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異能世界で僕らは生きる-Memento mori-(いのぼくキャラと版権キャラで織り成すストーリー)/3070


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3020: 赤猫 [×]
2023-01-09 21:01:10

?「えーっと…多分、魔力的にここら辺だよね?(廃工場の中に入っていく)…あっ、居た居た!」

3021: 恋雪 [×]
2023-01-09 21:03:35


赫「おやや~?君は……」



3022: 赤猫 [×]
2023-01-09 21:26:53

?「良かったぁ、やっと会えた…えっと、神志名学長でお間違えないですよね?」

3023: 恋雪 [×]
2023-01-09 21:37:51


赫「うんそうだよ~、小生が学長さ~」



3024: 赤猫 [×]
2023-01-09 21:41:37

樺月「そうですか…あっ、すいません、名前も名乗らずに唐突に。私は大山樺月と申します」

3025: 恋雪 [×]
2023-01-09 21:43:01


赫「樺月さんね~……それで、小生に何か用かな?」



3026: 赤猫 [×]
2023-01-09 22:16:40

樺月「実は、物部天獄についてお話がありまして」

3027: 恋雪 [×]
2023-01-09 22:50:51


赫「!……彼について…」



3028: 赤猫 [×]
2023-01-10 08:21:09

樺月「…まず、単刀直入に言わせてもらうと。次のゲーム、物部天獄の手によって数万人の命が失われます」

3029: 恋雪 [×]
2023-01-10 08:29:55


赫「……!!!それは、確かなのかい?」



3030: 赤猫 [×]
2023-01-10 08:31:25

樺月「はい、と言ってもそれは確定された未来ではありません。何か行動を起こさなければ、今言ったことが現実に起こるということです」

3031: 恋雪 [×]
2023-01-10 08:34:59


曷「なるほど……どうにかして天獄の野郎に接触してアクションしねぇと数万人が死ぬって訳か……厄介な…………」
赫「これは困ったねぇ~…なにか手立ては無いものか」



3032: 赤猫 [×]
2023-01-10 14:49:28

樺月「…接触は、ウチがするつもりです。魔術高専の皆さんには、陰陽術の専科生徒を中心に、『四方封印』を行って欲しいんです」

3033: 恋雪 [×]
2023-01-10 15:02:22


赫「……なるほど、四方封印で天獄を封じる、という解釈でいいかな~?」



3034: 赤猫 [×]
2023-01-10 15:14:28

樺月「えぇ、『ウチごと』封じ込めてください」

3035: 恋雪 [×]
2023-01-10 15:17:47


赫「…………ん???君ごと???」



3036: 赤猫 [×]
2023-01-10 15:21:14

樺月「はい、理由は今は言えませんが…ウチも一緒に封印してもらえると、助かります」

3037: 恋雪 [×]
2023-01-10 15:33:39


赫「な、なるほど……承知したよ」



3038: 赤猫 [×]
2023-01-10 15:36:08

樺月「すいません、初対面なのにこんな無茶なこと頼んじゃって…ウチもおかしなこと言ってるとは思ってるんですけど、これしか方法がないので」

3039: 恋雪 [×]
2023-01-10 15:44:03


赫「いやいや、いいんだよ……むしろ協力してもらえるだけで助かるからねぇ~」



3040: 赤猫 [×]
2023-01-10 16:07:14

樺月「…というか、ウチが何者なのか聞かないんですね」

3041: 恋雪 [×]
2023-01-10 16:29:41


赫「うん?……あぁ~、聞くの忘れてたねぇ~!」



3042: 赤猫 [×]
2023-01-10 18:42:36

樺月「えぇ…そんな緩くていいんですか…」

3043: 恋雪 [×]
2023-01-10 18:43:44


赫「君からは悪意を感じないからねぇ~、身の上を確認しなくても信じるよ~」



3044: 赤猫 [×]
2023-01-10 18:58:31

樺月「そうですか…まぁ、それならいいですけど」

3045: 恋雪 [×]
2023-01-10 19:08:24


赫「あとは他に話しておくことはあるかな?」
曷「こら、あんま動き回るなって、なんもねーぞ(動き回るMOTHERの後に着いている)」
MOTHER「…………(とにかく動き回っている)」



3046: 赤猫 [×]
2023-01-10 19:09:29

樺月「!その子は…」

3047: 恋雪 [×]
2023-01-10 19:11:29


赫「あぁ……どうやらあの子はASB…人工特異魔獣と呼ばれている子でねぇ…」



3048: 赤猫 [×]
2023-01-10 20:10:22

樺月「なるほど…もしかして、その子喋れないんですか?」

3049: 恋雪 [×]
2023-01-10 20:20:42


赫「どうやらそうみたいでねぇ~……それに、意思疎通もできる感じじゃなくてねぇ」



3050: 赤猫 [×]
2023-01-10 20:31:27

樺月「ふむ…(MOTHERに歩み寄り、じっと目を合わせる)」

3051: 恋雪 [×]
2023-01-10 20:36:21


MOTHER「…………(首を傾げる)」



3052: 赤猫 [×]
2023-01-10 22:18:26

樺月「…そう…状況は大体把握した。ちょっと待っててね(手元に妖と書かれた札が現れる)」

3053: 恋雪 [×]
2023-01-10 22:32:01


MOTHER「………?…………(札を見ている)」



3054: 赤猫 [×]
2023-01-10 22:55:24

樺月「開け、幽世の門よ(ドーマンを札に刻み込み札を宙に放つと、刻み込んだドーマンが札を飲み込んで肥大化する)サトリ、のんびりしてる所悪いんだけど、今いいかな?」
サトリ「(門から猿が現れる)お呼びでしょうか、真神様!!!」

3055: 恋雪 [×]
2023-01-10 23:06:36


MOTHER「(後ずさる)」



3056: 赤猫 [×]
2023-01-10 23:19:11

サトリ「お~?その蛇の娘は新顔ですかい?」
ろくろ首「何!?新顔だって!?(サトリの横から首の長い女が現れる)」
河童「おいお前らぁ!真神様が新しい妖怪連れてきたらしいぞ!!(河童がそう言うと門からわらわらと妖怪達が覗き込んでくる)」
サトリ「あっ、お前ら!真神様はオイラをご所望なんだぞ!!関係ねぇ奴らは引っ込んでろ!!」
樺月「こーら、ウチの許可が無い限り勝手に出てこない約束でしょ!サトリ以外は大人しく山に居ること!言う事聞かない子は、ご飯抜きにするよ!」

3057: 恋雪 [×]
2023-01-10 23:22:24


MOTHER「………っ……(どんどん後ずさる)」
曷「な…………んじゃ、こりゃあ……」



3058: 赤猫 [×]
2023-01-10 23:25:57

樺月「あっ…すいません、この子達は私が山で保護している妖怪達です。悪い子達ではないんですよ」

3059: 恋雪 [×]
2023-01-10 23:28:06


曷「はー……なるほどなぁ……」



3060: 赤猫 [×]
2023-01-10 23:37:24

河童「んだよ、新入りが来ると思ったんだけどなぁ…まぁいいや、お前ら引き続き社の護衛すんぞー。ほら散った散った」
火車「なんで1番の新入りのお前が仕切ってんだよ!」
河童「うっせぇ!別にいいだろうが!」
樺月「全くこの子達は…けど、神社を護ってくれてありがとね」
ろくろ首「いいってことよ、あたしらは真神様に命を救われてんだ。恩返しぐらいさせておくれよ」

3061: 恋雪 [×]
2023-01-11 00:18:27


MOTHER「…………(じぃっと樺月たちを見ている)」



3062: 赤猫 [×]
2023-01-11 14:27:39

樺月「ありがとねみんな、今はサトリだけだけどまた何かあったら呼ぶよ」
河童「おう!何時でも力になんぜ!そんじゃな!(門が閉じる)」
サトリ「(樺月の足元に降り立つ)それで?オイラは何をすればいいんで?」
樺月「サトリの力でこの子の心を読んで欲しいの。お願い出来る?」
サトリ「任せてください!真神様のお願いとあらばなんなりと!(MOTHERの肩に乗る)」

3063: 恋雪 [×]
2023-01-11 16:03:32


MOTHER((ビクッとする)…………ぁ…いや……さわる……だめ……来ないで……)



3064: 赤猫 [×]
2023-01-11 18:19:16

サトリ「ふむ、こいつぁ…なぁあんた、オイラの言葉がわかるかい?オイラはサトリっつー心を読む妖怪さ。オイラはあんたに危害を加える気はてんでねぇから安心してくれや。寧ろ、あんたの伝えたいことをオイラが代わりに伝える翻訳係だと思ってくれていいぜい」

3065: 恋雪 [×]
2023-01-11 18:23:33


MOTHER(……ほん、やく…………つたえ、る)



3066: 赤猫 [×]
2023-01-11 18:37:10

サトリ「おうよ。ちょいとだけあんたの記憶を覗かせてもらったが…どうやら、意思疎通ができないせいで敵意がないのに攻撃されることがあるらしいな。けど、オイラが居れば誤解を産むことも諍いを起こすこともねぇ!アンタが喋れるようになるまでは、オイラがあんたの心を代弁してやんよ。それでいいんですよね、真神様!」
樺月「話が早くて助かるよ、サトリ。みんなの中でも長い付き合いなだけあるよ」
サトリ「へへっ、真神様の考えてる事は触れずともわかりますぜ。何せ、真神様は生粋のお人好しですからね」

3067: 恋雪 [×]
2023-01-11 20:07:33


MOTHER(……あり、がと……う…)



3068: 赤猫 [×]
2023-01-11 20:15:04

サトリ「感謝すんならオイラじゃなくて真神様にすんだな。オイラは真神様の命に従ったまでだからよ」

3069: 赤猫 [×]
2023-01-19 16:11:29

樺月「それじゃあサトリ、後は任せるね」
サトリ「真神様、何処か行かれるんで?」
樺月「うん…ちょっと、謝りに行かないと行けない子が居てね」

3070: 眠寝 [×]
2023-12-01 08:20:24

剣来「…この世界も、随分と平和になったな…」
(東京全体を見渡せる高所から街を見下ろし、そう呟く)

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