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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
7245:
探偵 [×]
2024-11-25 17:43:18
ん、おぅ……なんつーか…メイドさんの時は恥を捨てりゃなんとかなったけど、こっちは独自のルールが多いな
(今度は席までのエスコートの練習になりこちらが客の役だ、改めて相手にお坊ちゃまと呼ばれるのはやはり慣れなくて笑わないように表情を硬くすれば変な顔を浮かべてしまう。そのまま席に案内され席を引かれるとぎこちなくその椅子に座る、相手に恭しく扱われるのはやはりむず痒いものでなかなか練習に集中できなかった。だがエスコートする間相手の動きはスマートで無駄がなくかなり執事らしいものになっている、執事長もそれを褒めるが隙を見せないように注意をしていてなかなかに厳しい指導だ。その後も客の傍に立つ時の立ち位置や言葉遣いなどなど順に叩き込まれていく、なんとか執事長に正されながらそれらをこなした後ようやく『少し休憩しましょうか。私は次の準備してきますので少し座っていてください』と紳士的な笑みと共に伝えられる。執事長は一旦部屋を出ていき思わず息を吐きながら席へとついた。ちょっとした手伝いのはずだったが執事として店に出るからにはそれなりのクオリティを求められるらしい、軽く疲労を覚えながら安請け合いしたことを少々後悔しつつ相手の方へ目をやって)
7246:
検索 [×]
2024-11-25 19:03:51
ご主人様に仕える執事とその御屋敷っていう要素を最重視しているのだろうね。 この姿勢をずっと続けるとは流石のプロ意識だ。
(席にエスコートしている間慣れていないのを誤魔化すためか相手はずっと変な顔をしていてそれにニヤけてしまわないように必死だった。執事長の評価を聞きその後も立ち姿や注文を受ける際の言葉遣いなどを細かく叩き込まれていく。一通り基本的な事を教えて貰ったところで執事長が部屋から出て行って二人だけとなる。大した運動のようなことはしていないはずだがずっと綺麗な姿勢を保っていたせいで既に幾らか疲れている。椅子に座って姿勢を崩すとその楽さに小さく息をつきながら肌見に感じた執事喫茶の特徴を口にする。執事がメインなのではなく帰宅したご主人様を出迎える心地の良い空間が売りなのだろう。本物さながらのプロ意識で姿勢をキープする様に素直な感心しているとふと先程の出迎えの様子を思い出して「君が敬語使ってると何だか別人みたいだ」と思ったことを口にして)
7247:
探偵 [×]
2024-11-25 21:11:12
あぁ、この世界観を崩すのはご法度って事だろ?執事もなかなか大変だな。…な、事務所でも時々つかってんだろ?お嬢さんが来た時とかに。そういう面なら俺は完璧かもな
(こちらが体を投げ出すようにして椅子に座れば向こうも疲労を感じているのか直ぐ様執事らしい体勢を崩して座る、慣れないことの連続で練習だけでもそこそこの疲労だ。相手の感想には頷きつつこちらも感想を述べる、メイドさんは非日常的な可愛らしさを楽しむところだったが執事喫茶はもっと独特の世界観で逆方向に浮世離れした空間だ。今は普段着だがここから執事服を着ていざ本番を迎えるとなるとなかなかの重労働になるだろう。一息ついていると相手に敬語が珍しいと言われてしまって即座に反論する、依頼人が来た時、特に女性が訪れた時にはハードボイルドな探偵らしく懇切丁寧に出迎えているつもりだ。そういう意味では執事喫茶とやっていることは変わらない。だがいつもと違う様子に違和感を覚えたのはこちらも同じで「ま、執事なんて浮世離れしてんだから普段とは別人みたいにならなきゃいけねぇのかもな」とまた感想を付け加えていた。暫く休憩しているとドアがノックされて再び執事長が戻ってくる。自然と背筋を伸ばして立ち上がると『それではいよいよ外見を整えていきましょうか』と執事の服を手渡される、所謂燕尾服と呼ばれるそれを広げると思わず「おぉ…」と声がもれて)
7248:
検索 [×]
2024-11-25 23:17:01
君が敬語を使う時はなんというかデレデレした時が多いだろう。…ああ、本当に執事になったつもりでやるべきだろうね。 …これが執事の服!
(敬語が珍しいといえば即座に反論される。確かに使っている場面は見た事が多いが年上の依頼人や初対面の人への聞き込みでもなければ専ら気取ってかっこつけようとした時くらいだ。そういう意味でもこういった敬語は珍しいだろう。きっとその事もまだイマイチぎこちなさが出る要因で普段とは別人になったつもりが良さそうだと相手の言葉に頷いた。そうして軽い会話を続けているとノックの後に執事長がやってくる。相手に続いて立ち上がると今回着る服の一式が渡されて興味深くその質感や形状を確認する。『僭越ながら先程の練習の光景から二人に似合う物をご準備させて頂きました』という言葉通り基本的な所は一緒だが相手の物とはネクタイやデザインが違う所かあってそれぞれ個性が出ているようだ。『着替えた方からこちらで髪のセットをさせていただきます』と言われると早速着替え始める。普段の服に比べてフォーマルな格好で相手のスーツともまた違うかちっとした印象の服だ。首元には黒いクロスタイにエメラルド色の飾りが付いている。グレーのベストを着てジャケットを羽織った所である程度着替え終わると先に支度を済ませようと執事長に向かう。髪をセットして貰っている間、相手ももう一人の執事がやってきて準備して貰うようだ。髪を留めていたクリップが外されて一旦全て下ろすと丁寧に前髪が分けられ、コテなどを使ってこの場所に相応しい身なりへと整えられる。ばっちり執事の格好にして貰うと相手の方を振り返って「そっちはどうだい?」とその姿を確認しようとして)
7249:
探偵 [×]
2024-11-26 07:57:13
な、……お、なかなか似合ってんじゃねぇか。新人執事っぽいが清潔感あって出来る奴って感じだ
(敬語を使っているのはデレデレしている時とまたなんとも不本意なことを言われ反論しようとするが思い当たる節がなくはなくて言葉に詰まってしまう、そうこうしているうちに執事長が戻ってきて着替えの時間となってしまった。見慣れない服装なうえコンセプトがしっかりしている店のためか服の素材も相応に良いもので感心してしまう。相手といえば相変わらず珍しい服に興味津々のようで熱心に手渡された服を観察していた。地.球.の.本.棚に突入しないことを願っていたがその前に着替えに意識は移っていったらしくこちらも続いて服へ袖を通していく。ワイシャツを着るまでは同じだが深紫のベストを着て首にはアメジストを思わせるブローチがついたループタイを付けた。ジャケットはよくある燕尾服のようで後ろの裾が別れているタイプのようだ。相手に続いてもう一人の執事に髪のセットを頼むと基本的な形は崩さず少し重めに髪をまとめるようにしてもらいよりきっちりとした印象になった。一通り準備が終わると相手から声がかかり体を向ける、いつもは流れるような髪型を崩して前で分けるスタイルにしてもらい格好もフォーマルになればなかなか様になっている、少々幼さが残るアンバランス感も女性に受けそうだ。胸のクロスタイに光るエメラルド色を見つければ「ちゃんとお前の色も入ってるし、執事長さんのセンスもいいな」と口角をあげて)
7250:
検索 [×]
2024-11-26 11:46:26
なら良かった。翔太郎も普段と少し雰囲気が変わって執事らしくカッコよくなったね。…本当だ。思わぬ所でまたお揃いのようだ。
(振り返ると燕尾服を着込んで大まかな方向性は変わらないもののより上品かつ清潔感のある仕上がりになった相手が居て思わず上から下まで観察してしまう。普段から相手の言うハードボイルド探偵としてきっちりとした格好をしているが重たく纏まったヘアスタイルも相まって洗礼された大人の印象が強くなった。こちらの格好も似合っていると言われると安堵したように表情を緩め、素直な感想を口にする。何度か普段とは違う着る機会もあったがその度に受ける印象は変わって新鮮だ。相手の視線が胸元に向かいクロスタイの飾りのことに触れると相手の胸元にもアメジストのブローチが付いていることに気づいてそれぞれに結びついた色を纏っていることにクスクスと笑う。恰好から執事の物になったところで『二人ともよくお似合いです。では少し早いですが慣れる為にも早速働いて頂きましょう』と執事長から指示を受ける。本番となれば少し緊張するがせっかくやるならばこの機会を楽しむべきだろう。『既に何人かのお嬢様が御帰宅されていますので常に気を配り、ベルで呼ばれたら要件を伺ってください』と初めの仕事を任されると「じゃあ行きましょうか、左様」と楽しげに普段と違う呼び方をしながら控室を後にして)
7251:
探偵 [×]
2024-11-26 12:31:35
これだけでも頼もしいもんだな。…えぇ。仕事の時間ですね、フィリップ様
(かつてパーティーに潜入した時にもフォーマルな装いをしたものだが執事となればより一層現実から外れた格好で浮き足立ってしまいそうだ。しかし互いの胸元にはお互いの色が添えられている、執事長が自分達の服装から選んでくれた色合いだろう。ワンポイントいつもの色があるだけでも何処か心強くて落ち着かない装いの中でも地に足をつけてくれる気がした。いつもの色を互いに携えた姿に相手は笑みを浮かべるがそれだけは見慣れたもので服装とのギャップに胸が跳ねてしまった。ここで動揺していてはまた執事長から言葉の鞭が飛んでくる、なんとかいつも通りの表情を取り戻せば早速表に出るように言われた。本番のディナータイムまではもう少しあるがある程度慣れておく必要もあるだろう。相手にいつもとは違う執事らしい言葉で話しかけられるとやはり笑ってしまいそうになるのだが咳払いをしてこちらもそれらしい返事をした。控え室を出て廊下を出ていよいよ客もといお嬢様がいる場所へ入ろうとした矢先、先程こちらの髪をセットしてくれた執事がやってきて『ここならちょうど良いですね。先にブロマイド用の写真を撮っても?』と声を掛けられる。状況が読めず「ブロマイド用?」と聞き返せば執事はカメラをセッティングしながら『今日は月に一度のイベント日でして、ディナータイムにご主人様が気に入った執事のブロマイドをご購入いただけるんです』と解説がなされた。ツーショットの写真撮影もあるらしいが月に一度新規で撮影されたブロマイドを購入できる日が設定されているらしく執事曰く『それはもうお嬢様方が大熱狂で…それゆえいろいろあるのですが』と言葉を濁しながらカメラをセッティングし終えると『まずはフィリップ様から。40ポーズほどいただきます』とさらりと言われあまりの多さに「そんなに撮んのかよ!」と思わずいつもの調子で叫んでしまい)
7252:
検索 [×]
2024-11-26 14:41:21
だから今日は人手が無いといけなかった訳か。え、僕たちは臨時だしそこまで撮らなくても…
(こちらが普段とは違う執事らしい口調で話しかければ軽く咳払いしてから同じように返される。先ほどはむず痒くて仕方なかったが今はそれに見合う服装をしたこともあって心が弾むと自然と笑みが浮かんだ。そのまま仕事にとりかかろうとすると相手の髪をセットしていた執事に声を掛けられる。今日は月に一度の大事なイベントの日のようでその為のブロマイドが必要らしい。恐らくメイド喫茶でいうチェキに近い物であり、大事な収入源だと察しがつけば今日という日時にこだわって人手が必要だった理由も頷ける。何やら言葉を濁す様子が少し気になるものの今日の依頼に付随するものなら引き受けるべきだろう。だがさらりと40ポーズ、つまり40枚の写真を撮ると言われると叫ぶ相手と反対に固まって困惑の声を洩らす。話を聞く限り日頃からこの執事喫茶を訪れている常連客用のイベントであり、今日だけの執事である自分達にそこまで必要ではないと意見しようとするが『いえ、寧ろ今日だけの幻の執事だからこそお嬢様方に沢山売れ…こほん、希少性を感じて頂き購入して頂けるのです』と妙に熱のこもった口調で説明がされる。それでも何とか説得をしてその半分の20ポーズにして貰うと早速撮影がされる。基本の立ち姿から紅茶のポットを持った姿、軽い笑みからクロスタイを直すような仕草など良くわからないようなポーズまで撮影されていけば『とてもいい感じです。では次は左様の撮影に致しましょう』と促され「交代だ」と相手と立ち位置を入れ替わって)
7253:
探偵 [×]
2024-11-26 19:13:17
夜に予約集中してたのもそのせいか。……いい練習になるかもな、これ
(ことのちゃんが何処まで執事喫茶の事情を知っていたのか分からないが常連客が喜ぶようなイベントデーに二人も人員が必要なほど執事がいないのはさすがにまずかっただろう、店長の焦りようをことのちゃんも見ていたのかもしれない。重要な日に執事をすることが発覚しますます責任が増していくがそこに写真40枚が課されると流石に叫んでしまった。写真を撮るだけとはいえ40ポーズとなるとお嬢様方の所へ行く前に疲労困憊になってしまいそうだ。なんとか相手と説得して半分の量にしてもらい相手から撮影が始まる。次々ポーズ指定をされ相手の写真が撮られていく、最初こそ固さはあったもののだんだん慣れて来たのか相手の所作もそれっぽくなって様になってきた。最後の一枚もなかなか絵になる佇まいで執事に入り込んでいる、あまり乗り気ではなかったが先に写真でそれらしい格好をすることでより執事という役に入り込めるかもしれない。なんせこの店では世界観を守ることが何よりも大事なのだから。相手に声を掛けられると「おぅ…じゃなくて、はい」といつもの口調を正しながら位置を交代する。二人が会話する間もシャッターが切られていた気がしたがそれは置いておきブロマイドを撮り始める。立ち姿から始まり跪いて手を取る仕草をしたりカトラリーを机に置いたりと店での振る舞いの一部を切り抜いたものが多くなかなかいい練習になった。一通りの撮影が終われば『ありがとうございます。それではホールの方をお願いします。ご主人様方がお待ちですので』とカメラを携えた執事は去っていって「いい準備運動でしたね」と口調は執事のものながら顔はニヒルな笑みを浮かべるとご主人様の待つホールへの扉を開いて)
7254:
検索 [×]
2024-11-26 20:10:35
それでは左様、一緒に行きましょうか。
(20枚という今まで撮ったことの無い枚数の写真を撮り終える頃には執事らしさというのが何となく分かってきた。今撮った仕草をするような人物を意識して動けば良いのだろう。相手に声をかけるといつもの口調を正しながら位置を交代する。少し離れた所から撮影の様子を観察していたがすっかり執事に成りきって居るのか随分と様になっている。一歩下がって仕えるような普段あまり見ない姿を熱心に見ていると様子を見に来た執事長が近くにやってくる。あの写真が今日来たご主人様達に販売されると思うといても立ってもいられず相手が撮影に集中している間執事長に「今日の報酬の一部として今撮ったブロマイドを貰っても良いかい」と交渉する。執事長から紳士的な笑みと共に了承の返事を貰うとますますやる気が湧くのを感じながら相手の撮影が終わるのを待った。撮影をしていた執事が去っていき相手に丁寧な口調で声をかけられると小さく笑いながら頷き、弾んだ声を返すと相手と横に並んでホールへの扉をくぐった。ホールの方もお屋敷のような内装で家具の一つ一つも気品のあるチョイスで統一感のあるインテリアで纏められているようだ。ホールに入った途端何人かのお嬢様からの視線を感じる。その内の一人がベルを鳴らしたのを聞けば早速そちらに向かう、食事を終えた皿があるのに気付くと「こちらお下げしても宜しいですか」と教えて貰った言い方で声を掛けて執事としての仕事をこなして)
7255:
探偵 [×]
2024-11-26 21:03:04
__えぇ。今日だけのお手伝いですが、誠心誠意お仕えさせていただきます
(こちらがブロマイド用の撮影をしている間相手は少し離れたところで執事長と何かを話している、内容は分からないが清潔感があり統一感のある装いの二人が並んで立ち話しているのはかなり絵になっていて相手が自分ではない誰かと良い収まりになっているのに少々胸がザワついた。そんな僅かに嫉妬を滲ませた瞬間の顔もこっそり撮られていることには気が付かず無事に撮影を終えれば執事らしい口調で気合いを入れ直してから相手と共にホールへと出た。控え室や廊下もなかなかに浮世離れしていたがホールはお屋敷の様相をしていてさらに別世界のようだ。圧倒されそうになるのをなんとかすました顔でやり過ごしていると相手が早速ご主人様に呼ばれてテーブルの方へと移動する。それを目線で追っていると隣のテーブルの女性のカップが空になっているのに気が付いた。紅茶やコーヒーはポットでサーブされてカップへ注ぐのは執事の役目、テーブルへ近づき「失礼します」と声をかけてから紅茶をカップへと注ぐ。見慣れない執事二人にホールは明らかに色めきだっていて紅茶を注いでいたお嬢様に『新しく屋敷にきた執事さんですよね?』と声を掛けられる。相手の方をちらりと見てから言葉遣いは事務所と同じように、しかしハードボイルドではなく先程教えられた通り執事らしい口調で答えれば『やっぱり!』と興奮気味の返事がされた。事務所ではこういう丁寧な口調をハードボイルド探偵らしく話すと大体変な顔をされるのだが今はその雰囲気はない、一体何が違うのかと少々腑に落ちないままポットを元に戻すと『ということは夜は二人のブロマイド買えるってこと?』と早速先程の写真が出てきて「えぇ」と答えればさらに周囲は色めきだって異常な反応に思わずまた相手の方を見てしまい)
7256:
検索 [×]
2024-11-26 21:51:00
ご挨拶が遅れました、わたくしフィリップと申します。こういった場は不慣れなのですが何なりとお申し付けください。
(今までは学ぶことや下準備が多かったがこれからが依頼のメインであり、重要な接客の機会だ。全てに気を配るようにと執事長に言われたことを守ろうと空いた皿を下げに行く。相手もその隣のテーブルについたことを何となく横目で見ながらそのまま裏に持って下がろうとするが『お名前聞かせて貰って良いですか』とお嬢様に問われまだ自己紹介してなかったことに気付く。最初の方に教えて貰った通りに胸に手をやってから一礼して自らの名を名乗る。接客ならば多少愛想も必要だろうと意識して微笑むようにすれば何となく他の席から視線が、正確に言うと新人と相手に注がれているような気がする。その間相手の方でも会話が進み、先程のブロマイドの件に相手が返答をすると周囲が色めきだつような妙な反応が起こる。無意識に相手の方を見れば目が合うもその要因が分からなくて僅かに首を傾げる。いつもならば直ぐにどういう事か尋ねるのだがご主人様へこちらから過度な声がけはNGらしくブロマイドについて執事の方から聞くのもあまり良くないだろう。名前を名乗ったお嬢様からも『フィリップさん、良い名前ですね。後からブロマイドの方も沢山購入させて貰います!』と妙に気合いの入ったように言われるがイマイチ状況が飲み込めないまま「あ、ありがとうございます…?」と返すしかなかった。執事の誰かに聞こうとも思ったが皿を裏に返しにいくと直ぐにベルが鳴らされてそんな暇もないまままた別のお嬢様の元に向かう。次に頼む紅茶の相談を受け、以前検索した知識から茶葉の特徴や味の雰囲気を説明する。自分達がここに来た時よりもオーダーの頻度が上がっているのを感じながら執事の仕事をこなしていき)
7257:
探偵 [×]
2024-11-26 22:32:40
お、…私は左.翔,太.郎と申します。以後お見知りおきを、お嬢様
(相手の隣のテーブルで接客していると相手が自己紹介をしているのが見えてついつい意識が持っていかれそうになる、無邪気に輝く笑顔を見る機会が多い分敢えて控えめに微笑む姿はあまり見られるものではない。執事としてある意味で作っている笑顔なのは分かっているのだがどうにも落ち着かない、執事喫茶ならメイドよりはマシだろうと思っていたが結局相手が他人に取られたような気になるのは同じだったようだ。そんな状態で『あなたの名前も教えてくれる?』とお嬢様から問われて咄嗟にいつもの一人称が出てしまいそうになる、それをなんとか飲み込んで相手に習って微笑みと共に自己紹介した。たどたどしい態度にお嬢様はクスクスと笑いながら『左ね。貴方達がいるならこのままディナータイムも入っちゃおうかな』と上機嫌に返事がされる、ディナータイムに入るのはブロマイドのためだろう。想像以上に今日という日は特別でブロマイドは重要な位置付けにあるものらしい。謎が解けないまま暫く接客を続けていればランチタイムが終わる時間になったようで一旦お嬢様方は退店、もといお出かけしていった。「いってらっしゃいませ」とお見送りの言葉と共に最後のお嬢様が出ていく、相手と先程写真を撮ってもらった執事との三人になり「そろそろブロマイドがなんなのか教えてくれねぇか?」と先程濁された言葉の続きを執事へと聞いてみる。彼は少々迷ったようだったが『実は…ブロマイドが購入出来る特別な日を設けた結果ご主人様には大変ご好評いただいているのですが、少々熱が上がりすぎてブロマイドの売上競走が起こっているのです。特にランキングなど設けていないのですがご主人様の間で【自分の推し執事のブロマイド売上を一番にしたい】という心理が起きておりまして…お気に入りの執事が好きなご主人様同士で徒党を組んでいるような状態です。さらに厄介なのが、その…執事同士でもその争いを重視する流れになっておりまして、ブロマイドの売上が高い者が偉いのだと、なんともお恥ずかしい空気が生まれているのです』と説明がされた。ここまでの店内の雰囲気でいえば優雅で浮世離れした異世界だったが今日この日のディナータイムだけは熾烈な空気になるらしい、とんでもない日に執事になったことを今更思い知れれば「マジかよ…」と絶句するしかなくて)
7258:
検索 [×]
2024-11-26 23:02:18
…つまり、このイベントの日は執事ごとのブロマイドの売上数でお嬢様同士で争っていて上位になりたい執事がそれを煽っているってことかい?
(こちらが接客する間も当然相手は他のお嬢様に向けて接客をしていて、穏やかに会話をする様子を見るのはあまり面白くない。馴れ馴れしく苗字を呼ばれていることに偽名を使うべきだったかとも遅れて思ったが根本はそこではなくてこの依頼が終わるまで我慢が続きそうだ。その後も何人かのお嬢様に挨拶をして紅茶を運んだり軽い会話をしたりしていればランチタイムが終わる時間になって最後のお嬢様を執事達で並んで見送る。一旦店を閉めた形になった所で相手がブロマイドの話を切り出せば執事は少々悩みながらもその仕組みを説明し出す。その中身はなんとも厄介そうな物でブロマイドの数で人気投票のようなものが行われているらしい。認識を確認するように問いかけると『ええ、よりブロマイドを多く買ってくれたお嬢様に過剰なサービスをして更に買って貰おうとする者も居ますし、お嬢様の方も熱が上がって大量購入なさったり見返りを求める方が居たりするのです…』と今まであったことを語られる。ブロマイドの売上の一部は執事本人に返ってくる事を考えれば分からなくもない傾向ではあるがこの落ち着く店のコンセントからは少し外れているようにも思える。そして自分と相手にそれぞれブロマイドを買う意志を示したお嬢様の存在を思い出して「もしかしてさっき撮ったブロマイドで僕達もその争いに参加することになるんじゃ…」と呟けば『執事長も比較的この流れには賛成の立場なので機体を寄せられている左様とフィリップ様も対象です』とキッパリ言われ思わず相手と顔を合わせて)
7259:
探偵 [×]
2024-11-27 07:51:55
なんだそれ、ホストに片足突っ込んでんじゃねぇか!……な、おい待て!さすがにそんなこと聞いてねぇぞ。俺は出るからせめてこいつは外してくれ
(ブロマイドを取り巻く状況は今日ここに来た自分達が聞いた限りでも異様な状態だ、最初はなんてことの無いサービスだったはずが徐々にエスカレートしてしまった結果かもしれない。だがこの優雅な空間の中で目に見える形の売上競争が起こっているとは、相手が確認を取るように問いかける内容も肯定されてしまい執事喫茶からかけ離れたイベントに思わずツッこむように叫んでしまう。さらに執事から既にブロマイドを掛けた行為が双方過剰になっていることを聞き二人共が対象だと聞けば相手と顔を合わせる、執事喫茶として想像を超えている上相手も対象となれば聞き捨てならず思わず口を挟んだ。自分だけならまだしもこのまま相手までディナータイムに出ることになればその過剰なサービス合戦に確実に巻き込まれることになる。相手を男女の欲望が渦巻く場に入れたくない。あの執事長はこの件に賛成しているならばあえてこの事実を隠していた可能性が高い。バツの悪そうな顔を浮かべた彼が『私も執事喫茶とは高貴で優雅な空間であるべきだと思いますのでこの流れには反対なのですが…』と言いかけたところで『それはお前がブロマイドの売上を上げられないからだろう?』と背後から声が聞こえてきて思わず振り返る。そこにはひとりの執事が背後に二人ほど別の執事を従え立っていてこちらを見て鼻で笑っていた。見た目は高貴で品があるが明らかにプライドが高そうだ、彼が諸悪の根源だろう。こちらへ近づいてきた彼は執事らしく優雅にお辞儀をし『初めまして荒木と申します。今日はせいぜい私の引き立て役として頑張ってください、臨時雇いくん』と明らかにこちらを見下す挨拶をされると「あ?」と思わず怒りを滲ませた声を出してしまい)
7260:
検索 [×]
2024-11-27 10:36:18
翔太郎! …それで執事内でも派閥が出来てしまっているのか
(高貴な見た目からは想像も出来ないイベントの内容に圧倒され、自分達もその対象だと言われると顔を見合わせる。その熾烈とも思える争いから自分だけ外すように求める相手に腕を軽く引き自分は大丈夫だと伝えようとするがその前に背後から第三者の声が挟まる。振り返れば高貴な見た目の執事とその後ろに付き人のような執事が二人立っていてディナータイムからの出勤なのだろう。こちらに近付いてきてお辞儀をする姿は完璧な執事の装いだが告げられた言葉は明らかにこちらを見下したような内容かつ馬鹿にしたような声色でとても執事らしいものとは思えない。隣で怒りを滲ませた声が聞こえれば相手を抑えようとするが荒木と名乗った執事は『そんな直ぐに感情を表に出すようならばますます私の相手では無いですね。今日は夏目も不在なら余裕でしょう』と言ってから去っていく。後ろに着いた執事も一礼こそするものの一瞬睨みつけるような態度をした後荒木に着いていく。その様子を見届けると彼が小声で『あの方が前回の一位の荒木様でその後ろに居る方達も荒木様のグループの一員です。普段は中立かつ穏便派で二位の夏目様やその他の方も居るのですが今日はお休みなので…』とこの執事喫茶の現状を明かす。執事の方でもより多くのブロマイドを買ってもらう為に派閥よようなものがあるのなら荒木は対抗馬が居ないのもあってますます調子づいているのだろう。先程は抑えに回ったが相手も含め眼中に無いという態度は気に入らない。顎に手をやり少し悩んでから良い考えが浮かぶと悪そうな笑みを浮かべて「翔太郎、臨時執事の立場の僕達が健全な方法でブロマイドの売上一位を取ればあの鼻を明かせると思わないかい?」と提案して)
7261:
探偵 [×]
2024-11-27 12:37:57
……いい考えだぜ相棒。あいつにあのまま言われっぱなしは気に食わねぇし、まだちょっとしかホールに立ってねぇがあの雰囲気を壊すのが正しいとは思えねぇ。あいつを止めるためにも俺達で一位を取ってやろうぜ、フィリップ
(明らかに馬鹿にした言い方にこちらが怒りを顕にするとさらにこちらを煽る言葉を嘲笑と共に投げられてしまいますます青筋が立ちそうになる。だが言い返せばさらに向こうの思う壷で荒木達はこちらを馬鹿にし牽制しながらその場を去ってしまう。怒りが収まらないでいると彼はさらに現状を教えてくれる、本来抑止力になるはずの人員が今日は軒並み休んでいるのだという。そうとなれば荒木達はブロマイドを買わせるためにあらゆる手を使うだろう、ディナータイムにはアルコールが出るのを考えればますますサービスは過剰になっていくはずだ。売上が高いからと好き勝手に振る舞う様に未だイラついていると相手から荒木の鼻を明かす作戦が提案されて、一瞬固まったあとにニヤリと自信を滲ませた笑みを浮かべる。売上を振りかざしてふんぞり返っているならその座を奪ってやればいい、しかも荒木達がやっている過剰なサービスではなく正真正銘執事としてだ。執事として働くならば今回の依頼の範囲内、相手が変なことに巻き込まれることもないだろう。今のイベントデーは聞きかじっただけでも明らかにこの執事喫茶の雰囲気にあっておらず将来的に店のためにもならないはずだ、それが分かっているから彼もこのイベントに難色を示していたのだ。二人の会話を聞いて彼は驚きの表情を浮かべ『そんなの無理ですよ!』と止めにかかろうとするが直ぐに勢いが弱まる、そして『一位になるのはかなり難しいと思いますが…でも私は店が前の雰囲気に戻るならお二人に勝ってもらいたい。だから、私からもお願いします』と頭を下げられてしまった。これは追加依頼と捉えて良さそうだ、「任せとけ、俺達で真正面から売上一位を取ってやるよ…じゃなくて取ってみせましょう」と最後は執事らしさを取り戻しつつ返事をし)
7262:
検索 [×]
2024-11-27 14:32:44
ああ、ちゃんと売上を出すなら執事長からも文句は言われないはずだ。二人で40枚なら条件も揃っている、執事としても僕達のコンビが出来ることを見せつけましょうか、左様。
(この状況を引っくり返し鼻を明かす作戦を提案すれば相手もニヤリと笑って話に乗ってくる。あんなこちらをコケにするような宣戦布告を受けて黙っては居られない。荒木を妨害するのではなくイベントのルールに則って勝負するなら文句も言われないはずだ。それに丁度ブロマイドも半分ずつ撮って二人合わせて他の執事と同じだけの種類がある、荒木達に既に固定客がいることを考えれば二人で一人はちょうど良いハンデだろう。そうやって話を進めていれば彼が言葉を挟む、最初は止めようとしていたが今のイベントの姿勢に思うところがあるようで視線を迷わせてからこちらを向くと頭を下げて一位になることをお願いされて相手と一緒に得意げに笑う。今までも何度かこの街で一位をかっさらったのだ、相手とならば執事としても実力を見せられるだろう。相手に倣ってそれらしい口調で同意を示すと『私も微妙ながら協力します』と彼が申し出てくれて頼もしい仲間も出来た。改めて彼に今回のイベントの説明を受ける。基本的な接客の内容は先程のランチと変わらないがディナータイムでは薔薇の花が使われるそうだ。来店時に一本貰い、そしてイベント時限定の料理や紅茶を頼むと更に一輪、またバラの花単体の購入も出来るらしい。その薔薇の花を推しの執事に渡し、その御礼という形で執事は自分のブロマイドを返すシステムらしい。つまりご主人様から沢山薔薇の花を貰えた人物が売上上位であり、イベントの最後にはその薔薇の花束が執事に送られる為推しに豪華な物を送りたいと考えるご主人様が後を絶たないとのことだ。「既に荒木達を好きなご主人様達はそこに薔薇を送るだろうからどちらかというと新規や悩んでいる人にアプローチした方が良さそうだ」と作戦を提示してみて)
7263:
探偵 [×]
2024-11-27 19:39:58
そうだな。今日休んでる中立派の夏目って執事が二位までつけてんならご主人様の中でもこの現状を良しとする人とあまり乗り気じゃねぇ人で別れてるはずだ。俺達は夏目派のご主人様を取り込みつつ新規層の薔薇まで貰えれば勝ちが見えて来るはずだ
(向こうはベテランのナンバーワン執事、対してこちらは今日執事になったばかりの新人でブロマイドの数も半分ずつの『臨時雇い』だ。ひとりでは到底敵わない相手だが二人で一人で挑むのならば話は別、二人ならば単純な二人分よりも更に力を発揮できるのが自分達なのだから。新たな依頼も追加されイベントデーの詳細な内容が伝えられる、薔薇の代わりに渡すブロマイドは渡された時点では中身が分からないランダム式になっておりそれが購買意欲を更に掻き立てているらしい。営業の最後にお気に入りの執事が大量の薔薇の花束を抱えている姿はさぞお嬢様方には誇らしいものだろう。相手の作戦に頷いてさらに情報を整理していく、執事に派閥が出来ているのと同じように推す執事によって同じくご主人様内にも派閥が出来ているはずだ。今日は穏健中立派が軒並み休んでいると言うのなら普段彼らに薔薇を渡す層を取り込めるかもしれない。とはいえナンバーツーの夏目という人物に肉薄するほど良い接客をしなければ薔薇は貰えないだろう。これはますます気の抜けない時間を過ごすことになりそうだ。そうやって作戦を立てながらホールの片付けなどを終えいよいよご主人様をお迎えする時間となる。入口にズラリと今日出勤の執事が並べば当然荒木もそこに並ぶわけで相変わらずこちらを嘲笑いながら見下した視線を向けてくる。鬱陶しい目に思わず睨んでしまうと『相変わらず喧嘩っ早いですねぇ、さすが臨時雇いくん。二人が束になっても私の足元に及びそうにない仕上がりです』とまた調子づいた言葉を投げてくる。ますます眉間の皺を深くさせながら「笑ってられんのも今のうちだぞ」と威嚇するように言えば、一瞬の間があったあと荒木と取り巻き達が高らかに笑い出す。不快な笑い声をあげながら『私に勝つつもりなんですか?そのギャグ面白くもなんともありませんよ?』とさらに煽られ思わず「なんだと…!」と体が動きそうになって)
7264:
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2024-11-27 20:13:53
翔太郎、押さえて。だけど君たちよりもご主人様達の心を掴むつもりなのは確かだ。なので今夜はくれぐれも宜しくお願いします、荒木様。
(今回の方向性は決まったもののそれを実現させるのは容易ではない。この現状を良しとしない人達や単純に執事を求めている人にいかに刺さる接客が出来るかどうかが鍵になりそうだ。そうして作戦や彼のアドバイスを受けるなどをしながら片付けをしていよいよディナータイムが近付いてくる。初めに入ってくるご主人様はどうやら予約客が大半らしく全員で出迎えるのが習わしのようだ。それに倣って入口に並んでいると荒木が相変わらず見下した目で見てきて更に調子づいた言葉をかけてくる。相手か好戦的な言葉を投げかけると取り巻き達と共に馬鹿にしたように笑い出してますます偉そうな態度を取る。それに腹を立てた相手が一歩踏み出そうとするのを隣で止めて落ち着かせるように声をかける。だが煽られて火がつくのはこちらも同じで彼よりもご主人様達の薔薇を貰うと宣戦布告すれぱわざと執事らしく丁寧な口調で煽る言葉を送る。『ふん、そんな大口を叩いて負け犬になって恥ずかしい思いをしなければ良いですね』と言い放って顔を背けるのを見ればますます勝たなくてはと気合いが入る。執事長がやってきて『それではご主人様達をお迎えいたします』との声の後、ディナータイムの始まりを告げるベルが鳴ると初めのお嬢様がやってきて皆で一礼し「おかえりなさいませ、お嬢様」と出迎える。そのお嬢様は執事の顔をざっと見るなり『荒木、今日も来たわよ』と声を掛け、それに笑顔で答えた荒木が席へとエスコートする。やはり最初のご帰宅を狙うような固定客が彼には着いているようだ。続いてのお嬢様も取り巻きに声を掛ける中、その次のお嬢様2人組は慣れていないのかキョロキョロとしているのが見受けられると相手に目配せしてから近付き「お嬢様、お席にご案内いたします」と申し出て中へとエスコートして)
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