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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
3343:
ベル・ミラー [×]
2023-04-07 00:43:39
( 運転席側の扉を開けた音で目を覚ましたのか、互いの視線が交わるも相手の瞳は矢張り光の無い虚ろ。“何か”がじわじわと、それでも確かに強制的に相手の命の光のようなものを狩り取ろうとしているかのような、そんな気持ちにさせられるのは渦巻く恐怖の出処を上手く処理出来ていないせいなのか。一度相手から視線を外し、運転席に腰掛けシートベルトを締めればエンジンを掛ける事はせずに再び頭を隣に向け。「…エリス・ハワードという女性から話は聞けたけど、特別犯人や毒物の入手経路に繋がるようなものじゃなかった。…出勤して来なかったダイアナに午後1時過ぎに連絡をしたけど繋がらなかったって。」唯一持ち帰る事の出来た情報を共有するも、これが事件を動かす大きな証言にはならないだろう。「……安定剤から毒物反応が出ないなら、後可能性があるのは何…。自殺じゃないとして、彼女が必ず口にするものなんてそんなに数多くない筈なのに。__何でこんなに時間が掛かってるの。」普段捜査の進みが遅かったり、軌道に乗らない事に苛立ちを見せるのは己では無く相手の方。けれど今回は逆だ。相手の様子が明らかに可笑しいのに、その理由が体調不良だけだと思えないのに、わからないもどかしさも相まって思わず独り言に近い恨み言と鼻から抜ける深い溜め息が漏れて )
3344:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-07 01:35:20
( 頭が靄掛かったようで上手く思考が働かない状態ながらも、相手の言葉にひとつ引っ掛かる物があった。検死の際に胃の内容物は全て調べている。当然毒物は検出されているもののその他には特筆すべき物は出ていないのだが、改めて彼女が直前に何を口にしているかが分かれば毒物の摂取経路も絞り込み易くなると。何故こんな簡単な事を思い付かず行動に移さずに居たのかと自分自身に苛立ちつつも「…ダイアナの検死結果を確認したい。胃の内容物にヒントがあるかもしれない。」と告げて。---署に戻り資料を確認すると、胃の中には薬の成分と毒物の他に【卵、パン、蜂蜜、レタス、にんじん、コーヒー】といった、朝食としては極一般的な物を食べた形跡があり殆ど消化されていない状態で見つかった事が記されていた。つまり朝食を摂った直後に亡くなったと言う事で、その中に毒物が仕込まれた可能性は高い。粉状の毒物なら何処に混ぜられていても可笑しくないのだが_____立っている事が辛く一度椅子に腰を下ろすと「…毒物を混入するとしたら、何処が一番隠しやすい、?」と相手に問い掛けるように呟いて。 )
3345:
ベル・ミラー [×]
2023-04-07 08:05:14
( 相手の言葉に何故…と苛立ったのは己もまた同じ。署内に戻り今一度確認した胃の内容物が記された資料には極一般的な食材の数々が書かれていて特別不自然な点は無いものの、“毒物を混入させる”と言った点においては幅が広くなるか。相手の疑問符の乗った呟きに資料から視線を外さぬまま「…可能な場所がありすぎる。…これだけを見れば蜂蜜とコーヒーが最もなんじゃないかって思うけど、卵を調理していれば調味料や油にだって混ぜるのは可能だし、野菜をサラダとして食べたならドレッシングだって__、」考えられる可能性を全てあげるも、途中で言葉を切れば顔を上げて椅子に座る相手を見遣り「食べ物や飲み物じゃなくても、口に含ませる方法はあるかも…。例えばかなり強引だけど氷の中に潜ませておくとか、毒が粉末じゃなかったと仮定して、何らかの方法で指に付着させる事が出来れば…その指でパンを食べた時に意図せず摂取しちゃったって事にならないかな。」何かに混ぜる事よりは遥かに可能性として低いものの、ゼロでは無い筈だとしてあげた数々は、そうなれば家中のありとあらゆる箇所を念入りに調べあげなければならなくなる途方も無いものなれど )
3346:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-07 11:59:37
( 相手の言葉に頷きつつ「…何らかの行動で毒物が指に付着したとなれば、これ迄の現場検証で出ている可能性が高い。既に何かの食品に混ぜられていて…それに気付かず摂取したというのは考えられるな、」と告げて。薬の成分検査や場所ごとの検証は行われているはずだが、ひとつひとつの食材や調味料まで既に手が回っているかは怪しい所。現場検証を続けている少ない捜査官たちに、食材や調味料に混ぜられている可能性が無いか調べるよう指示する必要があるのだが、また不意に意識が一瞬途切れる感覚。しっかりしろと自分に言い聞かせ、電話を手にし現場の捜査官たちに指示を出すと目を閉じる。此の所フラッシュバックや過呼吸を起こしてしまうような不安定さや恐怖心は無いものの、身体が辛くて仕方がない。以前に比べて格段に捜査の効率は落ち、休みたい、眠りたいと訴える身体に抗い無理矢理に仕事をこなしていたものの夜眠る時だけは穏やかで幸せな夢が見られるというのが唯一の救いで、ホテルに戻ると泥のように眠った。 )
3347:
ベル・ミラー [×]
2023-04-07 20:13:47
( __夜の眠りが安定しているのか相手の部屋に呼ばれる事も、共に一つのベッドで眠る事も無い状態が此処数日間続いていた。相手が苦しまず眠れている事自体は酷く喜ばしく安心出来るものの、普段例え薬を飲んでいた所で悪夢には魘され続けている相手。何故……と結局ホテルに戻った所で己は悶々と考える時間が増えそれに比例して眠りは浅くなり。__翌日。ホテルの前で対面した相手は目の下に濃い隈こそ作ってはいないものの、矢張り昨日同様に瞳に光は無く生気も感じられない。現場検証を続けて居る捜査員達が相手から電話で受けた指示を降ろして来るのはまだ先だろう、そう思えば今日も今日でより細かな聞き込みを優先させるべきか。勿論相手は助手席に居てもらう必要がある。「エバンズさん、今日は建設会社にもう少し詳しい聞き込みに行きます。…助手席に居てね。」一先ず本日の大まかな捜査内容を口にしつつも、相手を休ませる為バラバラに捜査するのだけは避けようと )
3348:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-08 00:26:32
( 本当であれば相手や捜査官たちが捜査を続けている最中に自分だけ休むなど有り得ない選択なのだが、“無理をする“事が出来ないほどに此の所は身体が思うように動かなかった。助手席で微睡んでいたものの、不意にスマートフォンが着信を知らせる。電話は警視正からで『かなり時間が掛かっているようだが、例の事件はどうなってる。被疑者は2人なんだろう?なるべく早く犯人逮捕に漕ぎ着けてくれ、君らしく無いぞ。』と、捜査に進展が見られない事に対する叱りの言葉を受けて。捜査を始めた当初から此れと言って進展がある訳でもない今の状況は当然上としては好ましく無いだろう。謝罪を述べ、必ず直ぐに犯人を挙げる事を告げつつ電話を切ると、やはり自分も聞き込みに行かなければと思い車を降りようとして。 )
3349:
ベル・ミラー [×]
2023-04-08 02:57:15
( 建設会社の駐車場に車を停めたタイミングで相手のスマートフォンが着信を知らせた。折角微睡んで居た相手はその音に意識を浮上させ重たい瞼を持ち上げ電話に出る。丁寧な言葉遣いと謝罪、それからうっすらと聞こえる男性の声に電話の相手は警視正で、当然レイクウッド署にも今回の事件の詳細は送られ捜査の進み具合も把握出来る状態だ。そんな中何を言われているのかは直ぐに察する事が出来たものだから、電話が切れて早々に車を降りようとする相手に軽く首を左右に振りストップを掛け。「此処に居る約束。」本来ならば“約束”をした訳では無い為告げた言葉は蹴られてもおかしくは無い。だがそんな虚ろな瞳で聞き込みなど出来る筈が無いではないか。「捜査が行き詰まってるのは私も理解してるけど、そんな状態で無理して倒れでもしたら…それこそ目も当てられないよ。」光の無い碧眼を覗き込むようにして視線を合わせ、何処か言い聞かせるような声色さえ滲む言葉と共に「今日は私に行かせて。」と締めては、今一度此処で休むように告げてから車を降りて )
3350:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-08 14:10:14
( 相手の言う事はもっともなのだが、此処まで身体が思い通りに動かず多少の無理さえ出来ない程の状態になるのは初めての事だった。思考が途切れて捜査に集中出来ない事も、それが原因で一向に捜査の進展が無く、指揮官という立場で派遣されたにも関わらず上手く捜査の方針を打ち出せていない事も焦りを増幅させて。視線を重ねた相手の瞳は相変わらず光を纏った若葉色をしているのだが、その虹彩も時折ぐらりと揺らぐように見えて一度目を閉じる。「……悪い。少しだけ休ませてくれ、」相手の言葉に素直に応じる形となり車に残ると、再び眠気に引きずられて意識を手放していて。---眠っている間だけは、穏やかな夢を見られる筈だった。眠る事に対する恐怖心もだいぶ消え、睡魔に抗う事もしなくなっていたのだが。_____カフェで妹と談笑をしていたものの、気付けば明るいテラスから一変、自分たちが座っているのは幼稚園の一室。心臓にヒヤリとした刃を当てられたような感覚に思わず息を飲み妹に視線を向ければ、いつの間にか彼女はあの日と同じ自分が贈ったエプロン姿で其処に座っていて_____其処で思わず目を覚ますと嫌な感覚に心臓が早鐘を打っていて、助手席で僅かに身じろぐと目を閉じつつ浅くなった呼吸をゆっくり繰り返して。 )
3351:
ベル・ミラー [×]
2023-04-08 16:03:44
( 素直に助手席に残る事を選んでくれた相手に柔らかく微笑み運転席の扉を閉めれば、肩に鞄を掛け直しジャケットの襟を整えてから建設会社の中へと入り。__妻を亡くし自宅に未だ帰る事の出来ていないロンはこの日も会社を休んでいた。加えてトミーも今日は私用で午後からの勤務らしい。つまり被疑者となっている2人が揃って会社に居ないのは聞き込みをするにあたって最高の条件な訳で。そんな中1人の社員に聞き込みをした所、あくまでも噂話や推測の域を出ないものの“トミーとダイアナは既婚者同士だがかなり仲が良く、特別な関係なのではと怪しむ者も中には居た。”という証言を得る事が出来。トミーのダイアナへの気持ちやそこから繋がる事件の真相が何かある可能性も視野に建設会社を出れば車に戻り。__運転席の扉を開けて出た第一声は「お待たせしました、」という言葉ではなく「エバンズさん…?」と様子を窺うもの。目を覚ましてた相手だが、眉間には皺が寄り呼吸も浅く言葉こそ悪いが言うなれば“見慣れた”苦しみ方。けれどそれが良いか悪いかと言えば勿論悪い訳で、此処数日こんな苦しみ方はしなかったのに一体今になって何故突然?と疑問は浮かぶものの、今はそれを詰めている場合では無い。「一度ホテルに戻ろう。トミーの同僚から怪しい話も聞けたから。」一度だけ相手の肩を摩ってからエンジンを掛けて車を走らせる先は署では無くホテルで。途中、赤信号に引っ掛かる度に相手の苦しげな息遣いに心配そうな表情を浮かべ。__ややしてホテルに到着すれば共に相手の部屋に入り、ソファに座るのではなく眠らなくても良いからベッドに横になるように促して )
3352:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-08 21:18:10
( 浅くなった苦しげな呼吸は長くは続かなかったものの、眠る事に対する恐怖は再び呼び起こされてしまっていた。穏やかで心安らぐ夢は徐々に不穏な物に変わり、あのまま眠っていたらまた凄惨な悪夢になっていた事だろう。身体が辛いと感じる状態は一向に良い方向に向かう事は無く、捜査に集中出来ない苛立ちも相まって規定量以上の薬を口にしたくなる衝動にも駆られて。ホテルに戻り横になるよう促されるも首を振ってベッドに座ることに留めたのは、横になってしまえば仕事に戻れないと思ったからで。呼吸は幾らか落ち着いていて、ネクタイを緩めると「…建設会社での話を聞かせてくれ、」と告げて。 )
3353:
ベル・ミラー [×]
2023-04-08 22:07:44
( 相手の飲む薬が変わっている事も、それにより幸せな夢を見続けられて居た事も、その夢が悪夢に変わりつつある事も、何もかもを知らぬ中でベッドに身を横たえる事を拒んだ相手の意思を尊重すれば、己はソファへと腰掛けつつ膝の上で鞄を抱え。「証拠も何も無い、あくまでも噂話に過ぎないけど__トミーとダイアナが特別な関係にあるんじゃないかって疑ってる社員も少なからず居たみたい。…噂は噂だけど“火のないところに煙は立たない”って言うし、不倫の線も視野に入れた方が良いかもしれない。……もしそれが本当なら、最初のトミーの証言の行き過ぎ感も頷けるし。」社長であるロンが出張で家を空ける事や仕事に没頭する時間が長かったとしたら、寂しさに負けて過ちを犯してしまった可能性もある。噂話で片付けないとすれば一気に怪しくなったトミーに少なからず疑惑は向いて )
3354:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-09 00:15:56
( 相手の得た情報に頷くと「…確かに、不倫の可能性は否定出来ないな。ダイアン側の友人が、何か聞いている可能性もある。ダイアンの友人に話を聞きたい、」と答えて。トミーとダイアンの関係、ロンとの夫婦仲、その辺りの事を本人から聞いていた友人が居るかもしれない。捜査の進みについて警視正からどうなっているのかという確認が入る事などこれまでは一度も無かった。それ程に今回の事件が難航し、指揮官として機能していないという事だと思えば「…署に戻る。必要があれば現場をもう一度見に行こう、」と告げて。相変わらず体調は悪いのだが、いつまでもこのままでは見限られて捜査から下ろされる可能性もあると。自分がしっかりしなければとベッドから立ち上がり。 )
3355:
ベル・ミラー [×]
2023-04-09 01:42:45
( 不倫を表立って公表する事は出来ないものの、確かに相手の言う通りダイアナの友人であれば彼女から何か相談を受けていたり、トミーとの関係について僅かでも匂わせる様な事や何かを話していた可能性もある。そうして友人ならば彼女の死を嘆き悲しみ“秘密の話”も聞かせてくれる気がするのだ。この時間ならばダイアナの友人を探し出し数十人に話を聞く事は容易い。相手を此処に残して聞き込みの再開を__と思うのだがそれを口にするよりも先に相手はベッドから立ち上がり署に戻る気で居る。相変わらず顔色は悪く、瞳に普段の鋭さも無いうえに身体は相当辛いだろう。けれどもこの捜査の遅れが…ましてや警視正から直々に受けた確認の電話が相手の心を急かしている事は明白で。ソファから立ち上がり相手の目前まで移動しては、緑の虹彩に確かな心配の色を浮かべつつも小さく頷き。「…そうだね。…早く、終わらせよう。」相手を急かす為の急ぎでは無く、少しでも早くまともに休む事が出来るようになる為の急ぎ。相手と共にホテルを出ては署に戻り。__声を掛けて来たのはまだ若い鑑識の1人だった。申し訳なさそうな表情で相手と視線を交わらせた彼は『あの…すみません……実は此方のミスで鑑識結果の書類に間違いがあり…。これがやり直したものになります。…本当に申し訳ありませんでした…!』一枚の修正し直した書類を相手に手渡し深々と頭を下げ。内容的には特別大きく捜査を錯乱させるものでは無いものの、この状況で新たに起きた問題は小さかろうが大きかろうが精神には来るもので )
3356:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-09 03:12:58
( 相手の言う通り、今はこの事件を早く終わらせ解決に導く事が急務だった。しかし署に戻るなり待ち受けていたのは、鑑識に回していた検査結果に誤りがあったという報告。捜査が振り出しに戻るような案件ではなかったものの、渡された書類に目を通すと其の表情は厳しくなる。「…検出された毒物の数値が下がってる。つまり被害者が口にした毒物が、これまでの想定より少ない可能性があるという事だ。この量なら尚の事容易に混入出来る。この結果ひとつで捜査が大きく左右される事を忘れるな、鑑識の結果が間違っていたなんてあり得ないミスだ。」怒鳴り付けることこそしないものの、鑑識官を見下ろす其の表情は酷く冷たいもので苛立ちを露わにして。検出された数値が下がっているという事は、現在想定されていた量よりも更に少ない____ほんの数ミリグラム単位の話の可能性もあるという事。これまで以上に範囲を広げて摂取ルートの特定を急がなければと気持ちばかりが急いて、心に重くのし掛かる結果となり。 )
3357:
ベル・ミラー [×]
2023-04-09 10:37:59
( 相手の手元にある新しい検査結果が書かれた書類を覗き込み、思わず表情が険しくなる。人を殺めるだけの量である事は間違い無いのだが隠し場所や入手経路が大きく変わる可能性もあり、相手の言う通り捜査自体が大きく左右される結果に繋がる。若い鑑識官は長く相手の瞳を見ている事が出来ず頭を垂れるようにして床を見詰め『……すみ…ません…。』と、絞り出すような謝罪を今一度口にしその場で立ち尽くし。仕事に戻るべきなのか、此処で相手に謝罪を繰り返すべきなのか、萎縮しわからなくなってしまっている鑑識官の肩に手を添えて下がるように促したのは優しさも勿論ながら、今回は仕事を急いで欲しいと言う気持ちの現れ。深々と頭を下げた鑑識官は足早に去って行き残されたのは2人だけになり。「…兎に角ダイアナの友人に話を聞こう。」今は此処に留まるよりもホテルで相手が言ったように聞き込みが優先的。予想外の有り得ない事態に苛立つ相手の背に一瞬片手を軽く添え外に出るよう促しては、後は聞き込みを開始する事となり )
3358:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-09 15:22:43
( 相手に促され、それ以上鑑識の件について言及する事は無いものの苛立ちを抑えきれない表情を浮かべたまま車に乗り込み。向かった先はダイアナが勤めていた銀行。支店長を務めていた彼女は職場ではいつも明るく気丈に振る舞っていたというが、近しい友人には愚痴を溢していた事もあるらしい。____『夫婦仲がどうだったかまでは分からないけど、私は旦那も薄情だと思うわ。ダイアナが精神的に不安定になっている事が分かっていたのに、出張や残業で家を空ける時間が増えたって。そういう時は寄り添ってあげるべきよね。ダイアナ1人が苦しむ事じゃないって本人にも伝えたの。』そう話したのは、同じ支店で働くダイアナの同僚。彼女の抱えていた悩みも聞いていたと、夫のロンに対する不満を口にして。『…家に居ない事が増えたから、ダイアナは旦那の不倫を疑っていたのよ。分かるでしょ?男の人が理由もなく、急に忙しいって言って家に帰らなくなる時なんて、やましいことがあるに決まってるわよ、ね?』彼女はかなりお喋り好きなタイプらしく、女性である相手に主に話をしていたものの不倫を疑っていたという話と共に此方に目を向けると、男性なら分かるだろうとばかりに同意を求めて来て。 )
3359:
ベル・ミラー [×]
2023-04-09 16:52:10
( __捜査の視点が変わりそうな情報だと思った。トミーとダイアナが不倫の関係にあった可能性もあると読んで居ただけに彼女の言葉はなかなかに衝撃的で。残業や出張で…つまり仕事の忙しさを理由に家を空ける事が多くなった、と言うのは果たして本当の事なのか。数ヶ月前に流産を経験し精神的にも落ち薬すらも服用していた妻に、寄り添わない事などあるだろうか。だが紛れも無くその愚痴を言った本人が本人なのだから、嘘を言ったとも思えない。「確かにそのタイミングで急に家を空ける事が多くなったのは不自然かもしれません。__あの、例えばそんな状況になって、親身に話をきいてくれる人や気に掛けてくれる人が出来たとか……ロンと離婚を考えてる、なんて話をダイアナから聞いた事はありませんか?」先ずはお喋り好きでロンに余り良い印象を抱いていない彼女の言葉を肯定するように頷き、続いて“トミーとダイアナの噂”について敢えて彼の名前は伏せたまま他に何か聞いていた事は無いかと。__彼女のお喋りの最後、今まで此方に向いていた同意を求める問い掛けが急に相手に向けば内容が内容なだけに、そうして今の相手の体調が体調なだけに思わず言葉に詰まる。相手なら…仕事が忙しいと言って家に帰って来ない事などザラな気がする。けれど不倫が出来る程器用でもなければ、そもそもそんな酷い人でも無いだろう。…思わず思考が捜査とは関係の無い相手の事に飛び、この状況で何を考えているのだと数秒の後に気持ちを切り替えるのだが、目は口ほどに物を言うという。無意識に一度だけ相手に視線を向けて )
3360:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-09 22:54:16
( 突然話を振られた訳だが忙しい事を理由に家に帰らないというのはよくある事で、その裏に不倫だ何だという話が100%ある訳ではないと怪訝な表情を浮かべる。ロンの場合どうだったのかは分からないが、真剣に答えを模索するような話題でも無いと明確な反応を示す事はなく。その事を然程気にする様子もない同僚の女性は相手の問いに少し首を傾げ『離婚を考えてるって話は聞いた事ないけど…お隣さんが気に掛けてくれる、とは言っていた事があったわ。旦那の職場の従業員で、すごく優しいって。その人とどうこうなったって言う話は知らないけど…でもそうやって気に掛けてくれる人の方が、女性としてはやっぱり嬉しいわよね。』と答えて。それがトミーの事を指しているのは一目瞭然。確信的な事をダイアナから聞いた事は無いと言うからには、トミーに関する彼女の証言もまた憶測の域を出ないだろう。 )
3361:
ベル・ミラー [×]
2023-04-09 23:27:04
( 案の定相手はこの急な話題に対して返事をする事無く怪訝な表情を浮かべただけだったものの、その反応は何とも相手らしいもので、何故だかホッとしたのは多分この話題がどうこうと言う事では無く、今心身共に不調をきたして居る明らかに様子の可笑しい相手が“普段らしい”反応をしたからだったのかもしれない。胸に落ちた確かな安堵を抱えつつ再び目前の彼女の話を聞く。離婚まで話が出てはいないようだが、つまり“お隣さん”は間違い無く【トミー・フィッシャー】を指しての言葉だと言うのは明白で、けれど決定的な話を聞いた事が無い以上“不倫”に関しては此処で足止めとなるが。何にせよ被疑者2人に少なからず怪しむ点が出て来ている事は何も無いより捜査が進んだ証となるだろう。これ以上彼女から別の話を引き出す事は出来ないと思えば、手帳を鞄にしまいつつ隣の相手に視線を流して )
3362:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-10 00:01:41
( その後も数人のダイアナの同僚や友人に話を聞いたものの、お喋り好きな彼女が語った以上の話を引き出す事は出来なかった。ひと通りの聴取には同席したものの、矢張り少し無理をすれば身体の不調は一層きついものになり署に戻る事を相手へと提案して。未だ核心を突くような話が出た訳でも無ければ、どちらかの被疑者に容疑が傾いた訳でもない状況だが、これ以上現場で捜査を進める事は体調的にも出来ないと判断した。一刻も早く解決しなければならない事件を前に、身体が付いて行かない事で足踏みしてしまう今の状況はやはりもどかしく苛立ちが募るもので。助手席の背凭れを倒していたものの、体調は思わしく無く横になりたくて堪らなかった。「_____ミラー、」と運転する相手の名前を呼ぶと「…悪いが、先にホテルで降ろして貰えるか。少し横になりたい、」と向かう先の変更を依頼し。 )
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