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相乗りで何処までも 【 〆 】/5431


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自分のトピックを作る
5251: 検索 [×]
2024-04-23 19:58:44

翔太郎…、…鬼が襲いかかって来た時、怖かったのに僕を庇おうとしてくれたのだろう? それが出来るのは優しくて強い証拠だ。…ありがとう、翔太郎。
(相手の体を包み込むように抱きしめて名前を呼ぶと大粒の涙が溢れていく。嗚咽を漏らす相手の背中を撫でながら途切れ途切れの言葉を静かに聞く。また動けなかった自分のせいだと話す相手だったがこちらの言葉が響いたのか怖いという素直な感情を口にして年相応に泣き出す相手の名前を呼んでただひたすら優しく包み込んだ。服を強く掴まれたのを感じればあの時のことを振り返る。怖い物を目の前にしたなら逃げる為に自分を盾にしたり大声をあげても不思議ではない。恐怖で動けなかったにしてもあの時手を離したのは自分を巻き込みたくないと思ってくれた証拠だ。それは自分が惚れ込んだ今の相棒に繋がる所でもあって決して何も出来なかった訳では無いことを伝えると柔らかな声で御礼を伝える。そして背中にあった手を後頭部に移してぽんぽんと撫でてからゆっくり離れて相手の顔を覗き込む。真っ直ぐと目を合わせ「君は僕の相棒でこの街の立派な探偵だ。未来も、今も。僕が保証する」と告げて)


5252: 探偵 [×]
2024-04-23 22:31:38


…フィリップ……そう言ってくれるなら…フィリップが俺のこと相棒って言ってくれるなら…俺も、フィリップの相棒がいい
(感情の制御がきかずただただとめどなく溢れるままに涙を流し泣き声をあげる。その間相手の体はこちらから離れていくことがなくてずっとこちらを優しく包み込む、その温かさはずっと前に両親をなくした自分にはなかったただ甘えられる存在から与えられるもので、嗚咽混じりに泣き続けているが同じ分だけその優しさに心が暖かくなる。相手に包まれながら自分が決して弱くないのだと伝えられる、お礼まで言われてしまった。今日あったばかりだというのに相手の言葉は素直に聞き入れることが出来てまたギュッと相手に抱きつく、相手に優しくて強いのだと言われれば自分でもそうなのかもしれないと思うことができた。後頭部を撫でられると心はまた落ち着いて泣き腫らした目で顔をあげると相手と目線を交える。そして未来だけでなく今もこの街の探偵だと言われれば、頼りになる存在であり未来の相棒である相手に認めて貰えたのが嬉しくてまた目からは涙が溢れそうになる、しかし今度はその顔には笑顔が浮かんだ。相手は自分のことを認めてくれるがこのままではきっとダメだ、今から鬼をもう一度封印しなければならないのにまたこちらは隠れて相手一人だけ戦うなんて相棒だなんて言えない。軽く息を吐いて瞳に意志を宿すと「フィリップが隣に居てくれるなら、俺もう逃げない。フィリップと一緒に風.都.を守りたい」と告げて)


5253: 検索 [×]
2024-04-23 23:58:31


…ああ、僕が認めた大切な相棒だ。一緒にこの街を守ろう、翔太郎。
(上手な慰め方など分からなくてただひたすら相手を抱き締めて思ったままの言葉を告げる。過去の存在だとしても大切な事には変わりなくこちらの服が涙で濡れるのも気にせずその頭を撫でていた。相手が顔を上げると泣き腫らした赤い目がこちらを見つめる。未来も今も相手が相棒だと話せばまたその瞳に涙の膜が張るが今度は笑顔が浮かんでこちらも表情が緩んだ。どんな相手も好きだがやはり笑顔でいるのが一番良い。怯えていた瞳には確かな意志が宿って普段事件に巻き込まれた時に隣にいる見覚えのある顔付きになっていた。相手の言葉に頷いて共にこの街を守る約束をすればもう一度ぎゅっと抱き締めて少ししてからゆっくり腕を解く。そうと決まれば鬼を封印する為の切り札探しに戻ることになるが色だけでは情報が少ない。再び壁画を凝視してから「多分あの紫色の物が切り札なのだろうけど…何か思い当たるものとかないかい?」と相手にも問いかけて)

5254: 探偵 [×]
2024-04-24 07:53:15


うん!……あれが切り札…………あっ!!
(先程まで不安や恐怖に塗りつぶされていた心はすっかりそれらが消えて今は相手と共にこの街を守りたいという強い思いに溢れている。相手が探偵と認めてくれて相棒と呼んでくれるならそれに相応しくありたい。そこに大切な、という言葉もつけば今までに経験したことのない嬉しさが胸に溢れていた。すっかり元気を取り戻した声で頷くと最後にギュッと抱きしめられてこちらからも強く抱きしめる、自分にとってももう相手は大切な存在だった。体を離してから相手と共に壁画を見上げる。ひとりで見た時はその神秘具合に圧倒されるだけだったが相手が読みといた古語を合わせれば遥か昔の戦いと、そしてきっと今回の戦いで鍵を握るのはあの紫色の切り札ということになる。改めて鬼の手の中にある切り札を見つめる、どうやら持っているものは円形状だ。続いて自分には読み解けなかった古語の方をみると、その最後に何やら紋様のようなものが添えられていた。それらはどこかで見覚えがあってゆっくりと首を傾けながらじっと見つめる、そしてそれらが頭のなかで結びつくと声をあげた。服の中をゴソゴソと探ると「ばあちゃんから母さんの形見って言われてた奴が…」と記憶を辿りながら服の下で首から下げていた小さな巾着袋を取り出す。巾着袋を開いて中身を取り出すと再び声をあげた。そこには手の中に収まる小さな青銅鏡のようなものが入っていて、縁には古語の横にあった紋様が刻まれているが色は紫ではない。しかし自分にとって驚きだったのはそこではなく「フィリップ、これ二つに割れてたはずなのにくっついてる…」と相手にそれを見せながら自分の記憶との相違を伝えて)


5255: 検索 [×]
2024-04-24 10:22:08

…?…これは、ここに描かれているのと同じ紋様だ。…仕組みは分からないけど鬼の封印が解かれたタイミングでくっついたということは恐らくこれが切り札だ。
(すっかり元気を取り戻した相手に安堵しながらその体を抱きしめると相手からも強く抱きしめられた。この様子ならばもう大丈夫そうだ。ゆっくりと離れると共に壁画を見上げ相手に心当たりはないかと尋ねると相手は刻んである文字の最後の辺りを見つめている。周囲を警戒しながら見守っていると突然声をあげて身に着けていたであろう巾着袋を取り出す。母親の形見らしいそれは小さな青銅鏡で壁画に書いてある紋様が刻まれていて目を見開く。改めて壁画の方を見ると色はさておき円形状ということは一致している。そして相手から二つに分かれていた物が一つになったと聞けば唇に指先を添えながら考えを巡らせる。決定的な証拠はないが状況から見て鬼の復活や時の歪みのタイミングでくっついたと見ていいだろう。そしてその呼応した様子と形状の一致からこの青銅鏡が切り札の可能性が高い。その推理をしていけば昨日と今日、相手が鬼に遭遇した理由も読めてきて「さっきの鬼もこれを奪いに来たのかもしれないね」と呟いて)


5256: 探偵 [×]
2024-04-24 12:33:42


これが切り札……それなら鬼は街の人じゃなくて俺を狙って来るんだよな。街の人が安全なら良かった
(まさか半ば無理やり持たされていたものが切り札とは思わなくて改めて手の中にある青銅鏡をみる。母親の家に伝わっているもの、というぼんやりとした情報だけ聞いていたがそれが鬼を再び封印するために必要なものだとは。相手が考えを巡らせるなか鬼の狙いが自分だったと言われると一瞬体を強ばらせる。しかし鬼の狙いが自分ならば鬼が無闇にこの街の人を襲うことはないということだ。手を強く握りしめて軽く息をつくと自分が狙われている恐怖より街の人が狙われない事実を肯定的に捉えて半分は自分に言い聞かせるようにして言葉として口にしていた。鬼の狙いが自分にむいているうちに早いところ決着を付けなければならなさそうだ。図らずも切り札は最初から持っていたことになったが、もうひとつ気になるところがあって「なぁ、フィリップ」と相手の腕を軽く引く。そして1番左の絵の隅を指差して「俺が前見た時あんな赤い鬼いなかったんだ」と記憶と異なる場所があることを伝える。そこには敵軍の中で縄に縛られてカンカンに怒っている赤鬼、もといイ,マ.ジ.ンのモ.モ.タ.ロ.ス.の姿が描かれていて)


5257: 検索 [×]
2024-04-24 15:13:54

君には僕がついているから。赤い鬼?…モ.モ.タ.ロ.スだ!彼は僕の仲間の大切な人なんだ。以前から絵が変化したということはモ.モ.タ.ロ.スこの戦いの場所に居るのかもしれない。
(切札を鬼が探して襲っていたのではないかと推理を述べると相手の体が強張った。自分の身が襲われることより街の人の安全を優先して考えるのは相手らしいが無理しているようにも見えて安心させるように頭を撫でた。これでこちらの目的であった切札は確保出来たところで相手に腕を引かれて左の壁画の前に向かう。以前と絵が変化していると説明されながら相手の指さした場所を見れば見覚えのある赤鬼が縄に縛られている所が描かれていて驚いた声をあがる。相棒と同じく消失したモ.モ.タ.ロ.スがここにいるとは。恐らく時空の歪みのせいでこの絵の戦いの時間に放り出されて巻き込まれた所を偶然描かれたのだろう。相手に軽い説明をしつつもう一度壁画を見る。歴史は変わろうとしている、鬼退治の切札が受け継がれているのなら相手の祖先もこの戦いに参加した可能性が高く、この場所で歴史が変わったからこそ現代の相棒が消失したとも考えられる。ならば次に向かう先は恐らくこの戦いの最中だ。相手に断りを入れてから野.上.良.太.郎に連絡を取る。切札だと思われる物を確保したことと相手のこと、そしてモ.モ.タ.ロ.スのことを告げれば一旦落ち合おうと話になって通話は切れた。「一緒にこの時代に来た仲間と合流するからついてきてくれるかい?」と尋ね、移動を開始して)

5258: 探偵 [×]
2024-04-24 17:24:25


…うん!……モ.モ.タ.ロ.ス?……仲間の鬼もいるんだな。……分かった。フィリップがいるとこに俺もいく!
(切札を持った人間が狙いになっているのなら街は安全だろうと口にすると、自分が隠した恐怖も相手はお見通しなのか頭を撫でられる。未経験の温かさと心地良さと相手への親愛で胸に現れた恐怖はすぐに拭われて相手を見上げながら笑顔で頷いていた。壁画に現れた赤い鬼のことを相手に教えると相手はその存在を知っていたのか名前を叫ぶ、桃太郎っぽいのに鬼なのはなんでだろうと不思議に思ったまま仲間のうちの一人だと教えられるとまた壁画を眺める。確かに鬼なのに捕まっているし何故か怒っているし周囲の他の鬼とは違って異質な存在だ。その赤鬼がこの遥か昔の時代に飛ばされている、ということなのだろうか。青銅鏡が直ったことといい、奇妙なことばかりだがこれらも鬼を封印すればきっと元に戻るのだろう。相手は先程の仲間だという人に連絡をとって合流することを伝えられるとすぐに頷く。相棒である相手がいてくれるなら何処へいくのだって大丈夫だ。相手と手を繋いで最初に会った公園へと戻ってくると相手の仲間だという野.上.良,太.郎という男の人と合流して『初めまして』と緩い笑みで自己紹介をされる。互いの情報を共有すれば良太郎はモ.モ.タ.ロ.ス.が過去にいることに驚きつつも安堵した様子をみせて『僕らの方も鬼が封印されてる場所は分かったけどこの時代で出来ることは無かったんだ。だからみんなであの壁画の時代にいって鬼を封印しなきゃいけないみたい』と相手の考えに同意する。そうとなればと話がまとまったところで、電車の到着音のようなものが周囲に響いて不思議そうに見回していると空間の裂け目から電車が現れ宙を走った後に三人の前へと停止する。今まで以上に有り得ない光景に目を爛々と輝かせると「すっげぇぇ!!」と声をあげてデ.ン.ラ,イ.ナ.ーを見つめて)


5259: 検索 [×]
2024-04-24 18:39:28

なら早速その鬼退治の時間に向かおう。…この電車は時をかける特別な電車で今からこれに乗ってあの壁画に描かれた過去に行くんだ。
(合流する旨を伝えると疑いようのない良い返事が返ってくる。まだ出会ってそれほど時間は経ってないが幼い相手から強い信頼が置かれていることに先の見えない決戦への緊張や不安も解けていくようだ。再び手を繋いで公園へと戻ってくれば野.上.良,太.郎が立っていて簡単な自己紹介と情報共有を果たす。モ.モ.タ.ロ.ス.の居るであろう場所を伝えれば驚いたような顔をした後、安堵した笑みを浮かべていてずっと心配していたのだと窺い知ることが出来た。野.上.良,太.郎の方も封印された場所は分かったがそれ以上の進展はないようで鬼退治の時代に行くことで合意が得られた。そのタイミングで空間に裂け目が生まれてデ.ン.ラ,イ.ナ.ーが宙を走る。ぐるりと一周してから目の前に停車するとその様子を見ていた相手の目が分かりやすく輝いて思わず笑みが零れた。興奮している相手に簡単にデ.ン.ラ,イ.ナ.ーの説明と今から過去に向かうことを告げるとその手を引いて電車に乗り込んだ。客車のドアを開けばイ.マ,ジ.ン達が待ち構えていて早速ウ.ラ.タ.ロ.スとリ,ュ.ウ.タ.ロ.スが相手に近づいてくれば『へぇ、これがこの時代の探偵クン?』『わー!ちっちゃい翔太郎だ!』と各々はしゃいだり絡んだりしている。初めてではびっくりするであろう光景に相手の様子を伺いながら「せっかくなら外が見れる場所に座ると良い」と窓際の席に座るように促して)

5260: 探偵 [×]
2024-04-24 19:34:04


過去っ?!じゃあこれタイムマシンなのか?!空飛ぶタイムマシンの電車!!
(空を駆ける電車にすっかり興奮しているとそれが時を超える列車だと知るとさらに興奮は一段階ギアを上げる。突然現れる線路に赤と白のかっこいいボディ、それらにすっかり夢中になればいつもの相手並に目をキラキラさせながら勝手に動いてデ.ン.ラ.イ,ナ,ーを観察し始める勢いにまでなっていた。列車の先頭を見に行こうと走り出す前に相手と手が繋がると少々物足りないながらも大人しく電車へと乗り込んだ。相手の後ろを歩いて客車へと入れば賑やかな声が聞こえてきて前の方を覗く、そこには人間ではない何かがいて咄嗟に相手の後ろに隠れてしまった。だが聞こえてくるのは好意的な声ばかりで先程壁画に描かれていた鬼が良太郎の大切な人だという話を思い出せばゆっくりと顔を出してイ.マ.ジ.ン達を見上げる。ウ.ラ.タ.ロ.スに探偵と言われたのが嬉しくて笑みを浮かべているとリ.ュ.ウ.タ.ロ.スにはご機嫌な笑い声と共に乱暴に髪を撫でられてしまい「な、やめろよ!」と精神年齢が同じもの同士で暫く戯れていた。相手から窓側に座るよう勧められると「うん!」と元気と勢いのありあまった返事をした後相手の手をひいて自分は窓側に、その隣に相手を座らせて窓枠に手をかけて外の様子を見守る。発車のアナウンスの後、電車は最初こそ地上を走ったがすぐに宙へと浮いて感嘆の声をあげている間に異空間のゲートをくぐる。途端に外は砂漠と不思議な色の空が広がる空間となって見た事のない風景を食い入るように見つめていた。しばらくして再びアナウンスがされるとデ,ン,ラ,イ.ナ.ー.は再びゲートをくぐって宙を駆け抜ける。窓から眼下に広がったのは沢山の森に田んぼ、そして教科書でしか見たことの無い家屋だ。様変わりした風景に相手の方を振り返ると「フィリップ!昔の風.都.だ!」と未だ冷めない興奮のまま叫んで)


5261: 検索 [×]
2024-04-24 20:07:48

ああ、翔太郎が居る時間から400年から500年くらい前の風.都だ。 着いたみたいだし降りようか。
(相手の行動に何となくいつもの自分と似たようなものを感じながら客車に入れば突然現れたイ.マ.ジ.ン達に相手は後ろに隠れてしまう。だが敵意は無いのが分かったのがゆっくりと顔を出した所を二人に構われていてくすくすと笑みをこぼした。席に座るように促すと元気な返事と共に手を引かれて相手の隣に座る。走り出したデ.ン.ラ.イ,ナ,ーは段々と速度をあげていき時空の切れ目へと入って広大な砂漠の中を駆けていく。不思議な外の景色にすっかり見入っている相手の横顔を見ていれば普段の相棒もはしゃいでいる自分を見て同じ感想を抱いているかもしれないと思いを馳せていた。やがて再びゲートをくぐると乗った時とは違う街の景色が眼下に広がる。子供のようにはしゃぐ相手程ではないが自分も好奇心に目を煌めかせ、どれくらい昔かを説明しながら相手と並んで窓の外を見ていた。宙を走っていたデ.ン.ラ.イ,ナ,ーはさっき居た公園らしき土地にレールを伸ばしてゆっくりと停車する。到着のアナウンスが流れると相手に声をかけ、手を引いてデ,ン,ラ,イ.ナ.ー.を降りる。辺りには森が広がっていて翔太郎の時代にもあった街のシンボルも当然存在しなければ「風.都.タ,ワ.ーがない風.都.というのも不思議な感じだ」と思わず呟いて)

5262: 探偵 [×]
2024-04-24 20:44:04


よんひゃく……うん、行こうフィリップ!…うわぁ……でも風はちゃんと風.都.の風だ
(目的の時代に到着したことを相手に伝えれば相手の瞳も輝いて二人並んで窓の外の景色をみやる。たった数年前でも随分前に感じるのに何百年単位昔なのだと告げられるとその数字の大きさをただ繰り返し呟くことしができなくて、様変わりした風.都.を見つめていた。やがてデ.ン.ラ.イ,ナ.ーは地面へと降りたって相手と手を繋いで電車を降りる、昔の風.都.とはいえ未知の世界にやってきたわけだが相手が隣にいる限り怖気付くことはなくて、しっかりとその手を握ったまま忙しなく好奇心のままに周囲を見回していた。相手が街の象徴がないと呟く、確かに空を見上げても風.都.タ.ワ.ーはなく高い建物さえなくてただただ青い空が広がるだけだ。その時にふわりと風が吹く、周囲の木々を軽くざわめかせ草花を静かに揺らし頬を撫でる風は匂いは多少違っても間違いなく風.都.のもので、この時代にも同じ風が吹いていたことに嬉しくなると笑顔でそれを相手に伝えていた。良太郎達も電車から降りてきたところで人々の雄叫びが聞こえて全員で顔を合わせる。『行ってみよう』と良太郎が口にして移動を開始すればそこには寺があって境内には粗末ながらも思い思いの武器を持ったこの時代の人々が決起集会をしていた。恐らくあの祠の地下でみた壁画の二枚目と三枚目の間くらいの場面だろう、この後戦いを挑み鬼達を封印出来れば時.の.運.行.は守られ、負ければ時はねじ曲がる。異様な空気に思わず相手の方に寄りながらどうしようか伺うように相手を見上げて)


5263: 検索 [×]
2024-04-24 21:47:37

ああ、慣れ親しんだ風だね。 _…野.上.良.太.郎、翔太郎、恐らく彼らの挑む戦いの勝敗が時を行方を左右するはずだ。だからあの中に混じってこっそり加勢するのはどうだい?
(相手と共に降り立った土地は言われなければ自分たちの街とは思えないほど様変わりしている。だがそこに吹く風の優しさは変わってないようで相手と目を合わせてその感想を共有した。貴重な過去の世界の様子を観察していたが野.上.良.太,郎の呼びかけがかかると皆で雄叫びの聞こえた方角に向かう。お寺らしき場所にはこの時代らしい服装をした人々が集まって決起集会をしているようだ。状況から見るに鬼退治に向かう直前なのだろう。物陰に隠れながらその様子を見ていたが相手が寄ってきて見上げられる。この街を守るという約束の為にもこの戦いには勝ってもらわなくてはならない。だが時空の歪みが発生したということは何かしらイレギュラーが起きる可能性は十分にある。少し考えると良い作戦が浮かんで二人に声を掛けた。元の時間に戻すには恐らく単に鬼を倒すのではなく史実通りに鬼退治によって鬼を封印することが必要だ。ならば答えは一つであの民の中に混じって戦いに参加する案を提案すると皆の反応を伺って)


5264: 探偵 [×]
2024-04-24 22:26:14


俺達もこの時代の風.都.の人のフリするってことか!フィリップ頭いいな!
(この街、もとい村の人々には勝って貰わなければ鬼退治を達成することはできない。影から様子を見守っていると相手があの群衆に混じることを提案して、なるほどと目を輝かせた。村の人々に混じって加勢すればこの村の人が勝った、という事実はそのままに鬼をより確実に倒すことができる。思わず相手を声をあげ褒めるも、村の人に気づかれそうになってすぐに口を手で覆った。加勢するのはいいが問題は服装で流石にこのままでは村の人々に混じれそうにない。どうやって混じるか、を口にしようとしたところで隠れていた場所のすぐ後ろに建っていた物置の扉がガラリと開いて『お届けものです!』と元気な声が聞こえてきて振り返りながら驚く。良太郎に関しては変な声をだしながら尻もちをついていた。そこにいたのは電車でアナウンスをしていたナオミさんで、手の中にはこの時代の服が全員分収まっていた。礼を言いながら服を受け取ると物陰なのをいい事に早速着替え始める。子供サイズは当然ひとつしかなく黒の熨斗目に紫の肩衣を着て気合いを入れると共に額当てをつければ準備は完璧だ。普段着ることのない服に上機嫌になると七五三さながらの衣装の着られっぷりを相手に見せつつ「どうだ!?かっこいいか?!」と聞いて)


5265: 検索 [×]
2024-04-24 23:36:41

、準備が良いね。じゃあ早速変装だ。__ …ああ、よく似合ってる。 これなら違和感なく紛れられそうだね。
(鬼がどんな手を使ってきても良いように人々に紛れて戦いに参加する案を出すと相手が目を輝かせて賛成を示して褒めてくれる。慌てて覆ったその声は皆が決起集会に集中しているのもあって聞こえてないようで一安心だ。実行するにあたって次は服をどうするか考えた所で突然後ろの物置が開きナオミが出てくれば肩を跳ねて驚いてしまった。だがその手にはこの時代の服が全員分用意されていて思わず口角が上がる。探偵らしく変装だと告げると早速用意された服を手に取って着替え始めた。白い小袖に緑色の柄の入った胴服を羽織るといつの日か着た浴衣よりも防寒性に優れた作りで腕を振ったり軽く身体を捻ったりして着心地を確かめる。そうしていると同じく着替え終わった相手が服を見せに来るが戦に行くための本格的な服と上機嫌な表情とのギャップが強く、服に着せられている様はかっこいいより微笑ましいという感想が先にくる。可愛らしい姿に思わず口元は緩んでしまいながらも求められるまま褒め言葉を伝える。この姿ならば村の人々に混じっても問題なさそうだ。集会も終わりかけなのを見れば「行こうか」と声を掛け、こっそり物陰から出ると村の人の後ろに自然と紛れてみて)


5266: 探偵 [×]
2024-04-25 07:52:14


へへ、変装バッチリだな!よし、鬼退治に出発だ!
(相手に服装を見せれば褒め言葉が返ってきて上機嫌に笑みを浮かべる、まだまだ表情から相手の心理を推察する洞察力はなくて相手の言葉をそのまま素直に受け取ってさらに気合いをいれていた。良太郎も深紅の着流しスタイルになれば全員変装が完了して、村の人々が動き始めるとこっそりとその中に混じって移動を始める。集団はどうやら海の方へと向かっていくようで良太郎が『僕らがさっきの時代で見つけた鬼が封印された場所と同じとこに向かってるみたい』と自分と相手に囁く。いよいよ決戦の時は近いらしい、懐に忍ばせた切札をギュッと握りながら足を止めることなく前へと進んだ。やがて海岸沿いの岩場へたどり着く、辺りはシンとしていたが突然周囲から雄叫びが聞こえて岩場の影から次々に鬼が飛び出してきた。一瞬怯むものの拳を固く握ってその場に留まる、鬼達は狙っていた獲物が自らやってきたとせせら笑いながら村の人々を襲い始めた。途端に周囲は乱戦状態となる、だがそれなりの準備と覚悟をしていた村の人々は鬼と互角にやりあっていてこれならこのままでも勝てるかもしれない。周囲から戦いの声があがるなか、岩場の少し高いところに影が差してそちらを見上げる。そこには黄金の装束を纏い戦いを見下すように睨む二本の角を携えた男が立っていて、他の鬼とは違うオーラを感じ取ると「フィリップ、あれ…あいつ、壁画に描かれてた切り札持ってた奴だ」と相手の服の端を引っ張り)


5267: 検索 [×]
2024-04-25 10:39:58

こっちは僕たちが何とかするから君はモ.モ.タ.ロ.スを探してきたまえ。…あの服装、多分鬼達の一番上の人物だ、…っ!
(こちらの誉め言葉に無邪気に喜ぶ姿はやはり微笑ましく気合を入れる様を温かく見守る。だがここから先は戦いの場で相手をしっかり守らなくてはと密かに緊張の息を吐いた。村の人々が移動を始めてそれについていくと野.上.良.太.郎がその先が封印されていた地だと教えてくれる。その場所ですべてが決まるのだろう。相手の様子を伺いながら進んでいけば海岸沿いの岩場に辿り着く。それと共に雄叫びをあげて鬼が襲ってくれば村の人々は応戦体勢に入り戦が始まった。自分達も参戦しようかとしたところで何処か落ち着きのない野.上.良.太.郎が視界に入るとその理由を察して大切な仲間を探してくるように促す。驚いた顔をした後、深く頷いた彼を見送っていると相手に服を引っ張られて言われた方に視線を向ける。そこには立派な二本の角と黄金の装束をまとった男がいてオーラからもトップの鬼なのが推測出来る。様子を伺っているとその男の口元がにやりと歪んで金棒が空に掲げられた。その仕草に呼応するように戦場である岩場に雷が落ちてきてその一部が村の人に当たるのを見れば目を見開いた。あの男を放っておけばたちまち前線は崩壊して村の人々は全滅してしまうだろう。ならば自分はやるべきことは一つ、懐からドライバーを取り出して装着すると「僕が奴を止めてくるから翔太郎はここで無理しないように身を守っててくれ」と一方的に言い残して疾風のメモリで変身しながら鬼に立ち向かっていく。先ほどと同様素早い動きで攻撃を仕掛けるが男の体は硬く手ごたえが感じられない。焦りを覚えながら更に拳を打ち込むが腕に阻まれ、振り払われるとその力強さに吹き飛ばされ苦痛の声をあげながら地面を転がって)


5268: 探偵 [×]
2024-04-25 12:32:05


うわっ?!…うん、壁画で切札を持ってた鬼だ……分かった
(海岸沿いの岩場は一瞬で戦場と化して、うねりを上げる怒号や金属音にいやでも心臓は早くなる。混沌としていく中で相手が良太郎にモ.モ.タ.ロ.スを助けに行くように声をかける、大切な人が捕まったままではこの戦に集中できないだろう。相手と二人で戦いの渦中に残ったがその先に見えた鬼は明らかに他の鬼が発するのとは違う雰囲気を放っていて、相手が言うようにあれが鬼達の頭に違いない。男は不気味に笑って雷を周囲へと落とす、響き渡る破壊の音に思わず耳を塞ぎながら目を瞑った。この状況を逆転しうる存在に相手は再びあの緑の装甲を纏って男の方へ駆け出していく。相手に言われた通りに安全な場所に向かうべきなのだろうが、相手の事が心配で結局その場からは動けなかった。相手が拳を男へ叩き込む、しかし男は一切動じる事がなくて明らかな力の差に肝が冷えた。再び男へと向かっていくが相手は圧倒的な力で地面へ転がされて思わず「フィリップッ!」と叫びながら相手の方へと走り出した。その途中で男が金棒を相手の首、すぐに息の根を止められる位置へと突き出し走ってくるこちらを真っ直ぐ睨みつけてきて蛇に睨まれた蛙のように足が止まる。男の目はこちらからそれる事はなくて『坊主、我らの切札を持っているな?』と問われれば目を見開いた。その反応に切札の持ち主を確信した男は金棒に雷を纏わせさらに相手へ近づけて『切札を渡せ』と迫ってきて)


5269: 検索 [×]
2024-04-25 15:07:29

くっ…やっぱりそれが狙いか。 っ…翔太郎、絶対に渡したらダメだ、ッああ゛!!……、
(先ほど倒した鬼との力の差は歴然で振り払われた勢いで地面に転がってしまう。相手の叫び声が聞こえてくればすぐに立ち上がらなくてはと思うがその前に首元に金棒を突き付けられ相手に切札のことを尋ねるのを聞けば思わず息を飲んだ。見えるように佇んでいたのも持ち主を炙り出すためだろう。男を下から睨みつけるがその視線は相手をじっと見つめたままだ。切札を渡してしまえば鬼が強大な力を手にしてこの戦は負けてしまう。そうなれば鬼が復活する未来が確定し風.都が滅茶苦茶にされてしまい、現代の相棒を取り戻すことも出来ないかもしれない。そんな思いが募れば相手に向かって渡さないようにと叫ぶがその途中『邪魔をするな』と金棒の先を当てられて全身に電流が走る。目の前が真っ白になるような電撃に悲痛な声をあげ、過度なダメージを受けた装甲は剥がれて生身の体へと戻った。金棒が離れていけば一旦は電撃から解放されぐったりしながら荒い呼吸を繰り返す。その様子を尻目にした男は再び相手を睨み『コイツと交換だ、切札を渡せ』と選択を迫った。切札を奪われていけないのもそうだがこの男が約束を守るとも限らない。緩慢な動きで相手に顔を向けると「翔太郎、僕はいいからこの街の為に逃げて…」と託すように声を掛けて)

5270: 探偵 [×]
2024-04-25 18:31:46


…、……っ、フィリップッ!やめろ!!………分かった。これが欲しいんだろ?こんなのお前にやるから、フィリップから離れろ
(禍々しい金棒をもつ鬼に睨まれてしまえば足が竦む。将来の相棒である相手を取るべきか風.都.を取るべきか選択肢を突きつけられて瞳が揺れる、どちらも大切で絶対になくしたくないものでどちらかなんか選べるはずがなかった。相手は切札を渡すなと叫ぶ、だがそれはすなわち相手の死を意味していて冷たい男の声と共に相手に金棒が突き立てられて電流が走ると相手から悲痛な叫び声があがった。こちらも悲痛な叫び声で名前を呼んで男を睨みつける。相手の装甲は無くなってしまって同じ電流を生身で受ければきっと今度こそ相手は死んでしまう。大切な人が痛みに晒され怒りが湧き必ず助けなければと強い意志になれば、体を縛っていた恐怖から放たれて麻痺していた頭が動き出す。壁画の絵をもう一度思い出す、三枚目の絵ではあの鬼が持っていた切札が砕けて人が勝利していた。つまり元の歴史でもこの切札は鬼の手に渡っていたということだ。それならば本来いないはずの相手と良太郎がいるこの状況なら切札が鬼に渡っても十分勝機はある。男と目をあわせ懐から切札の青銅鏡を取り出す、それは脅されて取り出したのではなく明確な決意を持って取り出されていた。相手も風.都,も、どちらも諦めるわけにはいかない。相手と目線をあわせ大丈夫だと目配せしてから再び男を睨む、そして交換を飲むことを告げた。男は子供が自分の思い通りに動いていやらしい笑みを浮かべて金棒の電撃で相手に狙いを定めたままその場から離れていく、同時に相手と男の前にゆっくりと割りこむように歩いていって相手を庇える位置へ立つ。金棒を向けられたまま『よこせ』と言う言葉に従い、手に持っていた青銅鏡を男へと投げ渡した。男は青銅鏡を手にするとクツクツと笑いだし、やがて高笑いを響かせる。不気味な笑い声と共に青銅鏡は紫色の光を放ち始めて『力が!力がみなぎってくる!!』と叫べば男の体はみるみる怪物のそれへと変貌して、周囲で戦っていた鬼にも紫のオーラが浮かぶと先程よりも力強く村人と戦闘をし始めて)


5271: 検索 [×]
2024-04-25 19:47:52

翔太郎!…、……っ。 翔太郎、…すまない、助けてくれてありがとう。
(相手から悲痛な声で名前を呼ばれる。そんな顔や声をさせたい訳ではなく直ぐに立ち上がらなければならないのに上手く身体が動いてくれない。せめて相手は切り札を持って逃げろと伝えたのに懐から青銅鏡を出してしまって抗議するように声を上げる。だがこちらと目が合った相手の瞳には先程と違って明確な決意が宿っていて声が詰まった。あれだけ鬼に怯えていたのに今は堂々と男を睨んでいて、切り札を渡す意志を示しては自分と男の間に割って立っている。交渉の為相手が青銅鏡を投げ渡すと男は不気味な高笑いをし始め、切り札はあの壁画にあるように紫色に光を放つようになった。そのオーラは男を初めとする鬼達の元に纏うようになり力が増したように見えれば強大な力を与えてしまったことに奥歯を噛み締める。切り札が手に入り用は無くなったのか『お前達は最後にしてやろう』と吐き捨て怪物となった男は戦場の中心地へと向かっていってしまった。何とか上体を起こすものの自分のせいで切り札が鬼に渡ることになった自責の念と相手が自分を選び助けてくれた感謝、鬼に力を与えてしまった今の状況への焦りや絶望感などが入り混じって視線を伏せる。相手の名前を呼ぶが続けるべき言葉が見つからなくて視線を迷わせながらまずは伝えるべき謝罪と礼を告げて)


5272: 探偵 [×]
2024-04-25 20:31:31


…、……フィリップ!無事で良かった。……フィリップ、大丈夫だ。一人で難しいなら誰かを頼ればいいんだろ?
(切札である青銅鏡を手に入れて男の姿はみるみると禍々しい姿に変わっていく、それを恐ろしい姿だと思う心はあっても一歩もひかず、目もそらさず男を睨み続けた。細かく震えるのを武者震いだと言い聞かせながら鬼を睨んでいると先に村の人々を消すためか一旦は見逃されてゆっくりと息を吐き出す。名前を呼ばれて振り返ると上体を起こした相手はあまりうかない顔をしていて感謝を伝えられるがその言葉には覇気がない。傍にしゃがんで勢いのまま相手を抱きしめる、出会ってからの時間は短くても相手は自分にとって十分大切な存在になっていて相手を見放すことなんて考えられなかった。そして自分が泣いてしまったときと同じように小さな手で相手の背中を優しくポンポンと撫でる、そして顔をあげて相手と目を真っ直ぐあわせると相手から貰った言葉を今度はこちらから送り返した。切札は鬼に渡ってしまったがまだ負けたわけじゃない、戦況は鬼へと傾きつつあるがまだ鬼退治はできるはずだ。なにせここには相手だけでなく自分がいる、それに良太郎達もだ。相手を真っ直ぐ見つめながら元気付けるように笑みを向けていると岩場の向こうから『いくぜいくぜいくぜー!!』と騒がしい声が聞こえてくる、それは壁画に描かれていたモ.モ.タ.ロ.スで剣を振り回しながら強化された鬼をなぎ倒していく。続いてウ.ラ.タ.ロ.ス.とリ.ュ.ウ.タ.ロ.スが加勢し、キ.ン.タ,ロ.スが憑依して黄色のメッシュを携えた良太郎が現れると張り手で鬼をはじき飛ばした。力強い味方にさらに笑みを輝かせると「フィリップ!まだ切札を壊すチャンスはある!俺達で鬼退治しよう!」と高らかに呼びかけて)


5273: 検索 [×]
2024-04-25 21:19:25

…翔太郎、……ああ、僕には頼れる仲間と相棒が居るのを忘れていた。 …ありがとう、翔太郎。
(時間の歪みを直してこの街を守ると意気込んだのにその為に必要な切り札を敵の手に渡す行為を相手にさせてしまったことに顔を上げられないでいた。だが相手が自分の前でしゃがんで抱きしめられ背中をぽんぽん撫でられるとその温かさにつられてゆっくりと顔を上げる。見覚えのある相棒の目で見つめられながら自分が告げた言葉を送り返されると大きく瞳が揺れる。こちらを励ますように笑顔が向けられると心を覆いつくそうとしていた闇が晴れて行く心地がした。相手を見つめていると岩場の向こうから聞き覚えのある騒がしい声が聞こえてきた。目を向ければ居なくなっていたモ.モ.タ.ロ.スとウ.ラ.タ.ロ.ス.にリ.ュ.ウ.タ.ロ.ス、そしてキ.ン.タ,ロ.スが憑依している良太郎が紫のオーラを纏った鬼をなぎ倒していて皆が鬼を倒そうと力を合わせている光景が広がっていた。笑みを輝かせる相手にさらに声をかけられると悩みや憂いは吹っ切れて漸く笑みを見せた。まだ勝敗は決まっていない、ならばやるべき事をやるだけだ。今度は芯のある声でお礼を伝えるとこちらからも軽く抱き締めてから立ち上がった。戦場を見ると鬼は紫のオーラで強化されているものの良太郎達の加勢もあって戦況は押して押されてを繰り返している。そして青銅鏡を手に入れた後の一連の行動と三枚目の壁画のことを思い出すと「あの鬼は切り札で自分や鬼達を強化する時、青銅鏡を空に掲げていた。鬼が強くて近付けてなくてもその隙なら遠くから切り札を狙えるかもしれない」と相手に案を出して)


5274: 探偵 [×]
2024-04-25 23:17:28


へへ……俺はフィリップの相棒だからな。……じゃあもう一回あの鬼の親玉に切札を使わせればあの絵みたいに矢で打ち抜けるチャンスが来るんだな…でも、そのためには鬼を追い詰めないと
(この危機的な状況とは真逆の賑やかなイ.マ.ジ,ン達の声が響き渡って緊迫した戦況が一気に変わる。相手にそのことを伝えればその顔には笑みが戻って、それだけでもこの戦いを切り抜ける勇気が湧いてくる。大切な人が笑っているだけてこんな気持ちになるなんて初めて知ることだった。相手は気力を取り戻してこちらからもギュッと抱きしめてから一緒に立ち上がる。相手が青銅鏡を使った時こそチャンスだと言えば数度頷く、あの壁画も青銅鏡が掲げられた時に矢で撃ち抜いたところが人間の勝利の瞬間だった。となれば同じ状況を作り出すのが良い。現在の戦況は五分五分であの青銅鏡が鬼の力を強めるものなら鬼を追い込んであれを使わせなければならない。だが相手は既に傷を負っていてあの緑色の装甲の姿ではさらに強化された男に太刀打ちはできないだろう。鬼を窮地に追いやり青銅鏡を使わせるような戦力が必要だ。どうしたものかと唸り声をあげていると、再び背後から『お届けものです!』と元気な声が響いて思わず「うわっ?!」と声をあげてしまった。そこにいたのはまたしてもナオミで『オーナーが特別ですよって』とニコニコと笑顔を浮かべながら二人に向かって何かの機械を差し出してくる。それは探偵と共に消失したはずのダ.ブ.ル,ド,ラ.イ.バ.ーと切札のメモリ、そしてフ.ァ.ン.グ.メ.モ.リ.だった。それらがなんなのか分からずナオミと相手とを交互に見るしかなくて)


5275: 検索 [×]
2024-04-26 00:28:37

ダブルに変身出来れば…、わっ! …なるほど、確かに特別な僕たちの切り札だね。さっき僕が変身したのはある意味緊急用の物で普段街を守る仮.面.ラ.イ.ダーは君と僕が一緒に変身する二人で一人のヒーローなんだ。
(相手の言葉と同じく平和のために戦う彼らのおかげで初心を思い出せば対策を練っていく。あの壁画同様に男に切り札を使わせたタイミングを狙うのが良さそうだが今の戦場は五分五分で戦いが長引けば人間側の方が体力を消耗していくだろう。だがサイクロンだけでは強化された周りの鬼ですら倒せるか怪しい。いつもの姿になれたらと言葉を零していると背後から2回目の元気な声が聞こえてきて相手と共に驚く。そしてその手に載っていたものを見るとまた驚いて、直ぐに口角が上がった。流石時の電車を管理するオーナーといった所だろう。渡されたものを礼を言って受け取り、特別にちなんでナオミに一つ要望を伝えてから相手の方を向く。自分達にとっての切り札を見せながらさっきの姿は一人だけのイレギュラーな物でこちらがいつもの姿だと説明するとドライバーを相手の腰に宛てがう。自動的にベルトが巻き付けば幼い姿に対してかなりドライバーが大きな面積を占めてそのアンバランスさに笑いを零していると自分の腰にも同じ物が現れた。普段と変わらない事を確かめると「これが君のメモリだ」と切札を手渡す。「ここを押してスロットに差し込めば君の意識が僕の元に流れて一つになれる。説明だけじゃ分からないだろうけど、…僕を信じてくれ」と変身の仕方と起きることを説明するが言葉だけではピンと来ないだろう。メモリを持った相手の手を握りしめじっと見つめて自分に託すように伝えるといつもの立ち位置である相手の右側に立って変身の動作を行って)


5276: 探偵 [×]
2024-04-26 07:23:36


…フィリップと、一緒に……俺が、…ヒーローっ?!?!…わ、!……分かった!フィリップのこと信じる!
(ニコニコと謎の機械を差し出すナオミとそれらをみて勝機を見いだすように笑う相手の間で視線をウロウロとさせる。よくは分からないがこれがこの戦を勝利に導く鍵なのだろうか。相手の顔がこちらへと向く、そこで説明されたことはまたも信じられないもので、しかし相手の言葉を繰り返しているうちに一気に興奮度が上がっていく。先程相手が変化した戦う姿、将来の自分もあれになっていてしかも相手と共に戦っている街のヒーローだなんて。鼓動が急上昇して目を煌めかせるが同時に大好きな相手とこの戦いに最高の切札として挑めるのが嬉しくて仕方がない、これならば先程の考え通り鬼に切札を使わせる事が出来るはずだ。腰にドライバーが宛てがわれるとベルトが腰に巻きついてくる、同時に相手の腰にも同じドライバーが現れて言葉にはできない特別な繋がりに運命的なものを感じて息を飲む。相手から差し出されたメモリを受け取る、奇しくも青銅鏡と同じ紫色をしているそれに何か惹かれるものを感じながら相手から使い方を教えてもらった。正直そこらへんの理屈はピンと来なかったが、相手に信じてくれと言われれば間髪入れずに頷く。自分の相棒が言う言葉以上に信頼できるものなどありはしない。相手が自分の右側にたってメモリを起動する、見よう見まねでメモリを起動しドライバーに差し込めば一瞬意識が浮遊した感覚があって次の瞬間には再び着地する、その間に体には白と黒の装甲が構築されて変身を果たした。いつもとは違う目線の体にすぐ右隣に感じる相手の意識、湧き出る力に「なんだこれ!フィリップの体の中にいる!すっげぇ!!」とただただ興奮した言葉をあげて)


5277: 検索 [×]
2024-04-26 10:22:41

これが未来の君と僕がこの街を守るためのもう一つの姿だ。…行くよ、翔太郎
(相手にドライバーとメモリの使い方を説明すればその顔は興奮して目を煌めかせている。相手にとっては未知なことが多いはずなのにこちらを信じると即座に断言されると胸を掴まれたようで自然と笑みが浮かんだ。過去の相手と初めての変身でファングを使用するとなれば想定外のことが起こるリスクは高い。だが相棒とならば何とか出来そうだと根拠のない自信が溢れていた。左隣の相手が見様見真似でメモリをドライバーに差し込む。こちらに転送されてきた切札のメモりを差し込んで変形させたファン.グ.メ.モリを差し込みドライバーを開けば意識が流れ込んでくる感覚と共に白と黒の装甲が構築される。一つになった身体で左の方から興奮した気持ちと声が伝わってくればこちらも口角をあげて得意げにこの姿の説明をする。体のベースがこちらということもあって動かすにも特に問題はない。そうしていれば一人の鬼がこちらの存在に気付いて襲いかかろうと近づいてくる。まだ説明していない事は多いが習うより慣れよだろうと相手に声を掛ければ鬼に立ち向かっていく。腕のセイバーを使って鬼を攻撃を仕掛けるが確実に一人の時よりも確かな手ごたえを感じる。その調子で鬼をなぎ倒していきながらも岩場の中心にあの男の姿を見つけると「周りの鬼を倒しながら奴の所に行こう」と声を掛けて)

5278: 探偵 [×]
2024-04-26 12:56:54


フィリップと未来の俺が、街を守る姿……あぁ!未来の俺ができるなら、今の俺にだってできる!!
(先程相手が変身した悪者を倒すヒーローの姿にまさか自分がなるとは思わなくて思わず左側で腕を回したり足を持ち上げてみたりと忙しなく動く、相手がイレギュラーと呼んでいた緑色とは違い二人で一人を表すように体の半分で白と黒に別れる姿はめちゃくちゃにかっこよくて今すぐにでも鏡の前に行きたい気分だった。だが残念ながら今はそれをしている時間はない、二人で導き出したこの戦いを勝利する方法のため戦わなければ。近場にいた鬼がこちらへ攻撃をしかけてくる、すると相手がどう応戦しどう体を動かすつもりか、その思考が流れ込んできて息を合わせて驚きつつもそれに従って体を動かした。右腕に備え付けられたセイバーで鬼を斬り伏せれば「かっこいい…」と自分のことなのに呟きを思わず漏らす。相手の声かけに「うん!」と元気のいい返事をすればそのまま鬼を掻き分け倒しながら進み鬼の頭目の元へ急いだ。頭目は人間をやすやすとなぎ倒し、良太郎とモ.モ.タ.ロ.ス.が変身した電.王が応戦していたがひとりでは歯が立たない様子だった。鬼をなぎ倒し進む勢いのまま頭目に走り近寄ると、頭目は先程とは違う姿に驚くが大したものではないだろうと鼻で笑い防御態勢も取らなかった。それならばと思いっきりセイバーをかざして斬り掛かる、相手一人の時よりも圧倒的に強い力で攻撃を加えてやれば頭目の体には派手な火花が散って呻き声があがった。こちらを睨みつけながら『せっかく見逃してやったのに、よっぽど死にたいらしいな』と低い声が響くが、構わず再び向かっていく。金棒を避けつつ攻撃を加え電撃のまとった金棒さえはじき飛ばせば、電.王との連携もあり次第に戦況は鬼側劣勢に傾いていく。相手の体の中で相手の意識を感じ息を合わせながらも無我夢中で頭目の顎にに左拳を叩き込んで)


5279: 検索 [×]
2024-04-26 17:00:52

君を封印して時.の.運.行と町の平和を取り戻す。…っ、別の時間の仲間を呼び寄せたのか
(相手は二人で一人の姿に興奮冷めやらぬ様子で騒がしい感情が隣から伝わってくる。ある意味そのおかげで相手の存在を意識して暴走することなく体が動かせていた。呟きを零す相手にこれからすることを伝えれば良い返事が返ってきて先ほどの反撃をするためにも頭目の元へ周囲の鬼を倒しながら進んでいった。電.王と応戦している所に飛び込み、思い切りセイバーで斬りかかると派手な火花が散って呻き声が上がった。確かな手ごたえを感じれば向けられた低い声や凍えた視線は怖くはなく金棒を交わして弾き飛ばすと顎へと左拳を叩き込んだ。他のイ.マ.ジ.ン達と優勢になりつつあることに更にやる気を出した村の人々によって周りの鬼も徐々に倒されていた。鬼側が劣勢になっていけば頭目の態度に漸く焦りが見え、それを煽るように自分達の目的を叩きつけるとさらに攻撃を加えようとする。だが電.王と連携して打ち込んだ蹴りは受け止められ、振り払うように流されてしまった。地を這うような低い声で『俺たちがこの地を支配して鬼の時代を作る!』と声をあげたかと思えば青銅鏡が共鳴するように光って男の近くの時空が裂ける。そこから銀色の装飾の目立つ一本角の鬼が現れた。頭目とは近い間柄のようで軽く言葉を交わすと金棒を大きく振りかぶってこちらへ襲い掛かってくる。攻撃を避け腕のセイバーで応戦するがその間にフリーになった頭目は岩場の中央に立ち青銅鏡を掲げようとしている。近づこうにも一本角の鬼にマークされているのかすかさず邪魔されて切り札を壊せそうにない。三枚目の壁画を思い出す。ちらり視線を相手が意識を失っている場所に向ければナオミが依頼した弓矢を持ってきているのが見えた。そして今彼らに注目されていないのは意識を失った相手だけ。その要素が繋がっていけば「翔太郎、変身を解除すれば意識は元の君の体に戻る。そこからなら警戒されずにあの青銅鏡を撃ち抜けるはずだ」と相手に提案して)

5280: 探偵 [×]
2024-04-26 17:35:07


ッ、くそ!…な、増えるのなんてありかよ!
(場は段々とこちらに優勢になっていき、切札を貫く結末でなくても鬼を倒せるのではとさえ思ってしまう。そうやって高揚していたが二人の仮.面.ラ.イ.ダ.ーが放ったキックは受け流されてしまい距離を取られてしまうと思わず声をだす。直後頭目が突き抜けるような声で叫べばそれに呼応するように青銅鏡が反応して時空の裂け目が現れ、頭目と同じような格好で銀色の体の鬼が現れ驚愕しまた叫び声を上げた。銀色の方が襲いかかってきて応戦するがそのせいで頭目がフリーになってしまう、電.王も他の鬼に阻まれて近づけていない。そんな状態で頭目が切札を天へと掲げようとする、まさに待ち望んだ勝利の瞬間だ。だが銀色の登場で鬼達は士気を取り戻していて弓矢を構えている人間はいない、当然良太郎も自分達も頭目を止められる状況ではなかった。せっかくのチャンスなのにと奥歯を噛み締めていると、相手が変身を解除することを提案してきてまた声をあげた。今は銀色と対峙している真っ最中だ、「そんなことしたらフィリップが、…」と続けようとするが、これはきっと最後のチャンス。頭目だけでなく銀色が増えたこの状態でさらに鬼が強化されてしまえばきっともう勝ち目はない。左拳を強く握る、そして「俺が、絶対にフィリップを守る!」と力強く叫べば銀色に思いっきり蹴りを入れて距離を稼げばドライバーを閉じて変身を解除した。意識がまたふわりと浮上して地面に転がっている自分の体に戻ってくる。だが今はそれを堪能している場合ではない。目を覚ました所にナオミさんが『どうぞ!』と弓矢を差し出してくる、それに「ありがとよ」と年不相応にクールに返事をすれば弓に矢をつがえた。頭目はこちらに気づいていない、だが生身になった相手には銀色の鬼が格好の的が出来たと迫っている。弓矢なんか使ったことはない、しかし相手を守るために、そしてこの戦いを勝つために、自分ならば必ず青銅鏡を打ち抜けると確信があった。弓矢を精一杯引き絞る、宙に掲げられ紫の光を発し始めたそれに向かい「いけえぇぇ!!」と叫びながら矢を放って)


5281: 検索 [×]
2024-04-26 18:27:21

違うね、これが僕達の切り札だ!
(このままでは更なる鬼の強化を許してしまう。その前に相手にとっておきの策を提案すると声があがる。変身を解除すればこの鬼の前に生身で向かい合うことになるがそうでもしなければこの状況は覆せはしない。揺らぐことのないこちらの考えと思いが伝わったのか力強い返事と共に力強く銀色の鬼を蹴り飛ばしてから変身が解除される。吹き飛ばされた一本角の鬼が起き上がって装甲がなくなった自分を見れば『鬼の力に降伏する気になったのか』と小馬鹿にするような口調で笑ってくる。傍から見れば戦意喪失したように見えるだろうがドライバー越しに共有する意識の向こうでは覚悟を決めた相棒の想いが強く伝わってくる。青銅鏡を掲げる金の鬼と金棒を片手にジリジリ詰め寄ってくる銀の鬼にいつもの相棒の真似をしてニヒルな笑みを見せると相手が矢を放ったタイミングで思いの丈を叫んだ。相手によって放たれた矢は鬼の手元に向かって飛んでいく。だが子供の力で引いたせいか勢いが足りずに中ほどで先が若干下を向いて高さが下がっていくように見えた。それでは駄目だ。この街を守る為にも、そして相棒と並び立つ未来の為にも打ち抜かなくてはならない。無意識に疾風のメモリを握り込む。するとそれに答えるように突如風.都.の馴染みある風が強く吹いて矢に勢いを授けた。矢は風の力を借りて真っ直ぐと進み、紫の光を放つ青銅鏡を撃ち抜いて2つに割れる音が戦場に響いた。その瞬間鬼が纏っていた紫のオーラはゆらゆらとモヤのようになって消えていき金と銀の鬼も弱ったように身体をふらつかせているのを見れば「やった…流石だ、翔太郎!」とドライバー越しに興奮した声で相手を褒める言葉を告げて)

5282: 探偵 [×]
2024-04-27 09:36:11


…っ、…風だ……よしッ!
(自分の決意を乗せた矢を力の限り引く、変身は解除されているのにまだ相手の思考がこちらへと流れ込んできてそれに背中を押されるように限界以上に弓を引き絞りやがてそれを青銅鏡へと放った。矢は目標に向かって飛んでいく、しかし頭目の元に届く前に勢いを失い始めて強く奥歯を噛み締めた。しかし直後、相手の強い思いがこちらの体に一気に流れ込んできて同時に風.都.の風が矢に加勢する。風が頬を掠める中、風.都が味方してくれたようにも、相手が自分の足りない分を補ってくれたようにも思えて、奇跡のようにも相手と共に引き寄せた必然のようにも見える光景に目を奪われていた。矢は青銅鏡を貫きいつかみた形のように二つに割れる、頭目二人の鬼に加え周囲の鬼も膝をつき力は失われた。ドライバーからは相手の褒める言葉と気持ちが流れ込んできて照れくさそうに笑う、あとは最後の一撃だ。再びドライバーに切札のメモリを挿して相手と二人で一人の姿になると「フィリップ!良太郎!最後に必殺技、お見舞いしてやろうぜ!」と声をあげる。その声に合わせて電.王はベルトにパスをかざす。しかし肝心のこちらの方はどうやるのか分からなくて「俺達の必殺技ってどうやるんだ?!」と焦った様子で聞いて)

(/すみません、お待たせしました。昨夜私用がありそのまま疲れて寝てしまいお返事の時間が取れませんでした……本日はいつも通りお返事できそうです。お話もクライマックスでめちゃくちゃ熱いところですので最後まで楽しんでいきましょう!/こちら蹴りで大丈夫です!)


5283: 検索 [×]
2024-04-27 12:36:32

最後は三人…いや、四人で決めようか。操作は僕がやるから君は息を合わせるのに集中してくれ
(相手の放った矢は風の後押しを借りて青銅鏡を貫いた。2つに割れたのを見れば相手からも照れくさそうな笑みが伝わってくる。鬼達が力を失ったならあとは押し切るだけだ。ドライバーによって再び二人で一人の姿になると相手から威勢の良い声があがる。それに答えるようにこちらもモ.モ.タ.ロ.スを含めた4人で決着をつけようと声を掛けた。だが肝心な所で決めきらない相手にハーフボイルドの片鱗を感じて思わず笑ってしまいそうになりつつ操作を引き受けタ.ク.ティカ.ルホ.ー.ンを三回入力してマ.キ.シマム.ド.ラ.イブを発動させる。右足首にセイバーが出現すれば息を合わせ高く飛び上がり、電.王.の分離したオー.ラソ.ードの斬りつけと最後の振り下ろしに合わせて「フ.ァ.ン.グ.ス.ト.ラ.イ.ザ.ー!!」と叫びながら回転蹴りを食わせた。赤と白の残光と共に二人の鬼の身体で爆発し『俺達の時代が…』と言い残しながら砂のように消えていく。戦場は一瞬静かになり、その後村の人々から一気に歓声が上がって)

(/いえいえお気になさらずに!こちらも大型連休でいつもと返信頻度や時間が変わったり安定しなかったりしそうですので実生活を優先にお互いのペースで進めて行けたらと思います。よろしくお願いします/こちら蹴りでお願いします)


5284: 探偵 [×]
2024-04-27 13:24:42


分かった!任せたぜ、フィリップ!
(せっかく最後の必殺技を決める掛け声を叫んだのに肝心のそのやり方が分からず、相手からは笑いが漏れかけて電.王もといモ.モ.タ.ロ.ス.の方からはツッコミが入ってバツの悪そうな顔をする。ここはこの姿を使い慣れた相手に任せるのが良さそうだ。相手に言われた通り息を合わせることに集中して高く飛び上がる。初めての必殺技だがどんな名前かは流れ込んできた相手の思考から読み取れて相手と共に「フ.ァ.ン.グ.ス.ト.ラ.イ. ザ.ーっ!!」と叫んで華麗に最後の一撃を叩き込んだ。赤と白が混じりあった二人で四人の仮.面.ラ.イ.ダ.ー.の攻撃は鬼の体を派手に爆発させる、やがて鬼達は砂になり脅威は過ぎ去った。周囲から雄叫びがあがるとそれと一緒に「やった!!」と叫んで相手とこの喜びを共有しようとする。しかし今は相手の体の中に入っているわけで思わず左腕をあげるがそれさえも本来は相手の体で訳の分からない状態だ。いてもたってもいられずドライバーを閉じて変身を解除する、意識を取り戻した体はガバリと勢いよく起き上がってそのまま真っ直ぐ相手のもとへと走った。そして走り寄った勢いのまま相手へ抱きつく。大好きで大切で将来も今も相棒の相手と一緒に勝利を掴み取れたことが嬉しくて嬉しくてたまらない。顔をあげると「やったぜフィリップ!俺達勝ったんだ!風.都.を守ったんだ!!」と収まらない興奮のまま相手を見上げて)


5285: 検索 [×]
2024-04-27 15:33:19

っと…ああ、僕達の勝利だ。…翔太郎が相棒で居てくれたおかげだね
(周りから喜びの雄叫びが聞こえてくる中、左側からも歓喜の声が上がって左腕が動かされる。だがそれでは満足出来なかったのかこちらが言葉を挟む暇もなくドライバーが閉じられた。伝わってくる相手の感情に口元が緩みながら同じく変身を解いた良太郎と待っていれば背後から近付いてくる音がしてそちらに振り返る。走ってきた勢いのまま抱きついてきた相手を何とか受け止めるとそのままぎゅっと抱き締める。相手と目が合う。その顔は成し遂げた達成感や喜びなどの興奮にきらきら輝いていて釣られて【僕達】を強調しながらこちらも笑みを見せた。喜びを共有していれば辺りに発生していた時空の裂け目は閉じてそれ以外の鬼も消えていく。どうやらこれで時間の歪みを直すことが出来たようだ。その光景に一安心しながら視線を相手に戻す。この勝利は自分と良太郎達だけでは掴めなかっただろう。鬼の恐怖に打ち勝って切り札の場所を教えてくれてこの時代に着いて来てくれた幼い相棒が居てこその結果であれば心が動くまま相手の頭を撫でて柔らかな声で「ありがとう、翔太郎」と伝え)

5286: 探偵 [×]
2024-04-27 16:49:10


へへ、だって俺達二人で一人なんだろ?……俺も、ありがとうフィリップ。あの時俺のこと連れ出してくれなかったら、風.都,を守れなくて俺後悔してた。だから、俺のこと相棒って言って一緒に戦ってくれてありがとう
(一刻も早くこの喜びを分かちあいたくて相手へと抱きつけば向こうからも強く抱き締められて笑みはさらに深くなる。二人揃ってこその勝利だと強調されると子供らしい笑い声を漏らして相手から教えてもらった二人のキーワードを口にしていた。相手の手が頭に添えられてゆっくり撫でられながら柔らかい声で礼を言われる、経験した事の無い心地良さに目を細めて笑みを浮かべた後に胸に溢れた嬉しさを伝えるように相手の体に額を擦り寄せた。再び顔をあげて目線を合わせるとこちらからも礼を伝える、最初は鬼の恐怖に負けて大好きなこの街のことを見捨てようとしていたのだ。だが相手は絶対こちらの手を離さなかったし、未来の相棒なのだと、そして今も相棒なのだと何度も伝えてくれた。そのおかげで自分の願いを守りきる事ができたのだ、相手がいなければ絶対に勝利にたどり着くことはできなかった。出会ってから一日も経っていないのに相手の傍はどこよりも心地好くてもういっそ離れたくはない。しかし良太郎とイ.マ.ジ.ン.達が近づいてくると『ひだりはなっさけねぇなぁ』だとか『やーい翔太郎のくっつき虫ー』だとか『子供やからしゃあないで』だとか『探偵くんってこんなに甘えん坊だったんだねぇ』だとか横槍が入って、「うるさいな!!」と言いながら相手から離れることになってしまった。イ.マ.ジ,ン達をひとしきり宥めたあと良太郎が『じゃあ帰ろうか』と声をかけて)


5287: 検索 [×]
2024-04-27 17:25:44

どういたしまして。君が大好きで僕にとっても大切な思い出が詰まったこの街を守ることが出来て良かった。…そうだね、君が居た時代に送り届けなければ。
(嬉しさと愛おしさが溢れるまま相手の頭を撫でていれば子供らしい笑い声と共に二人のキーワードが告げられる。その響きはいつだって胸を満たすもので相手が相棒で良かったと心から思う事が出来た。そして幼い相手が自分と出会うまで過ごしてた風.都を、二人で様々な所に行ったり事件に巻き込まれたりと公私共に様々な思い出のあるこの街を守れた事が嬉しくて相手を抱きしめながら本心を口にしていた。そうしていればイ.マ.ジ.ン達がやってきてこちらをからかっている。恥ずかしくなったのか離れていってしまったのは少し寂しいが「それぐらいにしたまえ」と宥めて事件が収束した余韻に浸っていた。良太郎が帰ろうと声をかける。鬼を倒すことが出来たなら事態は解決でそれぞれ元いた時間に戻らなければならない。それは相手とのお別れを意味していて視線を相手に向ければ無意識に少し沈んだ声で返事をした。空間の裂け目からデ.ン.ラ,イ.ナ.ーが現れ宙を走ってから皆の前に停車する。「帰ろう、翔太郎」と声をかけて今度はこちらから相手の手を取って軽く繋ぐと歩き出して一緒にデ.ン.ラ,イ.ナ.ーに乗り込もうとして)


5288: 探偵 [×]
2024-04-27 18:13:06


…うん!……ぁ………うん…
(相手に抱きつき包まれながら自分と同じものを大切だと言ってくれることにさらに喜びは募って胸が暖かくなる。大切な人と大切なものを守れることがこんなにも幸せだなんて初めて知ることだった。相手との時間に浸っていたのにイ.マ.ジ.ン.達に邪魔されてしまい頬を膨らませながら文句を言えばみんなで帰ろうと声がかかる、しかしその帰る場所は相手と自分では異なっていて相手の寂しそうな声を聞いてそれに気がつけば小さく声を漏らす。あれほど興奮していたのに一気に気持ちはしぼんでしまって、覇気のない返事をしながら相手と共にデ.ン.ラ.イ.ナ.ーへと乗り込んだ。アナウンスの後に列車が発車する、窓から見える風景が後ろへと流れていくがそれは相手との別れが近づいているのを意味していて胸が痛くなるほど苦しくなっていく。手を繋いだまま客車の真ん中で動けないでいたがゆっくり相手の方を振り返って両手をギュッと掴む、相手の方を見あげると「なぁ、フィリップ。俺の時代に一緒に帰らないか?それか俺がフィリップの時代に行くのでもいいから!」と必死な声色で話し掛ける。せっかく出会えて今までに知らない感情を沢山知って心から頼ることが出来て大切だと思える相棒と出会ったのに、もうお別れなんて考えられない。無意識に手を握る力が増して相手を真っ直ぐにじっと見つめる、そうしていれば一番の本音はすぐに胸を通って口へと到達し「俺はフィリップと会えなくなるなんてイヤだ!」と叫んでいて)


5289: 検索 [×]
2024-04-27 18:43:12

…、翔太郎…。もう会えなくなる訳じゃない、寧ろ君は未来で必ず僕と出会って大切な相棒になるんだ。
(相手に帰ることを持ちかけるとその声は覇気のないものになって元気の無くなった姿が引っかかりながらデ.ン.ラ.イ.ナ.ーに乗り込む。列車が発車して相手が元々いた時間へと進んでいく。だが相手は席に座ることなく真ん中で立ったままで、ゆっくりとこちらを振り返ったかと思えば強く手を握られ必死な声色でお願いされると視線を迷わせ困ったように名前を零す。原因を正して時.の.運.行を守る以上相手と自分が帰る場所は違う時間だ。相手も理屈は分からずともそれは理解しているはずなのに手を強く握り離れたくないと必死に訴えている。自分が現代に戻れば同じ時間の相棒が居るが相手が自分に出会うのは十数年先の未来だ。相手が自分に会うまであまり深く立ち入るような関係の人が居なかったと知っているからこそ縋る相手を突き放すのは胸が痛む。それでも今回守ったものを無駄にしない為に膝を床につけ目線の高さを合わせるとこちらからも軽く手を握り返した。そして相手にとっての未来でまた会えることを説明して「それでは駄目かい?」と問いかけて)


5290: 探偵 [×]
2024-04-27 19:17:23


そう、だけど……なら、俺が今日からフィリップに会えない分、未来で会ったらずっとずっと一緒に居て。俺フィリップと会うまでにおやっさんに認められるくらいカッコよくて凄くて強い探偵になるから
(相手とこれからも一緒にいるために必死に懇願するが相手は困ったように視線を惑わさる。誰か一人でも自分の意見に賛同してくれる人がいないかと淡い期待も抱いたが、時.の.運.行.を守る面々がそれに賛同出来るはずもなくて気まずそうに目を逸らしたり心配そうな目を向けるが口を挟むことはない。相手がその場に膝を着いて目線の高さが同じになる、歪んだ歴史を正すために全力で相手と共に戦ったのに自らが歴史を歪めるのを望んでいることは心のどこかで分かっているのに相手を諦めることができなくて相手の回答を視線を揺らしながら待った。だが返ってきたのは自分が望んだものとは違う回答で、しかしそれが正しいと理解している回答で、息を詰まらせながら俯く。相手の言うように未来で二人が出会うのは決まっていることだ、だがそれは何時になるのか今の自分には分からない。ただ、ここで駄々を捏ねてもどうにもならない事だけは分かっていた。繋がった手を再び強く握りながら顔を上げて目線を合わせる。瞳には薄い膜が張っていたがなんとか声を震わせないようにしながらこちらからの願いを伝える。今は我慢して別れるしか選択肢がないのなら未来にこの思いを託すしかない。相手の相棒にもっと相応しい探偵になることを近いつつ「約束してくれる?」と問いかけて)


5291: 検索 [×]
2024-04-27 19:47:42

…ああ、勿論。何があろうともずっと君の傍にいる。一生の約束だ。
(こちらが回答すれば聞きたくない答えだったのか息を詰まらせて相手は俯いてしまう。今の相手は放っておけないし笑顔でいて欲しいと思う。だがそれは歴史を歪めてしまうことであり許しては行けないことだ。困ったように眉尻を下げながら相手を見ていれば手を握られながら相手の顔が上がる。その瞳には薄く涙の膜が張って震えそうなのを我慢した声で願いが託される。それは出会ってから、つまり現代の相手の傍に自分がずっと一緒に居ることで僅かに目を見開くが柔らかく微笑んでそれを了承した。そもそも元からそのつもりだ。自分と出会う為にあの夜を相手が経験すると思えば酷ではあるがそれを経たからこそ今の自分と相棒が居る。その歴史の先として今もこれからも相手の傍にずっと居ることを相手に誓うと片方の手をそっと解き、小指だけを立てて相手の前に持ってくる。そしてただの約束ではなく一生モノの大切な約束だと話せば相手の目を見て指切りを持ちかけて)


5292: 探偵 [×]
2024-04-27 20:20:13


…うん。……俺も一生フィリップの相棒でいる。約束だ!
(今すぐに一緒に居られないのならせめて未来でと願いを伝えると相手の顔には柔らかな笑みが浮かぶ。そして今度は自分が望む答えが返ってきてこちらにも笑みが浮かんだ。相手にとっては確定の未来でもこちらにとってはまだ見えぬ先の話、いつか二人が相棒になった時に歩くその未来での約束が結ばれれば、いつか相手と共に歩き続ける日を楽しみにこれからも過ごすことができる。不意に片手が解かれて小指を差し出される、約束をより強固にするそれにパッと顔を明るくさせると自分の小指を相手の小指へと巻き付けた。今すぐにでも、そしてこれから先もずっと相手と一緒に居たいという思いは膨れるばかりで、だが今はその時ではない。それならば未来で一生何処までも相棒で居ることを誓えば軽く小指で繋がった手を振った。二人で一人の姿になり一時意識を共有した今ならば相手がこの約束を守ってくれると確信できる。その瞳にもう涙はなくて真っ直ぐ相手を見つめながらただ笑みを向けていた。そうするうちにナオミさんから自分の時代にまもなく到着するとアナウンスがなされる。車窓の風景は砂漠から自分のよく知る風.都の風景へと変わっていきやがて列車は停車した。小指を繋いだままで相手と共に出口の方へ移動する、そして最後に相手の方を振り返った後に繋がっていた小指をそっと離して電車から降りて)


5293: 検索 [×]
2024-04-27 20:50:56

…じゃあ翔太郎、また未来で待ってるから。
(未来もずっと傍に居ることを誓い、小指を差し出すと相手の顔がぱっと明るくなる。相手の小指が巻きついて契りを交わす。改めて約束を口にする顔はもう沈んだ色は見えなくてこちらも素直な笑みを見せた。そうしていると目的地が近いことを示すアナウンスが流れる。窓の外は砂漠から相手の時間の風.都. の景色に変わっていてゆっくりと減速していく。そろそろ時間のようだ。やがて列車が停車すると小指が繋がったまま出口に向かう相手について行く。開いたドアの先はこれから相手が過ごしていく過去で自分は降りられない。振り返った相手の小指がゆっくりと離れていくと掴まえたい気分に襲われるがそこをぐっと押さえて相手を見つめていた。相手が電車から降りる。降りられない分手すりを掴んで軽く身を乗り出すと別れの言葉ではなく次へと繋がる言葉を大声で伝える。発車のアナウンスがされると乗り出すのを止めるがドアが閉まってもその場から動くことはなく、発車して相手の姿が見えたくなるまで手を振っていて)


5294: 探偵 [×]
2024-04-27 21:24:56


うん!俺、フィリップに会えるの楽しみにしてる!絶対に待っててくれ!
(小指を解いて自らデ.ン,ラ,イ,ナ,ー.を降りる、当然相手はついてくることはなく列車から身を乗り出すまでだ。だが今はそうでなければならない。相手との未来の約束を胸に相手の方を真っ直ぐと見つめる。そこで送られたのは別れではなくて約束の言葉で大きく頷きながら返事をした。もう会えなくなるという寂しさは次いつ会えるだろうという楽しみへと変わる、胸に溢れた思いをありったけ伝えるために大声でこちらからも約束を口にしてその顔が再び曇ることは無かった。アナウンスが流れて扉が閉まる、やはり胸に詰まる思いはあるが笑顔を浮かべたまま手を振ったまま暫くデ.ン.ラ.イ.ナ.ーと併走した。だが自分の足ではすぐに追いつけなくなってやがて列車は宙へ駆け出し時空の扉へと消える。相手と仲間と列車が消えていった空を暫く笑顔で見上げていた。
一方、デ.ン.ラ.イ.ナ.ー.が時空の狭間を走り始めた頃、相手の後ろに音もなく人影が忍び寄る。相手の心情などお構い無しに『フィリップくんには伝えておくことがあります』と男性の声が響いた。そこにいたのはこの列車のオーナーで、鬼が復活するという歪んだ歴史を正したことで探偵の相棒は正しく復活するだろうということ、そして先程別れた小さい相棒は歪みによって得た記憶、すなわち今日相手やこの列車の面々と過ごした記憶が一切なくしてしまうことを告げた。『本来このようなタイムパラドックスが起こる可能性があることは避けるべきなのですが、なんせ我々には切札が必要でしたからねぇ』と意味深な言い方をした後客車の方へと戻っていって)


5295: 検索 [×]
2024-04-27 22:09:04

…、……僕は覚えてるから。
(笑顔で手を振って併走してくれる相手にドアの窓から見えなくなるまで手を振り返す。やがてゲートを抜け砂漠の中を走るようになれば名残惜しさや寂しさなど様々な感情が入り交じりながらも窓の外を見ていた。だが不意に気配もなく後ろから男性の声がすると振り返す。そこにはこの列車のオーナーが居て時の歪みが直って相棒が元に戻ったことを告げられる。それには安堵したが過去の相手は今日一日の出来事の記憶を無くしてしまう事を告げられると大きく瞳を揺らす。だが言われてみればその通りだ。相手と出会ったのはあの夜が初めてで自分を知っている素振りなど一つもなかった。それに今日の出来事をきっかけに相手が本来の歴史と違う選択を取る可能性があるのならそれは時間が変わるリスクにもなりうる。その危険性が分かるからこそ何も言えなくて意味深なことを言うオーナーの背中をただ見送るしか出来なかった。相手は今日鬼に立ち向かったことも自分の相棒になりたいと言ってくれたことも全て忘れてしまう。当然先程した約束も忘れてしまうだろう。だけど全て無かったことになる訳では無い。ドアに手を添えて幼い姿の相手のことを考えれば代わりに自分が思い出も約束も全て忘れないと誓うように呟いた。そうして少しの間物思いにふけていたが小さく息を吐いてから客室に戻った。心配してくれた良.太.郎とイマジン達に大丈夫だと告げて少し話をしていると元々自分が居た時間に着くアナウンスが流れる。そろそろ自分も時間旅行は終わりのようだ。良太郎達の方を向くと「君達のおかげで僕の時間の翔太郎も風.都の平和も取り戻すことが出来たようだ。ありがとう」と礼を伝えて)

5296: 探偵 [×]
2024-04-27 22:53:07


【良太郎】

(少し時間を置いてから戻ってきた相手をニコリと柔らかい笑みで迎える。時.の.運.行.を守る仮.面,ラ.イ.ダ,ーとして相手がオーナーに何を言われたのかは大体の検討がついていてイ.マ,ジ.ン達と共に次々に声をかけるが自分の中では決着がついているのか穏やかに大丈夫だと言われるとこれ以上口出しすることもなかった。小さな探偵の時間から現代の距離は近く早々に到着のアナウンスが流れる。礼を言われるとまたニコリと笑みを浮かべて「僕たちこそ、一緒に時.の,運.行を守ってくれてありがとう。二人がいなきゃ解決できなかったよ」とこちらからも礼を伝えた。わらわらと相手の回りをイ.マ.ジ.ン達が囲うと『またいつでも会いに来いよ!』『フィリップとお絵描きしたーい!』『仮.面.ラ.イ.ダ.ー同士、頑張っていこな』『探偵くんにも宜しくね』と次々に挨拶を送って最後まで騒がしい車内となった。ナオミさんのアナウンスのあと砂漠の中列車が止まる、『列車を降りてすぐの扉から事務所に直行でーす』と案内がされて、間延びした声に小さく笑うと「じゃあまたね、フィリップくん」と相手を送り出して)


5297: 検索 [×]
2024-04-27 23:07:41


ああ、また何かあったらいつでも事務所に来てくれ。今度は翔太郎と二人で出迎えるよ。
(良太郎からもお礼を返されてイ.マ.ジ.ン達に囲まれる。初めにあったときは散々振り回されたものだが彼らも自分と相棒のように良太郎の良きパートナーで頼りになる仲間だ。口元を緩ませながらそれぞれに返事を返していれば列車が停車する。どうやら気を利かせて事務所に繋がるところに停めてくれたようだ。何事も起きないのが一番ではあるがまたいつでも頼ってくれと今回の事態を共に解決したもう一人の仮.面.ラ.イ.ダ.ーに告げると軽く手を振ってからデ.ン.ラ.イ. ナ.ーから降りた。砂漠の中去っていく列車を見送るとぽつんと設置してある扉のドアノブに手をかける。オーナーは相棒が元に戻ったと言っていたが消えた時の光景が脳裏に過ぎって少し躊躇する。それでも過去の相棒と未来でもずっといると交わした約束を思い出せば扉を開いて元の事務所に足を踏み入れると恐る恐る「…ただいま」と口にして)

5298: 探偵 [×]
2024-04-27 23:24:23


……な、フィリップ?!お前、いつの間に外行ってたんだ?!
(一瞬ふわりと意識が霞んたような感覚のあと、ゆっくりとそれらが再構築されるようにしてまたハッキリとした意識を結んでいく。我に返ったように目を瞬かせたが特に周囲に変化はない。不思議そうな顔をしていればいつの間にか床にハットが落ちているのを見つけてさらに怪訝な顔を浮かべた。確かパトロールに行こうとしていたはずだったのに、と思考を巡らせながらかがんで床に落ちたハットに手を伸ばしたところで事務所の扉が開きそちらへ目を向ける。扉の前に立っていたのが事務所内にいたはずの相棒だったのをみれば思わず声をあげた。慌ててハットを手に取り軽くホコリを払いながら驚いたままの表情で相手の方へと近づく。つい先程までそこで本を読んでいたはずなのにと相手と相手がいたはずの場所を交互にみて「どうなってんだ?」と困惑した顔を相手へ向けて)


5299: 検索 [×]
2024-04-28 00:02:49

翔太郎、……ちゃんと翔太郎だ。
(事務所に踏み込めば見慣れた相手がこちらを見ていた。消えたはずの相手が元に戻っていることに酷く安堵して口から相棒の名前が零れた。何やら困惑したように声を上げているがそれも気にせず近付いてきた相手にこちらからも歩み寄ってはその頬に手を添えて顔を見つめる。当然のことながらあの時代の相棒よりも目の前の相棒は成長していて背丈もしゃがまなくても目線の高さが同じだ。だが確かにあの時の面影は強くあって同一人物なのだと改めて認識すると今度はその体を抱き締めた。背が伸び筋肉などがついて抱き心地は違うはずなのに大切な約束をした相棒を抱き締めた時と同じ気持ちが湧いてくる。あの時からここまで成長したのだと思うと感慨深いような様々な感情が入り乱れ、ポツリと安堵したように呟くと更に腕に力を込めて)


5300: 探偵 [×]
2024-04-28 00:31:27


、フィリップ?……ほんとどうしちまったんだよ
(こちらが困惑の表情を向けていると相手はやけに安堵した表情を浮かべてこちらへと手を伸ばす。そのまま頬へと添えられれば唐突な行動にまたしても戸惑った声をあげていた。そのまま抱きしめられるととりあえずこちらからも腕を回して抱きしめ返す。様子を窺っていたが噛み締めるようにこちらの名前を呼ぶだけで思わず笑ってしまった。相手に何が起こったのかは分からないが相手は今自分とこうしたい気分なのだろう、それならばその気持ちに応えてやらなければ。なんたって自分は相手の相棒であり、そして恋人なのだから。さらにこちらへ抱きつく相手の背中を優しくポンポンと撫でる。いつかの自分よりも随分と手のひらは大きくなって、柔らかかったそこも色々な経験が刻まれて肉付きは変化していた。相手を抱き締めてその体を見下ろすと「ん?」と声を漏らす。視界に映る服装に背格好、こうやって抱き締められる心地、それらが重なると何かが脳裏に映ろうとするがすぐに霞んで消えてしまう。記憶を追うにも何かの残渣を感じただけで既にたち消えてしまっていて、今までにない心地に不思議な感覚を覚えながら顔をあげて相手の顔を見つめて)


5301: 検索 [×]
2024-04-28 00:59:15

……、何となくこうしたい気分だったんだ。 ちゃんと君が相棒としてここに居るんだなと思って
(心が動くままに相棒を抱き締めると相手からも腕が回されて抱き合う形になる。その状態で背中を撫でられると切札を渡すことになって弱った時にされた行動を思い出して小さく息を吐いた。ちゃんと相棒がここにいる実感に安心して漸く他のことを考えられるようになると相手からしてみれば謎の行動をしたように見えることに気付く。鬼退治のことは言う訳にも行かず何かそれらしい事を言うべきかと考えていると頭上から妙な声が聞こえて顔をあげる。相手と目が合うが先程の戸惑いというよりも不思議そうな表情だ。今度はこちらがその理由に戸惑うが自分も上手い言い訳が浮かばなくてそういう気分ということにしておいた。相手を見つめながら何処か懐かしむようで噛み締めるように【相棒】という単語を口にすると柔らかい笑みが浮かんで)


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