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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
1362:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-14 15:37:04
( 息を震わせて涙を流す自分を、相手は抱き締め優しく背を摩る。1人暗い部屋でアルコールを幾ら流し込んでも癒える事の無かった痛みは、消える事は無かったものの温もりを持って包み込まれて居るような感覚があり相手に凭れ掛かったままで居て。---休憩すると言う言葉の意味は当然分かる、しかしどうやって休めば良いのかが分からず直ぐには頷く事が出来ずに。ただ、相手が直ぐ側に居る事は安心感に繋がり、力無く下ろしたままでいた腕をほんの少し持ち上げて相手の服を軽く掴むと小さく頷いて。今より幾らかアルコールが抜ければ、少しは冷静に感情を話せる様になるだろうか。相手が側に居てくれれば、此の言い表し様の無い苦しみも少しは癒えるだろうか。涙に濡れた睫毛を伏せると、相手の体温だけに意識を向けて。 )
1363:
ベル・ミラー [×]
2022-05-14 16:19:59
( 己に凭れ掛かりながら弱く服を握り締めた其の行為が、何処と無く置き去りにされるのを不安がる子供の様な縋りに思えて「何処にも行かないよ」と無意識に言葉が漏れていた。__其れからどのくらいの時間相手の苦しみを受け止める様に背を摩り続けただろうか、相手の心の状態も勿論然る事ながらあれだけの種類豊富なお酒を一気に流し込んだのだ、身体の方の調子も当然危惧すべきもので。「_…エバンズさん具合悪く無い?ベッドで少し横になる?」眠る事もろくにご飯を食べる事もしていないだろうと予測すれば、背中を摩っていた手を相手の後頭部に移動させ髪の毛を梳く様な動きで撫でながら、今は兎に角身体からアルコールが抜ける其の時をゆっくりの休憩しながら待つ事が大切だろうと )
1364:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-14 20:28:17
( 何処にも行かないと言う相手の言葉は不安定な心を落ち着かせるのに今最も有効な言葉だったのかもしれない。相手は2人の様に自分の前から居なくなったりしないと思うと、幾らか気持ちは楽になり相手に凭れ掛かったまま目を閉じていて。吐き気を催す程では無かったが、何となく視界が揺らぐ様な気分の悪さは断続的に感じて居て横になるかと言う問いに頷くと立ち上がる。いつもより覚束無い足取りではあるものの、寝室では無く直ぐ後ろにあるソファに横になり身体を丸め込ませて。きちんとした睡眠を取る事もせずにいた為、休む為に横になると眠気は直ぐに訪れて相手が近くに居る事も安心材料になり程無く眠りに落ちて居て。 )
1365:
ベル・ミラー [×]
2022-05-14 21:02:55
( 散々暴飲を繰り返して、気持ちを吐露しながら涙を流した事で心身共に酷く疲労した事だろう。何か言葉を紡ぐ事は無かったが頭を縦に動かした相手が己から離れベッドでは無くソファの上で身体を丸めたのを見て小さく笑みを浮かべれば、程なくして眠りに落ちた相手の上にソファの背凭れに乗っていたブランケットを掛けて。「__エバンズさんは何も悪く無いよ、」静かに寝息を溢す相手の頭を少しの時間優しく撫でながら今一度小さな呟きを漏らす。其れからゆっくりと立ち上がるとテーブルの上に所狭しと置かれている空き瓶の中身を軽く水で濯ぎ、全てを無かった事にする様にゴミ袋へと放り込んで。アルコールの香りはまだ部屋中に残りはしているが、残骸が無くなっただけでも起きた時の気持ちは少し違う筈だ。全てを終えて満足気に一人頷いては、再び相手の眠るソファの下に腰を下ろして愛おしげな色を乗せた瞳で眠る其の姿を見見詰めて )
1366:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-14 22:30:19
( 2時間程は眠っていただろうか、自分だけが置いて行かれる様な夢を見てハッと目を覚ますと目元が涙に湿って居て指で其れを払いつつ深く息を吐き。強い酒を飲み続けて居た為に気付かなかったものの少しアルコールが抜け始めるとズキズキとした頭の痛みを感じる事となり眉を顰めつつ目に映るリビングが眠る前よりも随分と綺麗に整っている事に気がついて。心は未だ弾力を失ったままではあるのだが、眠ったお陰か荒んで居た気持ちは少しだけ落ち着いて居た。「……片付けたのか、」横になったまま、直ぐ近くに座っていた相手にひと言だけ問い掛けて。 )
1367:
ベル・ミラー [×]
2022-05-14 22:57:46
( 部屋の中の淀んだ空気が少しだけ払拭されてから、スマートフォンに送られて来たメールの確認やアナンデール事件の事を検索した。ネットに書かれている記事の全てが真実である保証が何処にも無い事は、当事者である相手の苦しみを見た己が良く分かって居るが__。どれ程の時間検索記事を読み漁る事に専念して居ただろうか、ふいに背後から身動ぎをした事によるソファが擦れる音と相手の声が聞こえれば身体ごと振り返り。「全部を空き瓶だったからね。…お水飲む?」頭を縦に動かした後に視線だけを空き瓶の入った袋に向けて。其れから其の視線を再び相手に。柔らかな笑みを唇に乗せたまま緩く首を擡げつつ、まだ残っているだろう身体の中のアルコールを少しでも中和出来る様にと問い掛けて )
1368:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-14 23:37:08
( 水を飲むかとの問い掛けに頷きつつ身体を起こすとぐらりと視界が揺らぎ、今更ながらかなり酔いが回っていた事を知る。グラスを受け取り冷たい水を呷ると長く起きている事は無く直ぐに横になってしまい。何を言う事も無く横になったままでいたものの、暫くしてからぽつりと言葉を落として。「……何の為に必死になって現場に立ち続けて居るのか…其れが分からなくなった。___辞表を出すと言ったら、止めるか、?」目的を見失い気力を削がれた今、必死になって仕事に齧り付いて居る理由が自分自身分からなくなってしまっていた。相手はどう考えるのだろうかと尋ねつつ、視線を床へと落として。 )
1369:
ベル・ミラー [×]
2022-05-15 00:22:22
( 矢張り身体には大きな負荷が掛かっていたのだろう、起きて居る事が辛いのだと言う様に水を飲んで直ぐにまた横になる様子を一瞥し、其れ以上は何も言わず今はただ静かな時間に身を置く中で徐々に心身共に回復出来る事が一番だと思案した矢先、鼓膜を震わせたのは予想だにしなかった呟きで。相手が何を言ったか脳が理解する迄に少しの間が空いた気がした。有給を取る事すらも散々渋る様な相手が“辞表”だなんて__其れ程迄に打ちひしがれて居ると言う事実に胸が痛む。返事を待つ様に床を見詰める姿を緑の虹彩で真っ直ぐに見遣り思う事はただ一つ。「__止めません。例えどんな選択をしても、そこにエバンズさんの素直な気持ちがあるなら私は全部肯定します。でも…其れを決めるのはきっともう少し後でもいい筈。…心が弱って絶望に支配されてる時に出す答えは、時に“本当”を見失う事があるって知ってるから。だから_…もし後数週間、数ヶ月後も同じ様に思うんだったらきっと其れがエバンズさんの“本当”だと思うから、そしたら其の心に従って辞表でも何でも出したらいいと思います。」何時かの日に告げた“肯定”の気持ちは少しも変わって居ない事を伝えつつも、選択を急ぎすぎるあまり後悔する結果にもなって欲しく無いのだと伝えて。「エバンズさんが警察でも、そうじゃなくても、私は変わらずエバンズさんの事が大切です。」瞳に宿した真剣な色は其の儘に目尻を緩く下げた穏やかで慈愛に満ちた笑みを浮かべ、例え何があっても己の気持ちは変わらないのだと、其れだけは安心して欲しいと続け )
1370:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-15 01:42:18
( 警察で居るべきだとか、よく考えたのかとか、形式的な答えが相手から返ってくる事は無く、あくまで自分の考えを肯定すると告げられる。其の思い掛けない答えに視線を上げると、此方を見据えている薄緑の瞳を見つめ返して。同時に答えを急ぎ過ぎるべきでは無いとも宥められ、確かに相手の言う通りだとその言葉は真っ直ぐ心に届き。大切な決断を心が消耗した状態でするべきでは無い、急いで今直ぐに決めるべき事でも無いのだから焦る必要は無いと普段の精神状態であれば自分で辿り着く筈の答えに相手が導いてくれている様に思えて、少しだけ目を細めて。「……そうだな、」と頷くと暫し沈黙が続き、また少しして呟きを落とす。「___あの事件の現場に居合わせて、今も刑事なのは俺だけなんだ。永遠にあの過去が着いて回り、…誰も“普通”を生きられなくなった…。過去を忘れられたら、どれ程良いか。」口調は普段通りに冷静な物へと戻って居たが、声色は力無く瞳にも虚な色を宿したまま。やるせない気持ちを強い酒で流し込んでしまいたい気持ちになるのだが、其れは許されないだろう。気持ちを落ち着ける様に深く息を吐いて。 )
1371:
ベル・ミラー [×]
2022-05-15 09:46:48
( 口調こそは普段の相手らしい冷静なものなれど瞳に宿る色は強さの無い虚無なもの。此処数週間の間で立て続けに起きた大切な人の死は当たり前ながら心に重くのし掛かり、溶け出した闇の様な感情は胸の奥の深い所に流れ着実に痛みを増やしているのだろう。再び溢された呟きに今の相手の孤独が垣間見えた気がして思わず目を伏せる。静かに両腕を伸ばし相手の手を包み込む様に握ってから其の手に視線を移し「__忘れちゃいけない過去と、忘れたいと願う過去が同じって辛いね。…苦しいね。」セシリアの事、亡くなった子供達の事、遺族の事、仲間の事…どれだけ絶望に苛まれ苦しくてもきっと忘れてはいけない事。でも其れと同じくらい忘れる事が出来れば痛みから解放されると渇望する事。握り締めて居た手を離し相手の片頬に掌を宛てがうと同時に持ち上げた視線を相手に合わせては、褪せたブルーの奥底に見える気がする、痛みに踞る相手の姿にまで届く様な慈しみを向けて )
1372:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-15 20:35:34
( 頬に添えられた相手の手の温度が、じわりと心に温もりを届けてくれる様な気がして静かに視線を落とす。「……お前は、…何処にも行かないでくれ、」此れまでに大切だと思う何人もの人が自分を置いて居なくなった、今寄り添ってくれる相手だけは何処にも行かないで欲しいと言う思いと不安が胸に渦巻き、思わずそんな言葉を口にしながら相手の手の甲に掌を添えて。---夜が更け眠る為に寝室に移動し、相手の体温を感じながら深い眠りに落ちたのは日付を跨いで暫くした頃。眠りから引き摺り出されたのもほんの数時間後の事で「っ、待ってくれ、!」と自分が上げた声によって目を覚ます事となり。夢だと言う事は理解したものの容赦無いフラッシュバックに襲われると既に身体は震え出し呼吸もペースが可笑しくなっていて、喪失感に涙が浮かぶ。隣で眠る相手に縋るように額を押し付け、喘ぐ様な呼吸を押さえつけながら繰り返して。 )
1373:
ベル・ミラー [×]
2022-05-15 22:11:48
( 緩やかな眠気を引き摺って相手と共にベッドに入ったのが数時間前。布団の中で留まり続ける体温を感じながらスヤスヤと寝息を立てていたも、深くに沈んでいた意識が引っ張られたのは隣で眠って居る筈の相手の叫び声が鼓膜と脳内を揺らしたから。物凄い勢いで浮上した意識に釣られる様に心臓が早鐘を打つ。其れと同時に肩口に額を押し付けられる感覚で、相手が再び悪夢に魘され起きてしまった事を理解すれば、直ぐ様頭を抱き締める様な形で緩く腕を回し。「大丈夫だよ、大丈夫。ちゃんと此処に居ます。」其の儘何時も通り片手で相手の後頭部を優しく撫でながら、少しでも混濁した意識が闇に沈んで行かない様にと安心させる意を以て言葉を落としていき )
1374:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-15 22:52:13
( 浅く乱れた呼吸は喉に引っ掛かり渇いた音を立てる。目を覚まして宥めるように後頭部を撫でながら優しく言葉を掛けてくれる相手が直ぐ側に居てくれる事は理解して居て、縋る様に相手の肩口に顔を埋め。こうして悪夢に魘されると矢張り過去に引き摺られてしまう物で、亡くなった人達の姿ばかりが頭に浮かぶ。もう会う事の出来ない、あの事件さえ無ければ今も生きていた筈の人達。後悔と罪悪感に苛まれ、上手く呼吸が出来ないままに「どうして、…っ2人が、死ななきゃいけなかったんだ…!何も悪くない…っどうして、」と言葉を紡いで。話そうとする程に息は一層浅く苦しげな物になるばかりで。 )
1375:
ベル・ミラー [×]
2022-05-15 23:20:08
( もし今犯人が生きていて目の前に居たとしたらきっと相手はどんな理性にも蓋をして男を殺すだろう。警察である事、そんな事をしても亡くなった人達は戻って来ない事、痛みだけが増える事、全部を分かって居てもきっと__。そうして己もまた其れが出来てしまうと思う程に姿を見た事の無い男が憎かった。この先もずっと相手は抱えきれない痛みに涙を流し続ける。胸に永遠の苦しみを植え付けた男への憎悪はそれ程迄に膨れ上がるのだ。行き場の無い怒りや後悔を叫ぶ様に吐き出す相手の声は震えていて、狂った呼吸音が暗闇の中で重たく響いた。“大丈夫”な筈が無いのにそうやって落ち着かせる事しか出来ない自分自身への悔しさや無力感に打ちひしがれそうになるも、其れでも矢張り落ちる事は出来ない。「…そうだね、あの事件に関わった人達は誰も悪く無い。悪いのは罪を犯して勝手に死んだ犯人だけ。」抱き締める腕に力を込めつつ、相手の言葉を全て肯定する様に言葉を落としながら僅かに相手の頭を引き寄せる様にして抱き竦めて )
1376:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-16 00:12:23
( 犯人が憎い、妹を奪い多くの人を絶望の底に突き落としておきながら自分自身は自ら命を絶った。後に残された罪の無い者ばかりが苦しめられるのは余りに理不尽だと、幾ら憤っても何も変わらない事を知っているから其れがまた苦しいのだ。相手に抱き竦められ、肯定の言葉を掛けられた事で少しだけ息がしやすくなるのを感じると此方もまた相手の背に腕を回して。落ち着くまでに時間は掛かったもののややして正常に呼吸が出来る様になると相手の肩口に顔を埋めたまま再び眠りに落ちて。 )
1377:
ベル・ミラー [×]
2022-05-16 07:25:12
( 暫くの間抱き締め背中を摩って居たが肩口から聞こえるくぐもった呼吸が正常なものに変わり、ややして疲労から眠りに落ちたのを確認すれば安堵に胸を撫で下ろし。__其れから朝になる迄数回目覚めて涙を流してはまた眠り、を繰り返した相手と共に起きる事を決めたのは午前10時を少し過ぎた頃。「_…ねぇエバンズさん、此れからちょっと買い物行かない?」未だぼんやりとしている相手の目元を一度撫でて良い事を思い付いたとばかりに一つの提案を。買い物なんて行く気分には到底なれて居ない事は百も承知だが、ずっとずっと部屋の中に閉じ篭っていればまたお酒に頼りたくもなるし、少しの…何か僅かでも気を紛らわせる出来事が必要な気がしたのだ。「エバンズさんの家に私の部屋着置かなきゃ。」敢えて軽い口調を心掛けて悪戯に笑って見せてから静かにベッドを下りて共にリビングへと向かい )
1378:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-16 23:53:43
( 何度も目を覚ましては胸の内に渦巻く苦しさに涙を流したものの、相手の側で途切れ途切れにであっても眠る事が出来たお陰か朝目を覚ました時も身体は然程辛くは無く。倦怠感とも疲労感とも付かない感覚に目を覚ましてからも尚横になったままで居たものの、目元を撫でつつ向けられた提案には目を瞬かせて。家の外に出たいとは思わない、出来る事なら締め切った部屋の中でずっと横になって居たい様な気分なのだが其れでは一層塞ぎ込んでしまうだろう。余り気乗りしない表情を浮かべていたものの、部屋着を置くのだと言う相手の言葉には少しだけ呆れた様に表情を緩め「…色々持ち込まれて、その内お前の物の方が多くなりそうだな、」と告げて。少し出掛ける程度なら気分転換になるかもしれないとようやく頷き、相手と共にリビングに向かい。 )
1379:
ベル・ミラー [×]
2022-05-17 00:19:23
( 案の定気乗りしない表情を浮かべた相手だが己の軽口を聞き最終的には了承してくれた事に嬉しそうに破顔させ。「勝手に捨てないでね」と再び同じトーンで以て戯言を送り。__洗面所で顔と歯を磨き2人分の珈琲を淹れて少しばかりゆったりとした時間を過ごせば時刻は11時。互いに軽く身支度を整えて家を出ては何時もの如く己が運転席へと座り車を走らせて。緩やかに振動する車の揺れと、窓から射し込む柔らかな日の光が少しでも相手の心を軽くする手助けをしてくれればいい、窓の外を流れる景色に今だけは苦しみに痛む気持ちが移ればいい、そんな思いが胸に膨らむばかりで。__ややして町から少し外れた所に悠々と建てられている小さめのショッピングモールへと辿り着けば入口に近い駐車場に車を停め「最近新しい雑貨屋入ったんだって。観葉植物とかも売ってるらしいよ。」共にモール内へと足を踏み入れつつ、果たして相手が観葉植物を育てようと考えかという疑問はこの際置いておくとして。「エバンズさん何か欲しい物ない?」と、相手の気晴らしが目的なのだから折角なら相手の望む物をと視線を送って )
1380:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-17 10:51:25
( 相手の運転する車の助手席に座るのは、いつの間にか余りに普通の事になって居た。窓の外を流れる風景と時折此方に眩しい光を落とす木漏れ日を眺めつつ何を考えるでも無くぼんやりとする時間は、家に一人で篭っている時ほど罪悪感や後悔を反芻せずに済む時間となり。---一人では殆ど足を運んだ事の無いショッピングモールは普段身を置いている所よりも賑やかさのある場所で目新しさを感じる。目的があって来た訳でも無い為欲しい物と言われても直ぐには思い付かず「…お前の買い物から済ませてくれ。欲しい物があったら声を掛ける、」と告げて。と、入って直ぐの所に親子連れで賑わうブースがあり、視線を向けるとどうやらペットショップの様で。生き物を飼いたいとは思わないものの籠に入って鳴くインコの姿を見ると幸せな日常の片鱗を思い出す事が出来て思わず足が止まる。犬や猫のコーナーほど人の居ない通路沿いの鳥籠を見て「…お前が昔飼いたがってたのは、この水色のやつか?」といつかの会話を思い出しつつ尋ねて。 )
1381:
ベル・ミラー [×]
2022-05-17 13:27:36
( 食事といい、部屋の中の家具といい、余り自分の身の回りの事に拘りが見られない相手は案の定此れと言って欲しい物を挙げなかった。最初から目的のある買い物では無かった為にそれならば適当なお店に入って棚に並ぶ商品をブラブラと見て回るだけでも気分は変わるだろうと先ずはどのお店から…と辺りをぐるりと見回した矢先、相手が釘付けとなったのは親子連れで賑わうペットショップ。褪せた蒼眼の奥に僅かに懐かしさの色が宿ったのを見て思わず唇に笑みが乗れば問い掛けに対して頭を縦に揺らして。「うん。…やっぱり可愛いな。」僅かに腰を折る形で籠を覗き込み、チ、チ、と口内で舌を鳴らせば其の音に気付いたインコは籠に備え付けられている細長い棒の上で首を傾げる動作をするものだから、それがまた可愛さを助長させ思わず相手を見て嬉しそうに笑い。__ふ、と横の鳥籠のインコが棒の端に体の位置をずらした事で距離が近くなる。其のインコは柔らかな艶のある黄色い体をしていて、くりくりの丸い黒目が相手の事をじっと見ていた。「_…可愛いね、エバンズさん。」見詰め合う一人と一羽を交互に見遣りもう一度次は黄色のインコに対しての感想を溢すも其の声色は酷く穏やかなもので )
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