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１対１のなりきりﾁｬｯﾄ
自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
3223：
ベル・ミラー [×]
2023-02-23 08:56:02
( 被疑者を殴った事は“度胸がある”で片付けられない、本来ならば警察官がおかしてはならない失態。別に清楚な女性刑事を演じたかった訳ではないが、矢張り良い印象で居たいのは誰もが思う事だろう。此方の気など知らず泥酔状態の相手は、何が楽しいのか小さく笑みを溢す始末なのだが＿＿その珍しさと可愛らしさから毒気が抜かれるのもまた事実。「……エバンズさん、今日は何時にも増して意地悪だね。」と、不貞腐れた表情で非難の声を上げつつも、酔っ払い散々な言動を繰り返す相手なのだ、これくらいは許されても良い筈だと少しだけ座る位置を相手に近付け、その肩に凭れるように頭を倒して。アルコールのせいで体温の高くなってる相手の温もりは普段以上な気がする。落ち着く＿＿と、瞳を閉じ掛けたその時。何を勘違いしたのか、冗談などては無い至って真面目な表情で“恋愛における競争率”の話をされれば、一瞬何の事は分からずにぽかんとした表情を浮かべ体勢を立て直すも、直ぐにその意図する所が分かれば「…違う！」と直ぐ様否定し。この勘違いは困る。絶対に勘違いされたままでは駄目な内容だ。「ダンフォードさんは素敵な人だって思うけど、でも恋愛とかそういうのじゃなくて…つまり…尊敬出来る上司なんだろうなっていう＿＿これっぽっちも好きな訳じゃない！」必死に違うのだと繰り返しながら、相手が納得してくれるのを待ち )
3224：
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-24 02:54:58
（ いつもに増して意地悪だと言う相手と視線を重ね「……そうか？普段が優し過ぎるのかもな、」と本気とも冗談ともつかない声色で言葉を紡ぎ。意識がふわふわと安定しない状態で、隣に座った相手が此方に凭れ掛かった事にも特別な反応を見せる事はなかったものの、不意に違うと声を上げた相手に再び視線を向けて。そこまで必死になって否定する話でも無いだろうと緩く首を傾げて見せつつ「あの人は面倒見が良いからな、上司としては信頼できる。」と同意を示し。 ）
3225：
ベル・ミラー [×]
2023-02-24 07:29:17
( 何を言っているのだ、思わず唖然とした表情になるのも仕方無い事。普段から優しい事は認めるが＿＿少なくとも“優しすぎる”事は無くそれを真面目に言う辺り矢張り相手は酔っているのだ。そうして酔っている相手の思考回路は謎なもの。突拍子も無い発言に驚かされる反面面白くもあれば、何処か楽しげに口角を持ち上げた悪戯な笑みを浮かべ、ゆるりと首を擡げ「……じゃあさ、どの辺が優しいの？」と、問い掛けては、ダンフォードの上司としての信頼に同意を示された事に安堵しつつ「今回の飲み代も全部奢るって言ってた。…エバンズさんの事凄い可愛がってたもんね。」此処まで泥酔させた事が可愛がっていると同義になるかは知らぬものの、浮かんだ笑みは悪戯なものから柔らかな微笑みに変わっていて。＿＿ふ、と湧き上がったのは泥酔状態の相手が何処まで普段と同じ思考で居られるのかという疑問。その好奇心とも呼べる疑問が一度泡ぶくのように生まれてしまえば、確かめるまで心に燻り続け「…ねぇエバンズさん。少しだけハグしたいな。」普段相手が悪夢に魘された時や心身共に弱っている時にだけ行われる触れ合い。正常な時──果たして今は正常と呼べるのか疑問だが──は基本的に断ってくるこの触れ合いを今なら相手は何て言うだろうと、何処かワクワクとした気持ちで所望しつつ軽く手を広げて )
3226：
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-24 12:46:09
（ 何処が優しいのかという問いには「…お前の面倒を見てやっているだけで優しいだろう。赴任早々に新人教育をして、抜けのある報告書にも目を通してる。優しい上司で良かったな、」と、揶揄うような視線を向けて。可愛がられている、という表現が正しいかは分からないが気に掛けて貰っている事は確かだろう。新人の頃から世話になっている中では唯一交流が続いている上司と言っても良い存在。賑やかで豪快な、本来苦手なタイプではあるのだがなんだかんだで慕っているのは間違いない。---相手からの言葉に潤んだ瞳をゆっくり瞬かせたものの、いつもの怪訝そうな表情を浮かべる事はなかった。「……俺はぬいぐるみじゃない。」と言いながらも、珍しい事に少し身体を起こすと手を広げている相手の肩に顎を乗せるようにしてそれに応えて。人の体温というのはやはり安心するもので、特に泥酔している今は瞼が重くなるのも必然か。 ）
3227：
ベル・ミラー [×]
2023-02-24 13:28:51
( 以前は“自分が最悪な分類に入る上司である事は自覚している”的な事を言って居たその口で、今度は“優しい上司”だと言う。余りに矛盾したその言葉なのだが妙に面白くて思わず小さな笑みが溢れれば「私は上司に恵まれたって訳だね。…報告書には抜けがあるし、被疑者を殴った事もあるけど……最初の頃よりは刑事として成長出来てるかな？」結局の所“優しい”を否定する事はせずに、今なら聞けるだろうか…己は刑事として、相手の部下として、胸を張り捜査に向き合う事の出来るような人だろうか。＿＿突拍子も無い願いに潤んだ瞳を瞬かせた相手は、何時ものように怪訝な表情を見せる事も、バッサリ切り捨てる事もせずに広げた腕に身体を預けて来た。其れに己が所望したにも関わらず驚愕し一瞬硬直するも、直ぐにそこから生まれる温もりの心地良さを感じては「ぬいぐるみは“シャチ”だけで十分。」と、水族館で買ったぬいぐるみの話をしつつ相手の背に腕を回し緩く抱き締めて。直ぐ近くで聞こえる相手の呼吸音はゆっくりで、もしかしたら眠いのかもしれないと思えば「…ベッド行く？」ぽん、ぽん、と背を叩きながら声を落とし問い掛けて )
3228：
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-24 22:41:11
_____流石に、あの頃よりは成長していてくれないと困る。
（ 告げたのはいつも通りの皮肉が籠った言葉ながら、暗に相手の問いを肯定するものと言えるだろう。1年間での相手の成長は一番長く隣で捜査をしている以上きちんと把握しているつもりで、時に相手が自分に欠けている部分を補う役割を果たしている事も理解はしている。其れを誉めることこそしないものの、いつものように濁す事はせずにそう答えて。相手の肩口に顎を乗せる体勢で眠りに落ちそうな状態だったのだが_____相手の問い掛けに目を開けると「行かない。」と断言して。そうして相手から身体を離しソファに座り直すと、何の仕事が残っている訳でも無いのだがバッグに一度視線を向けて。「…お前の報告書をひとつずつ修正してやる、」何のスイッチが入ったのか、この泥酔状態ではとても不可能であろうに相手と共に報告書を初めからなぞり、修正箇所をひとつずつ指摘する事を思いついたらしい。パソコンを取れとばかりに手を伸ばして。 ）
3229：
ベル・ミラー [×]
2023-02-25 00:03:52
( 其れは素直な肯定では無かったが、何時ものように誤魔化される事も、言葉を濁される事も無くすんなりと胸に落ちた。直ぐに感情に流される所や、物事を客観的に見る事が出来なくなる時、詰めが甘い点も沢山ある事は自分自身で理解し直そうと心掛けて居るものの、時に上手くいかなくなる時があり、そんな時は少なからず落ち込むのだ。だからこそ信頼し、尊敬する上司である相手からの言葉は自信にも繋がる。「…そうだね。…此処に来て最初に教えた部下が私で良かったって思えるくらい、もっと頑張るから。」今一度強い意志の宿る、自分自身をも鼓舞する言葉と共に頷き。＿＿このままベッドで眠ってくれれば朝になりアルコールも抜けるだろう、そう思って居たがあれ程眠気を纏っていた筈の相手は何故か急に寝室に行くのを拒否し、あろう事か再び終わらせた筈の“報告書の話”を始めた。しかも今度は“話”だけじゃ飽き足らず修正まですると言う。こんなに酔っていては出来ない、と言った所で恐らく聞く耳は持たないだろう事が分かってしまうものの、だからと言って素直にパソコンを手渡す事をしなければ、逃げ道を封鎖された気持ちを抱えつつ「で、でもさ、もうこんな時間だよ？明日にしない？私もエバンズさんも休みだし…明日なら幾らでも時間は有り余ってる。…ね？」一応先延ばしに出来ないものかと悪足掻きを )
3230：
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-25 15:46:18
（ 報告書の修正の為にパソコンを差し出される事はなく、報告書の修正は明日にすべきだと促されると何処となく不服そうな表情を浮かべたものの「手持ち無沙汰だ。やる事が無い、」と時間を持て余しているかのような発言を。未だ寝ないと子どものように言い張るのだが、起きて何がしたい訳でもない。終いにはやる事がなくて暇だと駄々を捏ね始める始末。そうして徐に「…ホットミルクが飲みたい、」と所望して。 ）
3231：
ベル・ミラー [×]
2023-02-25 16:17:16
( どうにかパソコンを手渡す事無く報告書の修正は回避出来安堵の息を漏らしたのも束の間、次は“暇”を全面に押し出されれば、見た事の無い子供のような態度─否、見た事はあるが今回は角度の違う子供っぽさ─に、こんな我儘も言えたのかと、何処か関心すらしてしまいまじまじと相手を見詰めながら「何もやらない時間も時には必要なんだよ。」と答えるも、多分納得はしないだろう。つまり眠るのが最も手っ取り早い暇の解消方法で今はそれ一択の筈なのだが、相手は頑なに嫌がる。そうしていよいよをもってつまらなさが限界に達したのか、唐突にホットミルクが飲みたいと言われれば思わず小さな笑みが溢れ。「わかった。＿＿出来上がるまで家の中を探検してるのはどう？少しは暇も潰れるし、刑事のカンが冴え渡って何か発見出来るかもしれないよ。」二つ返事で了承しキッチンに立てば、冷蔵庫からミルクを取り出した所で待ち時間の暇を少しでも解消出来るなら、と特別見られて困る物、泥酔状態の相手にとって危ない物も無い為に、そんな提案をしホットミルク作りを開始して )
3232：
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-25 19:22:40
（ 何もしない時間も必要だという相手の言葉には納得せずソファに凭れ掛かったまま不服そうにしていたものの、次なる相手の提案にも「…俺は子どもじゃない。」と言い返して。そうしてホットミルクを作るべく相手が立ち上がると、自分が要望した事ながら「ミラー、何処に行く。」と引き留めるように相手の名前を呼んで。酔っている所為でかなり面倒くさい状況になっているのは間違いなく、部屋の中を見て回るのではなくキッチンに向かった相手の後を追う事となり。相手の背後に立ち鍋の中に入れられたミルクをぼんやり眺めていたものの「…蜂蜜は入れないのか、」と口を出して。 ）
3233：
ベル・ミラー [×]
2023-02-25 21:42:52
( ゆいぐるみでは無い、子供では無い、と言い張る相手だがぬいぐるのような可愛さを惜しげも無く披露し、子供のような言動を繰り返している。勿論泥酔状態の相手にそんな気は無いのだろうが。「そうだね。」と適当に相槌を打ちつつ鍋の中にミルクを入れて時間を掛けて白が温まる様子を眺めて居たのだが＿＿探検をせずにソファに大人しく座っているだろうと思って居た相手が、ふいに己の名前を呼んだ事で思わず振り返る。“何処”とは…見ての通りキッチンだ。続いて立ち上がった相手が己の背後に立ち、ミルクが温まる様子を眺めれば、紡がれた口出しにその顔を見詰めてから「…まだ入れないよ。ミルクが十分に温まって、マグカップに注いでから溶かすの。…たっぷり入れて物凄い甘いホットミルクにしちゃう？」一度否定するように首を左右に振るも、続けて始めから終わりまでを面倒くさがる事なく説明しては、何処か悪戯を思い付いたような笑顔で問い掛けつつ、キッチンの端に置いていたアーモンドチョコレートの缶から中身を一粒取り出し其れを相手の口元に近付け「もうすぐ出来るから、これ食べながら待っててね。」ココアパウダーたっぷりの其れが相手の口内に消えるのを待ち )
3234：
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-25 22:59:57
（ ミルクが鍋の中で温まる事で少しずつまろやかな香りが漂い始めるのを、相手の背後に立ったまま眺めていた。蜂蜜は未だ入れないと言われ再び鍋の中に視線を戻したものの、続いた相手の言葉には「……たまには悪くないかもな、」と答えて。甘い物を特別好んでいる訳でもないのだが、アーモンドチョコレートも然り、時折無性に口にしたくなることがある。お菓子を食べて待っていろ、と言われるのは矢張り子ども扱いされているように思えて少し不服そうな表情を浮かべるのだが、差し出されたアーモンドチョコレートを口を開けて食べると其れを口の中で転がしながら大人しくリビングへと戻り______ソファに座る直前の所で何もない所に躓いた。結局そのままソファではなく床に座り込むと、ソファに頭を預けて。 ）
3235：
ベル・ミラー [×]
2023-02-25 23:29:09
( 砂糖の甘さとは違いすんなりと胃に落ちる甘さの蜂蜜は、加えて砂糖よりも健康的だ。相手が望むならばと蜂蜜の瓶を戸棚から取り出し準備をしつつ、漸くミルクを温めるだけの面白味の無い行為に飽きたのか、背後から相手の気配が無くなれば己もまたアーモンドチョコを一粒口に入れ、租借しながらミルクの表面に張る薄膜を丁寧に取り除く作業を開始＿＿するのだが。明らかにソファに腰を下ろした時のものとは違う音が鳴り勢い良く振り返れば、果たして何があったのか、相手は床に座り込みソファに頭を預けている状態。「っ、エバンズさん！？」流石にギョッとし鍋の火を止める事も忘れ駆け寄れば、具合が悪くなったのか、何処か痛むのか、まさか躓いたとは思わずに傍らに膝を着く形で座り込み背中に片手を添え、「どうしたの、具合悪い？何か苦しい事あった？」と、その手を軽く動かしながら表情の読めない相手に困惑の問いを投げて )
3236：
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-26 02:27:13
（ 床に座り込んでいるとキッチンから慌ただしく戻って来た____駆け付けた、という方が正しいだろうか____相手が、心配そうに目線の高さを合わせて背中に手を添える。一方であれ程飲まされた酒がものの数時間で抜ける筈も無く未だ正常な状態に戻らないエバンズは、何も無い所で躓いた事、そして相手が急いで走って来た事がどうやら面白かったようで小さく肩を震わせて。相手は泣いていると思っただろうか、遅れて顔を上げ相手と視線を重ねると「…躓いただけだ、ホットミルクが吹き零れるぞ。」と相手の気も知らずに笑みを浮かべると火が掛かったままの鍋を指し示して。 ）
3237：
ベル・ミラー [×]
2023-02-26 09:06:26
( 此方の問に答える事無く、肩を震わせ始めた相手を見て間違いなく泣いていると判断したのは、相手がこうして涙を流す姿を何度も見てきて居るから。此処まで笑う姿を見た事が無いから。お酒が相手に再びあの時の事件を思い起こさせたのかと身体を起こし抱き締めようとするも＿＿それよりも先に顔を上げた相手の褪せた碧眼と視線が絡まった。そこには涙一つ浮かんではおらず、其れ所か口元は弧を描いている始末。……笑っている。そうして此方の気も知らずに放置されている鍋が危ないとまで言われれば、思わずピシッと動きが止まり。「…エバンズさんのホットミルク、とてつもなく甘いホットチョコレートになってても文句言わないで下さいね。」心配があっという間に散り代わりに大きな安堵が胸中に宿ったのは事実だが…全く、と立ち上がり相手を見下ろす形でそんな意地悪な言葉を吐き捨てると、もう知らないとばかりに再びキッチンに戻って行き )
3238：
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-26 21:02:19
（ 相手と視線が重なり、拍子抜けしたようなその表情を見てまた少し笑うのだが相手は不服そうに立ち上がってしまう。「…ホットミルクが良い。」と言いながら、キッチンに戻る相手を見て徐に立ち上がると後を追うようにして再びキッチンへ。先程と同じように相手の背後に立つと「……躓いただけだ、」と言い訳のように同じ言葉を紡ぎ、鍋の中にチョコレートと大量の砂糖や蜂蜜が入れられないよう煮立っているミルクに視線を向けて。 ）
3239：
ベル・ミラー [×]
2023-02-26 22:00:10
( 此方の脅し文句とも取れる言葉にやけに子供っぽい言い方で返事が帰って来た。其れが妙に可愛らしくて──相変わらずその言葉が男性上司に使うのは間違ってる気がしないでも無いが──これが惚れた弱みと言うやつか、と頭の片隅で思いながら、再び己の背後に立ち言い訳じみた言葉と共に鍋の中を凝視する相手に「今は躓かないでよ。鍋が引っ繰り返る。」と、肩を竦め。それから直ぐにまろやかな香りをたてたホットミルクが出来上がった。相手が何時も使う専用になったマグカップに注ぎ入れ、そこに黄金に輝く蜂蜜をたっぷりと溶かしては先程までの不服そうな表情を笑顔に変え、「お待たせしました。私は優しくて偉い部下だからね、ちゃんとホットミルクにしたよ。」軽口を添えつつもマグカップが確りと相手の手の中におさまるのを待って )
3240：
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-26 23:25:43
（ 出来上がったホットミルクを手渡されると、軽口には軽く肩を竦めて見せつつもマグカップを手で包み込むようにして受け取り、次は転ばぬように慎重にソファへと戻る。温かいホットミルクはまろやかな色と甘い香りを携えていて、数回息を吹き掛けてからゆっくりと其れを飲んで。身体はアルコールで火照って居るのだが、それとは違う暖かさが身体を包みほっと息を吐く。そうして何を話すでも無くゆっくりとホットミルクを飲んでいる内に、一度は打ち消した睡魔が再び少しずつ浮かび上がって来るのを感じて。 ）
3241：
ベル・ミラー [×]
2023-02-26 23:39:49
( 相手の手に確りとマグカップが握られ、そのままソファに腰を下ろしたのを見届けてから自分のマグカップにも残りのホットミルクを注ぎ入れ蜂蜜を溶かす。純白に琥珀色の蜂蜜が溶け少しだけ白の色味が変わったのを見ながら再び相手の隣に腰を下ろすと、まろやかで優しい其れを喉から胃へと落として深い息を吐き出し。＿＿ふ、と隣を見ればあれだけ眠らないと豪語して居た相手が、何処と無くとろんとした眠たげな瞳をしている。其れはそうだ、大量のお酒を飲み、この時間、身体も暖まってる。眠りの淵へと誘う全てが揃っている現状に抗う事など冒涜だろう。「…飲み終えたら一緒に寝よ。…今日は…くっついて寝たい。」もう一度マグカップの中身を啜ってから至極穏やかな声色で再び眠る事を促しては、続けてちゃっかりと要望も付け足しつつ“駄目？”と緩く首を擡げて見せて )
3242：
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-27 19:27:05
（ 時々こうして口にする甘いホットミルクは、心を落ち着ける。ひとくち、またひとくちと飲んでいく内に身体の中に籠った熱は大きなものになり、其れに比例するように眠気も増して行く。大量のアルコールと睡魔の所為で既に頭は上手く働いていないのだろう、相手の提案に「……ん、」と頷けば、やがて中身のなくなったカップをテーブルに置き。カップを包み込んでいた事で掌は暖かく、小さくあくびを噛み殺して。 ）
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