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異能世界でぼくらは生きる-セカイはまだ終わってすらいない-(いのぼくのキャラと版権キャラのなりきりストーリー)/12343


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10623: 恋雪《ミユウ》 [×]
2022-01-24 22:42:03

レオン「あー、なるほどー、そういうことねー……(ジト目)」
アディシェス「…………(見るからに落ち込んでいる)」
レオン「……そこの子めっちゃ落ち混んでるけど平気?」
アディシェス「……機能は正常だ」
レオン「嘘だ……」

10624: 赤猫 [×]
2022-01-24 22:52:36

雪「けど…これはちょっと予想外だったかも。まさか、日向君がスカーレットちゃんに悪性を注ぎ込んで暴走させちゃうなんてね…あれは正直、私でも勝ち目は無かったかも」
ビビバスルカ「雪ちゃんでも勝ち目がないって、相当ヤバいんじゃ…」
雪「うん、だからこそ早めにケリつけたかったんだけど…相手は英王と共に世界を救う為に戦ってきた英雄の一人・熾天使ミュレスの転生者であり、陰陽師の中でも神童と呼ばれている最強の存在。そんなのが闇堕ちして暴走したとなっちゃ、勝機はほぼ0%なんですわ」

10625: 恋雪《ミユウ》 [×]
2022-01-24 23:16:29

レオン「…………うーん、悪性を何とかすれば多少力は削れるだろうけど……それでも焼け石に水だろうなぁ……どうにかこっちに有利なやり方でもちこんで短期決戦で何とかしなきゃほぼ無理だね」
辰巳「そんなこと出来んのか……?」

10626: 赤猫 [×]
2022-01-24 23:25:25

雪「うん、無理だね!今の状態じゃ完全にこっちやられるしこの世界終わるね!グッバイ!!」
結衣「は!?諦めるの早くない!?どうすんのよ、方法ないんじゃ勝ち目は…!」
雪「私は「今の状態じゃ」って言ったんだよ?大丈夫、まだ切り札は残ってる。そもそも、今回の特異点が起きた理由はあの子とのイザコザが原因だからねぇ…自分の尻拭いは、自分でしてもらわなくっちゃ困るよね」
こはね「それって、もしかして…」

10627: 恋雪《ミユウ》 [×]
2022-01-24 23:32:41

レオン「そ、これは沙月ちゃん達が何とかしなきゃこの世界は終わる……でもさ、これほんとに急がなきゃまずいんだよね」
辰巳「え?」
レオン「だって、スカーレットはもう『あのセカイに閉じこもってる必要はもうない』的なこと言ってたでしょ?……いつ仕掛けてきても、おかしくはないってことと解釈してもいいってことさ」
蘇芳「…………俺、先に帰っていい?」
空禪「ダメだ」

10628: 恋雪《ミユウ》 [×]
2022-01-24 23:32:43

レオン「そ、これは沙月ちゃん達が何とかしなきゃこの世界は終わる……でもさ、これほんとに急がなきゃまずいんだよね」
辰巳「え?」
レオン「だって、スカーレットはもう『あのセカイに閉じこもってる必要はもうない』的なこと言ってたでしょ?……いつ仕掛けてきても、おかしくはないってことと解釈してもいいってことさ」
蘇芳「…………俺、先に帰っていい?」
空禪「ダメだ」

10629: 赤猫 [×]
2022-01-24 23:37:14

音羽「…ん?あれ、でもおかしくない?」
杏「え、なにが?」
音羽「だって、バーチャルシンガーはセカイから出れないはずだよね。出れるとしても、電子機器を通じてじゃないと無理なはず。スカーレットのあの発言には矛盾があるんだよ」
雪「言われてみればそうだね…あのセカイから出れないのに、どうやって…」

10630: 恋雪《ミユウ》 [×]
2022-01-24 23:42:03

レオン「そこは私もよく分からないけど…………」
辰巳「だが、急いだ方がいいってのはあるかもしれねぇな……さっきは蛇王が割って入ったから何とかなったんだろうが……次に会った時にゃ、誰かが助けに入る前に皆殺しにされるって可能性すらある……」
レオン「……まぁ、がんばろう!!!」

10631: 赤猫 [×]
2022-01-24 23:53:44

雪「そうだねぇ。まっ、やらないよりはやった方がマシでしょ。とにかく、今はあの子を救う方法を…(すると、スマホから着信音が鳴る)おっと…ごめん、ちょっと電話出るね(少し離れた所で電話に出る)はい、もしもし。あぁ、かなめちゃん!久しぶり、どうしたの急に電話なんかかけて。え?今から?うーん…ごめん、ちょっとこっちも今仕事で異世界来ててさ。行きたいけど、結構やばい状況なんだよねー…うん、ほんとごめんね。それで、そっちの世界に来て欲しいだなんてどうしたの?何かあった───(すると、さっきまでの笑顔が一瞬で消え目を見開く)…え…嘘でしょ…?」
こはね「雪ちゃん…?」
雪「それ…本当なの…?じゃあ、そっちの世界にあの子が…?」

10632: 恋雪《ミユウ》 [×]
2022-01-24 23:59:56

レオン「……?」
アディシェス「……雪…?」

10633: 赤猫 [×]
2022-01-25 00:08:33

雪「…そっか、watchが…ごめん、こっちも今そっちに行ける状況じゃなくて…今すぐ行きたいんだけど、政府にバレでもしたらその子が危ないから…ううん、謝らないで。教えてくれてありがとう。かなめちゃん、あの子をお願いね。うん、それじゃあ(電話を切り、顔を俯きスマホを握り締める)…やっと、やっと見つけたんだ…」

10634: 赤猫 [×]
2022-01-25 10:07:00

杏「雪?何かあったの?」
雪「!(後ろを振り返り取り繕ったような笑顔を見せる)あ、あぁ、何でもないよ!ちょっと他の世界でゴタゴタがあったみたいでさ。いやぁ、ほんとびっくりするよね。最近連絡撮れてなかった子から連絡くると心臓が飛び出そうになるって言うかさー」
ビビバスMEIKO「…雪ちゃん、気のせいならいいのだけど…さっきよりもなんだか顔色悪くないかしら?」
雪「え!?な、何言ってんですかMEIKOさん!私は妖怪ですよ?体調崩すなんて有り得ませんって。そんなことよりも、今は世界を救う方が大事ですから!我等こそ世界に残されし唯一の希望、アイアムヒーロー!ハーハッハッハ!」
朱雀「なんかさっきより異様にテンションが高いですね…」

10635: 恋雪《ミユウ》 [×]
2022-01-25 10:15:25

レオン「……怪しい…………」
アディシェス「(首を傾げてる)」

10636: 有栖 [×]
2022-01-25 12:46:48

…まあ、深くは聞かないでおきましょうかby真尋

10637: 赤猫 [×]
2022-01-25 14:03:45

雪「まっ、そういうことで!とりあえず、今日はみんな体を休めること!後始末はこっちでなんとかしとくからさ。それじゃさらば!(アディシェスと共にセカイから消える)」
ROZレン「あ、行っちゃった…」
音羽「ほんとになんだったんだろ…」

10638: 恋雪《ミユウ》 [×]
2022-01-25 14:16:43

蘇芳「謎を残して消えてったな」
空禪「…………」
レオン「まぁとりあえず、みんな少し休まないとだね…………あー、なんか眠くなってきたー……」
辰巳「出来ることならアンタは暫く休んでてくんねぇか」
レオン「ヤダー、お給料減っちゃうーー」

10639: 赤猫 [×]
2022-01-25 14:30:21

彰人「てめぇは金銭面の前に自分の身体面を心配しろよ」

雪「(現実世界に戻ると、取り繕っていた笑顔が一気に崩れ、倒れ込むように壁によりかかる)っ…寄りにもよって、このタイミングか…」

10640: 恋雪《ミユウ》 [×]
2022-01-25 14:34:57

アディシェス「雪……やはりどこか調子が悪いんじゃないか……?」

10641: 赤猫 [×]
2022-01-25 14:42:41

雪「アディ君…ちょっと話したい事がある。けどその前に、ネットワークの接続を一旦切ってほしい。音声記録も無し、会話履歴も削除。今から言うことを、頭だけで理解して覚えていて欲しい。いまから話すことは諜報員としてでも相棒としてでもない、白野雪としての話だから」

10642: 恋雪《ミユウ》 [×]
2022-01-25 14:47:28

アディシェス「……わかった…(ネットワークの接続を切り音声記録・会話履歴のシステムも無効化する)……ネットワークも、記録システムも無効化した、話してくれ」

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