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相乗りで何処までも 【 〆 】/9886


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自分のトピックを作る
9840: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-01 08:43:16


なっ、ンでだよ!!……お前の血を飲むのの何が問題なんだよ。お前はずっと美味い血を飲めて俺はずっとお前とここでお前と過ごせて、何の不都合もねぇだろ
(吸血という甘美な行為に酔っている今ならば相手の決心も揺らぐだろうかと以前に聞いた所謂相手の眷属になるという話を振ってみる、しかし相手から一切迷うことなくキッパリと断られてしまってふわふわしていた思考は一気に冴えて思わず叫んでしまった。その後に続いたのは常套句の言葉で思わず顔を俯かせる、相手はこちらが人間のままでいることに強い拘りを持っているが何処に問題があるのかこちらには分からない。吸血鬼の都合のいいように体が変わると説明されたが吸血はこちらも望むもので餌に成り下がるという意味では決してないはずだ。吸血鬼の眷属になりたいのではなくただ相手と同じになりたいだけ、しかし相手はこちらを【人間】と称してそれが無慈悲にシャッターを下ろされ拒絶されたような、虚しくて突き刺さるような寂しさが襲い来る。頭を撫でられただけでそれは癒えなくて相手に強く抱き着き今度はこちらが肩に顔を埋める、普段は世話を焼いて子供扱いすることもあるのにこの話題になるといつもこちらが駄々を捏ねる子供のようになる。胸の痛みを和らげるように息を吐き出して「人間って呼ぶなよ」と小さな声で文句をつける、人間の力で精一杯強く抱き締めると「普通に生きたら、お前にとって俺は瞬く間しか一緒にいられねぇじゃねぇか」と相手の世界から排除されることにまた寂しさを覚えていて)


9841: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-01 10:46:07

…そんな簡単な話じゃない。吸血鬼になるってことは今君が知っている街の人の死を全員分見送る立場になることだ、昼間も簡単に外に出られなくなる。…君には普通の、光の生活を送って欲しい
(相手の提案をキッパリと断ればすぐに反対の声があがる。どんなに頭が蕩けかけようともここは譲れない一線で文句を言う相手をじっと見つめる。だが相手からは強く抱き着かれてしまって人より低い体温の腕でそれを受け止めた。相手に散々言われるが現実はそう簡単な話ではない。長い寿命を得ると知り合った人間は先に死んで全員を見送る立場となる、誰とも同じ時間を共有することは出来ない。それに光に弱くなれば必然的に夜にしか街を歩けなくなる。相手の探偵という仕事においては致命的なデメリットになるだろう。今こうして相手と一緒にいることでさえ相手の寿命を削っていると思えば心苦しくて視線が自然と伏せられていく。慈しむようにこの頭を撫でて吸血鬼の闇側でなく明るい人間の世界の人であることを強く願う。それは相手の言う通り長い人生の中で一部だけを共有することに他ならないが頭をくっつけ軽く擦り寄ると「君の事は忘れないよ」と別れを前提とした言葉を送って)


9842: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-01 11:59:23


……それがお前が抱えてる悲しみなら一緒に背負わせてくれ。日光の問題は日傘でどうにでもなる。この街の人の死を永遠に見送ることになっても、それよりも、俺は……
(必死に眷属化に問題はないと訴えてみるが相手の結論が変わることはない、抱き留められはするがどうしても踏み込めない厚い壁が相手との間にある気さえしてくる。相手がデメリットとしてあげるそれらはきっと相手が長い時を生きるうちに抱えたものなのだろう。相手は数え切れないほどの人の命を見送ってきたはずだ、いつか自分がその中のひとりになるのが耐えられない。探偵の仕事もやりにくくなるかもしれないが全くやれないわけじゃない、相手が先程口にした例を言い返してみるもののそれで相手の心を変えられる気はしなかった。頭を撫でられるが宥められているように感じて飲み込むことができない、眷属になれば愛するこの街で普通以上に沢山の悲しみを目にすることになるのだろうが、それよりも相手を選びたい。いつの間にか縋るような言い方になりながら胸に秘めた気持ちを、もっと深い関係を望む言葉を口にしようとする、しかし相手がこちらを思って同族になるのを拒絶している気持ちも分かって一瞬言い淀んでしまうと、その隙に別れにも近い言葉を言われ息を飲んでそのまま瞳を揺らした。擦り寄られる心地良さより相手と離れざるを得ない事実が、共にいることを望まれないことが、何よりも胸に食いこんで痛い。喉が詰まって苦い味がする、瞳の奥が握りつぶされるように締まる、「ンなこと言うなよ…」と小さく捻り出すのが精一杯で抱き締める手でそこにある布を強く握ると「…置いていかないでくれ」と震える声で縋るように懇願して)


9843: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-01 14:52:58

…君の気持ちは嬉しいよ、ありがとう。こんなに思って貰えるのは幸せだね。
(こちらが挙げたデメリットに関して相手がその対処法をあげていく、その必死さや健気さが心に染みて温かくなるがやはり相手の人生を大きく変えてしまう願いには頷けない。こちらにしがみついてくる相手を優しく撫でて宥めていたがその中の一つで相手どの記憶を大切にして忘れないと告げるとその瞳が揺れた。苦々しい顔をして小さく呟いて精一杯求めてくれる相手に目を細めると頬に手を添え、そこを撫でながら感謝を伝える。今ある記憶の中では相手が一番強く自分を思ってくれて、大切な人だ。だが、だからこそ相手には幸せな普通な人生を過ごして欲しい。寿命を思えば置いていくのは君だろう、とは口には出さず曖昧な笑みを浮かべて自分の想いを伝える。このままでは相手がずっと沈んだ顔になりそうで少し悩んでから「えいっ」と声に出すとその体を横抱きに持ち上げる。血を吸ったばかりでは力が有り余っていて後ろの羽で軽く宙に浮かぶと上下に軽く動きながら「血を貰って体もすっかり元気になったし街に行こうよ、翔太郎」と明るい口調で声を掛けて)


9844: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-01 16:08:46


…っ…………な、…そういう約束だったな。もう日も沈んでるだろうしハロウィンの様子見に行くか
(頬に手を添えられてその手は冷たくともこちらを思う暖かい言葉が降ってくる、それが何より相手の優しさで心からの感謝だと分かっているのに、それもこちらを拒絶するような言葉に思えてどうにもならない現実に目を強く瞑って顔を俯かせた。こんなに近くにいるのに相手との距離はあまりにも遠い、だがこれ以上縋ったところで相手の心変わりがないのも分かっている。この関係にいつか訪れる終わりに打ちひしがれていれば突然体が宙に浮いて声がでる、どうやら相手に抱えられたようでそのまま地面から離れれば目を開いて丸くした。見た目は華奢なのにこちらを軽々と持ち上げるくらいには相手は正真正銘の吸血鬼らしい。意識的に明るい声を出す相手にゆっくりと息を吐いて自分の願望を沈めていく、誰かに追い縋るなんてハードボイルドじゃないと自分に言い聞かせるが同時に心の何処かが軋む音が聞こえた。こちらも無理やり笑みを浮かべれば螺旋階段の上を指差し「あそこまで頼むぜ、フィリップ。あ、外では飛ぶなよ?」となるべくいつも通りを意識して冗談めかして言い)


9845: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-01 17:29:32

ああ、任せてくれ。
(相手の願いは叶えられないと遠回しの意味を込めて感謝を伝えたがやはりその顔は俯いてしまう。このままずっと押し問答を続けてもどうしようもなく、相手の体を持ち上げると驚きの声が上がった。湿っぽい空気を切り替えるように明るい声を掛けると相手からも全てを飲み込んだような様子が見えてその優しさに胡座をかいていることに胸は痛みつつこちらも軽い笑みを浮かべて頷いた。そのままふわりと浮かび上がったまま螺旋階段をすっ飛ばして扉をくぐり抜け事務所スペースに向かう。そのまま降ろすことなく相手こだわりのハット掛けの元に向かうとそこから独断でピンと来た物を選んで相手の頭に被せる。角度も調整していつもの相手の姿を作りあげれば満足そうに「これで良し」と呟いた後「じゃあ行こうか」と告げてから横抱きのまま事務所を後にして外への階段を降りていこうとして)

9846: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-01 18:49:51


…ありがとよ、フィリップ。……な、待て待てっ!このまま出ていけるわけねぇだろ!!下ろせ!
(空を飛ぶという感覚は何度経験しても慣れない、先程あんな話をしたあとではこれも相手との間にある決して埋められない差なのだと思ってしまって胸に痛みが突き刺さるが相手の軽い笑みを前にこちらも同じく小さく笑みを浮かべていた。そのままガレージを出れば抱えられたまま帽子が選ばれ被せられる、拘りの帽子を相手に選ばせて良いくらいには気を許していて抱えられたまま世話を焼かれるなんて甘やかされる行為に照れ臭そうに笑って、同時に胸の痛みは少し和らいだ。いつもクールでハードボイルドな男で居ようとしているが相手の前では不意に肩の荷を下ろしてしまう、それは相手が吸血鬼という長命で人智を超えた存在であるから以上に相手だからというシンプルな理由なのだがそれを伝えたことはなかった。擽ったい気持ちになっている間にいつの間にか事務所を出て階段を下っているのに気が付く、そこでようやくハッとして相手の腕をバシバシと叩いて制すると無理やり腕の中から抜け出した。危ないところだったと息をつけば「俺のハードボイルドなイメージが崩れるとこだったぜ」と一人呟く。咳払いをして改めて相手の方を向けば「会場は風.都.タ,ワ,ーの周りだ。ちゃんと人間のフリしろよ?」と釘を刺して)


9847: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-02 00:04:42

元々崩れてそうだけど…、わかってるよ。行こう、翔太郎
(相手にハットを被せて出発する準備が整えば相手を抱き上げたまま事務所を後にして階段を下る。その途中急に相手が暴れだしてこちらの腕を何度も叩いてくれば仕方なく怪我しないように気を付けながら地面に降ろした。これくらいどうってないことだと思うのだが相手は妙に気になるらしい。いつもの枕詞であるハードボイルドの意味を以前調べたことがあるが自分の前はもちろん、外でもそれにあてはまっているとは思えなくて思わずツッコミを入れる。そして改めて前置きをされると子ども扱いされているようでちょっぴり拗ねた顔をしつつ夜に染まってハロウィンのオレンジや黒のイルミネーションで彩られてた風.都.タ,ワ,ーを指さしてそちらの方に歩き出した。少しして街の中心に近づいてくればちらほらと仮装している街の人を見かけるようになる、興味深そうにキョロキョロしながら歩いていたが風.都.タ,ワ,ーに近づきハロウィンの飾りや音楽が流れてくるようになれば目を輝かせて辺りを見渡す。血を吸ったおかげか吸血欲求が出ることもなく普段夜に出歩く分ここまで人が居て賑わっている街の姿を見ることがなければ「夜なのに凄い人の数だ…!」と興奮気味に声を上げていて)


9848: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-02 12:46:27


ハロウィンは夜が本番だしな。さっき言ってた依頼ってのはこの会場の見回りだ。だから適度に様子見つつ浮かれねぇように…
(探偵として何より大事にしているハードボイルドであること、この街の探偵の最低条件なのに相手からは元々崩れているなんてツッコミを受けてしまいきっちり「崩れてねぇよ!」とツッコミ返してしまった。ハットの位置を直してから会場に向かえば日が落ちてもまだまだ会場は賑わっていて多くの人が仮装して歩いている。相手はずっと忙しなく周囲を見回していて目を輝かせている、先程子供扱いされて拗ねたばかりなのに子供っぽくはしゃぐ姿に「離れんなよ」と小言を言いながらも口角は上がっていた。相手にとってはこれだけの人がいることも珍しいようで返事をしながらもっと人が多い場所につれていけばどんな顔をするのだろうと想像してしまう。夏祭りであれば夜で人も多く、花火も見ることができてうってつけだろう。相手がこちらのことをずっと覚えていてくれると言うのならできるだけ楽しい時間で記憶を満たしておきたい。密かに新たな予定を立てつつ夜の依頼について伝えておく、会場は暗く仮装のおかげで正体を隠すことが出来る場所故不穏な動きがあったのだ。そんな事情もあり油断は出来ないと伝えようとした時、イベントスタッフらしき人がこちらに駆け寄ってきて『そこのフェイスペイントのお兄さん!お菓子集めやってみませんか?』とジャック・オ・ランタンを模した小さなお菓子入れを差し出してきて)


9849: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-02 20:53:04

なるほど、なら色んなところを回った方がよさそうだね。…お菓子集め?
(珍しい周囲の景色を見まわして目を輝かせていると相手から依頼の内容が教えられる。どうやらこのハロウィン会場の見回りのようでこの場所の雰囲気も楽しめて一石二鳥だ。不審な人物に遭遇したとしても相手とならばなんとかなるだろう。気を引き締める相手に対して楽観的な様子で歩いていると狼男の仮装をしている人がこちらにやってきて不思議な形をしたかごのようなものを差し出してきて反射的に受け取る。フェイスペイントというワードがぴんとこなかったものの自分たちに話しかけられているとわかれば首を傾げる。話を聞くところによると同じように会場にいるイベントスタッフに合言葉を言うとお菓子が貰えるらしい。一つ一つ形が違っていて全部集めるとちょっとした景品もあるとのことだ。『凄く気合の入った格好されてますから楽しめるはずですよ!』とさらに言われると相手の方を見て「この辺りを見回るなら参加してみてもいいかい?」とキラキラした目を向けながら尋ねて)

9850: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-03 07:56:24


あ……まぁ会場を一周するついでならいいか…でも仕事中だからな!あんまりはしゃぐなよ!
(気の抜けないこちらに対して相手は好奇心全開でそれが目に付いたのか狼男の仮装したスタッフが近づいてきて、その瞬間にこのイベントの目玉のひとつを思い出すと思わず声が出る、この催し物を教えられて相手が興味を示さないはずが無いと今までの経験から瞬時に分かったからだ。スタッフから説明を聞き相手は案の定目を輝かせるとその目をこちらに向ける、これはもうダメだと言っても聞かない目だ。それにこうやって人の多い場所で相手がこんな顔をすることなんて今までになくて、それを思えば相手にこのハロウィンというイベントを楽しんで欲しいという気持ちが勝ってしまった。格好だけでも呆れたため息をつくが人の中で楽しもうとする相手に嬉しさが勝って口角をあげながら了承の返事をする、一応釘は刺して置いた。狼男のスタッフは『楽しんで下さいね!』と言ってその場を去っていく、気を抜かないようにしつつ会場を回ることを決めるもふと思い至ればすました顔で相手の方を見て「そういやさっき言ってた合言葉って、お前知ってんのか?」と浮かれるなと言っていた本人が楽しげに問いかけて)


9851: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-03 13:42:38


君より重ねている年は多いのだから子供扱いしないでくれ。 勿論知っているよ、トリックオアトリートというのだろう?
(相手から了承を得ることが出来れば無邪気に喜んでカゴを握り締める。だが先程から相手に何度も釘を刺されていれば若干ムッとしながら自分の方が年上だと主張する。見た目は相手と同じくらいか少し下に見えるかもしれないが既にその十倍以上は優に生きているのだ。スタッフが驚いたのには気づかないまま手を振って別れると相手に合言葉について聞かれる。何処か嬉しげな様子にこちらも得意げな表情を浮かべて本などで得たハロウィンの合言葉を披露する。仮装した子供などがお菓子を貰う為に使うお決まりの言葉のようでふと良いアイデアが浮かぶと少し口を大きく開けて牙を見せながら「トリックオアトリート!」と相手に声を掛けて)


9852: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-03 16:46:14


誰が言ってんだよ…え、……ほんとは子供用だけど、悪戯は勘弁、…
(相手は見た目こそ、特に今夜は人間とほとんど変わらないが悠久の時を過ごす吸血鬼なわけで、再三釘を刺せば抗議の表情を浮かべる。だがそういう行動こそが子供っぽいわけでついついこちらもそういう扱いをしてしまうのだ。呆れ半分に誤魔化しつつお菓子を貰う合言葉を尋ねてみる、流石本の虫なだけあって人間の文化もバッチリのようだ。それなら安心だと返事をしようとした矢先、相手は何かを思いついたようでこちらと目が合う、直後それこそ吸血鬼らしく牙をこちらへ見せながらハロウィンの合言葉をこちらへと言ってくれば言った先から子供っぽいことをする相手に思わず笑ってしまった。イベント会場を回る以上知り合いに声を掛けられるかもしれないと内ポケットに忍ばせていた大玉のキャンディを取り出す、気取った仕草をしながら相手に差し出そうとするがハタと思い直すと手を引っ込めて「…さっき甘いのをお前にやったよな?」と笑いを噛み殺してすました顔をしながら先程の吸血のことを持ち出して)


9853: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-03 21:44:25


ハロウィンの会場にいるなら君も対象だろう?…え、確かに甘かったけど、あれはお菓子じゃないし…
(相手と目があえばここぞとばかりに合言葉を口にしてお菓子をねだる。先ほど子ども扱いしないようにとはいったがこれは話が別だ。得意げに相手を見つめながら待っていれば相手のジャケットの内ポケットからキャンディーが取り出されて目をきらきら輝かせる、手を出して待っていたがその途中でひっこめられて笑みをかみ殺しきれていない表情で先ほどの話を持ち出されると思わず固まってしまう。確かに相手の血は何物にも代えがたいくらい甘美な味で凄く甘かったがハロウィンで渡されたりするお菓子ではない。だがもともとのトリートの意味であるご褒美を考えれば大きくは間違ってはいない。筋が通っているのか通っていないのかと悩んでぶつぶつとつぶやくと何とか頭をこねくり回してから「…先払いは認めてない」と屁理屈をこね始めて)


9854: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-04 07:50:19


…そこまでこのキャンディが欲しいなら仕方ねぇな。吸血鬼は甘いものに目がねぇって覚えとかねぇと
(内ポケットからキャンディを取り出せば相手は途端に目を輝かせて、そんな物欲しそうな姿を見せられてはちょっとした悪戯心が擽られてしまう。悪戯を回避する為の【お菓子】はもう渡したと言えば相手は固まってしまう、そこからなんとかキャンディを貰おうと理屈を捏ねくり回す姿は聡明な長寿種とは思えないほど可愛らしくて口元は何度かニヤけてしまいその都度グッと結び直していた。漸く理屈を捻り出した相手を暫くジッと見つめて悩むような伺うような視線を向けたあと、上機嫌な声色で言葉だけはしぶしぶキャンディを渡すことにする。ハロウィン定番の合言葉を使って今すぐ甘いものが欲しいのならとキャンディの包装紙を自ら破くと中身を摘んで相手に差し出し「ほら、口開けろ」とさらに子供扱いして)


9855: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-04 11:40:32

っ、僕は単にハロウィンという文化を満喫してみたいだけで……ん、
(何とか相手の理屈をつき返そうと屁理屈を捏ねて主張してみれば暫し相手と見つめ合うことになる。こちらも負けじと見ていて相手が折れるとぱぁっと表情を明るくするが上機嫌にからかい混じりの言葉を言われると子供っぽくごねていたように見える態度だったのに気付いて固まり、咳払いをする。あくまで文化を楽しむために乗ったのだと主張するがそれがまた子供っぽいことには気付かず視線を迷わせていたが相手が包装を破ってキャンディを差し出してくるとつい視線はそちらに向かう。このまま素直に貰ってしまえば更に子供扱いされてしまうが甘いキャンディは欲しい。プライドと欲求の間で揺れて視線を迷わせていたが結論を決めれば顔を近付ける。大きく口を開けてキャンディを食べるが摘んでいる相手の指先まで口に含むとじっと相手を見たまま軽く甘噛みをして「…はまひね」と感想を呟いて)


9856: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-04 12:29:12


ならこの甘いキャンディも食っとかないとな。……、…ッ?!バカお前っ!!
(悪戯の代わりの甘いお菓子として相手にキャンディを差し出せば途端にその表情は輝いて遂には笑みを浮かべてしまう、こちらより何年も長く生きているように見えない無邪気な顔にどうしようもなく胸は擽られた。揶揄うようなことを言えば漸く自分の振る舞いに気付いたのか咳払いをするが当然遅く、口元がニヤけるのを抑えられないまま封を切ったキャンディを差し出す。更なる子供扱いに相手は迷っていたようだったがもう取り繕ったって過去は変えられない、口元を緩ませたままにしていれば相手は顔を寄せて口を開けた。牙がチラリと唇の後ろに見える中、相手はこちらの指ごとキャンディを口に含んで目を瞬かせる、刹那の間指先が口内の暖かさに包まれた。直後そこが甘噛みされると予想外の刺激に思わず肩を跳ねさせる、先程吸血された直後で最中の感覚がぶり返すと一気に顔を赤くさせた。慌てて指を引っ込めると文句にもなっていない言葉を叫ぶ、周囲にはイベントに参加している人が多く行き交っているというのに人の目があるところで平時から離れたことをするなんて。顔の赤みを隠すようにハットを目深に被れば「イベント参加すんだろ!俺じゃなくてスタッフにトリックオアトリートって言えよ!!」と今更な文句をさらに叫んで)


9857: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-04 14:28:34


だって君から一番に貰いたかったんだ。 じゃあ他にも合言葉を行ってお菓子を集めに行こう!
(澄ましているように見せているが先程から口元がにやけていてこちらの反応を楽しんでいるのが分かる。相手の思い通りというのは少々気に入らなくてキャンディと一緒に相手の指先を口に含む。そのまま甘噛みして見せれば分かりやすく肩を跳ねさせその表情も大きく変われば悪戯が成功したようで笑い声を零す。相手が指を引っ込めると口の中には甘い飴だけが残って軽く転がしながら真っ赤な顔を覗いて調子の良いことを言う。普段ならあまりしないがこの祭りの様な賑わいならば誰も気に留めたりはしないはずだ、文句を叫ぶ相手にくすくすと笑いながらもイベント参加への前向きな言葉を聞けばその手を引いて、かごの中に入っていたスタッフのいる場所のヒントを見ては次の場所へ弾む足取りで向かった。【ツリーの近くにいる大きな鎌を持った死神に注意!】と書かれた場所に向かえば人の身長を超える大きなツリーにお菓子やハロウィンの飾りがあってその隣には死神の装いをしたスタッフがいた。ツリーを見ては「こういう飾りつけをするのはクリスマスという文化では無いのかい?」少々首を傾げて疑問を呟きつつ死神に近づくと「トリックオアトリート!」とやる気たっぷりに声を掛けて)


9858: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-04 18:10:02


ッ、…そうかよ……だァっ?!待てフィリップ!!
(相手を子供扱いして楽しんでいたはずなのに予想外の行動にすっかり立場は逆転して必死に顔を隠しているのに相手はわざわざその顔を覗き込んでくる、視線から逃れようとするがその前に放たれた何気ない、しかしこちらを特別扱いする一言に心臓が強く鼓動を打つ。更に顔に血が上るのを感じて小さな声で返事をするのが精一杯だった。こちらのことなど気にせずやる気満々の相手は目を逸らしている隙にこちらの手を取って勝手に進み出してしまう、またも文句を叫ぶが相手の表情が先程よりも煌めいて見えれば大人しく手を引かれることになった。ヒントを頼りに最初の場所へとたどり着く、相手はツリーを見上げて疑問を口にしていて「そこは運営とか、大人の事情だろ」と返事をしておく。きっとハロウィンが終わってすぐ始まるクリスマスの設営も兼ねているのだろう。若干怪しくともかぼちゃやコウモリが飾ってあれはそれはハロウィンのものだ、傍にいた死神のスタッフに相手が声をかければスタッフはにこやかに何かを取り出し、そしてこちらを見る。暫く目があったあと『仲良しのお兄さんも!』と言われそこで漸くまだ手を繋いだままなのに気がつけば慌てて相手から離れた。咳払いをしてその場を誤魔化せば「トリックオアトリート…」と言うが『もっと元気よく!』とやり直しを命じられ、数度ラリーが続いた後に漸く『ではお菓子をどうぞ!次は丸い明かりに照らされた狼男に気をつけて!』とお菓子をゲットした。若干げっそりした顔で貰ったお菓子をみれば「なんだこれ?クッキーだが…変な形だな」と見た事のない形状に色んな角度からクッキーを見ていて)


9859: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-04 19:37:36

……ふふ、…君もお菓子が貰えて良かったじゃないか。…本当だ、何の形だろう。
(ツリーに関して触れれば大人の事情だと妙な答えが返ってくるがスタッフを見つければ早速近づいて合言葉を口にする、するとスタッフはにこやかに微笑むが相手の方を見ればそちらにも合言葉を求めている。ほぼ無意識につないだままだった手を解かれると「あ」と声を零すが咳払いしながら合言葉をぽつりとつぶやく姿を見ればつい口元がにやける。小声ではダメだったのかスタッフに何度も言い直すように言われてそのたびにトリックオアトリートと恥ずかしそうに口にする姿を見ればニヤケは止まらず籠で口元を隠しながらその様子を見守っていた。自分と同じくらいの声量になってようやくスタッフからオッケーを貰うと可愛らしくラッピングされたお菓子を受け取る。スタッフがほかの子にも対応しに行けば相手の右隣に並んで楽しそうに揶揄いの言葉を投げかけた。なかなか珍しい姿が見れたことにご機嫌になりつつ相手がクッキーを見ていれば一緒にそこを覗き込む。クッキーによくある丸や四角の形ではなく何とも言えない形をしていれば興味がわいて顔を動かして観察を続ける。切れ端という可能性もなくないがスタッフの持っていた袋の中には似たような形のものが揃っていたような気がする。最初のスタッフの説明を思い出すと「もしかしたら全部集めたら何かの形になる…とかじゃないかい?」と可能性を口にして)

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