TOP > 1対1のなりきりチャット

花一匁(〆)/382


最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
249: 椿 [×]
2023-08-31 00:28:09



、─── すてき。
力強いけれど繊細で、とっても綺麗です。椿の描かれた舞扇は背景が雪化粧から白のものが多いのですけれど、こうして1枚の絵のような舞扇もきっと踊りに映えますね。

( 此方がなんとか顔の熱を冷まそうと首を振ったりぱたぱたと手で仰いでいる間、いつの間にやら彼はお気に召した舞扇が見つかったようでその声に導かれて視線を向ければそこには在り来りな舞扇の絵とはまた一味違う様子の扇子が飾られており、椿は舞扇に書かれた椿とおんなじ色の瞳をキラキラと輝かせながらぽつりぽつりと感想をこぼして。自分のような経験者はどうしても舞扇といえば似たりよったりな柄のものを選んでしまうが、こうして彼のように全く新しい視点から見られる人の選ぶ舞扇というのはなかなかに興味深いものばかりで椿はにこりと微笑み。「 旦那様のお好きな椿色ですし、それにお月様はなにだか直政様のようで私好きなんです。 」 ふわふわとまるでなんでもないようにさらりと述べた言葉は、椿の意識のしないところでの好意と言葉。暗い世界を明るく優しい光で照らす月は、遊郭という世界から自分をすくいあげてくれた彼によく似ている。椿はうんうん、と満足気にその扇を眺めてはふと彼の方を見上げてまたふにゃりと微笑み。 )




250: 大祝直政 [×]
2023-09-02 20:55:14




ん、そうか。

( 素人目なりに気になったものをなんとなしに選んでみたが、どうやら経験者の眼から見てもなかなかの逸品らしい。自身のお気に入りの色であるその瞳をキラキラと輝かせてこちらの選んだ扇について感想を述べられる椿の言葉に、己の目利きは正しかったようだと安堵したのと同時にどこか褒められた気もして嬉しくなったようで。しかし、そうやっていい気になっていたのも束の間、賞賛の言葉のあとに月はまるで直政のようだと、それが好きだとさらりと告白しながらこちらに蕩けるような笑みを浮かべる相手にドキリとさせられてしまい、突然の言葉に頬にほんのりと熱を帯びれば「 …ッ、ん゛ん。うん、そうか。 」と、なんでもないように装うために一旦咳払いして気を取り直そうとしていて。「 ほら、椿はなにか気になったものはないのか? 」となかなか収まらない頬の熱に気付かれないように再度、扇の棚へと相手の背中を押して。 )




251: 大祝直政 [×]
2023-09-16 12:34:36



あげてみます。



252: 大祝直政 [×]
2023-09-29 13:04:26




あげてみます。




253: 椿 [×]
2023-10-02 18:00:00



わたし、この扇がいいです。

( 湯上りのように頬を火照らせ咳払いする彼にきょとん、と不思議そうに首を傾げそれを覗き込もうとした椿だがそれは彼に背を押されたことにより叶わず。気になるもの、と言われてもやはりどれもピアノや三味線ほどでは無いとはいえ一般的に見れば十二分に値の張る品々ばかりなせいか強請るにも気が引ける。そりゃあ芸妓としては一流の?──とは言ってもここにあるものは全て一流なのだが─── もの、もっと言ってしまえば値の張るものに目が言ってしまうが、ただの少女である椿として気になるものと言えば先程彼が勧めてくれた扇に1番心惹かれているようで。椿は白魚のような手で先程の奥義をそっと手で示せばにこりと少女らしい若々とした笑顔を浮かべて。「 直政さまが私に似合うって見つけてくださった扇ですもの。 」とふにゃふにゃと柔らかい声でそう付け足せば、ダメかしら、と彼の顔を伺うようにそっと椿色の瞳で彼を見上げて。 )


( / 仕事に追われなかなか返事ができず申し訳ございませんでした…!!
もしまだいらっしゃる様でしたら引き続きお相手いただけたら凄く嬉しいです…! )



254: 大祝直政 [×]
2023-10-09 23:05:32




…そうか。

( どうやら椿はこちらが選んだ扇のことをいたく気に入ってくれたようで、その扇に細やかな手を沿わせて春の風のように柔らかい声で問いかけてくれば、こちらも、己が選んだ扇を選んでくれたことを嬉しく思い、笑みを浮かべながら上記のように返して。なんだかんだで扇を買うことを了承してくれた相手の気が変わらないうちに事を進めてしまおうと、そうと決まれば店員に合図を送って呼びよせては「 この扇をください。 」と、2人で決めた扇を指差して。『かしこまりました』と頭を下げる店員が丁寧な手つきで扇を持ち出し、会計の場へと先導すればそれについていき。しかしその道すがら、ガラスで隔てられた棚の向こうに掛けられてある、最上等な着物に目を奪われて。その着物は花魁が誘惑のために着る艶やかなもの。身につけられていない状態でも妖しげな美しさを放つそれにただ一言「 綺麗だ…。 」と呟いては、これを着た椿はきっと言葉にすることができないほどの美貌なのだろうと思いながら、何故か椿とその着物を交互に視線を見遣って。 )





255: 大祝直政 [×]
2023-10-10 22:09:12




( / 申し訳ありません!寝ぼけて本体返信を忘れていました!こちらこそ、まだお相手してもらえるならお願いしたいです! )





256: 椿 [×]
2023-10-13 00:30:48



─── 、花魁の…着物…?

( ふわり、と自分の耳を擽る彼の優しいテノールと視線にふと顔を上げて彼の視線の先を見遣れば、そこには今まで自分の世界の全てだった艶やかで煌びやかな花魁の着物。ごくひと握りの彼女らは、これを着て鳥籠の中でただただ人形のように佇んで微笑みだけで男を落としてしまうのだ。偶然にも椿はその美貌でなく芸者の腕で女遊びの世界を生きてきたが、少しでも境遇が違っていれば自分も今頃それらのように鳥籠の中で生涯を終えるところだっただろう。椿もそれに一瞬瞳を奪われた後に、なぜ彼がこちらを向いていたのか分からずにこてりと首を傾げ。しばらく考えた結果、花魁と遊んでみたいという事なのだろうか、なんて素っ頓狂な考えが浮かべば「 あの、直政様。大丈夫ですよ、私は構いませんから。 」なんて言葉足らずに彼の服の裾をくい、と優しく引っ張った後にいつもの花のような笑顔よりも少しだけ曇った笑顔を浮かべて。ヂリ、と胸を焦がすような痛みと一気に心に拡がったもやもやの名前は知らぬまま、椿は彼に人形遊びならば好きにして欲しいと。自分は彼の愛玩人形のひとりなだけであって、それらに口を出す資格はないのだから。 )


( /ありがとうございます…!
ぜひこれからもよろしくお願い致します! )




257: 大祝直政 [×]
2023-10-16 21:06:33




( この着物を買うと言ったら、また椿に怒られるだろうか。いや、実際は起こられてはいないのだが、今まで使った金額のことを考えるとそれはもうすごく拒絶されてしまうかもしれない。そんなことを心配しながら件の彼女に察してと言わんばかりに視線をやって。すると、椿はその視線の真意を汲んでくれたのか『大丈夫。』『構わない』との言葉を貰えるとまるで欲しかったものを買う許可を貰えた子どもの様に目を輝かせて。相手にそんなつもりはないのだが、己の中で『買っても大丈夫』『買っても構わない』と勝手に変換されてしまい、二人の間で相互誤解が生じていることにも気づかず、相手から許可を貰えたのならばもう何も気にすることはないと二人を会計まで案内する店員に声を掛ければ「 この着物もください。 」とガラスの向こうで妖艶に鎮座する、花魁衣装(数百万)を指さしながら声をかけて。 )



258: 椿 [×]
2023-10-17 23:36:12



─── へッ、?

( 何だか無性に胸の奥がジン、と締め付けられるように痛いけれど、その痛みは無視をして。きらきらとまるで幼い少年のように黒瑪瑙を輝かせる彼にニコリと人形らしく微笑んだ直後、彼の薄く形の良い唇から発せられた言葉は自分が思っていた言葉よりもずっとずっと理解の追いつかないもので。椿はぽかん、と大きな瞳を丸くしてちいちゃな口をあんぐり開けて一言言葉にもならない上記を発せば、じわじわと時間がたつにつれて其の言葉に意味が体に馴染んだのか次は頭の上に沢山のハテナを散らす。「 まッ、待ってください直政様!こ、これ、すうひゃくま、お、花魁と遊ぶんじゃないんですか!? 」といつもであればころころと転がる鈴のような可愛らしい声を思わず少し大きくしてしまえば、彼と、花魁衣装と、値札と、それぞれを三角形に交互に見ながら混乱を露わにして。 )




259: 大祝直政 [×]
2023-10-18 21:19:56




―――花魁?何を言ってるんだ椿?

( 額が額なためか、声を掛けられた店員は数秒の間固まっていたが、我を取り戻せば太客を逃してなるものかと言わんばかりに花魁衣装の購入の手続きをてきぱきと進めて。その店員に一拍遅れて我を取り戻し、ピアノを買うときとおなじくらいに取り乱す相手の言葉に何を言ってるんだと言わんばかりに上記の様に首をかしげて。花魁と遊ぶつもりなどないし、花街に行く予定もない。相手の口から出てきた言葉からどうして相手がそんな勘違いをしたのだろうかと推理すれば「 まぁ、椿がこれを着たら花魁になるから、花魁と遊ぶことにはなる…かな。 」なんて素っ頓狂なことをのんきに考えれば、会計の準備ができたらしい店員について行くが、この際花魁に必要な化粧道具なども最上のものを店員に見繕ってもらって。 )




260: 椿 [×]
2023-10-19 17:41:32



─── へ、

( とんとん拍子に進んでしまう花魁衣装の購入に加えて化粧道具等もここぞとばかりに最高級のものばかりを取り揃えていく店員たちの嬉しそうな顔と意味深な言葉を残して店員のあとをついて行く彼の背中を呆然と見ては、じわじわと椿の真白の頬には朱が散っていき。どういう意味、花魁と遊ぶってなに、私が花魁で、遊ぶ?なんて花街で育った彼女にとっては彼の言った意味がわからずに、否分かるのだが、兎に角椿の頭は混乱するばかりでぐるぐるとパンクしてしまいそうな頭のまま「 な、直政様、待って、 」とぱたぱた不安そうな顔で彼の後を慌てて追い。そのまま彼の腕をきゅ!と小さな手で掴んでは火照った表情ときゅうと下げられた眉で彼をジッと見つめては「 あ、遊ぶの…?わたしと、……? 」と普段の一歩下がるような丁寧な敬語ではなく年相応の少女の声色でぽつぽつと問いかけて。 )




261: 大祝直政 [×]
2023-10-19 19:46:05




( 己の発言で椿がパニックに陥っていることなど気付かず、店に並んでいる中で一番値の張るおしろいや、艶めかしささえ漂わせる色彩の口紅など、店員の手によって最上級品の化粧道具が次々と選ばれていき。購入するものをあらかた選び終えたらしく、あらためて会計へと案内されようとしたそのとき、傍らの相手から引き留められると、いったいなんなのだろうかとふりかえればそこには顔を真っ赤にしてなにやら不安そうな表情でこちらに問いかける相手にそのおかしな様子に首をかしげて。この男、初日の勇気を出した時以外、今まで純粋な椿しか見ていなかったためか、相手と『そういう』ことをするということが頭からすっぽ抜けているらしく、だからこそ相手の言う『遊ぶ』とは三味線や舞踊を見る芸子遊びのことを言っているのだろうかと勘違いしていて。今まで、三味線や扇に目を輝かせていた相手を見ていたため、できることなら相手の好きなようにさせたいと思い、これまで遠慮ばかりしていた相手を心配させないように、真っすぐ見つめながら「 あぁ、俺は椿と『思いっきり遊ぶ』ぞ。 」と真剣な眼差しで言い放っては会計へと歩を進めて。 )




262: 椿 [×]
2023-10-19 23:16:05



思い、きり……。

( こちらを射抜いてしまうような彼の黒瑪瑙と、それから世の中の乙女だったらメロメロと腰が砕けてしまうのではないかというような文句に椿はただただ蘇芳を丸くして言葉を繰り返すことしか出来ず。思いっきり遊ぶって何されちゃうのかしら、私はじめてなのに、何から準備したら、嗚呼でも優しくしてくださるかしら、なんて生娘の疑問と不安とどきどきは留まることを知らずに、会計へと先に歩いていってしまった彼を追えることなくたたただ乙女の柔肌を赤らめることしか出来ず。初めて彼の屋敷に来た日にありったけの勇気を振り絞って着た…もとい身につけたあの下着たち。もう出番が来ないだなんて思わなかったけれどまさかこんなに早く来るだなんて。……それとも直政様はあの衣装だけが良いのかしら。悶々と少女の頭を占める桃色たちはどんどんと話が進んでいき、椿はハッと我に帰ればまた彼の方へとぱたぱた追いついて「 直政様、私一生懸命つとめさせていただきますね、! 」と上手に会話の噛み合ってしまう勘違いを加速させていき。 )




263: 大祝直政 [×]
2023-10-20 16:56:28




( 二人の間に盛大なすれ違いが発生しており、頭の中がピンクに染まっていく相手をよそに己はというと会計の場へと来れば、ピアノと三味線を買った時と同じように、小切手の支払いにサインをして。扇も花魁衣装も、厳かな箱にしまわれているのを眺めている間に、椿がぱたぱたと寄ってきて意気込みを込めた言葉を聞けば、それほどまでに三味線と舞踊を見せたいのだなとまたも勘違いをして。そうまでしてくれる相手の気持ちを汲み取ろうと、こちらも相手の気の済むまで付き合おうと決意すれば「 うん、期待してる。今日は寝かせないからな。 」と、嫌になるまで相手の芸子遊びに付き合おうと、またも変に噛み合う会話で二人のすれ違いが加速していき。そうして店での買い物が済めば時刻はすっかり昼食時。相手の手を引いて店を出た瞬間、いつぞやの時の様に空腹を告げる椿の腹の虫がこちらに聞こえるまで鳴ると一拍置いたのちに「 ぷっ、…くくっ…。 」と顔を相手から逸らしながら必死に笑いをこらえれば「 そろそろ昼食にしようか。 」と、いまだ笑いの余韻をこらえながら相手の腹の虫の機嫌をとろうとして。 )





264: 椿 [×]
2023-10-22 10:39:49



もお!!!直政さま!!!

( いつかのように椿の腹の虫が空腹をきゅる、と知らせれば此方から顔を背けて笑いを噛み殺せていない彼の様子にぱっと顔を赤くしてぷんすこ怒り。否、そもそもの発端は自分なのだけれど。だがやはり食欲には勝つことが出来ないのか昼食にしようという彼のご機嫌取りにぴく、と反応しては「 …食べます、 」 と少女然とした鈴の転がる声で頷いて。所詮食欲というのは人間の三大欲求。どんなに人形のような顔をしてもそれらには抗えないので。 )




265: 大祝直政 [×]
2023-10-22 20:23:06




ごめんごめん。

( いくら無意識のことといえど、己の腹の虫の音を聞かれれば恥ずかしいらしく、その真白の頬を林檎のように真っ赤に染めながら怒って見せられると先ほどより多少は収まったものの未だ笑いの余韻が残った表情で気さくに謝り。相手からの了承も貰えたことで、椿の手を引いて着いたのは百貨店の上層階にあるレストラン街のフロア。中華、洋食、和食と様々な種類の店が並んだこのフロアもやはり高級志向の店ばかりで、その豪奢なフロアを前にして「 椿は食べたいものはあるか? 」と問いかけて。 )

( / 突然の相談なのですが、椿様の方からなにかこうしたいといった流れなどはありますか? )





266: 椿 [×]
2023-10-29 22:04:45



食べたいもの……。

( 空腹を告げてくるお腹とは裏腹に、自分の喉が何を欲しているかと言われたら特に浮かぶものもなく椿は首を捻る。今までの生活でここ数日のように色んなものを食べたりということが滅多に無かったせいかそもそも知っている料理のバリエーションが少ないのだ。椿はしばらく悩ましげに眉をきゅ、と下げた後に彼の方をそろりと見上げては「 直政様が好きなものが食べたいです。 」とふにゃりと幼い花の笑顔を浮かべて。……それにそもそも、高級なお料理は名前を見てもいまいちわからないので。舌の肥えた人が選ぶのなら間違えていないだろうと。 )


( / そうですね…!以前お話していた風邪のシチュエーションができたらかわいいなあとひっそり思っておりました…! )



267: 大祝直政 [×]
2023-10-31 21:48:06




俺の好きなもの…か…。

( 今日の己の舌からはこれといった希望は特にない。だからこそ、今日は椿の素直な直感に身を任せてみようとしたのだが、結局は選択権が己に回ってきてしまえばほんの少し眉根を下げて困ったような表情を浮かべて上記の様に悩み始めて。洋食はこの間、星ノ喫茶に連れて行ったためそれ以外の和食か中華か、と絞っていくと不意に香辛料の香りが鼻腔をくすぐり、その香りがするほうを見やった先には豪奢な店構えの中華料理店が。そういえば、椿はまだ中華料理は経験がないだろうと、新しい経験をさせるいい機会だと考えれば「 よし、中華にしよう。 」と、椿の手をきゅ、と力を込めて握り善は急げと言わんばかりに早速中華料理店に向かい。 )

( / そういえばそんな話をしていましたね!その流れでいきましょうか!昼食の場面が終わり次第、椿様の様子がおかしいーという流れにしますか? )




268: 椿 [×]
2023-11-05 16:50:17



ちゅう…か…。

( 彼の口から告げられた聞き馴染みのない料理にぱち!と蘇芳の瞳を丸くしてはたどたどしく彼の言葉をオウム返しし、そのまま彼の大きな手に小さな手を引かれてその目当ての店へと向かい。姐さんのお客様が確か食べたことがあるんだったかしら、私たちの国のお隣?近く?の国の料理だった気がする。だなんて不思議そうに首を傾げつつも、だがしかしその心はまだ出会ったことの無い料理と彼の勧めるものならば美味しいのだろうという期待と好奇心から踊っており、椿の頬は自然と緩んでしまい。─── 少しだけ、一瞬だけくらりとした頭は気の所為ということにして。 )



( /かしこまりました…!!
ではちょっとずつ異変を自覚させて表に出させて行きますね…!よろしくお願いします…!)



269: 大祝直政 [×]
2023-11-23 20:51:26




( 椿の手を引いてやってきたのはレストラン街の中でも規模の大きな中華料理店。艶やかなチャイナドレスに身を包んだ美しい女性が二人を案内し、店の中に入ればそこはまるで別世界と見まごうほどの豪奢な内装で。金色に煌く龍の彫像や、繊細な刺繍が施された壁面と、やりすぎではないかと言っていいほどの豪華絢爛な店の中を臆することなく進んでいけば、今回の二人の席に着き。チャイナドレスの美しい女性が、メニュー表を渡してからしずしずと下がっていけば、その艶やかな姿に一瞬目を奪われながらも一つ咳払いをして気を取り直してから。 )

どれにしようか、椿。



( / 大変遅れてしまい申し訳ありません…!本体がバタバタしていたり、流行り病にかかってしまったりしてなかなか返信することができませんでした。もし、まだいらっしゃるならぜひお相手をお願いします…! )




270: 椿 [×]
2023-11-25 20:53:51



─── … 。

( 連れてこられたのは豪奢な内装や煌びやかな女たちの揃う、なにだか花街のような料理店。スリットの深く入ったセクシーなチャイナ服(という単語は勿論椿は知らないので彼女にとっては不思議な形のお洋服)から垣間見れる瑞々しい生足がやけに扇情的な真っ赤な唇の美しい女の店員に目の前の主人が瞳を奪われたのをちゃっかりと目撃してしまった椿はむ、と唇を尖らせれば〝私もこの服を着ればいいのかしら〟なんて自分でも無意識に小さな嫉妬心の花を探しては彼の問い掛けをうっかり聞きこぼしてしまったのか「 はえ、……あ、……ええと。ごめんなさい直政さま。もう一度、 」と店内にいるチャイナ服の女たちとはまた違う男の庇護欲を掻き立てるような幼い顏をきゅと不安そうに変えて。 )


( /わ!今本当にみんな罹患されてますものね…!体調は如何でしょうか、どうか無理なさらずご自身の体調第一になさってください…! )



271: 大祝直政 [×]
2023-11-27 22:44:55




料理はどれにしようか。

( こういった店には慣れていないのか、委縮するかのように幼い顔を不安そうに浮かべる相手が問い返してくると、その小動物のようなか弱さに庇護欲を掻き立てられながらも、その不安を落ち着かせようと優しく上記を口にして。そうして相手がメニュー表とにらめっこをしている間も、料理の皿を持って店内を優雅に歩くチャイナ服の美しい女性たちの、その深いスリットから覗く眩しいおみ足が扇情的でちらちらと目を奪われて。ふと、思い出したのはあの時爆弾を身につけてきた椿の体。紐のガーターとニーハイソックスに飾られた、椿の健康的な太ももを思い出しながら、「 あの服、椿に似合いそうだな。 」なんて下心丸出しの言葉を思わず口にして。 )


( / 隊長の方はもう大丈夫です!ご心配をおかけしました。これから早く返信できますので! )




272: 椿 [×]
2023-12-11 17:25:22



お、お料理……えっと、……
、へ、ッ?

( 彼が料理を聞いていたのだと改めて教えてもらえればあわあわとメニューに目を落とすも、それらは難しそうな文字ばかりでいくら姐さんに字の読み書きを教えて貰っていたとはいえ椿が読むには少々難しいものたちばかりで。焼き……売る……?とメニューと睨めっこをしていればふと耳に届いた彼の言葉に素っ頓狂な声を上げながらぱっと顔を上げて。そうして彼の視線に釣られるように美しいチャイナ服に身を包んだ豊満な女性を見れば、〝やっぱりああいう服の女性がいいのね……!〟とまた椿の胸の奥に小さく美しい嫉妬の花が開いて。「 ……直政さまは、ああいう服の女性がお好きですか? 」はたしてくらくらと先程から回らない頭のせいか、それとも嫉妬の花のせいか。ふだんならば聞かないような言葉を思わずぷっくりとした唇から零してしまえばむ、と拗ねたような表情を隠すことなく小さな仔猫が親猫を取られた時のようにつん、と唇をとがらせて。 )


( /今度はこちらが大幅に遅れてしまいました…申し訳ありません…!!!
仕事が一段落いたしましたので、ほぼ毎日これからはお顔を出せるかと思います……! )



273: 大祝直政 [×]
2024-01-05 21:29:20




ん?あ、あぁ…確かにあそこにいる女性は雅で素敵だ。

( 店内のチャイナドレスを身にまとった女性を眺めるのもほどほどに、これから注文する料理を決めるためにもう一度メニュー表に視線を戻すと、目の前の相手のぷるりとした唇から小さな嫉妬の言葉が紡がれればその言葉に含まれている嫉妬にこの朴念仁は気付くことなく、チャイナドレスの女性をさりげなく褒めるような上記の言葉を発して。「 だけど、容姿や服で女性としての美しさが決まるわけじゃない。そしてその美しさは見る人によって変わるものだよ。 」と、どこか哲学的な言葉で諭しては、頼む料理があらかた決まったらしく。)

―――それで、頼む料理は決まったかい?


( / 返信が大変遅れてしまい、ほんっとうに誠に申し訳ありません。年末年始で少しバタバタしてしまっていました。これからは顔を出せますのでまだお相手してもらえたら幸いです…。 )




274: 椿 [×]
2024-01-11 17:12:03



……????

( 容姿や服で女性としての美しさが決まる訳では無い。その彼の言葉に椿はこてり、と首を傾げてはまんまるの蘇芳を何度か瞬きさせる。今まで自分が生きてきた世界の常識とは真逆の言葉に理解が追いつかなかったのであろう、遊郭では美醜が殆どだったのだ。美しい女はそれに伴っているように器量が良かったし、醜女は其れらを見ながら妬むような狭量の女が多かった。そう云えば、美とは余裕なのだと姐さんから聞いた気がする。椿はそれらをふと思い出しながらスッカリ思考の海に浸かっていたものの彼の言葉にぱっと意識を浮上させてはまたメニューに瞳を滑らせたあと「 あの、……ええと、直政さまの、オススメがいい、です。 」と矢張り異国の言葉も混じった見たこともないメニュー名たちではどんな料理か全く分からなかったのか恥ずかしそうにメニューで薄紅色に染った顔を隠すようにしてもじもじと答えて。 )


( /とんでもないです私も遅れてしまいましたし…!お互い気にしない方向で…!!!

こちらこそぜひまたよろしくお願いします! )




275: 大祝直政 [×]
2024-01-18 23:18:50




ふむ、俺のおすすめか…。

( 中華料理という初めてのジャンルに混乱してしまったらしく、決めあぐねたのかこちらに主導権を回してくると今度はこちらが悩み始めて。相手にとっては初めて食べる中華料理、どうせならいろいろなものを食べさせてあげたいとちょっとした親心のようなものが芽生え、メニュー表を見ながら吟味して。「 …よし、! 」とあらかた決まったらしく、一つ声を上げて店員を呼べば様々な料理を次々に頼んでいき。注文を終え、チャイナドレスの女性を見送れば何故か頬を薄紅色に染めらせる相手に気付き )

椿?顔が赤いぞ…?

( / お優しいお言葉ありがとうございます…!こちらこそよろしくお願いします! )



276: 大祝直政 [×]
2024-03-10 20:22:26


( / 久しぶりに上げてみますね。 )



277: 大祝直政 [×]
2024-05-16 16:55:48


(/あげてみます。)



278: 椿 [×]
2024-05-21 19:20:14




な、なんでもないです!お気になさらず!
……え、えと、注文ありがとうございました。

( 花街出身の教養のない自分と、資産家の御曹司で教養のある彼。ただの飲食店での注文ひとつでもその違いが明白になってしまったのがなにだかとても恥ずかしくて、白磁の肌に朱色を散らしながら〝もっとお勉強をしなくちゃ〟と新たな決意を胸に抱いた頃。此方の様子に気付いた彼に慌ててそれらを誤魔化しながらへにゃ、と微笑んでみせては先ずは自分の代わりに注文をしてくれたことに対しての感謝をひとつ。一体何を注文してくれたのか、おそらく商品名を言われても分からないのでそれは料理が到着するまでのお楽しみとするとして、椿はそういえば先程お姉さんたちが来てるあのお洋服が自分に似合いそうだと彼が言っていたな…と思い出せば「 ああいうお洋服は、どこに売っているんでしょうか。私にも買えるかしら…。 」と思わずポロリと零して。ああいう服を着てお家で家事をしたら喜んでくれるかしら、と彼に喜んでもらう為に零した言葉ではあるのだが、如何せん露出がちょっと多くて恥ずかしいな…という気持ちはあるのでそれを実行する勇気があるかどうかはまた別のお話で。 )




( /バタバタとしていた仕事や引越しが一段落し、流石に遅くなりすぎてしまったしもういらっしゃらないだろうな…と諦め八割で覗いてみたらまさか上げ続けて下さっているとは思わず、本当に本当お待ちいただきありがとうございます……!!!
そして遅くなってしまい本当にすみませんでした。全てが落ち着きましたので、もし背後様さえ宜しければまたお話をさせて頂きたいのですがよろしいでしょうか……? )





279: 大祝直政 [×]
2024-05-27 22:38:07




…あれを着たいのか?

( 注文を済ませて料理が運ばれてくるのを待つ間、ぼそりと相手の唇からこぼれた言葉を聞けば、何故か、それを着る本人よりもどこか楽しみそうに、興味津々そうにしながら上記のように問いかけて。さきほどは花魁の服を買うのにも躊躇していたというのに、自ら進んで服を、それも妖艶な服を欲しがる姿にこちらもその気になり。とはいえ、服に関しては多少、自身の身だしなみを気にするくらいで女性の、それも異国の服となれば流石に門外漢なので「 そうだな…。おハナさんに相談してみれば、手に入れられるかもしれないな。 」と、以前世話になった呉服店の女主人ならばと提案して。そうやって話していると、どうやら食前の茶が運ばれてきたようで、己の前には烏龍茶、椿の前には自身がチョイスした茘枝紅茶が運ばれて。 )



( / 何気なく上げたのが椿様の目に届いたようでよかったです…!こちらこそ、返信が遅れてしまう時もあるかもしれませんがそれでも、椿様さえよろしければまたお相手をお願いしたいと思います。 )




280: 椿 [×]
2024-05-29 05:58:11



っ、…!
もし、着たら、……直政様は、嬉しいですか、?

( うっかり口からまろびでた呟きはどうやら彼に器用に拾われていたようで、ぱち!と紅玉をまんまるにしたあと頬に淡く朱を散らしながらおずおずと問いかけて。似合う、とは言ってくれたけれど彼がそれを喜ばなければ意味が無いので、自分からそんなことを聞くのはとても恥ずかしいし内緒で買って驚かせるのが大人の良い女な気がするけれど、椿にはまだそんな技量も内緒にできる演技力もないのでバカ正直に問いかけた次第。そうして自身の前に運ばれてきたのは爽やかで甘い果物の香りのする紅茶。甘さの中にさっぱりとした夏のような爽やかさのあるそれは人生で初めて嗅ぐ香りだが、初めて入った中華料理店て無意識に緊張していた椿の心を暖かくほぐしていき。「 ……良い香り、 」と穏やかにふわりと笑いながら小さく呟いては美しい橙の水面に目線を落として。 )


( / とんでもないです…!これからはコンスタントにお返事が出来ると思いますので、ぜひまたよろしくお願い致します……!!!!/蹴可 )




281: 大祝直政 [×]
2024-05-29 20:00:22




そうだな…もし、椿があの服を着てああやって給仕をしてくれたら、華やかになるだろうな。

( 目の前の相手がこちらの問いかけに反応するように、その蘇芳の瞳をぱちりと丸めておずおずと問いかけてくれば、注文を厨房へと伝えに行く女性の後ろ姿を見ながらチャイナ服を着た椿を今一度、想像してみて。男を誘うようなおみ足を見せつけてくるスリットに、体のラインがくっきりと出るタイトなデザイン。それをメリハリのある体を持つ椿が身に纏えば先ほどの女性にも負けない華やかさになるだろうと述べれば「 もちろん、普段の椿も十分華やかだけどな。 」と、いつもの和服の相手も見目麗しい美しさだとあけすけなく褒めて。茘枝の甘い香りに表情をほぐされる相手の表情を見れば「 ここの料理の国の人々は茶を好んでて、色んな種類の茶があるんだ。その茶なら、椿も飲みやすいと思う。 」と、こういった中華の店に何度か来たことがあるらしく、その際に味わったもので気に入ったものを注文して、その茘枝紅茶ならば気にいるだろうという考えで、己の前に運ばれてきた烏龍茶の芳醇な香りを堪能してから一口啜り。 )




282: 椿 [×]
2024-05-30 23:21:19



華やかに、……。
わたし、おハナさんに相談してみます。

( 矢張りああいった服での給仕というのは男性の心を刺激するものなのだろう、椿は今度おハナさんのお店に行ってそういう服があるか聞いてみよう…と、たった1人お家にいる昼間の時間の予定表に新たに予定を組み込んで。ただただ彼に喜んでもらいたい、といういじらしい乙女の恋心は強い行動力に変わるものなのだ。普段とは違う服の自分も、そして普段の和服の自分もきちんと褒めてくれる彼の優しさにまた淡く頬を染めながら「 有難うございます…。 」とわかりやすく嬉しそうにはにかめば和装も洋装もなにでも着こなしてしまう彼の隣に立っていても恥ずかしくないように、という自分の密やかな目標が報われたような気すらして。かれの説明にふむ、と真剣に耳を傾けていれば彼のおすすめしてくれた茘枝紅茶を火傷をしないようにしっかりとふう、と冷ましてから1口静かに啜って。ふわり、と広がった果実系の爽やかな甘みと紅茶の程よい苦味が合わさった味は、いつも飲んでいる紅茶よりもずっとずっと飲みやすくて程よい甘味を感じ。「 !あまくておいしい…! 」とぱちぱちと瞬きをしながら新鮮な驚きと美味しい!という分かりやすい反応を見せては上品に口元に手を添えながらふわりと微笑んで。 )




283: 大祝直政 [×]
2024-06-03 22:31:31




あー…おハナさんには俺から話しておくよ。

( とんとん拍子で、椿があの服を着ることが決まれば、当の本人はこちらが述べたことを鵜呑みにして、件の女主人に相談してみようと意気込めばそれに待ったをかけて。確かにおハナさんに話せばいいだろうが、椿とおハナさんを二人にしてしまえば余計な気を遣って、また変な服を椿に持たせるかもしれないと心配してのことでこちらから話しておくと言って。こちらが選んだ紅茶を上品に啜って、たちまち花の咲くような笑顔を浮かべればその様子にこちらもつられて笑みを浮かべて。二人とも茶の香気と味に解されていると、いよいよ料理が運ばれてきて、献立は麻婆豆腐に青椒肉絲、餃子に小籠包、叉焼と様々な料理が二人の前に並べられ、二人で食べるには少々種類が多い気もするがそれぞれが半人前といった量なのでそこまで多いわけでもなく。「 さぁ、食べようか。 」と、t手を合わせて。 )



284: 椿 [×]
2024-06-08 19:44:39




ありがとうございます。

( 彼からの待ったに蘇芳をまんまるにさせて首を傾げては何故かしら、と思いつつも素直に彼に従い。何かおハナさんに他のお仕立ての用事があるのだろうな、と半ば無理やり自分を納得させてはあの服を着るにあたってちょっぴり運動して体を絞らなきゃ…と棒切れのような足と男性の両手で簡単に掴めそうな程の細い腰を持つ周りのウエイトレスたちをちらりと見やって。次々に運ばれてきた料理たちはどれも山椒の香りが効いていたり柔らかな湯気の立つものたちばかりで、廓では無論こんなに湯気が立った状態での料理を食べられることなど滅多に無かったのできらきらと瞳を輝かせ。「 はい!いただきます。 」と彼と同じように両手を合わせては、どれから食べよう…と目の前に広がるきらきらとしたご馳走たちを輝く瞳で見つめて。 )





285: 大祝直政 [×]
2024-06-14 08:03:36


( / 一度、本体会話だけ失礼します。今、本体の方が立て込んでいて、今週の返信は無理そうです。申し訳ありません。来週からは返信できるようになります。本当に申し訳ありません。 )



286: 椿 [×]
2024-06-14 11:59:40



( / とんでもないです!どうか無理なさらず…!!
暑い日が続いておりますし、体調にはお気を付けてくださいね。顔出しありがとうございます…! )




287: 大祝直政 [×]
2024-06-16 23:23:35




まずは麻婆豆腐から食べてみようか。

( 初めて目にする料理たちに期待いっぱいといった様子で目を輝かせながらどの料理に手をつけるか迷っている相手に助け舟を出して。麻婆豆腐に含まれている香辛料で、食欲が増すだろうという考えからで、相手が心の中で密かにダイエットを決意していることなど知る由もなく、今日はお腹いっぱい食べさせようとしており。女性なら少しくらい、脂が乗っていたほうがいいのだ。それに椿もまだまだ成長の途上。栄養をしっかり取らせなければという心遣いで、麻婆豆腐を気持ち多めに取り皿に取り分けて「 はい、どうぞ。 」と差し出して。 )

( / 大変お待たせしました…!本体が落ち着いたのでこれから高頻度で返信できます。 )




288: 椿 [×]
2024-06-17 20:40:54




まーぼーどうふ…。

( 聞き馴染みのない名前の中にある豆腐、という単語で豆腐を使った料理なのだと辛うじて判別できる程度で、椿は幼い子どものように辿々しい口調で目の前のふわりと香辛料の香りが香ってくる1品の名前を呟いて。少し多めに更に盛られた麻婆豆腐に「 あ、ありがとうございます…!! 」と本来ならば自分がやらなければならない仕事を彼にさせてしまった罪悪感も含めつつお礼を言って受け取り。小皿に盛られた麻婆豆腐は艶々と光る豆腐と香辛料の香りのする餡掛けのようなものがとても食欲をそそり、椿の蘇芳の瞳はきらきらと輝いて。いただきます、と小さく零した後にさっそく一口食べればふわりと口の中に広がる優しい辛味と鼻に抜けるような香辛料と豆腐のまろやかさにぱち!と瞳をまん丸にして。口元に手を添えつつ暫くむぐむぐと咀嚼をしては、「 美味しい…!ちょっぴりある辛味も豆腐でまろやかになってて、この餡掛けのようなものですごく食べやすいです! 」と人生で初めて食べる中華はどうやら椿のお気に入りになったようで、周りにきらきらと星を飛ばしながらまた一口と食べて。 )



( / とんでもございません…!!
無理せず、これからもよろしくお願い致します…!! )



289: 大祝直政 [×]
2024-06-18 22:05:43




( 先日の喫茶店での食事のように、初めて口にする料理に感動して、目をキラキラと輝かせればその様子を見てこちらも気が良くなったのか、「そうか…!じゃあ次は餃子を…」と、頼んでいた料理を勧めていき。人が美味しそうに食べている様子を見るのは気持ちよく、またそれが己が奢るものとなるとまた格別で、だからこそ餃子に小籠包、叉焼と、ダイエットを決意した相手の覚悟を打ち崩すように次々と料理を勧めていけば、やがて卓上にあった料理の皿は2人で全て平らげてしまい。お互い一息ついて、これで楽しい食事の時間は終了…かと思いきや、「 椿、デザートも来るからな。 」と別腹と言わんばかりに頼んでおいた胡麻団子、杏仁豆腐、月餅といったデザートと茶が運ばれてきて、今日はとことん椿を太らせ…お腹一杯になってもらおうとしていて。 )


( / こちらこそ、よろしくお願いします…!

これからの進み方なのですが、これ以降、百貨店でやることやりたいことがなければ、以前相談していた「疲労」で体調を崩す展開かなと思っているのですがいかがでしょうか? )




290: 椿 [×]
2024-06-25 16:03:40




んふふ。
ぜんぶ美味しいです、─── ハッ。

( 今までの人生で食べたことの無い異国の料理たちはどれも新鮮な美味しさに満ちており、与えられるがままににこにこもぐもぐとご機嫌で食べていることしばらく。デザートまで用意されていると伝えられたあたりで漸く先程体を絞ると決意したばかりなんだったと思い返せば、明らかに1食の摂取カロリーを大幅に超えているであろう現状に乙女の脳内は警笛を鳴らし始めて。目の前に広げられたデザートたちはどれも初めて見るものばかりで、ふわりと漂う甘い香りが更に椿を誘惑するように決意を揺らがせ。だがしかし目の前の彼はきっと自分を食べさせることに楽しさを見出していることは火を見るよりも明らかで、椿は「 お、お腹がいっぱいなので、でざあとは少しだけ頂戴しますね! 」と自分の中で精一杯の譲歩をしながら心の中で明日はいつもよりもたくさんお掃除して運動しなきゃ…と決意を。 )


( / 疲労での体調を崩す展開で大丈夫です…!!
帰りの車でだんだんと本格的に体調を崩すしていくような形で小出しにさせていただきますね…!! )





291: 大祝直政 [×]
2024-07-02 21:57:31




そうなのか?ほら、これとか美味しいぞ。

( デザートと共に配膳されてきた烏龍茶で口の中をさっぱり流していると、目の前の相手が不自然にデザートを遠慮すると、どうしたのかと首をかしげて。女性には、確か「甘いものは別腹」という言い伝えがあったはず。であればこのくらいの量の甘味は食べられるだろうと、椿の頭の中でどれだけの決意と葛藤がせめぎ合っているのかを知る由もなくせめてこれらだけは食べてほしいと勧めるようで、胡麻団子を一つ摘まんでは「ほら、あーん…。」と、相手の口に向けて。 )

( / ありがとうございます!この食事のシーンが終わり次第、車のシーンに移らせてもらいますね。 )




292: 椿 [×]
2024-07-07 19:31:15




ぅ、……。
ひ、一口だけ。


( 元々の甘いものが好きな性分に加えて、好いた相手手ずから口元に胡麻団子を差し出されれば断れるはずもなく。決意をした瞬間に甘いものを口にしてしまう罪悪感はあれど、小さな口を開けてそのまぱく、と胡麻団子を口にすればやはりこれも人生で初めて口にするものだったのか、自分の知っている団子とはまた違う味や食感の胡麻団子に長いまつ毛に囲われた大きな瞳をぱちぱちと瞬きさせながら咀嚼し。「 おいしいです…!いつものお団子とはまた違う風味です! 」と先程までの遠慮の姿勢はどこへやら、キラキラと蘇芳の瞳を輝かせてはにこにこぴかぴかと頬を弛めて。 )



( /かしこまりました!
これからもぜひよろしくお願い致します……! /蹴可 )




293: 大祝直政 [×]
2024-07-10 21:03:55




( やはり甘味の誘惑には抗えなかったのか、こちらが差し出した一口の胡麻団子にぱくりと喰らいつけば大きな蘇芳の瞳をきらきらと輝かせて感動を表現するとこちらはそうだろうそうだろうと満足するように頷きながら笑みを浮かべて。この流れで「 これは杏仁豆腐って言って…。 」と次の甘味を勧めて、結局一つの胡麻団子を皮切りに、椿の強固な覚悟( など直政は知る由もないのだが… )はいとも簡単に崩れ去り、勧められる甘味を全て平らげてしまい。最後に茶で口の中を流せば2人で満足といった様子で料理店をあとにして、「 どうだった?初めての中華料理は。 」と気に入ってもらえただろうかと問いかけ、もっとも椿の表情を見れば聞くまでもないだろうが…。 )




294: 椿 [×]
2024-07-12 18:42:38



………………ハッ!


( 矢張り甘いものの誘惑には抗えないのが若い少女の性分であり、ふと我に返ったときにはスッカリ目の前の甘味の皿たちが綺麗に平らげられており。満足!とにこにこ微笑んでいたものの我に帰った瞬間に今何が…?!と蘇芳の瞳はまん丸に丸められており、先程の決意から一瞬で時が進んだような今の状況に驚いているようで。だが彼から穏やかに中華料理の味についてを聞かれれば、やっぱり明日から頑張ろう…と普通の街中にいる女学生のようにダイエットは後回しにすることを決意。「 あの、とっても美味しかったです!日本のお料理とは違う調味料を使っているから、色んな味がして…自分でも作れるようになりたいです。 」とほろほろと穏やかな華のように笑って見せれば料理のレパートリーに中華料理も新たに増やしたいと答えて。 )





295: 大祝直政 [×]
2024-07-16 22:37:58




それはよかった。


( 初めての中華料理について、顔を華のように綻ばせながら改めて言葉にして感想を述べられると、その笑顔を見れて、また満足そうな感想を聞けて、こちらも満足だという様子で上記の様に述べて。純粋で朗らかな椿は知的好奇心も旺盛なのか、中華料理を作れるようになりたいと告げられると「 ふむ、じゃあレシピを用意しないとな。 」と、その好奇心を尊重するためにと呟いて。その後も、本屋で中華料理のレシピ本を買ったり、食材を買ったり、椿の日用品を買ったりと百貨店を十分に楽しみ、帰りの車には二人の両手いっぱいになるほどの買い物袋が詰め込まれ。あたりはすっかり薄暗くなった時刻、夕焼けの優しい光が二人の乗る車を照らしており、その光を眺めながら「 今日はどうだった? 」と視線は進行方向そのままを向きながら傍らの相手に問いかけて。 )




296: 椿 [×]
2024-07-22 23:39:27



すっごくすっごく楽しかったです!
……それと、私こんなにも色んなものを与えていただくことが初めてで。胸がいっぱいです。


( もうすっかり太陽の光が暖かな橙色になった時頃。夕陽に照らされてほんのり薄紅色に染まった頬をそのままににこにこと頬を綻ばせながら彼の問いかけに興奮気味に答えた後に小さな声でぽそぽそと後半部分を付け足して。ぽかぽかと暖かな気持ちに包まれた胸元に手をそっと添えれば、夕陽を受けてきらきらと輝く愛おしそうな紅玉で彼の方を見つめては「 直政さま、ありがとうございます。 」と何かを与えてもらう度に感謝を伝えてはいたけれど、改めて感謝の言葉を口にして。─── だがしかし暖かな気持ちになっていることは間違いないのだがその熱っぽい感情は熱から来るもので、慣れていない環境に気付かないうちに体調を崩していたのか本人の自覚のないままに火照る体はどんどんと椿の体調を静かに蝕んでいき。 )





297: 大祝直政 [×]
2024-07-26 18:41:58




…椿…?

( 安全運転を心がけ、進行方向にしっかりと視線をやっているため、夕陽に照らされた椿の蘇芳がまた一段と美しく輝いていることに気づくことが出来なかったが、椿の今日の感想を聞いているとその無邪気な様子につられてこちらも微笑んでしまい。しかし、その当の本人の声色の様子がだんだんと曇っていくと、どうしたのだろうかと訝しむように表情を強張らせて。運転の合間、チラリと彼女の方に視線をやるとその蘇芳には虚な色が混じっており、様子がおかしいことに確信を抱けば己の片手を椿の額に当ててみて。確信通り、手のひらからは明らかに高い相手の体温が伝わってくれば「 熱があるじゃないか…! 」と目を見開けばこうしてはいられないとはやる気持ちが足に伝わり、アクセルを深く踏んで屋敷へと急行して。 )




298: 椿 [×]
2024-07-26 21:52:54




?、……ねつ…、


( ぽかぽかと火照る体はどうやら素敵な一日をすごした興奮から来たものではなく、いつも心地よい温かさの彼の手が額に触れればひんやりしてて気持ちいいなと感じる程度にはくらくらと体が熱に侵されており。彼の言葉をたどたどしく鸚鵡返ししては、熱?わたしが、?あれ…でもからだがあつい、嗚呼でも今日は直政様が寝かせないと仰っていたのに、舞はいつ見せるんだっけ。とぐるぐると上手く回らない頭で様々なことが浮かんでは消えていき、次第に混乱しくらりと回った感覚に抗うことなく静かに遠くなっていく意識でふと、遊郭ではこうして体を崩したら、売り物にならないと折檻をされるか暗くて寒い部屋でたった一人で熱が下がるまで隔離をされるかの二択だったことを思い出し。椿は折檻をされたことがなかったけれど、またあの部屋に行かなきゃならないのかしら。嗚呼厭だな、怖いな。と思ったその瞬間に意識はぷつんと途切れ。 )





299: 大祝直政 [×]
2024-07-26 23:01:35




椿…?おい、椿!くっ…!

( アクセルの踏み込みの深さと比例して車窓から流れる景色が早くなり、周りの車をも追い越していくほどの速さになるが、傍らの相手の容体がどんどんと悪化していけばその様子に早く連れて帰らねばと焦り。ついには曖昧だった言葉も帰ってこず、椿の意識が途切れれば全身から嫌な汗が流れ始めて心臓がどくどくと嫌な鼓動をあげて。ようやく屋敷に到着すると、今日買った品物には目もくれず、まずは椿を抱き上げて相手の寝室に運びベッドに寝かせて。改めて様子を確認しようと額に手をやればその体温は先ほどよりも熱く、頬も化粧のものとは思えないほど不自然に赤く染まっており、体調を崩していることは目にも明らかで。一度部屋を出て行き、またすぐに戻ってくればその手には鞄が提げられていて、鞄からなにやら取り出したかと思えば出てきたのは聴診器。この大祝直政は製薬会社の御曹司であり、既に親の事業の一部を担っている。当然医療知識も備えており、椿が着ているワンピースを緩め、その身体に聴診器を当てて心音を確かめていき。「 ( 心音が乱れている…。呼吸も。けど、これなら…。 ) 」と相手の様子を冷静に分析していけば「 過労から来る熱だな…。 」と診断結果を小さく呟いて。重篤な症状ではないとわかり一息つくも、身請けして間も無く連れ回したのが良くなかったのだろうかと己なりに反省して、その額に冷やした濡れタオルを添えてはそばで苦しそうに肩で息を上下させる相手を見守って。 )


( / 申し訳ありません!製薬会社云々の設定を追加させてもらいましたがよろしかったでしょうか…? )




最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]1対1のなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle