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 可愛いの魔法 (〆)/2607


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自分のトピックを作る
861: 逆巻 傑 [×]
2023-08-26 03:46:55



…まぁ、仮にそうだとしてもそれはそれで新しい発見、ってことで。
( 苦戦を強いられた最初の挑戦者は、此度の検証によって幾らか己が味覚への信頼を失ったらしい。今まで信じてきたものに裏切られたかのような当惑の面持ちを目前にしては、実際に体験しておらず未だ判別不可との結果について半信半疑であるためか、咄嗟に擁護の言葉が飛び出して。そうしていよいよ事前の取り決め通りに役割を入れ替える段になれば、指示する声に従って抵抗なく瞳を閉じる。続いて促されるまでもなく薄く唇を開くと、瞼の裏に浮かぶのはポップな色合いの青と緑。もし相手の操るスプーンストローの先が舌の上までそれを運んだなら、目を閉じたまま味を確かめた後に「…ん」と一音発し、再度空になった口内を覗かせて次を催促するだろうか )




862: 永瀬ひな季 [×]
2023-08-26 13:40:28



悲しい発見…。…んー、最初は…こっち。
( 物悲しそうにぽつりと呟きつつも気を取り直し。彼が双眸を伏せたのを視認すると、どちらにしようかなとストローを迷わせながらも、手にしたかき氷の青い山の方からひと掬いしては相手の口の中へと運ぼうと視線とスプーンストローを持ち上げる。伏せた睫毛が白い頬に影を落とし、薄く開かれた唇はどことなく色っぽく。鈍色の浴衣から覗く彼の色白な肌は花火の彩りをほんのり反映していて綺麗で、女の自分でもちょっと見惚れてしまって一瞬手が止まるけれど、溢さないようにと慎重に差し入れていけば〝…あ、緑色だ〟隙間から少し見える舌の色に気が付いて、つい小さくふふっと笑みを漏らし。味を確かめ終えたのを確認するとそのまま唇がまた開かれたなら、続けて2回目のメロン味を彼の口の中へ。──さて彼は正解してみせるのだろうか。スプーンストローを差し戻すと、自分と一緒な結果であってほしいような、二通りの期待を込めながら好奇心に満ちた瞳を向けて )
…──どうです、わかります?




863: 逆巻 傑 [×]
2023-08-28 15:08:55



( 発見に対する考え方で理系と文系の違いが顕著にあらわれたなら、それ以上続く言葉はなく。しかし侘しげな声はそれきり、自身が目を瞑った後には普段通りの声音が聞こえてくると意識を舌へと集中させて。浅い呼吸の他には如何なる動きも見せないまま従容と口を開けていれば、暫くしてひんやりとした冷たさと共に甘味がそこに伝わり、柔らかに唇を閉じ合わせる。たとえどちらの味なのか容易に分かったとしても少女に遠慮して迷う素振りなどはしないつもりで居たものの、実際味わってみれば先刻の彼女の反応にも合点がいって。二回の含味を終えて伏せていた睫毛の先を緩やかに持ち上げては、まず先に率直な感想を零し、それから一応でも答えは出すべきかと当てずっぽうに回答を )
…まじで全く分かんないすね。甘いことだけは分かったんすけど、途中焼きそばの味とかしだして…。……あー…と、じゃあ、一回目がブルーハワイ、二回目がメロン、で。

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(/ お返事大変お待たせ致しました…!手続き等はまだ残っているのですが、一先ず転居の方は済みましたのでご報告のみ失礼します。長らくご迷惑をお掛けしました…。これから少しずつ返信ペースも戻していこうかと思っておりますので、引き続き何卒よろしくお願い致します…! )




864: 永瀬ひな季 [×]
2023-08-28 21:58:41



──で、でしょっ?
( そうそうない機会に、端正な顔立ちを堪能するかのようにその瞳が開かれるまでじっと見つめていたなら、緩やかに開かれた双眸から覗く瞳と、ぱちりと一瞬視線が合うと心臓が少し高鳴ってしまう。いっぱい見てたことはバレてないだろうか少し焦るけれど、全くわからない、と同様な意見を溢す相手に安心感と共感を覚えれば、なんだか嬉しそうに少し前のめりになりながら頷いて。やっぱりわたしの舌が変なわけじゃないんだ、とか、甘い焼きそばっぽいのちょっとわかるなあなんて安堵したのも束の間のこと。しれっと正解を出して見せた相手に、ぱちくりと双眸を瞬かせる。お互いの中間にかき氷の容器を置いては、手品を見せられた子どものようにぱちぱちと賞賛の拍手を送りながら、やっぱり彼には敵わないし、凄いなあと尊敬の眼差しを送り。同時に、はた、と気付かされる先程の説。うう、と打ちひしがれるようにひゅうとどこからか風がひと吹きして )
あははっ、焼きそばっぽいのちょっとわかりま──…えっ。すごい、合ってます!大正解!……となると、やっぱりわたしの舌がちょっと、あれかな…。

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( / わあい、お待ちしておりました*
いえいえ、本当にお疲れ様でした。まだ手続きが残っているとのことで、環境も変わり何かと大変でしょうしペースについてはゆっくりとマイペースに戻していただければ…!背後様と逆巻さんとのやり取り、何より楽しみにしておりますのでこちらこそ今後ともよろしくお願い致します…! / 蹴り可です )




865: 逆巻 傑 [×]
2023-08-29 12:20:10



…や、今のは勘で言っただけなんで。水瀬さんが特別どうとかじゃない──
( 二分の一の確率に賭けて選んだ回答が見事正解を引き当てては、目を丸くして眼前の少女に負けず劣らずの喫驚を露わにし。まさかの正解に胸の底の方から喜びの感情がじんわりと湧き上がらないこともないけれど、まぐれ当たりに対して不釣り合いな程の賞揚を受ければ少し遠慮がちに否定の言葉を紡いで。それを根拠に相手の憂惧も否定するも、ふともう一つの可能性に思い当たると「…か、二人とも舌バカかどっちかすね」と最も救いのないそれを提示し。そうして疑問が解消するどころか疑惑を増やして検証が終了したなら、レクリエーションはここまでと区切りをつけるように一呼吸置き、以前から持っていた知識を淡々と披露することで一連の収拾を試みて )
…実際、原材料から言えば香料と着色料が違うだけで、味の部分は全く一緒らしいすよ。

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(/ お心遣い痛み入ります…!いいえすぐにでも、とお答えしたいところではありますが、今回は有り難くお言葉に甘えさせていただきます。此方こそひな季ちゃんと背後様とのやり取りが日々の活力ですので、どうぞ末永くよろしくお願い致します…!※蹴り可 )




866: 永瀬ひな季 [×]
2023-08-29 22:08:05



…っふふ、それならなんか、悪くないかもしれないです。
( 落ち込みかけたところに擁護する言葉を掛けられては、ぱあぁと周りに希望の光が差し込むように微かに瞳を輝かせるけれど、新たな一つの可能性を聞いては口元に手のひらを添えてくすくすと可笑しそうに笑って。救いがないとされるそれも、お揃いが増えるのならなんだか嬉しいから悪くない。花火同様に終わりかけの、青と緑が混ざり合いつつある残りのかき氷をスプーンストローで掬って口元に運んで咥えては、相手の知識をへえと感心するように真剣に耳を傾ける。なるほど。頭上にぴこんと電球マーク浮かばせながら実験結果にも納得すると、感心したように少し声を張っては新たな知識が身に付いたことに嬉しそうに表情綻ばせ。それからふと思い出すのは実験最中に気が付いた彼の舌の色。ふふっと思い出し笑いをすると、自分の口元を指差しながら悪戯っぽく無邪気な笑みを浮かべて )
あ、いろんな食べ物の匂いがするからわからなかったんだ。へえ~…ちょっと賢くなれました!匂いと色で思い込んじゃうんだあ…──だったら逆巻さんの舌、メロン味なんですかね。今、すごく緑色ですよ。




867: 逆巻 傑 [×]
2023-08-30 07:49:55



( ついさっき彼女の眉を落とさせた悲しい発見も、該当者が自分一人だけでないのなら愉快なものに変わるらしい。上機嫌に笑う顔をつくづく人が好きだよなと感じ入るように眺めていれば、雑学を聞いて少女も少女で何やら考え事をしていたらしく、突然小さく吹き出したかと思うと三日月型の双眸を此方へと向けてきて。含み笑いの調子で伝えられるのは着色料に染まった舌のこと。鏡のないこの場では己の姿は確認できないけれど、相手の指先の示すそこにも青色の舌が覗いたなら、同じものを食べた今自身も同じ状態なのだろうと想像しつつ、ふっと悪戯げに笑って意趣返しを )
そう言う水瀬さんこそ。今、すごく青色すよ。




868: 永瀬ひな季 [×]
2023-08-30 16:25:21



…えっ!?
( 悪戯げに笑う表情を目にしては、そんな顔もするんだ、とまた彼の一面に惹き込まれて。きゅ、と軽く心臓を掴まれるようなときめきに囚われていては、一拍遅れで相手からの指摘を脳が情報処理すると、はっと自分が食べていたかき氷の色を思い出す。咄嗟に青い舌を隠すように手のひらを口元に翳すけれど、指摘を受けて恥じらいが滲む頬までは隠しきれていない上に、今更口元を隠したところで相手に見られていることには変わりなく。「ふっ…、えへへ、よりによって二人とも目立つ色ですね」ふつふつと笑いが込み上げ、観念するように腕を下ろせば、クライマックスだろう枝垂れ花火を背景にはにかみながらころころと笑って。やがてかき氷を完食し終えたなら容器らは近くに臨時で設置されたごみ箱に。花火目的の見物客たちも会場出口に向かい出したようで、ほとんど止まっていた人の波が動き始めてお祭りの終焉をひしひしと感じると名残惜しそうな笑みを浮かべ )
…お祭り、終わっちゃいますね。




869: 逆巻 傑 [×]
2023-09-01 15:18:10



(/ お返事をお待たせしていてすみません…!ご連絡できていなかったのですが、今日明日も来客のためお返事が難しそうです…;; 夜中になってしまうかもしれませんが、落ち着いた頃に一返信くらいは…と思っておりますので、ご迷惑をお掛けしてばかりで申し訳ありませんが、お待ちいただけますと幸いです…!※蹴り可 )




870: 永瀬ひな季 [×]
2023-09-01 16:03:26



( / いえいえ、ご連絡ありがとうございます。私も諸事情でちょっとロルを練れる状態ではないため、こちらのことはお気になさらず…!お返事があれば明後日には返す所存です。こちらもご迷惑をお掛けすることとなりますがよろしくお願い致します。※蹴り可です )




871: 逆巻 傑 [×]
2023-09-03 03:15:14



( 断続的に鳴り響いていた花火の音も止み、空に残るのはゆったりと揺蕩う煙だけ。声を潜めて見ていた人々も終わりを悟って家路に就くと、会場は徐々に先刻の賑やかさを取り戻し。雑音に包まれる中、感受性豊かな少女が舌の色ひとつで楽しげに笑う顔から一転、感傷的な呟きを洩らしたなら、それにどう返すべきか迷った末に風に流されてゆく灰白色を眺めつつ暫し沈黙を貫いた後、すっくと立ち上がって帰宅を促して )
…俺達も帰りましょうか。寮まで送ります。

----

(/ ご都合について承知致しました!背後様こそ此方のことはどうかお気になさらず、リアル優先でお過ごしください。さて、夏祭りイベの展開ですが、かき氷のくだりが長くなってしまったため、帰り道に手を繋ぐシーンはまたの機会にしようかと考えておりますがいかがでしょうか…?代わりと言ってはなんですが、お祭りの会場を出るまで逆巻の手や袖を握っていただいても大丈夫ですし、その後もしれっと繋いだまま帰ろうとしても(逆巻は離すよう促すと思いますが)大丈夫です。長引いても当初の予定で進めたいとのことでしたら勿論そちらも可能ですので、ご検討の程よろしくお願い致します…! )




872: 永瀬ひな季 [×]
2023-09-04 00:28:33



( 友人はどうなっただろうかと人混みの中から自然と姿を探すけれどそう簡単に見つかるはずもなければ、水を差すかもしれないけど帰りはどうするか連絡してみようとスマホを取り出すと画面には数件の通知、開いてみれば〝ちょっとひな季、なんかいい感じじゃん!〟〝私は彼氏に送ってもらうから、ひな季も送ってもらいなよ。学校で詳しく聞かせてよね!〟とにやりと笑うスタンプを添えた友人からのメッセージ。いつ見られてたんだろう、と夏の終わりの憂愁に暮れた横顔ははわはわと少し焦り顔。タイミングよく彼から送迎の申し出もあれば、そろりとスマホを巾着に戻しては小さくこくりと頷いて ) 
…は、はい!お願いします。

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( / すみません、ありがとうございます…!そしてお待たせ致しました!残暑が厳しいことですし、背後様もお体に気を付けてお過ごしくださいね。
確かに長くなってしまってどうしようかと思っていたところでした、ご提案ありがとうございます。人混みということもあり、会場を出るまでは手を繋ぐなりしていてもおかしくないはずなので、ぜひ取り入れさせていただけたらと思います* それにあたり、逆巻さん側から手繋ぎ等を促すのは性質に合わないようでしたら上記に追記する形でひな季から言わせますので、お気軽に仰ってください…!
帰宅描写は少し足早にしようかと考えていますが、どこかで浴衣姿について感想を欲しがる描写を入れられたらと思うのですが可能でしょうか…? )




873: 逆巻 傑 [×]
2023-09-04 12:59:39



( 花火終了直後よりも人数が減って密度の低くなった帰途の波に飛び込むと、時折少女を気にして振り返りながら、流れに逆らうことなく屋台列の終端まで運ばれてゆく。とはいえこの人出、もし手を繋いでおきたいとの打診があればホラー特訓の際と変わらぬ気負いのなさで手のひらを差し出すだろうし、無言で体や衣服のどこかを掴まれたとしてもそれが彼女の手であることを確認するに留まるはずで。道中、保護者とはぐれていた男児が兄らしき男性に手を引かれている光景を目にしたり、素顔を晒した折に声を掛けてきた女性達に「ひょっとこのお兄さん!」と離れた位置から手を振られて会釈を返したりと視線を忙しなく動かしていては、いつの間にか最初に面を買った露店の近くまで辿り着いていて。祭客達は別の道に分かれたらしく、相変わらず付近は閑散と物寂しい。いちいち客の顔なんか覚えていないだろうとは思いつつも、丸電球に照らされた店主の横顔にデートの体になっていたことが頭を過れば、念のためにアイドルの顔を隠そうと頭に着けていたひょっとこ面を隣へと渡し )
…すみません、ちょっとこれ着けててください。

----

(/ いえいえ、此方も丁度用事がありましたので…!9月に入ってもまだまだ暑さが和らぎませんね…、お心遣いありがとうございます。背後様も、くれぐれもご自愛ください。
逆巻は人混みの中でも一日ストーキングできた実績()のおかげであまりはぐれる心配はしていないかなと思いますので、ひな季ちゃん側からお願いしてもよろしいでしょうか…? また浴衣の感想につきましては、次辺りのお面屋さんとの会話で「綺麗な彼女は独り占めか」と言われる展開を考えておりますので、通り過ぎた後にひな季ちゃんから感想を求めるのでも、逆巻から「彼女は嘘だけど綺麗なのは本当すよ」と言わせるのでも、お好きな方を選んでいただければと思います…! )




874: 永瀬ひな季 [×]
2023-09-04 22:13:22



( から、ころ。人手が減ったといえども未だに賑やかな群衆の中、周りの下駄の雑踏に混じってやけに鮮明に響く気がするお互いの下駄の音。先ゆく彼の背景はぼんやり煌めいて、人混みで見失うこともなければ決して置いて行きはしないとわかっているけれど、夏の終わりを感じるこの瞬間がなんだか寂しく彼の後ろ姿から靡く浴衣の裾をきゅっと控えめに掴んでみた。──いくらか歩いては、ふと人並みが落ち着いた頃にふいに手渡されたひょっとこのお面。不思議そうに双眸をぱちりと一度瞬かせるも、理由も聞かず素直にそのお面を着けてみせて。そういえば昔、可愛いアニメキャラのお面とか着けてたなあなんて、のんきに幼少期の記憶に思いを馳せて )
?…はい。

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( / こちらにもあたたかいお言葉ありがとうございます*
安心の実績…()どう転んでも大丈夫な描写、とてもやりやすく助かっております…!それから登場人物の回収がお上手なうえに凄く素敵で、流れるように情景が浮かびました。本当に毎度勉強になります…。ひな季側から動かせていただきました◎
浴衣の感想につきましても、素敵な展開を考えてくださってありがとうございます!大変悩ましいですが、後者でお願いできればと思います…!その他、特にご相談がなければこちら蹴り可です◎ )




875: 逆巻 傑 [×]
2023-09-05 11:46:14



…まぁ、そんなところです。
( 相手が面を着ける間に、人混みを抜ける最中に彼女に掴まれて少し着崩れた浴衣の襟を正すと、そのまま自然な足取りで最果ての屋台の前を横切る。どうせ覚えていないだろうという予想に反して近付いてすぐに店主から声が掛かれば、彼は気持ち良く酔っ払っているらしく、空のカップ酒が三つほど即席テーブルの上に置かれていて。「なんだい兄ちゃん、彼女にお面なんか被せて」人の良さそうな顔が朗らかに笑い、揶揄うように「綺麗な彼女は独り占めか?」と続く。咄嗟に適当な嘘も思い浮かばずにひょっとこ面を購入した際と同様の返事で応えてからそこを通り過ぎては、渡した物を受け取るべく手を差し出しつつ、何が何だか分からずにいるであろう少女へと事情を説明して )
──…ありがとうございます、もう大丈夫です。……お面、さっきのところで買ったんすけど、…話の流れでそういうことになって。




876: 永瀬ひな季 [×]
2023-09-05 13:18:46



( のん気に歩いていれば、なんだか上機嫌そうなお面屋の店主に彼が話し掛けられ、お面ならではの視界不良でつい先を歩く彼とぶつかりそうにかったのを踏みとどまって。知り合いだろうかと彼と店主を交互に見遣りながら話に耳を傾けていたなら、店主が言う〝綺麗な彼女〟なんて言葉にえへへと少し照れてしまうけれど、それに続く彼の否定もしない言葉にどきっと心臓が鼓動すると共につい小さくお面の中で「えっ」と声が漏れる。その場を離れゆく彼の裾に引かれ、お面から出ている耳を赤く色づかせながら店主にぺこりと会釈をして。露店を離れてから促されるまま外したお面を手渡しては、よほど物言いたげな顔をしていたのか簡単に事情説明を受けると、密かに淡く期待してしまっていたことの恥じらいか頬も色づくけれど、同時に少ししおらしく笑んでは恥じらいを誤魔化すように緩く巻かれた横髪に指を絡め ) 
──…そ、そうだったんですね!なぁんだ、えへへ…一瞬浮かれちゃいました。




877: 逆巻 傑 [×]
2023-09-05 20:52:19



( 自身の元へと戻った面は、両手も空き祭り会場も抜けた今、頭に着け続ける必要もなく手に持ったまま。落ち着かなそうに髪を弄ぶ彼女の姿に、そういえばこの人俺のこと好きなんだったな、と惚れた腫れたに関心の薄い己の性質と変わらぬ少女の態度故に毎度忘れがちな告白を思い出せば、照れ笑いながらの発言も〝彼女〟にされたことに対するものだと勘違いして。しかし知らぬ間に変化していた関係性を受け入れるのも、ましてや喜ぶのも可笑しな話。どうやら何か誤認しているらしいと視線を相手に留めて沈思しては、漸く真意に考え至り、パーソナルカラーと担当カラー両方の意味で心の内を吐露し )
…ああ…、独り占めとかは考えてないけど、綺麗なのは本当すよ。さすがに似合うすね、白。




878: 永瀬ひな季 [×]
2023-09-06 10:17:33



!──…ありがとう、ございます……えへ。浴衣姿、一番逆巻さんに見せたかったし、綺麗って言われたかったんです。
( 相手の口から欲しかった言葉が溢れると、しおしおと伏し目気味だった双眸が水を与えられた花のようにぱちりと輝きを取り戻すように開く。じんわりと色付いた花が綻ぶように、まなじりを下げながらたっぷりと気持ちを含ませて「…嬉しい」と緩んだ頬に両手を添えながらはにかんで。彼が言うからこそ、とびきり心が動かされるし掴んで離さない、確実にこの瞬間は彼のもの。ささやかな時間だけれど二人での夏祭りを堪能した思い出と、綺麗と褒められた余韻を引き連れて夏祭りの会場を後にしたなら「今日は寝れないかも…。」なんて、歩きながらぽやぽやと幸せそうに呟くだろう )

----

( / 寝れそうにないひな季を差し置いて、昨夜は寝落ちしておりましてお返事ができずすみません…!次かその次くらいでそろそろ回収かなあと思い、帰路に着かせる方向に持っていこうと試みました…が、勉強したのに生かしきれず()よろしくお願いします…。 )




879: 逆巻 傑 [×]
2023-09-06 19:13:34



…なら、今日来て良かったです。…こんな形すけど。
( みるみる喜色満面になる顔ばせを目にしては、そこに幾許かの恋情が含まれていることは知りながらも、激しい感情を理解しない性分や彼女の常の情緒の豊かさから受け止め方はごく軽いもので。願望が叶ったのなら良かった、程度の浅い解釈のもとに返答すると、薄い困り眉の笑みを浮かべて手に持ったひょっとこ面をひらりと振って見せる。暗がりの中へひっそりと打ち明けられた呟きに胸中で〝大袈裟な〟と洩らしつつ寮への道を進んだなら、辿り着いたそこで相手を送り出すように歩調を緩め、やがて立ち止まり。別れの挨拶を口にすれば先程の一言が耳に蘇るようで、感情表現としての誇張とは諒解していても、つい仕事に支障のないようにと念を押して。そのまま引き留める声が聞こえないようなら「おやすみなさい」と残して背を向けるだろうか )
次の仕事で、また。…ちゃんと寝てくださいね。

----

(/ とんでもない…!私も寝落ち常習犯ですし、いつもお待たせしているのは此方なので…面目ありません…。ひな季ちゃんも背後様もゆっくりお休みになってください* 毎度心情の真っ直ぐに伝わる素敵なロルを読ませていただいておりますが、今回は特に上手く余韻を設けてくださったおかげで、次で寮の前にいても中省略した感なく自然に繋げることが叶いました…!イベントは上記を〆ロルとしても構いませんので、お返事についてはお任せ致します。いずれにしてもこちらは蹴り可です◎ )




880: 永瀬ひな季 [×]
2023-09-06 20:20:57



( / いつもひな季ともども、甘やかしていただいて…ありがたくお心遣いも嬉しいお言葉も全部受け止めてさせていただきました*
逆巻さんの念押しの一言で、かすみ草のヘアピンを丁寧に箱へと片付けたら、きっちりぐっすりとひな季は寝たことと思います…!本当にとても素敵な夏の思い出になりました。今回のイベントもまたありがとうございました!浴衣姿や髪を結んだ姿、助けに入る姿全てが眼福で…、兄妹の最中では恥じらった〝あーん〟もここでは堪能できてしまって、それはもうたっぷりと楽しませていただきました。ひょっとこのお面の下から綺麗なお顔が現れたらそりゃ興味持って話しかけちゃうよね…()

さて、一時中断していた兄妹の小話の方ですがいかが致しましょう…?再開でも、暫く時間経っているため感覚的なものが変わっているかもしれませんし、そこで終了でも構いませんのでご都合のよろしい方をお選びください◎ )




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