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2人だけの世界で 〆/14707


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13870: ネイ・フレッチャー [×]
2024-09-17 11:27:54

『エディ…?』

(悪魔はその顔をじっと見つめながらも確かめるようにそう呟き、元悪魔は「…はい、ネロ様…ネイ様にお仕えしていた時は、確かにその名前でした」と悪魔の頭を撫でてやり。一方、青年は「……なんで、みんな俺をいじめるの…」と泣き続けており)

13871: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-09-17 11:45:54

『!ネロは覚えてるんだね』(天使は、その様子に少し驚きつつ呟いて、『ネロ、ロイさん好き?』と尋ねて。一方、悪魔は青年を見つめつつ、「…レンは誰に何をされて嫌だったの?俺が、俺たちが悪かったら謝るからさ、教えてくれよ」と言いつつ、髪を撫でて)

13872: ネイ・フレッチャー [×]
2024-09-17 13:54:36

『うん、エディは優しいからすき』

(悪魔は元悪魔を抱きしめ返しながらそう伝え、元悪魔はそんな悪魔の様子を見ては頬を緩め。一方、青年は「うるさい…謝ったところで変わんないもん…」と頭を横に振り彼の手を退けさせて)

13873: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-09-17 15:42:40

『そっか…ロイさんも嬉しそう』(天使は、微笑ましげにしつつ言い、悪魔の相手の頬をつついて。一方、悪魔は、「確かに何も変わらないかもしれない。でも、レンが嫌な事はしたくないから、直すことはできるよ」と言い)

13874: ネイ・フレッチャー [×]
2024-09-17 15:48:51

『エディ、なんで天使になったの?なんで俺のこと置いていったの?』

(悪魔はしばらく夢中になって抱きついていたが、ハッと顔を上げては気になったことを尋ね、元悪魔はどう答えるべきか迷ったものの悪魔に伝わるよう噛み砕いて説明し。一方、青年は「…お前のそういうとこが嫌いなの!1人にして!」と声を荒げて)

13875: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-09-17 16:15:26

『!…ロイさん、大変だったんだね』(天使はその話を聞いて、大変だったんだなと思いつつ言い。部下は、人間界に向かい、相手らのいる家に着けば、チャイムを鳴らして。一方、悪魔は「…悪いけど、お前を1人に出来ない。逃げられちゃ困るからな」と言い)

13876: ネイ・フレッチャー [×]
2024-09-17 21:33:48

「ええ…ですが、過ぎたことですから」

(元悪魔は悪魔の頬や尻尾を撫でつつそう話し、「…あの、もう少しネロ様をお借りしてもよろしいですか?」と尋ね。一方、自分は相手に玄関を見てきてもらうよう頼み、青年は「…ほんと嫌い」と呟けば目を瞑り寝たフリをし)

13877: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-09-17 21:51:50

『うん、いいよ。俺、にぃ兄様の様子見てくるね』(天使は頷いてはそう言って、悪魔の相手に『ロイさんと、いい子にね』と言い、部屋を出てリビングに行き。天使の兄は玄関に行き、念の為姿を確認してから扉を開けて、部下を中に入れて。一方、悪魔は「レンがどれだけ俺を嫌っても、俺にとっては大事な弟には変わりねぇから、好きにしてくれ。周りの奴ら全員に好かれようとするのはやめたし」と言いつつ、兄に『話終わった。レン、寝たふりしてる』とメッセージ送り)

13878: ネイ・フレッチャー [×]
2024-09-17 22:00:54

…ルー、いらっしゃい

(自分は青年が連れて行かれたことへの申し訳なさから部下と目が合わせられず、兄は彼からのメッセージを確認すると部屋に入り「…それで、どうだったんだ」と彼に尋ね)

13879: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-09-17 22:16:47

「先輩から聞いた、レンは連れて行かれたみたいだけど、他のみんなは無事でよかった」(部下は天使の相手を見ては、抱きつきながら無事でよかったと言い。天使はリビングに入れば、『ルーくんだ、来てたんだね』と言い。一方、悪魔は「色々話してみたけど、ダメだったよ。せっかく2人にしてもらったのにごめん」とあえて青年の目的のことは言わずに兄に伝えて)

13880: ネイ・フレッチャー [×]
2024-09-17 22:43:16

で、でも…ルーの恋人、だよ…?

(自分は部下に抱きつかれると、自身の恋人が攫われたというのにそれでいいのかと尋ね。一方、兄は寝たフリをしている青年の耳に入るように「そうか…この調子が続けば、処分も考えないとな」と呟き)

13881: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-09-17 23:17:30

「…そりゃあ、色々思うことはあるけど、言ったとこでレンは帰ってこないから」(部下は眉を下げつつ笑いながら言い、「魔界に乗り込みたいくらいだよ」と伝えて。天使は、天使の兄と軽く話していれば、元悪魔と話すと言ったため、元悪魔のいる部屋に行き。一方、悪魔は、少し驚いたが本気では無いのではと思えば、「俺もそれがいいと思う。ネイたちもルーもいっぱい悲しむし、いっぱい苦しむと思うけど」と兄ではなく青年に語り掛けるように言い)

13882: ネイ・フレッチャー [×]
2024-09-18 00:34:13

…そっか

(自分は部下にかける言葉が見つからずそうとだけ呟き、元悪魔は目いっぱいに悪魔を愛でており。一方、青年は2人の会話を聞くと「…やっぱ大っ嫌い」と呟き)

13883: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-09-18 00:47:48

「俺は絶対無事に帰ってくるって信じてるから、大丈夫だよ」(部下は微笑みつつ、青年を信じていると伝えて、相手の手を握り。天使は部屋に着くとノックをしてから中に入り、『ロイさん、にぃ兄様がお話したいって言ってるんですけど…大丈夫ですか?』と尋ね。一方、悪魔は青年の様子にどうしたものかと思っていたが、携帯に着信があったことに気付き、『何も言わずに出てきてごめん。まだ連れて帰れないけど、レンは無事だよ』と天使の相手にメッセージを送っておき)

13884: ネイ・フレッチャー [×]
2024-09-18 01:01:08

!…ルー、レンは無事だって!

(自分は本当かと不安になっていたが、彼からのメッセージを確認しては嬉しそうに伝え。一方、元悪魔は「…はい、どうぞ」と伝えては悪魔から離れ、2人の近くに寄り)

13885: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-09-18 01:08:53

「!よかったぁ…」(部下は安心してか、腰が抜けて、その場に座り込み、心底安心した顔をしていて。天使の兄は、少し気まずそうにしては、「あー…その、さっきは悪かった。…お前にも、事情があんのはわかってるんだが…その、なんだ…早くなんとかしねぇとって思っちまって、お前に手を上げようとしちまった」と少しもごもごとしつつ謝っていて)

13886: ネイ・フレッチャー [×]
2024-09-18 01:33:28

…ルー、レンが帰ってきたら怒らないであげて

(自分は部下の安心した様子を見てはハッと思い出したようにそう伝え、元悪魔は「……いえ、私こそ大人気なかったですね。申し訳ございません」と謝り)

13887: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-09-18 01:45:33

「わかってるよ、レンはもう軽い気持ちで行かないと思うから」(部下は、以前青年が魔界へ行った際に叱ったため、行かないと思うと伝え。天使の兄は、元悪魔の様子に安堵して、「ロイに聞きたいことがあるんだが…」と言いつつ、天使に目配せすれば、天使は立ち上がり、悪魔の相手の手を軽く引きつつ、『ネロ、お部屋行こ』と言い、自分たちの部屋に向かい)

13888: ネイ・フレッチャー [×]
2024-09-18 01:49:35

「…何の事でしょう?」

(元悪魔は相手がまた彼に話したことについて聞きたがっているのだと考え、また適当にはぐらかすしかないと思いつつもそう尋ね。一方、悪魔は『あのね、エディにいっぱい撫でてもらったよ』と楽しそうに天使の彼に話しており)

13889: アンジェロ・ヴィクトール [×]
2024-09-18 02:06:06

「…前に頼んでいたフレッチャー家について、わかってる範囲で教えてくれ」(天使の兄は、記憶について言うか迷ったが、確信がない以上、言わない方がいいと思い、以前頼んだ結果を尋ねて。天使はベッドに座りつつ、『そうなの?ふふ、ネロはロイさん大好きなんだね』と言い。一方、悪魔は「…俺のことはいくらでも嫌ってくれていいよ。でもその代わりさ、ネイやルーがレンの行動を見て、どう思うか考えてみてよ」と青年に伝えて)

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