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花一匁(〆)/382


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自分のトピックを作る
332: 椿 [×]
2024-08-08 19:29:52




─── 私も、お慕い申しております。

( ふわりと彼に抱き上げられれば、まるでガラス細工を扱うようにそっとふかふかのベッドに寝かせられる。いつも彼が寝ているのだから当たり前だけれどもベッドからはほんのりと彼の香りがして、少しだけ緊張が和らいだのか椿の体からは程よく緊張が抜けてゆき。今日だけで一体何回のキスを彼と交したのか、もう数え切れない程だけれどそれでもいちいち彼の唇が触れるだけで椿はぴくりと小さく反応しそれから頬を赤らめて。だんだんとそれが深く濃密になってつれて、また彼の黒瑪瑙が先程のようにどろりと蕩けた妖しい光を帯びたものになっていくのを見て椿はぞわりとこれから訪れるであろう快楽に体を期待に震わせ。愛している、と今までの人生で聞いた事がないほどに愛情深く、また慈しみに満ちた優しい声色で囁かれれば椿もまた、椿人形と呼ばれていた顔を花のようにふわりと綻ばせながら囁いて。─── 知らない男に酷く扱われ奪われるとばかり思っていた自身の初物は、前後不覚になるほどの快楽と愛情に満ちた幸せなもので椿はそのまま最後にはこてりと気を失ってしまい。 )



( / ゴールインおめでとうございます…!次は…婚姻とかかな……!と背後は早くもソワソワしております!
スキップについてはもちろんです!軽く最後の最後に次(翌日?)に飛ばしやすいようなロルを入れておきました…! )




333: 大祝直政 [×]
2024-08-08 21:59:18




( 初物ということで、最初は椿の身体に負担がかからないように優しく、優しく、穏やかに熱を貪っていたが、肌が重なるたびに相手の身体が跳ね上がり、甘い嬌声をあげれば、それはこちらの興奮を煽るばかりで、だんだんと拍車がかかり、相手を気遣う余裕もなくなっていき。相手を悲しませてしまった分、悦ばせようとひたむきに椿を愛し、満月の夜空がだんだんと薄闇に、そして東の空にはぼんやりと太陽が滲み始め、ついには2人のいる部屋に曙光が差し込む時間まで2人の甘い時間は続き。ちょうど力尽きてしまったらしい椿の顔は朝陽に照らされて、どこか幸せそうな表情を浮かべながら瞼を閉じる相手に「 おやすみ、椿。 」と、小さく囁いてその唇に優しく軽いキスを贈れば、こちらも体力の限界だと隣に寝転び。眠りに落ちてしまう前に、相手の頭に腕を回して腕枕の形に、空いた手で相手を包み込むように優しく、それでいて力強く抱きしめればこちらも力尽きたように、生まれたままの姿で眠りに落ちて。 )


( / そうですね…!いつかは白無垢を着てもらって、指輪をつけあって…といろんなイチャイチャイベントをしていければなと思っております!

ご配慮ありがとうございます!お陰様でロルを回しやすく、椿様も美味しくいただけました…! )




334: 椿 [×]
2024-08-08 22:56:09



─── ん、…。


( もうお天道様が真上に在る頃。なんとも言い難い体の気怠さと鈍い腰や下半身の痛み、それでも不思議と満ち足りた気持ちで椿は薄らと蘇芳を開けば、目の前にあるのは生まれたままの姿で涼し気な美貌で眠る主人の姿。微睡みの中でもそれを認識すれば椿の脳は一気に目覚め、昨日何があって、自分がどれだけ乱れてしまったのかを思い出せば林檎のように頬を真っ赤に染めて。嗚呼そうだ、私は昨日 ─── と自身の体の至る所に咲いている小さな花のようなキスマークを見下ろしては浅ましくもまた体を小さく震わせてしまい。なんとも言い難い下半身の怠さの中に在る物足りなさに気付かぬ振りをしては、昨日…というか今朝まで嫌という程唇を交わしていたにも関わらず、静かに目の前で眠る彼がなにだかとてもかわゆく見えてしまい椿は静かにその唇に自らのそれを重ねて。 )



( / わぁあ素敵です…!漸く思いも通じたことですし、ぜひイチャイチャイベント重ねていきましょう……!!!!
とんでもないです!こちらこそあらためてよろしくお願い致します…!/蹴り可 )





335: 大祝直政 [×]
2024-08-08 23:19:24




ふっ、ん…?

( 興奮によって気づかなかったのか、流石に一晩中動いていたとなればかなりの疲労が蓄積されており、2人を照らす陽光がすでに直上にまで登っても静かに寝息を立てていて。すると、気持ちよく眠っていたというのにその静かな呼吸が阻害され、夢現の意識が息苦しさによって現実へと引き戻されれば未だ重い瞼を必死にこじ開けてはこちらの眠りを邪魔するものを確認して。というのもこの屋敷には2人しかいないのだから犯人は決まっているもので、やはりというかぼんやりとした視界でもそのはっきりとわかるほどの美貌の顔が映り。この顔の近さ、やけに寝息が苦しいかも思えば寝込みを襲って唇を奪ってきたのか。そんなおいたをする椿にはこうだ、と不意をつくように、繋がれた唇から舌を侵入させ、相手の舌と絡ませて。ひとしきり味わった後、口から舌を抜き取れば2人の唾液が混ざり合った糸がつー、と伸びて2人の間に垂れ落ち、枕のシーツに染みを作り。相手の口端にも垂れてしまった唾液をこちらの指で拭い取ってあげながら「 おはよう、椿。 」と穏やかに微笑みながら挨拶をして。 )




336: 椿 [×]
2024-08-09 01:16:39




ん、む ─── ッ!?

( なかなか起きない彼にこれ幸いと言わんばかりにちゅ、ちゅ、と子供の戯れのようなバードキスを続けていたのも束の間、完全に油断していた口内にぬるりと彼の肉厚な舌が入りこめばびくりと体を跳ねさせて思わず瞳を丸く見開き。何時から起きて…!?という驚きの声が言葉として漏れ出ることはなく、ただただ唇と唇の間から昨夜の情事を彷彿とさせるような甘ったるい吐息が盛れるばかり。散々に口内を蹂躙された後にようやく解放されては、ぼんやりと熱にとろけた視界には自分と彼を繋ぐ扇情的な銀の架け橋とその向こうで満足気にどこか艶やかな肌をした美丈夫が微笑んでおり。「 お、…はよ、う、ござい…ます、… 」と甘ったるく荒い呼吸を繰り返しながらもなんとか朝の挨拶を返しては、彼が眠っているのを良い事に勝手にキスを落とすだなんて行為を見られていたこともそれから昨日の行為も、全てを引っ括めて頬に朱色を散らして昨夜で少しだけ枯れてしまったのか小さな掠れた声で挨拶を返し。 )





337: 大祝直政 [×]
2024-08-09 06:41:57




あぁ、昨日は散々鳴いたからな…。

( 先程まで繋がっていたせいか、唾液でてらりと妖しげな艶を放つ椿の小さな唇から、普段の鈴のような声からは想像できない枯れた掠れた声が聞こえてくると、昨夜の乱れた姿の椿をわざわざ蒸し返すような台詞をほざいて。相手の唇と同じように、お互いの唾液で潤った唇を確かめるように指で撫でれば「 やっばり、花街では寝込みを襲うよう教わるのか? 」と、生娘といえど、花街ではそういった床の上での必勝法のようなものも講義されるのかと、こちらが寝ている間に好き勝手して、自身で恥ずかしがる相手に追い討ちに等しい意地の悪い言葉を投げかけて。ふと、視線を下に見遣ると椿の美しい肢体に刻まれたいくつものキスマークが目に映り。椿の肌のその瑞々しい感触が癖になってしまいそうになるのと、吸いつくたびに艶やかな声があがるのがどうしてか楽しく思えて執拗に吸い付いてしまったのだったと昨夜のことを思い出し、何を思ったのかそのキスマーク一つ一つを辿るように指先で撫でれば「 綺麗だ。 」と、うっとりとした、どこか熱のこもった視線でそう呟いて。 )




338: 椿 [×]
2024-08-09 08:31:39



っ、……!
私、まだ、床の事はなにも……っご、ごめんなさい…。


( 声の枯れた理由について言及されてしまえば、パッと両手で口を押えてまた一段と頬を赤らめ。自分でも昨日散々あられもない声を出してしまった自覚はあるけれど、そもそも彼が手で口を塞ぐのを許してくれなかったのだからと責任転嫁をしようとするもそうすれば自ずと昨晩のことが脳裏を過り椿は何も言えなくなってしまう。そうして続けて質問された彼の言葉に思わず言葉を詰まらせては、恥ずかしそうにふる、と首を横に振りながらも先程のキスは教えられたものではなく自らが我慢を出来なくなってしまった結果だとちいちゃな声で答えてははしたない女だと思われてしまったかもと恥ずかしそうに謝罪を。つぅ、と突然体をなぞられれば「 っん 」とまだ簡単に快楽を拾ってしまう椿の体はびくんと跳ねて、彼の熱っぽい溶けた瞳が自分の体をじっと見つめていることに小さく首を振って「 み、見ちゃだめ…… 」と恥ずかしそうに零して。 )






339: 大祝直政 [×]
2024-08-09 09:53:22




…じゃあ、あれが椿の素直な心ということか。

( 先程のキスは花街で教わったものではなく、椿が自発的に、したかったからしたものだと恥ずかしそうに答えられると、昨晩…というより今朝までの乱れた相手の姿とは打って変わってまるでうら若き少女のような純真を告白してくると、なんだかこちらまでむず痒くなって。気を失う前まではあれほど曝け出してくれたというのに、今更一糸纏わぬ姿を見られることに抵抗があるのか恥ずかしそうに嫌々と首を振る相手だが、その行為はこちらの興奮を煽ることにしかならないことに相手は気づいていないようで。一瞬意地の悪い心が芽生えそうになるが、健全な( というには程遠い格好をしている2人だが )朝から戯れあっては歯止めがかからなくなるだろうから「 …悪い。 」と目を逸らして珍しく追い討ちはかけないようで…なんてことはなく、己が目を逸らして相手が油断したところに、がばりと覆い被さって鎖骨あたりに吸い付けば真新しいキスマークが咲き誇り。先ほどと同じように新しくできたキスマークをなぞれば「 うん、綺麗だ。 」と囁いて。さて、と朝から戯れ合うのもいい加減に、どちらのものともわからない体液で汚れた体を清めようと思えば「 体、流しに行こうか。 」と先にベッドから降りて寝転がったままの相手に手を差し伸べて。しかし、先にベッドから降りたことによって一瞬相手に背中を向けるが、その背中には相手が夢中で縋りつき、引っ掻いてしまったらしい爪痕が無数に刻まれていて。 )





340: 椿 [×]
2024-08-09 11:15:03



っ、……だ、だって。
昨晩は、すごくかっこよくて素敵だった直政様が…眠っていらっしゃる姿が、可愛くて。


( 私は床のことをなんにも知らないのに朝からあなたに欲情してキスをしました、と白状しなければならないなんてなんと恥ずかしいことか。椿は耳や首までを真っ赤に染めながらちいちゃな声で白状をしていけば、己に突き刺さる彼の視線が耐えきれなくなったのか恥ずかしそうにパッと両手で顔を隠してしまい。屹度意地悪される、と覚悟をしていたのにアッサリと視線を逸らした彼にどこか拍子抜けしつつもほっと安心したように一息を吐いた途端、油断した椿の体はあっという間に組み敷かれて太陽の光がまんべんなく差し込む明るい室内に柔らかな体を晒して。そうして彼に鎖骨あたりにじゅ、と吸いつかれては、「 っひゃ 」と甘さを含んだ悲鳴が漏れて。綺麗だ、なんて微笑まれてしまっては怒ることも出来なくなり、ただただ椿は恥ずかしそうに自分の手で体を隠すことしか出来ず。立ち上がる彼をぼうっと視線で追えばその逞しい背中には無数の引っかき傷のようなものがあり、まだ真新しいそれは紛れもなく自分が付けてしまったものだろう。快楽の波に流されないようにと必死に彼にしがみついたその証は、痛々しい中にも昨夜の激しさが垣間見えてどこか生々しい。「 な、直政様ッ……背中、私、たくさん引っ掻いて……申し訳ございませ ─── っぁ、 」と悲鳴にも似た声で謝罪をし慌ててベッドから降りようとするも下半身に上手く力が入らずにそのままかくん、と床に座り込んで。 )





341: 大祝直政 [×]
2024-08-09 12:34:22



わ、わかった…!わかったから!

( こちらとしてはそれほど問い詰めたつもりではないのに、明け透けもなくこちらを褒め称えたり、我慢できなかったと告げたりする椿の白磁の肌が朱色に染まっていくとそれ以上はなんだかこちらまで相手の恥ずかしがる姿に釣られてしまいそうに止めさせて。ベッドの外から手を差し伸べているとなにやら悲痛な声色で慌て始める相手に首を傾げて。その瞬間、こちらに寄ってベッドから降りようとする相手がまるで操り人形の糸が切れたようにかくりと床にへたりこんでしまえば「 だ、大丈夫か?椿…。 」と顔を覗き込みながらそう問いかけて。やはり、初物に一晩中というのは酷すぎただろうか、椿の身体に負担をかけすぎただろうかと心配して。己はというと昨晩の余韻である、甘く疼く腰の痛みはあるが相手のように腰が抜けるというほどのものでもなくて、その場から動けないでいる相手を抱き上げればまた昨晩のように優しくベッドに寝かせてあげて。それにしても、と先ほど椿が言いかけた『 背中 』『 引っ掻いて 』と言葉を頭の中で反芻していると、そういえば、なにやら背中がひりひりするようなと気にし始め。自身では確認することができないため今の今まで気づくことが出来なかったが、鏡で己の背中を確認すると、そこには相手にとってのキスマークの代わりとばかりに椿の痕跡が無数に刻まれていて。「 あぁ、気にしないでいい。それだけ椿も必死だったってことだから。 」と気遣っているのか、それとも意地悪なのか、またも昨晩の乱れた姿を蒸し返すような発言をしながら己もベッドに上り、負担をかけてしまった椿の腰を労わるように撫でて。 )





342: 御影 みき [×]
2024-08-09 13:33:44





ご、ごめんなさい……足に力が入らなくて、…。

( 情けなくぺたんと座り込んだ姿を見られてしまったのが何だかとても恥ずかしくて情けなくて、姐さん達がこんな風になっているところは見た事がないのにと顔を林檎のように真っ赤に染めながらもちいちゃな声で応えて。ふと彼に抱き上げられればそのまま昨夜のようにベッドに優しく寝かされて、このままでは1人で風呂場に行くのもままならない…と情けなさと恥ずかしさで頭がぐるぐると混乱するような気すらもしてしまい。どうやら背中の引っ掻き傷に気が付いたらしい彼に気を遣っているのかそれとも意地悪で言っているのかどちらともつかない…更に昨晩の情事をふと思い出すような発言を受ければ羞恥で潤んだ瞳で彼を見つめながら「 っ、……だ、だって…気持ち良すぎて、おかしくなっちゃうかと、…思って、……。 」とよわよわ小さな声で乙女の反論を。 )






343: 椿 [×]
2024-08-09 13:34:29



( /大変失礼致しました名前の変換を忘れておりました…!!!! )





344: 椿 [×]
2024-08-09 13:34:30



( /大変失礼致しました名前の変換を忘れておりました…!!!! )





345: 大祝直政 [×]
2024-08-09 14:46:20




いいんだ、俺が少し羽目を外しすぎたから。

( 今まで経験したことがない鈍い痛みに困惑するように、顔を赤ながらしおしおと申し訳なさそうに、消え入りそうな声で謝罪する椿に、相手をこうさせたのは他でもない己が無理をさせてしまったせいなのだからと反省するかのように上記を述べて。相手をベッドに寝かせると太陽が直上まで昇った時間帯では今の椿の姿は少々刺激が強く感じ、ふと目に入った、無造作に脱ぎ捨てられた己のバスローブを相手に着せてやるが何故だか煽情さに磨きがかかってしまい、どくり、と鼓動がいくらか早くなり。相手の腰を優しく撫でていると、羞恥に潤んだ蘇芳を向け、こちらの、相手の痴態を蒸し返す言葉によわよわと反論するが、その台詞もその表情も、こちらの劣情を煽るばかりで、眉根を下げて少し困ったような表情を浮かべれば「 椿、君はあまり男を惑わせないようにした方がいい。 」と、先ほどから、寝込みのキスを注意された時といい、キスマークだらけの肢体を眺められる時といい、新しいキスマークをつけられた時といい、椿の一挙手一投足が男を煽る材料なしかなっていなくて。もちろん、悪気があって、故意でやっているのではないだろうがそれでも自然と男を誘惑してしまうのはさすが花街育ちというべきか、もしくはその美貌によるものと天性の才能というべきか、とにかく無意識でやられてはこちらも理性がもたないため釘を刺すように注意して。 )


( / 大丈夫ですよ!こちらとしては掛け持ちをしていることは全然気にしていないので、これからも末長くお相手願います…!返信ペースも気にしないのでお身体にお気をつけください…! )





346: 椿 [×]
2024-08-09 17:32:25



い、いいえ!
……私も、もっとと強請ってましたから、…。

( 彼の反省したような声色に慌てて否定をすれば、元はと言えば体力のない自分の責任だしそもそもあの時だって彼を拒んでいなかったのだから同罪だ。椿は柔らかくて温かなバスローブを着せられて小さな声でお礼を言えば、それでもバスローブの襟元から覗くふんわりとした膨らみに昨日たくさん彼に愛された証であるキスマークがたくさん見えるのが少し恥ずかしくてほんのりと耳を赤くして。小さな声で反論をすれば、なぜだか彼は困ったような顔をして此方に釘を刺すような注意の言葉を零すので椿は一体どれのことか分からずにいつの話だろう…と首を捻り。そもそも自分が誘惑しようと自覚のある状態で彼を惑わせたのは昨晩のあの爆弾衣装を着た時だけだったので、「 ……(あの衣装は)お嫌、でしたか……? 」と絶妙に彼と会話がズレた状態で問いかけて。 )




( /お気遣いありがとうございます…!
背後様こそお体にお気をつけてお過ごしくださいませ…! )






347: 大祝直政 [×]
2024-08-09 19:37:59




( こちらの言葉を否定して、己の落ち度でもあったと反省の弁をこぼすと、相手の小さな唇から紡がれる言葉によって昨晩の記憶がいやでも蘇り。相手の発言を否定できなかったのは、事実相手が悪い部分も多分にあったこと。お互いの熱が最高潮に達し、やがて弾け散って一息つこうとしても、椿の腕と脚は一向に解放してくれずに次を求められたことを記憶の中で思い起こせば、相手はこちらに非はないと言ってくれたのにこちらは相手の言葉を否定せず、バツが悪そうに目を逸らしてしまい。こちらの言うことが理解できないのか、もしくはどのことを言っているのかわからないのか、不思議そうに首を傾げながら嫌だったかと問いかけると「 そんなことはない。 」と、相手ほどの美貌の持ち主に誘惑されてしまうのは男冥利に尽きるもので即座に否定して。頬を赤らめて潤ませた蘇芳を負ける仕草も、ほとんど隠しきれていないのに、恥ずかしそうに身体を隠そうとする仕草も、今のバスローブの合わせ目からキスマークが浮かび上がる胸元を覗かせる姿も、それは男を炊きつかせることにしか繋がらず、椿はそれを知らず知らずのうちにやっていることもあってことさらタチが悪い。これが魔性というものなのだろうか、なかなかわかってくれない相手に頭を抱えれば「 椿は、俺がいつも胸をはだけさせて、目を潤ませてたらどう思う? 」と、今の相手がどのような状況かを例え話で遠回しに指摘して。 )



( / ありがとうございます!それでは背後は引っ込みます! /蹴可 )





348: 椿 [×]
2024-08-09 20:42:50



な、直政さまが…。
ええと、……扇情的だから、…あんまりしないでほしいです…。


( 彼の突然の例え話にきょとん…と不思議そうに蘇芳をまん丸にしては、ゆっくりと起き上がりながらそのままベッドにぺたりと座って。そうして何の話かしらと思いながらも彼の言った通りの状態の彼を想像しては、そのあまりのセクシーさにぽぽぽと頬を赤らめながらも素直に首を振って。あんまりにも想像したままの彼がセクシーでどんな女もメロメロにしてしまいそうだから、ただでさえ素敵なのにこれ以上色気まで振りまかれては困ると端麗な眉を困ったようにきゅうと下げて。「 だ、だめです。 」と潤んだ瞳で彼を見つめては、はだけた胸元も相まってついたったいまさっき彼が言っている状態だということには本人も気が付かないまま真剣な瞳で答えて。 )




349: 大祝直政 [×]
2024-08-09 21:17:01




そうだよな?

( こちらが例として挙げた己のあられのない姿を頭の中で思い浮かべたらしく、その姿に頬をあからめていくと、己の容姿に絶対の自信があるわけではないのだが、そうだろうと言わんばかりに返事をして。しかし相手はそのあられもないこちらの姿を悶々と頭の中で浮かべ続けているらしく、こちらがはだけた胸をそのままに、ベッドにぺたんと座り込み、眉根を下げて潤んだ蘇芳でこちらを見つめてくれば、その姿はこちらが提示したものをそっくりそのまま鸚鵡返ししているような状況で。この行為も椿の天然さからかもしくは無意識からか、そのタチの悪さに困り果てては「 それをやめろと言っているんだ。 」とほんの少しだけ語気を荒げると「 その姿だと、乱暴されても文句は言えないぞ。 」と改めないと悪い狼にイタズラされてしまうと、片方の手首で相手の細っこい手首を捕まえ、もう片方の手で相手の腰を抱き寄せて脅しをかけるように囁いて。 )





350: 椿 [×]
2024-08-09 22:05:17




へ、?─── …っきゃ、!

( 其れ、と言われてまた不思議そうに首を傾げるも珍しく語気の強い彼の言葉に椿の蘇芳に不安が翳り、そのままするりと簡単に彼に拘束されてしまえば小さな悲鳴を漏らして。彼に囁かれた言葉にまたびく、と体を揺らしては漸く彼の言っていることが自分の今の格好の事だと気がつけば、手首も腰も簡単に拘束されてしまい更にはびくともしない異性の力強さにぞくりと粟肌がたち「 き、気をつけます、…… 」ときっと今蕩けた瞳をしてしまっているだろうと、そんな瞳を彼に向けないようにぎゅ!と瞳を瞑りながら返事をして。生まれ育った花街はやはり階級にこそよるもの客が居ない時女たちははだけた浴衣でバタバタと忙しなく動いていたため、生まれ育った環境の感覚をそもそも治さねばと改めて危機感を持とうと心に決めて。 )





351: 大祝直政 [×]
2024-08-10 15:02:22




よし、いい子だ。

( ようやく今の己の姿がどんな状況かを理解してくれたらしく、拘束していた腰と手首を解放し瞳を固く結ぶように閉じて改めると反省する相手に、素直にこちらの言うことを聞いてくれる聞き分けの良さを、その天の川のような髪を優しく梳くように撫でながら褒めて。かといって、素直すぎるほど素直な相手のことだからその態度を全く見せてくれなくなりそうなもので、「 椿がそういう気分の時にだけ、その姿を見せてくれればいい。 」と、散々釘を刺しておきながら、椿の艶やかな姿を見るのは嬉しいことは嬉しいので、たまにはそう言った一面も見せてほしいと注文して。 )





352: 椿 [×]
2024-08-10 19:56:42




……わ、私が…そういう気分の時だけ……。


( 大好きな彼の手に優しく髪を梳かれれば、わかり易く嬉しそうに表情を緩めて。だがしかしその後に続いた彼の言葉にパッと蘇芳を丸めては、それって何だか逆に恥ずかしいのでは…?と素朴な疑問が浮かんだけれど主人である彼の願いならばしっかりとその通りにしようとバカ真面目に心に決めた後にこくん!と彼の言葉に頷けば自分ばかりではなく、と真剣な瞳で彼を見つめては「 あの、私ばかりではなく直政様も。遠慮なさらずに、仰ってくださいね。 」と次はしっかりとバスローブの合わせ目を閉じた状態で、自分ばかりではなく彼もそういった気分の時は遠慮なく言って欲しいと強請り。 )





353: 大祝直政 [×]
2024-08-10 21:15:53




…いいのか?ずっと腰が立たなくなるかもしれないぞ?

( 椿ばかりではなくこちらがそういうときも。なんて、献身的にその身を差し出す相手に、なにやら意地の悪そうな表情になっていくと、その気になれば今の相手の状態がずっと続くことになると、遠回しにこちらはずっとそんな気分であると脅しをかけるように耳元でそう囁いて。実際のところは自分もそこまでできるのかはわからない。いや、頑張ればできるかもしれないが…。そうして脅しをかけるのもほどほどに、相手の耳元から口を離して「 なんてね、 」と、先程までの脅しをかける声色から一転、冗談だと茶化すような声の音で呟けば「 さて、身体を流したいけど…まだ歩けそうにないか?もう少し休んでいるか? 」と、負担をかけてしまった相手の腰を労わるように撫でながら問いかけて。 )




354: 椿 [×]
2024-08-10 21:41:12



っ、……!
………もう!驚かさないでください!


( 静かに彼の唇が耳元に寄せられ、囁かれたのはまさに足腰の立たない今の状況がずうっと続くかもという脅しに近い言葉。椿は漸く赤みの引いてきたはずの頬にまた朱色を散らしては思わず彼の方を見たものの、それがすぐに冗談だと告げられれば怒り慣れていないながらも少しの期待と不安の種をこちらに撒いた彼にぷんすこと抗議を。彼が献身的に腰を撫でてくれたおかげで、先程よりも余程体に力が入るようになればゆっくりとベッドから降りながらも「 はい、もう平気です。ちょっぴり足がガクガクするけれど…歩けます。 」と産まれたての子鹿…という程では無いけれど、やはり普段通りにとはいかない様子だが先程よりもしっかりと地に足を付けて立てるようになり。彼の忠告通りしっかりとバスローブの胸元を緩まないように手できゅ、と抑えてはふわりと微笑んで。 )





355: 大祝直政 [×]
2024-08-10 22:52:42




でも、遠慮するなと言ったのは椿だろ?

( まるで沸いたやかんのようにぷんすこと抗議をする相手に、冗談を言わせたのはこちらを煽ってその気にさせた椿の所為でもあると、ゆっくりとベッドを降りる相手の手を取って介助しながらそう言って。ゆっくりと地に足をつけて大丈夫だと、こちらの言いつけ通りバスローブの合わせ目をきっちりと閉じながらこちらに笑みを向けるが、そのおぼつかない足取りを心配するように「 掴まって。ゆっくり歩くから。 」と相手の腕を支えるように取り、気遣いながら歩を進めれば、相手の浴衣と黒下着が無造作に床に脱ぎ捨てられた部屋を後にして。一歩、また一歩と椿のペースに合わせて屋敷を歩けば、普段よりも時間をかけて浴場にたどり着き、2人ともほぼ裸の状態だったのでそのまま浴室へと入ることができ。いまだに足取りがおぼつかない相手を浴室内の座椅子に座らせてからシャワーを出せば水がお湯に変わるまでしばらく待ち。その間、隠すものがなくなってしまったことでお互い一糸纏わぬ姿でいて、目に入った椿の身体を眺めていると「 だいぶ汚してしまったな。 」と、ところどころ乾いた汚れを見て、我ながら昂りすぎてしまったなと苦笑して。 )





356: 椿 [×]
2024-08-11 00:45:18



( いつもの倍ほどの時間をかけて彼の手を借りつつもゆっくりと浴場へ向かう途中、彼と二人きりの部屋の中よりも誰もいないとは分かっていつつもお天道様の光の差し込む広い廊下をこうしてバスローブ姿で歩く方がなにだかとても恥ずかしい気がして急いで浴場へと行きたいのに一晩愛された体はそう簡単には言うことを聞いてくれず。そんな羞恥心を味わいながらも無事に浴場に着けば、ただ羽織っていただけのバスローブをするりと脱いでそのまま浴室へと。彼の好意で風呂場の座椅子に座り、シャワーの温度が温まるまでの時間も昨晩あんなに隅から隅まで見られているというのにこうして明るい場所で生まれたままの姿というのはまた違う恥ずかしさがあり椿の手は無意識に己の体を隠すように位置して。彼の言葉にぱっと顔が赤くなればちいちゃなよわよわした声で「 あ、あまり見ないでください……。 」と彼が今見ているのは己の体に未だ色濃く残る証であることはわかっているけれど明るい場所で見られることには慣れていないためかふるふると首を振って。 )






357: 大祝直政 [×]
2024-08-11 10:39:06




( 浴場までの道のりの廊下は窓から差し込む陽光に燦燦と照らされていて、そんな眩しささえ感じる道のりを方や申し訳程度にタオルを一枚腰に巻いただけの半裸の男が、方やバスローブを一枚羽織っただけの半裸の女が歩いていて。屋敷には2人以外居ないため、誰かの目を気にするということもないのだが、あまりにも退廃的なその画は背徳感を感じさせて胸に熱情が沸き立って。こちらの視線に気づき、一糸纏わぬその肢体を白魚の手でなんとか隠そうとするがそれだけでは面積が足りるはずもなく、隠せていない汚れの一つに手をなんとなしに沿わせると「 悪い、椿の身体が綺麗だったから…。 」と、思わず見惚れてしまっていたのだとおだててなんとか許してもらおうとして。シャワーから出る水がお湯に変わったことを確認すれば、椿に渡して自分で身体を流してもらおうとして、自分はその間、ボディタオルで泡立てて、十分に泡だったことをタオルを相手に渡せば「 背中は俺が流そうか? 」と冗談ぽく笑みを浮かべながら、慌てふためく相手を想像しながら軽口を言って。 )





358: 椿 [×]
2024-08-11 12:42:03



ひゃッ、………もうっ!
悪いと思っている方はそうやって触ったりなさいません!


( つう、と指先で汚れをなぞられては小さく悲鳴をあげて、浴室内は良くも悪くも声が響いてしまうので昨晩の部屋のよりも甘ったるい声が自身の耳に届いてしまう気がして椿は頬を桃色に染めながらおだてても無駄だと言わんばかりにぷんすこと頬をふくらませて。シャワーが温水に変わってから手渡してくれる主人の優しさにありがとうございます、とお礼を言ってシャワーを受け取れば汚れを流していくように満遍なく水を弾く瑞々しい肌を濡らしていき。ほう…と落ち着いたように息をやんわりと吐けばもこもこと泡立ったボディタオルを差し出しつつ意地悪いからかいを零す彼に「 じっ、自分で流せます!それに、…私が直政様のお背中を流したいから…。 」と期待通りに慌てて首を振った後に小さな声でいじらしく彼の背中を流したいのだと答えれば、是否を問うように彼を見上げてはこてりと首をかしげて。 )




359: 大祝直政 [×]
2024-08-11 14:19:43




それだけ、椿の身体が魅力的だってことなんだよ。

( 乾いた汚れの一つに手を這わせると、可愛らしく、そして甘ったるい短い悲鳴があがり、普段より掠れた鈴の声が風呂場中に響いて、こちらの予想通りに声を上げる椿にくすくすと意地悪に笑みを浮かべて。それだけ椿の身体は美しく、いわゆる、好きな女の子にちょっかいをかけたい悪戯小僧のような心境であり、その美しさを自覚させるように上記を述べて。からかいには乗らないと、首を強く横に振ってこちらの提案を断りながら自分がしてあげたいのだと、その蘇芳をこちらに向けてゆるりと首を傾げながら告白されると、相手からの提案に「 そうか…じゃあ、頼もうかな。 」とその好意を受け取ろうとして。もう一つ、座椅子を取り出して相手の前に座り込めば「 よろしく頼む。 」と、相手が洗いやすいよう背中を向けて。…しかし当然、その背中には相手の爪痕が刻まれているわけで、その爪痕をむざむざと無意識に見せつけることになって。 )





360: 椿 [×]
2024-08-11 15:53:01




っ~…もう…!

( 魅力的、だなんて想い人に褒め殺しをされてしまえば乙女は何も言えなくなってしまうもの。椿は真っ赤になった頬をそのままにふい!とそっぽを向いてはこれ以上は何も言うことが出来ずに口を噤んでしまい。それに、こんなにも美丈夫である彼はきっと他に美しい曲線の女の体など沢山見てきているであろうにそう褒めてもらって嬉しくないわけが無い。椿は思わず緩んでしまう頬を彼に見られないようにいそいそと彼の背中を流そうとするも、こちらに背中を向けた彼の背には間違いなく昨晩自分がつけてしまった爪痕が有りその痛々しさと羞恥にきゅ…と眉を下げて。「 ……痛いですか、? 」と細い指先でその引っ掻き傷をゆっくりとなぞっては、早く治りますようにとその傷に唇をそっと落として。 )





361: 大祝直政 [×]
2024-08-11 16:21:08




( 己がこれほどまでに椿のことを褒めるのはそれほどまでに、相手の身体は非の打ち所がない美しさで、会社の御曹司という立場上、接待や付き合いで花街へと立ち寄ることもあり、侍らせることもあった。そのどれもが美しい曲線を誇っていたが、椿のそれはまるで神が作り出した芸術作品と言っても差し支えのない黄金比で。相手に背を向けてから、椿の奉仕を待っていると、ふと、凛、とした声で問いかけられると鏡には申し訳なさそうに眉根を下げる椿の顔が映っていて。やはり、まだ罪悪感を感じているのだろうとその表情から察すれば「 問題ない。それに、椿の方が痛かっただろう? 」と反対に相手のことも気遣って。初物、ということで出血を伴ったこともあり、シーツには赤い染みが出来ていた。そのことを思い出せば己よりも椿の方が痛みは大きかったはずだと、その罪悪感を払拭しようと慰めて。そうやって椿を励ましていると、不意にその傷に白魚の指先が這わせられれば突然のことにびくり、と肩を震わせて。驚いた、傷に響いた、にしては不自然なほどの身体の跳ね方で、続け様にいまだ跳ね上がった脈拍が落ち着かないままその傷に唇が落とされると「 --、っぅあ。 」と、まるでこちらが相手の身体に手を這わせた時の椿のような声が風呂場に木霊して。 )





362: 椿 [×]
2024-08-11 18:42:43




いえ、………痛いよりも、…その、いっぱいいっぱいでしたので……。

( 彼の言葉にふる、と小さく首を振れば恥ずかしそうに鏡越しの彼の視線を感じてはおずおずと彼の背中に隠れながら痛みに関してそこまで気を配る余裕が無かったと応えて。確かに全く痛みがなかったかと言われたら多少はあったけれど、それが直ぐにどこかへ行ってしまうほどに彼は此方に気を使ってことを進めてくれていたので痛みによって行為自体に恐怖感を感じたりすることは全くなく。つう、と彼の背中の傷を撫でた途端に跳ねた彼の体と浴室に響いた可愛らしい声にきょとん…と瞳を丸くしてはぞわぞわと体の下の方からいたずら心が湧いてくれば「 ふふ。……どうなすったんですか? 」とくすくすと思わず笑ってしまえば、またちゅ。ちゅ。と何度か彼の背中に唇を落としては反応を伺い。 )





363: 大祝直政 [×]
2024-08-11 19:20:40




そうか…。それならよかった。

( 初めて繋がった時も、最中も、そして足腰がおぼつかない今も、全ては己の欲望のままに働いた行動の結果で、椿に相当な負担をかけてしまったと自分の中で反省してずっと相手の様子を心配していたが、ちゃんと快楽に溺れていてくれたのだと告げられれば幾ばくか心持ちが軽くなり。自分でも驚くほど情けない声をだしてしまえば思わず手で口元を抑え、「 つ、椿…、やめ、んっ…。 」と悪戯をする相手を諌めようとするがその言葉も相手の戯れつきによって阻まれてしまい。その様子を見て面白かったのか追撃とばかりにぷるりとした唇がいくつも背中に落とされると、声を出してなるものかと歯を食いしばるがそれでも「 っく、 」だとか「 っんん、 」だとかあられもない声が唇が漏れ出して。そのまましばらく椿の戯れつきが続けば「 椿…もう、やめなさい。 」と乱れた呼吸を整えようと肩で息をして、官能的な感触で潤んだ瞳を浮かべた男が出来上がり。 )





364: 椿 [×]
2024-08-11 21:27:24




ふふ。可愛らしいお声。


( 昨晩ですら聞こえなかった彼の可愛らしい漏れ出る声ににっこりとさくらんぼ色の唇を釣りあげては、乱れた呼吸を肩で繰り返しながら潤んだ黒瑪瑙をこちらに向ける彼に官能的に微笑んでさきほどのお返しとばかりにそっと彼の耳元に上記を囁いて。最後にちゅ、とキスを落としてはそのまま引っ掻き傷をぺろりと舌で舐めて悪戯は終了。普段あんなに冷静で素敵な紳士である彼がこんなにも子猫のように身を震わせて鳴いていることにどこかぞくぞくとした悪戯心が芽生えてしまうも、これ以上主人の命に背くことも出来ないため彼がたっぷりと泡を立ててくれたボディタオルでゆっくりと首元から優しく洗い始めて。 )





365: 大祝直政 [×]
2024-08-18 21:33:19




( / 一度、本体会話だけ失礼します。返信が遅れてしまい、申し訳ございません。現在、背後の方が少し立て込んでいてなかなか時間が取れずにいます。あと少しで片付くので、早くて火曜日に遅くて水曜日に返信できるようになりますのでもうしばらくお待ちいただけたらと思います。ご迷惑おかけします。 )





366: 椿 [×]
2024-08-19 19:26:45




( /いつも楽しく御相手して頂きありがとうございます…!!
こちらの事はお気になさらず!リアル優先でお互い楽しめたらと思っておりますのでお互い様ということで…!
厳しい暑さも続いておりますので、どうぞ体調にはお気をつけてお過ごしくださいませ……! )





367: 大祝直政 [×]
2024-08-21 21:25:27




( 己の視界が届かない背後ということもあってか、相手の悪戯がいつ、どこに施されるのかがわからなく、故にその柔らかな感覚を耐える準備ができないためにその唇が落されるたび声を漏らしてしまい。やがて唇の雨がやっと止んだかと思えば、とどめとばかりに耳元でささやかれ、背中の傷に舌が這わせられると「 っ、ぅあ。 」と一段と高い声が風呂場に響いて。自分も知らなかった弱点を相手に看破され、それでここまで辱められるとは。しかし、このままで済むはずがない。この借りはこのあと必ず返すことを胸に誓っては相手の奉仕を大人しく受けていて。先ほどとは打って変わって、心が落ち着いていくような椿の手つきに、「 ふぅ、 」と穏やかに一息つけば「 気持ちがいいよ、椿。 」と背後の相手に上手だと声をかけて。)


( / 大変お待たせしました…!これからはお気遣い感謝します!これからは早めに返信できますので、これからもよろしくお願いします! )




368: 椿 [×]
2024-08-22 11:37:06



ふふ、良かった。
軽く按摩もさせていただきますね。

( もこもこと柔らかくきめ細やかな泡が彼の背中に満遍なく行き渡ったな、と思えばその泡や滑りも使って彼の肩を小さな手で按摩していき。力こそある訳でもないがポイントを抑えてしまえば強い力もさして必要ではないので、少しでも日々の仕事の疲れが取れればいいなと気持ちの籠った慣れた手つきで。あまり按摩し過ぎてしまうと揉み返しが来てしまうだろうとある程度のところで終わらせれば、しっかりとシャワーの水が暖かくなったのを確認してから「 流しますね、 」と一言入れてから彼の背中の泡を流していき。この屋敷に来てからと言うもの、仕事らしい仕事( 家事は常日頃しているけれど )をしたという実感がなかったので、こうして直接主人の体を労ることが出来て満足なのか椿の瞳は満足気な色に満ちており。 )



( /とんでもないです…!
こちらこそよろしくお願いします…!!/蹴可 )




369: 大祝直政 [×]
2024-08-22 15:40:05




あぁ、ありがとう。

( 背中全体に泡が行き渡ったところで椿の華奢な手が普段の仕事と昨晩から朝にかけての時間で凝り固まった肩を揉みほぐし始めると、泡によって滑りも良くなってどこか艶かしい感触だが、その程よい力加減に気持ちよさそうに一息ついて。暖かな湯気をたてるお湯によってこちらの背中が流されると、傷口に響いたのかぴくり、ぴくりと体を震わせるが徐々に慣れてきたのかその跳ねも収まっていき。一通り泡が流れていったことを確認すれば、その頃を見計らったように「 ありがとう椿。お返しに俺も椿の背中を流すよ。 」と気持ち捲し立てるように、笑顔を浮かべているはずが目だけは笑っていない表情で早口に行って。遠慮する相手を逃がさないように、あくまで『 お返し 』をしてあげようと座椅子の前後を交換すれば、もこもこと泡だったボディタオルで始めは優しく椿の背中に泡を伸ばしていき。「 お加減はいかがですか? 」などとちゃらけながら泡を伸ばしていけば、椿が油断したところを見計らってボディタオルを置いて、今度は己の指で撫でるように泡を伸ばしていき。まるでくすぐるかのように、もっちりと柔らかいその背中を、臀部を、腹部をと艶かしく指先を這わせれば、先ほど散々悪戯された『 お返し 』をして。 )




370: 椿 [×]
2024-08-22 17:08:06




へ、
いえっ、その、私は自分で出来ますので、─── 。


( 主人の背中を流し終わった達成感に心を満たされていれば、ふと彼から告げられた有無を言わさない提案にぎくりと肩を跳ねさせてはやんわりとそれから逃げようとしたもののそうは問屋が卸さないと言わんばかりにあっさりと座椅子の前後が交換されてしまい。きっとさっき沢山調子に乗ってしまったから仕返しされるんだわ…!とつるんとした真っ白な背中を彼に無防備に晒しつつ最初こそ警戒を怠らなかったけれど、蓋を開けてみればなんとも優しい手つきで普通になんのイタズラもなく背中を流してくれているだけなのでほっと安堵の息を吐いて。彼の問いかけにふわりと微笑めばすっかり油断しきった声で「 ふふ、はい。とっても気持ちが良いで、…っひぁ、!? 」と返しかけた返事は突然するりと背中を彼の指がなぞればびくりと肩を跳ねさせて悲鳴をあげて。まるで蛇が這うように身体中をその細く長い美しい手に弄ばれては、両手で抑えた口から小さく嬌声を洩らしながらいやいやと首を横に振り。最も、彼に触られることは全く嫌ではないのだけれど浴室というよく声の響く環境で自分のあられもない声が部屋よりも数段響いてしまうのがたえられないということであり「 な、直政さま、…ッご、ごめんなさ、ひっ… 」と先程の自分の悪戯を謝罪しながらもやはり口を開けば甘ったるい声が漏れてしまうのですぐにその口は手で隠されて。 )





371: 大祝直政 [×]
2024-08-22 18:31:07




ほら、じっとしてないと洗えないぞ。

( こちらの予想通り、油断していたその肌に指が這った瞬間、一気に緊張が張り詰め、その身体が跳ねるとまだまだ始まったばかりだと相手を優しく押さえつけるが、意地悪な表情が鏡に映って。くすぐったさになんとか声を耐えようとするが、それでもこの風呂場には漏れ出る嬌声が響き、思うように鳴いてくれる相手の抗議を「 ん~?何か言った? 」と、本当は聴こえているはずなのにその途切れ途切れの声では聞き取れないとわざとらしくおどけては、こちらの指に吸いつくような瑞々しい椿の身体を隅々に洗っていき。あらかた椿の身体を洗い終えれば、お湯でその泡を洗い流していき、「 はい、終わり。 」とようやっと『 お返し 』の時間は終わり…と思いきや、仕上げとばかりに背後から、洗い流されて綺麗になったその首筋にじゅう、と吸い付き相手の見えないところに新たなキスマークをつけて。先ほど散々辱められたお返しが出来て満足といった様子で、今度は辱められた相手の抗議をよそに湯船に浸かれば「 ふぅ、 」と気持ちよさそうに一息ついて。 )





372: 大祝直政 [×]
2024-08-22 19:44:29




ほら、じっとしてないと洗えないぞ。

( こちらの予想通り、油断していたその肌に指が這った瞬間、一気に緊張が張り詰め、その身体が跳ねるとまだまだ始まったばかりだと相手を優しく押さえつけるが、意地悪な表情が鏡に映って。くすぐったさになんとか声を耐えようとするが、それでもこの風呂場には漏れ出る嬌声が響き、思うように鳴いてくれる相手の抗議を「 ん~?何か言った? 」と、本当は聴こえているはずなのにその途切れ途切れの声では聞き取れないとわざとらしくおどけては、こちらの指に吸いつくような瑞々しい椿の身体を隅々に洗っていき。あらかた椿の身体を洗い終えれば、お湯でその泡を洗い流していき、「 はい、終わり。 」とようやっと『 お返し 』の時間は終わり…と思いきや、仕上げとばかりに背後から、洗い流されて綺麗になったその首筋にじゅう、と吸い付き相手の見えないところに新たなキスマークをつけて。先ほど散々辱められたお返しが出来て満足といった様子で、今度は辱められた相手の抗議をよそに湯船に浸かれば「 ふぅ、 」と気持ちよさそうに一息つけば )

椿も入るかい?


( / すいません、少しだけ書き加えました。 )




373: 椿 [×]
2024-08-22 21:35:32



っ、は、……はぁっ、…。


( ゆっくりと疲れを癒すはずの風呂で何故だか肩で息をしながら漸く終わりを告げた彼の言葉に安心したのも束の間、首筋に彼の唇の感触と吸い付くようなくすぐったさを感じればそのままびくりと肩を跳ねさせては当然油断していたためあられもない嬌声が浴室の中に響いては落ちて。もう!と思わず彼に抗議の視線(とは言っても周知で瞳は潤み頬は赤いのでなんにも怖くないのだが)を向けたものの、どうやら散々仕返しが出来て満足したらしい主人はさっさと浴槽に浸かっては満足気な息を吐いて此方に問いかける彼に少し毒気を抜かれてしまい「 、……お邪魔します。 」と小さく頷けばそのまま浴槽に足を踏み入れて。じんわりと体の芯から温まるような暖かい湯に先程、そして昨夜から今朝にかけてさんざん弄ばれた体はゆっくりとほぐれていくようで。気持ちいい、とふんわり頬が緩めば広い湯船が故に少し彼が遠いのが寂しくてススス、と静かに彼のほうへ寄って。 )




374: 大祝直政 [×]
2024-08-22 22:07:18




( こちらの誘いに素直に乗る相手がちゃぷりと湯船に入ってくれば、その美しく静かな所作もまるで一つの絵画を眺めているようだと見惚れるようにまじまじと見つめて。暖かな湯によって疲れと、疼くような倦怠感がほぐれていき、そうやって2人で湯船の暖かさを享受していると、ふと側からざぷ、と静かな漣の音が聞こえてきて。何を思ったのかはわからないが、どうやら椿がこっそりとこちらに寄ってきているようで、それを察したのか相手の方へと向き直り両手を広げては椿を迎え受ける準備をして。 )





375: 椿 [×]
2024-08-22 22:43:29





( まるで此方を受け入れるように両手を広げた彼にぱぁあ!と分かりやすく表情を輝かせては、そのまま彼にぎゅうと抱き着いて。服越しでは無い生肌同士の抱擁は風呂に入っているお陰でじんわりと暖かく、更にはしっとりとした彼の肌がどこか官能的な気分すらもして。「 あったかい。 」と、雫の落ちる音や水の動く音だけが静かに響く浴槽の中で椿の幸せそうな鈴の声が落ちれば、眠る訳では無いけれどこの幸せを噛み締めるようにそのまま心地よさそうにそっと瞳を閉じて。 )






376: 大祝直政 [×]
2024-08-23 00:11:02




あぁ、暖かいな。

( 少しは恥ずかしがるかと思っていたのに、こちらの意図を察してぱぁ、と表情を輝かせて腕の中に飛び込んでくれば少し当てが外れてしまったが、と苦笑をするがそのまま椿の身体を抱き止めて。生肌ということもあってか、椿の豊かな胸が直接押し付けられるとその官能的な感触に情欲が煽られそうになり。しかし、これまで散々心に波立たせていたため、今くらいは大人しくしていようと思えば、お互いの身体から香るおそろいの石鹸の香りと、お湯で暖められた体温をじんわりと感じて。その腕を椿の背中に回して優しく、それでいて力強く抱きしめれば上記のように穏やかに述べると、今度は相手をくすぐるような手つきではなく、愛でるように穏やかにその背中を撫でて。 )





377: 椿 [×]
2024-08-23 08:07:26



ふふ。
……直政さま。


( 彼の腕に抱かれる心地よい感触と、お互いの体から香るおんなじ石鹸の香り。それから愛でるように、硝子を扱うように繊細でいて優しい手つきで背中を撫でられれば椿はぱち、と瞳を瞬きさせたあとにふわりと花が綻ぶように微笑んでは彼の名をそっと呼んで。特段何かを伝えたい訳では無いけれど、愛おしい人の名前を呼ぶだけで胸がふわふわと宙に浮くような幸せな心地になれるのが嬉しくて椿は彼に擦り寄るようにまた改めてぎゅうと彼に回した手に痛くない程度に緩く力を込めて。 まさかこうして自分が愛する人と共に幸せを享受することができるだなんて、花街で暮らしていた頃には想像もしていなかったので正直まだ夢の続きなのではないだろうかと勘違いしそうになってしまい。 )





378: 大祝直政 [×]
2024-08-23 09:31:16




…なんだ?

( お互い黙って抱き合ったままでいれば、2人のいる浴室は落ちる雫の音と身じろぎ一つでたつ波の音が聞こえるだけで、穏やかに暖かさを感じているだけとはいえ、椿の柔らかな肌の感触に乱される鼓動の音が相手に聞こえていやしないかと心配になり。波立つ心をなんとか平穏に保っていると、不意に腕の中の相手が花を咲かせるように笑顔を浮かべてこちらのことを呼んできて、それがただの戯れだとまで気付けることはできなくてなんなのだろうと上記のように首を傾げて。そのまま、相手からも抱き返されて子猫のように擦り寄られると胸の中に愛おしさが溢れ、ふと「 ありがとうな、椿。この屋敷に来てくれて。 」と突然改まったようにお礼を述べて。「 椿が来るまではこの屋敷に俺1人だったからさ、椿が来てくれて毎日が楽しくて、こうやって愛し合って、すごく幸せだ。 」と多少のすれ違いはあったものの、それを乗り越えてこうやってお互い一糸纏わぬ姿で身を寄せ合うことができていて、それもこれも椿のおかげだと耳元で幸せそうに「 だから、ありがとう。 」ともう一度お礼を述べるとお湯によって上気して潤っている唇に軽いキスを落として。 )



( / これから、どんな展開、またはイベントを起こしていきましょうか? )





379: 椿 [×]
2024-08-23 19:22:18





いいえ。
なんにも。…ただ、お名前を呼びたかっただけです。


( 花街にいる頃には考えられなかった暖かい風呂と、それから姐さんとおんなじように自分を抱きしめてくれる愛する人。全てが満たされていてあたたかいこの気持ちのことを〝幸せ〟と呼ぶのだろう。椿はふる、と首を振れば不思議そうに首を傾げている彼に微笑みながら上記を答え。だがしかし次に告げられた彼の言葉にぱち、と紅玉を丸めては彼が自分と同じように幸せを感じていたのだとわかり愛おしそうに耳元で囁く彼の言葉はじんわりと椿の胸の中に解けていき。ちゅ、と軽い音を立てて落とされた唇はほんのりと浴室の上記で保湿され、椿はそれを幸せそうに受ければ彼の頬にそっと小さな手を添えて「 …私も、直政様に出逢えてとても幸せです。あの街から、私を見つけ出してくださってありがとうございます。 」と、何十何百人もいる花街の女たちの中からたった一人、自分を見つけてくれた彼へと心からのお礼を返して。 )



( / そうですね…!ちょっと悩みますが、やはり身分差のある2人なのでそこらへんにフォーカスを当てて行けたらな、と思います…!
やはり御曹司のご子息様ですし、親が勝手に決めてしまった婚約者とか直政様に気のあるご令嬢などから一悶着あったら楽しいかなと……! )





380: 椿 [×]
2024-08-30 22:30:31



(上げておきますね)




381: 大祝直政 [×]
2024-09-05 14:38:47




( / 返信が遅れてしまい、大変申し訳ありません。現在、背後の方の精神がやられてしまっていて、文を綴ることが難しくなっています。なんとか回復に努めますのでもう少しだけお待ちください。)




382: 椿 [×]
2024-09-06 00:45:31



( /ご連絡ありがとうございます!
とんでもございません!季節の変わり目ですし体調等崩される方も多いと思いますので、どうかご無理だけはなさらずご自身の体調や心を第一にゆっくりとお過ごしくださいませ。無理に回復しようと頑張ってしまうと逆効果とも聞きますので、此方はお気になさらずご自身のペースでのんびり休養なさってくださいね。 )





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