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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
9879:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-07 01:18:44
…っ、翔太郎………ああ、よろしく。
(今までと違って簡単に相手に持ち上げられてしまうと下ろすように抗議するも相手は楽しそうに感想を言うだけだ。そのうち穏やかな笑みを浮かべると噛み締めるように言葉を述べていく、その内容は恐らくずっと相手が抱えていた不安であろうことが分かって息が詰まると零れるように名前を呼ぶ。本当の意味で相手と共に歩むことが出来るようになったと思えば込み上げるものがあって地に足が着くと同時に相手に抱き寄せられるとこちらからも腕を回してぎゅっと抱きしめる。以前のような温かさは無くなってしまったがそれでもその体温は心地好くて無意識に目を細める。やがて唇が重なると目を閉じて相手に身を委ねる、吸血のような衝動を満たしてくれる本能的な喜びはないがじわじわと湧き上がる幸せに表情が緩む。暫くキスを続けてゆっくりと離れるとこちらからも共に歩んでいく旨の言葉を送る。そして相手の頬に手を添えると「君は僕の血を宿した眷族だ。だから僕が死ぬ時は君も死んでしまうし、君が死んでも僕は存在を保てないだろう。もう君だけの体ではないのだから気をつけたまえ」と怪しく微笑んで眷族の立場を説明して)
9880:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-07 07:48:28
…え、俺が死んだらお前に影響あんのか?なら気をつけねぇと
(相手を抱き締めると向こうからも抱き締められる、力加減をする必要もなく真に共に生きる事が出来るのが嬉しくて先程のおかえしにこちらも唇を重ねた。長い時間その柔らかな感触を味わってゆっくりと離れる、相手から一線引かれるのではなく共に歩んでいく返事をされれば嬉しさで体が震えていた。頬に手を添えられると変化した体について説明を受ける、眷属という響きも相手が死んだ時にこちらも消えることも、闇の世界の掟と言うより何より大切な相手との特別な繋がりに思えてどうしようもなく胸は弾んでしまう。しかしこちらが死んでも相手が消滅してしまうのは予想外で思わず内容を聞き返してしまった。眷属という名前からてっきりある意味替えのきく存在かと思っていたが今になって相手の『半分をあげる』という言葉の意味を理解するとじわじわとまた幸せが広がってくる。相手とは文字通りの一心同体、ひとつの命を共有するような二人だが一人のような存在だ。吸血鬼は不老不死ではあるが不死身ではない、相手の為にも行動には気をつけなければならなさそうだ。幸せを噛み締めていればもうひとつ眷属の特徴を思い出して「…俺の血って、お前にとってもっと美味くなってんだよな?」と伺うように聞いてみて)
9881:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-07 11:33:09
与える血の量によって眷属の力は決まるのだけど君がゴクゴク飲み干すものだから同じくらいの力関係になったみたいだ。…ああ、僕の血が巡った分最適化されて美味しくなっているかもしれないね
(唇の柔らかな感触を覚えつつ相手の体についての変化を説明する。自分が死んでしまえば相手も消えるという説明には何処か嬉しそうにしていたのに反対も同じであると伝えれば何故か驚いていた。家来や簡単な戦力として増やすならそれこそ初めの舌を?みちぎった血の量だけでも良かったが一緒に時を歩むなら同列でいたい。自らを半分分け与えた相手には自分と同じだけの力や生命力が授けられたようで一蓮托生のような強い契約が結ばれたことになる。その由来と結果を揶揄い交じりに告げてするりと頬を撫でていると相手がふと気付いたように吸血について聞いてくる。血には相性があってそれは結びつきが強いほど美味しく感じるという。気に入った人間の血を長く美味しく頂く為に眷属にする、という話があるくらいその効果も強いようで素直に頷いて肯定を示しつつ相手の顔をじーっと見つめれば「…くれるのかい?」と首を傾げて)
9882:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-07 12:27:55
そりゃ…お前の血、美味かったし……最適化、か…ッ、……せっかくお前の眷属になったんだから、そりゃな、
(名前は眷属ではあるがどうやら多くの血を取り込んだことで受け継ぐ力も同程度になったらしい、またも相手の半分という言葉が身に染みて、それを迷わず与えてくれた相手に感謝と幸福と優越感が一気に押し寄せ思わずニヤけてしまいそうだった。口元が緩むのをなんとか抑えながらついでに言い訳もしておく、飲んでいる途中で体質が変わっていったのだろうが吸血を通して相手を取り込む甘美な幸せをすっかり覚えてしまったようだ。人間を眷属にするのは吸血鬼にとって都合のいい体に作り替える意味合いもあるのだと聞いた事があったが相手の血を大量に取り込んだ今こちらの体は相手にとても都合のいいものになっているはずだ。確認を取れば間違いないようで自分が相手にとって最高のご馳走にもなったのだと思えばまたふつふつと幸福が湧き上がって浮き足だってしまいそうになる。直後相手がこちらを静かに見つめているのに気がついて目を合わせれば首を傾げておねだりされてしまい心臓が強く鼓動を打った。一気に頬を赤くしてしまうがそれは自分が望むことでもあって目線を泳がせながらハッキリしない口調で肯定を伝える。だがここは外で、何よりも傍に伸びて放置しっぱなしの犯人がいることを思い出せば「…、こいつの片付けが先だ!ジンさんに連絡してくる」と相手から顔を隠すように離れると直ぐにジンさんへと電話を始めその間に顔の赤みを鎮めていて)
9883:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-07 14:44:17
僕の血も君にとって美味しい物になっているだろうね。…ふふ、あ。じゃあ早く片付けてしまおうか。
(元々相手との相性は良くて甘美な味だったが今ではその何倍も美味しく仕上がっているに違いない。そしてそれは相手にとっても同じでお互いにとってお互いが最高の味になっていて思わぬ出来事ではあったが吸血に困ることは無さそうだ。今までずっと吸血する側だったが相手にならば身を捧げるのも悪くない。その話を振ってきたならばその気なのだろうとじっと相手を見つめていればこちらに顔が向いて目があった。確認の様なオネダリを口にすれば吸血鬼なのにその顔を赤くして目を泳がせていて見慣れた反応ににやりと口角が上がった。ちゃっかり承諾の返事をもらうことが出来ればつい笑い声を零したが急にこちらから離れて探偵モードに切り替えようとしていれば思わず声をあげるもお楽しみが出来たとばかりに声を弾ませて事件の処理を手伝うことにした。すっかりのびている犯人に近づいて記憶が曖昧になる軽い催眠をかけて首を掴んでいたことを忘れさせると持ち去ろうとしていた金庫を回収する。そして警察がやってくれば事の顛末を多少脱色しながら説明して盗まれた金庫を渡せば感謝を伝えられた、これでひとまずは一件落着だろう。色々と話し込んでいれば刃.野.刑事は相手の方を向いてじっと見てから『…何がこの前と雰囲気というか纏う空気が変わったな』と鋭い指摘をしていて)
9884:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-07 17:40:25
なんだよジンさん……えっ?!いや、あーそれは……ほら俺がもっとハードボイルドになったってことだろ?
(こちらの体はすっかり作り変えられたらしく同じく相手の血はこちらにとっても甘美なものらしい、それは先程十分に経験したもので目を泳がせながら頷いていた。命を分け合うだけでなく互いの血が最高の食事で食い合う関係にあるのだと思えば何とも背徳的で、しかし二人きりで完結する世界に腹の底まで幸福で満たされてしまう。とはいえ相手の仕草に心臓が撃ち抜かれるのは相変わらずで赤い顔を隠す為にジンさんを呼んだ。それに、初めてこの体の血を吸って貰う時は二人きりで誰にも邪魔されない場所がいい。こちらが警察を呼ぶあいだ相手は催眠を使って男の記憶をいじっている、これで人間を超えた力を持つ存在のことは忘れてくれるだろう。その後はいつも通り事の顛末の説明や金庫の引渡しを進めていたが途中妙な視線を感じてそちらへ顔を向ける、視線の主はジンさんだ。こちらを見つめる姿に訝しげな顔をしていたが図星を突かれる指摘を受ければ目を見開いて思わず間の抜けた声を出してしまった。眷属にはなったがまだ見た目に明確な変化は訪れていない、それなのに人間を外れたことをよりにもよってジンさんに当てられてしまうとは思わなかった。なんとか言い訳を探すも思いつかずいつも通りに返してみるが『そんな訳あるか』とツボ押しで頭をこずかれてしまい「いって」とまったく痛くないのに口にしておく。ジンさんが首を傾げながら離れたところで相手に近寄ると「なんでバレてんだよ、ジンさん吸血鬼ハンターの末裔とかじゃねぇよな?!」と伝承を元にした憶測の憶測を耳打ちして)
9885:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-07 19:44:06
どうだろう、そういう血筋は残ってるとは聞くけどそれよりも君の挙動不審に気づいたと言う方が信憑性は高そうだ
(相手が逃げるようにこの件の解決の為に動きはじめればこちらもある種の証拠隠滅に動く。あらましを共有して後は警察に任せるようになった所で刃.野.刑事がじっと見ていて違和感に気付いたような発言をすれば思わずこちらも固まった。見る限りはまだ大きな変化は起きてないが長年の付き合いの賜物なのか鋭く違いを指摘していて、相手は思いっきり動揺して何とか誤魔化しているが明らかに挙動不審だ。納得したのかしてないのか分からない態度で一旦離れていくと相手が近付いてきて焦ったように耳打ちされる。血筋については分からないが吸血鬼に変化したことへの動揺や高揚、ちょっとした癖やぎこちなさに気付いたといった可能性の方が高いだろう。すっかり吸血鬼の立場になった相手にクスッと笑うと「あーでも、君が吸血鬼に近い存在だと分かれば銀の杭とか聖水で討伐されてしまうかもしれないね?」と楽しそうに冗談を飛ばしていた。やがて警察の方に引き継ぎが終わると後は任せることになって解放される。また会場に戻るのも良いが今は相手とだけ過ごしたい気持ちの方が強くなっていると「帰ろうか、翔太郎」と微笑んで伝え)
9886:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-07 21:06:04
残ってんのかよ!…、ダメだ。俺が討伐されたらお前が死んじまう。その時は……なんとかジンさんの記憶を消すしかねぇな
(ジンさんが妙に鋭い事があるのをすっかり忘れ吸血鬼に特化した能力があるのではないかと相手に問えばまさか適当に口にした吸血鬼ハンターの存在が現存しているとは予想外で思わず声を上げてしまう。故意に命を狙われない限りはほぼ不死に近い存在のはずだが天敵がいるとなれば話は別だ。しっぽを掴まれないように気をつけねばと思っていれば相手が冗談めかしてこちらが討伐されてしまう可能性を口にする、ジンさんが銀の杭と聖水を振りかざす絵面の面白さに考え至る前に自分の死が相手の死に直結することを思えば真剣に首を振った。ようやく相手と対等になって長い時間を過ごすことが出来る体になったのだ、先程のように唐突に別れが訪れるのは困る。冗談めかした相手とは対照的に自分がどうこうよりも相手が死なないようにと真剣な表情で対策を考えていた。やがて警察から解放されると相手から声が掛かる、「あぁ」と返事をして事務所への道を歩いた。以前よりもはっきり明るく見える道を歩き事務所へと帰ってくる、二人きりの空間になったということは先程の約束を果たす時でもあって、しかしそれを言い出すタイミングが分からず途端にソワソワとし出す。何処かぎこちない動きで帽子を金具にかけてしまい、相手の方に向き直るも視線は泳いで「あー…風呂とか入ったほうがいいのか?」と余計な気を回しつつ問いかけ)
9887:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-08 13:20:26
ただいま。……意識し過ぎだよ。おいで翔太郎。
(冗談半分に自分が吸血鬼だと気付かれて討伐されるかもしれない可能性を告げれば真剣な顔で首を振っていて目を瞬かせる。先程の言葉をしっかり受け止めているのが分かって嬉しいような落ち着かないような擽ったい気持ちになる。相手との変化を強く感じていると警察から解放されてふたりで事務所に帰ることにした。階段を上っていつもの挨拶を口にしながら中に入る、貰ったお菓子をテーブルに置いたりして片付けなどをしていると相手は妙にそわそわし始めてハットを金具をかけ終わると視線を泳がせている。それだけでも口元がニヤけてしまうのに更に余計なことを言い出せばつい笑い声を零して楽しそうに言葉を投げかける。緊張が伝わって来るとまずはそれをほぐそうとソファーに座ってからその横をポンポンと叩いて相手を招いて)
9888:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-08 15:24:33
しょうがねぇだろ……っ、…おぅ……
(先程二人きりになってからとおねだりを先送りにしたわけだが今がその二人きりになった時間なわけで、満を持しておねだりを叶えるというこの状況に落ち着きを失ってしまった。相手はいつだってこちらの血を飲む時美味そうに、そして幸せそうにしていたが、相手の血を与えられ更にこの体が美味しく作りかえられているとなればどんな顔をするのだろうと想像してしまう。同時にそれがこちらにとってもどんな心地なのか、楽しみなような若干不安なような、複雑な気持ちを抱えて余計に落ち着きを無くしていた。おねだりを先延ばしにするのも兼ねて風呂を提案するが、そこで漸く相手がこちらを見て笑っているのに気が付き余計に恥ずかしくなってゆらゆらと体を揺らしながら目線も同じくフラフラとさせていた。すると相手からこちらを招くようにソファを叩きながら呼ばれる、子供を呼ぶような言い方は普段ならば不服なのだが長命の余裕で受け止められているようで悪い気はしない。カクついた動きで隣へ座るもソワソワは止まらない、さすがに男として余裕が無さすぎるだろうと頭を振ると無理やり気持ちを立て直しニヒルな笑みを浮かべ「前より美味くなってんだから吸いすぎんなよ」といつもの保護者らしく釘を刺すようにいって)
9889:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-08 17:28:20
流石にさっき吸ったばかりだしそんな事しないよ、…多分。…翔太郎、【こっち見て】
(落ち着きのない相手につい笑っていれば相手は恥ずかしそうに視線を揺らす。その姿を見るのだって可愛らしいが事を先に進めたくて自分の隣に招く。ふらふらと近付いてきて隣に座る相手にまた口角が上がってしまいながらその様子を見ていれば頭を振っていつもの笑みを見せる。そしてさっきの落ち着きのなさは何処へやら、保護者ぶったことを言われるとそんな事は無いと告げるがさっきも理性を飛ばしかけた自分が眷族となった相手の血を前にまともに居られるとは断言出来ず一瞬目を逸らした。だがせっかくならその変化を相手にも感じて欲しくてふと良い考えが浮かぶと相手の名前を呼んでこちらから目を逸らせなくなる催眠をかける。相手が人間の時は決して掛けようとも思わなかったが思いが通じ合った今なら多少許されるだろう。相手の視線を奪うとその手を取ってその目を見ながら慈しむように手の甲や手のひら、手首にかけてキスを落としていき、時折甘噛みしながら牙を宛てがう所を探して)
9890:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-08 18:50:31
そこは大丈夫って言っとけよ。…ん?…、…ァ…な、ん……待っ……ハ、…ん……
(落ち着かない心を無理やり鎮め相手の隣に座りいつもの調子で声をかければいつも通り冗談めかした返事が返ってくると思いきや不安な返事がされて思わずツッコんでしまう。人間時既に美味かった血が眷属となりさらに美味さが増しているなんて相手も未経験のことではあるのだろうが。大事にはならないだろうと予想していると名前を呼ばれて目を合わせる、直後また新たな【オネダリ】がされた。相手のお願いは脳の芯に響くようで一瞬思考がふわりと浮かび上がる、相手がこちらの手をとって優しく口付ければ全ての思考と視界が相手に奪われた。慈しむように何度も落ちるキスを肌と視覚、両方から享受して相手に愛でられているのだと強く思い知らされる、それは何よりも幸福で、同時に羞恥が湧いた。それなのに先程のように視線は揺れなくて相手を、殊更口付けるその唇を、ずっと見つめ続けてしまう。顔が動かせもしないことに一瞬戸惑いを覚えるが鋭い牙が肌を掠めればその思考も掻き消えた。ついに眷属になって初めて相手に吸血されるのだと思えば妙に昂ってしまって呼吸が荒くなる、何度も接触を繰り返しそれを視界に収めるうちにいつもより敏感に刺激を拾いあげるようになってしまって体が僅かに震えた。しかしいざ牙が宛てがわれて一瞬体を強ばらせるも甘噛みだけで終わってしまい刹那だけ熱が上がって下がるのを繰り返して知らぬ間に顔が赤くなっていく、やがて牙が肌に触れる度に肩を跳ねさせるようになってしまって、しかし望みのものは与えられなくて悩ましげに眉を下げると「…焦らすなよ」と文句をつけて)
9891:
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ID:415c83bff 2025-11-08 20:32:00
……ん、…じゃあ、お言葉に甘えて……っ、
(視線と意識を奪ったまま相手の手に口付ける。愛でるように弄ぶように軽い口付けと時折甘噛みを繰り返していればその呼吸は荒くなって瞳にも熱が籠っていくように見えた。冷たいはずの顔に血が通って赤く色付いていくのを目を細め楽しそうに眺めてそのまま同じ事を繰り返していれば次第に牙が触れる度に敏感に相手の体が跳ねるようになる。甘噛みの頻度を増やしていくと相手の眉が下がって不満げに文句をつけられ、言質をとったとばかりにニヤリと笑うと手を掴み直す。そのまま見せ付けるような姿勢を取ると牙を立てて手首の内側に噛み付いた。肌を突き破って溢れ出た血が舌に触れた途端脳を揺さぶる程の強い幸せが脳が突き抜ける。今までの全てを塗り替えるほどの甘美な味に無意識に熱い息が零れた、脳が痺れる程の極上のご馳走に喉が鳴って更に相手の手首に吸い付いて)
9892:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-08 22:20:42
っ、……フィリップ……ン、……っ、……
(視界が固定され相手がこちらの手を愛でる様を、あるいは狙いを定める様を見せつけられて、待ち望んだ好意をお預けされればとうとう急かすような文句をつけてしまう。相手はこちらの言葉を聞いて口角をあげていて罠にかかったような感覚にゾクリと背筋が震える、腕が見せつけるような位置に固定されれば羞恥で目を逸らしたいのに相手を見つめる目は動かすことが出来なかった。心臓だけが早く大きく鼓動を打って吐き出す息さえ震える、期待と羞恥と先が分からない不安が入り交じり名前を呼ぶことしか出来なかった。そのまま手首に相手の牙が食い込み鋭い痛みが走る、皮膚が一等薄いそこが食い破られ血が溢れ出す感覚がした。途端に相手の熱い息が肌を掠め喉が鳴るのが聞こえる、傍から見ても相手がこちらの血を美味いと感じているのが手に取るように分かる。こちらの血に夢中になる姿は体が震えるほど幸福で知らぬ間に恍惚とした表情で相手を見つめながら相手の肩を優しく撫でると行動だけでなく相手の口からも感想を聞きたくなって「…俺の血、前より美味くなってるか?」といつもより浮ついた口調で問いかけて)
9893:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-09 12:51:35
……っ、は……ン、美味しい…好きだ、……
(相手の手首から滴る極上の味に体は震えて先程まで保っていた余裕も吹き飛ばしてその手首に吸い付く。もう人間でなくて同類だと思えば尚更で手を捕まえたままその味に酔いしれた。相手の視線を感じながら肩を撫でられていれば自然と目を合わせる形となり単なる食欲だけでなく心まで満たされていく。熱い息を零してそのまま味わっていたが何処か浮ついた口調で味について問われると味に酔いしれたような表情でこくりと頷き至高のものだと伝える。想像以上のそれにもっと欲しい欲とじっくりと味わいたい願望が重なって夢中になっていれば理性も緩んで味と相手への好意が混ざり合った言葉が零れる。これを知ってしまえば手放せそうになくて相手を掴む手に更に力を込めて吸血しながら「今までで一番だ…」と更に言葉を重ねて)
9894:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-09 21:02:33
…、……そうか……そりゃ、嬉しいな…フィリップ、
(体を震わせ喉を鳴らし夢中で吸い付くその姿から答えは分かりきっていたが、自らの血の味について問えば目があって頷く姿が見える。その瞳は酔いしれたように惚けていて相手の意識全てがこちらに向いて夢中になっている事実に優越感で胸が高揚した。こちらの瞳も同じく浮かれているのには気が付かないまま不意に好意の言葉を向けられると目を見開く、相手から初めて聞くその言葉はその意味が何処に向いているのか関係なくこの胸を華やかにして止まない。こちらを掴む手に力が籠って顔をそらせぬまま、というより今はもう自らその姿を視界に収めたい気持ちのまま、吸血する姿を見つめる。手首に吸い付くのは相手の姿を見ることか出来て心満たされるものがあるがそこから溢れる血の量は少ない、それに相手と距離もある。そう思えば出かける前のことが頭に過ぎり名前を呼んで視線を合わせる、そして自らネクタイの結び目に指をかけると「首から飲んで欲しい、」と自ら望めば首を覆う布を解いて)
9895:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-09 21:53:58
…、…っ……翔太郎、……は…ぁ…
(夢中になって相手の手首を捕まえて吸い付いていると名前を呼ばれて顔をそちらに向ける。その目は先ほどより浮かれているように見えてくらりと脳が揺れた。そして顔を向けた先で先ほどと同じようにネクタイを解き始めると目を丸くする。一度はハロウィンの会場に行くために隠されていた肌が露出されていき、鼻孔を甘い香りが擽る。あの場所に?みついた時の味と今しがた味わった至極の甘味が結び付けば無意識に生唾を飲み込んでいて誘われるように体ごと相手に近づく。距離を詰めるほどその香りは強いものになっていきその首筋に顔を寄せると軽くすり寄る。自らここを明け渡すような仕草に本能が刺激されると余裕なく相手の名前を呼ぶと今度は予告なしにその肌に牙を突き立てた。その瞬間牙とは比べ物にならないほどの量と濃さの血があふれ出てきて脳を焼くような味と幸せが全身を駆け巡る。息継ぎのための息を吐きながらも夢中になってその血に食らいついて)
9896:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-10 07:51:12
…、……あッ、は……ん、……フィリップ、…
(もっと近くに相手を感じながらこの心地に酔いしれたくてより血が溢れ出す素肌を自ら晒す、こちらを向いていた相手の目は開かれてご馳走を前にした子供のように生唾を飲み込む姿を見ればゾクゾクと体の芯が震えた。こちらの血に酔いしれる姿をもっと見たい、元より吸血に夢中になる姿は好きだったが眷属となりその反応はより顕著でもっと自らの虜にしたい。そして他の血なんて見向きもせず自分だけに吸血して欲しい。浮き足立ち舞い上がった思考で一層独占欲は煽られる、ふらりと誘われるように近づいて覚束無い声で名前を呼ぶ姿にはまた体が震えた。甘えるように擦り寄る体を抱き締める、そして予告なく鋭い牙が肌を突き破れば一瞬意識が飛びかけた。直後甘い痺れが訪れ脳内に広がれば思考がふわりと浮き上がるような幸福が体中を塗りつぶす。相手に血を吸われる度浮遊感は増していく、眷属となった今人間の時よりも多く相手に血を与えられるはずだ。抱き締める腕で相手の服を強く握る、夢中で吸血する姿から未だ目線は外れず同時に幸せそうな笑みを浮かべれば「…俺、お前に血を吸われんのすげぇ好き」と浮遊感に苛まれたまま囁くと傍にある耳の縁へ軽く口付けを落として)
9897:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-10 11:43:13
……っ、…は、僕も、すき……んっ、…
(誘われるまま首筋に顔を埋めより濃く量の多い血を喉を立てながら飲むと思考が全て相手によって塗りつぶされる。相手の体を捕まえて捕食しているはずなのに相手からも抱きしめられてこの行為を許されていれば甘やかされているような気分になり心まで満たされていた。血を与えてその分を今吸って二人の体に流れるものを交換し合うような儀式で目の前の相手が何よりも大切な存在になっていく、ふわふわと相手に酔いしれながら吸血をしていれば囁くような声で好意を伝えられて冷たいはずの体がぶわっと熱を持つ。自分も想いを伝えたくて拙くも同じ言葉を返して擦り寄った。また違う箇所に牙を立てようと顔を少し離したタイミングで耳の縁に口付けが落ちてぴくっと肩が跳ねる。何ともない戯れのキスにまで反応してしまえば首筋から顔を上げて十分に血を吸って光を宿しながら揺れる瞳で相手を見つめる。吸血への欲より相手への思いが溢れると「翔太郎」と大切な物を扱うように頬を撫でながら名前を呼び更に顔を寄せると今度は唇を重ねて)
9898:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-10 12:27:53
…ハ、ぁ……フィリップ?…、…
(相手にこちらの血が取り込まれる度に思考の浮遊感は増していく、その心のままに浮かんだ気持ちを言葉にすれば抱き締めていた体が熱を持った。吸血鬼でも体が熱くなることかあることに、そして何よりこちらの好意の言葉に反応したことに、ただただ幸せを感じて擦り寄る相手を横目で見たまま緩んだ笑みを浮かべていた。やがて肌に刺さっていた牙が抜かれる、次の位置を探す間、心が動くまま耳に口付ければ相手の顔がこちらへ向いた。てっきり吸血を続けるものかと思って伺うように名前を呼べば優しく頬を撫でられ特別大切なものを呼ぶ声色で名前を呼ばれ、そこに乗った想いごと受け取れば幸せで脳が蕩けていくようで無意識のうちに熱い息を吐く、そのまま唇が重なった。首筋からまだ血は流れている、それが極上の味だというのにそれよりも相手は自分との口付けを選んだ。その事実を理解すると喜びが胸に咲き誇って相手の体をぎゅっと強く抱き締める。この想いが少しでも伝わるように重ねた唇に軽く吸い付いて小さく高い音を響かせた。相手と想いが通じ合うことが、これからもずっと一緒にいられることが、こんなにも幸福だとは思わなかった。だがひとつまだ相手から聞いていない言葉がある、行為と重ねた言葉ではなく自分だけを対象にその言葉を聞きたい。重ねていた唇をそっと離すと至近距離で蕩けた瞳で見つめながら「フィリップ、」と名前を呼ぶ。相手を抱き締める腕にまた自然と力が籠って「俺のこと好き?」と問いかけて)
9899:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-10 14:06:18
……、なんだい? …っ、…好きだよ、僕の生涯の中で一番好きだ。
(至近距離で相手を見つめ今度は衝動ではなく心の赴くままに顔を寄せて唇を重ねる。そこには血がないはずなのに特別甘く感じられてその体温が心地良い。小さく高い音が響いて相手と触れ合っていることを感じれば心は満たされ愛でるように撫でながらキスを交わす。だが相手がそっと唇を離せばその体温は失われて少々物足りなさを顔に浮かべながら目を開ける、その状態で名前を呼ばれるとじっとその瞳を見つめ返しながら問いかける。腕に力がこもって逃げられないようになってからずっと本心であっただろう問いかけがされると大きく瞳が揺れる。それはずっと言いたくても相手の重荷になるからと種族の差で口にしなかった言葉で相手と別れるまで言うつもりが無かった言葉だ。だが相手はずっと自分と一緒になりたいと言ってくれて眷属になった後も嬉しそうにしてくれている。結果的にすべての条件がクリアになってしまえば気持ちを整えるように一呼吸置くとその目を見ながら好意を口にする。今までも気まぐれで一緒に居た人間はいたがこんなにも大切にして傍に居たいと思ったのは相手だけだ。こつんと額を合わせると「…君が眷属になってくれて嬉しい」と更に素直な気持ちを伝えて)
9900:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-10 18:53:47
…っ、……、……へへ、……俺もフィリップが好きだ…お前の半分になれて、俺も嬉しい
(相手と交わす口付けは暖かくて柔らかくて何故か甘くてこちらを撫でる手は最高に心地よいがそれをほんの少し止めてでも聞きたい言葉がある。その単語はもう既に聞いていたが、自分だけに向けられた言葉が聞きたかった。物足りなさそうな相手の目を見つめ問いかければ相手の目が大きく揺れる、口が開かれるまでの数秒が永遠に思えて催眠などなくとも視線を逸らすことなど出来なかった。再び視線が交わる、そして待ち望んだ言葉を伝えられると今度はこちらが大きく瞳を揺らした。相手からの想いは伝わっていたが言葉にされれば更に幸せは増す、その口調からその言葉以上に想いが乗っているのは明白だった。相手が生きてきた長い時の中で一番大切だと伝えられれば何よりも幸せで、嬉しくて、愛おしくて、あらゆる感情が溢れ出せば感情の制御が効かなくて何故か目の奥がジワリと痺れて泣きそうになってしまう。それを誤魔化そうと笑うがどことなく幼い笑い声になって額が合わさってさらに相手の気持ちを言葉として伝えられれば軽く擦り寄りながら改めてこちらの気持ちを伝えた。もう違う存在だと悲しむことも置いていかれる未来に寂しくなることもない、これからもずっと一緒にいられるなら「じゃあ俺は永遠にお前の恋人でいられるんだな」と浮かれた思考のまま少し照れくさそうに言って)
(/やり取りの途中ですがこちらで少しご挨拶を…本日で検索様と出会って5年目に突入しましたね!改めてこれほど長く、また楽しくやり取りさせていただいていること感謝しております。本当に毎日幸せな日々です。ありがとうございます。今年はパロ系統や時間軸をずらすお話を提案していただいて一気に物語の幅が広がってますますやりたいお話が増えましたし、何よりここの二人の香水を作れたことが大きな思い出になりました。大切な宝物を検索様と一緒に作れたことが何よりも嬉しくて、検索様としか出来ないことだなと噛み締めております。これからもこれまで通りお互いのペースでやりたいことをてんこ盛りにしたお話を紡いでいきましょう。これからもよろしくお願いします!)
9901:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-10 21:49:22
…そうだね、いつか死んでしまう時まで君と一緒だ。君と一緒に居れば微塵も寂しくないだろうね。
(やっとずっと押さえ込んでいた気持ちを伝えて自分の人生の中でも一番だと伝えると見つめる相手の瞳が揺れて潤んでいくのが分かった。ずっと気持ちにこたえられなかった分背中に腕を回してぎゅっとその体を抱きしめる。こつんと合わせた額は以前のような体温はないはずなのになぜか暖かくて自然と口角が上がる。幼い笑い声と相手からも気持ちが伝えられると腕に力を込めてその存在を大切に愛でる。出会う人間は必ず先に死んでその悲しみが多くならないように一線を引くようになってからは一生を共にする者の存在など考えていなかったが照れ臭そうに将来の話をされると目を細めてその頭をまたなでる。自分には相手がいる、それだけで心強くてこの先何があろうと何とかできる気がした。ふわりと笑みを浮かべるとまた短くキスを送って改めて「ずっとそばにいてくれ、翔太郎」とお願いして)
(/日々探偵様とやり取りさせていただいてあまり意識はしてなかったのですがもう5年目になるんですね…!濃密な時間を過ごして5年が長いような短いようなといった具合ですがこちらこそこれほど長く沢山のやり取りをさせて頂いてありがとうございます。こんなに長い間やり取りさせて頂いてもやりたいことが尽きないのはひとえに探偵様が相手だからとひしひしと感じております。やり取りの間でも自然と以前の会話や出来事が出てきたりと積み重ねた時間を感じることが多く、いい意味で原作とは違う二人になっていってることが凄くうれしいです。これからも是非いつものノリとペースで沢山の時間が刻んでいけたらと思います、こちらこそこれからもどうぞよろしくお願いいたします!/こちら蹴りで大丈夫です)
9902:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-11 07:44:46
あぁ、その時は俺も一緒に消えるからきっと同じ場所にたどり着く。…、……お易い御用だ。これまでお前が感じてきた寂しさも孤独も悲しみも、俺が二度と経験させねぇ
(いつも心掛けているハードボイルドな振る舞いは頭から抜け落ちてしまって今はもう相手と飾らない心で向き合い幸せを共有することしか考えられない。幸せが体中に溢れて止まない中、強く抱き締められればそこに込められた感情まで伝わって来るようでまた額に擦り寄っていた。つい浮かれたことを言えば頭を撫でられその心地良さに目を細める、しかしその言葉の裏には相手の過去が見え隠れしていた。再び唇が短く重なれば新たなお願いがされる、その願いに自らの誓いを重ねながらそっと相手の胸板に手のひらを置いた。手のひら越しに相手の心臓の鼓動が伝わってくる、互いの血を交換して契の上でも離れられないがそれ以上に相手から離れようなんて微塵も思わない。手のひらで相手の芯を温めるようにしながら真剣な顔で「俺の命はフィリップと一緒だ。だから、ずっと傍にいるって誓う」と伝えたあと直ぐに緩んだ笑みを向ける。今度はこちらから顔寄せ誓いの証のように唇を重ねる、直ぐには離れていかず柔らかな場所を重ね続けるとその甘い心地に浸って)
9903:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-11 10:25:22
…うん、僕もずっと傍に居る、もう置いていかない。……、…
(相手の頭を優しく撫でながら将来のことについて思いを馳せていると相手の掌が胸板の上に置かれる。まるでちゃんと居ることを確かめるような仕草に軽くその上から手を重ねた。そして力強くこちらの願いを聞き入れてくれると返事がされればずっと張っていた意地のようなものも解けて安心した笑みを浮かべる。そして改めて真剣な顔でこの先もずっと傍にいると誓ってくれれば瞳を揺らして、大きく頷きさっき相手に縋られた不安を溶かすようにこちらも約束を口にした。そして相手の顔が近づいてきて唇が重なるとそっと瞼を閉じて触れる柔らかさと温もりに身を委ねる、先ほどと違って直ぐに離れて行かない相手を抱きしめながら今までの分を埋め合わせるようにキスを続けた。暫く経った後瞼を開けるとゆっくりと唇を離す、血は吸っていないはずなのに満ち足りているような心地がすれば「…君とのキスだけで生き延びれるかもしれない」と真面目な顔で呟いて)
(/お世話になっております。そろそろお話していた部分は区切りが良さそうだなと思うのですがせっかくならば少し時間軸を先に進めて探偵君が変化した生活や体質に慣れてきた頃もちょっぴりやりたいなと思うのですがいかがでしょうか。または今回はこの辺りで終えて別の機会にじっくりと吸血鬼パロバージョンの事件や依頼をこなすのもアリかな…とも思っているのですが探偵様のご希望などありましたらお聞かせください)
9904:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-11 12:37:04
あぁ、…お前もずっと俺の傍にいてくれ。……何言ってんだ、これからもちゃんと食事してるか確認するからな
(こちらが相手の胸板に存在を伝えるように手を置けば相手の手が重なる、そのまま誓いを口にすれば相手の瞳は大きく揺れて今まで見た中で一番穏やかな笑みを浮かべれば、より相手の深い所に触れたような、より濃く交わったような、そんな気がしてまた目の奥が熱くなる。それを緩んだ笑みで誤魔化し唇を重ねる、腕に力が込められてこちらからも呼応するように抱き締める腕に力を込めた。再び唇が離れるがもう相手は物足りなさそうな顔はしていない、しかし満ち足りたまま理論から外れたことを言えば思わず笑ってしまった。長寿で聡明な相手の思考をここまで溶かしていることにまた幸せと優越感を感じながら相手の頬に手を添え親指の腹で撫でる、その柔らかさを感じながら「まぁキスもいつだってしてもいいけどな」とおどけて言ったあと、後から恥ずかしくなって目線を泳がせていた)
_____フィリップ、起きてるか?
(吸血鬼の眷属になってからいくらか日が経った頃、夕日が沈みかけた時間帯に事務所にやってくれば肌を厳重に覆っていた長袖のジャケットに手袋とマスク、ハットとマフラーをとって所定の位置へと片付ける。今の季節には少々早い格好だが肌を日光から隠すにはこれくらいした方がいい。あの日から明確に自分の体質が変わった。夜目が効くようになったのはもちろん、日光は天敵になり夕日でさえ刺さるような痛みを感じるようになった。分かっていたことではあったが日中に外を歩き回ることは出来なくなってお陰で家から出られるのは夕日が沈みかけた時間からだ。相手にはそれでも早いと言われているが事務所が開く時間帯が夜になった分なるべく早く表の札を【OPEN】にしたいのが本音だ。事務所内を見回す、一日の最初に相手と顔を合わせる時『おはよう』が正しいのか『こんばんは』が正しいのか、未だに定められないまま相手を探していて)
(/お世話になっております。区切りをどうしようかと思っておりましたが、今吸血鬼パロがめちゃくちゃいい感じですし是非このまま眷属になって少しした頃の時間帯もやらせていただきたいです!二人の関係性が変わってからの変化や時々眷属の力にまだ慣れてない探偵など出来ればと思います。吸血鬼パロでの事件も是非やりたいです!体が頑丈になってさらに無茶するようになったり荒事を引き受けるようになったりしてちょっと喧嘩してしまう、なんてことが出来れば面白そうかなと。なんなら続きでやってしまってもいいかなと思いますが、後にお楽しみに取っておくのもいいので悩みどころです……ひとまず上はそれっぽく初めておきましたのでこちらは一旦止めてこのままふんわり続けても、こちらでご相談続けさせていただいてもどちらでも大丈夫です!)
9905:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-11 15:01:56
おはよう、翔太郎。今日も随分と早い出勤だね。
(決定的な日から幾らか経った頃、上の方から物音が聞こえてくればガレージで読んでいた本を一旦閉じて螺旋階段を登る。事務所に続く扉を開けると装備品を外して片付けに行く相手が居て最近見るようになった光景を敢えて何も言わずに眺めていた。完全に日が沈んでからでもいいのに、少しでも事務所を早く開ける為に相手はいつもこの時間に来る。前は朝から来てたことを思えば遅い出勤ではあるが吸血鬼基準では十分早起きに該当するだろう。前はどちらかが無理をしていた分今は長い時間を過ごせる事に気持ちが弾むのを感じながら相手が何かを探すそぶりをしていれば優雅にこちらから声をかける。普段の姿になった相手の元に近づいてから顔や首などを入念に観察して特に異変が無いのを確認すれば「何処も日に焼けてないみたいだね」と安堵の表情を浮かべて)
(/続きの文章ありがとうございます!それでは是非是非ちょっと慣れてきた頃をやってしまいましょう。せっかくですので続きをやってしまってもいいかもしれません。より無茶をするようになってしまう探偵君と喧嘩して暫し冷戦状態になったりその状態で探偵君がやられてしまって助けに行くってのも楽しそうです。初めての飢餓状態とか色々盛り込みたい要素はあるのですが探偵様の方でも希望があればお聞かせください)
9906:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-11 18:08:52
おぅ、おはようフィリップ。夜だけじゃ来れねぇ人もいるかもしれねぇしなるべく早く開けねぇと。…お前にも影響あんだから抜かりねぇよ
(素肌を一切出さないよう体を覆っていた衣服を片付け相手を探せばガレージへ続く扉が開く、どうやらもう起き出していたらしい。時間は夕方でも『おはよう』で良いのかと内心思いつつ、優雅な声に口角をあげながら挨拶を返す、そのまま相手はこちらに近づいてきて体中をマジマジと観察していた。不思議そうな顔をして見守っていたがどうやら日焼けのチェックだったらしい、安堵する姿に大切に思われているのだと実感すれば擽ったい気持ちになって口元が緩んだ。相手の眷属となり体質は顕著に変化したが見た目の方は変化がゆっくりなのか、それとも変化しないのか、とりあえず今は時間帯を変えただけで探偵事務所は変わらず続けられている。夕方に事務所を開けるのに唯一不便なのが家から事務所までの道のりで「今はこの格好で違和感ねぇけど問題は春以降だな。考えとかねぇと」と悩みの種を口にして)
(/ではこのまま慣れてきた頃の二人から依頼まで一気にいってしまいましょう!ざっくり考えた流れですと、この後護衛の依頼が来て探偵が対応→襲撃されるも守り抜いたことから同じ人物から度々護衛を頼まれるようになる→何度も襲撃されて怪我も増えてくるがその度に検索くんの血を飲んで回復し段々怪我に対して無頓着になる→大怪我しても反省のない探偵に検索くんが怒る、みたいな導入でどうでしょう?そこから喧嘩して血を飲まないままに再び護衛をするも力が出せずに護衛対象を人質に取られてしまって動けなくなり、そのまま一日経ってどちらかが飢餓状態になって暴走、みたいなのでいかがでしょうか?探偵ひとりで動くところはどんどん圧縮して飛ばしつつ喧嘩と暴走に重きを置いてやり取りさせていただければと思います。ざっとこちらの想定を書き出してしまいましたが改変していただいても全然問題ありませんので検索様のやりたいこともお聞かせいただければ!)
9907:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-11 21:55:32
…それなら君もここに住めばどうだい?移動しなければ日の光を浴びることもないだろう
(特に露出しがちな部分をチェックするが特に変化はない。少し浴びたくらいでは致命的なことになることはないが警戒するに越したころはないだろう。吸血鬼の体質になってもこの街を大切にしていることは変わらないようで今日もこれから事務所を開けるつもりのようだが相手がぽつりと悩みを口にすればじっとその様子を見る。確かにあの格好でこの時間に街を歩いていれば目立ちすぎる、その解決法を少し悩んでから相手も自分と同様に一緒にここで生活することを提案してみる。移動する手間がない分相手の望み通り事務所を早めに開けることもできるし万が一のことがあってもすぐに察知することが出来る。「遮光カーテンさえ買ってくればこの事務所でも過ごせるし寝具もちょうど奥に休憩用のやつがあったはずだ」と事務所奥のスペースを指さし反応を伺ってみて)
(/その流れ良いですね!段々怪我に無頓着になるし慣れない内から能力や派手に動きすぎてしまう探偵君と大切だからこそ起こる検索が出来そうです。探偵様の流れでも良いですし、もしも地雷でなければ喧嘩して吸血できないまま護衛に出て更に怪我をしてしまって飢餓状態になる→吸血鬼の本能が疼いてしまい血が欲しくて近くの人間である依頼人を襲おうとしてしまうor実際に襲ってしまう→検索が止めに来るという暴走の流れでも面白いかなと思いました。今は検索の味しか知らない所を他人の血を知って不味いってなる探偵君も出来そうですしより特別感が協調されるかなと思います)
9908:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-12 07:56:12
…………そうか、俺がここに住んじまえばいいのか。でも毎日あのベッドってのは…
(今でも季節に対して厚着しすぎているくらいだが冬を超えてしまえばいよいよあの格好は不審者に分類されてしまう。だがこの時間から事務所を開けるのは譲れない部分でもありどうしたものかと頭を悩ませていた。するとこちらを見つめていた相手からここで暮らすことを提案されて思わぬことに目を瞬かせる、つまりそれは相手と同じ場所で暮らすということ。ここに住んでしまえばまだ日がある時間に外を歩く危険もなければ遮光さえしてしまえば何時でも相手と共にガレージだけでなく事務所で過ごすことも出来る。願ったり叶ったりな状況だが事務所奥に置かれた簡易ベッドを指さされると少々難を示す。一夜を過ごすくらいなら問題ないが毎日あそこでは気が休まらない。それに一緒の空間にいるのに相手と離れ離れになってしまうのも何処と無く寂しくて「…いっそベッド買っちまうか。……デカイやつ」とボソリと自分の願望を含めて呟いて)
(/せっかくのパロですので本編ではやらないようなこともやりたいですし、探偵が飢餓状態になって人を襲ってしまうとこまで是非やりたいです!依頼人の血が不味くて敵まで襲って命を奪おうとしてしまうとこに検索くんが止めにくる、みたいなのができれば楽しそうかなと!そこから検索くんの血を貰ってよりこの関係に没頭してしまう的なのが出来れば嬉しいです。大枠は決まってきましたが、他に調整しておくとことかありそうでしょうか?/なければ蹴っていただいて大丈夫です!)
9909:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-12 11:53:15
…、…それもいいかもしれないね。長い間過ごすなら快適な環境を整えるべきだ
(移動する必要もなく生活を共にすることが出来る、まさに一石二鳥の解決策を提案すると相手の目が瞬いた。しっくりきたといった反応を見せる相手に自然と笑みが浮かんで新たな予感にわくわくしていたが寝る場所として簡易ベッドを指さすと相手は抵抗を示す。元が人間ならば寝具にもこだわるのだろうかと若干首を傾げていたがぽつりとその解決策の呟きが聞こえてくると今度はこちらが目を瞬かせる番だった。大きな奴、ということは一人ではなく自分も含まれているのはすぐに分かった。生活リズムなどの違いから誰かと一緒に眠った経験はほとんどないが生涯を共にする相手ならばそれも悪くない。口元に笑みを浮かべてそれっぽい理由をつけながら賛成を示すとちょっと悪戯心も湧いて傍に近づくと「そしたら一緒に眠れるね、翔太郎」と敢えて言ってなかった部分を揶揄うように口にしてご機嫌な笑みを見せながら様子を伺って)
9910:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-12 12:31:27
だよな。……なッ、…その、つもりだ…
(今後の生活のことを考えても今の家を手放して二人でこの事務所に住んだ方がいい、そこまで近くにいるならば眠る時だって一緒でも良いはずだ。その話は追々することにしてとりあえず大きめのベッドを買うことを決める、相手は目を瞬かせたがこちらの真意には気づいていないようで軽く返事をしていた。あとは荷物をこちらに移す算段を整えるだけかと考えていた矢先、不意に相手が近づいてきて目を向ける。そしてこちらの考えを見透かすようなことを言われれば目を見開いて言葉が詰まって固まってしまう、大きめのものを選択した時に相手も同じ事を考えていたのが嬉しいような、あっさりこちらの考えを読まれてしまったのが恥ずかしいような、いたたまれなくなると目線が泳ぐが誤魔化すことも出来ずポツリと呟くように同意する。だがそれはそれでまた恥ずかしくなってきて「仕方ねぇだろ!お前の棺は一人用だし簡易ベッドも二人じゃギリギリだし!それならでかいのあった方が…」と叫んでしまうが、最初から二人で寝ることが前提だったと白状したもので墓穴を掘ったのに気がつけば口を噤んで眉を下げる、どうにもならなくなるとその場から逃げるようにキッチンへ向かった。落ち着く為にも紅茶を飲もうと茶葉が入った袋を手にするが焦った頭ではすっかり力加減のことを忘れてしまって、人間の時と同じ感覚で袋を破けば力が入り過ぎてしまい『パァンッ』という派手な音と共に袋は切り裂かれ紅茶葉が派手に散らばって)
9911:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-12 15:04:13
ふふ、一緒に寝て欲しいと思われているようで何よりだ。…あ。人間の時とは力加減が違うのだから気を付けたまえ
(近づいて揶揄い交じりに言葉をかけると分かりやすく相手は固まる。わざわざデカいと付け加えるくらい意識しているのは丸わかりだったがじっと相手を見ていると目線は泳ぎながらも肯定の返事がされて機嫌は高まっていくばかりだ。並べられる言葉も照れ隠しの言い訳のように思えて口に手をやりくすくす笑いながら弾む声で感想を告げた。これから生活を共にするための新たな変化を感じていたのだが相手の方は眉を下げたと思えば逃げるようにキッチンに向かう。おおかた紅茶を入れようとしているのだと分かれば自分の分も入れて貰おうとカップを棚から出して持ってくる、丁度その時相手が力任せに開けようとした袋が破裂し派手な音と共に茶葉が散らばってしまえば思わず声を上げて動きを止める。どうやらまた力加減を間違えたようでカップをテーブルに置くと散らばった茶葉を集めて片づけを始める。人間の時から一般的な成人男性よりは力や体力が高い相手だったが眷属になって身体が人ならざるものになってから更に強くなっている。人間の時と同じ動きをすると壊れてしまう物が多く普段から気を遣っているのだが相手はまだ慣れていないようだ。散らばった茶葉を片付け終えると散らばらずに残った袋の中身を新たな袋に移し替えながら「暫くはその身体に慣れる練習だね」と軽い口調で続けて)
9912:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-12 18:25:30
やべ……、悪い…そろそろ慣れたと思ってたんだが…日に日に力も強くなってんだ
(眷属になって冷たくなったはずの体は羞恥で熱が上がってしまって場を誤魔化そうとキッチンへ向かう、これからは四六時中一緒に、生活リズムさえも一緒なのだと思えば舞い上がるのも相まって力加減を誤ってしまった。目の前で弾ける袋に一瞬呆気に取られる、後ろから相手の声が聞こえてくればハッと意識を取り戻して謝罪を挟んだ後慌てて相手と共に散らばった茶葉を片付けた。見た目の変化がない代わりに中身は少しずつ人間から外れていっている、その中でも顕著なのが筋力だ。相手の血を飲んだ直後もなかなかの怪力になっていたがその力はまだ成長中らしい、おかげで力調整の日々だが今のように焦って理性を欠いている時はやらかしやすい。犯人を追いかける時に異常に早く走りすぎてしまったりバットで襲われた時も簡単に止めてしまったりと事例は後を絶たない、相手は軽い調子だがこちらの中ではあまり軽視が出来なくて「依頼の時には特に気をつけねぇと…誰かを傷つけたくねぇし」と自分の手のひらを見つめながら呟き)
9913:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-12 20:11:02
与えた血の量が多かったから馴染むのに時間がかかっているのだろうね。…大丈夫、君ならちゃんと制御できるはずだ。
(一緒に茶葉を片づけながら相手の話を聞く。普通の眷属は一時間か長くとも一日もすれば体が出来上がるが相手には自分の半分の血が注がれている。相性が良かったとはいえ体になじんで完全に変化してしまうまでにはもう少し時間がかかるのだろう。人間だった時の頃がある分なかなか難しいだろうと思うが心配そうに手のひらを見つめる姿を見れば相手の頭に手を伸ばして安心させる言葉をかける。こういったことは精神的な影響も大きい、それに相手ならば致命的なことはしないだろうという確信があって頭を優しくなでながら軽く微笑んで見せた。それから少し考えて「心配なら僕のことを考えたり僕に触れていると思えば良い。恋人に手荒な真似はしないだろう?」と自信たっぷりにもう一つの方法を提示する。そんなことを話しているとすっかり夕日が沈んで暗くなった事務所のドアがノックされて)
9914:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-12 21:43:34
じゃねぇと困る、……そうだな。お前を傷つけることは絶対しねぇから、万が一の時はフィリップのこと思い出す
(心が乱れている時や咄嗟の時ついつい体が変化したことを忘れてしまう、それこそハードボイルドな男のように感情に流されずいつでもクールにいられたらこの体を簡単にコントロールできるのだろうが現実はなかなか上手くいかない。人間でないことがバレるのもマズイことを考えれば自分を戒めるように決意を固めていたが不意に相手の手がこちらに伸びてきて頭を撫でられた。途端に張っていた気持ちは緩んで幸せな心地が広がる、誰かに甘える機会が少なかったせいか特別な相手から大切にされるように頭を撫でられればずっとこうやって甘えたくなってしまう。撫でる手に軽く擦り寄っているうちに口元は緩んでいく、そして何かあった時の対処法を伝えらられば照れくさそうに笑った。確かにこうやって相手が傍にいるうちは力を見誤ったりはしない、茶葉袋のことさておき相手が隣にいるだけでこれだけ安心できるのだから誤った道を行くこともないだろう。こちらも緩んだ笑みを見せてからその後は相手がいれる紅茶を楽しむこととなった。一息ついたところで事務所のドアがノックされる、扉を開けるとそこには高級そうなスーツをきた男が立っていた。中に招き入れて早速依頼を聞けばその内容は護衛だった。どうやら機器に使用する最新鋭の制御チップを開発したらしく、どこから嗅ぎつけたのかきな臭い組織が買取を申し出てきたそうだ。それを断り信頼のおける会社へ今夜引き渡すことになっているのだが万が一に備えて周囲を警護して欲しいというのが今回の内容だ。活動時間も今からならば問題はない、それに眷属の体質なら危険察知は得意分野だろう。直ぐに依頼を受けることを決めれば相手の方に向き「俺向きの依頼だな。行ってくるから留守は任せたぜ、フィリップ」と声をかけて)
9915:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-13 11:46:17
ああ、そうしてくれ。__…僕はついていかないでいいのかい?
(相手の頭をゆっくりと撫で始めると相手の緊張のような物が解けて自ら手のひらに擦り寄っていく。焦っている時に力加減を間違えてしまうならとこの肩肘はらずに気が抜ける瞬間と自分の存在を思い浮かべるように伝えれば相手は照れくさそうに笑って釣られてこちらも軽く微笑む。何もないのが一番ではあるがその時にストップをかけることや気持ちを沈めるきっかけになればいいと願いを込めて頭を撫でていた。そうして落ち着いた後入れ直した紅茶を飲んで一息ついているとドアがノックされる。人間だった時は昼間に依頼を受けることが多かったためこうしてやり取りを見ていられるのは結構新鮮だ。少し後ろで様子を伺うようにしながら依頼内容を聞いていると今回の依頼が護衛だと分かる。それもかなり急な話のようで今から出てくると聞くと立ち上がって同行の有無を尋ねる。相手の実力を信頼していないわけではないがきな臭いがどれくらいか分からない以上厄介なことに巻き込まれる可能性だってあるはずだ。先ほどの話がちらついてじっと相手を見ながら様子を伺っていて)
9916:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-13 12:29:25
ん?あぁ、大丈夫だ。……さっきのがあるしな
(相手に留守番を頼むと伺うような視線が向けられ目を瞬かせる、その後同行を問われると少々驚いた後小さく笑みを浮かべ首を振る。これまで昼間に依頼を受けていた関係で基本的には全てをひとりでこなしていた、夜の依頼に気紛れで相手が着いてくることもあったがそんな流れもあって今回の依頼も当たり前にひとりで行くつもりだった。先程あんな話をしたばかりなのもあってこちらを気遣ってくれたのだろう、その想いに口元が緩みそうになるのを無理やり引き締めながら相手に近づくと依頼人に気づかれないように耳打ちをする。万一があっても先程のおまじないが効いてくれるはずだ。それに大切に思う相手を危険な場所に連れていきたくない、どんなに相手が丈夫であろうとそれは危険に晒していい理由にはならないだろう。日もすっかり落ちて厚着も必要なさそうだ、ハットを被ると「じゃあ行ってくる」と軽く手を振ってから依頼人と事務所を出た。そこからは、結論から言えば依頼人の予想通りだった。チップの引渡し兼会食を行う会場を仮面を被った男達に襲撃されたのだ。バットやらナイフやら物騒なものを持っていたが正直眷属となった体の前では太刀打ちできるものではない、バットの打撃は感じないしナイフで切り裂かれて血は出るものの直ぐに止まってしまう。それなりに苦戦するフリをして力加減を気をつける方が大変だった。結果的に会場にいた依頼人を含む全員を守りきり無事に交渉は終了、襲撃犯は全員警察に引き渡した。依頼料は後日振り込んでくれるとのことで依頼人とも別れて事務所へ帰ってくる、体はなんともないが殴られたり切りつけられた痕跡は残っていて、多少体力を使った関係で喉は渇きを覚えている。そうなれば欲しいものは決まっていて扉を開けて事務所へ入ると「ただいま。…フィリップ?」と相手を呼んで)
9917:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-13 16:04:25
おかえり。……、
(滅多なことがなければ命には支障はないとは思うが心配が覗いて同行を持ち掛ける。だが相手は首を振って大丈夫と返した後耳打ちで先ほどの提案の話を出して来れば何も言えなくなってしまう。ここで素直に行かせるのが信頼だろうと自分を納得させると「ああ、いってらっしゃい」と軽く手を振りながら相手と依頼人を見送った。それから久しぶりに一人となって本を読んだり紅茶を入れたりしていたが何処となく落ち着かない。だが留守番を頼まれた手前、相手を探しに外に出掛けて行き違いになるのも気が引けて暗くなった外を頻繁に見ながら待っていた。それから暫くして階段を登ってくる音が聞こえて椅子から立ち上がる。扉の方に向かったタイミングで相手がドアを開けて顔を見ると出迎えの言葉を掛ける。あの日のように血塗れになっていないことに一旦安堵するように息を吐くが一瞬だけ相手の血の香りがして動きを一旦止めた。その元を辿るように相手の恰好をよくよく見てみればお気に入りのジャケットや靴に擦れた跡や血痕を発見してまた一瞬固まる。それから相手を見れば「怪我したのかい?」と少し低くなった声で問いかけて)
9918:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-13 19:13:41
ただいま。…あー結局軽く襲撃受けちまってな。でも無事に依頼人は守れたし、プロみたいだって感心されちまって。おやっさんの知り合いだったみたいで鳴,海.探.偵.事.務.所はやっぱり頼りになるって褒められちまった。知り合いにも宣伝してくれるってよ
(事務所の扉をくくればすぐに相手が出迎えてくれて行きしなと同じく手を挙げるが相手は動きを止める、低い声で質問されれば一瞬動きを止めて目を逸らした。何となく怒っている空気を察しれば眷属になった日のことを思い出す、こちらを傷つけた誰かに怒っているのだろうか。結果軽い調子で依頼の顛末を説明する、実際あの時と違って人ならざる力を手に入れた今危ない場面はなかったのだから問題という問題は起きていない。スーツについた埃を軽く払うがナイフで切りつけられ裂けてしまった部分は流石にどうにも出来ない、買い替えが必要だがそれを補填できるようないい事もあった。依頼人との道中この事務所を選んだ理由がおやっさんだったことを知り、依頼後にはかなり感心されて同じ系統の依頼人が近いうちにやってくるという。そんなこともありかなり浮かれ調子だが、体の回復でも物理的にも血を失い体は潤いを欲していて「それでだな、フィリップ…喉乾いちまって、貰ってもいいか?」と期待の目を向け問いかけて)
9919:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-13 21:20:52
…まあ人間相手ならそう簡単に危ない目に合うことはないだろうけど…、ふぅん…
(目ざとく相手の服の異変に気付いて質問すれば一瞬気まずそうに目がそらされる。依頼の顛末を説明されるが何処となく物事を軽く見ているように思えてそのまま視線をそらさないでいた。人間の頃から丈夫で滅多に大けがして帰ってこないことは知っている、だがその一方であの日の光景が脳裏を過ぎって楽観視している相手を信用しきれないでいる。自分に言い聞かせるようにもぽつりとつぶやいていたが対称的に相手はかなり浮かれた様子で褒められたことや師匠の名前があがったことに嬉しそうにしている。相手にとって大切な探偵という仕事にやりがいを持って笑顔なのは悪くないが知り合いにも宣伝する、つまり似たような荒事にかかわる依頼人がやってくる可能性を考えれば歓迎することはできず少し不服そうに相槌を打っていた。若干不機嫌になっていたが改めてというように期待を込めて吸血のお願いをされると求められたことに少し機嫌をよくして「良いよ」と返事をすれば吸いやすいようにとソファーに移動する。それから服を軽く緩めると相手を見て「好きなところから吸いたまえ」と身をゆだねて)
9920:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-14 08:27:30
助かるぜフィリップ。…なら遠慮なく
(事の顛末をなるべく心配をかけないように、ついでに襲ってきた人間に怒らないように、軽い調子で話す、相手は何処が不服そうな声を出しているがおやっさんの縁でここに来てくれて成功を収めてしかもまた仕事が増えるだなんてかなり良い状況だ。相手も分かってくれるだろうと内心軽く考えつつ吸血をお願いすれば一転相手の表情は少し明るくなりソファへと移動する、吸血はするのもされるのも至福の時間で腹を満たす以上に相手と共に生きているのを強く実感する時間でもある。しかしそれはそれとして今は体を回復し腹を満たすために相手の血が欲しい。相手に緩く抱きつけば首元に顔を埋める、軽くそこへ擦り寄れば眷属となって敏感になった嗅覚が相手の香りを捕まえて思わず安堵の息を吐いた。同時に皮膚の下に流れる赤い血の香りさえするようで体が本能で震える、首筋に口を宛てがうと軽く甘噛みしてから人間の時には八重歯だった小さな牙でプツリと肌に穴を開けた。途端に甘美な香りが口から鼻腔へ突き抜けていく、脳を揺さぶる香りにクラりと酔ったよう思考が揺れれば溢れす血を取り込んでいく。時折唇と肌の間で高い音を響かせながら甘くて美味い血を夢中に飲んでいれば傷口はみるみる塞がっていって)
9921:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-14 11:59:54
…ん、…随分とこれも慣れて来たね
(少々引っかかることはあるものの相手に求められて傷を癒やす吸血に異論はない。ソファーに移動して身を委ねると相手が軽く抱き着いてきてこちらも腕を回してくっつく。相手が顔を寄せて肌を髪が触れると擽ったそうに笑いつつ待っているとそこが軽く甘噛みされた。まだ小さな牙が肌を貫いて軽く痛みを発すれば小さく声をあげる。血が溢れる感覚がしてそれを唇で拭って取り込む姿を見れば人間から吸血鬼になったのだと再認識して、実感を口にしながら傷が癒えていくのが見えれば褒めるようにその頭を優しく撫でる。吸血鬼は吸血によってある程度傷を癒やしたり気力を取り戻すことができる、だが勿論傷が深くなるほど体力を消耗すればするほど必要になる時間や量、そして血を欲する渇望は強くなっていく。まだ変化したばかりの相手にはコントロールは難しいだろうと判断すれば「血は幾らでもあげることは出来るけど、まずは怪我をしないよう無茶するのは控えたまえ」と優しく撫で続けながら今後の動きについて釘を刺しておいて)
9922:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-14 12:30:33
ちゃんとフィリップと同じってことだ。……分かった、気をつける。……ご馳走様
(こちらが軽く腕を回せば相手からも抱き締められる、吸血にあたって必要ない行為と言えばそうだがこんな幸せを感じる時間に相手の存在をもっと感じたくなるのは当たり前だろう。肌を食い破ると相手から小さく声があがる、この瞬間はいつも少々罪悪感を感じてしまう。相手が人間だったこちらの吸血を避けていたことも理解できるがそれ以上に口から摂取し心身を満たす相手の血は甘美でいてその美味さ以上に幸福だ。今は血への渇望が増していていつも以上に血が美味く感じる。そのまま頭を撫でられると心地良さは一気に増して肌の傍で笑いながら嬉しそうに同じ存在になったことを喜んで抱き着く腕に力を込め、より夢中になって相手の血を啜った。しかし頭を撫でられながら釘を刺されると一瞬動きを止める、相手はどうやら襲撃犯への怒りよりもこちらを心配してくれているらしい。大切な人から想われていることも嬉しくて頭を撫でられたまま軽く擦り寄り返事をする、これからは心配をかけないためにももっと上手く立ち回らなければ。やがて相手の血によって腹が満たされ満足気に一息ついたあと傷口を塞ぐために舌を這わせる、顔を上げて食事後の挨拶をしたあと額をコツンと合わせると「ありがとなフィリップ。俺、お前がいるからここに帰って来れる」と満たされた心地で礼を言って)
9923:
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ID:415c83bff 2025-11-14 13:50:12
なら良い。…ちゃんと傷も塞がったみたいだね。ああ、ここで待ってるからちゃんと帰ってきてくれ
(相手を緩く抱きしめながら身を預けてその頭を優しく撫でる。吸うのに慣れてきた相手と同様にこちらも吸われる側にはだんだんと慣れてきた。自分の物が相手に取り込まれる幸せを味わいながらくっついていたがこれからの動きを含めた釘をさしてみると相手は一瞬動きを止める。相手と目が合って頷く返事と共に擦り寄られると漸くさっきまで抱いていた不安やモヤモヤが相手に届いて解けたような気がして安堵の息をつくとこちらかも擦り寄って大切な存在を確かめた。そのまま血を与えていてふわりとした浮遊感にも見た幸せを噛みしめていると十分に満たされたようで相手の牙が離れて出来た傷口を舐められる。穴がちゃんと塞がって綺麗になったが相手の方の傷もすっかり元に戻ったようだ。さっきまで血のついていた肩などを撫でて確かめているとこつんと額が合わさって視界いっぱいに相手の姿が映る。その状態で礼を言われると小さく笑って自分はここに居るのだと誓うように告げた。そのままぎゅっと抱き着いて初めてできた誰かが待ってくれている居場所を確かめていたがふと視界に入った時計は深夜の終わりに近い時刻を示していた。顔を上げて相手と目を合わせると「体はともかく精神的な部分も疲れているだろうし今日はもう寝ようか」と提案して)
9924:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-14 17:34:31
お易い御用だ。…そうだな。今日はよく働いたし、今後忙しくなりそうだしな
(体も心も相手にくっつきながらの吸血で存分に満たされて額をくっつける、自分の居場所を感じていれば相手は小さく笑ってこちらの言葉も受け入れられるとまた幸せが広がった。まだ眷属の力に不安が残る部分はあるが相手が傍にいると思えば制御できるし、帰る場所があれば正しい道を選んでいくことができる。更に強く抱き締められればこちらからも腕に力を込めて擦り寄っていたがどうやらそろそろ日が差す時間がやって来るらしい。それは即ち夜の眷属が眠る時間だ。傷口は回復したが喧騒の疲れも癒しておきたい、それにきっと明日から忙しくなる。視界いっぱいの相手と目を合わせるとこちらから短く口付けを送る、このまま同じベッドで眠れればどんなに幸せだろうと心待ちにしながら相手におやすみを送って帰路へとついた。そして翌日、早速住処を移していこうとまずはクローゼットに眠っていた物品を箱に詰め込んで持ってきてガレージの片隅に置く。こうやって少しずつ荷物を持ってくればいずれ引越しも終わるだろう、本格的に二人で眠れるベッドを探さなければ。荷物を持ちながら事務所へやってくるのが二日ほど続いた後、日が落ちた事務所の扉を誰かが叩く、やって来たのはこの前の依頼人と同じく高級なスーツを着た男性だった。なんでもこの前襲ってきた組織に同じく狙われているらしい、極秘プロジェクトの内容が収められたケースごと守って欲しいという依頼だった。早速おやっさんが繋いだ縁がもたらした依頼に気合いは十分で、どこか浮かれ調子のまま「期待には応えねぇとな。行ってくるぜフィリップ」と自信を宿してまた事務所を出ていって)
9925:
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ID:415c83bff 2025-11-14 20:10:57
……いってらっしゃい。
(二人で確かな幸せをかみしめる時間を過ごしていたが時計を見れば日が差す時間が近くてそろそろお互い眠った方がよさそうだ。寝ることを提案すれば相手から短い口づけが送られ、軽く微笑むとこちらからも軽いキスを送った。一緒に寝る提案を受けた後では別れるのは寂しがったがこれもあと数日だと思い相手を見送ってガレージへと戻った。それから相手が身の回りの物と一緒に出勤するようになりガレージの中に相手の私物が置かれるようになってから数日後。いつものようにのんびり過ごしていればまたスーツを着た男性がやってくる、その身なりに嫌な予感を覚えたが見事にそれは命中してこの前の依頼人の同業者だという。同じ組織に狙われていると聞けば眉をひそめ難色を示すものの隣の相手は気合十分で断る気などさらさらなさそうだった。何処か浮かれた様子に終始不機嫌な表情を見せつつもここで言って止まるような人物ではないのは承知の上だ。苦々しく見送りの言葉を向けるが去っていく足音にやはり嫌な予感がすれば周囲に紛れるための上着だけ引っ張ってきて尾行するために事務所を後にした。相手と一緒に居て探偵のテクニックなどはあらかた習得済みだ。気配に気づかれないようにしながら夜道に向かっていく相手と依頼人の後を追いかけて)
9926:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-14 22:08:09
兵器、ですか……ッ、あいつら…!
(早速舞い込んだ新たな依頼にこちらは終始ご機嫌だったが何故か相手は不機嫌で見送りの言葉も何処か素っ気なかった。こちらを心配してのことなのだろうが事務所の名前が売れて悪いことなど無いだろう。それに相手の言うように人間相手ならば遅れを取ることなんてない、元々喧嘩慣れしているのなら尚更だ。眷属の力がある今この系統の依頼は最も得意とするものかもしれない。一番大事である襲撃犯の追求を疎かにしたまま依頼人と共に合流地点まで歩く、そこで車に乗ってホテルへと向かうそうだ。夜に紛れる術は吸血鬼の方が格段に上で相手が着いてきていることなど微塵も気付きはしなかった。歩きながら同じ組織に狙われているのが気掛かりだと話してみれば詳しくは言えないがとある組織が兵器転用できる技術を集めていると聞かされる。嫌な響きに眉を顰め歩いていれば目的の車が見えてきた。直後その車の影からあの仮面を付けた男達がゾロゾロと出てくる、後ろへさがろうとするが退路にも仮面をつけた男が出てきて囲まれてしまった。仮面の男が『またお前かよ』と悪態をつく中、依頼人を物陰に隠して前回を反省しジャケットを依頼人に預ける。ニヒルな笑みを浮かべ指でかかってこいと合図してやると男達が襲いかかってきた。相変わらずゴルフクラブやら包丁やら物騒なもの揃いだがこの体の前では意味もない。時折殴られたり刃物が掠めるものの大したダメージにはならず次々敵を沈めていたが依頼人へ向かおうとした一人をノしたところで不意をつかれて鉄パイプが頭にクリーンヒットした。ハットでは防御にならず皮膚が裂ける感覚がする、お気に入りの帽子に血がついたのにカッとなれば「なにすんだ!」と怒りのまま腕を振って敵を薙ぎ払った。すると敵の体はボールのように吹き飛んで数人を巻き込んでいくと「やべ、」と思わず口にして)
9927:
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ID:415c83bff 2025-11-15 13:28:06
…っ、…翔太郎!
(夜に紛れるのは吸血鬼の特権で気配を消して相手の後を追う。依頼人との会話も断片的に聞こえてきて不穏な単語に眉を顰めた。やはり危険な事に関わってるのではないかと疑念を抱いていると相手が近付いていった車の影から仮面の男達がぞろぞろ出てくる。相手と依頼人を囲んでしまうが相手はそれを挑発して乱闘を始める。だが男達は素手ではなく武器や物騒なものを手にしていれば背筋が冷えた、時折相手に当たって血が溢れてその匂いが香るとぐらりと本能が刺激される。それでも相手が優勢で次々倒していっていて動くべきか悩んでいると目の前で鉄パイプを構えた男が振りかぶって相手の頭に直撃し、その光景に目を見開く。また相手を傷つけられた、漂った血の匂いに一気に理性は振り切れて相手の名前を叫びながら加速して接近する。その間にいる人間も簡単に薙ぎ倒して一掃してから相手のそばにやってくると酷く心配した表情で顔を覗き込み「…大丈夫かい?」と怪我の状態を確認して)
9928:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-15 17:00:27
な、フィリップ?!お前なんでここに、
(軽々と人間を吹き飛ばしてしまいマズイと思えば動きを止めてしまう、それは周辺の敵も同じで目の前で起こったことが信じられないといった様子だった。ほぼ同時に聞き慣れた声が聞こえ敵を薙ぎ倒しながら近づいてくる影を見れば驚いて目を見開く、そこにいたのは事務所に置いてきたはずの恋人で思わず裏返った声が出た。傍までかけよってきた相手は周囲の喧騒など気にせずこちらを酷く心配していて、状況についていけず戸惑っていたが人間を軽々と吹き飛ばしてしまう相手の存在に仮面の男達は及び腰でついには撤退の号令がかかってその場から逃走してしまった。呆気にとられているうちに包囲網は解除され、『助かった、のかな?』という依頼人の言葉で正気に戻ると相手の両肩に手を置き一旦離れるように無言で促す。その後依頼人からは改めて礼を言われて車に乗り込むのを見送れば依頼料は明日にでも振り込むという言葉の後車は去っていった。暗い道で改めて二人になれば相手の方を振り返る、今度はこちらが不機嫌な顔を浮かべて「ンで来たんだよフィリップ!俺だけでも十分に対処できたのに…敵も逃げちまったから手掛かりも掴めなかっただろ。俺一人で十分だったのに…」と一人で依頼を完遂できなかったことに不満を覚えつつ少々八つ当たり気味に文句をつけて)
9929:
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ID:415c83bff 2025-11-15 21:06:55
…どこが十分だったんだい? あんな強い一撃を受けて、人間だったらあっさり死んでてもおかしくなかった。力の制御も出来てなかったようだし少々君は自分を過信しすぎだ
(周りの男を片付け一直線に相手の元にやってくると様子を伺う。動けないほどの致命傷ではなさそうだが今も血が出ていて眉を下げながら相手を見ていた。周囲の男たちが撤収の号令をかけて逃走していくのも気にもせず相手を見ていたが両肩に手を置かれて離されると素直にそれに従った。そうしていると依頼人と相手の間で依頼のやり取りがされて依頼料の打ち合わせが終わった後車を見送る。そうして二人きりになればまた怪我の様子を確認しようとするがその前に相手は不機嫌そうな表情を浮かべてとげとげしい口調でこちらに不満をぶつけてくる。普段なら受け流せる内容ではあるが目の前で手を出された光景が脳裏に焼き付いていれば一人でもできると言い張る相手の態度が引っ掛かってしまう。そしてつい低い声で問うと声に感情が乗ってしまう。相手が受けた鉄パイプの攻撃は人間であれば死んでしまってもおかしくないものだった。なのに相手はそれでも十分だったという、己を大切にしない態度と八つ当たりな態度にますますといらだってしまえば先ほど男を投げ飛ばしてしまったことをあげて相手の実力にケチをつけて)
(/お世話になっております。とてもいいところなのですが今日から明日の夜にかけて返事が難しそうです…。また明日の深夜にはお返事できるはずでお待たせすることになるのですが把握のほどよろしくお願いいたします。)
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