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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
21:
楽園の管理人 [×]
2021-12-26 21:45:30
名前 ニア・クラーク
性別 女
年齢 15 ( 実年齢 50歳 )
派閥 コンセール
性格 清廉誠実の狂信者。ニケの信者であり、その信仰心はソワレでも一二を争う程のもの。行いは実に清廉誠実そのもので、扱いの難しいとされるコンセール内での交流も多い。ニケを一番に考えているからか集団行動が苦手でふらりと消えてはニケの象の前で祈りを捧げ、水垢離をし、清らかな者と話す。誰に対しても友好的で朗らかであり、世界中の全ての子供達はニケを信仰しているとばかり思っている。ブランに対しては対等な者として接し、ルージュには素直になれない、そしてニケの素晴らしさと美しさに戦き首を縦に振れなかったいじらしい子供なのだと聖母のような眼差しで接している。また、日を追う事にニケへの信仰心は強まっており、最近では全知全能の神であると周りに触れ回っているらしい。元々妄想癖があった為か様々な憶測が自身の中で交わり口から流れ出ている。
容姿 火のように爛々と輝くホワイトブロンドの髪を腰まで伸ばし、前髪はふんわりと右に流している。体は石膏のように白く、その肌は陶器のようにつるりと美しい。顔は成長途中の女性らしく、幼さの中に美麗さが見え隠れしている。清廉潔白の名にふさわしい微笑みは何もかもを赦してくれるような包容感がある。微笑んだアーモンド型で睫毛までもが黄金色に輝く。
修道服を着ており余す所なく白い。ヴェールはなく、上に羽織っているローブのみがモスグリーンに染まっている。
契約 有
( / 遅れまして主のpfになります .. 会う度に宗教勧誘してくる子ですが笑顔で流して仲良くして頂きたいです ... 次回からロル回させて頂きます。/ )
>20 様
( / お待ちしておりました ~ !! 素敵で可愛らしい娘様をありがとうございます .. !! Theバンケットでとっっても好きです .. 。不備等ありませんので、次回からロルの提出をお願い致します ! / )
22:
アリス・ヴァリーア・ポルカ/無所属/ブラン [×]
2021-12-27 00:54:08
>アリスタルフさん
ふぅ...。
これくらいでいいかしら。
(そう暗い夜の闇のなか
懐中電灯を片手に一人で作業している。
畑の手入れ、電球の交換、古い所の修復。
花瓶の花の入れ替え、釣り、家畜の世話。
修道院で眠る子供たちが起きないように
たった一人で静かに、そして
丁寧にこなしていく。
不思議な音楽会や騒がしい舞踏会、
厳しい晩餐会ともまた違う静かなる場所で
全ての仕事を終わらし、
煙草に火をつけ口に加える)
はぁー...
(口から放たれた白い煙が空へと散った。
それを見てまた口に加えて脳を動かす。
どうすれば、子供たちをゆっくりと
生きさせてあげれるか、それだけを悩む。
あの子達は、まだ考えることは
難しい年端もいかない孤児たち。
あのニケという不思議な天使にお願いして
痛みと引き換えに此処に私は立っている。)
少し、歩いてきましょうか...。
少しは悩みが晴れるかもしれないですから。
(そういって、バル達の領域に入る。
バルたちには何度かお世話になった。
主に物々交換で色々と助けてくれて
彼らにはとても感謝している。
空を見上げると、窓から庭園を
見つめる男の子を偶然、見つけた。
ふと、気になったので
その近くまで歩くことにした。)
(/100以上ロールできてますかね?
できてなかったら教えてください。)
23:
名は。 [×]
2021-12-27 10:12:58
名前 / エドワード・オズワルド
性別 / 男
年齢 / 外見18 (実年齢190程)
所属 / バンケット
性格 / 口数が多くない物静かな方。コミュニケーションが取れない訳ではないが、人と話すのは少々苦手。考えている事と口から発せられる言葉に違いもあり、オブラートに包むのが苦手なため良く言えば素直だが悪く言えば無神経とも捉えられるのでよく周りを困らせていたりもする。喜怒哀楽の感情もそこまで表に出すことはないが、怒る時は静かに怒っているらしい。時折見せる見た目とは程遠い言動は長く生きてきた所為らしく、所謂爺くさい。
容姿 / 月のような白銀の髪は、全体的に肩につく程度まで伸ばしており前髪も目元が隠れる程の長さだか軽めのため、目は見え隠れしている。そんな双眼は深い碧眼。髪と同じ色のまつ毛はやや長めで、下まつ毛でたまに目に入って痛がっている。そんな双眼を捕らえる目元は切れ長で涼し気な印象を与えるが優しさも滲ませている。通った鼻筋と薄い唇、肌の色はあまり健康的とは言えない白さ。あまり筋肉質な方ではなく、ある程度の筋肉はあるものの全体的に骨張ったい。身体全体を隠すかのように裾を引き摺る程のロングスカートを着ているが、もちろん性別は男のためスカートの中は裾の広い大きなズボンを履いている。肌や髪を象徴するかのように服は真っ黒。その服の上からローブを肩にかけている。素足でいる事が多い。身長は172cm。
契約 / 有り
右脚を全て無くしており、右脚は義足。
備考 / 一人称「俺」二人称「君、お前」
親不孝とは言い易いが、あまり良い環境に恵まれずに育ち自分の感情を押し殺すように生きてきた中で、心の拠り所がニケであった。否定せず受け入れてくれる存在のニケに何時しか強い信仰心を持つようになり、意向は全てニケに拠るものとするほど。規律を重んじるバンケットにおいて、乱す者へとても容赦はないがあくまでそれは信仰対象からの主示しであるとして罰を与える。片脚を失い、義足になっても毎日のニケへの祈りは欠かさずに行っている。優秀な技師のお陰で義足と神経は繋がっているものの、上手く動かすのが下手で動きが遅い。実年齢が曖昧なのは途中から数えるのをやめてしまったため、あやふやとなっている。毎日身体中を駆け巡る痛みに気が狂いそうになっているが、ニケへの信仰心のお陰で気を留めているが痛みのせいか全体的に動きが遅め。
( / >>18の者です。
遅くなりましたが、悶々と練ってみました。もし不備等ありましたらご指摘くださいませ。また不躾で申し訳ありませんが、主様のpfに契約有と書かれていますが失ってしまった身体の一部が抜けているように思われますが…。気の所為でしたら申し訳ありません。 )
24:
楽園の管理人 [×]
2021-12-27 13:33:51
>23 様
( / pfの提出ありがとうございます .. !! 物静かなバンケットの年長者様 で とっても素敵な息子様 .. 解釈一致過ぎて悶絶しました 。特に不備等は見当たりませんのでall文を落としていただいても、他の方に絡んで頂いても大丈夫です . !!
また、主のpfですが身体の代償についての記載を完全に忘れておりました ... 不甲斐ない主で大変申し訳ないです 。訂正して上げ直しますので、そちらを参考に絡んでいただければと思います 。ご指摘頂き本当にありがとうございます .. ! / )
>皆様
( / 服装についての記入で robe にてそれぞれの派閥の色と白のみ 。としていましたが、主の記載の仕方が悪くとても見づらく見逃しやすいかと思われましたので緩めの判定とし、白 ~ 黒 の無彩色でしたら可能とさせて頂きます 。度々変更があり、混乱させてしまいますがご了承ください 。/ )
25:
フラヴィア・モーガン / バンケット / 契約無 [×]
2021-12-27 14:29:28
>ALL
( 図書館にて、たくさんの本を読んで、借りて。そうしてそこを出る頃には、結構な時間が経っていたらしい。図書館にいた人々はもう周りにはおらず、ぽつんと取り残されたような気持ちになりながら。両手に抱えた本を持ち直し、さてマノワールへと戻ろうか。そう考えて数歩進んだところで、周りに聞こえるくらいの大きな腹の虫が声を上げた。何しろずっと本に没頭していたのだ、食事は朝摂ったきりかもしれない。よろよろと心許ない足取りでポタジェに向かう。鬱蒼と草か茂る緑色の箱。その扉を開くと、調理せずとも食べられそうなパンとミルクを手にして。如何せん空腹には耐え難い。近くのベンチに移動すると、自身の隣に本を置いて着席し。黙々と静かにパンを食べると、ふと空を見上げて星を見詰め )
叶うなら、またお父さんとお母さんに会いたい……
( / 現状で一番の年下かつ、やや悲観的な子ですが宜しくお願い致します。)
26:
楽園の管理人 [×]
2021-12-27 17:22:28
名前 ニア・クラーク
性別 女
年齢 15 ( 実年齢 50歳 )
派閥 コンセール
性格 清廉誠実の狂信者。ニケの信者であり、その信仰心はソワレでも一二を争う程のもの。行いは実に清廉誠実そのもので、扱いの難しいとされるコンセール内での交流も多い。ニケを一番に考えているからか集団行動が苦手でふらりと消えてはニケの象の前で祈りを捧げ、水垢離をし、清らかな者と話す。誰に対しても友好的で朗らかであり、世界中の全ての子供達はニケを信仰しているとばかり思っている。ブランに対しては対等な者として接し、ルージュには素直になれない、そしてニケの素晴らしさと美しさに戦き首を縦に振れなかったいじらしい子供なのだと聖母のような眼差しで接している。また、日を追う事にニケへの信仰心は強まっており、最近では全知全能の神であると周りに触れ回っているらしい。元々妄想癖があった為か様々な憶測が自身の中で交わり口から流れ出ている。
容姿 火のように爛々と輝くホワイトブロンドの髪を腰まで伸ばし、前髪はふんわりと右に流している。体は石膏のように白く、その肌には産毛1つ見えず陶器のように美しい。顔は成長途中の女性らしく、幼さの中に美麗さが見え隠れしている。清廉潔白の名にふさわしい微笑みは何もかもを赦してくれるような包容感がある。微笑んだアーモンド型で睫毛までもが黄金色に輝く。ぷっくりと膨らんだ血色の良い唇は小さく2枚の花びらのよう。
ニケを信仰する気持ちからか、修道服を着ており余す所なく白い。ヴェールはなく、上に羽織っているローブのみがモスグリーンに染まっている。
契約 有 / ニケとの契約によって体毛を失った 。フルリストで販売されているウィッグや睫毛はほとんどが人毛の為質が高く、今のような美しさを保っていられるらしい 。また、誰かに向ける微笑みの裏では、命の代償として身体中の刺すような痛みや痒みと闘っている。
( / 上げ直しになります 。主のpfはこちらを参考にお願い致します 。何度も申し訳ありません .. 。次回からロル回させて頂きますのでお話して頂ければ幸いです 。/ )
27:
カレアム・ブラウン/バンケット/ルージュ [×]
2021-12-27 23:10:45
>17 アリスタルフ
(妙な時間に目が覚めた。窓の外に広がるまだまだ明ける様子のない夜に、時計を見る気も失せ、代わりにひとつ、大きな欠伸。眠りたくない、そう、例えば散歩にでも行きたい夜があるのだと教えてくれたのは誰だっただろう。既に散っていったルージュか、それとも地下に行ったブランのあの子だったか。結局結論は出ないまま、物音を立てぬよう、そっと部屋を抜け出すと、廊下にかけられた鏡で身なりを整えて庭園を出る。すっと、吹き抜けた風は、昼間のそれよりも冷たく、だが冬のような凍てつくものとは違って気持ちよく、かつてどこかの誰かが言ったあの言葉も今ならなんだかわかるような気がした。とはいえ、そもそも1人の静けさが性にあわないタイプなのである。ふら、ふらと宛もなく庭園を歩いて回れば、賑やかしい音が遠くから聞こえる。音につられるようにして近づいてみれば、おおよそその賑やかさとは似ても似つかぬ声が聞こえ、思わず建物の壁に姿を隠したまま声をかけた。)
こんばんは。
随分悩ましげな“もうすぐ”だったけど、舞踏会主催の担当当番でも回ってくるの?
>25 フラヴィアちゃん
(朝から、歓談するグループを渡り歩き、助けを求める声に反応して手を貸したりと何かと人と関わる1日であった。疲労感を除けば、満足としか言いようのない結果に、いつものヘラりとした笑みを深くした。先に帰っていい、と言われるままマノワールに足を向けるも、やはり1人というのは味気ないものである。早く人がいる場所へ戻ろう、と自然と早足になる。確かに急いではいたのだが、ふいに、ぽそりと少女の声が聞こえたように思えて足を止める。こんなところで少女の声が聞こえるならば、覗いておくことが年長組としての役目だろう。....そう考えはするもののそこまでの責任感はなく声の方へと足を向けた。角を曲がると、ベンチにいたのは見知った少女の姿。バンケットには間違いない。予想外の光景に目を丸くしつつも、すぐに建て直し、形良い笑みを作って片手を差し出した。)
....あれ、えーっと君は・・・フラヴィアちゃんだったかな。
お食事中?良ければ隣に座ってもいいかい?
>all
(もうすぐ9時になろうかという頃。平穏を祝福するかのように明るい日差しが降り注ぐ時間であるが、らしくもない深いため息と共に、ポタジェ近くにある木陰のベンチに腰掛けた。傍に置いた、支給品と植物から試作した化粧品を詰め込んだ自身のコスメボックスは、汚れこそなく綺麗であるものの明らかに使い込まれている。かつては姉の様に慕い、そして明日には齢20になるバンケットの少女から『最後のデートだから、この世でいちばん可愛くして欲しい』と頼まれ安請け合いしたはいいが、女性というのはどうしてああもパワフルなものか。早朝から重大な仕事であった。疲労感こそ感じるものの、最後のデートへの期待感と寂しさを滲ませる、彼女のあの表情を見れたことが1番の報酬のように思う。もしかして自分の初恋は彼女だったかもしれないなどとややセンチメンタルな心境であるが、そんな事は関係ないとばかりにぐうと腹が鳴った。)
あー、朝食....はもう時間すぎてるか。
しまった、なにか用意しておけばよかったな。
( / 失礼ながらallからまとめてご挨拶を。どこかシリアスで儚い世界観の中で浮いてしまうのではないかと言うほど軽い拙宅のカレアムでございますが、楽しく絡んで頂けますと嬉しいです。よろしくお願いいたします)
28:
さすらいの旅人さん [×]
2021-12-28 14:09:04
名前 クロード・ガルシア
性別 男
年齢 18
所属 レヴリ(無所属)
性格 疑心暗鬼で人間不信。死と苦痛の恐怖に過剰に怯えている。ニケに対しても強い恐怖心を抱いており、ブランに対しても嫌悪感を隠さない。人付き合いを厭うくせに孤独に苦しんでおり、相反する感情を抱えている。とある事件が起こるまでは現在とは正反対の性格で舞踏会に興じ、毎夜笑って過ごしていたがある日を境に一変。周囲と馴染むことが出来ずバルを抜けてレヴリとなった。以前の彼を知るものがいれば、別人になってしまったと思うかもしれない。手先が器用で才能があり、最低限必要な物は自分で作った物と交換している。特定の寝床は持たず、気絶するように部屋の隅や外で眠ることが多い。
?容姿 177cmはあろうかと言う長身だが、常に身を丸め猫背の為実身長よりは小さく見える。綺麗に整えられていたプラチナゴールドの髪は無造作に伸ばされ視界を隠し、背中を流れている。ルビーのように輝いていた丸い赤眼はくすんだ血の色に。健康的だった身体は不健康に痩せ細り、薬を食事代わりにしていることもある。華やかな衣服に身を包んでいた姿はどこへやら、最低限シャツとズボンを着用し、身体を隠すように汚れた白いローブで身を包んでいる。
契約 無
(/魅力的な世界観に惹かれ、参加希望とPFの提出を失礼します。ある事件(個人的なことです)を境に、レヴリになった元バルの厄介者というイメージです。ご検討をよろしくお願いします。)
29:
アリス・ヴァリーア・ポルカ/無所属/ブラン [×]
2021-12-28 14:55:35
>all
(愛用の如雨露が昨晩壊れてしまい
修復するための修理道具を取りに
ポタジェヘと久しぶりに訪れる。
普段なら、訪れる必要はないからだ。
それに、今日は修理道具を入れるために
普段は物々交換のために品物を入れる
くらいにしか使うことがない
カバンを肩から下げている。
そして、ポタジェで修理道具を見つけて
持って帰ろうとしたところ
木陰のベンチに座る少年を見つけた。
ついでに、ぐうという腹の音も。
彼へとゆっくりとした足取りで近づき
彼の隣にお行儀よく座る。)
お腹すいたんですか?
今ちょうど、サンドイッチがありますよ。
食べますか?
(アリスはそう言葉を送り
下げたカバンからサンドイッチを取り出して
彼へそのサンドイッチを差し出す。
野菜とカツを三角形に切ったパンで
挟んだいわゆるカツサンドだ。
アリスお手製の様々な食べ物は
周りにどれも好評で普段は
物々交換の品として使っているのだが
彼女は、その食べ物を裏も何もない
混じりけのない善意で彼へと差し出している。
微笑みながら。)
30:
アリス・ヴァリーア・ポルカ/無所属/ブラン [×]
2021-12-28 14:57:07
(/ごめんなさい間違えたので
訂正します。)
>カレアムさん
(愛用の如雨露が昨晩壊れてしまい
修復するための修理道具を取りに
ポタジェヘと久しぶりに訪れる。
普段なら、訪れる必要はないからだ。
それに、今日は修理道具を入れるために
普段は物々交換のために品物を入れる
くらいにしか使うことがない
カバンを肩から下げている。
そして、ポタジェで修理道具を見つけて
持って帰ろうとしたところ
木陰のベンチに座る少年を見つけた。
ついでに、ぐうという腹の音も。
彼へとゆっくりとした足取りで近づき
彼の隣にお行儀よく座る。)
お腹すいたんですか?
今ちょうど、サンドイッチがありますよ。
食べますか?
(アリスはそう言葉を送り
下げたカバンからサンドイッチを取り出して
彼へそのサンドイッチを差し出す。
野菜とカツを三角形に切ったパンで
挟んだいわゆるカツサンドだ。
アリスお手製の様々な食べ物は
周りにどれも好評で普段は
物々交換の品として使っているのだが
彼女は、その食べ物を裏も何もない
混じりけのない善意で彼へと差し出している。
微笑みながら。)
31:
アリスタルフ・アドロフ/バル/契約:無 [×]
2021-12-28 18:48:44
>>22 アリス
( ぼんやりと外を見つめていればふと道に入る誰かの足音。舞踊を好むこのバル内にしては珍しく、静かに地面を踏みしめる音にかすかな警戒と好奇を表情に乗せ、窓の桟に手を置くようにして身を乗り出す。夜に溶け込むようにして此方へ歩を進めているらしい相手のシルエットがようやく分かる頃になると、辛うじて視界に入る特徴的な赤髪にわずかに片眉を上げて。はて、その色彩に全く見覚えがない。となるとバルに所属する者ではないのだろうが……とそこまで考えて、鼻腔を擽る微小な匂いへと意識を移す。これは「……煙草の匂い?」昔嗅いだことがあるようなないようなという曖昧な記憶をそのまま零す。若干怪訝そうなその台詞は相手の耳へと届くだろうか。窓から顔を覗かせたまま、未だ全貌は見えない相手の方へ声を届けようと息を吸い込んで )
はじめまして、だよな。……君、舞踏会へ参加しに来たの?正面扉はここじゃないぜ?
(/絡んで頂きありがとうございます!ロル数に関しては問題ないかと…。主様ではない立場で言うのもなんですが、あまりこだわらず楽しく話していただけると幸いです!/蹴推奨)
>>25 フラヴィア
( 独特の雰囲気と匂いを持つ図書館内部へ足を運ぶのはそう頻繁ではない。どちらかといえば華美と喧騒を好む己としては、静謐なその雰囲気に気後れしてしまうのが常である。それでも今日そちらへ足を運んだのは、お気に入りの作家の画集を目当てとした為。小脇に抱えたそれに時折目を落としながら上機嫌で自身の所属するマノワールへと向かう最中、ふと寄り道を選択肢に入れたのは気紛れとしか言いようがない。豪奢な装丁の表紙を時折撫でながらのんびり散歩を楽しんでいれば、偶然通りがかったポタジェの扉が僅かに開いていて。ほぼ無意識下で、その隙間から潜り込むようにして内部へと足を踏み入れる。直ぐに背を丸めて空を眺める小さな女の子の姿を目に入れると、驚かせないようゆっくりとそちらへ近付いて。鼓膜を打つのは、幼い容姿には少々痛切にすぎる寂しさを感じさせる独り言。ベンチの隣の空いたスペースに腰を下ろすと、傍らに借りたばかりの画集を置く。そうしていつもの笑みを浮かべたならば、相手の顔を覗きこむようにして )
どうした、随分辛そうじゃん。
>>27 カレアム
( 独り言に応答があるとは思わず、思わずといった調子で肩を跳ねさせる。ぐるりと周囲を見渡すも人影は見当たらず、僅かながらニケの悪戯の可能性が脳裏をよぎり。未だ自身の眼前に現れたことのないその存在へと意識を傾ける前に片隅に浮かんだ考えは内容の咀嚼、改めて推察するに、天使と名乗る輩が口にするにはあまりに俗な言い方だと結論が出た。そうと決めてしまえば怯える程のものでもない、窓枠へ手を置くと桟を軽く飛び越えるようにして外へと。社交を好む者の嗜みとして、ダンスで培った体幹はそこそこ自信がある。危なげなく地面へ着地して声の方角へ首を回すと、わざと地面を鳴らすようにしてそちらへ歩を進め。先程の場所からは丁度死角に当たる建物の側面に目星をつけると、建物の凹凸に軽く手をついて。なんの目的か姿を見せない相手の顔をひとまず拝んでやろう。意表を突くことを目的としたその意図は相手へ伝わるだろうか、悪戯げな微笑を湛えた顔を覗かせては )
主催するなら盛大にはしゃぐぞ、俺は。盗み聞きとは感心しないなあ。
32:
楽園の管理人 [×]
2021-12-28 19:23:46
>28 様
( / pf提出ありがとうございます . !! 素敵な息子様で過去に何があったのか気になり過ぎて早く絡みたい所存です .. 。不備等もありませんので既に始められている方へロルを回して頂いてもAll文を落として頂いても大丈夫です 。/ )
・楽園 の 子供達
コンセール 所属
1名
● ニア・クラーク
" ブラン "
バル 所属
1名
○ アリスタルフ・アドロフ
" ルージュ "
バンケット 所属
3名
○ カレアム・ブラウン
" ルージュ "
● フラヴィア・モーガン
" ルージュ "
○ エドワード・オズワルド
" ブラン "
無所属 ( 募集無し )
2名
● アリス・ヴァリーア・ポルカ
" ブラン "
○ クロード・ガルシア
" ルージュ "
.... 沢山の参加をお待ちしております ....
33:
ニア・クラーク / コンセール / ブラン [×]
2021-12-28 20:46:36
>17 アリスタルフ 様
あら、バルの方なのに舞踏会は苦手なのですか?ニケはそんな貴方をも愛しているのですね 。
( 暗く沈んだ庭園は明るく煌めくバルの屋敷と対比してとても美しい。天使ニケの齎したこの楽園はいつでも鮮明に美しさを感じさせてくれる。今はバルの敷地内にあるニケの象を清掃しに来たところであり、そんなことが無い限りこんな場所に迷い込んだりなんてしないのだが。しかし慣れない場所とはこうも迷いやすいものなのか。ニケの象を探す筈がいつの間にか庭園の出口を探す羽目になっている。道案内を頼もうとバルの屋敷に歩を進めるも夜通しホールで踊り続けるバルの人間は外に出る事が習慣ではないのか、屋敷周辺には人っ子一人見当たらない。若い体のおかげか体力に心配は無いが、ずっと同じ場所をぐるぐると回り続けるのは精神的に厳しい。ふと軽い風が何処からか吹けばパタパタと旗を降ったような音が奥の窓から聞こえる。目を凝らして見れば窓から亜麻色の長髪と暗い赤のスカーフが覗いているではないか。警戒されぬよう柔らかい笑みを浮かべ窓に近づけば、幼い子供に語りかけるかのようにそう伝える。舞踏会に退屈している子に道案内をお願いするのはニケ、貴方も赦してくれるでしょう?)
>25 フラヴィア 様
そんなに悲しい顔をしないで ... 天使ニケはいつでも貴方の傍にいますよ 。
( 最近は奉仕活動という名の園芸に力を注ぎ過ぎていてコンセールらしいことを何もしていなかったらしい。1部のコンセールから反感を買っていると耳に挟んだ。これもニケの思し召しなのだと思うと途端に顔が綻んでしまう。早速、絵の具の調達の為にポタジェへと向かえばベンチに1人の少女が小さく何かを呟いていた。小柄で愛らしい少女は賢そうなその瞳で空を見つめ、そして悲しげに眉を潜めた。その姿はこの場所には不似合いなほど純粋で思わず涙が零れそうだった。直ぐにもその少女の元へ寄り添いそして抱きしめてあげたい思いが込み上げてきたが、それを堪えて優しく微笑を携えながらそっと近ずき声を掛ける。こんな風に純粋な悲しみを全身から感じられるのはルージュのように儚い存在だけだと理解している。だからこそこの痛々しい少女を悲しみから救いあげるべくニケの名を出して。)
>27 カレアム 様
まあ!こんなに可愛らしい子が困っているなんて ... !! 私がここに居合わせたのもニケの思し召しなのですね !
( マノワールから真っ直ぐ進めば着いてしまうポタジェという名のつけられた緑色の箱。ニケとの接触が図れる唯一の場所であり最も神聖な場。暇があればふらりと寄ってしまうその場所はもはやコンセールの屋敷よりもずっと居心地がいいものになっていた。今日もポタジェ周辺でピクニックでも、と美しいブロンドのウィッグを被り、睫毛をつけて眉毛を描く。何十年とこの動作を続けていればそれはもう職人のような早業で終わってしまうのである。そしてその仕上がりもごくごく自然なものだ。朝の準備が終わればほうれん草のキッシュやバケット、サラダ等をバスケットに詰めて出発。微笑みを絶やさずにそこまで来れば1人腹が減ったとごちている少年を見つけ。なんて素晴らしい日なのだろうか!こうしてニケの子供たちに自分の作った料理を食べてもらえるなんて、やはり天使ニケは素晴らしいのだと再実感させられる。珍しく目を見開き顔を輝かせればまるで自身が母親にでもなったと言わんばかりの勢いでそうまくし立てる。)
34:
エドワ-ド・オズワルド / バンケット / 契約有 [×]
2021-12-28 21:14:44
>>all
──あなたは我々の全て。
( 時刻はまだ夜ではないけれど、既にとっぷりと暗いこの世界。楽園とも云われたここは確かに楽園とも厭、偽りのそれかもしれないが。夕食の時間までまだ3時間もあるというのに、全体的に行動が遅くなる故に時間を守る為にもこうして早々と屋敷を抜け出して中庭へ。薔薇の園を抜けた先、薔薇に囲まれたニケの像はそれはそれは神々しくいつ来ても静かで身体中を蝕む痛みから今は解放されるような感覚にさえ陥る。素足の音とやや機械的な音を鳴らしながらゆっくりと服の裾を引き摺りながら像の前へとやってくれば、その場に静かに両膝をついて座り込み細く骨張ったい両手を合わせて指を組む。月明かりを受けて煌めく白い睫毛を伏せて凛、と透き通るような声で呟いて )
( / 主様、参加許可の方をありがとうございます。久方ぶりのチャット故に駄文だらけですが、取り敢えずall向けに出させて頂きます。極力皆さんとお話出来たらなと思いますので宜しくお願い致します。 )
35:
アリス・ヴァリーア・ポルカ/無所属/ブラン [×]
2021-12-28 22:27:35
>アリスタルフさん
いえ、外を見つめて何をして
いらっしゃるのかなと思ったんです。
(そう、煙草の箱を片手に言う。
そして、その人が見える辺りで歩みを止め
その場でライターを取り出すと
箱から出した煙草に火をつけて口に加える。
好奇心でここまでやって来たため
理由はほぼないに等しい。
追い出されても無理はない。
自分は派閥を選ばなかったレヴリだし
蔑ろにされようと仕方がない面がある。)
ふふ、部外者の私は
此処にいては駄目ですかね?
(そう、意地悪な質問を投げ掛ける。
自分でもよくない質問なのは分かってるが
気付いた時には口から漏れ出ていた。
自分は嫌な人だなと、内心で己を卑下する。
顔には出さず、微笑みながら。)
36:
クロード・ガルシア /無所属/ルージュ [×]
2021-12-29 10:47:03
>>ALL
(夜は魔物が囁く時間、と誰かが言った。皆が寝静まった頃、何処にいようともあの声が耳から離れる事はない。スーソルから響く、子供達の呻き声。バルの皆と夜会に興じていた頃は、そんな事は気に留めた事はなかったのに、一度その存在を認知してしまえば、何処へ逃げようとも離れる事はない。耳を塞ぎ、身を隠し、行く宛てもなくフラフラと箱庭の中を逃げ回る。自分が何処にいたのかさえも分からないまま、歩き回る内に疲労感から足はもつれてその場に倒れ込み、切れた口からは血が流れる。痛みにじわりと涙を浮かべ、しかしてそれが零れ落ちる間もなく、静かな空間に響く物音に対し反射的に悲鳴を上げ、震える声で言葉を絞り出しながら自らの身体を守るようにローブを強く握った)
──ッ、ひ……!だ、だれ、だ……っ!
(/まとめてとなりますが改めてご挨拶を。参加許可ありがとうございます。儚く、けれど美しい世界の中で共に楽しむ事が出来れば幸いです。人間不信の子ではありますが、会話をしようという意思はありますので、もし絡み辛い、返し辛いと言う事がありましたら気兼ねなく声をかけて頂ければと思います。よろしくお願いします。)
37:
アリス・ヴァリーア・ポルカ/無所属/ブラン [×]
2021-12-29 12:40:34
>クロードさん
んー...。
(ランタンを片手に他の派閥の依頼で
ゴミなどの清掃をしていたところ
落としたゴミを蹴ってしまい、
カタンと音が響き、どこかへと
吹っ飛んでいってしまった。
やってしまったなぁと思ってると
震えた怒鳴り声が聞こえたので
その方向へと走っていく。
すると、怯え震える男の子が見えた。
私は、怯える彼にやさしく声をかける。
慈悲ではない。)
こんばんわ。
大丈夫、魔物とかじゃないですよ。
こんなところにいたら危ないですし
私が同伴しますので、お家に帰りましょ?
(昔、私の祖父がよく迷子に言ってた言葉だ。
これで彼がどう動くかが重要だ。
怒るかもしれない、頷くかもしれない。
どちらかはわからないが
微笑みを崩さず、彼を見据える
頷いてくれると祈りながら。)
38:
フラヴィア・モーガン / バンケット / 契約無 [×]
2021-12-29 13:48:28
>ALL
( / 一先ず、絡み文に返答をくださった方への返信のみ失礼致します。相性の不一致などありましたら、書き直し、交流停止でも構いませんので遠慮なくお申しつけください。ALL文を出されている方には、また後程御挨拶と返信をと考えておりますので宜しくお願い致します。)
>27 カレアム
はい。お腹、すいちゃって。カレアムさんは、どうしたんですか?
( 感傷に浸っていたといえばそれまでだが、星を見詰めている間は殆ど無の世界にいたといえるだろう。自分自身に向き合っていたところでふと聞こえた声に視線をそちらへと向ければ、瞳が捉えたのは同じバンケットに所属する少年の姿で。反射的に背筋をぴんと伸ばしたのは、礼儀を大切にする姿勢がすっかり染み付いてしまっているからこそ。緊張こそないものの、しっかりしなくてはならないとの思いは常にあり。当然断るなんて選択肢は浮かんでくることさえなく、ひとつ頷いては隣へと置いていた本を膝の上へと移動させ。賑やかなことが好きなように見える彼が一人でいるのはやけに珍しく思えて、詮索とまではいかないものの、思わず問い掛けを。よく見てみれば、少し疲れているようにも感じられて。視線は下に落としたまま、ぼそりと小さな声で言い添えて )
お疲れ様です。
>31 アリスタルフ
わ……いえ、なんでもありません。大丈夫、ですので。
( 小さく、小さく溢した独り言。辺りには誰もいなかったはずで、だからこそ誰かに聞かれることはないだろうと油断していた。聞かれていたことへの驚きから目を丸くして。20になったら百合のように儚く枯れる。そんなこの世界では毎日のように終わりを迎える者がいるのだから、弱音など吐いていてはいけないだろう。ましてや、隣にいる彼は19。自身よりも歳上でルージュとあっては、その時が近いということ。彼の前で嘆くのはきっと、余計な心配を増やすだけ。子どもじみた願いは、数年経てばきっと叶うのだから。小さく首を横に振って、問題ないと控えめな笑みを浮かべて答え。ふと彼の隣へと置かれた画集へと視線を移動させる。きらびやかな表紙はいかにもバル所属の人々が好みそうなものだった。確かあのコーナーに置かれていたものだろうと当たりをつけつつ、話題転換を試みて )
アリスタルフさんは、画集とかお好きなんですか?それ、綺麗ですよね。
>33 ニア
そう、ですね。 ニケがいれば、幸せ。ニアさんはいつも楽しそうで、少し羨ましいです。
( 聖母のような柔らかな声音は、心を落ち着かせるのには充分で。不思議と恐れを感じないのは、少女の穏やかな人柄ゆえであろうか。聞かれてしまった言葉も丸く収めてしまうほどの、ニケへの信仰。己は彼らと契約しないことを選んだのだから、彼女の言うように天使たちへ愛を捧げることはできないだろうけれど。全力で何かに取り組み、愛を抱くことのできること。それ自体が少しだけ羨ましく思えた。とはいえ、今になってブランになりたいだなんて思わないが。スーソルから聞こえてくる呻き声。ニケが契約を持ち掛けてくるより前にそれを聞いてしまわなかったのなら、また違う選択をしていたのかもしれなかった。色のない、無色透明のような心に彩りを加えてくれるものこそが他者との交流であり。興味本位の問い掛けを口にして )
ニアさんは、ニケのどんなところに惹かれたのですか?
39:
ニア・クラーク / コンセール / ブラン [×]
2021-12-29 23:04:27
>34 エドワード 様
____ニケの愛し子にご挨拶できること、光栄に存じますわ 。ニア・クラークと申します 。お初にお目にかかります、エドワード様 。
( 深い闇に落ち込む薔薇園はより一層妖艶な雰囲気を醸していて綺麗だと思う反面少し苦手とここに来る度に感じる。ニケの神聖さと清廉さが薔薇によって乱されてしまうのではないかと、この薔薇たちの美しさを前に恐れを感じてしまって仕方がない。それでもやはり、ニケに叶うものはなく月明かりに浮かび上がる顔のない天使は完全ではないが故に儚く、いつ見てもため息が漏れるほど美しかった。ただ、今日はその景色が少し違っていた。ニケの前で祈りを捧げる姿。月のそれよりも光り輝く白髪、重く閉ざされたその瞼にのる睫毛も同様に白く、神に近い存在にも思える。その印象的な容姿には聞き覚えがあった。バンケットの敷地内であるし、バンケットの年長者であり、ニケへの強い信仰心を持つブラン。永遠の命に代わり片足を義足へと変えた尊きニケの愛し子。怪しまれることに変わりは無いが、彼と目的は同じだ。茂みの中から姿を現しこちらに気付いた様子の彼の目をしっかりと捉え、頭を下げて隻脚のブランに優美な挨拶を。)
>36 クロード 様
あらあらあらぁ ... どうしたのですか?痛ましいお姿で .... 。
( 真夜中の散歩と聞けばなんだか特別なもののように感じるが、このソワレでは大抵の時間が深海のように暗い。月明かりとゆらゆらと光るオイルランプの街頭のみが子供達を照らす。やることも無くただただニケの象を探し練り歩く事が習慣になってしまった今ではこれも日常の一部に過ぎなかった。その日常に異変が1つ。迷える子羊が道端で蹲っているではないか。声を漏らしながら駆け寄れば、" 誰だ " と震える声で問われた。その問いに答えるより先にその子供の傍にしゃがみ込むと本当に心配だと言うようにそう言葉をかける。よく見れば白銀の髪は痛みきって目にかかるほどまで伸ばされている。髪の毛のせいでよく顔は見えないが口元からは黒く血が流れている。手持ちのポシェットから純白のハンカチを口にそっと当ててやればじわりと赤く血が滲む。こちらまで全身の痛みがぶり返してくる。苦痛に眉をひそめながらもそっと声をかけて反応を待った。)
>38 フラヴィア 様
まぁ!なんて可愛らしい子なの .. 貴方もニケを尊いと感じるのね .. !!
( 一瞬怯んだ表情をする可憐な少女は、ブランである私に対しての怯えなのだろうか。気にせずともルージュである脆弱な貴女を虐げることなどない、そんな残酷なことニケが望む筈ないではないか。先程望んでいたことを現実に起こすようにぎゅっと隣に座る少女の方を抱きしめる。最愛の娘に語るように伝える。ニケがどの様に素晴らしいのかと、そう問われれば少し黙り込んでしまう。丸2日経ってしまうだろうそれを端的にまとめて伝えようと頭を捻って穏やかに口を開いた。科学の発展した世界で妄想や空想を語ってもそれはただの異常者でしかなかったと。でもこの世界にその空想で幻想的な世界を齎してくれたのは紛れもなくニケの存在で。ソワレという美しき世界に美しいままの姿でいられるのは女性にとってこの上ない幸せだろう。何十年と付き添い続けるこの痛みすら、ニケからの贈り物として受け止められる。愛おしいとさえ感じてしまえるのだ。そう強く語っていれば相手の顔など見ているはずもなく。ハッとして眉を下げながら申し訳なさそうに幼い少女と目を合わせる )
... ごめんなさい、私だけたくさん喋ってしまって ... 。
40:
カレアム・ブラウン/バンケット/ルージュ [×]
2021-12-31 14:39:24
>30 アリス
........えー、いや、君は誰?
( 仄かに近付いてくる煙草の匂いが、隣に座った彼女のものだと気がついた時、思わず顔を顰めた。美しいものを愛でるような子供だらけの花園には、香りも嗜好品の選択としても、ふさわしくないものに感じられたからだ。見知らぬ誰かが隣に座ったということでさえ警戒に値する事象であったが、その煙草の香りはさらに彼女への警戒を深めた。どこの色も身につけない、つまりはレヴリのシスターから受け取る食事など怪しいの一言に尽きた。差し出されたカツサンドを一瞥すれば、眉間のしわをさらに深める。この世界と彼女の立ち位置に対する推測が正しければ、随分と豪華な食事である。どこから....否、誰からこのような豪華な食材を確保しているのか。それも見知らぬ人に分け与えられるだけの量を。ベンチから立ち上がって彼女と物理的に距離を取る。そのまま無言で立ち去らなかったのは彼の図太さがなせる技か、寂しがり屋か。それともたんなぬ興味本位か。いずれにせよ、こちらもにっこり、と慣れた笑顔の形を浮かべれば、ややおどけたように肩を竦めた。 )
はは、冗談きついな。
見知らぬ、それもレヴリのシスターから貰う食事なんて、流石の俺でも警戒するってもんですよ。
>31 アリスタルフ
( 問いかけには応答なく、まあこれじゃあただの不審者だからな。と納得しかけたところで、明らかにこちらへと向かってくる足音に、ぴくりと眉を動かす。自分が語り掛けた相手がこちらに向かってきているならば早すぎる。似通っているとはいえバルのマノワールの施設配置を完全に把握しているわけでは無いが、すぐそばに音なく出入りできるような扉はなかったはずだ。幼い子供にでも見つかって怖がらせてしまっては面倒だ、と息を潜めるもやはりこちらに向かっているので間違いないらしい。足音が止まったあたりで、は、と顔を上げると、こちらを覗く顔がなんともイタズラが成功した子供のようなのだから、わずかな笑い共に息を漏らした。“盗み聞き”と言う表現を聞く限り、やはり彼は先程話しかけた人物で間違いないらしい。どうやってこの短時間で距離を詰めてきたのかは想像できないが、さして重要ではないか。とそうそうに思想を放棄する。相手は姿を見るに、同年代くらいだろうか。)
盗み聞きだなんて失礼だな。口に出したことは、いつでもどこでも聞かれてると思わなきゃいけないよ。
パーティの喧騒の中でだって、隠したいことは聞こえてしまうものさ。
>33 ニアさん
....こんなでかい男に可愛らしい子、とは驚いた。君の方が、よほど可愛らしいと思うけどーっと....その口ぶりから察するに、20以上、ブランかな?
(おどけ真っ白な彼女は、見た限りではあどけなさを感じる。少なくも同年代か、それよりも年下かという風にしか見えない容貌に対して、明らかに大柄な自身を子供、それも赤子に近いような扱いの言葉は到底釣り合っておらず、酷くちぐはぐであった。このようなちぐはぐ感には覚えがある、以前友人となったブランにも、少なからずそういった側面があった。「なんて呼ぼうか。お姉さん?それともマムがいいかな?」などとヘラりと笑って目を細めながらに、彼女の姿を一瞥すると、すぐに目につくモスグリーン。コンセールかと確認すると、彼女の方からふわり、と柔らかくバターの香りがする。それに刺激されるかのように呼応してクルクルクル、と再び腹が鳴る。やはり育ち盛りというところだろうか。腹痛とも違う、空腹独特の感覚と腹の音を誤魔化すように、小さく肩を竦めて腹をさすった。)
>34 エドワードさん
(図書館での諸用をすませ、マノワールに帰る頃には薄暗いなんて時間はとうに過ぎ、日の出ている時間は騒がしい子供たちもなんとなく声を潜めるほど辺りは暗い。事前に用意した小ぶりなランタンでは安全確保としては充分だが、安心をもたらすものとしての役割は果たせそうになかった。香しい薔薇園に通りがかった頃、不意な聞こえてきた声。薔薇に囲まれたこの地で、“全て”だなんて、なんて熱烈な告白だろうか。愛の告白にしては、やけに真っ直ぐで迷いなく、透き通った声ではあったがそのようなことはまるで気にする様子なく、完全なる野次馬精神で声のする方へと近寄ってゆく。恋の話はいつだって面白い題材だ。一体どころ誰が誰との逢瀬を楽しんでいるのか。にんまりと笑み深め、声の方をのぞき込む。しかし、そこに居たのは同派閥の男性がひとりきり。拍子抜けし目を丸くすると、口からは思わずぼそりと声が盛れた。)
....え、あれ、1人...?
>36 クロード
(夜番の日。1人の静けさと寂しさを誤魔化す為に持ち込んだ小説の進みは悪く、くぁと半端なあくびが漏れる。部屋にはカチ、カチと秒針の刻む音と時折ページをめくる音がするばかりで、それがいっそう孤独感を高めた。小説にも集中出来ず、仕方が無いのでなにか飲み物でも用意しようかと、不在板だけぶら下げて部屋を出ると外から妙な音がする。足音だろうか。ある程度成熟した自身ですら眠気を感じる時間帯であると言うのに、こんな時間に人?と首を捻りつつ進路を変えると、扉の音で子ども達を起こさぬよう、ひっそりと外へ出る。おおよその場所の目処をつけ、マノワールの角を曲がれば、聞こえてきた悲鳴に思わず駆け出した。倒れ込んだ人の姿。普段はいくら楽観的であっても、こうも明らかな異常事態を前には対応に悩まされた。マニュアルでもあれば簡単なんだけどな。などと言う考えが頭に浮かぶのは、明らかに現実逃避だ。)
...っ!いーや、待って待って、落ち着いて。
俺はバンケットのカレアム・ブラウン。ここに出てきたのも君を傷つけるためじゃない。
>38 フラヴィアちゃん
はは、成長の時期だからね。食欲があるのはいいことだ。
(うんうん、とわざとらしい身振りで相手の行動を褒めたたえる。シャンと伸びた姿勢は、バンケット特有の年功序列思考か、それとも彼女自身の気質か。もっと楽にしていいのにと思う反面、そう声をかけてもかえって緊張させてしまうだろうも冷静に分析する自分がいて。先程の彼女を倣って星を見上げながら、隣の少女の動きを感じる。なにか会話がなくとも、隣に人がいる実感があるだけで、十分に寂しさが解消される。ちょろいと言うべきか、面倒と言うべきか評価の難しい自分自身に静かに苦笑する。不意にぽつりと零された労りの言葉に、彼女の方を見遣る。予想外の言葉であった。先程すっと、自分の名前を呼んだところであるとか、やけに落ち着いて見える立ち振る舞いだとか。頭のいい子なのかななどと彼女に対する評価を改めつつ、ぱちりとひとつ目を瞬かせた。少し困ったように眉を下げ、頬をかくと相変わらずの笑顔をうかべた。)
おっと、疲れてるように見えちゃった?
うーん、なんかちょっと恥ずかしいな。ありがとう。
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