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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
31:
荒牧 聖彩 [×]
2022-08-31 17:48:43
( 去り際に頭にさらりと触れていった手に、撫でられたのだと気付くまで時間は掛からなかった。ほんの数秒の出来事でも勝手に心が騒ぐのだから、我ながらチョロいなとつくづく思う。きっと彼の目論見通り、それでも嬉しいものは嬉しいのだから仕方ないだろう。彼が撮影を見に来てほしいと口にしたのも、喜びを助長する要因のひとつで。どうにか仕事中は冷静でいたい。緩みきっているであろう表情を引き締め、深呼吸をして気持ちをリセット。休憩が終わるとすぐに衣装替えの時間が来て、軽い打ち合わせを済ませてから彼の撮影場所へと足を運び。撮影の邪魔にならないよう、少し遠くから眺めることにした。マネージャーがモデルの様子を見に来たところで不自然さもないはずであり、特に咎められはしない。違和感なく空間に溶け込むことに成功し、安堵に胸を撫で下ろして。ひとつ前の衣装も勿論素敵だったが、新しい衣装も相変わらず似合っている。否、彼に似合わないものなどほぼないに等しいのだけれど。突飛なものでもきっと着こなすのだろうと想像を巡らせながら、彼の姿をじっと見詰めて )
( / プラスアルファ、どちらも素敵です……!お互い想い合っているはずなのにどこかすれ違うような展開、とても良いと思います。一先ず聖彩に撮影を見に行かせてみました。今回はほぼ行動していないために()やや短めとなりましたが、進めば元通りの長さに膨らむかと……! )
32:
深町 真幌 [×]
2022-09-04 00:26:55
( ささやかな秘密の恋人との時間も終わり、スタッフに案内されるまま別室に移動する。そこには先に衣装替えを終えたらしい今回の相手役となるモデルが居て、自身を見るや否やおずおずと声を掛けてくる。彼女とは他愛もない話やちょっとした相談を持ち掛けられる程度の仲だったけれど、どこか緊張気味の表情からはそれ以上の感情が見て取れた。メッセージアプリのID交換を申し出る内容に、恋人の嫌がる顔が浮かぶのを自覚しつつ快諾する。スマートフォンを取り出し、その場で登録して見せれば「いつでも連絡して」と紳士的な笑みを見せ、一番上にある連絡先から目を背けるように画面ロックをかけて。手早く衣装替えを済ませ、スタジオに出るとその一番上の連絡先の相手を瞬時に見つけて表情が僅かに緩む。すっかりその気になったらしい相手役のモデルが彼女気取りで誰なのだと探りを入れてくるけれど、マネージャーだと答えるとそれ以上の追及はなく。しかし、撮影が始まれば見せつけるように体を寄せ、彼女に対して牽制をしていることは明らかで。自分への執着心を露わにされることは心地が良く、何にも気付かない振りで彼女を受け入れるも、それ以上に恋人がどんな反応を示すのかの方に関心が向くと、それとなくちらりと恋人の方へと目を遣って )
( / お褒めの言葉ありがとうございます……! 早速取り入れさせていただきました。相手役の女の子が暴走しておりますが、彼女に対してはお好きに対応していただいて大丈夫です。また、ロルの長さについても書いてみて書けた分、くらいで構いませんので、お気軽にお相手いただければ幸いです! )
33:
荒牧 聖彩 [×]
2022-09-07 23:03:21
( きらきらとした格好良い恋人の撮影風景を眺めるのはとても楽しい。大袈裟かもしれないが、見ているだけで幸せになれるほどの効果をもたらす。それでも気に入らないこともあるわけで、カップルの設定で女の子と組むときは必ずといっていいくらいにはもやもやするのだ。テーマがテーマだから仕方ないと言い聞かせてみても、どうしたって嫌だ。彼がどこか楽しそうに見えるから。周りからお似合いだの理想のカップルだのと聞こえてくるのもそれを助長させる。離れてくれだなんて子どもじみた我が儘は内に秘めたままで彼のことを見詰めていれば、ふと目が合ったような気がして。なんで他の女の子と仲良くしてるの。なんでそんなにくっつく必要があるの。この気持ちは後でぶつけさせて貰おうかと考えつつ、ややじとりとした視線を向け。自然と握り締める手にも力が入り、苛立ちが表面化しており。一旦休憩と声が掛かると、彼ではなく相手役の女の子の方へと歩みを進める。間違っても彼と付き合っていることが伝わってしまわないように細心の注意を払い、笑みを浮かべながら仕事モードに切り替えて。あくまでもマネージャーとしての対応をしなければならないのだからと、私情は押し込めて冷静に努め。彼女に向けて軽く会釈をした後、バレないように彼へと少し棘を含んだ視線を送り )初めまして、○○さん。私は深町のマネージャーの荒牧です。深町のこと、宜しくお願いします……ね?
( / 女の子に対して、話し掛けることを選択してみました。真幌くんとの会話は殆どない……といいますか、直接的な声掛けではなく軽い投げ掛けのみとなってしまいましたので、やりづらいようでしたら変更致します。 )
34:
深町 真幌 [×]
2022-09-08 22:45:13
( 撮影が再び休憩に入っても相手役のモデルは傍を離れる気は無いらしく、常に一定距離内からこちらを気にしているのが目を向けずとも分かる。少々居心地が悪くなってきて、休憩を取る振りをしながらそれを体良く無視していると、聞き慣れた足音が近付いて。目を上げるとそれは案の定マネージャーの彼女であり、しかも自分の方ではなく、今か今かと自分に話し掛ける隙を窺っている相手役のモデルの方へと進んでゆくのだから面食らう。一体何の話かと視線を外して聞き耳を立てるも、内容はただのマネージャーとしての共演者への挨拶。肩透かしを食ったような白けた気持ちと、マネージャーとしての仕事振りに感心する気持ちが綯い交ぜになる。しかし、再度目を上げて二人の様子を確認すれば、どうやら用事は挨拶だけに留まらないのだと察し。仕事の際は私情を挟まない、冷静な彼女が相手役のモデルの牽制に感情的になったのだと分かると体の奥から妙な高揚感が湧き起こり、人知れず修羅場になりつつあるそこへと歩み寄り。モデルの横へと並び、呼称によって双方への距離感を示しながら隣に視線を遣ると、状況が分かっているのかいないのか、弾んだ「はいっ」の返事がその場に響いて )
荒牧さん、そんなに心配しなくてもちゃんと仲良くやってるから。……ね、○○ちゃん。
( / 敵対心出しちゃう聖彩さん可愛らしいです。展開についても問題ありません。自ら絡みに行かせていただきましたが、そういう場面じゃない!という場合は書き直しますのでご遠慮なく……! )
35:
荒牧 聖彩 [×]
2022-09-11 18:03:58
そう、それならいいのだけれど。深町くん、後で予定の確認と、相談したいことがあるから宜しくね。
( 明るく元気で可愛らしいモデルの彼女。近くで見ても尚、綺麗で理想的だと考えてしまうほどにはお似合いだ。だからといって、絶対に隣を譲りたくはないのだが。彼女が二人きりになりたがるかもしれない、もしかしたら食事にでも誘うかもしれない。実際に起こってはいないもしもにすら敏感になるのは、冷静でない証拠。カップル役での撮影なんて初めてでもないのに、目にすると苦しいだなんてどうしたらいいのだろう。二人きりで会わせたくない一心で相談などとありもしない用事をでっちあげ、彼に伝わってほしいと視線で訴え。近くにいるのに遠くにいるような寂しさを感じつつ、仕事が早く終わるようにと願わずにはいられない。仕事モードのまま、あくまでもモデルとマネージャーとして接することを心掛け。彼女に対して軽く会釈をしてからゆっくりと向き直り。人目さえなかったのなら、きっともっとと願ってしまっただろう。ぐっと堪えて彼へと微笑みかけ、軽く肩をぽんと叩いて。長居するのも不自然かと考えては、話を切り上げるつもりで一歩下がり )
引き続き、撮影頑張ってね。見守ってる。
( / いえ、とても有難いです……!聖彩は締めに掛かっておりますが、引き留めるなり飛ばすなりやりやすいようにして頂けますと幸いです! )
36:
深町 真幌 [×]
2022-09-12 13:18:21
こっちはついでですか。
( 隣のモデルからマネージャーの彼女へと視線を戻すと、彼女の瞳も自身に向けられる。普段と変わりない伝達事項に反し、その瞳に何かを訴え掛けるような真剣さを感じ取れば無意識に身構え。よほど大事な相談事か、それとも別れ話か。何の脈絡もなくそれが頭を過ったのは、自身がいつだって終わりの時に怯えているからで。しかし、それを悟らせぬよう少し眉を下げて困ったように笑って見せれば、仲の良いモデルとマネージャーを取り繕う。恋人としてか、マネージャーとしてか、激励の言葉をくれる彼女に、「ん」とたった一音ながらも優しい声色の返事とともに薄い微笑みで応えれば、再開の空気が漂い始めた現場に戻って。撮影終了後、案の定相手役のモデルが食事に誘ってくるものの、先程の会話を引き合いに出しておざなりに断れば、スマートフォンを取り出し。慣れた手つきでメッセージアプリの一番上のトーク画面を開けば、「今日家行っていい?」と送信して )
( / そう言っていただけて安心いたしました……! 飛ばしてお家デートに繋げてみましたが、そういう流れは好みじゃない!という場合は(以下略) )
37:
荒牧 聖彩 [×]
2022-09-13 17:54:32
( やがて撮影も終わり、後は帰るだけ。ずっと一緒にいては疑われかねないし、彼が他の人と雑談する隙さえ与えないのはさすがに悪い。あえて傍にいることなく帰り支度を済ませた頃、通知音が耳に届いて。画面に表示されていたのは、やはり彼からのメッセージ。「良いけど、ちゃんと変装してきて」「気を付けてね」と普段通りの注意と共に快諾の意を示し。すぐに帰宅して準備しなければ。決して汚い部屋に呼ぶわけにはいかない。掃除と片付けを徹底して快適に過ごして貰おうと意気込み、買い物をしてから自宅に戻り。彼を待つ時間もまたとても楽しいものであり、鼻歌混じりながら丁寧に準備を終えて。一人暮らしの家に呼ぶということは、だなんて余計な考えを振り払うように深呼吸をひとつ。二人きりならちゃんと言葉にできる、ちゃんと話すことができる。この機会に先程の不安やら何やらをそのままぶつけてしまおうか。せっかくプライベートなのだからと服装をゆったりとした部屋着に変え、メイクを直し。それでも尚、心がざわついたままではのんびりしていられるはずもなく、うろうろと歩き回りながら彼の到着を待ち )
( / 一足先に(?)家に帰って待たせて頂きました。例によって書き直し可ですので、何かありましたら仰ってくださいませ。問題なければ背後への返信は不要です……! )
38:
深町 真幌 [×]
2022-09-14 08:56:26
( 帰り支度を済ませた頃にはスタジオに彼女の姿は無く。ポケットの中で震えたスマートフォンを見れば、どうやら先に帰ってしまったらしい。マネージャーなのだから送迎の名目で一緒に帰ったって怪しまれはしないだろうに、彼女の用心深さは筋金入りだ。少し物足りなく思う気持ちもあれど、そのおかげで今までやって来れたこともまた事実であり、忠告通りにできるだけ目立たない格好に変装する。変装と言っても、替えの服があるわけでもなく、マスクをつけて服の着こなし方を多少変えただけの簡素なもの。〝モデルの深町真幌〟のオーラは完全には隠し切れておらず。スタジオを後にして、スイーツショップに立ち寄ったのはただの気まぐれ。疲れたから甘いものが欲しくなっただとか、他人の家にお邪魔するのだから手土産の一つくらい必要だとか、並べ立てればいくらでもそれらしい理由は立つのだけれど、詰まるところ彼女の機嫌を伺った行動で、まず間違いなく自身の普段の言動に思うところがあるはずの彼女を丸め込むのに有利に働くであろうという打算の面もあり。スイーツショップを出たところで「もうすぐ着く」と連絡を入れれば、二種類のケーキが入った紙箱を提げ、彼女の家のインターホンを押して )
39:
荒牧 聖彩 [×]
2022-09-14 19:42:53
いらっしゃい、入って。( そわそわと彼を待つ間、自分の家なのに他所であるかのように落ち着かなかった。付き合ってばかりなわけでも、彼が家に来るのが初めてなわけでもないのに。人の目がないから気負うことがない、その事実が逆に緊張を呼ぶのだ。実際に一緒にいるよりも心がざわつくだなんて本末転倒。色々動き回りながらなんとか平穏を取り戻し。彼からの連絡を受けてから少しして、到着を示すインターホンの音が響く。否、別にドキドキしてなんかいない。姿を見るだけで、ほっとしたような、嬉しいような気持ちになる。生憎早く会いたかったと素直に告げるような可愛げはなく、ポーカーフェイスを装いつつ、端的な言葉と共に招き入れ。彼の手にあるのはスイーツショップの紙箱。きっと己のために買ってきてくれたのだ、なんて嬉しく思いながら問い掛ける。気分によってフレーバーを変えるために色々と揃っている。希望には答えられるだろうと自負しており。自分の分のアッサムティーのティーバッグを用意しつつ、のんびりしていて貰おうと声を掛けて )紅茶と珈琲、どっちがいい?他のでもいいけど──取り敢えず適当に座ってて。
40:
深町 真幌 [×]
2022-09-16 12:27:26
お邪魔します。( ドアが開き、まず目に入ったのは仕事中とは違うゆったりとした彼女の服装。メイクが直されていることもあってかだらしない印象はなく、しかしリラックスした雰囲気が漂う。嵐の前のような重苦しさも、覚悟を決めたような緊張感もなく、現場で聞いた〝相談したいこと〟は深刻な話ではないのかと僅かに警戒を緩める。促されるまま上がった部屋の中は生活感を残しながらも小綺麗で、彼女の性格をそのまま表しているかのようだ。迷うことなく一直線にテーブルへと向かえば、そこへ買ってきたばかりのケーキ箱を置く。彼女が手土産の存在を認識したのは視線をたどればすぐに分かったし、その時点で受け取って冷蔵庫に仕舞わないということは今一緒に食べるつもりなのだろう。そう当たりをつけていれば、答え合わせのように飲み物の要望を尋ねる声が飛んでくる。まさか箱の上からできるだけ日持ちのしないケーキを選んできたことが悟られたわけではないだろうが、無事にこの場で消費されることに密かに安堵すると、ソファに腰を下ろしながら問い掛けに答えて )聖彩と同じのがいい。
41:
荒牧 聖彩 [×]
2022-09-18 22:38:51
了解。──はい、熱いから気を付けてね。箱、開けていい?( 同じものを欲してくれているだなんて、可愛い人だ。そう思ったが、あえて口に出さずに自分の中で留めておき。手早く用意しては溢れないようにゆっくりと運び、彼の前へティーカップを置いてから一言注意を促し。彼は何を買ってきてくれたのだろうか。ロゴを見るに、美味しいことは確定済み。苦手なものはないし、そもそも彼が選んでくれたというだけで嬉しいのだが。何が入っているのかとわくわくするも、ケーキひとつで笑顔になるような食いしん坊だとは思われたくない。テンションを上げすぎないように冷静に努めつつ、彼へと視線向けてゆるりと首を傾げて。和やかな空気の中、なんとなく今なら世間話のように伝えられる気がした。このケーキが好き、くらいの至極軽い調子で話し掛け。ただ内容が内容なだけにまともに彼の顔を見られず、照れ隠しに紅茶を啜り )そういえばさ、さっきの"相談したいこと"ってやつ、あれ嘘だから。仲良さそうにしてたから、あのモデルの子とデートしないでほしかっただけ。
42:
深町 真幌 [×]
2022-09-19 13:43:19
( 飲み物の要望を告げれば、ほどなくして目の前のテーブルに湯気の立つ紅茶が置かれる。お礼の一言とともにティーカップを顔の前まで持ち上げると、独特の甘い香りが鼻腔を蕩かして。紅茶には明るくないけれど、これがアッサムティーであるということは分かる。彼女と付き合い始めてから増えた知識の一つだ。彼女の注意に従って赤茶色の水面に軽く息を吹き掛けていれば、不意の問い掛けに「いいよ」の言葉と頷きで答える。生クリームがたっぷりと使われたショートケーキと、季節の果物がふんだんに乗せられたフルーツタルト。喜んでくれるだろうとは思いながらも、実際にその反応を見るまではどこか落ち着かない気持ちで。やっと飲める温度になった紅茶を一口啜りながら、彼女の様子を伺う。いつ本題を切り出されるのだろうかと、聞きたいような、聞きたくないような複雑な心持ちで居れば、その瞬間は案外あっさりと訪れ。少し身体を強張らせた直後、打ち明けられた予想外の真実に拍子抜けした声が洩れる。同時にどっと安堵感が押し寄せれば、僅かに感情の紐が緩み。普段より打算なくストレートに愛情表現するも、その言葉には証明しようのない厄介な嘘が混ざって )──は? ……なんだ。行くわけないだろ。仲良く見えたかもしれないけど、あんなのただの演技。
43:
荒牧 聖彩 [×]
2022-09-20 18:22:42
うわ、どっちも美味しそう……でもやっぱり、此方かなあ。良い?( 箱を開けると、目に飛び込んできたのはショートケーキとフルーツタルトのふたつで。定番のショートケーキは勿論のこと、フルーツタルトは季節ごとにフルーツが異なるのが魅力的であり。秋の味覚を詰め込んだそれは、とてもカラフルで目を引く。思わず緩んだ頬を引き締めつつ、それぞれを取り出してひとつずつ皿に乗せ。それから自分の方にフルーツタルトの乗った皿を寄せることで、自分は此方が良いと意思表示。もし彼が両方食べたいと思っていたら半分こにしようと、確認の意味を込めて視線送り。切り出した話題に対し、彼からの答えはあっさりとしたものだった。他の子と出掛けるはずない。第一彼はちゃんと自分からことを好いてくれているのだ。そうわかっていても、どうしても不安になる。相手が可愛い芸能人の子なら尚更、可愛げのない自分と比べて勝手に嫌になってしまう。ぶつぶつと文句とも愚痴ともとれるような言葉漏らしつつ、少し距離を詰めて近くに座り。面倒で重いのは自覚済み。それでも大人の対応をできないまま、わざとらしく眉根寄せ )だって、あの子絶対真幌のこと好きだし、すっごく距離近かったし。撮影のとき理想のカップルって言われてたから、もやもやした。彼女は私なのにって。
44:
深町 真幌 [×]
2022-09-22 12:52:06
勿論。聖彩のために買ってきたんだし。( 皿に乗せられたケーキが、部屋の照明に照らされて控えめに自己を主張している。綺麗に彩られ、コーティングによってきらきらと輝く様は、モデルの自分と通じるものがあるように感じないでもない。二種類のケーキのうち、特に彼女の目を引いたのはフルーツタルトのようで、深く悩む素振りもなく早々にそちらを確保している。どうしても決められないようならば半分ずつにする提案の用意もあったけれど、どうやらその必要は無いらしく、彼女に倣ってショートケーキの乗った皿を自分の前へと引き寄せれば、遠慮がちにこちらを窺う瞳に優しい微笑みを向けて。嫉妬心を露わにしながらぶつくさと不満を垂れる彼女は自身が予想していた姿とは180度違い、部屋を訪れるまでの不安が杞憂に終わったことを知らせてくれる。傍に寄ってきた彼女の首の後ろに腕を伸ばし、折り返すように肘を曲げて頭の上に手のひらを乗せれば、〝まさかそんなわけがない〟とでも言うようにふっと小さく息洩らしながら宥めるような声を掛け )向こうだってそんなつもりじゃないって。新人だからちょっと距離感間違えちゃっただけだろ。
45:
荒牧 聖彩 [×]
2022-09-25 22:21:04
( / お世話になっております、背後より失礼します。此処数日少し立て込んでおりまして、お返事までもう少しお時間頂くことになるかと思います……!恐らく明日か明後日くらいにはお返事できるかと思いますので、もう少しお待ち頂けると幸いです。 )
46:
深町 真幌 [×]
2022-09-26 19:17:45
( / お世話になっております。深町真幌の背後です。ご連絡ありがとうございます! お返事は急がなくとも大丈夫ですので、背後様の余裕のある時にでも返信いただけますと幸いです。季節の変わり目ですので、どうぞご自愛ください。 )
47:
荒牧 聖彩 [×]
2022-09-27 22:41:26
……ん、嬉しい。ねえ、一口食べる?( 私のために、だなんて言葉が柔らかく心に響き、無意識に頬が緩んだ。ずっと一緒にいるのに、少し離れたその間に彼が己のことを思ってくれた事実が喜びを連れてくる。些細なことで嬉しくなるのも、嫌になるのも、感情が揺れるのはきっと相手が彼だからなのだろう。フルーツタルトをフォークで一口切り分けて、彼の口元へと差し出してみる。周りには誰もいないのだ、少しくらい積極的になっても罰など当たらない。寧ろ、今だからできることだ。すぐ傍に感じる彼の体温が、心を占める靄をすっと晴らしてくれる。安心すると同時に、満たされた感覚にずっとこうしたかったんだと思い知らされた。堪え性のなさゆえ、同じようなことがあったらまた嫉妬してしまうだろうけれど。自分に言い聞かせる風にして心を落ち着け、嫌な光景を頭から追い出す。大分心が軽くなったとはいえ、あっさり離れる気になれるはずもなく、彼へと寄りかかるようにして甘え。面と向かって言うのは照れくさくて、聞こえるか聞こえないかの声量で"好き"と呟き )そう、だよね……うん、わかってる。仕事の邪魔したくないし、気にしないようにしなきゃね。
( / 寛大なお言葉、ありがとうございます。またお待たせしてしまうこともあるかもしれませんが、今後とも宜しくお願い致します……!背後様もお体には気を付けてくださいね。 )
48:
深町 真幌 [×]
2022-10-02 02:21:50
……機嫌いいな。何か良いことでもあった?( 一口大に切り分けられたフルーツタルトが、フォークに乗って口元まで運ばれる。手ずから食べさせてくれるということなのだろう、好意を分かりやすく表に出すことが少ない彼女にしては珍しいことだった。待たせて気が変わらないうちにと、フォークを支える彼女の手を上から包むように握る。そして、そのまま食べやすい位置まで操って動かすと、一言も発することなくぱくりと口の中へと入れ。途端広がったフルーツ特有の甘味と酸味と苦味を味わうのもそこそこに、緩やかに口角を上げれば、欲しい返答の明確に決まった誘い水のような問いを投げ掛けて。ぴたりと寄り添うように預けられた彼女の体から、服越しに体温が伝わって、触れ合った場所をじんわりと温める。あたたかくて、やさしくて、あまい空間。こういう瞬間が〝幸せ〟なんだろうな、と頭の片隅でぼんやりと思う。しかし、目の前の真っ暗なテレビ画面に映ってしまったせいか、この部屋に漂う〝幸せ〟も、彼女の小さく零した言葉も、どこかフィクション染みて感じられ。ドラマのワンシーンのように自身も彼女の方へと僅かに頭を傾け、頭に置いた手をゆっくりと二、三度髪の表面に滑らせてみる。添えた台詞は、無意識下で相手の行動をコントロールしようとするような言葉で )ありがと。仕事のことちゃんと理解してくれる聖彩だから、何も心配せずに付き合っていられる。
( / いいえ、こちらこそお返事が遅れてしまって申し訳ございません……! 返信ペースがまちまちなのは私も同じですので、お互い無理することなくマイペースにやりとりができれば嬉しいなと思っております。今後ともよろしくお願いいたします!/蹴り推奨 )
49:
荒牧 聖彩 [×]
2022-10-08 13:18:09
別に何でも──いや、真幌がいてくれるおかげかな。この時間が幸せっていうか。( 彼の手が己の手に被さる。触れたところが温かくなって、それだけでどきりとしてしまう。何でもない、機嫌が良いわけではない。そう否定するのは簡単で、楽なことだ。誤魔化してしまえばそれで終わるのかもしれないが、きっと彼はそんなことを求めているわけではない。せっかく二人きりでいるのに、ここで我慢するのもおかしいだろう。上手く目を見られないまま、本音を吐露して。不安になったり、嬉しくなったり、彼といると感情の変化が大きくて忙しい。ざわつく心落ち着かせながら、そっと目を閉じる。この空間こそが幸せで、今だけは何も気にせずにいられる。彼も今、心地よいと思ってくれているだろうか。彼の方へと視線向け、柔らかな笑みを湛えて言葉を紡ぐ。マネージャーとしても、恋人としても、彼を支えるのが己の役目なのだから。不意に片手を頬へと滑らせ、そっと口付ける。とはいえ、大胆な行動に出られるはずもなく、頬への口付けが精一杯で。すぐにぱっと離れては、何事もなかったかのように振る舞って )此方こそ。いつも頑張ってるの見てるし……でも、無理だけはしないでよ?
50:
深町 真幌 [×]
2022-10-15 16:36:27
( / お返事が遅れた上、突然のご連絡申し訳ございません。背後より失礼します。生活に少々変化があって時間的余裕がないこと、当キャラクターの深町真幌と和解出来ず筆が進まなくなってしまったこと、以上二点からお相手を解消させていただきたく思っております。完全にこちらの都合で、背後様に一切の非は無いため非常に心苦しいのですが、何卒ご理解くださいますと幸いです。お声掛けくださり、ここまでお付き合いいただいたにも関わらず、本当に申し訳ございません……! )
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