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 可愛いの魔法 (〆)/2067


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841: 逆巻 傑 [×]
2023-08-20 16:09:24



んー……メロン。
( 道中、面を団扇代わりにぱたぱたと首元を扇ぎ、時折空を見上げたなら、目当ての屋台に到着する頃にはすっかり夜祭りの雰囲気に浸り切って。かき氷を持つなら両手は空けておいた方が良いかと面を側頭部につけると、机から垂らされたシロップの一覧に目を通し、直感に従ってその内から一つを選ぶ。というのも端に記載された〝1つのかき氷につきシロップ3種まで選べます〟の文字を目敏く見つけていたからで、彼女が違う味を食べたがったとしても二人で分ける計画に支障はない。そのことを相手に伝えようと口を開くも、注文を聞き取るべく此方の会話に耳を澄ませている店主の存在が視界に入れば、咄嗟に呼び方を変え。今回の一件の原因となった少女の同級生が呼んでいた名前──恐らく本名だろうと推察されるそれを口に出しては、間違っていたら申し訳ないなと気遣わしげに隣を窺い見て )
み──…永瀬さんは?三種類までシロップかけてもらえるみたいすけど。

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(/ いえいえ、とんでもない…!いつもお早いお返事をありがとうございます*
ひな季ちゃんにかき氷を食べさせるお役目、承りました…!逆巻の場合は何かに気が逸れていないと食べてくれないかな、と思って花火を使おうとしていましたが、ひな季ちゃんの場合の状況設定は背後様にお任せ致します。いっそかき氷の味を二種類にして、ストローも二本貰って、花火の合間に二人でザクザクしながら「こっちの味も食べます?」「じゃあこっちも」って食べさせ合ってもいいですよね…( 強欲 )ひな季ちゃんから先に親切心でくれてもいいし、味同じって本当なのかな?って気になってるひな季ちゃんに逆巻からあげるのでも…! )




842: 永瀬ひな季 [×]
2023-08-20 21:30:41



あ、いいですねメロ…ン、…──
( 〝かき氷はメロン派かも〟と脳内にインプットする。ただ単に今日はそんな気分なのかもしれないけれど、相手が選んだものを知るのはちょっと楽しい。少しご機嫌そうな声色で賛同しつつも、彩り豊かなシロップを前にしては少し目移りしたなら、顎先に人差し指を当てながら他のシロップの味も眺めていた時。ふいに呼ばれた本名に一瞬言葉を詰まらせては、一覧から相手にそろりと窺うように視線を移して「…へ、え?あ、そうなんだ……えっとじゃあ、ブルーハワイとメロンでお願いします」きょと、と双眸をぱちりと瞬かせては、一拍ほど遅れながら合わせるようにして店主に注文を。いつ本名教えたっけ、なんて記憶を辿れば勉強を教わった時に教材に書いてあったかもしれないし、一緒に居合わせいた同級生が呼んでたかもしれない。ほんのひと時だけれど仕事の垣根を外して、普通の、ただの女の子になった気分になれば少しどきどきとほんのり頬が染まるけれど、暑さに紛れて多分気付かれないだろう。やがて涼しげな二色のシロップが掛かりストローが2本刺さった、気遣いが伺える山盛りのかき氷が完成しては、すかさず店主に丁度の金額を支払ってお礼を言いながらかき氷を受け取ると )
サービスかな、…ふふっ、山盛りですね?

----

( / あたたかいお言葉ありがとうございます…*
わー!食べさせあいやりましょう…!ただでさえ素敵な案だったのがより素敵な案に更新されて、背後様の才能に脱帽しております…めちゃくちゃ良いです…っ。しかも味が同じ説がまさかここできっかけとして生きてくるとは。ぜひ、それでお願いします…!
お互いに結構着色強めな味なので、「舌、めちゃくちゃ緑ですよ」「いや、水瀬さんこそ」みたいな感じで、ベーってしあってちょっと笑っちゃう感じも…もしよろしければやりたいです…! )




843: 逆巻 傑 [×]
2023-08-20 23:05:03



( 目線の先でビー玉のように透き通った瞳が数度瞬くと、そこに浮かぶのは〝どうして知っている〟とでも言いたげな表情で。名前を聞き間違えていなかったことに安堵すると同時に、誤解されぬよう早く弁明したいという気持ちが生じるけれど、店主の前で赤裸々に話してしまうわけにもいかない。そうこうしているうちに半分ずつシロップのかかったかき氷が差し出されると、話を切り出すタイミングを失い、呼び方の件は有耶無耶になってしまって。しかし隣で山盛りのかき氷に微笑んでいる顔を見れば、彼女の側に特段気にしている様子もなく。それならばと此方も気にしないことにしては、氷が余っても困るんだろうなという乾ききった感想は胸に仕舞ったまま、品書きに示されていた金額を思い浮かべて巾着から小銭入れを取り出す素振りを見せ )
…400円すよね、確か。

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(/ やったあ、やりましょう…!お褒めの言葉とっても光栄です。でもこれも全部花火前にお友達と別れる展開にしてくださった背後様のおかげなので…、ありがとうございます…!舌べーってするやつも是非是非!傍から見たらもう完全にカップルで、さかひな?すぐひな…?のカプ厨としてはこれ以上ない供給です…( 拝 ) )




844: 永瀬ひな季 [×]
2023-08-21 00:24:19



や、お金は大丈夫です!わたしが食べたかったのもあるんですけど、見守りしてくれた逆巻さんにお礼したい気持ちがあるのでっ…、まあ、ささやかですけど。
( 未だ花火が上がっている最中ではあるけれど、目の前の山盛りのかき氷にうきうきとした表情を浮かべる姿は花より団子の夏版といえそうで。そこに金銭を支払う素振りを見せる彼に気付くと、ふるふると首を左右に振りながら、本当にささやかなお礼だから受け取ってくださいねと伝えるように理由と共に遠慮を示しては柔和に微笑んで。それから、相手が少しでも休息できるようにと、露店が軒を連ね最も混雑しているだろう現在のメイン通路よりは、幾分か人混みがマシと思われる露店の裏。メイン通路より立派には見えないかもしれないけれど、花火を眺めるには十分なはず。そこに誘おうかと、あっち、と指を差しながら尋ねてみて )
…逆巻さん、あっち側の方が人混み落ち着いてるかも。そこで食べます?

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( / 好き勝手に動かしてしまってごめんなさいな気持ちでしたので、そう仰っていただけて安心しました…!また、舌べーのご快諾もありがとうございます!
かぷ名はすぐひなにしましょう、えへへ()こうして一端を担えて光栄です…!では、また何かありましたらご相談ください。引き続きよろしくお願いします* )




845: 逆巻 傑 [×]
2023-08-21 12:59:07



礼なんて──、頼まれてやっただけなんで。
( 小銭入れを取り出しかけた手を少女の声が制すると、腕の動きを緩やかに停止させる。礼など先程の〝ありがとう〟一言で十分であるにも関わらず、毎度律儀なことに物品での返礼をしたがるのは彼女の性か、それとも家庭やら事務所やらの教育方針なのか。特に今回は他に礼を受けるべき人物がいるだけに一層気が引けるけれど、相手に受け取る意思がなければ無理に握らせるわけにもいかない。仕方なしに巾着から手を離すと、代わりに「じゃあ、せめて持つくらいはさせてください」と二色のかき氷へと差し伸べて。それから場所を移る提案には素直に頷けば、宝物でも抱えるように浮き立った面持ちで手元を見つめていた横顔に思いを馳せ )
…すね、人にぶつかって零しても勿体ないし。

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(/ えええ、此方もそれはもう好き勝手に動かしておりますので、背後様もどうぞ思うままにひな季ちゃんを動かしてくださいませ…!
すぐひな把握です◎ 以降はすぐひなカプ厨の肩書きを背負って生きて行きますね()それでは、此方も一旦下がらせていただきます。引き続きよろしくお願い致します…!/蹴り可 )




846: 永瀬ひな季 [×]
2023-08-21 15:21:03



( せめて持つくらいはと申し出る相手の姿に、ふと何かとお礼として物品を渡していることに気付かされる。却って気を遣わせてしまったかもしれないし、面目が立たないのかもと思えば「…じゃあ、お願いします」と笑み添え、差し伸べられた彼の手に素直にかき氷を任せることにすると露店の裏へと共に移動して。メイン通りよりは少ないなりにここもまた賑わっているけれど、打ち上がる花火に夢中な見物客たちはこちらに気付く様子はなく。好きで目指したアイドルながら、たまに伸び伸びと一人の女の子として過ごしたくなる気持ちを秘めており、非日常である夏祭りは普段の自分を隠してくれる。人々の間を堂々と歩んでいけば、ちょうど座れるような手頃な段差があるようでちらほらと座っている彼らを真似ようと、軽い下駄の音鳴らしながら向かえば腰を下ろして )
あ、あそこ座れるみたいですよ。溶けちゃう前に食べましょ!




847: 逆巻 傑 [×]
2023-08-21 20:16:21



( 人混みを避けて移った露店の裏手には、同じことを考えたのであろう人影が薄い雲のように散らばっていた。受け取った発泡スチロールの感触を手のひらに感じながら少女の先導に従えば、促されるまま彼女の隣へと腰を下ろす。変装のためと言うよりはこの機会にかこつけて着たかっただけの和装ではあるものの、流石に下駄での歩き通しで疲れていたのか、体重を地面へと預けると足先が少しじんとして。メロン味のシロップが掛かった面を自身の方へ、ブルーハワイ味のシロップが掛かった面を相手の方へと向け、二人の中間にかき氷を固定したなら、もう中盤に差し掛かった頃だろうか、変わり種の花火も打ち上がり始めた夜空を見上げ。今更〝綺麗ですね〟なんて口にするのも憚られ、ただただ静かに伸びては爆ぜる火の花を眺めると、その合間に鮮やかな緑色へざくりとスプーンストローを突き立てて )




848: 永瀬ひな季 [×]
2023-08-21 22:32:13



……、おいしい。夏ですねぇ…。
( 浴衣の袂が地面に触れて汚れてしまわないように、軽く掬って膝上に纏めたなら〝いただきます〟と小さく呟きつつ、溶けないうちにと鮮やかな青いシロップの掛かった氷山に早速スプーンストローを刺すと、一口分を掬い口元に運んではしゃくしゃくと頬張る。すっと溶けて消える甘さと、ひんやりとした涼感が夏の夜の熱った体に浸透して心地良く、また一口と頬張って。漸く腰を落ち着けながら見上げた花火はいつの間にかスマイルマークやハートの形、惑星の形など変わり種が打ち上がり始め、その度に子どもの歓声も混じって聞こえて微笑ましい。お祭りに浴衣と花火とかき氷。夏の風物詩をこれでもかと満喫できれば、まなじり下げながらしみじみとした感想を溢すと、かき氷についての一説をふと思い出し。ほんの好奇心で話を切り出すと、シロップのたっぷり掛かった部分を掬っては相手側に向け、夏休みの自由研究みたいに無邪気に八重歯を覗かせながら小首を傾げて検証を持ち掛け )
──…あ、そういえば。実はかき氷のシロップって色が違うだけで、同じ味らしいんですけど…本当なのかな。……ね、ちょっと試してみません?




849: 逆巻 傑 [×]
2023-08-22 13:59:59



…すねぇ。
( 色彩に富む天上の光は観客を飽きさせることなく楽しませ、打ち上がり始めた頃ほどではないものの未だ感嘆や歓声も聞こえてくる。スプーンストローの先端が小さいから必然的に少量になるメロン味のかき氷をちびちびと口へと運びつつ、何処か別世界にいるような非現実感に包まれては、口に含むとたちどころに形を失ってしまう綿菓子のような頼りのない相槌を打って。そうして迫り来るようで吸い込まれそうな夏の夜空に魅せられていた折、すぐ傍で響いた声はやけに明瞭で、実際の声量よりも鮮明に耳に届き。地に足の着く感覚と共に隣を見遣ると、好奇に瞳を煌めかせた少女の顔と掲げられた一盛りの氷の結晶が目に映る。須臾の間寝惚けたように何の反応も示さないままそれを見つめるけれど、やがて意を得たりといった風に口角を持ち上げればカップを一度地に置き、相手の指の間からプラスチック材をすっと抜き取って。次いで元から右手にあったもう片方で緑の山を掬ったなら、体の正面を彼女の方へと向け、メイクを施す時のように落ち着いた口調で指示を )
…いいすよ。…はい、じゃあ目閉じて。──…口開けて、




850: 永瀬ひな季 [×]
2023-08-22 21:32:40



やったあ、あとで逆巻さんの番ですよっ。
( ふいに持ち掛けた話。好奇心に満ちた視線の先にいる相手の表情は、儚い花火の明かりによってより引き立てられて綺麗で、僅かな瞬間でさえ目を奪われた。それも直様、相手からの承諾と指の隙間からストローを引き抜かれる感覚で我に返れば、無邪気な検証に付き合ってくれるという相手に嬉しそうにまた表情を綻ばせ。メイクの時のように流れるような指示には、呼吸をするみたいに至極当たり前に、自然と身に染みているようにピシと姿勢良く従って。それから相手の指示のままにゆったりと双眸を伏せていくと、ほんの少し顎を持ち上げながらティントで内側から滲み出るような桃色に染めた唇をそうっと開いて ) 




851: 逆巻 傑 [×]
2023-08-23 18:59:52



はいはい。
( 興味の程度に差はあれど、こういった類の噂話は誰もが一度は耳にするもので、ご多分に漏れず自身も学生時代に真偽の程を確かめた口。しかし彼女の言い振りには真相への探究心よりもレクリエーション的な期待感が強く滲むように感じられれば、過去に一人でやってしまったなどと申告するのも野暮に思えて。はしゃぐ声に幽かな笑い声を洩らしつつ肯くと、薄く開かれた口内へとメロン味のかき氷の乗ったストローの先端を差し入れ、閉じて良いと合図するように軽く下唇に柄を当てる。少女がその小さな一口を味わい終えたなら、相手が目を開けてしまっても良いようにさり気なくもう片方を視界の外へと移動させつつ、味覚情報の如何を尋ね )
…今食べたのがどっちか分かります?

----

(/ 普段以上にお返事が遅れて申し訳ございません…!また今更ですが、前レスで思いっきり確定ロルを回しておりましたね…大変失礼しました…。書き直しや展開の変更は仰ってくだされば対応致しますので、何かあればお気軽にお申し付けください…!/蹴り可 )




852: 永瀬ひな季 [×]
2023-08-23 22:45:11



( / いえいえ、いつもお忙しいなかお返事ありがとうございます!
こちらこそお返事が遅れておりまして…!というかお返事を練れてもいないのですが;  決算月ゆえにバタバタしておりまして、今日はちょっと頭が回りそうにないためひとまずご報告のみで失礼します。明日起床次第、お返事させていただきますので少々お待ちくださいませ…!
確定ロルにつきましては、普段から綺麗な描写を書かれているので全然気が付かず…、寧ろ、段取り良く進めるためにも多少の確定ロルは必要な場合もあるでしょうし、今後もどうかお気になさらず*
ご報告のみで失礼致しました、蹴り可です◎ )




853: 逆巻 傑 [×]
2023-08-24 01:35:38



(/ いつもお仕事お疲れ様です…!リアルの状況とお返事につきまして、把握致しました。此方こそ、毎度丁寧なご報告と寛大なお言葉をありがとうございます…!
確定ロルの件に関してもご理解くださり感謝の念に堪えません…。私もある程度の確定ロルは肯定派ですので、もしそういった場面があってもどうぞお気になさらず、求めがあれば書き直しやらないこともない、のスタンスで居てくだされば幸いです。
蹴り可とありましたが、お礼を申し上げたく失礼致しました。お好きなタイミングで構いませんので、お返事、楽しみにお待ちしておりますね…!※蹴り推奨です )




854: 永瀬ひな季 [×]
2023-08-24 10:44:34



ん、…──
( 下唇にそっと柄を当てられるとそれを合図に唇を閉じ、スプーンストローが抜き取られていけば舌の上で溶かすように味わって味を当てようと──あれ、そもそもブルーハワイって何味なんだろう。先程まで美味しく食べていたはずの味だけれど、ブルーっていうからラムネっぽそうだし、ハワイだというからトロピカル感もありそう。ブルーハワイっぽいし、メロンかと言われたらメロンっぽい。味のヒントになる香料は、周りの露店の匂いも漂っているせいで全く参考にならない。双眸を伏せたまま飲み込むまでの暫時に小さく唸ったり自信なさげに眉尻を垂らしたり、いろいろ推測してはみたけれど見当が付かず。双眸を持ち上げ視界の正面に相手を捉えては、本当に分からないといったように神妙な面持ちで、口元に指先を添えながら小首を傾げると最後の最後まで解答に迷いを見せて )
……なにこれ、全然わからないんですけど…。メロ…、んん。ブルーハワイ?ですか?




855: 逆巻 傑 [×]
2023-08-24 13:59:55



へぇ…
( 視覚に頼れない中でも香りで容易に判別できるだろうと踏んでいたが、他の濃い香りが充満するこの場ではそうもいかないらしい。早速自身の検証結果と食い違いが生まれては、正答とも不正答とも取れる興味深げな感嘆を洩らし。そのまま正解を明かしても良かったのだけれど、返る反応に寧ろ自身の方が好奇心を唆られれば、同じ条件で公平を期すべく相手の問いには答えないままで。とはいえ彼女がこのゲームに飽きたと言うなら無理強いするつもりは毛頭なく、提案の形で様子を窺って )
…もう片方も食べてみます?




856: 永瀬ひな季 [×]
2023-08-24 15:48:38



…え、なんですかその反応!どっち…?
( 正解か不正解か、どちらとも取れるような相手の反応にはますます惑わされるようで、自信なさげに眉尻を垂らしながら少し覗き込むように様子を窺って。まさか、かき氷の真ん中の方の、二色が混ざりあう部分…なんてこともあるのだろうか。結局何の味だったかは明かされないまま、次の一口の提案を受ければ素直にこくりと頷いてみせ。指示を受ける前にまた双眸を閉じては、警戒心も何もなく無防備に餌を待つ雛鳥のように唇を開きながら待機して )




857: 逆巻 傑 [×]
2023-08-24 18:48:00



すみません、溶けかけですけど──あ。
( クライマックスをより盛り上げる為だろうか、打ち上がる花火も徐々に疎らになり始めれば、夜空までもがこの実験の行く末を固唾を飲んで見守っているようで。熱帯夜の空気に晒され続け、周囲が僅かに液体状になってしまったブルーハワイのかき氷を先程の要領で舌の上へと運ぶ最中、つるりとスプーンの縁から滑り降りた雫が少女の唇の端へと落ちてはすぐさま人差し指の背で掬い取る。そんな些細な手間取りはありつつも大方は問題なく助手の務めを果たしたなら、持ち替えていないと証明するように色違いのストローを両手に構えた姿勢のまま、最終的な結論を静かに尋ね )
…どうすか、味の違いは。




858: 永瀬ひな季 [×]
2023-08-24 19:57:49



…っ、…。
( ストローが当たるタイミングを待ち構えていたなら、ふいに口の端にぽと、と冷たいものが垂れ落ちた感覚がしては微かに長い睫毛を震わせ双眸を持ち上げそうになる。直前に溶けかけであることを伝えられていたためすぐに理解するけれど、つつ、と垂れかけた雫を今度は温かな彼の指に掬い取られると少しだけどきっとして。そうして再度の検証でも舌に集中して考えてみるけれど、1度目と同様に周囲の匂いによって結局のところ何味だか判別はできなくて。開けた双眸は味の判別検証の降参とほんの少しの悔しさを示すように、むむ、と横線に。ほとんど勘ではあるけれど、数刻前まで自分が手にしていた色の方のストローを指差しながら小首を傾げて解答の照合を待つも自信はなさげに )
ん~……。正直わかんないです…、に、2番目こそブルーハワイ…?




859: 逆巻 傑 [×]
2023-08-25 11:03:48



…一回目がメロンで、二回目がブルーハワイ。
( 難渋した表情の相手が恐る恐ると答えを出したなら、問うた時と同様の声色で今度こそすんなりと事実を伝え。結局どちらもブルーハワイと答えた少女が一問ずつ正解と不正解を分けることになるのは当然として、彼女が大雑把な味覚の持ち主でないのなら、視覚と嗅覚を遮断された状態では味わいに差がないという話も信憑性を帯びてくる。自身の隣に据え置いたかき氷のカップに二本のストローを差してから拾い上げると、その中を覗きつつ「…本当に分からないんすね」と感心したように呟き、また二人の中間地点へと戻して )




860: 永瀬ひな季 [×]
2023-08-25 17:12:18



結構難しいですよこれ…、それかわたしの舌がバカなのかな…?
( 2回目に正解を得られては少しほっとするけれど、どちらも勘での回答となればさして喜ばしいものとは言えず。二人の間に置かれた二色のかき氷を、じ…と困惑したように見つめては、自分の舌を心配するようにそのままぽつりと漏らして。味は同じという噂は本当なのかもしれないけれど、もし彼が正解を言い当てたならちょっと恥ずかしいし今後迂闊に食べ物などのおすすめができなくなる。そんな心配を抱えつつも当ててみせるのかは興味はあって。かき氷の容器を両手で取っては、次の挑戦者ににっこり微笑み掛けながら双眸を伏せるように促して )
…じゃあ今度は逆巻さんの番っ。…目、閉じてください。




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