、……そう、言われてしまうと、…そうなりますが…。
あっ!新しいお着物はダメですよ!買いません!


( 彼の言葉にぎく、と肩を強ばらせたものの彼の言葉は理にはかなっているので椿もそれを受け入れざるを得ないようで小さく頷くことしか出来ず。……と思いきやハッと我に返ればさては!と言わんんばかりに言葉を付け足せば首をぶんぶんと横に振りながら新たな着物は買わないとちゃっかり拒否を。まだこの屋敷にきて、もとい彼と出会って日数が少ないながらも主人の性格は少しずつ理解しているようで椿の周防は真剣で。ちょっぴり甘えたかっただけ。さて主人はどんな反応かしらとワクワクしていればひょい、と軽い動作で浮き上がる体に「 ひゃあ!? 」と小さな悲鳴を上げながら彼の首元にきゅ、と抱きついては「 お、下ろしてくださいませ直政さま!重いですから! 」と乙女の恥じらいの言葉を慌てて零して。恥ずかしい、という気持ちももちろんあるのだけれど今はそれ以上に好きな人に抱っこされてる!という年頃の娘らしい着眼点の方が心配らしく。 )





451: 大祝直政 [×]
2025-01-02 20:34:01




あんなに高いものをまた買うわけじゃないさ。
そのための安いものを買うだけだよ。

( こちらの機転を利かせた提案を了承するようにこくりと頷くが、すぐに気がついたように首を横に激しく振りながらこちらの企みを看破するとこやつめなかなかやりおると感心して。しかし、それでこちらが引き下がるわけもなく、お金のことを気にする椿を安心させるために、それ用の安物を買うだけだと、先日買った芸術品にも匹敵するようなものは買わない( もちろん買うが )と説得して。椿の柔らかな身体を軽々と抱き上げ、そのまま朝日が差し込む浴場へと繋がる廊下へと出るが、腕の中の相手は小さな悲鳴を上げながら重いだろうと遠慮をするが、それでもその身体を下ろすことなく歩みを進めて。「 昨日は散々上に乗っていたじゃないか。大丈夫、軽いよ。 」と昨晩の乱れた椿の姿を蒸し返すような言い方をしながら其方の体重は身をもって理解していると告げては浴場へと入り、椿の身体にお湯をかけ始め。 )





452: 椿 [×]
2025-01-02 21:55:43




そ、それでもダメです!
もう充分にたくさんのお着物を戴いてますもの…!!汚すためだけになんて…!

( そのための安いもの、と言われてしまえば椿のまん丸の蘇芳はさらに大きく開かれては値段の問題ではないと首を振り。確かに彼はお金の心配をする必要のないほどの富を稼いでいると言えどただでさえ今自分にかけられている金額を考えてしまったらくらりと気が遠くなるほどの巨額なのだから、汚してしまうとわかっているのに着物を彼に買ってもらうなどしのびないと。……とはいえ、そもそも“汚さなければ良い”のだけれどそれを出来る自信が無いので今こんなことになっているのだが。昨日は散々上に乗っていた、と言われてしまえばもう何も言い返せずただただ頬を赤くして降参だと、「 っ~…もう、思い出させないでくださいまし、 」とよわよわ言葉を吐いてはせめて彼の手の負担にならないように体を押し付けるようにしてきゅ、と抱きついて。そうこうして風呂場に到着しては、ほっと柔らかいお湯にゆるゆると体の疲れも取れていくようで自分が主体だったのだから疲れているのは当たり前だけれど無理をして何回も付き合ってくれた(と、言うよりも付き合わせた・無理矢理啼かせたに近い)彼にここまで運ばせてしまったことに「 …お、お疲れなのに…我儘を申してしまいすみません…。 」と恥ずかしそうに頬を薄紅色に染めながらぽそりと謝罪をこぼして。 )





453: 大祝直政 [×]
2025-01-03 10:29:27




そう…か…、椿がそこまで言うなら仕方ないな。

( こちらが妥協案を提示してもかたくなに首を振って拒否を続ける相手に、今回の椿はなかなか手強いと、ひと味違うものを感じて。しかし、逆に闘志が燃え上がりなんとしてでもそれ用の着物を買おうと覚悟すれば、急にしおらしくなっていって。以前、ピアノを買ったときのように、こうやって弱った様子を見せたことで相手はピアノを買うことを了承してくれた。そのときの方法をまたやり始めれば、「 椿のその姿…見てみたかったなぁ。 」と、非常に、大変、至極残念そうに着物を着て乱れた椿を見てみたかったと呟いて。お互い裸のままで浴場に入ったため、そのまま二人の身体を洗い流して、湯船に浸かるまでスムーズに進み。己の身体に椿の背中を凭れかけさせ、こちらは背後から相手を包み込むような体勢で湯に浸かっていると、ふいにちいちゃな声で謝罪をこぼされれば「 気にしなくて良い。恋人の我が儘は可愛いものだよ。 」と、温かな湯によってほぐれた声色で、恋人という甘い響きの言葉を垂らしながら椿の身体を包み込むように背後から抱きしめて。 )





454: 椿 [×]
2025-01-03 13:05:19



!……ぅ、…。
─── ……た、高いお着物はダメですからね…?


( いつも凛とした彼のしおしおとした残念そうな表情に椿は ─── 椿だけでなくともきっと好いた相手にされたら女は誰でも ─── どうしてと弱くて。以前おんなじことをされてあっさりととんでもない金額のピアノを買ってもらってしまったのだから、今回こそは!と固めた決意は彼の寂しそうな黒瑪瑙を見つめればゆるゆると解けてしまい、遂には渋々と(とはいえ安いもの、という条件付きで)彼の提案を飲まざるを得ず。 何故か毎度毎度買ってもらう方と買う方の購買意欲が真逆なこの2人、椿はいつものように“本当にいいのかなぁ”と言わんばかりに眉を下げて。じんわりと体を温めてくれる湯のように、彼の“恋人”という呼称は椿の心にじわりと溶けてはそのまますとんと落ちて。想いが通じあったとはいえ、立場もあり家柄もある彼とは真逆のなんにも持ってない…しかも身を売っていなかったとはいえ花街出身の自分とではあまりに身分が違いすぎる為恋人と名乗ることは許されないと無意識にきめつけていたので椿の瞳は驚きに丸められた後に幸せそうにほろほろ綻んで。「 ─── こいびと、 」 とほろりと零れた声色はとても幸せそうで、泣きそうな程に幸せだというちぐはぐな気持ちのまま椿はそっと彼の手をとっては愛おしそうに指を絡めて。 )






455: 大祝直政 [×]
2025-01-03 14:05:08




…、!わかってる、安物を買うよ。
ありがとう椿!

( こちらの目論見通り、相手はこちらの弱った様子にはとんと弱いらしく、寂しげに振る舞う演技を見た途端に渋々と着物を買うことを了承してくれると、先ほどのしおらしい表情はどこへやらと言わんばかりにぱぁ、と明るい笑顔を浮かべては上記のように汚れてもいいものを買う( もちろん最高級の着物を買うが )と誓い、ぎゅう、と抱きしめて。しかしまぁ、先ほどは手強いと思っていたがこんなにもコロリと折れるとはちょろいな、と眉根を下げる椿とは正反対の意地悪な笑みを浮かべれば、早速今日お花さんのところへ伺おうと考えて。こちらの言葉を幸せそうに噛み締め、その響きをひどく大事そうに反芻しながら指を絡め取ってくると「 お嫁さんの方が良かったか? 」と、恋人という響きを気に入った相手を茶化すように、その過程を飛ばした呼び名の方が良かっただろうかと背後から耳元に囁くように問いかけて。 )





456: 椿 [×]
2025-01-03 15:44:34



なっ…!
……もう!ほんとうに安価なお着物だけですからね!


( 案の定けろりと明るい笑顔に戻ってこちらをぎゅ!と抱きしめた彼に分かっていたとはいえあんぐりと口を開ければ、やっぱりやられた…!とあまりにも好いた相手に甘くなってしまう自分に呆れたように頬を膨らませてはもう一度最後に釘を指すように買っても良いのは安価な着物だけだと告げながら自分も彼に答えるように彼の背中に手を回してぎゅ、と柔らかく力を込めて。恋人だなんて自分が立つにはあまりにも役者不足な場所に彼は選んでくれたのだと思えばやっぱりどうしようもなく嬉しくて、そんな幸せな気持ちを噛み締めていればふと耳元に囁かれた囁きに椿は小さな嬌声を漏らした後に「 っ、…そ、それは…… 」と顔を真っ赤にしてなんにも言えなくなってしまい。本音を言えば当然彼と恋人…否それ以上になれたらそれはもう死んでも良いほどに幸せなものなのだけれどそう易々となりたいと強請れるものでもなければ彼が良くても世間が許してくれないとふと思ってしまえばきゅうと眉を下げて。 )






457: 大祝直政 [×]
2025-01-03 16:38:02




わかってる。椿に似合うものを見繕ってくるよ。

( こちらのあまりの天邪鬼ぶりにまるで信じられないものを見たと言わんばかりにあんぐりと口を開けて、また抱き返してくると、釘を刺すような忠告に心得ていることを伝えるがその返答はあまりにもなげやりな声色で…。背後から囁いたことで驚かせてしまったのか、声がよく響く浴室内に椿の嬌声が反響して。こちらの囁きに言葉が詰まるように、いつまでも返答が聞こえないままでいると少し答えを、関係を急ぎすぎてしまったかと反省しては「 なんて、な。 」と二人の間に漂う気まずい空気のお茶を濁すように呟いては「 さ、あがろうか。 」と立ち上がって湯船から上がり、とうとう椿の眉を下げた赤らめた表情に気がつくことなく浴室から出ようとして。 )




458: 椿 [×]
2025-01-03 20:22:10



……もう…。


( 本当に分かっているのかしら、なんて言葉は今彼に何を言ってもきっと暖簾に腕押しだろうと諦めては困ったように眉を下げるだけに留まって。自分がこんなにも立場を気にして足踏みをしている間に、彼はきっとどこまでも先に行ってしまう。浴室から出ていってしまう彼に「 ま、待ってください! 」と声をかけてはそのまま彼の背中にぎゅうと抱き着いて。お互い生まれたままの状態で、更に先程まで湯船に浸かっていたということもありほんのりと暖かくきっと心臓のドキドキも彼に伝わってしまうだろう。きっと自分が迷っているこの沈黙に彼に誤解をさせてしまったと、決して彼に嫁入りをするのが嫌じゃないと伝われと言わんばかりにぴったりと体をくっつけたまま「 い、嫌な訳じゃないんです。…直政様のところに嫁入りさせていただけたら、愛する人の妻になれたらどんなに幸せか。…ただ、その…私では…花街育ちの女だなんて、直政様のお嫁さんとして相応しくないかしらと…思ってしまって。 」と小さな声でぽそりぽそりと自分が今最も恐れていること ─── こんな女を嫁に迎えて、周りの人に彼が悪く言われてしまわないかということだけが心配なのだと不安に濡れた声を彼の背中に落として。 )






459: 大祝直政 [×]
2025-01-03 21:04:50




おっ…と…。

( お嫁さんという言葉は単なる茶化しだったはずなのに、とうの本人からは迷いの様子が見えると、己と椿とでは価値観が違ったのだろうかとどこかチクリと痛む胸に気づかないふりをしながら浴室から出て。タオルで身体を拭こうとすると、濡れた背中にえも言われぬほど柔らかい、豊かな椿の胸が押しつけられひしゃげる感触が伝われば、急に官能的な暖かさにどくりと血流が早まって。続けて背後から聞こえてくる椿の不安な声色ながらも真摯な訴えにこちらの不安にどうやら杞憂だったようだと胸をなで下ろせば椿の方へとむき直してこちらからも抱き返して「 椿、俺は本当に好きでもない女性と身体を重ねたりする気はないし、妾を囲うつもりもないよ。 」と焦って弁明する相手を落ち着かせようと穏やかな声色でそう述べて。立場が違いすぎる。ふさわしくないと己を卑下する相手の言葉に、こちらがどれだけ本気かわかってもらうためにそう言うと「 俺たちを認めない人がいるなら、俺が椿を守る。だから、大丈夫だ。 」と椿の懸念を払拭するように優しく力強い声色でそう述べて。 )




460: 椿 [×]
2025-01-03 21:58:57



!!


( 嗚呼どうしよう言ってしまったわ、面倒臭い女と思われてしまうかもしれない。そんなドキドキを抱えながら彼の言葉を待っていれば、言葉よりも先に返ってきたのは彼の暖かい抱擁。それから椿の耳には彼の穏やかで暖かい声色がするりと入ってきて、先程までどきどきと嫌に早鐘を打っていた心臓がゆっくりと落ち着いていくようで。彼の言葉はどこまでも優しくて、またどこまでも椿との関係に真摯に真剣に向き合ってくれているもの。最初、想いが通じあっていることがわかった時はこうして繋がれるだけでも嬉しいと思っていた。けれど時間が経つ度に彼の隣に居たいと、彼の隣にいるのは自分がいいと立場を弁えずに願ってしまっていた椿にとっては彼の言葉はどこまでも心強くて。「 ……はい、 」とぽろりと一筋透明の雫を美しい蘇芳から零しては今まででいちばん幸せそうな顔をしてふわりと笑ってみせて。 )






461: 大祝直政 [×]
2025-01-03 22:21:09




うん…。

( こちらの真摯な訴えはどうやら相手の心へ届いたようで、腕の中にいる椿の表情がひどく幸せそうに綻ぶと、その表情につられてこちらの胸の中に暖かな感情が満ちていけば今はこの幸せを二人で享受しようとただ黙って抱き合い二人の熱を与え合って。…と、思っていたのだがふと思い出したのは、この浴場に来る前の椿の言葉。心配そうに問いかけたこちらの言葉に相手は『 歩けない 』と言ったはず。いくら昨日より慣れたとはいえ、今回は椿が主導で動いていたため筋肉疲労も相当なはず。しかし先ほどの椿は軽やかな足取りでこちらを追いかけてきていた。「 椿、さっきは歩けないと言ってなかったか…? 」と、もしやと、疑いの目をじろり、と相手に向けて。 )





462: 椿 [×]
2025-01-03 23:08:26





そ、それは……えと、その、…。


( ぎく。と椿は先程まで柔らかく彼に抱き着いていた体を強ばらせてはこちらに疑いの視線を向ける彼の黒瑪瑙からぎぎぎ…と静かに視線を逸らしながらどきまぎと真実を明かすのを躊躇って。ただ直政様に抱っこされたかっただけ、なんて正直に言ってしまったらきっと子どもっぽいと笑われてしまうしもっと言えば呆れられてしまうかもしれない。先程お互いの中を深め合ったばかりなのにこんなところで溝を作るのは…けれど主人に対して嘘をつくのは…とぐるぐる考えた結果、風呂で温まり血色の良くなった頬や肩あたりを羞恥で真っ赤に染めながら蚊の鳴くような声で「 ……直政さまに、抱っこ、してほしくて…。ご、ごめんなさい…。 」と今にも穴があったら入りたいと言わんばかりの恥ずかしそうな呟きと謝罪をぽそりと零して。 )






463: 大祝直政 [×]
2025-01-04 01:19:48




嘘をつくような子にはお仕置きが必要かな?

( 暖かなお湯と生肌による体温によってほぐれていた椿の身体はこちらの言葉によってまるで錆びついた機械のようにぎこちない動きになると、疑いの目がだんだんと深まっていき。こちらの視線に耐えることができなくなったのか、お湯で温まって上気した顔の赤さが耳や肩にまで広がり、やがて嘘をついたことを正直に白状すると、その理由に呆れたように、しかたないなと言いたげな笑みを浮かべて。しかし嘘をついたことは事実。そんな悪い椿には罰が必要かと上記のように脅せば「 お預け、しようかな? 」と、昨日、溢れ出す熱情を発散できずに苦しそうにしていた相手を思い出してはまたその時間が必要かと脅して。 )




464: 椿 [×]
2025-01-04 01:47:08



っ、や(嫌)…!
……お預けは、…や、です。


( 彼の言葉にパッと慌てて顔を上げれば考えるよりも先に唇から拒否の言葉が零れ。勿論恋人とはいえ彼が自分の主人であることには変わりがないので嘘をついてしまったお仕置、というのは当然だし椿がそれを拒否する権限などあるはずもなく。だがしかし、思い出すだけで腹の奥がずくんと疼いてしまうようなどうしようもない行き場のない熱情渦巻く身体はもう体験したくないのだと椿はふるふる首を横に振って。まるで身体が自分の身体ではないように疼き、乾き、そして熱を欲してしまう、だがしかし自分ひとりではどうすることもできないというあの感覚。椿はふるり、と身震いをして無意識に自分の体を彼に押付けては「 そ、その他でしたらなにでもいたしますから…。 」と切なそうに揺れる蘇芳で彼を見上げて。 )






465: 大祝直政 [×]
2025-01-04 11:40:01




…っ、。…大丈夫、今回はお預けはしないよ。

( 『 お預け 』の言葉に過敏に反応するように、逸らしていた視線をガバと上げて強い拒絶の返答をすると、まるで己が椿の手綱を握っているような、掌の上で転がしているような支配感にぞくりと背筋が震えて。既に深い段階まで躾がされている相手に、安心させるような声色でお預けはしないと伝えるが『 今回は 』の部分を不穏に強調していて。男に媚びるように切なそうに潤んだ蘇芳の瞳でこちらを見上げながら、献身的に自身を差し出す相手に「 なにでも…か。じゃあその時は大事にとっておこうかな。 」と、椿を好きにできる時間は来るべきときのために温存しておくと、意地悪そうな笑みを浮かべて告げれば椿の頭にタオルを乗せて、こちらも体を拭き始めて。 )





466: 椿 [×]
2025-01-04 16:03:36



…こ、今回は…。


( どこか先程より熱っぽくなった彼の黒瑪瑙は真っ直ぐに此方を見下ろしていて、どうやら“今回は”お預けはしないらしい彼の言葉に安堵半分不安半分といった様子で椿はぽつりと言葉を繰り返し。今回はということは次は無いということなのかしら、次はお預けをされてしまうのかしら。そんな不安の混じった蘇芳を彼に見つめたものの、残念ながらその視線は頭に被せられたタオルにぱさりと拒まれて。「 お、…お手柔らかに…。 」 と意地悪な笑顔の主人(それでも椿はあさましくときめいてしまうのだけれど)を見上げながらあまり意味を成さないであろうお強請りをひとつ零しては主人にならって椿も頭からつま先までタオルでぽふぽふと水分を拭いていき。 )






467: 大祝直政 [×]
2025-01-04 18:01:54




…ふぅ。

( 湯上りの乳繰り合いもほどほどに、湯冷めしないように全身を拭き上げ、未だ水分の残る髪をかき上げては艶っぽく上記のように一息を。その様は昨日、椿の熱情が煽られた色っぽい姿で、謀らずともそんな姿になってしまうのは魔性というべきなのか。しかし、今日は戯れあう時間はないらしく、早々に衣服を身に着ければ「 椿、俺は今から仕事の支度をするから、朝食の準備をお願いできるかな? 」と、昨日、起床したのは昼だったとはいえ、そのまままた椿と肌を重ねて一日を過ごし、仕事を休むことになったため、二日続けてそんな理由で仕事を休むわけにもいかなくて。濡れた髪を隙間から黒瑪瑙を覗かせながら椿の蘇芳を見つめて問いかけて。 )





468: 椿 [×]
2025-01-04 18:41:52



っ、…。


( 湯上りの美男というものはいつだって心臓に悪く、それが想い人…ましてや恋人ならば尚更椿の心臓を乱すというもの。椿はぶわりと頬を赤らめてはなるべく主人の方を見ないようにしてそそくさと浴衣を着付け ─── たものの主人から声をかけられれば勿論そちらを向かざるを得ず、艶やかな黒髪から覗く黒瑪瑙に見つめられればくらくらと目の回る心地がしつつも彼から食事の用意を命じられれば「 も、もちろんです!少々お待ちくださいませ! 」と頬の赤らみやまだしっとりと濡れた髪をそのままにぱたぱたとその場から…否、彼の魅惑的な黒瑪瑙から逃げるようにぱたぱたと台所の方へと走っていき。─── 本日の朝食はオニオンスーブとサンドイッチ、それからフルーツの盛合せ。さすがに白米を炊く時間はなかったために自分が唯一知っている洋食で自分でも作れそうな簡単なものにはなってしまったけれど朝食としては申し分ないだろう。なにだか久しぶりに自分でご飯を作ったような気がして、もう少し家事を任されたものとしてしっかりしなければ…!と改めて気を引き締めれば、髪を緩く三つ編みにしたりと見目を整えながら主人が来るのを待って。 )






469: 大祝直政 [×]
2025-01-04 19:48:32





( 己が今どんな格好をしているか、など百も承知だがいい加減己の裸にも慣れてきてくれた頃だろうという油断によっていまさら隠す必要も恥じる必要もないだろうと決めつけていて。しかし今の己は湯上りによって上気していて、血色がよく見えるという付加効果によって魅力が倍増しているということに気づいていなくて、こちらから逃げるようにそそくさと浴室を出ていく相手に首をかしげて。そうして自室へと戻れば、スーツに着替え、今日は眼鏡を着用して、と昨晩の乱れ用からは想像もつかないほどパリッとした身なりに様変わり。椿が作ってくれた朝食の松台所へと向かうと「 あぁ、いい香りだな。 」とあたりに漂う幸せの香りに頬を緩ませながら、食卓にて朝食を作って待っててくれた椿に声をかけて。 )





470: 椿 [×]
2025-01-04 21:53:18




直政さ、ま─── …!!!
……すてき、です。とても。


( まだかな、もう少しかしら。ちょっぴりそわそわしながら主人を待つこと少し。彼の声にパッと顔を上げればそこに居たのは精錬された美しいスーツ姿に眼鏡姿のよく似合う色男。椿はポポポ、と色白の頬を薄紅色に染めては真っ直ぐに愛おしい彼を瞳に映しながら初めて見る彼の新しい姿にまた椿の心は彼にときめいて。それから甲斐甲斐しくテーブルに朝食をサーブしていけば「 足りなければ新たに作りますから、仰ってくださいね。スープはおかわりもございますので。 」とにこにこと微笑みながらなにだか久しぶりの家事をすっかり楽しんでいるようで、彼が留守の間はお洗濯をしたりお掃除をしようかしらと今日一日のスケジュールを大雑把に頭の中で組んでいき。 )





471: 大祝直政 [×]
2025-01-04 23:12:40




あぁ、ありがとう。

( 電灯以外にも、柔らかな朝日の日差しによって照らされる台所は情欲がみじんも感じられず、ただ穏やかな風景が広がっていて、なんだか久しぶりに二人の間に平穏な空気が流れ始めたような気もして。こちらのことを待っていてくれた椿が熱情のかけらもなくただ恋する乙女のように頬を染めて己の外の世界での勝負服姿を褒めたたえてくると、賞賛の言葉はいいものだと素直にお礼を述べて。食卓に着けば、ホカホカと湯気を立てる朝食が運ばれてきて、「 いただきます。 」と手を合わせれば早速スープを一口啜り。体の中から温められ、ほぐれていくような感覚に「 ほぅ 」と一息つけば花のような笑顔を咲かせる相手に「 あぁ、とてもおいしいよ。 」とほろほろとほころぶ笑顔でそう告げては一口にスープを平らげたらしく「 おかわり。 」とその器を相手に差し出して。 )





472: 椿 [×]
2025-01-05 00:30:34





……ふふ、はい。


( 彼の元に買われてから暫く、料理は慣れてきたとはいえまだ少し主人に食べてもらう時は上手に出来ているだろうかと不安になってしまうもの。美味しいという彼の言葉に嬉しそうに微笑めば、あっという間にスープを飲み干してしまった彼にぱち!と驚いたように蘇芳をまん丸にしたあと嬉しそうにぱっと花が咲くように笑って両手で器を受け取り。勿論美味しいと言って貰えることも嬉しいけれど、それ以上にこうしておかわりをしてもらてると嗚呼本当に気に入って貰えたんだなぁと嬉しくなってしまう。椿はぱたぱたと台所に戻り丁寧に黄金色のオニオンスーブを器に盛り付け、ぱらぱらと上にみじん切りのパセリを少し散らせばまた彼の元へとサーブをして「 お熱いので、火傷なさらないようにゆっくり飲んでくださいね。 」と穏やかにふわふわ笑いながら嬉しそうに彼が食事をしているのを見つめて。 )






473: 大祝直政 [×]
2025-01-07 16:04:41




驚いたよ。いつの間にか椿もこんな料理を作れるようになったんだな。

( 相手にスープをよそってもらう間、食卓に並べられた卵サラダのサンドイッチを一つ、口に運んで。ほろほろとほぐれる卵とふわふわのパンを頬張れば昨日の甘ったるいフレンチトーストもたまには良いが、やはり朝はこうやって塩みのあるものがしっくりくるなと、味わいながら心の中で独りごちて。椿から器を受け取れば、この暖かな湯気をたてるオニオンスープも、色とりどりのサンドイッチも、花街出身の相手にしてはなにかとハイカラ気味な献立で、いつの間にこんなレシピを覚えたのだろうかと感心しながら朝食を平らげていって。 )





474: 椿 [×]
2025-01-07 21:18:35




少しづつ、洋食をお勉強していて…。

( 彼の言葉に嬉しそうにふわりと微笑んでは屋敷の中にある書斎やお手伝いさんから色んな洋食を勉強しているのだとちょっぴり恥ずかしそうに答えて。昔は芸事にしか興味がなかった自分も、主人のためならば初めて手をつける料理も掃除も洗濯も全て楽しく吸収できるのだから恋というものは不思議なもの。椿は花がほころぶような柔らかな笑顔を浮かんでは「 直政様に、たくさん美味しいものを食べて頂きたいんです。 」と言葉を付け足せば両手を顔の横でぐっと握ってがんばります!と言うような仕草を見せて。 )





475: 大祝直政 [×]
2025-01-10 15:59:27




…そうなのか。少しも気づかなかったよ。

( 花街という、海外の文化が広まりにくい隔たれた土地で育った椿がここまで洋食を上達したのは勉強したから。書斎に変わった様子はなかったし、手伝い屋からも話を聞くことはなかったために気づくことができず、おかげで驚いたと柔らかな笑みを浮かべながら上記を述べて。上達した料理はこちらのため。そうやって笑みを浮かべながらポーズで心意気を示してくると「 あぁ、ありがとう。期待しているよ。 」と椿の頭を撫でれば「 さて、そろそろ仕事に行かないと。 」 といって仕事用の鞄を手に提げれば玄関へと向かい。 )




476: 椿 [×]
2025-01-11 22:25:49



ふふ、
乙女の努力は見せないのが美徳ですもの。


( 当然彼が仕事に行っている最中に勉強していたし、わざわざそんなことをしているだなんて努力を口にするのも無粋なもの。椿はほろほろと雪が解けるように微笑んでは優しく頭を撫でてくれる主人の優しくて大きな手を心地良さそうに受けて。想いが通じ合い、体を重ね合って初めて彼が家を留守にしてしまうとなるといつもの事ながらもちょっぴり寂しく思ってしまうのは仕方の無いこと。だがしかしそこで駄々を捏ねたり寂しそうな顔を見せるほど子供では無いので、椿はにっこりと微笑めば「 はい、いってらっしゃいませ。……お早く、帰ってきてくださいまし。 」 と最後の最後に小さな小さな恋人としての我儘を零しながらも侍従らしく主人をしっかりと送り出して。 )






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