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 可愛いの魔法 (〆)/2332


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自分のトピックを作る
2313: 永瀬ひな季 [×]
2024-07-21 00:42:16



負けちゃいました。
( 火の玉が持ち手から離れて落下した瞬間に「あ、」と小さく声が漏れ出たのは同時のこと。負けた…と残念そうに唇を僅かに尖らせつつちらりと隣を見遣れば、少し楽しげに表情和らげる彼が瞳に映りきゅんと胸が高鳴って、負けて良かったなんて気持ちにさえなるから不思議。ふふ、と笑って負けを認め「はあい」とどことなくご機嫌な声音で立ち上がって線香花火の残骸を受け取り回収すると、消火用バケツに放りに行くついでに牧さんへビーチパラソルの返却しに行くことを伝えては、彼の傍へ戻ると傘の閉じた本体を両手で抱きかかえ海の家へと向かい。「おじさん、ビーチパラソルありがとうございました!」と海の家の入り口付近から中へと声を掛け、ビールパラソルを壁に立てかけるようにして腕の中から下ろせば、ふう…とひと仕事を終えたように海の方を振り返ると。周りに何の障害物もない夜空にはいつの間にか無数の星が広がり、そこへ横断してミルクを垂らしたように淡く広がる天の川が見受けられては、高揚した瞳に煌めきを映しながら夜空を指差し )
わあ…!ねえねえ傑さん、あれもしかして天の川じゃないですかっ?




2314: 逆巻 傑 [×]
2024-07-21 01:59:24



──……、…めちゃくちゃ星、あるんだな…。
( それなりに重量のあるパラソルベースを運ぶのも然る事ながら、できるだけ大きな音を立てないように下ろすのにもまた腕の力を消費し、手が空いた時分には思わず気の抜けたような息が洩れて。ついでに貝殻の持ち帰りについても確認したくてそっと中を窺うけれどそこに主人の姿は見えず、次善の策として彼女達のマネージャーに確認するか自力で調べるか、と頭を切り替えたところで少女に呼ばれて振り返ると、上空に煌めく満天の星々に思考も言葉も瞬きさえ一時忘れ。都会では見ることのできない神秘的な光景に、ようやく口から零したのは改めての感動。それから再び黙って数秒夜空を仰いだ後、淡く発光する天の川に向かってほぼ無意識に呟いた「…ホワイトパール」は、もしかすると傍の相手くらいには聞こえてしまったかもしれない )




2315: 永瀬ひな季 [×]
2024-07-21 03:17:53



綺麗ですね…──、
( そういえば七夕は織姫と彦星が逢瀬できる唯一の日だっただろうか。大好きな人に年に一度しか会えないなんて、自分なら身を焦がしてしまいそうで。無事逢えているといいなあ、なんて星空を眺めていれば隣からふと呟かれた言葉に「ホワイトパール?」と見上げていた視線を彼の横顔まで下ろし、小首を傾げながら反芻していると。海の家の裏手の方から、笹を担いだ店主が「あれ、気が付かずすみません…これを車まで取りに行ってたもので」と呼び掛けから遅れて現れては、笹を入り口の傍の柱へと器用に括り付け始めるだろうか。家族にでも書いてもらったのだろう、既に何枚か吊るされた短冊のうち一枚には店主が書いたとされる〝商売繁盛!〟と大きく書かれたものも見えるはずで )




2316: 逆巻 傑 [×]
2024-07-21 04:54:23



…じゃないすか?あの光り方は。
( 白く架かる無数の星がアイシャドウに見え始めてやっと写真を撮っていないことに思い至ると、続行しているつもりの写真係として、それ以前に個人用の記録として、天上に広がる天の川をスマホのカメラに収め。彼女と同じ場所から星を眺めるのはこれで三度目になるだろうか。もっとも最初の心霊スポットロケの際は夜空など見上げている余裕もなかっただろうが──などと頭の片隅で考える傍ら、疑問符付きで返ってきた呟きに対して無駄に真面目くさった顔で同意を求めていては、がさがさと何かが揺れて擦れる音に遅れて所在不明だった海の家の主人がひょっこりと顔を出し。担いだ笹には短冊と折り紙で作られた七夕飾りが吊るされていて、特別な七月七日の夜の雰囲気を盛り立てているが、貸し切りのせいで家族分ほどしかなさそうな願いの数には多少申し訳なさを覚えないわけでもなく。そういうわけで良ければ書いて行かないかと差し出された短冊を是非という返答と共に受け取り、文字を書く程度なら充分な星明かりのもとテーブルに向かっている今現在。自身の願い事を探るうち蘇ってきた過去の思い出を締まりきっていない蛇口の水のようにぽつりぽつりと零したなら、少し思案して書きだした短冊には〝来年も天の川が見られますように〟という幼稚園児以上に単純思考の願いが記されることとなって )
…俺、小さい頃──本当に幼稚園児くらいの時なんすけど、宇宙飛行士になりたくて。七夕の短冊に書いたの、今ふと思い出しました。




2317: 永瀬ひな季 [×]
2024-07-21 13:43:04



確かに!きれー……あっ、それも後でわたしに送ってください、欲しいです…!
( 夜空にきらきらと輝く淡く白い光は、アイシャドウの上に広がるラメみたい。こく、と笑みを広げながら同意しては自分を写真をと思いポケットの中を探そうと衣服の上から手のひらを押さえるけれど、スマホは荷物の中に入れっぱなしで。荷物の元に戻ってからでも構わないのだけど、どうせなら彼の瞳から見える星空を知りたくて、砂のケーキや花火写真のついでに求めては。良かったら短冊をとの誘いに二人乗っかりテーブルに向かう現在、〝好きな人と付き合えますように、振り向いてもらえますように、メンバーと武道館に行けますように〟なんてお願いごとは浮かぶものの、この短冊の少なさならすぐにばれてしまうだろうか。ペンを握ったまま、うんん…と小さく悩ましげに唸ると、隣からぽつりぽつりと紡ぎ出される言葉に耳を傾け。「宇宙飛行士!へ~っ、かっこいい夢ですね、今だってもちろんかっこいいですけど。わたしはその頃なんて書いてたかな…」脳裏に描くのは、子どもが描く絵柄のそれで煌めく星空を背景に月面着陸する宇宙飛行士の服を着た彼の姿。無邪気にかっこいい!と口にしながら、自身の当時を思い出そうとするけれど、ケーキ屋さんだとかお花屋さんだったかもしれない。確かに言えるのは、いつからか目標とする姿はアイドルだった。それが叶った今、仕事面でも恋愛面でも〝好き〟を追いかけられてとても楽しくて。ややあってペンを走らせ始め〝みんなの願いごとが叶いますように〟の一文の周りには5つの星とお月様の絵を添えると、早速笹へ吊るしに向かって。高いところの方が叶いそうな気がするから、と単純明快な理由で出来得る限り手を伸ばした先の笹へとそれを括り付けるだろうか )
えへへ、叶うといいですね…お願いごと。




2318: 逆巻 傑 [×]
2024-07-21 20:18:34



…ああ、じゃあもう今のうちに。花火の方は後で牧さんから全員に共有してもらってください。
( 線香花火に誘われた場面を再演するかの如くカメラを構えたまま顔だけで振り返れば、上方へと向けていたスマホを操作しやすい位置まで下ろし、忘れないうちにと砂のケーキと天の川の写真をメッセージアプリで送信する。指を動かしながら全員の写る花火シーンは別途という旨を説明しては、海の家の主人から短冊を受け取る際ついでに貝殻を持ち帰る許可も無事に得て。目一杯に手を伸ばして短冊を吊るす少女の横で飾りの密度の低い位置を狙って自身の分を括り付け、一歩引いた場所から見た時に目を引くのはやはり今し方増えた二つの願い。非常に彼女らしい願いに密かに目元を和らげ、「…すね」と夜の海と似た静けさで同意を零すも、変わらぬトーンで続くのは「…──でも、」。最初に定めた望みが叶うことばかりが幸せへの道筋ではない、というのは、大人になった今だからこそ言えることだろうか。少しの沈黙の後にその先を濁して他の話題へとすげ替えると、なかなか戻らない自分達に時折此方を窺っている視線の方へ、相手を促しながら歩きだして )
…いや、願い事って意外と思い付かないすね。…、戻りましょうか。短冊のこと向こうにも知らせないといけないし、貝殻も探さないと。




2319: 永瀬ひな季 [×]
2024-07-22 00:13:28



( 手元にスマホがないためすぐに写真の確認はできないものの、期待を寄せた表情を綻ばせつつ謝辞を告げ。互いの短冊が増え潮風でさらさらと靡く笹を見遣りながら満足げに口元に笑みを広げるけれど、〝でも〟と言葉を発して数秒押し黙ってしまった彼を不思議そうに見上げて。しかし濁されてしまえばきょとんと双眸を瞬いて「?──…あっ、そうですね!みんなどんなお願いごと書くのかなあ」短冊や貝殻のことを持ち出されると、はっと思い出し彼の思惑通り意識がそちらに向いては、彼の後に続いてみんなの元へ戻るべく砂浜を歩き出して。鞄の中に閉まったままのスマホには彼から送られてきた写真の他に、線香花火の勝負をしている二人の姿と、夜の砂浜を二人並んで歩く姿を撮らえた写真がねねぽんから送られてきていることに気付くのはもう少し後の話。戻った先でメンバーたちに短冊のことを伝えたなら、砂浜で崩れたままのケーキの元へ歩み寄って屈むと、再び苺に見立てた貝殻を指先でつまみあげては、マカロンに見立てた貝殻などを手のひらに乗せていきつつ当然彼も持って帰るものだろうと思い込んだ言葉を掛け )
ね、傑さんはどれ持ち帰りますか?

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( / お世話になっております、昨晩はまたもや遅くまでありがとうございました…!そろそろ〆の方向で問題ないでしょうか? )




2320: 逆巻 傑 [×]
2024-07-22 02:14:43



え?…あ、じゃあ、水瀬さんのいらないやつ。
( 短冊のことを聞いて自分達が砂浜に戻るのと入れ替わりで海の家へと移動し始める待機組を見送り、持ち帰る貝殻の選定を始めた少女を何気なしに傍で見守る。しかしそのせいで混ざりたいのだと勘違いさせてしまったのか、ケーキの飾りが分配される空気になっては、拾った時同様に相手任せでしゃがんだ体の前に手のひらを差し出して。地に散らばった宝探しの収拾品が彼女の手によって選り分けられるのを待つ間、ぼんやりと思料していたのは先程飲み込んだ言葉のことと、遊園地での夜のこと。今の想いにこだわらずともいつか自然と別の誰かを好きになる、人の心なんて自分が思うよりずっと移ろいやすいもの、現実の恋愛は七夕伝説のようにロマンチックじゃない。どれもある程度の恋愛経験を経て大人になれば理解するような事柄だけれど、それは今だからこそ言えることで。無邪気に宇宙を夢見た頃のように、未知の恋や愛に幻想を抱いた頃のように、全身全霊で初めての想いを追い掛ける少女にあの日の言葉はひどく冷たく響いたことだろう。今はその足元付近だろうか、己の名前だけを消し去った相合傘の痕跡に目を落とすと、もう憧れる相手も選んだ方が良いだとか頑張らなくても良いだとかは言えないなと、一種の諦念と共に心にわだかまっていた悔悟を吐露して )
──…水瀬さん。あの時は…遊園地に行った時は、ひどいことを言って、すみませんでした。…ずっと引っ掛かってて、謝っておきたくて。楽しい日の最後に水を差すみたいで申し訳ないすけど。

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(/ こちらこそ、深夜も深夜にお付き合いくださりありがとうございました…!そしてロルの方ですが、もうじき〆の方向で相違ありません。逆巻の懺悔に関してはお説教でも軽めにスルーでもお好きに処理していただいて構いませんので、ラストもよろしくお願い致します…!※蹴り推奨 )




2321: 永瀬ひな季 [×]
2024-07-22 03:55:11



えぇ、いらないやつですか…?
( 可愛くて美味しそうと思って集めた貝殻たちだけにいらないものとして選びそれを彼にあげるのも躊躇われると、なんでそんな難しい注文を…とばかりに神妙な面持ちで、砂の上から自身の手のひらにひとまず貝殻を移していく。ふいに、ぽつ、と雨粒がひとつ顔に落ちるような呼び掛けに拾い上げていた手を止め、顔を上げた先の彼に視線を向けたなら、次いで零れ落ちた謝罪の言葉に微かに瞠目し。静かに聞き届けると、ゆるゆる視線を自身の手元へと戻し貝殻拾いを再開したかと思えば「……ふ、」と小さく吹き出したのをきっかけに、くすくすと笑みが溢れだす口元に手の甲を添えながら「ふふ、なあんだ、そんなこと気にしてたんですか。全然いいです、大丈夫です」とあっさり聴許して。言葉を続けながら手中の貝殻からより綺麗なものを選別し、一つ二つではない量の貝殻を彼の手のひらへと移していけば、お互い半量ずつ程になったところで手元から視線を上げ再び瞳を合わせると、ふわり柔和な笑みを浮かべて )
真剣な気持ちを聞いてくれて、わかってくれたんだもん…いらない言葉じゃなかったはずです。──…いらないものなんてなかったです、貝殻も。だからこれは、傑さんに持ってて欲しいからあげるやつです。…今日の思い出、大事にしてくださいね。




2322: 逆巻 傑 [×]
2024-07-22 14:47:21



( 重苦しい沈黙で仮借を強要することのないよう努めてフラットに続けた内情も、あの時のことを傷付けられただけの記憶として処理していない相手には不要だったようで。鈴を転がすように笑った可憐な見目とは裏腹に、紡ぎ出される言葉は自身より遥かに達観していて、細められた二つの瞳には逞しさすら感じられ。青白い光に照らされた大人と子どもを行き来する高校三年生の面差しを不思議な心地で捉えると、ふっと睫毛を伏せ、手のひらに乗せられた貝殻達へと視線を移す。別に使い道も元々持ち帰る予定もなかったけれど、彼女の〝持ってて欲しい〟という思いから渡されたそれらは、街明かりのない場所で星が見えやすいように、何もない砂浜で姿を見つけやすいように、成長して己を縛るものが増える中でいつしか見失うようになってしまった無垢に輝く何かを掬って集めたように思われて。途端にとても特別なものを受け取った気になれば、願いに対して静かに肯くと共に手中の物を包むように握り。ケーキを飾ったお菓子達は、きっとその日のうちに瓶に詰められて部屋に飾られることとなるだろう )
──…ん。そう、します。

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(/ これにて逆巻側は〆とさせていただこうと思います。お返事は任意で◎ 仕事中ですのでひとまずお返事のみ置かせていただいて、感想はまた後ほど…!※蹴り可 )




2323: 永瀬ひな季 [×]
2024-07-22 18:13:28



…──星も月も、すごく綺麗な夜ですね。
( 手のひらの中へと優しく包まれていく貝殻たちを、きっと彼は大事にしてくれるだろう。にっこりと双眸を三日月の形に細め、自身もまたそっと包み込むように貝殻たちを握っては、背後から短冊を書いてきたメンバーたちと牧さんの『そろそろ帰るわよー』と呼ぶ声がする。「はあい」と膝を伸ばし立ち上がって見た景色はとても綺麗で、星と月が反射し揺らめく波間にほうっと見惚れひとりごちるように呟いては、「帰りましょ、傑さん」と穏やかな笑み浮かべながら彼に手を伸ばして。──帰りの車内では日中の疲れか、5人仲良くすやすやと寝息を立てた。そのぶん夜は少し眠れなくて、自室のテーブルの上に綺麗に洗った貝殻たちを並べた隣には以前彼から貰ったバスドロップ…を使い切った後のキャニスター。なんだか捨てられずお菓子入れにしていたそれの中へ、一つ一つ大切な思い出を入れていこうか )

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( / お仕事お疲れ様です。こちらも〆とさせていただきました、海撮影イベもありがとうございました*
背後様の綴る描写は毎度惚れ惚れして、〆ロルなのにもっと読みたくなってしまいました…素敵な〆ロルありがとうございます。以下あまりにも長い感想ですがさらっとお目通しだけで大丈夫ですので…!

素案の時点ではさらっときゃっきゃ楽しむだけの予定でしたが、気が付けばやりたいこと盛り沢山で、結局いつものように大ボリュームになってるの改めておもしろいです() メンバー情報解禁の甲斐あって、彩りも増したイベントになりました。私はグループ内ならねねぽんが二推しかもしれません、可愛いのと扱いやすいのとで…()

スイカをあーんしてもらえる思わぬご褒美だったり、水着に関するやり取りもどちらのパターンも、いいぞもっとやれ!とによによさせていただいたり、「いいよ、べつに見ても」の台詞には、来るとわかっていてもやっぱりきゅんとしちゃいました…ありがとうございます…!よそ見をして集中砲火をくらうねねぽんも可愛くてくすっとしたのですが、相合傘警察も好きでふふっと笑わせていただきました。砂のケーキ、まさかの3段という本格さにそりゃ驚いて声もれちゃうよね、さや姉…と親心も抱きつつ、5人に囲まれて黙々とケーキのデコレーションをする様子も、光がないと陰ができない構図そのものでおもしろ楽しかったです。ケーキ入刀も本当にごちそうさまでした…(拝み)
メンバーたちが着替え中、気ままに猫一匹が海と戯れる様子もご褒美タイムでした。ヤドカリと密かに遭遇しているのもかわいい…。きっと1分も満たないだろう線香花火の勝負に楽しさを感じてくれる逆巻さんも尊くて、幼い頃の夢を知れて大ボリュームなイベントだったのですが、ここで遊園地での謝罪がくるなんて…!背後は心の中で、いいんだよーってエアよしよししていました(?) 最後の最後まで素敵な展開をありがとうございました……ひな季的にはもう今年の夏に思い残すことはないでしょうが、たくさん楽しんだので心霊ロケ本番頑張ってほしいですね…() )




2324: 逆巻 傑 [×]
2024-07-22 21:24:49



(/ こちらこそ素敵な〆ロルをありがとうございます。貝殻だったりバスドロップのキャニスターだったり、何でも一つ一つ思い出として大事にしてくれるひな季ちゃんが本当にひな季ちゃんしてて…!そして皆はどんなお願い事したんだろう…。最後の方はだいぶ個人的な感覚に寄ってしまったので大丈夫かな…とひやひやしておりましたが、お褒めいただいてによによになりました*

七夕のご提案をいただいたところ辺りからあれもこれもと大ボリュームになりましたね…。髪ぴょこぴょこさせながらの呼び出し(かわいい)から始まり、水着姿とタンクトップ姿に対するやりとり、相合傘、ハプニングキス待ち、ケーキ入刀、花火、短冊…とたくさん夢を叶えていただいて、あんなにふわふわだった素案がここまで充実するものかと、改めて背後様とだったら何でもできるような気持ちになった回でした。ねねぽんはメンバーの中でも特に今回活躍してくれて、私も愛着が湧くとともにMVPをあげたい気分です…!

スイカ食べてる最中にわたしが切ったんだよってにこにこ話し掛けてくるの愛おし過ぎたし、胸のサイズ気にして逆巻もきっと大きい方が…って考えてるのも密かにきゅんでした。図星で砂浜に星描きだしたのは思わず笑っちゃいましたし、じっとしてた反動で散歩前のわんこみたいにはしゃいじゃうひな季ちゃんも愛らしさの塊で…、美味しそうな貝殻探しのプロなところもさすがです◎
一方でずっと逆巻を気にかけて遊びに誘いに来てくれたり、適度に話し相手になってくれたり、お願い事は思いやりに溢れていたりとナチュラルいい子の部分もたくさん窺えて心が温かくなりました…が、そんな子を賞品で貰ってしまって良かったのでしょうか…?()
最後のシーンも突発にもかかわらず、上手く対応してくださってありがとうございました。背後様のエアよしよしもひな季ちゃんを通じてしっかり感じておりました…* 開始前の意気込み通り夏のイベントは大方楽しみ尽くしましたが、そうですね次はホラーロケ本番ですね…!今回イベが光の夏風物詩だとすると次回は闇の夏風物詩(?)なのでこちらも楽しみで堪りません。以前に詰めたところ以外でのご相談がなければ、このまま始めてしまっても大丈夫でしょうか…?気付けばまた長文ですが、適宜蹴り・割愛可です! )




2325: 永瀬ひな季 [×]
2024-07-23 00:11:35



( / 背後様のロルで〆た方が綺麗かも…と思いつつ、キャニスターの部分は入れたかったのでそう仰っていただけて安心しました…!みんなのお願いごと、何でしょうね…おとぎちゃんはお赤飯食べられなかったので、「お赤飯食べたい」とかかもしれないですね()

私もそのスイカのアピールや、それに対しての「よく割れてるし切れてる」の返し好きですし、星の図を描くところがお気に入りなので挙げていただいて嬉しいです*
勝負に負けたのでぜひ、いえ勝っていてもひな季は逆巻さんのものですのでどうぞご随意に…!撮影後日も暫くは、何かしら自分を使って欲しそうに期待の眼差しを向けていたら可愛いなあと思いました。「ちょっとこのダッカール持ってて」程度に使う日が続き、ロケ本番でもその場面をプロデューサーが見掛けて指示役にとなれば綺麗に繋がる気がします…!

いつもながらたくさんの愛がこもった感想をありがとうございます…!にこにこほっこりで読ませていただきました*
闇の夏風物詩始めるの賛成です。こちらから始めた方がご都合がよろしければ準備しますし、その前に展開などのまとめをご所望でしたらご遠慮なくお伝えくださいね。
こちらもお好きに蹴り可です◎ )




2326: 逆巻 傑 [×]
2024-07-23 14:22:21



( 速度を落として徐行運転に切り替えたロケバスが、差し込む陽射しにオレンジの混じるなか、とある中学校の門を潜る。休日の遅い時間ということもあり周辺に生徒の姿はなく、窓の外に見えるのは出迎えの教職員数名ばかりで。ホラーの極度に苦手な高校生アイドルのためにセッティングされた今回のロケテーマは〝学校の七不思議ツアー〟。定点カメラのセッティング等のため日の落ちる前に現地入りした構内は何の変哲もない外観だが、夜になると不可解な怪奇現象が起きるとか、起きないとか。この日のために主役の少女とホラー耐性をつける特訓を重ねてきたけれど、七不思議なんて大抵は眉唾物だろうし、前回の心霊スポットロケに比べればスムーズに終わるのではないかという楽観は、カメラだけにしては多すぎる荷物が校舎へと運び込まれてゆくのに勘付いて仄かな警戒へと変じ。しかしそれについて考えている暇もなく、未だ集合時のままの演者を撮影用に仕立てることの方が優先事項で、衣装に着替えた彼女がカーテンの奥から姿を現したなら備え付けの簡易的な鏡台へと案内する。ここ最近、幼子のごとくやけに手伝いをしたがる様子に最初こそ欲しい物でもあるのかと困惑したものの、聞いてみれば律儀に線香花火で勝負した際の〝賞品〟の役割を全うしたいとのことで。そわそわと心情が表出しやすい相手に『動かないでね』と言いつけて、とりあえずの仕事として使い終えたブラシの後処理係を任せるのが近頃のルーティンとなっていたのだけれど、今日に限ってはもう一つ。『ロケの前日はしっかり食べてしっかり寝てきてください。水瀬さん俺のでしょ』とひなちゃん呼びに続いて獲得した専用キラーワードでの約束について、自ら達成状況を報告してくるこないに関わらず、成果の確認するためその顔をそっと覗き込んで )

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(/ おとぎちゃん、ひな季ちゃん以上の食いしん坊キャラで笑っちゃいました。いっばいお食べ…()
可愛らしい且つ綺麗な流れの案、すぐさま取り入れさせていただきつつ、始めさせていただきました!こちらこそいつも蹴るのが惜しい素敵なお言葉の数々とお気遣いをありがとうございます* それではまた長くならないうちに、ホラーロケ本番もよろしくお願いいたします…!※蹴り可 )




2327: 永瀬ひな季 [×]
2024-07-23 22:17:39



( 校章の柄入りのゴールドのダブルボタンが付いた、白地にダークネイビーの襟とスカートのセーラー服は両方襟や裾に白のラインが引かれていて可愛らしい。セーラーに身を包むのは中学以来で、懐古半分、新鮮み半分な心地でスカートと同色の紐リボンを胸元に結んでカーテンを開けると、ヘアメイク用の簡易なスペースへと案内される。これがただの撮影やロケなら良いけれど、今回は待ち望んでもいない心霊ロケ。いくら訓練を重ねたとはいえやはり実践形式、廃校ではないものの夜の学校となれば中々雰囲気たっぷりで気が引けてしまい、しっかり食べて、しっかり寝ても表情はどことなく元気を失い顔色は芳しくなく。そっと覗き込む彼の視線が憂鬱な視線と絡むと、眉尻垂らししょぼりとした表情で〝俺の水瀬さん〟へ与えられた指示はこなしたのだと、膝丈のスカートをぎゅうと握りながら訴えて。その手首には牧さんに与えられたお守りブレスレットが静かに光り、隣の座席に置かれたスクバにはトワハトくんのキーホルダーがぶら下がって )
あのね傑さん…こんなでもわたし言いつけを守って、昨日も今朝もちゃんと食べたし、ちゃんと寝たんですよ。

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( / 通学用のバッグの中もお菓子でいっぱいだと可愛いなあと思ってます、超低燃費体質ってなんか可愛くて好きです…が、おとぎちゃんはそんな子じゃない!とかあれば全然ご指摘いただいて大丈夫なので…!
「水瀬さん俺のでしょ」発言とても刺さりました…ひな季共々とろけました。これは暑さのせいだけじゃない…!初回含めありがとうございます* こちらこそホラーロケ本番もよろしくお願い致します! / 蹴り推奨◎ )




2328: 逆巻 傑 [×]
2024-07-24 13:52:57



…ん、顔色は良くないけど、状態はほぼいつも通りすね。
( 点検するように目を皿にして顔全体を眺めた後、導き出した結果は彼女の主張を肯定するもので。元から食や睡眠には影響しないタイプなのか約束を守ろうとする意志がそうさせたのかはさておき、これなら中学校という舞台とセーラー服に合わせたナチュラル寄りのメイクに支障はないだろう。土台となる肌の血流を促すため、まず頭皮と首周りのマッサージを施してからブラシを手に取ると、数十分で若さを際立たせたヘルシーなメイクが完成し。もっとも暗中の撮影ではメイクの微細な変化など誰も気が付かないだろうが、そこは単なる自身のこだわり。髪もコンセプトと衣装に合わせてツインの緩い三つ編みにセットし、前髪と顔周りの毛を軽く巻いたなら、ついに主役の外見的な準備は整って。そして最後に既に二つのお守りを持参している少女へ三つ目の守護を授けるべく、予め外しておいた愛用のシルバーネックレスを机の上から拾い上げ、華奢な手のひらの上へと渡す。もし相手が着けてほしいと言うようなら「髪持ち上げてて」という指示と共にそれに応え、スタッフが改めての企画説明に来るまでの間、気を紛らわす程度に傍に並んで一緒にメイクブラシの清掃に勤しむだろうか。丁度己の背が壁となって詳しい状況は窺えないながら、ヘアメイクのアイドルに対する要望として一般的ではない内容とその従順な返事が、一部始終を聞いていたプロデューサーに目を付けられるとも知らずに )
…水瀬さん、次こっちの…チークブラシもお願いします。




2329: 永瀬ひな季 [×]
2024-07-25 21:10:28



チークブラシおっけーですっ。
( 浮かない顔色はマッサージやメイクのおかげで随分とマシになり、撮影開始早々に青ざめた少女の幽霊現る──なんてことにはならなさそうで、ほっと安堵すると共に彼の腕前に感心する。三つ目のお守りが手渡されたものの、自分で着けるより彼に着けてもらった方が効力だったりやる気だったりがパワーアップするような気がして、その旨を素直に伝えては指示通り三つ編みの毛先を持ち上げて早速彼に着けてもらって。夜の校舎が怖いことは変わりないけれど、三種の神器の如くお守りが揃えば幾分かやれそうな気がしてくる。ここ最近のルーティンのようにメイクブラシの清掃に掛かれば、撮影が怖くて不安、なんて弱音を漏らすよりかはこうしたやり取りの方がそわついた心は落ち着くもので、清掃を終えたチークブラシを彼へと引き渡しては。ちょうどスタッフが企画説明にやってきて、校内マップや携帯する自撮り用カメラを広げつつそれぞれ説明を行う途中で『このインカムでスタッフから指示を出すので──『あ、それ君に頼みたいんだけど。』』とすかさずプロデューサーが口を挟み、机上のインカムを手に取り〝君に〟とヘアメイク担当の彼の目の前へ差し出せば、きょとんと二人で見合わせるだろうか )
…えっ、傑さんが?

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( / お返事遅くなりすみません…!明日も仕事のため夜のみの返信になるかと思いますが、よろしくお願い致します。 / 蹴り推奨◎ )




2330: 逆巻 傑 [×]
2024-07-26 12:55:14



──…え?
( 綺麗に粉の落ちたブラシを受け取って「どうも。手際良くなってきたすね」と相手の働きぶりを評価しては、折良く現れた本業のスタッフにバトンタッチするようにそれきり黙って一人の作業に戻る。撮影に何ら関わりのない己が堂々と横で聞くのも可笑しな話であるため、片付けに手を動かしつつ企画説明を盗み聞いていたのだけれど、最中に少女の口から自身の名が零れたのをきっかけにそろりと顔を上げ。その先にインカムを差し出すプロデューサーの姿を認めて漸く彼の言う〝君〟が誰のことなのかを悟ったのと、つい頓狂な声が洩れたのはほぼ同時。「ずっと聞いてたけど先生と生徒みたいだったじゃない、君達。適任だと思うんだけどなぁ」と癖なのだろう圧のある口調で推薦理由を述べられれば、迫り来る大役の気配に尻込みして「いや、あれは…」と傍の制服姿を見遣るも、まさか成り行きで貰い受けることになったなどとは言えるわけもなく。口ごもる中重ねられる「いや君、声もいいよ!」と分かりやすい神輿の担ぎ方に乗せられたりはしないものの、17歳の新人アイドルにプロデューサーに意見してくれというのも無理な相談。結局押し負けて呼び寄せられるまま離れた席に移動し、指示役の仕事内容と密かな企みを共有されたなら、多少の反発心を覚えて近くを通り過ぎざま演者の彼女に小声で呼び掛け、更衣用スペースに引き込むなり素早くカーテンを引いて )
…水瀬さん、ちょっと。

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(/ 背後様のことですし、お忙しいか何か事情があられるかだと思っておりましたのでお気になさらず◎ それから今回イベ確定ロルが多くてすみません…!看過できない場合はご遠慮なく仰ってくださいませ!※蹴り推奨 )




2331: 永瀬ひな季 [×]
2024-07-26 21:26:50



( そんな無茶振りを彼が快く思うわけがないけれど、もしも彼が承諾してくれたなら見知らぬスタッフに誘導されるよりかは心強い。とはいえ自身の都合で彼を巻き込むのも迷惑だろう──と思い憚るものの、立場的に申し出にくく。やがて、より上の立場からの重圧に負けた彼はなぜか別場所へ連れられて、自身は企画説明の続きを受ける。七不思議のはずだけれど六不思議で止められるあたり、全部知ってしまうと何か災いが起こるのではないかと、全面的に七不思議の信憑性が高まり不安に駆られ眉尻を垂らして。ずーん…と気は重くなりロケ本番が近付くと席を立ち、すうはあと気休めの深呼吸をするなか彼に呼び掛けられ素直に後をついていけば──これはどういう状況だろうか。カーテンを閉められた、さして広くもない更衣用スペースの中。どきどきばくばくと、緊張からときめきの鼓動へと転じた胸を押さえながら、チークとはまた違う色味を頬にじんわり浮かべつつ、淡く期待した表情で彼を見上げて )
きゅ…っ急にどうしたんですか、傑さん…!わ、わたしと二人きりになりたかったとか…!?

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( / 寝落ちしちゃったのと仕事で返す時間が取れなかっただけです、すみません…!確定ロルにつきましてはどうかお気になさらないでください。こちらの描写こそなんだか冗長的なような気がしておりまして、もし進めづらければご指摘くださいませ…!特に問題ないようでしたら蹴り推奨です◎ )




2332: 逆巻 傑 [×]
2024-07-27 12:37:53



…いや、違──…うこともない、のか…?
( 何の説明もなく連れてきたせいで、閉じ切られた空間の中、少女と向かい合う頃には期待を孕んだ眼差しが此方を見つめていて。人差し指を唇の前に立てて声量を抑えるよう求めつつ、彼女の想像する甘い展開を否定しかけるも、センテンスの意味そのものを切り取ればあながち間違いとも言えずに言葉尻は徐々に頼りない疑問形へ。しかしすぐさま「…とにかく、水瀬さんだけに伝えておきたいことがあって」と切り替えて学校中に散りばめられているという〝番組特製サプライズ〟の件を共有すると、感触を確かめるようにちらりと顔色を窺い。曲がり角の先に設置された謎の仏像やら、床や天井に貼られたホラー画像やら、教室の隅に佇む等身大人形やら、七不思議ツアーには明らかに蛇足である人為的な仕掛け達は演者の恐怖心を煽るべくあのプロデューサーの指示で作られたものらしく、自身はそこに相手を誘導する役目を負っていて。一視聴者としても主役のホラー耐性をよく知る身としても悪手としか思えぬそれに、本人が前向きな姿勢を見せたならそのまま更衣用スペースを出るまでだが、そうでなければ少しでも精神的負担を減らすべく対策の話へと移ろうか )
…そういうわけなんで、仕掛け対策の合図を決めておこうかと思って。インカムで──…そうだな、最初に〝ひなちゃん〟って呼び掛けてから指示出すんで、それに従う時は注意してください。




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