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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
2941:
逆巻 傑 [×]
2025-04-06 21:02:18
…え、フラペチーノ、と…?
( ついさっき機嫌よく写真をファイルに収めたばかりだというのに、店を出てすぐにまた次の一枚を求められ、更に自身は撮影係なのに対しフラペチーノは被写体側に引き入れられれば、意図が読めずに当惑の声を洩らし。苦手だの気が進まないだのと誘われるたび渋り続けてきたものの、いざ輪から外されるとなると一抹の寂しさを覚えつつ、分からないながらに頼みに従って水瀬ひなカラーのドリンクを手渡す。反対に此方はカメラを受け取ろうと物々交換の要領で手を出しかけた折、そこではたとsns用の写真か、と腹落ちする理由を見つけては、大荷物の彼女にはスマホを取り出す動作ひとつも難儀だろうと「や、後で送るんで」とだけ伝えて少し離れた位置へ。ポーズが定まったのを確認してから自身のスマホを構え、「…ん、それじゃあ撮るすよ。こっち向いて──…」の声掛けと共にシャッター音が鳴る。静止画となった眼前の光景を携え、出来映えを見せるべく画面を向けて相手の元へと戻る背は、これがアップされた後には自分たちの休息地だったこのカフェにもファンが押し寄せるのだろうか、と何処か惜しむ気持ちを連れ )
…、sns用の写真すか?
2942:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-07 04:08:29
( 当惑の声に変なことを言っただろうかと、きょとんと双眸を瞬かせていれば、彼の飲み物である自身の担当カラーのフラペチーノを渡される。そのまま彼が距離を取るものだから、数拍の間、頭上にはてなマークを浮かばせた直後それは小さな衝撃マークに変化し、〝もしかして、わたし丸ごと撮ろうとしてくれてる…!?〟はっとした顔で察して。理解した途端じわりとおもしろさが込み上げつつ、花束は腕に抱え、八重歯覗かせ笑う顔のそばで飲み物を添えポーズを撮ったならシャッターが下り。向けられた画面で出来映えの確認をしては、こくりと頷きながら彼の分の飲み物を返し、ついでに一旦カメラも預けて空いた手で自身のスマホを取り出すと。写真フォルダにある、友人と撮った写真──飲み物をくっつけて撮った手元だけのものを参考画像として、今度はこちらから彼へ画面を向けて見せると、改めてじわじわと込み上げるおもしろさに耐え切れず、肩揺らしながらくすくすと笑ってしまって。お店のガラス越しでは、直接お節介を焼くわけではないものの、二人の背をこっそりと見送ろうかと覗いていたお姉さんが事の顛末を見聞きし、ぶふ、と静かに(?)吹き出しているだろうか )
──…はい。なので、別に、…あ、ちょっとカメラも持っててください。……こういう手元の写真だけでよかったんですけど……、っ…ふふ、ありがとうございますっ。
2943:
逆巻 傑 [×]
2025-04-07 04:12:09
(/ 夜分か早朝か微妙な時間に失礼します…!以前お伝えしていた共有物が、未完ですがお見せできる状態になりましたので、共有させていただきます。
基本的な内容は参照用と変わらないのですが、可愛いの魔法データベースとして『追加/編集/並び替え(*を掴んでドラッグ&ドロップ)』ができるようになっております。削除は誤タップが怖いので外しております…!
そして「Gallery - ギャラリー」というページがあるのですが、ぜひここに背後様に描いていただいた画像を置かせていただきたく…!承諾くださるようなら、ページの+ボタンから画像を追加していただくか、再三のお願いになってしまって大変お手数なのですが、再度アップローダー経由で私にご共有いただけないでしょうか…?お恥ずかしながらそのまま保存できると知らなくて、スクショと動画で保存してしまって…。直接追加していただく場合は、このページは並び替えをオフにしているので上から表示したい順に追加していただくことと、gif / png / jpeg しか追加できないことにご留意ください…!
http://ss848407.stars.ne.jp/
)
2944:
逆巻 傑 [×]
2025-04-07 07:58:48
( 何か不思議だな、と違和感は感じながらも、商用snsについては門外漢ゆえ彼女が撮りたいと言うのならそういうものなのだろうと特に疑問もなくアイドルの顔を収めた、のだけれど。どうやら受け取り方に行き違いがあったらしく、確認まで終えたところで依頼の真意が明かされると、何故笑われているのか分からずにきょとんとしたまま提示された想定の画像を覗き込み、ややあって理解したのか居心地悪そうに視線逸らして。そういえば撮影機器を断った際にぽかんとしていたり、何か言いたげにしていたような気がする、と今にして思い出されるものの、意図について深く考えていなかったためにそこで留まれる由もなく。一瞥でさっと身を隠したもう一人の存在には意識的に気付かなかった振りをして、撮り直しを要求こそされなかったとはいえ出来映えに満足はしていないであろう少女へ、テイク2を申し出る。それが通れば今度こそスマホとドリンクを片手ずつに持って花束とフラペチーノの写真が撮られるだろうし、必要ないと言われれば多少食い下がった後にそのままビルを出て行って )
……、撮り直します。
2945:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-07 10:27:19
( / 時間被ってるの全く気が付いてなかったです、おはようございます…!
起きて二重にびっくり…とっっても素敵なHPの作成ありがとうございます~!!四季を思わせるような可愛い背景に、タイトルのとこにメイク道具が置いてあってこまかくてすごい……さすが背後様すぎる……!!メイクブラシも気付きました、あれをペンライト代わりに振るのか…() すごく可愛いし、ぐっと見やすくなったしとっても使いやすそうで大感激しております。こういうHP、あったら便利だろうなあとかねてより思っていたのですが、情報分野に疎くて手を付けられず…ほんとにさすが背後様!(拍手)
ギャラリーページにつきましても、かしこまりました◎ 素敵なHPに入れさせていただけてとっても嬉しいですが、ちょっと照れちゃいますね…へへ…(?)
画像の追加順、後に追加したものが一番下にくる形で合っていますか…?
あと簡単にpfやイベントの追記も修正も、編集可能になっててとっても大助かりなのですが、悪意ある人に悪戯されないかがとっても心配で;だ、大丈夫でしょうか…。
嬉しさのあまり一旦こっちのお返事のみで失礼致します…! )
2946:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-07 11:59:57
んふふ、別にこのままでも──…、
( 撮り直しの申し出に、これはこれで経緯を知る自身としては味があっておもしろいので、堪えれない笑みを零しながらこの一枚で充分だと伝えようとするけれど。日常を切り取った一枚くらいの感覚で、最初は写真撮影をお願いしていたものの、改めて考えると、好きな人とこの参考画像のような写真を撮るのってなんだかちょっと、カップルっぽいような。言葉途中できゅぴんと思い至れば前言撤回し、「いや、やっぱりこっちのバージョンも欲しいので、追加で撮ってください…!」と要求し。当初想定された画角でもう一度撮ってもらうと、満足げにほこほことした表情でお礼を伝えては、その日の夜にでもsnsに〝高校卒業したよ~!いっぱいの祝福!〟の文面とともに、黒板に描かれたお祝いのメッセージの写真と、桜と、それから飲み物をふたつ抱えたピンでの写真の方を載せるだろうか。二人分ある飲み物については、ひなちゃんだしそれくらい飲みそう、くらいにしか思わられないはずで、カップル風写真は彼と自身の間にしか共有されないことだろう。るん、と軽い足取りで外に出ては、飲み歩きしながらカフェでのお兄さんの一言を蒸し返して )
傑さんたまに飲んでるんですね、アフォガード風のやつ!チョコチップ入りで!
2947:
逆巻 傑 [×]
2025-04-07 18:16:28
( 勢いよく翻った『こっちのバージョン〝も〟』という言葉は気を遣われたわけではなく、撮り直しを終えた直後、成功例だけを渡そうとして制され、本当に2枚ともの画像データを相手へ送信することとなって。まさかsnsに最初に撮ったピン写真の方が載せられるとは思いもよらず、投稿を見た夜には再び疑問符が頭上に量産され、それから自分でも少し笑ってしまうだろうか。ビルを出て次に行きたい場所を少女に聞こうかどうかと迷いつつ、けれども何となく歩きだしてしまったのであてのない逍遥に流されるうち、ふいに持ち上がるのはカフェで突如暴かれた定番注文の話題。あの場では触れずに通したものの、一対一で堂々と振られては無視もできず、観念したかのように真相を紡いで。住宅地の方に近づいてきたためか漫ろ歩きも人通りの少ない道に差し掛かり、ついと辺りを見回すとそばに小さな公園があるのを見つけ、思わず足を止める。奥の方に一本だけ植えられた桜の木が妙に目を惹いたからだとか、少し落ち着いてフラペチーノを飲みたかったからだとか、理由は幾つかあれど、最大の要因はこのまま進み続ければじきに寮へ着いてしまうのではないかという憂慮で )
…甘いもの欲しい時に丁度良いんすよ。水瀬さんの顔思い出すと、5割増しくらい美味くなって。
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(/ あの時間差は私も気が付かない自信があります、おはようございます!
HP気に入っていただけて良かったです~…!背後様のように1からは作れないので、背景もロゴも有り物の素材を組み合わせただけですが、ペンライト用メイクブラシ(?)も見つけていただけて嬉しいです* ロゴはメイクドレッサーイメージで、背景はかすみ草(のはず)とクリスマスに買ってたイヤリングの雪の結晶を置いてみました…。ギャラリーページのために作ったと言っても過言ではないので、ご許可をいただけたことと、他ページも需要があったことに、ほっとしています…。画像の追加順については仰る通り、順次下に追加されていく仕様です!
荒らされる懸念については、以下の点から特に対策していませんが、ログインページを作ってアクセスを制限することも可能です。そこまで大変な作業でもないので、あった方が安心であれば作りますね◎
( 検索されても出てこないようになっているため、ここでのやりとりを見た人しかアクセスできない / 参照用、お互いの端末、本スレッド内の記述など、どこかしらに元となるデータは残ってる / 余計なデータが差し込まれた際は私の操作で削除ができる / 最悪全消しされても交流自体に支障はない ) ※適宜蹴り可 )
2948:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-07 21:57:02
っ…、いっぱい美味しくなってる…。
( 密かにリピートされていたことに、嬉しそうにフラペチーノを味わいながら耳を傾けていると続く言葉に、んぐ、とちょっとだけ咽せそうになる。こういうのは言葉として大体、〝3割増し〟を使われるのが定石な気がするから、それが5増しだなんて嬉しいような、恥ずかしいような。ぽわぽわと頬を淡く染めながら、どんな顔を思い浮かべるんだろうとか気にしていると、ゆったり進めていた足がふと止まった彼を半歩先で振り返り。何かに気を取られているらしい彼の視線の先を追いかければ、小さな公園を彼に続いて見つけ。公園内にある鉄製のフレームは少しだけ錆びつきがあるもののポップに赤や黄のペンキで塗られたブランコや、簡素な滑り台たちは初めて訪れる公園ながら、なんだか懐かしさを感じるもので。恥じらってむずむず擽ったい心を同心で誤魔化すように、飲み物を持った手の人差し指をちょうど人気のない公園へ向けながら寄り道を誘い )
公園…──あっ、ブランコだ、懐かしい~!休憩がてら乗りませんか、ブランコ!
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( / メイクドレッサーをイメージなんですね!背景を聞いて改めてほんとにとってもお洒落で可愛くて、ますます気に入りました…!素敵なHPを作成してくださってほんッとうにありがとうございます、需要しかありません、ビッグラブ…。このページの背景も、脳内ではHP仕様に自動変換されちゃうくらい気に入っています*
画像追加順も了解致しました、後ほど画像上げておきますね!ちなみに更新されたかどうかの通知などは、背後様に届くのでしょうか?
ではもし第三者による悪戯が発生した時は、改めてログインページのお願いをするかもしれません。その時はお手数ですがよろしくお願い致します…!ちなみにイベント案最下部にあるタイトルのみのやつは、試しに私がぽちっとプラスボタンを押してしまっただけです。削除していただいて大丈夫です() / こちらも適宜蹴り・ご割愛ください◎ )
2949:
逆巻 傑 [×]
2025-04-08 21:20:00
…、こんな低かったっけ。
( 此方の視線を辿って脇の公園を振り返った相手の興味をひときわ引いたのは、数少ない遊具の内の、二つ並びのブランコ。足を止められれば内容は何でも良かったので、願ってもない提案に遊びに誘われた子どものように「うん」と素直な返事をして、車止めの横を抜けてゆく。遠い方の一台に回り込み、立ったまま鎖の片側を軽く揺らしてみては、昔と比べて随分と低くなった座板に感傷的な呟きを洩らし、腰を下ろして。乗るという話ではあったものの、ベンチ代わりくらいにしか考えていなかったため遊具として楽しもうという意思はなく、ストローに口を付けつつ暫しぼんやりと景色を眺めた後、眼差しは隣の少女へ。もし彼女がブランコを漕ごうという素振りを見せたなら、そちらへ手を伸ばし。スクールバッグと花束を何処かに置くか掛けるかしていた場合はフラペチーノのみを、そうでない場合は邪魔になりそうな持ち物の全てを「貸して」と引き受けようか )
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(/ えぇえ…そんなに褒めていただけるなんて、ビッグラブにビッグラブです…作って良かった…。そして画像追加もありがとうございます!何度見てもにこにこしちゃいますね…。とりあえず最初の一枚にだけハッシュタグでガヤ入れておりますが、後ほど他のものにも入れさせていただく予定です* また通知は特に届きませんので、必要な追加報告などは引き続き本スレでお願い致します…!
承知致しました、その時はお任せください◎ 私もしっかりチェックしておきますね。イベ案に追加された新規項目にもしっかり気付いておりました…が、自分で押したのかもしれないなあと思っておりました()真相が分かってすっきりしつつ、せっかくなので後ほどイベ案をひとつ共有させていただきますね…!※蹴り可 )
2950:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-09 02:01:33
( 寄り道をすることで一緒にいられる時間も増えるから、やった、と嬉々とした声を溢しつつブランコへと向かう。ブランコを支える鉄製の根本の砂の上にスクールバッグを、その上に花束をそっと置いて片手にフラペチーノは持ったままで、「成長の証ですね!…わたしは、あんまり変わってないかなあ…」呟きを拾い、最後にブランコに乗った数年前の記憶を辿りながら自身も吊るされた鎖に手を伸ばすと、中学生の頃からあまり大きな成長は得られていない様子を語り。立ちながら座面に片足を掛けたところで、片手が塞がっている状態ではそれ以上地面から足を離すこともできず数秒、〝あ、これじゃ漕げない…〟と気が付き、ほんの少ししゅんとしながら足を下ろそうかとしては。横から伸びてきた手と申し出に、見られてたかと八重歯覗かせはにかんでは「えへへ。…ちょっと飲んでもいいですよ?」なんて冗談ぽく言いつつフラペチーノを彼に預け。自由になった両手で両側の鎖を握り座面の上に立ち、膝を軽く曲げ体を後ろに引くと、静かな軋みとともにブランコが前後に動きだしたなら、久しぶりの感覚に小さく声を上げつつもすぐにころころと笑って、膝上のスカートの裾もブランコに合わせてふわり揺れ出すだろうか )
ひゃあ、…あはは、久しぶりだからちょっと怖いかも!
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( / 最初にぐるぐるポメ季が出てくるの愛おしくて、私も笑っちゃいました…。ガヤも嬉しすぎます、ありがとうございます!通知や報告につきましても了解です。他のガヤもイベ案も楽しみにしておりますとだけ、お伝えさせてください* / 蹴り推奨です◎ )
2951:
逆巻 傑 [×]
2025-04-09 05:33:01
( 座板へ腰ではなく足を掛ける動作に〝立ち漕ぎ派か…〟と心中で洩らしつつ、自らのドリンクを反対の手に持ち変えると、相手のドリンクを受け取り。ついでに渡される軽口には「飲まないすよ」と淡白に返して、両側のチェーンを抱き込むように二種のフラペチーノを膝に置く。自身が足首だけを使って申し訳程度に揺れる傍ら、少女は全身を使って伸びやかにブランコを漕ぎ、弾ける声は蒼穹にまで届きそうで。一番高い位置に達する度にスカートは前に後ろにと広がるけれど、制服ほどの長さがあれば派手に翻ることもなく、横方向からは特別危うさは感じられず。けれども通りがかった小学生男児にとって、女子高校生を下方から見守る視線は格好の餌食であり、「パンツ見てる!!」と大声で叫ばれてはぎょっとして目を丸く。笑いながら嵐のように去ってゆくランドセルを呆然と見送って数秒、側からはそう見えるのかと顔を前方へと改め、動揺を落ち着かせるためストローに口をつける。運ばれてきた中身が先程までと違うことに勘付いたのはもう取り返しがつかなくなってからで、下ろした眼差しの先ではカップの中に淡い春色が小さく揺れ )
2952:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-09 12:47:07
えっ!?
( 極端に短いわけでもないスカート丈だし、全力で漕ぐつもりもなくて。横にいる彼からは中が見えることもないだろう、ふわりゆらりと揺れ上がるスカートの裾のことは全く気にしてなかったのに。下校時間らしくランドセルを背負った小学生男児の一言で、突沸したようにぼっと頬が熱くなる。横からなんて見えるはずがないとはわかっていながらも、そのまま漕ぎ続けられるわけもなく、ぎし、と体が固まり運動エネルギーを失くしたブランコの揺れが次第に小さくなると、完全に止まる前に地面に靴裏を着けて止まり、去り行く軽い足音が消え、鎖の軋む音と砂利の音が静かに響き。両方の足裏を地に着け数秒、けれど長いような沈黙の後に、前方を向いていた赤い顔をそっと彼へ窺うように向けては念の為の確認を。その頃には彼の唇からストローが離れカップは膝上に戻っているだろうか )
………み、見えてないですよね?
2953:
逆巻 傑 [×]
2025-04-09 19:24:55
…見えてないし、見ようともしてないです。
( カップを預かるために持ち替えたのがまずかったのだとか、味は爽やかな甘さで美味かったとか、フラペチーノを膝に戻し、暫し現実逃避の思料の後、取り敢えず少女がブランコから降りるまではもうどちらにも口をつけないようにしようと誓うも、その時は存外早くにやってきて。徐々に振り方を小さくする鎖がついに地面と垂直の位置で止まると、自分以上に男児の発言に動揺したらしい顔が恐る恐ると此方を向く。言わずもがな事実無根なので安心させるように肯き、加えて自己弁護も付け足しては、一つ目の心配事が解消してひっそりと息を吐き出し。しかし問題なのは事実無根ではない二つ目の方で、少女が鎖から手を離すなり自身に近寄ってくるなりしたなら、「ブランコ、もういいんすか?」と不完全燃焼を期待して問うて。というのも引き受けていたものを返す時には先程起こったことを話さなければならないだろう、という気の重さからの先延ばしで、少しでも時間を稼ぐために説得の言葉が口を衝く──けれど。「そっち見ないようにしとくし、フラペチーノももう飲ま、な──…」猶予を得るどころかその口で終止符を打ってしまって、事態はいよいよ引き返せない局面。ちらと目を上げ今度は此方が相手を窺い、短い逡巡の末に、正直に白状する他ないと春色のドリンクを持ち上げて )
……ちょっと飲んだ…す、…こっち。
2954:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-09 22:41:38
よ、よかったあ…。
( 彼の弁明を疑うこともなく受け入れると、ほっと胸を撫で下ろしながらもまだ心臓は少しどきどき早まったままで、頬の含羞もすぐには落ち着かず。一旦飲み物でも飲んで落ち着こうかと、鎖から手を離して預けていたフラペチーノを受け取ろうかとブランコを離れては、もういいのかと窺う質問に双眸をぱちりと一度瞬き。「立ち漕ぎはもう、しないでおきます…」へにょり眉尻垂らし笑いながら、飲み物に手を伸ばすことで彼が察して手渡してくれると思いきや──もう少しブランコに乗っていてもいいようなそんな一言。もう一度双眸を瞬かせ小首を僅かに傾げた後のこと、続いた言葉に伸ばした手を固めて。じわ、とまた頬に熱が灯るのを感じながら、小さく「へ」と一音。脳が情報処理をする間に、彼から改めての報告を受けては指先まで熱く熱が灯るようで。どきどきと早い心音を感じながらカップを受け取り、斜め向かいに膝を抱えるようにそっと腰を下ろししゃがむと、「……桜と白桃のフラペチーノ、美味しかったですか?」と小首を傾げては自ずと上目遣いで問い掛け。美味しかったとも、動揺で味が分からなかったような曖昧な返事を受け取とったとしても、淡く紅梅色に頬を染めながら無邪気に八重歯を覗かせつつ笑い掛け彼の意識を掴んで離さないように指摘したなら、ぱ、と立ち上がってブランコのもとへ身を翻して向かい。ささっと座面の砂を払って今度はちゃんと腰を下ろし座ってみせると、砂に足裏つけたままゆらゆらと控えめにブランコを揺らしつつ、ほとんど躊躇なくストローを咥えては、のんびり残る春色を味わうだろうか )
……えへへ、間接キスっ。
2955:
逆巻 傑 [×]
2025-04-10 09:51:20
……、美味かった気がする…。
( 何か申し開きをするべきかと言葉を探すも、どれも言い訳がましくなるばかりで沈黙に甘んじた折。屈み込んで発せられた問いは予想外のもので、僅かに目を見張ると思案するように伏せてから、再び焦点を斜め向かいの瞳へ。弱みを覗かせたような無防備な声音の返答にはにかみ笑って、少女が甘酸っぱく声を弾ませる。それはあまりに明け透けな好意で、それが自分に向けられているのだと分かった時、どき、と微かながら確かに胸が鳴るのを聞いて。一瞬ののち、小さくなっていた影が春泥棒のごとく去り、何を語るでもなく、しかし落ち着かぬ様子で隣を気にしつつ、麗らかな日差しの下でフラペチーノを飲む時間が流れてゆく。相手の方は残りを味わうのに掛かりきりらしく、己もドリンクに集中しようかと意識を断ち切る寸前、視界に最初にも見た隅の桜がふっと映り込んでは、それまで引っ込み思案だったのが嘘のように自然と声がこぼれ。「…桜。神社の方はもっとすごいすよね、きっと」山の中にある神社では石段両脇の斜面に桜の木が植えられていて、以前二人で花見に赴いた地元の名所ほどではないとはいえ、遠目にも春の訪れを感じさせてくれる。ただ、今ふいにそのことが浮かんだだけで呟きに反応を求める色はなく、一呼吸ぶん置いて振り返れば、すっかり普段の調子を取り戻して )
もう他に行きたいところないすか。
2956:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-10 17:29:04
( 少しくらい意識して、わたしでどきどきしてくれたら嬉しいけれど、知る限りでは2回目の間接キスに自身までもどきどきと心音を高めていて、彼の唇が触れたストローを咥えては照れが広がりながら、華やかさとフルーティーな爽やかさのある春色を喉に通していくと。隣から溢れる声に、減っていくカップの中身から視線を、それから顔を上げて公園の隅に佇む一本の桜の気へ意識を向け。記憶を辿り思い出したのは、バスの車窓から見たことのある神社への道を荘厳に飾る桜の風景──間近で見られたなら、そこに立つ彼を見れたならきっと綺麗だろうなあ。一本の桜の向こうにまだ見ぬ景色を描きながら、願望がぼんやりと輪郭を持ってきて。そこへ彼からの投げかけがあると、ほのかに煌めかせた瞳を彼へと向けながら、今しがた浮上した神社の存在を候補として挙げつつ小首を傾げ窺い )
──…もうちょっとだけ付き合ってもらえるなら、神社にいきたいです。…いい、ですか?
2957:
逆巻 傑 [×]
2025-04-10 20:01:32
俺も──…行きたいです、神社。
( 元より抱いていたのが偶然重なったのか、それとも今話題に出て心惹かれたのかは定かでないが、次の目的地には自身の呟いた神社が指定され。行き先よりも、控えめな前の句につい〝まだ一緒にいたい〟と返しそうになるのを押し留め、賛同の意を示しては空になったカップを捨てるべく立ち上がる。反動で揺れるブランコを残して数歩進んだところで、ふと足を止めて彼女を見遣れば、遊具に座ってフラペチーノを飲む制服姿は何かのワンカットのように映り。見惚れるように暫し視線を注ぎ、そっと身を反転させて正面にあったパイプ一本の安全柵へ浅く腰掛けると、心に浮かんだ内容を率直に打ち明けて。けれども相手が飲み終えたら自分の分と一緒にゴミ箱まで捨てに行く、という意図は伝え損ねたまま、かろうじてそれと分かる程の仄かな微笑みを湛え、やや高い斜向かいの位置から再び無遠慮な眼差しを向け )
…さすが、絵になるすね。
2958:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-10 21:09:09
( 賛同を得た瞬間、瞳に星のような小さな煌めきを灯しては、まだ一緒にいられる!と嬉しそうに双眸をきゅっと細めながら柔らかく口角を上げ、「やったッ」と音符が乗るように小さく声を弾ませる。るんるんとご機嫌に残りのフラペチーノを飲む傍ら、先に飲み干したらしい彼が腰を上げれば空のカップを捨てにいくのだろうと、目線はそこまで追いかけることなく残り僅かな混ざり合った春の色に視線を落としては。ふいに掛けられた言葉に睫毛を持ち上げ、「そんなことないですよ、…──」ひら、と奥の桜の花弁が舞い、そういう彼こそ絵になるような構図で、彼に惚れている自身としては今すぐにこの瞳に映る光景を切り抜きたいほど。そう思ううちに制服のポケットに仕舞ったスマホに手を掛け取り出したなら、短縮機能のスワイプでカメラモードに移しては、スマホを取り出した際の横画面のまま眼前に映る光景をぱしゃりと写真に収めて。なかなかのベストショットが撮れたのではないだろうか。撮れた写真の確認もろくにしないけれど、きっと絶対にかっこよくて、綺麗で、今この瞬間も惚れ直してしまうくらい大好きで。翳したスマホを顔の前から避けると、ほわほわ頬を淡く染めながらふにゃりと柔らかく破顔し問い掛けて。自身の飲み物も底を付き空になったカップを捨てようとブランコから立ち上がると、ゴミ箱と直線上くらいにいる彼の元へ足を運び。彼の空のカップも掬い取りつつ通りざまに「惚れ直しちゃうくらい、かっこいいんですからね」なんて、こそっと耳打ちするように告げたならそのまま2つの空容器をゴミ箱へと捨てて )
…傑さんだって、すごく絵になってるの知ってます?
2959:
逆巻 傑 [×]
2025-04-10 22:27:07
…、今のは隠し撮りとは言えな──…
( 目を上げた少女が先程の自身と同様の反応を示し、あ、と思った瞬間にはスマホの撮影音が響いている。幸せそうな緩んだ笑顔にも絆されることなく、近づいて来た相手に以前交わした約束を持ち出して抗議しようと口を開くも、手の中からするりと空のカップが抜かれてはそちらに注意が逸れ、言葉も途切れ。極めつけに耳元へ甘い囁きが軽やかに運ばれれば、駆け抜けてゆく背を追って咄嗟に振り返り、見送るとともにいよいよ絶句してしまって。隠し通すと決めていながら翻弄されている自覚に、カップを持っていた手元へ俯き加減に落とされる溜め息は力なく、悩ましげに。少しの間そうしてぼんやりと地面を眺めていたのだけれど、幾らか平静を取り戻したのか、徐に顔を上げると無邪気な面影のいなくなった無人のブランコを写真に収め。…た、ところで。荷物を取りに彼女が戻って来ることに気が付き、案の定その現場を見られて当人がそこに座り直してくれたなら、改めて絵になる一枚がスマホに保存されるだろうか )
----
(/ 写真が欲しいばっかりになかなか移動しなくてすみません…!上記は全蹴りで神社到着までスキップしていただいても大丈夫です◎ ※蹴り可 )
2960:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-11 12:58:58
…被写体になりましょうか?
( フォルダに新しい一枚が追加されて満足げな自身の一方で、振り返ると項垂れたようにも見える彼の姿に、写真苦手なのに悪いことしちゃったかな…と荷物を取りに戻るがてら、そっと様子を窺うように彼のそばへ歩みを進めれば、無人のブランコをスマホに収めているのに気が付き双眸を瞬かせ。先の発言を思い返し、もしかしたら撮りたかったのかも、との見解に至れば自身を指差しながら小首を傾げ申し出て。そこに肯定が返ると、ポーズの指示があればそれに従って、ないようならポートレート風な自然体の姿と、スマホカメラに向かって無邪気な笑みを浮かべながら両手ピースする姿が彼のスマホに収められただろうか。それで彼の落ち込みが戻ったならいいけれど、と神社への道を歩きながらほんのり気にしていたものの、神社へ導くような立派な桜の木々たちが曲がり角を過ぎた先で見えると、いやでも惹かれるはずで。石段の前までやって来ると、清かな春風に揺られて桜の枝が、花弁が、ふたりを招き入れるようにさらさらとざわめいて。風が一陣吹く度、花弁がひらひらと舞い上がり、空中でくるりと旋回しながら地面へと落ちていく。まるで春の精霊が遊び戯れているかのようで、石段の上に静かに降り積もり、春の儚さと美しさをそっと物語る光景に、瞳を静かに煌めかせながらほうっと見惚れ )
…──わあ、…すごく、きれいですね。
----
( / いえいえ、こちらこそ察せずすみません…!神社到着まで進ませていただきました* / 蹴り推奨です◎ )
2961:
逆巻 傑 [×]
2025-04-11 22:21:11
…すね。今まで見に来なかったの、ちょっと勿体なかったな…。
( 公園で被写体を申し出てくれた際には撮られるプロとしての本領を発揮し、完璧な自然体を演じてくれた少女だったけれど、以降の神社へと向かう道程では何やら此方を気にする素振りがあって。その視線が呼び水となって自身も密かに隣を気にしていたものの、見事に咲き誇った桜が相手の瞳を奪うと微かな安堵を滲ませ、漸く純粋に眼前の光景を楽しみ。石段を焦れったいほど緩慢に上りつつ、心まで奪われたようにこぼされた呟きへ、感嘆の溜め息混じりに同意を返す。須臾の間そうして花弁の降るトンネルを半ば夢見心地に進んでゆき、その先に鳥居が迫ってきたところで、思い出されるのは当初の目的である写真のこと。彼女がこの場所を指定した理由が社目当てなのか桜目当てなのかはさておき、どちらにせよインスタントカメラに二人で写るには第三者の協力が必要で。しかし見たところ自分たちの他に石段を上る人影も下る人影もなく、懸念をそのまま口に出しては、まだ見ぬ階上に誰かがいることへ一縷の望みをかけて )
……にしても、全然人いねぇすね。
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(/ とんでもない、逆巻は写真欲しいって言わなそうだしどうしようかな…と思っていたところだったので、素晴らしい展開の上に無事写真も入手できて大満足です。ありがとうございます*
そしてこの後のご相談ですが、いくつかパターンを考えてみましたので、お好きなものを選んでいただいてもよろしいでしょうか…?ご提案差し上げたもの以外ももちろん歓迎ですので、ご希望の形をお伝えください。
①誰もおらずスマホで自撮りする
公園でのことを思い出して微妙に距離を取るから見切れちゃう逆巻を、もっとこっち!って軽く引っ張ってもらえると腕組み写真が撮れるかな、と!
②メンバーの誰か(もしくは複数人)がいる
メイクさん笑って!ってカメラの奥から手本の笑顔見せてくれたら、ぎこちないながら頑張って口角上げる逆巻が撮れるはずです。逆巻と撮った後は、逆巻にメンバーとの写真も撮らせてください。
③浅倉玲さんがいる
経緯を話したら玲さんから「じゃあ撮ろうか?」って言ってくれる。写真に向かない逆巻を見かねて、玲さんがひな季ちゃんに何かしら入れ知恵して、ひな季ちゃんからのアクションで逆巻の表情が変化する形。ただ笑いかけたり今日会えて嬉しかった!を伝えたりで笑い合ってる写真にしても、前に玲さんがやってたみたいに鼻に指ぴとってやってもらっても、その他諸々…お任せ致します。逆巻と撮った後は、逆巻に玲さんとの写真も撮らせてください。
④船上パーティーで会った舞台俳優の彼がいる
ひな季ちゃんが今日まで高校生だったと知ることで、逆巻の彼女説が彼の中で完全な冗談ネタになる。「あ、(逆巻さんの)彼女(or 彼女候補)」「彼女(or 彼女候補)です!」が二人の間で鉄板ネタになっても可愛い。写真はカメラ構えながら逆巻の意識を逸らすために色々話しかけてくれて、花束の各花を選んだ理由を答えてる時なんかにふと目が合った瞬間、とかを撮ってくれるんじゃないでしょうか。
⑤牧さん弟がいる
写真ということで前倒しで登場させるのも一案かなと。例の握手のやりとりの後、擬似恋人撮影イベ同様に牧さん弟にカメラを預け、自由に神社の中を散策したりお参りしたりしているところを良い感じに撮ってもらう形になるかなと思います…! )
2962:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-12 14:54:06
それなら、これから取り戻していけばいいじゃないですか。わたしと!
( 最上部にある神社目指してゆったりと石段を登りながら、桜に見惚れた彼の瞳に桜の柔らかな色が映って、その横顔にまた見惚れてしまう。自然の美しさに心を奪われる彼の姿が温かく胸を締め付けて、柔く穏やかな笑みを口元に浮かばせるけれど、その瞳にわたしのことも映してほしくて。タ、タン、と先に石段を駆け上がってはくるりと踵を返すと、八重歯を除かせながら普段とは違う少し上からの眼差しで無邪気にアピールを欠かさずにしておくと。人の気配を探す彼に、「まあ、平日の昼間ですからね…」と誰の気配も確かに感じられないことに賛同を示し、朱色の鳥居が控えた境内へと、進行方向へ体の向きを戻しながら視線を上げ。それならそれで、二人だけの時間を楽しむことができるから自分は別に構わないのだけれど。鳥居を潜ろうとしながらの最上段までの残りの数段、頂上の景色を視界に捉えては、あ、と小さく気付きの声を上げ。たた、と数段駆け上がったなら指を差したその向こう──石畳が敷かれたその先の拝殿で手を合わせる一人の若い男性の後ろ姿。顔を振り向かせながら先客の姿を彼に報告して )
鳥居も立派ですね──…、あ。でも誰かいるみたいですよ?
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( / ご満足いただけてなによりです*
たくさんパターンを考えてくださってありがとうございます…!よりどりみどりで、どれも可愛いなあ素敵だなあとか、①とか②とか描きたくなっちゃうなあなんて迷って悩んでいるうちに、寝てしまいました…()
どれも捨てがたいのですが……鉄板ネタのやり取りがツボなのと、お花の選考理由をひな季に教えてあげてほしいので、④でお願いします*
ハッシュタグの更新に気付きました、ありがとうございます…!#遠吠えない狼男とか、#絶妙な影の入り方と死んだ目とか特に好きです。こちらもまた後ほど更新してきますね…! / 蹴り可です◎ )
2963:
逆巻 傑 [×]
2025-04-13 06:42:15
これから…水瀬さんと。
( 軽快な足取りで石段を駆け上がった制服姿が此方を振り返ると、次の段に片足をかけたまま動きを止め、少し先にいる彼女を仰ぎ見て。直前まで佳景に浸っていたせいか、初めは降り注ぐ声を未だ夢から覚めきらぬような薄ぼんやりとした調子で繰り返すも、すぐ我に返って「前半だけ参考にします」と取り澄まし、神社への歩みを再開する。相手の言う通り平日の昼間ということもあるし、この長い石段では時間に余裕のあるお年寄りも気軽には立ち寄れないだろう。誰の姿もなかったらその時はその時だな、と諦め混じりに最後の一段を上りきれば、しかし予想に反して鳥居の奥には若い男性の姿があって。驚きを共有するように一度ちらと少女へ目配せをしてから、視線を前方に戻して境内へと入ってゆく。先客は何か熱心に祈っているのか、自分達が参道の中間辺りに到達するまで手を合わせたままで、さすがにペースを落とすべきかという考えが過った頃、漸く両腕を下ろして身を翻し。「あ──…、逆巻さん?」拝殿の影から現れ、思いがけず対面したその人は、己の顧客の一人である舞台俳優。向こうにとっても無論これは予定外の遭遇であり、簡単な挨拶を返した自身に「まさかこんなところで会うとは」と控えめに笑って。隣の高校生とも船上パーティーの際に会っているはずだが、どうやら分からなかったらしく、彼女には「こんにちは」と当たり障りのない挨拶を。しかし当人から自己紹介がてらその話が持ち出されたなら、「え、……あ!逆巻さんの彼女…候補」と蘇った会話内容を認証代わりに投げ掛け、「雰囲気違って分かんなかった…。高校生だったんすね」と簡単に頭から爪先まで辿った後、改めて会釈程度に頭を下げて )
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(/ 悩んでくださったと聞いて、嬉しくなっているうちに私も寝落ちておりました…()④で進めさせていただいております◎
わ、すぐに気付いてくださってありがとうございます、少しでも描いてもらえてはしゃいでる気持ちが伝われば幸いです…!そして追加もありがとうございます~…!足跡の方がもうちょっとなので、そっちを終わらせてからまたギャラリーのハッシュタグも更新させていただきますね* ※蹴り推奨 )
2964:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-13 14:32:25
こんにちはっ。お久しぶりです、以前船上パーティーでお会いしましたよね。
( 参道の中間辺りで拝殿の影から出てきた人物は見覚えのある顔で、すぐに記憶の中にある船上パーティーで出会った人物と照らし合わさり、頭上電球マークがちかりと光る。舞台俳優の彼からの挨拶にぺこりと頭を下げてはにこやかに明るい笑みで返し、その一件を持ち出したところで漸く彼にも閃きが下りたように電球マークが光って、「はい!彼女候補です!」と花束を持たない方の手を額のそばに添えながらぴっと敬礼し、無邪気に八重歯を覗かせつつ笑ってみせ。雰囲気の変わりようを確かめるような視線に、ふふ、とどこか誇らしげに小さく笑っては、「あの時は傑さんの隣に並んでもおかしくないように、めいっぱい大人っぽくなれる魔法を掛けてもらいましたから。ね!」ヘアメイクを〝魔法〟と称し、あどけなさが垣間見える様子を滲ませながら隣の魔法使いへと同調を求め。舞台俳優の男性の中では、親戚のお兄さんに懐いている子どものようにでも映っているだろうか。眼前のやり取りを外野からおもしろげに見守っていた相手が『逆巻さんたちも何かお参りすか?それとも神社デート?』と首を傾げてくると、すかさずデートの言葉に乗っかってにこやかに告げ )
卒業祝いデートです!
2965:
逆巻 傑 [×]
2025-04-13 19:35:01
パーティーの雰囲気に合うように、はさせてもらったすけど。
( 何か不本意な形で通じ合う二人に物言いたげな顔はしつつも口は挟まずに静観していると、ふいに水を向けられてメイクの目的の訂正と事実の肯定を。しかし聞き手は此方の争点にはさして関心がないようで、それより少女がヘアメイクを〝魔法〟と呼ぶことに「なるほど。魔法」と言い得て妙だとばかりに頷き。それから彼女が現役アイドルと知って、ほとんど関わりのないテレビ業界には精通しておらず把握していなかったことを詫びたり、今日は来月から始まる新公演の成功祈願に来たのだと明かしたり。他愛のない話題を二、三繰り広げた後、冗談めかした問い掛けに素早い返答があり、自身もそれにすかさず「デートじゃない卒業祝いです」と反応すれば、花なんて日頃から山ほど貰っているであろう彼は漸く花束の意味を悟った様子で、はっとして「卒業おめでとうございます」と恭しく頭を下げ。「でも…なんか、色々察しました」礼の姿勢から持ち上がったその面差しには含みのある薄い笑みが浮かんでいて、これまでの態度にも合点がいったのだろう、高校生は相手にしないか、という気安い眼差しが己に注がれる。船上パーティーの時ならいざ知らず、今はもう堂々と返せない視線を僅かに外へと逃がし、次いで話も逸らして写真撮影の依頼のことを手短に話しては、無事了承を得て注目の宛てを隣へ。インスタントカメラが舞台俳優の元に渡ったなら、何処を背景にするかはハレの日の主役に一任しようか )
ついてくから、水瀬さんの好きなとこ行って。
2966:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-13 22:53:42
ありがとうございます!
( 舞台関係については自身も明るくないのでおあいこということにして、来月から始まるという新公演の知らせには、以前に二人で観に来てなんて社交辞令を受けたこともあり、興味を示した様子で軽く内容について伺いつつ、ささやかながらエールを送り。隣の彼からの幾度目かのデートの否定はテンポが良いもので、自身もそれに対してけろりとしているため、兄妹にも似た仲の良さとして相手からは映るかもしれない。何度目かの祝福の言葉に晴れやかに笑いながら謝辞を告げたあと、写真撮影を依頼する彼に先の人の姿を気にした発言はそういう思惑かと納得すると、了承を得ては「助かります!お願いします」とぺこりと軽く頭を下げて自身からも頼み。場所を一任されると、どこが良いだろうかとぐるりと周囲に目を向け、歩いてきた参道を振り返った時に目を見張り。鳥居が額縁のように街並みを切り取って、遠くの屋根瓦やビルが桜の淡い色に縁取られ、まるで一枚の絵画のような光景が穏やかにそこにあり。人差し指を向けあそこがいいと指定し、来た参道を戻るように足を進めては、カメラを構えた舞台俳優の彼が写真を収めるのに相応しいおおよその立ち位置を指示してくれるだろうか )
じゃあ、えっと……──わたし、ここから見える景色を背景にしたいです!綺麗っ!
2967:
逆巻 傑 [×]
2025-04-14 00:36:36
…ほんとだ。
( 華奢な指先が示す先を振り返れば、そこには上ってくる時とはまた別の絶景が。鳥居の中の街並みを眺望しながら透き通る声の末尾にぽつりと共感し、誘われるように一、二歩進んでから、撮影者の指定する立ち位置に並ぶは並んだものの。それを背にすると他に意識を奪われるものが視界になく、カメラから逃れるかのごとく落ち着かなげに目線を彷徨わせ、面持ちも無愛想に拍車の掛かった固い表情。画面を覗いていた舞台俳優もそんな有様ではシャッターを切るに切れず、持ち前の演技力で画角の調整をする振りをしつつ、どうにかできないものかと一先ず適当な話題を振って。今日は他にどんなところに行ったのかだとか、衣替えの季節だとか、今年どこか花見に行ったのかだとか。間断なく世間話が投げ掛けられ、場の雰囲気はますます温まってゆくけれど、気も漫ろな己に代わって社交性の高い少女が答える場面がほとんどで、撮影を滞らせている張本人が口を開くことは数えるほどで。作戦が難航する最中、偶然花束に言及して贈り主の情報を得ては、やっと糸口を見出した彼の指が静かにボタンへと置かれる。「逆巻さんが自分で選んだんすよね。なんでその花にしたんすか?」純粋な興味にしか聞こえないさりげない質問が写真から自身の注意を逸らすための誘導とは知る由もなく、聞かれて隣の花束に目を落とすと、込めた思いを丁寧に語り。「スイートピーの〝門出・優しい思い出〟と、アルストロメリアの〝未来への憧れ〟と、かすみ草の〝幸福〟を、受け取ってほしくて。あと──」そこでふと眼差しを上げ、花屋前でしきりに〝可愛い〟とこぼしていた相手の顔を瞳に映す。続けて彼女に選んだ花の理由を告げる目元は、レンズの向こうの思惑通りに淡く綻んでいて )
…可愛いから。水瀬さんに似合うと思って。
2968:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-15 20:56:58
( 指定の位置につき撮影してくれる相手の方へ向き、彼の隣でにこり口角を柔らかく上げて写真に収められようとするけれど、なかなかシャッターが切られることはなく話題が振られていく。ちらりと目線で隣を窺っては、今日イチの表情の固さを見せる横顔があり、撮影者の思惑をなるほどとすぐに理解して。固さからかレスポンスの少ない彼に代わって、「公園でふたりでブランコ乗ってきたんですよね!」みたいに、彼に同調を求めるような受け応えをしていけば。この花を選んだ理由の問い掛けに、小さくどきりと心音が高鳴り。たしかに気になる、そっと花束にふたりで視線を落とし、それからそっと横目で彼を盗み見れば花束を見つめる彼の目元は柔らかく。ひとつひとつの花に込められた意味に、いっそう手元の花のことが愛おしく、いっそう彼のことが愛おしくなって目元がほわりと赤らんで。たくさんの〝好き〟の気持ちが胸を締め付けて、言葉にならない声が漏れる。そうして優しく穏やかな瞳が合わされば、春の木漏れ日のような暖かさが胸に広がる心地でふわふわして、まなじりを下げながら幸せ噛み締める姿が切り取られたはずで。撮影者がその一瞬を見逃さず、静かにシャッターを切りレンズから目を離すと『…今のめっちゃ良かったすよ』とからりと明るい笑みでカメラを掲げ。「ほんとですか!わあい!」はしゃいで駆け寄り、きらきらとした瞳で写真を確認したなら深々と頭を下げながら謝辞を告げると『いえいえ良かったす、改めて卒業おめでとうございます。…と、すみません俺そろそろ…』この後稽古があるのだと、挨拶をそこそこに軽い会釈をして舞台俳優はこの場を後にするだろうか )
~~っ……ふへへ、…いま、すっごく幸せです…!
2969:
逆巻 傑 [×]
2025-04-16 04:03:53
…カメラマン役やってたんすかね。
( 幸せいっぱいの表情を視界いっぱいに収めていれば、知らぬ間にシャッターが切られて写真撮影は恙なく終了。少女の反応を見るに出来も文句なしだったようで、対象の映える瞬間を引き出す手腕しかり、自然に馴染んだ立ち居振る舞いしかり、そのあまりに洗練されたカメラマンとしての言動に、挨拶を交わして遠ざかってゆく背へは思わず感心と尊敬の念が洩れて。後で改めて礼と舞台鑑賞に行く旨を伝えようと心に決めつつ、彼が見えなくなるまで街並みと桜を眺めては、駘蕩たる春風に吹かれて隣へと向き直り。「俺たちもお参りして行くすか」促して再び拝殿まで参道を進み、作法に則って手を合わせ、瞼を下ろす。願うことは花束に込めた思いと同じ。門出を迎えた彼女に、優しい思い出と、輝かしい未来と、変わらぬ幸福がありますように。たっぷりと天に祈りを届けた後は、静かに目を開いて横を見遣り、次は当人に言葉を届ける。いちファンとして、担当ヘアメイクとして、アイドル活動に専念するという相手がこれからどんな夢を、躍進を見せてくれるのか、期待せずにはいられなくて。その軌跡に立ち会える幸せをそっと噛み締めて紡いだなら、唯一秘めた想いとともに、日脚の伸びた帰路を辿り始めるだろうか )
これからもっと忙しくなるすね。改めてよろしくお願いします。
----
(/ 残すところハーバリウムのみとなりましたので、そろそろ〆かな、と帰宅させておりますが、他に腹案等ございましたら続けていただいて構いませんので…!特になければこちら蹴り推奨です◎ )
2970:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-21 21:27:58
えへへ、いっぱい頑張るのでついてきてくださいね!こちらこそ、改めてよろしくお願いしますっ。
( 春風に乗り淡く花弁が舞う境内を背景に、彼から参拝のお誘いを「はい!」と表情を綻ばせながら賛同する。彼の隣に並んで両手を合わせた拝殿では、グループメンバーみんなの健康祈願や成功祈願、自身に関わる人たちに幸せがありますように、人の心を動かすアイドルに、そして彼の心も──と、神様も困ってしまそうなくらい丹念に願いを込めていれば、双眸が開かれるのは、彼が合わせていた手を下ろしてから十秒ほど後のことだろうか。満足げに一息吐いてから彼に向き直れば、無邪気に八重歯を覗かせながらとびきりの笑顔で彼と改めての言葉を交わし、「お祈りする時に、住所も一緒に神様に伝えるらしいですよ…知ってました?」なんて、帰路でも他愛のない会話を咲かせるはずで。──クラスメイトたちと卒業の打ち上げパーティーを楽しんだ後の晩。その日のうちに、教室で撮ったねねぽんとのツーショットと一緒に、カフェ前でのピン写真と、晴れやかな青藍の空の下に咲く桜の写真がsnsに上がるだろうか )
----
( / とっても大変お待たせ致しました…!!
特に腹案は持っていなかったので、卒業式当日編はこれにて〆させていただきました…が、数日のブランクのせいで普段以上に稚拙なロルになっている気がして申し訳ないです…。このまま、何か間に挟むとかなく後日編としてハーバリウムのお願いの家凸していく感じでよろしいでしょうか? )
2971:
逆巻 傑 [×]
2025-04-22 10:14:19
…どこまででも。
( エンドロールのように続くファンの祝福の投稿を眺めてから、そこに名を連ねるように滅多に押さないハートマークを押す。発信しなかった改めての〝卒業おめでとう〟の気持ちは胸の内で、神社での意気込みに対する返事は独りの部屋で小さく声に出して。そういえば自身が高校を卒業する際も最後の制服姿だからと押し切られて写真を撮ったな、と仲睦まじい二人の背後に写る、懐かしい教室の風景に回顧していれば、ふと同窓会の案内が届いていたことを思い出し。探し出して〝参加〟に丸をつけた翌日、早速投函すべく玄関ドアに手をかけては、淡い期待とともにそれを押し開く。けれども勿論その向こうに彼女が立っているなんてことはなくて、特別落胆の情も伴わずに、頭の中だけに蘇る昨日の光景を反芻し。思いがけず一緒に過ごせた時間が綺麗な思い出として残ったせいか、暫くはこの扉を開く度に思い出すだろうな──と予測した数日後。インターホンで呼ばれた先に、再び本物の少女の姿があったなら、まろび出た第一声は喜びよりも当惑が上回って )
……あの、水瀬さん。…、あんま気軽に来ないで…。
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(/ いえいえ、背後様のお身体優先なので、リフレッシュが必要な際はいつでも仰ってくださいね…!
ロルは全く、たっぷりお願いしてていつも通りの可愛いひな季ちゃんだなとほこほこ拝読いたしました* 私も特に腹案等は持っていなかったため、そのまま家凸に繋げさせていただいております。それでは、最後までよろしくお願い致します!※蹴り可 )
2972:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-22 21:55:43
こんにち…──ご、ごめんなさい!でもあの、今日は急ぎのお願いがありましてっ…!実は、──…
( 高校卒業の日に想い人からもらった祝福の花束は帰宅してからすぐに花瓶に生けて、自室のテーブル中央に飾り毎日起きる度に活力をもらい、毎日水を取りかえたり直射日光の当たらないように最善を尽くし愛でていたもの生花の命は短いもので、どうしても日に日に元気がなくなっていく花たち。ぽとりとテーブルに落ちた花弁を指先で拾い上げては、花の儚さも良いものだけれど、どうにか彼からの想いをそのまま残せないだろうかと静かに憂いていた時──翳した花弁の向こうの背景に、彼からもらった春を閉じ込めたハーバリウムが視界に入る。数拍の間の後、ぴか!と電球マークが頭上に浮かび上がればこうちゃいられないとばたばたと日焼け止めと色付きリップクリームを塗って、部屋着から、胸元にクロスリボンのアレンジが効いた深い赤のキャミソールと揃いの色のビジューボタンのカーディガンに、黒のチュールロングスカートを合わせたなら白のダッドスニーカーを履いてストレートの髪そのままに、胸元には花瓶を抱えて寮を飛び出して。仕事の時のままの普段のトートバッグを肩に提げ、ほんの少しでも花の命を長らえたくて花瓶のまま持ち出してしまった姿で辿り着いたのは彼の部屋前。淡い桜色のネイルが施された指先でインターフォンを押した後、彼の姿が見えた早々に突撃訪問の困惑を受けては、あたふたとあせマークを散らし双眸をむぎゅっと瞑りながら伝えるのは、以前もらったハーバリウムのようにこの花束も形としてこの先も残せないかとのこと。玄関先で懇願するように、へなりと眉尻を垂らしながら上部にかけてくびれたガラス花瓶を掲げつつ彼に打診するはずで )
ということで、これも、同じようにできないですか……?
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( / 温かなお心遣い痛み入ります…、本当にいつもお世話お掛けしますが、心身ともに助かっています* ありがとうございます。
流れるような同窓会のフラグ設置さすがです!こちらこそ引き続き最後までよろしくお願いします* / 蹴り推奨です◎ )
2973:
逆巻 傑 [×]
2025-04-23 12:05:07
…できると思う、けど、……。
( 掲げられる手には贈った花の生けられた花瓶。盛りを過ぎて少々元気をなくしたように見受けられるそれと急ぎの用件と聞けば、応急措置でも求められるのかと推察するも、相手からの要望はもっと根本的なもので。ドアの敷居から一歩進み出てそっと花弁を掴み、指の腹で優しく撫ぜて手触りを確かめる。ハーバリウムにするのに支障はないだろうと判断して呟いた次に、アルストロメリアに落ちていた視線は持ち上がり、少女の面貌へ。経った日数の割に状態が良いのは適切に世話をされていたからに違いなく、この先も形として残したい思いは今語られた通り。ここまで大事に扱ってもらえるとは、と微かな驚きと小さな感動からつい眼前の顔を数秒見つめると、何事もなかったかのように下へ注意を戻し、「これ、花瓶ごと預かってもいいすか」と持ち込まれた依頼と品を引き受けて。その受け渡しの途中、玄関先だというのに趣味が絡むととことん無防備に、淡く色づいた指先を花弁と同じように掬い上げ、片腕に花瓶を抱えたまま「あ、可愛い」と一言。服装も相俟ってゴールドのリングがよく映えそうだと脳内でスタイリングを捗らせた果て、発された言葉は相変わらずの説明不足で )
指輪いる?
2974:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-23 15:09:49
ほんとにっ…!?もちろんです、よろしくお願いしますっ。
( できる見込みを告げられれば、心配そうにへなり垂れていた眉尻を上げながら瞳を煌めかせ、ずいと身を少し前に乗り出すように確認すると安堵で表情を綻ばせる。そのまま視線を花に向けては、よかったね、なんて心の中で花に語りかけると、花瓶を預かる窺いに首を縦に振りながら花瓶を彼に手渡すと。桜色の指先に鋭く気が付いた彼に徐に手を掬われ、可愛いと称賛を受けては瞬かせた双眸をふにゃりと細めながら頬も桜色に色付かせ。職業柄なのだろう、ほんの些細な変化にも敏感に気付いてくれるから単純な乙女心は擽られて──いた、その時。ふいの問い掛けにまた双眸をぱちりと瞬かせては「え」とその口の形のまま固まって。指輪?なんで?と頭の中ははてなマークと文字がぐるぐると回転し、そこに後から飛び込んで仲間入りするのは〝結婚〟とか〝婚約〟だとかそんな文字で。つい先日にしたお祈りが届いたのか、でもお付き合いをすっ飛ばして婚約だなんて、と突然のことに脳内は慌ただしく。でも嬉しい!の気持ちが先行しては、結果りんごんと頭の中で挙式ベルが鳴り響き、触れる指先をきゅっと握りながら向ける煌めく瞳。その周りはじんわり幸福に染まり )
…──ほ、ほし、ほしいです!指輪!
2975:
逆巻 傑 [×]
2025-04-23 18:59:39
ん──……
( 再びのサプライズ訪問と彼女の花束への思いを知ったことで、どこか少なからず浮かれていたのだろう。問い掛けに前のめりな返答があると、目元を綻ばせ、穏やかな声音でそれに応じる──けれど。近くの部屋からドアを開く音が響き、人の気配が二人きりの世界に突如割り込んで来ては、はっと我に返って指先を掴んでいた手を仄かに弛め。幸いにも廊下に出てきたのは上の階の住人らしく何も見られてはいないものの、誤解されかねない行動を取っていたことと、ファッションリングとはいえ異性に指輪を贈ろうとしていたことに気付かされ、今更ながらに緊張が走る。「…俺も、ここにあったら映えると思います、指輪…」植物の葉から滴る露のごとく、中指の先端でやや留まってから手中を抜け出し、そろそろと腕を下ろしつつ紡ぐのは無理やりに会話の解釈を変える悪あがき。その拙い目論見が成功したにしろ失敗したにしろ、「ハーバリウムは二週間もあればできると思うんで。また寮に送ります」と傍の花弁に目線も話題も逸らせば、早々に交わすべき言葉は尽きてしまうだろうか。しかしもしそれで相手が帰る素振りを見せたのなら、最初の忠告も直前の失敗も忘れてごく自然に「もう帰るんすか?」の声がこぼれゆき。自分の耳に届いてやっと何を言ったか理解し、一拍遅れの「…や、」で取り消した後は、たとえどんな反応が何度返っても同じ句を繰り返すだけのbotと化してしまって。そしてこの日伝え損ねた〝大事にしてくれてありがとう〟は、水色のリボンが結ばれたハーバリウムにメッセージカードとなって添えられ、後日花瓶の返却とともに届けられることになるはずで )
…気を付けて帰って。
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(/ 悩みに悩んだのですが、物を渡しちゃうと「もう帰るんすか?」に強制力が生まれてしまうとか、今後のイベ案との兼ね合いとか、諸々の事情から今回はプレゼントスキップさせていただきました…!でもまた機を見て贈らせてください!そして一応こちらは〆となります…が、続きそうなら全然続けていただいて構いませんので◎ ※蹴り可 )
2976:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-23 23:26:00
で、ですよねっ…。
( すぐ傍でのドアの開閉音にびくりと警戒を高めたのは自身も同じで、微かに肩を揺らしては今しがた上げた声がそれ以上大きくならないようにと唇に緩く握った拳をつい寄せる。彼のことは大好きだけれどアイドル活動も大好きで、まだまだ広く世間に知られている身ではないものの、ばれてはならないとの意識が働いて緊張感が走るけれど彼と同じ階に住む住民ではないとわかると小さく安堵の息を吐き。つい先急ぎ自身の願望詰まった夢見る世界に入り込んだ意識を引き戻しながら、彼に賛同しつつ離された手を反対の手で握るように胸元に引っ込めれば、触れられた指先は少しぽかぽかと温かいような気がして。横に、それから下へと泳がせた視線は彼から当初のハーバリウムの案件に触れられたことで正面に戻すと、「じゃあそれだけなのでっ、よろしくお願いします」と改めて彼に告げ帰ろうかと爪先を部屋側から共同通路側に向けては、掛けられるのは大人しく引き下がるのを縫いとどめたのかと勘違いしてしまう言葉。「もうちょっとお話します?」「よかったらこれからデートとか…!」小さく心音高鳴るのを感じつつ、あれこれとこの場に留まろうかとしてみせるもののbot化とした彼。かえって楽しくなってしまって、何度目かの帰宅を案じる言葉で、「んふふ、今日のところはこれくらいにしときますね!」なんて満足げなうららかな笑みを向けては、カーディガンではもうほんのり暑いような晴天の下、漸く帰宅するだろうか。──後日、寮に届けられたメッセージカード付きのハーバリウム。かすみ草のヘアアクセサリーが入ったケースや瓶に詰められた貝殻、桜のハーバリウムが飾られた棚の前で、新たなハーバリウムとメッセージカードを手にして嬉しそうに笑みを咲かせた自撮り写真とともに〝届きました!ありがとうございます!一生大事にしますね〟とのメッセージ通知が彼のスマホを震わすだろうか )
----
( / 全然大丈夫です、リアルさが増して逆に良かったと思ってます…!またの機会を楽しみにしておりますね* こちらも〆とさせていただきました!こちらのお休み期間により、長らくの卒業式イベントとなりましたが、とても素敵な思い出にしてくださってありがとうございました…!細かな感想は次に伝えさせていただきますね◎ )
2977:
逆巻 傑 [×]
2025-04-24 01:17:00
(/ 安心安定満足度たっぷりの〆をありがとうございます…!楽しくなって何回かbot発動させてくれるのも可愛いし、逆巻のスマホにメッセージが届く一文で終わるのも明るい余韻のある引きで素敵です…。むしろそれ以前がハイペースでお付き合いいただきまして、とっても嬉し楽しい時間でした。卒業式イベ、ありがとうございました…!
初っ端から卒業と同時に告白されたい願望を叶えていただき、さらに募集時の台詞回収のサプライズまであって!それだけでもうだいぶお腹が膨れていたのですが、おまけ程度に付け足したはずの記念写真スポット探しもときめくやりとりで溢れて、すぐひなのあるところに尊さありだな…と改めて実感しました。エモと暖かさと胸きゅんの詰まった交流で、背後はこれをハーバリウムにしたいです…。物語が動くドラマティックな回も良いけれど、ただただ平和な回は幸せ指数が高くて、吸収効率よく栄養を摂取できた感じがしています。終始無邪気と笑顔で癒された他、公園ではちょっと雰囲気の異なるアプローチも垣間見えて逆巻と一緒にどぎまぎしつつ、でもやっぱり普段のアプローチのテンポ感も好きで、つい絆されちゃう愛らしさで…!色んな角度からひな季ちゃんの魅力を見せていただきました。大好きです…。感想のはずが告白になってしまいましたが、この部分へのお返事はお気遣いなく。ご自由に感想を綴っていただけますと幸いです◎ )
2978:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-25 15:37:18
( / 昨日はちょっと用事が立て込んでしまい文字を綴る暇がなく遅くなりました、すみません…!
本編の卒業式イベントから背後様からの感想(告白)までが、あたたかくて胸きゅんでした*
募集時の台詞回収は絶対ここだー!って思っていたので、喜んでいただけたようで嬉しいです。アフォガード風フラペチーノをたまに飲んでることの回収も良かったです…カフェのお兄さんナイス…。公園での男子小学生の「パンツ見てる!!」も中々良くて笑っちゃいました、いい仕事していったなと。背後様が作ってくださるコメディ要素大好きです*
散りばめられた胸きゅん要素も負けず劣らず大好きです。ひな季の顔を思い出したら5割増しくらい美味しく感じてるとこ、動揺してひな季の飲み物飲んじゃうとこ、花束もひとつひとつに想いが込められ、大好きな人に祝福されて、今までに知り合った人にも祝福されて、ひな季は幸せ者だなとたいへんほっこりした回でしたし、逆巻さんのひな季に対する心情が見ていて堪りませんでした…すぐひなは尊い…。ハーバリウムにしたいのわかります。詰め込みたいものがありすぎて、バカでかいハーバリウムになりそうです()
感想を書いていると本当にきりがなくなっちゃうので、この辺りで自重しておきます…!
そういえば〆のロルに入れることを失念していたのですが、記念写真はきっとLINEのアルバムで共有してるはずです!
改めて、卒業式イベントありがとうございました*
上記蹴り可です◎
次は本編か小話どちらがよろしいでしょうか?本編なら全身コーデショッピングデートかネモフィラ畑と昔日イベあたりでしょうか。小話だと何がいいかな…と思っていれば、早いものでもうすぐ3000レスも近いですね…! )
2979:
逆巻 傑 [×]
2025-04-25 18:48:58
(/ バカでかいハーバリウム…作りましょう…()せっかくお膳立てしてもらったのだから絶対に間接キスさせたい…!という邪な思いからの「パンツ見てる!!」でしたが、笑っていただけた上、本当に想像の何倍も良い展開にしていただけて、ますます頬が緩むのが止められません…。ひな季ちゃんが祝福されているのはこちらも見ててほっこりしましたし、恋してる逆巻を動かすのも新鮮で楽しかったです。記念写真も逆巻のスマホ画面盗み見しておきますね◎
丁度今が見頃みたいなので、次はネモフィラ畑と昔日イベかな~と考えておりますが、その前にイベ案だけご提案させてください…!指輪云々の話があったので、2つ目の水色リボン事件逆転版のアクセサリーは指輪でもいいのかも…とか、場合によっては次に持ってきてもいいのかも…とか。そしていよいよ3000レスも目前ですね…!3000…!3000…!?どきどきしながらカウントダウンしてます…!※適宜蹴り可 )
●ドライブ
以前お話のあった件。運転中はサングラス掛けさせたいな~とか、助手席からお菓子食べさせてもらったりしてても可愛いな~とか。今のところ2パターン考えているので、イメージに近い方をお選びください!
→車内に重きを置くなら『車中泊イベ』
遠方ライブで当日朝入りのため、他メンバーは美鈴さんと昼から出発して前日入りするけれど、ひな季ちゃんは仕事のため夕方まで仕事。その後に事務所スタッフが社用車で逆巻とひな季ちゃんを送ってくれる予定になっていたのだけれど、体調不良のため急遽逆巻がレンタカーを借りて移動することに。諸々の手配と準備に時間が掛かって見込み到着時間が現地ホテルのチェックイン時間に間に合わず、途中で車中泊するイベ。それぞれ一泊分の用意はあるので、サービスエリアで温泉入ったり、ご当地グルメ食べたり、車中泊用の買い出ししたり……。もし夜中に怖い夢見たとかでひな季ちゃんが眠れなくなったら、何としても寝かせる責任があるのと半覚醒状態なので逆巻は大体何でもしてくれるはずです。抱きしめる、腕枕等はお泊まりイベに回すとして、いいこいいこするとか、手繋いで寝るとか、羊を数えるとか(?)寝かしつけ方向になると思われます。
→気ままにドライブするなら『日帰り舞台鑑賞イベ』
舞台俳優の彼の公演を二人で一緒に観に行くイベ。プライベートの気ままなドライブなので、時間が許す限りは何でも可。ゆえに何にも決まっていなくて…行きたい場所、したい事があればお伝えください!
●水色リボン事件逆転版
タイトルそのまま、水色リボン事件の立場逆転版。イベント名は未定ですが、おそらく前回に倣って、『後述のお友達から貰ったアクセサリー+事件』になります。今回は小さい子ではなく〝王子様系女子〟でアンジャッシュできればと!
ある日ひな季ちゃんが見慣れないアクセサリーを身に付けていて、「それ、可愛いすね」って触れたら元同級生の子と遊んだ時に貰ったとのこと。センス良いって褒め言葉に「そうなんです!その子センス良くてかっこよくて優しくて、高校でも女の子にきゃーきゃー言われてました」って返ってきて、もしかして:男子状態に。ひな季ちゃんもファンだったのかとか二人きりで遊んだのかとか、アイドルやってることや好きな人がいることは知ってるのか等々、探りを入れた最後、「その子メイクも上手い」発言にしてもらったことがあるのか聞いて、「たまにリップの塗り直しとかしてくれます!」みたいな返答があれば、嫉妬心を煽るには十分かなと。「仕事でもないなら…俺以外に触らせないでください」「水瀬さん俺のでしょ?」をやりたいです…。それに対するお返事の後、「それにしても傑さん、お仕事にすごくこだわりを持ってるんですね…!」って意味を理解してない(逆巻目線)ひな季ちゃんに「いや、だから簡単に異性に触らせないように…」って言ったところですれ違いが発覚。その場は「え?女の子…あっ言ってなかったですね…!?」ってあわあわしてほのぼの解決して、おうちに帰ってから「ん…!?あれってもしかしてやきもちだったのかな!?」くらいの塩梅でも、やきもちにすぐ気が付いて逆に質問攻めにしちゃっても可愛いなっておもいます…。
●ハニトライベ
これもイベント名もうちょっと考えます…。第四部の、ひな季ちゃん達がトップアイドル目前、くらいのタイミング。お仕事が大忙しでなかなか二人の時間が取れず、メイク中も台本だったり企画書読むのにかかりきりの状況の中、ひな季ちゃん達のグループと双璧をなすライバルグループのセンターから逆巻がハニトラをかけられる。その一部始終が収められたビデオカメラをひな季ちゃんが不審物として見つけて逆巻の元に持ってきて、一緒にデータを確認するイベ(メイク室にあった、ずっと回ってた、持ってきても誰も止めに来ないしテレビのドッキリではないと思う、という報告に逆巻が明らかに心当たりのありそうな反応をしてしまうので、逆巻は盗撮犯の疑惑を晴らすために、ひな季ちゃんはその反応の理由を探るために中身を再生)。
内容はざっくり、「あたしの専属ヘアメイクにならない?」という誘惑→断る→「あたしのことだって好きにしていいよ?」で更に迫られ→顔が近づいたので(なんか違和感あるんだよな…)とじっとメイク観察→したのを揺らいだと思われて「最近水瀬ひなとろくに話もできてないんでしょ?」と追い打ち→「何かをしてほしくて傍にいるわけじゃない。純粋に彼女に惹かれているから担当してるだけ」→「それってたとえばどんなところ?」→ひな季ちゃんの好きなところ羅列→何度目かの「退いてもらっていいすか」でようやく解放→退室するかと思いきや、相手を座らせてお節介手直しメイク→「今のメイクに不満があるなら担当の方にこの方向性でって伝えてみてください」→「…ライバルにこんなことしていいの」→「それでも水瀬ひなは負けないんで」。「キモ」って吐き捨てられて、去り際に「ひなちゃん不幸にしたら許さない」って睨まれ、ひな季ちゃんの弱点として狙われてるわけじゃなくて大ファンだからこそ逆巻が品定めされてた、ってオチにすると丸く収まるのでは…と思っていますが、そこはひな季ちゃん次第なのでお任せで。ライバルの子がメイク室から敗走した結果、ビデオカメラが回収されずに残ってた形。
再生を終えて、「最近あんまり話せなくて、寂しかったし心の距離が離れちゃうんじゃないかってどこかで不安だった(だから見て安心した)」って打ち明け話を聞いたなら、「急かすみたいになるから言わないでおいたけど、不安にさせるくらいなら言っておいた方がいいすね」「ひな季さんの夢を叶え終えたら、俺と結婚してください」のプロポーズさせてください。ぎゅってしてひな季ちゃんストップがかかるまで長いことちゅーしちゃって、「…格好つけたこと言ったけど、やっぱり寂しかったのかも」まであると個人的においしいです…。ライバルにも助言しちゃったけど、ひな季ちゃんがプロポーズバフ上乗せで無事トップアイドルになって、大団円エンド!の予定。
2980:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-25 22:13:26
( / このトピ自体がまるっと思い出が閉じ込められてるので、実質バカでかいハーバリウム…!(?)
私も新しいイベント案たちにますます頬の緩みが止まらなくなってます、神の創造物ですねこれ。毎度の如く言わずもがな却下する気はゼロです、全部やるしかないです!下記にいつものほとんど感想文置いちゃいますが、適当に流し見で大丈夫ですので…! いつもとっても素敵なイベント案を考えてくださってありがとうございます*
そしてやっぱり次はネモフィラ畑と昔日イベですよね、Xでネモフィラの画像がよく流れてくるのでだいぶ今高まっています◎
2000レスの時もワアァ…って感じだったのに3000レスとなるとまた感慨深いしどきどきしちゃいますね…。どんどん塗り替えられていく新記録にほんとにいっぱいお話してきたなあとしみじみ思いますが、…語るにはまだ早いので3000レスを超えてからにしますね!ちなみにお祝いのタイミングは本編終えてからにしますか? )
●ドライブ
雲のようにふわふわだった案をもう早速形作ってくださるとは…!逆巻さんのサングラス姿かっこよくてひな季は隣で写真撮ってそうだし、隣からお菓子食べさせるのは絶対してます(確信)
何かに繋がるかな~と思って公演のフラグだけ立ててましたが、車中泊イベの内容があまりにも好みでしたのでそちらでお願いしたいです!ちなみに地域的にどこ辺りを舞台に行きたい等ございますでしょうか?背後が普段全然遠出しないので、ご当地グルメをここで楽しみたい欲が…。それからSAで、怖いからトイレ着いてきてとかも入れてもいいでしょうか…!
●水色リボン事件逆転版
こういう逆転モノ、看病イベント然りたいへんおいしくて大好きです…!タイミング的にちょうどいいですしアクセサリーは指輪で良いのではないかなあと。
俺以外に触らせないで発言とか、俺のでしょ発言堪らなくてほっぺ落ちちゃう…ぜひやってください…。アンジャッシュ案件ほんとに楽しいですしぜひぜひよろしくお願いします、の気持ちです。やきもちに気付くタイミング、どっちのパターンも可愛くて私も好きなのでその時の雰囲気で変えさせていただきますね!
●ハニトライベ
ふむふむ…と読み進めていたところで「キモ」発言に笑っちゃいました、好き…。ひな季、いろんな人に愛されていて本当に周りにありがとうな親の気持ちになっていたところで、プロポーズ…!!語彙力失ってちいかわみたいになってました、きゃあ…!私から見てもめちゃくちゃおいしいですし、クラッカーもベルも鳴らしたくなりました(うるさい) いやでも絶対この瞬間外野はうるさいに決まっている…。ぜひぜひぜひ、よろしくお願いします!
つい流れで結婚式を思い浮かべてしまったのですが、普通は新郎がぎりぎりまで新婦の完成されたドレス姿は見ないのだろうけれど、逆巻さんがヘアメイクを担当してくれるのではないかと勝手に思っています…。逆巻さんから「可愛い」を受けて漸く新婦の晴れ姿が完成するというか…。
2981:
逆巻 傑 [×]
2025-04-26 11:07:46
(/ これからもっと大きくなってくはずなので、育つハーバリウムですね…!(?)
精一杯削ったのですが毎度のことイベ案長文で申し訳ないです…、そして毎度のこと快諾と感想をくださる背後様の方が神さまです…!楽しみも妄想も頬の緩みも止まりません* それでは次は旬のネモフィラ畑と昔日イベで!此方から開始ロルを出させていただこうかと思いますが、ひな季ちゃんからネモフィラの開花時期だよ!ってリマインドがあった体にしても大丈夫でしょうか…? 千の位が更新されるとさすがに心の中がお祭り騒ぎしちゃいますね…!でも最初は100レス単位でも一大事だったので、本当に遠いところまで来たなあって…。早くもしみじみしてしまいますが、無事3000レスを踏んで、本編も締めた後に改めて大はしゃぎさせていただきますね◎ ※上下とも適宜蹴り可 )
●ドライブ
フラグなんてあればあるだけ良いですからね…。公演もいつか何かに繋げたいですが、そちらは暫しお待ちください…!ということで車中泊イベですが、目的地は名古屋か大阪辺りを想像しておりました。もちろん別方面が気になるということでしたら希望地を挙げていただければそこで…!背後たちもすぐひなの裏でご当地グルメ堪能しましょうね* ひな季ちゃんが夢の中でもご当地グルメ食べてて、逆巻がどこかしら食べられても可愛いです…。そして手引かれてトイレついていきたいし、戻りは手引いて連れて帰りたい…逆巻が出てきたひな季ちゃんに出来心で「本物すか?」とか聞いちゃうから証明するやりとりが始まるとかもやりたい…!
●水色リボン事件逆転版
となるとタイトルは『金色リング事件』…?今からどうなるのか楽しみです、こちらこそぜひぜひよろしくお願いします!そしてこの一件を受けて、卒業式イベで叶わなかった逆巻のお下がりリング贈呈が後日談的にできたら嬉しいです…!
●ハニトライベ
「キモ」発言、何気にお気に入りだったのでシンパシー感じました…。ライバルの子はひな季ちゃんより1、2歳下で、グループの方向性がガールクラッシュ系。クールで大胆不敵なキャラクターだけど、本当は子どもっぽくてひな季ちゃんの隠れ大ファン…なイメージです。ビデオ確認した後は、そうだったんだ…!って和解しても、逆巻にハニトラ仕掛けたことで普通に許されなくて嫌われても。プロポーズの瞬間にはクラッカーもベルも鳴らして、花びら撒いてラッパも吹きましょう…!(邪魔)
新郎が新婦にヘアメイクするの、二人ならではの風景でめっっっちゃくちゃ良いですね…。「可愛い」を受けたひな季ちゃんの笑顔も過去一なんだろうなって思うと、始まる前から涙が…末永く幸せになって……。
2982:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-26 20:59:18
( / いえいえ、背後様の紡ぐ描写もイベント案の文章も大好きなので、長くても全く苦ではありません!むしろ熱量を感じられてとっても嬉しいくらいで、思いのままに書き綴られた削る前の文章、逆に気になります…。
開始ロルを出してくださるということで助かります…!リマインドの件について問題ございませんので、その体で進めていただいて大丈夫です。
…ち、ちなみに。すぐひながの物語が終わってもこれからも~と以前言っていただけましたが、もし新しい物語を始めるとしたなら、トピタイ的にはここはすぐひなの物語になるので、新たにトピ設立になるでしょうか?ふと気になり質問させていただきました…! / 適宜お蹴りください! )
●ドライブ
公演の内容、本編として作るには少し難しそうかなと思ってもいまして、その場合は番外編として扱うのも良いかなと考えております…!
先日上司からお土産で名古屋のお菓子をいただいて、リアタイすぎてすぐひな脳になっていたところです() なのでもしよろしければ名古屋周辺でお願いできたらなと…!
逆巻さんどっか食べられちゃってるの笑いました、かわいい。「本物すか?」のやり取り、したい~!可愛くて今からにこにこしてます。可愛い。
●水色リボン事件逆転版
シリーズ化されたことで、某探偵アニメみたいなタイトルに見えてきてじわじわきてます。誰も死なない平和事件…良きですね…。
逆巻さんのお下がりリング…!逆巻さんがいくら細っこいといえど男女差でひな季の方が指はやっぱり細いと思ってまして。男女の平均指サイズを調べていたら、男性の小指サイズがちょうど(?)女性の薬指のサイズに合うんだなあと知りました。どこかの指に合うだろうと何気なく渡されたリングがそれだと堪らないなあなんて…!
●ハニトライベ
ライバルちゃんへの関係性矢印、悩みますね…。もうちょっと悩ませてください…!花弁撒いてラッパまで吹くの騒々しくて笑っちゃいました、ほんとこの1レスだけで何度ふふっとしてることか…。
で、ですよね、すぐひなならではの結婚式展開、控えめに言って最高ですよね…!結婚式イベントでは絶対取り入れさせてください!今現在の形になってない妄想だけで浄化されそうなくらい尊いですね…箱ティッシュ買い溜めしなきゃ…(?)
2983:
逆巻 傑 [×]
2025-04-28 04:58:41
( 電車から降りて、ふと見上げた空は公園の公式ホームページにあった写真をそのまま写し取ったような快晴。四月も終わりに近づく春陽の候、温い風が吹き抜けると、イヤーカフの下方で細長い棒状のドロップピアスが揺れ、リップル加工の施されたチャコールの長袖シャツがふわりと膨らんで。もうすぐネモフィラの開花時期だ、という旨のリマインドが少女から届いたのが少し前のこと。そういえば随分前にそんな約束をしていたな、と思い出してその場で日程調整をしたものの、平日昼間とはいえデート特集が組まれるような場所へ二人きりで赴くのは問題があるのでは、と冷静になって思い至った時には、どうも取り消すに取り消せなくなっていて。細身のホワイトデニムとライトブルーのスニーカーで改札を抜け、待ち合わせの相手がどちらの交通手段で来ても良いように、バス停も電車駅も窺える位置のベンチへ腰を下ろす。シルバーのリングがいくつか嵌まった指先でスマホを取り出し、画面を点けては、通知欄に表示される〝車で来てるから中で落ち合おう〟という友人からのメッセージ。手早い操作と短いラリーで合流地点を決め、手持ち無沙汰にこれから向かう花畑の写真を眺め、そうするうちにもしかしたら同じ電車に乗っていたかもしれないセミロングの影がそこへ落ちれば、顔を上げて太陽の方を見遣り。彼女の活動に関わることなので他に誰か呼ぼうかと考えた折に、丁度こちらへ来るという連絡を受け、独断でメンバーに加えた高校時代からの友人。しかしその存在を眼前の人物に今日まで知らせなかったのは、彼のスケジュールが直前まで確定しなかったせいだけでなく、仕方なく二人だけで過ごすことになる期待を心のどこかで捨てきれなかったからで )
…こんにちは。みな──…永瀬さん。
----
(/ 此方から出すと言っておきながら遅くなってすみません、お待たせしました…!牧さん弟のpfも後ほど追加しておきますね。またイベ案については一つを除きお返事を割愛させていただいておりますが、オール◎です!それでは今回イベもよろしくお願い致します*
次の物語に移る際には、ご質問の通り新たにトピ設立を考えております。また1からになりますが、すぐひなの物語とはしっかり分けたいというのと、戻ってきて動かしたくなる機会があるかもしれないので…!※蹴り可 )
●水色リボン事件逆転版
あの声と音楽でタイトルコールされてるかと思うと、事件がしょぼすぎて確かにじわじわきます…()
ひな季ちゃんのどこかの指に合いそうなリングをあるだけ持ってきて、片っ端から嵌めていく、というものを想定していたので、薬指に通した瞬間ぴったりで「あっ…!」ってなる光景がありありと浮かびました…。とりあえず他のも、って一旦違うリング試そうとする逆巻に「これがいいです!」って言われたい…っていうか薬指貰っちゃっていいんですか…。と、ここまで一息に喋りましたが、渡されたリングが薬指にぴったり、の方がお好みでしたらそのようにしますのでお伝えください!
2984:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-30 03:22:59
こんにちは!
( ネモフィラ畑のデートで良い雰囲気になるのを後押ししてくれそうな快晴。白のキャップのツバをくい、と上げつつ眩しそうに空を見上げては、晴れて良かったなあと口角が緩く上がる。あの日、恋人役として雑誌のモデルをお願いした時に交わした約束──〝覚えてたらね〟と言われ忘れさせないようにしっかりとネモフィラの開花時期を伝えたことが功を成したのか、いや彼の逃げ道を無くしただけなのかもしれないけれど。どうにか一緒に見に行けることになり、既に自身の周りには歓喜の花がふわふわ漂うように浮かれていて。ネモフィラ畑の景色に馴染むよう選んだサックスカラーのショート丈の薄手ニットカーディガンはボタンの代わりに紐仕様で、歩く度揺れる白地に青い小花柄のチュール素材のティアードロングワンピースの足元は歩きやすくオフホワイトのキャンバススニーカー。しっかり今日を意識したコーディネートにシニヨンハーフアップの毛先を揺らしつつ、車両違いの同じ電車に乗ってるとは知らず、ホームで降りた先、なんだか背格好が似てるかも…と後方車両に乗っていた自身からやや遠くの前方で明るい頭髪を先に見つけていたけれど、話しかけられる距離に至らない上に人違いだと恥ずかしいので、そのまま人の流れに乗り駅外へ出てみれば。人が各々に散りゆく先で待ち合わせ場所にちょうど座る姿が見えて、やっぱり!と口元緩ませながら足を進ませ。シェル風の小ぶりなフラワーイヤリングが飾られた耳元に横髪掛けつつ、今日が二人きりのデートだと未だ思い込んでいる浮かれた笑顔でにこやかに話しかけて )
えへへ、やっぱり傑さんだった。わたしたち同じ電車だったみたいですね。
----
( / いえいえ、こちらも気圧のせいで調子が悪く遅くなってしまいましたので、お気になさらず…!度々止まってしまってすみません;
牧さん弟のpf確認させていただきました、かっこいいね…。コミュ力の強さが、ファンクラブの存在と逆巻さんの隠れファンの存在に明暗つけてていいなあと改めて思いました。追加ありがとうございます!
トピ分けについても了解致しました◎ すっかりひな季が指に馴染んでいるので、動かしたくなる時きっとあると思います…まだ先の話ではありますが、その時はよろしくお願いします*
水色リボン事件逆転版につきましては、説明を端折ってしまっていたのですが似たイメージでおりました!指輪を片っ端から嵌めていく方でよろしくお願いします。薬指貰っちゃってください、逆巻さんのための場所なので…!
それでは今回のイベント、こちらこそよろしくお願いします…! / 蹴り可です◎ )
2985:
逆巻 傑 [×]
2025-04-30 13:04:33
…眩しいすね。今日は一段と。
( 見上げた先の光差す笑みに目を眇めてから、改めて瞼を持ち上げる。ネモフィラ畑によく馴染むであろうコーディネートと抜かりのないヘアセットで花の精のようになった彼女は、アングルも相俟ってやけに神秘的に映り、青空の下で普段以上の輝きを放っていて。あるいは少なからずあった〝デートの待ち合わせ〟の意識が見え方に作用したのかもしれないが、どちらにせよ揺るがない〝可愛い〟は、今日の日和と混同するような言葉に変換されてぽつと口からこぼれ。「電車の中で注目されなかったすか?」特に変装をしている風でもない装いに、ベンチから立ち上がりながらそう尋ねるけれど、ファン層にあたる大半は学校や仕事に出ているだろうし、此処に赴く人々はどうやら連れ人しか視界に入っていない様子で。とはいえ今も傍を通り過ぎてゆく来園客のうちから意図の判別できない視線をちらほらと感じはするので、やはりもう一人呼んでおいたのは正解だったな、と過去の自身の行動を肯定し、早速目的の入園口へと足を向ける。そして同時に、中で待つ他者の存在をこの時初めて相手に明かして )
…──中にもう一人来てるんで、まずはそっちに向かいます。
----
(/ 謝られるようなことは何も…!いつもお相手していただいて感謝しかありませんし、此方も度々遅れてしまっておりますので。それよりしっかり睡眠取られてくださいね…!
牧さん弟のpf、ご確認ありがとうございます。その後ちょっと違うな…と思って垂れ目要素を削除しておりますので、ご把握のほどよろしくお願い致します!ファンの方向性の違いが顕著でそこ面白いですよね…とはいえ牧さん弟の方が数は圧倒的でしょうが。二人が仲良かったためにセットで好きだったファンもいそうだなと思ったり、逆巻が自分のことを『そこまででもない』と思っている背景にはこの人が近くにいたことも影響してそうだなと思ったり…。
次の物語の気配や薬指の予約等、心躍る予定が追加されたところで、背後は一度下がらせていただきますね。また何かあればお呼びつけください。…ネモフィラ畑デート仕様のひな季ちゃんすごく可愛いです…!※蹴り推奨 )
2986:
永瀬ひな季 [×]
2025-04-30 21:44:52
? …はいっ、ほんと良い天気で!
( 〝一段と眩しい〟との言葉に口元に弧を描いたままぱちりと双眸を瞬かせるけれど、見上げ眩しそうに双眸を眇めた様子にすぐにこの晴天のことと合致がいった様子で、つば持ち上げ空を見上げつつ同調する。晴れてよかったし、日焼け止めをしっかり塗ってきて正解だったなあなんて満足げな表情を下ろしては、注目について心配されると「深めにキャップ被りながら音楽聴いてたので大丈夫です!」と誇らしげな笑みを浮かべ。おかげさまで日に日に少しずつsnsのフォロワー数もいいねも増えてはいるけれど、世間での注目度合いはよくわかっていない。案外素のままでもアイドルの水瀬ひなとして声を掛けられることは特別多くなく、どちらかというとスカウトの方が多かったりして、その度〝もう事務所入ってるので〟と断ることも。特に今日のような特定のイベント期間の日なら尚更、自身への注目は少ない上に似たネモフィラを意識したコーデの女の子も多いだろうから。油断したまま入園口に彼の隣に並んで足を進め始めるけれど、また別口から油断が狙われていたとは──思いがけず他者の同行を知らされては、イベント発生の吹き出しのごとくびっくりマーク頭上に浮かべ瞳まあるくしながら驚愕の一言漏らすとぴたり足を止め。しおしおと眉尻と垂らし視線を落としながら落胆しては、しょんぼり哀愁漂わせ )
──…えっ。ふ、二人きりじゃないんですね…デートかと思ってた…。
2987:
逆巻 傑 [×]
2025-05-01 21:18:59
…、そりゃ俺だって二人がいいけど…
( 反応は予想通りと言うべきか、衝撃で立ち止まってしまった彼女より二、三歩進んだところで足を止めると、振り返った先には分かりやすく気落ちした姿があって。伝える瞬間からある程度見えていた事態とはいえ、その様があまりに物悲しさを醸すので、弱って唇を引き結んだのも束の間、隠しておいたはずの本心が我知らず口を衝き。相手の正面まで静かに歩み寄り、一応は分別くさい顔で「二人きりでなんか来れるわけねぇでしょ」と線を引くけれど、諭す言葉も件の発言の後では不本意であることが容易に透けるだろうか。「…そもそもそんな約束じゃなかったし」ややあって付け足した言い逃れは己を正当化しようとするもので、間違ったことはしていないと信じつつも迫る罪悪感に負けた結果で。それでも納得が得られず、少女が散歩を拒否する飼い犬のごとく動きだそうとしないようなら、俯く帽子のつばをそっと窺い、視線の落ちる位置に手を差し出し。呼び名が周囲に聞こえてしまわないよう控えめに呼び掛けたその声は、惚れた弱みか宥めるように甘く )
…行こう、ひなちゃん。友達紹介するから。
2988:
永瀬ひな季 [×]
2025-05-02 21:31:04
──…え、
( しょんぼりと落とした視線は足元を見つめていたけれど、ざわざわと人が行き交う雑踏の中で聞こえた言葉に双眸をぱち、と瞬かせる。あまりにも自身にとって都合の良い言葉だったし、この周りの環境もあり聞き間違いかもしれない。でも聞き間違いじゃなかったなら──そう思うとどきどきと視線を上げられず、落とした視界の中に彼の靴の先端が映り込んではどきりと心音が跳ね。今は都合の良い聞き間違いでも構わない、ほんとにそうだったらいいな、なんて願望のなか続いて差し出された手のひら。甘く、つい従順になってしまう呼び掛けは絆されてしまうしかなくて、きゅんと高鳴る心音噛み締めるように数秒見つめたのち、そっと自身の手のひらを重ね握っては、ほわほわ淡く頬や耳を染めつつ瞳を微かに煌めかせた表情を上げ。しかし続く言葉の友達紹介とやらははたして同性か異性か、またライバルのような存在なら警戒しなくてはならないけれど、ほんのり甘やかな声に誘われる蝶のように漸く足を前に進み出そうか )
はい…っ。す、傑さんのお友達…!?仲良くなれるといいな…。
2989:
逆巻 傑 [×]
2025-05-04 09:22:55
…そんな構えなくても。
( 呼び掛けに応えて手が重ねられると、予定が滞らなかったことより、彼女の機嫌を損ねてしまわなかったことにほっとして肩から力が抜ける。しかし反対に相手の面持ちは此方の出したワードでさっと緊張を帯びてしまって、初めは気をほぐそうと声を掛けるものの、次第に珍しく弱気な姿に親しみを覚え、「ひなちゃんでもそんな心配するんすね」と仄かに表情を緩めて。ただ実際のところは、どちらも社交的で人好きのする性格であるし、姉が目を掛けている担当アイドルを友人が邪険にすることは万に一つもないだろう。揶揄い半分に「こわくないよ」と幼子を相手にするかのごとく告げて、触れ合った指先を柔く握り、手を引いて連れる形でそのまま園内へ。待ち合わせの時計台は比較的近くだったため、前回の擬似デートと違って繋いだ手はすぐ離すことになったのだけれど、今回の方が余程本物の〝デート〟然としていたことは、誰に指摘されずとも自明か。傍でそんなひとつの秘密が出来上がっているとは露知らず、辿り着いた地点で屈んで一眼レフカメラを構え、迷い込んだらしき黒猫を狙っている男性の背へ彼の名前を呼べば、首だけで振り向いたセンターパートは「おー、逆巻。久しぶり」と親しげな顔を見せ。膝を伸ばし、黒Tシャツの上にチェックシャツとストレッチ素材のパンツを着こなした全身と改めて対面しては、上方で秒針が進むと同時にブラウンの瞳がふっと隣に移るのが窺えて。「…本物の水瀬ひな?すげー…!」実物を前にした第一声は、ファンというよりもミーハーな一般人に近しく、差し出した手もアイドルに対してとも新たな知人に対してとも取れるもので。少女が対応に戸惑うようなら助けに入ろうかと考えるものの、特にそういった素振りがないようなら成り行きに任せ、両者の挨拶を須臾の間見守り。一段落した辺りで自身が最低限の情報だけを紹介として口にするや、当人がさすがの反射神経で「いつも逆巻と姉がお世話になってます」と続けて )
…──牧祐介。俺の高校時代の友人で、みす…牧さんの、弟です。
----
(/ 帰省の色々で遅くなりました、すみません…!数日思うようにお返事ができなくなってしまいますが、何卒ご容赦ください…。お詫びとご連絡のみですので、こちら返信不要です! )
2990:
永瀬ひな季 [×]
2025-05-06 15:39:24
こわがってなんて…──。
( 彼のお友達ならそれはきっと、大切で心から信頼できる素敵な人なんだろうなあなんて。宥めるようで揶揄うような言葉を掛けられると、やんわり否定しようとするけれど握られた手に心地よさを覚えてはそのまま末尾は消えてゆき。大事にしている人だからこそ、自身もその輪の中に入ってちゃんと仲良くなりたい気持ちが湧く。初めて会う時は少し緊張するけれど、失礼のないように且つ自然体で接したくて──彼の友達を大切にすることは、彼の心を大切にすることにも繋がる気がするから。笑顔で、誠意を持って、温かい関係を築けたらいいなあなんて思いながら待ち合わせ場所とされる時計台前に着くと、離された手に名残惜しさ感じつつも今はそれは仕方のないことで、彼の呼び掛けに振り返った人物の顔は、なんだかどこか既視感のある顔立ちで。正体がわからぬまま、こちらに視線を寄越されぺこり会釈をして口を開こうとしては、彼のお友達の方が反応早く。先に明るく手を差し出されれば自身を知っていることに感動し瞳丸めながら、「わたしのこと知ってるんですか、嬉しい!そうです水瀬ひなです、初めましてっ」テンションにつられるように朗らかに喜びつつ名乗っては、差し出された手をきゅっと両手で握り返すと。彼が高校時代の友人だと紹介してくれるも、最後の紹介文に今度は喫驚で再び瞳丸くしながら「…えっ、牧さんの!?」改めて正面の顔をまじまじ眺め。全国の既視感の謎が腑に落ち、牧さんの家系のお顔の強さや世間の狭さ等を噛み締めては、周りにきらきらと感激オーラ放ち。一気に親しみを感じてはにこやかに笑いながら、弟で友人である男性の手の甲から添えていた手を離すと、目元が似てるーなんて鏡代わりに自身の目元を人差し指で差し、持ち前の人懐こさで自然と心の距離が縮まるだろうか。その間指先緩めた手のひらは相手に握られっぱなしで )
えーっ、わーっ…世間って狭いですね…!こちらの方がたいへんお世話になってます!やっぱり牧さ…美鈴さんに似てますね、目元とか鼻の形とかっ。
----
( / 今年もご帰省されてるのだろうと思っていたので大丈夫です…が、こちらこそお返事遅れてしまいすみません…!日曜まで連勤が続くため丸一日空いてしまう日があるかもしれませんが、ご容赦ください。ついでのご連絡ですが、6/15前後は法事等で丸一日空くことが確実なのでご承知おきくださいませ…! / ※蹴り推奨です◎ )
2991:
逆巻 傑 [×]
2025-05-08 00:44:23
…もういいだろ。
( 元より不安はなかったものの、引き合わせた二人は持ち前の感じの良さとコミュニケーション能力により、瞬く間に打ち解けた様子で。互いに社交的な者同士の初対面というのはこうもスムーズに運ぶものなのかと感心混じりに眺める中、ただ唯一気に掛かるのは、握っていることすら忘れ去られたようになかなか解かれない手元。とはいえ会話に割り込んでまで指摘する事柄でもないため、普段通りに静観しておこうと心では思うけれど、反して体は横から腕を伸ばし、制止の言葉と共にチェックシャツの袖口を掴んでいて。「どっちも母親似なんですよ、子どもの頃なんかもっと似て…」だとか「水瀬さんは兄弟とか…」だとか、無邪気に話を広げていた顔がきょとんと此方を振り返り、それからすぐに「…あ、すみません」と少女に向き直って長すぎた握手を詫びると、やっと華奢な指先が解放され。仄かに胸に広がった安堵は自分だけの特権が守られたせいか、咄嗟の行動と己の入れ込み具合に若干戸惑いつつ隣を盗み見れば、何か察したらしい友人の「ネモフィラ、行くか。そのために来たし」の声掛けで崩れかけた調子も持ち直し。しかし当然のごとく続けられた「雑誌の時みたく俺が二人の後ろを着いてく形でいい?」の確認には虚をつかれて絶句し、〝知ってたのか〟も〝その話題はタブーだ〟も発せないまま。目を見開いてあからさまに反応したくせに平静を装って認識を訂正したなら、相手は「そ?」とだけ返した後に、「じゃあ、撮ってほしい時はいつでも言ってください」と爽やかに写真嫌いではない方の同行者へ告げ )
…や、普通に一緒に来てくれるだけでいい。牧も自由に撮りたいだろ。
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