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 可愛いの魔法 (〆)/2779


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自分のトピックを作る
2161: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-03 20:53:29



おはようございます!
( 遊園地デート(自称)から帰宅後、まっすぐ自室へと戻り当日の出来事を憧れのアイドルである怜ちゃんに真っ先に報告したのは言わずもがな。〝子ども出掛けるのはデートって言わない〟と単純に完全に子供扱いされてる気がするだとか、高校生とアイドルを理由にお付き合いを断られただとか。けれど嫌いとは言われてないからどうにかして振り向かせたいのだと恋愛の先輩である彼女へアドバイスを求めたところ、後日彼女から送られきたのは船上パーティーのチケットで。ドレスアップで大人の色気をアップさせ、ダンスシーンでは接近してどきどきさせようという、その名も〝18歳でもれっきとしたレディーなのです大作戦〟。チケットをお仕事用のトートバッグに忍ばせて、いざメイク室の扉をノックし中から返事があったなら、告白をして振られた後の気まずさなんて一切感じさせないような意気揚々とした挨拶をしながら扉を開けて。──しかしどのタイミングで誘おうか。彼の対応が普段通りなら促されるまま席に座ると、そわそわとカウンターの端に寄せて置いたトートバッグへと何度か視線を遣りながら「そういえばトワハトくんのサブレおいしかったですか?」なんて世間話を織り混ぜつつタイミングを窺うだろうか )

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( / さすが背後様、賢い!その戦法ありがたく使わせていただくかもしれません…()
すぐひなと離れた一日ではありましたが思い掛けず彷彿させる曲があり、友人はコロナに罹ってしまいぼっちでの行動でしたがおかげさまで充実した一日でした…!楽しかったです*

ではではメイク中にお誘いの方させていただきますね!船上パーティーイベもよろしくお願い致します* / 蹴り可 )




2162: 逆巻 傑 [×]
2024-06-04 12:32:07



…おはようございます。
( アイドルのごっこ遊びならとおざなりに受け流していた好意が、いつの間にか──あるいは最初からか真実味を帯びていると知れば、普段と変わらない相手の登場もどこか違って映るもので。数日頭を悩ませた種である彼女の通常運転ぶりが少々恨めしくも有り難く、「どうぞ」と椅子を引いては此方も普段通りに席へと案内する。結論として、交際の申し出を断ってもめげる気配のない以上、これまでと同じくこの華奢な体に宿る恋心が鎮火するのを待つしか手はないが、今より燃え上がらせないという配慮には己が責任を持つべきだろう。クライアントとしての友好関係は維持しながら不必要に親密にならない、名付けて〝恋心下火作戦〟を胸に掲げてケープを広げる最中、ふと遊園地土産の話題が投げ掛けられると、そわついた様子には意識的に気を留めないまま、返答の最後に「ご馳走様でした」と付け足して )
ああ…はい、美味くて3枚とも食べる用になりました。




2163: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-04 15:23:50



わ、全部!そんなに気に入ってもらえたならよかったです!
( 3枚とも完食したと聞けば、ぱっと嬉しそうに笑みを広げながら両手を合わせて、あげて良かったなあと満足げに背景に花を咲かせる。布教用として全部人にあげること以外なら、例え勿体なくて食べれていなかったとしても同じように満足していたはずで。「でもそんなにおいしかったんですね…わたしも自分の買っておけばよかったなあ」と、うーん…と人差し指を顎に添えながら僅かな後悔を呟き。トワハトくんのマスコットキーホルダーも買い、メンバーたちの担当カラーのサブレや怜ちゃんへのサブレ分も買っていたら、自分用は買えなかったのだ。鞄を変える度に律儀に付け替えている、トワハトくんがぶらさがったトートバッグを手繰り寄せ膝の上に置いては、人形遊びをするようにトワハトくんの両手である羽をぱたぱたと動かしながら「また一緒に行ったら買えるね!」と適当な想像で裏声を当てながら遊園地デートへのお誘い。──をしてから、はっとする。大人っぽさをアピールする作戦を掲げていたばかりなのに、普段から繕わないせいかつい自然体のまま行動してしまうと、反応を窺うようにちらりと背後に立つ彼を見上げて )




2164: 逆巻 傑 [×]
2024-06-04 19:52:58



( 思い出に浸るようなタイプでもなく、わざわざサブレ一枚を渡しに行くような相手もなく、貰った3枚の平たい白鳩は日毎に己の胃の中へと収まるばかりだったのだけれど。渡し甲斐のない自身に引き換え、彼女はあの日幾つかの土産袋を持っていたにも関わらず自分の分を買いそびれたらしく、交友関係が広いのも大変なんだな、と実力のほか人脈も大いに重要であろう芸能界の渡世に思いを馳せて。そこへすかさず少女の声が高く鳴り、首に巻き付け終えたケープから視線を上げると、鏡越しに見えるのは羽を広げたマスコットとマスコットの威を借る少女。しかし立体の白鳩に答えるより早く下方の黒髪が此方を振り返ったなら、人形劇のような口調でそちらに辞退の返事をし、率直すぎる〝美味しいのは確かだが、入園料を払って買いに行く程ではない〟という感想は公式キャラクターと贈り主の手前黙っておくことにして )
一緒じゃなくても買えるよ。




2165: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-04 21:32:12



……、それだと〝遊園地デートのお土産の鳩サブレ〟じゃない…。
( 見上げた彼から当然のように辞退の返事を受けては、片頬をぷくっと膨らませながら告げつつ、表情からも拗ねたように〝そうじゃない〟ことを訴えて。まあ、これは現地でも断られていたし辞退されるのは薄々わかっていたことではあるけれど、少なからず寂しい気持ちは沸くもので。ほんの少し落ち込んだように手元へ視線を落としては、トワハトくんを指先で捏ねるように少しの間弄ぶと、羽をぱたぱたと動かしながら〝がんばって!〟と心の中で自分を激励してみる。準備運動はしたから、今度こそ!と徐に顔を上げたなら「じゃあ一旦、それは諦めます。…一旦ね!」正面の鏡に映る彼を見つめながら念を押したかと思うと、新たに、そして本命であるお誘いを今度は自分の言葉で告げ。どきどきと緊張で仄かに赤らんだ頬。手のひらの中には今度はトワハトくんではなく、2枚の船上パーティーのチケットが握られていて )
だからその、代わり?に、船上パーティーに一緒に行きませんか!




2166: 逆巻 傑 [×]
2024-06-04 23:23:05



( 自身に対する愚痴でもぼやいているのか、マスコットと恐らくはテレパシーで会話している少女の前髪にヘアクリップを差し込むと、手持ち無沙汰に眼前の黒髪を指で梳きながら彼女らの対話が終わるのを待つ。そう掛からず持ち上がった頭につられて此方も前方へ視線を向けた瞬間、鏡の中で目が合って僅かにたじろぐも、更に驚くべきは相手の口から〝諦める〟という言葉が飛び出したことだろうか。けれども続く誘いで元より遊園地は前座的な位置付けだったのだと悟れば、そんな心理テクニックがあったかもしれないと納得しかけ、すぐにいずれに照らしても該当しないと思い直して。やはり何のテクニックもなかった船上パーティーへの誘いに対する返事は、遂行中の作戦を考えても考えなくとも間髪入れずの〝ノー〟。それから無理矢理な繋ぎへの指摘も付け足し始めたところで手に握られた2枚のチケットの存在に気がついては、まさか先に買ってしまったのかと危ぶみながら訊いて )
行きません。…っていうか何の代わりにもなってな──、…どうしたんすか、それ。




2167: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-05 00:59:46



ええっ!
( 間髪入れずにまたもや断られてしまえば、ショックを受けたように衝撃マークを頭上に浮かべつつ眉尻を垂らして。少しくらい考えてくれたっていいのに…と肩を落としながらも、〝一旦諦める代わり〟である本命のお誘いデートは、もちろんまだ諦めるはずもなく。手に握ったチケットに気が付いた彼から所在の理由を尋ねられると、興味を示してくれたのかと勘違いして「なんとパーティーのチケットを、玲ちゃんから貰ったんです!!」じゃじゃん!と2枚のチケットの両端を指先で摘まみ広げながら、嬉々とした笑みを浮かべて見せ。チケットには男女ペア限定の文字だったり、ドレスコードの文字だったりが見え隠れし少々格式高いことが伺えるはずで。正直彼は華やかな船上パーティーに憧れを抱かないだろうけれど、ダメもとで憧れの同調を求めてみて。また断られたなら、最後の砦となる唯一同行してくれそうな言葉を引っ張ってくるしかないのだけれど )
えっとね、玲ちゃんは既にこの日は予定があって、持て余してたんですって。憧れませんか、船上パーティーですよ船上パーティー…!




2168: 逆巻 傑 [×]
2024-06-05 12:14:43



浅倉さんか……。
( 自費でないことにひとまず安堵するものの、チケットの出どころとして挙がった名前に反応しては、共感を求める問い掛けもそっちのけで考えあぐねるように眉を曇らせ。それは何も伝説的アイドルの威光に気圧されたわけではなくて、参加しないことで相手が憧れの人の心証を損なうことを危惧したからであり。両者の間に自身に対する連帯関係があることも、彼女達にもまた水面下で進行している作戦があることも露知らず、芸能関係者のみで行われるらしいパーティーのチケットに少し近付くと難しい顔で暫しにらめっこ。それから代役を推薦しようと試みるも、〝知り合いの芸能人〟では一悶着あったモデルが浮かび、〝事務所のスタッフ〟では仕事に繋がる人脈作りを期待されるのでは、と言ったそばからどちらも取り下げてしまえば、意外と的確な人選なのかと口を噤んで。苦し紛れにまだ見ぬ何者かの影を探して続けた声は、にべもなく断った時とは打って変わって弱々しく )
…俺じゃなくても、知り合いの芸能人──…いや、事務所のスタッ──……。…、誰か他にいないんすか、誰か…。




2169: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-05 16:00:40



いないです!
( 難しそうに顰められた双眸が近付けば、お誘いが成功するかどうかの不安が過りながらも、そんな顔もかっこいいと黒々とした瞳に焼き付かせて。あれこれと候補を挙げていく彼だけれど、そのどれもが途中で言葉が途切れ、弱々しいものに変わりゆくにつれて、彼を見つめる瞳は希望が見えたように一つ二つと煌めきを灯し。今度はこちらが間髪入れずにきぱっと宣言をすると、「折角玲ちゃんから貰ったチケット、無駄にしたくないし…船上パーティー憧れるし…」と一度双眸を伏せつつ、行きたい理由を並べていく。一番の理由ではないものの、もちろん本心の一部だからそこに偽りはなく。睫毛を持ち上げ彼の瞳と向き合うと、チケットを一枚自分の顔下へ寄せ、もう一枚は彼へ差し出すように向けながら最後のお願いを、仕事に真摯な彼だからこそ効くだろう言葉を添えつつ、きらきらとしたら瞳で訴えかけて )
ね、逆巻さんおねがいっ!一緒にパーティーに行ってください!…それにほら、参加者ってみんなドレスアップするだろうから、メイクの勉強にもなると思うんです。きっといい刺激になること間違いナシ!ですよ!




2170: 逆巻 傑 [×]
2024-06-05 19:37:58



まぁ……確かに、一理ある…。
( 聞けばそう返るだろうと予測していた返答が待ってましたとばかりに放たれると、畳み掛けるように彼女の言い募る船上パーティーへの思いに、一度下した決定と抱いていた決意がぐらぐらと揺らいで。駄目押しに飽くなきメイクへの探究心まで刺激されてはついに押し負け、じわりと手を伸ばしてチケットの端を確かに掴む。受け取ってしまった招待状を眺めながら不安な計画の先行きを思うけれど、そこには何処へも辿り着くことなく夜の海をひと回りして元の場所に戻る会場の豪華客船が載せられているだけで。意識を切り替えるように短く息を吐き、記された日時を確認して顔を上げたなら、行く行かないの話は済んだものとして当日のドレスアップへと話を運び )
…じゃあ、水瀬さんのヘアメイクは俺がやるでいいんすか。




2171: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-05 21:46:34



わあい、やったあ~!ありがとうございます!
( いよいよ手が伸びてきて、はし、と掴まれたチケットが自身の手元から離れ彼の手元へと完全に移れば、ぱああっと晴れやかな笑みを広げながら歓喜の声を上げて。嬉しそうに背景にお花を咲かせ、尻尾をぱたぱたと振っているような雰囲気でうきうき気分でいたところ、当日のヘアメイクの話になりぱちりと双眸を瞬かせ。そのことまで頭にはなかった、と宙へ視線を浮かせる。今までプライベートで会う時は自分でメイクをしていたけれど、ドレスアップに合わせたメイクはしたことがなく自分でやるのは不安。かといって今回お仕事ではないし。「で、でも今回お仕事じゃないですし…、でもでもパーティー用のメイクって自分でしたことがなくて…」とチケットを唇に寄せながら微かに眉尻を垂らし、呟くように不安を口にして。それから恐る恐る小首を傾げながら続けて問いを重ね )
一回のメイクの依頼料って、いくらくらいですか…?




2172: 逆巻 傑 [×]
2024-06-05 23:19:46



そうだな…条件によって色々だけど、今回なら──…
( そのまま一言『お願いします』と言われればそれだけで請け負うつもりでいたものの、プライベートでの親交を求める割に、なのか、求めるからこそ、なのか、契約面での線引きを曖昧にしない少女は窺うように此方を見遣って。とはいえ今回は自身も参加するパーティー用のメイク──依頼のために出向くのではなく、言わばついでのようなもの。今この場で簡単な試算をすることも、それを相手が支払うこともできないことはないのだろうが、通常の依頼料を請求するのはさすがに気が引けて、思案する振りで視線をやや横に動かし。そして勿体ぶったような溜めの後、縁がなさすぎて相場も分からない貰い物のチケットをひらりと掲げながら相手に向き直ると、とぼけた疑問形で追加の予算は必要ないと伝えて )
…パーティーのチケットくらい?…ってことで、これ貰った代わりにやるすけど。




2173: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-06 01:52:36



……──へ。いいんですか…!ぜひ、ぜひそれでお願いします!
( プロのヘアメイクアーティストからプロの技術を施してもらうのだから、プライベートであっても無償で頼むつもりはなく、けれどもお小遣いの範疇に収まらなかったらどうしようかと、どきどきそわそわと落ち着かぬ心地で依頼料の請求金額に耳を傾け、ごくりと生唾を飲み込んだなら。〝このチケット代くらい〟との返答に双眸をぱちくりと瞬かせる。このチケットがいくら程の相場か知らないのはこちらも同様だったけれど、それで良いのならありがたく乗っからせてもらおう。安堵の笑みをぱあっと咲かせながら数度頷いてヘアメイクを依頼しては、「えへへへ…逆巻さんとパーティー、すっごく楽しみです!」と浮かれた花を周りに漂わせ。「でも社交ダンスとか経験ないから、今からでも練習しなくっちゃ…!」ぴら、と翻したチケットの裏面に記された〝豪華ビュッフェや生楽器演奏によるダンスタイムなど、心ゆくまでお楽しみください〟との文面を見つめつつ意気込みを小さく零すと、トートバッグへと大事に仕舞いこもうか )




2174: 逆巻 傑 [×]
2024-06-06 20:02:05



…──え?
( 取り急ぎの決め事が片付き、詳しい話は後日として一度チケットを仕舞おうと手荷物の置き場所へ足を向けた折、ふと背後から思わぬ単語が聞こえてきては立ち止まって振り返り。その先で手首を返した少女が眺めているのは、船の写真が大きく印刷された面の裏、細かな文字が羅列された説明と注意書きの面で。すぐさま彼女に倣って手元の紙切れを裏返し、目を走らせると、そこには確かに〝ダンス〟の文字。華やかなパーティーと同じくらい縁のないそれに〝的確な人選〟との思いは崩れ去り、「俺も社交ダンス──…というかダンス全般、経験ないんすけど…」と戦々恐々呟いたのを契機にダンスの練習まで予定に組み込まれたなら、その後の仕事では心を落ち着かせようとするかのように一心不乱にメイクブラシを動かし始め )

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( ──斯くして迎えたパーティー当日。仕上げを終えたブラシをドレッサーに置けば、眼前にはドレスのイメージと本人の要望を盛り込んだ今夜のためのメイクが完成していて。出来栄えを確認するように顔の角度を変えるのに合わせ、右側で掻き上げた前髪がはらりと揺れ、右耳に通したシルバーのチェーンピアスも静かに音を立てたなら、左耳には菱形に縁取られた赤と青のストーンピアスがちらちらと覗くだろうか。薄手の黒いタートルネックに深いネイビーブルーのスーツ、黒のドレスシューズでシックにまとめた装いの中、白く清潔に煌めく小振りな一粒パールのネックレスを鎖骨に滑らせながら満足げに身を起こすと、「…髪は?どうしますか」と簡素にヘアアレンジのイメージを聞き取り。華奢なデザインのリングを今は全て机の上に外して置いた両手指で、自在に想像を形にしていって )

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(/ 背後より失礼します。かなりざっくりと飛ばしてしまいましたが、この間にしたいやりとりがあっただとか、まだ切るタイミングじゃなかった…だとかがあれば、後半のロルは一旦無視していただいて構いませんので…!特になければ蹴り推奨です◎ )




2175: 永瀬ひな希 [×]
2024-06-06 21:20:34



あ、はいっ!えっと、これを使って欲しいんですが──……
( カジュアルな正装に身を包んだ、彼自身もまたドレスアップをした姿は目の保養という言葉がぴったりで、メイクを施される間中ほう…とうっとり見惚れてしまって。ふんわり色付くチークの下でぽわぽわと頬を色付かせていると、見惚れている間にいつのまにかメイクは仕上がったようで、幾拍か遅れて艶やかにカールした睫毛が縁取る双眸をばちりと瞬かせては、しゃきっと背筋を伸ばし。これを、と話しつつ両手でバッグから取り出したのは、以前彼がプレゼントしてくれたかすみ草のヘアアクセサリー。「髪は片側に寄せて、大人かわいいイメージにしてください…!」と要望を示したなら流石プロ、完成するまではあっという間で。イメージ通りのヘアスタイルまでもが完成したなら、椅子から立ち上がり、鏡の前で数方向からの角度の確認を黒のブロックチェックのチュールレースワンピースの裾を翻しながら行うと満足げな笑みを広げて。コツ、と5㎝ヒールのビジュー付き黒のエナメルパンプスを鳴らしつつ一歩彼の前へと歩み出したなら、下から覗き込むようにして問いかけつつ、可愛らしさを残しながらも大人びたメイクを施された顔を無邪気に綻ばせて )
わあっ…わたしじゃないみたい…!ねえねえ逆巻さんっ、これなら逆巻さんの隣にいても釣り合いますよねっ?




2176: 逆巻 傑 [×]
2024-06-07 18:34:20



…ん、少なくとも高校生には見えないすね。
( 黒を基調としたモノトーンのアイテムで着飾った少女は、普段のアイドル姿や学生姿とは印象を変え、元の可愛らしさに大人っぽさが加わったさながら何処ぞの令嬢といった風貌で。鏡の前でひらひらとワンピースをはためかせる様を傍で影のように見守り、変身に綻ぶ面持ちに薄く口元を緩めながら机に置いておいた3つのリングを指に通し直せば、ヒールの靴音に呼ばれて顔を上げる。自らの手でメイクアップしたこともあり大きく見違えるようなことはないものの、そこに立つ相手は此方に歩み寄る距離と同じだけ認識上でもぐっと己に近付いて感じられ、僅かに瞠目した後に素直な肯定を口にして。「こういうテイストも──」可愛い、と軽率に言いかけて、ふと思い出すのは遊園地で聞いた彼女のときめく瞬間の数々。はっと息を呑むように不自然に言葉を止めたなら、続く濁し方もやはり不自然そのもので )
…いや…、…うん。パーティーっぽいんじゃないすか。




2177: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-07 19:00:13



( / ひえ…いつかやると思っていたのですが、玲ちゃんの名前だけでなく、自分の名前まで間違えてしまいすみません…;; 間違いなく>>2175は本物です…。お返事もう暫くお待ちくださいませ…! / 蹴り推奨 )




2178: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-08 02:56:20



えへへ、よかったあ…!
( 普段より大人っぽい、と解釈しては狙い通りに上手くいったと上機嫌。いつものように無邪気に表情を綻ばせては、メイクやヘアスタイルも相俟って普段より華やかさが増すだろうか。けれど〝こういうテイストも〟の後いつもなら似合うだとか、可愛いだとかさらりと続いてくるはずなのに彼の言葉は変に途絶えて。当然違和感を覚え、きょとんとした表情を浮かべながらヒールのせいで普段より近い距離で「だってそういうテイストですもん」と軽くつっこんで。違和感の他に感じたのは既視感。前にもこんなことあったなあ、と静かに一度双眸を伏せつつ回顧すると。そ、と双眸を開いた瞳には少しばかり不安と〝言ってくれないの?〟という不満が織り混ざった色を滲ませながら、可愛いか綺麗かの二択で迫りつつ、片側に寄せた髪の方向へ小首を傾げ問い掛けて )
──…、今日もかわいい?それとも綺麗ですか?…逆巻さんがメイクしてくれたんだもん、どっちでもないなんてこと、ないでしょ?




2179: 逆巻 傑 [×]
2024-06-08 15:13:14



( 至極当然のコメントに至極当然の突っ込みが入っては、誤魔化し方のまずさを自覚して「…すよね…」と消え入りそうな声で零しつつ顔ごと視線を横に。居た堪れず意味もなく左耳のピアスに触れ、それから出発を促そうと目線を正面に戻した矢先、何か物言いたげな双眸がじっと此方を捉えていることに気が付けば発しようとした言葉を一瞬忘れて。そして眼差しでの訴えのみならず実際に少女に問われて答えようとした〝どっちも〟という本心は、既の所で薄く開いた唇を乗り越えることはなく、代わりに一度閉じて再び開いたそれが紡ぐのは当初の予定通り出発の合図で。逃げるようにそれだけ伝えてしまうと、相手が納得するしないに関わらず、さっさと歩き出してしまうだろうか )
…会場に行けばすぐ分かるすよ。きっと飽きるほど言われるだろうから。




2180: 永瀬ひな季 [×]
2024-06-08 19:07:10


 
わたしは逆巻さんに言ってもらいたいのに~…っ、あ!待ってください…!
( なぜだか知らないけれど、こちらが求める言葉をどうあっても言いたくはないらしい様子に眉尻を垂らしつつ、下ろした腕の先で抗議をするように拳をぐっと握りながら片頬をぷくぷくと膨らませる。けれどそれもここまで。事あるごとに引き結ばれた唇からつい気持ちが溢れてしまうくらいに、今日は普段とは違う自分を見せつけるのだ。最後に改めて決意するようにきゅっと拳を握り直したなら、先行こうと進み始めた彼の背を見ては慌てて拳を解き。パーティー用に事務所から借りてきたベージュのサテン生地のクラッチバッグを代わりにその手に持つと、普段アイドル衣装で履くものよりも随分と細い履き慣れぬヒールを鳴らしつつ彼の背を追い掛けて。───場所は移り、夜の港で穏やかな波に揺れる豪華クルーズ船前。夜空を背景に煌めいた照明が灯るクルーズ船を、自身の瞳にきらきらと反射し煌めかせながら隣の彼へとついはしゃいで呼び掛けてしまうのは、根本的な中身は変えられないからだろうか )
わ~っ…見て見て逆巻さん、大きい!わたしこういう船乗るのも初めてです!楽しみですねっ。




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