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  少年少女とアバンチュール / NL  /114


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60: 匿名さん [×]
2021-12-02 22:18:48




 「 こーらこら。盛り上がるのは結構だけど、ちゃんと周りも見なさいよ。ほら、通行の邪魔になってるだろ。……ごめんね。はい、通ってどうぞ 」
 「 ……あー、やっぱりそういう仕事は俺にお鉢が回って来ますよね。分かりました、やりますよ。やればいいんでしょ。……はあ、いつまでも若手ってわけにはいかないな 」
 「 欲しいもの? 何でもいいの? じゃあ、おまえの100点満点のテスト用紙。……はは、嘘嘘。おまえが毎日元気に笑っててくれれば、俺はそれだけでいいよ。綺麗事みたいだけど、これは本当。…………うん、感激してくれて何よりだけど、パパ呼びはやめなさい 」
 「 ……俺はさ、生徒に何かあったら、きみのことほっぽって駆けつけちゃうと思うんだよなあ。だから、ほら。きみはきみのことを一番に考えてくれる人を選びなさいよ。……ちゃんと幸せになるんだよ。俺のためにも 」
 「 忘れたならそれでいいよ。もう苦しくないならそれでいいよ。重たいものは全部、俺が背負うから。おまえが笑っていてくれたらそれでいいんだ。……あの日から、自分自身の幸せを願ったことなんて、ただの一度だって無い 」
 「 ──おまえに俺の何がわかる 」


   名前: 薬師寺 彬 / やくしじ あきら
   性別: 男
   年齢: 34歳

 担当科目: 日本史
   顧問: 生徒会

   性格: 一言で言えば、生徒思いの優しい先生。厳しく叱りつけるようなこともなければ、特別誰かを贔屓することもなく、生徒との関わり方は非常にフランクでフラット。風格すら感じさせるその落ち着きと余裕は、年の功と言うべきか、彼の歩んできた人生故と言うべきか。常に全体に目を配り、全員に平等。付かず離れずの距離の取り方。まさに模範的な教師。徹底した秘密主義で、彼自身のことは何を聞いてものらりくらりと躱されてしまう。それ故に、心から周りの幸せを願う博愛主義者であるにも関わらず、その場凌ぎの適当な人物に思われてしまいがちである。一方、私生活では、感情も表情も抜け落ちてしまったかのような生ける屍状態で、まるで別人のように生気がない。衣食住すべて、破滅願望でもあるのかと疑うほど自分のことには無頓着。〝生徒に慕われる薬師寺先生〟の顔は見る影もなく、完全に他人との関わりをシャットアウトしてしまっている。

   容姿: 飾り気のない黒々とした黒髪。清潔感のある長さに切り揃えられており、前髪は左分け。ワックスで程よくセットされている辺り、さすがは中堅教師といったところ。涼やかな目元は常に穏やかに緩められており、鼻も口もバランスの取れた顔立ち。整っていると言うよりは、性格同様、どこか人間味がないといった印象。見た目は実年齢よりも少し若く、30歳と言っても通用するのではないだろうか。仕事柄それなりに体力も筋力もあるが、決して健康的ではない食生活のせいでやや痩せ型。身長179cm。基本はワイシャツにベスト、ネクタイの格好。たまに堅すぎないチェックやブラウンのスーツ。品と威厳を失わない程度に力の抜けた着こなしを意識している。

   備考: 一人称は『俺』、二人称は『おまえ/きみ』 / 人生初の彼女ができて、浮かれていた。何もかもが順風満帆で、一番幸せだった時と言っても過言ではないほど幸せだった。だから、気付けなかった。ある日、親友が自殺を図った。俺の知らないところで苦しんで、俺の知らないところで命を絶とうとした。幸い命に別状は無かったけれど、彼はそれまでの記憶を失い、軽い後遺症が残った。彼が何に苦しんでいたのかは今も分からない。探るつもりも無い。彼は彼の苦しみに気付けなかった俺を、記憶を失くして他人同然の存在となった俺を、今も友人として迎えてくれる。責められることも、謝ることも許されない。こんな生き地獄があるだろうか。あの日から、自分が幸せになることも、何かに執着することも、恐ろしい。恐ろしくて、堪らない。ただ、生徒たちが無邪気に笑う様を見て、許されたような気になっているだけだ。

   募集: 特にありませんので、薬師寺で乗れるものがありましたらお声掛けください!


( / 社会科教師で参加希望です。ご確認のほど、よろしくお願いいたします…! )





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