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【ALL版権/版権・完全創作有り/戦闘・探索※再復刻】霧と灰の街【本編※ホラー要素有り】/149


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ID:896f7f474 2023-05-24 03:13:05

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>ロウレス&リヒト、オベロン、黒崎、商店街ALL

【商店街(雑貨店)/L(エル)、Lダミー×4】

―警戒するダミー人形二体をシャッター付近に配置させて、本体(エル)と残りの二体のダミー人形、それから後続で続く“妖精の王さま”なオベロン、それから――

L「…また別の生存者の方ですか、了解です。保護活動は継続。」

現在はハリネズミな彼(ロウレス)が見つけて連れてきたらしい極々普通の一般人な様子の人物(黒崎)を認識した灰色髪のウェービーヘアな戦術人形な少女(L)は無機質な表情で挨拶をする彼(黒崎)を認識すると膝立ちの姿勢・ローレディでSCAR-Lアサルトライフルを構えたまま前方を警戒しつつ首をしゃくって後に続く様に促し、薄暗がりの雑貨店内を、ライフルに装着されているフラッシュライトで照らしながら進んでいく。

―店内はまだ飲食品類や日用雑貨などの商品(全て海外製且つ古い時代の品)は並んだままで、幾らか棚が倒れたりしている以外は古びた海外の商店といった様子…しかし

L「――かなりの高温で焼けている?…」

二階へ続く階段付近――まるで火葬場規模の却火で(焼き払った)様な踊り場の焦げ付きと焼け跡を見て、戦術人形(L)はぼそりと呟く…建材の耐火コンクリートすら溶解しているレベルの超高温――テルミット焼夷弾でも用いたような有様に違和感を覚えながら…

L「二階へ上がります――皆様、無理に同行する必要は有りませんが、付いて来たければ御自由に」

と、暗にこの先が危険だという忠告をしつつ典型的な屋内戦闘のスタックを組んで、自身のダミー二体と共にゆっくりと階段を上がって行く。



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>タイガーズ・アイ、廃雑居ビルALL

【廃雑居ビル/1F(管理人室)/ニコライ・ジノビエフ、屍人×5※怪異発生中】

ニコライ「……(元手)も無しに無闇に動き回るのは、著しく生存確率を下げる――情報が欲しい。」

護身用のバールを渡した相手(ダイガーズ・アイ)から“ガラクタ漁りが趣味なのか?”と怪訝そうに問われて、銀髪のロシア人の傭兵は振り返りもせずデスクとファイル立てを物色しながら当たり前の様にそう答える。

そうして漁っている内に出てきたのは何か意味有りげなパンフレット。

…その内容は今いる場所かは定かでは無いが、簡単な街の俯瞰図が載り、加えて以下の紹介文がついている。

=================================
湖をのぞむ静かなリゾートタウン、サイレントヒル。
皆様のこの町への来訪を歓迎します。騒がしく忙しい日々は忘れて、
ゆっくりと休暇をお楽しみください。


落ち着きある素朴な町並み。
自然あふれる山々の景観。
そして早朝、昼間、夕暮れと時間の変化と共に、
幾つもの美しさを見せる湖。


サイレントヒルは、きっと皆様に深い感動と、安らぎを与えることでしょう。
この町での滞在が楽しく充実したものになることを、最高に思い出深いものになることを願っております。

編集者:ロジャー・ウィドマーク
=================================

パンフレットは(サイレントヒル)という街の観光案内兼地図らしい。


ニコライ「――他は単なる事務仕事の資料…“サイレントヒル”…此処がその街なのかどうかは定かでは無いが…」

と傭兵は口に出して腕を組むと何か思案している。



>105

>106

> 加州清光、ガイスト

【廃病院/『両儀式』】

『両儀式』「ふふ、やっぱり人間扱いは難しいわよね?――普段は俯瞰する側だったけれど、やっぱりこうして当事者でいるのは色々と新鮮だわ。」

血濡れの訳ありそうな只者ではないであろう神父な彼(ガイスト)、そして名だたる一振りの化身とも言える刀剣男子な彼(加州清光)から其々言い表される己の存在にくすりっ…と微笑みながら

『両儀式』「えぇ宜しくお願いするわ、ガイストさんに加州さん。――短いか長いかはさておき、面白い付き合いになりそうね。」

と改めて挨拶をしつつ…

『両儀式』「では、当面の目的としては此処から如何しようかしら?――勿論どんなモノであれ私は貴方達に付き添うけれども…他の誰かを探すか、この街からの脱出を目指すか…この街の抱える謎を調べてみるか…」

と口にする。


>70

>106

> アンドルー、藤丸立香、(小竜景光)、墓場ALL

【墓地(出口)→移動開始/エディ・ドンブラウスキー、ゾンビ×多数(増加中)】【※次回向かいたいロケーション希望がありましたら遠慮なく御提案下さい。】≫アンドルー本体様、藤丸本体様。

霧の立ち込める墓場にて、声を掛けて駆け寄ってきた人影を認めてそのまま合流を果たす。

新手はそれなりに落ち着いていそうな東洋系の少年(藤丸)で動き易そうな軽装に右手に風変わりな刺青だかボディペイントを施している。

エディ「あ…あぁ、うん…おれ達もこの辺の住人じゃなくて――気が付いたら此処にいて…」

とトラッカー帽の太った青年(エディ)は、墓守な彼(アンドルー)に続いてそう答えて、霧の向こう側から徐々に此方へと緩慢な歩みで近付いて来る動く死体(ゾンビ)の姿を捉えて顔を引き攣らせつつ…

エディ「そっ…それで、此処(墓場)から離れるつもりなんだけど…君も一緒に来るかい?」

と言いながらさり気無くこの墓場から離れるべく歩き出し始め…

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