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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
7225:
探偵 [×]
2024-11-23 15:36:40
そうだな。でも、ずっとくっついてないとすぐ湯冷めしちまいそうだ。……俺も
(窓際に立っていた相手のもとへ一直線に向かいその体を抱き締める、この部屋の中で一番外との距離が近いその場所から自分へと意識を引き戻すように抱き締めれば向こうからも腕を回され力がこもる。相手が軽く擦り寄ってくれば擽ったくて笑みを浮かべながらもうここから体が離れていかないように筋の通らない理屈を口にする、だがそれで相手がこの隣から居なくならないのならそれでいい。相手から何とも素直で可愛らしいわがままを言われるとますます口角は上がって相手に導かれるままにくっついてベッドの方へと移動する、ベッドの横まで移動してくれば相手の脇の下と腰とに腕を添えて軽く抱き上げるとそのまま二人の体をベッドへと横たえた。制限の無くなった体は存分にくっつけることが出来てすぐさま背中に腕を回して互いの足を絡ませて出来るかぎり接触面積を増やす。視界には相手しか写っていない、唯一無二の相棒で何よりも大切な恋人。どちらの意味においてもいつまでも隣にいたい、いて欲しい、それが相手という存在だ。ようやく望む距離を手に入れて相手の頭をゆっくりと撫でると「フィリップ」と名前を呼ぶ。呼び慣れたその名前を温かい気持ちと共に呼べるのが今は嬉しくて顔を近づけると短くキスを送って)
7226:
検索 [×]
2024-11-23 17:26:42
…もうすっかりこの距離に慣れてしまったよ。 …ん、幸せだ。
(お互いに抱き締め合っていれば理由になっていない理屈が告げられてくすくす笑う。それだけ離れたくないと思ってくれているのが嬉しくてよりくっついていられるようにワガママを口にすればそのままベットの方に連行した。ベットの横にやってくれば自然な流れで腕が脇の下と腰が添えられてそのまま二人で横になる。それから直ぐに背中に腕が回ってお互いの足を絡ませながらくっつくと視界の多くを占める相手を見つめる。誰かに触れたり触れられることも自分のテリトリーに踏み込まれることも慣れていなかったはずなのに、今ではすっかりこの距離感に馴染んで逆にこの近さで無くては物足りなくなっている。相手の温かい手が頭を撫でて名前を呼ばれると心地良い幸せが胸を満たしてその手に擦り寄りながら口元を緩める。こちらからもぎゅっと抱きついていれば顔が近付いてきて大人しくキスを受け入れる。自分だけが受け止められる恋人としての行為に心は弾んでありのままの気持ちを呟くと自分からも顔を寄せて今度は長く唇を重ねて)
7227:
探偵 [×]
2024-11-23 18:16:11
あぁ、もうこの距離じゃねぇと物足りねぇ……ほんと、お前とこんな関係になるなんて思わなかったな
(全身を相手とくっつけながら頭を撫でればその手に擦り寄られて可愛らしい仕草にまた胸を擽られる。探偵助手をしていたときも相手と探偵をやり始めた直後も誰かからカッコイイ男に見られたいだとかモテたいだとか、そんな願望は持っていたが具体的に誰かと特別な関係になるなんて事は想像したことも、そもそも想像することすらできなかった。今その関係のあるのがあの夜に最悪な出会い方をした相手とは夢にも思わなかったが、同じ人から託されて同じものを背負って同じ方向に歩いて、気がつけば悪魔と呼んだ相手は何よりも大切な相棒で恋人という唯一無二の関係になっていた。こちらに強く抱きつく相手に短く口付けを送れば、シンプルな言葉が呟かれてそれだけでまた胸は温かく満たされる。相手の顔が近づいてくれば再び目を閉じて口付けを受け入れる、ただ重ねて体温と幸せを共有する行為に胸が温かくなった分相手の体を強く抱き締めた。やがてゆっくり唇が離れると至近距離で相手を見つめる、眩くも妖しくも輝く愛おしくて時に厄介な瞳を見つめながら「…あの夜、お前と出会えて良かった」と心に浮かぶままを口にしていて)
7228:
検索 [×]
2024-11-23 19:02:51
出会いもだけど最初の頃はピリピリしていてとてもじゃないが仲が良いとは言えなかったからね。 …ああ、僕にとってもあの日君に出会えたのが生涯で一番の幸運だ。
(すっかり慣れ親しんで一番落ち着くようになった場所で相手とくっついて過去を振り返る。今でこそこうやってかけがえのない相棒であり愛おしい恋人でもあるがあの時の出会いは最悪な物だった。相乗りの契約を結んであの施設を脱出して事務所に辿り着いてからもお互いの価値観は全く合わず大切な人の喪失で余裕も無くて大変だった。それでも同じ時間を過ごして少しずつお互いのことを知って、時にぶつかって歩み寄ってそんなことを繰り返しながら今がある。相棒に加えて恋人という関係になるとは思わなかったが一番気を許せる人物で何よりも大切な大きな存在であったのだからある意味必然だったのかもしれない。二人の変わった関係性に想いを馳せながらもう一度キスをすれば相手からも強く抱き締められて幸福に満たされる。ゆっくりと離れてあのまっすぐとした目がこちらを向く、そして出会えて良かったと言われると擽ったい気持ちでいっぱいになって顔を喜びの色に染めながら無邪気に頷く。悲しみや後悔、痛みも色々あったが自分たちにとって運命的な日で間違いなく無ければならない一夜だった。状況を一気に変える切札のようにあの日の相手との出会いが自分の人生を大きく変えた幸運だと告げる。背中に回していた手を後頭部に伸ばして後頭部をくしゃりと撫でると「悪魔と契約したのだから最期の日まで離さないよ」と悪戯っぽく笑って言葉続けて)
7229:
探偵 [×]
2024-11-23 19:44:23
そうだな、最初の頃は何もかも分かんねぇから全然余裕なかったし……違いねぇ。あぁ、俺達は二人で一人だ。最期を迎える運命まで、ずっと一緒だ
(相手が昔を振り返れば懐かしさに思わず笑ってしまう。あの夜何とか事務所にたどり着いてからも相変わらず相手は常識知らずで今以上に理屈でしか喋らなくてしょっちゅう言い合いをしていたものだ。それに加えて鳴,海,探,偵.事,務,所.の探偵にならなればいけなくてずっと爪先立ちで日々を過ごしていたように思う。それに関しては今もおやっさんの足元にも及ばなくて必死で探偵をやっているのだが、こうやってその爪先立ちを止めることが出来る時間があるだけで気の持ちようは随分と違う。何度も嫌になるほどぶつかり合いながら二人とも決しておやっさんから託されたものも自分が償うべき罪も投げ出すことはなくて、歩み寄りずっと二人であったからこそ相手とは替えのきかない特別な関係になった。それもあの夜に相手に出会ったからこそ、それを伝えれば無邪気な笑みが浮かんでこちらの胸まで温かくなる。相手とでなければここまで来るどころかあの夜さえ超えられなかった、相手と出会ったあの夜に全てが始まったのは間違いない。同意する返事を返していれば後頭部に手を添えられてくしゃりと撫でられその心地良さに口元に弧を描く、そして悪戯っぽい笑みと共に悪魔らしい薄暗さを含んだ契約をチラつかされればこちらも小さく笑った。もう相手の隣から離れる事なんて考えられない体になっているのだ、それこそ命が消えるその瞬間まで。あの夜の運命を共にしたのと同じように終わりの運命まで一心同体でいたい、背中全体に腕を添えるようにしてグッとこちらへ引き寄せると「覚悟しとけよ」とニヒルに笑ってから緩慢な動きで唇を重ねて)
7230:
検索 [×]
2024-11-23 20:26:33
約束だよ。…ん、……。 僕もだけど、君も大概執着深そうだ
(過去の話をすれば相手からも笑みが浮かぶ。色々と気苦労としたがあの夜から今日までの日々の重みと変化を感じるような一日だった。相乗りをした時の契約は薄暗さを含むようになりながら今も健在だ。きっともう相手からは離れることなんて出来なくて始まりから終わりまで共にあることを確認すれば相手の口元にまた笑みが浮かんだ。ずっと一緒だと言う言葉の響きに胸は満たされて幸せそうに微笑みながら約束だと口にする。更にぐいっと背中ごと引き寄せられニヒルに笑う相手の顔はとてもカッコよくて思わず見蕩れてしまいながらも近づいてくる顔に身を預け、何度目か分からない唇を重ねる。ただ唇を重ねるだけでこれだけ満たされるのも世界中探しても相手だけだろう。こちらも腕に力を込めて強く相手を感じながら唇を重ね、それだけでは想いが溢れてしまうと少し食むような仕草も交えて特別な場所の感触を楽しむ。やがてほんの少しだけ唇を離すと二人で結んだ深い繋がりに揶揄い混じりに嬉しそうに感想を告げ、こつんと額をくっつけ「望むところだよ」と口端を吊り上げながら好戦的な言葉を返して)
7231:
探偵 [×]
2024-11-23 20:59:54
しょうがねぇだろ?お前の代わりになるものなんてこの世に存在しねぇんだから。だから、絶対に離さねぇ
(あの夜へと戻されて精神的に負荷のかかった一日だったが相手に心の一番弱いところまでさらけ出して改めて相棒が隣に居てあの日の契約が最期の時まで続くことを確認して、自分の居場所をもう一度確かめることが出来た時間だった。重なる唇の感触は特別に柔らかくて何故だか甘い、そこに食むような動作が加わってより鮮明にそこの柔らかさと温かさとを感じていた。ほんの少しだけ唇が離れて至近距離で見つめ合う、こんなにも決して手離したくないと強く思うのは相手だけで揶揄い混じりの言葉には小さく笑う。額を合わせる可愛い仕草をするのに相手が口にするのは好戦的な言葉でそのギャップにまた胸を擽られる、ともすれば深みに堕ちてしまうような感情でも相手は受け入れてしまうのだからどうしようもない。相手の後頭部に手を添えて決して目をそらせないようにしてから執着も独占欲も隠さない言葉を送っておいた。頭をゆっくりと撫でながら「まずは夢の中でお前を捕まえにいかなきゃな」と冗談めかして言って)
7232:
検索 [×]
2024-11-23 21:38:53
…ふふ、お互いが望んでいるのだから仕方がないね。 それはさぞかし良い夢を見せてくれそうだ。
(幻想によって抱いた不安は綺麗さっぱり消え失せて今ここに相手と共にいる幸せを噛み締める。言葉に出来ない想いを伝えるように唇を重ね、そっと離れてからどうしようもない執着を揶揄うように告げればあっさりと肯定されてしまう。後頭部に手を添えられると視界には相手しか映らなくてその状態で独占欲と執着を煮詰めたような言葉が告げられるとぎゅっと胸が掴まれたような気分になった。何よりも大切な相手を心の一番柔らかい部分まで招き入れていている分、離れてしまえば致命的な傷になるほど相手の形で埋まっていて今やどうしようもなくお互いで絡み付いてしまっている。それはもしかしたら正しくない事なのかもしれないがそんな深い所まで共にある事を望んでいるのだから今更止めようとも思わない。仕方ない、と弾んだ声で告げていれば頭を優しく撫でられて心地良さを覚える。お互いの存在とこれからも続く未来を確かめ合って安心した体は段々と力が抜けて眠気が顔を出す。夢の中でさえ当然のように会うつもりの相手に小さく笑うとその話に乗っかるような形で返事をしながら軽く擦り寄る。まだ少しだけ赤さの残っている相手の目を見つめると「…ちゃんと眠れそうかい?」と問いかけ)
7233:
探偵 [×]
2024-11-23 22:24:27
……あぁ。おやっさんに寝すぎだって怒られそうなくらいゆっくり寝れそうだ。…お前がいるから
(薄暗い感情を込めた言葉を送れば相手は当然のようにそれを受け入れて互いに望むものだと言う。もうお互いにもう一人が欠ければ生きていけない、奇しくもそれは歴史が歪められた時に散々見せつけられてしまって悪魔の契約通り最期の時まで一緒にいなければ二人ともまともではいられない。今日無意識に隠していた弱ささえ相手に明かして受け入れられて更に相手の存在が自分の中に深く刻み込まれてしまえばより相手なしでは成り立たない存在になってしまった。だがこれがあの夜から始まって深く深く互いに刻んできた関係なのだから今更どうしようもなく、また変えようなんて気にはならなかった。頭を撫でて夢の話をすれば相手の表情には眠気が顔を覗かせる、このままこちらもゆっくりと意識を沈めていこうかと思ったが相手がこちらを窺うような視線で見ていることに気がついた。そして眠れるかと問いかけられてその声色から意味を察する、どこまでもこちらに寄り添ってくれるその言葉に、心に、胸には特別温かいものが広がって表情が綻んだ。無意識に背に回した手で相手の寝間着をぎゅっと掴みながらゆっくりと頷く。相手がこうやって寄り添って隣にいてくれるなら必ず最後には穏やかで安心して時を過ごすことが出来る。明確な理由を改めて言うのは気恥ずかしくてクサいかと思ったが今は素直に気持ちを伝えたくて一呼吸おいたあとに一言付け加えておいた。重なった額に軽く擦り寄りながら「明日も相乗り頼むぜ、相棒」と目覚めた後の明日も二人でこの街の涙を拭うことを持ちかけて)
7234:
検索 [×]
2024-11-24 01:25:40
…そっか、なら良かった。 勿論だ、明日もその先も二人で一人で、この風.都.を守っていこう。
(幸せな夢の話をして意識も沈み始めようとしていたが今日相手が強いストレスを受けたことを思えばつい様子を伺うように問いかける。なるべくさりげなくを心掛けたが心配が声色に乗ってしまったようでその意味を察してか背中の相手の手が寝間着を握られる。だがその表情に焦りは見られずに穏やかな笑みが浮かんで調子の良い返事がされるのを見るとこちらも安堵の笑みを見せる。相手を一人だけこの場所に置いていくことにはならなそうだ。相手の様子に満足していたが少し間が開いて自分が側にいるからだと理由が告げられるとぱちりと目を瞬かせてからじわじわと嬉しさと照れ臭さか湧き上がってぎゅっと抱き締める腕に力を込めると幼く笑って短く返事をする。重なった額に擦り寄られ明日からの相乗りを持ちかけられると明日からの探偵業にやる気を見せながらこれからもずっと続く二人で一人を口にすると僅かに身体を動かして触れるだけのキスをすると「…おやすみ、翔太郎」と眠りにつく前の言葉をかけて)
(/お世話になっております。引き続きからの家でのやり取りでしたが終始甘く幸せなやり取りばかりでとても癒される時間でした。今までの時間や関係性の積み重ねを噛み締めるような会話も多くて描写の仕方や仕草なども含め探偵君と探偵様のこと好きだとしみじみ感じておりました、ありがとうございました!
次の話ですが今回ガッツリシリアスっぽい話でしたので次はサクッと日常回やギャグっぽい話でも良いかなと考えたりもしているのですが探偵様はいかがでしょうか?)
7235:
探偵 [×]
2024-11-24 10:04:44
あぁ。……おやすみ、フィリップ
(相手の問いかけに調子よく答えてついでにいつもは言わない言葉まで口にしてしまう、今日一番心の柔らかな部分まで相手に明かした影響かもしれない。そうすれば相手は嬉しそうに幼い笑みを浮かべて短く返事がされる、心を込めて考えてこちらへ送ってくれる言葉ももちろん優しくて温かくて救われるものなのだが、時にこうやってただ隣にいてくれるだけでも心は癒され満ち足りていくものだ。明日も二人でこの街の探偵をやっていくのだと言えば相手からも意欲のある言葉が返ってくる。自分達が望むことで自分達の義務、しかし隣に相棒がいるならばきっとこの街の涙を拭って笑顔を増やすことができる。相手が体を動かすのをみれば自然と目を閉じて触れるだけのキスを交わす、じわりと温かな心地に包まれて相手の後頭部をゆっくりと撫でるとこちらからも同じ言葉を返してから目を閉じ意識を沈めていった)
(/こちらこそお世話になっております!二人の過去の傷が抉られたあとにいつもの二人へと戻っていく大切な時間が過ごせたかと思います!穏やかで甘い時間でしたが、検索くんが静かに探偵に寄り添ってくれるのが本当に素敵で優しくて…背後共々心を掴まれてこちらも改めて検索くんと検索様のことが大好きだなと実感する時間となりました。今回もありがとうございました!
この後のお話ですがシリアスから逆に振り切れて騒がしいお話が出来ればと考えておりまして、以前から出ていたBL漫画家にモデルをお願いされる話、執事喫茶の臨時手伝いをする話、アキコのデート(?)を尾行する話、あたりがよいかなと思っておりましたが、検索様はいかがでしょうか?)
7236:
検索 [×]
2024-11-24 10:41:16
……やあ、久しぶ、り…な、なんだい。
(あの夜の幻を見せられて酷く心乱されてしまったが何よりも大切な相手と存在を確かめ合ってこの先も一緒に居ることを約束し、安心しながら眠りについた日から一週間ほど。翌朝相手の目は無理やり擦ったりしてなかったおかげでさほど腫れることもなくその日から確かめ合った通りにこの街の涙を拭う探偵業に精を出すようになった。舞い込んできた依頼をこなし街の人の笑顔に安心を覚えるなどして日々を過ごし、今日も相手のパトロールに着いていけば見覚えのある人物が道に立っていた。可愛らしいメイド服に身を包みボードのようなものを持って呼びかけをしている彼女は以前事務所にあがり症を治したいとやってきた元依頼人のことのちゃんだ。あれ以来会っていなくて挨拶しようと声を掛けようとするかその前に彼女が自分達に気付くとぱっと表情を明るくして一直線にこちらにやってくる。その圧に押されると共に嫌な予感を覚えると一歩下がって問いかけると『あ、あの二人に頼みたいことがあって、またお店のお手伝いして貰えませんか…!』と返事が返ってきて)
(/では執事喫茶の臨時手伝いの話はいかがでしょうか。以前のメイド喫茶の系列店かオーナー同士の繋がりって形で手伝いに繋げようかなと思いひとまず上記回させて貰いました!せっかくですので今度は二人で接客の手伝いが出来たらと思うのですが探偵様の希望の雰囲気などはございますか?また執事喫茶には行ったことがないのでかなりイメージ先行になりそうでご了承のほどお願いします。)
7237:
探偵 [×]
2024-11-24 19:01:09
よぉ、ことのちゃ……なッ?!ダメだ!絶対にダメだ!こいつは前に十分やったし、な?それに、このハードボイルドな男に可愛い格好は似合わねぇだろ?
(幻とはいえあの始まりの夜を再び経験し、しかし二人で並んで歩いていることを確認した日から一週間ほど。やることは以前と変わりなく事務所に舞い込んできた依頼を順番に解決する日々が続いた。依頼が解決すれば依頼人達は笑顔を浮かべてこの事務所を去っていく、その顔を見つめる相手をこっそりと盗み見ながら順調にこの街の涙を拭っていた。そして本日は依頼もなくいつも通りパトロールへと出かける、すっかり相手と共に歩くのも珍しくなくなっていた。ルートを歩いていると行く先に見覚えのある顔を見つける、向こうもこちらを覚えていたらしくこちらへ走ってくるメイドのことのちゃんに片手をあげて挨拶しようとした。しかし知り合いを見つけた以上のテンションに違和感を覚える、相手も何かを感じ取ったのかたじろいでいて二人して一瞬固まってしまった。直後また店の手伝いをお願いされると思わず間の抜けた声を挙げてしまう。店の手伝いということはメイドをするということ、前回散々相手がメイドになっていろいろと気苦労したというのにまたあれを経験するのは御免で真っ先に相手がメイドをすることを否定する。その後に二人で、と言われたことに気がついてそれもそうそう受けられない話でハットのブリムを人差し指で軽く持ち上げ精一杯かっこいいハードボイルドな男を演出しながらお手伝いを遠慮しようとした。しかし彼女はキョトンとした顔をして直後ハッと思い至ったように表情を変えれば『違うんです
違うんです!今度はメイドさんじゃなくて執事さんのんです!!』と必死に勘違いを正そうとしていて)
(/それでは執事喫茶をお手伝いするお話といたしましょう!そして上手い具合にメイド喫茶から話繋げていただいてありがとうございます!今度は二人とも抵抗なく働けると思いますのでぜひ両方執事の方向でいきましょう。お互いを練習台にしたりしつつ楽しめればと思います。提案しといてなんなのですがこちらも執事喫茶に行ったことがなくイメージ先行になるかと思います…その分好き勝手にやりたいことやってしまえば良いかなと。それでは今回もよろしくお願いします!/なにもなければこちら蹴りで大丈夫です)
7238:
検索 [×]
2024-11-24 19:49:43
執事さん?……なるほど、この前のようなことが執事喫茶でも起きているという訳だね。
(彼女がお願いしてきたのは店の手伝いで瞬時にこの店で臨時メイドとして給仕したのを思い出す。もう必要がなければメイドをしないと約束したのは記憶に新しくか断ろうとするがその前に相手が前のめりになって否定する。よっぽど前回の堪えたらしい。そして今回は相手も含まれていることに気付くとハードボイルド探偵を気取ってお断りしようとしているが彼女の目はキョトンとしてから慌てたように訂正を始める。だがその訂正した内容が聞き覚えのないものであれば今度はこちらが首を傾げた。彼女の話によるとこのメイド喫茶の系列店に執事喫茶というものがあってそこの従業員が体調不良になって今日出勤出来なくなったらしい。普段ならばどうにかなるようだが今日は夜に既に何件か予約が入っていて今の人数で回せないから急遽手伝いを探していたとのことだ。事情は分かったが系列店ということは恐らくメイド喫茶と似たような仕事だろう。執事というあまり聞いた事のないワードへの興味と困っているなら助けたいという気持ちはあるが相手はどうだろうかと顔を向け「…どうする?翔太郎」と問いかけ)
7239:
探偵 [×]
2024-11-24 20:38:43
執事?……そ、そういうことかよ。ま、ハードボイルドとは違ぇけどことのちゃんからの頼みなら断れねぇな。その依頼、引き受けるぜ
(メイドさんを眺めるだけならまだしも相手が再びメイドになるのは絶対に反対だ、あの時だってギリギリだったのにさらに自分がメイドさんになるなんてもう精神が持ちそうにない。しかし彼女から慌てて補足説明が入れば目を瞬かせる。手伝いは手伝いでも今度は執事喫茶らしい。系列店で人手が足りない噂を聞いていて自分達を見つけた時に手伝いを思いついたらしい。いつものハードボイルド探偵と執事とは少し違うものだが彼女が困っているのなら助けたい。それに執事の格好なら露出も少なく二人揃って出来る点でも前回よりかなりマシだろう。チヤホヤされる相手はあまり見たくないものだが執事喫茶ならその熱量も多少はマシだろう、と願いたい。相手の目配せを受ければ先程決まらなかったハードボイルド気取りのままで依頼を受ける返事をする。それに『ありがとうございます!すごく助かります!!』と勢いよく頭を下げていて変わらない部分に小さく笑みを浮かべていた。彼女は早速連絡を取ってその後こちらに執事喫茶の場所を教えてくれる。店に出るのは夜の営業時間でそれまでにできる限り執事としてのレクチャーをしてくれるそうだ。また頭を下げる彼女に「任せとけ」と返事をすれば「こっからは執事で仕事だな」と相手に声をかけると店の方へと移動して)
7240:
検索 [×]
2024-11-24 21:38:06
執事といえばメイドと同じく主に仕える物だろう?なら、似たようなものだろうか。
(急に舞い込んできた手助けの依頼だが自分では判断がつかずに相手に選択を委ねる。執事ならば問題が無いようで気取った様子で引き受ける返事をすれば彼女は勢い良く頭を下げていて変わらない元気な所に相手と共に笑っていた。彼女が連絡を取ってくれて話が繋がると今日の仕事場である執事喫茶の場所を教えて貰う。話が纏まり「ことのちゃんもお仕事頑張って」と言ってから彼女と別れて店の方に移動を始める。相手の言葉に頷き、まだ見ぬ執事喫茶の仕事に想いを馳せていればそれほど遠くない店の場所にたどり着いた。教えてもらった店名と一致していることを確認して中に入ってみるとお屋敷のような手の込んだ内装でその雰囲気に圧倒される。遠慮がちに辺りを見ていれば直ぐに執事の格好をした人がやってきて『おかえりなさいませ』と綺麗な礼と共に出迎えられる。彼女の名前を出して手伝いに来た旨を伝えると『お待ちしておりました、ではこちらへ』と接客さながらの態度で裏の控え室のようなところに通される。普段とは違う空気感に妙に緊張しながら待っていれば『急に来て頂きありがとうございます。私執事長の宮瀬と申します』と綺麗な身なりの男性がやってきて挨拶をされるとこちらもつい畏まって「鳴.海.探.偵.事.務所のフィリップと左です」と自己紹介のようなものをして)
7241:
探偵 [×]
2024-11-25 07:44:40
そこまでは同じだけどメイドさんみたいにお決まりの呪文とかねぇし、ちょっと畏まった喋り方するくらいで普通の喫茶店と変わんねぇんじゃねぇか?
(相手と共に彼女に教えてもらった執事喫茶へと向かう、執事について軽く会話を交わすがこちらもメイド喫茶以上に執事喫茶については知識がない。メイド喫茶と同じく執事が客を出迎えてくれて接客をしてくれて、とそこまでは同じだろうがオムライスに文字を書くだとか美味しくするための呪文だとかの話は聞いたことがない。それを思えばメイド喫茶よりかは遥かに簡単な仕事かもしれないと軽く考えながら店へとたどり着いた。早速執事喫茶特有の出迎えを受けて面食らっている間に裏へと通され挨拶を交わす、相手が執事に習って畏まった言葉を使っているのが妙に面白くて笑みを噛み殺していれば『早速で申し訳ないのですがお二人には執事としての作法を学んでいただきます』と硬い口調で言われればこちらも妙に緊張してきてしまった。まずは基本的な立ち振る舞いから、と席を立つよう促されて立ち上がる。いつもの様に立っているとツカツカと執事長が近づいてきて『まずご主人様の前に立つ時は常に背筋伸ばして足は開きすぎないように揃えます。手は常に前方で組むように』と指導されながら体の姿勢を正されていき必死にそれについていけば「…立ってるだけでなかなか大変だな」と思わず言葉を零していて)
7242:
検索 [×]
2024-11-25 10:58:56
…ちょっとした修行みたいだ。__ じゃあ一回外に出て中に入ってくるよ
(執事の丁寧な態度に倣って挨拶をしていれば隣で相手が笑いを殺しているのが見えた。それをちらりと見るが執事長から作法を教えられることになると意識をそちらに向ける。まずは立ち振る舞いとして普通に立ってみるが普段は意識しない部分を指導されて姿勢が直されるとそれだけでそこそこ筋力を使う。同じことを相手も思ったのか呟きが聞こえてくれば同意するように返事をした。横などからも確認されこれが基本姿勢と言われた上で『ご主人様が御帰宅された際はこの姿勢のまま腰から曲げこの角度をキープ、一秒待ってから顔を上げて女性の方にはお嬢様、男性の方にはお坊ちゃまかご主人様と言ってお出迎えしてください』と見本が見せられる。メイド喫茶はどちらかというと店の内装や可愛い女の子をメインとした店だが執事喫茶はより本格的なロールプレイが求められるようだ。こちらも一度礼をするように言われてやってみせるとその角度や姿勢などを正される。これを仕事中ずっとやるのかと思えば少し焦りのような物を抱くが何度か行って何となくのコツが掴めた所で『では試しにフィリップ様をご主人様役に実践してみましょう』と提案がされる。すぐ隣で一緒に練習はしたが正面から相手の畏まった姿が見てみたいと思えばすぐに頷いて一回控室から出る。それから少し間を置いて、お客様役として中に入ってみて)
7243:
探偵 [×]
2024-11-25 12:30:53
え、俺から?……お、おかえりなさいませ、お坊ちゃま
(ここに着く前にちょっと畏まった喫茶店だろうと軽く見ていたがこれは想像以上に大変そうだ。仕草ひとつひとつにスマートさを出すには体の端まで意識を向けなければならない、相手の言う修行という言葉に大いに同意していた。立った状態からお辞儀するのでも油断すれば手先が疎かになったり足の幅が変わってしまったりと細かいところまでチェックがなされ相手と並んで何度も指導が入る。動作ひとつひとつにきっちり区切りを付けるのを意識しながらなんとかお辞儀に慣れたところでお客、つまりはご主人様をお迎えする練習が課される。相手が扉から出る間に扉の近くにいき姿勢を整えると相手が扉をくぐったタイミングで頭を下げる、お辞儀の角度や姿勢は問題なかったが相手をお坊ちゃまだなんて呼び慣れない言い方で呼んで、しかもその言葉が妙に似合うと思ってしまえば思わず頭を下げながら笑ってしまう。なんとか顔を引き締め直して顔をあげるが『頭を下げる時間が長いですね』と執事長にピシャリと言われてしまい笑顔を即座に引っ込めた。その後交互に複数回練習した後ある程度慣れたところで『それでは今度は左様をご主人様にし、フィリップ様はお席へのご案内をお願いします』と次のステップに進んで)
7244:
検索 [×]
2024-11-25 16:26:57
…慣れないというか何か変な感じだ。 こほん、…ではお坊ちゃま、お席にご案内いたします。
(来店した客という体で扉から中に入ると相手がきっちりとした畏まった様子で頭を下げる、そしてお坊ちゃまと慣れない呼び方をされると新鮮なようなむず痒いような気持になって照れ笑いを浮かべる。これはメイド喫茶以上に慣れやなりきる事が大切かもしれない。その後役割を交代して客として出迎えた相手にぎこちない動作をして指摘を受けたりしてそこそこ出迎えに慣れた所で今度は席へのエスコートの練習らしい。気を取り直すように軽く咳払いしてからイメージを固め、相手に声をかける。歩く間も意識的に姿勢を崩さないようにしてから少し前を進み、テーブルの所までやってくると椅子を引いて「こちらへ」と出来るだけスマートさを意識して座るのを促す。そして座った斜め横に立ってみるとそれらしい行為をした達成感に口元はにやけそうになった。『動きは悪くないですので後は執事らしい表情を身につけましょう』とアドバイスは受けたものの少しずつ乗り気な様子を見せ)
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