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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
8779:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-30 19:34:02
…いいのか?じゃあ一緒に謝りに行きたい。それでフィリップと一緒にあいつを捕まえる!俺に任せとけ!
(唇が触れたおでこは未だじんわりと暖かい気がする、これまでずっと相手と触れ合って来たのに先程の口付けは何よりも特別なものに感じてなかなか心臓のドキドキが止まらなかった。また強く抱き締められてドキドキは加速して、しかし謝罪を伝えたあとに頭を撫でられればゆっくりとそれは落ち着いていく。ひとりで謝りに行けば侑斗に睨まれて怯んでしまいそうだが相手がいればきっと大丈夫だ、侑斗とデネブの大切なもので強い決意の証を奪ってしまっていたのだからきちんと謝らなければ。そして探偵としての仕事が残っていることを告げられると自信に満ちた笑みを浮かべて元気な声で返事をしていた。自分の時間であの犯人を取り逃してしまった責任は自分にある、未来であろうと土地勘はある程度使えるだろうと気合いを入れた矢先に相手のス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ンが着信音を響かせた。画面に表示されたのは探偵の名前で、相手が電話に出るやいなや「おいフィリップ!さっきのド.ー.パ.ン.ト見つけたと思ったら俺を眠らせた奴と知らねぇ奴がいてフィリップの知り合いだとか騒いでんだけどどうなってんだ?!」とやや混乱気味の声が電話口から聞こえてきて)
8780:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-30 20:57:32
頼りにしているよ、…ちょっと待っててくれ。どうしたんだ、…侑斗達とド.ー.パ,.ン.トがそこに居るのかい? 事情は後で説明するから場所を教えてくれ
(二人で侑斗達に謝る約束も結ぶと本来の目的であるこの時間に逃げていったド.ー.パ.ン.トの捜索に話を移す。気合いの入った声に口元を緩ませ解いた手でポンポンと頭を撫でているとス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ンが着信を知らせる。そこに写った名前にちらり相手を見るも言葉を挟んでから電話に出た。こちらから用件を聞く前に相棒から混乱気味の声が捲し立てるように聞こえてくる、相棒をねむらせたヤツというのは恐らくデネブで一緒に居るのは侑斗だろう。どうやら二人が先に怪物を見つけたようだ、相棒からしたら自身に危害を加えた者と見知らぬ人から自分の名前が出て騒がれているという訳も分からない状況だろう。だがそれを説明する暇は無く、後回しにする形で今居る場所について尋ねた。未だ混乱中の相棒から通りの名前を聞くと一旦端末を話して「緑風通りって分かるかい?」と相手に問う。相手からの返事を貰い「僕もそこに行くからド.ー.パ.ン.トを逃がさないようにしてくれ」と伝えてから電話を切ると「怪物も侑斗達もそこに居るらしい、行こう」と声をかけて)
8781:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-30 21:46:30
うん、分かるよ。…よし、今度こそあいつを捕まえようぜ、フィリップ!
(やるべき事のために気合いを入れ相手に頭を撫でられるとすぐ緩んだ顔を浮かべて撫で受ける、相手に電話がかかってくるとタイミングの悪さに少々ふてくされるがそのまま相手の様子を見守っていた。一方で電話の向こうの探偵は相手に状況説明を求めたものの説明を後回しにされてしまい「なんでだよ!」と声をあげていた。所在を聞かれて答えるもののド.ー.パ.ン,トが目の前にいるこの状況なら直ぐ変身すればいいのに今から行くと言われてしまいまた「なんでだよ!!」と叫んでいたが電話は切られてしまった。幼い探偵は相手が電話を終えたのを見れば気合いを入れるように拳を握って相手の手を取る、駆け出したい気持ちだったがその前にゆっくりと事務所を見回した。この光景も忘れてしまうのだろうがいつかたどり着く未来は思い出せないだけで心のどこかで残っているはずだ。何処か晴れやかな気持ちで相手の手をギュッと握ると事務所を飛び出して緑風通りへと急いだ。通りの近くへ来てみれば既にあの怪物の姿で派手に暴れているせいか人々が逃げていく姿が見える、遠くの方では侑斗と指先から弾を打ち出し怪物を牽制するデネブと、スーツを着た誰かがいた。その人物はおやっさんと同じ帽子を被っていて息を飲む。先程の電話からしてもきっとあれが未来の自分なのだろう。そう認識すれば前触れもなく立ち止まって相手の方をみる、確か侑斗は自分が未来の姿を見る分にはいいが未来の自分がこちらの姿を見るのはダメだと言っていた。これ以上近づけば未来の自分に見つかってしまうかもしれない、「俺は遠くからみとくよ」と相手に声を掛ける。相手と再び変身できないのは残念だがこの時間の相棒は未来の自分なのだ、繋がった手を再びギュッと握ったあと「頑張れよ!フィリップ!」と応援を送ればゆっくり手を離して)
8782:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-31 01:23:33
…翔太郎? …分かった、そこで今の僕たちを見ていてくれ。
(電話の向こうの相棒からはツッコミの言葉が聞こえたが後でまとめて説明すれば良いだろう。相手にその現場に向かうように声をかけると手を取られて扉の方へとの移動する。事務所を出る前に相手が部屋の中を見回すのを見れば思わず目を細めた。手をぎゅっと握られるのを感じながら相手の案内で怪物のいる通りへと急ぐ。現場に着くと少し遠くで怪物の姿と侑斗とデネブ、そして相棒の姿が見えた。そのまま皆の元に向かおうとした所で相手が立ち止まる。不審そうに視線をやればここに居ると返され今と過去の相棒が鉢合わせることになりそうだったことに気付く。他人ならともかく自分の過去の姿ならすぐに分かってしまうだろう。聡い相手はそれが分かっていたようで繋いだ手を強く握られながら応援の言葉を送られると小さく笑ってこちらからも手を握り返した。たとえ忘れるとしても今の自分達を見て欲しい気持ちもある、ゆっくりと手を解くとそう告げてからこの時間の相棒の元に駆け出した。足音に気付いた侑斗が『遅いぞ』などという中「お待たせ、翔太郎」と相棒の右隣に並ぶ。怪物はあらゆる物を過去に戻したりして派手に暴れ回っている。「彼らは野.上.良.太.郎達と同じイ.マ.ジ.ンと仮.面.ラ.イ.ダ.ーであのド.ー.パ.ン.トを追うのに協力して貰ってたんだ」と過去に行ったことは伏せて説明しつつ「行けるかい?翔太郎」と疾風のメモリを構えながら問いかけ)
8783:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-31 08:22:46
だからっ!あれはド.ー.パ.ン,トっつってあいつだけじゃなくて、『俺達』のメ.モ.リ,ブ,レ.イ.クじゃねぇと倒せねぇんだよ!いいからそこで大人しく…、フィリップ!良太郎の?知り合いがいんなら早く言えよ…
(幼い探偵が相手の手を離して未来の相棒の元へと送り出した頃、当の探偵は時計の腹を持つド.ー,パ,ン.トが暴れる中で侑斗と言い争いをしていた。戦闘で場が混乱する中で互いに一方的な主張しかできずに睨み合っていると相手が右隣にやってくる。そこで相手から手短に二人のことを紹介されると眉をひそめながら侑斗とデネブの方を見る、そう言われればデネブはモ.モ.タ.ロ,ス達と何処と無く似てる気がした。しかも仮.面,ラ.イ.ダ.ーだと言われればようやく自分達が倒すのだと主張していた意味が分かってくる。いろいろとまだ文句は言いたいのだがデネブの牽制であのド.ー,パ,ン.トを抑えておけるのも時間の問題だろう。腰にドライバーを据えて意識を共有する、左隣で切札のメモリを構えると「ああ、行くぜ相棒」と声をかければメモリを起動して『JOKER』とガ.イ.ア.ウ,ィ.ス,パ.ーを響かせ「変身ッ!」と相手と声を合わせた。相手の意識と共にメモリが転送されてくれば二人分のメモリをセットしドライバーを開く、この街の風が二人を包み込んで舞い上がり装甲を纏えば変身を果たした。デネブが『おぉ!』と興奮の声をあげる中、未だ暴れる犯人に向かって左手を突きつけると「さ.ぁ.、.お,前,の,罪.を.数.え,ろ.!」と犯人に投げかけるいつもの言葉を声を揃えて突きつける。周囲にこの街の風が舞う中、遠くからその様子を眺めていた幼い探偵はただ圧倒されるように相手と未来の自分の姿を食い入るように見つめていて)
8784:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-31 12:05:35
さ.ぁ.、.お,前,の,罪.を.数.え,ろ.!あのド.ー.パ.ン,
トは腹の時計を動かして物体の時間を戻す能力を使うみたいだ。その前に接近戦で一気に決める
(お互い言い合いのようになっていた所に割って入り二人のことを簡潔に説明すると以前の経験も相まって状況を理解したようだ。愚痴っぽくこぼされる言葉に苦笑いを零しつつメモリを構えると相手がドライバーを宛がって自分の腰にも同じものが現れる。「ああ!」と応じてメモリを差し込むと意識とともに相手の元に転送され元の体が倒れていくのを感じながら二人で一人の姿への変身を果たした。意識を共有している事がしっくり来て口角が自然と上がるのを感じながら怪物の方を向く、いつものように左手を突きつけると声を揃えて罪を数えさせる言葉を投げかけた。怪物が雄叫びを上げながらこちらに向かってくるとさっきの戦闘から能力についてを共有しながら迎え撃つ。息のあった動きで拳を打ち込み連続で攻撃を加えていった。怪物はよろめき『くっ』と呻き声をあげるがその瞬間腹の時計の色が変わり発光しだす、左側に攻撃を任せすかさず右足で蹴りを入れて針の動きを制した。そのまま風.都.の風と共に怪物を吹き飛ばすとその掌にあのカードが浮き出るのが見えた。また何処か過去に戻られては困る。「決めるよ、翔太郎」と声を掛けるとスロットに切り札のメモリを差し込んで)
8785:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-31 16:16:26
…なるほどな。___っ、させるかよ!あぁ、行くぜフィリップ!
(二人で一人の姿になれば罪を数えさせるために怪物へと向かっていく、流れ込んでくる相手の思考は妙に高揚していてさらにこの怪物の特徴を知れば仮面の下で不敵に笑った。時間を巻き戻す隙を与えずに次々と拳を打ち込んでいく。異形の体がよろめいた所にさらに左拳を叩き込み、腹の時計が動こうとするがその前に相手が蹴りで針を止めれば能力も発動せず風に弾かれ怪物の体は地面に転がった。ここが好機だろう、相手からも声がかかれば力強い声でそれに応える。スロットに差し込んだメモリを起動しマ.キ.シ.マ,ム,ド,ラ.イ.ブ.を発動する、軽く手を開けばこの街の風が体を包み込み二人で一人の体は宙へと浮かび上がった。そして、相手と声を揃えて「ジ.ョ.ー.カ.ー.エ.ク.ス.ト.リ,ー.ム.!」と必殺の二連撃をド.ー.パ.ン.トへと叩き込む。怪物は爆発して消失する、地面に降り立ち振り返れば人間の姿に戻った男が力無くカードらしきものをポロリと落として同時にメモリが排出されると高い音と共に砕け散った。無事にこの街の涙を拭うことができればフッ、とキザったらしく笑って)
8786:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-31 17:31:53
僕たちの勝利だね。……僕は彼らへのお礼や後処理があるから先に事務所に帰っててくれないかい? 経緯とかはその時に説明するから
(息のあったコンビネーションで追い詰めていき能力の発動も何とか食い止める。こちらの声がけに力強い返事が聞こえると口角が上がるのを感じつつマ.キ.シ.マ,ム,ド,ラ.イ.ブ.を発動させ息を揃えて二連撃を叩き込んだ。怪物は爆発を起こし、姿が人間の物に戻ると排出されたメモリは砕け散ってカードも男の手の近くに落ちた。左隣からキザっぽく笑うのを感じればその連携を称え合いながらメモリを外して変身を解除する。元のからだを起こして相手の横に立つがちらりと過去の相棒が隠れている方を見る。怪物を倒したばかりだが約束したことを実行するには今の時間の相棒が居るのは困る、先程から一方的にお願いしたり動いてもらうばかりだがここも譲れなくて相棒の方を見ると詳細は明かさずに先に帰って欲しいと告げる。不誠実だと思うが彼らの守る時.の運.行.の.為だ。決して何か悪い事をしている訳ではないのだとじっと相手を見つめながら反応伺って)
8787:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-05-31 18:08:12
……分かった。その代わりちゃんと事務所帰ってこいよ。俺はこいつをジンさんに引渡したら事務所に戻ってる
(無事にメ.モ.リ.ブ.レ.イ.クを果たせば相手から勝利が称えられ変身を解除する、起き上がった相棒を迎えるとそろそろ事情説明がなされる場面かと思った。しかし相手は直ぐ様こちらをこの場から離れるように言って目を瞬かせる。突然ド.ー.パ.ン,トが現れ、突然見知らぬ二人と言い合いになり、戦闘が終われば突然離脱することになるのだ。だがこちらを見つめる相棒の目は真っ直ぐとしたもので決して何かやましいことがある訳では無いのがドライバーなしにも伝わる、何かしらの事情があるといったところだろう。相棒を差し置いてその二人と一緒に行くのかと言いたいところだがここで騒ぎ立てるのも大人気ない。ここはハードボイルドな探偵らしく相棒をただ信じることにしようではないか。それに結局変身するところは見れなかったが侑斗は仮.面.ラ.イ,ダ.ーでデネブもイ.マ.ジ,ンとして相当強い、相手を任せても問題ないだろう。伸びている犯人を請け負うことを申し出ると肩に腕を回させ犯人を支えて立たせる、二人の方を向けば「フィリップのことよろしく頼むぜ」と相手のことを託してその場を離れていった。探偵が相手から十分距離を取り角を曲がったところで相手目掛けて小さい歩幅の足音が駆け足で近づいてくる、そして「フィリップ!!」と相手の名前を呼ぶと共に幼い探偵はそのまま抱き着いた。走ったのと興奮とで頬を真っ赤にさせながら瞳を目一杯輝かせれば「すごい!すごい!!この前変身したのと違う姿だ!それに…、フィリップと俺が並んでる時すげぇかっこよかった!俺、ああやってフィリップの隣に立つんだ!!」と興奮冷めやらぬまま叫んで抱きつきながらぴょんぴょんはねていて)
8788:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-05-31 20:06:02
…ありがとう、後でちゃんとした埋め合わせはするから。……翔太郎。そうだね、前に変身したのはイレギュラーなやつでいつもこんな感じで街を守っているんだ。
(相棒からしてみればいつの間にか気絶させられ目覚めたら自分は居らず外に出たところで逃げたはずのド.ー.パ.ン.トと二人に遭遇して戦闘した後も急に離脱という訳の分からない状況だろう。だが自分の要望を聞いて欲しいとじっと相棒を見つめれば渋々という様子ではあるが受け入れてくれて安堵の笑みを見せる。犯人の処置についてもやってくれるようで感謝しかない、全て話す訳には行かないが後からちゃんと説明やらをすると告げると去っていく相棒を見届けた。床に落ちたカードを拾っているとこちらに近付く足音が聞こえてそちらに目を向ける。自分の名前を呼ばれると共にこちらに抱き着いてくるのを受け止めるとこちらからも名前を呼んだ。相手の顔は興奮やらで赤く目をキラキラと輝かせながら先程の感想を捲し立てるように告げられる。相棒との姿を真っ直ぐかっこいいと言われると照れ笑いを浮かべつつ、アレが普段の自分達の姿だと説明をする。幼い相棒にとって理想的なコンビを見せることが出来ただろうか、緩く相手を撫でていたが手元のカードの存在を思い出すと「これ、二人で侑斗達に返そう」と言いながら二人のいる方向を見て)
8789:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-06-01 09:04:22
いつもあんなにカッコイイんだ……、うん。侑斗、デネブ
(相手に抱き着けば名前を呼ばれる、その幸福に包まれながら溢れて止まらない興奮をそのまま相手へと伝えた。街を脅かす怪物がいる噂は知っていたが街を泣かせる奴らを二人で力を合わせて倒す姿はただただかっこよかった。未来の自分が相手と並び立つ背中は息を飲むほどで今まで話にしか聞いていなかった相棒という関係が自分の想像をはるか上にいくものだと思い知らされた。そんな関係に相手となるのだ、大好きな相手とああやって相棒として並び立つ未来が進んだ先にある。照れ笑いを浮かべる相手に憧れの目線を向けていたがカードを見せられると笑みを引っ込めて真剣で少々緊張した面持ちになって頷く、これは今の自分がやらなければならないことだろう。相手からカードを受け取ると振り返って二人の名前を呼ぶ。侑斗は相変わらず冷たい目線でデネブはこちらを見守るようで軽く呼吸をしてから二人の方へと近づいた。今度は侑斗から目を逸らさずに真っ直ぐ見つめると「俺の考えだけで侑斗の気持ちも考えずにカードを隠しててごめんなさい。」とカードを差し出した。暫くこちらを睨んでいた侑斗だったがやがてため息をつくと『未来のお前とそいつのおかげで無駄にカードを消費せずに済んだから今回はそれで許してやる』と返事がされてカードを奪うようにして取られてしまった。それも侑斗なりの感謝の仕方なのだろうと思っていればデネブが隣にやって来て肩に手を置かれ『ちゃんと謝れて偉いな』と言われれば緊張も解けて笑みを見せる、相手の方へ目線を向けると「これで良かったかな?」と伺うように聞いて)
8790:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-06-01 11:38:54
……、バッチリだ。 侑斗、デネブ、僕からもワガママを聞いてくれてありがとう。
(相手の興奮は収まる様子はなく憧れの目線が向けられる。その感情が純粋な分照れ臭くもあるが一つ自分達の未来を指し示すことが出来ただろうか。だが安心する前に一つしなくてならない区切りがある、カードを渡すと相手は緊張した面持ちになって二人に近づいて行く、目を逸らすことなく謝罪の言葉を告げると少しの間沈黙があった後ぶっきらぼうな言葉と共に侑斗はカードを受け取った。この短い間だけでもその態度が照れ隠しなのは明らかで嬉しそうなデネブも相手の肩に手を置いて声を弾ませていた。その様子を見守っていると相手から伺うように問いかけられて笑みを見せるとその頭を撫でる。一旦その手を離すとこちらからも二人に礼を伝える。大事な相棒が笑顔を取り戻したのもこの時間に来ることを了承してくれたからだろう。相変わらず侑斗には目を背けられてしまったが彼らもカードを使わずに済んで良かった。そうして問題だったド.ー.パ.ン.トを倒してカードも取り戻せだ訳だがそうなればこの調査も終わりだ。ちらりとこちらと目が合った侑斗が一息つくと『事態も解決したしそろそろそいつを元の時間に返すぞ』と告げる。元の時間に帰れば相手の記憶もどこかのタイミングで消されてしまうだろう。覚悟していたとはいえ寂しさが押し寄せてくると「翔太郎」と名前を呼んで少ししゃがんで目線の高さを合わせてからぎゅっとその身体を抱きしめて)
8791:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-06-01 15:48:28
…、……フィリップ……俺を、…この時代に連れてくるよう侑斗達に頼んでくれてありがとう。俺は今よりも、もっとカッコイイ…フィリップの、相棒になれるって…知れて良かった…
(無事に侑斗にカードを受け取って貰えてデネブに褒められ喜んでから相手の方に振り返る、相手の評価もバッチリのようで頭を撫でられると嬉しそうに目を細めて撫で受けた。これでやるべきことは終わった。それはつまり相手との時間の終わりとこの記憶の終わりを意味して、侑斗から元の時間に帰るよう言われるとまた体を固めて沈んだ顔で俯いた。動けないでいると相手に抱き締められる、暖かな心地にこちらからもぎゅっと抱き着いて名前を呼んだ。本当は寂しい気持ちもやっぱり離れたくない気持ちも口にしてしまいたい、しかし相手に最高にカッコイイ未来を見せて貰った今言うべき言葉はそれではないだろう。深呼吸してから相手への感謝を伝える、そもそも前の鬼退治の時に相手が自分を見つけてくれなければ、そしてこの未来を見せてくれなければ強くこの先の道を歩んでいこうと思えなかった。例えそれが消えてしまう記憶だとしても。ゆっくりと言葉を紡ぐが話しているうちに気持ちが溢れてしまって段々と涙声混じりになってくる。しかし相手はこのやり取りも記憶に残り続けるのだ、最後の記憶を泣き顔で終わらせたくない。顔を上げて相手の肩に手をおけば目を合わせる、瞳には今にも溢れだしそうな涙が溜まっているが満面の笑みを浮かべてみせると「俺が閉じ込められてるフィリップを助けに行くんだよな?!そしたら約束通りぎゅって抱きしめるから、…だから……未来で待っててくれ!フィリップ!」と力強い言葉で相手に伝えて)
8792:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-06-01 18:37:46
…ああ、もちろん。君が迎えに来てくれるのずっと待っているよ。…それに翔太郎、例え記憶が無くなったとしても心はいつまでも繋がっているから、きっと大丈夫だ。
(侑斗からタイムリミットであることが告げられる。覚悟はしていたが寂しくてぎゅっと相手を抱きしめていると相手からも抱き着かれる。このままでいたいのにそれが駄目なことも十分理解していて深呼吸の気配を感じると顔を上げて相手を見つめる。相手は自分への感謝の気持ちを口にしていくが感情が昂ったのか段々と涙声が混じり始め言葉も途切れ途切れになっていく、だがちゃんとその気持ちを受け取ろうと腕に力を込めて聞いていれば顔が上がって涙でいっぱいになった瞳と目があってぐっと目の奥が熱くなった。泣きそうなのに満面の笑みで力強い言葉が向けられるとぎゅっとその体を抱きしめながら深く頷いた。相手があの場所に来てくれたからこそ全てが始まったのだ、自分の想いを伝えるようにこつんと額を合わせる。記憶が無くなったとしても二人で調査した出来事は消えることは無い、地.球.の.記.憶のどこかにも刻まれているはずだ。それに例えそうでなくても自分達は二人で一人だと誓うように告げると「今の君に出会えて良かった、翔太郎」と微笑んで)
8793:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-06-01 21:52:12
うん!変身した時みたいにずっと隣にフィリップがいるんだよな。俺も、ずっとフィリップの隣にいるから……フィリップ…俺も、フィリップに会えて良かった
(溢れだしそうな気持ちをなんとか飲み込んで笑顔のままこちらの想いを伝えればまた強く抱き締められる、その拍子に結局は涙が溢れ出してしまってこちらもぎゅっと相手の体を抱きしめた。頬に涙を伝わせながら額同士が重なる、暖かで柔らかな気持ちが胸を包み込んで幸せで満ちる。記憶を無くしてしまう悲しみは消えないが相手の言葉に額を合わせたまま頷くと至近距離で相手を見つめる。一度本当に心が繋がったのだ、あの感覚はきっと無くならない相手との強い繋がりだ。それは記憶がなくなっても消えはしないもので、ずっとこの胸の内にあり続けるものだろう。こちらからも同じ言葉を返すと涙のまま微笑む、この街の皆が自分のことを可愛がってくれているがこんなにも特別で離れがたくて唯一無二の存在は相手だけだろう。だが今はもう進まなければならない。空に汽笛が響き渡ると時空の裂け目のようなものが出来てそこからゼ.ロ.ラ.イ,ナ,ーが飛び出し侑斗とデネブの後ろに到着する。いよいよ別れの時のようだ。相手からそっと離れると侑斗とデネブのもとへ向かう、デネブはこちらの背中にそっと手を添えると『助けてくれてありがとうフィリップ、二人に依頼して本当に良かった!』と礼を伝え、侑斗は『世話になったな』と相変わらず素っ気ない。侑斗はそのまま電車に乗り込み後を追うようにデネブに導かれながら電車へ進む、電車へ乗りこみ足が地面から離れた所で相手の方を振り返った。そのまま電車はゆっくりと走り始める、デネブに後ろから支えられたまま今すぐ飛び降りたい気持ちを抑えたが大粒の涙は止まらない。しかし未来の相棒との約束は無くならない、そう思えば笑顔が浮かんで「じゃあな!フィリップ!!」と叫ぶと同時に電車は宙へと浮かんで)
8794:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-06-01 22:21:51
……。君たちも協力してくれてありがとう。次来る時はもっと愛想良く穏便な方法で頼むよ。
(二人でくっついてその存在を確かめ合いながらまた約束を重ねる。相手の瞳は涙でいっぱいになっているがこの時間に来る前に見た冷たい物だけでは無くなっている。そうして大切な言葉を送り合っていたが空に汽笛が響き渡ると侑斗達の列車が時空の裂け目から現れ二人の後ろで停車する。名残惜しい気持ちを抱えながら腕を解くと離れていく相手を見ながら立ち上がる。巻き込まれる形ではあったが逃がしたド.ー,
パ.ン,トを追跡して倒せたということもあり、デネブと侑斗にはお世話になった。礼儀正しいのと素っ気ないのとで彼ららしい別れの挨拶に初対面の印象を揶揄うような言葉を掛けておいた。三人が電車に乗り込む、前は見送られる側だったなと思い出しつつ振り返った相手の顔には涙が零れていた。駆け寄りたい気持ちをぐっと抑えて「翔太郎!」と叫ぶ、大きく手を振りながら敢えて「またね、翔太郎。未来で待っているよ」と再開を誓う言葉を大声で叫んだ。やがてドアが閉まって列車が動き始めると宙に浮かび時空の狭間へと消えていった。暫くその空を見上げて動けずにいたが交わした約束を思い出して長く息を吐く、自分に出来るのは今日の出来事を忘れないでいることだ。それにあの相手と地続きの今の相棒が事務所で待っていることを思い出すと無意識に口元は緩んで少々早足で事務所へと向かうことにした。__階段を登って事務所の前にやってくればいつもの様にドアを開き「ただいま、翔太郎」と言いながら相棒の姿を探して)
8795:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-06-02 07:46:36
ッ!…あぁ、またな!!
(電車がゆっくりと動き出し相手が離れていく、前回は電車を見送る側だったが今回はこちらが見送られる側だ。未来への期待と希望で胸を溢れさせなんとか笑顔で別れの言葉を叫ぶ、相手も敢えてその場から動かないように立ちながら名前を呼ばれた。きっとこれが記憶のあるうちで最後に名を呼ばれる機会だろう。そして別れの言葉の中でも次の再会を約束する意志を含む言葉が叫ばれると目の奥がグッと熱くなって結局は泣き顔を見せてしまう、めいっぱい胸に酸素を取り込んで力の限りこちらも同じ言葉を叫んだところで電車は高く舞い上がりまた時空の狭間へと進んでいった。
一方この時間の探偵は自分のデスクで小説を広げていた。相手が帰ってくるまでの時間に事務仕事を進めていれば予想外に早く終わってしまい手持ち無沙汰になって本を開いたのだが目が滑って内容が入ってこない、気がつけば時計を見てしまっている。相手に何か事情があったのはあの短い時間でよく分かったのだが、だからこそ危険に巻き込まれていないだろうかとソワソワしてしまう。あの二人がいれば大丈夫だろうと思い直しはするもののやはり相手のことが頭から離れなかった。そうして待っていればようやく事務所の扉が開いて勢いよく顔をあげる、無事な様子の相手をみれば一先ずは安心した顔を見せた。しかしこれだけの時間放っておかれて、しかも事情説明は後回しにされていれば思うところがないわけでもなく「無事に終わったみたいだな」と労う言葉をかけるも不満が少々顔に出てしまう。デスクに座ったまま小説を脇に置いてジッと相手を見ると「それで、いい加減何があったか説明してくれんのか?」と後回しにされ続けた件を持ち出して)
8796:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-06-02 11:49:11
…ああ、おかげさまでね。…僕達が追いかけていたド.ー.パ.ン.トはあれから能力を使って過去に飛んだんだ、そしてその先の過去であの桜.井.侑.斗が変身に使うカードが盗まれてしまったらしくデネブがこの街で探偵をしている僕の元にカードを取り返してほしいと依頼に来た。それから過去に飛んでド.ー.パ.ン.トを見つめて戦ったのだけど僕一人では対処できなくてまたこの時間に逃げたド.ー.パ.ン.トと二人を君が目撃した訳だ
(事務所に戻ってくるとデスクで本を読んでいる相手を見つけた。勢いよく顔を上げる相手は先程と違って自分と同じぐらいの背丈で先ほどのように小さくも幼くもない。だけど面影が重なるところがあれば思わず足が止まってその姿を見つめてしまった。相手から声を掛けられてやっと動きを再開するがその顔が少々不満げな、少し拗ねているようにも見える表情をしていれば小さく笑ってデスク前まで近づく。後回しにしていた事情説明を促されるがふと幼い相棒の件は話さない方が良いことに気付く、思い出してしまってはさっき泣きながら交わした約束が意味が無くなってしまう。だが上手い嘘をつく自信も無ければ少し考えて肩さっきまであったことを幼い相棒の存在を抜きにして起きた出来事を説明した。時を超える経験は相手もしたことがある、流れとしても不自然ではないはずだ。「僕はともかく君が過去に向かったらこの街で暮らす幼い自分と出会って時.の.運.行が乱れてしまう可能性が高いから気絶させたってデネブが言っていた」と嘘ではない補足説明を加えながら反応を伺ってみて)
8797:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-06-02 12:33:39
……なるほどな。それで俺抜きで調査が進んでたってわけか。仕方ねぇとはいえ気絶させる必要はねぇだろ…まぁお前が無事なら良かった、犯人も捕まえられたしな
(事務所に戻ってきた相手はこちらを見て一瞬立ち尽くしていて不思議そうな顔で相手を見つめるが声をかければこちらへとやってくる。これまでに起きた事を聞いてみれば少し間が空いてから順番に説明がされていく。どうやらあのド.ー.パ.ン.トが時を超える能力を得てしまったせいで時.の.運.行を守る彼らをも巻き込んで二つの時間を行き来していたらしい。事務所への依頼なら尚のこと自分も力になりたかったがどうやらそうもいかなかったらしい、良太郎達と行った過去は自分がまだ生まれていない時間だったから同行できたが今回はそれよりも直近の時間で幼い自分と会わせないために自分は連れて行けなかったのだろう。事情を理解すれば数度頷くもののデネブの強硬手段には納得がいっておらず今度会った時には文句を言おうと決めておいた。だが何より相手が特に怪我なく帰ってきて何よりだろう、自分がそばにいない時に何かあれば後悔してもしきれない。相手の体を念入りに観察しつつ他に怪我がないか確認していたが不意に、どういうわけか、この立ち位置に少々違和感を覚える。相手とこうやってデスク越しに会話することだってあるのだが今は相手ともっと近い距離でいたいと心が訴えている。だがそれをストレートに言うのも恥ずかしくて「あー」と誤魔化すような声を出したあと「ここ、来ねぇのか?いつも話す時ここだろ」と椅子の横を指さして)
8798:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-06-02 15:19:36
確かにあれは少々強引な手段だったね。…ああ、この街の平和も依頼もばっちりだ。…翔太郎?
(こちらが過去の相棒のことを伏せながら説明をすればひとまずは納得したようで密かに安堵の息をつく。デネブの説明を聞くに鬼ヶ島の件で経験があったからというのも理由としては大きそうだが相手には伏せた方が無難だろう。頷きつつも初手の気絶の手段に文句を言うのを聞けば苦笑いしながら同意をしていた。礼儀正しかったが何処かズレたところのあるイ.マ.ジ.ンだった、だからこそ侑斗と噛み合ったのかもしれないと考えつつ相手の観察するような目線を受けると何事もなくこの街を守ることが出来て彼らの依頼もこなすことが出来たことをご機嫌にアピールしていたが相手は一瞬何かを考え込むように固まった。誤魔化すような声の後、自分の席の隣を指さすと瞬きを挟んだ。その場所はさきほど幼い相棒に定位置だと教えた場所だ、記憶は無くなっているはずなのに同じものを望まれることに強く感情が昂った。口元が緩むのを感じながらデスクを回ってきて言われた通り相手の右隣にやってくると「寂しかったのかい?」と揶揄うような言葉を投げかけながら同じように頭を撫でてみて)
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