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[退廃/仄々] ターリアの埋葬 [記憶喪失/途中参加歓迎]/14


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自分のトピックを作る
■:  [×]
2022-04-01 00:00:13 ID:0e3faf12e



 ごおん、と七つ目の鐘の音が聞こえた時、僕はまだ、錫雨区の廃墟の屋上で立ち尽くしていた。近くには首の折れたビニール傘がぐったりと横たわっている。冷え切った指先が震えぬように、強く拳を握り込む。きっともう会うことは出来ないのだと、頭蓋の隅で諦念が囁いた。その声に必死に耳を欹てていないと、人魚の肉でさえ喰らってしまう気がした。

 彼女の暖かい心臓に触れたその感触を、今でも覚えている。

 泥水を塗りたくったように濁った空と雲の境界を、一羽の鴉が落ちていった。それを見送ることしか出来ない僕の両足は、ずぶずぶと泥濘んだこの地の底に、膝まで沈み込んでしまっている。閉じた瞼の裏側が、いつか見た銃口と同じ色をしていた。喉の奥に張り付いた溜息は、もうどうやったって吐き出せそうになかった。


 君の名前は何だっただろうか。

 いや、そもそも僕の名前は?

 この夕立に意味はあるのか?


>>1 [ 規則 ]
>>2 [ 世界観 ]
>>3 [ 用語 ]
>>4 [ 募集 ]
>>8 [ PF用紙 ]




1:  [×]
ID:0e3faf12e 2022-04-01 00:02:38


 ──記憶を失った無力な君が、この薄闇の底で生きていけるとは思えないんだけどね。


[ 規則 ]


・ セイチャットの利用規約とマナーを遵守。
・ 豆ロル禁止、中~長ロル推奨。形式自由。クオリティのみを追求するよりもお相手様との掛け合いやお話の流れを重視される方の参加が望ましいです。
・ 過度な確定ロル、およびドッペルゲンガーは禁止。PL会話は(/ )等で区別してください。
・ 置きレス推奨。レスが流れ過ぎないよう、1名様につき1日1レスまでとさせていただきます。
・ 3週間以上の音信不通でキャラリセット。長期的に不在にする場合はご一報ください。
・ お相手様から2週間以上お返事が無い場合はレス蹴り可。改めてALL文をご投稿ください。
・ 1名様1PCまで、5~7名程を予定している少人数トピックです。どうぞ末永くお付き合いください。
・ PCは先着順ではなく、PFを拝見し世界観や他PCとの相性を考慮して登録させていただきます。
・ PF提出前のKEEP期間は1週間とさせていただきます。ただし上記の理由から、KEEP申請をされた方全員が必ずご参加いただけるわけではないことをご了承ください。
・ 規則を全てご理解いただけた方はPFの備考欄にPCのイメージカラーをご記入ください。
・ ご質問やご相談はいつでも受け付けておりますのでお気軽に。途中参加も歓迎いたします。


※準備中につきレス禁


2:  [×]
ID:0e3faf12e 2022-04-01 00:08:16


[ 世界観 ]


《 ジキ 》

雨と瓦礫に沈む退廃した地。鈍色の空には暗雲が垂れ込め、じっとりと重い空気も相まってどこか陰鬱な雰囲気。南の端は黒々とした海に面している。昼間でも薄暗く夜との境界が曖昧で、深夜に鳴る一回目を初めとして日に八度鳴る鐘の音を目安に時間を把握するしかない。大きく四つの区に分かれており、程度の差こそあれどこも治安が良いとは言えないのが現状。平然と薬物の取引が行われている危険な地域も。住民はウツラ様と呼ばれる異形を畏れ敬い、忌避しつつ共存している。

∇ 骨灯区 / 単にコットウとも呼ばれる、繁華街を有する南東部の地区。南北に大通りが伸びており、南端は海へ、北端は錫雨区の旧市街へと続く。大通り沿いには骨色の提灯が吊り下げられていて薄暗いジキにおいては比較的明るく、様々な飲食店や商店が立ち並ぶ。それなりに活気があり、他の地区よりは治安も良い。大通りの東側は質素な居住地域、西側の路地裏は蛇腹区へと繋がる。

∇ 蛇腹区 / 単にジャバラとも呼ばれる。南西に位置する地区で、骨灯区が繁華街であるならばこちらは裏街。骨灯区の路地裏から西の蛇腹区へ向かうにつれ道が複雑化し、ぐねぐねと入り組んだ路地が迷路の様相を呈している。慣れていない者は道に迷いやすく、怪しい店やいかがわしい店も多いため子供は殆ど見掛けない。ジキの中でも特に治安が悪く、ウツラ様も一定数存在する危険な地区。

∇ 錫雨区 / 単にスズアメとも呼ばれる。北東に位置し、骨灯区の大通りから繋がる廃れた旧市街が広がる地区。かつては骨灯区と同等かそれ以上に栄えていたらしく、廃墟と化した大きな建物が数多く残る。ウツラ様の出現が多いことから、骨灯区、蛇腹区と比べると人気は少ないが、中には崩れ掛けた廃墟で生活している浮浪者も。他地区に比べ雨が降ることが多く、霧に包まれることもしばしば。

∇ 宵待区 / 単にヨイマチとも呼ばれる、北西の地区。半分は錫雨区より続く旧市街で、残り半分には未開の荒野が広がる。錫雨区に比べると乾燥しており雨は殆ど降らないが、夜になると急激に冷え込むため人が住み着くことは殆どない。宵待区のどこかに亡心の魔女が眠っているという噂もあり、錫雨区以上に人が寄り付かない地区。北の外れ、荒野のその先に巨大な鐘塔のシルエットが見える。


※準備中につきレス禁


3:  [×]
ID:0e3faf12e 2022-04-01 22:38:52


[ 用語 ]


《 ウツラ様 》

おざなりに人型を模したような異形の怪物。姿形はおぞましくも多種多様で、前触れ無くジキに出現し音も無く消え去る。中には会話が出来る個体もいるが、支離滅裂な言葉を発する者も多く、友好的な関係を築くのは容易ではない。ウツラ様はジキに存在する間中絶え間なく肉体的な苦痛に苛まれている様子であり、それが災いしてか長く存在しているウツラ様ほど狂気に飲まれている傾向がある。

また、例外無く科学的に解析不可能な異能を持ち、あらゆる物体を移動、変形させる念動力や、空中を移動する浮遊能力、火種無く物体を燃やす発火能力など、その内容は多岐に渡る。何もないところから物質を取り出したり、消して見せたりすることさえあり、その対象は無機物だけとは限らない。人智を越えた存在であり、その神秘性と危険性からジキの住人からは敬われつつも忌避されている。

一部住人の中では「ウツラ様の心臓を食べた人間は幸せになれる」という噂がまことしやかに囁かれているが、真偽のほどは定かではない。そもそも心臓があるのかも怪しい姿のウツラ様も多い。

ウツラ様の出現には規則性があり、8日程度の良く目撃される期間と10日程度のあまり出現しない期間が交互に繰り返されていることが分かっている。大抵のウツラ様が半日から一日程度で消え、中には数日間ジキに存在する個体もいるが長くても4~5日程度で消滅する模様。


《 便利屋イグノラムス 》

蛇腹区の南の端、海へと続く細い路地にひっそりと佇む怪しげな店。建物と建物の間に隠れるようにして入口があり木製の扉には店名が刻まれたプレートの他、「貴方のお悩み、処分します」と書かれた貼り紙がされている。営業時間は店主の気分次第かつ不定休だが、ぽつぽつと客入りはある模様。

店内は狭くおよそ一坪程度。小さなカウンターには古めかしいレジスターが置かれ、側にはガタつく粗末なスツールが二脚並ぶ。奥の棚には古書や雑誌、酒瓶の他、用途不明なガラクタがごちゃごちゃと詰め込まれており、その横には武骨な鉄扉が一つ。入口の横には二階へと続く階段が見える。

便利屋の名に違わず日用品の調達から人探し、手紙の配達、夜逃げの手伝いに至るまで何でも請け負っている。料金は前払い。ウツラ様絡みの厄介事が持ち込まれることも多いが、どんな内容であれ依頼を断られることは無く、実現困難な依頼に関しては高額な料金を吹っ掛けられるとか。


《 亡心の魔女 》

いつか世界を滅ぼすと言われている不死の魔女。万物を操る強大な異能を持ち存在するだけで世界に影響を与え、瞬きの間にジキを溶かしてしまう災厄だが、今はその力の殆どを失い宵待区のどこかで永い眠りに付いている。彼女が目を覚ました時には全てが終わる、らしい。

実在しないおとぎ話上の魔女であるだとか、その正体はウツラ様の成れの果てだとか、本当は神様なのだとか、不死ではなく既に死んでいるだとか、様々な噂が飛び交っているが本当のことは誰も知らない。普通の住人はその存在を日常で意識すること自体少なく宵待区に寄り付くことも無いが、中には亡心の魔女を神と崇めて復活を待ち望み、夜ごと宵待区を彷徨う者も目撃されている。


※準備中につきレス禁


4:  [×]
ID:0e3faf12e 2022-04-02 20:16:15


[ 募集 ]


→ 《 ジキ 》に堕ちたあなたは、全ての記憶を失っている。

以下の [A]~[C] は、記憶喪失のPCの募集枠です。ある日突然、記憶を失った状態でジキの何処かで目覚め、主PCの誰かと出会うことになります。初回投稿の冒頭のみシチュエーションの指定がありますのでご確認ください。その後は自分の記憶を取り戻そうと奔走するも良し、心機一転新たな生活を始めるも良しです。基本的に衣食住には困らないはずです。平和に暮らせるとは限りませんが。

[A] 目覚めてすぐにウツラ様に襲われ、ある男(>>5)に助けられる。
性別問わず、1~2名。25歳以下のPCを想定。イグノラムスの店主に、店の一室を住居として提供する代わりに従業員として働くよう頼まれます。ある程度行動力のあるPCがおすすめです。

[B] 宵待区の荒野の端で目覚めた後、ある少女(>>6)と出会う。
年齢性別問わず、1~2名。どちらかと言えば男性PC推奨。宵待区の廃アパートに住む少女と知り合うことになります。奇妙な現象に度々見舞われるため、極端に臆病なPCはおすすめ出来ません。

[C] 錫雨区の廃教会に迷い込み、自称ウツラ様(>>7)に話しかけられる。
年齢性別問わず、1~2名。骨灯区からもさほど遠くない廃教会を生活拠点とすることが出来ます。目に見えない相手と同居することになりますので、あまり人見知りしないPCがおすすめです。


→ 《 ジキ 》に暮らすあなたは、いつか雨に溶けて消える。

以下の [D]~[E] は、通常PCの募集枠です。このまま今までと同じ日常を繰り返すのか、他PCとの出会いの中で何かが変わっていくのか、自由に物語を紡いでいってください。どこかのタイミングで主PCとも出会い、仲を深めていただけると嬉しいです。特殊なキャラメイクが必要な募集もありますので、ご不明な点等ございましたらお気軽にご質問ください。

[D] 幼い頃からジキで暮らす住人。仄暗いこの世界で今日も生きる。
年齢性別問わず、1~3名。ある程度自立した生活をしているPCを想定しています。設定も行動も自由度の高い募集枠ですので、能動的に動くことが出来るPCだとお話を広げやすいかと思います。

[E] 2週間前に出現したウツラ様。何故か消滅せず、死に場所を探す。
年齢性別問わず、1~3名。大多数のウツラ様と比べると意識がはっきりしているようですが、その理由は不明です。唯一、展開によって死亡の可能性があるPCです。ある条件を満たすことで苦痛から解放されてジキで生活出来るようになりますが、簡単な条件ではありません。もちろんご希望の展開に合わせて最大限サポートはさせていただきますので、必要に応じてご相談ください。


※準備中につきレス禁


5:  [×]
ID:0e3faf12e 2022-04-02 21:21:54


名前 : ヤツギ
性別 : 男性
年齢 : 30代前半

容姿 : 身長176㎝、中肉中背な体型。やや傷んでパサついた黒髪は下ろすと鎖骨に触れる程度の長さ。全体を首の後ろで一つに結び、目にかかる前髪は軽くサイドに流している。胡乱げに細められた両眼は鋭く、虹彩は暗いアンバー。はっきりとした鼻梁の下の唇は、不機嫌そうに引き結ばれている。顎には疎らな無精ひげ。人相はあまり良くない。
服装はベージュのボートネックカットソーに黒のチノパンなど、全体的にビッグシルエットでラフな格好を好む。足元は草臥れたサンダルを引っ掛けていることが多いが、流石に外出時はスニーカーに履き替えている模様。木製グリップのリボルバー(装弾数6発)をベルトに挟んで携帯していることも。

性格 : 適当な言動が目立つ、粗雑な男。口が悪い。一度請け負った仕事に関しては真摯だが、基本的には面倒事を嫌う怠け者。また、徹底した秘密主義で、自分の素性を他人に明かすことが滅多に無い。時折人を食ったような物言いをすることもあり、胡散臭いという印象を受ける人も。本人は自覚していないが、何かを誤魔化す時や隠す時によく笑うという傾向がある。ある程度周囲とは一線を引いている節があるが、懐に入れた相手に対してはごく稀に、意外と世話焼きな一面を見せる。

備考 : 一人称「俺」、二人称「お前」。名前を知っている相手に対しても面と向かって名前で呼びかけることは少ない。便利屋イグノラムスの店主であり、大抵は店内で店番をしている、かと思いきやそうでもない様子。店を放ったまま錫雨区をうろついてみたり、寝起きしている店の地下に籠ったまま何日も出てこなかったりと、神出鬼没。長期的に音信不通になることは日常茶飯事。

サンプルボイス :
「ほら、働かざる者食うべからずって言うだろ。……ん? 俺は良いんだよ。寝ながら仕事してんだ」
「払えねぇって言うなら諦めな。うるせぇ。蹴り出される前にさっさと出てけ」
「……チッ、間の悪い奴。いいから黙って今見たことは忘れろ。忘れんの得意だろ、お前」
 

6:  [×]
ID:0e3faf12e 2022-04-02 21:21:58


名前 : ムクロ
性別 : 女性
年齢 : 10代半ば

容姿 : 身長152㎝の小柄な体型。柔らかそうな薄灰色の髪は顎先あたりまでのショートボブ。寝癖なのか癖毛なのか所々無造作に跳ねており、前髪は眉にかかる程度の長さ。髪と同色の睫毛に縁取られた眼はやや垂れ目で、虹彩は淡いアッシュグレイ。細い鼻筋と小さな口元に幼さが残る。全体的に色素が薄く肌の色も白いが、綺麗な白皙というよりは不健康な青白さで、唇にも血の気がない。
服装は黒を基調としたワンピース。アイボリーの襟とカフスが付いたシンプルなもので、ふんわりと広がる裾は膝が隠れる程度の長さ。靴は深紅のスエードパンプス。4㎝程度のローヒールで、足首には細いストラップが付いている。稀にフードの付いた黒いポンチョを羽織っていることも。

性格 : ふわふわと楽観的に生きている天然。頭の螺旋が外れたような間の抜けた言動も多い。基本的に人懐っこく、誰かと一緒に居る時はよく喋りよく笑いコロコロと表情を変える。一方で、興味の向く対象が無ければ一日中身動きもせずぼーっとしていることもあり、オンオフの差が激しい。子供っぽい振る舞いが多いために分かりづらいが、本質的には諦めることが得意で何かに執着することが少ないドライな性格。ごく稀に歪に達観した内面を覗かせる。

備考 : 一人称「わたし」、二人称「あなた」。名前を知っている相手は誰であろうと呼び捨てにし、どこか間延びした口調でのんびりと話す。普段は宵待区の廃墟群の外れ、荒野にも程近い半ば崩れかけた廃アパートの一室に一人で暮らしている。特別な理由が無ければ宵待区の外に出ることは滅多に無いらしく、他人との交流も全くと言っていい程無いが、人間は好きらしい。

サンプルボイス :
「あれ、なんで居るの? まだ夢でも見てるのかなぁ。……夢でもいいや、うれしい、ふふふ」
「えっと、何だっけ、こうごうせい? だから大丈夫なの。あれ、省えねうんてん、だっけ?」
「──これが悪夢なら、さっさと覚めてしまえばいいのに」
 

7:  [×]
ID:0e3faf12e 2022-04-02 21:22:05


名前 : レイ
性別 : 男性
年齢 : 不明

容姿 : 肉眼で捉えることが出来ないため不明。
視認されないことを不便に思ってか、どこからかボロボロのロングコートを拾ってきて常に羽織るようになる。深緑のコートは全体的に薄汚れており、裾や袖口は酷く擦り切れているが本人は気に入っている様子。律儀にフードも被っている。シルエットから推測できる身長は170㎝前後といったところ。

性格 : 愛想は良いが飄々とした態度を崩さない、どこか掴めない男。基本的にはお喋りで社交的な性格。常に冗談を言っているような軽い口調で話し、皮肉や捻くれた言動も多いが、根は素直な様子が伺える。時折何を思ってか取って付けたように高飛車な物言いをするが、長続きはしない。退屈を嫌っており、日々面白いことを探している。悪戯好き。人を困らせるのが好きな悪趣味な一面もあるが、本当に困っている人は放っておけない憎めないお人好し。

備考 : 一人称「僕」、二人称「君」。人間と会話出来る状況が珍しいのか、柔らかな青年の声で朗らかに話す。ウツラ様を自称する正体不明の透明人間。目には見えないが物理的に触ることは出来る模様。一般に知られているウツラ様の特徴とは異なる部分も多々あるが、本人は自分のことをウツラ様であると信じているらしい。錫雨区の南寄りの地点にある廃教会にひっそりと住み着いている。

サンプルボイス :
「僕は優しいウツラ様だからね。そんなお願いは簡単に叶えてあげるよ。待ってて!」
「……哀れな迷える子羊よ、って言われてもなぁ。そもそも僕、羊じゃないしさ」
「いつからって……そんなのは知らない。難しいこと考えるのはやめたんだ、とっくの昔に」
 

8:  [×]
ID:0e3faf12e 2022-04-02 21:22:14


[ PF用紙 ]


名前 : (カタカナ推奨/ [A]~[C]、[E] をご希望の方は本名ではなくジキにおける呼名を記入、本編の流れを汲んで決定したい場合や他のキャラに付けて貰いたい場合は未記入でも構いません)
性別 : ( [A]~[D] をご希望の方は男性or女性で記入/ [E] をご希望の場合のみ不明可)
年齢 : ( [A]~[C] をご希望の方は忘れてしまった本来の年齢を記入/ [D] をご希望の方は外見年齢を記入/ [E] をご希望の場合のみ不明可、外見年齢をご記入いただいても構いません)

容姿 : (服装等含め容姿の特徴を詳しく/ファンタジーな配色可/ [E] をご希望の場合のみ人間離れした特殊な容姿でも構いません)

性格 : (個性を捉えられる程度に詳しく)

備考 : (その他に必要だと思う諸々をこちらに/ [A]~[C] をご希望の場合、本名や過去設定等は不要です/ [E] をご希望の方は苦痛と異能に言及していただけると幸いです)

サンプルロル : (「道に迷う」「眠れない」「雨に濡れる」「歌を口遊む」のどれかをお題に、PCの言動の雰囲気が分かるようなサンプルロルをお願いいたします)


・ PF提出の際に [A]~[E] の内、希望する募集枠をお伝えください。
・ 恋愛要素を重視するトピックではありませんが、3Lのうち苦手なジャンルがある場合はその旨お書き添えください。死ネタ等、苦手な展開がある場合も合わせてお伝えいただけると幸いです。
・ その他、規則をもう一度ご確認の上、PFをご提出ください。


※準備中につきレス禁


9:  [×]
ID:0e3faf12e 2022-04-02 22:51:23


(/レス解禁、これより募集を開始いたします。少々設定が複雑になってしまいましたが、あまり難しく考えずにエモ優先でゆるゆる楽しめたらと思っております。素敵な出会いがありますように…!)
 

10: 参加希望 [×]
2022-04-06 02:35:41

名前:(お話を進めていく中で決定出来たら素敵かな、と思っております…!)/[B]
性別:男
年齢:18歳
 
容姿:銀髪に黒髪のインナーカラー。所々跳ねた短髪に、前髪は2:6:2で分けている。長さは目に軽くかかるくらい。つり目たれ眉で、日が沈んだ直後の空くらいの濃い青色の目をしている。全体的に童顔なので、記憶喪失のまま顔を見たら15歳くらいかな?って本人は思っているし、そう見える。笑うと八重歯が見えるのも、それに拍車をかけている節がある。
 よく言えば着慣れた、悪く言えばしわしわになった白いシャツを着て、それと同じような状態の黒いスラックスを履いている。サスペンダーでスラックスを吊って、ベルト代わりにしている。第一ボタンは開けて着るのが好き、かつ首元が締まる感じが嫌なのでタイなどはしていない。靴は黒地に青のラインが入ったスニーカー。身長は168cmくらい、過度なやせ型。
 
性格:基本的にやわらかで人当たりがいい。時々我が強く開放的な様子を見せることもあるが、それは親しくなった人の前でだけであって、他人に無礼をはたらくことを嫌う。また、曲がったことに嫌悪感を示す潔癖性を持ち合わせる(曲がったことというのは、合理性のないこと・理不尽なことであって、違法なことという意味合いではない。例えば重大な犯罪を犯した者がいても、それが必要に駆られてのことであれば許容するし同情すらするかもしれない。が、己自身の快楽を追求したようなものであれば憤りを表すだろう)。好奇心が強く、わりとなんでも楽しめる質かもしれない。良くも悪くも子供っぽさの残る青年。
 
備考:一人称は「おれ」。二人称は「あなた」、「きみ」。最初はさん付けで呼ぶが、親しくなった人はあだ名で呼びたい主義。相手が嫌がるようだったら普通に呼び捨てにする。イメージカラーは青灰色。
 
サンプルロル:あれ、雨降ってる。困ったな、傘持ってないし……。
 (店から出ると雨が降っていることに気がつき、呟いては空を見上げて手を翳して。ぽつりと手のひらに当たった雫を払いのけることはせずに、じっとそれが下ろした手を滑り落ちていくのを見つめていれば、いよいよ強まった雨が降ってきて。ゆっくり歩き出すと髪が重く濡れていくが、それを気に留める様子もなく、どちらかというと水たまりに映る景色を楽しむように歩いている。)
 

(/こんにちは、はじめまして。仄暗く、雨に包まれているような雰囲気のトピックで素敵だなと思いまして、参加申し込ませていただきます。
 まだセイチャの也に来て日が浅い者ですので、なにかルール違反等ありましたら教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。)

11:  [×]
ID:0e3faf12e 2022-04-07 21:32:24


>>10 参加希望様

(/はじめまして参加希望様、PFのご投稿ありがとうございます…!
内容じっくり確認させていただきました。セイチャではまだ日が浅いとのことでしたが、PFおよびサンプルロルを拝見し全く問題ないと感じましたので、PCを登録させていただきます。素敵な文章を書かれる方にご参加頂けて嬉しい限りです。
曲がったことを嫌う真っ直ぐな好青年、とても好みです。ありがとうございます。良い意味で子供らしく好奇心が強いところも素敵です。今後、自分の過去を探すにしても世界を解き明かしていくにしても、きっとプラスに働くことでしょう。……理不尽も不幸も多いジキに飲まれ、その綺麗な両目が濁ってしまうことがないよう、祈っております。
名前がまだない[B]くんの導入として、近日中にムクロのALL文を投稿させていただきますのでもう少々お待ちいただけると幸いです。)
 

12:  [×]
ID:0e3faf12e 2022-04-07 21:37:57


──またひとり、■■の人間が堕ちてきたよ。彼は自分の世界を取り戻せるのかなぁ。


[ PC一覧 ]


[A] 目覚めてすぐにウツラ様に襲われ、ある男に助けられる。

[B] 宵待区の荒野の端で目覚めた後、ある少女と出会う。
・ ブルーアワーを見送る青年 ×× (>>10

[C] 錫雨区の廃教会に迷い込み、自称ウツラ様に話しかけられる。

[D] 幼い頃からジキで暮らす住人。仄暗いこの世界で今日も生きる。

[E] 2週間前に出現したウツラ様。何故か消滅せず、死に場所を探す。

[主]
・ イグノラムスの男 ヤツギ (>>5
・ 宵待に微睡む少女 ムクロ (>>6
・ 姿を亡くし彷徨う影 レイ (>>7


(/引き続き参加者募集中です。募集の詳細はこちら(>>4)をご確認ください。
ご質問やご相談も受け付けておりますので、どうぞ気軽にお声掛けくださいませ!)
 

13: ムクロ (主) [×]
ID:0e3faf12e 2022-04-10 23:08:26


(宵待区の荒野の端、錫雨区から続く廃墟群から少し離れるようにして、ぽつりと佇む崩れかけた廃アパート。その錆び付いた屋外階段を降りながら、ムクロは淀んだ鈍色の空を見上げた。分厚い雲の隙間から覗く月のように頼りない太陽は、既に少し傾きかけている。欠伸をひとつ零し、涙の滲む目尻を擦りながら軋む階段を降り切ったところで、ふと、十数メートル先に何やら見慣れない影があることに気が付き。目を凝らしてみれば、それはどうやら一人の人間のようで)
……配達の人? わたし、なんにも頼んでないんだけどなぁ。
(そもそも、こんなヨイマチの外れまで荷物を運ぶような物好きな配達屋が居るのか、などという疑問は寝起きで蕩けたムクロの頭には浮かばず。誰に聞かせるでもない独り言を呑気に呟きながら人影に近づけば、そこに居たのはうつ伏せに倒れた青年で。顔を見ようにも地面に伏していればそれも叶わず、少し迷った後、側にしゃがみ込み肩の辺りに腕を差し入れた。幸いにも細身であったその青年を、よいしょ、という間の抜けた掛け声と共にやや苦戦しつつも仰向けにひっくり返し、顔を覗き込む。意識の無い様子の青年の顔に見覚えは無かった。伝わる体温から察するに生きてはいるようだったが、その顔はどこか青白く。ムクロは徐に手を伸ばし──その頬を突いて)
ねえねえ、生きてるー? ……ここで死なないで欲しいなぁ。
(つんつんと、数度指の先を押し付けながらおざなりに声を掛け。しばらくこの荒野で倒れていたのだろう、指先に触れた頬は少しひんやりとしていて、思わず不謹慎なこともぼやき)

(/>>10 様宛ての導入文として、ムクロのレスを投稿いたします。やや確定気味のロルとなってしまいましたが、冒頭のみ「ムクロに頬を突かれて目が覚める」という描写から絡みを始めていただけると幸いです。改めまして、これからよろしくお願いいたします…!)
 

14:  [×]
ID:0e3faf12e 2022-04-16 21:05:46


(/引き続き参加者募集中です。募集の詳細はこちら(>>4)をご確認ください。
ご質問やご相談も受け付けておりますので、どうぞ気軽にお声掛けくださいませ!

退廃した歪な異世界で、失いかけた自分を探し世界を解いていく貴方のPCをお待ちしております。)
 

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