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ニケの箱庭 ( 3L / 日常 / シリアス ) /47


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27: カレアム・ブラウン/バンケット/ルージュ [×]
2021-12-27 23:10:45

>17 アリスタルフ

(妙な時間に目が覚めた。窓の外に広がるまだまだ明ける様子のない夜に、時計を見る気も失せ、代わりにひとつ、大きな欠伸。眠りたくない、そう、例えば散歩にでも行きたい夜があるのだと教えてくれたのは誰だっただろう。既に散っていったルージュか、それとも地下に行ったブランのあの子だったか。結局結論は出ないまま、物音を立てぬよう、そっと部屋を抜け出すと、廊下にかけられた鏡で身なりを整えて庭園を出る。すっと、吹き抜けた風は、昼間のそれよりも冷たく、だが冬のような凍てつくものとは違って気持ちよく、かつてどこかの誰かが言ったあの言葉も今ならなんだかわかるような気がした。とはいえ、そもそも1人の静けさが性にあわないタイプなのである。ふら、ふらと宛もなく庭園を歩いて回れば、賑やかしい音が遠くから聞こえる。音につられるようにして近づいてみれば、おおよそその賑やかさとは似ても似つかぬ声が聞こえ、思わず建物の壁に姿を隠したまま声をかけた。)

こんばんは。
随分悩ましげな“もうすぐ”だったけど、舞踏会主催の担当当番でも回ってくるの?

>25 フラヴィアちゃん

(朝から、歓談するグループを渡り歩き、助けを求める声に反応して手を貸したりと何かと人と関わる1日であった。疲労感を除けば、満足としか言いようのない結果に、いつものヘラりとした笑みを深くした。先に帰っていい、と言われるままマノワールに足を向けるも、やはり1人というのは味気ないものである。早く人がいる場所へ戻ろう、と自然と早足になる。確かに急いではいたのだが、ふいに、ぽそりと少女の声が聞こえたように思えて足を止める。こんなところで少女の声が聞こえるならば、覗いておくことが年長組としての役目だろう。....そう考えはするもののそこまでの責任感はなく声の方へと足を向けた。角を曲がると、ベンチにいたのは見知った少女の姿。バンケットには間違いない。予想外の光景に目を丸くしつつも、すぐに建て直し、形良い笑みを作って片手を差し出した。)

....あれ、えーっと君は・・・フラヴィアちゃんだったかな。
お食事中?良ければ隣に座ってもいいかい?

>all

(もうすぐ9時になろうかという頃。平穏を祝福するかのように明るい日差しが降り注ぐ時間であるが、らしくもない深いため息と共に、ポタジェ近くにある木陰のベンチに腰掛けた。傍に置いた、支給品と植物から試作した化粧品を詰め込んだ自身のコスメボックスは、汚れこそなく綺麗であるものの明らかに使い込まれている。かつては姉の様に慕い、そして明日には齢20になるバンケットの少女から『最後のデートだから、この世でいちばん可愛くして欲しい』と頼まれ安請け合いしたはいいが、女性というのはどうしてああもパワフルなものか。早朝から重大な仕事であった。疲労感こそ感じるものの、最後のデートへの期待感と寂しさを滲ませる、彼女のあの表情を見れたことが1番の報酬のように思う。もしかして自分の初恋は彼女だったかもしれないなどとややセンチメンタルな心境であるが、そんな事は関係ないとばかりにぐうと腹が鳴った。)

あー、朝食....はもう時間すぎてるか。
しまった、なにか用意しておけばよかったな。

( / 失礼ながらallからまとめてご挨拶を。どこかシリアスで儚い世界観の中で浮いてしまうのではないかと言うほど軽い拙宅のカレアムでございますが、楽しく絡んで頂けますと嬉しいです。よろしくお願いいたします)


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