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ニケの箱庭 ( 3L / 日常 / シリアス ) /47


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43: アリスタルフ・アドロフ/バル/契約:無 [×]
2022-01-01 15:21:13



>>33 ニア
……舞踏会は大好きだぞ?ちょっと外の空気を吸いたくなっただけ。けど、コンセールのブラン様が何の用?
( 足音とともに柔らかい声が掛けられれば、瞬間的にそちらへと振り向かせるのは道理というもの。すぐに目に入るのはコンセールに所属することを示すふわりとした緑の色味で、つられたように上げた瞳は柔和な笑みを湛える頬へと。表情に促されるようにしてか此方も自然と口元を綻ばせ、至って和やかに応答を続けて。その裏、初対面であっても不躾に観察を続ける自身の特性ゆえ、視線は尚も全体像を捉えるように動く。夜の中で時折存在を主張するように光る金色の指輪に意識を留めると、きゅっと瞳を細め。どうやら自身よりも幾らか幼く見える容姿は仮初のものらしい。未だ自身の手に入れていない永遠を持つ少女。その事実に対する嫉妬に近しい感情から口をついたのは多少棘のある言葉で、しまったとばかりに苦虫を噛み潰したような心地になりつつも、にこやかな表情は崩さないままで )


>>34 クロード
( 齢20を目前としても現れないニケの存在は、自身にとっては寝物語に親しいものとなっていた。ブランと呼ばれる者はそれなりに身近に在るものの、自分自身が体験していないとなればどうしても現実味に欠けるのが常である。それでもソワレの一員としてニケへの信仰は持ち合わせている。それは周囲に比べれば軽く映るだろうけれど、天使の存在に疑問を持っていないのは確かで。今晩…と言って差し支えないのかどうかははっきりとしないが、ニケの像の元へ足を運んだのも気まぐれな信仰を捧げるため。しかし今夜は先客がいるようだ、響く声と共に視界に映る彼はある種の荘厳さを感じさせ、その雰囲気に呑まれるようにして唾を飲み込み。信仰とはこう在るべきなのかと言うようなその様子を食い入るようにながめている最中、知らずそちらへ進んだ足がパキリと小枝を折り )
……あ。邪魔したね、ごめん


>>35 アリス
部外者ねえ。君レヴリか、そりゃいい顔はされないや。……君こそここに何しに来たの?答えによっちゃ、俺は追い出さなくちゃならなくなるんだけど。
( 見慣れぬ毒草を吸う姿は手慣れていて、その様子から既に幾年もの年月を経たことが何となく察せられる。ベールの下に隠された目の隈も相俟ってどこか浮世離れした雰囲気を纏う上、いくら見回しても所属を表す色は見当たらず。上げた片眉はかすかな不審を示すもの。逸れものとアタリをつければ乗り出した身を引っ込めて、警戒を増して返答を。バルの子どもたちはこの不可思議なシスターの存在を知っているのだろうか?少なくとも己にとっては未知の存在であり、気遣いの対象と言うよりはバルへ危害を加えないかどうかを審査するような目線で矯めつ眇めつその顔を眺め回す。慈愛を思わせる微笑みも正体不明のレヴリとなれば話は別、目的も判然としないとなればなおさらだ。質問をすべて押し退け、相手の求めるものを推し量ろうと )


>>36 クロード
……ん……?
( 舞踏会は今晩も開催されていたけれど、人間である以上は踊り回るのにも体力の限界が来る。乾杯の盃を気付け代わりに飲み干したなら、人の波を縫うようにして扉の外へ。辿り着いたのは庭園の端で、新鮮な外気を取り込むようにして深呼吸。緑の茂る夜はいつも変化のない……はずなのだが、今夜に限ってはどうも様子が違うようだ。木々のざわめきの他に、切羽詰まったような誰かの足音が鼓膜へと。興味というよりは心配の感情からその音の方向へ歩を進めるも、直ぐに見つかった出処である彼はまるで浮浪のような格好で怯えを顕にしていて。所属を表す色はどこにも見当たらないけれど、その顔にはどことなく見覚えがあった。丸くなった瞳は驚きを示すもの、発された問に答えるよりも、また怯えを宥める言葉よりも先に口をついたのは )
あれ…。君、前バルに居なかったか…?


>>38 フラヴィア
綺麗なものは好きだからね。特にこの画家絵は一等好きだよ、なんせ派手だ。
( 声掛けを間違えたかもしれない、幼子に気を遣わせてしまった。内心での反省を顔には出さずとも、隣の小さな頭を撫でようと動いた手にその意図は伝わるだろうか。微笑みに終着した彼女にそれ以上は突っ込むまいと口を噤むも、すぐに移行した話題に傍らの本を膝に乗せて。彼女からの問を暗に肯定しつつ、表紙を捲り様々な色遣いで描かれた画集の内容を自慢するように指さして。輝く金色がふんだんに使用された晩餐会の様子、赤色を中心に描かれた舞踏会、色の入り乱れたという表現が相応しいような音楽会の舞台。画集の内容はほぼソワレ内部のものだったが、捲っているうち、ひとつのページで手が止まり。暗い静かな海に星が散ったそれは他の絵と少し画風が違う。ソワレの外を見たことがない己には、知識と絵でしか知らないその存在に思いを馳せて )
……海と星空、これが一番好きだ。


>>40 カレアム
これは失敬、まあ別に隠すほどのものでもないけどさ。……君にも覚えのある感情の筈だぜ、多分。
( 面食らうといった様子もなくむしろ笑みを覗かせる相手に、多少の肩透かしを感じつつも表情はそのままに。片手に持つ葡萄酒色の布をひらひらと揺らし、暗にバルの所属であることを示して見せる。先程の悪戯じみた声掛けからして幼げな子を予想していたが、見つけた姿を見るにどうやら成人に近い男児のようだ。永遠を手に入れたことを標す金色の装飾も見当たらないため、おそらくは自身とそう変わらない年齢のルージュであるだろう。となれば、先の独り言への共感は容易いのではないだろうか。“ もうすぐ ”枯れてしまう己にとって、共犯者を求めるのは至極自然なことで。ある意味バルに所属するものが類する多少の傲慢を覗かせながら、来る死への抵抗を言外に含ませて。仲間に対する気安さを感じさせるよう、軽い力で肩を叩こうと )




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