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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
81:
早瀬翔 [×]
2021-09-19 22:41:42
……こんなとこで敵対してても意味ないだろ。
正体バレる訳にもいかないし。
(動揺したのか、相手の言葉に一瞬動きが止まった。
しかしまあ、幾ら正体が敵同士だからと言って、時間も場所も考えずに対立していては流石に怪しまれるだろう。
俺が親切とかじゃなくて、周りへのカモフラージュだから。そう淡々と述べると足早に歩いた。
その後、背中を押されて気付けばゲームセンター前。ちらりと相手に視線を送ると、どうやら自分を中へ引き入れようとしているらしい。
お前こそ敵である人間に何をやってるんだ、という言葉が喉まで出かかったが、なんとか呑み込んで仕方なく中へ入っていった。"奢って貰ったソフトクリーム"という借りがあるからかもしれない。)
82:
春風彩花 [×]
2021-09-21 22:02:56
ふふ、そうよね。
( 淡々と言葉を述べる相手の様子を見れば、なんだか可笑しくて笑い声を洩らしてしまう。本意ではないのだという旨を話している彼だが、なんだか照れ隠しをしているようで少し近づくことができたような気がした。)
…うわ、ゲームセンターなんて久しぶりー
みてみて!早瀬にそっくりな人形!
( お互いがお互いの宿敵である事には変わりないが、ふと、自分達の他にも“いるのでは”と考える。突然自分が魔法少女になれたように、今後、同じような人が現れても不思議ではない、と。
それらを考えながらゲームセンターの中を見渡せば、ふと、1台のクレーンゲームに駆け寄る。声を高らげ指指せば、手乗りほどのマスコットキーホルダーが積まれたものだった。その中には、黒く小さな2本の角と小さな蝙蝠型の翼が生え、関心のないようなじと目で此方を見つめる可愛らしい等身の人形が一体あった。)
83:
早瀬翔 [×]
2021-09-22 21:22:53
これが俺……?
それより、これなんて殆ど春風じゃん。
(相手の指差した機台の中を覗き込む。むすっと無感情なそれは、確かに言われてみれば自分に見えないこともない……が、それを素直に認めてしまうのは不思議なプライドが邪魔をする。
怪訝そうに眉をしかめれば、そんなことより、とその自分に似ているマスコットの隣を指差した。ピンク髪のツインテールに沢山装飾のついた服、活気溢れる表情…。あの魔法少女と瓜二つの、デフォルメされた人形が、にこにこと此方に笑顔を向けてきていた。)
84:
春風彩花 [×]
2021-09-22 22:23:48
…うわ、ホントだ!
てかコレ、うちらがモチーフだったりして
( 示されるがまま視線を横にズラせば、確かにラブフラワーにそっくりな人形をみつけ思わず吹き出す。可愛いなぁ。と笑いながら呟けば、2つとも取ってあげようかと鞄から財布を取り出そうとする。
しかし、突然その手を止めれば、財布ではなく仕舞っていた携帯を取り出した。)
…早瀬、付き合ってくれてありがとう。
ごめん。また、明日ね。
( 一間携帯の画面を見つめれば、隣の相手にそう声を掛けた。仕事要請のアラートが鳴ったようで、そのまま携帯を握りしめたまま“ 私が忙しいからって暴れないでよ ”と少し名残惜しそうに笑いながらもその場を去った。
学校付近の古工場で火事が起きたらしく、その晩のニュースには焼けた倉庫で崩落があったとの事。負傷者はおらず、画面にはいつもの笑顔が映し出されていた。)
85:
早瀬翔 [×]
2021-09-23 09:48:53
……今日は何もしないって言っただろ。
(突然例の携帯を取り出したかと思えば、その画面を見て血相を変える彼女。表情から察するに、また事件や事故なのだろう。
引き留めるなんてことはせず、段々と遠くなっていく背中に向かって呟く。自分の娯楽より、顔も名前も知らない人の安全を優先するとは。……アイスを食べながら話した通り、緊急要請が入ったらどんな状況でさえ、彼女が出動することは明白。……ではあるのだが、本当に自己犠牲の激しい奴だと呆れたかのように息を吐いた。
残ったのは此方を見つめる二つのマスコットと自分一人のみ。ゲームセンター特有の軽快な音楽があちこちから聞こえてくる中、財布を取り出し挿入口へ100円を滑り込ませると、そのままクレーンゲームのボタンに手を掛けた。)
86:
春風彩花 [×]
2021-09-23 16:43:22
…えへ、またドジっちゃった。
( その翌日、昨日とは違い授業開始ギリギリの時間に教室へと滑り込めば、その右手には包帯が巻かれていた。家事崩落の救助を行っていた際、逃げ遅れた従業員を庇い怪我を負ったらしい。幸いにも折れてはおらず手首の固定をしているに過ぎないが、暫くは安静にした方が良さそうだ。
教室に入るや否や、仲の良い友人には驚かれたが、いつもの様に明るく上記を述べれば自分の席へ腰を下ろした。友人たちは小さく噂話をしているようだったが、直ぐに各自の席へと散らばって行った。)
(( とても今更ですが、めちゃくちゃ好き勝手に時間飛ばしたりやりたい放題して申し訳ないです…←
やりづらければいつでも言ってくださいね!))
87:
早瀬翔 [×]
2021-09-23 20:12:16
…春風。
(彼女の周りに人が居なくなったのを見計らって、短く名前を呼ぶと同時に小さな紙袋を放り投げる。中身は昨日獲った二つのうち、魔法少女そっくりな方のストラップ。
ちらりと怪我をしている右手にも視線を送るが、特に触れることはせず、そのままくるりと背を向けて自分の席へと戻ってしまった。
もう直ぐに授業が始まってしまうということもあるが、この間のように他のクラスメイトから変な誤解はされたくないらしい。)
((いえいえ!やりづらいなんてとんでも御座いません、お陰様でとても楽しくやらせて頂いております…!))
88:
春風彩花 [×]
2021-09-23 23:50:07
…え?
……あ、これ。
( 名前を呼ばれて振り返れば、投げられた紙袋をかろうじで受け取れば、そのまま自分の席へと戻ってゆく背中を不思議そうに見送り、そのまま中身を確認する。すると、そこには昨日ゲームセンターでみたストラップが入っており、可愛らしい笑顔で此方を見つめていた。“ ありがとう!”と慌てて声を掛ければ、嬉しそうにストラップを見つめる。
その後すぐに授業が始まれば、いつもの様に上の空で時間が過ぎていく。しかし、少しいつもと違う様子もあった。
休み時間、包帯が緩んできたため保健室へと席を立てば、その隙に2人の友人が彼の席へとやってきた。その表情は何かを怪訝に思っているようだった。)
『ねぇ、早瀬、最近彩花と話すようになったよね。
…あの子、なんかおかしくない?…てか、怖くない?』
( 本人が教室にいない事を気にしながらそう小さく問いかけ “めちゃくちゃ怪我してくるし、ヤバいよ”と口々に言い始めた。その様子から察するに、どうやら彼女の素行を疑い、自分らを危惧しているらしい。また、最近話をしている彼の身も案じたらしかった。)
(( あぁあよかったですっっ!
また何かをやりたい展開やシチュエーション等ありましたらいつでもお声掛けくださいっっ))
89:
早瀬翔 [×]
2021-09-25 01:29:02
(休み時間、何処か聞き覚えのある声で自分の名前が呼ばれ、携帯の画面から顔を上げる。するとそこにはやはり見覚えのある姿があった。いつもアイツと一緒に居ることの多い顔ぶれ。しかし、今までマトモに話もしてこなかった彼女らの名前がパッと出てくる筈もなく。そんな元々接点も何も無かった人達が自分に一体何の用だと警戒しながら相手の方を見やる。
彼女らの口から飛び出た言葉達を聞いて、正直驚いた。昨日まで皆仲良くつるんでいたんじゃないのかよ…、女子って面倒臭い、それらの感情が込もった溜息をつけば、だるそうに口を開く。)
それを俺に言って何になるの?
心配してくれてんなら有難うだけど、俺はそこまで弱くないよ。
((了解しました!其方も何かありましたら遠慮なくお呼びください…!))
90:
春風彩花 [×]
2021-09-25 21:00:40
『…そう。平気ならいいけど、』
『 放課後も付き合い悪いし、なんかありそうだよねって…普通に見えてマジの不良って話が……あ、』
( 相手からの反応に少したじろいだ様子のまま、小さく上記を呟き2人で互いに顔を見合わせる。しかし、話をしている最中に本人が戻ってくるのを見かければ、静かに自分らの席へと帰って行くのであった。だが、その後も周囲の人と仕切りに話し込んでいる様子を見れば、噂は皆に知れ渡っているらしい。
何も知らないのは当の本人ただ一人、何かを気にした素振りも無くいつもの調子であった。が、流石に昼休みにもなると異変に気付いた。
いつものように仲の良い友人たちと昼食を取ろうと立ち上がるが、皆足早に席を立ち教室から出ていく…明らかに此方を気にしながら。置いていかれたり、たまには別々で食べたりなんてよくある事だが、今回は其れ等と違うと直ぐに分かった。 )
……なんなの。
( 何か、彼女らの気分を害することをしてしまったのだろうか。と一度立ち上がったものの再度静かに席へと座れば、弁当を開くわけでもなく、ため息をつけば力なくそう呟いた。)
91:
早瀬翔 [×]
2021-09-26 12:10:09
よ、
(周りの対応が何時もと違うことに気付いたのか、明らかに落胆した様子の彼女。露骨に彼女を避けるように距離を取る周りも周りだが、いつもにこにこと笑っている彼女から完全に笑顔が消えている様子を見るに、相当な精神的ダメージなのだろう。
なんとなく彼女の机へ近付いて、その暗い顔を覗き込む。普段は勿論、戦っている最中も見ない表情は何処か新鮮で思わず声を掛けてしまった。)
92:
春風彩花 [×]
2021-09-26 12:37:01
…早瀬。
あ、そういえば何、あのストラップ!
あの後1人でクレーンゲームしてたの?
( 顔を覗きこまれれば、一瞬驚いたように背筋を伸ばす。小さく相手の名を呟けば、仕舞っていた紙袋からストラップをもう一度取り出し、笑顔でそう述べる。“鞄に付けちゃおうかなぁ”なんて続けるが、その笑顔もいつもと比べれば完全ではない。
ストラップを握る右手にやや力がはいる。包帯の巻かれた箇所が痒いのか仕切りに左手の爪を立てれば。疲れているのかもう一度ため息をついてしまう。)
93:
早瀬翔 [×]
2021-09-26 14:18:02
そうだけど、
(彼女の質問は肯定する…が、やはり此方に向けられる笑顔にはまだ違和感が残っている。自分は無理して笑い掛けるような相手ではない筈なのに、何故そこまでするのか。自分の気持ちに嘘をついているようで…逆に恐怖心が芽生えてしまいそうだ。
耐えきれなくなったのか、反射的に相手の左手首を掴んでしまった。相手から視線を下に外すと小さな声で呟いた。)
はー、見てらんねー…。
94:
春風彩花 [×]
2021-09-26 15:02:02
…この様子じゃ、早瀬も、なんか言われたんでしょ。
昔から、嫌な噂はちらほらあったし…。
( 左手首を掴まれれば、ハッと掻く動作をやめ、小さな声で呟く相手に “なんか、ごめんね”と上記を続けた。常日頃から不真面目な態度であった為、噂の件については正直仕方の無い事であり、魔法少女を続けている以上、友人にも真実は話せずいつか綻びがあると承知していた筈だった。
それでも、正義の為に、家族や友人が平和に過ごす為に、 と頑張れば頑張るほど、思っていた以上に結果は虚しいものだ。
背もたれへふんぞり返り大きく伸びをすれば、教室に残っていた僅かな生徒が此方にチラリと視線をやる。
右手に収まる可愛らしい笑顔を見れば、眉を顰め冗談っぽく小さく呟く。)
自分の正義で自分が傷つくって、変な話ね。
あぁあ、嫌になっちゃう。
95:
早瀬翔 [×]
2021-09-26 18:41:16
……お前はそれでいいわけ?
(口ではそう言いつつも、何処か割り切った様子の彼女。強がっているのか本心なのかは知らないが、親しい人間から実際にそんな対応をされてしまえば、深かれ浅かれ心に傷がついてしまってもおかしくはない筈。自分が心身ボロボロになってまで、他人の安全を守るため正義を貫くこの現状。本当にそれでいいのか、本心を聞き出そうと相手の瞳を見つめた。)
96:
春風彩花 [×]
2021-09-26 19:38:53
……よく、ないよ…
でも…だからって本当の事は話せないし
ラブの“正義”を辞めるわけにもいかないわ…
ただ、笑ってなくても、正義なんて関係なくても、“私”を見てくれる友達がほしいって…思っちゃうのよ。
( 瞳を見つめられ、一間此方からも見つめ返す。そして一度視線を逸らせば、周りに聞こえないように小さく続ける。再度ストラップを握り締めれば、涙が溢れないように顔を伏せる。
魔法少女との二足のわらじ。それは2つの世界を生きる事。周囲から全てを支持されるのは難しい。魔法少女として応援される一方、期待や不安、魔法少女としての代償を担うのは紛れもない“自分自身”である。特に、表では観衆の“正義”を担っているからこそ自身への代償は重くなるのだ。
私生活でロクに羽も伸ばせず、気付けば魔法少女に侵食されているのも事実。今回の出来事はその結果のようなものだ。まだ、己との向き合い方を正しく理解していないのかもしれない。)
97:
早瀬翔 [×]
2021-09-26 22:07:31
……助けてあげよっか。
(今にも涙が溢れてしまいそうな彼女を前にして、ぼそり、そう口にした。ただでさえ少ないラブフラワーではない時間、春風彩花という一人の女子生徒の時間がこうして潰されてしまうのは流石に__。ライバルの抱く感情とは思えないが、これは一人のクラスメイトとしての、自分から彼女に対する思いであった。
彼女に出会ってから、何故か闇に堕ちる前の、純粋だった頃の感情ばかりが芽生えてくる。まるで、捨てた筈の濁りきった良心が、今になって光を帯び始めたよう。
最近の自分は自分らしくない、扱いに困るこの想いの処理方法を考えつつ、短く息を吐いた。)
98:
春風彩花 [×]
2021-09-26 22:35:02
…え?
…早瀬が、私を?
( 相手から洩れだした言葉に、溢れる前の涙をかろうじで拭い去れば、少し驚いたように伏せていた顔を上げ相手を見つめる。
最初、あれだけ目の敵にし鬱陶しがっていたのに…と助けるという言葉に一間理解が追いつかなかった。しかし、何だかんだ自分のわがままにも付き合い、こうして話を聞いてくれる彼はやはり優しいのだ と感じれば、宿敵ではなくクラスメイトとして彼がとても頼もしく感じられた。)
99:
早瀬翔 [×]
2021-09-27 00:16:03
要は春風の信頼を取り戻せばいいんだろ。
……俺はこれから、学校(ここ)を襲う。春風は"変身しないで"俺と戦え。
そうすれば不良疑惑の女子生徒から一変、突然現れた正体不明の悪役から皆を守るために立ち上がった救世主の出来上がりってわけ。
(右手首に付いた赤く光るブレスレット。それを相手の目の前へ掲げれば、周りには聞こえないよう数段階程声のトーンを落としてそう続ける。)
勿論手加減はするし、最終的にはお前側が勝つようにも仕向ける。犠牲者を出さない約束もする。悪い話じゃないだろ?
(ここまで話し終えると、どう?と首を傾けて一度相手の反応を伺う。彼女が戦わない選択肢を選べば自分は何時ものように学校を破壊にかかるだけ。どんな答えが帰ってこようと、この後学校を襲うことは確定しているらしい。)
やりたくないならやんなくてもいいけど……もし"変身して"現れた場合には遠慮なく暴れさせて貰うよ。
100:
春風彩花 [×]
2021-09-27 00:32:18
…え、は!?
ここをって、アンタ…
( 学校を襲うと聞くや否や反射的に声を上げるが、直ぐに口元を抑える。一先ず静かに話を聞けば“ 悪い話じゃないだろ?”と問い首を傾げる相手に、そうだけど…と視線を逸らしながら呟く。
確かにそうすれば在らぬ噂は消え、みんな自分の事を認めてはくれるだろう。しかし、本当にそんな事が可能なのか…と真剣な顔で考える。だが、犠牲者を出さない為にもその手に乗った方が良いのでは…
暫く考えても決断ははっきりとは纏まらず。それでも、今の状況を脱するにはともかく…。)
わ、 分かったわ……
(膝の上で握った拳を固くしながらも、相手の目を見つめてそう言った。)
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