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相乗りで何処までも 【 〆 】/5371


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自分のトピックを作る
5244: 探偵 [×]
2024-04-23 07:49:18


ん?……、…………
(前は好奇心のままに入ることの出来た地下へと続く階段も今は薄気味悪くて躊躇してしまう、しかし相手から優しく声をかけられればその恐怖心も和らいで階段を降りていった。たどり着いた先にある壁画をみせれば相手の目はあっという間にキラキラと輝き出して食い入るように壁に描かれたものを見始めた。先程までの頼りになる雰囲気とは全く違う好奇心のままに動く子供っぽい姿に最初は驚いて目を瞬かせていたが、相手はこういう未知のものが好きなんだろうかと新たな一面を知れて少し嬉しくもあった。こちらも壁画を見上げる、いつかのパトロールの延長で見つけた祠と壁画だったが何度見てもこの壁画で描かれているのは昨日みた鬼だ。相手が言っていた鬼をもう一度封印する切り札の手がかりがここにあるのだろうかと見上げていると、壁画の中に違和感があるのに気がつく。前にみたのと少し違うようなと首を捻っていたところで背後に足音が聞こえて自然と後ろを振り返った。そこには昨日みた鬼がゆっくりと音もなく近づいてきていて息を飲む、かつて相手がみたイ.マ.ジ,ン.に似たその怪物は二本の小さな角を携えていた。脳内には昨日の風景がフラッシュバックして恐怖で体が固まってしまう。このままではまた人が襲われる、しかも今度はせっかく仲良くなった未来の相棒だ。相手はまだ壁画に夢中だが後ろに隠れていた関係でこちらの方が鬼に近い、鬼もこちらに狙いを定めているようだ。それならばまず最初に鬼が攻撃するのは自分でその隙に相手は逃げられるかもしれない。恐怖と相手を守らなければという思いが入り交じり声をあげることも体を動かすこともできない。せめて邪魔にならないようにと繋いでいた手を離すと、同時に鬼が持っていた金棒がこちらへと振り下ろされようとして固く目を瞑って)


5245: 検索 [×]
2024-04-23 10:59:01

やはりこれが戦況を変えた切り札…っ、翔太郎!! 君が復活したという鬼か、…念のために持ってきてたけど正解だったようだね
(目の前の貴重な資料にいつもの暴走癖が顔を覗かせて好奇心のまま内容を確認していく。以前検索対象と調べた古語の知識から読み解いていけばこの壁画が鬼との戦いに決着の様を示していて紫色の石を打ち抜くと鬼は力を失っていき封印することに成功したと書いてあった。切り札の実在と色の特徴が分かった所でふと掌の熱が離れて行って後ろを振り返る。そこには二本の角が目立ち正に鬼といった姿の怪人が相手目掛けて金棒を振りかぶっていて背筋が冷えた。考えるより先に体が動いて相手の名前を叫びながら庇うように前に出てそのまま抱きあげると地面を転がって攻撃を避ける。相手が立っていた場所には振り下ろされた金棒がめりこんで攻撃の重さを物語っていた。攻撃が外れ苛立った様子の鬼が金棒をもう一度構える隙に恐怖に怯えた相手を後ろに隠しながら立ち上がる。いつもならば二人で一人の姿になって応戦するところだが今は隣に並び立つ相棒もその為のドライバーもない。その代わりに隠し場所から持ち出してきていたロ.ス.ト.ド.ラ.イ.バ.ーを腰にあてがうとベルトが巻き付く。相手の方を向き「危ないから少し離れた場所で隠れていてくれ」と声を掛けてから鬼の方に向き直り疾風のメモリを構える。ウ.ィ.ス.パ.ー.ボ.イ.スが響く中スロットに差し込み「変身」と声にしながら開けば緑の風を起こしながら装甲を纏っていく。相手を守らなくてはという気持ちが昂ると距離を取らせるために駆け出して早速鬼へと殴りかかって)

5246: 探偵 [×]
2024-04-23 12:38:45


っ、……フィリッ、プ……え、…なんだあれ……
(動かない体のまま強く目を瞑って最期の時が来るのを耐える。この攻撃の後にせめて相手がここから無事に逃げてくれるのを願うことしかできなかった。しかし相手が自分の名前を呼ぶ声が聞こえて体が無理やり動かされる、そのまま床に転がって目を開ければすぐ側に相手がいて震える声で名前を呼ぶ。先程まで自分がいたであろう場所に大穴が空いていてもしあれが自分に当たっていたらと思えばゾッとしてやはり体は動かなかった。相手はこちらの前で壁になりながら立ち上がって隠れろと言う、体を引き摺るようにして動かすと何とか岩陰に隠れて相手と鬼との様子を伺う。体は震えて仕方がないが相手から目を逸らすことはできなくて手を強く握りながら様子を見ていれば、相手は何かを腰に巻き付けて小さな四角を手に構えた。その後『変身』という一言と共に相手は風に包まれて鎧のようなものを纏う、驚愕の表情を浮かべるこちらの頬を撫でる風はこの街のものと同じだった。死の恐怖の次は目の前の信じられない光景に呆気にとられ動けなくなる、相手は鬼へと駆け出して鬼は応戦するように金棒を振るが大振りなそれは相手の速さに勝てるものではない。恐怖と興奮が入り交じり心臓はバクバクと激しく鳴って目の前の光景にただただ圧倒されていて)


5247: 検索 [×]
2024-04-23 14:26:55

っ、これで終わらせる…!
(相手が岩陰に隠れたのを確認すれば鬼の前に立ちはだかって変身を果たす。この街を感じながら距離を詰めれば鬼は金棒を再び振り下ろそうとしてくるがその前に背後に回って蹴りを食らわせる。半身が無い分力はいつもより出ないがその分機動性は高く、動きが遅い鬼に対して連続して拳を打ち込んでいった。攻撃を当てる度に風が吹いてマフラーがなびく。ダメージが蓄積したところに風の勢いを借りて強い一撃を打ち込めば鬼の体は明確によろめいて大きな隙が生まれた。このまま畳みかけてしまおうとメモリを腰のスロットに移してマ.キ.シ.マ.ム.ド.ラ.イ.ブを発動させ、風のエネルギーを集中させるとそのまま手刀を叩き込んだ。鬼の体が強く地面に叩きつけられるとその身体にヒビが入って砂となって崩れていった。脅威が去ったことを確認して軽く安堵の息を吐くとメモリを外して変身を解く。すぐに後ろを振り返って相手の傍に駆け寄ってくれば「大丈夫かい、翔太郎」と心配そうに様子を尋ねて)

5248: 探偵 [×]
2024-04-23 17:13:34


…す、げぇな、フィリップは……あんな、怖いやつと戦えるな、んて……すげぇ、かっこ、いい……
(岩陰から相手が戦う様子を見守る、相手は鬼相手に動じることなく向かっていってあの金棒が振り回されるのに怯むことなく果敢に鬼へと向かっていく。相手が身を翻す度に風に揺れるマントが強く目に焼き付いた。相手は何か装備を操作して最後の一撃を叩き込む、すると鬼は砂となって消えていって呆然とそれを見守るしかなかった。相手が元の姿に戻ってこちらへと駆け寄ってくる。こちらを心配そうな目でみる相手に大丈夫だと早く答えなければならないのに未だに体には恐怖がこびり付いていた。なんとか口を開いて戦闘中に感じた相手のかっこ良さに触れようとするも、脅威がなくなったからこそあの一瞬で身近に感じた死が遅れて襲いきて、だんだんと声は震えていった。一生懸命に無事であるのを伝えるために普通の会話をしようとするが口が上手く回らなくなる。恐怖を押し殺して瞳に薄らと涙の膜を張りながら「助け、てくれて…あり、がと…」と震える声のまま礼を伝え)


5249: 検索 [×]
2024-04-23 18:41:14

…翔太郎、…すまない、僕がもっと注意を配っていれば良かった。
(変身を解いて相手の元に駆け寄る。軽くしゃがんでその様子を伺え場その表情は恐怖に怯えている。脅威を取り除いたとしても相手が怖い思いをしたのには変わりない。それなのに何とか震えた声でこちらを褒めようとするのが痛々しくて、その瞳に薄ら涙の膜が張っているのが見えると胸が締め付けられて思わずその小さな身体を抱き締めた。少しでも不安を取り除けるように背中を撫でて名前を呼ぶ。鬼が居る可能性があるのだから壁画の解読に夢中になるのではなくもっと辺りを警戒するべきだった。もう一度怖かった思いをさせたくて連れてきてもらった訳では無いのに。相手を抱き締めたまま沈んだ声で反省点と謝罪を告げる。そしてこんな時まで普通に応じようとする相手に「もう大丈夫だから、怖かったの我慢しなくていい」と告げて優しくその背中を撫で続けて)



5250: 探偵 [×]
2024-04-23 19:26:55


、フィリップ……フィリップの、せいじゃ、ない…おれ…また、動けなかった……この街の人とか、フィリップが、あぶない、のに……こわくて…
(必死に取り繕うとするが上手くいかなくて未だに体が動かないでいると相手から抱きしめられる。そのまま背中を撫でられ名前を呼ばれると一気に緊張が解かれて目から大粒の涙が溢れ出す。そのまま大丈夫だと背中を撫でられるとその温かさに、頼りがいに、腕の強さに、一気に堰き止めていたものが溢れ出して嗚咽を漏らした。必死に相手のせいではないと、この街を襲う鬼と踏み出す勇気のなかった自分のせいだと口にする。しかし我慢しなくてもいいと言う優しい相手の声が再び頭の中で響いて、それに従うように『怖い』という単語を口にすれば最後に我慢していたものまで溢れ出して大声を挙げて泣いていた。相手に強く抱きついて制御の効かない感情のまま泣き続ける。涙は止まらないまま「こんなんじゃ、おれ…たんていになれない…フィリップの、あいぼうになれない…」と泣き声の合間に漏らすと未来の相棒である相手の服を強く握っていて)


5251: 検索 [×]
2024-04-23 19:58:44

翔太郎…、…鬼が襲いかかって来た時、怖かったのに僕を庇おうとしてくれたのだろう? それが出来るのは優しくて強い証拠だ。…ありがとう、翔太郎。
(相手の体を包み込むように抱きしめて名前を呼ぶと大粒の涙が溢れていく。嗚咽を漏らす相手の背中を撫でながら途切れ途切れの言葉を静かに聞く。また動けなかった自分のせいだと話す相手だったがこちらの言葉が響いたのか怖いという素直な感情を口にして年相応に泣き出す相手の名前を呼んでただひたすら優しく包み込んだ。服を強く掴まれたのを感じればあの時のことを振り返る。怖い物を目の前にしたなら逃げる為に自分を盾にしたり大声をあげても不思議ではない。恐怖で動けなかったにしてもあの時手を離したのは自分を巻き込みたくないと思ってくれた証拠だ。それは自分が惚れ込んだ今の相棒に繋がる所でもあって決して何も出来なかった訳では無いことを伝えると柔らかな声で御礼を伝える。そして背中にあった手を後頭部に移してぽんぽんと撫でてからゆっくり離れて相手の顔を覗き込む。真っ直ぐと目を合わせ「君は僕の相棒でこの街の立派な探偵だ。未来も、今も。僕が保証する」と告げて)


5252: 探偵 [×]
2024-04-23 22:31:38


…フィリップ……そう言ってくれるなら…フィリップが俺のこと相棒って言ってくれるなら…俺も、フィリップの相棒がいい
(感情の制御がきかずただただとめどなく溢れるままに涙を流し泣き声をあげる。その間相手の体はこちらから離れていくことがなくてずっとこちらを優しく包み込む、その温かさはずっと前に両親をなくした自分にはなかったただ甘えられる存在から与えられるもので、嗚咽混じりに泣き続けているが同じ分だけその優しさに心が暖かくなる。相手に包まれながら自分が決して弱くないのだと伝えられる、お礼まで言われてしまった。今日あったばかりだというのに相手の言葉は素直に聞き入れることが出来てまたギュッと相手に抱きつく、相手に優しくて強いのだと言われれば自分でもそうなのかもしれないと思うことができた。後頭部を撫でられると心はまた落ち着いて泣き腫らした目で顔をあげると相手と目線を交える。そして未来だけでなく今もこの街の探偵だと言われれば、頼りになる存在であり未来の相棒である相手に認めて貰えたのが嬉しくてまた目からは涙が溢れそうになる、しかし今度はその顔には笑顔が浮かんだ。相手は自分のことを認めてくれるがこのままではきっとダメだ、今から鬼をもう一度封印しなければならないのにまたこちらは隠れて相手一人だけ戦うなんて相棒だなんて言えない。軽く息を吐いて瞳に意志を宿すと「フィリップが隣に居てくれるなら、俺もう逃げない。フィリップと一緒に風.都.を守りたい」と告げて)


5253: 検索 [×]
2024-04-23 23:58:31


…ああ、僕が認めた大切な相棒だ。一緒にこの街を守ろう、翔太郎。
(上手な慰め方など分からなくてただひたすら相手を抱き締めて思ったままの言葉を告げる。過去の存在だとしても大切な事には変わりなくこちらの服が涙で濡れるのも気にせずその頭を撫でていた。相手が顔を上げると泣き腫らした赤い目がこちらを見つめる。未来も今も相手が相棒だと話せばまたその瞳に涙の膜が張るが今度は笑顔が浮かんでこちらも表情が緩んだ。どんな相手も好きだがやはり笑顔でいるのが一番良い。怯えていた瞳には確かな意志が宿って普段事件に巻き込まれた時に隣にいる見覚えのある顔付きになっていた。相手の言葉に頷いて共にこの街を守る約束をすればもう一度ぎゅっと抱き締めて少ししてからゆっくり腕を解く。そうと決まれば鬼を封印する為の切り札探しに戻ることになるが色だけでは情報が少ない。再び壁画を凝視してから「多分あの紫色の物が切り札なのだろうけど…何か思い当たるものとかないかい?」と相手にも問いかけて)

5254: 探偵 [×]
2024-04-24 07:53:15


うん!……あれが切り札…………あっ!!
(先程まで不安や恐怖に塗りつぶされていた心はすっかりそれらが消えて今は相手と共にこの街を守りたいという強い思いに溢れている。相手が探偵と認めてくれて相棒と呼んでくれるならそれに相応しくありたい。そこに大切な、という言葉もつけば今までに経験したことのない嬉しさが胸に溢れていた。すっかり元気を取り戻した声で頷くと最後にギュッと抱きしめられてこちらからも強く抱きしめる、自分にとってももう相手は大切な存在だった。体を離してから相手と共に壁画を見上げる。ひとりで見た時はその神秘具合に圧倒されるだけだったが相手が読みといた古語を合わせれば遥か昔の戦いと、そしてきっと今回の戦いで鍵を握るのはあの紫色の切り札ということになる。改めて鬼の手の中にある切り札を見つめる、どうやら持っているものは円形状だ。続いて自分には読み解けなかった古語の方をみると、その最後に何やら紋様のようなものが添えられていた。それらはどこかで見覚えがあってゆっくりと首を傾けながらじっと見つめる、そしてそれらが頭のなかで結びつくと声をあげた。服の中をゴソゴソと探ると「ばあちゃんから母さんの形見って言われてた奴が…」と記憶を辿りながら服の下で首から下げていた小さな巾着袋を取り出す。巾着袋を開いて中身を取り出すと再び声をあげた。そこには手の中に収まる小さな青銅鏡のようなものが入っていて、縁には古語の横にあった紋様が刻まれているが色は紫ではない。しかし自分にとって驚きだったのはそこではなく「フィリップ、これ二つに割れてたはずなのにくっついてる…」と相手にそれを見せながら自分の記憶との相違を伝えて)


5255: 検索 [×]
2024-04-24 10:22:08

…?…これは、ここに描かれているのと同じ紋様だ。…仕組みは分からないけど鬼の封印が解かれたタイミングでくっついたということは恐らくこれが切り札だ。
(すっかり元気を取り戻した相手に安堵しながらその体を抱きしめると相手からも強く抱きしめられた。この様子ならばもう大丈夫そうだ。ゆっくりと離れると共に壁画を見上げ相手に心当たりはないかと尋ねると相手は刻んである文字の最後の辺りを見つめている。周囲を警戒しながら見守っていると突然声をあげて身に着けていたであろう巾着袋を取り出す。母親の形見らしいそれは小さな青銅鏡で壁画に書いてある紋様が刻まれていて目を見開く。改めて壁画の方を見ると色はさておき円形状ということは一致している。そして相手から二つに分かれていた物が一つになったと聞けば唇に指先を添えながら考えを巡らせる。決定的な証拠はないが状況から見て鬼の復活や時の歪みのタイミングでくっついたと見ていいだろう。そしてその呼応した様子と形状の一致からこの青銅鏡が切り札の可能性が高い。その推理をしていけば昨日と今日、相手が鬼に遭遇した理由も読めてきて「さっきの鬼もこれを奪いに来たのかもしれないね」と呟いて)


5256: 探偵 [×]
2024-04-24 12:33:42


これが切り札……それなら鬼は街の人じゃなくて俺を狙って来るんだよな。街の人が安全なら良かった
(まさか半ば無理やり持たされていたものが切り札とは思わなくて改めて手の中にある青銅鏡をみる。母親の家に伝わっているもの、というぼんやりとした情報だけ聞いていたがそれが鬼を再び封印するために必要なものだとは。相手が考えを巡らせるなか鬼の狙いが自分だったと言われると一瞬体を強ばらせる。しかし鬼の狙いが自分ならば鬼が無闇にこの街の人を襲うことはないということだ。手を強く握りしめて軽く息をつくと自分が狙われている恐怖より街の人が狙われない事実を肯定的に捉えて半分は自分に言い聞かせるようにして言葉として口にしていた。鬼の狙いが自分にむいているうちに早いところ決着を付けなければならなさそうだ。図らずも切り札は最初から持っていたことになったが、もうひとつ気になるところがあって「なぁ、フィリップ」と相手の腕を軽く引く。そして1番左の絵の隅を指差して「俺が前見た時あんな赤い鬼いなかったんだ」と記憶と異なる場所があることを伝える。そこには敵軍の中で縄に縛られてカンカンに怒っている赤鬼、もといイ,マ.ジ.ンのモ.モ.タ.ロ.ス.の姿が描かれていて)


5257: 検索 [×]
2024-04-24 15:13:54

君には僕がついているから。赤い鬼?…モ.モ.タ.ロ.スだ!彼は僕の仲間の大切な人なんだ。以前から絵が変化したということはモ.モ.タ.ロ.スこの戦いの場所に居るのかもしれない。
(切札を鬼が探して襲っていたのではないかと推理を述べると相手の体が強張った。自分の身が襲われることより街の人の安全を優先して考えるのは相手らしいが無理しているようにも見えて安心させるように頭を撫でた。これでこちらの目的であった切札は確保出来たところで相手に腕を引かれて左の壁画の前に向かう。以前と絵が変化していると説明されながら相手の指さした場所を見れば見覚えのある赤鬼が縄に縛られている所が描かれていて驚いた声をあがる。相棒と同じく消失したモ.モ.タ.ロ.スがここにいるとは。恐らく時空の歪みのせいでこの絵の戦いの時間に放り出されて巻き込まれた所を偶然描かれたのだろう。相手に軽い説明をしつつもう一度壁画を見る。歴史は変わろうとしている、鬼退治の切札が受け継がれているのなら相手の祖先もこの戦いに参加した可能性が高く、この場所で歴史が変わったからこそ現代の相棒が消失したとも考えられる。ならば次に向かう先は恐らくこの戦いの最中だ。相手に断りを入れてから野.上.良.太.郎に連絡を取る。切札だと思われる物を確保したことと相手のこと、そしてモ.モ.タ.ロ.スのことを告げれば一旦落ち合おうと話になって通話は切れた。「一緒にこの時代に来た仲間と合流するからついてきてくれるかい?」と尋ね、移動を開始して)

5258: 探偵 [×]
2024-04-24 17:24:25


…うん!……モ.モ.タ.ロ.ス?……仲間の鬼もいるんだな。……分かった。フィリップがいるとこに俺もいく!
(切札を持った人間が狙いになっているのなら街は安全だろうと口にすると、自分が隠した恐怖も相手はお見通しなのか頭を撫でられる。未経験の温かさと心地良さと相手への親愛で胸に現れた恐怖はすぐに拭われて相手を見上げながら笑顔で頷いていた。壁画に現れた赤い鬼のことを相手に教えると相手はその存在を知っていたのか名前を叫ぶ、桃太郎っぽいのに鬼なのはなんでだろうと不思議に思ったまま仲間のうちの一人だと教えられるとまた壁画を眺める。確かに鬼なのに捕まっているし何故か怒っているし周囲の他の鬼とは違って異質な存在だ。その赤鬼がこの遥か昔の時代に飛ばされている、ということなのだろうか。青銅鏡が直ったことといい、奇妙なことばかりだがこれらも鬼を封印すればきっと元に戻るのだろう。相手は先程の仲間だという人に連絡をとって合流することを伝えられるとすぐに頷く。相棒である相手がいてくれるなら何処へいくのだって大丈夫だ。相手と手を繋いで最初に会った公園へと戻ってくると相手の仲間だという野.上.良,太.郎という男の人と合流して『初めまして』と緩い笑みで自己紹介をされる。互いの情報を共有すれば良太郎はモ.モ.タ.ロ.ス.が過去にいることに驚きつつも安堵した様子をみせて『僕らの方も鬼が封印されてる場所は分かったけどこの時代で出来ることは無かったんだ。だからみんなであの壁画の時代にいって鬼を封印しなきゃいけないみたい』と相手の考えに同意する。そうとなればと話がまとまったところで、電車の到着音のようなものが周囲に響いて不思議そうに見回していると空間の裂け目から電車が現れ宙を走った後に三人の前へと停止する。今まで以上に有り得ない光景に目を爛々と輝かせると「すっげぇぇ!!」と声をあげてデ.ン.ラ,イ.ナ.ーを見つめて)


5259: 検索 [×]
2024-04-24 18:39:28

なら早速その鬼退治の時間に向かおう。…この電車は時をかける特別な電車で今からこれに乗ってあの壁画に描かれた過去に行くんだ。
(合流する旨を伝えると疑いようのない良い返事が返ってくる。まだ出会ってそれほど時間は経ってないが幼い相手から強い信頼が置かれていることに先の見えない決戦への緊張や不安も解けていくようだ。再び手を繋いで公園へと戻ってくれば野.上.良,太.郎が立っていて簡単な自己紹介と情報共有を果たす。モ.モ.タ.ロ.ス.の居るであろう場所を伝えれば驚いたような顔をした後、安堵した笑みを浮かべていてずっと心配していたのだと窺い知ることが出来た。野.上.良,太.郎の方も封印された場所は分かったがそれ以上の進展はないようで鬼退治の時代に行くことで合意が得られた。そのタイミングで空間に裂け目が生まれてデ.ン.ラ,イ.ナ.ーが宙を走る。ぐるりと一周してから目の前に停車するとその様子を見ていた相手の目が分かりやすく輝いて思わず笑みが零れた。興奮している相手に簡単にデ.ン.ラ,イ.ナ.ーの説明と今から過去に向かうことを告げるとその手を引いて電車に乗り込んだ。客車のドアを開けばイ.マ,ジ.ン達が待ち構えていて早速ウ.ラ.タ.ロ.スとリ,ュ.ウ.タ.ロ.スが相手に近づいてくれば『へぇ、これがこの時代の探偵クン?』『わー!ちっちゃい翔太郎だ!』と各々はしゃいだり絡んだりしている。初めてではびっくりするであろう光景に相手の様子を伺いながら「せっかくなら外が見れる場所に座ると良い」と窓際の席に座るように促して)

5260: 探偵 [×]
2024-04-24 19:34:04


過去っ?!じゃあこれタイムマシンなのか?!空飛ぶタイムマシンの電車!!
(空を駆ける電車にすっかり興奮しているとそれが時を超える列車だと知るとさらに興奮は一段階ギアを上げる。突然現れる線路に赤と白のかっこいいボディ、それらにすっかり夢中になればいつもの相手並に目をキラキラさせながら勝手に動いてデ.ン.ラ.イ,ナ,ーを観察し始める勢いにまでなっていた。列車の先頭を見に行こうと走り出す前に相手と手が繋がると少々物足りないながらも大人しく電車へと乗り込んだ。相手の後ろを歩いて客車へと入れば賑やかな声が聞こえてきて前の方を覗く、そこには人間ではない何かがいて咄嗟に相手の後ろに隠れてしまった。だが聞こえてくるのは好意的な声ばかりで先程壁画に描かれていた鬼が良太郎の大切な人だという話を思い出せばゆっくりと顔を出してイ.マ.ジ.ン達を見上げる。ウ.ラ.タ.ロ.スに探偵と言われたのが嬉しくて笑みを浮かべているとリ.ュ.ウ.タ.ロ.スにはご機嫌な笑い声と共に乱暴に髪を撫でられてしまい「な、やめろよ!」と精神年齢が同じもの同士で暫く戯れていた。相手から窓側に座るよう勧められると「うん!」と元気と勢いのありあまった返事をした後相手の手をひいて自分は窓側に、その隣に相手を座らせて窓枠に手をかけて外の様子を見守る。発車のアナウンスの後、電車は最初こそ地上を走ったがすぐに宙へと浮いて感嘆の声をあげている間に異空間のゲートをくぐる。途端に外は砂漠と不思議な色の空が広がる空間となって見た事のない風景を食い入るように見つめていた。しばらくして再びアナウンスがされるとデ,ン,ラ,イ.ナ.ー.は再びゲートをくぐって宙を駆け抜ける。窓から眼下に広がったのは沢山の森に田んぼ、そして教科書でしか見たことの無い家屋だ。様変わりした風景に相手の方を振り返ると「フィリップ!昔の風.都.だ!」と未だ冷めない興奮のまま叫んで)


5261: 検索 [×]
2024-04-24 20:07:48

ああ、翔太郎が居る時間から400年から500年くらい前の風.都だ。 着いたみたいだし降りようか。
(相手の行動に何となくいつもの自分と似たようなものを感じながら客車に入れば突然現れたイ.マ.ジ.ン達に相手は後ろに隠れてしまう。だが敵意は無いのが分かったのがゆっくりと顔を出した所を二人に構われていてくすくすと笑みをこぼした。席に座るように促すと元気な返事と共に手を引かれて相手の隣に座る。走り出したデ.ン.ラ.イ,ナ,ーは段々と速度をあげていき時空の切れ目へと入って広大な砂漠の中を駆けていく。不思議な外の景色にすっかり見入っている相手の横顔を見ていれば普段の相棒もはしゃいでいる自分を見て同じ感想を抱いているかもしれないと思いを馳せていた。やがて再びゲートをくぐると乗った時とは違う街の景色が眼下に広がる。子供のようにはしゃぐ相手程ではないが自分も好奇心に目を煌めかせ、どれくらい昔かを説明しながら相手と並んで窓の外を見ていた。宙を走っていたデ.ン.ラ.イ,ナ,ーはさっき居た公園らしき土地にレールを伸ばしてゆっくりと停車する。到着のアナウンスが流れると相手に声をかけ、手を引いてデ,ン,ラ,イ.ナ.ー.を降りる。辺りには森が広がっていて翔太郎の時代にもあった街のシンボルも当然存在しなければ「風.都.タ,ワ.ーがない風.都.というのも不思議な感じだ」と思わず呟いて)

5262: 探偵 [×]
2024-04-24 20:44:04


よんひゃく……うん、行こうフィリップ!…うわぁ……でも風はちゃんと風.都.の風だ
(目的の時代に到着したことを相手に伝えれば相手の瞳も輝いて二人並んで窓の外の景色をみやる。たった数年前でも随分前に感じるのに何百年単位昔なのだと告げられるとその数字の大きさをただ繰り返し呟くことしができなくて、様変わりした風.都.を見つめていた。やがてデ.ン.ラ.イ,ナ.ーは地面へと降りたって相手と手を繋いで電車を降りる、昔の風.都.とはいえ未知の世界にやってきたわけだが相手が隣にいる限り怖気付くことはなくて、しっかりとその手を握ったまま忙しなく好奇心のままに周囲を見回していた。相手が街の象徴がないと呟く、確かに空を見上げても風.都.タ.ワ.ーはなく高い建物さえなくてただただ青い空が広がるだけだ。その時にふわりと風が吹く、周囲の木々を軽くざわめかせ草花を静かに揺らし頬を撫でる風は匂いは多少違っても間違いなく風.都.のもので、この時代にも同じ風が吹いていたことに嬉しくなると笑顔でそれを相手に伝えていた。良太郎達も電車から降りてきたところで人々の雄叫びが聞こえて全員で顔を合わせる。『行ってみよう』と良太郎が口にして移動を開始すればそこには寺があって境内には粗末ながらも思い思いの武器を持ったこの時代の人々が決起集会をしていた。恐らくあの祠の地下でみた壁画の二枚目と三枚目の間くらいの場面だろう、この後戦いを挑み鬼達を封印出来れば時.の.運.行.は守られ、負ければ時はねじ曲がる。異様な空気に思わず相手の方に寄りながらどうしようか伺うように相手を見上げて)


5263: 検索 [×]
2024-04-24 21:47:37

ああ、慣れ親しんだ風だね。 _…野.上.良.太.郎、翔太郎、恐らく彼らの挑む戦いの勝敗が時を行方を左右するはずだ。だからあの中に混じってこっそり加勢するのはどうだい?
(相手と共に降り立った土地は言われなければ自分たちの街とは思えないほど様変わりしている。だがそこに吹く風の優しさは変わってないようで相手と目を合わせてその感想を共有した。貴重な過去の世界の様子を観察していたが野.上.良.太,郎の呼びかけがかかると皆で雄叫びの聞こえた方角に向かう。お寺らしき場所にはこの時代らしい服装をした人々が集まって決起集会をしているようだ。状況から見るに鬼退治に向かう直前なのだろう。物陰に隠れながらその様子を見ていたが相手が寄ってきて見上げられる。この街を守るという約束の為にもこの戦いには勝ってもらわなくてはならない。だが時空の歪みが発生したということは何かしらイレギュラーが起きる可能性は十分にある。少し考えると良い作戦が浮かんで二人に声を掛けた。元の時間に戻すには恐らく単に鬼を倒すのではなく史実通りに鬼退治によって鬼を封印することが必要だ。ならば答えは一つであの民の中に混じって戦いに参加する案を提案すると皆の反応を伺って)


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