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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
9747:
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ID:415c83bff 2025-10-18 18:19:12
な、に…っ!? 何で、……そうか、君は本気なんだね。
(範囲とすれば十分にガレージ内でソファーから数歩の距離なのにそれだけでも相手は感情のままこちらを?りつける。あの柔らかな表情はどこにもなくて常にピリピリとした感情と言葉が向けられるとその圧に萎縮してしまう。何も言えないでいたが相手が苦々しい顔でス,パ.イ,ダ,ー,.シ,ョ.ッ.クを構えると目を見開いて一歩後ずさる。何をするつもりなのかと問いかける前に糸が射出され自らの右足首と壁をつなぐ。数歩も歩けば伸びきってしまいそうな糸の長さが自分が動くことが許されている距離なのだと理解してしまえば大きく目を見開いて困惑と絶望の滲んだ目を向ける。相手がしたことなのに申し訳なさそうな顔でこの現状を押し付けてくる様子を見ればパキパキと何かが崩れていく音がした。もう相手は自分の話を聞いてくれる気も自由にしてくれる気もないのだろう、自分を守るために相手だけが知っているここにずっと閉じ込めておくつもりなのだ。でも、相手が望むのならば、それが一番なのかもしれない。漸く口を開いて呟いた言葉は思ったよりも低い音になって零れ、影の差し込んだ瞳を向け「…いいよ、このままじゃ君が君が壊れてしまうなら、君が本当に望むならそれも受け入れるよ、翔太郎」と静かな声で伝えて)
9748:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-18 19:43:49
っ、フィリップ……ありがとう、受け入れてくれるんだな…
(ただでさえ光の差さないガレージで一生を終えるのだからせめてその中では自由に暮らして欲しかったのだが相手がまだ外の世界への興味を捨てきれないというのなら仕方がない、相手の足と壁を繋いで自由を奪えば相手の顔の色は悪くなっていく。だがこれも相手を守るためなのだ、もう少ししてここに慣れれば出ていくなんて選択肢はきっとなくなるはずだ。相手がガレージの外の世界を、危険に満ちた風.都を、諦めるまではあのままだろう。相手は静かに呟くがその言葉が重く感じる、目線を揺らしたが直後相手からこれを受け入れると言われれば相手の方を見て瞳を揺らした。相手はいつだってこちらの全てを受け入れてくれていたが改めてここに籠る選択を許されれば幸せと安堵とが胸に満ちて表情を緩ませる、相手の瞳に陰が刺したことは既に陰る瞳では認識できなくて相手に近寄ると再び抱きしめた。この世で一番大切で決して失いたくないもの、頭をゆっくりと愛でるように撫でながら深呼吸すれば「俺も仕事以外の時間は全部ここにいるからな。これまでと寝泊まりする場所が変わるだけだ」と柔らかな口調で言って)
9749:
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ID:415c83bff 2025-10-18 20:11:26
…ん、翔太郎。 …ああ、ならずっと一緒だね
(自分が外に出ようと抵抗すればするほど相手は激しい感情に支配されて声を荒らげ無理やり腕を引っ張って知らない姿になっていく。それに相手の言う通り自分を狙って組織の人物が襲ってきて相手が怪我をしたこともある。ならば、相手の言う通りここに居ることが一番安全なのかもしれない。揺らいだ思考の中、相手の願いを聞き入れると伝えれば相手の瞳は揺れ、嬉しそうな表情が浮かぶ。更に相手が近付いてきて慣れ親しんだ温かな腕に包まれれば自分の選択は間違えていないと肯定されたようで小さく息を吐くと共に相手の名前を呼んだ。優しく頭を撫でる仕草はいつもの恋人と一緒で自らも腕を回して抱き着くと無意識に身を委ねる、そして柔らかな口調で仕事以外はここに来るのだと聞けば自然と口角が上がってずっと一緒だと告げる。自分がここに閉じ込められている分、相手も傍にいてくれるなら二人だけの世界だ。乱れて一部が壊れた思考では酷く甘美な響きに聞こえて、軽く相手を抱き寄せ唇に触れるだけのキスを落とし「翔太郎」とまた名前を呼んで)
9750:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-18 21:26:54
…あぁそうだ……ずっと一緒だ……フィリップ、…
(相手を抱き締めれば名前を呼ばれてその声が鼓膜を揺らせば甘美な幸せが脳内へと広がる、抱き締める体は暖かくて二度とこの温もりが失われることはないだろう。ずっと一緒という幸福な言葉にこちらも口角をあげて噛み締めるように同じ言葉を繰り返しながら抱き締める腕に力を込めた。相手の方に引き寄せられて唇が重なる、暖かくて、柔らかくて、幸せな、いつも通りの心地。これが失われるかもしれないともう怯える必要なんてないのだ。こちらからも名前を呼んで唇を重ねる、先程よりも長い時間互いの体温を交わしたあとそっと離れて額同士をコツンと合わせた。これでもう相手が危険な世界へ行くことは無い、ここで一生を過ごす分相手の願いは何でも叶えてやりたくて「家にあるものこっちに持ってこなくちゃな。あとコーヒーセットも買い直さねぇと。欲しいものがあれば何でも言えよフィリップ」と最大限に甘やかすことを伝えながら目を閉じ幸せに浸っていて)
9751:
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ID:415c83bff 2025-10-19 09:01:19
……ん、…へへ、翔太郎。…うん、パジャマとかも持ってこないとね。 …だけど君が一緒に居てくれるのが一番嬉しい
(一線を超える決断をしてしまえば今はただ湧き上がる幸せに身を委ねたくて溢れる思いのままに顔を近づけ唇を重ねる。確かな柔らかさに口角をあげながらキスの感覚に浸り、相手からも唇が重ねられるとただただ自分達だけに許された幸せを堪能していた。腕に力を込め相手と更にくっついていたがやがてゆっくりと唇を離すと相手とこつんと額同士を合わせた。至近距離で視界が相手だけに埋め尽くされると無邪気な笑い声を零して大好きな人の名前を呼ぶ。さっきまであんなに怒られて叫び声を向けられたのに相手を受け入れるだけでこんなに甘やかされる、いつの間にか反対するような理性は溶け消え、家で着ていたお揃いの寝巻きも持ってこなければ、と瞳を仄暗く光らせながら話に乗る。すりすりと猫のように擦り寄っては相手だけを望んでまた頬にキスを落として「翔太郎、すき」と淡く微笑んで)
9752:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-19 10:43:57
これからはここでも緑と紫の寝巻きだな……フィリップ…俺も、お前とずっと一緒に居られるのが嬉しい…もう、お前がいなくなることは絶対にない……大好きだ、フィリップ
(今まででもっとも大きな望みを相手に受け入れられてただただ胸は幸福と安堵に満ちる、相手を失くすかもしれない絶望をもう味わうことはないだろう。最も近くにいる相手から無邪気な笑みが溢れて、それが鈴の音のように脳内へ甘く染み渡っていく。二人で揃えた二人の空間で使うための寝巻きもここで使うのだと言われればこれからの生活にさらに期待と幸せは膨らんだ。こちらに擦り寄るのが擽ったくて小さく笑い声を漏らせば好意の言葉が伝えられる、今は何よりもそれが心を幸せで満ち溢れさせた。後頭部に掌を添えこちらからも同じ言葉を伝えながら頬や目尻、鼻や顎など次々と口付けを落としていく。溢れる幸せの分相手に口付けて、もう相手を失うことはないのだと、相手もそれを受け入れてくれているのだと、二人だけの世界を築けたことに喜びを感じていた。相手も自分も同じ薄暗さを瞳に宿していることなど知る由もなく、背徳的な世界に沈む。だが相手と一緒ならばそれでいい。相手以外は何もいらないのだから。このままずっとこうしていたいがひとまずは今晩を過ごせる準備をしなければならない。先程のコーヒーも片付けなければ。顔を上げると「俺は寝巻きと今日の晩飯買ってくる。お前が好きなアイスも買っとかなきゃな。待っててくれ、フィリップ」と声をかければそっと腕を解いて)
9753:
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ID:415c83bff 2025-10-19 17:00:48
ん、僕も大好きだよ。……ああ、…その…早く帰ってきて欲しい。
(心が動くままの言葉をかければ相手からは後頭部に手が添えられて頬や目尻などにたくさんのキスが落ちてくる。ただ触れるだけで幸せでずっと相手と一緒に居ることがなによりの最適解だと思えて仕方ない。自然と口元は緩みっぱなしで仄かな光を灯しながら相手と目を合わせる。ふわふわとまどろむような幸せに浸って何度も相手への好意の言葉を口にしていたがその顔が上がればじっとその目を見つめる。待っててくれと聞けば相手だけが外に出るのだとわかって一瞬表情が暗くなる。いつもなら二人で外に出て買い物をして二人の家に帰ったことだろう。右足首の糸が重く感じた気がして視線も伏せてしまうが相手の語ったことが嘘ではないことは知っている。解かれていく腕に寂しさを覚えると相手の服をつかんでから相手を見つめ、普段では口にしないような弱音と本音交じりの言葉を伝えて)
9754:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-19 19:49:10
…あぁ、…全速力で帰ってくる
(ここから一歩たりとも離れたくないのだが相手が健やかに生活出来ないのは困る、このガレージで一生を過ごすのだから衣食住は充実させなければ。陽の射さないガレージに監禁することが既に健やかな生活の条件から外れているのは陰る瞳では気づかない、閉じ込める対象である愛しい相手も同じ瞳の色なら尚更だ。だが一旦ここを離れることを宣言すれば相手の表情が一瞬暗くなる、もう一緒に外には出られないのなら移動中は離れ離れになってしまって今までよりも同じ時間を共有出来ないのは少々寂しい面もあった。だがこれも相手を守るためだ、相手の命を狙う人間がいる世界に大切な存在を連れていくことなんて出来ない。ゆっくりと腕を解くが直ぐに服を掴まれて不安げにお願いがされればそのいじらしさに胸は強く掴まれてしまう。再び相手の方に寄って軽く抱き締めると唇を重ねる、これから感じる寂しさを先に埋めるように長い時間重ね緩慢な動きでそこを擦り合わせてこちらの存在を刻んだ後ゆっくりとまた離れた。恋人の願いを叶えるため全てを最速で終わらせなければ。最後に軽く頭を撫でてから「直ぐに終わらせるからな」と約束を口にし相手に背を向ける。あのワイヤーがある限り先程のように相手がソファから離れることはないだろう、それに相手はもう自分の願いを受け入れてくれている。何も心配することはなくて上機嫌なまま駆け足で螺旋階段を登ると最後にまたちらりと相手の方を見て軽く手を振ってから扉を抜けて)
9755:
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ID:415c83bff 2025-10-20 11:37:13
うん、待ってるから。
(せっかく二人きりになれたのに相手が外に行ってしまえば一人になる、そんな寂しさから不安げにお願いをすればすぐに近づいてくれてぎゅっと抱きしめて貰う。それから唇が重なって時が止まったかとおもうほど長く口付けを交わす。特別な相手がちゃんとここにいる、そして大切にしてくれているのだと肌身を持って知ればゆっくりと離れた時には不安の色は随分と消えていた。素直に撫でられながらこくりと頷くと手を離してから真っすぐに相手に伝える。一気に螺旋階段を駆け上がった相手が上で手を振ればこちらも振り返して事務所に戻ったのを見送った。一人になればがらんとしたガレージは静かでまた寂しさが湧きあがる。相手の代わりに以前水族館で当てたぺんぎんのぬいぐるみに手を伸ばして手繰り寄せるとそのまま抱きしめて天井を見上げる。何かを検索する気にもならず、ス.タ.ッ.グ.フ.ォ.ンを開くと少々悩んでから『もう家には着いたかい?』『一緒に作ったスノードームも持ってきて欲しい』『アイスはいつものバニラが良い』などと逐一相手にメッセージを送って)
9756:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-20 12:32:16
(駆け足で螺旋階段をあがって事務所スペースに戻り直ぐ様ハットを被って街へと繰り出す、一応周囲を警戒してみたが相手を狙うような輩はいないようだ。そのまま早足で進むがその間にス.タ.ッ.グ,フ.ォ,ンが鳴って画面をみる、そこには相手からのメッセージがあって自然と笑みが浮かんだ。逐一送られてくるメッセージに『もうすぐ着きそうだ』『スノードームとマグカップも持ってくる』『いつものバニラのデカイやつ買って帰る』とこちらも細かく返信して相手の存在を感じる、これならば外に出ている間は常にドライバーをして意識を共有させたっていいかもしれない。自分達は二人で一人で、いつだって一緒なのだから意識だって常に共有したっていいだろう。そうやって家からとりあえず必要なものを持ち出しスーパーに寄って買い物を済ませて両手いっぱいに袋を抱えて事務所へと戻ってくる。食材は一旦キッチンの方に置いて二人の家から持ってきたものを手にガレージへ続く扉の前へたどり着く。そこで一瞬動きを止めた。もし相手がまたソファにいなかったらどうしようと不安が過ぎる、だが相手も確かにこちらの願いを受け入れてくれたはずだからと軽く頭を振ると扉をあけた。直ぐ様ソファの方を見ればそこにはきちんと相手がいて顔を明るくさせる、そのまま螺旋階段を駆け下りると「フィリップ!」と名前を呼びながら駆け寄った。しかし相手の腕の中には自分ではないモノがいてそこに視線をやるとゆらりと黒い影が揺れる、そこは自分だけのものなのに。ペンギンの頭を掴むと「そこは俺の場所だろ」と乱暴に相手の腕から引き離して脇へ放り投げる、直ぐに相手に覆い被さるように抱きつけば「待たせたな」と呟くように言って強く抱き締めて)
9757:
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ID:415c83bff 2025-10-20 13:57:07
…翔太郎! おかえりなさ、あ、…ふふ、おかえり
(こちらが送ったメッセージにはすぐさま返事が来て安堵の息が零れる。電話しながらでも良かったかもしれないと思ったがそれで注意が散漫となって何かに巻き込まれては意味がない。次からはバ.ッ.ト.シ.ョ.ッ.トで後を追わせて姿を確かめようかと考えながらぺんぎんのぬいぐるみを抱きしめ一人の時間を過ごしていた。それから少しして事務所の方から物音が聞こえた。相棒かもしてないと立ち上がって扉の方をみつめていると相手が入ってきて目が合う。約束通りに戻ってくれた相手に嬉しさは募るばかりで一気に階段を駆け下りてくる間にも名前を呼んで綻ぶような笑みで出迎えた。だが相手が自分の前に立つとその表情に黒い影のものが浮かんだように見えてぱちりと瞬きすれば抱いていたぺんぎんのぬいぐるみを取り上げられ何処かに投げ捨てられる。思わず声を上げてその行き先を目で覆っていたがそれを塞ぐように相手に抱き着かれると意識はすぐに恋人だけに向かってこちらからもぎゅうっと抱きしめる。短い時間だったはずなのに久しぶりのようにも思えて軽く擦り寄りながら今一度出迎える言葉を伝える。顔を上げて相手を見ると「何か変なこととかなかったかい?」と外であったことを確認するように問いかけて)
9758:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-20 17:50:48
特に変わったことはねぇ…けど……
(ガレージの扉を開ける瞬間、一瞬の不安は過ぎったが螺旋階段に出てすぐソファの方を見ればそこには先程とは違いきちんと相手がいてその顔に笑みが浮かんでいればこちらの心も暖かくなる。逸る気持ちのまま階段を駆け下りて相手の元に向かった。腕の中にいた邪魔者を取り去ると相手の視線は一瞬そちらへ向くが抱き締めれば意識はこちらへ戻ってきて、抱き締め返されるとふわふわとした浮かれた幸せが湧き上がった。擦り寄る相手に軽く笑い声を漏らしながら顔を上げて目線があう、外の世界は至って普通で特に問題は無かった。だからといって相手にとっての脅威が存在していることは変わりないのだが。しかし愛しい相手の顔を見つめていればあのガレージを開ける瞬間に感じた不安がゆらりと台頭して僅かに目を伏せる。相手がこちらの選択を受け入れてくれたことはこの上なく嬉しい、しかしどうしても最初に扉を開けて相手がいなかった時の絶望が忘れられなかった。相手の肩口に方を埋めて軽く擦り寄ると「フィリップ、」と弱々しく名前を呼ぶ。決して逃がさないように腕の力を強めながら「もうひとつ、俺の願いを聞いてくれねぇか?」と伺うように問いかけて)
9759:
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ID:415c83bff 2025-10-20 18:46:19
けど…?…いいよ、僕に叶えられるものなら何でも言ってくれ
(帰ってきた相手の体をぎゅっと抱きしめてちゃんと戻ってきたのだと確かめる。さっきはあんなに寂しかったのに相手がいるだけでこんなに心が弾んで仕方ない、依存という言葉では片づけられないほどすべてを相手に委ねている事実にくらくらしながら外での行動を訪ねる。特に問題がないと聞けば安堵するもその言葉の終わりに引っ掛かりを覚えれば動きを止める。その先を促すように言葉を続ければすり寄ってくるとともに弱々しく名前を呼ばれてその後頭部を撫でながら相手を見つめていた。腕の力が強くなって伺うように尋ねられると相手の不安を溶かすように笑って見せ軽く頭をなでてやりながら頷く。世界で一番大切な相手の望みならば何でもかなえてあげたい。それがどんなことであってもだ。微笑みを向けながら「僕のすべては君の物だからね」と言葉をつづけながら相手の言葉を待って)
9760:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-20 19:58:58
……、フィリップ……最初の一週間だけでいい。それで、俺も慣れるようにするから、
(相手と秘密の場所でこうやって抱き合っているだけでただただ幸せを感じる、それが相手の足を拘束する上で成り立っているのに後ろめたさよりも相手との深い繋がりを感じていた。ただでさえ相手に無理を強いている自覚はあるがそれだけではまだ心の不安は消えなくて相手にもうひとつ願いを伝えようと伺ってみれば頭を撫でられる、それだけで相手がこれからこちらが言おうとする事も受け入れてくれるだろうと安堵することが出来て無意識に息を吐き出した。今度はこちらからグリグリと何度も擦り寄っていれば全てを享受することを言葉でも伝えられ、その声は鼓膜を揺らし脳内を甘く痺れさせた。これまで幾度となく口にした互いが互いのものであるということ、それを今相手を自分だけのものにすることで実現したわけだが今はもう一歩踏み込みたい。相手がもう何処にもいかない確証とより相手が自分のものであると示すような行為、意を決するように軽く息を吐いたあと顔をあげて相手の目を見つめる。そしてこちらに回す腕をそっと解いて緩慢な動きで相手の両手を纏めあげ、両手首をこちらの両手で掴めば「…手も縛っていいか?」と静かに問いかけて)
9761:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-20 22:52:06
……、手を?…そうだね…君が不自由させないくらい世話をして甘やかしてくれるなら構わないよ。
(相手が言い淀むのが見えれば先を促すようにその頭をなでる。表情に安堵が浮かんで息を吐きだすのをみれば更に自分たちの核心となる言葉を掛けじっと相手を見つめる。相手の望みならなんでも叶えたいと期待を持って待っていると意を決したように顔が上がって目が合う。そして腕がほどかれてその手がこちらの両手首をゆっくりと捕まえると目を瞬かせた。静かに話を聞いて願いが伝えられると視線を相手の手に向ける。今でさえ右手首が繋がれて限られた範囲でしか行動できなくなっているのに手も使えなくなればまともな生活すらままならないだろう。ただそこにいるだけの存在になってしまう提案に流石に考えてしまう。だがこちらが動けなくなれば必然的に相手が付きっきりで世話をしてくれるようになる、日課のパトロールにだって行かないかもしれない。つまり、この空間で一週間二人きりであると思えば途端に甘美な提案のように思えてしまった。わざと考えるようなそぶりを見せてから相手の方を見ると悪戯っぽい笑みとともに自ら手を差し出しながらさらに深みに落ちることに承諾の返事をして)
9762:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-21 08:17:09
……、…当然だ。俺が食事も着替えも全部…お前が生きるためのこと全部してやるから
(二人しかいない世界に閉じ込め動ける範囲をソファ周辺に限定している時点で既に業は深いのに僅かに溢れた不安さえ埋めたくて、そしてそれを相手に受け入れて欲しくて、さらに拘束を強めることを願う。手も縛ってしまえば人として生きることさえ難しくなる、相手が考える素振りをみせれば流石に拒否されるだろうかと不安げな表情を浮かべて相手を見つめた。だが直後に悪戯っぽい笑みを浮かべて自ら手を差し出す姿を見れば目を見開き大きく瞳を揺らす、生きる自由さえ奪ってしまう行為さえ受け入れられて最大限の幸福が湧き上がれば破顔してしまった。手首をぎゅっと握りながら相手の望み通りに、それ以上に、自分が世話をすると誓う。その瞳は一層の影を宿して深淵のように光は失われていた。誓いを立てるように軽く口付ける、そして掴んでいた相手の両手を背中側へゆっくり回して相手を抱き締める体勢になる。片手で相手の手を纏めあげたまま家から持ってきたものが入った袋を探りガーゼとビニール紐を取り出す、紐と手首が擦れて傷にならないよう手首にガーゼを巻いてから紐を手に取ると丁寧にそこを縛り始めた。それぞれの手首に何重かに紐を巻いていくうちに段々と相手の自由は奪われていく、それにどうしようもない安心を覚えながら最後にふたつの手を纏めあげるように紐を巻いた。これでもう相手は自由に手を動かせない、ここから出ていくなんて不可能に近いだろう。一切の自由を奪った手首に満足げに笑みを浮かべてから顔をあげて相手と目線を交えると「できた」と幸せそうに呟いて)
9763:
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ID:415c83bff 2025-10-21 10:51:28
ん、…もしかして最初からそのつもりだったのかい?
(迷う素振りに不安げな表情を見せる相手に全てを委ねるように手を差し出すと大きくその瞳が揺れる。それから幸せそうに破顔してこれからの世話を誓うように告げる瞳にはより深く影が落ちて自分だけしか映していない。今まで通りのこの街の探偵としての左.翔.太.郎ならば絶対にこんなことはしないだろう、だけど今は自分の為に法や倫理を逸脱してまで自分の物にしようとしている。独占欲や背徳などが混ざり合った幸せを抱きながら口づけを交わす、両手が後ろに回されて抱き着かれるとがさがさと袋を漁る音がして目をやる。袋からはガーゼと紐のようなものが出てきて外出した時点で拘束するつもりだったのだと思えば揶揄うように問いかける。擦れないようにガーゼが宛がわれその上から紐が巻かれていくのを少々緊張しながら受け入れる何重にも巻かれて最後にぎゅっと結ばれてから幸せそうに完了を伝えられると試しに軽く手を動かしたり捩ってみるが紐は外れない、後ろにある分何かを掴むことも難しそうで足首の拘束も合わせて完全に自由を奪われてしまった。どうしようもなく不安を感じるべきなのに相手の願いを叶えてあげられた事と大好きな人に全てを捧げているのが嬉しくて目を細めながら「これで正真正銘、君が居ないと生きていけなくなってしまったね」と囁いて)
9764:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-21 12:37:25
…まぁな……、…フィリップ……俺がめいっぱい幸せにするからな
(家から持ってきたものの中に潜めていたビニール紐とガーゼを取り出せば相手から揶揄うように問われる、家で紐を見つけた瞬間に無意識に手を伸ばしていたのだから答えはイエスだ。相手をこの場から絶対に離れられないようにしたかった。その願いは成就して相手を見つめればその目が細められて甘美な言葉が囁かれる、その甘い響きは僅かに残っていた罪悪感や倫理を全て溶かしつくしてぐちゃぐちゃに潰れるほど乱暴に心臓を掴まれた。瞳を揺らしながらゆっくりと吐息を吐く、同時に瞳に宿る影はより一層濃くなった。愛しい恋人を拘束して自由も尊厳も奪ってしまうなんて傍からみれば組織とやっていることは変わらない、しかしそれを相手に嬉しそうに受け入れられてしまってはどうしようもなく甘く深く重い幸せが胸を満たしてしまってこれが一番正しい選択だとしか思えなかった。再び相手を抱き締めて頭を撫でる。もう相手は自分なしには生きていけない、愛しい恋人は身も心も正真正銘自分のものだ。全てを手中に収めた今その分相手を最大限愛すことを誓い、その証として軽く口付けを送る。愛おしげに頭を撫でて間近でその瞳を見つめれば早速相手を甘やかしたくなって「アイスでも食うか?」と問いかけて)
9765:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-21 14:47:56
…翔太郎、…ああ、君でいっぱいにしてくれ。 食べたい! この手だから君が食べさせてくれるのだろう?
(さらに一歩踏み込んだ拘束がなされると先ほど以上に自由に動けなくなる。まるで罪人のような扱いだがその罰を与えるのが大切な恋人で幸せにしてくれるというのなら寧ろ甘美な状態ではないかと思えてきた。それを相手に伝えればまた瞳が揺れてますます宿る感情に粘着質な物が混じっている気がする。再び相手の腕の中に包まれると優しく頭を撫でられ、こちらから抱きしめ返せない代わりに軽く擦り寄る。これからはここが真の居場所になることを予感しつつ一生の誓いのような言葉を聞けば無邪気に喜んで名前を呼び返す。相手だけに染まることを望んで口づけを受け入れると間近で頭を撫でられながらアイスを提案されて目をきらんと輝かせながら食いつく。ちゃんとお願いした通りアイスを買ってきてくれたらしい、子供っぽい笑みを浮かべつつ後ろ手に結ばれたのを踏まえてその方法を尋ねる。だが恐らくアイスは上の冷凍庫の中だ、持ってくるためにまた離れなければならないことを思えば一瞬眉は下がるもじっと相手を見つめると「30秒で持ってきてくれ」と無茶振りなお願いをして)
9766:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-21 18:39:19
当然だ。お前がしたいことは全部俺がやるからな。……任せとけ
(ここで相手が一生を過ごすのは相手を守るためではあるが同時に今まで以上に幸せでいて欲しい、その為に自分の全てを捧げることを誓えば相手からは嬉しそうな声で名前を呼ばれてまた抱えるべきでない薄暗い幸せが膨れてもう取り返しのつかないことになってしまった。幸せのひとつとしてアイスを提案すれば相手の目がキラリと輝いて子供っぽい仕草にまた心は擽られる。相手は手が使えないのだから当然こちらが食べさせることになる、そんなこと当たり前だ。この状態では相手の衣食住全てが自分の手中にあって全てをこの手で相手に与えられる。腕を解きかければまた眉が下がって無茶なお願いがされる、それほどまでにこちらと離れたくないのだと分かればまた胸は擽られて小さく笑みを浮かべて了承した。相手がバランスを崩さないように軽く体を支えてソファへ改めて座らせると踵を返し足に力を込めればグレーチングの上を走り始める。階段を一気に飛び降りて螺旋階段は一段飛ばしで登った。音を立てて扉を開けて事務所へ入ったあとキッチンに向かいアイスを取り出し器とスプーンをひとつずつ手に持つ。直ぐ様ガレージへ戻ると階段の方にはいかず螺旋階段の柵に足をかけて踏み込み宙へ体を投げ出す、直後ス.パ.イ,ダ,ー,シ,ョ.ッ,クのワイヤーを柵に打ち込んで一気に螺旋階段を飛ばすとグレーチングを進んで相手の元へ戻ってきて「ちょっと過ぎちまったか?」と冗談めかして言って)
9767:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-22 01:10:29
…あ。……! …いや、直ぐに来てくれて嬉しい。流石翔太郎だね
(相手から全てが与えられるのが嬉しくて、つい無茶ぶりなお願いをする。すると相手は小さく笑って促されるままソファーに座ると一気にグレーチングの上を掛ける。凄い勢いで階段へを上っていけば思わず声をこぼすも事務所に入ってからそれほど経たないうちに戻ってくる、また階段を降りてくると思いきや柵に足をかけ踏み込んだのが見えれば思わず目を見開くもス.パ.イ,ダ,ー,シ,ョ.ッ,クのワイヤーを使って一直線の最短距離で飛んできて驚くことしか出来なかったが自分のためだと思えば直ぐに表情が緩んで素直な思いを口にする。今は危ないと注意する気持ちよりも喜びの方が勝ってご機嫌に相手を褒めていた。その手にはアイスと器とスプーンがあってこちらが動けない分、期待を込めた目を向けながら急かすように「あーん」と口を開けて見せ)
9768:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-22 07:51:20
だろ?お前の望みは直ぐに叶えないとな
(螺旋階段を降りずに宙へ飛び出すと相手の目は丸く開かれるが目の前へと駆け寄れば笑みが浮かんでこちらも同じ顔になる、褒められたことが素直に嬉しくて得意げな顔を浮かべていた。相手からは早速急かすような目線が飛んできて催促するように口を開けられれば小さく笑みを漏らす、相手の隣に座って大容量アイスからたっぷりと器にアイスを盛り付けて、さらにスプーンに大きめのひと口をすくい上げた。相手は両手を縛られ足を壁に繋がれひとつの自由もない、それなのにいつも通りに、それ以上にこちらに甘えてくる。こちらの我儘の分相手も無茶ぶりが多くなって甘えられる心地に噎せ返るほど甘ったるい幸せを感じていた。可愛らしい姿に相手を拘束している張本人にも関わらず緩みきった笑みを浮かべながらアイスが盛られたスプーンを差し出して)
9769:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-22 11:46:39
ふふ、…あーん、ん、美味しい。
(こちらの望み通り最速でアイスを持ってきてくれればご機嫌になって更に急かすように口を開いて見せると相手もまた笑みを零す。持ってきたアイスはたっぷりと器に盛られてさらにスプーンに大きな一口分としてすくいとられると期待に体が左右に揺れる。自分の為だけに用意されるアイスに甘えは加速してスプーンが差し出されると早速相手を見ながら大きな口で先端を含んだ。ひんやりとした冷たさとクリーミな甘味が口の中で溶けて広がっていけば自然と緩い笑みが浮かぶ。相手の目を見ながら満足そうに感想を伝えながら口の中に入りきらずに唇に残ったアイスを溶けてしまう前に舌で舐め取る、全部が溶けて食べきってしまえばまた次が欲しくなってすぐにまた「もう一回」とお願いして口を開いて見せ)
9770:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-22 12:26:41
お前の大好物だもんな。…ん、……
(アイスを用意する間も相手は期待が膨らんで体が揺れている、拘束されているというのに待ちきれない様子を全身から溢れさせる様にまた笑みが零れて胸の底に黒いものが蠢いた気がした。スプーンを差し出せば目線を交わしながらアイスは相手の中へ取り込まれていく、手が使えない相手は唇についたアイスを舌で舐めとっていて、それがイヤに美味そうに見えて相手に握りつぶされた心臓が疼く。スプーンの上からアイスがなくなりもうひと口とねだられるとまたアイスをすくって、それを相手ではなく自分の口元に持っていくとそのまま口に入れてしまった。そして相手に顔を寄せ唇を重ねる、アイスを待ち望み空きっぱなしの上唇に緩慢な動きで口付けたあと唇をピタリと重ねて口内の温度で溶けかけたアイスをゆっくりと相手の中へと注ぎいれて)
9771:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-22 13:55:15
ああ、一番好きだ。…あ、…ン……、…
(相手から貰ったものは一滴たりとも零したくなくて唇についたアイスも舌で舐め取った。一番好きなバニラ味の甘味が口の中からなくなってしまえばもっとと求めて口を開いて相手を見つめる、だがアイスをすくったスプーンはこちらではなく相手の口の中に取り込まれて思わず声を上げる、文句をつけようとするがその前に顔を近づいてきて唇が重なった。緩慢な動きで唇同士が触れ、そこから溶けかけたアイスが器用に注がれて小さく肩が跳ねる。さっきよりも不思議と甘く感じて目を細めつつ素直に受け入れて軽く味わってから飲み込む、全部注がれても離れ難くて残ったアイスを求めるように相手の唇をゆっくりとなぞってみて)
9772:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-22 18:30:59
……、……ん、…
(再びアイスをすくったスプーンを相手ではなく自分の口へ運べば傍で声があがる、不満が混じるその声に内心ほくそ笑みながら互いの唇を重ねた。ゆっくりと程よく溶けたアイスを相手の口内に注げば相手の肩が跳ねる、後ろ手に縛られているせいでピンと張ったそこを愛でるようにゆっくり撫でながら甘い液体を相手へと注ぎ込んだ。自分が混じったそれを相手が飲み込む音が微かに聞こえればクラクラと頭が揺れる、到底許されない行為も甘ったるいアイスも受け入れられて普通は満たされない場所まで仄暗い何かで満たされてしまった。またアイスをすくおうと思ったがその前に相手の舌が伸びてきて唇を撫でれば今度はこちらの肩が小さく跳ねる、緩慢な動きにまた脳内は揺れてこちらからも舌を伸ばせば相手のものと絡ませた。互いの口内に僅かに残るアイスも共有するようにこちらの唾液を相手の舌や歯列に塗りつけていく、その間に肩を撫でていた手は腕を沿って下って、拘束された手首へとたどり着けば結び目を愛おしげに撫でていて)
9773:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-22 21:10:14
……ん、…ン、
(口移しされたアイスを相手の唾液ごと飲み込めば体の中まで染められたような気分になる。もうそこにアイスは残っていないのにもっとを望むように舌で唇をなぞれば相手の肩が跳ねてくすっと笑う。すると相手からも舌が伸びてきてお互いのモノを絡め始める。アイスを拭いとるように、あるいはマーキングでもするように舌を擦り合わせて絡めていけば小さな水音が弾け始める。手が使えない分積極的なキスして自らの気持ちを表現しょうとする間、肩を撫でていた手は腕に降りていき手首へ辿り着く。この状態をもたらしている紐の結び目を撫でられると相手に拘束されている現状を知らしめられてるようで小さく息が零れた。一旦ゆっくりと唇を離すと相手しか写していないゆらゆらと揺れる瞳をむけながら拙く「しょうたろう」と名前を呼んで)
9774:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-22 22:04:33
…は、ぁ……フィリップ……これでもう、お前は正真正銘全部俺のものだ。誰にも奪われねぇしお前を失うかもなんて考えなくていい。俺とお前だけが知ってる場所で……このガレージで、最期まで一緒だ…フィリップ…
(重なった唇はそれだけでは止まらなくて互いの舌が絡まりあう深いキスへ変化する、いつもより相手の舌は積極的に絡みついて相手から抱き締められない分愛でられれば脳内も心臓もぐちゃぐちゃに掻き乱されていく。相手が自分の薄暗い願望さえ受け入れた証拠である結び目を撫でれば絡まる舌の隙間から熱い吐息が流れ込んでくる、甘いとさえ感じたそれに思わず抱き締める腕に力を込めて互いの口内を互いの唾液で塗りつぶした。やがて唇が離れて間近で見つめ合う、ゆらゆらと揺れる瞳はこちらにだけ向けられて、相手の全てを独り占めにしている。自分にだけ許される拘束、そして監禁、禁忌を犯しているのに幸せで堪らない。脳は重苦しく粘性の高い甘美な幸福に支配されこちらも相手しか映らない薄暗い瞳を向けて小さく笑う、もう相手がこの手からこぼれ落ちていくことはない。その喜びにズブズブと底無し沼にハマっていくような気さえするのにもう取り返しのつかないところまで来ていた。幸福に溢れた脳が不意にふらりと揺れる、自然と相手に抱きついて肩口に顔を埋めて名前を呼んだ。揺れた脳はだんだんとぼんやりしてきて思考がぼやけていく、まるで深淵に堕ちていくような感覚なのにまた小さく笑うとゆっくりと目を閉じて)
9775:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-23 11:32:17
…翔太郎、…ん。僕も君だけがいい、翔太郎と一緒なら、何をされてもどうなっても構わないよ。君がやりたいことも願望もぜんぶ受け入れたい。…ねぇ、翔太郎
(お互いの存在をかき混ぜるほど深いキスをしてから唇を少しだけ離すととろりと溶けたような瞳で相手と見つめ合う。もうそこには相手しか映してなくて、相手もまた自分だけしか見えていない。真の意味で二人だけの空間となれば不安や恐怖よりも底知れぬ幸せが絶えず溢れて口元が緩んで仕方ない。まっすぐとこちらを見る相手に応えたくて名前を呼んで身を乗り出す。よりくっつけるように身体の調整して右足首と手首が拘束に引っ張られると相手の愛の重みに頭がくらくらしそうだ、不意に相手のふらついてこちらの肩口に頭を埋める。優しく頭を撫でてやりたいが今の状態ではできなくてその代わりに体を擦り寄って頬や耳にキスを落として自分の感情を伝えようとする。そのまま相手の耳に口を添えれば全てを放棄して相手にだけ全てを委ねると囁きかける。相手になら何をされても良いと楽し気に告げ、鈴のような笑い声と一緒に深く粘着質な好意を伝える。そして相手が目を閉じればリップ音交じりのキスを落としてから名前を呼ぶ、それから相手の脳内に響かせるように甘く「もう君以外何も要らない、ずっと二人でいよう。…世界で一番愛してるよ、翔太郎」と囁いて)
9776:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-23 12:33:53
……、…ぁ……ふぃり、……_____ッ!!
(黒く溶けた瞳で相手を見つめれば抱き締める体が捩られてこちらに近寄りさらに接触面積は増える、同時に微かに相手を拘束するワイヤーとビニール紐が擦れる音が聞こえてきて今この場に相手を縛り付け自分だけのものにしている事実にどうしようも無い興奮と幸福を覚えていた。何処までも堕ちていく感覚に酔ったのかまともに立っていられなくなって相手へと抱きつく、そこへさらに相手が擦り寄ってキスが降ってくれば甘い刺激に抱き締める手をぎゅっと握った。思考はぼんやりとしていくのに相手の声だけはハッキリと聞こえて脳内に甘く響き渡る、全てを委ね受け入れることを楽しげに告げられれば幸福と背徳を綯い交ぜにするようにぐちゃぐちゃに胸を掻き乱された。耳元で笑う相手の声が自分の中にある良識も善性も、全てを壊して先のない暗く閉塞した空間へこの身を堕としていく。それでも、相手がいるならそれでいい。リップ音混じりのキスが鼓膜を揺らせば甘ったるい刺激にクラりと脳内が揺れて粘性の高い甘く黒い蜜が注がられた気がした。そのイメージは何故か現実となって口の中に次々と注がれていく、トドメのような一言に周囲が暗転して黒に染まり相手だけしか見えなくなった。同じく最上位の好意の言葉を伝えようとしたが黒い蜜が絶えず口に注がれ、さらに量が増えれば息さえ出来なくなる。なんとか名前を呼ぼうとしたがその前に脳内から酸素が失われた。
直後上体を跳ね起こすと目を見開く、必死に酸素を取り込むように荒く息をしながら状況把握のため素早く周囲に視線を巡らせた。そこは二人の家で、そしてベッドの上だった。どうやら夢を見ていたらしい。酸素が足りない気がして息を吸うと、同時にどっと冷や汗が溢れ出て瞳を揺らす。夢を見ていたはずだがその内容は最初から最後まで覚えていて、まだ脳の片隅に黒く甘ったるい記憶があって困惑するように顔を俯ける。ようやく隣に目を向ければ相手がいつもと変わらず眠っていてそれだけは安心した。とんでもない夢を見てしまったようだと深々とため息をつくと目を閉じて荒れてしまった呼吸を落ち着けていて)
9777:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-23 13:56:39
……んん、……しょうたろう?
(いつものように探偵の仕事を終えて久しぶりに外食をしてきて二人で帰ってきた日の夜。一緒にパトロールしたのと最近の気温の変化に疲れていたのか相手と一緒にベッドに入ってすぐ眠りについたがその数時間後、ふと何かが動く気配がしてゆっくりと意識が持ち上がる。ゆっくりと目を開けばすぐそこに見知った相手の姿はなく、瞼を持ち上げながら大切な人を探すように視線を見回す。漸く上体を起こした相手を見つけるも夜中に何となく目が覚めたとは違う様子が引っかかればまだ寝ぼけたような声で名前を呼ぶ。じっと相手を見ては「…どうかしたのかい?」と心配そうに問いかけて)
9778:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-23 17:36:52
…っ、フィリップ…わりぃ、起こしちまっか?
(目を閉じて呼吸を整えていると相手が自分を呼ぶ声が聞こえてきて反射的にそちらを見る、ベッドに寝転がる姿をみれば一瞬ガレージで両手を縛り上げた姿が脳内にフラッシュバックして思わず目を逸らした。しかし直後こんな夜中に相手を起こしてしまった申し訳なさが勝って謝りながら体を再びベッドに横たえ布団の上から相手の胸に手を添える。相手は心配そうな目を向けているが今の夢の内容を口に出来るはずがない、相手を暗いガレージに閉じ込めるなんて許される行為ではないのにそれを自ら望んだなんて。相手を寝かしつけるよう優しく叩きながら「急に冷えたから起きちまったみたいだ」と適当なことを言ってぼんやりと相手を見つめていて)
9779:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-23 18:50:41
いや、構わないよ。……そんな嘘が僕に通じると思っているのかい?
(寝起きながらも相手に声をかけると視線はこちらを向くものの何故か直ぐに逸らされてしまう。起こしたことに謝罪されると気にしてないと返し、再び隣で横になった相手をじーっと見続ける。まるであやすように胸をぽんぽんと叩いてその理由を述べるがその割には妙にこちらを意識しているようだった。暫く観察するような目を向けていたが誤魔化そうとしているのが気に入らなくて僅かに眉を寄せながらぽつり不機嫌な声の問いを飛ばした。この時間に起きる理由、それを完全に当てることは出来なくとも推測は出来て「…おおよそ何か悩み過ぎているか変な夢でも見たのだろう?」と聞きながら手を伸ばすと優しく相手の頭を撫で始めて)
9780:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-23 19:29:24
え、いや……、……ったく、お前には隠し事できねぇな……まぁ、……変な夢みただけだ。学校が爆発しちまえみたいな、本気で思ってねぇけど願ってることが叶っちまうやつ
(油断すれば夢の中で体中に溢れた粘着質な甘さがぶり返してしまいそうで、そんなものを求めていた自分がいることから目を背けたくて、何か聞かれる前に相手を寝かしつけてしまおうとした。しかし相手の目線はこちらから外れることはなく不機嫌な声で嘘を指摘されると思わず固まってしまう、自分を一番良く知る相手に隠し立てなど出来なさそうだ。誤魔化す言葉を考えるもその前に手が伸びてきて頭を撫でられる、その心地は夢の中で感じた息苦しいのに甘美なものとはまた違って、ただただ心地良さに身を委ねる事ができるものだった。無意識に息を吐き出す、目覚めてからずっと心臓が煩いが少し心音が落ち着いた気がした。それでも夢の内容をストレートに相手に伝えるのは憚られる、自分でもあんな夢を見た事に戸惑っているのに相手に伝えればどう思うのかまで今は考えられなかった。何とか良い例えを捻りだして相手の方に擦り寄り緩く抱きつく、ゆっくりと呼吸を繰り返して痺れるように残る甘さを追い出しながら「…今が一番だしな」と小さく呟いて)
9781:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-23 20:51:30
……夢はその人の記憶とか感情の整理、再構成で見るものとされているから何か無意識にでも思うところがあったのだろうね。……君が何を見たかは分からないけど、僕はここにいるよ。
(誤魔化そうとした相手をじっと見つめ嘘を指摘すると相手は身を固める。その強ばりを取るように頭を撫でてみると何処か落ち着いたように息を吐いたのが分かってそのまま手を動かし続ける。相手は何処か迷うような素振りを見せながら変な夢を見たのだと明かされる。その言い方からするに本当になったら不味いかつい願ってしまったことなのだろうか。相手にそんな物があるとは少し意外だが擦り寄ってきたのを見れば腕を回してその身体を抱きしめながら夢について語る。小さくこぼされた言葉と仕草から自分に関わることだと察すればさらに顔を寄せ、こつんと額を合わせてから自分の存在を知らしめるように優しく声をかける。するりと相手の頬まで撫でると「だから安心してくれ」と微笑んでみせ)
9782:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-23 22:17:31
感情の、整理……フィリップ、…なんつーか……気づいちゃいけねぇものに夢の中で気づいちまって…あっちゃならねぇことなんだか、俺自身叶って欲しいって思ってるのも薄々気づいてるっつーか……そういう俺が普段目を背けてる願いを俺の中で整理する夢だったのかもな……
(頭を撫でられれば夢の残滓はゆっくりと流れ落ちていって心地良さで満たされていく。内容をはぐらかして答えれば夢の意義を相手が口にする、その中には覚えがある単語があって無意識のうちに同じ言葉を呟いた。相手を誰の手にも触れられない場所に閉じ込めておきたいという薄暗く決して許されない願望、相手がド.ー.パ,ン.トに攫われた時、そして先日の大怪我の時、頭によぎり胸の底でいつまでもこびりついて離れないその願望が今回の夢の発端なのかもしれない。奥底でぐちゃぐちゃになった思いを整理するため、現実に起こればどうなるかを想定する為の夢だったのだろうか。あの結果ならばそれはそれで、と一瞬瞳に陰りを落とすが顔が寄せられ額が重なれば視界は相手でいっぱいになる、恋人の手が頬を撫でればさらに心地良さは増してゆっくり息を吐くと同時に体の力が抜けた。緩んだ心はもう少しだけ夢の内容を口にして、言葉にすしてみれば感情の整理というのがしっくりくる夢だった気がした。相手を再び見つめる、夢で見た蕩けたような表情だって好きなものだがこうやってただ微笑む顔も大好きな表情のひとつだ。相手の様々な表情をあの夢の続きではきっと見ることはできないだろう。さらに相手に近寄ってその体を抱き締めると「まぁ、夢かどうこうよりお前が傍にいてくれるなら何も心配いらねぇな」と小さく笑みを浮かべれば相手を暫く見つめて「…俺が眠るまで頭撫でてくれ」と小さな声でねだって)
9783:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-24 11:44:04
…ならその夢を見たことに罪悪感を覚える必要もない。ちゃんと普段君が分別がついているからこそ夢という形でちょっと顔をのぞかせただけだろう。…ああ、もちろん
(相手が考え込む素振りが見えれば顔を寄せ額を合わせる、そのまま優しく撫でてみると強張っていた相手の体の力が抜けて密かに安堵しつつその距離と動きを保つ。ぽつぽつと零れ落ちるように説明された夢の内容はやはり具体的なことは分からないが相手の抑圧された何かが叶った世界だったのは分かった。その内容に思考が引っ張られている事が分かればその目をじっと見ながら夢の意義について言葉を添える。どんな願望でも抱くことは罪ではない、それを夢という形で模擬体験してしまうこともだ。それは相手が普段分別をつけてちゃんと制御しているからだと優しく褒めるように声掛けと頭を撫でていれば相手が更に近づいてきて抱きしめられる。漸く安心したようないつもの笑みが浮かんで暫く目を合わせた後、小さな声で強請られると微笑みを零して相手をぎゅっと抱きしめ直す。布団も肩まで引っ張り上げて二人の体温で暖めつつ、ゆっくりと相手が安心できるように手を動かしていく。相手が安心できるように、今の自分の存在を確かめられるようにと想いを込めながら撫でながら「…好きだよ、翔太郎」と囁くように告げて)
9784:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-24 12:42:36
そうか…そうだよな。……フィリップ…俺も、お前のことが好きだ…この世界で一番大切だ
(相手の尊厳を踏み躙るのにそれに甘く酔いしれるような禁忌を犯した仄暗い夢、それを望む自分がいるのまで自覚してしまえば何処かで相手に申し訳なさを感じていた。しかし視線を交わした相手からその思いさえ見透かされ善悪の分別があるのだと言われると何度か小さく頷く、相手の言う通りあれを望む心はあっても実行しようとは到底思わない。夢の中だからこそ思いが誇張されただけだ。相手と話すうちに心音は穏やかなものに落ち着いて罪悪感さえ流れ落ちていく、穏やかで幸せな心地にもっと浸りたくてオネダリをすれば直ぐにそれは叶えられるようで強く抱き締められ布団が掛けられた。待ちに待った相手の手が頭へ添えられてそこをゆっくり撫でられると息を吐き出して自然と口元には笑みが浮かぶ。相手を抱き締める手でそこにある寝巻きを軽く握りながらこちらからも同じ言葉を伝える、あの夢の中でもこの思いは変わらないものだった。何よりも愛しい相手から頭を撫でられればまさに夢見心地で現実と夢が再び曖昧になっていく、このあと目を閉じてもきっとあの夢の続きを見ることはないだろう。今頭を撫でている相手は自分の右隣から居なくなることはない、ここが世界で一番安心出来る場所だ。ゆっくりと瞼が下がる中、顔を寄せて軽く口付ける、体温を交換すればさらに眠気はやって来て最後にぎゅっと相手を抱き締め「おやすみフィリップ…」と言ったのを最後に再び眠りへと落ちていって)
(/いつもお世話になっております!そろそろ区切りかと思いましてお声がけさせていただきました。夢の中でのIFルートなお話でしたがいつもはチラつくだけの探偵の黒い部分を思いっきり全面に出すことができて普段はできない言動をたっぷり出来たのでとても楽しかったです!最初は抵抗していた検索くんが拘束を受け入れて探偵と同じく重くなったり甘えたになるのがとても可愛らしく薄暗くもドロドロと甘い時間を存分に楽しむことが出来ました。二人で取り返しのつかないところまでいってしまうのがドキドキしましたし、最後目覚めてからも検索くんの優しさに包まれて幸せな眠りにできてよかったです。今回もありがとうございました!
この後のお話ですがいかがいたしましょう?シリアスで甘いお話でしたので騒がしい感じがいいかなと思っておりまして、メモリの効果でどちらかの性格が反転する話、海賊の世界にいくカ.オ.ワなお話、以前挙げていただいた声が出なくなるお話あたりがいいかなと思っておりましたが検索様はいかがでしょうか?挙げた中でも騒がしい話以外でもやりたいお話があれば教えてください!)
9785:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-24 16:16:25
…ずっと傍に居る、だから安心して眠りたまえ
(こちらの言葉に小さく頷いて伝わったのだと分かればこちらの表情も和らぐ。何があろうとも二人で居ることの幸せは変わることは無くてこれからもずっと一緒だ。二人で布団の中におさまって頭を撫でていけば相手の体から力が抜けて自然な笑みが浮かぶのが見えた。柔らかい幸せの中、同じ気持ちだと話す相手の瞼はゆっくりと下がってきて顔が寄ってくれば触れるだけの口づけを交わす。離れた頃にはさらに眠気に誘われている表情を浮かべていて優しく撫でながら眠りを促せばぎゅっと腕に力が籠って抱きしめられる。その仕草にくすっと笑って「おやすみ、翔太郎」と言葉を返す。やがて完全に目が閉じられて規則正しい寝息が聞こえてくると良い夢が見られるようにと優しくその頭を撫でていたがその姿を見ている内に自分も眠気がやってきて素直に身を預けることにすれば「…おやすみ、」と呟いて夢の世界に落ちていき)
(こちらこそお世話になっております。IFルートという事で普段は出来ないような黒い所や背徳的な場面を満載で進めることができてとてもドキドキしつつ楽しい時間でした。今まで心情としては見ることもありましたが普段は気遣ってくれる探偵君の自分勝手な所や不安な所、独占欲が大爆発していてドロドロとした甘く濃いやり取りになったと思います。後半は検索の方も従順さや探偵君大好きな重たい感情ましましに描写が出来たので良かったです!目覚めてからもいつも通りに戻ったやりとりも出来ましたし元通りに見えつつちょっぴり不穏さを残すような引きになってまた次の展開も楽しみです、今回もありがとうございました!
次の話ですが声が出なくなる話が面白そうです…!メモリの効果でドライバーも使用禁止になってなんとか意思疎通を図ろうとする回にもできますし、風邪やカラオケ、色々あった日の翌日で声が枯れているとかの日常的な雰囲気にも出来そうです。何となくの流れしか考えてないのですが探偵様のご希望とかございますか?)
9786:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-24 17:48:35
(/一旦こちらだけで失礼します!それでは声の出なくなるお話にいたしましょう。メモリで一切の意思疎通出来なくなるの面白そうですね!変身しても左右バラバラに動いちゃって大騒ぎできそうです。個人的には以前探偵がネコ語しか喋れなくなったので喋らなくなるのは検索くんがいいかなと思っておりまして、何のメモリか分からないままド.ー,パ,ン,トと遭遇してしまい変身するも無防備な検索くんに能力があたって意思疎通が出来なくなって検索でメモリを同定しようにもできない!みたいな流れはいかがでしょうか?)
9787:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-24 19:31:52
翔太郎、向こうにド.ー.パ.ン.トだ!
(相手を優しく撫でてその温もりに溶ける形で二人で眠りに落ちた日から1週間ほど、それとなく相手の様子を観察していたがあれから浮かない顔をすることは無く普段通りに見えればあの夢のことは相手なりに消化出来たのだと思い安堵していた。今日も普段通りにパトロールに同行していると向こうから人の悲鳴が聞こえた。相手と顔を見合わせて走り出せば道の先にド.ー.パ,ン.トに見える異様な影を見つけ、そちらを指さしながらその後を追いかけて)
(/ではそう致しましょう!確かに検索が喋れないと検索してもその結果が伝えられないですし、ますます混乱を招きそうです。文字を書いても変な形に変化して読めないみたいにしちゃっても良いかもしれませんね。それとなく上記で始めてみるので上手く乗っていただければ幸いです、他に相談事がなければこちら蹴りで大丈夫です!)
9788:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-24 20:37:45
あぁ、追いかけるぞ!
(見てはいけない夢から目覚めてこちらの願い通り頭をたっぷり撫でられ再び眠りについた日から一週間ほど、内容のはっきりした夢ではあったが相手の存在をより一層隣に感じながら眠りにつく日々のおかげか同じ夢を見ることはなかった。僅かに顔を出した封じるべき願望が再び腹底に息を潜めた頃、いつも通りパトロールをしていれば悲鳴が聞こえて相手と顔を合わせる。直ぐ様声のする方へ走り出せば異形の影が見えて相手に頷き返しながら後をおった。やがて人々が行き交う広場へと出る、ちらりと見えた異形の姿はどうやら波形が映し出された古めかしい機械とパラボラアンテナをぐちゃぐちゃに押し込めたような形をしていて『俺の苦しみを味わえー!!』と叫びながら人々へと突っ込んで行き手に取り付けられたパラボラアンテナから何かを発射し人々に浴びせていた。途端に周囲にいたある人は突然困惑したように立ち止まり、ある人はキョロキョロと周りを見回している。もっとデータが欲しいところだが今は街の人を助けるのが先だ、ドライバーを腰に宛てがい相手と意識を繋げると「あいつを止めるぞ、フィリップ!」と声をかけメモリを構えて)
9789:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-24 22:47:26
ああ、変身!ひとまずあの電波のようなものをほかの人に当てさせないためにも注目を集めよう
(相手と声を掛け合って広場へと出れば古めかしい機械とアンテナをくっつけた怪物の姿を見つける。怪物はアンテナの先から何か電波のようなものを発して人々に浴びせていた、物理的な攻撃ではなさそうだが浴びた人々の様子を見る限り何かされたのは間違いない。相手がドライバーを腰にあてがい、自らの腰にも同じものが現れると応じるように返事をしながらメモリを構えて装填する。自分の体から意識が抜け相手と一つとなると二本のメモリで変身を果たす。いつもの口上を突き付けたのち、まずは人々への被害を抑えるのが最優先だと告げてから怪物のもとに駆け出す。勢いに任せて拳を打ち込めば意外にも簡単にめりこみ怪物は苦し気な声をあげる、そのままテンポよく何発か打ち込んでみれば怪物は地面を転がるがわなわなと震え始め『うるせぇ!邪魔だ!!』と叫んだかと思えば怪物のアンテナがめきめきと伸びて光りだす。「なっ」と驚愕している内にそこから先ほどよりも強い電波が発せられると周りの人を巻き込むように広がっていき、その中には意識を失った検索の体もあって)
9790:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-25 08:54:27
しまっ…フィリップっ!!
(二人で一人の変身を果たし相手と共に装甲を纏うといつもの言葉と共に左手を突きつける、先程の言動からみてもあの怪物は無差別に人々を攻撃していて相手の言葉に仮面の下で頷くと怪物の標的になるべく接近した。駆け寄る勢いで拳を振るえば手応えは十分で相手と呼吸をするように息を合わせて連続で拳を打ち込めば異形の体はたちまちバランスを失い地面へ転がる、このまま倒しきろうと声をかけるが全てを言い切る前に怪物の体中に埋まっていたアンテナが首をもたげて怪しげな光を放つ。先程撒き散らしていた電波をこちらにあてる気だろう、咄嗟に後ろへ大きく飛び退き電波の範囲から離脱した。しかし電波の範囲は広くさらに後退を余儀なくされる、その間に電波は周囲の人々を巻き込んで視界の端で相手の体がその電波に飲まれるのが見えれば背筋が凍った。咄嗟に名前を呼ぶもどうにもならず相手の体は電波に飲まれてしまう。その瞬間、右隣に感じていた相手の存在が忽然と消える。常に流れ込んできていた思考も意識も全てが消え失せ半身が死んだように感じた。一瞬息が止まる、何が起こったか分からず「フィリップ?おいフィリップっ!!」と叫ぶことしか出来なくて)
9791:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-25 11:41:52
……!…、……!
(アンテナを伸ばした怪物は全力を出すように力んだ後、広範囲に電波を飛ばす。ダ.ブ.ルとしては後退してその電波を回避することが出来たものの意識を失った自分の体が当たるとぷつんっと左隣の相手との繋がりが途絶えた。急に隣が冷たくなる感覚に焦って相手の名前を呼びかけるも通じている気配は無い。てっきり変身が解けたかとおもったが依然ダ.ブ.ルのままで同じく戸惑っている相手に動く右手で左半身を叩いて自分の存在を示す。そうして戸惑っているうちに視界の端であの怪物が逃げるのが見えれば相手にそれを伝え走り出そうとするが意思疎通出来なければ息が会わずにその場でコケてしまう。そうしているうちに怪物は何処かに行ってしまってその場には自分達を含め困惑する人々だけが残された。恐らくあの電波のせいで意識の共有が難しいのだと判断すれば相手に軽く合図をしてから変身を解除する。元の体に戻って体を動かして見るが特に異変はない、起き上がって相手の姿をみつけ駆け寄ってから「翔太郎!」と声をかけようとするがパクパクと口が動くばかりで声が発せられずに目を見開いて)
9792:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-25 15:08:14
くそ、待てッ!!……ん、どうした?
(右隣から突然相手の存在が失われて体が冷えていく、あの夢も相まって電波を受けた時点で相手の命が失われたのではないかと飛躍した考えが過ぎった。しかし右手が伸びてきて左半身を叩けば相手がまだそこにいるのだと分かり呼吸を取り戻す、しかし相変わらずいつも繋がっているはずの相手は認識できない。周囲の人々も困惑していて状況が掴めずにいると突然右半身が前に進み出して予想だにしない動きについていけずその場で転んでしまう、いつもは息を合わせて体を動かすのに今はそれができなかった。その隙に逃走する怪物に叫ぶがどうにもできない、今は状況把握が先だろうと相手の合図を受けて変身を解除した。地面に転がった体を持ち上げて相手の方へ振り返る、こちらへ駆け寄るのを見るに体へのダメージはなさそうだ。しかし相手はやたら口をパクパクしたかと思えば目を丸くしている、周囲の人々と同じく困惑する相手に状況が掴めずこちらからも近づく。そこで周囲で困惑する人誰しもが相手と同じく口をパクパクさせて声を発していないことに気づく、喉を押さえたり大きく口を開ける様子に嫌な予感が過ぎると相手に目線を戻して「もしかして、話せねぇのか?」と確認するように問いかけて)
9793:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-25 17:36:48
…、……!
(元の体に戻ってから立ち上げって相手のもとに駆け寄って事態の相談をしようとするが口が開いても声として発することが出来ずに目を見開く。大きな声でゆっくり喋ろうとしてみたり低い声、裏声など一通り試してみるが一向に音にならずに喉を押さえる。周囲の人たちも同じようで恐らくあのメモリの効果なのだろう。相手も同じことを考えたようで確認するような問いかけに深くうなずく。まさかこんな効果があるとは想定外だ、これでは意思疎通ができないがふと声以外の方法を思いついてス.タ.ッ,グ.フ.ォ.ンを取り出す。メッセージ作成の項目を選んで『どうやらあのメモリのせいで声が出なくなっているようだ』と文字を打ち込んでいくがすべてを書き終える前から先頭の字が文字化けのように変わっていき、読めるものではなくなってしまう。相手とス.タ.ッ,グ.フ.ォ.ンを交互に見れば顔色を悪くしながら文字化けした画面を見せて)
9794:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-25 21:44:48
え、なんで急に壊れ……ん?俺がうっても変な文字にならねぇ…
(周囲の人々と同じく相手が喉を押さえる仕草をしているのを見てますます嫌な予感が膨らみ問いかければ肯定の意味で頷かれる、どうやらあの電波を浴びて相手は声が出なくなってしまったようだ。また厄介な能力だと思った矢先に相手はス.タ,ッ,グ.フ.ォ.ンを取り出す、デ.ザ,イ,ア,グ.ラ,ン.プ,リに参加した時と同じくまともに喋れないなら文字にすればいい。相手が文字をうち終わるのを待っていたがその顔色は途端に悪くなって画面とこちらを交互に見つめてまた不穏な空気が流れる、見せられた画面には解読不可能な文字か並んでいて今度はこちらが目を見開いた。慌てて相手の手からス.タ.ッ.グ.フ.ォ.ンを取り適当に文字を入力するとこちらの文字は特に問題なく表示されて今度はこちらが相手と画面を交互に見る、今のこちらと相手の差はあの電波を受けたかどうかであるのを思えばこれも能力の範囲内だということだろう。一度冷静さを取り戻すため顎に手をあてる、あの電波で相手の様子がおかしくなったのならばそこから起こったこと全てがメモリの能力によるものということだろう、「お前の体に電波が当たった直後に意識を感じなくなって、喋れなくなって、文字もうてなくなったってことだよな?なんつーか…お前が発しようとすること全てが妨害されてるみてぇだ」と感じたことをそのまま口にし)
9795:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-26 11:52:59
……、…
(普通に打ったはずの文字が解読不能になってしまって顔を青くしながら相手に見せればその目が見開かれる。それから機械の異変を疑って相手が同じス.タ.ッ.グ.フ.ォ.ンを使って入力してみるが今度はちゃんと文字になっていて目を瞬かせた。つまりこれもまたメモリの能力の一つなのだろう。さっきから身振り手振りは制限されない辺り、すべてという訳でなく言葉としての伝達が制限されるのかもしれない。こちらが声を発せられない分相手の言葉に乗っかることしかできず、相手の推測に不安げにこくこく頷き、自分を指さしその後に相手を指さしてから手でバツを作りジェスチャーで情報伝達が難しいことをなんとか伝えようとする。随分と厄介なメモリの効果を受けてしまったようだがここまで特徴的な能力ならばメモリを特定するのも比較的容易だ。懐からいつもの本を取り出して指さし、これを使って検索することを提案しようとするが伝達ができないことを思い出すと固まってしまって恐る恐る相手を見ながら不安げに首を傾げて)
9796:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-26 13:11:50
…はいかいいえは伝えられんだな……そんな不安そうな顔すんなよ。ドライバーがなくてもちゃんとお前の言いたいことは分かる。俺達はいつでも二人で一人だ
(相手が何かを言うことも文字にして伝えることも自分達にしかできない特殊な方法で意識を共有することも、全て封じられてしまいこれではまともなコミュニケーションを取ることは出来なさそうだ。しかし相手はこちらの言葉に頷いたり交互に指さしてからバツを作ったりと全く意思疎通ができないわけではないらしい、情報を最低限に絞られてしまった状態だがこれであの怪人を追い詰めていくしかないようだ。次はどうするべきかと考えた矢先に相手はいつもの本を取り出して指さし、直後固まると不安そうに首を傾げた。自分から言葉も思いも伝えられなくなってまともに会話すらできない現状に不安を覚えたのだろうか、少しでもその不安を紛らわそうと相手の頭に手を添えて優しく撫でてやる。より安心できるように優しく撫で軽くポンポンとしたあとにニヒルな笑みを浮かべると「あいつの体についてた機械を図書館行って調べようってことだろ?」とキメ顔で言い切り)
9797:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-26 20:07:08
…!……、
(言葉の伝達が封じられてしまえば大丈夫かと不安が募ってしまって本を取り出しても困ったように相手を見てしまう。すると相手の手が伸びてきて頭を優しくなでてくる、それだけで幾らか不安や緊張は解けていき小さく息を吐いた。言葉などなくても相手とは通じ合うことが出来る、見慣れた笑みを見ればそう信じることが出来て深くうなずいて答えるように軽くすり寄りながらも試しに検索することに決める。だがここですぐにするにはあまりにも目立ちすぎるし先に周囲で巻き込まれた街の人のケアやサポートが先だろう。警察に連絡しようという言葉も声にならなければ暫し顎に手をやり悩んでからまずは周囲の人々を指さしてから印象的な手に持ったものを肩に引っ掛ける仕草、そしてス.タ.ッ,グ.フ.ォ.ンを指さして何とか言いたいこと伝えてみて)
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