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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
9288:
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ID:415c83bff 2025-08-05 15:33:52
無くなってもこのレシピを見せれば同じものを作ってくれるようだし、またその時の僕達に合わせて作り直すのも悪く無さそうだ。この特別なペアリングを感じられるのは僕達だけだからね
(店を出て二人だけになっても手に持った紙袋の重みが誇らしくてつい声も弾む。ふわりと風が吹いて立ち上がる香りは今度はミドルノートの静かなフローラルな香りと溶け合うような温かな甘さが混じるようになってまた先ほどとは違った印象を受ける。紙袋の中には香水瓶の入った箱とは別に一枚のカードが入っていてそれを出してみると今回の香水の構成などが書いてあった。次回これを持って行けば今回とまったく作成してくれるそうだ。これから定着するであろうこの香りが無くならないことに安心する一方またその時に合わせて新しく作るのもいいかもしれないと声を弾ませていた。そもそもあれだけ量があればいつ使いきれるかも分からないのだが。そうして話していると香りに惹かれるように自然と相手が距離を詰めてきて軽く腕同士が当たる。同じくくすっと笑ってペアリングの香りの特別感について強調しながら話しているともっと落ち着いてこの香りを楽しみたくなってしまう。ちらりと相手の顔を覗き込むと笑顔のまま「今日は帰ってこの香りを堪能するのはどうだい?」と提案して)
9289:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-05 18:20:05
あぁ、いつでも俺達だけの特別な香水が作れそうだ。…そうだな。事務所も閉めて来ちまったし、このまま帰ろうぜ
(特別な香水と共に相手と並んで歩けば右隣からは優しいフローラルな香りがしてくる、一方こちらからはよりウッディな香りが風に乗って香ってきて二人が並ぶことでよりリラックス出来る空間が出来上がっていた。相手が袋を探って一枚のカードを取り出す、どうやら今回使った香水のレシピたるものが書かれているらしい。自分達の特別な文字列に擽ったさを覚えつつカードを見つめる、これがあればまた同じ香水を作って貰えるらしく遠慮なく毎日これを使えそうだ。相手と毎日使っていればきっとまた買いにいくタイミングも同じだろう、その時にまた今回のように二人で話しながら香水を作るのも悪くなくて作ったばかりだというのに次に思いを馳せて弾んだ声で返事をしていた。要望通りの二人でひとつの香りに惹かれていれば帰宅する提案がされる、もう事務所も閉める時間でこの香りをもっと楽しみたい方へ気持ちが傾けばこちらを覗き込む相手の頭を軽くぽんぽんと撫でて帰宅することを選んだ。二人の特別な香りに包まれたまま帰路を歩いていけばやがて家へとたどり着く、玄関をくぐり「ただいま」と帰宅の挨拶をすれば二人の家に二人だけの香りが広がって「家との相性も良さそうだ」と冗談めかして言って)
9290:
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ID:415c83bff 2025-08-05 19:20:12
ただいま。 これから家で付けてから出掛けるようになるなら普段の部屋の空気にもこの香りが混ざるかもしれないね。
(体感ではサクサクと香水の構成が出来上がった気がしていたが実際にはもうそこそこ良い時間だ。それにもっと今出来たばかりのこの香水の世界に浸りたくて帰宅を提案すれば相手から肯定的な返事がされて、ぱあっと笑みを浮かべる。更に頭を撫でられるとその表情は緩んでまだ街中にも関わらずその手を引いて家へと帰った。玄関をくぐって相手に続いていつもの言葉を口にしながら中に入る。片付けもそこそこに早速紙袋から箱を出して中身を取り出して行く、毎朝香水をつけるようになったら当然この部屋の空気にもその香りは移るだろう。そうしたら帰宅して感じるこの空気もいつかは変わってほんのりと二人の香水の残りが感じられるようなものになるかもしれない。新しい変化の兆しにワクワクしながらそれぞれ箱から出してベッド脇のテーブルに並べる、二色の香水瓶が夕日の光を浴びてキラキラしているように見えてこれだけでも一種のインテリアのようだ。だがメインはそちらでなくてベッドに腰がけると「翔太郎」と名前を呼びながら左隣をとんとん叩いて)
9291:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-05 22:08:34
確かに…家丸ごと俺達の匂いに染まるわけか。……なんだよフィリップ
(新たに纏った二人の香りを楽しみたくて、さらに言えば二人揃って調和した時の香りをもっと知りたくて、帰宅の案に賛成すれば相手の顔はみるみる明るくなって顔が緩んでしまう。香水をつけた直後の甘酸っぱい香りを思い出しながら帰路を歩き玄関をくぐった。帽子を片付けている間に香水瓶が取り出されてベッド脇のテーブルに置かれる、夕日を受けてキラキラと輝く二つのそれは新しい自分達を示すものになった。毎朝香水をつけるなら当然この部屋でつけることになる訳でそのうちこの家は常に二つの香りが混ざりあって香る場所になる事だろう。そんな日を楽しみにしながら片付けを終えると相手から名前を呼ばれる、目線を向けるとベッドの隣へと誘われて小さく笑みを浮かべた。呼ばれるままに左隣へと座ると惚けたことを言いながら名前を呼ぶ、頭の言葉に意味はなくただ名前を呼びたかっただけだ。相手にピタリとくっつくように座る、外では出来なかった距離でいれば二つの香水のミドルノートが混ざりあって思わず目を瞑れば「…なんつーか、お前の隣がもっとリラックス出来る場所になったな」と感想を口にしながら香りに浸るようにゆっくりと深呼吸をして)
9292:
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ID:415c83bff 2025-08-06 00:14:35
こうした方がわかりやすいだろう? …それは良かった、これからもっと馴染んでこの香りがしないと物足りなくなるかもしれないね。
(これから変わっていく家の空気を楽しみにしながら名前を呼ぶとその顔に小さな笑みが浮かぶ。なんだよと言いながらもその表情は柔らかく、こちらにくっつくように座られると得意げに呼んだ理由を告げる。ほかの余計な香りがなく、更に距離も近くなればお互いの香りにだけ集中することが出来て深く息を吸った。溶け合うような甘さと温もりに自然と肩の力が抜けていくと隣からも落ち着いた感想が聞こえてゆっくり呼吸する気配を感じた。この場所が相手にとってリラックスできる特別な場所になるならそれほど嬉しいことは無い。さらにこの香りが段々と【いつもの香り】になる予感に口元が緩むのを感じながら香水をつけた方の手を相手に伸ばしてゆるゆると頭を撫でる。ふわりとシダーウッドが香る中に自分がリクエストしたバニラっぽい甘い香りが混ざると少しだけ寄りかかるようにしながら「一度くっついたら離れられなくなりそうだ」とクスッと笑って)
9293:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-06 07:56:01
せっかく世界でひとつのもん作ったんだし、それくらい家に馴染んで貰わねぇとな。…あぁ、全然動けそうにねぇ
(二人で暮らし始めてお揃いのボディーソープとシャンプーを使って同じ匂いになった時もこの家に相手が住み始め新たな香りが加わった時も、その変化に気がついた時にこの上ない幸せを感じたものだがきっと今回もいつか帰宅した時にいつもの匂いが変わって幸せを感じる瞬間が訪れるに違いない。その時を楽しみにしつつベッド脇で煌めく香水をチラリと見やってあの二つがこの家の当たり前になるのを楽しみにしていた。不意に相手の手がこちらへと伸びて頭を撫でられる、香水が付いている手が近づけばよりバニラの甘い香りがより感じられるようになって、甘やかされるスイッチがいつも以上に強く入ってしまうと締まりない笑みを浮かべた。スッと突き抜けて行くようなこちらの匂いを相手の匂いがより柔らかくして包み込まれるような香りがする。相手の体がこちらに寄りかかると腕を伸ばして腰へと巻いてより二人の距離を縮める、こちらからも軽く体重を預けて寄り添いあって新たな二人の香りに浸った。不意に耳あたりに鼻先を近づけるとスンとそこの香りを嗅いで「いつものお前の匂いも健在だ」と楽しげにいうと鼻先で耳の縁を軽く擽り戯れて)
9294:
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ID:415c83bff 2025-08-06 11:37:44
この香り、好きだ……。っ、別に上書きした訳では無いから当然じゃないか…
(一度触れ合ってリラックスした相手を見ればもっと甘やかしてしまいたくなって手を伸ばしてその頭を緩く撫でる。するとその表情はすぐに締まりのないものに蕩けていき、腰に腕が回されると更に密着することになる。そうすれば自然と二人の香りも混ざりあって柔らかくも甘い特別な空気になっていれば深く息を吸い込んでこれからの二人の香りを脳に刻みつけると共にありのままの想いを口にしていた。いつの間にか相手に身を委ねるような形で体重を預けていると相手の体が動いて鼻先が耳の近くに近付き、そこで自らの匂いを嗅がれて居るのが分かれば一瞬身を固めてしまう。じんわりと羞恥で熱が上がればその分香りも立ち上がって、更に鼻先が耳の縁に触れると小さく震え視線を迷わせた。香水だけでも世界で一つだけではあるがそこにお互いの本来のフェロモンのような匂いが混ざれば唯一無二となる。なんとか冷静に言葉を返しながら動揺を隠すように擦り寄ると「香水を耳の裏につける方法もあるらしいけど、君は嫌だろう?」と様子伺うように問いかけ)
9295:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-06 12:27:26
まぁな。……悩ましいな。お前の香りが無くなっちまうのは困るが、香水と混ざった時の匂いも興味あるな
(二人だけの特別な匂いに包まれゆっくり堪能する、好意的な言葉には「俺も」と同意しておいた。匂いと言えば最もその人の匂いが香るという場所に鼻先を伸ばしていつもの香りも確かめながら軽く擽ってみる、腰を回していた相手の体は僅かに震えてそんな反応でさえ今は楽しくてニヤけてしまった。抱き寄せる体はじわりと熱を持って更に纏った香りが強くなれば耳元でまたゆっくりと呼吸してその音を聞かせる、楽しげに笑っていると相手が諸々を誤魔化すように擦り寄ってきて心地良さを覚えながら腰に回す腕に僅かに力が入った。最も相手の匂いが香る場所に香水を重ね付けすることに関しては悩みどころでいつもの匂いでいて欲しい気もこの特別な匂いとさらに溶け合った時の香りが気になる気もする。相変わらず鼻先で耳朶や縁をなぞってちょっかいをかけるように戯れながら、気持ちはこの出来たての二人だけの香りを楽しむ方へと傾いて「試しにつけてみるか?」と聞いてみて)
9296:
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ID:415c83bff 2025-08-06 15:58:23
…君って割と物好きだよね。…ん、物は試しだ。不満なら風呂に入って洗い流せば良いし。
(じわりと恥ずかしさに熱が上って目を泳がせている間も相手は耳元で笑い声を零し、更に強くなったであろう香りを嗅ぐ呼吸音がしてぎゅっと相手の服を掴んだ。誤魔化すように擦り寄りながら香水をつける場所について会話を続けると意外にも付けてみることに興味を示してまた鼻先で耳朶などを擽られている。何かと耳元を愛でられることが多く好奇心を示す相手に小さく反応しつつもぽつりと素直な感想を口にしていた。だがそれは自分も同じことで相手の問いかけに小さく頷く。しっかりと混ざり合うのか、それともかき消されたり反発し合うのかこれから香水を使うなら検証も必要だろう。家ならばあの時のように風呂で落とすのも容易で出来ない理由もない。くっついたまま腕を伸ばして二つの香水瓶を手に取る、耳の裏は自分から見えなくて少々狙いにくいもののおおよその位置から軽く一プッシュして吹きかけると消えかけていたトップノートの香りがまた広がる。一回深呼吸してその空気に浸りつつ「…どうだい?」と尋ねてみて)
9297:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-06 18:37:08
お前の匂いが好きなだけだ。………香水の奥にお前の匂いがあるな
(耳裏は相手の匂いが最もする場所で他の匂いで塗りつぶされるのは耐えられないが相手にとって、そして二人にとって特別な香水となれば話は別だ。小さく反応する姿に胸を擽られ鼻先で戯れるのを止めないまま、すっかり甘えるスイッチが入った状態では相手の呟きに素直な気持ちをそのまま口にしていた。相手が香水を取るため体を動かせば一時的に体を離す、そして耳の後ろに香水が吹きかけられた。周囲に甘酸っぱい香りが広がってまた無意識に深呼吸していると相手から感想を求められる、問いかけられたならばしっかりと確認しなければならないだろうと相手の腰を包むように両腕を回すと先程よりもより近い距離で耳の後ろへと鼻先を寄せた。まだ付けた直後でトップノートの香りが大半を占めているが抱きしめる体温がいつもより高いせいかその中に微かに相手の香りが混じっている。だがこれでは二つの匂いが調和しているとは言えず「もうちょっと時間経ったくらいがちょうどいいかもしんねぇな」とそのまま動く気配見せないまま一番濃い匂いのその場所から離れないでいて)
9298:
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ID:415c83bff 2025-08-06 20:43:58
ん、確かにもう少し馴染ませた方が良いかも。…昼間はこの香りを纏って夜はいつものシャンプーの香りがするようになっていつでも君と一緒だね。
(今度はより顔の近くで体温の高い耳の後に吹きかけてから様子を伺うと相手から更に抱きしめられ、よりあけすけに匂いを嗅がれることになる。本来は隠しているものを暴かれているような心地になればまた羞恥で体温は高いままになるが相手ならばそれも許せてしまう。つけたてのせいでまだ香水の方が主張が強いと聞けば納得したように頷いて寄りかかってくる相手の頭を撫でるのを再開する。同時にこちらからも顔を寄せ、相手の纏う香りを堪能するように息を吸った。今はすっかり香水の香りを纏っているが風呂に入ると全部落ちて今度はいつものシャンプーやボディソープの香りを纏うようになる、そしてそれが薄れた朝にまた今度を付けての繰り返しの日々を送ることになるだろう。つまりいつも愛おしい相棒兼恋人の香りと一緒に過ごすことになる。その予感に口端を上げると楽しそうにその事を告げながら軽く抱き寄せ相手のこめかみにキス落とし)
9299:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-06 21:42:33
昼間はペアリングした香りで夜は全く同じ香りになるわけか……あぁ、昼も夜もフィリップを感じられる
(甘酸っぱい香りは当然好きな香りなのだが相手の香りに馴染むにはもう少し時間がかかりそうで耳に近い位置でその変化を楽しむ、頭を撫でられるのが再開されれば途端に体の力は抜けてしまって相手の体を引き寄せつつもこちらから少し体重を預けた。相手がこちらによってきて匂いをかぐ、今自分がしている事だというのに少々恥ずかしくて照れ隠しの笑みが浮かんだ。甘酸っぱいトップノートが落ち着くのを待つ間相手からはこれからは違う形で、けれどいつも一緒の香りを纏うことになるのだと言われればふわりとアイリスの花が咲くように幸せが胸に灯る。今までもずっとお揃いの香りを纏ってはいたがより二人揃って意味を成す香りをそれぞれに纏って、夜にはまたひとつになって、新しいサイクルで相手が傍にいることを感じられる予感にこちらも弾んだ声で答えた。本来ならば夜に向けてお揃いの香りになるべきなのだが相手に抱き寄せられてこめかみに口付けが落ちるとより相手の隣から離れがたくなってしまって「今日は風呂に入るのも難しいな」と冗談めかしていうとお返しに相手の柔らかな頬へ口付けを送って)
9300:
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ID:415c83bff 2025-08-07 00:13:45
確かに今日は一番の難題かもしれないね。
(お互いくっつき合ってその香りを確かめて、照れ笑いを浮かべる。トップノートが緩んでいくと次はふわりと相手のウッディな香りと静かな甘さ混じりのアイリスの香りが広がってまた違う感情を揺さぶる。昼と夜ではそれぞれ違った意味でお互いを感じさせるような香りを纏うことになる旨の話をすれば相手からも弾んだ声で返事が返ってきて自然と笑みが浮かぶ。どちらの香りも気に入っているものでこのサイクルが定着して行けばどちらが不足しても物足りなくなることだろう。さらに深く絡みつくような繋がりを持てることに仄暗くも強い幸福を抱えながらこめかみにキスを落とした。すると相手からも冗談めかした言葉とともに頬に口付けが送られ、つい表情が綻んでこちらも楽しそうに笑いながらぎゅっとつよくその体に抱きついた。ふわふわと暖かくて幸せな心地を覚えながらまた相手の頬にキスを落とす。そのまま髪を撫でたりして幸せな時間を過ごしながら「明日、アキちゃんとかも気付いたりするかな」とちょっと楽しみが滲む声で口にして)
9301:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-07 08:17:04
そりゃ気づいて…一発貰いそうだな。明日は朝からうるさそうだ
(相手との新たな特別が増えて二人でくっつきながら戯れてなんとも幸せな時間を送る、頬に口付けを送れば相手はこちらへと強く抱き着いてその心地にまた口元は緩んでしまった。今度は頬に口付けが落ちて口元を緩ませていれば更に頭を撫でられてふにゃりと子供っぽい笑みを浮かべる。こちらも腰に回す手でゆるゆるとお腹を撫でていると明日の所長様の反応を楽しみにする言葉が相手から伝えられて、朝のやり取りを想像すれば思わず笑ってしまう。二人が昨日までと異なる匂いを纏っていて気づかない所長ではない、それがさらにペアリングされた相性抜群の香りとなれば理不尽な言葉と共にスリッパが飛んでくるのは確実だろう。明日の朝は覚悟しておいた方が良さそうだ。ゆるゆると頭を撫でられながら再びこちらから目尻へと口付けを落とす、リラックスするようにゆっくりと呼吸をすると二人の香りが一緒に体内に取り込まれてクラリと脳内が揺れた。時間が立ちトップノートが落ち着いてきてより落ち着きある香りが二人を包むがその中に胸を擽る香りがある、ついさっき香水を作ったばかりではそれがなんなのかは明白で、様々な香りが入り交じっているのに余計にそれだけを意識してしまいそうになる。逃げるように顔を移動させると鼻先を耳裏へと再び近づける、まだトップノートが強いそこの香りをゆっくりと吸い込んで意識を逸らして居て)
9302:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-07 11:01:49
覚悟はしておいた方が良さそうだ。…いつもの痕は見せびらかしたり出来ないけど香りは気付かれても構わないからね。
(相手の頭を撫でてすぐそばにある頬に口づけると何とも幼い笑顔が見れてこちらまで緩い表情を浮かべる。ゆるゆるとお腹を撫でられ幸せを噛みしめながら明日の朝の話をすればその賑やかを想像してまた心が弾んだ。最初に相手の香りの変化に気付いて、そのことについて自分に聞いて来た所で二人がお揃いで香りを纏ったことに気付くという流れが容易に想像が出来る。冗談交じりの会話をしながら目尻にキスが落ちるとまたふわりと幸せに脳が揺らいで軽く擦り寄った。外に出る相手なら多くの人がその香りの変化に気付くだろう。それが自分と繋がったペアリングの香りだと思えばちょっとしたマーキングのような、密かな他人へのアピールのようにも思えて悪戯な笑みを浮かべながら明日以降のことを楽しみにしていた。そうしているとほんの僅かにだが腕の中の相手が動揺したような気配を感じた、相手は再び耳裏に鼻先を近づけていて軽く思考を回してその原因に辿り着くと「…もしかして桜の香りでもしたかい?」とわざと囁き声で問いかけてみて)
9303:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-07 12:27:31
…香りがお前のものっていうアピールか、いいな。…っ、…家だと秘密の香りがよく分かるんだよ…
(新たに加わった二人だけの香り、ぺアリングしたこの香りは二人揃ってはじめてお揃いだと分かるものだ。それがある種マーキングなのだと相手が悪戯に笑う、確かにそれぞれ別行動しているときは気づかれないこの香りは他人に認知されつつも互いが互いのものである証になりうるものだ。普段こっそりとつける所有痕と違って堂々としていられるが真の意味は自分達にしか分からないのは二人で秘密を抱えるような背徳感があって胸を擽られてしまう。別で胸を擽られているのを誤魔化しながら返事をしていれば、不意に相手に囁かれて身を固めた。それが図星となれば簡単に動揺してしまって体温があがれば香り立つ匂いはより濃くなった。その中にも桜の香りは混じっていて逃げるように耳の後ろの方へ擦り寄りながら羞恥を誤魔化すようにぶっきらぼうに返事をする、今や桜の香りは嗅いだだけで胸を乱すものなのだから。だが耳裏に付けた分も甘酸っぱい香りは霧散し段々と落ち着いた香りになってくる、その中には秘密の香りと称した桜が入り交じり始めて逃げるように身を引けば「そろそろ風呂入らねぇか?」とお揃いの香りになることを提案し)
9304:
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ID:415c83bff 2025-08-07 14:31:50
ふふ、効果抜群のようだね。…、まだ馴染みきってないし、何より君の感想聞いてないだろう。
(相手の行動の意図が推測出来れば自然と口角は上がってわざと秘め事のように囁き声で聞いてみると触れる相手の体が固まったのが分かった。更に触れる体温がじんわりと熱くなって相手の香りが更に濃いものになるとまたくらりと脳を揺さぶる。再び耳の後ろへ擦り寄ってぶっきらぼうな言葉が聞こえてくればつい笑い声を零して相手に深く刻み込んだ桜の記憶が健在であることに声を弾ませていた。これから毎日つけるとなればこうして秘密の香りが表に出てくることも多いだろう。今も尚胸を乱せていることにご機嫌になりつつ、相手が身を引いて離れていこうとすればそれを引き留めるように抱き寄せまた自らくっつく。風呂に入っていつもの香りになるのだって魅力的だがまだ十分に堪能していなくて検証結果も聞いていなければ相手の提案を断って至近距離のままじっと見つめる。その間も香りは立ち込めていき片方の手を頬に添えて軽く指先で撫でながら「翔太郎、…どう?」と検問いかけて)
9305:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-07 17:42:31
な、……すげぇ、心地好くて…お前の隣から離れたくねぇけど、……この距離でいると、胸が…苦しくなるっつーか…
(二人の香水は様々な香りが入り交じっているはずでそれらが調和しこの空間を包み込んでいるはずなのに、一度意識してしまえばこの混ざり合う香りの中に桜の気配を探してしまう。これ以上意識するのはマズいと風呂に入ることを提案して離れようとしたが抱き寄せ引き止められて至近距離で視線が交わると目を見開いて固まってしまった。まだ足りないと言い張る相手の目は何処か楽しげで、しかし逸らすことは出来ない。より近い距離で顔を付き合わせればさらに血の巡りは早くなる、手を頬に添えられれば香水をつけた手首が鼻に近づいた分香りは強くなって、相手の香水の中とこちらの香水の中、両方に潜ませた桜の香りが体内に取り込まれてクラクラと脳を揺らして相手を見つめる瞳がユラリと揺れた。相手に求められれば応えたくて瞳をみつめたまま感想を口にしていく、相手の傍をより心地好くし、安堵させ、いつまでもここに居たくなるような、より相手から離れられなくなる香り。だが同時にこの距離でいれは自ら願った隠れた香りを拾えるようになって胸が掻き乱される、まともに息をするのも難しくなれば呼吸が乱れ物理的にも精神的にも胸が強く圧迫される。相手を見つめ心が惹かれるままに唇を重ねる、直ぐには離れられなくて暫くそのままでいたあとゆっくりと離れて無意識に熱い息を吐き出した。まともさを失いつつある頭を軽く振って無理やり起こすと「お前はどうなんだよ、香水の感想」と今のやり取りを誤魔化すように聞いて)
9306:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-08 00:02:57
……ん。…そうだね、最初はちょっとツンとしてるけど、段々和らいでいってこの暖かくて甘い空気に僕達の存在ごと溶けていくような感じがする。香りでも君に抱きしめられてるみたいだ。
(相手を逃がさずに抱き寄せるとその目は見開かれるがそらされることはない。このまま頬に手を添えると瞳がゆらりと揺れて無意識に口角が上がった。見つめあったままぽつぽつと、だけど本音をこぼすように告げられた感想はこちらが相手を魅了して乱している証明でさらに深いところまで満たされていくようだ。会話の途中でふと相手が近付いてくればそのまま唇が重なって服の生地を握る。暫く重ねるだけのキスを交わしてゆっくりと離れていくとまた視線を重ねる。触れる相手の体温や濃くなった香りに加えちょっとした仕草で相手の動揺が分かるのが面白くて口元は緩いまま感想を求められると一旦思考をそちらに移す。初めに相手から香っていたスパイスのような清涼感は落ち着いて包み込むようなウッディな香りが鼻腔をくすぐる、さらに二人の甘さが体温に溶け合ったような心地の良い香りが漂っていれば軽く頬擦りして見せながら感想を口にした。ちょっぴり照れくさそうに笑うとやはりまだ手放し難くて「もうちょっとだけこうさせて」と甘えるように肩口に顔を埋めて)
9307:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-08 07:47:04
……香りでも抱きしめられてるってのは同感だな。…ん、……
(この香りと向き合ってそれを言葉にしていくうちに胸はどうしようもなくいっぱいになってしまって至近距離に愛しい人がいれば耐えきれず唇を重ねる、ゆっくりと離れて視線を交わすも息苦しさは変わらなくて視線は相手へと縫い付けられてしまった。誤魔化すの半分、相手からも感想を聞きたいの半分で問いかければ相手は口元を緩めたまま返事をする。いつもの物事を分析する口調で香りが分解されて、頬擦りされながら感想が伝えられればまた息苦しいほど胸はいっぱいになるのにこの上なく嬉しい。それに相手をそのまま写したような香りに包まれるのは抱き締められる時の感覚に近くて同じ感想を抱いていることにもまた喜びを感じていた。照れくさそうに笑う相手に胸を擽られて甘える相手を抱き留める、ゆっくりと背中を撫でていると肩口に埋まる相手の耳裏からは先程と違って落ち着きのある甘い香りと相手の匂いが入り交じって強く香ってくる。先程はトップノートが先行していたがより調和した香りになっていて、再び鼻先で耳裏を擽ると「ここのも馴染んできたな」と嬉しそうに呟く。しかしその中には当然を胸を乱す香りも潜んでいるわけで、ゆっくりと熱い吐息を漏らしながら抱き締める腕にぎゅっと力を込めて)
9308:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-08 11:22:45
…そうかい?…いつもより鼓動が早いみたいだ
(いつも以上に相手からは離れがたくてより強くくっついたまま感想を述べていく。二人の香りが混ざって溶け合うような心地に胸は温かくなっていくばかりだ。ゆっくりと背中を撫でられると体から力も抜けて相手の肩口に顔を埋めながら体重を預け素直に甘えていた。トップノートも落ち着きを見せ息を吸いこむたびにお互いのベースノートを中心とする余韻のような香りを感じているとまた相手の鼻先が耳裏を擽って小さく笑い声を零した。馴染んだと嬉しそうな声を聞けば少々照れ臭くも大人しくそこに居ることを許す。だが同時に首筋に熱い吐息を掠めると思わず身を固めてしまう、相手の体温は同じほど高くなっていて強く抱きしめられた体から伝わる心臓の鼓動も普段より早い。素直に伝わってくる相手の動揺とその原因を知っていればその反応と香りを楽しみたい気持ちが勝って相手を巻き沿いにしてベッドに倒れ込む。そのままぎゅっと抱き着き直すと「翔太郎」と名前を呼んで緩く足も絡めてから深く呼吸をして幸せな世界に浸って)
9309:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-08 12:27:07
理由知ってんだろ、……っ、…ん…
(相手はまるで知らない振りをしてこちらの鼓動が早いと楽しそうに口にする、その原因がこの距離と香水の中に潜ませた秘密の香りであるのは十分知っているはずだ。文句を付けるように言っていれば不意に体を押されて二人の体がベッドへと倒れ込んでまた息を飲む、また抱き締められて名前を呼ばれながら足が絡まると更に接触面積が増えて上擦った声が溢れ出した。慌てて口を噤むが呼吸を乱された状態ではすぐに酸欠になって熱く震える息を吐き出す。今はただ相手と寄り添ってこの香りを堪能する時間だ、愛しい恋人からこうやって寄り添うことを望まれている。だが二人の距離が縮まり香りが立つ度に脳内がクラクラと揺れる、まだ嗅ぎなれない二人の特別の香り、そしてその中に隠された相手と深く結びついた桜の香りが体内へと入り込んでベッドの柔らかさも加われば過去の記憶が強制的に想起される。ただ抱き合っているだけなのに自分だけこんなにも息が上がっているのがどうにも恥ずかしくて、しかし上手く息が出来ないほど相手を求める気持ちは膨れ上がってしまって、相手に強く抱き着くと「フィリップ…」と弱々しく名前を呼ぶ。相手の服を強く握って目を合わせられないまま「…キスだけ、してくれねぇか?」とこの空気に相応しくないのを承知の上でねだって)
9310:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-08 15:42:58
…なんだい、翔太郎。…、…いいよ、こっち向いて
(文句を言われながらも二人でベッドに倒れこんでまた触れる面積を増やす。それに上擦った声を零して一人で震える呼吸が聞こえてくれば密かに口角をあげていた。普段こうしてベッドに横になるときは既にお風呂に入っていてお揃いの香りを纏っている。だが今は特別な二人の香りを纏ってただくっついるだけだ、その体温と香りを軽く抱き寄せながら堪能していると弱弱しく名前を呼ぶ声が聞こえて顔を上げ視線を向ける。相手はこちらの服を強く握って視線を逸らしたままの状態でぽつりとオネダリを口にしてその可愛らしさにぐっと胸が掴まれた。にやけてしまいそうになるのを堪えながら承諾の返事をするがまた頬に手を添えるとこちらを向くように声を掛ける。目が合って少し見つめ合ってから漸く顔を近づけるとそっと唇同士を重ねた。キスをしながらもう片方の手で相手の後頭部を撫でて愛でる、そのまま暫く触れるだけの口づけを交わすとゆっくりと離れて優しく微笑みつつ「好きだよ、この香りも…君も」と溢れる想いを口にして)
9311:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-08 17:57:13
…、…フィリップ、……、……俺も…香水も、フィリップの匂いも、フィリップも、大好きだ
(ただ抱き合って二人で横になっているだけなのに特別な香りに包まれ一度意識してしまった桜の香りを吸い続けて、くっついているだけなのに体温が勝手に上がっていく。羞恥に苛まれるも相手を求める心を止められなくて口付けを強請った。直ぐ様承諾されればそれだけで胸がドクンと強く鼓動を打つ、相手に呼ばれて目線を交えその時が来るのを待ったが中々望んだものは与えられない。口付けを待って見つめるだけで呼吸が荒くなっていく、瞳は期待と熱が高まっていきゆらゆらと急かすように瞳が揺れた。ようやく唇が重なると待ち望んだものに鼓動がさらに早くなり体温が上がって香りが高まる、だが同時に頭を撫でられれば安堵するように吐息を吐いてこの距離から離れて行かないように腕の力を強めた。やがて唇が離れていく、好意の言葉が伝えられるとこちらからも溢れるままに想いを伝えるがその言葉は何処か拙い。再び互いに見つめ合う、一度与えられてしまえば高まる熱に対して共有するのは柔らかな感触だけで、そのギャップに我慢が効かなくなってくる。キスだけだと言ったところなのに甘えるように互いの鼻先を擦り合わせると「フィリップ、もっと欲しい……もっと深いやつ」と荒く熱い呼吸混じりにさらに強請って)
9312:
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ID:415c83bff 2025-08-08 19:16:23
…翔太郎、…キスだけじゃ無かったのかい? …ん、
(名前を呼んでこちらを向かせるとそれだけで呼吸を荒くしている。瞳が揺れたのを見てから唇を重ねるがリクエスト通り触れるだけだ。それだけでも腕の中の体は更に熱くなって甘く温かみのある香りと相手の匂いが部屋に広がっていく、やがて唇を離すと拙い口調で言葉が返されて見つめるその瞳はゆらゆらと不安定に揺れているように見えた。名前を呼ぶと相手から近付いてきて鼻先が触れ、軽くすり寄る。熱く荒い呼吸のままさらに深いお願いがされると瞬きを挟んで呆れたような、それでいて何処か楽しそうにも見える表情でからかうように問いかける。だが愛おしい恋人にお願いされたのなら叶えない訳にもいかず、するりと頬を撫でるとまた唇を重ねる。食むように唇を動かしてからさっきよりも多くの刺激を送り、不意に舌先でそこを濡らす。そのまま唇の間をなぞりながら相手が自ら開けてくれるのを焦らすように待って)
9313:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-08 20:56:10
だって…ぁ……ん、…っ……ふ、ぁ…ンっ…
(頭を撫でられ甘えてもいいスイッチが入った状態で体温だけが上がり続けたこの体では我慢をすることなど到底できない、さらに一歩踏み込んだものを強請れば相手は呆れたような、それでいて楽しそうな声で問われてしまう。それがお預けの意味に聞こえて眉を下げて言い訳を探そうとするがその前に頬の上を掌が滑って切なげな声が漏れる、直後再び唇が重なれば自分の願いが叶えられて喜びで体が小さく震えた。重なった唇はこちらを食むような動きになって、そんな小さな刺激にさえ声が溢れてしまう。こちらからも擦り合わせるように唇を動かすが吐き出す吐息はいつもより多く熱い。唇が舌先で濡れれば体が小さく跳ねるが、それ以上は深く踏み込まれず物足りなさに相手の服をまた強く握って自ら口を開ける。声が溢れていたそこは既に唾液で濡れていて自ら舌を差し出せばお返しにと緩慢な動きで唾液を相手の唇へと塗り込んで)
9314:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-08 21:59:35
……ン、…は、ぁ……、
(先程の発言を持ち出してみれば子供のように言い訳をしようとするが頬を撫でればそれだけで声を上げた。そのまま唇を重ねてお互いに擦り合わせるような動きをする間も相手の吐息が肌を掠める、舌先で軽くなぞるとそれだけで体を跳ねさせたがそれ以上踏み込まないでいると相手は服を強く掴んで自ら中に招き入れるように口が開く。その仕草にまた口端を上げ相手の舌が伸びてくると軽く擦り合わせてそこを愛でる。次第に小さな水音が弾けるようになると吐息を零しながら口内に舌を差し込み大きく動かす、更には普段触れない部分をなぞり自分色に染めようとしながら後頭部を抱き寄せた。色濃く香りが立ち上がる中、頭を撫でながら舌を絡め始めると先程よりも大きく音が響き始めて)
9315:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-09 08:55:21
ン…ぁ……ッ、……んん、…すき、…ふ、ン…
(二人の特別な香りの中からさらに特別な意味を持つ桜の香りを過剰に拾い上げながら刺激の多くなった口付けを続けるがそれだけではまるで足りなくて自ら口を開ける、重ねる唇の端が上がるのを感じればじわりとまた幸せが胸に広がって相手の舌が中へと侵入してくると小さく体を震わせた。互いのものが絡まり十分濡れたそこからはすぐに水音が溢れる、こちらからも互いに絡ませ擦り合わせ相手の吐息が頬を掠めてまた胸が強く鼓動をうつ。相手にしか許されない場所までマーキングされて後頭部に手が添えられるとより香りは強くなって心地好いのに熱が上がるのは止まらなかった。水音が大きくなる中、こちらの体は桜のせいで既に十分高まってしまっているのに相手はまだ余裕がありそうで、その差にまた切なさを覚えてしまう。もっと相手も熱に堕ちて欲しい、互いにもっと蕩けあってしまいたい。頭を撫でられる心地好さに浸りながらも欲望は膨れるばかりで心のまま背中に回した手で相手の服を捲りあげる。そのまま布の下へと手を滑り込ませると熱くなりすぎている掌を尾骨に押し当てた。そこから背筋を下から上へ撫で上げてこの熱が少しでも相手に移ってしまうように掌を滑らせる、絡み合った舌は節操なく動かしたまま拙い声でまた好意を口にしていて)
9316:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-09 16:19:43
は…、っん!?、っ、…しょう、たろ……
(誘い込まれるように開かれた口に舌を差し入れその中をマーキングしていく。後頭部に手を添えて軽く固定しながら舌を絡めればそこから2人の吐息と水音が響いて部屋の空気を支配していく。既に熱に浮かれつつある相手を見ながら前に反応が良かった所を探るように舌を動かしていると不意に後ろの服が捲られ熱い手が素肌に触れるとぴくっと体が跳ねて一瞬全ての動きを止める。尾骨に触れた手は背筋を撫でていき、その手に合わせて熱が掻き立てられるようだ。そんな状態では舌は絶えず絡みついて拙い声が好意を紡がれると瞳が揺れて一気に体温が上がる。熱い吐息が零れて相手の後頭部を掴み直すとさらに深く舌を入れて激しく音を立てるように動かす。呼吸すら奪うような激しいキスをしながらその合間に相手の名前を呼び熱に溺れていき)
9317:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-09 22:39:19
……ふ、ン…ァ……ん、ぐ……ふぃ、り……
(こちらの熱を伝えるように、あるいは塗りたくるように掌で相手の背筋を撫であげると抱き締める相手の体温が一際熱くなって香りが強く立ち、薄く目を開けば相手の瞳は揺れていて今度はこちらが口角をあげる番だった。舌を深く絡みつかせながら行為に似合わない幼い笑い声を漏らして背筋を撫で続ける、もっともっと相手と溶け合いたくて今度は自ら足をより深く絡ませ擦り合わせた。その間に後頭部が掴み直され一番いい角度に固定されると再び舌が口内へ深く潜り込んでくる、激しく淫らな水音が辺りへと響いて呼吸さえ奪われれば意識はぼんやりとしていくのに全てが相手に満たされていてただ幸せを感じる。名前を呼ぼうとするその言葉さえ奪われて上手く酸素が確保出来なければ喉が震えた。焦点さえ覚束無い熱に揺れる瞳で相手を見つめたまま口内に溜まったどちらのものとも分からない二人のものをごくりと喉を鳴らして飲み下してしまえば「へへ、…」とまた幼く笑ってみせて)
9318:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-10 00:01:53
…っん、…は、ぁ…翔太郎……、誘ってるのかい?
(相手に煽られるような形で深く口づける間も背筋は撫でられてゾクゾクとそこが震える。さらに足が絡みついてくれば尚更相手の高い熱が伝わってきてこちらからも挟み込むように力を入れ捕まえていた。相手の呼吸のタイミングすら無視するように相手の舌を絡め取り欲のままに激しいキスをしていれば相手の体はより熱く、僅かに離れたタイミングで上擦った声と息が零れその喉は震えるようになる。やがてゆっくりと唇を離すと相手はこちらを見たままそれを喉を鳴らして飲み込んできてあまりに官能的な姿に大きく瞳を揺らす。熱い吐息とともに名前を呼び、余裕のない低い声で問いかけを発しながら相手の服の中に手を滑り込ませ素肌に触れる。反対側の手で軽く抱き寄せ相手の鼻先を匂いの濃い所を埋めさせるとゆっくりと胸板から腹部にかけて撫でていき)
9319:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-10 10:47:32
…、……俺、フィリップともっと一緒になりたい…ン、…香水、みたいに…ッ、!?あッ、く…ンんッ…ァ、ひッ、ん…
(頭を固定され差し入れた足も固定されて身動きが制限されていくなかで二人分が混ざりあったものを飲み下せば相手の瞳が大きく揺れてゾクゾクと体の芯が震える。相手が少しずつこちらと同じ所まで堕ちている感覚にどうしようもない興奮を覚えてしまっていた。熱に揺れる瞳で見つめられたまま問われる、もうそこに羞恥はなくて幼い笑みのまま肯定の意味で小さく頷くと熱と相手の掌で緩まった頭で望みを口にする。二人でひとつになる香水と同じように恋人とこのまま溶け合ってしまいたい。その間にこちらの素肌に相手の手が触れてその熱にまたゾクリと体が震えた。抱き寄せられると先程香水を付けた耳元に顔が埋められて焦りから体が固まる、しかし胸板から腹部へと手が滑っていくと上擦った声が溢れ出して同時に香りを思いっきり吸い込んでしまった。二人の特別な香りというだけで高揚感は増すのにさらに桜の香りが直接体内に取り込まれれば腹底の熱がぐちゃりと掻き乱される、思わず腰を引こうとするが脚を挟まれそれも叶わない。相手の匂いと香水の香りを強く感じれば触れられていないだけでも震えてしまうのに掌が素肌を這えば簡単に体は反応してしまって、動きに合わせてビクンと体を跳ねさせながら甘ったるい喘ぎ声が止まらなくて)
9320:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-10 12:12:48
…は、ぁ、…この香りもちゃんと覚えてね、翔太郎
(じっと見つめながら問うと既に理性も蕩けているのか素直に頷き望みを口にする様を見ればまた興奮が煽られる。抱き寄せ一番香りの濃い場所に埋めた状態でその肌を直接撫でると相手は簡単に啼いてその体を跳ねさせた。その分何度も深くこの香りを吸ってしまうはずで今の刺激と結びつけるような工程をしていることに自然と口角がつり上がった。世界に一つだけの香りをもっと体の奥深くまで刻み込んで、長期間離れたら落ち着かないと思うほど駄目にしてしまいたい。底無しの独占欲を抱きながらくっついたまま力の入らない相手の体を転がして軽く覆い被さると絡めていた足を相手の足の間に割り込ませて再び固定する。香り立つ空気を閉じ込めてそこを柔く押さえつけながら喘ぐ相手に熱の篭った甘い声で囁くとまたこめかみにキスを落とし、何度も相手の素肌を撫でる。やがて胸板まで戻ってくると筋肉の筋の辺り爪で引っ掻くように刺激しながら「しょうたろう」とまた相手の名前を呼んで)
9321:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-10 18:29:43
ん、…ぁ…っ!な、まて、あッ!…く、ンッ…こうすいまで、おぼえたら…はッ、ァ…もっと、だめに…あ゛、ンんッ!
(もっとも相手の匂いが立つ場所に相手だけの香水が合わさって唯一無二の香りが絶えず体内へと取り込まれていく、その間にも素肌が撫でられて待ち望んだ刺激に体は簡単に悦んでしまっていた。体が押されてベッドとの間に閉じ込められてしまう、互いの体は密着し体温が上がったのも相まって益々香りは強くなり脳内と体の隅々までを塗りつぶしていく。その中の桜の香りに体が揺さぶられていたのに、相手の囁く声に漸くこれの意図を理解して瞳を揺らした。相手の存在と甘い記憶が結びついた桜の香り、それが僅かだから大丈夫だろうと今日の香水を普段使いするのに問題ないと思っていたのに、この香りそのものと情事の記憶が結びついてしまうのはマズイ。現状桜の香りを嗅いだだけでも大変なのに、香水がそれと同等になれば嗅いだ途端にまともでいられなくなってしまう。焦った声で止めようとするもこめかみへのキスで脳内は揺さぶられて思考がぼやけていく、なんとかダメな理由を説明しようとするがその間にも素肌が撫でられて喘ぎながらになってしまった。筋肉の薄い筋の部分を鋭く刺激されれば一際体をビクンと跳ねさせて甘く啼いてしまう、離れなければならないのに香りがもっとも強い耳裏から離れることが出来なくて「…ふぃ、りッ…ぷ、」と上擦った声で縋るように名前を呼んで)
9322:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-10 21:41:42
…ん、君は僕のモノなのだからダメになってしまっても良いだろう?
(相手を自分とベッドの間に挟み込んでしまって楽しげに囁けば相手の瞳は分かりやすく揺れる。春だけではなくこれから日常的に使うことになる香水と記憶を繋ぎ合わせれば日頃から大変な事になってしまうのは間違いない。先程まで従順だった相手が焦ったように声をあげようとするもその肌を撫で、こめかみにキスを落とし、軽く引っ掻くだけで簡単に喘いでまともな抗議になっていなければ薄く笑みを浮かべる。それに一切相手が抵抗らしい抵抗をしないで寧ろ縋るように名前を呼んでくれば腹底が滾って熱い吐息を零した。また軽くリップ音と共に相手の顔に触れるだけの口付けを落とすと楽しそうに相手は自分のモノだと告げ筋をなぞるような形で手を下ろしていく。腹部をゆるゆると柔い力で撫でながらまた相手の耳元にリップ音を鳴らす。そのまま下腹部に到達する「…ねぇ、翔太郎。この香りと一緒にここも染め上げたい、…だめ?」と甘えるような声と口調で問いかけ、軽く掌で圧迫してみて)
9323:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-10 22:34:52
そ、れは…あ゛ッ!く、ンッ…ひ、ぁッ!は、…あッ、ん…いい…そめてほしい…もう、ふぃりっぷで、いっぱいになりたい
(香水の香りが相手と熱に堕ちた記憶を呼び起こすトリガーになるのはどう考えてもマズイのに相手は楽しげに笑っている、熱い吐息が肌を掠めれば脳内がクラクラと揺れて相手が良いというのならそれも悪くないと思えてしまう。何より桜の香りに溺れるあのどうしようもない快楽が脳裏を過ぎれば全てがダメになってしまうくらいこの香りを深く刻まれてしまいたいと願望さえ顔を覗かせる。その間にも筋がなぞられ相手の下で体を跳ねさせ絶えず喘いでしまう、しかし与えられるのは緩い刺激ばかりでそれ以上を知る体はどうにも物足りないなかった。耳元でリップ音が弾けて脳内がまたクラクラ揺れる、相手の声しか聞こえない催眠に掛けられたような状態で甘えるような、しかし奥深くまで侵入を許すようなオネダリがされると瞳を揺らした。そのまま先を予感させるように下腹部を圧迫されると一際高い声で啼いてしまった。このまま相手を受け入れれば確実に香りと相手の記憶が奥深く刻まれる、きっと日常に支障が出るのに焦らされた体はあっさりと先を望んでしまって熱に塗れ蕩ける瞳を相手に向けるとより熱へ堕ちることをねだった。もう焦らされるのは我慢できなくて相手の服を強く握ると「だから、もっとつよいのがほしい…フィリップしかわからなくなるくらいのが、ほしい…たのむ」とさらに香水と相手が深く結びつくように懇願して)
9324:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-10 23:36:27
っ…ああ、もちろん。 ぜんぶ僕のモノにしてあげるよ
(まだ理性を残して揺れている背中を押してしまうように先に柔い刺激だけ送ってから甘ったるい声でお願いをすれば相手の体は分かりやすく反応を示す。これからやることを示すように軽く手のひらを押し付けてみれば一際高い声を上げて敏感に反応していてまた衝動に歯止めが効かなくなって行くのが分かる。追い討ちをかけるようにまたリップ音混じりのキスを落とすと拙い声で自分を受け入れる旨の返事が聞こえてくる。日頃の探偵や男としての在り方や日常への支障という課題よりも今自分とともに熱に堕ちていく道を選んだことにぞくぞくとした興奮が背中を走る。また一つ相手に鎖を結んだような独占欲と支配欲を覚えながらもその選択が正解だと示すように軽く唇を重ねた。相手の許可さえ出てしまえばもう止めるものは無い。唇を離すと強く服を掴んでくる相手に余裕のない声で今一度宣言をすると自らも肩口に顔を埋めそこに軽く歯を立てる。そのまま手は器用にベルトを外し中に滑り込ませると「…翔太郎、愛してる」と囁き、熱の核心に触れて夜に溺れていき)
(/日頃よりお世話になっております。そろそろ暗転かと思いお声掛けさせていただきました。普段身に付ける香水ということで背後共々かなり悩みながら作らせて頂きました。香料を選ぶ中でお互いに確認を取ったりその感想の中で相手への想いを語る事があったりと終始甘く賑やかな時間を過ごせたと思います。原作にも香水は出ていますが2人ならではの違う仕上がりにもなっていてこれから二人で使っていくのがとても楽しみです。またその後に二人で香りを確かめてエスカレートしていく様子も段々と動揺して甘えてくる探偵くんが可愛らしくとても幸せな時間を過ごさせて貰いました。今回もありがとうございました。
その次はいかがいたしましょう?甘いお話が続いたので少しピリッとした話や依頼系の物でも良いかなと思っておりましてどちらかにストーカーができる話やお盆らしく死者の関わる話、どちらかが喋れなくなった状態の事件解決などが浮かんだのですが気になるものや他にもやってみたい話はありますか?)
9325:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-11 08:28:46
(/こちらこそお世話になっております!暗転ありがとうございます。こちらも色々と調べて香水の奥深さを知りつつ、探偵ならどういう香りを選ぶか想像しながらやりとりするのが楽しかったです。検索様のおっしゃる通り二人で相談しながらお互いの印象を改めて話しながら二人の特別なお揃いをまたひとつ増やすことができてとても楽しかったです。その後香水の香りに浸りながら離れられなくなっていく甘い時間も、新たな業が増えてますます検索くんの存在が探偵に刻まれて幸せな時間になりました。こちらこそありがとうございました!
こちらも次はピリッとしたシリアスな展開がいいなと思っていたのですが、あげていただいたストーカーなお話かお盆らしく死者に関わる話が気になります。ストーカー関連なら狙われてる側が組織的に攫われたりみたいな話とかできそうですし、死者の方は怪奇現象が街に蔓延したり死者が生き返ると噂がたったりといろいろ出来そうでどちらか迷いどころですね…検索様のご希望展開などなどはありますか?)
9326:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-11 10:31:27
(/ストーカーの話だとされてない方だけが気付いて警備体制を取ったり諦めさせようとわざと近い距離を見せ付ける→逆上したストーカーが実力行使に出るみたいな感じを何となく考えていて死者の方だと電車映画の幽霊列車のような生者と死者をひっくり返すのが目的(または一時的にそれが叶った状態)のメモリ使いと対峙するとか依頼人は実は幽霊でしたみたいなオチの話かな……などと考えていました。この中に気になるものに色々付け足しでも他の話でも良いのですがご希望があればお聞かせください)
9327:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-11 12:19:52
(/なるほど幽霊列車の話をベースにするの楽しそうですね!依頼人が幽霊だった、というのも面白そうなので正体不明の依頼人からメモリ破壊の依頼を受ける→本来物体の位置を入れ替えるだけの能力が怨念と絡みつき人の魂を対価に人ならざらる者の存在を具現化する能力になる、みたいな流れでいかがでしょう。お盆の時期というのもあり百鬼夜行みたいに街に妖怪が溢れるとかどちらかが魂を奪われて妖怪化する、とかも考えたのですがそれだとコメディ寄りになってしまうので悩みどころでして…シリアスにするなら未練がある人間が蘇ってしまったことで街に害を成し始めてそちらにも手を焼くとか死人が蘇るならおやっさんがいるかもと期待してしまう探偵とか、そういう要素も良さそうですね。とりあえず思いついたままに書いたのですが、ひとまず幽霊なお話をやらせていただきたいです!
ストーカーの方も次の機会にぜひやらせていただければと…!人の狂気が出るようなお話に出来たらなと思います。)
9328:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-11 13:21:30
(/その流れ良いと思います。またその場合メモリの使用者と依頼人が生前かけがえのない関係で依頼人の死をきっかけに忘れらずにどんな手を使ってでも復活させようとしていて…みたいなのはいかがでしょうか。IFルートの自分達が選んだかもしれない選択みたいな感じで揺さぶられそうです。百鬼夜行も事態の深刻さが出ますし、初接触の時に能力の披露という形でどちらかが半分死者に→妖怪化みたいな流れならシリアスを保ったまま展開出来ると思います。おやっさんの姿を探してしまう探偵君とかも絶対いますし、右として一回死んでる検索がメモリの影響を受けたりと色々要素モリモリの話が出来そうです…!)
9329:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-11 14:22:40
…ん?え、……あ、どうも…
(新たに加わった二人の特別な香りを脳の髄まで刻み込むような夜を過ごしてから一日、翌朝新たないつも通りを作るべく早速二人でそれぞれの香水をつけて事務所へと出かけた。道を歩く間、隣にいる相手から香ってくるその香りに案の定胸はザワついてしまうが相手自身の香りが控えめであるのが幸いして道中フリーズする事態は避けられた。その後事務所にたどり着き所長様が出勤してくると二人へ挨拶した10秒後にはスリッパが飛んできて『この絶世の美女を差し置いてお揃いの香水つけるなんて高度なことするなんてどういうこと?!』とお怒りの言葉が飛んできた。その後も恋人アピールだとかイチャイチャしているのと同じだとか散々な言われようだったがただ香水を付けているだけという一言で押し通すことにした。そんな騒がしい日から一週間ほど、ウッディな香りが体に馴染んできた頃合にいつも通り事務所のデスクに向かっていた。世は丁度お盆の時期で客足は減っている、所長も現在大阪へ帰省中だ。穏やかな時間を過ごしていれば不意に事務所の中に夏に似合わぬ冷たい風が吹き込んでくる。身震いするほどのそれに思わず顔を上げるといつの間にか淡い藍色の着物をきた白髪の男性がひとり立っていて目を見開いた。事務所の扉を叩く音も、開く音もしなかったはずなのに。奇妙な心地のままデスクから立ち上がるとひとまず依頼人と思しき男性に声をかける。男はこちらと相手を順に見ると『お主らじゃな?鬼を倒したと言うのは』と全く身に覚えのない話をされて「は?」と思わず間の抜けた声を出して)
(/依頼人と使用者に因縁があるのめちゃくちゃいいですね!最終的には妖怪に寄りすぎている依頼人を人間に戻すために風.都全ての命を引き換えにしようとする、なんて展開も良さそうです。自分達を投影してしまうというのもめちゃくちゃ好きな展開ですのでぜひそんな感じでいきましょう!また他のアイディアもありがとうございます…!死に呼応してしまう検索くんとかも好きな展開です!何となく形も見えてきましたし、ひとまず初回置いておきます。今回も好きなこと盛り込みながらいきましょう!/何も無ければこちら蹴りで大丈夫です!)
9330:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-11 17:53:30
……もしかしてあの鬼ヶ島のことかい?
(二人で熱と香りに溺れた日から一夜明け、新しい習慣として香りを纏って出勤すると案の定所長にはバレて見事にスリッパが飛んできた。あくまで一緒に香水を買っただけと主張したのだが納得されずに散々な言われようをした一日だったのは記憶に新しい。そんな日から一週間ほど、香りを纏うのにも慣れて少しずつ自分に馴染んで来たのを感じていたが世間はお盆らしく平和な日々が続いていた。所長も大阪に帰省して事務所に二人であるのに加え事務所のドアを叩く者が居なければあまり身も入らずにスツールに座って本を読んでいた。穏やかな時間を過ごしていると室内にいるにも関わらず冷たい風が吹き込むら、思わず本から顔を上げるとそこには最近ではあまり見かけない淡い藍色の着物をきた白髪の男性が立っていて目を見開く。気配や物音もなく忽然と現れたような有様に固まっていると男は妙なことを口にする。鬼というワードを聞いてすぐに浮かんだのは幼い相棒と過去で解決したあの出来事だ。思えば男の格好はあの時一緒に戦った時の民のものに近しくて知らないであろう相手をチラッとだけ見てから尋ねてみれば深く頷いたのが見えた。ならばこの男は過去の存在ではと眉を顰めていると『…お主らには奴の持っているこれを壊して欲しい』と一枚の和紙のようなものを取り出す。そこには直方体の見慣れたシルエットのもの、ガ.イ.ア.メ.モ.リが描かれていてまた目を瞬かせる。「…これは?」と更なる情報を得ようと問いかけて)
9331:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-11 19:32:48
…鬼ヶ島??…、ガ.イ.ア.メ.モ.リ?!…いいぜ、詳しく聞かせてくれ
(音もなく現れ訳の分からないことを言われて困惑しているとさっぱりなこちらと違って相手は何か覚えがあるようでまた自分の知らないワードが出てきて同じ言葉を繰り返す。何やら事情を知っていそうな相手に詳しいことを聞く前に男は一枚の古めかしい紙を取り出す、しかしそこに描かれていたのは見慣れたものでまた声を挙げることになった。何やらいろいろとチグハグな男に相手と共に驚きと警戒と困惑の目を向けていると『この街でこいつに関わることはお主らに相談すればいいのじゃろう?』と少々挑発的に問われれば、ここで引っ込める性格でもなくて男を依頼人として迎え入れることを決める。いつも通り依頼人をソファに座らせ向かいに座れば机の上に和紙が置かれた、そして男は『単刀直入に言えばこの地の怨霊とこいつがくっついてしまったようでの、怪異になってしもうたんでどうにかして欲しいんじゃ』とあまりにも現実離れかつこちらに投げっぱなしなことを言われて思わず「は?」と声が出る。さらに『あぁ、ちなみに儂も同じ怪異の類じゃがお主らを襲ったりはせん』とかなり呑気に訳の分からないことを言われて「はァ?!」とさらに声をあげて簡単に我慢の限界を迎えると「ンな話信じられるわけねぇだろ!」と最後には叫んでいて)
9332:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-11 21:30:25
…、怪異っていうのはあのホテルの幽霊みたいな感じだろうか。 ならもしかして…
(当然幼い相棒と解決した事柄について今の相手に記憶はない。混乱は伝わってくるものの男から提示される情報に気を取られてそれどころじゃない。メモリに関してはこの事務所というのは間違いなく相手も依頼を受けることに決めたようだが怪異というワードが出てくれば固まってしまった。メモリと怨霊が絡みついたと聞いてすぐに浮かぶのはあの廃ホテルの件だ、更に男も怪異だと聞けば一瞬驚くも音もせずに現れた理由に納得がいく。良くも悪くも非現実的な事件にはしょっちゅう巻き込まれていて相手とは反対に唇に指先を触れながら少し考え込む。過去の存在で怪異なら、と立ち上がって男に近付き手を伸ばす。男の着物に当たるはずの手はそこをすり抜けひんやりとした空気の実感だけある。人間では有り得ない状況に相手を見ると「どうやら本物みたいだよ」すり抜けた手を左右に振りながら告げていた。やがてゆっくり離すと「それで、そのメモリの持ち主や能力、或いは被害に心当たりは?」といつものように聴取を始め『…奴は初めは物体の位置を交換出来ると言っておった』と男も答えて)
9333:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-11 22:16:09
確かにそんなこともあったけど、なッ!?…なんでそんな呑気なんだよ……
(目の前にいる古風な男が自称怪異だと言われて納得できるはずもない、叫ぶこちらに対して相手はごく冷静に近しい例を思い出している。確かにメモリによる不可思議な事もメモリと幽霊が合わさった出来事も、なんなら怪異自体に巻き込まれたことだってあるがそれでもこの男の言うままを受け入れることはできない。訝しげな顔をしていれば相手は男に近づいてそのまま肩に触れようとした。しかし相手の手は男の体をすり抜けていって驚愕する。あっさり男が人間ではないものであると証明した相手は依頼人として話を聞こうとする、その柔軟っぷりは相手のいい所ではあるが思わず愚痴を零しながら聞く体勢に入った。どうやら和紙に描かれたメモリは物体を入れ替える能力があるらしい、厄介そうだが怪異とはあまり結びつかない能力だ。男は和紙を手に取ると『奴がこれを手に入れた時はそういう能力だったのじゃが、ある日夜道で女を襲おうとしてる男と鉢合わせたらしくてな。…奴は怨霊の類じゃが心根は優しい奴じゃ、女を助けようと男を呪おうとした時にこいつが反応して奴は人としての肉体を手に入れ、まぁつまりは生き返ったんじゃ。代わりにその男は魂を抜かれて動かなくなったようじゃが』とまた到底信じられない説明を受ける。だが今はいちいちそこで引っかかっている場合ではない、必死に頭を動かすと「つまりそいつは生きた人間の魂を使って怨霊になってる奴を蘇えらせられるってことか?」と男の話を纏めると男は静かに頷いて)
9334:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-12 01:25:26
…生者を犠牲に死者を蘇らせる、確かに放っておけないメモリだ。
(実際に男に触れてこの世のものでは無いことを確かめていると相手は隣で驚愕し更には愚痴を零している。非現実ではあると思うが今まで幽霊に遭遇し、更には過去に何度も行った事があればこれくらいは許容範囲になってしまっている。メモリの能力について効くと本来の能力から怨霊の力か何かで大きく強化した経緯が語られる。誰かを攻撃出来るメモリは数多くあれど魂を抜いて入れ替わりのように肉体を奪う能力など聞いたことがない。相手の解釈に男が頷くのを確認すると端的に今できることを纏めその厄介さに眉を顰める。もしそのメモリを自分以外に使うようになればたちまちこの街に居る人々の魂が奪われ代わりに死者が徘徊するような世界になってしまう。しかもこの世をさまよっている魂の中には罪人やこの世への未練、恨みを持ったものも居るだろう。もしそんな者達が暴れたら、と考えればやはり放置する訳にはいかない。男の方を見て「それでそのメモリを持っている人物は何処にいるんだい?」と問いかけると男は僅かに視線を逸らし『それが数日前から行方が分からなくなってるんじゃ…、奴のことだからこの街を離れてはいないはずじゃが…』と答える。先程の説明やこの口ぶりから男とメモリの持ち主は何かしら関係のある知り合いなのかもしれない。相手の方を見て「ならひとまず情報収集でもしようか」と話しかけ)
9335:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-12 11:14:33
あぁ、厄介な奴が蘇っちゃ風,都が混乱しちまう。…いやその前にこいつに聞きたいことがある
(生者を代償に死者を蘇らせる、到底信じられない事象だが目の前に超常的な存在がいる以上先程の話は正真正銘風.都.に襲い来る脅威なのだろう。この世をさ迷っているような魂が生き返ってしまえばこの街の人に危害を加えられるのは必然だろう、街が泣かされる前にメモリを持ってしまった怨霊を止めなければ。今は行方知れずのようだがそれならば探偵の出番だ、生者の魂を奪うだなんて目立つことをしているならばすぐに見つけられるはずだ。相手は早速街へ繰り出そうとするがそれを一旦止める、そして依頼人の方へと目を向けた。これまで鳴.海.探.偵.事.務.所を訪れた中でもトップクラスに珍しい依頼人だが意思疎通が取れてこちらに協力的だ。それならば聞いておきたいことがあって「メモリを使った怨霊って奴とお前、その言い草じゃただの知り合いじゃねぇだろ。俺達に依頼するってのがどういうことか分かって言ってんだよな?」と問いかける。男の口調からメモリを使った怨霊とただならぬ仲なのは明らかだ、最初こそ目線があっていた男だったがふと目線を外すと『…奴はほんの500年ほど前、共に鬼退治をしていた…友だ。変に情が湧いては困るからの、儂は奴の近くにおらんほうが良い。それに、お主ら探偵がこの件を解決してくれるのじゃろう?』と躱されてしまった。男がどこか寂しげに笑った瞬間にまた冷たい風が事務所内に吹いてくる、ゾクリと背筋が震えたその時には男は居なくなっていた。奇妙な状況だがメモリが関わっているなら自分達に解決できるはずだ。ガレージに続く扉にかけられた帽子を手に取ると頭に乗せ「いくぜフィリップ、まずは魂を抜かれて倒れた人がいねぇか当たってみようぜ」と声をかけ)
9336:
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ID:415c83bff 2025-08-12 14:05:03
…友達、……そうだね、まずは調査だ。
(能力の厄介さを聞けば早速調査に出掛けようと相手に声をかけるがその前に相手は男に用があるようで一旦動きを止める。大人しくそれを見守っていると相手は男にメモリの使用者との関係性を聞く。すると男は目線を逸らして共に鬼退治をしていた仲だと答える。その寂しげな表情と妙な沈黙に一般的な友達の枠を超えた何かを感じると同時に事務所内にはまた冷たい風が吹き、いつの間にか男の姿は消えてしまった。ぽつりと呟いていると相手は扉にかけていたハットを頭に乗せて声を掛けられる。相手の言う通りひとまず状況の確認をすべきだろう。こくりと頷くと相手に続いて事務所を後にした。カンカン照りの外は事務所の中より随分と暑く、手で仰ぎながらまずは普段人通りの多い商店街へと向かった。だが商店街はお盆にも関わらず猛暑のせいか思ったより人が少ない。「と言ってもどうやって倒れた人を探そうか」と相手に相談していると商店街近くの道路を救急車がサイレンを鳴らしながら走り抜けていく。何かの病気や怪我、この時期ならば熱中症だろうかとも考えが及んだがその症状を考えると相手の方を見て「翔太郎、追ってみよう!」と声を掛け)
9337:
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ID:65b68c258 2025-08-12 15:27:47
…どうやらビンゴみてぇだな
(事務所から一歩出てみれば盆らしい茹だるような暑さが広がっている、だが風.都の一大事である以上へばっている場合ではなくて街へと繰り出していく。まずは聞き込みかと思った矢先に救急車がけたたましくサイレンを鳴らしながら走っていった。探偵の勘が働くと相手の呼び掛けに「あぁ」と頷いてサイレンの音を追った。辿りついた先には意識を失って倒れる男が二人いて救急隊員が忙しなく動いている。夏であるのを思えば熱中症の線も考えられるが倒れている男は二人とも青白い顔をしていて生気がない、救急隊員が氷を当てようとした手を止めて驚いているあたり倒れている男の体は熱いのではなく冷たいのだろう。一気に二人やられたのかと思っていた矢先、『翔太郎くん!助けてくれ!!』と悲痛な声が聞こえてきてぎょっとした顔でそちらを見るとそこにはすぐ側の角に和菓子屋を構えている店主がいた。ただ事ではない様子に「落ち着け!どうしたんだよ」と肩に手をかけ問いかければ、店主は大きく息を吸ってから『あいつが…僕の店に嫌がらせしてたあいつが!さっきそこにいたんだ!5年前に死んだはずなのに!』と叫んで息を飲む。この店主はコンクールで優勝した際に準優勝だった男から逆恨みされ長年店に嫌がらせを受けていて、たまたま居合わせた時に何度か追い払ったこともある。嫌がらせをしていた男は結局無茶なバイク運転をして自損事故で亡くなっていたが、今の状況と照らし合わせるならば「二人が魂を奪われて、そいつが生き返ったってことか?」と状況を整理しながら相手の方を見て)
9338:
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ID:415c83bff 2025-08-12 21:00:53
まだ生き返った例は見てないけど、可能性は高そうだ。救急も似たような症状の人を数日前から搬送しているらしい。
(こちらの声掛けに相手もピンと来ていたようで救急車が向かう方を追いかける。たどり着いた先には意識を失った男性二人が倒れていて救急隊員が処置をしている。だが本来熱中症ならば赤くなることの多い顔が血の気が引いたように青白くなっていて目を見開く。角から悲痛な声で相棒を呼ぶ店主の声が聞こえ、そちらは相手に任せていると救急隊員が『また冷たい患者だ』と呟きを零しつい「…また?」と声をかける。救急隊員は以前事件の解決の際に見かけたことがある人物であちらも自分が首を突っ込んでいた探偵だと認識すると『え、ええ…数日前から急に倒れてこの人達みたいに冷たくなって意識を失う方が何人も搬送されているんです。医者も原因が分からないって言っていて…』と情報を教えてくれる。恐らくその人達も魂を抜かれた人物の可能性が高い。彼らに感謝を伝えてから相手の元に戻ってくるとちょうど店主の言葉を纏めている所だった。相手から視線を受けると凡そ同じ推理だと頷きこちらが得た情報を纏める。そんな厄介な人物が生き返ったなら八つ当たりに街を荒らす可能性も高い、「その人物は何処に?」と問うと店主は『あ、あっちに向かっていった』と指さして)
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