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白む空に燻る紫煙 ---〆/4710


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自分のトピックを作る
4583: ベル・ミラー [×]
2024-11-13 16:14:21





( __そうだ。何も連絡をしない事が相手に心配を掛けない唯一の方法な訳では無い。様々な事件を確りと解決して日々を充実して過ごして居ると話せば彼はそれだけで安心出来る筈。__“確りと解決して”に自分で言って少しの引っ掛かりを覚えたのだがそれには直ぐに蓋をする。「…私が思ってる以上に此処の事を気にしてくれていたんですね。」此処から送られる報告書を見ていた事は勿論知る由が無い為に、初めて知ったその事実を深く胸に落とす事となり。続けて紡がれたアドバイスの中に、相手と彼との話の中に出た聞く人が聞けば失礼だと感じる一言があったのだが、勿論己はそうは思わない。寧ろすんなりと頷く事が出来るもので、同時に矢張り無性に懐かしさを覚えた。自然と口元には笑みが浮かび、何処か呆れた表情の彼の顔がハッキリと思い出されるものだから、「…エバンズさんがそう言うなら、きっと私の得意な事の一つです。」何だか全く素直な返事では無いが、その声色の柔らかさや微妙に照れ隠しの様な感じは伝わるだろうか。そうして現金な事に、それだけで心が満たされる。己も相手と彼の話をしている今、とても楽しいのだから。「…ワシントンに遊びに行った時、3人でご飯が食べたいです。」今度は素直な迄に要望を口にしつつ、僅かはにかんで )






4584: アルバート・エバンズ [×]
2024-11-13 21:14:19

 



クレア・ジョーンズ



( 電話の向こうから聞こえる相手の声が少し柔らかくなった事に安堵すると静かに微笑みを浮かべる。『勿論。引きずってでもベーグル屋さんに行って、3人で公園ランチにしましょう。ディナーもね。』と、相手の言葉に大きく頷きつつ悪戯に笑って告げる。ワシントンで、3人で食事が出来たらとても楽しいだろう。『…レイクウッドでも、また3人で食事をしたいわよね。』一方で、エバンズがワシントンにいる今相手の気持ちを考えるとそれを望むべきではないのかもしれないが、そんな言葉が落ちる。『ワシントンから私とアルバートで応援に行けば良いのよね。機会を狙ってみるわ、』と付け加えて。 )






 

4585: ベル・ミラー [×]
2024-11-13 22:39:09





( 相手の口から出た予想外の荒っぽい言葉にギョッとしたのは自然な事だろう。これがエバンズやダンフォードの言葉なら__何て言うのは偏見かもしれないが“引き摺ってでも”なんて聞くとは思わなかったのだ。相手の姿とその言葉のアンバランスさを考え次には思わず堪えきれなかった笑みが溢れ。「エバンズさん細身だけど身長は高いからなぁ、私達2人掛りなら連れて行けますかね?」体重こそ体格の良い男性と比べると軽いかもしれないが、その分彼は高身長だ。悪戯な言葉に乗っかる様に戯言の心配を態とらしく口にし、またクスクスと笑って。果たして“レイクウッドで”彼と会う事は出来るのだろうか。__相手から受け取った沢山の温かい言葉で小さな気持ちの芽が発芽していた。それは素直な迄の“近くに居たい”と言う気持ち。そんな気持ちを見透かした様に付け足された言葉は所謂希望で、「2人が揃って来てくれるならとっても頼もしいです、本当に。…ホテルがとれなかったら私の家に泊まって下さいね。」心底安心出来る事だとしみじみと。続けて観光地でも無いレイクウッドでホテルがとれないなど基本的には有り得ないとわかっていながら悪戯に笑う。3人でお喋りをしながら夜を過ごす、朝が来る事すら惜しいと思える、きっと楽しく素敵な時間だろうと簡単に想像出来てしまうのだ )






4586: アルバート・エバンズ [×]
2024-11-14 00:41:29

 






( 2人がまた近々再会する事を約束して電話を切ったのが、もう数ヶ月前の事。---きっかけは妹の命日だっただろうか。数年ぶりに“あの日”を当時と同じ場所で迎えるのは、思った以上にきついものがあった。普段通る道や署内でのふとした瞬間に些細な記憶が甦り、その全てが当時を鮮明なまでに思い出させた。あの日を過ぎさえすればと耐えていたものの、命日を過ぎて、世間からあの事件に関する記事や報道が消えても、一度崩れた其れは元に戻らなかった。眠る事ができず浅い眠りに落ちても悪夢に魘される。発作が酷くなり、大学病院で処方される薬では殆ど効果を感じられなくなっていた。身体に強い痛みを感じる事も増え、人目のない所で必死に痛みをやり過ごし、市販の鎮痛剤を流し込んだ。沼に徐々に足を取られ、沈み込みそうになるのを必死に耐えているような感覚と言うべきか。目眩や身体の痛みで捜査に集中できない事もあり、自分でもかなり状態が悪い事は理解していた。しかし誰に助けを求める事もなく、警部補として今求められる仕事を黙々と続けて。---その日も、執務室で報告書に目を通している最中、鳩尾に痛みが走りジャケットの下で痛む部分に手を添え、力を入れて抑えることで痛みが落ち着くのを待った。数分で幾許か痛みは落ち着いたものの、首筋に浮かんだ汗をハンカチで軽く抑えて。 )







 

4587: ベル・ミラー [×]
2024-11-14 08:46:28





警視正



( __此処数週間の間で、相手の顔色の悪さが目に見えて酷いものになっていたのは気が付いていた。“妹の命日”を過ぎて立て直す可能性に賭けていたが流石に限界だと言う判断を降す事になったのが今朝の事。比較的落ち着いてるお昼前、相手が警部補執務室に居るのを確認して扉を叩く。返事の後に部屋に入り一番初めに目に留まったのは矢張り青白いその顔で、僅かに眉を微動させた後『…少し話があるんだが、今良いか?』と、切り出して )






4588: アルバート・エバンズ [×]
2024-11-14 15:27:29

 






( ノックの後に扉が開き、入って来たのは警視正だった。彼とは以前本部に居た時にも関わっており、レイクウッドのウォルター警視正とも顔馴染み。本部でも同じように警視正として働けるよう取り計らってくれた人物だ。相手の表情を見て、あまり良い話では無さそうだと感じる。少し背筋を正しつつ、此の所の捜査の進みの遅さを指摘される可能性を考えながらも「はい、」と頷く事で相手の言葉を促して。 )







 

4589: ベル・ミラー [×]
2024-11-14 19:25:04





警視正



( 此方の語調の真剣さを感じ取ったのか僅か姿勢を正した相手に『楽にして構わない。』と、一言告げると何からどう切り出すべきかと思案する。難しそうに少しばかり表情を顰めたものの、結果的に回りくどい言い方をした所で何にもならないと思えば相手の碧眼を真っ直ぐに見据えた後『__隣接しているFBI訓練生のアカデミーはわかるな?急ではあるが、君には来週の頭からそこの座学専門の教官職に就いてもらう事が決まった。』提案や要望では無く、あくまでも決定事項なのだと言うニュアンスでそう告げる。ほぼ間違い無く拒否してくるだろうとは思うものの、一先ず相手の返事を待つ間を空けて )






4590: アルバート・エバンズ [×]
2024-11-14 20:12:44

 






( 警視正の口から紡がれた言葉は到底想像出来るはずもない、大きな衝撃を与えるものだった。「______、」思わず絶句した、と言っても良い間が空き視線が重なったまま時が止まった後、冷静になれと自分自身に言い聞かせ相手の言葉を反芻する。“FBIアカデミーの座学専門の教官職”_____大勢の教官が訓練生を育て一人前にして現場に送り出している事は当然知っているし、その仕事に対して敬意も持っている。しかし、自分が教官の立場に立つというのは一体どういう事か。教官は皆FBIアカデミーに属し、本部や地方の署の“刑事課”からも外れた独立した存在だ。つまり彼らは“教官”として後進の育成に注力するのであって、“刑事”ではないのだ。「………刑事を、辞めろと言う事ですか、?」言葉になった第一声は其れだった。教官になれ、と言われれば聞こえは良いが、刑事として在り続けたいと思う者にとって其れはクビを宣告されるようなものではないか。「経験を買って、警部補として本部に迎えてくださったんじゃないんですか、」思わず責めるような言葉が漏れて。 )







 

4591: ベル・ミラー [×]
2024-11-14 21:58:59





警視正



( 案の定驚愕に見開かれた瞳と視線が交わる。その状態で互いに見詰め合ったまま暫しの時が流れ、程なくして絞り出す様に落とされた第一声は普段冷静な相手からは珍しく困惑がありありと滲むもので。けれど此処で情に流され曖昧な返事をする様な事があってはならない。一切視線を逸らす事無く『そうだ。』と、頷きと共に滔々と言い切り。冷静になれ、と抑えつけているのだろう感情の隙間からどうしたって納得のいかない気持ちが流れるのを感じたのは、次いで紡がれた責める様な色宿る言葉を聞いたから。刑事を辞めろとは断言したが、相手の考えているだろう理由とは異なる。それだけは確り説明しなければならないと言葉を聞き届けた後、『…その通りだ。君だから警部補の役職のまま此処に呼んだ。』先ずは相手の言葉を肯定し。『昔同様、捜査の進め方も報告書の出来も皆に見習って欲しいくらいだ。仕事のやり方に問題があっての話じゃない。__限界だろう?その身体で、この先も刑事として居続けるのが難しいと言う事は君自身が一番良くわかっている筈だ。』この異動は刑事としての相手の仕事振りに失望した訳でも、能力が劣っていると思った訳でも無く、ただ心身の状態を客観的に見ての事なのだと )






4592: アルバート・エバンズ [×]
2024-11-14 23:21:27

 






( 相手は仕事ぶりに問題があっての事ではないと言った。続いた言葉には思わず一度固く目を閉じる。結局、レイクウッドに異動する事になったあの時と同じではないか。抗えない心身の不調が、自分の望む道を歩けないように足を引っ張る。「______未だやれます。欠勤をして迷惑を掛けるような事はなかった筈です。」と、心身の不調を理由に仕事を請け負えなかったり、スケジュールを長期で変更せざるを得なかったりと言った周囲への影響は無かったと訴える。---しかし“自分が耐える”事で仕事が滞りなく進む、という状況が失われつつあるのは感じていた。薬を飲んでさえいれば概ね日中の仕事に支障はなかったのだが、此の所はその限りではない。痛みや目眩に集中力を遮断されることもあり、限界が近い事を頭の片隅で感じていたのは警視正の言う通りなのだ。それでも。それでも、刑事で無ければ意味がない。 )






 

4593: ベル・ミラー [×]
2024-11-15 00:09:43





警視正



( この決定事項が相手の心をどれだけ絶望に落とすかを察する事が出来ない程、愚かでは無い。自分の意思とは関係無しに襲い来る不調を“今は駄目だ”とコントロールする事が出来ていれば相手は今も昔もこんなに苦しんだりはしない筈だ。余りのやるせなさに固く瞳を閉じた相手と同じタイミングで僅か視線を床へと落とし再び持ち上げる。そうして紡がれた案の定の訴えを退ける様に首を横に振ると『…自分がどんな顔をしてるか知っているか?、署員の中にも君の様子が可笑しい事に気付いてる者が出て来てる。…“隠し通す事”も“耐える事”も、もう限界の筈だ。』決定は覆らないとばかりの厳しい言葉を続け。『君が“刑事”に拘る理由を知らない訳じゃない。だが、今無理をしてどうなる?教官として身体を労りながら、回復した後にまた刑事に戻れば良い。無理が祟ってこの先二度と戻れなくなったら、それこそだろ。』相手はまだ若い。今ならまだ“刑事”としての未来が完全に無くなった訳じゃないのだと、後半はまるで言い聞かせる様な語調に変わっていて )






4594: アルバート・エバンズ [×]
2024-11-15 10:38:48

 






( 体調が優れなくても仕事中は平静を装い、なんとか隠し通せていると思っていた。しかしその裏で、異変に気付いている署員も居たらしい。初めから何もかもが中途半端だったのだ、捜査も、自分の弱みを隠し通す事も、満足に出来ていなかった。言い聞かせるように紡がれる警視正の言葉に、現時点でその決定が覆る事はないのだろうと思い知らされる。警視正は“今なら再び刑事に戻れる可能性はある”と言ったが、果たしてどれほどの時間が掛かるだろうか。拒否出来ない命令なのだと理解すれば、心に重くのし掛かるのは絶望や深い自己嫌悪に近い感情だった。再び鳩尾に鈍い痛みが走ると細くゆっくりと息を吐き出し、相手へと視線を持ち上げる。「______そんなに、酷い顔をしていますか。」周りから見て自分がどんな顔をしていたかなど、知る由もない。ただ、あの事件が起きた日の少し前から体調がかなり悪化しているのは自分でも当然分かっていた。 )







 

4595: ベル・ミラー [×]
2024-11-15 14:01:32





警視正



君が思ってる以上には、な。
( 互いに譲る事無く長い時間押し問答が続く事も想定しての通告だったのだが、何を言った所で決定が覆る事が無い事を感じ取ったのだろう。ただ一言だけそう言葉にした相手にほんの僅か表情を緩めつつ答える。何時見ても青白い顔をし、時には痛みや苦しみに耐えているのか眉間に皺を寄せ動かない姿、目眩に襲われているのだろう立ったばかりなのに不自然に座り直す姿を目撃した時もあったのだ。『必要な物は全て向こうに揃っているから、私物だけ持って行くと良い。』と、面倒な準備諸々が無い事を説明した後、『…何かあれば、何時でも連絡してくれ。出来る限り力になると約束する。』こんな気休めにすらならない言葉で相手の心が穏やかになるとは思わないものの、空白の時間があるとは言え長く見て来た部下だ、思う所は当然あるようで )






4596: アルバート・エバンズ [×]
2024-11-15 15:59:44

 





( 警視正からのたったひと言で、一瞬にして自分を取り巻く環境は激変する。この刑事課に、もう自分の居場所はないと言うことだ。「______…分かりました、」上からの正式な命令を拒否する事は出来ない。諦めの乗った声色ながらそう答え、また執務室を片付けなければならないのかとデスクに視線を落として。---刑事として働く時間はあっという間に終わりを迎えた。署員が出勤しない日曜日の内に執務室を後任に引き払い、1人刑事課を後にする。ジョーンズには状況を話し度々の異動で迷惑を掛ける事を詫びたものの、彼女は少し眉を下げつつも微笑んで“また直ぐに戻って来て、身体を大切にね。”と応じた。---FBIアカデミーで教官として働くようになると当然捜査に赴く事はなくなり、此れまでの働き方とは一変した。数十人の訓練生を前に、教室の中で時に椅子に座ったまま捜査について話し、提出されるリポートなどに目を通す。本部の刑事たちと顔を合わせる事もなければ、今ワシントンでどんな事件が起きているかと言った情報も全く入ってこなくなった。同時に無理を押して現場を回る事もなくなったもののそれだけで体調が上向く事もない。感情には蓋をして、求められる仕事をこなすべく授業をするばかりの毎日が続いて。 )







 

4597: ベル・ミラー [×]
2024-11-15 18:11:45





( __“不器用な彼の優しさは忘れてしまうくらい時間が経ってから気が付く”。ジョーンズと電話をした日からその事がずっと頭の片隅にあった。そうしてその言葉が示す所に気が付いたのが数ヶ月前。__相手が何の相談も無しに急に本部への異動を決めた時、その理由がわからず、ただ余りに大き過ぎる悲しみと喪失感に泣いて縋っただけだった。だが、今ならちゃんとわかる。不器用で優しい相手が精一杯守ろうとしてくれた結果なのだと。犯人の動機は“相手と近い者を傷付ける事で、アナンデール事件の時同様再び守れなかったと言う追い体験をさせる事”。そしてその犯人は逃走したまま捕まっていない。再び狙われ危険が訪れる事を危惧し、相手は全てから離れる事を選んだのだ。それがわかった時、自分の気持ちの事ばかりで、相手の心に少しも寄り添えていなかったと自分自身への不甲斐無さでいっぱいになった。__常に抱え続ける沢山の気持ちの中、スマートフォンの画面に映される相手の名前を見詰める。時刻は夜の9時前、この時間ならば相手はまだ眠っていないだろうと思うのだが、簡単な事の筈なのにどう言う訳か指が動かない。画面を見詰めるだけの時間がそれから10分程。ふ、と一つ息を吐き、意を決するかの様な気持ちで漸く相手の名前を押すとそれに続きコール音が鳴り。3コールで出なければ電話を切り、間違えたのだとメッセージを残そうと決めて )






4598: アルバート・エバンズ [×]
2024-11-15 19:57:17

 





( 仕事を終えホテルの部屋に戻ると、ジャケットだけをソファの背もたれへと掛けワイシャツのまま肘掛けに頭を乗せ横になる。倦怠感がいつも付いて回り、部屋に戻ると夕食も食べず横になって休む事が多くなっていた。不意にスマートフォンが着信を知らせ、画面を見ると表示されていたのは此処1年ほど見ることのなかったミラーの名前。暫しその画面を見つめた後、3回目のコール音がなり終わったタイミングで通話ボタンを押す。「_____随分久しぶりにお前の名前を見た、」1年以上も連絡を取っていなかった相手との電話なのだが、第一声は其れだった。 )







 

4599: ベル・ミラー [×]
2024-11-15 20:32:21





( 聞き慣れている筈の呼び出し音が今日はまるで違う音に聞こえた。実際はそんな事無いのに本来抱かなくて良い筈の緊張のせいだろうか。2コール目の呼び出し音が終わり、3コール目の呼び出し音が鳴る直前に切る準備として終了ボタンに指を近付ける。その音の鳴り終わりを聞き届け__反射的に指が離れ、慌てて携帯を耳に付けたのは此処1年以上聞いていなかった相手の声が聞こえたから。久し振り過ぎる電話だと言うのに第一声は何とも相手らしい言葉で、思わず安堵の息が漏れる。「__私は昨日も見たよ。」何度も何度も相手に電話をかけようとして、その度に沢山の理由を掲げ辞めてきたのだ。「でも、エバンズさんの声は随分久し振りに聞いた。」懐かしい声の筈なのに、頭も、心も、相手の声を確りと覚えている。「……」何を話せば良いのか__言葉がぎこちなく止まり、少しの間の後「…今、電話出来る?」その問い掛けは本来電話を掛ける前の確認の筈なのだが、それに気が付いたのはもう告げた後の事で )






4600: アルバート・エバンズ [×]
2024-11-15 21:29:32

 





( 耳元で聞こえる相手の声は、久しぶりながら不思議と懐かしさは感じなかった。レイクウッドで働いている、まだその延長線上に居るような感覚。相手の問い掛けに対して「…あぁ。もう部屋に戻ってる、」と答え、外出先ではない為問題ないと伝える。「______変わりなくやってるか?」レイクウッドで相手は変わらず事件に奔走しているのだろうかと尋ねて。 )






 

4601: ベル・ミラー [×]
2024-11-15 21:49:03





__良かった。
( 事前連絡も無しに唐突に掛けた電話だったが、その返事で早急に通話終了にならない事を知る。再び人知れず安堵の息を漏らし身体の力を抜く様にソファの背凭れに体重を預けては、続けられた問い掛けに軽く頷きつつ「うん、何も問題無いよ。署員も皆元気だから心配しないでね。」間髪入れずに変わった事は無いと告げた後、「エバンズさんの方は?やっぱり本部は忙しい?」極当たり前に相手の本部での日常を尋ねる。それは勿論、相手は今刑事では無く教官であると言う事を知らないからこその問い掛けで。軽く足を組み、電話越しの懐かしい声に集中して )






4602: アルバート・エバンズ [×]
2024-11-15 22:37:24

 






( 随分食い気味な返答だと少し笑ったものの「それなら良い、」と頷いて。相手からの問いに少しの間が空いたのは、なんの疑いもなく此方での仕事について尋ねられ、どう答えるべきか一瞬迷ったから。「_____あぁ、事件は格段に多い。その分刑事も人数がいるから忙殺されるほどでは無いけどな、」と、警部補として勤務していた時の状況を告げる。今はもう刑事ではないなんて、あまりに情け無く相手に言える筈もなかった。天井を見つめながら、この1年で自分を取り巻く環境が大きく変わった事を改めて感じさせられる。声は1年前と変わらないのに、今は飛行機が必要な距離に相手はいるのだから。相手からの問いに答えたきり、何かを尋ねる事もなく暫しの沈黙が流れて。 )







 

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