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相乗りで何処までも 【 〆 】/8667


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8617: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-10 10:46:45

…っ、離さないよ。それにこの場所は僕だけのものだから誰にも譲らない
(さっきまで思いっきり動揺していたのに吹っ切れたのかテーブルの下で手が繋がれる。撫でられた手に反応してしまえば相手は楽しげな笑みを浮かべて早速立場が逆転しかけている事に少々不満げな態度を見せていた。溶けたアイス部分を飲むと淡い青色はネモフィラ、まだ残っているアイスは空に浮かぶ雲のようにも見えて思ったことを口にすると相手もグラスを覗き込む。そうすると何故か相手が更に近付いてきて腕がピタリとくっつく、だが絡まっていた手は解かれかけて耳元であの時の約束が囁かれるとぴくりと肩を跳ねさせてから離さないようにぎゅっと力強くその手を捕まえて握りしめる。至近距離で相手を見つめながらずっと燻っていた苛立ちや嫉妬は独占欲という形に変換されて静かな決意として言葉を紡いだ。そしてまた微笑むともう片方の手で髪を耳に掛ける仕草をしながら「今日は君の彼女だからね」と悪戯っぽく告げて)

8618: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-10 12:28:24


心配すんな、俺の右隣には誰にも座らせねぇよ。…、…違いねぇ
(あのネモフィラ畑を思わせるクリームソーダを前に溶けていくよう錯覚させるため繋がった手を離そうとすると相手が強くこちらの手を掴んでそれだけで薄暗い部分ごと満たされてしまう。至近距離で見つめる相手の瞳には強い決意という名の独占欲が滲んでいて我慢出来ずに口角をあげてしまった。誰かが手をこまねいたとしても自分の右隣に座らせるのはたったひとりしかいない。相手がそこを誰にも譲らないようにこちらも誰にも明け渡さないし、相手の左隣を誰かに譲る気もない。そうやって顔を付き合わせていたが不意に相手の表情は柔らかな笑みに変わってその変化だけでも目を奪われてしまう、髪を耳にかける姿さえ今日は数倍増しに輝いていて見えて悪戯っぽい笑みを向けられると心臓の高鳴りと共に破顔してしまった。やはり今日の相手の破壊力は桁違いのようだ。そうやって見つめあっていると少し離れたところでパシャリと嫌な音が聞こえて素早くそちらを向く、そこにはカメラのレンズを向けるクイーンがいて隣でエリザベスが『お店の中なのに近すぎ!あーいいなー私も彼氏とラブラブしたいー!』と我儘を叫びクイーンは『この写真あとで送っとくね』と相手に話しかけていて慌てて相手から椅子ごと離れて通常の距離に戻れば「バカ!消せ!!」と二人に向かって叫んでいて)


8619: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-10 15:53:56

ああ、撮ったやつは全部送ってくれ。
(仄暗い独占欲を込めて相手の特別な席は自分のモノであると告げると相手の口角が上がる。これだけはお互いに決して譲れない事でそれを主張する為に今日の格好をしたのだ。見せ付けるように耳に髪を掛けると更に視線が集まるのを感じてこちらの口元も緩んだ。そうして二人だけの世界に入り込んでいると少し遠くからシャッター音がした。そちらを向くとクイーンがカメラをこちらに向けていてエリザベスが羨ましがっていた。今の写真を送ってくれると聞けば有難く全部欲しいと答えるも相手は距離を取って騒いでいてカオスな状況だった。相手の叫び声も気にもせずタルトも食べ終わったのもあって『じゃあ私たちはお邪魔にならない内に帰ろうかな』とクイーンが告げる。ご機嫌な二人は『フィリップ君、今度服を返す時に今日の感想聞くから』『ごゆっくりー』とだけ言い残して喫茶店を出て行った。きっと一番この場を楽しんでいただろう二人が嵐のように居なくなれば視線を相手の元に戻して何かを期待するように「二人きりだね?」と囁いて)

8620: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-10 17:29:26


おい!ったく……っ…そうだな、
(女子高生二人の隙を狙って相手に近づいたつもりだったが夢中になりすぎてすっかりその動向に気を配るのを忘れていた。至近距離で見つめ合うところを見られたどころか写真にまで収められてしまえば消すよう叫ぶが相手がちゃっかり写真を要求していればツッコミを入れるしかなかった。こちらのことを一切気にせず二人は自分達のペースでタルトを食べ終えてそのまま席を立つ、こちらは軽く手を振るだけで挨拶を済ませるが後日それとなく礼は伝えなければならなさそうだ。ようやく嵐が過ぎされば相手がこちらを向いて期待の言葉と目を向ける。近場でこちらの様子を伺う二人はもうおらず周囲の客も各々のことに集中していてもう注目は外れている。そして今相手は相手の格好をしていなくてあくまでも【彼女】なのだ。それならばいつものルールから少し逸脱したっていいはずだろう。再び椅子を寄せるとテーブルの下でそっと相手の手をとって指を絡めて繋ぐ、改めて口にするのは恥ずかしいのだが相手から貰った分を相手にも返したい。真っ直ぐとその目を見つめると「俺もお前の事が好きだ。これまでも、これからも、俺の恋人はお前だけだ」と口に出来ていなかったストレートな言葉を伝えて)


8621: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-10 19:46:20

…うん、僕も彼女に張り合ってこんな格好してしまうくらいには君の事が好きみたいだ。君が魅了されているのは僕が良い
(嵐のように去っていった彼女達は一番楽しんでいた気がするが色々とお世話になったのも事実だ。二人のこの案が無ければ今もモヤモヤしていたかもしれない。後日またお礼しなければと思いつつ今度は相手を期待を込めた目で見ていると相手がまた椅子を持って近付いてくる。更にこちらの手を持ってまた指を絡めるように繋がれると他の席にも居る恋人のようでつい口元が緩んだ。距離も近くなって見つめ合うと濁すことの無い真っ直ぐな想いが伝えられた。ちゃんと言葉にして自分だけだと伝えられると嬉しそうに目を細め、軽く手を握り返しながらこちらからも同じ言葉を送る。ふと反対の手でフォークを取ってフルーツケーキを1口大に切り分けて乗せると「改めて僕とデート、してくれるかい?」と問いかけながらそれを差し出して)

8622: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-10 21:01:11


俺のためにこれだけ気合い入れてくれる恋人なんてお前の他にいねぇな。…あぁ、喜んで
(店内ではあるがようやく二人きりとなって人前であるのをある程度は気にしなくてよくなればまだ伝えていなかった直接的な言葉を送る。いつもより着飾った相手には嬉しそうな笑みが灯ってこちらの胸を暖かく満たす、繋がった手が握り返されて返事がされれば少々照れくさそうに、しかし嬉しそうに笑みを浮かべた。こちらが鈍感だったとはいえ好意を持つ女性に対抗するためにこちらのツボを確実に押さえた女装をする人間なんて後にも先にも相手しかいない。それだけ相手に想われて奪われたくないと独占欲が向けられてしまえばこの心はまた相手に惹かれてしまう。手を繋いだままケーキが差し出され改めてデートを申し込まれる、少々気取った顔を作ると同じく気取った返事をしてからフルーツケーキを口の中へと運んだ。甘さの引き立つ果実と控えめに主張するスポンジ生地がよくあっている。相手が持つフォークを今度はこちらが手に取るとひとかけ分をすくい上げて相手の方へとまた差し出して)

(/お世話になっております!そろそろ区切りかと思いましてお声がけさせていただきました。探偵がチヤホヤされながら振り回される話でしたが探偵を振り向かせるために検索くんがあの手この手でとっても可愛らしくアピールするのが本当に愛らしく背後共々ノックダウンしながらお返事させていただきました。女子高生二人を入れることで大袈裟に大騒ぎしながらも検索くんと探偵が唯一無二で両想いであるのを改めて確認できたお話になりました…今回もありがとうございます!
この後ですが、このまま女装した検索くんともう少しデートを楽しむのも良いですし場面を切り替えて新しくお話を始めてしまってもいいかなと思うのですが検索様はいかがでしょうか?)


8623: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-11 00:20:33


(/こちらこそお世話になっております。どちらにするか悩んだ為一旦こちらだけで失礼します。女子高生二人も巻き込んで騒がしくも探偵君が振り回されるお話が出来てとても楽しかったです。本当はもっとデート勝負をするつもりだったのですが探偵君に好意を向ける依頼人に背後共々ヤキモチを妬いて早めに切り上げてしまいました…!ですがその分二人の強い繋がりを感じることが出来て賑やかな一時でした。今回もありがとうございました!
この後についてはこちらも悩んでおりまして続きなら今の格好をいい事に外でもイチャついて探偵君を振り回すデート、話を切り替えるならソラちゃんとのおままごとか過去の子供探偵君との話が気になっているのですがいかがでしょうか?)


8624: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-11 10:24:36


(/それではせっかくなのでこのままデートをするのはいかがでしょうか?こちらもお散歩しながらデート勝負の続きみたいなのを考えていたのですが二人きりになった後の方が今の検索くんにも集中できるのでもう少し特別な姿のデートを楽しませていただければなと!つきましてはこのまま続きをお願いしてもよろしいでしょうか??)


8625: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-11 11:14:44

世界で一番、だからね。…ん、美味しい。
(わざわざ早く二人と合流して準備した服のことに言及すれば相手に照れくさそうな笑みが浮かぶ。大変ではあったが相手の視線や関心が集められるのなら安いものだ。彼女に啖呵切ったワードを口にしながら繋がった手はそのままにケーキを差し出しながらデートに誘う。それに対して少々カッコつけた返事がされると緩んだ笑みを浮かんで繋いだ手にも力が籠った。今度は相手がフォークを手にしてケーキが差し出される、当たり前のように行われたその行為が擽ったくて顔を近付けるとケーキごと口に含んだ。同じケーキであるのに相手に食べさせて貰ったというだけで何倍にも美味しく感じられると幸せそうに微笑んで感想を伝えた。そうして交代交代に食べさせ合っていれば1つしかないケーキはあっという間に無くなってしまって「君に食べさせて貰うのが一番甘くて美味しいみたいだ」と無邪気に告げて)

(/ならば続きと致しましょう!周りをあまり気にしなくて良い分普段とちょっと違うデートを楽しめたらと思います。引き続きよろしくお願いします/こちら蹴りでお願いします。)


8626: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-11 12:05:11


そう言われるといくらでも食べさせたくなっちまうな。よし、そろそろ出るか
(こちらが当たり前のようにフォークでケーキを差し出せば相手はそれを当たり前のように口に含んでまた口元が緩む、お互いにケーキを食べさせあうなんて甘すぎる行為を人目のある店の中でやるなんて普段では考えられない行動だが自分のために時間をかけて用意してくれたこの格好の前では相手をより大切に甘やかしたくなってしまってその思いは羞恥を遥かに上回っていた。やがてケーキが無くなれば無邪気な笑みが向いてこちらもそれをあっさりと肯定してしまう、今なら相手の願いを何でも叶えてしまいそうな危機感とそれでも良いと思える甘美な毒を脳内に感じながら声をかけて店を出る。依頼人の彼女が帰った以上もう相手がこの格好をする意味はないのだがもう少しこの姿の相手との時間が欲しい、それに今しがたデートを宣言されたばかりだ。ひとまずは川沿いの道を歩きつつ「公園の方にでも行くか」と定番のデートコースを提案し)


8627: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-11 13:53:21

そうしようか。…今日の服、少し気合い入れたのかい?
(普段ならしないであろう食べさせ合いは心を満たすばかりでつい表情も緩む。あっという間無くなってしまったケーキについて一番美味しいと告げると肯定の返事がされてまた気分が舞い上がってしまった。食べ終わったところで相手から声が掛かって会計を済ませて店を出る。その間何人かの人に見られた気がするが特に何も言われずにこの格好も問題ないようだ。デートコースが提示されると弾む声で賛成を示して二人で川沿いを歩き始める。ちらっと相手の方を見れば朝見た服とは違っていてカジュアルながらも青白黒でまとめられた格好になっている。相手のカッコ良さが引き出される一方彼女に会うためにこれを選んだのかと思えばまたヤキモチが顔を出して複雑な表情を浮かべる。だが今日はそれすら上書きしようと思う気持ちに駆られると更に距離を詰め腕に抱き着くような形でくっついてみて)

8628: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-11 18:39:10


え、あーいや…気合いっつーか、彼女から店の名前聞いたときお洒落な場所ってのは知ってたから雰囲気に合わせただけだ。ハードボイルドな探偵としてTPOを弁えなきゃいけねぇだろ?
(二人で川沿いを歩き始める、いつもならば人目が無いことを気にしながら歩くものだが相手が相手に見えないからこそ少し近くを歩いていたって問題はない。そう思っていた矢先に相手との距離がさらに縮まり最後には腕に抱きつかれてしまった。外ではありえない距離に思わず相手を見たがこの体勢では自然と上目遣いになっていて目を見開く、やはりこの角度の相手は心臓に悪い。格好に関しては嘘偽りなく答えたが結果的には相手と同じくデートに臨む気合いのいれた格好になっていたとようやく自覚する。彼女との約束のためにこの服を着てはしまったが結果的には良かったかもしれないと冷静に考えつつ一方でいつもとは違う距離に心音は少しずつ早くなっていく。キザったく返事をするもののチラチラと相手の方へ目線をやってしまって動揺を誤魔化すように「お前の気合いには負けるけどな」と視線を無理やり服の方へずらして)


8629: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-11 19:27:41

…確かにそれもそうだね。 案は二人に出して貰ったんだけどこの色とかスタイルは僕が決めたんだ。…君を狙い撃ちしようと思って
(思い切って相手の腕に抱き着くような形でくっついてみれば見開かれた目がこちらを向いて思わずほくそ笑んだ。軽く見上げる様な形で今の服装について聞いていたが相手が彼女に合わせてではなく場所に合わせた結果だと知れば抱いた嫉妬も溶けて安心したようにまたぎゅっと抱き着いた。口調こそいつもの様に気取っているが目線はチラチラと自分の顔や服に彷徨っていて動揺しているのがよく分かる。段々とその様子が面白くなってくると今着ている服は自分がおおよそを選んだ物だと明かす。女性の普段着については分からずに二人に教えて貰うばかりだったが大まかな方針が決まってからはブラウスの色やスカートの丈の長さなどは自分が決めた。普段とは違う柔らかい生地でリボンのある服を相手の腕に押し当てながら相手にだけ聞こえる声で囁いてみて)

8630: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-11 20:21:23


…、そうか……ッ?!ばッ、お前!わざとやってんだろ!
(彼女の誘いがデートであると気づいていなかったのだから服装も彼女ためでは全くなかったのだがそれを聞いて安心したのか相手はさらに腕に強く抱きついている、相手の安堵や喜びが伝わってくるようで冷静でいたいのにずっと心臓がうるさい。相手の服装に触れてみれば情報屋二人からアドバイスはあったものなほとんどは相手が決めたのだと言われてまた心臓が跳ねる、自分の色であるラベンダーを選んだのも少し大人っぽくスリットのある膝丈のスカートを選んだのも相手と言うことだ。あの二人からの入れ知恵があったとはいえ見事にこちらの心を掴む大人っぽくも可愛らしい格好をこちらのために選んでくれた事実に嬉しさやら恥ずかしさやらが混じって、血の巡りが早くなりすぎた体は完全に浮き足立っている。そんな状態でこちらが抱いた気持ちを相手から囁かれれば体を固めて動揺で瞳を思いっきり揺らしてしまう、さらには普段の服装にはない柔らかな生地が腕を撫でれば心臓の奥の奥が擽られたようで頬を真っ赤に染めてしまった。咄嗟に文句を言うも離れる気はない、頭は混乱状態だが外であることを気にする必要がない今だからこそ出来ることをしたくて掴まれているのとは反対の手でこちらにくっつく相手の頬に手を添えると「見事に撃ち抜かれちまった」と赤い顔のままボソリと呟いて)


8631: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-12 00:13:20

何のことだい? …ふふ、君のことは僕が一番よく分かっているからね
(相手の反応が面白くて、それ以上に相手が意識してくれているのが嬉しくてその腕にきゅっと抱き着いた。見上げるように覗き見れば薄らと顔は赤くて更に囁いてみせると分かりやすく体を固めていて思わずくすくすと笑い声が零れた。調子に乗ってこの服を意識させるように胸元のボウタイリボンなどを腕に押し付けるとその頬は真っ赤に染まっていく。相手から文句の声が上がるが振りほどく気配は無ければしらばくれるような態度を取りながら相手を見つめていた。そうしていると反対側の手が頬に添えられて顔が僅かに上がる。真っ赤になった顔でぽつりと零された言葉にまた口元が緩んで得意げな顔で【一番】だと告げた。普段ならば人が通るような外でこんな距離感では居られないがこの格好ならばそれが許される。今は寧ろ相手には大切な人が居るのだと見せつけたい気持ちもあれば添えられた手に軽く擦り寄りながら「翔太郎」と呼んで)

8632: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-12 07:45:35


ちがいねぇな……っ、…フィリップ……
(こちらが文句をつけるも相手は何処吹く風で、だがその表情をみれば全てわざとしているのは間違いがない。胸の違う所まで擽られそうになりながらふらふらと落ち着かない目線を固定するためにも相手の頬に手を添えた。普段は許されない距離で観念したように呟けば得意げな笑みがこちらに向く、その表情はどうしようもなく胸を掴まれて今度は目線が外せなくなってしまった。いつもよりトーンアップした肌に瞳は甘く強調されて一度目線が捕らえられれば逃れられない、以前は相手が自ら研究して化粧をしていたが少しテイストが違うのはあの二人にやってもらったからだろうか。視線を奪われたままでいると相手がこちらの手に擦り寄ってその仕草だけで脳にガツンと殴られたような衝撃が走る、いつも以上の刺激に頭は揺さぶられて呼応するようにこちらも名前を呼んだ。どうしようもなく目を奪われ脳を揺さぶられれば望むことはひとつで半分は相手にちょっとした仕返しをしたい気分、もう半分はこれまでずっと我慢してきた相手に触れたい気持ちとで体は動いて顔を寄せれば頬を添えたまま軽く唇を重ねて)


8633: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-12 11:33:31

……え、ン……、随分と大胆だね?
(普段よりも随分近い距離で頬に手を添えられていれば自然と目も合わせることになる。目を奪われるという表現が適切なぐらい相手から熱い視線を注がれていれば鼓動も早くなっていく。それ以上に愛おしさが湧いてくると触れる手に軽く擦り寄って自らの存在を伝えた。相手からも名前が呼び返されると今隣にいるのが自分だと実感できてご機嫌に目を細めた。ふと相手が近づいてくる、流石に外であるのだから何処かで止まるだろうと思って傍観していたのだがその気配が無ければ困惑の声を零す。やがて言い訳できないほど近づいて唇が重なると一瞬驚いたように目を瞬かせるがその心地良さに小さく息を洩らした。ゆっくりと離れて行くが誰でも見られるようなこの場所でキスをしたという事実が恥ずかしくて、嬉しくて薄ら顔を赤くしながら茶化すような言葉を向けて)

8634: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-12 12:30:56


…ちょうど人もいなかったし、今なら見られても言い訳きくし……ずっと出来なかったしな
(いつもとは違う格好の相手を前に普段のルールが緩まればなし崩し的に理性も緩んでしまうもので近すぎる距離のまま短く唇を重ねる、最も距離が近づけば桜の香りが鼻腔を擽ってまた脳内が揺れた。唇を離して間近で相手をみればその頬は僅かに赤く染まっていて思わず親指の腹で軽くそこを撫でる、普段ならば決して許されない行為だがいくつか理由を並べ最後に本音を小さく口にして恥ずかしさを誤魔化すように頬から手を離した。しかし腕にくっつく相手はそのままにして公園の方へ進む、公園に近づくにつれて人気が増えてくるが今は離れる必要もなくてそのまま歩みを進めた。公園の入口が見えてきてちらりと相手を見て流石にくっつきすぎかと思考が過ぎれば「あー、手でも繋ぐか?このままがいいならそれでもいいけどよ」と決めきれない口調で問いかけ)


8635: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-12 13:58:24

…そうだね、僕もそうしたかった。 __ ならその中間にしよう、…これなら動きやすい
(ゆっくり唇が離れていくがそれでも距離は近い。心が動くままにキスをしたのが照れくさくて薄ら顔を赤く染めていれば親指で撫でられて心地よさにまた肩の力が抜けた。何個か理由が述べられるが最後に恐らく最も要素の大きいであろう理由が述べられると小さく笑って同じ気持ちだと答えた。頬から手は離れて行くが抱き着いた腕については何も言われずにまた歩くのを再開する。相手にくっついている分少し歩きづらいのだがゆっくりとした速度で川沿いの景色を見ながら進んでいれば目的地の公園に辿り着いた。そこで一旦止まって相手の視線がこちらを向く。可能なことならこのままくっついていたいが今まで歩いてきた道と違って他の人がとどまっていたり人気も多かったりする場所だ。少し悩んでから一旦腕を組んでいたのを解くと代わりに相手の手を取ってテーブルの下でやっていたようにお互いの指を絡ませて繋ぐ。少し力を込めてその手を見せると恋人としての距離は保ったまま公園の中に入った。先ほどのおしゃれな店が立ち並ぶエリアの近くだからか今まで訪れた他の公園に比べて子供達よりも大人の利用が多いようだ。観察するように辺りを見ながら「落ち着いた空間だね」と感想を零して)

8636: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-12 17:27:23


…、そうだな……子供用の遊具は奥の方にあるからここは人も、少なめ……
(共に抱く燻っていた気持ちを昇華してくっついたまま川沿いの道を進んでいく、人通りが増えてピッタリとくっついている事に後から恥ずかしさも襲ってくれば手を繋ぐ方を提案してみた。すると腕から手は離れるもののあの店でこっそりとしたように指が絡まって繋ぎ直される、少し力を込めて見せられると確かに相手の存在を感じると同時に人のいるところで恋人らしく手を繋いでいるのだと自覚して早口気味に返事をしていた。そのまま手を繋いで公園へと入っていく、街中にあるものより広いこの公園は子供達が遊ぶ遊具のエリアはあるものの遊歩道や広場も設けられていてゆっくりとした時間が過ごせる場所だ。自分達と同じくカップルで来ている人も多く人通りはそこそこといったところだろう。この場所の解説をしていたものの周囲にいる恋人達はそれぞれが自分達に夢中なようである二人は一緒に写真をとり、ある二人はくっついてベンチに座っていてとそれぞれの時間を過ごしている。そして自分達も彼らと同じくカップルとしてこの場にいるのだと思えば慣れない事に鼓動は早いままで段々言葉が覚束なくなると顔が赤くなるのを抑えるように口元に手をあてて「なんつーか…人前で手繋いでるの、慣れねぇな」と呟いて)


8637: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-12 20:05:31

…確かに普段は隠しているからね、でも今日は遠慮しなくて良いはずだ。
(ただ繋ぐだけではなく指を絡ませるように繋ぐと早口気味に返事がされる。それにまた機嫌を良くしながら公園の中に入っていった。中は広い空間が広がっていてゆったりとした時間が流れている。皆が思い思いに過ごしていて恐らくカップルと思わしき2人組も多く見受けられる。辺りを見ながら相手の解説を聞いていたがその口調は段々と覚束無いものになっていて、視線をそちらに向ける。口元を隠しながら呟かれた言葉は繋いだ手を意識させるもので軽く握りながら薄ら口角が上がる。旅行や遊園地など街の外を除けば人目のある場所で手を繋ぐことはほとんど無い。こうして堂々と手を繋いでいられるのもこの格好ならではだろう。弾む声で言葉を返していれば綺麗な芝生が敷かれたエリアを見つける。相手の手を引いて近付いてみると良く整備されていて大きな木で木陰が出来ている場所もある。「ここで一息つくのはどうだい?」と提案しながらその場に座ろうとして)


8638: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-12 20:49:28


だな、ずっと歩きっぱなしだったし
(相手と堂々と手を繋げるのは常にルール外の場所、つまり風.都,の外だったが今はそのルールを掻い潜っているような状況だ、見慣れた街で陽の光の下相手と手を繋いでいるのは新鮮すぎて心がまったく落ち着かない。明日には女子高生以外の情報屋にも『翔ちゃんに彼女ができた!』と騒がれてもおかしくない状況だ。その時のことはまた明日以降の自分に任せるとして相手の方に集中する、こちらの呟きにはさらにその繋がりを強めるように手が握られて嬉しいやら恥ずかしいやらでやはり浮き足立っていた。芝生のあるエリアにやってくれば綺麗に緑のはえる木陰に移動して相手からは座ると同時に休憩を提案される、今日は何かと相手が急かすような場面が多くてその小さな仕草さえ可愛いと思ってしまうほどに今は重症だ。引っ張られるようにして隣に座る、芝生に足を投げ出せば相手の足元が良く見えていつものブーツではなくベージュのパンプスが目に入った。いつもより小さくて丸く見えるそのシルエットに「履きなれねぇ靴で足痛めてねぇか?」と様子を伺うようにそこを覗き見て)


8639: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-12 21:31:17


今の所は平気だ、少し疲れたのはあるけど。
(何処と無く先程から浮ついていて普段とは違う状況で相手と一緒に居られるのが嬉しくて仕方無い。その想いはもっと近付きたいというワガママに変わっていい場所を見付けると相手の手を引いて芝生のエリアに移動する。整備された緑の上に相手を引っ張るようにして座るとずっとあった緊張から解けたようで軽く息を着いた。。地面に座るというのもなかなか普段やらないことで低い所からの景色に新鮮さを感じていると相手の視線が靴に向かう。普段とは違うパンプスの調子を聞かれると平気だと答える。歩きやすいようにヒールが低めでローファーにも近いデザインの物を選んでくれたおかげだ。とはいえ少し歩き疲れたのも事実で力を抜くように足を伸ばすとスリットからストッキング越しの肌が覗くようになる。そんなことも知らずに更にくっつきたいと言う欲が出てくると軽く相手に寄りかかってみて「たまには芝生に座るのも新鮮だ」と微笑んで)

8640: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-12 22:29:56


なら、ここでゆっくり休憩、ッ……え、ぁ…あぁ……
(よく整備された芝生の上に座れば柔らかな座り心地で木陰で強い日差しのない中穏やかに風が吹けば休憩場所としてはピッタリだ。慣れない状況にずっと浮き足立っていた体は風に吹かれた事で少々冷やされて落ち着きを取り戻し見慣れない相手の靴を気にかける余裕もできた。どうやら特に問題はないらしくそこらへんも女子高生二人が計算してくれていたのだろう、靴擦れ等起こしてないのなら良いだろうと思った矢先相手が軽く足を伸ばしてその拍子にスカートのスリットがはらりとズレて脚が顕になる。そういう構造なのだがどうしてもスカートの中が見えているような感覚に陥れば胸が強く鼓動を打って一緒に体まで飛び上がってしまいになる。目線が吸い込まれそうになるが偶然以上に見つめるのは邪なものでしかない。無理やり目線を上げるが既にまた顔は赤くなっていた。だが相手は足元の状況に気づいていないようでこちらへ寄りかかってきてさらに心臓は煩くなる、相手の足を見ないよう努めるがこの状況では他の誰かがこのあられも無い姿を見てしまうかもしれない。そう思えば行動は早くて素早くベストを脱ぐと相手のスカートの上に被せるように置いて「スカート履きなれてねぇんだから気をつけろよ!…誰かに見られたらどうすんだよ」と独占欲を滲ませながらぶっきらぼうに、しかし顔は赤いままで言い)


8641: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-13 00:11:45

…翔太郎? え、…ああ、普段の服装のつもりでいたよ。ありがとう
(自然豊かな場所で腰を落ち着かせることが出来て少し体から力を抜く。珍しい靴の話をしながら足を伸ばしていると相手の返事が急にしどろもどろな物になる。少々不思議に思いながらも軽く寄りかかると相手の存在をさらに感じるようになって更に体重を預けた。だがその体は妙に熱くてまた黙り込んで居ることに気付くと相手に声をかける。すると相手が突然ベストを脱ぎ始めて目を瞬かせる。そうしてキョトンとしていればスカートの上に被せられてぶっきらぼうな言葉を聞けば漸くその理由に思い立つ。どうやら座った分スカートがスリット部分から肌が見えるようになっていたようだ。意識をしない状況だと普段の服装と同じ行動をしがちで完全にスカートだった事が頭から抜けていた。スマートに、それでいて顔を赤くし独占欲を見せながらも気遣ってくれた相手に鼓動は早くなっていくとお礼の言葉を告げ一応周りに誰もこちらに注目してる人が居ないことを確認してからそっと頬にキスを落として)


8642: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-13 07:42:11


ったく、スカートなのは良いけどなんでスリット入ってんのにしたんだよ。それもあいつらの、ッ?!
(なんとか紳士的にスカートの隙間から見えた脚を隠すことが出来たが鼓動はまったく収まらない、邪な気持ちが浮かんで来る度に沈めつついると相手は最初こそキョトンとした顔をしていたが事態を説明されて礼が言われればその表情の変化にさえ血の巡りは早くなってしまって目を泳がせる。こちらに寄りかかる相手の腰に腕を回してそれとなく支えるが何となくその動きもぎこちない、落ち着きを取り戻すために喋り出すも妙に早口で動揺しているのなんてバレバレだろう。そうやって気を落ち着けるのに必死だったが不意に相手が近づいてきて極優しい口付けが頬に落ちると目を見開いたまま瞳を揺らして固まってしまう。至近距離まで近づいた相手からは桜の香りがふわりと鼻腔を擽って木陰の中にいれば頭上に桜が咲いている錯覚さえ起こした。そこまでイメージが結びついてしまえばオーバーヒートを起こすのは簡単で顔から首まで真っ赤になってしまう。勢いよく相手の方を向くと「口で言え口で!」と叫ぶしかなくて)


8643: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-13 11:12:28


あの時みたいに顔が真っ赤だ。こういう感謝は行動でも取った方が良いだろう。…何なら膝枕もするかい?
(スカートの隙間も相手のベストで隠されて普段ならば文句を言うであろう女の子扱いもそれだけ意識している証明のようで心が弾む。相手が腰に腕を回してさらに密着するようになるがその動きも文句をつけるような早口もぎこちなくて思わず笑みが零れた。そんな相手が愛おしくて、それともう少し悪戯したくもなってそっと頬にキスを落とした。すると目が見開かれたまま相手の動きがガチガチに固まる。時間差でその顔や首が真っ赤になっていけばいつの日か見たような姿に揶揄うような言葉を投げかけながらくすくすと笑う。強く文句をつけられるが照れ隠しなのだと分かっていれば怖くも何ともない。あくまで自分なりの感謝の気持ちなのだと明かしつつ更に調子に乗ると相手にだけ見えるようにベストを捲って自らの太腿をぽんぽんと叩きながらお誘いをかけて)


8644: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-13 12:28:13


誰のせいだと思ってんだよ……、…………する
(今日の相手の姿を見てからずっと心臓は休まらないが頭から爪先まで真っ赤になっているのではと錯覚するくらいには全身が熱い、それもこれもこの場所と香りと座り方と、つまりは相手のせいだ。文句を叫んでみるも相手にはまったく効いていないようでこちらを見て笑っている、いつもと同じはずなのに鈴の音でも聞こえて来そうなほど可愛らしい笑い声にまた脳が揺さぶられた。感謝は口でも行動でも示されれば嬉しいものだが既に許容範囲を超えている、そんな状況で相手がベストを捲って膝枕を誘ってくればまた固まってしまった。隠したはずの場所が顕になったことも人通りがそこそこある公園でカップルらしいことをするのも心を激しく揺さぶるが招かれたそこの誘惑にはまったく逆らえなくて心臓を少々長めの時間を使ってなんとか落ち着けてから返事をした。一旦体を離してから横になる、そのまま相手の膝に頭を乗せた。後頭部に当たる布はいつもよりずっと柔らかくて化粧と香水も相まっていつもと違う香りに包まれる。膝枕してもらう相手は同じはずなのに「なんか、いつもより柔らけぇな…」と思わず呟いてしまうと後から恥ずかしくなって目線を逸らして)


8645: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-13 15:16:24

じゃあおいで。…肉体は変化していないはずだけど、気持ちの問題かな。
(普段ハードボイルドを気取ろうとしている相手が終始動揺しているのが面白くてついついもっと翻弄したくなってしまう。ブツブツと文句を言っていた相手だったがベストの位置をずらして膝枕に誘ってみるとまたもや動きを停止させてしまった。二人きりの時しかしない恋人らしい行為だがこの芝生の上で外の風を浴びながら出来るのは今ぐらいだろう。様子を伺うようにじっと見つめていれば暫し黙り込んだ後賛同の声が聞こえてきて口元が緩んだ。犬でも呼ぶように柔らかく声をかけると相手は一旦離れてから頭を膝に乗せる。相手を見下ろすような体勢になると自然と手を相手の頭に乗せてゆっくりとその箇所を撫でていく。そんな中相手の呟きが聞こえてくれば服以外の体は変わってないと告げつつ逸らした目線を追いかけるように顔を覗き込んだ。ハットも没収して傍らに置くと柔らかな髪ごと手で撫でて愛でながら「翔太郎」と何と無しに名前呼んで)

8646: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-13 17:59:44


まぁ、そうかもな……、……フィリップ…
(普段ならば犬扱いすんなとツッコむようなワードでもいつもより柔らかな空気を放つ相手が柔らかな声で言えば誘われるように体を横たえてしまう。いつもとは違う匂いといつも通りの体温に包まれながら相手を見上げていると手が頭に添えられて自然と息を吐けば体の力は抜けていく。思わず漏れてしまった言葉に視線を逸らしたのに相手はこちらを覗き込んできてそんな悪戯な姿にも心擽られて見上げる目線はもう相手から離せなくなってしまった。探偵の魂たるハットが外されてしまえば相手の膝の上にいるのはただの左.翔,太.郎でまた頭を撫でられれば直に相手の体温を感じてさらに体の力は抜けていく。相手を見上げれば後ろでは木の葉が生い茂っていてその間から漏れ出す木漏れ日が相手の背後でキラキラと煌めいている、いつもより煌めく相手をより煌めかせる風景に見蕩れるようにただ相手を見つめて呼応するように名前を呼んだ。頭を撫でられれば暴発していた心音も落ち着いて代わりにもっと相手と体温を共有したくなる、もう片方の手を取るとこちらの胸元に置いて軽く握って心地良さに揺られれば無意識のうちに相手の膝に擦り寄って)


8647: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-13 19:41:14

今日も一日お疲れ様、…ちゃんとここに居るよ。
(先程まで色々と文句もあったが膝に頭が乗せられてそこを軽く撫でてみるとその体から力が抜けていくのが分かった。逸らした目線を追いかけるように軽く覗き込んで捕まえ、目を合わせたままハットを脱いだ頭を撫でる。ますます体の力を抜いて身を委ねてくる相手に愛おしさと幸せを感じて優しく声をかける。自分は今日の作戦のことを知っていて彼女といる間も張り合うのに必死だったがデートだと知らなかった相手は終始二人に挟まれて振り回されたことだろう。その要因の大半に自分も携わっているのだがそれを労うように言葉を掛けた。見蕩れるような目を向けられながら名前を呼ばれるとこの場所に自分が居る事実に温かい幸せが満ちる。片手が取られて胸の上で握られると尚更でそばに居るのだと伝えながら頭を撫で続けた。すると相手は無意識か擦り寄ってきて普段より布地が薄い分擽ったく感じて軽く身動ぎした。だが離すという選択肢は無ければ髪をとくような仕草やぽんぽんとする撫で方を織り交ぜながら風.都.の風を感じていて)

8648: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-13 20:43:44


お陰様でな。……あぁ。俺もここにいる
(相手から目を離せないまま頭を撫でられるのに身を委ねていると相手から労いの言葉をかけられて思わず笑ってしまう、依頼料を受け取るだけのはずが彼女対決が始まりそしていつもとは違う相手にここまで心を揺さぶられっぱなしでようやく今落ち着いてきたところだ。つまりは本日の体力はそのほとんどを相手に使っているわけだがそれを嬉しくて心地好くて限りなく心掴まれているのだからどうしようもない。その存在をより強く感じようと胸元で相手の手を握れば言葉でも存在が示されてこちらからも同じ言葉を送る。他意はなかったとはいえ相手を不安にさせてしまったのだ、そのおかげでこの格好を拝めたとはいえこちらからも隣にいるのは自分なのだと伝えて重なる手に軽く力を込めた。こちらが無意識に擦り寄れば相手は擽ったそうに脚を動かす、いつもとは違う感触にまた胸が擽られて戯れるようにさらに膝に擦り寄りながら撫で受けていた。その間も目線は相手に奪われたままでその愛おしい姿を前に不意に手を伸ばす、相手をより一層可愛く大人っぽく見せる髪のサイドに付けられたパールを指でなぞり、続いてラベンダー色のリボンをなぞる。その意味に締まりなく口元を緩ませながらそのまま頬を軽く擽るようにすると「今日は俺の色でいっぱいだな」と緩まったままの口調で言って)


8649: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-14 00:36:29

…ん、僕は君の物っていうアピールだ。普段はあまり身に付けない色合いでもあるから絶好の機会だと思ってね
(思いっきり騒動に巻き込まれるという形だったがそれを語る相手は何処と無く嬉しそうにも見える。胸元で繋いだ手を強く握り返されながらここにいるのだと言われると安心したように微笑んだ。一方相手を乗せた太ももや膝に擦り寄られると少々擽ったくて軽く足を動かながら頭を撫でる。そうしていると相手の手が伸びてきて編み込んだ髪のサイドの髪飾りに触れる。横顔美人を目指したらしい髪型から垂れ下がるラベンダー色のリボンに相手が触れ笑みを浮かべるのを見ればこちらも表情を緩めた。メモリの色に起因したお互いの色は限られた人にしか知る由もなくて彼女もこの色を見て相手と結び付くことは無かったかもしれない。それでも既に相手の色に染まっているのだと表面したくてこの色を選んだのだ。普段の格好でも紫はロングパーカーで稀に着る程度なのもあるが。緩い口調にまた愛おしさが募ると止まる理由もなくて頬を擽る相手の手に擦り寄り見せ付けるように軽くキスを落とした。またゆるゆると頭を撫でながら「だから今度君が女装する時は僕の色が良いな」などと揶揄い混じりに告げて)

8650: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-14 07:54:01


なるほど、俺にしか分からねぇけど狙い撃ちの作戦だな。……な、俺が女装する機会なんてもうねぇよ
(普段はあまり見ることの無い自分の色である紫が今日はラベンダー色として相手を鮮やかに彩っている、それがこちらの所有の証だなんて言われてしまえば優越感も独占欲も擽られてしまって自然と重なる手に力が篭ってまた締まりのない笑みを浮かべる。依頼人の彼女は紫がこちらの色だと知る由もない、同じく女子高生二人もだ。これは相手が選んだこちらにだけ分かるアピールで結果は言うまでもない。彼女との勝負の結果は決まっていたのだがラベンダー色の服を着てきた時点で相手はもう何歩も先を行っていたと言えよう。相手が自分の色を纏う喜びに浸っていれば不意に相手はこちらの手に擦り寄ってそこに口付けを落とす、深い意味なんてないただ愛おしさを示す行為にグッと心は掴まれてまるで猫にでもするように暫くその頬や目尻、時折唇を愛おしげに撫でていた。その間も頭を撫でられて完全に骨抜きにされてしまえばここから動く気さえなくなってしまう、揶揄い混じりに言われた言葉は即座に否定するが先程よりも明らかに言葉の勢いは削がれている。視線を誘導するように頬をするりと撫でてから手を下ろすと重なっていた手を取って持ち上げ今度はこちらが人差し指の第二関節へと見せつけるように口付けを落とす、そして再び目線を混じえれば「逆の立場だったらハードボイルドな俺に緑の服着て迎えに来て欲しいだろ?」と少々気取った声で言って)


8651: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-14 11:44:58

僕にとって特別な色だから。…ハードボイルドなのかはさておき、君が僕の色を纏って迎えにきてくれるのは悪くないね。
(限られた人しか知らない相手の色を選んだ効果は抜群だったようで見下ろす相手の顔が柔らかい笑みを浮かべる。本当はもっと自分との繋がりを主張して牽制したい気持ちもあったのだが相手に惹かれる気持ちも良く理解できるからこそこの特別に落ち着いたのだ。愛おしい気持ちを伝えるように伸びてきていた手に口づけを落とすとお返しのように頬や目尻など顔を撫でられて幸せそうに目を細めた。木漏れ日の下で二人だけの世界に入ってしまいながらも揶揄う言葉を投げかけると即座に否定されてしまう。だがその口調は柔らかいままで頬を撫でる手が離れて行けば少し惜しそうに視線が追う。代わりにもう片方の手が持ち上げられて人差し指の部分に口付けされると一気に鼓動が跳ねて取られた手をぎゅっと握った。大切な物にするような優しいキスに温かな幸せは増すばかりで気取った問いかけに少々ツッコミを入れながらも緩い笑みで賛同を示す。相手のように鈍感ではないはずだから同じ事態にはならないと思うが何かあった時に自分の色を示しながら相手が現れれば何よりも目が奪われる事だろう。その時を想像してまた笑い声が零れると相手の頬に手を添え親指でその唇をなぞりながら「君なら何処に居ても攫ってくれそうだし」と楽しそうに言葉続けて)

8652: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-14 12:35:11


……へへ、…そこはさておくなよ。まぁでも、そうだな。俺はお前が何処にいようと必ず俺の元に攫ってやる
(木漏れ日を受ける相手を見上げながら自らを示す紫が相手にとっての特別な色だと言われると胸は幸せと優越感でいっぱいになって頭を撫でられ気も存分に緩んでしまえば思わず嬉しさを溢れさせるように幼い笑みを浮かべてしまう。だが流石に人目のある場所で全ての力を抜いた姿になるわけにはいかなくて軽く咳払いしておいた。だが周囲を思い出すのも束の間で互いに視線を交わして触れて指に口付けを落とせば相手以外は視界に映らなくなる。口付けと共に強く手を握られれば愛おしさは溢れて掴む手の指先で軽く手を撫でていた。女装の代わりにとハードボイルドな探偵として返事をすればあっさり一番大事な部分は外されてしまいツッコみを返す、しかし直後に頬に手を添えられれば暖かな体温に相手の感触に集中するようにその瞼を閉じた。さらに相手の温もりに包まれて膝と手に丸ごと擦り寄りながら唇をなぞられれば自然とそこは弧を描く。楽しげに話す声にこちらも根拠のない自信を滲ませながら返事をする、だが何があってもどんなものが立ち塞がっても必ず自分は相手を取り戻しにいくだろう。万が一そんな時が来たのなら緑を纏った方が良さそうだ。その理由は明白でこちらの唇を撫でる指を軽く食むようにして口付けると「なんせお前は俺のものだからな」と瞼を明け真っ直ぐとその瞳を見つめて告げて)


8653: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-14 15:05:44

…ああ、ここが僕の居場所で、君の物だ。
(気も抜けきって幼い笑い声が聞こえるようになりながらも二人の平和な時間に浸る。口づけを受けた手で相手の手を強く握るとまたその場所を撫でられるようになって繋がりにまた胸は満たされていく。しれっとハードボイルドの文言を省くとこれまたツッコミが入るが頬に手を添えられて気持ちよさそうに瞼を閉じる姿はどう見てもハーフボイルドのそれだ。だが自分が好んでいるのはありのままの左.翔.太.郎であって擦り寄ってくる相手に愛おしさを抱きながら頬を撫でて唇をなぞった。こちらの調子づいた言葉にも相手は乗ってきて自信たっぷりの返事がされる、自分達が選んだ道は決して平坦ではなくて事件やトラブルに巻き込まれることは多々あるだろうが相手ならばそれこそ地獄の底だろうと傍に居てくれそうだと根拠なく信じられた。何よりも安心する言葉を発する唇を撫でていれば食むような口づけをされ真っ直ぐとした瞳がこちらを貫く。わかりやすい独占欲とそれ以上の好意を感じればぎゅっと胸を掴まれたような心地がして言葉の意味を噛み締めるように告げた。そのまま口付けたくもなったが膝枕の状態では体勢的に厳しくて代わりに相手の口元から手を離すと同じ箇所で自らの唇に触れて見せつけるような間接キスとした。ふわふわとした幸せに包まれながら「この姿を二人に見られたらまた大騒ぎされそうだ」と楽しげに告げつつ頭を撫でる行為を再開して)

8654: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-14 18:38:30


あぁ、また写真撮ってくるかもしれねぇしな。まぁ結局明日騒がれそうだけどよ。…これ以上はあいつらに見せたくねぇけど
(互いに互いに触れてその存在を確かめながら口付けと言葉で胸の内を隠さず伝えれば相手はその言葉を噛み締めるように肯定する、調子づいて言った言葉だが天の果てだろうと地の底だろうと相手を追いかける覚悟があるのは事実でそんな言葉さえ丸ごと受け入れられてしまうとまた幼い笑みが溢れそうになってなんとか声を抑えていた。頬に添えられていた手が離れて少々寂しげにその手を眺めるがそのまま口付けた場所に相手の唇が重なるとまた表情は綻んでしまう、同時にこの気持ちのままに間接ではない口付けをしたくもなった。だがそれは人目のあるここでは流石にこの格好でも許されない、あの女子高生二人が何処かで見ている可能性だってまだ捨てきれないのだ。それに情報屋の面々はあらゆるツテを持っているわけで普段はそれを頼りにしているがきっと今はそのツテに今の自分達の情報も引っかかってしまっているだろう。そうなればこれ以上は余計に踏み込めない、相手が口付けている瞬間は自分だけのものなのだから。そんな独占欲から出た言葉を口にしながらこちらを撫でる手に擦り寄ると横目で相手を見て「だから、…家に帰ったら、間接じゃねぇやつがしてぇ」と願いを呟いて)


8655: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-14 19:34:48

明日バレていたら上手く誤魔化しておいてくれ。…ん、…僕も二人だけでキスしたい。
(相手の隣に居るのは自分だけで、自分の隣に居るのもまた相手なのだと噛み締めながらも普通の口付けができない分間接的に唇に触れる。だが普段と違う分物足りなさを感じる結果になって僅かに眉が下がった。だがここは誰が通ってもおかしくない場所だ。知り合いの間で噂になるとすれば相手が見知らぬ女性と仲睦まじくしていたという内容で自分の事はあの二人を除いてバレることは無いだろうが揶揄い倒されるかもしれない相手に先に労いの言葉をかけておく。それで相手を付け狙う人物が減れば良いと思う一方こうして甘えて二人だけの姿をほかの人に知られたくないという思いも強くなっていく。同じく独占欲を滲ませる相手の言葉に小さく笑っていたがこちらの手に擦り寄ってぽつりと願望をこぼす相手に一瞬手の動きを止め、それから同意するように素直な願望を吐露した。先程まで自然豊かな場所で一息ついたり街中でデートして人々に見せつけるのを望んでいたのに二人きりになりたいという想いの方が強くなってくれば「…慣れない格好だし、情報屋の誰かに遭遇しても気まずいから移動するかい?」と様子を伺うように問いかけて)


8656: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-14 20:17:37


あいつらの扱いなら任せとけ。…、……そうしようぜ、このままだと寝ちまいそうだし
(きっと明日は情報屋の面々にあれやこれや根掘り葉掘り聞かれるに違いない、当然女子高生二人にも昨日の感想やらその後のことやら礼も兼ねて顔を出してやいやい言われるのは目に見えている。だが気のいい連中なのは間違いなくてだからこそどう躱せばいいのかはよく分かっているのだ。そこら辺は上手くやっておくと伝えつつ、だからこそこれ以上相手の特別な姿を知られたくない。いつかのように写真が出回りでもすれば大変だ。そしてそれ以上に、もうこの距離では満足出来なくなってしまえば少々遠回りな言い方でこちらの願望を伝える、すると相手は一瞬動きを止めてよりストレートな言い方で返事をされれば今度はこちらが動きを止める番だった。相手がフィリップだとバレないのを良いことにこうやって外で堂々と二人の時間を過ごしているのに結局はそれでも満足出来なくなってしまうなんて欲深いものだが、二人の時間を過ごすほど相手への想いは膨らんで強く大きくなるばかりなのだから仕方がない。移動を持ちかけられればそれらしい言葉で肯定して名残惜しくも相手の膝から起き上がる、軽く芝生を払ってからハットを手に取り頭に乗せると手を差し出して「お手をどうぞ」とそれこそお嬢様にするような言葉を冗談めかして言ってみて)


8657: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-14 20:54:24

流石にこのまま寝られると足が痺れてしまいそうだ。…なら、遠慮なく。
(事態の収束は相手に任せることにして別の願望が胸を占めるようになれば相手の言葉に同意するようにストレートに想いを告げる。相手は一瞬動きを止めたがきっと考えることは一緒のはずだ。更に急かすようにも移動を提案すれば相手もそれに乗ってくる。軽口を叩きながら最後に一撫ですると相手が名残惜しそうにも起き上がる。スカートの乱れを整えて自分も立ち上がろうとした所にハットを被った相手から手を差し伸べられ目を瞬かせる。普段とは違い過ぎる冗談めいた言葉をかけられると思わず笑いが零れてこちらも少々演技めいた言い方でその手を取ると立ち上がった。軽く芝生を払うと手に取った手はそのまま指を絡ませるように繋ぎ直して「エスコート頼めるかい?私の彼氏さん」とこの格好に相応しいような言葉を投げかけて)

8658: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-14 21:32:39


…、…あぁ、このハードボイルドな男が完璧にエスコートしてやるぜ。なんせお前は俺の彼女なんだしな
(最後のひと撫でには反射的に『もっと』という言葉が出かけるが二人きりになる方が優先だ。だがこの格好を楽しむことは忘れていなくてハードボイルドなカッコイイ男として手を差し出す。最初こそ目を瞬かせた相手だったがすぐにその趣旨を理解したようで笑みを浮かべる、こちらの冗談で笑う相手がどうしようもなく愛おしくて口元を緩めながら相手の手を引いた。相手を引き起こした手は当たり前のようにそのまま繋がれてそして指が絡められる、流れるように繋がる手に一瞬照れが出そうになるが軽く咳払いして視線を向ける。相手の脚を守っていたベストを拾って肩にかけるとキメ顔でクールに、カッコイイ彼氏として手を引いて帰路を歩き始めた。途中で所長には連絡を入れて依頼料を無事に受け取りそのまま帰ることを伝える、アキコからはあっさり承諾を得られて何よりだ。「この格好で事務所帰ったら全部説明することになりそうだしな」なんて冗談をいいながら二人の家へと向かい)


8659: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-15 00:12:26

…っ、頼んだ。…確かに凄く騒ぎそうだね
(相手の行動の意図を読み取れると思わず笑みが浮かんでそのノリに乗るような形で手を取った。その手を当然のように繋ぎ直すと相手は一瞬照れたような動揺を見せるが咳払いしてから視線がこちらを向く。ベストを回収して気取った言葉をかける様子はこれまで何度も見てきて呆れることもあったがいざ自分に向けられると強く鼓動が跳ねた。普段よりもかっこよく見えるのはこの格好のせいと惚れた弱みなのかもしれない。若干狼狽えながらも繋いだ手に力を込めて短く返事すると手を引かれるまま歩き出す。途中所長にも連絡を入れてこのまま帰宅する許可を得る。あっさり承諾が得られて相手の冗談を聞けばこの姿を見て大騒ぎする所長が容易に想像出来て苦笑いを浮かべる。所長も自分達の関係を知ってるからか女子高生二人と同じくからかって来ることも多い。明日何処からか情報を得てくるかもしれないが今だけは平穏を味わおうと帰路を歩いた。そうして自分達の家にたどり着くと扉を解除して「ただいま」と呟きながら相手と共に中に入る。相手がハットを掛けるのを見届けると手を軽く引いてこちらを向かせ相手を見つめながら「翔太郎、」と名前を呼んで)

8660: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-15 07:50:43


ただいま。……、…フィリップ…やっと二人きりだ
(いつも通りクールでハードボイルドな探偵らしくキメ顔で相手をエスコートすると宣言してみれば先程のようにそろそろツッコみが入る頃なのだが相手からは何の反応もなく目を瞬かせる。だが直後視線が覚束無い相手から短く返事をされて繋がる手に力が入れば漸く照れているのだと理解してその姿にまた小さく笑みを浮かべながら「任せとけ」と返事をしていた。所長に帰宅の連絡も済ませたが事の経緯を知られればきっと明日はスリッパを貰うことになるだろう。諸々のことは明日の自分に任せ二人の家へとたどり着く、ハットをいつもの所へしまった瞬間に軽く手を引かれれば相手の方を見た。名前を呼ばれてこちらも同じく名前を呼ぶ、その瞳をみれば何を望むのかは明白で、そしてこちらも望むものは同じだ。相手へ数歩近づいて距離を無くし腕の中に閉じ込める、鼻先をくっつけるとあの時呟いた願いが果たされそうな予感に口元は緩んだ。至近距離で相手と目線を交わして暫く見つめあうが簡単にそれでは足りなくなると不意にさらに顔を寄せて唇を重ねる。我慢できずに一度外で短く口付けたがあれだけでは到底足りない、もう人目を気にする必要もなければ思う存分相手を堪能するように暫くの間唇を重ねたままでいて)


8661: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-15 10:52:39

やっぱりこの距離が一番落ち着くね。…、………もういっかい、
(所長にも連絡を入れて相手にエスコートされながら自宅に帰ってくる。ハットを壁にかけたタイミングで繋いだ手を引けば相手がこちらを向く、呼応するように名前を呼ばれるとほぼ同時に数歩近づいてくるとその腕の中に閉じ込められる。今日はこの格好ということもあって終始くっついていることが出来たがそれは普段の外の距離感と比べてであって真に望むのはこの場所だ。極至近距離で見つめ合いながら相手が呟いたことに小さく頷いて思ったままの言葉を口にする。だが段々とそれだけでは物足りなくなってきたところで更に近づいてきて唇が重なる。漸く触れた暖かさに力が抜けて代わりに温かな幸せが満ちる、それをもっと欲しがるように自らも相手の背中に腕を回して軽く引き寄せると瞼を閉じて重なった唇の感覚に集中した。そうして暫くの間キスを交わしていたが瞼を開けると一旦少しだけ離れる。くっついて高まる体温で桜の香水の香りがふわりと立ち上がる、そうすればまた物足りなくなって子供っぽく強請ると自らもう一度唇を重ねて)

8662: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-15 12:29:50


…………ッ、……
(相手の格好のおかげで外であっても終始恋人の距離でいることは出来たがそれで満足出来ないのは今までの経験でよく知っている、相手を抱き締めて極近い距離で視線を交わせばやはり考えることは同じようで相手の返事に口角を上げる。唇を重ねれば相手の体からは余計な力が抜けて腕がこちらの背中に回る、真に望む距離になればこちらもその柔らかさを感じながらゆっくりと息を吐いた。やがて一旦唇が離れるが直ぐに子供っぽく強請られて大人っぽい格好とは異なる口調に胸をグッと掴まれているうちにまた唇が重なった。最も近づいたその瞬間に相手から桜の香りが香ってきて鼻腔を擽る、少し高くなった体温といつもとは違う化粧と香水の香りの中に相手と強く深く結びついた香りが体内に入ればあらゆる記憶が呼び起こされて息を飲んだ。唇を重ねたままではその瞬間も相手には筒抜けだろう。その間にも相手の体温と桜の香りが体に伝わって脳内を揺らす、自分でも制御が効かない速度で体が熱くなると思わず相手の背中に回した手でそこにある布をギュッと握った。なんとか酸素を取り込もうとするが口付ける途中では上手くいかなくて逃げるように僅かに腰を引きながら唇を離そうとして)


8663: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-15 14:41:17


………、ん……、
(一度長く口づけたがそれだけではすぐに物足りなくなって幼く強請ってはまた唇を重ねる。更に密着するようにしていれば腕の中の相手が息を飲んだように固まって次第にその身体は熱を帯び始める。その理由が過去を思い出した事だと検討がつけば無意識に口角が上がった。縋るように服の布地を握る姿が愛おしくて堪らないが逃げるように腰が引き始めたのを感じればそれを許さないとばかりに回した手でぐっと相手を引き寄せて離さないようにする。思い出した記憶に重ねてもっと自分の存在を刻み込みたくてと相手の呼吸すら奪い取るような口づけをして精一杯そこを愛でていく。そうしてこちらのペースで深く相手を感じていればこちらの体温も徐々に上がっていくのを感じて普段とは違う香りを纏いながら時折擦り合わせたり軽く食むような動きを織り交ぜながらキスを続ける。やがてある程度満足出来ればそっと離れて相手だけを映す瞳を向けながら「翔太郎」と甘く名前を呼んで)


8664: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-15 17:25:15


ッ、…ん、……は、ッ……フィリップ…
(服装がいつもと違えば抱きしめる心地も少し違ってそんな中で求めていたものを満たしていれば桜の香りが襲いきてどうしようもなく一気に体温が上がってしまう。脳内さえ揺さぶられて落ち着く為に離れようとしたのに相手はそれを許さないように引き寄せられてまた息を詰まらせた、次に大きく呼吸した時には一層強くなった桜の香りを吸い込んでしまってさらに頭はクラクラと揺さぶられる。口は相変わらず塞がれたままで酸素を取り込もうとする動きさえ相手で満たされてしまえば思考は薄れていくが、狭まった思考全てが相手で塗りつぶされていればどうしようも無い幸福を感じてしまう。相手から香る桜は唇を擦り合わせる度に一際強くなって食むような柔い刺激にさえ体を跳ねさせてしまった。やがて唇が離れればすっかり息は上がって荒い呼吸のまま相手を見つめる、そんな状態で甘く名前を呼ばれればどうしようもなく幸せでこちらも覚束無い口調で相手の名前を呼ぶ。くたりと相手に寄りかかるようにして抱き着くがそうすればまた匂いの元は近くなるわけで言葉にならない唸り声を上げると「この香水反則だろ」と弱々しく言いながら縋るように相手の服を握ったままで)


8665: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-15 19:06:57

僕の事を強く意識させるのに一番の魔法だろう?
(相手の呼吸すら奪ってしまうように口付けを交わすとその分一回に吸い込む香りの量が増えたのか腕の中にある体は更に熱を持った。軽く擦り合わせるような仕草にさえ体を跳ねさせるのを感じれば無意識に口端は吊り上がる。そうして思いのままに相手に自分の存在を刻み付けるような口付けをしていたがゆっくりと離れて相手を見つめる。相手はすっかり呼吸を乱していて、だけど名前を呼べば覚束無い口調で呼び返されて幸せが頭を満たす。寄りかかるように抱き着いてきた相手を受け止めると香りの発生源である首筋に近くなったのか唸り声のようなものが聞こえて思わずくすくす笑ってしまった。相手を甘やかすように、或いは逃がさないよう閉じ込めるように抱き留めながら得意げに言葉を返す。この香りも二人だけが知っている秘密であり、普段の所有痕よりも深い所に刻み込んだ記憶を思い出させてくれるはずだ。後ろ手で宥めるように相手の頭を撫でながら「すっかりふにゃふにゃだね」と楽しそうに告げて)


8666: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-15 19:57:04


あぁ、効果抜群だ……仕方ねぇだろ、頭の中がお前でいっぱいになっちまうんだから
(待ち望んでいた口付けに所有痕と違い決して消えない深さまで刻まれた桜の香りが加われば軽く唇を重ねただけで骨抜きになってしまって相手に寄りかかる、抱き留められるもののより香りに近い距離で固定されてしまえばさらに脳内はクラクラと揺れて耳元で聞こえる相手の小さな笑い声さえこの胸を擽ってしまう。いつもとは違う格好が胸の高鳴りに拍車をかけていくのに宥めるように頭を撫でられれば相反する状況に頭の中はぼんやりかつふわふわしてきて抱き締める相手からの感触しか感じる事ができなくなる。あの日以来すっかり桜の香りは相手と深く結びついて脳内を乱すものになってしまっている、今鼻腔を擽るのは化粧の上品な香りとムスクが織り交ざった桜の香りで外で桜の匂いを感じる時よりもより脳を侵食しているような気がした。家に帰ってきたからには風呂に入らなければならない訳だがそうなればこの香水の香りはなくなってしまうだろう。自分の思考を乱す厄介なものなのに相手を強く感じるものならば手放し難い気がして頭を撫でられ気負うものもなくなっていれば「…なぁ、この香水エリザベスかクイーンの持ちもんなのか?」と問いかけて)


8667: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-15 22:48:30

それは良いことを聞いた。ならばもっと夢中にして骨抜きにしまおう。
(すっかり力の抜けてしまった相手を抱き寄せて機嫌良く甘やかす。触れる体温は依然高くて心臓の鼓動も早く感じるが完全にこちらに身を委ねていて口調も何処か緩い。その原因が全て自分なのだと分かっていれば口元のニヤつきは止まらなくてさらに甘やかすように頭を撫でた。あの日以来桜の香りと自分が強く繋がったことは知っていたが香水でも効果は抜群のようで彼女が近くに居ても直ぐに注目を集めたりこうしてふにゃふにゃにしたり出来るほど強く刻まれていると知れば独占欲や優越感と共につい声も弾む。今日はもう仕事を切り上げたのだから外に出る用はない、つまり相手を独り占めできる訳で更に魅了してしまおうと調子に乗ったことを口にしていた。そんな話をしながら頭を撫で続けていればふと香水の出処について聞かれる。全て準備が終わった後、持ってきた物の中から選んだ時の様子を思い出しながら「ああ、エリザベスが貸してくれたんだ。本人は最近お気に入りの物が見つかったらしいから」と素直に答えて)


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