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自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
110：
セイチャットファンさん [×]
2021-10-01 22:32:29
「そりゃあ憧れてたし、毎晩アンテナ立ててましたよ。でもこういうことじゃな……えっ！？タコ型宇宙人って実在すんの！？ヤッター！！」
名前/山内 野葉（やまうち のば）
性別/女
年齢/17歳（高校三年生）
出身/地球、北海道
容姿/ごく一般的な日本人の少女。肌の色はいわゆる薄だいだい、髪の色は黒。鎖骨よりもやや下のあたりまであるセミロングを後ろでひとつ結び。宇宙人（グレイ）の頭部を模した飾りがついた髪ゴムを使用している。軽い癖毛。目はやや丸く濃いブラウン。身長は158cm、成長中。黒地に土星の写真のプリントTシャツ、柔らかな素材の青い七分丈パンツ、そして白い薄手のフード付きパーカー。履物は黒い安物サンダル。
性格/本気で宇宙人を喚べると信じるほど夢見がちで、ボロガエル号での生活に数日でおおむね慣れるほど柔軟。困難に直面しても泣いたりすることは少なく「マジかー！」と頭を抱えて何とかするし、何ともならなければ適応する。初めてのことには興味津々でなんでも質問する。インターネットでUFOや宇宙人の呼び出し方法を調べては川に浸かったり崖の上で天を仰いだり、少しくらいの危険は辞さない猪突猛進タイプだが、キャトられ体験は許容範囲外。しかしこれも「マジかー！」の精神で乗り越えつつある。
備考/発展途上星・地球。その中でも更に辺境、北海道の空別（うろべつ）村で生まれ育つ。田舎者特有の外界への憧れは、頑張れば行ける都会ではなく、遠く未知の宇宙へと向かった。小学校3年生ごろから石ころを並べて地上絵を作ってみたり、SF小説の上中下巻を一晩で読破して寝込んだり。高学年になりお小遣いがアップしてからは、アルミホイルや木の枝等でせっせとアンテナを自作し、夜な夜な宇宙と交信を試みる。そんな娘や友人を、周囲の者は煙たがり、必要以上に近づかなくなってしまった。通っている空別高校は生徒数が少ない代わりにみんな仲が良い（少なすぎて野葉の代で廃校が決まっている）。そんな中野葉だけがひとりぼっちだった。
事件当日。家の小さな庭では喚べども喚べどもUFOは来ない。ただでさえ受験生なのにと冷たい家族からの眼差しに耐えながら、そうか、高度が足りないのか！と思い立ち、自身の通う高校の屋上へこっそり侵入。いつも通りに手作りアンテナを立てようとしたその時、夜空に流れ星が光ったのだった……。
そうしてボロガエル号に強制乗船となったのが、地球時間で約三週間前。現在の大まかな心境としては「ヤバいことになっちゃったなあ……」と「異星人がいっぱい！最高！！」が半々。キャトられ直後は脱走を試みたり窓から地球を探したりしていたものの、一人でボロガエル号を離れれば記憶消去を受けるほかないと知ってからは半ば諦めている、というか吹っ切れている。それにボロガエル号での暮らしは正直、地球でのそれより楽しい。あまり良好な関係ではなかったものの、一夜にして娘を失った両親のこと、そして高校の屋上に落としてきた創作宇宙人設定ノートのことが心残り。一応今でも無事に帰る方法を模索しているが惰性的なものになりつつある。
最初のうちは相手ごとに呼称を変えていたが、見た目も中身も地球の常識に囚われない者が多いので、今は総じて『○○さん』『あのヒト』と呼ぶ。現在共通語の書き取りを練習中。普段は敬語を使うものの、テンションが上がったりすると素の口調が出る。実はボロガエル号に吸い上げられたときのフワフワとした感覚が癖になっており、もう一度味わいたいと密かに思っている。でも船長からの友達扱いには微妙な気持ち。外部のヒトと会う時にはウロベツ星人の『ノヴァ』と名乗る。
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