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 可愛いの魔法 (〆)/3014


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自分のトピックを作る
2964: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-13 14:32:25



こんにちはっ。お久しぶりです、以前船上パーティーでお会いしましたよね。
( 参道の中間辺りで拝殿の影から出てきた人物は見覚えのある顔で、すぐに記憶の中にある船上パーティーで出会った人物と照らし合わさり、頭上電球マークがちかりと光る。舞台俳優の彼からの挨拶にぺこりと頭を下げてはにこやかに明るい笑みで返し、その一件を持ち出したところで漸く彼にも閃きが下りたように電球マークが光って、「はい!彼女候補です!」と花束を持たない方の手を額のそばに添えながらぴっと敬礼し、無邪気に八重歯を覗かせつつ笑ってみせ。雰囲気の変わりようを確かめるような視線に、ふふ、とどこか誇らしげに小さく笑っては、「あの時は傑さんの隣に並んでもおかしくないように、めいっぱい大人っぽくなれる魔法を掛けてもらいましたから。ね!」ヘアメイクを〝魔法〟と称し、あどけなさが垣間見える様子を滲ませながら隣の魔法使いへと同調を求め。舞台俳優の男性の中では、親戚のお兄さんに懐いている子どものようにでも映っているだろうか。眼前のやり取りを外野からおもしろげに見守っていた相手が『逆巻さんたちも何かお参りすか?それとも神社デート?』と首を傾げてくると、すかさずデートの言葉に乗っかってにこやかに告げ )
卒業祝いデートです!




2965: 逆巻 傑 [×]
2025-04-13 19:35:01



パーティーの雰囲気に合うように、はさせてもらったすけど。
( 何か不本意な形で通じ合う二人に物言いたげな顔はしつつも口は挟まずに静観していると、ふいに水を向けられてメイクの目的の訂正と事実の肯定を。しかし聞き手は此方の争点にはさして関心がないようで、それより少女がヘアメイクを〝魔法〟と呼ぶことに「なるほど。魔法」と言い得て妙だとばかりに頷き。それから彼女が現役アイドルと知って、ほとんど関わりのないテレビ業界には精通しておらず把握していなかったことを詫びたり、今日は来月から始まる新公演の成功祈願に来たのだと明かしたり。他愛のない話題を二、三繰り広げた後、冗談めかした問い掛けに素早い返答があり、自身もそれにすかさず「デートじゃない卒業祝いです」と反応すれば、花なんて日頃から山ほど貰っているであろう彼は漸く花束の意味を悟った様子で、はっとして「卒業おめでとうございます」と恭しく頭を下げ。「でも…なんか、色々察しました」礼の姿勢から持ち上がったその面差しには含みのある薄い笑みが浮かんでいて、これまでの態度にも合点がいったのだろう、高校生は相手にしないか、という気安い眼差しが己に注がれる。船上パーティーの時ならいざ知らず、今はもう堂々と返せない視線を僅かに外へと逃がし、次いで話も逸らして写真撮影の依頼のことを手短に話しては、無事了承を得て注目の宛てを隣へ。インスタントカメラが舞台俳優の元に渡ったなら、何処を背景にするかはハレの日の主役に一任しようか )
ついてくから、水瀬さんの好きなとこ行って。




2966: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-13 22:53:42



ありがとうございます!
( 舞台関係については自身も明るくないのでおあいこということにして、来月から始まるという新公演の知らせには、以前に二人で観に来てなんて社交辞令を受けたこともあり、興味を示した様子で軽く内容について伺いつつ、ささやかながらエールを送り。隣の彼からの幾度目かのデートの否定はテンポが良いもので、自身もそれに対してけろりとしているため、兄妹にも似た仲の良さとして相手からは映るかもしれない。何度目かの祝福の言葉に晴れやかに笑いながら謝辞を告げたあと、写真撮影を依頼する彼に先の人の姿を気にした発言はそういう思惑かと納得すると、了承を得ては「助かります!お願いします」とぺこりと軽く頭を下げて自身からも頼み。場所を一任されると、どこが良いだろうかとぐるりと周囲に目を向け、歩いてきた参道を振り返った時に目を見張り。鳥居が額縁のように街並みを切り取って、遠くの屋根瓦やビルが桜の淡い色に縁取られ、まるで一枚の絵画のような光景が穏やかにそこにあり。人差し指を向けあそこがいいと指定し、来た参道を戻るように足を進めては、カメラを構えた舞台俳優の彼が写真を収めるのに相応しいおおよその立ち位置を指示してくれるだろうか )
じゃあ、えっと……──わたし、ここから見える景色を背景にしたいです!綺麗っ!




2967: 逆巻 傑 [×]
2025-04-14 00:36:36



…ほんとだ。
( 華奢な指先が示す先を振り返れば、そこには上ってくる時とはまた別の絶景が。鳥居の中の街並みを眺望しながら透き通る声の末尾にぽつりと共感し、誘われるように一、二歩進んでから、撮影者の指定する立ち位置に並ぶは並んだものの。それを背にすると他に意識を奪われるものが視界になく、カメラから逃れるかのごとく落ち着かなげに目線を彷徨わせ、面持ちも無愛想に拍車の掛かった固い表情。画面を覗いていた舞台俳優もそんな有様ではシャッターを切るに切れず、持ち前の演技力で画角の調整をする振りをしつつ、どうにかできないものかと一先ず適当な話題を振って。今日は他にどんなところに行ったのかだとか、衣替えの季節だとか、今年どこか花見に行ったのかだとか。間断なく世間話が投げ掛けられ、場の雰囲気はますます温まってゆくけれど、気も漫ろな己に代わって社交性の高い少女が答える場面がほとんどで、撮影を滞らせている張本人が口を開くことは数えるほどで。作戦が難航する最中、偶然花束に言及して贈り主の情報を得ては、やっと糸口を見出した彼の指が静かにボタンへと置かれる。「逆巻さんが自分で選んだんすよね。なんでその花にしたんすか?」純粋な興味にしか聞こえないさりげない質問が写真から自身の注意を逸らすための誘導とは知る由もなく、聞かれて隣の花束に目を落とすと、込めた思いを丁寧に語り。「スイートピーの〝門出・優しい思い出〟と、アルストロメリアの〝未来への憧れ〟と、かすみ草の〝幸福〟を、受け取ってほしくて。あと──」そこでふと眼差しを上げ、花屋前でしきりに〝可愛い〟とこぼしていた相手の顔を瞳に映す。続けて彼女に選んだ花の理由を告げる目元は、レンズの向こうの思惑通りに淡く綻んでいて )
…可愛いから。水瀬さんに似合うと思って。




2968: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-15 20:56:58



( 指定の位置につき撮影してくれる相手の方へ向き、彼の隣でにこり口角を柔らかく上げて写真に収められようとするけれど、なかなかシャッターが切られることはなく話題が振られていく。ちらりと目線で隣を窺っては、今日イチの表情の固さを見せる横顔があり、撮影者の思惑をなるほどとすぐに理解して。固さからかレスポンスの少ない彼に代わって、「公園でふたりでブランコ乗ってきたんですよね!」みたいに、彼に同調を求めるような受け応えをしていけば。この花を選んだ理由の問い掛けに、小さくどきりと心音が高鳴り。たしかに気になる、そっと花束にふたりで視線を落とし、それからそっと横目で彼を盗み見れば花束を見つめる彼の目元は柔らかく。ひとつひとつの花に込められた意味に、いっそう手元の花のことが愛おしく、いっそう彼のことが愛おしくなって目元がほわりと赤らんで。たくさんの〝好き〟の気持ちが胸を締め付けて、言葉にならない声が漏れる。そうして優しく穏やかな瞳が合わされば、春の木漏れ日のような暖かさが胸に広がる心地でふわふわして、まなじりを下げながら幸せ噛み締める姿が切り取られたはずで。撮影者がその一瞬を見逃さず、静かにシャッターを切りレンズから目を離すと『…今のめっちゃ良かったすよ』とからりと明るい笑みでカメラを掲げ。「ほんとですか!わあい!」はしゃいで駆け寄り、きらきらとした瞳で写真を確認したなら深々と頭を下げながら謝辞を告げると『いえいえ良かったす、改めて卒業おめでとうございます。…と、すみません俺そろそろ…』この後稽古があるのだと、挨拶をそこそこに軽い会釈をして舞台俳優はこの場を後にするだろうか )
~~っ……ふへへ、…いま、すっごく幸せです…!




2969: 逆巻 傑 [×]
2025-04-16 04:03:53



…カメラマン役やってたんすかね。
( 幸せいっぱいの表情を視界いっぱいに収めていれば、知らぬ間にシャッターが切られて写真撮影は恙なく終了。少女の反応を見るに出来も文句なしだったようで、対象の映える瞬間を引き出す手腕しかり、自然に馴染んだ立ち居振る舞いしかり、そのあまりに洗練されたカメラマンとしての言動に、挨拶を交わして遠ざかってゆく背へは思わず感心と尊敬の念が洩れて。後で改めて礼と舞台鑑賞に行く旨を伝えようと心に決めつつ、彼が見えなくなるまで街並みと桜を眺めては、駘蕩たる春風に吹かれて隣へと向き直り。「俺たちもお参りして行くすか」促して再び拝殿まで参道を進み、作法に則って手を合わせ、瞼を下ろす。願うことは花束に込めた思いと同じ。門出を迎えた彼女に、優しい思い出と、輝かしい未来と、変わらぬ幸福がありますように。たっぷりと天に祈りを届けた後は、静かに目を開いて横を見遣り、次は当人に言葉を届ける。いちファンとして、担当ヘアメイクとして、アイドル活動に専念するという相手がこれからどんな夢を、躍進を見せてくれるのか、期待せずにはいられなくて。その軌跡に立ち会える幸せをそっと噛み締めて紡いだなら、唯一秘めた想いとともに、日脚の伸びた帰路を辿り始めるだろうか )
これからもっと忙しくなるすね。改めてよろしくお願いします。

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(/ 残すところハーバリウムのみとなりましたので、そろそろ〆かな、と帰宅させておりますが、他に腹案等ございましたら続けていただいて構いませんので…!特になければこちら蹴り推奨です◎ )




2970: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-21 21:27:58



えへへ、いっぱい頑張るのでついてきてくださいね!こちらこそ、改めてよろしくお願いしますっ。
( 春風に乗り淡く花弁が舞う境内を背景に、彼から参拝のお誘いを「はい!」と表情を綻ばせながら賛同する。彼の隣に並んで両手を合わせた拝殿では、グループメンバーみんなの健康祈願や成功祈願、自身に関わる人たちに幸せがありますように、人の心を動かすアイドルに、そして彼の心も──と、神様も困ってしまそうなくらい丹念に願いを込めていれば、双眸が開かれるのは、彼が合わせていた手を下ろしてから十秒ほど後のことだろうか。満足げに一息吐いてから彼に向き直れば、無邪気に八重歯を覗かせながらとびきりの笑顔で彼と改めての言葉を交わし、「お祈りする時に、住所も一緒に神様に伝えるらしいですよ…知ってました?」なんて、帰路でも他愛のない会話を咲かせるはずで。──クラスメイトたちと卒業の打ち上げパーティーを楽しんだ後の晩。その日のうちに、教室で撮ったねねぽんとのツーショットと一緒に、カフェ前でのピン写真と、晴れやかな青藍の空の下に咲く桜の写真がsnsに上がるだろうか )

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( / とっても大変お待たせ致しました…!!
特に腹案は持っていなかったので、卒業式当日編はこれにて〆させていただきました…が、数日のブランクのせいで普段以上に稚拙なロルになっている気がして申し訳ないです…。このまま、何か間に挟むとかなく後日編としてハーバリウムのお願いの家凸していく感じでよろしいでしょうか? )




2971: 逆巻 傑 [×]
2025-04-22 10:14:19



…どこまででも。
( エンドロールのように続くファンの祝福の投稿を眺めてから、そこに名を連ねるように滅多に押さないハートマークを押す。発信しなかった改めての〝卒業おめでとう〟の気持ちは胸の内で、神社での意気込みに対する返事は独りの部屋で小さく声に出して。そういえば自身が高校を卒業する際も最後の制服姿だからと押し切られて写真を撮ったな、と仲睦まじい二人の背後に写る、懐かしい教室の風景に回顧していれば、ふと同窓会の案内が届いていたことを思い出し。探し出して〝参加〟に丸をつけた翌日、早速投函すべく玄関ドアに手をかけては、淡い期待とともにそれを押し開く。けれども勿論その向こうに彼女が立っているなんてことはなくて、特別落胆の情も伴わずに、頭の中だけに蘇る昨日の光景を反芻し。思いがけず一緒に過ごせた時間が綺麗な思い出として残ったせいか、暫くはこの扉を開く度に思い出すだろうな──と予測した数日後。インターホンで呼ばれた先に、再び本物の少女の姿があったなら、まろび出た第一声は喜びよりも当惑が上回って )
……あの、水瀬さん。…、あんま気軽に来ないで…。

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(/ いえいえ、背後様のお身体優先なので、リフレッシュが必要な際はいつでも仰ってくださいね…!
ロルは全く、たっぷりお願いしてていつも通りの可愛いひな季ちゃんだなとほこほこ拝読いたしました* 私も特に腹案等は持っていなかったため、そのまま家凸に繋げさせていただいております。それでは、最後までよろしくお願い致します!※蹴り可 )




2972: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-22 21:55:43



こんにち…──ご、ごめんなさい!でもあの、今日は急ぎのお願いがありましてっ…!実は、──…
( 高校卒業の日に想い人からもらった祝福の花束は帰宅してからすぐに花瓶に生けて、自室のテーブル中央に飾り毎日起きる度に活力をもらい、毎日水を取りかえたり直射日光の当たらないように最善を尽くし愛でていたもの生花の命は短いもので、どうしても日に日に元気がなくなっていく花たち。ぽとりとテーブルに落ちた花弁を指先で拾い上げては、花の儚さも良いものだけれど、どうにか彼からの想いをそのまま残せないだろうかと静かに憂いていた時──翳した花弁の向こうの背景に、彼からもらった春を閉じ込めたハーバリウムが視界に入る。数拍の間の後、ぴか!と電球マークが頭上に浮かび上がればこうちゃいられないとばたばたと日焼け止めと色付きリップクリームを塗って、部屋着から、胸元にクロスリボンのアレンジが効いた深い赤のキャミソールと揃いの色のビジューボタンのカーディガンに、黒のチュールロングスカートを合わせたなら白のダッドスニーカーを履いてストレートの髪そのままに、胸元には花瓶を抱えて寮を飛び出して。仕事の時のままの普段のトートバッグを肩に提げ、ほんの少しでも花の命を長らえたくて花瓶のまま持ち出してしまった姿で辿り着いたのは彼の部屋前。淡い桜色のネイルが施された指先でインターフォンを押した後、彼の姿が見えた早々に突撃訪問の困惑を受けては、あたふたとあせマークを散らし双眸をむぎゅっと瞑りながら伝えるのは、以前もらったハーバリウムのようにこの花束も形としてこの先も残せないかとのこと。玄関先で懇願するように、へなりと眉尻を垂らしながら上部にかけてくびれたガラス花瓶を掲げつつ彼に打診するはずで )
ということで、これも、同じようにできないですか……?

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( / 温かなお心遣い痛み入ります…、本当にいつもお世話お掛けしますが、心身ともに助かっています* ありがとうございます。
流れるような同窓会のフラグ設置さすがです!こちらこそ引き続き最後までよろしくお願いします* / 蹴り推奨です◎ )




2973: 逆巻 傑 [×]
2025-04-23 12:05:07



…できると思う、けど、……。
( 掲げられる手には贈った花の生けられた花瓶。盛りを過ぎて少々元気をなくしたように見受けられるそれと急ぎの用件と聞けば、応急措置でも求められるのかと推察するも、相手からの要望はもっと根本的なもので。ドアの敷居から一歩進み出てそっと花弁を掴み、指の腹で優しく撫ぜて手触りを確かめる。ハーバリウムにするのに支障はないだろうと判断して呟いた次に、アルストロメリアに落ちていた視線は持ち上がり、少女の面貌へ。経った日数の割に状態が良いのは適切に世話をされていたからに違いなく、この先も形として残したい思いは今語られた通り。ここまで大事に扱ってもらえるとは、と微かな驚きと小さな感動からつい眼前の顔を数秒見つめると、何事もなかったかのように下へ注意を戻し、「これ、花瓶ごと預かってもいいすか」と持ち込まれた依頼と品を引き受けて。その受け渡しの途中、玄関先だというのに趣味が絡むととことん無防備に、淡く色づいた指先を花弁と同じように掬い上げ、片腕に花瓶を抱えたまま「あ、可愛い」と一言。服装も相俟ってゴールドのリングがよく映えそうだと脳内でスタイリングを捗らせた果て、発された言葉は相変わらずの説明不足で )
指輪いる?




2974: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-23 15:09:49



ほんとにっ…!?もちろんです、よろしくお願いしますっ。
( できる見込みを告げられれば、心配そうにへなり垂れていた眉尻を上げながら瞳を煌めかせ、ずいと身を少し前に乗り出すように確認すると安堵で表情を綻ばせる。そのまま視線を花に向けては、よかったね、なんて心の中で花に語りかけると、花瓶を預かる窺いに首を縦に振りながら花瓶を彼に手渡すと。桜色の指先に鋭く気が付いた彼に徐に手を掬われ、可愛いと称賛を受けては瞬かせた双眸をふにゃりと細めながら頬も桜色に色付かせ。職業柄なのだろう、ほんの些細な変化にも敏感に気付いてくれるから単純な乙女心は擽られて──いた、その時。ふいの問い掛けにまた双眸をぱちりと瞬かせては「え」とその口の形のまま固まって。指輪?なんで?と頭の中ははてなマークと文字がぐるぐると回転し、そこに後から飛び込んで仲間入りするのは〝結婚〟とか〝婚約〟だとかそんな文字で。つい先日にしたお祈りが届いたのか、でもお付き合いをすっ飛ばして婚約だなんて、と突然のことに脳内は慌ただしく。でも嬉しい!の気持ちが先行しては、結果りんごんと頭の中で挙式ベルが鳴り響き、触れる指先をきゅっと握りながら向ける煌めく瞳。その周りはじんわり幸福に染まり )
…──ほ、ほし、ほしいです!指輪!




2975: 逆巻 傑 [×]
2025-04-23 18:59:39



ん──……
( 再びのサプライズ訪問と彼女の花束への思いを知ったことで、どこか少なからず浮かれていたのだろう。問い掛けに前のめりな返答があると、目元を綻ばせ、穏やかな声音でそれに応じる──けれど。近くの部屋からドアを開く音が響き、人の気配が二人きりの世界に突如割り込んで来ては、はっと我に返って指先を掴んでいた手を仄かに弛め。幸いにも廊下に出てきたのは上の階の住人らしく何も見られてはいないものの、誤解されかねない行動を取っていたことと、ファッションリングとはいえ異性に指輪を贈ろうとしていたことに気付かされ、今更ながらに緊張が走る。「…俺も、ここにあったら映えると思います、指輪…」植物の葉から滴る露のごとく、中指の先端でやや留まってから手中を抜け出し、そろそろと腕を下ろしつつ紡ぐのは無理やりに会話の解釈を変える悪あがき。その拙い目論見が成功したにしろ失敗したにしろ、「ハーバリウムは二週間もあればできると思うんで。また寮に送ります」と傍の花弁に目線も話題も逸らせば、早々に交わすべき言葉は尽きてしまうだろうか。しかしもしそれで相手が帰る素振りを見せたのなら、最初の忠告も直前の失敗も忘れてごく自然に「もう帰るんすか?」の声がこぼれゆき。自分の耳に届いてやっと何を言ったか理解し、一拍遅れの「…や、」で取り消した後は、たとえどんな反応が何度返っても同じ句を繰り返すだけのbotと化してしまって。そしてこの日伝え損ねた〝大事にしてくれてありがとう〟は、水色のリボンが結ばれたハーバリウムにメッセージカードとなって添えられ、後日花瓶の返却とともに届けられることになるはずで )
…気を付けて帰って。

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(/ 悩みに悩んだのですが、物を渡しちゃうと「もう帰るんすか?」に強制力が生まれてしまうとか、今後のイベ案との兼ね合いとか、諸々の事情から今回はプレゼントスキップさせていただきました…!でもまた機を見て贈らせてください!そして一応こちらは〆となります…が、続きそうなら全然続けていただいて構いませんので◎ ※蹴り可 )




2976: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-23 23:26:00



で、ですよねっ…。
( すぐ傍でのドアの開閉音にびくりと警戒を高めたのは自身も同じで、微かに肩を揺らしては今しがた上げた声がそれ以上大きくならないようにと唇に緩く握った拳をつい寄せる。彼のことは大好きだけれどアイドル活動も大好きで、まだまだ広く世間に知られている身ではないものの、ばれてはならないとの意識が働いて緊張感が走るけれど彼と同じ階に住む住民ではないとわかると小さく安堵の息を吐き。つい先急ぎ自身の願望詰まった夢見る世界に入り込んだ意識を引き戻しながら、彼に賛同しつつ離された手を反対の手で握るように胸元に引っ込めれば、触れられた指先は少しぽかぽかと温かいような気がして。横に、それから下へと泳がせた視線は彼から当初のハーバリウムの案件に触れられたことで正面に戻すと、「じゃあそれだけなのでっ、よろしくお願いします」と改めて彼に告げ帰ろうかと爪先を部屋側から共同通路側に向けては、掛けられるのは大人しく引き下がるのを縫いとどめたのかと勘違いしてしまう言葉。「もうちょっとお話します?」「よかったらこれからデートとか…!」小さく心音高鳴るのを感じつつ、あれこれとこの場に留まろうかとしてみせるもののbot化とした彼。かえって楽しくなってしまって、何度目かの帰宅を案じる言葉で、「んふふ、今日のところはこれくらいにしときますね!」なんて満足げなうららかな笑みを向けては、カーディガンではもうほんのり暑いような晴天の下、漸く帰宅するだろうか。──後日、寮に届けられたメッセージカード付きのハーバリウム。かすみ草のヘアアクセサリーが入ったケースや瓶に詰められた貝殻、桜のハーバリウムが飾られた棚の前で、新たなハーバリウムとメッセージカードを手にして嬉しそうに笑みを咲かせた自撮り写真とともに〝届きました!ありがとうございます!一生大事にしますね〟とのメッセージ通知が彼のスマホを震わすだろうか )

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( / 全然大丈夫です、リアルさが増して逆に良かったと思ってます…!またの機会を楽しみにしておりますね* こちらも〆とさせていただきました!こちらのお休み期間により、長らくの卒業式イベントとなりましたが、とても素敵な思い出にしてくださってありがとうございました…!細かな感想は次に伝えさせていただきますね◎ )




2977: 逆巻 傑 [×]
2025-04-24 01:17:00



(/ 安心安定満足度たっぷりの〆をありがとうございます…!楽しくなって何回かbot発動させてくれるのも可愛いし、逆巻のスマホにメッセージが届く一文で終わるのも明るい余韻のある引きで素敵です…。むしろそれ以前がハイペースでお付き合いいただきまして、とっても嬉し楽しい時間でした。卒業式イベ、ありがとうございました…!
初っ端から卒業と同時に告白されたい願望を叶えていただき、さらに募集時の台詞回収のサプライズまであって!それだけでもうだいぶお腹が膨れていたのですが、おまけ程度に付け足したはずの記念写真スポット探しもときめくやりとりで溢れて、すぐひなのあるところに尊さありだな…と改めて実感しました。エモと暖かさと胸きゅんの詰まった交流で、背後はこれをハーバリウムにしたいです…。物語が動くドラマティックな回も良いけれど、ただただ平和な回は幸せ指数が高くて、吸収効率よく栄養を摂取できた感じがしています。終始無邪気と笑顔で癒された他、公園ではちょっと雰囲気の異なるアプローチも垣間見えて逆巻と一緒にどぎまぎしつつ、でもやっぱり普段のアプローチのテンポ感も好きで、つい絆されちゃう愛らしさで…!色んな角度からひな季ちゃんの魅力を見せていただきました。大好きです…。感想のはずが告白になってしまいましたが、この部分へのお返事はお気遣いなく。ご自由に感想を綴っていただけますと幸いです◎ )




2978: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-25 15:37:18



( / 昨日はちょっと用事が立て込んでしまい文字を綴る暇がなく遅くなりました、すみません…!
本編の卒業式イベントから背後様からの感想(告白)までが、あたたかくて胸きゅんでした*
募集時の台詞回収は絶対ここだー!って思っていたので、喜んでいただけたようで嬉しいです。アフォガード風フラペチーノをたまに飲んでることの回収も良かったです…カフェのお兄さんナイス…。公園での男子小学生の「パンツ見てる!!」も中々良くて笑っちゃいました、いい仕事していったなと。背後様が作ってくださるコメディ要素大好きです*
散りばめられた胸きゅん要素も負けず劣らず大好きです。ひな季の顔を思い出したら5割増しくらい美味しく感じてるとこ、動揺してひな季の飲み物飲んじゃうとこ、花束もひとつひとつに想いが込められ、大好きな人に祝福されて、今までに知り合った人にも祝福されて、ひな季は幸せ者だなとたいへんほっこりした回でしたし、逆巻さんのひな季に対する心情が見ていて堪りませんでした…すぐひなは尊い…。ハーバリウムにしたいのわかります。詰め込みたいものがありすぎて、バカでかいハーバリウムになりそうです()
感想を書いていると本当にきりがなくなっちゃうので、この辺りで自重しておきます…!
そういえば〆のロルに入れることを失念していたのですが、記念写真はきっとLINEのアルバムで共有してるはずです!
改めて、卒業式イベントありがとうございました*

上記蹴り可です◎
次は本編か小話どちらがよろしいでしょうか?本編なら全身コーデショッピングデートかネモフィラ畑と昔日イベあたりでしょうか。小話だと何がいいかな…と思っていれば、早いものでもうすぐ3000レスも近いですね…! )




2979: 逆巻 傑 [×]
2025-04-25 18:48:58



(/ バカでかいハーバリウム…作りましょう…()せっかくお膳立てしてもらったのだから絶対に間接キスさせたい…!という邪な思いからの「パンツ見てる!!」でしたが、笑っていただけた上、本当に想像の何倍も良い展開にしていただけて、ますます頬が緩むのが止められません…。ひな季ちゃんが祝福されているのはこちらも見ててほっこりしましたし、恋してる逆巻を動かすのも新鮮で楽しかったです。記念写真も逆巻のスマホ画面盗み見しておきますね◎

丁度今が見頃みたいなので、次はネモフィラ畑と昔日イベかな~と考えておりますが、その前にイベ案だけご提案させてください…!指輪云々の話があったので、2つ目の水色リボン事件逆転版のアクセサリーは指輪でもいいのかも…とか、場合によっては次に持ってきてもいいのかも…とか。そしていよいよ3000レスも目前ですね…!3000…!3000…!?どきどきしながらカウントダウンしてます…!※適宜蹴り可 )


●ドライブ
以前お話のあった件。運転中はサングラス掛けさせたいな~とか、助手席からお菓子食べさせてもらったりしてても可愛いな~とか。今のところ2パターン考えているので、イメージに近い方をお選びください!
→車内に重きを置くなら『車中泊イベ』
遠方ライブで当日朝入りのため、他メンバーは美鈴さんと昼から出発して前日入りするけれど、ひな季ちゃんは仕事のため夕方まで仕事。その後に事務所スタッフが社用車で逆巻とひな季ちゃんを送ってくれる予定になっていたのだけれど、体調不良のため急遽逆巻がレンタカーを借りて移動することに。諸々の手配と準備に時間が掛かって見込み到着時間が現地ホテルのチェックイン時間に間に合わず、途中で車中泊するイベ。それぞれ一泊分の用意はあるので、サービスエリアで温泉入ったり、ご当地グルメ食べたり、車中泊用の買い出ししたり……。もし夜中に怖い夢見たとかでひな季ちゃんが眠れなくなったら、何としても寝かせる責任があるのと半覚醒状態なので逆巻は大体何でもしてくれるはずです。抱きしめる、腕枕等はお泊まりイベに回すとして、いいこいいこするとか、手繋いで寝るとか、羊を数えるとか(?)寝かしつけ方向になると思われます。
→気ままにドライブするなら『日帰り舞台鑑賞イベ』
舞台俳優の彼の公演を二人で一緒に観に行くイベ。プライベートの気ままなドライブなので、時間が許す限りは何でも可。ゆえに何にも決まっていなくて…行きたい場所、したい事があればお伝えください!

●水色リボン事件逆転版
タイトルそのまま、水色リボン事件の立場逆転版。イベント名は未定ですが、おそらく前回に倣って、『後述のお友達から貰ったアクセサリー+事件』になります。今回は小さい子ではなく〝王子様系女子〟でアンジャッシュできればと!
ある日ひな季ちゃんが見慣れないアクセサリーを身に付けていて、「それ、可愛いすね」って触れたら元同級生の子と遊んだ時に貰ったとのこと。センス良いって褒め言葉に「そうなんです!その子センス良くてかっこよくて優しくて、高校でも女の子にきゃーきゃー言われてました」って返ってきて、もしかして:男子状態に。ひな季ちゃんもファンだったのかとか二人きりで遊んだのかとか、アイドルやってることや好きな人がいることは知ってるのか等々、探りを入れた最後、「その子メイクも上手い」発言にしてもらったことがあるのか聞いて、「たまにリップの塗り直しとかしてくれます!」みたいな返答があれば、嫉妬心を煽るには十分かなと。「仕事でもないなら…俺以外に触らせないでください」「水瀬さん俺のでしょ?」をやりたいです…。それに対するお返事の後、「それにしても傑さん、お仕事にすごくこだわりを持ってるんですね…!」って意味を理解してない(逆巻目線)ひな季ちゃんに「いや、だから簡単に異性に触らせないように…」って言ったところですれ違いが発覚。その場は「え?女の子…あっ言ってなかったですね…!?」ってあわあわしてほのぼの解決して、おうちに帰ってから「ん…!?あれってもしかしてやきもちだったのかな!?」くらいの塩梅でも、やきもちにすぐ気が付いて逆に質問攻めにしちゃっても可愛いなっておもいます…。

●ハニトライベ
これもイベント名もうちょっと考えます…。第四部の、ひな季ちゃん達がトップアイドル目前、くらいのタイミング。お仕事が大忙しでなかなか二人の時間が取れず、メイク中も台本だったり企画書読むのにかかりきりの状況の中、ひな季ちゃん達のグループと双璧をなすライバルグループのセンターから逆巻がハニトラをかけられる。その一部始終が収められたビデオカメラをひな季ちゃんが不審物として見つけて逆巻の元に持ってきて、一緒にデータを確認するイベ(メイク室にあった、ずっと回ってた、持ってきても誰も止めに来ないしテレビのドッキリではないと思う、という報告に逆巻が明らかに心当たりのありそうな反応をしてしまうので、逆巻は盗撮犯の疑惑を晴らすために、ひな季ちゃんはその反応の理由を探るために中身を再生)。
内容はざっくり、「あたしの専属ヘアメイクにならない?」という誘惑→断る→「あたしのことだって好きにしていいよ?」で更に迫られ→顔が近づいたので(なんか違和感あるんだよな…)とじっとメイク観察→したのを揺らいだと思われて「最近水瀬ひなとろくに話もできてないんでしょ?」と追い打ち→「何かをしてほしくて傍にいるわけじゃない。純粋に彼女に惹かれているから担当してるだけ」→「それってたとえばどんなところ?」→ひな季ちゃんの好きなところ羅列→何度目かの「退いてもらっていいすか」でようやく解放→退室するかと思いきや、相手を座らせてお節介手直しメイク→「今のメイクに不満があるなら担当の方にこの方向性でって伝えてみてください」→「…ライバルにこんなことしていいの」→「それでも水瀬ひなは負けないんで」。「キモ」って吐き捨てられて、去り際に「ひなちゃん不幸にしたら許さない」って睨まれ、ひな季ちゃんの弱点として狙われてるわけじゃなくて大ファンだからこそ逆巻が品定めされてた、ってオチにすると丸く収まるのでは…と思っていますが、そこはひな季ちゃん次第なのでお任せで。ライバルの子がメイク室から敗走した結果、ビデオカメラが回収されずに残ってた形。
再生を終えて、「最近あんまり話せなくて、寂しかったし心の距離が離れちゃうんじゃないかってどこかで不安だった(だから見て安心した)」って打ち明け話を聞いたなら、「急かすみたいになるから言わないでおいたけど、不安にさせるくらいなら言っておいた方がいいすね」「ひな季さんの夢を叶え終えたら、俺と結婚してください」のプロポーズさせてください。ぎゅってしてひな季ちゃんストップがかかるまで長いことちゅーしちゃって、「…格好つけたこと言ったけど、やっぱり寂しかったのかも」まであると個人的においしいです…。ライバルにも助言しちゃったけど、ひな季ちゃんがプロポーズバフ上乗せで無事トップアイドルになって、大団円エンド!の予定。




2980: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-25 22:13:26



( / このトピ自体がまるっと思い出が閉じ込められてるので、実質バカでかいハーバリウム…!(?)
私も新しいイベント案たちにますます頬の緩みが止まらなくなってます、神の創造物ですねこれ。毎度の如く言わずもがな却下する気はゼロです、全部やるしかないです!下記にいつものほとんど感想文置いちゃいますが、適当に流し見で大丈夫ですので…! いつもとっても素敵なイベント案を考えてくださってありがとうございます*
そしてやっぱり次はネモフィラ畑と昔日イベですよね、Xでネモフィラの画像がよく流れてくるのでだいぶ今高まっています◎
2000レスの時もワアァ…って感じだったのに3000レスとなるとまた感慨深いしどきどきしちゃいますね…。どんどん塗り替えられていく新記録にほんとにいっぱいお話してきたなあとしみじみ思いますが、…語るにはまだ早いので3000レスを超えてからにしますね!ちなみにお祝いのタイミングは本編終えてからにしますか? )

●ドライブ
雲のようにふわふわだった案をもう早速形作ってくださるとは…!逆巻さんのサングラス姿かっこよくてひな季は隣で写真撮ってそうだし、隣からお菓子食べさせるのは絶対してます(確信)
何かに繋がるかな~と思って公演のフラグだけ立ててましたが、車中泊イベの内容があまりにも好みでしたのでそちらでお願いしたいです!ちなみに地域的にどこ辺りを舞台に行きたい等ございますでしょうか?背後が普段全然遠出しないので、ご当地グルメをここで楽しみたい欲が…。それからSAで、怖いからトイレ着いてきてとかも入れてもいいでしょうか…!

●水色リボン事件逆転版
こういう逆転モノ、看病イベント然りたいへんおいしくて大好きです…!タイミング的にちょうどいいですしアクセサリーは指輪で良いのではないかなあと。
俺以外に触らせないで発言とか、俺のでしょ発言堪らなくてほっぺ落ちちゃう…ぜひやってください…。アンジャッシュ案件ほんとに楽しいですしぜひぜひよろしくお願いします、の気持ちです。やきもちに気付くタイミング、どっちのパターンも可愛くて私も好きなのでその時の雰囲気で変えさせていただきますね!

●ハニトライベ
ふむふむ…と読み進めていたところで「キモ」発言に笑っちゃいました、好き…。ひな季、いろんな人に愛されていて本当に周りにありがとうな親の気持ちになっていたところで、プロポーズ…!!語彙力失ってちいかわみたいになってました、きゃあ…!私から見てもめちゃくちゃおいしいですし、クラッカーもベルも鳴らしたくなりました(うるさい) いやでも絶対この瞬間外野はうるさいに決まっている…。ぜひぜひぜひ、よろしくお願いします!
つい流れで結婚式を思い浮かべてしまったのですが、普通は新郎がぎりぎりまで新婦の完成されたドレス姿は見ないのだろうけれど、逆巻さんがヘアメイクを担当してくれるのではないかと勝手に思っています…。逆巻さんから「可愛い」を受けて漸く新婦の晴れ姿が完成するというか…。




2981: 逆巻 傑 [×]
2025-04-26 11:07:46



(/ これからもっと大きくなってくはずなので、育つハーバリウムですね…!(?)
精一杯削ったのですが毎度のことイベ案長文で申し訳ないです…、そして毎度のこと快諾と感想をくださる背後様の方が神さまです…!楽しみも妄想も頬の緩みも止まりません* それでは次は旬のネモフィラ畑と昔日イベで!此方から開始ロルを出させていただこうかと思いますが、ひな季ちゃんからネモフィラの開花時期だよ!ってリマインドがあった体にしても大丈夫でしょうか…? 千の位が更新されるとさすがに心の中がお祭り騒ぎしちゃいますね…!でも最初は100レス単位でも一大事だったので、本当に遠いところまで来たなあって…。早くもしみじみしてしまいますが、無事3000レスを踏んで、本編も締めた後に改めて大はしゃぎさせていただきますね◎ ※上下とも適宜蹴り可 )

●ドライブ
フラグなんてあればあるだけ良いですからね…。公演もいつか何かに繋げたいですが、そちらは暫しお待ちください…!ということで車中泊イベですが、目的地は名古屋か大阪辺りを想像しておりました。もちろん別方面が気になるということでしたら希望地を挙げていただければそこで…!背後たちもすぐひなの裏でご当地グルメ堪能しましょうね* ひな季ちゃんが夢の中でもご当地グルメ食べてて、逆巻がどこかしら食べられても可愛いです…。そして手引かれてトイレついていきたいし、戻りは手引いて連れて帰りたい…逆巻が出てきたひな季ちゃんに出来心で「本物すか?」とか聞いちゃうから証明するやりとりが始まるとかもやりたい…!

●水色リボン事件逆転版
となるとタイトルは『金色リング事件』…?今からどうなるのか楽しみです、こちらこそぜひぜひよろしくお願いします!そしてこの一件を受けて、卒業式イベで叶わなかった逆巻のお下がりリング贈呈が後日談的にできたら嬉しいです…!

●ハニトライベ
「キモ」発言、何気にお気に入りだったのでシンパシー感じました…。ライバルの子はひな季ちゃんより1、2歳下で、グループの方向性がガールクラッシュ系。クールで大胆不敵なキャラクターだけど、本当は子どもっぽくてひな季ちゃんの隠れ大ファン…なイメージです。ビデオ確認した後は、そうだったんだ…!って和解しても、逆巻にハニトラ仕掛けたことで普通に許されなくて嫌われても。プロポーズの瞬間にはクラッカーもベルも鳴らして、花びら撒いてラッパも吹きましょう…!(邪魔)
新郎が新婦にヘアメイクするの、二人ならではの風景でめっっっちゃくちゃ良いですね…。「可愛い」を受けたひな季ちゃんの笑顔も過去一なんだろうなって思うと、始まる前から涙が…末永く幸せになって……。




2982: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-26 20:59:18



( / いえいえ、背後様の紡ぐ描写もイベント案の文章も大好きなので、長くても全く苦ではありません!むしろ熱量を感じられてとっても嬉しいくらいで、思いのままに書き綴られた削る前の文章、逆に気になります…。
開始ロルを出してくださるということで助かります…!リマインドの件について問題ございませんので、その体で進めていただいて大丈夫です。
…ち、ちなみに。すぐひながの物語が終わってもこれからも~と以前言っていただけましたが、もし新しい物語を始めるとしたなら、トピタイ的にはここはすぐひなの物語になるので、新たにトピ設立になるでしょうか?ふと気になり質問させていただきました…! / 適宜お蹴りください! )

●ドライブ
公演の内容、本編として作るには少し難しそうかなと思ってもいまして、その場合は番外編として扱うのも良いかなと考えております…!
先日上司からお土産で名古屋のお菓子をいただいて、リアタイすぎてすぐひな脳になっていたところです() なのでもしよろしければ名古屋周辺でお願いできたらなと…!
逆巻さんどっか食べられちゃってるの笑いました、かわいい。「本物すか?」のやり取り、したい~!可愛くて今からにこにこしてます。可愛い。

●水色リボン事件逆転版
シリーズ化されたことで、某探偵アニメみたいなタイトルに見えてきてじわじわきてます。誰も死なない平和事件…良きですね…。
逆巻さんのお下がりリング…!逆巻さんがいくら細っこいといえど男女差でひな季の方が指はやっぱり細いと思ってまして。男女の平均指サイズを調べていたら、男性の小指サイズがちょうど(?)女性の薬指のサイズに合うんだなあと知りました。どこかの指に合うだろうと何気なく渡されたリングがそれだと堪らないなあなんて…!

●ハニトライベ
ライバルちゃんへの関係性矢印、悩みますね…。もうちょっと悩ませてください…!花弁撒いてラッパまで吹くの騒々しくて笑っちゃいました、ほんとこの1レスだけで何度ふふっとしてることか…。
で、ですよね、すぐひなならではの結婚式展開、控えめに言って最高ですよね…!結婚式イベントでは絶対取り入れさせてください!今現在の形になってない妄想だけで浄化されそうなくらい尊いですね…箱ティッシュ買い溜めしなきゃ…(?)




2983: 逆巻 傑 [×]
2025-04-28 04:58:41



( 電車から降りて、ふと見上げた空は公園の公式ホームページにあった写真をそのまま写し取ったような快晴。四月も終わりに近づく春陽の候、温い風が吹き抜けると、イヤーカフの下方で細長い棒状のドロップピアスが揺れ、リップル加工の施されたチャコールの長袖シャツがふわりと膨らんで。もうすぐネモフィラの開花時期だ、という旨のリマインドが少女から届いたのが少し前のこと。そういえば随分前にそんな約束をしていたな、と思い出してその場で日程調整をしたものの、平日昼間とはいえデート特集が組まれるような場所へ二人きりで赴くのは問題があるのでは、と冷静になって思い至った時には、どうも取り消すに取り消せなくなっていて。細身のホワイトデニムとライトブルーのスニーカーで改札を抜け、待ち合わせの相手がどちらの交通手段で来ても良いように、バス停も電車駅も窺える位置のベンチへ腰を下ろす。シルバーのリングがいくつか嵌まった指先でスマホを取り出し、画面を点けては、通知欄に表示される〝車で来てるから中で落ち合おう〟という友人からのメッセージ。手早い操作と短いラリーで合流地点を決め、手持ち無沙汰にこれから向かう花畑の写真を眺め、そうするうちにもしかしたら同じ電車に乗っていたかもしれないセミロングの影がそこへ落ちれば、顔を上げて太陽の方を見遣り。彼女の活動に関わることなので他に誰か呼ぼうかと考えた折に、丁度こちらへ来るという連絡を受け、独断でメンバーに加えた高校時代からの友人。しかしその存在を眼前の人物に今日まで知らせなかったのは、彼のスケジュールが直前まで確定しなかったせいだけでなく、仕方なく二人だけで過ごすことになる期待を心のどこかで捨てきれなかったからで )
…こんにちは。みな──…永瀬さん。

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(/ 此方から出すと言っておきながら遅くなってすみません、お待たせしました…!牧さん弟のpfも後ほど追加しておきますね。またイベ案については一つを除きお返事を割愛させていただいておりますが、オール◎です!それでは今回イベもよろしくお願い致します*
次の物語に移る際には、ご質問の通り新たにトピ設立を考えております。また1からになりますが、すぐひなの物語とはしっかり分けたいというのと、戻ってきて動かしたくなる機会があるかもしれないので…!※蹴り可 )

●水色リボン事件逆転版
あの声と音楽でタイトルコールされてるかと思うと、事件がしょぼすぎて確かにじわじわきます…()
ひな季ちゃんのどこかの指に合いそうなリングをあるだけ持ってきて、片っ端から嵌めていく、というものを想定していたので、薬指に通した瞬間ぴったりで「あっ…!」ってなる光景がありありと浮かびました…。とりあえず他のも、って一旦違うリング試そうとする逆巻に「これがいいです!」って言われたい…っていうか薬指貰っちゃっていいんですか…。と、ここまで一息に喋りましたが、渡されたリングが薬指にぴったり、の方がお好みでしたらそのようにしますのでお伝えください!




2984: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-30 03:22:59



こんにちは!
( ネモフィラ畑のデートで良い雰囲気になるのを後押ししてくれそうな快晴。白のキャップのツバをくい、と上げつつ眩しそうに空を見上げては、晴れて良かったなあと口角が緩く上がる。あの日、恋人役として雑誌のモデルをお願いした時に交わした約束──〝覚えてたらね〟と言われ忘れさせないようにしっかりとネモフィラの開花時期を伝えたことが功を成したのか、いや彼の逃げ道を無くしただけなのかもしれないけれど。どうにか一緒に見に行けることになり、既に自身の周りには歓喜の花がふわふわ漂うように浮かれていて。ネモフィラ畑の景色に馴染むよう選んだサックスカラーのショート丈の薄手ニットカーディガンはボタンの代わりに紐仕様で、歩く度揺れる白地に青い小花柄のチュール素材のティアードロングワンピースの足元は歩きやすくオフホワイトのキャンバススニーカー。しっかり今日を意識したコーディネートにシニヨンハーフアップの毛先を揺らしつつ、車両違いの同じ電車に乗ってるとは知らず、ホームで降りた先、なんだか背格好が似てるかも…と後方車両に乗っていた自身からやや遠くの前方で明るい頭髪を先に見つけていたけれど、話しかけられる距離に至らない上に人違いだと恥ずかしいので、そのまま人の流れに乗り駅外へ出てみれば。人が各々に散りゆく先で待ち合わせ場所にちょうど座る姿が見えて、やっぱり!と口元緩ませながら足を進ませ。シェル風の小ぶりなフラワーイヤリングが飾られた耳元に横髪掛けつつ、今日が二人きりのデートだと未だ思い込んでいる浮かれた笑顔でにこやかに話しかけて )
えへへ、やっぱり傑さんだった。わたしたち同じ電車だったみたいですね。

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( / いえいえ、こちらも気圧のせいで調子が悪く遅くなってしまいましたので、お気になさらず…!度々止まってしまってすみません;
牧さん弟のpf確認させていただきました、かっこいいね…。コミュ力の強さが、ファンクラブの存在と逆巻さんの隠れファンの存在に明暗つけてていいなあと改めて思いました。追加ありがとうございます!
トピ分けについても了解致しました◎ すっかりひな季が指に馴染んでいるので、動かしたくなる時きっとあると思います…まだ先の話ではありますが、その時はよろしくお願いします*
水色リボン事件逆転版につきましては、説明を端折ってしまっていたのですが似たイメージでおりました!指輪を片っ端から嵌めていく方でよろしくお願いします。薬指貰っちゃってください、逆巻さんのための場所なので…!
それでは今回のイベント、こちらこそよろしくお願いします…! / 蹴り可です◎ )




2985: 逆巻 傑 [×]
2025-04-30 13:04:33



…眩しいすね。今日は一段と。
( 見上げた先の光差す笑みに目を眇めてから、改めて瞼を持ち上げる。ネモフィラ畑によく馴染むであろうコーディネートと抜かりのないヘアセットで花の精のようになった彼女は、アングルも相俟ってやけに神秘的に映り、青空の下で普段以上の輝きを放っていて。あるいは少なからずあった〝デートの待ち合わせ〟の意識が見え方に作用したのかもしれないが、どちらにせよ揺るがない〝可愛い〟は、今日の日和と混同するような言葉に変換されてぽつと口からこぼれ。「電車の中で注目されなかったすか?」特に変装をしている風でもない装いに、ベンチから立ち上がりながらそう尋ねるけれど、ファン層にあたる大半は学校や仕事に出ているだろうし、此処に赴く人々はどうやら連れ人しか視界に入っていない様子で。とはいえ今も傍を通り過ぎてゆく来園客のうちから意図の判別できない視線をちらほらと感じはするので、やはりもう一人呼んでおいたのは正解だったな、と過去の自身の行動を肯定し、早速目的の入園口へと足を向ける。そして同時に、中で待つ他者の存在をこの時初めて相手に明かして )
…──中にもう一人来てるんで、まずはそっちに向かいます。

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(/ 謝られるようなことは何も…!いつもお相手していただいて感謝しかありませんし、此方も度々遅れてしまっておりますので。それよりしっかり睡眠取られてくださいね…!
牧さん弟のpf、ご確認ありがとうございます。その後ちょっと違うな…と思って垂れ目要素を削除しておりますので、ご把握のほどよろしくお願い致します!ファンの方向性の違いが顕著でそこ面白いですよね…とはいえ牧さん弟の方が数は圧倒的でしょうが。二人が仲良かったためにセットで好きだったファンもいそうだなと思ったり、逆巻が自分のことを『そこまででもない』と思っている背景にはこの人が近くにいたことも影響してそうだなと思ったり…。
次の物語の気配や薬指の予約等、心躍る予定が追加されたところで、背後は一度下がらせていただきますね。また何かあればお呼びつけください。…ネモフィラ畑デート仕様のひな季ちゃんすごく可愛いです…!※蹴り推奨 )




2986: 永瀬ひな季 [×]
2025-04-30 21:44:52



? …はいっ、ほんと良い天気で!
( 〝一段と眩しい〟との言葉に口元に弧を描いたままぱちりと双眸を瞬かせるけれど、見上げ眩しそうに双眸を眇めた様子にすぐにこの晴天のことと合致がいった様子で、つば持ち上げ空を見上げつつ同調する。晴れてよかったし、日焼け止めをしっかり塗ってきて正解だったなあなんて満足げな表情を下ろしては、注目について心配されると「深めにキャップ被りながら音楽聴いてたので大丈夫です!」と誇らしげな笑みを浮かべ。おかげさまで日に日に少しずつsnsのフォロワー数もいいねも増えてはいるけれど、世間での注目度合いはよくわかっていない。案外素のままでもアイドルの水瀬ひなとして声を掛けられることは特別多くなく、どちらかというとスカウトの方が多かったりして、その度〝もう事務所入ってるので〟と断ることも。特に今日のような特定のイベント期間の日なら尚更、自身への注目は少ない上に似たネモフィラを意識したコーデの女の子も多いだろうから。油断したまま入園口に彼の隣に並んで足を進め始めるけれど、また別口から油断が狙われていたとは──思いがけず他者の同行を知らされては、イベント発生の吹き出しのごとくびっくりマーク頭上に浮かべ瞳まあるくしながら驚愕の一言漏らすとぴたり足を止め。しおしおと眉尻と垂らし視線を落としながら落胆しては、しょんぼり哀愁漂わせ )
──…えっ。ふ、二人きりじゃないんですね…デートかと思ってた…。




2987: 逆巻 傑 [×]
2025-05-01 21:18:59



…、そりゃ俺だって二人がいいけど…
( 反応は予想通りと言うべきか、衝撃で立ち止まってしまった彼女より二、三歩進んだところで足を止めると、振り返った先には分かりやすく気落ちした姿があって。伝える瞬間からある程度見えていた事態とはいえ、その様があまりに物悲しさを醸すので、弱って唇を引き結んだのも束の間、隠しておいたはずの本心が我知らず口を衝き。相手の正面まで静かに歩み寄り、一応は分別くさい顔で「二人きりでなんか来れるわけねぇでしょ」と線を引くけれど、諭す言葉も件の発言の後では不本意であることが容易に透けるだろうか。「…そもそもそんな約束じゃなかったし」ややあって付け足した言い逃れは己を正当化しようとするもので、間違ったことはしていないと信じつつも迫る罪悪感に負けた結果で。それでも納得が得られず、少女が散歩を拒否する飼い犬のごとく動きだそうとしないようなら、俯く帽子のつばをそっと窺い、視線の落ちる位置に手を差し出し。呼び名が周囲に聞こえてしまわないよう控えめに呼び掛けたその声は、惚れた弱みか宥めるように甘く )
…行こう、ひなちゃん。友達紹介するから。




2988: 永瀬ひな季 [×]
2025-05-02 21:31:04



──…え、
( しょんぼりと落とした視線は足元を見つめていたけれど、ざわざわと人が行き交う雑踏の中で聞こえた言葉に双眸をぱち、と瞬かせる。あまりにも自身にとって都合の良い言葉だったし、この周りの環境もあり聞き間違いかもしれない。でも聞き間違いじゃなかったなら──そう思うとどきどきと視線を上げられず、落とした視界の中に彼の靴の先端が映り込んではどきりと心音が跳ね。今は都合の良い聞き間違いでも構わない、ほんとにそうだったらいいな、なんて願望のなか続いて差し出された手のひら。甘く、つい従順になってしまう呼び掛けは絆されてしまうしかなくて、きゅんと高鳴る心音噛み締めるように数秒見つめたのち、そっと自身の手のひらを重ね握っては、ほわほわ淡く頬や耳を染めつつ瞳を微かに煌めかせた表情を上げ。しかし続く言葉の友達紹介とやらははたして同性か異性か、またライバルのような存在なら警戒しなくてはならないけれど、ほんのり甘やかな声に誘われる蝶のように漸く足を前に進み出そうか )
はい…っ。す、傑さんのお友達…!?仲良くなれるといいな…。




2989: 逆巻 傑 [×]
2025-05-04 09:22:55



…そんな構えなくても。
( 呼び掛けに応えて手が重ねられると、予定が滞らなかったことより、彼女の機嫌を損ねてしまわなかったことにほっとして肩から力が抜ける。しかし反対に相手の面持ちは此方の出したワードでさっと緊張を帯びてしまって、初めは気をほぐそうと声を掛けるものの、次第に珍しく弱気な姿に親しみを覚え、「ひなちゃんでもそんな心配するんすね」と仄かに表情を緩めて。ただ実際のところは、どちらも社交的で人好きのする性格であるし、姉が目を掛けている担当アイドルを友人が邪険にすることは万に一つもないだろう。揶揄い半分に「こわくないよ」と幼子を相手にするかのごとく告げて、触れ合った指先を柔く握り、手を引いて連れる形でそのまま園内へ。待ち合わせの時計台は比較的近くだったため、前回の擬似デートと違って繋いだ手はすぐ離すことになったのだけれど、今回の方が余程本物の〝デート〟然としていたことは、誰に指摘されずとも自明か。傍でそんなひとつの秘密が出来上がっているとは露知らず、辿り着いた地点で屈んで一眼レフカメラを構え、迷い込んだらしき黒猫を狙っている男性の背へ彼の名前を呼べば、首だけで振り向いたセンターパートは「おー、逆巻。久しぶり」と親しげな顔を見せ。膝を伸ばし、黒Tシャツの上にチェックシャツとストレッチ素材のパンツを着こなした全身と改めて対面しては、上方で秒針が進むと同時にブラウンの瞳がふっと隣に移るのが窺えて。「…本物の水瀬ひな?すげー…!」実物を前にした第一声は、ファンというよりもミーハーな一般人に近しく、差し出した手もアイドルに対してとも新たな知人に対してとも取れるもので。少女が対応に戸惑うようなら助けに入ろうかと考えるものの、特にそういった素振りがないようなら成り行きに任せ、両者の挨拶を須臾の間見守り。一段落した辺りで自身が最低限の情報だけを紹介として口にするや、当人がさすがの反射神経で「いつも逆巻と姉がお世話になってます」と続けて )
…──牧祐介。俺の高校時代の友人で、みす…牧さんの、弟です。

----

(/ 帰省の色々で遅くなりました、すみません…!数日思うようにお返事ができなくなってしまいますが、何卒ご容赦ください…。お詫びとご連絡のみですので、こちら返信不要です! )




2990: 永瀬ひな季 [×]
2025-05-06 15:39:24



こわがってなんて…──。
( 彼のお友達ならそれはきっと、大切で心から信頼できる素敵な人なんだろうなあなんて。宥めるようで揶揄うような言葉を掛けられると、やんわり否定しようとするけれど握られた手に心地よさを覚えてはそのまま末尾は消えてゆき。大事にしている人だからこそ、自身もその輪の中に入ってちゃんと仲良くなりたい気持ちが湧く。初めて会う時は少し緊張するけれど、失礼のないように且つ自然体で接したくて──彼の友達を大切にすることは、彼の心を大切にすることにも繋がる気がするから。笑顔で、誠意を持って、温かい関係を築けたらいいなあなんて思いながら待ち合わせ場所とされる時計台前に着くと、離された手に名残惜しさ感じつつも今はそれは仕方のないことで、彼の呼び掛けに振り返った人物の顔は、なんだかどこか既視感のある顔立ちで。正体がわからぬまま、こちらに視線を寄越されぺこり会釈をして口を開こうとしては、彼のお友達の方が反応早く。先に明るく手を差し出されれば自身を知っていることに感動し瞳丸めながら、「わたしのこと知ってるんですか、嬉しい!そうです水瀬ひなです、初めましてっ」テンションにつられるように朗らかに喜びつつ名乗っては、差し出された手をきゅっと両手で握り返すと。彼が高校時代の友人だと紹介してくれるも、最後の紹介文に今度は喫驚で再び瞳丸くしながら「…えっ、牧さんの!?」改めて正面の顔をまじまじ眺め。全国の既視感の謎が腑に落ち、牧さんの家系のお顔の強さや世間の狭さ等を噛み締めては、周りにきらきらと感激オーラ放ち。一気に親しみを感じてはにこやかに笑いながら、弟で友人である男性の手の甲から添えていた手を離すと、目元が似てるーなんて鏡代わりに自身の目元を人差し指で差し、持ち前の人懐こさで自然と心の距離が縮まるだろうか。その間指先緩めた手のひらは相手に握られっぱなしで )
えーっ、わーっ…世間って狭いですね…!こちらの方がたいへんお世話になってます!やっぱり牧さ…美鈴さんに似てますね、目元とか鼻の形とかっ。

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( / 今年もご帰省されてるのだろうと思っていたので大丈夫です…が、こちらこそお返事遅れてしまいすみません…!日曜まで連勤が続くため丸一日空いてしまう日があるかもしれませんが、ご容赦ください。ついでのご連絡ですが、6/15前後は法事等で丸一日空くことが確実なのでご承知おきくださいませ…! / ※蹴り推奨です◎ )




2991: 逆巻 傑 [×]
2025-05-08 00:44:23



…もういいだろ。
( 元より不安はなかったものの、引き合わせた二人は持ち前の感じの良さとコミュニケーション能力により、瞬く間に打ち解けた様子で。互いに社交的な者同士の初対面というのはこうもスムーズに運ぶものなのかと感心混じりに眺める中、ただ唯一気に掛かるのは、握っていることすら忘れ去られたようになかなか解かれない手元。とはいえ会話に割り込んでまで指摘する事柄でもないため、普段通りに静観しておこうと心では思うけれど、反して体は横から腕を伸ばし、制止の言葉と共にチェックシャツの袖口を掴んでいて。「どっちも母親似なんですよ、子どもの頃なんかもっと似て…」だとか「水瀬さんは兄弟とか…」だとか、無邪気に話を広げていた顔がきょとんと此方を振り返り、それからすぐに「…あ、すみません」と少女に向き直って長すぎた握手を詫びると、やっと華奢な指先が解放され。仄かに胸に広がった安堵は自分だけの特権が守られたせいか、咄嗟の行動と己の入れ込み具合に若干戸惑いつつ隣を盗み見れば、何か察したらしい友人の「ネモフィラ、行くか。そのために来たし」の声掛けで崩れかけた調子も持ち直し。しかし当然のごとく続けられた「雑誌の時みたく俺が二人の後ろを着いてく形でいい?」の確認には虚をつかれて絶句し、〝知ってたのか〟も〝その話題はタブーだ〟も発せないまま。目を見開いてあからさまに反応したくせに平静を装って認識を訂正したなら、相手は「そ?」とだけ返した後に、「じゃあ、撮ってほしい時はいつでも言ってください」と爽やかに写真嫌いではない方の同行者へ告げ )
…や、普通に一緒に来てくれるだけでいい。牧も自由に撮りたいだろ。




2992: 永瀬ひな季 [×]
2025-05-12 23:02:10



( 中々手が離れずにそのまま続けられる話をうんうんと聞きながら、とってもフレンドリーな人でよかったとのん気に思っていれば、横から割って入る手と声に四つの瞳が彼に向く。そこで漸く手が解放されると、「いえいえ」にこやかに解放された手を左右に振り気にしてないことを伝え。ファンミーティングとかでよくある〝剥がし〟みたいだったなあなんて一人考え、ふふ、と小さく笑っていると雑誌の話題が振られ、姉弟だからそういう情報も知っているんだ程度の認識で、彼ほど焦る様子もなく二人のやり取りを眺めると。撮ってほしい時は、との呼び掛けに双眸をぱちくり瞬かせては、牧さんの弟─祐介さんの手中にある本格的なカメラへと視線を遣ってから、ぴかぴか輝く視線を持ち主に向け。それから写真嫌いである彼にその輝く眼差しを向けたなら、本当に撮ってもらえるのかとの期待の確認のようにも、写真嫌いなのにまた一緒に撮られてくれるのかという確認のようにも取れる言葉を掛けるけれど、ふた通りの意に汲み取れることには気付かないまま後者のつもりで )
えっ、いいんですか!ほんとにいいのっ?

----

( / とっても大変お待たせしました~!!お心遣い痛み入ります…。久しぶりで上手く描写を書けず稚拙なロルになってしまってますが、引き続き何卒よろしくお願いします…! / 蹴り推奨です◎ )




2993: 逆巻 傑 [×]
2025-05-13 18:39:00



こんな可愛いのに、撮ってもらわなきゃ勿体ないでしょ。
( 友人の注意が少女へ移ったことでまた二人の会話が始まるものと思って、自身は行き先を確認するかのごとく並木路を抜けた先のネモフィラ畑を見遣り。しかし煌めいた瞳は予想に反してリアクション一つで此方へと向けられ、日よけに手で作った庇ごと視線を傍に戻せば、半分陰った目元はふっと優しく細められて。青い花畑に可憐なモデル、ロケーションに合わせたスタイリングと、プロのフォトグラファー。ちらりと目的地を窺ったのも相俟って、これだけの要素が揃っていて遠慮するのは損だという純粋な気持ちからの返答だったが、他者に不親切な独自の言語を使うせいで正しく伝わったか否かは怪しいところ。フォローのつもりか、はたまた単なる戯れか「逆巻、俺は俺は?」と自分を指差して絡んでくる人気ぼくろを「可愛い可愛い」とおざなりにあしらい、高校時代から変わらぬ距離感と位置関係で自然に第一歩目を踏み出して、それから後方へと首を回らす。今度は手こそ差し出さないけれど少し前と同じ台詞で彼女を誘い、一回り小さな体躯が輪の中に追いつくまで待って。やや遅れて改めた呼び名にその相手からの言及が特にないようなら、同行者にも「今日は〝永瀬さん〟で」と芸名でない名字呼びを徹底させるだろうか )
行こう、ひなちゃん。…──あ、いや、永瀬さん。




2994: 永瀬ひな季 [×]
2025-05-14 19:50:07



( その言葉と優しい瞳に容易くきゅんと心臓を射抜かれ、淡紅色に頬を染めながら嬉しさで煌めいた瞳は〝好き、大好き〟とめいっぱいに訴えており。直接口にしないのは同行者がいる上、周りにも人がいるからだけれど、今日一日レンズを通して彼に注ぐ眼差しを見られることになるのだから、同行者に恋心がばれるのは時間の問題だろう。同級生同士の戯れあいを目にすると、きっと学生の頃からこんな感じなんだろうなあと想像できる微笑ましさや、そんな学生時代が垣間見えた気がして嬉しくてにこにこ表情緩ませ。「学生時代からこんな感じなんですか?」『そそ』と、和やかな雰囲気で短い会話のラリーをしては、再度のひなちゃん呼びに見えない尻尾を振りながら、たたっと駆け寄るけれど修正された呼び名には少しだけ不満なのか周囲の煌めきが減り、隣に並び付くと「ひなちゃんって呼ばれたいな~…?」と少し上半身を傾げ覗き見上げながら歩きつつ、要望だけは出してみるけれどもっともな理由添えて却下されれば、大人しく納得して並木道を抜けたならその先に広がる美しい青の世界にすぐに夢中になるはずで。ネモフィラ畑はまるで空が地面に溶け込んだような幻想的な光景を広げ、無数に咲く濃淡様々な青が風に揺れるたび、波のようにうねり仄かな花の香りを運び、しばし絶景に目を奪われて )
わあ…っ、きれい…。




2995: 逆巻 傑 [×]
2025-05-15 06:28:22



…全然、別風景すね。
( 呼び名を戻すよう求める眼差しを「危ないからだめ」の一言で断じ、引き下がった少女と共に再び辿り着いた花畑。秋にピンクと白の花を咲かせていたそこは一面涼しげな青へと塗り変わり、同じ場所とは思えぬほど以前とは異なる表情を見せていて。眼前の美景に圧倒される自分達に対し、友人はフォトグラファーの性かいち早く構図を定めたらしく、付近から聞こえるシャッター音で短い放心から覚める。ファインダーを覗く瞳は真剣そのもので、今は下手に邪魔しない方が良いだろうと察しては、彼を一人残して地に降りた空の中をそっと歩きだし。何か意図があってそうしたわけでもないが、足が覚えていたとでも言おうか、道筋は自然と件の雑誌撮影に沿って。当時より更にゆっくりとした歩調で進み、そろそろ写真が撮られた辺りかと路の先へと目を上げれば、雑誌に載ったまさにその位置で、カップルらしき男女が両手を繋いで見つめ合う、例のポーズを取っているのが窺え。代わる代わる他の二人連れもそこに立ち、寸分違わぬポーズで第三者にカメラを向けてもらっているのを見るに、ただの偶然ということでは片付けられず、「あれ流行ってるんすか?」と自身より流行に詳しいであろう隣の現役アイドルに尋ねるも、どうやらオリジナルが広まったわけではなく、真似て撮られたsnsの投稿が小さく話題になった程度で。とはいえこの場でも波及しているのか、順番待ちの列が出来始めているため、やや離れたところで一度立ち止まることにして。撮影会の様相を呈し始めた前方を他人事と眺めつつ、此方ではふと蘇った会話内容の真偽を改めて尋ね )
…、そういえば、前言ってたのってブランディングとかじゃなくてマジなんすか。これまで誰とも付き合ったことないってやつ。




2996: 永瀬ひな季 [×]
2025-05-15 21:56:46



ですね!すごい、全部あおっ!
( ほろりと溢れる感想にきらきら表情と声音を弾ませながら同調し、ネモフィラの絶景に表情を綻ばせる見物客たちの姿も相俟ってはいっそう絶景に感じる。彼が徐に歩き出しそれについていこうとするも同行者はその場に立ち止まったままで、足先を戻し「祐─…」まで呼び掛けの声を発するものの真剣にカメラ構える様子に気が付けば、幸い声が集中した者の耳に届くことなく、スニーカーの足先を進行方向に戻し彼と一緒に進んでいくことにすると。景色は違えど前もここ歩いたな、と彼の半歩背後で気が付いては以前と違って堂々と手を繋ぐことはできないため、彼の斜め後からの横顔をじ…と、もどかしげに見つめて。ネモフィラはとっても綺麗だけれど気が付けば視線は彼を追い掛けていたようで問い掛けられて漸く、彼が話題に出す周囲にはっと目を向け。snsのリプライでファンから報告が来てたことを思い出しつつ、仄かに話題になった写真構成を、ちょっとだけと掲げた人差し指と親指の隙間で肯定しては、以前の撮影時にほろり溢した発言について真偽が問われると、こくんと正直に首を縦に振り頷いてみせ。周囲の大半の同級生はもちろん、さや姉やねねぽん、おとぎちゃんはグループ結成前にお付き合いはしたことがあるそうだから置いてけぼりの感覚を持ちつつ、風に靡く横髪を耳に掛けながら微かに眉尻下げつつ答え。一方の彼はかっこいいし、当然ある程度お付き合いはしたことあるんだろうな、なんて思ったからほんのり寂しさ覚えての仄かなしゅんとした表情で、ちらりと見上げ )
…あ、はい。今時珍しいって言われちゃいます、メンバーにも。……変ですかね。




2997: 逆巻 傑 [×]
2025-05-16 22:27:49



確かに珍しいけど、別に変とかは。
( 僅かに表情を曇らせた彼女の後ろで、風に吹かれたネモフィラが騒めくように揺れる。交際の経験がないという話は聞かされた当初こそ意外に思ったものの、印象はそれ以上でも以下でもなく、返った問い掛けには率直に答えて。それよりも今は相手がそのことを気にしている風である方が些か意外であり、言葉の裏を誤解されぬよう「そうじゃなくて、ただ…」と続けては、視線を少し外し。青い花畑の向こうには場所を移してカメラを構えている友人の姿が見え、時計台前の会話で抱いた思いが再び胸に浮かぶ。そのままほろりとこぼした心中はただの仕事相手に相応しくない寂寥を孕み、淡々とした口調ながらも内奥にある情を多分に覗かせて。さらに瞳を戻して伝えた無防備な本音は他者への対抗心すら滲ませるもので、もし後に質問が許されたなら、「…きょうだいは?」と自らが遮ったそれを図らずも抜け駆けの形で尋ねるだろうか )
アイドルじゃない〝永瀬さん〟のことをよく知らないなって、…俺が先に知りたいなって、思っただけで。




2998: 永瀬ひな季 [×]
2025-05-18 22:15:09



…っな、なんでも聞いてください…!血液型…とかは知ってるか、えっと、昨日なに食べたとか、どんな夢見たかとか!幼稚園児の頃のあだ名とかでも…、──
( 不思議そうに双眸を瞬かせながら続く言葉を待てば、ふいにこちらへ向けられた瞳が青い世界をほんのり映し出していて綺麗だなあなんて思っていると。自分に興味を示してくれている確たる言葉に気持ちが昂り、じわわと目元を染めて瞳は煌めいて。それが〝いちファンとして素のわたしのことを知りたい〟だとしても好きな人が興味を向けてくれるのは嬉しくて、両手の拳をぐっと握って快諾しては、指折り数えながら候補をぺらぺらと挙げ質問を受け付けようとしたなら、彼が選んだのは先程返しそびれた祐介さんからの質問。お友達よりも先に知りたかったんだ、と仄かな対抗心に双眸をぱちりと瞬かせては、ふふっと笑みを広げた折に、ふともうひとつの都合の良い解釈が過ぎり──まるで嫉妬みたい、だなんて。一面の青の中、桃色のコスモスが頬に思い出されては、「ひとりっこ!」ぴっと人差し指を立ててほんの数拍遅れの回答を返し、それから彼の実家にお邪魔させてもらった際に、さらっとご両親のことくらいしか家族構成が明らかになってないままの脳内家系図を思い返しては「傑さんは?」と彼にも同じ質問を。そろいの回答と指が返ってきたなら、ぴとりと人差し指の腹同士をくっつけると八重歯覗かせながらはにかんだ笑みを浮かべるだろうか )
おそろいですね、えへへ。




2999: 逆巻 傑 [×]
2025-05-19 20:31:46



俺もひとりっ子…──
( 吐露した胸裏が前のめりに受け止められ、顔を輝かせた本人自ら繰り出される質問例の数々。それらにも情報としてというより単純に話の種として興味を引かれつつ、しかしひとまずは人知れず温めていた関心事項を投げ掛ければ、返るのは軽やかな笑みと元気な回答と、内容に沿って立てられた人差し指で。リアクションのつもりでひとつ頷く間に此方への聞き返しも追加されては、特段の捻りもなく兄弟のいないことを明かし、会話のボールを渡した気になるけれど。向けられた眼差しと下ろされないままの手指は何かを求められているように映り、暫しの様子見の後にそろりと腕を持ち上げ、自身も指で〝1〟を示す。口づけるかのごとく互いの指の腹同士がくっついた瞬間には行為の可愛らしさにほんのり気恥ずかしさを覚えるも、相手の木漏れ日のような笑みを目にするとそれも薄れ、マスクの下でひっそりと口元を緩めて。まさかそのやりとりが一眼レフに収められているとは知らず、視線を感じて振り返った先の晴れやかなOKサインで全てを察し、次いでスマホに送られてくる〝邪魔しない方がいい?〟のメッセージへ〝終わったなら早く来い〟と即レス。つい緩んだ気持ちを切り替えるように小さく息を吐き、友人が追いつくまでに「他のも後で教えてください」とちゃっかり確約を得たなら、合流してからは三人で景色を楽しむ傍ら、主に少女と花畑の画が撮られることになるはずで )

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(/ ひな季ちゃんの幼稚園児の頃のあだ名気になりすぎます…()また以後、会話中にまだ逆巻に教えていない情報を尋ねられた際に、はっとして律儀にひな季ちゃん→逆巻の耳打ち、逆巻→質問者への回答という又聞き状態が発生してたら可愛いなって妄想して頬ゆるゆるしてました。…という無駄話は置いておいて、花畑で特にしたい事や行きたい場所がないようでしたら、お家移動のための写真褒めタイムに入っていただけますと幸いです…!※蹴り可 )




3000: 永瀬ひな季 [×]
2025-05-21 14:41:33



もちろんです!
( ワンシーンとして切り取られていることに先に気付いた彼がぱっと視線の主へ顔を向けると、遅れて自身もその方向へ顔を向けて目が合ったのはOKサインを崩してスマホ片手に持った姿。手を振ってくれたため、にこにこと無邪気に掲げた手を左右に大きく振り返すと、一度レンズをこちらに向けた相手はどうやら一枚撮ってくれたのか、それからこちらに向かい始める様子で。そのすがら交わされた約束を快諾しては、〝後で〟までに先に祐介さん側から彼のまだ知らない情報の質問が投げかけられたなら、先に彼に耳打ちで情報を教え、それから本来の質問者に回答が返ることになるだろう。合流してからは3人でぶらぶらと景色を楽しんだり、ネモフィラの色味を再現したソフトクリームを味わうほか、自然体で楽しむ様子やポートレートのようにモデルとして写真を撮ってもらったりして。『いやー、ロケーションもモデルも良いと撮りがいがあるすね』とほくほくした様子で一眼レフのデータを覗き込むカメラマンが独り言溢しては、どんな風に撮れているのかずっと気になってうずうずしていたため、その言葉に待ってましたとばかりに「写真見たいです!」と双眸不等号にしながら挙手しては、隣から覗き込ませてもらいながらデータを見せてもらうと。光と影が織りなす絶妙なバランスや構図、鮮明な瞬間たち。出来栄えに感銘を受け、はわわと開く口に手のひらを添えながら煌めく視線を注いで賞賛を送り。未だにプロのフォトグラファーだと知らされていない自身に漸く本職を知らされたなら、「えっ」と数秒時が止まったのち、「やっぱりプロですよね!?じゃないとおかしいですもん!」と改めて腕前を認識するはずで )
えっ、わ~っ…!?撮るの上手すぎませんか、びっくりしました、めちゃくちゃプロい……。

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( / えへへ、情報開示までお楽しみに(?) 又聞き状態かわいらしくて、私も頬ゆるゆるになりました~…ので、描写内にてちょっと触れさせていただきました!
ロルに熟考してしまってテンポ良くお返事できずすみません、引き続きよろしくお願いします…! / ※蹴り推奨です◎ )




3001: 逆巻 傑 [×]
2025-05-21 21:42:13



…永瀬さん、ネモフィラが誰の誕生花か知ってる?
( 溌剌とした明るい表情とスマホを携えて駆け戻った友人が、生き生きと息を弾ませながら「髪の感じ最高のやつ撮れた!」と此方へ向けた画面には、ヘアケア用品のプロモーションと見紛うような清涼感溢れる一枚が映し出されていて。モデルと自身は髪が扇状に靡くその瞬間を切り取った彼の技術に感心するものの、カメラマンの方は被写体そのものに敬服の念を抱いたらしく、管理の方法を歓談のひとつとして尋ねてゆき。順調に会話が弾む中、愛用のシャンプーを答える段になって急に少女が口を噤むから何かと思えば、先のやりとりを気にしてか律儀に耳打ちされる己に未開示の情報。ちらと隣に目配せして、今しがた聞いた固有名詞をそのまま質問者へ伝えると、何故か迂回してきた回答に呆気に取られたような顔をされるけれど、彼女の心遣いと特別扱いに満たされたため、回数が重なるようなことがない限り〝そこまでしなくていい〟とは告げずに。代わりに問いを投げ掛け、正解以外の言葉が紡がれたなら「1月28日生まれのひと」と距離は縮めないながら口元に手を添えて密やかにお返しの知識を授け、「これは俺の方が詳しかったすね」と仄かに笑んで。予定の時点ではどう対策したものかと頭を悩ませた約束も思いのほか問題なく満喫でき、誰かが鳴らした鐘の音を遠くに聴きつつ、楽しそうにしている同行者二人の横でマイペースにソフトクリームのコーンを齧る。ただカメラの中身を確認する黒髪から出た〝プロ〟の単語には「プロ、すよ。実際」と咀嚼の合間に短く口を挟み、引き継ぐように当人も「普段は広告の物撮りとかやってます」と続け。それにより一層熱がこもった賞賛に気を良くしたのか、「そうだ、それならうちにこれまで撮り溜めた写真色々あるんで見に来ます?俺らも丁度同窓会用の写真選ばないといけないし、ご意見もらえると助かります。…な!逆巻」と恐らく閃きのままに発せられた提案について水を向けられ、迷惑だろうと取り下げようとするけれど、両者からの反論の末に決定事項となるのは実に早く。方針に従って駐車場まで移動し、運転手が荷物を助手席に移したので揃って後部座席に座り、何度か訪れたことのある牧家へと運ばれる道中は僅かに開いた窓から季節変わりの風が入って。「俺らも高校卒業してもう7年かぁ」に端を発した情報収集は、「永瀬さんはまだ卒業したばっかりですよね。どうでしたか高校生活は。学校に気になる人とかいました?」と少しずつタイプを聞き出す方向へと発展し、脳内で写真と共に紹介するエピソードの厳選が行われる前列に対して、後列ではそわつく空気が流れ )
いや、そんなわざわざ永瀬さんまで巻き込まなくても──




3002: 永瀬ひな季 [×]
2025-05-22 15:38:13



それってもしかして、傑さんの写真とかもあったり…?──行きます!行きたいですっ!
( 〝ネモフィラは誰の誕生日花であるか〟に双眸を瞬かせては、ふるふると首を左右に振ると。明かされる遠回しな正解に仄かな笑みが添えられ、きゅんと胸ときめきじんわりと頬を色づかせながら、「わ、わたしだあ…」とへにょへにょと緩む口元に軽く握った手を添えて。卒業祝いのお花といい、花言葉に博識な彼。今日おうちに帰ったら自分も彼の誕生花を調べてみよう!と密かに決意して。明かされた本職には、無償でプロに撮ってもらっちゃっていいのだろうかと心がそわそわ。そこへ、撮り溜めた写真があるというカメラマン宅のお誘いに、同級生ゆえの可能性を見出してきらきらと瞳を煌めかせると、ぜひにと首を縦に振り。そうして今は3人車内の中に至るのだけれど、彼もやっぱり免許とか持ってるのかなあとか、運転する姿絶対かっこいいだろうなあなんて、風に靡くミルクティーアッシュをちらと横目に見ながらふわふわと想像膨らませていると。ふいに振られた話題では、10代のフレッシュさ溢れるにこやかな笑みを浮かべながら、文化祭に来てくれた彼にも目線向け話題振りつつ正直に答えて )
高校生活はすっごく楽しかったです!最後の文化祭とかもほんとに楽しくて!ねっ、傑さん。…でもべつに学校では、気になる人とかは特にいませんでしたよ~。




3003: 逆巻 傑 [×]
2025-05-23 21:04:11



( 単に車内のメンバーを考慮した結果なのかもしれないが、高校生活の思い出で一番に挙がるのが唯一自身が関わった文化祭なのか、と窓の外を眺める涼しい顔の下で聞こえた返答に心擽られては、呼び掛けに応えて相手を振り返り、「うん」と素直な相槌を。会話を誘導していた運転手もむしろそちらに興味を引かれた様子で「へぇ、プライベートでも結構関わりあるんだ」と反応し、ちらりとバックミラーで後部座席を窺ってから、独り言程の声量で「珍しいな」と呟いて。その後は文化祭での出来事を語ったり、少女から懐旧談が語られるようであればアイドルの学生としての姿に想像を膨らませたり。終始和やかな雰囲気でドライブは続き、やがてエンジンを切った合図で車を降りると、目前にはいつ来ても新築のような、暖かみのある色調かつややメルヘンチックな一軒家が佇み。その印象は中に入っても崩れることなく、テーマの統一されたインテリアや飾られた家族写真は住人たちの人柄をそのまま表しているようで、自然な居心地の良さを感じさせる。リビングに通されて今度はソファに二人並んで座り、「永瀬さん飲み物何が好き?」と問われた彼女と同じものを、此方に移った「逆巻は?」に返したなら、先に見ていてくれと渡されたノートPCを膝に乗せて開き。表示される〝由木崎3-1同窓会用〟フォルダには当時のクラスメイト達の写真が並び、そこには無論のこと己を写したものも保存されていて。ナチュラルストレートの黒髪に、左右合わせて5つのピアスと黒マスク。ハイトーンでなくとも目を引く灰色ブレザーの被写体がほとんどカメラを意識していないのは、自ら友人に隠し撮りの許可を出したからで、しかしざっとスクロールしただけでも予想の数倍量収められていた事実につい「こんなに撮ってたのかよ…」と心中の衝撃を洩らし。そして同様の許可を出した内の一人である隣の面差しをふと覗き、浮かんだ疑義を濁さず口に出して )
…、水瀬さんもこのくらい撮ってる?




3004: 永瀬ひな季 [×]
2025-05-26 02:34:59



ひゃーっ…すごい、黒髪の傑さんだ…!
( 親交に関する話題には「仲良しなので!」と一切躊躇いなく朗らかに言い切ったけれど、仮に否定されたとしてもこの状況では説得力がないだろう。到着した牧さん宅は外観も中も暖かみがある明るいおうちで素敵で、和気藹々とした仲の良さそうな家族写真につい双眸が緩む。通された先のリビングでふかふかのソファに座れば、飲み物の問いひとつに関しても、遠慮させない巧みな気遣いに「あ、えっと、甘いのとか…」とつい正直に答えて。膝上で開かれたノートPCを隣からそっと覗き込んでみると、たくさん並ぶ写真には彼らの同級生たちも多く写っているのだけれど、自然と瞳は彼が写る写真へと惹きつけられて。今の自身の年齢と同じ頃の彼の姿にかわいいとかっこいいの感情が大渋滞し、貴重なお宝を目にしたかのように瞳は煌めき、はわはわ緩む口元を覆うように両手のひらの指先を添えながら感極まった震える声を溢し。問い掛けにゆるく首を左右に振り否定しては、「これに比べたらわたしはまだまだです…。わたしももっと撮らなきゃ…!」こんなにたくさん写真を撮れるくらいそばにいて、同じ時間を過ごしていた祐介さんのことが羨ましくて、負けていられない!とばかりに使命感と対抗心燃やしながらぐっと拳を握ったところに、湯気立ち上るコーヒーやコーヒーフレッシュとスティックシュガーを乗せた木製トレーを持った祐介さんが戻り『おまたせー、逆巻んとこと違ってインスタントだけど。砂糖とか好きに使ってね』とソファの前のローテーブルへと運び置いてくれては、拳をぱっと解きお礼を告げると早速手を伸ばしコーヒーフレッシュにお砂糖2本消費し。写真の量を見るに昔から撮るのが好きで、彼と同じように〝好き〟を仕事にしているタイプなのだろう。一見は違うタイプながら気質は一緒なふたりが仲良いことを納得しつつ、ティースプーンでくるくるとコーヒー混ぜながら写真について触れるも、〝良い写真〟とはこの頃から光る撮影技術面はもちろん、〝かっこいい彼の写真〟の意も多分に含まれて )
あ、ありがとうございます!写真、すごくいっぱいありますね。確かにこれは一人で選ぶの大変そう、良い写真がありすぎて…!




3005: 逆巻 傑 [×]
2025-05-26 15:49:24



撮らなくていいから…。水瀬さんはこれからも目の前の俺に集中しててください。
( 教室に飾られた造花を整える姿、友人達がしきりに笑わせてきてつい吹き出す姿、気安く肩を組まれる姿、女子生徒のペットボトルを代わりに開けて渡す姿──…切り取られた日常はどれも他愛のない場面ばかりだけれど、隣の少女はそれらに価値を見出したらしく、ブルーライトの反射だけではない輝きを双眸に宿して、流れゆく昔日の光景を追ってゆき。対する自身はタッチパッドを操作しつつ画面よりも彼女の横顔を眺める最中、車内での話題へ「〝まあまあ仲良しで賞〟…」と文化祭で得た称号を呟いたのが届きでもしていたのか、隠し撮りの頻度を問うた答えに不要な向上心が混ざれば、こちらは予想の範疇に収まりそうだと把握した上で反対して。後の一言は隠した想いが無意識に滲んでしまったようにも、ただお馴染みの不適当な言葉選びが発現してしまっただけのようにも思われたが、折よく運ばれてきたインスタントコーヒーに注目がさらわれ、どちらからも追及されることはなく。もう一方の客人に合わせて〝甘いの〟を頼んでおきながらミルクも砂糖も入れずにカップへ口をつける間に、膝上へ乗せていたノートPCは所有者が取り戻してテレビへと繋ぎ、フォルダ内の写真は大画面に出力され。仕事がなくなってしまったので今度は空いた膝元へカップを持ったままの腕を落ち着け、一年を共にした級友たちを視線でたどっていると、作品集へ屈託のない賛辞を受けた友人は少しはにかんで「遊びとか趣味で撮ったのばっかりなんで今見ると全然ですけど」と謙遜してから、「たとえばどれが良い写真ですか?」と早速参考意見を聞き取って )

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(/ 写真のセレクトは適当にシーンを創作していただいても良いですし、「なんか飲んでるとこ!」「文化祭らへん!」等で指定してもらって思い出語らせるでも良いですし、逆巻の写真ばっかり選んで「俺ばっかじゃないすか」からのこんなのもあるよ!ノリで別フォルダに保存されてる同窓会関係ないプライベート写真見るでも…!ノープランで申し訳ありませんが、ご随意に…!※蹴り可 )




3006: 永瀬ひな季 [×]
2025-05-27 16:00:25



えーっ、写真見ると元気100倍になるのに…──っ。
( 撮らなくていいなんて言われれば、心霊スポットのロケの下見をしに行った時のことを思い出す。下見に行かされた彼と音信不通になり、スタッフから聞く不穏な噂──怖いのが大の苦手なわたしが不穏な噂に負けず、彼を見つけだすことができた(※見つけてもらったようなもの)のは、彼の写真のおかげで。だから唇を尖らせながらつい不満の声が漏れるのも仕方ないのだけれど、続く言葉に思わず口を噤ませ彼を見遣って。そんなのずっと見てるしかなくて、きゅんと心音は高鳴り瞳はきらきらと星を散りばめ輝かせ、どきどきとしながら甘いコーヒーを啜る。テレビに繋がれ写真が大画面となれば、彼らが過ごした学生生活の中に自身も混ざっているような心地になり、ついこないだまで感じていた青春の風がふわりと肌を掠めていくようで。カップを置きソファから腰を上げるとテレビの大画面の側に行き膝を下ろしては、フォルダ内の写真たちにくるくると視線を巡らせつつ、直感的な良い写真を選んでいくけれど、潜在意識で指差すのは彼が映る写真ばかり。マスクはしてるけれど笑っている写真や、なにか飲んでいる写真、女の子にペットボトルを開けてあげているような写真は、なんだか羨ましいから避けて。巡る視線に合わせて、祐介さんがPCを操作し写真をスクロールしていくと、よりカラフルで賑やかな雰囲気の写真に視線が惹き寄せられて。カラフルだと感じたのは教室内に飾られた輪飾りやバルーンのせいらしく、制服でも体操服でもない衣服を身に纏い、各々にピースなどのポーズを決める学生たち。なにかの模擬店でもしたのだろうか、知らない学生時代に興味を惹かれては、その辺りの写真が並ぶ画面に向かって人差し指を伸ばしながらふたりの方へ振り向き問い掛けて )
えっと、これとか楽しそうで青春って感じ!これも、なんか飲んでるのかわいい…!あ……このへんってもしかして文化祭ですか?

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( / 早速、案を活用させていただきました…!文化祭に関しまして、高校生時代にカフェでバイトしてたとのことだったので模擬店はカフェでもいいかなと思ったのですが、文化祭の時期って受験勉強はしても受験期ではないよな…と思ってカフェかどうかは濁してあります。なんか可愛いエプロン姿とか、牧さん弟になにかしらやらされてる姿があると良いなあなんて下心を持っております…()  が、模擬店以外の展示がよろしければ、写真に写っていたのは他のクラスの展示とかで、お好きに設定していただいてもちろん構いませんので…! / ※蹴り可です◎ )




3007: 逆巻 傑 [×]
2025-05-27 18:44:58



(/ 全然そんな重要なところではないのですが、カフェのコンセプトが決めきれず、ご相談を失礼します…!バイト自体は受験組が本腰入れ始める夏休みくらいから始めているかと思いますが、可愛いエプロン姿は恐らく女の子から借りることになってしまうので、いつか本編でひな季ちゃんに貸していただけたらなと…!また牧さん(弟)は意思を尊重してくれる善良陽の者のイメージなので、お家に複数人でお邪魔した際に牧さん(姉)からアイデアをいただき、周りの空気も相俟って逆巻も反対できなかった…の想定でおります。以下3つほどに絞ったのですが、お好みのものはございますか…?

①アイドルカフェ:アイドル事務所に入社を考えていた美鈴さんから一番出そうな案。ファンサのためにウインク練習してる写真とかあったら可愛いかなって。ひな季ちゃんにウインクしてほしいって言われても「本物のアイドルにするのは恐れ多い」って断るけど、思い出したように何回か言ってればそのうち折れてやってくれるかも。
②どうぶつカフェ:耳と尻尾つけて接客。たぶん狼。喋りたくないから「動物だから人間の言葉分からない」という設定で無言で乗り切るけど、そのせいでやたら頭撫でられたりしてる。もしくは店員じゃないけど、準備作業中に耳つけられて、気付かないまま真剣に看板作ってる写真でも良い。
③天使と悪魔カフェ:天使と悪魔が二人一組で出迎えるカフェ。「もっと頼め」「無理しないで」って脳内で両側からささやくあれのイメージ。この戦法で祐介さんと逆巻が組んで、売り上げ伸ばした逸話を残しててほしい。恐らく逆巻が悪魔側。 )




3008: 永瀬ひな季 [×]
2025-05-27 21:04:18



( / ひな季からエプロンを借りた暁には、逆巻さんのご実家にお邪魔してハンバーグを作る時にされたように、邪魔だろうからと(※ただヘアアレンジしたい・髪を触りたいだけ)、逆巻さんの髪をまとめてあげるor前髪をヘアピンで留めてあげるまでセットでやりたいです…!
カフェのコンセプトについてですが、毎度のことながらどれも名案すぎてとっても迷います…。集中しすぎて耳つけられても気付かないの、逆巻さんすぎて好きです(?) でも今まで本編でも番外編でも見たことのない、悪魔がとっても気になりまして…!逸話もさすがファンクラブを持つ二人ならでは、といった感じで好きなのですが、撮られた悪魔の姿では牙とかつけちゃってて、ひな季がまた「おそろい!」とテレビ画面の横に並びながら、口端を指で引きつつ自前の尖った八重歯をにーって見せて嬉しそうにしてたらいいなあなんて…。 )




3009: 逆巻 傑 [×]
2025-05-29 19:32:38



…俺ばっかじゃないすか。
( テレビの傍まで出て行って、画面に現れる写真から気に入ったものを指差す少女の姿は、まるでかるたの札取りのごとく。撮られることより見返すことの方が苦手な身にとって、大きな液晶に映し出された学生服の己は反射的に目を背けたくなる存在なのだけれど、彼女が次々選んでゆくのはむしろそればかりで、募る疑心が確信に変わると同時に口に出せば、「でも知り合いが写ってるのばっかり見つけちゃうのは分かる」と友人が楽しげに笑いながら肩を持ち。一理あるので更なる言及は差し控えて、「仲良くなり始めの頃は特によく構われてたな」「ああこれ、逆巻が一時期ハマってた飲むヨーグルト」と簡単な説明が挟まるのを流し聞きつつ移ろう季節を追ううち、ぽつぽつと増えだすのは浮かれた雰囲気のカット。振り返る面差しの推察通り、その周辺に収められているのは文化祭期間の様子で、データの所有者がコーヒーをひとくち啜った手を止め「そう」と嚥下の後でラフに返しては、「このへんは準備期間で、もう少し下の方に──」と最早目当てが分かっているかのように繋いだマウスのホイールを転がし。あっという間に時が進んで当日、彼の操作するカーソルが指し示した箇所には黒のシャツを着たカフェの給仕係がいて、それは紛れもない自身で。悪魔の角と赤いカラーコンタクト、薄く開けた口元には付け牙を覗かせ、人差し指で少しずらした黒マスクの下を確認されているらしいポーズに、そういえばどうせ隠れるのに付けさせられたな、と記憶が蘇る。「クラスで天使と悪魔カフェっていうのをやって、逆巻が悪魔役、俺が天使役で組んだんですよ。結構繁盛したよな?」当時をただただ青春のきらめく思い出として語る相棒に対し、「途中から立場が逆転したりどっちも悪魔になったりしてたけど」と水を差すのはまさしく天使と悪魔の構図か。「それがウケたんだろ?」と尚もあっけらかんと答える相手に、〝あれはお前のファンが押し寄せただけだろ〟と思うもののわざわざ議論する程のことでもなく、ゲストの混ざれない話は応じないことで切り上げて前方に向き直り )

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(/ 大変お待たせ致しました…!逆巻と祐介さんの二人で話しすぎて繋げづらかったら、書き直しますので仰ってくださいね。特に問題なさそうであればお蹴りください!
ここで水色リボン事件の際に話に出たヘアアクセ提供が叶うとは…!エプロンつけて手を洗った直後が狙い目です()逆巻はきっと「水瀬さんの好きにして」って言うと思うので、おまかせヘアアレンジでお願いしたく…!
選んでいただいた天使と悪魔カフェでお返事しております。無邪気に「おそろい!」言ってるひな季ちゃんで私の中の悪魔が浄化されて、天使と天使になりました…(?)※全蹴り可 )




3010: 永瀬ひな季 [×]
2025-05-30 22:59:36



か、かっこいい~…!これはお金落としたくなるのも頷けます…っ!
( のむヨーグルトに一時期ハマっていたとの情報を入手した今後は、時折それを持参してメイクルームに入ってくる姿が見られるだろうか。手元を操作しだすのに合わせて視線をテレビ画面へ戻し、スクロールされていく画面をわくわくとした興味溢れる眼差しで見つめていれば。紅玉の瞳に悪魔の角に牙で装飾された姿が映し出された瞬間、悪魔に心臓を奪われたかのごとく惚れ直してしまい、崇拝でもせんばかりに両手の指を胸前で組み絡めてはハートマークをしきりに散らしながら素直な印象を口にして。お金には換えられない経験をした当時の同級生たちが心底羨ましくて、いいなあと羨望を小さく溢し。けれどすぐに、はっと何か気付いたようにびっくりマークを頭上に浮かべ徐に振り向けば、指先を数度軽く曲げ手招きして注目を集めたなら、「見て見て、おそろい!」口の端に人差し指を引っ掛けて自前の片っぽの八重歯を見せながら無邪気に笑んでは、適当な肯定が返ってきたとしてもどこか満足げだろうか。口元から指を離しては、ミルクティーアッシュをじい…と眺めて。黒髪の悪魔もかっこいいけれど、今の大人の姿で悪魔をやっても絶対にかこっこいいだろうなあなんて想像しては、きらきらと瞳を煌めかせながらテレビ画面に映る悪魔を指差しつつ言うだけ言ってみて )
傑さん、今年のハロウィンこれやりません?

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( / 第三者をあまり上手く動かせないこちらとしては、動かしてくださって助かってますのでお気になさらず…というか寧ろ、全然動かせてなくてすみません…!それだけお伝えしたかったので、蹴り推奨です◎ )




3011: 逆巻 傑 [×]
2025-05-31 19:57:38



…──ほんとだ。
( 画面に釘付けになっていた眼差しが不意に此方に向けられ、慌てたように手招きするから何事かと思えば、口の端を持ち上げて見せられたのは彼女の〝牙〟。あまりの他愛なさに拍子抜けしたのと、今日は何かとお揃いを主張したがる様子が懐っこくて、ひとつ瞬いた後、自然にこぼれた笑みと同調の声は柔らかく。「ひなちゃんは悪魔より小悪魔って感じすね」八重歯が片方だけなのも相俟って、悪魔にしては邪悪さの足りぬ風体にそう告げると、組んだ膝の上に頬杖をつき、軽く首を傾げた格好でスマホのカメラを構える。相手から片目だけ窺える状態で合図も何もなく撮影ボタンを押しては、手元の操作にかまけてテレビにもその隣にも視線を上げないまま、語尾を下げた繰り返しの5文字でにべもなく提案を却下して。そして一部始終を蚊帳の外から眺めていた友人はというと、相当困惑したのか〝付き合ってる???〟と多めの疑問符をつけたメッセージを此方の端末に送信し、自身が静かにかぶりを振ったのを認めるなり、今度は彼が何か物言いたげな顔を作り )
やりません。




3012: 永瀬ひな季 [×]
2025-06-01 18:26:06



絶対かっこいいのに~…。
( スマホのカメラのレンズがこちらを向けば、撮られ慣れていることもあり特に気にすることもなくそのまま受け入れ、強いて言えば可愛く写ってるといいなあくらい。「小悪魔かぁ」悪魔より軽く、どこか愛嬌のある響きは悪くないかも、と感じては反芻しながら緩く笑って。それならファンのことも、もちろん彼のことも自分の虜にさせたいものだけれど、小悪魔からの提案にはころりと落ちる様子なく却下されれば、やっぱりだめかあと小さく落胆し。同窓会がいつ開かれるのかは知らないけれど、もういっこ!と人差し指を立ててめげずに提案をしてみるものの、それもまた却下されるだろうか。だとしたらこの悪魔の写真欲しさに、彼にこの写真を所持してるかどうか次いで聞いてみるはずで )
同窓会で、天使と悪魔の名コンビの再現をやるとかどうでしょう…!受付にいたら盛り上がりそうですけどっ。




3013: 逆巻 傑 [×]
2025-06-02 22:05:10



なんでそんな悪魔させたがるんすか。
( 実物を見たいという意味での第一案は理解できるけれど、同窓会の受付で仮装させようとする第二案はもはや何目的なのか分からず、しかも傍から「俺はやってもいいよ」というアシストまで入ると、返答は否定前提で。彼女が思うほど自身に需要がないことを知らないのか、はたまた去年に訪れた文化祭でコスプレに乗り気だと思われたのか、「水瀬さんの学校では最後の文化祭って言うから着ただけで…」と誤解を解くべくぶつぶつ弁明するも、これ以上相手が言い募るようなら「今の俺で十分でしょ」と自惚れと狡さを孕んだ一言で収束を試みるだろうか。写真フォルダに己の姿など(例の自撮り写真等を除いて)入っているわけもないので、所持しているかという質問には素直に首を振り、少女の様子を察して「送ります?」と声を掛けた友人の提案が受け入れられたとすれば、連絡先の交換が目の前で行われ。「そうだ、逆巻の写真なら──…」件の画像が送受信された後、彼がそう呟いたのを発端に、元々口実だった同窓会用の写真選びは事実上の終了。今度はプライベート用の別フォルダが開かれ、カフェでバイトしている姿やグレー系やブルー系に染髪していた専門学校時代の姿、成人式でのスーツ姿等、本人を若干置いてけぼり気味に二人の間で情報と写真が次々交換されていって )

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(/ だいぶ確定が多くてすみません…!娘様の解釈が異なっていたり、挟みたい描写があったりした場合は、展開を変えていただいて構いませんので。ひな季ちゃんが過去写真入手したところで、そろそろ牧さん宅からは引き上げようかと思ってますが、その前に何かやりたいことや腹案等ございますか…? )




3014: 永瀬ひな季 [×]
2025-06-06 21:48:41



( 大人ver.も実物なり誰かに撮られた写真なりで──できれば同級生の女の人じゃなくて、祐介さん辺りが撮ってくれたものがいいけれど、それを拝むことができたらなあなんてあまりにも私欲に満ちた願望。「絶対かっこいいから!」と再度推してみるけれど、ちょっぴり狡い言葉に制されては。今の彼に不満があるはずもなく、同意するもののただいろんな彼を見たい気持ちも半分あれば、両手の人差し指同士をもじもじとくっつけながら「い、一理…いや五十理あるかも…っ」と私欲に耐えて。そこへ鶴の一声ならぬ天使の一声があると、「いいんですか…!?」と是非に瞳を煌めかせながら提案を受け入れるほかなく。連絡先の交換が済み悪魔姿の写真が送られてくると「ありがとうございます…!傑さんも!」きゃあ、とはしゃいだ声を上げながら嬉々として写真を保存し。見たことのない彼の姿と知らない過去が共有されれば新たな姿を目にする度に、顔が良いだの髪色が似合うだの、メニュー聞かれたいだの賞賛やはしゃいだ願望を漏らし。そんな中でも見惚れるばかりではなく、数多く写真を眺める中で感じるのは彼のポテンシャルを引き出す写真の構図や切り抜き方。こう向けられたらこう動けばいいのかもとか、カメラマンの意図に寄り添った演出の勉強になっては、すぐに吸収して進化した魅せ方で新たなファンを獲得するはずで。目の保養と、早く仕事で実践して活かしてみせたい向上心で瞳を煌めかせながら、フォルダ内の容量が増えたスマホを両手で握りしめつつ謝辞を告げ )
はわ~……あまりにも眼福で、目もフォルダも潤いました……し、普通に勉強にもなりました!カメラマンさんはここ抜きたいのかもとか、ちょっと分かるようになった気がします。ありがとうございます!

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( / お返事お待たせしてすみません…!昨日には回復していたのですが、やらなければならないことが溜まっていてお返事練る時間が取れず…。大変お待たせ致しました;

そうでないと進まない箇所もあると思うので、お気になさらず!やりたいこととしましては、逆巻さんの過去の写真データ入手できたら良いなあくらいでしたので、次レスにて牧さん宅引き上げでも大丈夫です。予想外にたくさんの写真の供給にひな季共々ほこほこしております* )




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