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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
8290:
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ID:415c83bff 2025-04-01 23:29:31
特にこの味はあと少し遅ければ食べられなかったものだからね。 …ならば僕からもお返しだ。
(差し出された相手のアイスを口にすると濃厚なチョコの風味が広がる。アイス自体はあの店内でも食べられたがこうして味を交換して食べさせて貰うという行為は少し離れて人気のないここに移動してこないと出来ないことだろう。ギリギリの順番で買うことのできたリッチショコラの味は更に特別なものに感じられて口元が緩む。十分に味わってから食べ比べにと自分の桜餅味を口にしていたが相手がこちらをじっと見つめる事に気付く。そちらに視線を向けると遠回しな言い方でアイスをねだられてその可愛らしさにまた笑みを零す。まだしっぽが見えていたらゆらゆらと揺れてそうだと想像しながらスプーンでアイスをひとすくいすると「あーん、」と相手の口元に差し出して)
8291:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-02 07:51:13
ん、…桜見ながら食べるのにはピッタリの味だ
(遠回しな言い方で桜餅味をねだってみれば相手には笑みが浮かんでこちらの口元も緩んでしまう、そのままスプーンで桜餅味のアイスがすくわれるのを見守った。わざわざ食べさせることを強調するような一言に恥ずかしさを煽られて口が変に動いてしまうがこっちからねだっておいて文句を言うのもおかしな話だろう。体を傾けアイスを口に含むと途端に桜の風味が広がって同時にモチモチとした食感がすればリッチショコラとはまるで違う味を楽しんでいた。思えば桜餅味のアイスを食べてはいたものの他の事に気を取られてじっくり味わえてはいなくて、これも相手との時間に集中しているおかげだろう。相手から差し出された一口、というのも大きいかもしれない。時折吹く風に揺れる桜を見上げつつたまにまた交換しながらアイスを食べ進めていって)
8292:
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ID:415c83bff 2025-04-02 11:51:10
だろう?…今年も君と桜が見られて良かった。
(わざと恋人らしく掛け声をしながらスプーンを差し出すと相手が何かいいたげに口が動く。照れているのだと感じれば自然と笑みが浮かんで相手の口に含まれる様を楽し気に見つめていた。そうして二人だけで過ごす空間で桜を見ながら時々二つの味を交換して味わう。何か特別な場所や行為をしている訳ではないが隣に相手が居て同じものを共有していることが心を満たしていく。まだ満開ではないものの相手と桜を見た機会は何度もあってまた同じ季節を相手と迎えられたのだと感じる。その想いは自然と口から溢れてストレートに言い過ぎたことに恥ずかしさを覚えるとそれを誤魔化すようにアイスの最後の一口を口に運んだ。それから相手を見ると「桜の香りで僕を思い出して貰わないといけないから上書きだ」と以前の出来事も絡め悪戯っぽく告げて)
8293:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-02 12:33:24
あぁ、何回見ても良いもんだ。…なッ、そりゃ、まぁ、…上書きしてもらった方が、ッ…
(相手と桜を見る機会はこれまでに何度もあってそのひとつひとつに思い出がある、その数だけ相手と共に季節を巡ってきたのだと思えばまた幸せは溢れていく。隣に座って時折言葉を交わして一緒の時間を共有する、それだけでただただ幸せが溢れて相手が同じような気持ちを口にすれば柔らかな笑みと共に少々照れている相手を見つめていた。こちらもアイスを食べ進めてカップは空になっている、相手がこちらを向いて悪戯っぽく告げられた言葉には目を見開いて固まってしまった。途端に鼻腔を擽っていた桜の匂いから相手の姿が、そして濃い桜の香りと共に絡められた指の感触まで思い出して一気に顔を赤くする。桜で相手を思い出すまでは良いがあの日のことを鮮明に思い出してしまって一気に心拍数があがった。思いっきり狼狽えながらそれでも何とかこちらの気持ちを伝えるため指を絡めようと手を伸ばした。しかし全てをその前にス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.からアラーム音が鳴り響きピタリと動きを止める、いつの間にかそこそこの時間が過ぎてしまっていたらしい。騒ぐアラームを止めるために手を引っ込めてス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.を取り出す、そして再び相手の方をみれば「悪ぃフィリップ、時間みてぇだ」と告げる。すっかり二人きりの時間に浸っていたが急に現実に戻された気分で軽く息を吐くとベンチから立ち上がろうとして)
8294:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-02 15:05:00
…ぁ、…うん。…っ、翔太郎
(アイスを食べ終わって柔らかな笑みを浮かべる相手を見れば少々悪戯したくなって以前の件と絡めたことを告げると一気にその顔が赤くなっていく。どうやらあの時刻んだ跡は今も健在なのは見ても明らかで桜とともに自分が相手の中に居ることに自然と口角が上がった。また春を迎えて更に上書きするのも悪くないなと考えていると相手から手が伸びてくる。それを甘んじて受け入れようとするがそれを切り裂くようにアラームが鳴り響いてぴたりと動きを止める。アラームを止める為に相手の手が離れて行くと小さく声が零れた。楽しい時間はあっという間に終わってしまう、それは理解しているのに急に夢から覚めたような寂しさが襲われて表情が暗くなってしまう。時間が来たのだと伝えられると小さく頷くが相手がベンチから立ち上がって離れようとすると咄嗟に名を呼んでその手首を掴む。相手が自分の為に色々してくれたのは十分に分かったがその分離れたくないという気持ちが強くなるばかりで罪悪感から顔を伏せて「…ごめん」と小さく呟くとまた世界が暗転した。__相手からループに巻き込まれた説明を聞き、真っすぐとした意見と共にデートに誘われると照れ臭さと強い喜びを感じて思わずツンとした態度をとってしまう。だがそれは自分が望んだことでもあって相手に目を向けると「…僕も君と過ごしたい」と自分の想いを伝えて)
8295:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-02 18:07:35
っ、_____…、…あんな終わり際じゃ当然か……よし、なら行くか
(アラームをかけていたがそれはあくまでも保険で時間の進み具合はある程度自分で把握出来ると思っていた、だが実際は相手と向き合えば時間を忘れてしまって突然別れの時間がやってきてしまう。迫る時間にまた焦ってしまって先にベンチから立ち上がってしまった。直後相手から手を掴まれる、名前を呼ばれるがまたその続きは聞けなくて再び言いたいことが飲み込まれたのだと悟った。謝罪の言葉が聞こえる、逸る気持ちに駆られ振り返って名前を呼ぼうとするがその前に世界は暗転した。____意識を取り戻すと相手は目の前にいて聞き覚えのあるセリフを口にして目を瞬かせる、どうやら前のループは相手が満足する終わりではなかったらしい。だがあんな別れ際なら当然だろう、突然終わりがやってきて伸ばした手も引っ込めてしまったのだから。心残りを払拭するどころか助長してしまったに違いない、思わず頬をかいた後相手に視線を戻す。目の前の相手はループしたことを気づいていない、つまり今からがデートなのだ。軽く息を吐いて気持ちを切り替えるとス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.を取り出してまたアラームをセットする、今度はここを離れなければいけない時間より少し前に設定しておいた。相手に声をかけると「ちょっと早めにアイス屋いかねぇか?それと、買うものもアイスから変更してぇんだ」と提案し)
8296:
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ID:415c83bff 2025-04-02 19:15:47
…? ああ、楽しみだ。 アイス屋に行くのにアイスを買わないのかい?
(改めて相手とデートを始めるという場面だが相手は目を瞬かせたと思えば妙な事を呟いている。まさか目の前でループが行われていたとは思わず、こちらを向いた相手に軽く首を傾げていた。良く状況は掴めないもののス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.を取り出して恐らくアラームをかけたのが見えると再び声が掛かってデートはちゃんと行われることを知れば軽い笑みを浮かべてそれに応じた。早速歩き始めるが目的地はともかく買う物を変えたいという意見にきょとんとした反応を見せる。エリザベスから聞いた味を食べに行くという話だったと思うのだが何か違う楽しみ方があるのだろうか。不思議そうな顔をしながらもこの街の事ならば相手の言うことには間違いはなく「まあ君に任せるよ」と承諾してその右隣に並んで目的地に向かって)
8297:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-02 20:35:48
ま、期待は裏切らねぇから安心してくれ。…春限定の桜餅味と人気のリッチショコラはシェイクに出来るんだ。こっちを飲んでみねぇか?
(アイス屋でアイス以外を提案すると当然相手は不思議そうな顔をしている、その理由はまた後々説明するとしてひとまずはと相手の左隣へ並んでアイス屋へと向かった。店に入れば先程のループと同様まだリッチショコラは残っていて狙いのものも問題なく手に入りそうだ。相手と目を合わせてからアイスが入れられたケースの後ろに掲げられている看板の方に目線をやる。そこには当然限定の桜餅味の宣伝が踊っているがアイスと共にシェイクの写真も乗っている。アイスにミルクを加えて飲むこれならばエリザベスのオススメを味わいつつこちらの目的も達成できる。ケースの中で残り少なくなっているリッチショコラに目をやり「俺はこっちにするが、お前はどうする?」と聞いて)
8298:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-02 21:21:08
アイスシェイク…?そんな方法もあるのか、飲んでみたい!そうだね…やっぱり期間限定の桜餅味にしようかな
(アイス屋に行くのにアイスを食べないという選択肢に疑問を抱くが相手はすぐにその正体を明かすつもりはなくてお楽しみという事らしい。相手の口調には自信も伺えて期待を募らせながら店にむかった。中にはそこそこ客も居て目的のアイスがケースに並んでいる。だが相手が視線を向けたのはその後ろの看板でそこにはドリンクが写っている。その文字を読んでいると相手から解説が入って初めて聞く食べ物に瞳が興味で輝いていく。当然答えはイエスで順番を待ちながら相手にどれにするか聞かれると少し悩んでから春限定の桜餅味をチョイスする。「二つの味が楽しめた方がお得だろう?」と微笑むと早速店員に注文をした。それぞれのアイスが背後のミキサーでミルクが混ぜられてカップに注がれる。その上にクリームと自分の分には桜の葉、相手の分には砕いたチョコクッキーがトッピングされていき、会計を済ませて出来上がった物を受け取った。ひんやりと冷たい相手の分を渡すと初めてのシェイクを興味深そうに見つめていて)
8299:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-02 22:01:32
あぁ、どっちの味も楽しまねぇとな。……よし、ちょっと歩こうぜ
(アイス屋で頼むアイス以外のもの、アイスを使ったシェイクを提案すれば相手は瞳を輝かせて好奇心が溢れるのが手に取るように分かる、まだ飲んでいないがばっちり気に入ったようだ。相手は桜餅味を選んで当然のように交換が提案されると口角をあげて返事をする、ループして同じような経験をしているの当然のように交換を提案されるのは何とも心地よくて胸を満たす。相手とこちらの分それぞれを受け取ってそのまま店の外へ出るように持ちかける、当然行先はあの公園だ。少しだけ歩いて人気のない公園にやってくるとこちらから手を取って共に桜の見えるベンチへと移動する、「ちょっとした花見しながら飲もうぜ」と言いながらベンチに座るが繋いだ手は離さずそのままだ。シェイクであればアイスのカップと違って片手で飲める、つまり相手と手を繋いだままでいられるのだ。さすがにそれを口にするのは恥ずかしくて手が離れていかないように強くそこを握ると一口シェイクを飲んで「ん、濃厚で苦味があって美味いな」と恥ずかしさを誤魔化すように言って)
8300:
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ID:415c83bff 2025-04-03 00:21:02
桜だ! ああ、……! まろやかな優しい甘みに桜の風味があって美味しい。
(当然のようにお互いの味を交換する約束をして出来上がったシェイクを店員から受け取る。始めてみる飲み物に興味を宿していると相手から声を掛けられて少々不思議そうにしながらも着いていき店を後にした。それから少し歩いてたどり着いたのは小さな公園で花をひらいてピンク色に染まりつつある桜を見れば声を上げる。人気のない場所でこの景色を独占できる場所に心を弾ませていると相手に手を取られてベンチに移動する。だか座っても尚繋がれた手は離れていくことはなくて若干戸惑うようにその手と相手の顔を交互に見る。幸いシェイクは片手でも飲めて支障はない、と考えた所で繋いだ手に力が込められて今までの要素からアイスでなくシェイクを提案した意図を察するとぱあっと表情を明るくして相手を見つめる。その横顔は照れ臭そうにも見えて触れる相手の体温に満たされていくのを感じながらこちらからも手を握り返して自分もストローに口をつける。アイスでひんやりと冷たくミルクを含んでもったりとした食感と桜の風味に時々混ざる求肥がアクセントになって絶品だ。更にもう一口飲んで感想を呟いていれば相手の方の味も気になって相手の方を見ると「そっちも飲んでみたい」と素直にお願いして)
8301:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-03 07:53:27
春にピッタリの味みてぇだな。…ん、ほらよ
(特に何も言わないまま相手の手を取りそのままベンチに座っても手を離さずにいて最初こそ相手は戸惑うようにこちらの顔を見ていたが手が離れていかないようにと強く握るとその顔が眩しいくらいに明るくなる、きっとシェイクを選んだ理由がバレてしまったのだろう。誤魔化すようにシェイクを飲んでいたが相手からも手を握り返されると暖かなもので胸が満たされて口元は緩んでしまう。相手もシェイクを一口飲んだようでアイスの時とはまた違った感想が告げられて、しかし相変わらず味を気に入ったようで何よりだ。やがて視線がこちらへ向くと何を要求されるかは良く分かっている、繰り返す時間で同じ行動をしているからというよりは二人のいつも通りであるからという理由の方が大きい。案の定こちらのシェイクを所望されれば手は繋いだまま相手の方に自分のシェイクを差し出しストローを相手の口元へともっていって)
8302:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-03 10:54:06
…ん、こっちは濃厚で少し大人な味だ。
(隣にいるというだけではなく実際に手を繋いで相手の存在を感じることが出来れば当然気分も上がる一方だ。このためにアイスではなくシェイクにしようと提案したと分かれば尚更でカップから伝わる冷たさと繋いだ手から伝わる温かさに笑みを浮かべていた。通常のストローよりも太くてシェイクの食感を十分に味わっていたが隣から違った感想が聞こえてくれば気になる物で顔を向けてお願いすると当然のようにシェイクが差し出される。そのままストローを咥えると濃厚なチョコの味と苦みがミルクとマッチした味わいが広がってご機嫌に感想を告げる。その間もずっと手が繋がれたままであればデートらしさを感じてもっと甘えたくなると一旦手を解くと指を絡ませるようにして繋ぎ直した。相手から貰ったならば自分からもそれを返したくて自らのシェイクを差し出すと「こっちも飲むだろう?」と声を掛けて)
8303:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-03 12:30:42
だろ?…、…あぁ、飲んでみてぇ。...ん、桜の香りが口いっぱいに広がるな
(相手にこちらのシェイクを差し出せば早速リッチショコラが吸い込まれていってご機嫌な感想が告げられればこちらも同じく上機嫌に返事をする。こうやって間近で輝く笑顔を浮かべる恋人を見つめられるのにどうしようもない幸せを感じる、出来る事ならばこの笑顔を手を離して別れる瞬間まで保っていたい。それがこのループから抜け出す条件でもあるのだから。上機嫌な相手は一度繋いでいた手を離して再び指を絡め直すようにして繋ぎ直す、より離れないように触れ合うように繋ぎ直された手にまた胸に温かさが溢れるのを感じながら差し出されたシェイクを飲もうとストローに口を付ける。アイスの時と同じで時折求肥のモチモチと共に春らしい香りが口の中に広がれば口元を緩める、目の前の桜をチラリと見てから視線を相手へ戻してさらに距離を詰めると「お前の香りだ」と囁くように言って)
8304:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-03 14:54:36
っ、そういえばそうだったね…。……、今年分の桜の香りの上書きだ
(より接する面が増えるように繋ぎ直してからなんてこともないようにシェイクを差し出せばこちらも当然のようにイエスの返事がされる。顔が近づいてこちらの選んだ桜餅味を飲むとその口元が緩んだのが見えた。同じものを共有できることにまた喜びを感じつつ相手が口を離したシェイクを飲もうとする。だがその前に相手が桜を見てから距離を詰めてくると囁くように告げられ、ワンテンポ遅れて以前の花見とその後にしたころを思い出して薄ら顔を赤く染める。思わず視線を迷わせるがあの時刻んだ記憶が今も残っていることへの喜びが勝る。周囲に誰も居ないことを確認すると相手に目線を戻したから顔を寄せると軽く唇を重ねた。そこから離れて悪戯っぽく目を細めて得意げに告げて)
8305:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-03 20:13:09
…、……今年も桜の良い香りがする
(桜の香りが鼻をつきぬければ自然と相手のことを想ってそれを相手に伝えれば相手の顔は赤く染まる、相手は知る由もないが前のループで顔を真っ赤にされたお返しも出来て満足気に笑みを見せる。暫く目線を迷わせた相手だったがやがて再び目があってその顔が近づいてくれば自然と目を閉じる、口の中に桜の香りが広がった状態で相手の柔らかな唇の感触を感じて、やがて馴染んでいけば今年の桜の香りが上書きされた。悪戯な顔で目を細める相手の姿はなんともこちらの胸を擽って指を絡めた手をギュッと握る。こちらからも顔を寄せて再び唇を重ねようとした。しかし突如周囲にアラーム音が鳴り響く、どうやら時間が来てしまったようだ。先程は違いあとほんの少し時間はある、こちらから顔を寄せると短いキスを送って「さて、そろそろ時間だな」と少々名残惜しげに言って絡まった指を解こうとして)
8306:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-04 00:10:16
……ん。そうだね、……依頼の方、あとどれくらいで解決する見込みだい?
(以前のお花見のことを思い出してしまうが今年の分の上書きもしたくて唇を重ねる。本来はルール違反の行為だが相手から何か言われることもなく、目を閉じられるのが見えると受け入れられたことにまた安堵した。慣れ親しんだ柔らかな感触に桜の香りとちょっぴり桜餅の味を感じるキスをしてから顔を離し、ご機嫌に目を細めると繋がっていた手を強く握られた。何も言葉を交わさずに今度は相手から顔が近づいてくるがその途中にアラームが鳴り響いて動きをピタリと止める。終わりが来てしまったと眉尻が下がって仕方なく離れようとしたが相手から顔が近づいてまた唇が重なる。触れるだけの短い物だったが心を満たすものがあって離れていく相手を見つめていた。言葉としても終わりを告げられると寂しくなってしまうが小さな声で同意を示すとゆっくりと指を解いた。今までのループの時のようにすぐに世界が暗転することは無いが一緒に立ち上がると何度か視線を迷わせてから依頼の進捗を伺うように尋ねて)
8307:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-04 07:53:13
え?あー明日、…いや、明後日の、夜までには帰る
(アラームが鳴り響き相手の眉が下がればこちらから顔を寄せてほんの少しの猶予の中で短く口付けを送れば互いに名残惜しさが滲んだ視線が交わる、絡まった指は解けてしまったが世界は暗転しなくてどうやらまだこの時間は続いているようだ。上手くいきそうな予感に安心したような、しかし相手と離れなくてはならないのが寂しいような、複雑に入り交じった気持ちを抱えてしまって次に集中しようとこれからの手筈を思い出す。相手との時間に集中していたがここからは探偵としての仕事の時間、やっと掴んだ機会を逃すわけにはいかない。そうやって意識を次へ飛ばしていたせいで相手の質問には咄嗟に答えるものの見積もりが甘くて悪い方向に訂正を加えてしまう。一周目のループの時に伝えた内容なのにスムーズに返事ができなかった。だが丸二日相手に会えないと自ら口に出せば寂しさが顔に滲んでしまって無理やり笑みを作ってそれを誤魔化す、気持ちを整えるように軽く息を吐くと相手と目線を交えて別れの言葉を告げようとして)
8308:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-04 11:41:38
…そっか、なかなか大変な依頼のようだ。じゃあ、……。
(絡めていた手を解いてこの場を立ち去るために立ち上がる。二人で桜を見てシェイクも味わって恋人としてデートを楽しむことが出来て足りなかった部分はある程度満たされたが相手と離れるとなるとやはり寂しさが募る。次に会える時間を確認するためにも依頼の進捗を聞けば明日と答えられるもすぐに今の状況を考え込むような素振りのあとまた一日伸びた日にちを告げられる。さっきまでは大丈夫だと思えたのに具体的な丸二日と日時が提示されるとまた寂しさが噴きあがる。それを誤魔化すように客観的な感想を口にしながら相手の顔を見ればそこには寂しさが滲んでいて同じ気持ちなのだと察した。我慢しなければ、と思うもののぐらりと思考は揺れて相手と目を合わせて別れの言葉を告げようとするが『頑張ってくれ』の言葉が続かなければまた世界が暗転した。___アラームが鳴ってこの時間の終わりを告げる。だが相手はすぐに離れていかなくてまた短く唇が重なった。それに少し驚くものの心を満たすものにじっと相手を見つめていて)
8309:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-04 12:34:51
___……そうきたか。……なぁフィリップ、多分今度会えるのは明後日になる。だから、その……頼みがあるんだ
(この後の依頼のため相手に別れの言葉を言おうとする、相手からもきっと同じ言葉が出ようとしたが途中で切れてしまった。きっとそこでまた相手が言葉を飲み込んだのだと分かった瞬間に世界は暗転した。___アラームが鳴っている、自分はまだベンチに座っていて指は絡まったまま、そっと相手との口付けの後に離れていくところだった。またも時間がループした事に目を瞬かせて驚くも今までと違って随分と近い時間だ、つまりここまでは満足していたらしい。残る問題はこの後の数分、別れ際だけということだろう。ループするのは困るのだが相手と離れなくても良くなったことに多少安心している自分がいる、それだけ相手と離れ難くなってしまっているのだろう。ちらりと周囲を見回す、相変わらず公園には二人きりで他人の目はなさそうだ。相手と、そしてこちらが抱える寂しさを埋めなければきっとその時間からは進めない。だが屋外で自らの願いを伝えるのは憚られて目が泳ぐ、これも二人のためなのだと言い聞かせてまずはまた暫く会えないことを伝えた。そしてもごもごもと言葉を詰まらせてから繋いでいない方の手を軽く広げると「お前のこと、その...充電していいか?」と頼みを伝えるとチラリと相手の方を見て)
8310:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-04 14:06:37
…ああ。……頼み?…もちろん、僕も充電したい。
(相手をじっと見つめていればその目が瞬いて若干驚いたようにも見える表情を浮かべる。こちらも不思議そうな反応を見せていると相手はちらりと周囲を見たかと思えばその目が泳いで二日間会えない事が告げられる。ある程度分かっていたとはいえ具体的な日付が明らかになるとまた寂しさが募った。離れたくないと無意識につながっている方の手に力を込めているともごもごと歯切れ悪く言葉が続いて伏せていた視線を相手に戻した。そこで頼みというワードが出てくると目をぱちりと瞬かせていたが手が広げられて遠慮がちに充電を頼まれると嬉しさと愛おしさが湧いて素直な自らの望みを伝え、距離を詰めてその身体にぎゅっと抱き着いた。繋いでいた手や軽く触れた唇だけでなく全身で相手を感じれば思わず安堵の息をついた。こうやってくっついていればまた離れがたくなってしまうのだが慣れ親しんだ体温と抱きしめている分相手と顔を合わせずに済む体勢、そしてループの件で自分の心情がバレていていざとすればやり直せるという条件が揃っていれば「…翔太郎、その…もう一個だけわがまま言っていいかい?」と小さく声を掛けて)
8311:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-04 18:34:20
……、…フィリップ……ん、なんだよ?
(このループを早く抜け出さなければならないような、このまま相手との時間をずっと過ごしていたいような、正しい方は分かりきっているのに気持ちは揺れ動いて寂しさを埋めるための充電を頼む。子供じみた頼みかとも思ったが相手からも同じ望みが告げられると口元は緩んでこちらへ抱き着いてきて相手に腕を回してこちらからも強く抱き締めた。長らく触れていなかった相手の体温と匂い、全身の感触を久しぶりに感じて相手とほぼ同時にゆっくりと息を吐き出してただ相手の名前を呼ぶ。次に会える二日後は果てしなく遠い時間だがこの温もりに帰ってくるために頑張ることができる。相手を抱きしめる心地に浸っていると今度は相手からわがままという名の頼み事を申し入れられる。相手が望むものならば当然与えたい、今は特にその気持ちが強い。なにせ何度も同じ時間を繰り返して相手を満足させている最中なのだから。抱き合って顔は見えないがその代わりに相手に軽く擦り寄って「今ならお前のわがままなんでも聞いてやるよ」と続きを促して)
8312:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-04 21:50:13
…なら君が今から行く依頼、僕も手伝っても良いかい?
(充電と称して更にくっつくことを望まれると喜んで相手を抱き着く。相手からも腕が回されて強く抱き締められるとその体温や匂いを強く感じて息を吐いた。その状態で名前を呼ばれるとまた満たされる物があって最後の怖がりすら解けていく。そうなれば自らの望みにも素直になって伺うように声を掛けると当然のように受け入れるような対応がされる。言ってもいいのかと思う迷いすら相手が擦り寄ってきて、続きを促されると溶けていった。軽く腕に力を込めるとずっと考えていた望みを口にする。今がどれだけ満たされていてもきっと離れてしまえば寂しく物足りなくなってしまうだろう。普段別行動しても気にならないのは同じ事件や依頼をこなしているからで相手だけが一人、探偵としてずっと動いている事に不安に近い感情を抱いたのかもしれない。相手の邪魔になる可能性や既に取り組んでいた依頼に対して口を挟むタイミングが無かったのもあって言い出せなかったが一緒にやりたいと宣告して「僕は明日やる事も無いし、そしたら早く終わるかもしれないし…」とさらにその理由を重ねていき)
8313:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-04 22:40:38
え、……そうだな、お前と一緒なら俺だけよりも早くカタをつけられる
(どんな願いでも叶えるつもりで続きの言葉を促すと予想だにしない答えが返ってきて思わず動きを止めた。てっきり帰ってきてからまたデートに行く約束か思いっきり甘やかす約束が、そんな類のものだと思っていたが同行を申し出るとは思わなかった。だが確かにこの後一緒に仕事へ出かければ相手と離れずに済む、ひとりで事足りる依頼のうえ足を動かす仕事となればこちらの担当で当然相手とは別行動だと思っていたがそこにこだわる必要なんてない。むしろ有事の際に相手がいた方が動きやすいだろう、幸い今回はメモリの気配も組織の気配もなく相手がターゲットになることはない。繰り返す時間のその中で相手を満足させきることを考えていたがその必要はなかったのだ、というよりこんな短い時間でお互いに満足できるはずがないというのが答えかもしれない。上半身を少しだけ離して相手と目を合わせる、丸二日かかる予定の仕事も相手とならきっともっと早くに終わらせられるだろう。そうすれば二人で過ごす時間はもっと早くにまたやってくる。こんな当たり前の答えにたどり着くまでに随分と苦労したものだと思わず笑みを浮かべながら「それに、俺達は二人で一人の探偵だからな」と二人だけのキーワードを口にして)
8314:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-05 00:11:50
…翔太郎、…ああ、その通りだ。
(こちらが一緒に依頼をこなしたいと言うワガママを口にすれば相手の動きが止まる。やはり出過ぎた行為だったかと落ち込みかけたが前向きな肯定の返事がされると思わず相手の名前を零した。少しだけ上半身が離れていくと相手と顔を合わせて視線が重なる。相手が帰ってくるのを一人で待つだけの時間の始まりは受け入れたくないが二人で依頼に取り組み始めるのを示すならば悪くない。そしたらきっともっと早く二人の時間をまた手に入れられるはずなのだから。相手もきっと似たようなことを考えているはずで二人だけのキーワードが告げられるとこちらもありのままの笑みが浮かんだ。もう寂しさも名残惜しさは微塵もなくスッキリとした気持ちとなれば「さっさと依頼を終わらせる為にもうちょっと充電しておこう」と意味合いすら変わった充電をする為にまた腕に軽く力を込めて抱き締めて)
8316:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-05 08:39:37
こっからは尾行して違法賭博の現場に乗り込まなきゃならねぇからな。しっかり充電しておかねぇと
(互いの寂しさを解消するためには一緒にいればいい、至極シンプルな答えにたどり着いたが相手と離れなくて済むと思ったこの心が安心や嬉しさに溢れているのだからどうしようもない。いつもの自分達の在り方を、二人だけのキーワードを口にすれば相手には自然な笑みが浮かんでこちらも無意識に口角を上げる。二人でいくならばもう少し時間もある、相手からまた抱き締められるとこちらも相手の肩口に顔を埋めてしっかりとこれからの活力を充電する。相手はもう言葉を飲み込むことはなくて視界は明瞭なままだ、軽く笑うと「もう時間を戻す必要はなさそうだな」と揶揄うように言って)
8317:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-05 10:24:49
ん…、君と一緒なら戻る理由なんて無いからね。
(時を戻すことも我慢することもなく一緒に依頼に取り組みという第三の方法を選ぶことにすれば問題点は全て解決する。ようやくいつも通りに戻ったことに自然と笑みが浮かんでまた相手を抱きしめた。依頼の内容は大まかには把握していて危険かもしれない場に踏み込むなら十分と充電して気持ちを切り替えるべきだ。そんな大義名分のまま相手を抱きしめていると揶揄う言葉をかけられる。心残りがなければ時が戻ることも無く、二人にとって初めての時刻を迎える事が出来れば少々照れ臭そうにも笑って言葉を返した。暫くそうやって相手を抱き締めていたがそろそろ時間だろう。何回もループに巻き込んで肝心の依頼をこなせ無かったという事態になったら困る。ゆっくりと腕を解いて相手と向き合うと「じゃあ行こうか、翔太郎」と相棒に声をかけて)
(/いつもお世話になっております!そろそろ区切りが良いかなと思いお声がけさせて頂きました。ループ物という事で検索のワガママを爆発させて何回も時を戻させて貰いましたがその度に何とかしようとしたり満足させようとしてくれる探偵君の行動が嬉しくて楽しい時間でした。ループの解決策は話を組み立てる段階から考えていた物だったので上手く噛み合ってくれて良かったです。恋人らしい時間も過ごすことが出来て充実した時間になりました、今回もありがとうございました!
次の話ですがシリアスでも今まで出た話のどれかでも楽しめるかなと思うのですが探偵様のご希望などはありますか?)
8318:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-05 13:40:54
違いねぇな。……あぁ。とっとと終わらせて俺達の家に帰ろうぜ、フィリップ
(これまでは祈るように二人の時間の終わりを迎えて結局はループすることを繰り返していたがもうループは起きないだろうと確信を持って言える、それは相手は当然のことながらこちらにも心残りが無いからだろう。揶揄う言葉を送れば少々照れくさそうな言葉が返されてそこからも相手に心残りがないことがよく分かった。ゆっくりと腕が解かれていくとこちらも腕を解く、そして声を掛けられるとこちらも相棒に声をかけハットの位置を調整してからベンチを立ち上がって)
(/こちらこそお世話になっております。ループものということで敢えて煮え切らない場面が多くヤキモキするのを楽しみながら同じ時間を楽しく過ごさせていただきました!次にどうしようか考えながら徐々に距離が近づいていく二人がとても可愛らしかったです。こちらもループを終わらせるなら二人で依頼に行く選択肢をする、だと思っておりましたのでまた検索様との趣味趣向の相性の良さを実感したお話でもありました……今回もありがとうございました!
次のお話ですが幸せな空気が続きましたのでここはシリアスに振るのはいかがでしょう?この前のクルーズ船の続きをするか探偵が大怪我してしまうお話かどちらかが良いかなと思うのですが検索様はいかがですか?)
8319:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-05 14:35:44
(/区切りが良さそうですので一旦こちらだけで失礼します。どちらもめちゃくちゃやりたくて悩む所なのですがもし宜しければ贅沢にクルーズ船の続き→その潜入捜査中や撤退する際に探偵君が大怪我をする→入院看病、という流れになる長編にするのはいかがでしょうか。もしくは続きは別の機会にして今の違法賭博の流れでその依頼遂行中orループさせるメモリの所有者に会って何だかんだの要因で大怪我という流れもアリかと考えております。物理的な怪我ならば入院、メモリによる怪我なら自宅療養かなとも考えておりますが何か探偵様の希望はございますか。)
8320:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-05 14:58:05
(/こちらも一旦背後だけで失礼します。それではぜひぜひ潜入調査からの探偵が大怪我する流れでお願いします!クライマックスが派手に出来そうですのでぜひそんな長編でお願いします。検索様に抵抗がなければ苦味くんみたいにクローンがメモリでド,ー,パ.ン,ト化したり変身したりするのもいいかななんて思っています。そこで大立ち回りして戦闘による怪我をして理由をつけられず自宅療養する、なんて流れはいかがでしょう?また始まり方ですが船で見つけた情報から検索によって特定するか苦味くんみたいに検索くんに似た人物が外れの市街地で暴れてる、みたいな始まりかたも面白いかなと思っています。バラバラと願望を書いてみましたが検索様のご希望などありますか?)
8321:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-05 17:25:21
(/それではそんな感じで普段よりスリル多めに潜入捜査にする回にいたしましょう。流れについても把握しました、この辺はその時のノリも合わせていつもの様に好きなように動かせられたらと思います。メモリの使用にも抵抗はありませんし、せっかくのクローンですので普段は検索がしない事やさせない描写とかも盛っちゃって大丈夫です…!それでは探偵君の単独行動中に苦味くん的な感じで好き勝手するクローンを目撃するor刃,野.刑事から連絡が入る→ニセモノだと気付き軽く戦う→撤退の指示を受けたクローンを追って研究所へ、検索も合流的な流れはいかがでしょうか?個人的にはクローンと分かってても検索と同じ顔の人物に攻撃出来ない探偵君とそれを分かった立ち回りをする個体が居るだとか最後にプリン君のように研究所を破壊みたいな派手なことが出来ればと思っております…!)
8322:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-05 18:39:11
……は?な、フィリップ?!お前なにやってんだよ!
(何度も同じ時間を繰り返してようやく互いの寂しさを埋めた後、二人で依頼人の旦那を尾行し違法賭博をしている場所を突き止める。室内に潜入して会話を盗み聞きし参加している人間の交友関係からひとりずつ名前を特定していった。ひとりであればある程度情報を収集してあとは更なる調査か相手の検索のために事務所に持ち帰るかするところだが一緒に相手が潜入していたためその場で全員の素性を洗い出し、さらには相手とガジェットとで連携してその場にいる人間を一網打尽にすることができた。ひとりであればここまでスムーズに事は運ばなかっただろう。そこからジンさんを呼んで後始末をしてもらえば二日かかると思っていた仕事は一日もかからずに終わってしまって改めて二人で乗り込んで良かったと相手に伝えておいた。奥さんには残念な結果を伝える事になったがこれからまた二人で歩んでいくと答えを聞いてあとは本人達に任せることにした。その後は相手に会えなかった分を存分に埋め合わせる時間を取って互いの匂いに染まる時間を過ごすこととなった。そんな日から一週間ほど、日課であるパトロールで街を歩いて比較的平和な日々が続いていればたまにはと風.都.の端に位置する閑静な区画を進んでいた。山間に近い道を歩いていると派手な物音と怒号が聞こえて眉を顰める。急いで音の方向へ向かえばたこ焼き屋の露店が無茶苦茶に破壊され店員が暴れる男を止めようとしているところだった。だがその姿には覚えがあって動きが止まる、かつてあの島でみた着る以外の目的のない白い服、そして背格好。嬉々として露店を壊しながら止めようとした店員を突き飛ばしたところで男と目が合って絶句してしまった。そこに居たのはどこからどうみても相棒の姿で我に帰ると叫ぶように声をかけながらその男に詰め寄って)
(/ではクローンにはいろいろとやらせてしまいましょう!流れも考えていただきありがとうございます。また緊張感のある派手な展開になりそうですので好きな展開たくさんもりこんでしまいましょう。そして探偵がクローンと分かっていても攻撃できない、みたいなことはぜひぜひやりたいと思っていたので入れちゃいましょう!クローンにも手が出せなくてボロボロになっていく探偵とか是非やってみたいです。それではそれとなく初回回しましたのでいつも通り好き勝手やりつつ楽しくやっていきましょう!/何も無ければこちら蹴りで大丈夫です!)
8323:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-05 20:43:55
『だれ? 良いから邪魔しないでよ!』
(相手と寂しさを埋め合わせ充電もした後、仕事モードに切り替えると早速依頼に取り組んだ。二人でいれば得たワードからその場で情報を絞り、役割分担で制圧することも出来て思った通り予想よりも早く仕事をおわらせることが出来た。その空いた日にちを休みにして貰って十分にお互いを満喫した日から一週間ほど。相手がパトロールに出掛けている間、刃.野刑事達が事務所にやってきてクルーズ船での調査結果の進捗を届けにきてくれた。やはりあのクルーズ船は組織の息が掛かっていたものであり、構成員の中に気になる証言をする者が居たらしい。極秘とされる捜査資料のコピーを受け取ると相手が帰ってくるまでに要領を纏めておこうと目を通し始めた。_一方その頃、男は目に付いた露店に近付くと机に置いて合った物を薙ぎ倒す。更に柱の1つを蹴り飛ばすと簡単に折れて屋根が傾いた。それに対して店員が止めに来たのを振り払うように突き飛ばすとその方向に別の人間が居て目を向ける。目が合うもすぐに関心が薄れるとまた破壊活動を行おうとするが相手が近付いてくるとあからさまに苛立った反応を見せる。その表情も口調も検索とは似ても似つかわない物で相手も突き飛ばすと熱々の鉄板を掴んで地面に放り投げ)
8324:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-05 21:48:48
なッ、?!……どうなってやがん、だ……まさか、
(たこ焼き屋の露店は机の上にあったものが力の限りなぎ倒され柱までひん曲がっていて目も当てられない状況だ。それを嬉々として行っているのが様子のおかしい相手となればますます頭は混乱してひとまず相手を止めようと近づく。だが男は相棒とはまるで違う口調で苛立ちを見せてこちらを突き飛ばした、動作としては軽いもののはずだったのに体は簡単に吹き飛ばされて地面を転がる。信じられない力に唖然としているとさらに男は高温のはずの鉄板を素手で掴んでいてまたも言葉を失ってしまった。姿は相棒のはずなのにその行動はまるで別人のようだ、と考えたところで過去の記憶が呼び起こされる。あのクルーズ船に乗り込んだ時にみたプレゼン、相手のクローンを作り出している話を思い出す。まさか目の前の相手に姿だけ似ている男がそれだということだろうか。男は目につくままに破壊行動を繰り返していて鉄板を無理やり捻りあげている、そして男が次に狙いを定めたのは腰を抜かして動けないでいる店員でそれに気がつくと立ち上がりながら走り出した。片腕を掴んで「何してんだ!」と叫んでこちらに意識を向けさせ振り向きざまを拳で撃ち抜く、男はこちらの思惑通りに動いて攻撃する絶好のチャンスが巡ってきたというのに目の前にいるのはやはり大切な人の顔で拳を振り抜くことなどできなかった。一瞬キョトンとした顔を浮かべるのがますます心臓に悪くてなんとか動きだけでも止めようともう片方の腕も掴んで「やめろっつってんだろ!」と叫び)
8325:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-05 23:38:09
『ッ、うるさいなぁ…』
(邪魔なものを振り払い男は目につくままに露店を破壊していくがそれでは満足が行かないようで腰を抜かした店員に狙いを定める。一歩一歩近付くと店員は怯えた声をあげ、男は楽しそうな笑みで更に距離を詰める。だがまたも相手が声を上げ、腕を引かれると力のままに振り向くが相手は拳を握ったままピタリと止まった。静止した相手が何がしたいのか分からずキョトンと小首を傾げ、また店員に対して近付こうとする。両腕を掴まれると動きづらくなり目的が達成出来なくなると癇癪を起こすように声を上げ軽い動作で相手を振り払って地面に転がす。だが視線は相手に向けたままで少し悩む仕草をすると『テストならキミでもいっか』と狙いを相手に変えて近付いていく。すぐそばまで寄れば露店に行った時と同じように楽しそうに蹴りを加えようとして)
8326:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-06 19:19:56
だァっ?!…くそ、なんであんな怪力なんだよ……っ、!
(目の前の男は顔こそ相棒でも中身はまるで違う、その正体の答えまで検討がついているのひ大切な人の顔が目の前にあれば暴漢と同じ対応は取れなかった。両腕を掴んで動きを阻止しようとするも軽い動作で振り払われてしまってまた簡単に地面は転がる。悪態をついている間に男は不穏な言葉を口にした。その意味を考える前に男はこちらへと近寄ってきて蹴りを加える、本能的に危険を感じれば咄嗟にその場を転がって蹴りを避けてその勢いで立ち上がると体勢を持ち直す。きっとまだあれは本気じゃないのだろうが、思いっきり蹴られでもすればきっと生身の体では耐えられない。頭が混乱する中で相棒の顔の男はこちらに敵意を向けている。様々な憶測が脳内で飛び交う中でまずは冷静になるのと目の前の男が相棒ではないのを確かめるために懐からドライバーを取り出した。腰に据えて相乗り相手と意識を繋げると「フィリップ!」と唯一無二であるはずの相手を呼んで)
8327:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-06 20:13:34
なんだい、翔太郎。…っ!、もしかしてそれは僕のクローン体かい?
(渡された捜査資料を読み込みガレージのホワイトボードに内容を纏めていると腰部にドライバーが現れて相手と意識を共有する。名前を呼ばれて返事をする間に相手の視界や思考が伝わってきてそこで起きていることに驚いた反応を見せる。髪の長さや服装の違いはあれど見た目はまるっきり自分と同じだ。そしてその光景と貰った捜査資料の内容が一致していれば『刃.野刑事から貰った捜査資料にあのクルーズ船の研究員の供述があったのだが、どうやら彼らはメモリ開発に不適切だった素体を他研究に流用しているらしい。恐らく奴はそれだろう』と新たに得た情報を共有する。蹴りを避けられた男は急に好奇心を宿したような無邪気な笑顔を浮かべると『ねぇ、ボクの遊び相手になってよ』と告げ懐から中の基盤が見える透明のメモリを取り出すと何の躊躇もなく服を捲った自分の腹に刺して怪物の姿に変化していき)
8328:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-06 22:39:04
、やっぱお前じゃねぇよな……クローン作ってさらに実験台にしてんのかよ。…な、メモリまで!
(混乱する頭を整理するためにも相棒と意識を共有する、分かっていたことではあるのだが目の前の男にドライバーは現れなくて心底安心した。同時にこちらの情報が相手に流れ込んだようで向こうは向こうで驚愕している、クルーズ船で発表を聞いた時も信じられない内容だったが目の前に相手と同じ顔のクローンがいても狐に摘まれているようだ。そこでさらにジンさんからの情報が共有されれば今度はゆっくりと怒りの感情が湧いてくる。クローンを作ってそれをまるで物のように扱っていると嬉々として語っていた時だって腹立たしかったが、地.球.の,本.棚にアクセスできなかったクローンを【不適切】なんて呼称することも、実験台として【流用】しているなんて言葉も許せなかった。きっとあの異様な怪力もその別の研究の一環なのだろう。男と目が合う、その状態で好奇心を煌めかせて無邪気な笑みが浮かべられるとどうしても大切な存在を感じてしまって動きが鈍る。男は相手そっくりな顔で笑いながらメモリを取り出し何の躊躇もなく腹に差す、淀みないその動きにまた相手がメモリを使ったのかと錯覚してしまって体の動きを止めた。迫る怪物の動きをまた避ける、ド,ー.パ,ン.ト相手ならば対抗手段はひとつしかなくて紫のメモリを取り出すが怪物から聞こえる声は相手の声そのもので起動のボタンを押せないでいて)
8329:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-06 23:32:31
っ、最早何でもアリだね…。翔太郎、君が躊躇する気持ちも分かるけど街の為に奴を倒すよ。
(事前に話は聞いていたものの自分と同じ顔や体格の実物を見るのはやはり不気味でなんとも言えない不快感がある。実験や運用の目的を考えると目の前のクローンはその流用された別の実験用の個体なのだろう。相手と目を合わせた男は試作品のようなメモリを取りだして腹に突き刺す。みるみるうちに怪物の姿に変化した男は自分の声帯でやる気を見せている。メモリの存在と相手から伝わってくる思考に眉を顰めつつ愚痴をこぼす。ド.ー.パ.ン.トになったのなら尚更対処しなければならない対象だが相手からは依然躊躇の思考が伝わってくる。笑いながら繰り出される攻撃を避けメモリを構えても起動する気配が無ければ強く相手の名前を呼んで本物はこっちだと呼び掛ける。この街の為だと相手が大切にしている事を思い出させるように呼びかけると起動した疾風のメモリを装填し、相手のドライバーに転送させて)
8330:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-07 07:50:15
あぁ、分かってる。…変身ッ!
(実際に目の前で相手のクローンを目にして実験台にされ怒りは湧くのに、それとは別に相手と同じ顔と声がこちらに向けられるとどうしても走り出す足が止まってしまう。メモリを取り出し躊躇していると相棒がこちらの名前を強く呼んで意識が引き戻された。目の前にいるのはあくまでもクローンで大切な相棒は今意識を共有している人物だ、それに怪物になったのなら自分達が止めなければならない。余計な考えを振り払うように返事をすればこちらもメモリを起動して相手のメモリと共に挿入すればドライバーを開いて装甲を纏った。向こうの攻撃はパワーはあるものの単純なもので受け流してこちらの拳を叩き込めばダメージを与えられる、怪物の攻撃を受けなければこちらのものだ。避けるのと受け流すのを挟みつつこちらの拳を次々に叩き込んで怪物を追い詰めていって)
8331:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-07 11:09:24
恐らくあのメモリは身体能力を底上げするだめの能力のようだ。
(共有した状態で相手の名前を強く呼ぶと意識を取り戻したのが分かった。返事がされるとそのまま二つのメモリがセットされて変身を果たす。すかさず怪物はこちらに攻撃してくるがその動作は単純なものでかなり読みやすい類のものだ。それを受け流して拳を叩き込むことを繰り返していれば段々とダメージが蓄積していっていることが分かった。その他に特殊な能力も見られなければそのメモリの効能について分析しつつ更に拳を叩きこむ。怪物がよろめき膝をついたタイミングで「一気に決めるよ、翔太郎」と声をかけマ.キ.シ.マ.ム.ド.ラ.イ.ブを発動させる。風の力で高く飛び上がっていつものように二連撃を決めようとするが突然男はドーパント化を解除して検索の姿になると無防備にこちらを見上げて)
8332:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-07 12:30:19
あれが怪力の源ってことか。あぁ!……ッ、!
(戦闘しながら相手が解析を進めていく、どうやら常人離れした怪力はあのメモリから得ているらしい。となればメ.モ.リ.ブ.レ.イ.クしてしまえばあの怪力もなくなるという事だろう。制圧するのは容易く膝を着いたタイミングで最後の一撃を決めようと相手から声が掛かって返事をする。風と共に体が舞い上がるとそのまま必殺の二連撃を叩き込もうとした。しかしその直前、男はド.ー,パ,ン.ト.化を解除してこちらを静かに見上げる。相棒の姿そっくりの男は無防備でなんの感情もなくこちらの攻撃を甘んじて受けようとする。怪物として対峙している間ならば忘れられた中身が顕になってこちらを見つめていれば途端に決心が揺らいだ。中身は違うと分かっているのに大切な相棒へと攻撃を加えようとしていると脳が錯覚して迷いが生じる。体は男に向かっていって蹴りが加えられようとした直前にこちらの独断でドライバーを閉じてしまった。結果男の横に降り立つだけとなって迷ってしまった自分に対しての怒りをぶつけるように男に掴みかかれば「お前の負けだ。これ以上ふざけた真似は止めろ」と言葉で男を止めようとして)
8333:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-07 16:23:31
なっ、ッ…僕もそっち行くから引き留めておいてくれ
(相手と息を合わせて必殺の二連撃を叩き込もうとした瞬間男は変身を解いて生身となる。クローンならばこのまま倒しても良いのだが自分と同じ顔であればやはり動揺する。それは相手も同じようで気持ちが大きく乱れると息も合わなくなる。さらに相手がドライバーを閉じてしまうと驚愕に声を上げるが強制的に相手の体から意識が追い出されてガレージの元の体で目を覚ました。勝手に変身を解いてしまったことに抗議の声を上げようとしたがまだ共有したままの意識では相手の戸惑いや怒りが伝わってきて口を閉ざす。どうしても甘くなってしまう相手に代わり自分も現場に向かう事に決めればそれを一方的に決めてからガレージを後にした。一方相手に掴みかかられた男は相変わらず首を傾げ感情のこもっていない目で相手を見つめる。だが男からピピっと短い電子音が鳴るとまた相手の腕を掴んで突き飛ばしてからポケットの中から小型の通信機のようなものを取り出して誰かに対して現状報告を始める。ちらりと相手を見てまた一言二言、発信先の人物とやり取りしてから通信を切ると『ご主人様に呼ばれたから、またね』とだけ告げ何処かに向かおうとして)
8334:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-07 18:03:40
ダメだっ!おい、フィリップ!…っ、
(相手と全く顔が同じ男を前に変身を解除すると相手からは抗議の感情が流れ込んでくる、だが迷いは晴れなくて結局は男に掴みかかった。しかし男はあの夜に出会った時の相手と同じように感情のない顔でこちらを見てくる、その間に相手からこちらへ合流すると声が流れ込んでくると即座にノーを出した。おそらくこれから組織の研究施設に乗り込むことになる、しかも相手を道具としかみなしておらずクローンまで作る連中だ。相手が、本物の運.命.の.子がいると知られれば狙われるのは間違いない。止めようとするがその前に相手は事務所を飛び出してしまう、静止の言葉を叫んだところで男から電子音が鳴って再び地面へと転がされてしまった。痛みに顔を歪めていれば男はご主人様の呼び出しに応じて何処かへ移動し始める。ご主人様と呼ばせていることは腹立たしいがその言い草から推測するにクローンを作っている奴の所に戻るのだろう。追いかけたい所だか既にこちらに向かっている相手をそのままにしておくわけにもいかない。ここで迷っている時間もなくて決断するとドライバーを通じて「俺はこのまま奴を追う。お前はドライバーを頼りに追いかけて来てくれ」と呼びかけた。意識を繋いだままであれば万が一相手に何かあっても直ぐに感知することが出来る、相手の事を気にかけつつ少し間を置いてクローンの後を追い始めて)
8335:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-07 19:46:58
翔太郎。…ここが彼が向かった場所、恐らくクローンを含めた研究所だろうね。ここに来る途中、コンビニを通りかかったけどあのクルーズ船で見たレシートの店だった。
(逸る気持ちのままバイクに乗り込むと相手の元に急ぐ。制止が呼び掛けられるのを感じるが自分がこういう時言うことを聞かないのは分かっているだろう。自分と同じ顔のクローンに攻撃が出来ないのならこの先も躊躇してしまう可能性がある。それは当然隙を生む事になり、危険な行為であるならば本物の自分が側にいてサポートするまでだ。そして相手から立ち去ったらしい男を追いかけることを伝えられると「分かった」と返してバイクを走らせた。尾行にも気付かずに検索の姿をした男はさらに深い山道の方に進んでいき、やがてぽつんと立っている寂れた建物の中に入っていく。交通量の少ない道を選んでかなりのスピードで飛ばすと風.都.の端には比較的早く着いて相手の後ろ姿が見えてくれば声を掛けた。目的地に着くとバイクから降りて相手の横に並びながら建物を見上げる。クローンがここに入っていったのもそうだが以前研究員のものらしい財布のレシートを貰った店が丁度ここに来るまでの道のりにあったことを伝えた。思わぬ形でその居場所に突き止めたがわざわざクローンを外に出すリスクを犯してまで違う研究も始めたのなら止めなくてはならない。左隣の方を見れば「当然行くだろう?」と相棒の意思を確認して)
8336:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-07 21:00:45
そうか、ならここで間違いなさそうだな。……ほんとはお前を連れて行きたくねぇけど、ここまで来ちまってるしな。……それに俺一人じゃ冷静でいられねぇかもしれねぇし…よし、いくぜ相棒
(相手と意識を共有したまま男を追いかけていけば周囲はだんだんと木々が増えてきて人里離れていく、なかなかのスピードで進んでいく男を追いかけるのは骨が折れたが途中相手が追いつけば軽く手を挙げてバイクへと乗り込みさらに追跡を続ける。やがてたどり着いたのは山間にポツンと立った建物だった。かつてクルーズ船で見かけた研究員らしき男のレシートからある程度地域は絞れていたがここにくる道中に例のコンビニがあるとなればここはその男が足繁く通っている場所、つまり探していた研究所のはずだ。右隣にいる相手がこちらの意思を確認する、正直こんな危険な場所に相手を連れ込みたくは無い。相手のことを喉から手が出るほど欲しクローンを生み出すなんて事までしでかした連中だ、あげく不適合個体を他の研究に流用だなんて醜悪にも程がある。ひとりでなんとかしたいところだがここまで来た相手が引き下がるとは思えない。それにあのクローンひとりにしたって攻撃を躊躇してしまったのだ、この中にはどれだけの数のクローンがいるのか分からないことを考えれば戸惑いも怒りも、どれだけ自分の動きを鈍らせるのか想像もできない。後者の方が大きい理由なのはさておき、右隣をみれば気合いを入れるように声をかける、いつも通りここからは一蓮托生だ。まずは侵入経路を探すために周囲を見回す、ちょうど裏手に空いた窓を見つければ「あそこから侵入するぞ」と声をかけて移動して)
8337:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-07 22:02:46
こういう時こそ二人で一人だろう? …ああ、…人の気配が全くしない。もっと奥だろうか
(相手と合流して建物の前に立つ。今まで得た情報を統合すればここが研究所のはずだ。相手に意志を確認するように問うと仕方無いという対応が取られるが自分のクローンに対して冷静でいられなかった自覚はあるようで最後には覚悟を決めたように声が掛けられる。結局は二人で行動することが最善手であるのは今までのことで実証済だ。いつもの言葉を投げかけつつ万が一の事を考えバイクはリ,ボ,ル.ギ.ャ.リ.ーに回収して貰って近くに待機するように設定しておく。逃走手段を確保した所で周囲の散策をはじめる。裏手の方に回った所で相手が空いた窓を見付けると相手の声に頷いてそこから中へと入った。そのまま中を静かに見て回るがかつんと寂れた建物の中で二人の足音が響くが一向に人の気配が感じられない。偶然通りかかった人や心霊スポット目的で入ってくる人の事を考えれば本拠地はもっと知っている人でなくては入らない場所にあるはずだ。その勘に従ってさらに奥に進んでいくと薄暗い地下への階段を見つけた。階段の上には封鎖するように乱雑に物が置かれて使われていないように思えるがよく見ると他と比べて埃が無くて最近誰かが通ったような痕跡がある。静かに階段を降りて角を曲がると最新のセキュリティを搭載した厳重な扉が現れ「当たりだ」と呟く。セキュリティの内容を確認してみると高性能の生体認証で他の手段で解除出来る取っ掛りは見当たらない。早速躓いたかと渋い顔をするが彼が戻ってくるように言われたことを思い出すと「…クローン体が通れるなら多分その元の僕もいけるはず」と呟きながら掌をかざす。静脈がスキャンされた後ピピッと短い電子音が鳴り、狙い通りロックの解除音が響くと思わず相手の方を見て)
8338:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-08 07:56:37
まさに秘密の研究施設って感じだな。…、…ここにある研究全部、根こそぎ止めてやる
(危険はあるものの自分達は二人で一人の探偵だ、だからこそ今までも様々な困難に打ち勝ってきているわけできっと今回も二人でいることに意味があるはずだ。逃走の準備を整えてから建物内へと侵入する、一見ただの寂れた廃墟で人気もなかったが地下への階段を見つけて下っていけば建物に似合わない厳重な扉が現れる。この周辺だけ埃が綺麗になっているのをみるに頻繁に人が出入りしているのだろう、複数の研究員が毎日コンビニで昼食を買ってここに来るくらいの頻度で、だ。生体認証による電子ロックとなればこちらができることはなく相手頼りだ、いつもならば検索から解除方法を探るところだが相手は呟きをこぼした後に自らの掌をかざす。すると扉はあっさりと解錠の音を出して思わずこちらからも相手を見てしまった。今の相手がすんなりと生体認証のロックを外せるほどにクローンは相手と遺伝子レベルで生き写しという事だろう。相変わらず神経を逆撫でする場所で怒りを滲ませた呟きをこぼしたあとにそっと扉を開いて中へと侵入した。中はだだっ広い空間になっていてそこら中に何かしらの機械やらモニターやらが置かれて電子音や光を発している。ひとまずそれらの裏手に回って周囲を観察した。どうやらざっと見たあたりクローン自体を作る機械は置いていないようだが、中には以前別の研究所で見かけたデータベースらしきものもある。それらの機械に据え付けられたモニターの多くには人間の形に『P’』と添えられたものが映し出されていた。あれが相手のクローンを表すものだとすればあらゆる研究に流用されているというのは間違いないようで「見れば見るほど気分悪ぃな」とまた怒りを滲ませていて)
8339:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-04-08 10:59:48
ああ、その為にも慎重に動こう。…更新日時を見る限りついさっき更新されたデータもある、つまり現在進行形でこの奥で研究が行われているはずだ。…っ!
(もしかしたらという仮定の話で手のひらをかざしてみるとすんなりと解除されてしまって相手と目を合わせる。これで侵入出来ることになったのは良いが裏返せば今の自分と遜色のないほど完璧なコピーを作る技術力があり、実際に何体を作っているという事でもあり薄ら寒いものを覚えた。それは相手も同じようで怒りの滲ませた呟きが聞こえてくるとその方針には賛成を示しつつ落ち着かせるように声を掛けた。中に入るとだだっ広い空間が現れて並べられた機械やモニターが休むことなく作動しているようだった。この場所の情報を得るためにモニターを覗き込んでみると人型のシルエットと同じアルファベットと識別番号と思わしき数字が割り当てられていてその後に並んだ数字などを見ても実験の進捗を表したものだろう。そしてその最終更新の日時を見ればほんの数十分程前の時刻を示していてそれを指さしながら今も中で研究が行われているであろうことを告げる。現行犯を抑えるチャンスではあるが同時に研究員やもしかしたら多数のクローン体を相手にしなければならない可能性に緊張が募る。そうしていると自分達が入ってきた扉のロックがまた解除される音が響くとぴくりと体を硬くする。さらに近づいてくる足音が聞こえると相手の手を引いて装置の裏に身を隠した。様子を伺っていると白い服の一部を黒焦げにして片手は痛々しい火傷を負った状態のクローン体が中に入ってきた。恐らく先ほど自分達が対峙したものとは別の個体だろう。クローンは無表情で迷う様子もなく更に奥の方に歩いていくのが見えれば相手に視線を向け「あの個体を追いかけてみるのはどうだい?」と提案して)
8340:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-04-08 12:35:28
ここがクルーズ船にいたヤツらの最新施設ってことか。…っ、……あぁ、クローンの出処を見つけねぇと
(周囲を警戒して進みながら稼働している機械を相手が観察する、どうやら周囲の機械は絶賛稼働中で、すなわち相手のクローンを使った実験が今まさにここで行われている証拠だった。あの時の発表の様子を思えば全てが上手くいっているようではなさそうだったが、いつ街を泣かせる研究成果を出してもおかしくない状況だろう。この場所をどうするべきかと考えていた矢先、入ってきた扉が開く音がすればこちらもピタリと動きを止める。まだ全容を把握出来ていないのに見つかるのはマズイ、相手に連れられて機械の影へと隠れる。様子を伺っているとやがて相手とそっくりの姿が、すなわちクローンが現れてその有様に絶句してしまった。服ごと焼かれてしまった片手は見るからに痛々しく、しかし当のクローンはそれを気にする様子もなく歩いていく。ここでは命の扱いがあまりにも軽々しい、それが相手とそっくりのクローンとなればさらに怒りは湧いた。血が激しく巡るのを感じていれば相手に声をかけられいくらか冷静さを取り戻す、この研究所を止めるには根幹の実験、つまりクローン実験を止めなければならない。あの個体を追うのに同意すると足音を忍ばせ奥へと進んでいく。やがてクローンはとある扉を開けて中へと入っていった。研究所の雰囲気に似合わぬ爽やかな若緑色の扉に眉を顰めるとその扉へと近づきそっと開ける、扉の隙間からは楽しげな声が聞こえてきてもう少し扉を開けると中の様子を覗き込んだ。その先に広がっていた空間に絶句する、中には複数人の人がいたのだ。ただしそれは全て相手のクローンだった。薄暗い照明の中は幼稚園のようにカラフルに装飾されていてある個体は積み木をし、ある個体は玩具の車を走らせている。中でも人気なのは壁に備えられたホワイトボードで数人がそこに向かって何かを夢中で書き殴っている。さらにその個体の中に時折足を引きずっていたり片目に包帯を巻いていたりと明らかな負傷を負っている者もいた。悪夢よりも酷い悪夢のような光景に息をするのも忘れそうになる、こんなもの相手に見せられるわけがない。慌てて相手の肩を掴んで静止すると「お前は見ない方がいい」と短く言って)
【お勧め】
・初心者さん向けトピック
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