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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
221:
大祝直政 [×]
2023-06-08 20:19:41
あ、ほら、自由に試し弾き出来るってさ。ちょっとだけちょっとだけ。
( 『 自由に弾けるようになったら 』相手の呟きを耳聡く聞いていたようでふーん、へーえ、なるほどーと、言質は聞こえたと、だんだんと瞳をきらきら輝かせながらどこか無邪気に笑顔を浮かべれば、名札の横にある触っていいとの記しを指差して。椿のちいちゃな手ではひとまわりもふたまわりも大きい己の体を引っ張ることなど出来ず、逆にその手をむんずと握り返せば良いではないか良いではないかと引っ張り返してずかずかとピアノの前まで連れて行き。相手を強引に椅子に座らせれば自分もその隣に座り「 ほら、触ってみな。 」と相手の白魚のような手の上に自分の手を重ねながら鍵盤へとリードして。 )
( / ありがとうございます!なるべく早く返信できるようにしますので…! / 蹴可 )
222:
椿 [×]
2023-06-10 19:22:03
な、直政さま、ぁああ……
( 矢張り自分の力では彼を引っ張ることは叶わず、逆にピアノの方へ誘導されてしまいいつものようにされるがままに連れていかれ。厭、たしかにピアノを触ってみたかったのは事実ではあるのだが、これで〝楽しい!もっと弾きたい!〟というような顔を一つでもしてしまえば彼はこのグランドピアノさえも買ってしまいそうな勢いなのである。なにだか弾力のある椅子に座らせられれば目の前に鎮座するツヤツヤと輝くその高価な佇まいに椿は思わずぱちぱちと瞬きをするばかりで。そっと彼の大きくて優しい手が自分の手に重なるようにして鍵盤へとリードされれば、いつものえすこーととは違う距離の近さに不思議と心臓がドキドキと高鳴ってしまうような感覚がして、初めて触れるピアノよりもそちらに意識がいってしまう。「 そ、その!直政様は、ピアノをお弾きになるんですか? 」 その緊張を紛らわすように、鍵盤に指を置く仕草が妙に様になっていた彼の方をぱっと見れば思ってたよりもずっと距離が近くて、いつもよりも近くに見える夜空色の黒瑪瑙とぱっちり視線が噛み合ったことにぱっと視線を逸らし。 )
223:
大祝直政 [×]
2023-06-14 08:12:32
( / 返信が遅れてしまい申し訳ありません。本体の都合により多忙なため、今週は返信できそうにありません。来週からなら返していけると思いますので、そこまで待っていただけるとありがたいです。 )
224:
椿 [×]
2023-06-15 22:04:29
( / とんでもないです!
了解しました!忙しい中お知らせいただきありがとうございます…!! )
225:
大祝直政 [×]
2023-06-27 08:38:58
( 相手の細っこい手を鍵盤へとリードすれば、どれ、自分も一つ触ってみようかと己の手も置いて一つの鍵盤を弾いてみると、その荘厳な佇まいに違わぬ厳かな、されど繊細な音が静かな店に広がっていくと「 おぉ…。 」と思わず感嘆の息を漏らしてしまい。そうやって、心が慌ただしくなっている相手とは対照的に呑気に感心していると、その相手の蘇芳の瞳と目を合わせながら問いかけられると「 そうだな…。小さい頃に教養の一環で習わされてたな。 」と昔を思い出しながらそう言えば、それからはめっきり触らなくなったけど、とその教養が今になって役に立っているのかは不明なことに笑ってしまいながら付け加えて。今はもうピアノに触らなくなってしまったが昔のように弾けるだろうかとふと気になれば、幼い頃に習っていたお気に入りの曲を弾き始めれば、どうやら腕が鈍るというよりも体が覚えていたらしくピアニスト顔負けの演奏を披露して。 )
( / 返信が遅れてしまい、大変申し訳ございません!先週もバタバタしていてなかなか顔を出すことができませんでした…!これからはちょくちょく顔を出せると思いますので、続けてお相手をお願いしたいのですが、まだいらっしゃいますでしょうか…? )
226:
椿 [×]
2023-06-28 20:43:56
─── すてき、
( ぽぉん、とふわふわと軽いようで、だがしかしずっしりと重厚感のあるピアノの音色に椿の心は釘付けで。鍵盤をひとつ叩くたびに違う音程の音が鳴り、辺りに広がっては散っていく。まるで花火のような音色たちに椿の蘇芳はきらきらと光り、それからそれらをまるで鍵盤の上で指が踊っているかのように音を彩る彼の横顔に、思わず椿も見惚れてしまう。教養の一環、というよりも彼の音色は素人目で見ても(聴いても)ピアニストの演奏と遜色ないほどの腕前で、椿は思わずぽつりと鈴のような呟きを零して。彼の演奏が終われば、小さな手で一生懸命にぱちぱちと拍手を送りながら「 とってもお上手です!素敵、音が踊っているみたいだわ! 」とまるで小さな子供が宝物を見つけたかのようなきらきらとしたまんまるの瞳で彼を見つめて。 )
( / お久しぶりでございます…!!
勿論です、お忙しかった後なのに顔を出してくださってありがとうございます…!!ぜひ私の方からもこれからもお相手をさせて頂けたら嬉しいです…!! )
227:
大祝直政 [×]
2023-07-01 17:04:49
───ふぅ。
( 指が鍵盤の上で踊り始めればついつい興が乗ってしまったらしく、呼吸も忘れて目の前のピアノと対話して。今弾いている曲の一節を弾き終え、不足した酸素を補うように大きく呼吸をすると傍らの椿の小さな拍手でようやく我を取り戻し、おとなげなく我を忘れて一心不乱にピアノを弾いていたことに気恥ずかしさが残るのか「 ん゛んっ。 」と咳払いをして。まるで幼い子供がはしゃぐように賞賛の言葉を贈ってくると「 久しぶりに弾いてみると、意外といいものだな。 」と、鍵盤に指を滑らすように触れながらそう言えば「 ほら、椿も適当に触ってみなさい。 」と自分だけ楽しんでしまっていたことを思い出せばそう促して。 )
( / お優しいお言葉ありがとうございます!改めて、これからよろしくお願いします! )
228:
椿 [×]
2023-07-05 22:20:55
て、適当に…。
( 彼に促されるがままに、恐る恐る今度は1人で鍵盤に指を這わせてはぽん、ぽぉん、と拙くはあるが元々音楽の際はあるのだろう、曲とまでは言わずとも不協和音になることはなく音を奏でて。指を深く沈めれば深い音が、反対に跳ねるように鍵盤を押せば音も同じように跳ねていくのがなにだか楽しく椿はキラキラとした瞳でそれらをじっと見つめて。初めは片手だったのが両手に、高音と低音をそれぞれ奏でてハーモニーを重ねれば、ぱっとだれから見ても高揚したような表情で「 直政様、ぴあのって不思議ですね!とっても楽しい! 」とにこにこぺかぺか笑って見せて。遊郭にある楽器たちとはまた違う音を奏でるこの大きなグランドピアノは、最初は得体の知れない怖いものだったのが今ではすっかり素敵な音を出す魔法の楽器に早変わりし。直政様みたいに踊るように弾けるやうになったらきっと楽しいわ、どこかで習えるのかしら。なんて考えるくらいには根っからの芸者である椿の心はピアノに掴まれてしまったようで。 )
( / 早速少し遅れてしまいました…… !すみません!
こちらこそです…… !!改めてよろしくお願い致します!/蹴可 )
229:
大祝直政 [×]
2023-07-12 22:17:10
ほぉ…。
( こちらが勧めるがままに、恐る恐るといった様子で椿の白魚のような指が一つの鍵盤を鳴らすと、そこからは吹っ切れたのか遠慮がなくなった様子で一つ、また一つと音を鳴らし始めればどうやら気に入ってくれたようだと笑みを浮かべながら安心して。そこからは興が乗ったのか両手で弾き始め、ただむやみやたらと弾いているのかと思うもそれにしては妙に整ったハーモニーを奏で始めれば、やはり芸者としてのセンスや天性の才能がそうさせているのだろうかと感心して。あらかた満足したのか、きらきらとした表情をこちらに向けながら弾いてみた感想を興奮気味に述べてくると、先ほどまでのびくびくした様子はどこへ行ったのかと苦笑して。しかしそうか…椿がそういうのなら、これで懸念材料はなくなったなと、顎に手を当てればその表情は本格的にこのピアノの購入を考えている様子で。 )
( / すいません…。また遅れてしまいました…。 )
230:
椿 [×]
2023-07-13 08:21:52
?、─── あ゙ッ。買いませんよ!だめです!
( 彼の視線に何かしらと不思議そうに首を傾げたものの、何日も衣食住共にしてきてどことなく彼の考えていることがわかってきたのかハッと気付けばぶんぶんと首を振りながら彼が考えているであろうことを否定して。…最も、主人である彼が買うと言ってしまえば自分は全く口を出せない立場なのだが。確かにぴあのを弾くのはとっても楽しかったし彼のように弾けたらどんなに楽しいかとすらも思うがそれにしたって値段がとんでもないのだ。今まで彼が自分に使ったお金の総額を考えるだけでも目眩がする程なのに、そこから更にこのぐらんどぴあのを加味したらそれこそ遊郭で1番の女を暫くは傍におけるほどだ。椿はちらり、と名前の通り椿色の瞳を彼に向けては「 …直政さま、? 」と子猫が母猫を呼ぶような声で彼の名前を呼びながらきゅ、と彼の服の裾をちいちゃな手で掴んで。 )
( /いえいえ!私も遅れてしまったので…!お気になさらず…! )
231:
大祝直政 [×]
2023-07-17 22:09:39
そうか…だめか…。
( 己の中ではもうピアノを買うことは確定事項だったのか、すでに頭の中ではこのピアノを屋敷のどこに置こうかなどと考えていて。しかしそうやって真剣な表情で考え込んでいると、傍らの相手がぶんぶんと首を振ってピアノの購入を却下してくれば、さすがに少し高価すぎただろうかと思って。蘇芳の瞳をこちらに向けてこれ以上金をかけるつもりかと不安そうな蘇芳の瞳で見つめてくると先ほどまでの真剣な表情とは一転してしゅんとあからさまに落ち込むような様子を見せて。「 うん、じゃあ行こうか。 」と寂しそうな表情を浮かべてそう言えばチェアから立ち上がり、そうか…そうか…と呟きながら会計へと歩を進めて。その道すがら「 椿と一緒に弾きたかったなぁ…。 」とぼそりと呟いて。 )
( / ありがとうございます。これからはこまめに顔を出すようにしますので! )
232:
椿 [×]
2023-07-24 23:25:58
ぅ、…………。
( ぽそり、、と隣から聞こえた悲しげな呟きにギュ!と胸が痛んではぴたりとレジに向かう足が止まり。確かに自分も彼と一緒にぴあのを弾けたらとってもとっても楽しいだろうなあと思うし、実際に欲しいとだってほんのちょっぴり望んでしまっていたが。それでも欲しい!と気軽に買える値段では無いのがどうしても胸に引っかかる。椿はそこで数十秒悩んでから、彼の服の裾をくい、と引っ張ってはそっと彼の耳元にさくらんぼ色の唇を寄せて「 あの、ええと、直政さま。ぴあの、……ほしいから、買って? 」と消え入るようなちいちゃな遠慮がちな声で囁き。─── いーい?椿。良い女さね、何をお強請りしても許されるのよ。男はね、可愛い女を甘やかすのが大好きなんだから。 …そんな姐さんの言葉を思い出したから。 )
( /すみません多忙につき返信がとても遅れてしまいました…!!!
一旦全て落ち着いたのでこれからは2日に1回は必ず顔を出せるかと…!すみません…!! )
233:
大祝直政 [×]
2023-07-25 20:08:32
( 椿から購入の許可が下りなければ仕方がない。今日は三味線を購入して終わりにするとしようと、背中を縮こま背ながらさめざめといった様子で会計まで歩を進める。しかし、会計まであと一歩というところで不意に後ろから服の裾を引っ張られてその一歩を止められてしまえばなんなのだろうと相手の方へと振り向くと耳元で鈴の音のような声で囁かれて。その言葉を聞いた途端、先ほどまでの悲しげな表情がみるみるうちに笑みが浮かび上がれば、したり顔を相手に一瞬向けてから「ご主人、あのピアノも会計に入れてくれ。」と相手のお強請りを聞いてからすぐにそう言って。そう、先ほどまでの落ち込んだ様子は演技であり、相手を揺さぶるための謀略。相手からの許可が下りればもう悲しそうに演じる必要はないと、落ち込んだ様子から一転して嬉々としてピアノの購入手続きを進めて。 )
( / 大丈夫です!自分が言うのもなんですがのんびりと待っておきますので! )
234:
椿 [×]
2023-07-25 21:32:27
!!!!!
( 椿の精一杯のお強請りに、怒るか呆れるか…さて彼がどう返すかと恐る恐る不安げに揺れる蘇芳で彼を見上げてみると、そこにあるのは端麗な唇をしてやったりと言いたげに歪めて早々に会計に進む主人の姿。椿はぱち!と音が鳴るのではないかと言うほどパッと瞳を大きく見開いては彼の表情の意味をゆっくりゆっくり時間をかけて咀嚼していき、やっと彼の先程の表情や声色が演技だということに気付けば「 な、直政様!!!うそつきです!! 」と彼の策に嵌った椿はワッと真白の頬に朱色を散らしては、もう自分では口出しのできないところまで進んでしまったピアノと三味線の金額にあわあわと緩く波打った美しい黒髪を揺らしながら右往左往するしかなく。……最も、ふたつの合計金額は恐ろしくて見ることが出来ないのだが。 )
( / お優しい言葉ありがとうございます…!
前述の通り、本日よりコンスタントにお返事出来ますのでまた御相手頂けたら幸いです、! /蹴り可 )
235:
大祝直政 [×]
2023-07-26 22:19:40
椿が欲しいなら仕方がないな。うん、仕方がない仕方がない。
( ピアノの購入に関しての保険や契約、配達などの書類を書き込みながら上記の様に、あくまでピアノを欲しがったのは椿であり、自分はなんら悪くないと言い張るかのようにわざとらしく呟いて。ようやく騙されたことに気付いた相手が、静かな店内に響き渡るほど声を上げてぽこぽこと頬を茹らせれば「ん~?なんのことかな?椿が買ってって言ったんだろ?」と悲劇の自分を演じていた己のことを棚に上げながらすっとぼけて。諸々の手続きを終え、そうしてやってきた支払いの刻。あいにく三味線とピアノの合計金額を一括で払えるほどの現金は持ち合わせていない(というか持っていると危ない)ため、おハナの店の時と同様に小切手で支払い。小切手に書かれた千ウン百万の数字の羅列を確認し、そして購入の確認である己のサインを書き込めば、晴れて三味線とピアノは椿のものとなり。 )
236:
椿 [×]
2023-07-27 17:51:58
ぅ、……。
( 確かに彼の言葉通り、〝欲しい〟と口にしてしまったのは紛れもなく椿であり其れに何も言い返せなくなってしまえば聡明な女にならなければ…!!!と新たに心の中で椿の目標が確立し。このままでは彼の策に嵌って色んなものを彼の思うがままにされてしまう。よくない。そうこうしている内に支払いの刻がやってきたようで、見たら絶対に後悔するのに椿は白魚のような両手で小さな顔を覆ってはその指の隙間からそろりと彼のサインしている小切手を覗き見て。「 っひぇ 」見たのは一瞬。それでもその一瞬で認識できたゼロの数は自分が見た事のある数字よりも余程多くて思わず目眩すらする心地になってしまう。こんなのただの労働だけではよほど返せる額ではなく、それこそ本当に花魁レベルの女を何夜も抱くような金額なのだ。椿は小さな悲鳴を漏らした後によろよろと彼の服の裾に捕まれば、「 な、直政さま…なんとお礼を、…いいえお詫び…?私何をしたら… 」と焦りと混乱と喜びと。ぐるぐると色んな感情が混ざりあった頭のまま平気な顔をしてとんでもない額の買い物を済ませた美丈夫に問いかけて。 )
237:
大祝直政 [×]
2023-07-27 22:05:22
( ピアノはともかく三味線は今日、これからもこの百貨店を回るには少々過ぎた荷物であり、店の主人に状況を説明すればこの百貨店での買い物が終わり、取りに来るまでこの店で預かってくれるとのこと。主人と己でそう約束を取り付けていると、背後から服の裾を掴まれればなんとも表現のしがたい表情をする相手がおり。この恩をどう返したらよいのかと、またも生き急ぎ始める相手に「 まーたそんなこと言ってる…。 」と、どこか呆れるような声でそう呟いて。「 気にしなくていいって、これから返すんだって言ったろ? 」と、数日前、相手があられもない格好でこちらの部屋に乗り込んできたときのことを思い出させるように問いかけて。しかしまぁ、己にとっては痒くもない額の買い物とはいえ、確かにこれはやりすぎたかもしれないと思い、今日のもう一つの目的である扇を買えばしばらくは大きい買い物は控えようと考えて。店を出てもなお、あわあわとした様子でいる相手に仕方なしと一つ小さなため息をつけば「 じゃあ、今日帰ったら按摩でもしてもらおうかな。 」と少しでも罪悪感を削ってもらおうと労働を課して。 )
238:
椿 [×]
2023-07-28 21:05:59
!仰せのままに…!
( 彼から仕事を仰せせつかれば、ひどく安心したように分かりやすくホッと息を吐けばいつものようにふにゃりとした少女の笑顔に戻り。最も按摩なんかでは今までの金額には到底及ばないのだがそれでもやはり何もしないという罪悪感は薄れたのか不安げに揺らいでいた蘇芳は落ち着きを取り戻して。やはり数日そこらでは今までの17年間の生き方というのをヒョイと変えられるもの手間は無いが、椿のこれは元々の性格もあるのだろうかくい、とまた彼の服を小さな手で掴んではぱちぱちと音が聞こえるかのような長いまつ毛を瞬かせては彼の黒瑪瑙と己の蘇芳を交わらせながら「 ぴあのも、三味線も、大切にいたします。ありがとうございます。 」と改めてにこにこふにゃふにゃ微笑んで。 )
239:
大祝直政 [×]
2023-08-02 22:23:46
うん、それでいいんだ。
( それほどまでに大きな負い目を感じていたのか、簡単な仕事を与えただけでもそれで安心したように一息つく相手に、やれやれと仕方がなさそうにため息をつくが、決して疎ましく思っているのではなくまるで親が子供のやんちゃに付き合っているような風のため息で。さて、次の目的地はと百貨店の見取り図を眺めていると後方から服をちょいちょいと引っ張られれば、なんなのだろうかと引っ張られた方を振り返り。先ほどからずっとあわあわとしていたが、どうやらやっと、ピアノを買ったという事実を飲み込んでくれたのか、改めてお礼を述べられると、笑みを浮かべながらそうやって甘えていればいいと上記の様に言って。気を取り直して見取り図を見ていれば、どうやら芸子御用達の店がある様子。それを目にした途端「 よし、次はあっちだ。 」と相手の手を包み込むように握ればその手を引いて目的地へと向かい。 )
240:
椿 [×]
2023-08-02 23:52:14
つ、次……?
( 何やら次の目的地を見つけたらしい彼の優しくて暖かな手にゆっくりと手を引かれては、ぱち!と長いまつ毛を瞬かせながら蘇芳を丸くして。直政様のお買い物かしら、と見当違いなことを考えながらワンピースの裾をひらりとはためかせながら彼の後ろを着いていき。だがしかし、と改めて店内にある様々な店舗たちはどれも高級志向で、働いている女たちは全て砂糖菓子のように美しい女たちばかりだ。お人形さんみたい、とぽけ…とぼんやり見つめていれば宝石店の美しい女の店員がにこ、と微笑みかけてくれたのでピャ!と肩を跳ねさせたあとに慌ててお辞儀をして。─── 廓にいた姐さんたちとは違う綺麗さだから、少し緊張きちゃう。椿は無意識に彼とつないだ手に柔く力を込めては次は余所見をせずに彼について行き。 )
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